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平成29年決算審査特別委員会 名簿 2017-09-22
平成29年決算審査特別委員会 本文 2017-09-22

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  1. 木更津市議会 2017-09-22
    平成29年決算審査特別委員会 本文 2017-09-22


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時57分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(座親政彦君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  本日3日目となりますが、引き続きよろしくお願いいたします。  ただいまの出席委員数は8名であります。定足数に達しておりますので、これより決算審査特別委員会を開会いたします。  なお、鈴木議員、近藤議員が傍聴されておりますので、ご報告いたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(座親政彦君) それでは、早速審査に入ります。  まず、第40款土木費のうち、136ページから142ページまでの、第25項都市計画費から第30項住宅費についてご審査願います。  ご質疑願います。篠崎委員。 3 ◯委員(篠崎哲也君) おはようございます。  決算書の137ページの備考欄の4、草敷潮見線整備事業費1,300万円という、これについて質疑をします。  この都市計画道路なんですけど、たしか県道に平成27年頃だと思う、認定されたというふうに覚えているんですけれども、平成28年度はどんなことをやったのか、お伺いします。 4 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 5 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 委員おっしゃるとおり、平成27年12月に県道認定されております。この草敷潮見線(請西工区)につきましては、平成27年度から明許繰り越しした用地測量415万8,000円で実施しております。個々の用地取得面積を確定させたものでございます。また、本路線を上の方で横断する生活道路がございますので、そこの橋梁の詳細設計を961万2,000円で実施しています。  以上でございます。 6 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 7 ◯委員(篠崎哲也君) 用地測量とその上に立った橋の設計をした金額が、この金額ということよろしいですね。わかりました。  では、次の質疑を続けてやりますけど、この整備なんですけれども、県道ということなんですけど、市と県の方の役割というのが、私どもはよくわからないんですけど、どんな形でやっているのかお聞きします。 8 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。
    9 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) かねてから、本草敷潮見線都市計画道路については、県の方に県道として整備していただきたいということで、お願いしてきたところでございます。先ほどもお話ししたように、平成27年に県道認定されましたので、市が今まで現況測量や用地測量、道路詳細設計、こういうものを実施してきまして、これから用地取得及び本工事を、千葉県にて実施してくれることとなっております。用地取得につきましては、木更津市も協力して実施することとなっておりまして、県と用地事務委託契約を締結し、現在、用地交渉を実施しているところでございます。  以上です。 10 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 11 ◯委員(篠崎哲也君) 今のお話ですと、用地の取得と本工事は県が行いますよと、木更津市は用地取得に対してお手伝いをしますよということですね。では、ここの用地、地権者とか面積というのはわかりますか。 12 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 13 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 私どもが用地測量を実施しましたので、現段階で全体の地権者が17名、用地取得面積が約2万1,000平米となっております。  以上です。 14 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 15 ◯委員(篠崎哲也君) ここの道が通ると、本当に近くなるし便利なので、一日も早くという形で強く希望して終わりにします。  ありがとうございました。 16 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 17 ◯委員(石井徳亮君) 137ページの公共案内看板設置事業費2,338万2,422円ですけれども、こちらは説明書の方を見ると、トライビジョンとデジタルサイネージの管理業務という形になっているんですけど、これはトライビジョンの方が幾らとか、デジタルサイネージの方の管理が幾らとか、その内訳をまず教えてください。 18 ◯委員長(座親政彦君) 桑田都市政策課長。 19 ◯都市政策課長(桑田伸一君) お答えいたします。  まず、駅前のデジタルサイネージにつきましては、賃借料が972万円、保守に842万4,000円、電気料が39万5,972円でございます。続いて、金田のトライビジョンの方が、賃借料としまして370万2,672円、保守料としまして71万7,984円、電気料としまして5万8,114円、借地料といたしまして36万3,680円という内訳になってございます。 20 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 21 ◯委員(石井徳亮君) 内訳はわかったんですけれども、こちらの金田インター出口のトライビジョンについては、アクアラインをおりてきて、すごいイメージアップにはつながっていると思うんですけれども、駅前のデジタルサイネージについては、こちらの方の駅前庁舎の方に来るときとか帰るときに見ているんですけど、あそこで立ちどまって見ている方というのはほとんど見ないんですよ。ですから、あそこに置いておく価値というのが、ちょっと薄いような気がして、それなら、どうせもう用意してしまって、管理の費用をかけるんでしたら、例えば人が見るところに設置というか、移設をした方がいいんじゃないかなという気もするんです。例えば、この後ずっと話が出てくると思うんですけど、金田のバスターミナルの待合室の中とか、あと例えばJRの改札口の両脇のあたりとか、ホームとか、そういうところの方が効果的なのかなという気がします。だから、そんな形では、人が常に滞留するところ、歩いて行って通り過ぎてしまうところではなくて、立ちどまって何かしようとするようなところに移設した方が、効果が高いと思うんですけれども、その辺どうでしょうか。 22 ◯委員長(座親政彦君) 桑田課長。 23 ◯都市政策課長(桑田伸一君) ご指摘のとおり、なかなか立ちどまって見る方がいらっしゃらないということでございますが、私どもといたしましても、なるべくそういった方にも視認していただけますように、場面の切り替えを少なくして、ちょっとでも内容が把握できるような画面構成に努めております。また、今いただきましたバスターミナルにつきましては、平成29年度に1基つけてございます。また、駅の構内につきましては、また今後の検討ということで、ちょっと難しいかとは思いますが、検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 24 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 25 ◯委員(石井徳亮君) 検討していただけるという話ですので、いい方向に検討していただければと思うんですけれども、あと、どうせ設置してあるんだったら、昨年も申し上げたんですけど、人の目を引くような形、例えばデジタルサイネージの周りの路面の色を、そこだけ2メートル四方ぐらいのところを変えてみるとか、そんな形で、歩いていて何か変化しているんだなというふうに思わせるような工夫とか、そういったものがあれば、そういったものは余りお金がかからないと思うんですよ、こういう管理費なんかよりも。だから、お金は余りかけずに効果が高いものを工夫していただければと思いますので、よろしくお願いします。 26 ◯委員長(座親政彦君) 関連。草刈委員。 27 ◯委員(草刈慎祐君) 今、公共案内看板の話が出たんですが、いつもお伺いしているんですけれども、デジタルサイネージに関しましては、広告料が少ないという点があるんですが、逆にトライビジョンの方は広告を載っけたいという方が多いというふうに伺っております。それで、一昨日に現地調査、馬来田の道の駅に行かせていただきまして、集客が新しく見込まれるということですから、ぜひ木更津東インターをおりたそばに、道の駅利用者並びにインターを使ってくれる人に、新しく看板設置をしていただけたらと思っております。インターをおりてすぐ正面にゴルフ場の案内とかがあると思うんですが、たしかインターチェンジ付近では民間の看板が利用できないようなことも聞いておりますので、改めて公共のものを立てていただいて、しっかり広告料をいただきまして、きれいに、景観も含めてしっかり管理していただきたいと思っております。ですので、木更津東インターの方の看板を、新しく計画があるのかどうかお聞かせください。 28 ◯委員長(座親政彦君) 桑田課長。 29 ◯都市政策課長(桑田伸一君) 東インターの箇所については、今現在計画はございません。しかしながら、やはり今おっしゃったように、もう既に立っている看板もございますので、そういったものを整理するという意味合いからも、何らかの手当てはしなければいけないなと考えておりますので、民間の活用とか、あと、折り重なって景観上好ましくないものについては、指導をしながら、処理していきたいというふうに考えております。 30 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがでしょうか。草刈委員。 31 ◯委員(草刈慎祐君) ちょっと千束台絡みで2つ、お聞かせいただきたいと思います。  1点目なんですが、市税の方で少し伺ったんですけど、15ページにあります自動車取得税交付金の方で、市道が増えると交付金が上がるということですが、千束台が開かれて、市道が延長されると思います。その分の交付金がいただけることになると思うんですが、その期間ですね。議会承認前に市が譲渡されたときからスタートすると思うんですけれども、その譲渡されるのはまち開きされた時点なのか、あるいはもう既に譲渡されて市の方で管理されているのかをお聞かせください。 32 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤都市整備部参事。 33 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 市道の方は、まだこれから譲渡を受ける予定になっております。〔「いつ」と呼ぶ者あり〕ちょっと土木管理課の方で受けるものですから、現在、私もちょっと今把握しておりません。  以上でございます。 34 ◯委員長(座親政彦君) 小倉次長。 35 ◯都市整備部次長・土木管理課長(小倉富士雄君) 交付税の関係なんですけれども、6月議会と12月議会で市道認定をかけておりまして、それの成果を年度末に整理いたします。したがいまして、4月1日からの対象になります。  以上です。 36 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 37 ◯委員(草刈慎祐君) もう1点、千束台の方、先日、委員会の方で視察に行かせていただいたんですが、たしか公園も区画整理組合の方で整備いただきまして、市の方に移管されるということなんですけれども、その公園内に遊具等がなかったように見受けているんですが、遊具なんかはどういうふうになっているのか、お聞かせください。 38 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤参事。 39 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 千束台の土地区画整理組合から、公園の用地としていただくことになっております。その後、周辺の住宅の張りつき状況を見ながら、市の方で公園は整備してまいりますので、今後、遊具の方は検討をして整備をしていくという形になります。  以上でございます。 40 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 41 ◯委員(草刈慎祐君) 用地だけいただいて、市の方で整備というふうに今答弁なんですけれども、またもう開放されてから、あっという間に住宅が建ちますので、ほかの公園の長寿命化計画があると思うんですが、また新しい公園になると長寿命化計画が使えるかどうかもわかりませんが、その分の予算確保もお願いしたいと思います。 42 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。田中委員。 43 ◯委員(田中紀子さん) 決算書の141ページ、40の25の45、特殊地下壕対策事業費です。この特殊地下壕の現場に先日行ってきたんですが、そこへ行くまでの道がすごく細い道でして、市道なんですけど、車両規制0.5トンと書かれた標識があったんですが、0.5トンだと、救急車も消防自動車も行けないのではと思いまして、この規制は地下壕とは関係あるんでしょうか。 44 ◯委員長(座親政彦君) 小倉次長。 45 ◯都市整備部次長・土木管理課長(小倉富士雄君) ご質疑の現地に確かに0.5トン規制の標識がございますが、この標識が示す350メートルという表示がございますけれども、ここは道路ののり面が急傾斜であることや、狭隘な道路であることから、重車両の進入を規制する目的で設置されたものと考えます。したがいまして、地下壕との関係はないものと判断しております。  なお、現在はのり面、また地下壕の対策も完了しておりますことから、0.5トンの規制は現状に合わないというふうに考えておりまして、木更津警察署、また地元自治会と協議して、狭隘道路の通行の注意を促すような看板、そういったものに変える方向で検討したいというふうに考えております。  以上です。 46 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 47 ◯委員(田中紀子さん) では、確認ですが、地下壕の空洞の部分を埋めた、その上が道路になっているけれども、斜面は急だけれども、0.5トン以上で往来しても大丈夫な工事が終わったということでしょうか。 48 ◯委員長(座親政彦君) 小倉次長。 49 ◯都市整備部次長・土木管理課長(小倉富士雄君) そのとおりでございます。 50 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 51 ◯委員(田中紀子さん) 住民の方は、0.5トンのすごく古い標識だったので、ずっと0.5トンということで往来していたので、急に看板が変わって「大丈夫ですよ」と言われてもびっくりすると思うんですね。住民にきちんと説明を、こういう経緯があったということ、今後こうしてくださいというような周知をきちんとして、進めていただければと思います。  ちなみに、ほかにこのような0.5トンという道路はないですよね。 52 ◯委員長(座親政彦君) 小倉次長。 53 ◯都市整備部次長・土木管理課長(小倉富士雄君) 地元への周知については、自治会等の回覧板とかで周知をするように考えたいと思います。  ほかの地区なんですけれども、市内にはこれ以外に3ヶ所、重量規制のかかった標識がございます。畑沢2丁目の鯨橋、こちらが9トン規制、それから畑沢1410番地先の打越橋、こちらが10トン規制、それから富士見2丁目の富士見橋、こちらが1.5トンの規制、この3ヶ所がございます。  以上でございます。 54 ◯委員長(座親政彦君) ほか。石井委員。 55 ◯委員(石井徳亮君) 139ページの公園費の公園緑地管理事業費なんですけれども、こちらは公園の清掃とか除草業務協力金、除草業務委託とか、いろいろ項目があるんですけれども、これは太田山公園も含む金額なんでしょうか。まず、お願いします。 56 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤参事。 57 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) はい。太田山公園も含んでおります。 58 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 59 ◯委員(石井徳亮君) 太田山公園なんですけれども、ここは金のすずのシンボルとしても、例えば東日本大震災の後は、第二小学校の児童が、大震災が起きたら太田山公園まで走って逃げるというような訓練とかなんかもされたという話も聞いているんですけど、そういった木更津市のシンボル的な場所になっていても、状況的に相当手入れをしていなさ過ぎるみたいなふうに思って、金のすずの博物館の方から奥に入っていったところに展望台というところがあるんですけど、あそこも柵の先にもう背丈より伸びちゃっていて、展望しようがないような状況なんです。市民まちづくり塾という団体、自分なんかも、近藤議員なんかも一緒にやっていて、その辺なんかを草を刈ったりなんかしているんですけれども、有刺鉄線がさびたまま、ずっと昔のままが放置してあったりとか、管理しているような状況には見えないんですけど、そういった感じの管理とかというのはするんでしょうか。 60 ◯委員長(座親政彦君) 有住主幹。 61 ◯市街地整備課主幹(有住 聡君) 太田山公園については、草刈り等は業者に委託しておりまして、その中で、太田山は全体的に山でございまして、人の通る通路のすそ刈等を実施しておりまして、奥はもう除草がなされていないところは、委員がおっしゃるとおりでございます。今後は、そういうところでちょっと目立つような枝がございましたら、手入れをしていくようにいたしたいと思います。 62 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 63 ◯委員(石井徳亮君) きれいにしておくことが、例えばごみを捨てたりとかという予防にはなったりしますし、聞いた話によると、太田山公園の中で自殺された方がいらっしゃるというような話も聞いたことがありますので、きれいにしておくことが、まずイメージアップと、いい状態のまま維持ができる、その後については維持管理の費用が安くなると思うんですね、きれいにしておくことが。ですから、その旨、その後の都市公園安全・安心対策事業費の方にも関連してくると思うんですけど、そういった面について、またちょっとご検討いただければと思います。よろしくお願いします。 64 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。草刈委員。 65 ◯委員(草刈慎祐君) 140ページの土地区画整理事業県施行負担金ですか、金田西特定土地区画整理に伴う話なんですけれども、換地とか仮換地をされていると思うんですけれども、もちろん県ないしURが主導してやっていると思うんですが、その中で換地を行わなければいけない人たちの意見とか要望というのは、市の方で相談できるのか、それとも携わっていけるのか、それとも県とかUR主導ですので、市の方は、まず話ができるのかできないのかということを教えてください。 66 ◯委員長(座親政彦君) 野口主幹。 67 ◯都市政策課主幹(野口達男君) 今現在行われております金田西特定土地区画整理事業は、千葉県が事業者となって施行しております。仮換地等については、権利者とそれぞれの権利を変換していくというようなことになりますので、これは市の方からそれについて言えるような立場ではございません。  以上です。 68 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 69 ◯委員(草刈慎祐君) 市の方では意見が言いづらいということはわかるんですけれども、では、この公表期間というのは、1つの地域を全部確定してから公表できるのか、その前に1区画というか1件ずつ、仮換地が終わった時点で、地権者に「あなたの土地はこっちに移転しますよ」とかというのはできるのか、そういう公表の仕方がわかれば教えてください。 70 ◯委員長(座親政彦君) 野口主幹。 71 ◯都市政策課主幹(野口達男君) 公表については、事業者の方から、それぞれの権利者宛てに、換地単位で通知が行っているものと考えます。  以上です。 72 ◯委員長(座親政彦君) ほかはいかがですか。白坂委員。 73 ◯委員(白坂英義君) 中野畑沢線の桜井工区についてお伺いいたします。  ここについては、我々が議員になった頃から、かなり難しいということで、いつになるかわからないと。そういった中で、お墓の問題が解決して、平成28年だとか30年だとか言われてきたんですけれども、今になって、まだめどが立っていないと。そして、平成28年度で、用地の取得が区画はよくわかりませんけど3名、そして墳墓の移転補償ということで7名、そして物件移転補償ということで1名、というような実績があるんですけれども、あと、お墓の問題、そして土地買収の問題、どれぐらい残っているのか、お聞きをいたします。 74 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 75 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 桜井工区につきましては、非常に長い年月をかけて、やっているところでございますが、今の現桜井工区の進捗状況、平成28年度末の時点の進捗といたしまして、墳墓の移転が、全134基中111基が完了しております。進捗率は82.8%でございます。用地取得については、全2万7,244平米中1万2,240平米が取得済みで、進捗率は44.9%となっております。  以上です。 76 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 77 ◯委員(白坂英義君) では、その残りのめどというのは、どういうふうに受けとめていますか。 78 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 79 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 墳墓につきましては、今年度、11基から12基、今ちょっとお金の問題もございますので、調整をしているところですが、その程度の移転ができるだろうと。平成30年度、4から5基を行って、終了ということで考えております。土地につきましては、今年度、11筆3,600平米を予定しているんですが、今交渉中で、買えるかどうかがまだはっきりしていないところでございます。特に用地に関しては、議会質問にもございましたけれども、地元の方はある程度、事業のそういうものを理解していただいて、条件面で多少折り合わないところはありますけれども、頑張っていけば理解して用地売買に応じてもらえるものと考えておりますが、やはり、遠方の方につきましては、そういう事業自体についても、区画整理が頓挫したり、そういう話の中で、どちらかというと土地を持っていて高く売れればいいなと、そういうような認識を持った方がいらっしゃいますので、かなり難航しています。ただ、私どももこれについては用地、用地が終わったら今度は次に文化財もやらなくてはいけないので、やはり二、三年で何とか用地のめどを立てたいなと思っております。工事についても、やはりお金のつきようですけれども、2年から3年でやりたいなと。今正直申しまして、用地がめどがつかないと、工事もめどがつかないというのが正直なところなので、その辺を粘り強く頑張っていきたいなと、そう思っています。  以上です。 80 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 81 ◯委員(白坂英義君) 今年度で3,600平米とすると、あと1万1,000ぐらい残っていると思うんですけれども、これって何人ぐらいの方が取得されているんですか。 82 ◯委員長(座親政彦君) 関口主幹。 83 ◯土木課主幹(関口幸男君) 残りの人数ということでよろしいですか。〔「はい、そうです」と呼ぶ者あり〕平成28年度末までで36名中7名というふうなことなので、残り29名となります。  以上です。 84 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 85 ◯委員(白坂英義君) わかりました。かなりの方と折衝していかなければならないということで、かなり工事もやっていると思うんですけれども、できるだけ早く、皆さんが本当に君津の人たちも開通を待っていますので、大変でしょうけれども、よろしくお願いいたします。 86 ◯委員長(座親政彦君) ほか、いかがですか。三上委員。 87 ◯委員(三上和俊君) 中野畑沢線につきましては、この桜井工区が進まないと、次に話がそれこそ事業区間というのは設定できないと思いますけど、ただ、それを全て工事完了してから、中央工区というかな、あそこに移ると言うと、あと20年ぐらいかかってしまうんじゃないかなと思います。それで、いつの質問かわかりませんけど、アクアラインが開通して20年たったわけですよね。アクアライン開通と同時に、少なくとも木更津の中心市街地を結ぶ道路ができていたらいいんじゃないかなというふうに、いろいろ我々も考えたし、市もいろいろ考えたんだけど、あそこで反対運動が、ある政党とある方々が「反対、反対」と言って、16メートルがなぜ24メートルにするんだなんていうようなことで、大きな反対運動になって、手つかず状態になっているんですけど、あれは誰しも早くやらないといけないんじゃないかなという問題意識を持っているんですけど、そっちに移るというチャンスというか機会、それはどんなふうに捉えているのか、お尋ねさせてもらいます。 88 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。
    89 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 現在、都市計画道路に関しては、中野畑沢線桜井工区、それと金田の方に行って中野工区を今県が事業認可をとろうとしているところなんですが、その2つ。それと、貝渕工区といいまして、桜井工区の北側の部分ですね。そこについては、私どもも交通量調査等を行って、国道16号の交通の渋滞の緩和に非常に効果があるという貝渕工区を、まずやっていこうかというふうに考えております。その中で、桜井工区ができ上がった後に余りたつと、貝渕工区をやり始めると、その国道16号の交通渋滞がちょっと増すだろうということで、なるべく早くに貝渕工区も供用開始したいなと、そういう考えの中で、今、桜井工区を一生懸命やる中で、貝渕工区も並行してやっていくという考えのもとで、事業を進めているところでございます。  以上です。 90 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 91 ◯委員(三上和俊君) そうすると、今、貝渕工区はどんな状況なのか。それで、今言うと、あと20年じゃ、着手できないの、金田から中央工区というのは。ちょっと何か順序が違うような感じもするけど。アクアラインのインパクトを活かしたまちづくりという、大きな大名目がちょっとおかしいんじゃないかなと、こういうように思いますけど、もう一度確認させてもらいます。貝渕工区と中央工区の着手について。 92 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 93 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) まず、貝渕工区なんですが、基本的に今地籍の調査を行っているところです。用地を買うには、要はそういう土地の確定が必要なので、まずは、そこを今土木管理課の方で地籍調査を市内行っているところなんですが、貝渕工区のそういう事業の伸展を含めて、先んじて貝渕の地区をやっているところでございます。中央工区、確かに委員おっしゃるとおり、あそこも重要な路線であるということは考えておりますけれども、やはり全部手がけても多分できないということで、今私どもが都市整備部として、順序として考えているのが桜井工区、貝渕工区がある程度めどがついた時点で、中央工区に入っていきたいな、そう考えております。  以上です。 94 ◯委員長(座親政彦君) 補足で。渡部部長。 95 ◯都市整備部長(渡部史朗君) 今の説明にもありましたように、道路整備につきましては、やはり用地の取得の進捗が一番大きいものと考えておりまして、来年度は少し今の体制につきましても、強化できるように、また、外部委託も考えながら、用地取得に力を入れていきたいと思っております。中野畑沢線につきましては、やはり桜井工区の進捗を見ながら、新宿工区、それから貝渕工区と進めてまいりたいと考えております。 96 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 97 ◯委員(三上和俊君) 20年たちますと、反対していた人たちも亡くなったり、建てた店舗も、皆さんおわかりになるように、駐車場になったりして、結構、事業、お話しすれば協力してくれるような状況になりつつありますので、一番の言葉はアクアラインのインパクトを活かしたまちづくりという言葉を、やっぱり皆さん頭に入れた中で、西口の活性化を図った方がいいんじゃないかなと思いますので。そもそも私は中央工区をなぜ木更津市が、県と市とやったときに一番金のかかるところを木更津市が受けたかという、最初からそもそも疑問だったんですよ。この都市計画道路中野畑沢線は、3市にまたがってルート設定していますので、県に一番金のかかるところをお願いするという手もあるんじゃないかなと思いますけど、まだそれは早いのかどうか。また、全くそれを考えていないのか。私は考える必要が多分にあるんじゃないかなと思いますけど、どうなんでしょうかね。 98 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 99 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) ご意見、確かにそのとおりだと思います。ただ、今の状況なんですが、県にお願いしている草敷潮見線と中野畑沢線の中野工区、袖ケ浦に抜ける、あの2つを県に県道としてやっていただくという中で、県の実際の話が都市計画道路、木更津市のところだけ優先してそこだけやるというわけには、なかなかいかないと思います。ただ、私どもも今委員おっしゃったとおり、中央工区も大事で、市がちょっと手がつけられないような状況にあるのも事実でございますので、その辺は機会があるごとにその辺のお話も県としていきたいなと考えております。  以上です。 100 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 101 ◯委員(三上和俊君) 道路局と都市局が担当するというような中で、もし市街地を担当するということになると、市に来ていた小川さんか、小川さんのところがやる部分なんでしょう、中央は。今まではそういうふうな割り振りで、君津土木がやるところと、都市計画事務所がやるところと区別していたんだけど、今は君津土木だけになっちゃったのかどうかわからないけど、そういうふうに、もし今までどおりだったら、同じ県でも担当部局が違うわけだから、お願いすることはやぶさかじゃないと思うんだけど、その辺やっぱり状況をしっかりと把握した中で、我々は要望していく必要があるんじゃないかなと思いますけど、いかがでしょうか。 102 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 103 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) まず、今、小川元部長がいらっしゃったところにつきましては、木更津区画整理事務所という名前に変更になりまして、区画整理のみということで、君津土木に昔の道路部局の建設課、要は都市部局の街路課というのができたので、君津土木の方で両方、道路は行っています。今県にお願いしている草敷潮見線が道路部局、都市部局が中野畑沢線の中野工区と、1本ずつお願いしているところでございます。  以上です。 104 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。田中委員。 105 ◯委員(田中紀子さん) 140ページの備考欄の3、請西千束台特定土地区画整理事業補助負担金というのは、成果説明書で見たら、いろいろな工事のことだったので、もう今度まち開きをするので、今年度限りで終わりなんでしょうか。 106 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤参事。 107 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 負担金に関しましては、来年度の、700万円だったと思いますけれども、それで最後になる予定でございます。 108 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 109 ◯委員(田中紀子さん) 成果説明書では使い道が書いてあったからわかったんですが、その700万円も使い道がもうわかっているんですか。 110 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤参事。 111 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 事業計画にのっとって負担金をお支払いしていますので、やる内容は決まっております。  以上でございます。 112 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 113 ◯委員(田中紀子さん) 私は余り詳しくないのでわからないんですが、土地区画整理組合がこうやって開発したときは、いつもこうやって負担金で補助をしているのか、千束台だけだったのか、お聞かせください。 114 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤参事。 115 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 千束台だけではなくて、ほかの土地区画整理事業についても負担金はお支払いしております。 116 ◯委員長(座親政彦君) ほかはいかがですか。石井委員。 117 ◯委員(石井徳亮君) 138ページの都市下水路費の中の岩根ポンプ場改修費2,484万円が、これがシーケンサ更新という工事でちょっと見ているんですけれども、昨年の電動ディーゼル附属器のバッテリー交換で2,678万4,000円計上されているんですけれども、毎年結構2,000万円以上の費用が出ているんですけれども、これというのはずっとこのぐらいずつ出ていっちゃうんでしょうか。 118 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 119 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 岩根ポンプ場につきましては、大変古い施設でございまして、この施設につきましては、雨水のポンプまたはその起動するためのシーケンサというようなもの、または車でいうバッテリーのようなものということで、本体自体を取り替えるとなりますと、およそ数億円、建物も非常に老朽化しておりまして、この補修等も行うためにはやはり1億5,000万円から2億円程度というような中で、何とかごまかしごまかしやっているような状況でございまして、計画的に補修工事を、長寿命化等については処理場ではやっておるんですけれども、岩根ポンプ場につきましては、この長寿命化計画にない、補助対象となっていない施設でありますので、このような中で少しずつ、老朽化の状況または日常の包括委託の中で、故障等、または危ぶまれる等の報告を受けた中で、事故がないような対策を立てるべく、施設を選びながら補修をやっているものですから、一挙にやるのではなくて、毎年少しずつやっているという状況の中で、このような状況になっているところでございます。 120 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 121 ◯委員(石井徳亮君) では、その少しずつという金額が、この2,400万円ずつという金額になってしまうということでしょうか。 122 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 123 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 今回やっております工事も含めてなんですけれども、少しずつというような金額になってしまう中では、ポンプ施設場関係の費用につきましては、小さい補修等の工事については、包括委託の中で、少々の工事等についてはお願いしているところでございます。大きな事業となるものについては、私ども発注者側が施工することとなっておりますので、やはりこのような大きな金額が発生してしまうということになっております。 124 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 125 ◯委員(石井徳亮君) 了解しました。  それでは、非常に古いということを確認させていただきましたので、例えば、その辺の見きわめ、一気にやってしまった方が後々安くなってきて、結果的には安くなるのか、少しずつずっとこういうふうに2,000万円ずつ修繕していった方が安くなるのか、その辺の見きわめを慎重にかつ大胆に進めていって、判断していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 126 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがですか。草刈委員。 127 ◯委員(草刈慎祐君) 141ページの住宅管理費、市営住宅について、少しお伺いしたいと思います。  説明書71ページにありますとおり、平成28年度に関しましては、1団地6棟34戸の建具の修繕工事を行ったということで、もちろん長寿命化計画の中でやられたと思います。その上の項目で、修繕が行われております。全団地9団地で109件という件数の修繕が行われたというふうに書いてあるんですが、これは長寿命化計画を進めている中で、この109件という数字は想定の範囲だったのか、それとも、いざ運営している中でこれだけの修繕が必要だったのか、お聞かせください。 128 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼参事。 129 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) こちらの全団地、9団地の109件なんですけれども、これは日常で使用していただいている中で、給水管の漏水ですとか、あと、コンセントの交換とか、そういった細々したものの費用を充てているものになっていますので、長寿命化計画でやっていますものは、建具の改修ですとか、これから計画の中に入っています水洗化というような形で、建物の全体的なライフサイクルコストを抑えながら、寿命を延ばして、工事を平準化してやっていくという計画になっているものとは、若干違いまして、入居者の使い勝手に応じた形で、細々な修繕をもって対応させていただいているものになっております。  以上です。 130 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 131 ◯委員(草刈慎祐君) 建具の方に関しては、国費で長寿命化というふうで、何となく理解はしているんですが、こういう数字を見ますと、長寿命化計画を策定して進めていく中で、3年ぐらいがたっていると思うんですが、やっぱりこれ、計画は立てたけど、今言われた答弁のように、細々としたものがこれだけの件数出てしまうということがありますので、やっぱり前々から言われている、もう一度再配置を考えるなり、民間の住宅を借り上げるなりして、ほかの対応も、併用ではないんですけど、今後見越して考えていくというお考えはあるのか、お聞かせください。 132 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼参事。 133 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 昨年度、公共施設の再配置計画が決まりまして、市営住宅につきましては、20年後には全団地廃止ということで、それの代替はこれから詳細を検討していくというこことになっておりますけれども、その前に住宅課の方で持っています長寿命化計画の見直しが、来年度、平成30年度に見直しということになっていますので、その再配置計画を踏まえた形で、既存の9団地、もう既に4団地は廃止という方針は出ておりますけれども、残りの5団地につきましても、その細々した修繕をやっていきながら、長寿命化を全てやっていくのが合理的なのか、ある程度施設の数を集約していって、建て替えをしていった方が、細々した修繕が当分は発生しないということで、経費が軽くなるものなのか、あとは民間の賃貸住宅を借り上げるなり、家賃補助をしていくというような、いろいろなケースが想定されますので、それを今後検討していきたいというふうには考えております。  以上です。 134 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 135 ◯委員(草刈慎祐君) 本当にいい答弁をいただいたと思っておりますので、ぜひいろんな方の意見を聴いて、これから先はまた、この市営住宅が将来的には廃止になるような話もありましたが、この何十年かの間のことだろうと思っておりますので、ぜひ民間の力をフル活用していただきたいと、僕は思いますので、ご検討のほどをよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 136 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 137 ◯委員(田中紀子さん) 一、二年前に、入居者の高齢化率が結構高かったと思うんですが、やはり高齢化率は高いままだと思うんですが、上がっていると思うんですが、現状というのは、数字のことなので、大ざっぱでかまいません。もし難しかったらあれですけれども。長寿命化で建物ばっかり見ていって、何年後、何年後と言っても、今から20年後といったら、住んでいる人は何歳になっちゃうんだろうと、やっぱり入ってくる人がいれば、それも考えようだけど、そこの利用状況というところから、高齢化率をちょっと。一番高いところで69%とか何かあったと思うんですね。 138 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼参事。 139 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) ちょっとデータとしては古いんですが、3年ほど前の長寿命化計画を策定したときのデータになりますけれども、65歳以上の世帯の方が住んでいらっしゃるところは、東清団地が一番戸数が多いものですから、そちらの方で103人の方で、一番多い団地になっております。市内の市営住宅の65歳以上の方は48%ほどいらっしゃるということになっていますので、一般の木更津市の高齢化率よりも、多分15%ぐらい高い形になっております。実際住んでいらっしゃる方も、高齢の方が多いのは事実で、そこは今後、高齢者にも対応したような住宅というものを、考えていかなければならないというふうには考えております。  以上です。 140 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 141 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。  よく介護保険の中で、手すりとかつけられますよとありますが、市営住宅の場合はどうなんですか、そこら辺は。 142 ◯委員長(座親政彦君) 鳥飼参事。 143 ◯都市整備部参事・住宅課長(鳥飼能道君) 長寿命化計画の中で、バリアフリー化工事というものを予定しておりまして、その中で、玄関ですとか、廊下の方に手すりの設置というものは、計画の中には含まれております。ただ、ご存じのとおり、市営住宅がもともとの建物自体が古いつくりになっていまして、道路から玄関へ上がるまでが10センチ、20センチぐらいの高低差があって、なおかつ玄関の土間から床に上がるまで、30センチぐらいの高低差があるということになっていますので、根本的なバリアフリー化というのは、正直言って厳しい工事というか、ちょっと難しい内容になっています。ただ、少なくとも玄関の高低差でまたいで上がっていただくときの、安全の確保のために手すりをつけるとか、そういったものは長寿命化計画の中で今後進めていきたいというふうには思っております。  以上でございます。 144 ◯委員長(座親政彦君) ほかはいかがでしょうか。三上委員。 145 ◯委員(三上和俊君) 下郡大稲線、計画では毎年2,000万円ずつの支出予定になっていますけど、平成28年度のあれですと、1,800万円ということで、報告があるわけなんですけど、事業として、この事業は道路の形状が久留里線をまたぐと、あと2メートルあるいは3メートル高架にしなくちゃいけないと。久留里線を高架で3メートルの片側上げると、今度は久留里街道が平面でできないから、余計今度は久留里街道も上に行かなくちゃいけないとかということで、地元の方々は本当に、どういう形状で久留里街道と交差するのか、接続されるのかということで、心配もしていたわけなんですけど、この1ヶ月ぐらいの中で、ここの接続するところが準工だということで、都市計画法で言う準工地域、昔、パチンコがあったところ。あそこに何か企業が張りつくらしいんですよ。でありますので、多分、その企業も道路がどういうふうにかさ上げになるのか、今の道路のままでいいのか、拡幅されるのかという、心配があるかと思うんですけど、私のところにはそういう相談も来たんだけど、それは担当のところに行った方が一番だろう、俺もうそになっちゃうといけないからということで話をしたんですけど、この辺はもう既にコンクリート化された道路の接続形態というものになっているのかどうか、ちょっと確認させてもらいます。 146 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 147 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 下郡大稲線につきましては、委員言われたとおり、いろんなお話がございまして、一時はJRを高架で抜くと、久留里街道の平面交差は厳しいということで、その先に久留里街道も越して、そこからおりてくるような、そういう計画も一時期考えておりました。ただ、いろいろ精査した中で、久留里街道の方を1メートル弱、今年度でJRの高架の部分の概算の予備設計をやっているところなんですけれども、それに合わせてJRと協議を今進めているところです。そうしたときに、例えば、JRをもうちょっと下げてくれないかとか、いろんな話をさせてもらったんですけど、JRはやはり影響が大き過ぎるのでそれはできないという中で、では、ぎりぎりまで橋長を短くして、久留里街道との高低差を少なくすると。今、そこのせめぎ合いをやっているところで、実際が1メートル、もっと高低差を解消できると。70センチ程度で今考えているところです。70センチ程度だと、地元にちょっと申しわけないんですけど、すりつけさせてもらって、ちょっと上げさせてもらってという計算をしてもらうような形が、一番いいのではないかと、今考えているところです。  以上です。 148 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 149 ◯委員(三上和俊君) 一企業が心配でそういうふうに乗り入れるというか、接続する道路がどういうふうになるかという心配をしているだけじゃなくて、あそこに主婦の店というか、いろいろ何というか、施設がありますよね。そういう業者だけではなくて、結構、皆さんどういうふうになるか心配していますので、これについては、何か結果が出たら、いつ結果を出すんだか知りませんけど、何か周知する方法を考えているのかどうか。 150 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 151 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 当然、ある程度具体化したら、地元説明会も今考えているんですけれども、今年度そういうJRの橋の予備設計を行っているので、今後またもう一つの七曲川を横断する橋梁の予備設計もして、ある程度形が決まったら、今まだ正直地元に「こうですよ」と言えるような確としたものはできていませんので、それが準備ができ次第、地元にその辺については周知したいと考えております。  以上です。 152 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 153 ◯委員(三上和俊君) 地元に説明すると、その課題に、もう事業化するだろうということで、買収の心配というか、期待されちゃうとということなんだけど、久留里街道との交差というのは、みんなが心配していたから、七曲川のとんでもないところの橋の設計がどうだこうだは関係ないでしょう。だから、ここはここの中で、あそこの千葉信金というか、接続するところだけの形状が明確になったら、それだけで地元の皆さんに「こうなりますよ」という説明はぜひすべきだと思いますけど、いかがでしょうかね。 154 ◯委員長(座親政彦君) 白熊参事。 155 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) では、それについては、やはり地元の心配も多いということで、形状が決まり次第、地元に周知したいと考えています。  以上です。 156 ◯委員長(座親政彦君) ほかはいかがでしょうか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で土木費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。                                (午前10時56分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時58分) 158 ◯委員長(座親政彦君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開します。  次に、259ページから279ページまでの公共下水道事業特別会計について審査願いますが、その前に、宮澤次長。 159 ◯都市整備部次長(宮澤清美君) 下水道の方の特別会計が終わってからとも考えたんですが、皆さんの記憶の新しいときに。先ほど都市政策課の野口主幹の方から、金田西の区画整理事業の仮換地指定について、市が全くノータッチのような印象を受けられたとするならば、ちょっと違うということで、ちょっと説明させていただきたいと思います。  県施行でやっている中で、区画整理の審議会というものを県が設置しておりまして、そこにも事務局として、県と市とというような形で、それぞれの関係する委員とかの中で、一緒に会議に出させていただいたりとか、そういう形で、市の方も関与はしておりますが、個人の方の換地先についてどうだということについては、市の方で具体個別の関与はほとんどしていないというようなことでございます。  以上です。すみませんでした。ありがとうございます。 160 ◯委員長(座親政彦君) 理解いたしました。  では、斉藤参事。 161 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 先ほど、区画整理事業の負担金の関係で、田中委員の方からご質疑をいただきまして、市の方で全ての区画整理事業に負担金を払っているというふうに、私は申し上げたんですけれども、一部の区画整理事業では、お支払いしていない区画整理もあるということでございます。烏田では、負担金は市の方から支出はしていないということで、全てではないですけれども、負担金はお支払いは……。 162 ◯委員長(座親政彦君) 負担金をお支払いしていないところは、烏田の土地区画整理だけということですか。斉藤参事。 163 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 申しわけございません。今手持ちの資料でそこまでのものはないんですけれども……。 164 ◯委員長(座親政彦君) いずれにしても烏田は負担金を払っていないということですね。斉藤参事。
    165 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) はい。 166 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 167 ◯委員(田中紀子さん) どういう場合に負担金を出すかとか、そういうのが実はわからないので、また後ほど教えていただきたいと思います。 168 ◯委員長(座親政彦君) そういうことで整理をさせてください。  それでは、特別会計についてご審査願います。石井委員。 169 ◯委員(石井徳亮君) 268ページの雑入の金属くず売払収入の1万800円なんですけれども、これはどんなものを売ったんでしょうか。 170 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 171 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) これにつきましては、現在、長寿命化対策事業ということで、処理場内の各施設のものを撤去、修繕等を行っておるものでございますけれども、この際に発生した金属くずについて、売り払いを行った金額でございます。 172 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 173 ◯委員(石井徳亮君) ほかの自治体の例でちょっと見かけたものがあったんですけど、前橋市が不要になったマンホールを一般の方に売りに出したら、10枚売るのを、190人の方から申し込みがあって、通常1,000円で売れるものが、1枚3,000円で売れたという話があったので、何かそういったもので、マンホールの処分とかって、そういう定期的なものはあるのでしょうか。 174 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 175 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 新聞等で取り上げられた事項かとは思いますけれども、木更津市は残念ながら歴史的マンホールの形態をとった鉄ぶたがございませんで、鉄ぶた自体が、昔の形状でいいますコンクリート製のふたということで、需要的に余り欲しいような物品ではございません。現在、私どもで設置しておりますタヌキデザインのふた等については、拓をとらせていただきたいとか、またはこういうバッジがあるんですけれども、缶バッジみたいな形の中で、トミーだとか、ガチャガチャとよく言われている中にしたいとか、または今申し込み等で来ているんですけれども、販売として、今のマンホール女子だとか、趣味の方たちが欲しがるという例が非常に増えているということで、マンホールカードまたはこういう缶バッジ等のものを行っていこうということで、私どもはアピールとしても必要な事項と思っていますので、活用を図っていただければと思っております。  以上でございます。 176 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 177 ◯委員(田中紀子さん) 決算資料の47ページとか64ページなんですが、下水道事業受益者負担金というのが、不納欠損で終えたものと、滞納繰越分で収入未済であるのがあるので、例えば、47ページだと、平成15年度も5件まだ残っている状態で、かといって、不納欠損で終えたものは、また別の平成22年度でも不納欠損にしているとかあるので、もしかしたらお亡くなりになったりとか、相手がもうどこにいるかわからないというような理由で分けているのか、もっとほかの理由があるのか、お教えください。 178 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 179 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 受益者負担に関する不納欠損でありますものの中で、平成22年度が含まれているものについて、ご説明申し上げますと、これについては、滞納整理をする期間の関係がありまして、滞納整理を行う部分の中で、不納欠損処理をする5ヶ年、5年の期間を経過した場合は、請求する権利がなくなるという不納欠損の法律がございますけれども、その中で3月末に督促状等を送付いたします。そういった中で、その期間の関係から、1年、平成22年度分の最終年度末に送付されたもの、これが5年の経過をするものが、平成23年にかかってしまうということで、実際的な期間の収納業務の、法律の5年間の適用期間の関係で、平成22年が含まれるという表記になっております。ですから、本来で言いますと、不納欠損処理についてのものは平成23年の分、5ヶ年経過した分のみとなるものですけれども、平成22年度の賦課分が含まれておりますから、表記させていただいております。 180 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 181 ◯委員(田中紀子さん) ということは、47ページの収入未済の滞納繰越分で、平成15年度分5件とかあるのは、何度も「払ってくださいよ」と言っているから、延長しているということですか。 182 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 183 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 古い例で滞納繰越分になっておりますのは、財産の差し押さえ、また分納の約束、こういったものがございますと、時効の中断という期間が発生いたします。財産の差し押さえにつきましては、この解除がされるまで、ずっと引き続き残っているものになります。また、納付約束をされたものについては、納付約束をされた日から5ヶ年間は停止処分になりますけど、その後は執行が始まりまして、5ヶ年を経過すると不納欠損というような形。ですから、種類によって多少違いますけれども、古いものについては、財産差し押さえ等を行ったものが残っているという状況でございます。 184 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございますか。草刈委員。 185 ◯委員(草刈慎祐君) 市政の概要の167ページからお聞きしたいと思います。  単位負担金額が、第1負担区から第5負担区まであるんですが、これはまず何で単価が異なるのかを教えてください。 186 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 187 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 受益者負担金についての単価でございますけれども、受益者負担金制度が始まりました頃につきましては、人件費、資材、こういったもの等も安く仕上がる、末端管渠の整備の一部を負担していただく制度でございますので、安く建設が済んでいた時代の負担金、これについては500円程度という形になっております。その後、年代を増していくごとに、高度成長の中で、人件費はもとより、資材高騰、こういったものがだんだん膨らんできた中で、整備が遅れている部分、今進めている部分が一番最後の方の事業計画区域でございますけれども、ここを整備するに当たりましては、資材、人件費等を試算した中で、700円程度、実際的には4分の1程度という形をとっておりますので、この約4倍の費用がかかるわけでございますけれども、これについて、4分の1負担制度という形を木更津市はとらせていただいておりまして、条例等の制定の中で700円としておるところでございます。ですから、建設に係るコスト等が変わってきたというご理解をいただければと思います。  以上でございます。 188 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 189 ◯委員(草刈慎祐君) では、第1、第2、第3負担区までは、工事を終了されているということなのか、ちょっと確認させてください。 190 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 191 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 第1からスタートを切っておるわけでございますけれども、赤道だとか、地区の道路形状等、私道とか、そういったもの等がございまして、当初計画いたしました木更津駅周辺でも、まだ整備が残っている区域がございます。ただ、ほぼ80%、90%は終わっているという状況の中で、そこの部分だけ、後からやるから負担金を上げるということができないものですから、負担金制度自体の区域についての設定は変わっておりませんので、今現在整備を進めようといたしましても、その当時の整備費用の500円程度というもので執行することになると思います。  以上でございます。 192 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 193 ◯委員(草刈慎祐君) では、考え方として、受益者負担はもちろんそういう考え方もあるんですけれども、これだけ500円から700円の間で、時期によっては料金が変わってしまうんですけど、これを均等とかにするという考え方というのは、考えられないというか、あり得ないことなのか、答弁ください。 194 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 195 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 税の負担と同様でございますけれども、負担するという一度限りの受益者の負担という形でやっている制度でございますので、周辺の方たちが500円で整備をしたところ、それに対して、今、では700円かかるから700円くださいと言っても、なかなか公平性の観点からご理解はいただけないものと考えております。なかなか均一化は非常に難しい課題だと考えておるところでございます。  以上でございます。 196 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 197 ◯委員(田中紀子さん) 今、かかった人件費とか資材で金額が変わってきたというんですが、本当にわからないから聞くんですけど、千束台はどうなるんですか。千束台はもうこんなの関係ないんですか。 198 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 199 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 千束台土地区画整理事業につきましては、区画整理事業の中で公共施設等の整備費用を含めて事業費が組まれておりますので、私どもが費用として負担したものは、迎え入れをするための請西2号幹線というものを整備いたしました。これのみで、区画整理区域内については、全て事業者の負担となっております。  以上でございます。 200 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。三上委員。 201 ◯委員(三上和俊君) 公共下水道の終末処理場に、新川園のし尿をまだ入れている。もう入れていない。入れているということで、そういう時期もあったように聞いているわけなんですけど、そういうものについての、過去の話だということで確認させていただきますが、同じ木更津市の中でそういうことをやりくりしていたときに、きちっと処分代をもらったのかどうか、ちょっと確認させてください。 202 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 203 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 現在環境部が所管しております施設が、下水処理場内に建物としてありまして、ここの分岐流につきましては、いまだもらっておりますけれども、投入された実績は、昨年なくなっております。一昨年までの過年度の中で申し上げますと、確かに新川園し尿処理場で処理し切れないものについて、希釈はありますけれども、先に近藤議員の方から一度問いがございまして、説明したところでございますけれども、希釈をして下水の本管に投入する。それを投入した部分については、投入した量に応じて下水道使用料というような形で、環境部から公金振り替えという形でいただいておりました。現在は投入がございませんので、施設管理にかかわる電気料のみは徴収させていただいているところでございます。  以上でございます。 204 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 205 ◯委員(三上和俊君) では、またちっちゃい話で申しわけありません。水道料金と関連して下水道料金をいただいているということの中で、金田のアウトレットの方も、幾らか経費を削減するために、どのくらいの水量かわかりませんけど、井戸で賄っているという、法律に抵触しない、1インチだか2インチだかの井戸を掘って、木更津市の水道を使わなくて、流すだけは下水道に流しているというようなことの中で、きちっと報告は受けているのかどうか、料金をきちっと徴収しているのどうか、確認させてもらいます。 206 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 207 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 金田地区につきましての下水道処理につきまして、検針等で、先に三上委員の方から、井戸等の検針業務も委託したらどうだという中で、現在、検針業務等も木更津市のサービスセンター、こちらと契約して、検針業務等を行っておるところでございます。そのような中で、金田につきましても、この検針業務を行った中で、正確に把握しておるところでございます。これは井戸であっても、上水道を使ったメーターの併合徴収であっても、下水道については、出したものは全て処理するお金として、下水道は徴収するという方針の中、全ての料金はもらっているつもりでございます。金田地区で約5,500万円ほどの収入となっているところでございます。  以上でございます。 208 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 209 ◯委員(三上和俊君) では、立派な徴収体制でご苦労さまです。  そうしましたら、合併浄化槽というのがありますね。皆さんと環境部と全く違うんだけど、あえて言わせていただきます。これまでの投下した下水道の資本投下、それから受益者、世帯で結構です、そうすると公費で大体どのくらいのお金がかかっているのか。合併浄化槽で幾らか補助しているけれども、一応この場できちっと合併浄化槽の補助が妥当かどうか、あるいはどっちが安いとかなんて、よく言うじゃない。今、公共下水道でやるよりも、田舎は表流水と早く混ぜて管渠の方に、そっちの方がいいんじゃないかなんていう、合併浄化槽賛成論というか、拡大論があるんですけど、それを経費の中から確認させていただきたいと思うんですが、普及率とか水洗化率が書いてありますけど、相当今まで、昭和42年から始まったのかな、大体1世帯どのぐらいの費用になっているのか。1年間じゃなくて、トータル的に何か考えたことはあるのか、ちょっと確認させてもらいます。 210 ◯委員長(座親政彦君) 答弁できますか。佐久間参事。 211 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) トータル的に1軒当たりというものにつきましては、家屋があったりなかったり、受益者負担金は更地であってもかけたりしておりますので、1軒当たりというような形の中では非常に難しゅうございますけれども、建設費で申し上げますと、今までに管渠建設費が591億円ほど、ポンプ場設備で82億円ほど、処理場建設費に190億円ほどで、合わせますと今864億円ほどが、下水道の投資でかかってきた建設費になっております。ですから、これを割り込むという、世帯割りというのは難しいものになってしまいますので、投資をかけた金額としては以上になっております。このほか、これに伴います借入金をしておりますので、これの借入金に対する返済等も伴ってきますから、一概に幾らというような試算はちょっと今のところできかねますので、1戸当たりというご回答はできないものになっています。  それらの中で、あくまで参考でございますけれども、合併浄化槽と公共下水道の概略の比較というものをさせていただいております。この中で見ますと、浄化槽の法7条の検査、または法第11条の検査というようなものが、合併浄化槽については求められております。こういったものの検査で考えますと、10人槽以下で要ります7条検査が約1万円、合併浄化槽が約5,000円、これを合併浄化槽の5人槽という考えでしますと、維持管理が約1万1,000円程度、くみ取り・清掃等で3万5,650円程度、消毒費で9,000円程度、水質検査というもので4,000円程度ということで、年間で5万9,650円ほどがかかるのではないかと考えております。これに対する下水道使用料というものは、5人槽で幾ら、5人槽で何立米という計算ができませんので、単純に比較はできませんけれども、ほぼ同程度の金額になるのではないかと。大体8,000円ぐらいが1回当たりの公共下水道の方の一般家庭費用だと考えておりますので、これが6回になりますので、大体4万8,000円ぐらい。5万9,000円と4万8,000円ぐらい。公共下水道の方が多少安いのかなという感じも見受けられるところがございます。  以上でございます。 212 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 213 ◯委員(三上和俊君) 維持管理はいいとして、その864億円を、アバウトで結構です、世帯は大体どのくらいなの。本当にアバウトであれなんだけど、今水洗化率が86.89%。そうすると大体軒数はわかるじゃない。 214 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 215 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 現在の処理区域内になっております世帯数で考えますと、3万1,710世帯、人口で7万498名ほどが、下水道を使える状況となっております。これに対しまして、実際につないでいただいた方につきましては、人口として6万1,259名ほどが接続していただいておりまして、水洗化率が86.89%となっているところでございます。  以上でございます。 216 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 217 ◯委員(三上和俊君) では、本当のアバウトで、1軒当たり300万円ぐらいかかっているということだよね。だから、合併浄化槽は1軒当たり100万円出したって安いという、比較が言えるんじゃないかなと。また、世間で言われる合併浄化槽の方が効率がいいというのは、その辺じゃないかなということなんだけど、皆さんはそれを言われちゃうと困るから、余り864億円で3万世帯という数字しか言わないけど、割り算をやると大体どのくらいになるの。 218 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木副課長。 219 ◯下水道推進課副課長(鈴木陽一君) 今計算しましたところ、270万円ほどになります。 220 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 221 ◯委員(三上和俊君) 皆さんの質疑が先だったら、環境部の方でそれを聞かせて、もっと国・県、あるいは市、特に市街化調整区域の我々のところとか、まだ下水道が引かれていないところ、環境の維持と浄化のために、これぐらいの支出をお願いしたいと、こういうふうにお話しするんですが、前後しちゃいましたので、一応勉強のためにこの数字は覚えておきます。ご苦労さまでした。頑張ってください。 222 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。石井委員。 223 ◯委員(石井徳亮君) 271ページの公共下水道管渠改修事業費2,394万9,000円、こちらの方の説明書きですと、矢那の幹線仮設管の布設工事の方で2,365万2,000円やられている、ほとんどこれ1件で終わっているんですけれども、結局、この年にはこの1件があったから、ほかのものができずに、次の年に送ったという形なんでしょうか。 224 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 225 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 委員もご承知のとおり、幹線の方の事故に伴います復旧工事を行いました中で、やはり公共下水道の中で、繰入金に直接関係してしまうんですけれども、維持管理をする費用を余りかけ過ぎますと、下水道は、非常に財政が厳しい中で11億円から12億円という繰入金をいただいている状況の中で、なるべく影響しない、現状の繰入金を予算化している中で維持管理を行っていくという中で、やはりこの工事をかけてしまうと、ほかが手がかけられなかったという状況にあるものでございます。  以上でございます。 226 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 227 ◯委員(石井徳亮君) では、そのほかの、例えば予定されている工事というのも数多くあって、ほかのことと一緒で、優先順位をつけたものからどんどんやっていっているという形なんでしょうか。 228 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 229 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 委員のおっしゃいましたとおり、順序立ててという中で、まず突発的に起こった事故等の対応をまず最優先にいたしますけれども、あとは少量ずつではございますけれども、管渠老朽化または壊れた資産等について復旧するというようなことで、調査されて、壊れたものがはっきりしているものについては、優先的に修理を行っていくというような対策を立てているところでございます。 230 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 231 ◯委員(三上和俊君) 枝管の、どこに枝管を整備していくかというのは、なかなか皆さん、要望等があって、大変だと思いますけど、面積的には12から13ヘクタール、いつも網羅しているように聞いていますけど、この枝管のこの布設の順番というか、これはどんなふうに皆さんのところで決めているのか。早くしてくださいというところとか、あるいは密集しているところとか、いろいろあろうかと思いますけど、その辺どんなふうに考えているのか、確認させてもらいます。 232 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 233 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 枝線管渠の整備につきましては、これまで議会等でもご答弁申し上げましたけれども、既成市街地については、基本20ヘクタール整備を目標として考えております。このような中で、国の国庫補助金を活用した整備が、経済的な中で申し上げますけれども、一番有効的な整備方法と考えておりまして、国庫補助金の内容を受けました中で、整備を行いまして、補正等を行いました中で、残念ながら20ヘクタールに満たないという結果が出てしまっておりますけれども、基本事項といたしましては、人口の多い清見台地区または江川地区という、市街地の中でも人口の多いところを優先して、現在整備を進めておるところでございます。  以上でございます。 234 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 235 ◯委員(三上和俊君) そうすれば、当然、使用料も上がってくるから、皆さんの営業というか、事業はスムーズに拡大していくものということで、当然の話だと思いますけど、今後の、枝管じゃなくて真舟等の、需要というか要望があろう地区、そういうところについての、事業区域に編入するというのは、何年後なのか。特に真舟地区、もうみんなが諦めているんだか、なぜやらないのかということで、よくよく言われるんですけど、これは早くして大体どのくらいで事業区域になるのか確認します。 236 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 237 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 真舟地区の事業計画区域につきましては、先の中で、現在いらっしゃいませんけれど、宮木前議員の方からお話があった際に、お答えさせていただいているところでございますけれども、その後の経過の中で、木更津市の全体計画の見直し作業というものを、現在進めております。この全体計画の見直し作業を行った中で、下水処理場の施設規模、または受け入れ可能な雨水の量等の算定も行うわけでございますけれども、そのような検討をなされた中で、新たな区域編入というものを考えてまいりたいと思っております。ですから、現在の中では、いつというようなものは申せませんけれども、少なくとも、先ほどの受益者負担金の制定に伴う審議体等も考えねばならない中で言えば、3年から4年ぐらいには、検討に入る必要があるものと思っております。  以上でございます。 238 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 239 ◯委員(三上和俊君) 検討に入るのが3年後。その検討という言葉にちょっとあれしちゃったんだけど、検討はすぐできるんじゃないかなと思うんだけど。 240 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 241 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 失礼いたしました。検討自体は、この全体計画の中でも検討していくものでございますけれども、事業計画に入れるにあたっての下水道審議会、休止中になっておりますので、それの立ち上げから新たな審議員を決めていく、またはそういったものをかける手続、都市計画法の手続とかありますものですから、その検討に入って、そういう手続等を考慮しますと、二、三年の猶予期間は必要かなということで、お答えさせていただきました。申しわけございません。 242 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 243 ◯委員(田中紀子さん) 決算書268ページの雑入のところで、公共下水道工事等負担金と書いてあるんですが、負担金とあるけれども、節は雑入一括なんですが、負担金の項目になくてここというのは、ちょっとこれは特殊なものなのかなと思ったんですが、簡単にご説明ください。 244 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 245 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 下水道は現在、金田西地区の特定土地区画整理事業、これについて事業を進めておるわけでございますけれども、この事業の補助制度の下水道の補助、新市街地関連事業という国の事業補助の中で、下水道整備に当たりまして、市が行うもの、または事業者が行うものの区分が、比率が決められておりまして、これは各年度でそれぞれ配分が異なっているわけでございますけれども、最終額をもって60%と40%の国庫補助とする、単純に申しますと20%は国庫補助金、20%は市の負担、残り60%は事業者負担というような負担金の中で、その60%相当になる部分につきまして、毎年度精算行為を行いながら進めておる負担金の部分を、県の方からいただいているという形で、雑入扱いとさせていただいております。  以上でございます。 246 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 247 ◯委員(田中紀子さん) 県から来る補助金とか、そういう感覚だけど、負担金という名前だけど、雑入という……。どこかを経由しちゃうから、通常の負担金という項目じゃないのかというだけで理解すればいいんでしょうか。すみません。後でもいいですけど。後で財務に聞いた方がよろしいでしょうか。〔発言する者あり〕はい。ありがとうございます。
    248 ◯委員長(座親政彦君) ほか。石井委員。 249 ◯委員(石井徳亮君) 先ほどの管渠の改修事業についてのことなんですけれども、矢那の工事のところで、漏れてしまった原因というのが、アカデミアパークの中の流量が想定したよりも少なくて、ガスがたまって、そのガスによって腐食したんじゃないかという話を聞いたんですけれども、今後、管渠の整備が進んで、例えばその先、人口減少が進んで、使用する方々がどんどん減ってきた場合に、そういう空間ができてガスが発生して、同じような形で管が腐食するような案件というのは予想されるんでしょうか。 250 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 251 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 腐食におきましては、矢那幹線につきましては、特殊な下水管でございまして、通常で言えば、自然流下というようなことで、そのまま流下をしている部分について、アップダウンだとかを考慮しない、ただ下に下がっているというような形の流れ方をしておりますので、硫化水素が全くゼロというわけではございませんけれど、発生量が非常に少ない。それに対しまして、矢那幹線につきましては、アカデミアパークの中のアップダウンを経由して、ほぼ圧送状態、圧力を加えて送っているという状況の中で、特に発生量が非常に多くなるという事例が見られている中で、材質も鋳鉄管ということで、鉄があったものですから腐食が進んでしまっていると。現在進めております公共下水道の中で言いますと、全てが大体塩ビ管で整備されております。ですから、腐食性に対しても、耐塩性に対しても強い管渠になっておりますので、こういったものは少ないかなとは思っておりますけれども、ただ、幹線につきましては、やはり推進管とかコンクリート製のものがございます。これについては、経年の中で注視してまいりたいと思っておりますけれども、現在のところ、硫化水素による腐食破損というものは確認されてはおりません。  以上でございます。 252 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 253 ◯委員(石井徳亮君) 矢那の下水管自体が全部が仮設なんですけれども、例えば、バイパスがずっと来たときに、そっちの方に本来あるところに戻すときには、塩ビ管になるんですか。 254 ◯委員長(座親政彦君) 佐久間参事。 255 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 現在、材質等、また施工方法等、検討を進めておるものでございますけれども、鋳鉄管でも中がポリ粉体というポリエチレンでやっているもの、またはポリ管自体というものもございます。こういった材質等についても、施工単価または材質単価、こういったものによって工事費も変わってきますので、現在精査を進めておるところでございますけれども、どのような対策が一番望まれるかというものもございますが、矢那地区につきましては、水洗が整備されたら、自然流下管を入れるという地元の約束でもございますので、その整備もにらんだ中での検討も必要になるかと思っております。  以上でございます。 256 ◯委員長(座親政彦君) ほか、よろしいですか。三上委員。 257 ◯委員(三上和俊君) 72ページ、成果説明書。下水処理場汚泥処理業務委託ということで、1億400万円か、支出されています。質疑は、何ヶ所かに分けて、残土の関係を聞いているわけなんですけど、これの大半を持っていって固化すると、今回条例で言われている再生土ということになるのかどうか。この委託先はどういうところで、大体どんなふうに最終的になるのか、ちょっとご説明いただきたいと思います。我々が再生土の勉強をしたときに、下水道汚泥なんかを固化してというか、ちょっと手を加えてやるものが、再生土の大半だと、こういうふうな説明を受けているわけ。再生土の説明では。皆さんの発生する方々はその辺のところを認識しているのかどうか。今、この行き先はどんなふうになっているのか、どんな処理の形をしているのか、ちょっとご説明いただきたいと思います。 258 ◯委員長(座親政彦君) 委託先と認識でよろしいんですか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕佐久間参事。 259 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 汚泥についての処分の委託先でございますけれども、これは太平洋セメントと、袖ケ浦にありますエコシステムジャパン、こちらにつきましては、汚泥を燃やした灰を利用する形の、太平洋セメントについては、そのとおりセメント材料に混ぜる材料として灰を使っております。一方、中では焼却灰を路盤材に、正確な最終製品まではわかりませんけれども、骨材等に再生していると聞いておるところでございます。ですから、委託先としては、この2社、ものとしてはセメント材料または骨材というような形で、聞いておるところでございます。 260 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 261 ◯委員(三上和俊君) ぜひとも、こういうときですから、我々も興味がありますので、ぜひそのものを取り寄せて、28日までに議会に届けていただきたいと、こういうふうにお願いいたします。委員長、ひとつお手配を。 262 ◯委員長(座親政彦君) 要望でございますが、大丈夫でしょうか。佐久間参事。 263 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) セメントの取り寄せと製品取り寄せということで、よろしゅうございましょうか。 264 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 265 ◯委員(三上和俊君) 今回再生土を残土として市の条例で入れるわけ。おたくの関係じゃないところの環境部の条例で。それで、みんなものがわからないで反対しているわけですよ、私も。産廃をそもそも固化したりなんかして、いいものが出てくるわけがないじゃないかと、こういう話の中で、ちょっと現物を見てみたいということで、特に再生土の中の汚泥の関係の再生土。 266 ◯委員長(座親政彦君) 渡部部長。 267 ◯都市整備部長(渡部史朗君) ちょっと説明させていただきたいんですけど、今、佐久間参事が話しているのは、下水を処理した後のものなんですけれども、再生土として使うものは、主に下水道工事とかで出てくる汚泥を固化処理して使ったものなんですね。ちょっとそこら辺が違いますので、サンプルとして出せるというのは、できればそういった下水道工事とかで出た汚泥を固めたものとかでは、サンプルとかあると思うんですけれども。 268 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 269 ◯委員(三上和俊君) それは改良土と言うの。改良土。コンクリートをぶっ込んで、改良して固めたやつを改良土。再生土という認識があるから、執行部の皆さんもこの際勉強した方がいいと思うよ。 270 ◯委員長(座親政彦君) 渡部部長。 271 ◯都市整備部長(渡部史朗君) では、ちょっとそこら辺は環境部とどういったサンプルを出せるかを検討して、お示しできるものを用意したいと思います。 272 ◯委員長(座親政彦君) ほか、よろしいですか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 273 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で公共下水道事業特別会計の審査を終わります。  委員の皆さん、ちょっとお諮りいたします。時間が早いようだったので、消防を呼んでありますが、やってよろしいですか。          〔「はい」と呼ぶ者あり〕 274 ◯委員長(座親政彦君) 答弁席入れ替えのため、暫時休憩します。                                (午前11時44分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時45分) 275 ◯委員長(座親政彦君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。  142ページから144ページまでの、第45款消防費についてご審査願います。  早速ご質疑願います。草刈委員。 276 ◯委員(草刈慎祐君) ちょっと統合についてお聞きしたいんですが、やっぱり今は広域でという話があると思います。そういった中で、今後、とりあえず近隣市での統合なんかは考えられるのか、お聞かせください。 277 ◯委員長(座親政彦君) 前田消防総務課長。 278 ◯消防総務課長(前田 茂君) 委員のご質疑なんですけれども、平成20年2月25日に、千葉県が千葉県消防広域化推進計画を定めております。その計画では、袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市及び安房郡市消防本部を1つの消防本部にするよう計画されております。本市といたしましては、安房郡市消防本部と組む消防本部については、地域性などから賛成できかねると、千葉県に回答してございます。君津地域、袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市の消防組織の合併を一番と考えますが、各市の温度差もございます。袖ケ浦市は消防組織の合併に消極的、君津市と木更津市におきましては中間的、そして財政状況の厳しい富津市におきましては合併に積極的な立場でございます。また、この君津地域4市におきまして、年に1回ほど、消防広域化検討委員会を設け、協議検討しているところでございます。  最後に、私見ではございますが、最大限に消防広域化のスケールメリットを享受するのであれば、ちば消防共同指令センターに加盟する20消防本部で合併する方が、消防本部の規模を拡大し、行政・財政の運営効率化、基盤の強化が図られると思っております。  私からは以上でございます。 279 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 280 ◯委員(草刈慎祐君) 今、ちば消防共同指令センターのお話が出たんですが、それに伴いまして、この近隣市の出動、例えば近隣市に近い方の木更津から君津とか、袖ケ浦から木更津に応援に来てもらったとかということがあると思うんですけれども、そういうデータがありましたらお聞かせください。近隣市の相互関係について。 281 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 282 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) 隣接応援の関係でお答えいたしますが、まず、平成28年度のデータがございますので、こちらのデータをもとに述べさせていただきます。  まず、緊急出動で隣接他市への応援出動についてお答えします。  応援出動は合計32件でございます。内訳につきましては、君津市への応援が18件、袖ケ浦市への応援が13件、市原市への応援が1件でございました。  次に、本市へ受援として出動していただいた件数ですが、合計で57件ございまして、内訳につきましては、君津市から19件、袖ケ浦市からの受援で35件、市原市からの受援が3件でございました。  また、火災出動は、応援・受援出動とも0件でございます。救助出動につきましては、袖ケ浦市からの受援が1件ございました。  私からは以上でございます。 283 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 284 ◯委員(草刈慎祐君) では、その出動をするに当たって、今、電話は千葉で受けて、千葉の方から、近いところに応援をして、空き情報とかを全部把握してやっているということなんですか。それをもう一度聞かせてください。 285 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 286 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) 応援・受援の関係ですけれども、これは平成25年4月1日にちば消防共同指令センターが運用開始となりまして、隣接市町村応援の実施要綱という取り決めがございます。その中で、まず要件といたしまして、消防本部に出動可能な消防隊がない場合における災害、次に、消防本部に出動可能な救急隊がない場合における救急出動、そして、最後に傷病者の119番着信を受け付けいたしまして、これは重症度が高いぞと、そういったときには、救命に不可欠な関係でございますので、隣接で最も近い救急車が滞在していれば、その救急隊を出動に抽出をしているところでございます。  私からは以上でございます。 287 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 288 ◯委員(草刈慎祐君) 今、ちば消防共同指令センターの方に木更津市から何名か派遣というか、そこに行っていただいていると思うんですけれども、木更津から何名ぐらい行って、その方たちは何年ぐらい向こうで勤めていられるのかがわかりましたら、教えてください。 289 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 290 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) お答えいたします。  当市からは4名の者がちば消防共同指令センターに出向しておりまして、1名は副班長として、3名が通信員として、副班長の職務については任期は2年間、119番を受ける通信員ですが、この者については3年間が任期となっております。  私からは以上でございます。 291 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。石井委員。 292 ◯委員(石井徳亮君) 143ページの消防団員関係費なんですけれども、消防団員健康管理関係費8万4,348円、これは昨年は30万6,720円で、大分減っているんですけれども、どんなものが減ったのか。不用になっているのかわからないですけど、ちょっとその辺を教えてください。 293 ◯委員長(座親政彦君) 石井警防課長。 294 ◯警防課長(石井和成君) 当初、平成28年度は50名で予算を組んでおりましたが、市民部の方から、市の健康診断を実施するよう依頼がありまして、29歳以下で消防本部として募集をしましたところ、11名の希望がありましたので、減額となっております。  以上でございます。 295 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。田中委員。 296 ◯委員(田中紀子さん) 救急救助業務費なんですけれども、119番に電話して、つながったときからの平均所要時間ですね。木更津市消防本部調べで、現地までに到着というのは、平成27年で8分42秒と教えてもらったんですが、現場出発まで、それから病院収容までということで、平成28年度はどんなふうに改善されたのか教えてください。 297 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 298 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) お答えいたします。  質疑についてでございますけれども、平成27年度の覚知から現場到着までの時間ですが、8分42秒を要しております。平成28年は9分12秒、こちらは30秒時間が増しております。次に、覚知から現場出発までですが、平成27年は32分30秒、平成28年は34分42秒、こちらは2分12秒時間が増しております。終わりに、覚知から病院収容までですが、平成27年が45分36秒に対しまして、平成28年は48分06秒、3分30秒時間が増しております。  私からは以上でございます。 299 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 300 ◯委員(田中紀子さん) 長くなっちゃっていて、原因は何だとお考えでしょうか。 301 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 302 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) 覚知から現場到着までの時間が30秒増加しておりますが、要因といたしましては、地域を管轄する救急隊が活動して、出動中ということになりますが、ほかの出動可能な救急隊が出動しますので、例えば、富来田の救急隊が金田地区に出向くというケースも多々ございます。その関係で所要時間が増加したと見込まれております。  私からは以上でございます。 303 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 304 ◯委員(田中紀子さん) 救急が足りないということでしょうか。出動回数が増え過ぎちゃって、賄い切れないのか。いや、いつもと同じぐらいの出動回数なんだけれども、同じ時間帯にやることが多くて、出払っていて遅くなっちゃうというのか、どっちでしょうか。 305 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 306 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) 平成28年度をもとに申し上げますけれども、比較的にこの年は軽症者の方が非常に多かったわけですね。軽症者が、これは語弊がございますけれども、緊急度・重症度を決めますのはご本人、ご家族でございます。要するに救急車がそれだけ需要として引かれてしまいますので、すなわち、管轄する地域の救急隊以外の救急隊が出向いていく関係もございますので、時間を要するという要因にはなっていると考えております。  以上でございます。 307 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 308 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。  では、全医療機関への受け入れ不能回数はどうだったのか、また、そのうち君津中央病院への受け入れ不能回数は、平成27年に比べてどうだったんでしょうか。 309 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 310 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) お答えいたします。  まず初めに、全医療機関の受け入れ不能回答回数についてお答えしますが、平成27年と比較しまして、こちらは4,139回でございました。平成28年は4,142回と、パーセンテージ的には1.00%なんですが、3回ほど多くなっております。  続きまして、君津中央病院の受け入れの不能回答回数ですけれども、平成27年は1,061回でございます。平成28年は1,066回。比率として1.00%なんですが、5回ほど数は増えております。  続きまして、君津中央病院の最終的な受け入れ不能回答回数ということになりますが、平成27年は867回ございまして、平成28年は884回、こちらは1.02%、17回ほど増えております。  私からは以上でございます。 311 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 312 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。市民部の健康推進課の方とか、そっちの話だと受け入れているというようなことがあるんですが、やっぱり消防の方から見ると難しい、受けて入れてもらえないというのも結構あるのかなということがわかりました。また、これは今後見ていきたいなと思っております。いつもありがとうございます。 313 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。白坂委員。 314 ◯委員(白坂英義君) 今のに関連して。要は現地に着いて、その患者さんなりを見て、病院に行くまでの搬送時間というのは、平成27年度、28年度を比較しても3分ぐらい延びているということで、以前、私もこのことについては、搬送システム、千葉県なんかはやっているんですけれども、こういったものを採用してくださいとかいう話の中で、救急車の中にタブレットを導入して、それを見ながらやっていく。検討していきますというような話を伺ったことがあるんですけれども、そのタブレットとかそういうのは導入しているんですか、していないんですか。 315 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 316 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) お答えいたします。  現在の救急の方ですが、タブレット方式は活用はしておりません。携帯電話を使用していますので。よろしくお願いします。
     私からは以上でございます。 317 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 318 ◯委員(白坂英義君) じゃあ、消防として、搬送時間の短縮に向けて、どういったことを取り組むんですか。 319 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 320 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) 実際、具合の悪い方を救急車内に収容いたしまして、それからは救急隊が当直の病院、あとは家族の希望、本人の希望先の病院とかも告げられますので、そういった要望にも応えつつ、病院選定を行っているところでございますが、何せ電話連絡をして、診察しますよという話でないと、うちの方も病院まではたどり着けないわけで、そういったところで、何を一工夫したらいいのかと考えたときに、まず、救急車が現場に着きますね。それから、いろいろな具合が悪い方の情報をとって、血圧をはかったりだとか、体温をはかったりとか、そういった医療側に提供するデータをとらせていただいて、できるだけ早く、まず救急車の中に具合の悪い方を搬入してあげる。それから、病院交渉ということになりますので、今の取り組みの姿勢、病院の医療体制がどうこうというところはのけますけれども、最終的には早い収容というところが、短縮につながるのではないかと考えております。  私からは以上でございます。 321 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 322 ◯委員(白坂英義君) だんだんと搬送時間が延びていっているので、各自治体でいろんなシステムを考えて、取り入れてやっていますので、ぜひ木更津市もそういったものを、そういうシステムがあるので、それを採用するだけなので、まあ若干お金はかかるんでしょうけれども、お願いしたいと思います。  では、次に、もう1点すみませんけれども、PA連携ということで、今、要は救急車がちょっと遅れる、そのかわりに消防車が先に行って、救急患者を支援というか、援助をするというのがあると思うんですけれども、このPA連携について、平成28年の実績を教えてください。 323 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 324 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) 平成28年のPA連携の実績として、回数といたしましては983件となっております。  私からは以上でございます。 325 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 326 ◯委員(白坂英義君) では、消防隊員の方が先に行くわけですよね。そうしたときに、やはり救命援助、要は救急隊員と消防隊員ではやっぱりちょっと違うと思うんですけれども、消防隊員の救急支援ができる体制、要は資格を取ったりとか研修をしたりとかという、そういったのはどのようになっていますか。 327 ◯委員長(座親政彦君) 戸田副署長。 328 ◯消防署副署長(戸田徳雄君) お答えいたします。  消防隊員の救急の資格というようなお話で捉えさせていただきましたけれども、消防隊の救急資格についてなんですが、消防隊には救急救命士は乗っておりません。ただ、消防学校に入校しまして、250時間という時間を費やしまして、救急課程を修了した職員を配置しておりますので。また、全職員が応急手当指導員となっておりますので、消防隊が先にその現場に着いたとしても、人工呼吸をやったりとか、心臓マッサージをやったり、あるいはAEDを使用するということは、遜色ない行為として取り組みができております。  私からは以上でございます。 329 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 330 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で消防費の審査を終わります。  ここで午後1時10分まで休憩いたします。                                 (午後零時03分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時04分) 331 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、第50款教育費の審査をお願いするわけでございますが、2回に分けさせていただきたいと思います。最初に、教育費のうち、144ページから154ページまでの第5項教育総務費から第20項幼稚園費についてのご審査をお願いします。  それでは、ご質疑願います。田中委員。 332 ◯委員(田中紀子さん) 教育費全般について、特に中学校費なんですが、そのことについてお聞きします。  平成27年度9月補正で、10%マイナスシーリングの当初予算に対して、教育費は15%減の決算となりました。教育費から耐震工事や改修工事、扶助費などを差し引き、比べてみると、平成27年度の決算と比べると、中学校費のほかはさほど変わりがありませんでした。中学校費はそれらを差し引いても、平成26年度、27年度、28年度と毎年顕著に減額された決算となっているので、さぞかし現場は厳しかったと考えます。毎年必要な消耗品などは、地方自治法の210条の予算総計主義の原則からいっても、おかしなようなんですが、ぜひ当初予算に盛り込んでほしいと思いますが、どうなのかお聞きしたいところで、まず、以前、校長会からやりくりが大変だと要望が出ているということでしたが、小中学校からの要望ですね。これはどんなものが上がってきているのか、現状をお聞かせください。 333 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 334 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 小中学校運営費に係ります消耗品費、パソコンのトナー、印刷機のインクにつきましては、委員おっしゃるとおり、7月に実施しております校長会及び各学校長のヒアリングの際に、増額要望を受けているところでございます。  以上です。 335 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 336 ◯委員(田中紀子さん) それを毎年12月補正にしているのでしょうか。 337 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 338 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 委員おっしゃるとおり、12月補正で計上し、予算化をしているところでございます。 339 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 340 ◯委員(田中紀子さん) ということは、経常的にこのぐらいは必要だという分量が、きちんと4月当初の予算に入っていないというのが現状でしょうか。 341 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 342 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) おっしゃるとおりでございます。 343 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 344 ◯委員(田中紀子さん) それは、総計予算主義からいって、やはり考えた方がいいと思われます。12月補正の消耗品、トナーなどは、児童・生徒数が少ない学校、多い学校といろいろありますが、それは子どもたちの人数で案分して配っているのでしょうか。 345 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 346 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 運営費の消耗品につきましては、学校割、人数割、65%、35%の比率で配分しているところでございます。  以上です。 347 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 348 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。少しは生徒数の少ないところ、多いところも考えているのかなと思うんですが、明らかに何十倍も違うような学校と同じように配るのはどうかなと思ったんですが、やっぱり平成27年度の9月補正で10%マイナスシーリングで予算化したので、その後、12月補正で毎年経常的に使うものを計上していた場合は、平成28年度の予算に入ってこないわけです。だから、やっぱりだんだん減額されているような状態が見えてきたのかなと思います。  この3日間の中で、財務部にも問い合わせをしたら、経常的に必要なものは当初予算に入れるのが基本ということでした。ですから、来年度予算にはぜひ、今まで12月補正で入れていたものはきちんと、必要なものなんだから、当初予算に組み入れるようにしたらいいと思うんですが、いかがでしょうか。 349 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 350 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 今度、増額要望を受けたものにつきましては、教育部内において、精査の上で、総合的に判断し、計上していきたいと思っております。  以上です。 351 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 352 ◯委員(田中紀子さん) いつも財政をいろいろ見させてもらっているのですが、往々にして教育部の予算というときはざっくり。あんまり数字が変わらないんですよ。やっぱりもうちょっと現場をきちんと見て、現場に合った数字をきちんと立てて、それに合わせて執行していくということを、よろしくお願いいたします。 353 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡課長。 354 ◯財政課長(鶴岡賢一君) ただいまおっしゃった中学校費ですけど、財務としては、もちろん4月当初予算に適当な金額は見込まれているものと認識しております。ただ、毎年12月でそういう補正がということであれば、岩埜次長が今答弁しましたが、そちらも当初予算が必要であれば、要求していただいて、私どもの方で査定をさせていただきたいと思います。  以上です。 355 ◯委員長(座親政彦君) では、関連。三上委員。 356 ◯委員(三上和俊君) 教育委員会では、それは個人名を出しちゃいけないけど、今、どこかの部長がその時期に病気になって、ちょっとトラブルになったことがあるじゃない。何だか、そういうようなことでトラブった経緯があるんだよ。だから、田中委員の言っていることは私が補助して言っているんだけど、早くしないと担当者が健康を害して予算をきちっと計上できなかったことがあった記憶があります。ですから、早くやっぱり年当初に予算を組んでおくべきだと思いますよ。  以上。 357 ◯委員長(座親政彦君) 補足ありがとうございました。  ほかに。白坂委員。 358 ◯委員(白坂英義君) 先生方のパソコン、コンピューターのお金についてお聞きをします。  149ページに、小学校校務用コンピュータ事業費、そして152ページに中学校校務用コンピュータ事業費とありますけれども、これについて説明をいただきたいと思います。 359 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 360 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) お尋ねの小学校校務用コンピュータ事業費及び中学校校務用コンピュータ事業費につきましては、市内小中学校の教職員が、日常業務において使用するコンピューターに対する賃借料でございます。  以上です。 361 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 362 ◯委員(白坂英義君) 今までは校務用コンピュータ事業費とはなっていなかったような感じが、私はするんですけれども、では、これは先生方に1人1台パソコンということで貸与している、そのお金ということでよろしいんですかね。 363 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 364 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) そのとおりでございます。校長、教頭、担任を初め、日々パソコンを使用している教職員に配置しております。  以上です。 365 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 366 ◯委員(白坂英義君) では、校務用支援システムということで、今年度ですかね、小中学校の3校でパイロット校としてテストをしていきますというお話があったんですけれども、その校務用システムなどの導入状況だとか、そのテスト状況、結果についてお聞きをしたいです。 367 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 368 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) 校務支援システムの導入につきましては、過日、市内小中学校のうち3校を、パイロット校として先行導入する契約を締結させていただいたところでございます。導入の状況でございますが、データセンター側に必要なサーバーを設置し、基本的な設計・構築をいたしたところでございます。 369 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 370 ◯委員(白坂英義君) 先生方は今は大変忙しいということで、この校務用支援システム、出席簿だとか、いろんなデータを集めて先生方の業務短縮につながっております。君津市でももう半分ぐらい始めています。袖ケ浦市も今年度から始めるということで、早く木更津市も全ての学校で導入していただきますように、取り組んでいただきたいというふうに思います。お願いします。 371 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 372 ◯委員(草刈慎祐君) 本来であれば、市税の方で伺ってもよかったのかと思っていたんですが、145ページの備考欄の一番下に、奨学金繰出金という項目がありますので、ここでちょっとお伺いさせていただきたいと思っております。  監査委員が作成しました意見書の中で、奨学金の概要において、一部に返済の滞納が7名、合計69万3,400円が見受けられるとありますが、奨学金の返還方法はどのようになっているのか、まずお伺いいたします。 373 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 374 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 奨学金の返還につきましては、貸し付け年数の3倍の期間内で返還いただくこととなっております。通常、高校生の場合ですと9年間、大学生の場合は12年間ということになります。これも期間の中に奨学生自らが、半年払いか月払いか、いずれかの方法で返済計画を決定することとなっております。  以上です。 375 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 376 ◯委員(草刈慎祐君) 返還方法は貸し付け年数の3倍の期間内ということですが、滞納者7人はこの返済期間を過ぎた人たちなのかをお伺いいたします。 377 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 378 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 7名のうち、最終の返還期限を満了している、過ぎている方は3名。この方が50万円でございます。このうち2名につきましては、催告、相談により、現在納入を再度開始しているところでございます。その他4名の19万3,400円につきましては、ご本人が計画した返済期日に対して遅れがある方というふうに、完全に滞納という方は1名という形になります。  以上です。 379 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 380 ◯委員(草刈慎祐君) 最終の返還期間が満了している人が3人で、満了後どのくらい経過しているのかもお聞かせください。 381 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 382 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 3名の返還期間満了後の経過期間につきましては、現時点でそれぞれ約11年、3年、1年でございます。  以上です。 383 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 384 ◯委員(草刈慎祐君) では、その滞納者への対応は、どのように行っているのかをお伺いいたします。 385 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 386 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 滞納者への対応でございますが、毎月10日を期限といたしまして、文書による督促・催告を行っております。また、市内の在住者につきましては、電話催告、臨戸訪問等による実態調査も行っているところでございます。  以上です。 387 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
    388 ◯委員(草刈慎祐君) では、滞納者への接触方法がありましたらお聞かせください。 389 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 390 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 本人が計画いたしました返済計画、返済期日に遅延がある場合、その7名のうち6名につきましては電話催告、窓口相談を行い、現在返還をいただいているという。7名のうち1名はちょっと相手方との交渉ができないという状況です。  以上です。 391 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 392 ◯委員(草刈慎祐君) それを踏まえてなんですけれども、ほかの高額の医療費とかは、貸し付けの場合は、保証人とかないと思うんですけど、奨学金につきましては、まず保証人があるのかないのか、お聞かせください。 393 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 394 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 奨学金の貸し付け条件といたしまして、連帯保証人ということで2名、親族の方、あともう1名は第三者という形で、それを条件としております。  以上です。 395 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 396 ◯委員(草刈慎祐君) では、この返済が遅れている方たちに関しまして、保証人の方に連絡を取っているということはあるんでしょうか。 397 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 398 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 当然、連帯保証人の方に連絡を取って、また返済が始まっている、また完納されている方もいらっしゃいます。  以上です。 399 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 400 ◯委員(草刈慎祐君) 今、高等教育の無償化とか、国が考えていたりとかすると思うんですが、やっぱり義務教育じゃなくて自分の意思で進学をされておりますし、また、高校なり大学を卒業してから、これから社会に出て行く方たちが、奨学金をいただいて学校を卒業したり、卒業しなかったりもあるかもしれないですけど、これから社会に出て行くという人たちに社会のことを教育するということもありますので、しっかりやっぱりこういうことはしていかなきゃいけないと思っておりますので、先ほど保証人の方に接触しているということですが、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月ぐらいまでは、多少なりとも猶予してもいいと思いますが、それ以上の方に対しましては、しっかりと返済の計画を立てていただけるように、お願いをしたいと思います。  以上です。 401 ◯委員長(座親政彦君) 関連。田中委員。 402 ◯委員(田中紀子さん) 今の質疑の中で状況はわかったんですが、やっぱり返済が滞納しているのは何らかの理由があると思うんですね。今、連帯保証人と連絡が取れる場合もあるということで、そこでは様子がわかって、今、病気していたよとか、今ひとり暮らしをやっているけど、非正規雇用でとても大変なんだよとか、いろいろあると思うんですね。いや、行方知れずで僕たちもわからないんだとか。そういうのがあったら、例えば、生活困窮者のための自立支援センターが福祉部にできましたけれども、そういうところに生活の困り事とか、そういうところで、こんな相談をしてもいいんだよというような、連携を今後とっていったら、滞納というところがちょっと返済にも向くかもしれないし、暮らしの立て直しということもあるかもしれないんですが、今後、そのような、福祉部に連絡した方がいいなというのがあったら、連携するような可能性というのはあるんでしょうか。 403 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 404 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 奨学金の貸し付けにつきましては、当然、貸し付けを受けた方が、そういった条件があった場合なんですが、連帯保証人という身内の方ですね、あと第三者という方もいらっしゃいますので、そういう方に当然返済ありきの基金運用となりますので、その辺は連帯保証人という制度を設けていますので、そちらの方の状況を、第三者の方もいらっしゃいますので、そちらの方からも、返済をうちの方は実際行っていきたいと思っております。  以上です。 405 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 406 ◯委員(田中紀子さん) 返済は返済で行ったらいいんだけれども、その苦しい滞納せざるを得ない理由というのを解決するように、教育部だけで抱えずに、福祉部の生活困窮者自立支援センターの方につなげるときもあるんじゃないんですかと聞いているんですね。チョッキンと切っちゃうんじゃなくて。SOSだなという一つに見て、そこはそういう可能性はないんでしょうかというふうにお聞きしたんですね。福祉部の方にちょっと聞いたら、言ってくれれば可能性はあると言っていたんですね。でも、滞納したからと言って、全てが生活困窮者とは限らない、私の息子もうっかりまた払っていないわというのがあるから、状況はありますけど、今の話を聞いていたら、連帯保証人とも話をしたりとか、状況が少しずつわかるわけですよね。そうすると、滞納だけのためのリストではなくて、困り事のSOSのところだということで、木更津市民であったら、そちらにつなげるとか、何かそういう方法もあるんじゃないんですかというふうに思ったのでお聞きしたんですが、最後もう一回お聞きします。いかがでしょうか。 407 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 408 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 本人の状況等を把握した際には、庁内の連絡ということで、ご報告してまいりたいと思っています。  以上です。 409 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 410 ◯委員(篠崎哲也君) 決算書の147ページの外国語指導助手(ALT)のことについて質疑をします。  まず、約5,000万円のお金なんですけど、一体これは何人を雇用していらっしゃるか、お伺いします。 411 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 412 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) 平成28年度は、外国語指導助手(ALT)を13名雇用しております。 413 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 414 ◯委員(篠崎哲也君) 13名ということになると、簡単に言うと各学校1名ずつじゃないですよね。学校によっては、クラスがいっぱいあるところもあるし、クラスの少ない学校もあるんだけど、この助手の皆さんというのは、勤務体制、どんな形で学校を回っていらっしゃるか、それをご説明願います。 415 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 416 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) ALTにつきましては、小学校と中学校、両方を兼ねあわせまして、勤務対応を組んでおります。小中学校の組み合わせにつきましては、それぞれのクラス数、つまり授業数になりますが、それに応じて配当をしております。 417 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 418 ◯委員(篠崎哲也君) では、報酬は、その先生が持っていらっしゃる、こま数で計算なさるんでしょうか。 419 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 420 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) 日額で計算しております。 421 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 422 ◯委員(篠崎哲也君) わかりました。  では、平成28年度13名という形で入っているわけですけれども、このALTが入ったということの効果、これはどのように評価なさっているか、ご説明願います。 423 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 424 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) 平成28年度は、小学校の5・6年生の外国語活動で、配置率99.2%を配置することができました。市内全ての小学校5・6年生が、ネイティブな英語に触れる機会を増やすことができ、大変大きな効果があったと考えております。 425 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 426 ◯委員(篠崎哲也君) そのネイティブな発音というのかな、僕はもう英語が全然だめな人間なんだけど、やっぱり子どもたちは日本人の英語の先生とその外国人の先生ということに、何か変化とか差を感じていらっしゃるでしょうか。 427 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 428 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) やはり、外国人たちの持つ英語は日本人とやはり大きく違うかと思われます。  なお、ALTにつきましても、必ずしもアメリカだけではなく、フィリピンですとか、ナイジェリアですとか、世界中の国から集まっておりますので、小学生たちの国際感覚を磨くためにも、あるいは異文化に触れるためにも、非常に大きな効果があるかと思われます。  以上です。 429 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 430 ◯委員(篠崎哲也君) 英語に触れるというのは、今、多民族ということですから、そういう方たちに触れるという、そういう効果もあるということですよね。わかりました。  それで、学習指導要領を改訂しましたよね。小学校で外国語の授業のこまが入るということになったんですけれども、これについて、今後の対応、例えばALTの数を増やすとか、という方法もあるとは思いますけど、どのようにお考えでしょうか。 431 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 432 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) おっしゃられるとおり、学習指導要領の改訂によりまして、その移行期間であります来年度より、小学校では3年生から6年生まで、それぞれ年間で最低15時間、外国語活動をやることになっております。平成29年度は、1名増員していただき、100%小学校に配置することができました。ただ、次年度以降は、およそ80%程度になることが想定されております。各校の取り組み状況を踏まえまして、ALTの増員を含め、適切な対応を検討してまいりたいと考えております。 433 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 434 ◯委員(篠崎哲也君) 今、増員も考えているということでございますよね。ぜひ子どもたちにその英語教育だけでなく、英語に触れる、他文化に触れるということの意味で、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。  以上です。 435 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 436 ◯委員(草刈慎祐君) 先ほど奨学金のことで言いそびれちゃったんですけれども、なぜこういったきつ目な言い方をしちゃったかというと、この奨学金制度はもちろん、親御さんがいたりとか、方なんですけれども、木更津の養護施設、三上委員や篠崎委員も顧問をやっている施設があるんですが、その後援会の奨学金などを使って、児童養護施設卒園生たちも自分の力で返済しているということを、付け加えさせいただきたいと思いますので、先ほどの件、しっかりと対応していただきたいと思います。  以上です。 437 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 438 ◯委員(田中紀子さん) 決算書146ページ、就学指導委員会費なんですが、これは平成29年度予算からは就学支援委員会費になっているんですね。やっと条例に則した委員会名となったわけですが、過去をさかのぼってみたら、平成15年度の決算も指導委員会費と、ずっとこの名称になっていたんですが、この名称を変更した理由ですね。今年度はこの名称を変更したんですが、それというのは何かわけがあったのでは、条例と合わせるために名前を変えたんでしょうか。 439 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 440 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) もとは就学指導委員会と申しましたが、特別支援の方を充実させようということで、就学支援という表記になりましたので、その対応の違いに伴いまして、就学支援委員会となりました。 441 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 442 ◯委員(田中紀子さん) 条例は就学支援委員会条例じゃなかったでしたっけ。すみません、ちょっと……。 443 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 444 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 就学支援委員会は平成28年度から変わりまして、それに伴いまして、就学支援委員会に変更したと思います。 445 ◯委員長(座親政彦君) 決算書の方が就学指導委員会費になっているんですが。河野参事。 446 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 現在は就学支援委員会と申します。申しわけございません。 447 ◯委員長(座親政彦君) ということは、これが違うということですか。そういうことじゃない。〔「これは平成28年度。平成29年度はもう変わっている」と呼ぶ者あり〕平成29年度が変わっていると。そういうことですね。鶴岡課長。 448 ◯財政課長(鶴岡賢一君) 例えば、平成28年度に途中で変わっているといたしましても、予算書と表記を合わせるために、決算書はこのようになっていると思われます。  以上です。 449 ◯委員長(座親政彦君) わかりました。石井委員。 450 ◯委員(石井徳亮君) 146ページの学校評議員制度推進事業費67万9,166円なんですけれども、これは単に事業費ではなくて、推進事業費となっていますけれども、学校数が多い中で、このぐらいの金額だと、どんなことを実際されているんでしょうか。 451 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 452 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 学校評議員の人数につきましては、木更津市学校評議員に関する規定で、1校7名以内となっております。校長の推薦に基づき、教育委員会が委嘱しております。平成28年度は、市内32校で延べ179名に委嘱いたしました。役割でございますが、教育委員会の施策の根幹にあります、家庭、地域社会、学校・行政によるトライアングル子育て運動の一環としての事業であり、校長の行う学校運営に関しての助言を行う組織として考えております。また、年度末には学校評価「木更津システム」の結果を根拠とし、学校の自己評価及び教育施策に関する学校関係者評価をお願いしているところでございます。 453 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 454 ◯委員(石井徳亮君) 内容的には、私も評議員になったことがありますのでわかるんですけれども、実際問題、学校から呼ばれても、学校の資料を配って、ちょっと説明を受けて、それぞれちょっとご意見をいただいて、終わっちゃっているのが現状なんですよ。それで、自分なんかもすごく反省していたんですけど、子どもが学校を卒業しちゃうと、途端に学校の様子って見えなくなっちゃっていて、その辺なんかも、自分なんかはすごく反省していたんですけど、だから、そういった面でも、学校評議員としても地元の区長とか、ふだん学校に来ない人たちがそういう肩書きをいただいて、学校に来て、評議員として内容の説明を受けて、意見を求められて、話したりはするんですけれども、なかなか中身が見えないような状態で意見を言っているので、当たりさわりのないようなことしか言えない。世間一般的に、今こんな事件が起きているんだけど、こっちの学校はどうだという形で、外の雰囲気をただ述べるだけに終わってしまいがちなんですけれども、その辺については、推進事業費という形になっていますので、もう少し学校評議員制度というものを見直した方がいいんじゃないかなという気もするんですけれども、その辺のことについては、どうお考えですか。教育長からお伺いしたい。どちらでも。 455 ◯委員長(座親政彦君) 高澤教育長。 456 ◯教育長(高澤茂夫君) ご意見、ありがとうございました。河野参事の方からお話しがありましたような形の中で運用はしているんですけれども、できるだけ学校には、やっぱり学校の実態を見てほしいということで、折に触れて、学校行事であったり、体育祭であったり、またオープンスクールであったり、そういうところにたくさん顔を出してほしいという形で、校長会にもお願いをしています。そういう中で、単なる学校に来て打ち合わせだけではなくて、実際に生の姿を見ていただいて、また外からのご意見をいただくような、そういった機会をできるだけ増やしていきたいと思いますし、また校長会にも引き続いて働きかけはしていきたいと思っています。  以上です。 457 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 458 ◯委員(石井徳亮君) その点、数多く子どもさん方の、例えば指導をしている状況とか見ていただくことが、一番いいのかなと思いますし、結構、高等学校でもやはり自分のところの学校に来てほしいというところがあって、独自のカリキュラム的なものとか、そういったものをどんどん見ていただいたりとかって、結構頑張っている市がありますので、小学校、中学校に関しても、こういった評議員制度をもう少し広げて深くして、進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 459 ◯委員長(座親政彦君) ほか、どうですか。白坂委員。 460 ◯委員(白坂英義君) 149ページの学校施設改修事業費ですかね、この中で個別の案件なんですけれども、学校のグラウンドの件です。いろんな学校、水はけが悪いとか、べちょべちょであるとか、そういう話は聞くんですけれども、祇園小学校が特に排水溝の位置なのか、方向なのか、よくわからないんですけれども、そういった関係でものすごく水はけが悪いというふうにお聞きをしているんですけれども、把握されているでしょうか。そして、何か対策を考えていらっしゃるんでしょうか。 461 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑参事。 462 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 祇園小学校のグラウンドについては、雨が降った後、翌日には水がたまって、使用ができがたいような状況だということは、十分認識しております。そこで、全面的な改修はできないものですから、原材料費で砂等を支給したり、あるいは部分的に、全体の勾配がちょっとうまくとれていないものがありますので、そういったものを改修工事、修繕なんかをしております。そのような手だてを今やっているところです。  もう一つ、今後の対策、対応ということですけれども、今現在、既存のプールの解体工事、改築工事の方を事業として進めようとしています。工事の車両の出入りがグラウンドとなりますので、そういった一連の工事が終わった後、整備について、関係部局といろいろ協議してまいりたいというふうには考えております。  以上でございます。 463 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 464 ◯委員(白坂英義君) 先生方、生徒さんを含めて大変苦労されているということですので、できるだけ早く対応していただきたいと思います。 465 ◯委員長(座親政彦君) ほかはいかがですか。草刈委員。 466 ◯委員(草刈慎祐君) 私はいつも予算・決算審査特別委員会に出させていただきますと、学校の施設のときに発言をさせていただくんですが、木更津第二中学校のグラウンドが狭い問題というふうに題しまして、私は毎回お話をお伺いしているんですが、先日も体育祭がありまして、声をかけていただきまして、お邪魔させていただいたときに、PTAの役員の人たち、地元の人たちに、もう現場、現状を見た中で、この状態で何とかならないのかということを、また言われております。その中で、校舎南側、整備していただけるとすると、結局、残土の方でお金がかかるというふうに僕は認識しているんですが、伐採をしていただきまして、真舟小学校のように段差をつけてでもいいから、整備をしていただくように、地元から強く意見をいただいておりますので、その辺に関しまして、答弁をいただきたいと思います。 467 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑参事。 468 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 木更津第二中学校については、非常に敷地が狭隘という形、部活もかなり盛んに行われているというような状況は認識しております。ただ、委員おっしゃるように、多分体育館の裏の方の山を削って、敷地を拡幅したらというようなご意見だと思いますけれども、昨年も多分、決算審査特別委員会の方でご答弁させていただいていると思いますけれども、非常に費用がかかる問題ですので、なかなか今すぐには非常に難しいというような答弁をさせていただいたと思いますので、またちょっと申しわけないけど、同じようなお答えだと思います。今後、学校といろいろ相談をさせていただきながら、また考えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 469 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。
    470 ◯委員(草刈慎祐君) 二中学区はありがたいことに市議会議員を多数選出していただいておりまして、本当に立場が非常に厳しい状況に追いやられておりますので、ぜひ前向きな検討をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 471 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 472 ◯委員(石井徳亮君) 私の方は、学校施設の改修事業という形で、ちょっとお話しさせていただくんですけれども、中郷小学校の建設の方が進められておりまして、ほかの方からちょっと中郷小学校は新築になるといった途端に入学希望者が増えたという話が聞こえてきまして、例えば、鎌足小学校でも、ほかの地区から5人ぐらい通われていた方が、真舟小学校ができた途端にそっちに全部戻っちゃったという形もあったんですね。そうすると、子どもさんもそうですけど、親御さんも校舎とかそういった設備面とか、今ですとエアコンがついていたりとか、そういった面なんかで学校を選んでしまいがちなのかなというところが見受けられるんです。ですので、例えば、そういう形では各学校の差がないような環境をそろえていくことも、大事なのかなと思うんですけれども、その辺のお考えはどうでしょうか。 473 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 474 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 学校間における教育施設の均等というんですか、その辺については、重々わかっているんですが、今後、施設の改修工事等における、その旨のエアコンとかそういったものの施設は考えていく形をとっていますので、現状においてはいなかなか整備が進んでいかないというものがございますので。  以上です。 475 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 476 ◯委員(石井徳亮君) それでは、これは要望なんですけれども、例えば改修するときに、またそこに何か加えてものをつけるときに、2回の工事が1回で済めば安く上がるとか、そういったこともあると思いますので、その辺では格差というか、その差がないような状態に持っていっていただけるように、よろしくお願いします。 477 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 478 ◯委員(篠崎哲也君) AEDの設置事業についてお聞きをしたいと思います。  AEDはもう各学校には必ずついていると思いますけど、設置状況がわかりましたら、ご説明願います。 479 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 480 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) AEDにつきましては、小中学校全てに設置しております。  以上です。 481 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 482 ◯委員(篠崎哲也君) 設置は当然のことなんですけど、1校に1機ということはないですよね。全体で今どのぐらいついたかわかります。わからなかったら後でいいけど。 483 ◯委員長(座親政彦君) 設置台数ということですね。岩埜次長。 484 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 1校に1台という形で全て、32台という形になります。  以上です。 485 ◯委員長(座親政彦君) 1校に1台ということです。篠崎委員。 486 ◯委員(篠崎哲也君) 1校で1台で充足するものかどうか、私はよくわかりませんけど、では、設置場所について伺います。  実は、私の母校の小学校でもついていますけど、日曜日とか、グラウンドで子どもたちが野球をやったり、ミニバスをやったり、それから、夜になるとママさんバレーが練習していたりもしていますよね。日曜日に行くと、設置されている場所には鍵がかかっていて入れないんですよ。そういう設置場所の検討なんかはしたことがございますでしょうか。 487 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 488 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 設置場所につきましては、各学校におきまして、職員室、職員玄関等という、あといろいろ学校の方に任せて設置しているところですが、委員おっしゃるとおり、緊急の際、鍵がかかっている、そういったことも聞いていますが、現状では緊急の場合はいろんな方法をとっていただいて、AEDを使っていただけたらと思っております。  以上です。 489 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 490 ◯委員(篠崎哲也君) わかりました。私もどうしたらいいと言ったら、バットでぶち割って入れと言っていますので、その折の補償はともかくとして、ここで要望ですけど、今言ったように、大きな学校がいっぱいあるわけでしょう。1台で足りるか足りないかという議論はわかりませんけど、ある程度の学校に複数台置くことを強く希望したいと思います。よろしくお願いします。 491 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 492 ◯委員(白坂英義君) 関連で伺います。  そのAEDの取り扱いについての児童・生徒への指導とか教育というのは、どのようになっているんですか。 493 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 494 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 中学校の保健体育科の保健の授業において、応急手当の一部として心肺蘇生を扱っており、その中で、必要に応じてAEDについても触れることとなっております。 495 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 496 ◯委員(白坂英義君) 今中学校と言われましたけど、では、小学校では取り扱いの指導はしていないんですか。 497 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 498 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 小学校は、AED、心肺蘇生法の学習内容がございませんので、小学校は、AEDを使用する場合は教職員の方が扱っております。 499 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 500 ◯委員(白坂英義君) 中学校1年生と小学校6年生がどう違うのかと、もう私なんかはほとんど一緒だと思うんですね。取り扱いについては、高学年でもできるだろうというふうに思いますので、助かる命、先生がいなかったら小学生でもできるような、そういった態勢をつくるのも大切だと思いますので、これからはそういった取り扱いの指導、教育ということも考えていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 501 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございませんか。田中委員。 502 ◯委員(田中紀子さん) 成果説明書の85ページ、幼稚園就園奨励費補助金と私立幼稚園振興費補助金なんですが、まず、奨励費補助金で減免措置数が1,856人いるんですが、幼稚園に通っている子どもたちって、全体で例えば5,000人ぐらいいるよとか、数字でわかると、この減免措置しているお子さんがどのくらいかわかるんですが、大ざっぱでもよろしいので、大体の人数がわかりましたら教えてください。 503 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 504 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 平成28年度、全園児数は2,129人、そのうち支給対象者数が1,856人、87.18%でございます。 505 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 506 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。それだけの方に減免措置をしていたということですね。  では、次、その下のところの私立幼稚園振興費補助金なんですが、この補助金をあげるような形ですが、私立幼稚園なので、県の方がちゃんと使ったかどうか見るのか、それとも市なのか、書類審査だけなのか、特にこの施設管理費というのが、教材費とそんなのはあれですけれども、やっぱり現場を見ないとわからないものが、ちゃんと使ったのかどうかというのがあるかなと思うので、それはどのようにして確認するんでしょうか。 507 ◯委員長(座親政彦君) 質疑の意図がわかりませんか。大丈夫ですか。鈴木副課長。 508 ◯学校教育課副課長(鈴木美代子さん) 幼稚園の方から申請をしていただいて、それに対して補助金を1園20万円という形で支払いをしております。使ったかという確認というのは、特にしておりませんが、1園に対して20万円で、実際にこういう修繕をしているということで、報告は申請の中で修繕で幾ら使っているということで、申請はしていただいております。 509 ◯委員長(座親政彦君) ほかはいかがですか。白坂委員。 510 ◯委員(白坂英義君) 教育部が管理をしている、地震なんかが発生したときの、避難所となっている学校だとか公民館とかありますよね。そこの鍵の管理というのは、どのようになさっていますか。要は夜地震が起きた、みんなが避難してくるよという学校の体育館だとか、そこの鍵の管理というのはどのようになさっているんですか。 511 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 512 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 鍵の管理につきましては、職員室の方で管理してございます。 513 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 514 ◯委員(白坂英義君) 職員室に管理しているということは、夜間は学校には誰もいないので、誰か先生か担当者が来るまで、あかないということですかね。 515 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 516 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 災害が起きるときには警報が出ますので、そうしますと、参集メールが配信されまして、学校の方も職員が必ず1名学校に待機する形になっておりますので、避難者が来た場合には、対応できるようになっております。 517 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 518 ◯委員(白坂英義君) では、地震が起きて、すぐ誰か地域の人が来たときには、まだ先生方がいないんでしょう。先生の方が早い。そうじゃないんですよね。そういうケースって多分あると思うんですけれども。 519 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 520 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 学校の中にも、学校の近くの職員と遠い職員がございまして、できるだけ近い職員が職員室に、例えば徒歩でもできるだけ早く着くようになっておりますが、学校周辺の住民に比べると若干遅くなる可能性はございますが、学校の中では深夜でも対応できるような形にはなっております。 521 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 522 ◯委員(白坂英義君) 公民館も多分そういうところがあると思うんですけれども、富津市がその近くにボックスを設けて、その中に管理している。震度2とか3が発生したら、それが自動的にあくようになっていて、そして、それで来た人がやれるように、そういったことを始めたんですね。だから、これをちょっと研究なさって、木更津市の方にもこういったものを導入していった方が、早く待避、避難できると思いますので、研究していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 523 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。三上委員。 524 ◯委員(三上和俊君) スポーツ振興課という名称の中で、体育文化課、体育課というのは発展的に市民部に移ったのが平成28年ですか。それで、その検証というか、よかったとか悪かったとかを、まずお尋ねいたします。 525 ◯委員長(座親政彦君) 教育部としての受けとめですか。三上委員。 526 ◯委員(三上和俊君) そう。 527 ◯委員長(座親政彦君) 答えられますか。岩埜次長。 528 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 教育委員会としては、江川関係とか、そういったスポーツ関係が、積極的に市民部の方で十分対応されているというような形で捉えております。  以上です。 529 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 530 ◯委員(三上和俊君) 生涯スポーツと学校体育、また競技スポーツ、分野でいろいろ重きがあって、木更津市が市民部へ移したということは、やっぱり勤労者なり、何というか老人の生きがい対策とか、そういう観点の転じての組織編制、組織替えだと思うんだけど、教育委員会にしてみれば、今まで私なんかも学校体育なんかを主に考えていれば、同じ組織の中にあった方が簡単でいいんじゃないかなと、こういうふうに思うんですけど、その辺での学校教育関係での不都合とか何か生じていないのかどうか。 531 ◯委員長(座親政彦君) 高澤教育長。 532 ◯教育長(高澤茂夫君) 三上委員ご指摘いただきました、学校体育関係は、それが学校教育課に今残っておりますので、これは小中学校を含めて、子どもたちの体育振興については、変わりなく進めさせていただいております。スポーツ振興課に係るものは、市民部の方に移行を一旦はしたんですけれども、もともと生涯体育の中で、本来は教育委員会が担っていたものに加えて、ご案内のように大きなアクアラインマラソンがあったり、またトライアスロン大会があったりと、広く全市民を対象にするような大きなイベントが、かなり多く見られるようになってきましたので、そういう形の中に移管をしたというような、平成28年度の経緯がございます。お互いにそういう中で、学校体育は学校体育、生涯スポーツは生涯スポーツという形の中で、うまく部を分けながら、今、ちょうどうまく回転しているのかなというふうには、教育委員会として考えています。 533 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 534 ◯委員(三上和俊君) スポーツ振興法というのがあって、スポーツ振興審議会というのがあるね。そのどっちが所管しているんですか。あるいは、その両方がそこに出ているのかどうか。つまり、スポーツ振興法というのは、学校と生涯とを割るんじゃなくて、木更津市全体のスポーツを振興しようという形の中で設置されているものと、私は理解しているんだけど、それについての所管課というのはどこなのか。片手落ちじゃないかと。もしスポーツ振興課が振興審議会を所管しているということだと。そうすると、学校教育とスポーツ振興審議会というのは、どんな立場にあるのか、それをちょっとご説明いただきたい。 535 ◯委員長(座親政彦君) 久良知副市長。 536 ◯副市長(久良知篤史君) 学校教育の中で行われております学校体育については、先ほど教育長等がご説明申し上げましたとおり、教育委員会の中に残してりまして、これは教育の一環としてやっております。それとは別に、今おっしゃっていただきましたように、スポーツ全般につきましては、これは市民部の方の所管としまして、そういう委員会等を含めまして、全て市民部の方で今所掌しております。  以上です。 537 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 538 ◯委員(三上和俊君) 考える余地があるんじゃないかなという、問題点を提起しているという形で、ちょっと聞いていただきたいと思います。  コミュニティということで考えていくと、学校の体育施設というのは、全て開放した方が、すぐ近くで生涯教育の誰でもどこでも何とかという合い言葉がありますけど、それも生涯教育の中の体育部門としても、その施設として学校、教育施設が市民に開放されるという意味合いがあると思うんですよ。一番近いところがやっぱり学校だと思います。体育館ね。そういう中で、では学校の施設を管理しているのはスポーツ振興課かというと、そうじゃないわけですよね。学校なわけですよね。だから、そういう横の連絡というのはある程度とらなくちゃいけないんじゃないかなと、こういうふうに思います。スポーツ振興課が大きく武道場とか市民体育館を管理していても、それはごく一部の方々で、より多くの方々は自分の地元の小学校、特にママさんとか、そういう方々は、学校の身近なところでスポーツをそれこそ楽しむという考えがあるかと思いますけれども、その開放においても、まだ文科省が補助金を出しているでしょう。もうなくなっちゃったのかな。 539 ◯委員長(座親政彦君) 堀切部長。 540 ◯教育部長(堀切由彦君) 学校の施設の開放につきましては、事業としてはスポーツ振興課の方が実施しております。その実施に当たりましては、私どもの施設で管理しておりますので、その連携をとりながら、事業を進めておるところでございます。  以上でございます。 541 ◯委員長(座親政彦君) 市民部じゃなくて大丈夫ですか、補助金は。堀切部長。 542 ◯教育部長(堀切由彦君) 現時点におきまして、補助金は交付いただいておりません。 543 ◯委員長(座親政彦君) ないということでございます。三上委員。 544 ◯委員(三上和俊君) 国は、今私が話をしたような形の中で、ぜひ宝の持ち腐れをしないように、全国的にどこでもある学校の施設をスポーツ振興のために使ってくれということで、20何年前かな、学校開放に対して1校幾らという補助金を出していたものと思いますけど、その名残の中でこの開放を続けているものと思います。今の利用状況、また今後この学校施設の開放について、どういうお考えなのかちょっと確認させてもらいます。 545 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 546 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 先ほどからご答弁させていただいていますけれども、開放につきましては、学校教育課は直接はかかわっておりませんので、施設の方をお貸しするような形では協力はできております。スポーツ振興課とも今後とも協力はしてまいりたいと考えております。 547 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 548 ◯委員(三上和俊君) 291ページにスポーツ振興課の方から我々が請求した資料の中で、利用状況、開放状況があるわけなんですけど、こういうことについても、どっちが先なのか、貸す方が先なのか、借りる方が先なのか、その辺、どういうふうに学校の方は考えているのか。要望があればどんどん貸していくよと。先ほど何か経常経費のどうたらこうたら、電気代、紙代がどうだこうだという話もありますけど、その辺に絡めてどういうふうにお考えなのか、お尋ねいたします。 549 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 550 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 学校施設の方を市民に積極的に貸し出すように、これは国の方の方針でも決まっておりますので、貸し出しております。毎年3月に、学校関係者、大体は教頭が多いんですけれども、教頭と、それから利用する団体の代表者が打ち合わせをして、次年度の計画を立てて、貸し出しの方を円滑に行っている状況でございます。 551 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 552 ◯委員(三上和俊君) 私のところにどうかしてくれという団体が1つ来まして、では、それは3月のときに打ち合わせに行って、どうにかしてくれと言えば、開放してくれるわけですか。 553 ◯委員長(座親政彦君) 河野参事。 554 ◯教育部参事・学校教育課長(河野 勝君) 3月に主なところに、例えば前年度貸し出していたところの団体にお伝えするような形ですけれども、ただ年間あいていれば、随時お貸しできるようになっております。ただ、多い場合には、例えば1つの体育館に同じ曜日に重なった場合には、抽選等で行っていると思います。 555 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 556 ◯委員(田中紀子さん) 決算資料の286ページ、幼児言語指導教室についてです。  これは以前は5歳児、就学前の子どもが言語指導を受けて、就学をスムーズに。言語指導を受けられるような状態だったけれども、4歳とか3歳の方も希望が多くて、なかなか順番待ちで十分できなかったというのがあって、今、これ在籍数と延べ人数を割ってみたら、3歳児は平均3回だけど、4歳児が平均8回、5歳児が14回ということは、ほぼ当初考えた就学前の5歳児に十分に言語指導をして、入学できる状態に持ってきたということなのか、いやいや、本当はもっといっぱいいるんだけれども、現状はマックスこれで、ここで我慢しているというのか、どっちでしょうか。
    557 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 558 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) 今、委員おっしゃいましたとおり、本来ですと、言語に課題を持つ子たち全てを受け入れたいところですが、小学校入学を控えた年長児を中心に扱って、ほぼ数年前から移行をしまして、年長児を中心の現在に至っております。ただ、現状といたしましては、求めておりますのは、年中・年少児もおりますので、拡充をしたいところではございますが、現状の施設、それから職員の数から言いますと、いっぱいのところでございます。 559 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 560 ◯委員(田中紀子さん) では、ニーズがまだ本当はあるんだということでしょうか。待機児童みたいな形で、待っている子はいないということで解釈していいんですか。 561 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤所長。 562 ◯まなび支援センター長(齊藤毅人君) 待機児童たちは、検査を受けまして、それから面接、それから入所というふうになっていきます。ですので、随時面接が進まないと、先に進んでまいりませんので、月を追って入所ということになっております。ただ、現状として、入りたい、待機しているというお子さんも何人かはいらっしゃる現状です。 563 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはどうですか。岡田委員。 564 ◯委員(岡田貴志君) 決算書では151ページの施設建設事業費の中の、先ほど祇園小学校のプールの改築工事ですかね、のお話がありましたので、その後のさまざまな質疑を伺っていて、ちょっと感じたことがあったので、伺いますけれども、まず、この祇園小学校のプールの改築工事というのは、どういう工事をやって、金額的に言いますとどのぐらいかかっているものなのか。わかりましたら。 565 ◯委員長(座親政彦君) 勝畑参事。 566 ◯教育部参事・施設課長(勝畑成一君) 祇園小学校のプールの改築については、今年度の予算として、工事費の方は計上させておりますが、ただ、国の交付金等の内示が今得られていない状況です。ですから、プールの改築の方はまだしばらく内示を待って、速やかに工事の方を行いたいというような状況になっております。 567 ◯委員長(座親政彦君) 岡田委員。 568 ◯委員(岡田貴志君) 何年か前の決算審査特別委員会だったか、予算審査特別委員会だったかわかりませんけれども、先輩議員の方からも、新築でプールをつくるということが本当に必要かという話が出たことがあるんですね。1年の間にそんなに使わなくて、大きなお金をかけてという話もあったんですけれども、先ほど石井委員からも、今の真舟小学校とか新しい小学校と、自分の地元を出してあれですけど、波岡小学校とか、いろいろ比べてみますと、確かに設備面でも何にしても、差が非常に大きかったりするんですね。新しい小学校へ行きたいとかという、そういうエアコンだ何だといろんなことであると思うんですけれども、勝手な言い分かもしれないんですけれども、できた年代が違いますので、それはもう新しい古いはあると思うんですけど、これからそうやってプールだとか、屋内運動場であるとか、グラウンド整備であるとかというのは、各学校で傷み具合によって行っていくと思うんですけれども、そのときにまさに、最新鋭とは言いませんけれども、このプールであれば新しく、屋根がついてもいいと思いますし、その後本当に水泳部ができたりとか、オリンピック選手を育てるわけではないですけれども、そういった部分で、できるような施設をつくっていくとか、グラウンドにすれば、水はけのいいすばらしいサッカーで公式試合ができるとかという、そこは言いませんけれども、それぐらいのことを、新しくつくるときに考えていくというふうにしていただくと、多少不公平感もあるんですけれども、うちの学校は、ここは体育館はぼろいけれども、グラウンドだけめちゃめちゃいいんだぞとか、こういうふうな形で、差がつくと言うとおかしいんですけれども、いいところがとれるような形で、つくっていくような考えも持っていただけるとありがたいなと思いましたし、それと、先ほど委員の方から出ましたけど、学校施設の開放であるとかという部分でも、大きく使わせていただける、あそこへ行けばこの大会がやれるんだということになってもいいのかなと思いますので、そうした施設を更新時の取り組みという部分についてはどうでしょうか。 569 ◯委員長(座親政彦君) 岩埜次長。 570 ◯教育部次長・教育総務課長(岩埜伸二君) 学校施設等の取り組みにつきましては、現在の再配置計画の中で、いろいろな形の計画をとっておりますので、その際にいろいろな複合施設等を含めた段階で、施設改修はその耐用年数等を踏まえた上での再配置計画となっていますので、その中でより活用された施設として、施設整備をしてまいりたいと思っております。  以上です。 571 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがですか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 572 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で教育費のうち、第5項教育総務費から第20項幼稚園費についての審査を終了といたします。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。                                 (午後2時08分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時10分) 573 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  それでは、次に、第50款教育費のうち、154ページから162ページまでの、第25項社会教育費から第30項保健体育費について、ご審査願います。  ご質疑願います。田中委員。 574 ◯委員(田中紀子さん) 学校給食費についてお聞きします。  以前資料請求させてもらって、今日皆さんにも配ってもらっているんですが、給食調理方法別経費を出してもらったものを参考に、質疑させていただきます。  年間給食費、児童・生徒の1人当たりの経費は、最大中郷中が約75万円、最少で八幡台小と波岡中の4万6,000円。1食当たりに換算すると、中郷中は約3,900円、八幡台小と波岡中は約240円です。中郷中21人と教職員の給食は、他校での1クラス分に相当すると考えます。中郷小では、西清小の給食もつくっていましたが、中郷中の分もつくって、配食することを検討したことはありますか。 575 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 576 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 各学校の給食調理費の運営経費の見直しの中で、検討をしたことはございます。 577 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 578 ◯委員(田中紀子さん) そのとき検討はしたようなので、課題があったんだろうと思うので、課題をお聞かせください。 579 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 580 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 課題につきましては、中郷中は平成30年度末の統合が予定されておりましたので、その辺を考慮いたしまして、それが課題となっております。 581 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 582 ◯委員(田中紀子さん) それだけだったんですか。 583 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 584 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 基本的にはそれだけです。 585 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 586 ◯委員(田中紀子さん) 私はそうは思わないんですよ。直営のところと委託のところで、やっぱり直営のところは急には切れないんじゃないかなというのが出てきて当たり前かなと思うんですが。では、統合しなければもっと早くからやればよかったなと思うんですが、では、今度、職員課がおられるのでちょっと聞きますが、調理員が直営で中郷中にいます。ということで、直営のところの調理員、給食がそこになくなるということは、職場、働く場がなくなるんですが、例えば、市立保育園のところでも調理員が、臨時ですが、給食をつくったりしています。学校の調理員が市立保育園に異動というのは何か制約があるのか、できることなのか、そこをお聞かせください。 587 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 588 ◯職員課長(石井宏典君) 市立保育園と小中学校との人事異動というご質疑だと思います。この平成29年4月にも人事管理上の観点から、栄養士の入れ替えは実施をさせていただきました。ただ、市長部局と教育委員会とで任命権者も違いますし、もちろん教育委員会の意見も伺わなければできませんが、技術上可能です。  以上です。 589 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 590 ◯委員(田中紀子さん) 栄養士だけ、調理員は直営で……。調理員と栄養士でつくりますよね。給食課に聞きます。 591 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 592 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 栄養士が献立を立てまして、調理員が調理することになります。 593 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 594 ◯委員(田中紀子さん) では、もしもし中郷中が余りにもコストが高いというところで検討した場合は、栄養士と調理員の働き具合も検討したわけですよね。働く場所がなくなるということは。 595 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 596 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) その点についても検討しております。 597 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 598 ◯委員(田中紀子さん) 別の資料で、職員の再任用の調理員を置いて、別の学校のところにあったんですが、再任用の調理員というのは任期はいつまでなんでしょうか。これは職員課に聞いた方がいいのかなと思います。 599 ◯委員長(座親政彦君) 石井職員課長。 600 ◯職員課長(石井宏典君) 現在、鎌足小に再任用の栄養士がいらっしゃいますが、任期はこの3月までとなっているところでございます。  以上でございます。 601 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 602 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。そういうふうに時が過ぎると検討する内容について、だんだん変わってくると思うんですが、やっぱり給食センターの数値が大体平均かなと思うと、八幡台小や波岡中のようなコストを目指すというのは難しいと思うんです。富岡小なんですが、統合もこれから考えているというところで、いち早く給食だけ馬来田小でつくることは検討したのでしょうか。 603 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 604 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 富岡小につきましては、特に検討はしておりません。 605 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 606 ◯委員(田中紀子さん) 検討した場合、何か想定される課題とか、こういうことを考えたらいいなというのはありますか。 607 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 608 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 先ほどと同じようになりますが、富岡小も平成30年度末の統合が予定されておりますので、その統合というのが課題の一つになると思います。 609 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 610 ◯委員(田中紀子さん) 平成30年度までということだから、2年分の経費が、1年で2,545万2,248円かかっているので、5,000万円ぐらいがかかっていると。ほかのところでいけば、3,900円もコストをかけたり、1,400円もかけたコストでなく、給食が提供できるので、5,000万円といっても、4,000万円ぐらいには節約できるのかなというイメージを勝手に思っちゃうんですが。  では、八幡台小と波岡中の親子式は、センター式より低コストだけれども、余りにも人数が多くてつくるのが大変なので、パンクしちゃうので、今年度、平成29年度は許容量を超えたため、配置替えをしています。児童・生徒数が減少しても、今後親子式で採算をとるには、センター式の前後を目指す。今だとセンター式が318円で、320円ぐらいですよね。それで、そのコストでやっていくと思ったら、1校で2校分をつくるというルールじゃなく、3校分をつくるぐらいの覚悟が必要であり、それを毎年配置替えをして、どこと取り組むと一番無駄がないかなと考えるんだったら、やっぱり第2給食センターをつくって、費用対効果を見据えて取り組むべきだと思うんですが、1つの学校で2校分の給食をつくるのでなく、3校分つくるというのは可能なのかどうか、お聞かせください。 611 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 612 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 全ての調理校で今つくっている数を、子どもの方を増やして3校分とかというのは、できるのか、全てができるとは限りませんけれども、できる学校はあると思っております。 613 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 614 ◯委員(田中紀子さん) できる学校だけでやっていけば、コストはぐんと下がるので、できている学校を無理にあわせることはないとは思うんです。  では、昨日卸売市場の特別会計で質疑をしたら、わからないということだったのでお聞きするんですが、学校給食で卸売市場からどのくらい食材を仕入れているのか。それは賄い費のところで後で聞きます。給食センターのことでまだ誰が質疑、給食のことで質疑をしたい方がいるかもしれないので、私はここら辺にします。 615 ◯委員長(座親政彦君) 副議長、どうぞ。 616 ◯副議長(重城正義君) 参考意見で。  私の妻も優秀な栄養士でございまして、保育園の方に勤務をしておりました。保育園の給食をつくるのは、栄養士と用務員でした。ですから、学校の調理員を保育園の方に異動というのは、ちょっと不可能ではないかと、私は考えます。 617 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 618 ◯委員(白坂英義君) 今の関連で何点か質疑をします。  給食調理方法別経費ということで、我々もいただいた資料なんですけれども、これにセンター方式の中の経費、児童・生徒は4,922名対象者がいて、2億9,900万円、この中には配送業務のお金というのは入っているんですか。 619 ◯委員長(座親政彦君) 地曵所長。 620 ◯学校給食センター長(地曵俊雄君) 委託費の中に含まれております。 621 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 622 ◯委員(白坂英義君) この比較表を見ると、要はセンター方式と親子、単独方式を見ますと、明らかにコスト差が違うんですよね。田中委員の方からありましたけれども、私は、給食費を無料にしろという立場なわけで、こういうことを言っちゃいけないんですけれども、第2給食センターをつくって、要はコストがかからないセンターをつくってやった方が、はるかに給食費、コストを削減できると思うんですけれども、この第2給食センター建設について、どのようにお考えなのか、お伺いいたします。 623 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 624 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 第2給食センターにつきましては、本会議でもご答弁いたしましたとおり、公共施設再配置計画の中で、2026年度までの短期の再配置実行プランに新規整備が位置づけられておりますので、今後、関係部署等と協議検討してまいりたいと考えております。 625 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 626 ◯委員(白坂英義君) あと10年、またそれ以降ですよね、多分、実施できるというのは、建設されるような計画がある。そうすると、またいろんな統廃合とかなんかの問題があって、いろいろまたこのコスト関係が変わってくるというふうに思いますけれども、できるだけ早く給食費が安くできるような手法を、そうすることがまた無料化にもつながるというふうに思いますので、ぜひ第2給食センターの建設を前倒しでできるように、検討してください。  以上です。 627 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 628 ◯委員(篠崎哲也君) 157ページの成人式事業費についてお伺いします。  今まで成人式って、アカデミアホールで午前中1回行って、昼から富来田公民館へ行って、また帰ってきてアカデミアホールでという形で、3度開いていたというふうに思いますが、式典の開催方式を検討したというふうに伺っているんですけど、どのように変わっていったのか、お答えいただきます。 629 ◯委員長(座親政彦君) 秋元生涯学習課長。 630 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 成人式につきましては、今委員おっしゃったとおり、かずさアカデミアホールと富来田公民館の2会場で、3回に分けて開催してまいりました。富来田地区の成人式につきましては、関係各所から会場を一本化してはどうかとのご意見を頂戴していたことから、富来田公民館会場の取り扱いについて検討を行ってまいりました。検討に当たりましては、改めて富来田地区の区長会や富来田地区選出の議員の皆様のご意見を伺い、ご賛同を得るとともに、富来田地区の成人式に本年参加していただいた方と来年成人式を迎える新成人の方に、アンケートを行いまして、その結果を踏まえ、富来田公民館会場での開催を取りやめ、かずさアカデミアホール1会場での実施を決定したところでございます。  効果といたしましては、当日の事務従事職員の削減や、来賓の皆様の移動のご負担、経費につきましても、事務用品や合唱団への報償費などの消耗品や報償費、食料費など、4万円程度の削減が見込まれるものと考えております。  以上でございます。 631 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 632 ◯委員(篠崎哲也君) わかりました。我々も本当にあっちへ行ったりこっちへ行ったり大変だなという思いをしていましたけれども、こういう形で一本化すればいいなというふうに思っていました。  もう1点だけ確認したいんですけど、新成人を対象に、来年成人式を迎える人たちか、アンケート調査を行ったというんですけど、その中でどんな意見があったのか、1つでも2つでも、例があったらお願いします。 633 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 634 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) ぜひアカデミアホールで実施してほしいという意見の中には、他校の生徒にも会えるから、みんなと会えるから、最後の成人式で地元だけではたまりたくないというようなご意見をいただいております。また、これまでどおり富来田公民館で実施してほしいという反対の意見としては、地元に帰る理由になると、そういうような意見を伺っておりました。  以上でございます。
    635 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 636 ◯委員(篠崎哲也君) 木更津市はホールが今使えないのでしょうがないんですけど、できるようになれば、多分これも一本で終わるのかなというふうに思いますけれども、これは運営母体はたしか新成人になられる方たちの代表が実行委員としてやっていらっしゃるんですよね。ですから、今後もこういう人たちの意見を十分取り入れて、この頃すごく新成人は大人しくていい子が多いんだけど、昔はひどかったんだけど、すばらしい成人式になるようにご努力をお願いします。 637 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 638 ◯委員(田中紀子さん) では、賄い費の方に行きたいと思います。  成果説明書の一番最後の90ページですね。それから、決算資料では49ページ、収入未済額ですね。それらの資料に基づいていきたいんですが、給食賄材料費のところで、財源内訳の諸収入についてお聞きします。これは保護者が支払う給食費だけでしょうか。給食費現年度分の、または過年度分も含みますか。 639 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 640 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 諸収入につきましては、保護者が支払う給食費となっておりまして、現年度、過年度分も含んでおります。 641 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 642 ◯委員(田中紀子さん) この諸収入に教職員の分は含まれるのでしょうか。 643 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 644 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 諸収入には教職員分も含まれておりまして、1食当たりの単価としましては、児童・生徒と同じ、小学校で253円、中学校で305円となっております。 645 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 646 ◯委員(田中紀子さん) 小学校の先生は253円で食べて、中学校の先生は305円なんですか。 647 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 648 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 単価につきましては、小中学校で給食の1食の単価が違いますので、小学校の先生は小学校の児童と同じ、中学校の先生は中学校の生徒と同じ金額になっております。 649 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 650 ◯委員(田中紀子さん) すごく何かせこいようですが、小学生並みの分量しか食べていないのか、ちょっとあれと思っちゃうんですけれども、そこっておかしいと検討したことはないんですか。 651 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 652 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 検討したことはございません。 653 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 654 ◯委員(田中紀子さん) 私が質疑して初めて気がついたんだと思われます。何でこんなことを聞いたかと言うと、小学校が253円で、中学校が305円、つまり比率で言ったら1対1.21になるのに、どう考えても単独校の小学校と中学校の比率は1対1.13だったんですね。ということは、小学校の先生とかがいっぱいここに含まれているのかなとか、いや、先生の給食費が高いかと安いかともうこんがらがっちゃったので、全部この最初に決めた賄いの費用、保護者負担の金額に253円と305円がどんなふうにして決まって、そこに経費がいっているのかなというので、疑問に思ったのでお聞きしました。  では、現在、文部科学省は、全国の4分の3の市区町村で、学校がしている給食費の徴収義務を、自治体が直接するよう求める方針を決めました。未納の保護者への督促や多額の現金を扱うことが、教職員の心理的負担と長時間勤務の一因になっており、業務を移すことで、負担を軽減する狙いがありますということなんですが、一般質問もされておりましたが、改めてお聞きします。これは最近の話なので、文科省がこの方針を決めたということで、学校給食課では話し合いなどしたんでしょうか。 655 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 656 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 報道が出たときに、担当総括と打ち合わせというか、これについて話はしました。 657 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 658 ◯委員(田中紀子さん) では、私、昨日見つけた資料で、千葉市では、公会計化に向けて、給食費などを引き落とすための口座振替を、各学校ではなく市が行うことになりました。口座振替の手数料は千葉市が負担します。中学校に行っても、市内なら手続不要となりますということなんですが、木更津市の場合は、口座振替をやっている学校は各学校なのか、そして、その際手数料というのは保護者負担になっているのかどうか、お聞きします。 659 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 660 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 給食費につきましては、ほかの学校で徴収する集金、教材費になるかわかりませんけれども、ほかのものとは別の口座で管理をしなければならないと規則で定めておりますので、各学校長名義の口座で管理をしております。口座振替にかかります手数料につきましては、1件10円かかるんですけれども、これにつきましては、市が負担をしております。 661 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 662 ◯委員(田中紀子さん) 学校長名義で、つまり各学校ということですね。  千葉市は、給食費のほかに教材費などの学校徴収金は、給食費と一括で徴収するということです。木更津市では、教材費などは口座振替じゃなく、全部現金収入なのかお聞きしたいけれども、いないですね、そう言えば。大丈夫ですか。 663 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 664 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 先ほど申し上げましたが、給食費の方は専用口座になりまして、教材費と一括で徴収するということはできないんですけれども、教材費につきましては、学校ごとに、現金で集金したり、口座で振り替えたりということをしております。 665 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 666 ◯委員(田中紀子さん) では、今のいろいろなのを聞いていると、まだまだ学校の先生がそれによって時間外勤務になったりとか、負担が大きいなというのがあるので、今後検討が必要かと思うんですが、もう少し聞きます。  要保護児童・生徒の場合の給食費は給付されると思いますが、学校で保護者が集金をお手伝いしている場合や口座振替の場合は、どのような対応をしているのでしょうか。 667 ◯委員長(座親政彦君) 真戸原課長。 668 ◯学校給食課長(真戸原裕二君) 要保護児童・生徒の給食費につきましては、直接教育扶助として原則保護者の方に支払われておりますので、ほかの児童・生徒と同様に、各学校の集金方法により納入されております。 669 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 670 ◯委員(田中紀子さん) いろいろ聞いてわかりました。集金すること自体はとても大変で、私は、白坂委員が言ったとおり、やっぱりコストを下げて、下げた分は違うところに使えるようにという形で、給食費の無償化に向けて、検討していただければと思います。この煩雑さの部分は、文科省が徴収義務を先生に負担をかけないようにと言っているので、そこのところは何らかの検討を積極的にやっていただきたいと思います。  以上です。 671 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 672 ◯委員(篠崎哲也君) 図書館のことについてお尋ねします。  決算資料の292ページに、図書館の利用状況調査というのが載っていますが、平成26年から載っているんですけど、少しずつ減ってきています。この利用が減っている理由について検証はなさったかどうか、お答えいただきたいと思います。 673 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 674 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 図書館の入館者数なんですけれども、基本的には図書館の貸し出し人数ですとか、共同利用者数、あるいは主催事業の参加者数、会議室の利用者数等の合計数でございますけれども、平成28年度において入館者数が減少いたしましたのは、これらが総体的に減少したことによるものでございます。図書館の入館者数と図書の貸し出し冊数には、大きな因果関係があると思われることから、細かく調査した結果、70歳代を除く全ての年齢層で貸し出し冊数が減少していることがわかりました。貸し出し冊数の減少については、さまざまな要因が関係していると思いますけれども、その因果関係を把握するのは大変難しいというふうに考えております。全国的な若者の活字離れですとか、パソコンやスマートフォン、あるいは電子書籍等のIT機器の普及などによって、図書館の利用の機会が減少したものが原因ではないかというふうに考えてございます。  以上です。 675 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 676 ◯委員(篠崎哲也君) 確かに若者の活字離れってありますよね。新聞もとらないというのが、今大分多いという話も聞いていますけど、この活字離れというか、要するに図書館に対する来館者の数が減っているというのは、これは全国的なことなのか。例えば、この近隣市でもしわかれば、状況を教えてください。 677 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 678 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 千葉県や近隣市の状況でございますけれども、千葉県や近隣市においても、ここ数年、同様の傾向が見られてございます。  以上でございます。 679 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 680 ◯委員(篠崎哲也君) では、減って、原因はある程度わかっているんだけど、じゃあ来館者を増やそうやというようなことで、何か対策をとっていらっしゃいますでしょうか。 681 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 682 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 図書館の方の対応といたしましては、ホームページを通した情報発信の強化ですとか、各種主催事業の実施、あるいは子どもの読書の推進の取り組みといたしまして、将来に向けた読書習慣の形成などを図っているとともに、高齢者や障害者等に対するさまざまなサービス提供を行うことで、多くの年齢層に利用していただけるような取り組みを、継続して行っているところでございます。  以上です。 683 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 684 ◯委員(篠崎哲也君) 高齢者や障害者のサービスという話が出ましたけど、私も議員になってすぐかな、図書館の質問をしたときに、木更津図書館で点字の蔵書、これは県内でもかなり有数なというか、蔵書があるんですよね。そういう特徴をちょっとPRしていけば、少しでも来てくれるのかなという気がしますし、そういう努力をしていただきたいなというふうに思います。  これは私の全く私的なことですけれども、先日、余り有名じゃないライターの本が欲しくて、それを調べていたんですけど、廃刊になっている本も含めてなんですけど、どうしても欲しいなということで、図書館に問い合わせしたんですよ。そしたら、その作者の本が5冊ありますという形で、連絡をいただきまして、本当に非常にうれしかったんですよ。だから、図書館ってそういう意味でかなり必要ではないかなというふうに思うんです。ただ、来館者が余り多くないというのは、立地条件が悪いのかなと。駅から歩くと10分ではいかない、15分ぐらいかかるかな。だから、例えば高齢者の話が出たけど、ちょっとあそこまで歩くのは遠いんだけど、例えば、今ここ我々市役所を間借りしているけど、ここに分館を置く、もしくは新しいところへ図書館を建て直すなんて考えはないですか。 685 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 686 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 図書館につきましては、木更津市公共施設等総合管理計画等がございますので、そういったこととの整合性を図りながら、さまざまな条件を勘案して、今後、検討・研究していきたいというふうに考えております。  以上です。 687 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 688 ◯委員(篠崎哲也君) 利用者のサービスの点から、例えば、電話でもパソコンでもいいですよ。これこれの本を借りたいと申し込んだら、駅前のこの辺のどこか一部だけでも窓口みたいに置いて、そこに来たら本が借りられるなんていうサービスなんていうのは考えられませんか。 689 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 690 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 駅前でのサービスは現在行っていないところですけれども、市内の各公民館において、リクエスト等のサービスを行っておりますので、そういったところではサービス提供を引き続きやらせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 691 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 692 ◯委員(篠崎哲也君) わかりました。いずれにしても、図書館、僕は若い頃、高校の頃たまに利用させていただきましたけれども、そういう形での利用者もいるはずですので、ぜひこれからも市民のためにご努力いただきたいと思います。 693 ◯委員長(座親政彦君) 関連ですか。田中委員。 694 ◯委員(田中紀子さん) 図書館で「赤ちゃんといっしょのおはなし会」とか「3さいから小学生のおともだちのおはなし会」など、定期的にされているようですが、この参加状況やその参加している方が近隣の方なのか、わざわざ図書館に出向いているのか、わかりましたらお知らせください。 695 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 696 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 参加状況につきましては、個人のデータを取得してございませんので、近隣の方かどうかというのは存じ上げてございません。 697 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 698 ◯委員(田中紀子さん) では、雰囲気的にいつも20人ぐらい来ているよ、いや、5人ぐらいだけれども、楽しそうに毎回同じ人が来ているよ、いつもメンバーが違うとか、何かあると思うんですが、どんな状況でしょうか。 699 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 700 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 長年これをやっていることによって、比較的定着したメンバーがいらっしゃっているというふうに思っております。大体20人ぐらいのメンバーでは、毎回毎回参加していただいているというふうに思っております。  以上です。 701 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 702 ◯委員(田中紀子さん) では、そのようなイベント案内を、図書館のホームページのほかに、どんなところでお知らせしているんでしょうか。 703 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 704 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 図書館のホームページが主なものになっておりますけれども、そのほかに図書館だよりですとか、館内の掲示、あるいは保健相談センターでやっている健診のときに紹介するなどして、若いお母さんたちに周知しているところでございます。 705 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 706 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。  では、公民館の中に図書室とか図書コーナーがあったりします。図書館側として、公民館の図書を置いてあるところですね、その図書についてはどのような位置付けと考えているのでしょうか。 707 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 708 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 公民館につきましては、比較的図書館に来られない遠隔地の方々に対するサービスとしての位置付けでございますので、内容的には特徴的なところはないかもしれませんけれども、子どもさんに対する児童書ですとか、あるいはお年寄りに読んでいただきたい本、さまざまな本をご用意させていただいているところでございます。また、先ほども申し上げましたけれども、リクエスト等に対応させていただいて、そちらの方で読みたい本があれば、週1度職員が実際に本を持っていくような体制を整えているところでございます。  以上です。 709 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 710 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございました。図書館でさっき言っていたおはなし会とか、いろんなイベント、いろんな図書館に行くと、図書館でこんなことをするのというのもやっていて、集客力をつくって、ではひとつ借りようかなというふうに、暮らしの中にすっと入っていけるような、本が好きだから行くんじゃないという人たちも図書館を訪れるんじゃないかなと思うので、今後も木更津らしさのある図書館を目指していただけたらと思います。  図書館について終わります。 711 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 712 ◯委員(石井徳亮君) 155ページの遺跡群発掘調査事業費の中の潮見資料庫管理運営費146万円ですけれども、この資料庫というのは、確認なんですけど、旧庁舎の車庫のところにあるんでしたっけ。 713 ◯委員長(座親政彦君) 山口参事。 714 ◯教育部参事・文化課長(山口玲子さん) 潮見資料庫につきましては、つぼやの後ろといいますか、旧アクアライン資料館というような形で一時オープンしておりました建物に、資料とそれから発掘した遺物の整理作業を行う場所として設けてございます。 715 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 716 ◯委員(石井徳亮君) 場所はわかりました。ちょっと誤解しておりました。ここの潮見という土地柄なんですけれども、例えば、消防庁舎が今度1メートルかさ上げしてつくるというような形になっていますけれども、ここの場所でもそういった対応とかというのは大丈夫なんですね。 717 ◯委員長(座親政彦君) 山口参事。 718 ◯教育部参事・文化課長(山口玲子さん) 現在のところ、建物の改修等は予定しておりませんけれども、基本的には大丈夫なものと考えております。
    719 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 720 ◯委員(石井徳亮君) 156ページなんですけれども、市史刊行事業費の市史編さん事業費の方で、633万9,000円になっています。昨年は331万2,000円で、こちらの方は市史の本編の編さんにかかわる調査及び研究となっていますけれども、これはいつ頃発行の予定なんでしょうか。 721 ◯委員長(座親政彦君) 山口参事。 722 ◯教育部参事・文化課長(山口玲子さん) 市史の刊行につきましては、目標年次が平成42年度となっております。 723 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 724 ◯委員(石井徳亮君) 平成42年という話で、まだ大分先なんですけれども、現状の進捗状況とすると、資料を集めたりなんかという、どの程度まで進んでいるんでしょうか。 725 ◯委員長(座親政彦君) 山口参事。 726 ◯教育部参事・文化課長(山口玲子さん) 現状におきましては、昨年度、市史編集部会を設ける中で、4部会の活動が開始しておりまして、今年度残りの3部会を設置して、市内全域に各分野、時代ごとの調査を進めているというような状況です。また、今年度から、関連いたしまして、新市史研究というような雑市の発行、今までやってまいりました市史公開講座等の記録紙を発行していく運びとなっております。 727 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 728 ◯委員(石井徳亮君) まだ立ち上がったばかりみたいな話なんですけれども、現存する資料的なもの、例えば、記憶からたどっていくものはよろしいかと思うんですけれども、写真とか、例えば人間もそうですけど、建物も日を追っていくごとにどんどんどんどんなくなっていくものが増えてくるはずなので、その辺については、早目に資料を集めるとか、そんな形で、今現時点で集められるだけ集めるようなご努力をお願いできたらと思います。よろしくお願いします。 729 ◯委員長(座親政彦君) ほか、いかがですか。三上委員。 730 ◯委員(三上和俊君) 図書館は昔は駐車場がいびつな格好をしていて、長い間苦慮していて、今はある程度整形された駐車場になったわけですけど、ほかの施設と比べると、今、施設全てがノーパーキング・イコール・ノービジネスというか、そういう時代に入ってきていまして、特に、我々の地方都市は、車利用者が全てだと思うんですよね、高校生あるいは車を運転できない方々以外は。そういう観点からすると、駐車場が整形になって、一番最初から比べると少しはよくなったけど、まだ台数が足りないんじゃないかなと。そういう中で、荻野元議員が自分のところの会社の駐車場を開放してくださったり、いろいろして、利用者の便を図っていたわけなんですけど、駐車場に対しての責任者としての考え方をお尋ねさせていただきます。 731 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 732 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 図書館の駐車場でございますけれども、現在、隣の文京公民館と共用になってございますけれど、現在85台のスペースを設けてございます。歴史を追って、駐車場は広げているところでございますけれども、まだまだお客様にご迷惑をかけているところはあるというふうに思います。しかしながら、立地上、今の図書館の場所ですと、なかなか駐車場を広げていくのが難しいというようなことがございますので、イベント等の際につきましては、三上委員がおっしゃったとおり、荻野前議員の駐車場のところを利用させていただいたりということで、対応を図っているところでございます。  以上でございます。 733 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 734 ◯委員(三上和俊君) では、無理だからしょうがないと。どこか借りるとか算段するとか、館長として専任者として何かお考えになっているのかどうか、それをちょっと聞きます。少なくてしょうがないと。しょうがないで済ませるかどうか。しょうがなかったら、では利用者に対して何かの策を講じるというのが、普通の人の考え方だろうけど、何か考えたり悩んだりしているのか。 735 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 736 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 駐車場につきましては、大変申しわけございませんが、現状で今のところは考えているところでございます。ただ、先ほども申し上げましたとおり、通常の業務の中では、職員等が外に出たりして、時々確認しながら駐車場の状況などを把握して、対応をしているようなところでございますけれども、近隣の駐車場は比較的場所として少ないということもございますので、今現在の場所では少し難しいかなというようなことを考えてございます。今後、先ほどもお話がございましたけれども、公共施設再配置計画等のお話もあるようでございますので、そういった中で、今後対応を考えていければというふうに考えております。  以上でございます。 737 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 738 ◯委員(三上和俊君) 長時間、また公民館に用事のない人が利用するとか、そういう不届き者は多分ないと思いますけど、その辺のチェックというのはちゃんとされているのかどうか。 739 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉参事。 740 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 図書館の駐車場は非常に利便性、駅から近いということがございますので、中にはそういったお客様もいらっしゃいます。それにつきましては、特定車両がわかりますので、そういった毎朝巡回いたしまして、数日間にわたって止めている車両につきましては、掲示等を行うような形をとって、いわゆる退車していただくような形をとってございます。  以上でございます。 741 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 742 ◯委員(三上和俊君) その辺もすぐできることだから、一回中へ入ってから窓に駐車許可証とか何とかいうのも一つの策だと思いますし、ぜひとも頭を使って、うまく駐車場の狭隘をカバーするような策を考えていただきたいなと、こういうふうに思います。  それから、少年自然の家について伺います。  施設がもう既に老朽化して、また崖が崩壊したりしていまして、今使える宿泊のキャパとしてどのくらいあるのか、確認させてもらいます。 743 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 744 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 北キャンプ場と西キャンプ場を合わせて、140名収容のところ、北キャンプ場ののり面の崩落がございまして、70名ほどが使えない状態ですので、現在、70名のキャパで運営をしております。  以上でございます。 745 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 746 ◯委員(三上和俊君) それで、修復というか、工事で直す、あるいはこれを機会にもっと施設を更新するとか、何か考えていることがあるのか。少年自然の家も、法律だと、人口10万人以上の都市に子どもたちが自然と接する施設をつくりなさいという、文科省の法律のもとで、これはやられている施設だと思いますけど、自然の家というのは、山の中ばかりじゃなくて、海辺もあるわけだよね。だから、そういうことも考えると、この間の現地視察、2日前か、行ったみたての潮干狩りの休憩所、ああいうところも少年自然の家に第2何とかというような形で位置づけても面白いんじゃないかなと、立ちながら考えたんだけど、考えて立ったかな、そういうような思いをしたんですけど、この少年自然の家というのをこれからどんなふうに考えているのか。どんどんどんどん崩れていって、140が70になって、今度は60になって、そのうち自然消滅だということになるのかどうか。基本的にどんなふうに考えているのか。 747 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 748 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 少年自然の家のキャンプ場につきましては、昭和60年にオープンいたしまして、もう30年以上経過して、委員おっしゃったように、老朽化が激しくなっております。北キャンプ場の崩落に伴って、テントの部分、現在全て撤去をいたしまして、今、北キャンプ場はキャビンが3棟ほど残っております。今年度につきましては、新たなのり面の崩落がないかどうかを確認する意味で、利用の停止をしておりますが、来年度、特に問題がなければ、また北キャンプ場はキャビンを中心に運営をしていく予定でございます。そうすると、使用人数が100名になるという予定でございます。ただ、老朽化が激しくなっておりますので、今後も定期的にメンテナンスを行いながら、少しでも長く、この少年自然の家は屋内の活動場所がない、本当に不便なところでございます。非日常的な生活を実感できる場、逆に今の子どもたちにとっては非常に重要な拠点だと思っておりますので、できる限り長く、この施設を有効に活用してまいりたいと考えております。  海の方につきましては、私は行ったことがございませんが、民間のキャンプ場がオープンをしているということも伺っておりますが、本市といたしましては、現状の今の真里谷のキャンプ場を今後も有効活用するように、いろんなアイデアを出しながら、より多くの人に利用されるように、努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 749 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 750 ◯委員(三上和俊君) 潮干狩りを学校教育の中でもっとさせたらどうだというような話をしましたけど、学校の関係者が安全管理とか何かいろいろあって、遠くに出るのは控えたいという気持ちの中で、少年自然の家もどちらかと言うと学校で使うというよりも、子ども会で使うという方が多いと思いますけど、利用者の増について、どんなふうに対策を練っているのか、お尋ねいたします。 751 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 752 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) キャンプ場の利用につきましては、平成27年度から、キャンプ場の開設期間を長くいたしました。ゴールデンウィーク中の開設並びに夏休み期間終了後9月の終わりまで、本年度に関しては10月1日の日曜日まで、開設期間を増やしたところでございます。平成26年度に比べまして、約25日ほど多く開設をしておりまして、利用者の拡大に努めております。また、キャンプ場の利用促進に向けた各種、親子や子どもを対象としたイベント等を、生涯学習課の主催、またボランティアの協力のもとに行っておるところでございます。  以上でございます。 753 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 754 ◯委員(三上和俊君) 今、若いファミリー層というのは、キャンピングカーとか、キャンピングカーまでいかないと道具を乗っけてキャンプするオートキャンプというかな、それが結構はやりのようなんですけど、そういう子ども会とか学校教育、ボーイスカウト、ガールスカウト、そういう団体だけじゃなくて、ファミリー向けに何か考えることも必要じゃないかなと思いますけど、今は下の駐車場に車は置いて上がっていくなり、上がって子どもたちをおろしておりていくというような形で、車と切り離しちゃっていますでしょう。だから、どこか何台かオートキャンプとして使えるようなスペース、私の記憶の中ではあると思うんだけど、そんな考え方なんかしたことがないのかどうか。 755 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 756 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) キャンプ場の中の南キャンプ場というところが、特に施設がない真っ平らなところで、ボーイスカウトやガールスカウトはそこにテントを張りながら利用しております。そういう場を利用して、今のオートキャンプみたいなところに活用するということも、将来的には可能性としてはありますが、現状とすると、そこまで車が入っていけないという、これは真里谷城の遺構が残るということで、なるべく歴史的なものを傷つけないように、キャンプ場を運営しておりますので、現状としては一般の方の車両の乗り入れができないという状態になっているところでございます。  以上でございます。 757 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 758 ◯委員(三上和俊君) その辺がちょっと私と見解が違って、うまく考えれば、10台近くは入れるスペースは十分ありますので、ここで100台、200台と言ったって無理な話だから、たとえ何台でもいいから、そういう需要をきちっと……。需要があることは理解しているんでしょう。だから、そういう形でひとつ考えていただきたいなと、そういうふうにお願いをしておきます。  その件はそれで、立ったついでに、公民館の前に青少年相談員制度。これは千葉県独自の青少年対策事業でありまして、もう歴史も50年近くになろうかと思いますが、このなり手が少ないとか、いろいろ組織自体に問題を抱えているように聞いていますけど、この状況を木更津市は他市と比較して何かあるのかどうか、ちょっと確認させてもらいます。 759 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 760 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 青少年相談員制度でございますが、今委員がおっしゃったとおり、昭和38年に千葉県で設けられた制度でございます。現在、木更津市においては、第19期の青少年相談員が委嘱されておりまして、115名の方が各小学校区単位で地域の実情に合わせた活動を展開しております。本市におきましては、委嘱に当たっては、各地区の区長を中心にお願いをして、ご推薦いただいておるところでございます。また、地区によってはなかなか推薦者が出ないというような、やはり課題がございますが、何度も区長と相談をしながら、委員の委嘱に、どこの地区でも一定数の委嘱ができるように、何とか努力をしているところでございます。  以上でございます。 761 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 762 ◯委員(三上和俊君) では、消防のように、定数と実数に差はないということですか。 763 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 764 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 青少年相談員の委嘱数につきましては、前回の18期に比べまして、前回109名のところ、19期は115名と、微増の状態でございます。  以上でございます。 765 ◯委員長(座親政彦君) 定数はありますかということですが。秋元課長。 766 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 特に定数ということはございませんが、こちらの方として、県の方に何人分を委嘱したいというのは、事前に伝えておりまして、その委嘱数に合わせて委嘱をしているところでございます。  以上でございます。 767 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 768 ◯委員(三上和俊君) 各市で子どもたちの健全育成ということで一生懸命取り組んでいるわけですけど、各市がそれぞれ青少年相談員が、木更津市の青少年相談員の取り組みとして、担当として満足なのか、あるいはもっとこういうふうにしてほしいとか、何かいろいろイメージというのはあろうかと思います。他市の状況なんかを鑑みて、そういう点でどうでしょうかね。ただ委嘱して何もやらないというのはあるんじゃないかと。何もやらない相談員もいるんじゃないかと。何も行動しない、認識も持っていない、そういう人もいるんじゃないかなということの中で言っているわけ。 769 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 770 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 相談員の方々につきましては、やはり自主自発的に積極的に、青少年の健全育成に努めていただきたいと考えながら、私どももそこの部分の充実に努めているところでございます。一方、青少年相談員の一生懸命やっている活動について、地域の方々がその活動を知らないということもございますので、あわせて青少年相談員活動のPRもこちらの方で積極的に行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 771 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 772 ◯委員(三上和俊君) 何も知らないと言ったって、もう50年の制度だから、その辺は学校教育なり何なりとうまく手を結んで、情報公開してやるように、教育委員会の全体として取り組んでいただきたいと、こういうふうに思います。  以上です。 773 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 774 ◯委員(石井徳亮君) 先ほどのキャンプ場の少年自然の家の件なんですけれども、のり面が崩落したというふうに記載されているんですけれども、そこは工事で直したりとか、そういう形ではないんでしょうか。 775 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 776 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 本年度、そこののり面の崩落箇所の工事ということで、フェンスの設置工事並びに危険な状態になっておりますテントベース7棟の撤去を行いました。安全対策はこの工事で整ったところでございますが、本年度は新たな崩落がないかどうかを確認する意味で、一般の利用は中止とさせていただいておるところでございます。  以上でございます。 777 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 778 ◯委員(石井徳亮君) 以前にちょっと視察に行ったときに、結構周りののり面の高さがあって、そこをきれいに竹の伐採とかされていたんですけれども、逆に竹とかきれいにし過ぎて、崩落しちゃったのかなというような雰囲気もあるんですけど、その辺なんかはどうなんですかね。 779 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 780 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 詳しい原因まではつかめておりませんが、昨年8月の頭のゲリラ豪雨がございまして、その翌日にのり面の崩落が確認されたということもありますので、その豪雨が原因ではなかろうかというふうに思っております。 781 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 782 ◯委員(石井徳亮君) それでは、安全対策を気をつけてやっていただきたいと思います。  この少年自然の家はいろいろ見させていただいて、三上委員の方からも話がありましたけど、鎌足小学校の方ではサマーキャンプを学校でやっていて、2年ほど、鹿野山少年自然の家、習志野市がやっているところで開催した経緯があったんですけれども、何から何までそこの人たちでやってくれて、子どもたちにはいいですけれども、親は一緒に何か学ぶといったノウハウ的なものというのは全くなくなっちゃって、その2年間やった後に今度鎌足小学校のところに戻したときは、非常に大変だったんです。だから、そういう形では、親も一緒に学べるというか、そういう形のノウハウ的なものを残していっていただければ、なおのこといいかと思いますので、よろしくお願いします。 783 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 784 ◯委員(田中紀子さん) 公民館費です。決算書157ページの公民館運営審議会委員報酬、それと決算書154ページの社会教育委員報酬ですね。どちらも報酬が出ていて、会議録もきちんとアップされていたので、会議録の中から読み取れなかったので、お尋ねいたします。  今、9月議会で公民館の手数料なども出ています。図書室とかを貸し室として利用するかどうかということを、その2つの委員会の会議録からは読み取ることが、私はちょっとできなかったので、見落としていたらあれなんですが、公民館の図書室も貸し室で使うことはどうかという、審議はしたのかどうかということを確認したいんです。 785 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 786 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 社会教育委員会議の中では、図書室の貸し室利用についての審議ということでは行っておりません。  以上でございます。 787 ◯委員長(座親政彦君) 石井参事。 788 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 公民館運営審議会の審議の中でも、そのことについては審議されておりません。 789 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 790 ◯委員(田中紀子さん) ということ。でも、大体500円までだよというのは、社会教育委員会の会議だったかな、500円ぐらいまでを上限にして、大体4分の1までですよというので、話し合いはしているけれども、図書室の貸し室として、お金を取るか取らないか、それは今までの社会教育のいろんな観点からどうなのかということは、審議しなかったということが、今わかりました。  でも、今回議案に出ているわけですよね。今回、この9月議会で可決されたら、今度またこの2つの委員会で、議会で決まったからと言って、お知らせがいって、あら、図書室も取るのねというような形で、市民に情報がだんだん伝達していくわけですよね。ずっと委員会で1年間わざわざ、ほかの公共施設の再配置、手数料を取るのと違って、公民館のことはゆっくり1年間考えてこようといったところで、この一番大事なところを先図書館として図書はどんな位置付けかと聞いて、高齢者の人が借りに来たり、お子さんが来て借りるところでという、その気軽さ。あと、図書館まで行けないけど、公民館なら行けるよという人の居場所というように考えると、いつも利用していたからお金を取ることにしましたという決定を、社会教育委員会議とか、公民館運営審議会でどうだというのを聞かずに、議案に上げたということは、どのようにお考えでしょうか。 791 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 792 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 図書室という名称の部屋でなく、例えば保育室という名称の部屋に図書が現在も置いてある部屋がございますが、この部屋につきましては、今も目的外使用料金表が現行の条例で設定されておりまして、その条例に倣いまして、新たな条例の整備に伴っても、料金設定をさせていただいたところでございます。  図書室につきましてですが、これにつきましては、現在、公民館において、やむを得ず各団体が占有して会議等を行っている場合がございます。そういうケースに合わせまして、条例の中で、料金規定がないからそこだけを使えば無料だということにならないように、料金設定をしておるところでございます。  なお、図書室につきまして、個人が図書を利用する場合に有料になるとか、そのようなことは一切ございませんので、今までどおり個人の方は気軽に図書の利用をしていただきたいと思いますし、公民館の実情によって、図書室はやはり個人利用でないと、利用者が多くて団体にはとても貸せないというような事情があれば、その図書室は団体利用に供さないというような形にしていただければと思っております。  以上でございます。 793 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 794 ◯委員(田中紀子さん) 私が言っていたのは、議案になってくるまでに市民の意見を聴くと言って、それが委員会とか評議会とか審議会とかいろいろあって、そこを経たりしていくから、議案に上がってきたと思っていたんですが、今回、この案件、手数料のことに関しては、パブリックコメントも出せなかったというところで、十分審議するんだと言っていたけど、今回の図書室のあり方、公民館での図書室のあり方というところは、十分それぞれの委員会とか審議会で話し合ってこなかったんじゃないかというところは、市民の声を聞くって何だろうなと、今度そこの委員会に行ったら、きっと議会で決まりましたからと報告になるんじゃないかというのが、何か私たちによって議会で議論になって、ああ、この金額になるっていって初めて知って、そういうのが何だろうなと思いますので、市民の声を聞くと言ってものを決めていくというのは、誰が主体なのかというところを、今後社会教育の一環としてちゃんと考えてほしいと思うんですね。
     こればかりやっているといけないので、陶芸用の電気窯ですね。これはその委員会の中でもやっぱり話題になっていましたね。光熱費は本当にこれなのかというのが、会議録の中にも書いてありました。でも、それはそんなに詳しく、だから幾らというのは出せないとか何とかというので、今の金額のままになったと。ほかのは全部計算したというんだけど、決算資料の294ページをご覧ください。  ここに陶芸窯使用料が22万9,690円とかいてあるんですよ。みんなから集めた陶芸の電気窯の電気代としてもらった金額ですね。我が家の電気料よりとても高いんです。そんなに電気窯って電気を食うのかと思うんですが……。食うんですか。だけど、食うんだったら食うで、でも、ほかのところの受益者負担というのは4分1だと。では、これも4倍もかかった電気料なのかというところが、市民から聞かれたらちゃんと説明できないといけないと思うんですが、この据え置きにしたということは、どういうことなんでしょうかというのは、その会議の中では報告はなかったですよね。 795 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 796 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 陶芸窯の電気代に関しましては、陶芸の基本料金が1回当たり500円相当かかるということと、もう一つ、本焼きと素焼きという2つ、先に素焼きがあって、その後本焼きなんですが、その素焼きの場合におおむね530円ほど、本焼きはもう少しかかるということで、現状、素焼きが1,030円、本焼きが2,060円ということになっておりますが、陶芸の業者等にも電気料金の1回当たりの単価を確認したところ、現状の料金表の据え置きで、かかっているコストはそのコストだということで明らかになったもので、そのコストのまま料金の値上げをしなかったということです。  以上です。 797 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 798 ◯委員(田中紀子さん) では、今のこの金額の4倍があれですか、受益者負担で4分の1にしますと言って、電気料だけは実際の価格でいきますということにしたんでしょうか。 799 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 800 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 陶芸窯の電気代については、1回当たりかかった費用をそのまま計算して、いただいております。 801 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございますか。石井委員。 802 ◯委員(石井徳亮君) 157ページの放課後子供教室推進事業費なんですけれども、こちらは6地区で実施となっていますけれども、前はもうちょっとあって、富岡小学校で始めるというあたりまで、自分の方は知っていたんですけれども、今現時点で、どちらかの地区で立ち上がりそうなところというのはあるんでしょうか。 803 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 804 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 新しくこれから立ち上がるというところは、特に私の耳には入ってきておりません。現在、東清、岩根、八幡台、波岡、清見台、中郷、この6地区で行っているところでございます。  以上でございます。 805 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 806 ◯委員(石井徳亮君) こちらの事業をやっていただいている方は、本当にそういう意識の高い方ばかりで、こちらからお願いしているわけではなくて、独自にやってもらっているような方々ばかりなんですよ。ですから、そういうところを後押しするような形を行政としても示して、ほかの地区でも、じゃあ、うちでもやってみようかというような感じのところが出てくるようなふうに思うんですけど、その辺はどうでしょうか。 807 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 808 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 私どももこの放課後子供教室の拡大に向けて、いろいろ学校側に相談をしながら、一校でも多く広げられるように努めておりますが、やはり下校時間が学年によって違うということと、あと、地域の担い手がやはり不足している、そういうことなどから、なかなか放課後子供教室の開催に踏み切れない学校区があるというふうに、認識をしております。  以上です。 809 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 810 ◯委員(石井徳亮君) こちらの方の運営については、やはり運営する方々も子どもさん方のけがとか、その親御さん方との意見の食い違いとかで、いろいろ苦労されているのは存じ上げていますので、その辺のところは応援して、次のところが増えていくような形で進めていっていただきたいと思います。お願いします。 811 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 812 ◯委員(三上和俊君) 今年は市制75周年ということで、どっきりで、その日に金鈴塚の金鈴が国宝化ですよなんていうようなことになるのかどうか。今、国宝化に取り組んでいるということで、国立歴史民俗博物館と一緒にいろいろやっていると、また、この平成28年度の事業でも修復工事をやったとかというようなことでやっていますけど、この国宝化、金鈴塚の遺物関係の取り扱いについて、どういうふうになっているのかお尋ねいたします。 813 ◯委員長(座親政彦君) 山口参事。 814 ◯教育部参事・文化課長(山口玲子さん) 国宝化推進事業につきましては、今年度から事業化されたもので、市民への金鈴塚及び金鈴塚の遺物の周知活動並びに広報等を、本年度は目指して、その資料づくりを行っているところでございます。委員ご指摘のとおり、国立歴史民俗博物館との共同研究、また文化庁のご指導をいただきながらの、重要文化財としての金鈴塚出土品の再整備事業につきましては、報告書の完成が平成31年度末を見込んでおります。その報告書をもって、文化庁が文化審議会等に図っていただけるような形となっております。非常に残念ながら、今年度というわけにはまいらないと存じます。 815 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 816 ◯委員(三上和俊君) その今調査しているというか、まとめつつある報告書は、そういうような国宝に合致するような、認定していただけるような重要度というか、貴重度というか、そういう表現をいただけるのかどうか、ちょっと確認させていただきます。 817 ◯委員長(座親政彦君) 稲葉副館長。 818 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) 基本、今つくっている金鈴塚古墳の再整備の報告書にあるんですけれども、それをもとに文化庁の調査官が、審議委員に対してこれがこういうふうに重要なんだということを説明すると、そのための資料として、いわゆる普通の報告書なんですね。一般につくられている報告書なんだけれども、それをきっちりつくってくれと。文化庁から言われていることは、昭和26年に報告書が出ておりますけれども、千葉県の教育委員会の方で出しておりますけれども、あれはほとんど大事なものが抜けている状態で、あれではとても説明ができない。ですので、一点一点しっかりチェックをして、これはこういうものだと、重要なものなんだということがわかるように説明するための資料として、報告書をつくってくれと言われておりまして、今その作業を、文化庁の指導を受けながら、着々と進めているところでございます。 819 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 820 ◯委員(三上和俊君) 着々と進めているところは、進めている人はどういうスタッフなんですか。 821 ◯委員長(座親政彦君) 稲葉副館長。 822 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) まず、基本は全国のその道の一級の専門職の方です。といいますのは、我々木更津市の職員でも、埋蔵文化財を担当している者がおりますが、金鈴塚の出土品というのは、基本、例えば金鈴塚以外の木更津のこの辺の一般的な集落とか古墳を掘っていて出てくるものとは格が違うんですね。ですから、そういうものだけを、僕らは今までやっていたものですから、逆に、全国の一級品を見ている専門家の中でも専門的に研究している方、そういう方々に見てもらって、作業を進めております。 823 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 824 ◯委員(三上和俊君) では、その皆さんの取り組みに期待いたしまして、平成31年か、あと何年か待つことにいたします。どっきりがなしということだけわかれば結構です。  立ったついでに、まちづくり協議会、公民館の皆さんにお世話になって、市民活動支援課と一緒にこの協議会を立ち上げていこうということでやっているんですけど、公民館の職員の方は、そういうふうな市長をトップとした取り組みに対して、そっぽを向いているのか、一生懸命取り組もうとしているのかどうか。何かそっぽを向いているような感じがしているんだけど、市長のお願いというか、公民館を中心としたまちづくり協議会をということに、何か我々は笛を吹いているけど、民が踊らないというか、住民がひとつも呼応してくれないと、反応してくれないという形で、我々は笛も太鼓もたたいているというんだけど、笛も太鼓もたたいているところを見たことがないんだけど、その辺の皆さんの取り組み、意気込み、どんなふうに考えているのか。 825 ◯委員長(座親政彦君) 石井参事。 826 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) そっぽを向いているということはないと思います。あくまでも地域の方が地域の課題を解決すべく、それを横からまた後ろから応援していく、支援していくというような形で、進めていくというふうに思っております。まちづくり協議会の事務局なども、公民館が担っているというのもございますので、あくまでも行政と地域の人たちと一緒になって、協働しながら進めていくというような考えで、公民館職員も一生懸命取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 827 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 828 ◯委員(三上和俊君) 非常に文学的な表現というか、説明の文章だとまあ50点か70点ぐらい、私はつけます。だけど、それを「あくまでも住民と一緒に」なんて言って、レーニンが言っているような言葉で、「人民の中に」と言って、革命を起こすという話なんだけど、そうじゃなくて、カストロみたいに引っ張っていかなくちゃいけないと思うよ。やっぱり、もう課題は与えられたと。市民活動支援課と公民館でこれをやりますということで、もう我々のやらなくちゃいけないものだと思って、きちっと調査研究をして、その協議会はどこどこの地区、あるいは木更津市のどこどこの地区がこうだと。また、どこどこの木更津市以外の、まちづくり協議会ってどこでもやっていますので、こんなふうにやっているということで調査研究をして、なおかつ公民館職員の中でもそういうコミュニケーションをとって、それで、その成果を住民に話をして、どんどんどんどんつくり上げていくという必要があるんじゃないかなと思うけど、ただ、住民がポコポコ上がってくるのを待っていますよと、一緒に上がっていきますよじゃ、ちょっと市長の意気込みと皆さんの取り組み姿勢が、同じ熱というか、方向を向いているとは信じがたいというか、認識しがたいんですけど、どうなんですかね。そういう取り組みを、では、公民館職員をやっている人たちで実際まちづくり協議会をどういうふうにやりましょうよなんていうようなことを、市民活動支援課の方々とディスカッションしたり、では、このまだできてない地区はどういう点でこれを攻めていこうかなんて、作戦会議なんかやったことあるの。多分やっていないと思うよ。できていないところは、やっぱり、ああ、この地区は誰々がこういう立場でこういう発言力を持っているから、では、この人にお願いして、どうだこうだ、こういう組織を動かしていけばという、机上の作戦会議を、市民活動支援課と地元に根差した公民館職員がすったもんだやらなくちゃ、ただ待っていたって、住民はまた同じような組織をつくるのか、そんなに暇じゃねえやということで、住民はそういう熱はない。だから、なぜこういうふうに一生懸命行政がやるかというのは、やらなくちゃいけないかというのは、皆さん職員が熱く語らないと、理解してくれないし、動いてもいただけないと思うよ。ちなみに富来田なんかは対策協議会ということで、ずっと自然保護のために反対運動をやったり、久留里線が無人化になるから何だかんだと言って、長い歴史で、みんなでやるという歴史があるから、またそういう気持ちがあるからあれだけど、それを一つずつ一つずつ皆さんが住民の気持ちをつくっていかなくちゃいけないから、だから、公民館職員が本当に社会教育のその地域の学校の先生になったようなつもりでやっていかなくちゃいけないと思いますけど、石井参事に聞いたってしょうがないや。教育長、どうなんですか。 829 ◯委員長(座親政彦君) 高澤教育長。 830 ◯教育長(高澤茂夫君) 貴重なご意見だと思います。今お話しいただいたように、まちづくりですから、これは市民活動支援課はもちろんなんですけど、地域を挙げてという形になるでしょうから、地元の地域に根差した公民館でもありますから、お話に出されているような形の中で、精いっぱい努力はしていきたいというふうに考えています。また、館長、生涯学習課を通して、いろんな集まりがありますので、そんなところでお話をしていきたいというふうに考えています。 831 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 832 ◯委員(三上和俊君) この間、小郡市に行ったら、小郡市というのはまちづくり協議会というのがありまして、まちづくり協議会のコンセンサスをとると、自治会バスというのを走らせることができると。市民の足を確保するということの中で、バスを買い与えると。運転というか、ランニングコストなんかもそれなりに見てやるというようなことで、そういうような事例があるんですよ。だから、そういう事例もあって、一番住民の切なる思いというのは、学校の廃止とか、生活の足とか、そういうものだと思うんですよね。だから、そういうことを各市町村はこういうふうにやっていますよというようなことで、事例を話して、また木更津市が果たしてそれを受け入れる、応じるだけの財政的な裏付けをしてくれるかどうかわかりませんけど、それは立ち上がった住民の力だと思いますので、そういうようなことをやっぱりみんなで学んで、先進事例を学んで、地方創生の前委員長の岡田委員にいろいろ聞いて、これをやるとか、あるいはその辺の取り組みはちょっと自然発生的に今傍観していると言っちゃ何だけど、私なんかにしてみれば傍観しているんじゃないかなと思うんだけど、副市長どうなんですか、この件について、もっと全庁を挙げてやるんだったら、副市長なんかがこういうふうにやりましょうよということで、先頭に立って考えなくちゃいけない話じゃないかなと思う。  小郡市も、話を聞いたら、立ち上げがなかなか大変だったんですよ。だけど、立ち上げてみたら、そういう自治会バスというバスをきちっと、みんなが必要だということで、コンセンサスの中で運営して、今はみんなに喜ばれていると、こういうようなことがあります。各市町村でいろんなまちづくり協議会での効果というのはありますけど、そういうことを事例を話す機会なんか、石井参事、ないんでしょう、住民に、公民館職員が。  だから、そういうことを勉強して、熱く語る必要があるんじゃないかなと思うんですけど、どうなんでしょうかね。 833 ◯委員長(座親政彦君) 石井参事。 834 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 委員おっしゃるとおり、私ども、公民館職員は、市民の人たち、住民の人たちと一緒になって、課題解決に向けて、同じ方向を見ながら、同じベクトルで、一緒に学びながら、実際の課題なども掘り起こしながら、また先進地の事例なども研究しながら、学んでいく姿勢がとても重要じゃないかなというふうに思っておりますので、今後、地域の人たちと一緒になって、学びながら、まちづくり協議会に力を注いでいくというような形で、取り組んでまいりたいというふうに思っております。 835 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 836 ◯委員(三上和俊君) それで、人生、目標とか課題があると励みになりますので、確認させていただきます。  7地区から今年度あと半分近くある、どのくらい立ち上げる考えなのか。言葉だけで、あけてみたらゼロだったと聞いたらいけないから、やっぱり目標をきちっと、今このところで言って、それをやっぱり勤務評定に評価するとか何か、そういうような形でやっていかないと、委員会がただの言い合いだけになっちゃうから、一つの目標として、私はこういうふうにやっていますぐらいのことを言った方がいいと思いますよ。これからの充実した委員会をひとつ考えるんだったら。 837 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員、市民部への質疑みたいな感じがしますが、もし石井参事の方でコメントがあればですが、石井参事。 838 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 現在、今年度立ち上げるべく、3地区を、市民活動支援課と連携しながら、協議が進んでおります。波岡地区、中郷地区、中央地区。この地区が今年度立ち上げを目指して、協議が進んでいると、始まっているという形になりますので、今までの7地区と今年度の3地区で10地区を目指していきたいというふうには思っております。最終的には公民館13地区を目指すというような方針もございますので、それに向けてそれぞれ公民館のエリアで、地域の人たちと一緒になって頑張ってまいりたいというふうに思っております。 839 ◯委員長(座親政彦君) ほかに。田中委員。 840 ◯委員(田中紀子さん) 短く終わるようにします。  生涯学習課、職員の最多残業時間は2年続きで700時間弱で、平成28年度は最多から5番目でしたね。ということで、それらの原因と、今年度の対策はどのようにしているのかお聞きします。 841 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 842 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 生涯学習課の業務といたしましては、PTAの連絡協議会や子ども会の育成連絡協議会など、社会教育団体との連携や活動支援、また、ボランティアの育成やキャンプ場の事業、また成人式等、さまざまな事務事業により、平日の夜間や土曜・祝日等によるイベント等を開催することが多くあることから、やむを得ず時間外勤務をしている状況がございます。特に平成28年度は、10月にイオンモール木更津で、4市の青少年相談員連絡協議会合同による、地域のつどい君津地区大会というものの担当市になっていたことも、主な理由として挙げられます。課の全体として、平成27年度に比べて、平成28年度は225時間の減、最も多い職員で、平成27年度に比べて7時間の減でございました。今年につきましては、おかげさまで生涯学習課1名の増員がかないました。これをもとに、課の事務事業を改めて点検し、事業のスクラップ・アンド・ビルドも図りながら、1人に負担が集中しないよう努めております。現在、本年度8月末現在、平成28年度の同時期の比較といたしましては、課全体として232時間の減、一番多い職員で、平成27年度に比べて285時間の減となっております。  以上でございます。 843 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 844 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。仕事量を効率よくしていってください。  それで、最後に聞きます。  生涯学習バス管理事業費なんですが、これは、有料とか無料とかは、検討したのかしなかったのかだけお聞きします。 845 ◯委員長(座親政彦君) 秋元課長。 846 ◯生涯学習課長(秋元 淳君) 法令により有料で運行することはできませんので、検討はしておりませんが、無料で運行ということでございます。  以上でございます。 847 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 848 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で教育費の審査を終わります。  ここで午後4時まで休憩といたします。                                 (午後3時39分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時57分) 849 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次の審査に入ります前に、午前中の第40款の土木費の審査の中で、執行部の方から再度ご説明をしたいという申し出がありましたので、発言を求めます。斉藤参事。 850 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) お時間をいただいて申しわけございません。  決算書140ページ、土地区画整理事業補助負担金、請西千束台特定土地区画整理事業補助負担金に係る、田中委員の区画整理事業にいつも負担金を支出しているのか、千束台だけではないのかというご質疑に対しまして、再度ご説明をさせていただきます。  区画整理事業への負担金は、国の補助金制度を活用する区画整理組合に対しまして、負担金を支出しております。よって、全ての区画整理事業に支出はしておりません。近年の組合施行の区画整理事業では、中尾伊豆島特定土地区画整理事業、請西第3特定土地区画整理事業には、負担金を支出しておりますけれども、烏田特定土地区画整理事業は、国の補助金制度を使っていないので、市の負担金を支出はしておりません。  以上でございます。 851 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。  それでは、審査を再開いたしますが、163ページ、164ページの、第60款公債費及び第65款予備費についてご審査をお願いいたします。  ご質疑があれば、お願いいたします。三上委員。 852 ◯委員(三上和俊君) 収入では市債、支出では公債費、同じものなんですけど、歳入と歳出で名前が違う、こういうことでございます。いつもテレビで言われているように、カードあるいはローン関係のフレーズとして、「ご利用は計画的に」と、こういうことだと思います。市債も財源として有用であります。市民にとっては、サービスを先にいただけるということで、後年度負担になりますけれども、今生きている我々にとっては、本当にありがたい話で、お金がたまってから何やらするんじゃなくて、住宅ローンとかマイカーローンとかと同じで、お金がなくても先にサービスの提供を受けるということで、本当にいいことだけれども、何度も言わせていただきますけど、いいかげんに借りてしまうと破綻してしまうと。また、破綻しようとは思わなかった富津市でも、思わぬ財政の収入の方が入ってこないとなっちゃうと、これがまた負担になってしまうと。だから、本当に計画的にやっていますよと言っても、また大変だと思いますので、やっぱり財調との絡みとか、総合的な皆さんの見方が必要だと思いますけれども、改めて確認させていただきますけど、これ、心配がないのか、また、その心配がないというのは、どの辺を指して心配ないと、計画的にやっているのかというご説明を、再質疑がないようにお願いします。 853 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡課長。 854 ◯財政課長(鶴岡賢一君) お答えいたします。  まず、起債につきましては、中期財政計画でも定めておりますが、4年間平均28億円、このうち16億円を臨時財政対策債を見込み、事業費に充てる分を12億円と見込んでおります。12億円をもとに、基本計画事業の採択の中で、年間12億円におさまるような形で、基本計画の査定を、企画、行革、私どもの方でしていきたいと思っております。あと、財調につきましては、余りため過ぎると、今の住民サービスが行われないということにもなりかねませんので、将来の負担と現在の住民サービスのバランスを考えた上で、財調の管理も十分活用を図っていきたいと思います。  以上です。 855 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 856 ◯委員(三上和俊君) 公債費の中で、プライマリーバランスとかという言葉があります。借り入れるよりも返済の方が多い方が、どんどん減っていきますのでいいんですけど、その辺の絡みというのは、本当にそういうことで今後どういう財政需要があっても、このたがは外しませんと、どんどん減らしていきますという、そういうような力強いというか、しっかりとした考え方の中で本当に運営していくのかどうか。時たま、ああ、しょうがないですね、市長さんね、なんて言ってやっちゃうと、いいかげんになっちゃいますけれども、昔は非常に厳しかったけど、木更津市が厳しいと言ったときには厳しかったけど、ちょっとしたときは緩んだ感じがしたんですよ。今の状況は普通かなと思います。長い私の何というかな、感じとしてね。実感として、そういうのがあります。そういう中で、どんな考えなのか確認させてもらいます。 857 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡課長。 858 ◯財政課長(鶴岡賢一君) 先ほども事業に充てる部分を12億円と言いましたが、この決算審査の中でも各委員からあれを早くしてくれ、これを早くしてくれといろいろ施設系の要望もございましたが、そういうものを年度をずらすことによって、年間12億円にする。そして、プライリーバランスですが、今後、公債費は平成35年までは上昇を続ける予定でございます。その後は減額とはなりますが、30数億円が公債費となりますので、起債をそれ以上にならないように、プライマリーバランスを確実に黒字になるにように、予算編成をしてまいりたいと思います。  以上でございます。 859 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございますか。          〔発言する者なし〕 860 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で議案第70号の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。                                 (午後4時04分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時05分)
    861 ◯委員長(座親政彦君) それでは、休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  続きまして、議案第89号 平成28年度木更津市水道事業決算の認定につきまして、ご審査願います。  別冊の水道事業決算及び事業報告書により、ご質疑願います。草刈委員。 862 ◯委員(草刈慎祐君) 健全な経営を進めていく中の一つの要因といたしまして、漏水を早く見つけて早く止めるというふうに、私は思っておるんですが、その中で漏水を探知するために、漏水探知車を借りて、漏水の発見をされていると思うんですが、今、広域行政を進めていく中で、今のうちから木更津市は用意しておいて、最終的には4市で使うものでありますから、リースをしないで、日常から漏水を探知するべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 863 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 864 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 漏水の発見につきましては、市民の方からの通報と、あと漏水の業務委託ということで、業者の方に委託しておりまして、そういった関係から、リースするという形よりも、業務委託の方が発見に寄与するのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 865 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 866 ◯委員(草刈慎祐君) 委託されているということなんですけれども、その委託料と、365日使っているわけじゃないとは思っているんですけれども、自前の車があったら、市内を走っていれば探知できるというふうに理解していましたので、このような聞き方をしたんですが、車の購入というのは、やっぱり考えられないことなんでしょうか。 867 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 868 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 漏水につきましては、そういった車による漏水探知というのはございません。地下に空洞があるとか、そういったもので国交省とかそういうところで使っておるんですけれども、漏水につきましては、やはり地道に漏水探知機とか音調棒とか、そういった人海戦術になってしまうんですけれども、全国的にそのような方法をとってございます。  以上でございます。 869 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 870 ◯委員(草刈慎祐君) じゃあ、ぜひそういう車も導入していただきたいということが1点と、あと、3月の質問のときにさせていただいたんですが、水道施設を使った最新エネルギーの方、前向きな検討をいただいたと思っているんですけれども、来年以降実施できるのかどうかをお伺いしたいと思います。 871 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 872 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 昨年度、先進地とかいろいろ事例を参照しまして、今年度、小水力発電をやられている業者、数社にお見えいただいて、現地の方も確認していただきまして、商業ベースに乗るのかどうかという検証をしていただきまして、実行可能であるというような回答を各社からいただいておりますので、来年度、そういった形で、入札になるのか、プロポーザル方式になるのか、ちょっとわからないですけれども、その辺を検討して、来年度、実行したいというふうに考えております。  以上でございます。 873 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 874 ◯委員(田中紀子さん) 水道事業決算審査意見書の2ページで、経営分析のところでお聞きします。  平成27年度の水道の経営比較分析表では、こんなのがあるんですが、「平成26年度に、配水場建設工事のための借り入れに伴い、企業債残高が増加し、段階的に縮減していくことが求められている」と書かれています。また、今回のこの2ページの決算審査意見書でも、同様のことが書かれています。これは類似団体の平均よりも高い水準で推移はいつ頃まで続くのか。今後広域化へと移行するけれども、どのような推移を見通しているのか、お聞きします。 875 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 876 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 企業債比率の借り入れの件でございますが、現実的には金田配水場、こちらの方の借り入れで、企業債残高が増えました。昨年度からなんですが、企業債の借入額よりも返済額を多くするということで、プライマリーバランスといいますか、そういった形で収支の均衡を保っております。木更津市は、統合の関係ですけれども、4市の中で一番企業債比率が低いということで、今後、統合しましても、木更津の企業債の比率をベースということで、事業の運営を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 877 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 878 ◯委員(田中紀子さん) 今後の広域化に関しても、資料が委員会などで配られているんですが、一個一個で、今後こうなるよというシミュレーションはあっても、結局、この市債残高がどのように、どこがピークで減っていくのかというのが見えにくいような状態なので、やっぱり今後この段階的に縮減していくことが求められているとあるので、広域化に向けて、あ、これもお金を借りて、お金が来る予定だけど返していくよというのが、だんだん心配ないよというのが見えるような形の、ちょっと検証をすることも必要かなと思いますので、この次のときの来年の決算のときにでも、ちょっとそういうのがわかるといいなと思いましたので。そんなのは可能なんでしょうか。 879 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 880 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 当然、企業債を借りる形の中で、そういった企業債の計画を立てておりますので、可能でございます。  以上でございます。 881 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございますか。三上委員。 882 ◯委員(三上和俊君) この意見書を見ますと、供給単価が242円12銭、給水単価が236円2銭というようなことになっております。収益もそれなりに上がっているということで、資料を見させてもらったんですが、我々民間人はどうしても、資料請求した比較損益計算書、出してもらった、これが一番わかりやすいんですよ。三角になっていると、前年度よりも安くなったと。経費の三角は皆さんが努力した結果だということで、こういうものが我々に説得力をもって、皆さんの努力が一目瞭然でわかると、こういうことなんだけど、今までなぜ比較損益計算書というのが出てこなかったんですか。これは何か無理してつくってくれたんですか。今までなぜこれが出てこなかったのか、我々の議会のところに。 883 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 884 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 申しわけないんですけれども、監査の方のこちらの方の参考資料といいますか、16ページですね。こちらの方にも同じような費用別の比較というか、三角であらわされているのをご確認いただければと思うんですけれども。これは水道部の方から出たやつを、監査の方からいただいているということなので。ということで、お願いしたいと思います。よろしくお願いします。 885 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 886 ◯委員(三上和俊君) これを見ますと、両方見ても、16ページを見ても、お願いしてつくっていただいた資料を見ても、三角ばかりだし、職員も減っている。再任用が1人いらっしゃいますけど、そういう中で、今後、皆さんはいろいろ当然お読みになられたですよね。2ページ、3ページ。監査委員の意見書。この中で、何かをひしひしと感じて、何をこれ、一生懸命自分たちの課題として取り組むつもりなのか、お話をいただきたいと思います。 887 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 888 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) まず、一番最初に重要だと思いますのは、統合してもそうなんですけれども、施設の老朽化。管路もそうですが、浄配水場も老朽化しているということで、こちらの更新、耐震化をしっかりとしていきたいというふうに考えております。ある程度民間に対して業務委託は完成しているのかと。あと削っていくところがそれほど水道部はないのかなというようなことを考えておりますけれども、やはり市民の方に安心・安全なお水を供給するということで、しっかりとそういった施設のマネジメントをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 889 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。三上委員。 890 ◯委員(三上和俊君) 漏水がここでまだ言われています。先ほど草刈委員の方から、車の話をされましたけれども、漏水というのは調べるだけじゃなくて、漏水を止めなくちゃいけない。老朽管を更新しなくちゃいけないということの中で、後で結構ですから、更新計画というのが昔から配られたでしょう。それぞれの管において、40年の寿命の中で、これがイタチごっこだと。なかなかしっぽをつかめないというような話だったんですけど、この更新計画というのは、必ずきちっと木更津市の水道の場合、40年間の寿命の中で、必ず全部パーフェクトな更新をとりあえずしたという時期が来るのかどうか。40年間で全部新しくなるのか、あと40年間でも、40年前のは古くなっちゃうんだけど、一応今の更新している一つの新しい管の、鋳鉄管かな、全部変わるのかどうか、それだけ確認させてもらいます。 891 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 892 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 三上委員、40年ということでございますが、40年での更新は難しいというふうに考えております。今現在は、石綿セメント管につきましては、平成32年度までの計画ということで、残り20キロ強あるんですけれども、これが平成32年までに完成するというふうに考えております。あと、ビニール管とか、そういった管につきましては、まだ結構な距離がありまして、今現在は漏水の多発している地域、この地域を特定できますので、その地域を重点的に更新していくと。あと、下水道とか、ガスとか、そういった他企業がやるときに、一緒にやるということで、経費の節減を図れるので、そういったことで更新をやっておりまして、なかなか更新計画どおりという形にはいきませんけれども、統合をもしした暁には、大体今の整備量の倍近くということで、平成50年度にはおおむね全て完了するというような計画になっております。  以上でございます。 893 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 894 ◯委員(三上和俊君) では、水道の場合は、早く言えば、一定水量を皆さんが使ってくれれば、いわば更新事業をやらなければ、赤字にならないと。アバウトな話で申しわけない。ということになるんですけど、そうすれば、赤字にならなければ値上げもする必要がないんだけど、この何年間での値上げというものは、いや、値上げしてもどんどん更新していくんだという形の中で値上げが見えているのか、あるいは値上げはもうこの際、渡辺市長のときには絶対私どもはやりませんという、そういうような考え方なのか、ちょっと値上げについての考え方を説明してください。 895 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 896 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 統合前提の話をさせていただきますと、統合後10年間は料金の値上げは、木更津市としてはございません。10年後には料金統一ということで、4市の料金が統一になりますので、そのときには値上げになります。同じように、統合でやるような事業費を、木更津市単独でもし行ったとしますと、5年後には料金の値上げが必要となるということで、その辺で統合のメリットも出てくるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 897 ◯委員長(座親政彦君) ほか。篠崎委員。 898 ◯委員(篠崎哲也君) 1点だけお伺いします。  老朽管を取り替えていくという工事を毎年やっていますよね。そのときに、うちの方のことなんですけど、直径のちっちゃいやつ、50ミリ管、人が少ないのでそれで十分足りるだろうという判断だろうけど、が入っていて、実はうちの方で火災があったりして、消火栓が立ち上げられないんですよ。これ、例えば50ミリを75ミリか何かに変えれば、消火栓の立ち上げができるんだけど、その径を変えたら、経費って大分違ってくるんですか。 899 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 900 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) ほとんど材料単価になりますので、予算的には変わりません。今、例えば50ミリの管が入っているところを更新する場合には、最低管径75ミリということで更新させていただいております。それによりまして、消火栓も65ミリありますので、消火栓の設置も可能ということになっております。  以上でございます。 901 ◯委員長(座親政彦君) 篠崎委員。 902 ◯委員(篠崎哲也君) では、これはぜひお願いしたいと思います。さっき消防の質疑もあったんですけど、水利がないところがいっぱいあるので、まちなかはもう間違いなくあるんですけど、田舎の方はないので、管路更新のときには、では、なるべくそういう管を入れるようにお願いします。 903 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。田中委員。 904 ◯委員(田中紀子さん) アカデミアでサーモンを養殖するんですけど、そのお水というのは、今後どうなるのかなって、収入に入るのか、やっぱり井戸水になっちゃうのか、どっちなんでしょうか。 905 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 906 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 今、実際タイムリーな話で、二、三日前か、ちょっと日数は覚えていないんですけれども、水道を使っていただけるということで、事前協議に来ていただきまして、当面は40ミリのメーターを使いたいと。2020年だか何かまでに、規模を大きくしたいということで、最終的には100ミリのメーターを設置したいということで、業者の方が事前協議にお越しいただいております。  以上でございます。 907 ◯委員長(座親政彦君) 田中委員。 908 ◯委員(田中紀子さん) アカデミアにはホテルにプールもあるので、スポーツジムがあって、そこのプールの排水を一気に流さないように苦労しているようなことを、ちらっと聞いたんですけれども、水道の方ですけど、それだけの大口の取引をこれからすることに当たって、今後下水道関係もそれに対応しているかどうかというのは、やっぱり連携して、こんな話が来たよ、大丈夫かなというのは、された方がいいと思うんですが、その予定はあるんでしょうか。 909 ◯委員長(座親政彦君) 小川次長。 910 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 必要があれば協議したいと思いますけど、何か聞くところによりますと、水を循環させながらやっていくということで、蒸発する分を補給といいますか、するのにということをお伺いしております。 911 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 912 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で議案第89号の審査を終わります。  ここで暫時休憩いたします。                                 (午後4時24分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時26分) 913 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第70号並びに議案第89号の討論を一括して行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 914 ◯委員長(座親政彦君) 次に、賛成者。篠崎委員。 915 ◯委員(篠崎哲也君) では、私は、議案第70号 平成28年度木更津市歳入歳出決算の認定について及び議案第89号 平成28年度木更津市水道事業決算の認定についてにつきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。  まず、議案第70号 平成28年度木更津市歳入歳出決算の認定についてでございますが、平成28年度の成果を見ますと、基本計画に定めるまちづくりの5つの基本方向であります、安心・安全でいきいきとした暮らしづくり、子どもを育む環境づくり、まちを支える人づくり、まちのにぎわい・活力づくり、そしてまちの快適・うるおい空間づくりに沿って、さまざまな取り組みが進められました。基本計画の着実な推進に向け、各施策を推し進めているものと評価できるところでありますが、これは市税収入や一時的な財産収入などが後押ししているものと考えられます。今後も各施策を進めていくためにも、国・県などの特定財源の積極的な確保を図る一方、各事業の費用対効果を検証し、効果の高い事業を積極的に進めるなど、見直しを図る必要があると考えます。  財政指標から本市の財政状況を見ますと、実質収支比率や将来負担比率など、改善が見られ、ご努力された結果であると受けとめております。経常収支比率は昨年度より上昇しており、今後、公債費の増加や消費税率引き上げの影響などを考えますと、財政の硬直化が懸念されますので、引き続き、財政基盤の確立に向け、健全な財政運営を進めていただきたいというふうに思います。  次に、議案第89号 平成28年度木更津市水道事業決算の認定についてでございますが、平成28年度の水道事業決算を見ますと、人口の増加とともに、給水人口や給水件数は増加しているものの、節水型機器の普及や節水意識の向上、また大口使用者の地下水の利用等により、有収水量は減少する状況であります。老朽管の更新や漏水の早期発見に努められた結果、有収率は前年度より1.6%向上、税引き後収支は3億9,200万円余りの純利益となっております。  水道は市民にとって貴重なライフラインでございます。一日たりとも欠かすことはできません。災害に強い強靱な水道とするため、引き続き施設や管路の更新を進めるとともに、今後もより一層の経費節減等の経営努力をされますよう要望し、決算の認定に賛成をいたします。  最後になります。決算審査特別委員会における質疑、要望などを、速やかに行政運営に反映されますことを強く要望いたしまして、2件の原案どおり可決することに賛成をいたします。  以上。 916 ◯委員長(座親政彦君) 次、反対者。          〔発言する者なし〕 917 ◯委員長(座親政彦君) 賛成者。田中委員。 918 ◯委員(田中紀子さん) 議案第70号 平成28年度木更津市歳入歳出決算の認定について、賛成討論をいたします。  10%マイナスシーリングの予算に対して、行政サービスを低下させずに、効果的に運用できたのか、審査させてもらいました。赤字地方債とも言われる臨時財政対策債は、3年連続減少させ、将来負担比率も下げることができました。臨時財政対策債を含まない経常収支比率は、99.4%です。臨時財政対策債を含んで計算しても、93.2%であり、決して余裕がある財政ではありませんでした。  目的別歳出で見ると、民生費が8%増であり、扶助費の伸びは予想以上だったと言えますが、経年的に見ると、毎年同様に増え続けています。今後も削れない住民サービスであり、これを見通して、健全な財政運営を今後求められます。また、農林水産費が46%減、教育費は15%減など、それぞれ原因を調べてみましたが、農林水産費に関しては道の駅の延期などがあったので、そうかと思います。特に教育費については、毎年足りなくなる必要なものは、12月補正で行っていたため、10%マイナスシーリングの当初予算に入れていなかったということで、今後、当初予算に入れることを望みます。  職員の最多残業時間は、仕事量が増えたり、集中していましたが、職員の習熟度も研さんされつつあり、総体的に減ってきており、改善も認められました。  そしてまた、今回も委員会の開催後の会議録をホームページに掲載し、情報公開をしているかもチェックさせていただきましたが、一部の会議がアップされていなかったものの、かなり改善されていました。  ただし、その中で、防災委員報酬、国民保護協議会委員報酬は、当初予算化されたものの、開催するに至っておりませんでした。社会情勢を踏まえ、今年度中に開催し、実態に即した国民保護計画の改正を行うとの答弁もありまして、早急に取りかかってほしいものです。  学校給食費に関しては、児童・生徒1人当たりの年間にかかる経費に学校差があり、今後のあり方も含め、検討を要望します。  今回の決算審査では、課をまたいで連携することで、住民サービスの充実の可能性も実感できました。新たな事業を行うより大変なのがやめる事業です。そして、市民にとってやめた事がマイナスと感じず、さらにプラスを実感できる行財政運営に努めることを期待し、賛成とします。  次に、国民健康保険特別会計についてですが、今回、平成30年度からは、国保が都道府県単位となるため、国が調査した保険者努力支援制度、平成28年度前倒し分の結果と照らし合わせて、審査させていただきました。その調査結果では、木更津市は、全国平均、県内平均を上回る高得点が評価されていました。特定健康診査の受診した後の重症化予防の取り組み、健康的な生活習慣を実践する機会にと、木更津健康マイレージ事業を実施、健診結果をお返しする事業を行い、わかりやすい情報提供に努めていたことが評価されたことがわかりました。広域化になっても、努力支援制度は続くとのことです。木更津市民に必要な事業を今後も見きわめ、保険税増額にならないように、健康や予防に努めることを期待し、賛成意見といたします。 919 ◯委員長(座親政彦君) 反対者。          〔発言する者なし〕 920 ◯委員長(座親政彦君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 921 ◯委員長(座親政彦君) 討論終局と認め、採決をいたします。
     まず、議案第70号 平成28年度木更津市歳入歳出決算の認定についてを、原案どおり認定することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 922 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第70号は原案どおり認定されました。  次に、議案第89号 平成28年度木更津市水道事業決算の認定についてを、原案どおり認定することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 923 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第89号は原案どおり認定されました。  以上で、当特別委員会に付託されました議案2件についての審査は全て終了いたしました。  閉会に当たり、斉藤議長からご挨拶をお願いいたします。斉藤議長。 924 ◯議長(斉藤高根君) 決算審査特別委員会委員並びに執行部の皆様方におかれましては、3日間にわたり、早朝から遅くまで、大変ご苦労さまでございました。  決算審査は、過年度の予算がいかに市民の皆様のために有効に使われたかを審査するものと考えます。今後とも執行部の皆様とともに、我々議会も木更津市の発展のために尽くしたいと考えます。  よって、執行部の皆様方におかれましては、限りある予算の持つ意味を深く理解していただき、適正かつ効率的な執行に努めていただきますよう、お願いを申し上げまして、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。  本当にご苦労さまでございました。 925 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。  次に、渡辺市長からご挨拶があります。渡辺市長。 926 ◯市長(渡辺芳邦君) 座親委員長を初め、各委員の皆様におかれましては、3日間にわたり、慎重かつ熱心にご審査をいただきまして、まことにありがとうございました。  また、ただいま、本委員会に付託されました2議案につきまして、認定いただきましたことに、厚く御礼を申し上げます。  審査を通じてご指導をいただきました、ご意見、またご要望等につきましては、十分留意をいたしまして、予算の適正かつ効率的な執行に一層努力してまいりますので、今後ともよろしくご指導を賜りますようお願いいたします。  来る28日の本会議におきましても、原案どおり認定賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 927 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 928 ◯委員長(座親政彦君) 以上で決算審査の日程は全て終了いたしました。長時間にわたり、慎重なご審査をいただき、大変ご苦労さまでございました。  以上をもちまして、決算審査特別委員会を閉会といたします。お疲れさまでした。                                 (午後4時37分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...