木更津市議会 > 2017-09-14 >
平成29年建設経済常任委員会 名簿 2017-09-14
平成29年建設経済常任委員会 本文 2017-09-14

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  1. 木更津市議会 2017-09-14
    平成29年建設経済常任委員会 本文 2017-09-14


    取得元: 木更津市議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時56分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長岡田貴志君) 皆さん、おはようございます。定刻前ではありますけれども、全員おそろいでございますので、始めさせていただきます。  委員並びに執行部の皆様には、お忙しいところご出席いただきまして、まことにありがとうございます。  ただいまの出席委員数は7名であります。定足数に達しておりますので、これより建設経済常任委員会を開会いたします。  なお、欠席の届け出がありましたので、ご報告いたします。石川委員、欠席。  また、石井徳亮議員草刈議員座親議員、重城議員、鈴木議員近藤議員高橋議員が傍聴のため出席しておりますので、ご報告いたします。  本日は、本会議において当常任委員会へ付託されました議案4件及び平成29年度行政視察についてご審査願います。また、委員会終了後、協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。  また、先日、木更津市農協から提出がありました要望書については、お手元に配付いたしました通知文のとおり、協議会の議題を追加し、午後2時から要望者より趣旨説明を求めることとしておりますので、会議の円滑な進行にご協力をお願いいたします。  それでは、審査に先立ちまして、斉藤議長よりご挨拶をお願いいたします。斉藤議長。 2 ◯議長(斉藤高根君) 皆さん、おはようございます。  執行部の皆さん、そして委員の皆さん、傍聴議員の皆さん、早朝よりご苦労さまです。  また、本日は早朝から所管事項調査ということで、矢那まで行かれた委員の皆様、執行部の方々、ご苦労さまでございました。見れば全てがわかるということで、再生土という勉強をさせていただきました。  本日はいろいろ議題がございます。十分審査を重ねていただいて、ご理解をいただくようお願い申し上げまして、私からの挨拶といたします。  よろしくお願いいたします。 3 ◯委員長岡田貴志君) ありがとうございました。  次に、渡辺市長よりご挨拶をお願いいたします。渡辺市長。 4 ◯市長(渡辺芳邦君) おはようございます。  先週の本会議に続きましての建設経済常任委員会、そして協議会の開催、ありがとうございます。  本日、建設経済常任委員会にて審査をお願いいたします案件は、議案第67号 平成29年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項の外3件でございます。議案の内容につきまして、改めて関係部長からご説明申し上げますので、十分ご審査をいただき、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げます。
     また、協議会にてご説明申し上げます案件は、道の駅「木更津うまくたの里」の開業に向けてのほか3件でございます。詳細につきましては、同じく関係部長からご説明申し上げますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 5 ◯委員長岡田貴志君) ありがとうございました。  なお、渡辺市長におかれましては、次の公務のためこれにて退席されますので、ご了承願います。   ─────────────────────────────────────── 6 ◯委員長岡田貴志君) ここで傍聴の許可についてお諮りいたします。  ただいま4名の方より、傍聴したい旨申し出がありましたので、許可したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯委員長岡田貴志君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。  ここで傍聴者入室の間、暫時休憩をいたします。                                (午前10時00分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時01分) 8 ◯委員長岡田貴志君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。  初めに、議案第67号 平成29年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項を議題に供します。  当委員会の審査項目は、お手元に配布してあります平成29年度木更津市一般会計補正予算に関する説明書(第2号)にマーカーをしてありますので、ご確認願います。  なお、審査につきましては、執行部からの説明を行い、その後、予算科目順ではなく、一括して審査することといたします。  それでは、都市整備部より説明をお願いいたします。渡部部長。 9 ◯都市整備部長(渡部史朗君) それでは、私からは、議案第67号 平成29年度木更津市一般会計補正予算(第2号)の都市整備部所管の事項について、ご説明させていただきます。  初めに、14ページをお開きください。  まず、40款土木費の10項10目道路維持費、説明欄1、道路補修事業費でございますが、お配りした資料の1ページもあわせてご覧ください。  道路補修事業は、市内全域を対象とした市道の補修を行うもので、道路陥没や構造物の破損など、緊急的な対応を行っております。市道216号線上に位置する第二館山街道踏切は、道路劣化が著しく、車両、歩行者の通行に支障を来し、早急な対応が必要なことから、JRと市が協力し、対策を講じようとするもので、市が行う道路の劣化対策費として、700万円を増額補正しようとするものです。  次に、説明欄2、道路整備事業費、(1)側溝整備事業費でございますが、お配りした資料2ページもあわせてご覧ください。  市道2060号線は、すれ違いのできない狭隘道路であり、緊急性のある病院に接道することから、以前より改善が必要と指摘されている路線でございます。このたび本路線において、民間造成に伴う側溝整備が行われ、これにあわせて事業を行うことで、効果的に側溝整備並びに狭隘道路対策を行うことができるため、300万円を増額補正しようとするものです。  次に、15目道路新設改良費、説明欄1、新火葬場周辺市道整備事業費でございますが、お配りした資料3ページもあわせてご覧ください。  資料に記載しておりますとおり、現在、新火葬場のアクセス道路として、市道135、136、234-2号線の3路線につきまして、測量、道路詳細設計を発注し、事業の進捗を図っているところでございます。  まず、道路詳細設計でございますが、当初、市道135号線については、現道拡幅での整備を考えておりましたが、地元からの強い整備要望や、現況市道都市計画道路が大部分で重複していることもあり、都市計画道路としての整備が効果的と考え、整備方針を変更し、地質調査やのり面工法の検討を行うもので、1,061万4,000円の増額補正をしようとするものでございます。  次に、用地測量を実施する市道234-2号線につきましては、新火葬場の工事用道路として、優先して整備する必要があることから、早急な用地取得等の進捗を図るため、境界立ち会いなどを行うもので、1,590万円の増額補正をし、2業務合わせて2,651万4,000円を増額補正しようとするものでございます。  続きまして、説明欄2、市道8032号線道路改良事業費でございますが、お配りした資料の4ページ目をあわせてご覧ください。  市道8032号線につきましては、圏央道木更津東インターチェンジの開通により交通量が増加し、児童・生徒の通学に支障を生じる状況であることから、道路のり面の有効利用や土地の寄附により、継続的に道路拡幅工事を実施しております。このような中、沿線住民から道路拡幅用地寄附の申し出があったことから、機を逃さず、通学児童・生徒や近隣住民の安全を確保するため、道路拡幅工事を行うもので、720万円を増額補正しようとするものです。  次に、17目交通安全施設費、説明欄1、交通安全施設整備事業費、(1)交通安全施設工事費でございますが、お配りした資料5ページもあわせてご覧ください。  金田バスターミナル前面道路の市道101-2号線につきましては、休日の交通渋滞が顕著となっており、高速バスの出庫に時間がかかり、運行に支障を来している状況となっております。スムーズな運行を確保するため、バスの出入り口を一般ドライバーに認識していただくための、発光式標識並びにバスを優先する路面標示の設置を行うもので、250万円を増額補正しようとするものです。  私からは説明は以上でございます。よろしくご審査くださいますよう、お願いいたします。 10 ◯委員長岡田貴志君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。永原委員。 11 ◯委員(永原利浩君) おはようございます。お願いいたします。  今、どれも拡幅に関する2つ、重城病院の近くの緊急車両が通るところを少し広げるんだよということと、配っていただいた資料の4ページでしたかね、武田川のところを40メートルの距離にわたって拡幅ということなんですが、具体的にどれぐらいの幅が広がるのか教えてください。 12 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 13 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) まず、側溝整備の方ですが、現在、現況幅員で舗装幅が2.6メートル、拡幅部が青道が入っていまして、それを側溝を入れて有効に使うとなると、あと2.1メートル。これであっても4.7メートルということで、すれ違いがやっとぐらいかなというところで、今後、今、北側の方のそういう整備、側溝を入れているんですが、南側も来年度予算に組み入れて、整備していく必要があるのではないかと。まだ北側も多少、本当にそういう開発をやったついでにやった方が経費的にも安いし、有効だということで、もう本当にその部分だけをやっていますので、今後はまだ北側にもあと80メートルぐらいですか、残っていますので、まずそちらを片づけたいなと思っています。  それで、もう一つの馬来田の8032号線なんですが、1.5メートルの拡幅ができると考えています。今、のりがありまして、のりを含めて寄附をいただくということで、有効的に使えるのが1.5メートルということで考えております。  以上です。 14 ◯委員長岡田貴志君) ほかに。田中委員。 15 ◯委員(田中紀子さん) 1点目のところの2ページのご説明のときに、以前から住民からも要望がありというふうに言っておられたんですが、一体いつ頃から、かなり待ってこうなのか、ほかにも要望がある中でここを選んだと思うんですけど、そこのところはわかりますでしょうか。 16 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 17 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) 去年、おととしあたりから、やはり救急車の関係とか、あるいは地元の議員方からも、開発行為でやったところについては、ある程度そういう側溝が入って拡幅になっているんですけど、でこぼこ、幅員がまちまちになって非常に走りづらい通りになっていますので、実際の話が今年度当初予算で要望しました。ただ、やはりいろんなほかのところもございまして、実際はゼロ査定となってしまいましたけれども、そういう緊急車両という面で、今ちょうど開発とあわせてやることは非常に有効ということで、ぜひやらせていただきたいと、そういうことで補正を。 18 ◯委員長岡田貴志君) 田中委員。 19 ◯委員(田中紀子さん) なかなか義務的経費をいっぱい使っちゃうと、投資的経費にお金が回りにくいんですが、当初予算で、あ、ここやりたいなということで、大体こういう建設関係、そちらの畑では100%欲しいなと思っても、このぐらいしかもらえていないから、補正で仕方なく順番を待ちながらやっているんだよとか、何かその具合、どのぐらいなんでしょうか、厳しさというのは。 20 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 21 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) 基本的には、そういう具体的な話はちょっと難しいと思いますけれども、私どもは、やっぱり当初予算は当初予算で、きっちりと要望してつけていただく努力をすると。ただ、補正については、ちょっと想定しなかったものができて、そこでやることが非常に有意義だということを考えて補正をとらせていただくと。だから、当初予算がとれなかったから、これを補正で上げているとか、そういう形ではないです。 22 ◯委員長岡田貴志君) ほかに。佐藤委員。 23 ◯委員(佐藤多美男君) 私からは、新火葬場周辺市道整備事業費2,651万4,000円について、お尋ねをいたします。この新火葬場建設工事については、最近のアンケート調査で、大久保団地住民の7割、71%が反対というふうな結果も出ました。自治会連合会としては、建設計画を容認ということで、かじを切ったということですが、住民はいまだに反対の意思表示を示しております。こうした中で、今回の補正の追加というのは、優先的に当初予算を増額してもこれを進めるんだということで、予算計上されました。住民が反対しているもとで、波岡住民ということで、覚書がありますけれども、直接一番関係のあるのは大久保団地住民ですね。ここで反対しているのに、優先的に、追加補正までしてこれをやるというのは、私は問題ではないかと思うんですが、そうした住民の反対があるにもかかわらず優先的に進めると、予算計上してよいんでしょうかね。私は、これは立ち止まって合意を得た上でする必要があるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 24 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 25 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) すみません。火葬場の建設関係については、ちょっと私どもが余り答えられないところがございまして。ただ、道路建設に関しては、交通の利便性、そういうものを考えた中で、火葬場のそういうお話も当然、委員おっしゃるとおり、あるとは思いますが、私どもは道路のそういう交通利便性、火葬場ができたときにも耐え得る。都市計画道路は今後つくっていかなくてはいけない道路でありますので、その辺は私どもも考えた中で、それが火葬場の進入道路にもなるということで、早急にやっていくべきだということで、やっています。その反対のという話になりますと、私どもが本体工事について言及するのはちょっと難しいのかなと。  以上です。 26 ◯委員長岡田貴志君) 佐藤委員。 27 ◯委員(佐藤多美男君) この建設計画については、その関連の道路で10億円もかかるというふうなことで概算されておりますけれども、示されておりますが、都市計画道路にあわせたような形で拡幅もしていくということであれば、相当予算が必要であろうかと思うんですね。にもかかわらず、優先的に追加補正までして進めるというのは、やはり住民が反対しているにもかかわらずこれを進めるという点で、私は問題があるのではないかと言っているんです。建設計画は環境部の方、道路建設都市整備部の方というふうな区分けでやっていると思うんですけれども、しかし、それは反対がある中で、なぜ優先的に進めなければいけないのかというのは、都市整備部サイドでも、その辺をきちんと環境部と連携してやっていくべきだと思うんですね。独自の意見があれば、申し上げるということが必要じゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 28 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 29 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) 委員おっしゃるとおりだと思います。ただ、何度もお話しさせてもらうんですが、都市計画道路都市計画道路として、私どもはしっかりと重要な路線として整備する必要もあるし、火葬場ができるという中で、もし火葬場ができたときに交通に不便が生じてはいけないという中もあわせて、総合的に今、道路建設を考えているところなので、それはご理解いただきたいと思います。 30 ◯委員長岡田貴志君) ほかに。田中委員。 31 ◯委員(田中紀子さん) 火葬場の件は、この市道135号線と136号線というのは、波岡小学校に通う子どもたちが危険だ危険だと言って、なかなか拡張できなかったところなので、ここはやっぱり滝沢地区としてはかなり、またここが拡張することに対しては、大久保団地に住んでいる、小学校に通っている子どもたちもウエルカムで、反対することはないと思うんです。234-2号線のところ、そちらもというところで、佐藤委員が懸念されているのかもしれないんですが、やっぱりここも都市計画道路を通るような路線の途中ですよね。それが都市計画道路はすぐにはできないけれども、まあつくりましょうというところであって、私は、これは逆に早急にしてもらわないと困るなというところがあるんですけど、地域の方に、賛成の方、反対の方もいますが、今、どんな状況かとよく聞かれるんです。「今どこまで。まだそんなところなの」と言われるので、「ただいま測量中」とか、進捗状況が通っている人にわかるようなことというのは、何か工事現場でよくありますけど、どんなことを考えられているんでしょうか。 32 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 33 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) まず、今の進捗状況なんですけど、全路線の測量と、全路線の詳細設計を発注しております。実際が測量に入る前とかに、滝沢区の地元の皆さんをお呼びして、地元説明会をやっておるところです。区を通してそういうお知らせ文書とか、あるいは個々の地権者に1人ずつ文書を渡して周知をするとか、そういうことをしています。また、詳細設計も、警察との協議とか、ある程度調って固まってきたら、そういうのを地元におろして、もう一度周知徹底するとか、逐次私どもがやっている事業をわかっていただくように、努めているところでございます。 34 ◯委員長岡田貴志君) 田中委員。 35 ◯委員(田中紀子さん) 結構、ダンプが通って怖いなとか、いろいろ思っている方も多いと思うので、霊園の前へダンプがいっぱい通ったときに、「地元車優先」という看板があって、ああ、地元のことを大事にしてくれるんだなというのは通りながら思ったんですけど、でも、やっぱりダンプが多いので気をつけなくちゃという、お互いの注意喚起にはなったかなと思うんですが、どこまで進んでいるかとか、どうなっちゃうのという不安を少しでも取り除くような形で、お願いできればと思っております。  以上です。 36 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 37 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) その件に関しては、私ども十分徹底してやりたいと思っております。ただ、今の段階で大型ダンプ等は通りませんので、測量のバンぐらいだという程度なので、基本的には、道路の通行という面では、ほとんどそういうご迷惑はおかけしていないのかなというところでございます。 38 ◯委員長岡田貴志君) 永原委員。 39 ◯委員(永原利浩君) 関連ですけど、市道135号に限って質疑させてもらいたいんですけど、これは都市計画道路の決定幅に変更されるでいいのかしら。1つ。 40 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 41 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) そうでございます。16メートルの都市計画道路で、16メートルというと、3メートル、3メートルの交互通行に、路肩が1.5メートルで、歩道が3メートルです。 42 ◯委員長岡田貴志君) 永原委員。 43 ◯委員(永原利浩君) これは1つ要望で、135号と136号の接続点があるじゃないですか。これは127号線から入ってきて、例えば大久保の方に左折するとき、この絵だけ見ると、えらい鋭利な感じなんですけど、設計のときは当然ぐるっとつくられるのかしら。 44 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 45 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) それは警察の交差点協議もしなくてはならないので、構造令にのっとった、しっかりとした交差点になりますので、ご心配はいただかなくても大丈夫かと思っております。 46 ◯委員長岡田貴志君) ほかに。滝口委員。 47 ◯委員(滝口敏夫君) 審査の方法なんですけど、あくまでも火葬場という冠がついていますから、当然、佐藤委員のような質問が出るんですけれども、これは市が踏み切ったということは、関係部局調整の上で、それで予算要求を今して、議会にかけているという段取りだと思うんですね。ですから、その審査のときには、環境部も絡んでいますから、環境部も入っていただいて、この部分の審査が出たときには、そういう審査の方法をしていただければ、佐藤委員の質疑についても、環境部からすぐその考え方といいますか、そういうことの対応ができるのではないかということで、今、環境部が来ているかどうかわかりませんので、審査は後になっていますから、今後そういうことがありましたら、そういうことをひとつ頭に入れてご審査していただければというふうに、これは要望をさせていただきたいと思います。 48 ◯委員長岡田貴志君) 斉藤委員。 49 ◯委員(斉藤高根君) すみません。私の方から。  環境部の方から打診がありました。ただし、これは道路整備ということで、一応準備はしていてくださいと、隣の部屋にはお呼びしてあります。しかし、これは道路整備ということで、都市整備部にお願いしようということで、スタンバってもらっていますけれども、道路整備ということで都市整備部においでいただいて、ただ、さっき確認したのは、いるんだよねということだけちょっと確認させていただいて、会議を進めようと思いました。ということで、ご了承を願います。  もう一つ、私に質疑をさせてください。  今回の補正で、用地測量が市道234-2号線だけ書いてあるんですけれども、測量と設計がまだ残っているのか、全てのこの路線で、まだあるのか、これで用地測量が全て135号線も終わったのか、まだなのか、その区別をやらないと、また次に用地測量というのが出てくるんですよ。みんな勘違いするので、この設計と測量というのを、全てどれをやってどこが残っているのかを説明ください。 50 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 51 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) すみません。ご指摘のとおりだと思います。測量については全路線やりました。詳細設計も全路線、今発注しています。それで、詳細設計ができると、今度、必要な用地幅とか当然出てきますので、用地測量に入っていきます。境界も決めなくてはならない。そういう作業を用地測量でやっていくんですが、それについてはまず工事用道路として火葬場の前の道路をやらなくてはならないと、234-2号線を先に境界確定とかそういうことをやっておかないと、これを先に工事ができないということで、前倒しである程度順調に進んでいますので、前倒しでやることで、この234-2号線の工事を早めていけるだろうと、そう考えのもと、用地測量をやらせていただきます。用地測量も、今は境界確定だけなんですけど、今後、必要な幅の丈量を切ったり、そういうことも今後やっていきますので、また用地測量という言葉は出てきます。ただ、234-2号線は、土地を確定するという作業を、先行してやらせていただきたいということでございます。 52 ◯委員長岡田貴志君) ほか。滝口委員。 53 ◯委員(滝口敏夫君) 先ほどの件はひとつ委員長において、しかるべき処置を今後の審査については考慮していただきたい旨、ご要望を申し上げます。  それから、例のJRの踏切の関係。これは永原委員が9月の一般質問の中で質問をした件だというふうに理解しておりますけれども、この700万円は、よくJRは負担金を取って、それで自分の関連する建設会社に出して、そういう工事の手法をしていましたよね。今回はそういう、これ以外に総事業費、例えば1,000万円でもいいけど、そのうちの700万円というふうに理解していいのか。700万円で全てあそこの踏切の工事が完了するのか、そこら辺のご説明をお願いします。 54 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 55 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) すみません。ちょっと説明足らずで。これは永原委員が議会のときに質問していただいた案件とは異なります。館山第二街道踏切の中に歩道が南側にあるんですけど、木製のやつ、ちょっと車道と歩道の間に空間があったり、ガタガタしたり、曲がりくねったり、あれは今JRと協議しながら、施工方法とかそういうものを検討している最中で、まだ総事業費も決まっておりません。その脇に市道としてある、三好家じゃない反対側の西側の踏切につくところ、要は接道のところについて、いつも舗装がぼろぼろで、直してはすぐ壊れ、直してはすぐ壊れ。なぜかというと、あそこに昔の線路があって、これは市道域なので、JRと共同して、これをきれいに線路を取って、そういう何度も何度も直すようなことがないような道路にしましょうということで、これも当然JRとの協議の中ですけれども、私どもがやれる範囲でやると、こういう形と。当然、JRとは共同でやる……。 56 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 57 ◯委員(滝口敏夫君) そうすると、軌道内は一切今回は触らないという冒頭説明の中で、そういうご説明をしていただければ、二の矢、三の矢でこういう質疑をしなくても済むんですけれども、その説明がなかったから、何で700万円であの軌道内を含めてね。この参考図面で言うと、三好家側と、それから森山理容室、この両サイドを補修工事するんですか。この図面で見る限りは、何か木更津駅が大体どちらかわからないし、巌根駅がどちらかもわからないし。これはどういうふうに理解したらいい。この矢印というのは1ヶ所だけですか。 58 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 59 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) これは、ごめんなさい、矢印ではございませんで、舗装をこういうふうに直すという形でございます。 60 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 61 ◯委員(滝口敏夫君) ですから、三好家側、森山理容室、両サイドの踏切に隣接したところを補修工事するんですよ、でしょう。違うんですか。 62 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 63 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) 踏切の西側だけです。〔「森山さんの」と呼ぶ者あり〕はい、そうです。そこに線路がありまして、そこが悪さして舗装が……。 64 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 65 ◯委員(滝口敏夫君) では、三好家側は今回は一切手をつけずということですね。そうすると、今後、軌道内の本格的な、今、JRと協議をしておって、協議がいつ調うのかはわかりませんけれども、軌道内を含めて、その際も周辺の関連の、今やったようなのは、仮設というか、応急的にやるんでしょうから……。その辺はどうなんですか。応急的にやるのか、永久的にここをもうJRにお墨つきをもらって、軌道内をやるときはここの部分はもういいですよと、もう完全に木更津市がやっていただけるんだからいいですよという、そこら辺のお墨つきはどうなっているんですか。 66 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事
    67 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) 基本的にはこれは応急的と言うよりも、線路を取り外して、本当の舗装をします。今後なんですけど、軌道内については、要は車道と歩道の間を埋めて、歩道をしっかりとしたコンクリートというか、永久構造物でやるつもりでいます。実際は、では、遮断機がどうなるかとか、そういうのを今後検討してもらって、それに合わせた形で市道をくっつけていかざるを得ないかなと思っています。  以上です。 68 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 69 ◯委員(滝口敏夫君) では、最後に。  そうすると、JRとの協議が調って来年度当初予算に要求できる、もう概算要求は皆さん、もう当然やっているんでしょうけど、まだまとまっていないということは、来年度当初予算には間に合わないというふうに、私は理解しますけれども、それでよろしいんでしょうか。永原委員は本会議でこの件については一生懸命取り組んでいますから、私からもフォローさせていただきたいと思いますけれども。 70 ◯委員長岡田貴志君) 白熊参事。 71 ◯都市整備部参事土木課長白熊幸浩君) 今、JRと協議の中で鋭意進めているところです。私どもも当初予算に間に合うような状況でできないものかと、JRに働きかけているところで、ぜひ当初予算に載せたいとは思っております。 72 ◯委員長岡田貴志君) ほかはよろしいですか。          〔発言する者なし〕 73 ◯委員長岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。佐藤委員。 74 ◯委員(佐藤多美男君) 私からは、9月補正予算について、当該委員会の範疇で反対を申し上げます。  反対の理由は、新火葬場周辺市道整備事業費の2,651万4,000円、この追加補正のことであります。市内では生活道路の整備というのが、数多く出されていると思います。この整備事業費については、大久保団地住民がいまだに7割以上も反対しているところでありまして、そういう中で今回予算計上するというのは、露払い的なそういう予算措置だと言わざるを得ません。あくまでも合意を得た上で、この新火葬場建設、そして、その関係事業を進めるようにすべきだというふうな、私の意見でございます。  以上、反対理由であります。 75 ◯委員長岡田貴志君) 次に、賛成者。田中委員。 76 ◯委員(田中紀子さん) 私は、今、佐藤委員がおっしゃいましたけど、この火葬場周辺の道路の整備というのは、早急にしていただかなければ、火葬場自体がもう全て頓挫して、多くの住民が今後火葬場がないような状態で困ってしまうんじゃないかと。それが道路ができなかったせいだというのは、やはり建設経済常任委員会の一委員として、ちょっと納得できないし、自分も困るなと思いますし、住民が困るのが目に見えているので、ぜひ早急にしていただきたいと思っております。大久保団地の7割の方といいますが、アンケートを出された方の中では7割というか、住民全部ではないかなと私は解釈しておりますし、そういうことで、この議案は通していただきたく、賛成意見とさせていただきます。 77 ◯委員長岡田貴志君) 次、反対者。          〔発言する者なし〕 78 ◯委員長岡田貴志君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 79 ◯委員長岡田貴志君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第67号 平成29年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 80 ◯委員長岡田貴志君) 起立多数であります。よって、議案第67号のうち所管事項は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                (午前10時36分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時37分) 81 ◯委員長岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第86号 業務委託契約の締結についてを議題に供します。  それでは、都市整備部より説明をお願いいたします。渡部都市整備部長。 82 ◯都市整備部長(渡部史朗君) それでは、議案第86号 業務委託契約の締結について、ご説明申し上げます。  議案書の38ページをお開きください。また、あわせて議案参考資料の40ページをご覧ください。  本議案につきましては、昨年9月議会で、国庫補助事業の要望額に対し、減額内示を受けたとの理由により、債務負担の期間を変更承認いただきました、公共下水道長寿命化対策事業費(沈砂池・自家発電施設再構築)の建設工事にかかわる業務委託契約の締結について、お諮りするものでございます。  本事業は、木更津下水処理場長寿命化計画に基づき、国の補助金を活用しながら、老朽化している施設の更新または修繕を実施しているところでございまして、計画の最終施設となる沈砂池・自家発電施設などの施工及び施工管理を、業務委託により実施しようとするものでございます。  議案の内容でございますが、業務委託名は、木更津市公共下水道木更津下水処理場(沈砂池・自家発電施設再構築)の建設工事にかかわる業務委託でございます。業務委託の場所は、木更津市潮浜1丁目19番1、業務委託の概要は、沈砂池・自家発電施設を主とした、機械・電気設備再構築工事の施工及び施工管理でございます。契約金額は、13億6,800万円でございます。契約の相手方は、東京都文京区湯島2丁目31番27号、日本下水道事業団理事長、辻原俊博でございます。契約方法は随意契約でございます。  なお、議案参考資料の40ページに、委託箇所の木更津市公共下水道木更津下水処理場平面図に、施工箇所を示す平面図を添付しております。  説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 83 ◯委員長岡田貴志君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。佐藤委員。 84 ◯委員(佐藤多美男君) それでは、私の方から、大きく2点ほど伺います。  最初は、契約の方法でございますが、業務委託契約ということであります。額も非常に大きいですね。13億6,800万円、大型公共事業というふうに言うことができるかと思います。質疑の第1は、一般競争入札とか、指名とか、随意契約とか、いろいろありますけれども、今回業務委託契約ということでありまして、これはメリットとデメリットですね。これをひとつ示していただきたい。  それから、もう一つは、沈砂池と自家発電施設再構築の建設工事にかかわる業務ということで、再構築ということで、前にもこの委員会で質問があったかと思うんですが、再構築しなければいけないほどの老朽化あるいは不具合、そういうものが進んでいるのか。その再構築の理由の説明をいただきたいと思います。  以上、2点でございます。 85 ◯委員長岡田貴志君) 佐久間参事。 86 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 最初に、事業メリットでございますけれども、下水処理場についての中で、24時間365日止められない施設の運営管理を行っているわけでございますけれども、老朽化施設ということで、これが昭和60年の3月に共用を開始した施設がそのまま現在、メンテナンス等は行っておりますけれども、使われておりまして、この中でメリットとして考えているのは、まず1点目としては、約51%ほどが国庫補助金事業で展開してできているという実情がございます。これまでの事業展開で申し上げますと、平成25年の9月議会で汚泥処理施設の方の再構築事業、平成26年におきましては1系水処理の再構築事業、また平成27年12月議会では主ポンプなどの再構築事業ということで、契約の承認をいただいてきたところでございます。この中で、メリット的なものとして考えておりますのは、プラント施設の構築に当たりまして、現在木更津市の職員構成でいく中で、プラント施設、電気、機械、建築、土木といった、ノウハウを持った職員を集めてできればよろしいんですけれども、こういった人材の不足する中、現在まで木更津下水処理場につきまして、建築等も下水道事業団によって行われたものでございまして、365日止められない施設を安定した修繕等が行われる、また国庫補助金を活用してそういう老朽施設を修繕できるというものが、メリットとして考えているところでございます。  それと、随意契約というか、現在の概要状況で申し上げますと、これについては木更津市の長寿命化計画の概要として申し上げたいと思います。木更津市の長寿命化の下水の制度につきましては、平成20年度に創設されました制度につきまして、これについて活用を図っておるものでございます。当下水処理場につきましては、昭和60年3月に供用が開始されまして、これまで、先ほど申しましたとおり、汚泥脱水設備やポンプ設備、機械設備、電気設備等、一般の耐用年数が15年から20年と言われている中で、現在、平成24年の計画時ではもう既に27年も経過しているという状況の中で、下水道事業団に技術援助という形で計画の策定をお願いしたところでございます。  その内容につきましては、7施設、1,090資産を対象として、施設調査や診断を行いまして、部品等の部分的交換による延命、または新たな更新を図る資産として252資産、これについてはほぼもう壊れているという形の状況が見られるものですけれども、事後保全的な更新を図る計画となっておるものです。836資産については、通常の業務、維持管理で行いなさいというような計画を示したものでございます。これの中で、施設別で申し上げますと、先ほど申しましたとおり、汚泥処理施設、これは下水の汚泥を処理、最終的に搾り込んで汚泥が発生します、これを処理する施設がございますけれども、これを手始めに、水処理施設、主ポンプ施設、今回、沈砂池・自家発電施設について、改築・更新を図ろうとするものでございまして、平成25年から実際にスタートを切っているものでございます。これにつきましては……。 87 ◯委員長岡田貴志君) それぐらいでもう質問の答弁は。〔「聞いてることだけ言って」と呼ぶ者あり〕お願いしたいと思います。佐久間参事。 88 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) ちょっと長過ぎて申しわけございません。  ですから、必要性については、壊れているものかと言いますと、先ほど申し上げましたとおり、15年から20年で壊れるような施設がまだ稼働していると、こういったものの改修を図るという形のものでございます。  以上でございます。 89 ◯委員長岡田貴志君) 佐藤委員。 90 ◯委員(佐藤多美男君) なぜ再構築しなければいけないのか、長寿命化の対策事業をするというようなことは、説明だけで詳しくではありませんが、概要としてわかりました。  この業務委託契約、随意契約の一種でございまして、メリットについてはいろいろおっしゃいました。そのとおりだと思いますけれども、デメリットですね。考えられることは、13億6,800万円ですね、こういう巨額の公共事業が、特定の全国の大手の会社だけが潤うようなそういう形じゃなくて、地域経済・産業あるいは振興に寄与するような、そういうことをぜひとも考えていく必要があるんじゃないか。これはほかの議員の方も指摘されていると思うんですけれども、そういう予想されるデメリットですね。大手だけがとっていく、市外業者だけが仕事をとっていくという、それに何らかの地元経済振興策として、分離発注とか、そういう手立てというのは求めないのか、考えていないのか、いかがでしょうか。 91 ◯委員長岡田貴志君) 佐久間参事。 92 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) この長寿命化計画につきましては、下水道事業団に登録等も必要になっておりますけれども、先に言いますと、建築事業につきましては、市内にあります業者が受注をいたしまして、構築工事の中で実施をしているところでございます。また、なるべく木更津市内業者を活用するようにということで、関東・北陸総合事務所長等もご来庁をいただいているところですけれども、市長を通じまして、お願い等も行っておるところでございまして、実績的にはそういう建築関係については参入が可能と。ただ、機械設備、プラント設備についてはやはり、入っております機器類の関係がありますことから、なかなかメーカー品という中で、木更津市の事業者が参入していくというのが、非常に難しい状況とは理解しているところでございます。  以上でございます。 93 ◯委員長岡田貴志君) 斉藤委員。 94 ◯委員(斉藤高根君) 似たような質疑になってしまうんですけれども、この発注の仕方なんですよね。13億6,800万円。これは下水道事業団が全て見積もったものを、「ああ、そうですか。では、そうしましょうよ」と言うのか。この13億6,800万円の裏付けを下水道推進課で算定をするのか、どちらなのかを教えてください。 95 ◯委員長岡田貴志君) 佐久間参事。 96 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) この事業につきましては、国庫補助事業でございますから、当然、木更津市の関係するものもございますけれども、国の機関において、これが適正なものかどうかが審査されて、全体設計という形の中で、承認を受けた事業でございますので、これについては勝手に事業団が積算したというわけではなくて、国によって事業計画が認められたものに対してという形になっております。  以上でございます。 97 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 98 ◯委員(滝口敏夫君) 関連で。  これは日本下水道事業団、この組織ね。先ほど佐藤委員からも質疑があったように、大手ゼネコンなんていうふうな言葉も出てきていますけれども、そもそもこの日本下水道事業団という組織はこういう組織なんですよと、そういう説明をまず委員に理解してもらうことが必要なことだと思うんですね。  それから、随意契約と言っていますけど、随意契約だって条項があると思うんですよ。この条項に当てはめた、あれはこうなんですよという説明があれば、より理解が深まると思うんですけれども、そこら辺の説明が欠落しているから、こういう質疑が出てきちゃうというふうなことだと思うんです。  その2点、ちょっと説明してください。 99 ◯委員長岡田貴志君) 佐久間参事。 100 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 日本下水道事業団についての説明でございますけれども、日本下水道事業団は、法律上で下水道事業団法というもので決められている、唯一の団体でございまして、これについては、地方公共団体の業務を代行するというものが、主たる業務としてなされておりまして、下水処理場、ポンプ場といった基幹的施設については、各地方公共団体が委託等、やはり同様に行っているところでございます。  随意契約についての条項的な面でございますけれども、これについては、365日止めることのできない施設の改修工事ということで、技術的ノウハウはもちろんのことですけれども、建築に携わった事業団が携わることで支障なく、事故があってはいけないんですけれども、支障なく運転を続けていくためには、この技術力のある下水道事業団に頼らざるを得ないという中で、技術的な面、または価格的にも、当然熟知しておりますので安価にできるというようなものの、適用を図っているところでございます。  以上でございます。 101 ◯委員長岡田貴志君) 竹内委員。 102 ◯委員(竹内伸江さん) 今現在の施設が昭和60年3月供用開始ということで、耐用年数が15年から20年ということで、30年経過しているということで、よくここまでもったなというような感じがするんですが、今回、再構築ということで、目安として、技術もいろいろ上がっていることとは思うんですけれども、やはり15年から20年というような耐用年数なんでしょうか。その辺ちょっと確認させていただきたいと思います。 103 ◯委員長岡田貴志君) 佐久間参事。 104 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 各機器につきましては、俗に言われる賞味期限と一緒で、耐用年数的にはここまでが理想的という耐用年数が示されております。これについては、一般機器の耐用年数と考えておりまして、あとは、それをメンテナンスを行うことで、どのくらい延ばしていけるか、木更津下水処理場も非常に大変努力をしまして、この辺、長期にわたってやってきたわけですけれども、これを国庫補助を活用ができるという制度ができましたものですから、先ほど申しましたように事後保全となってしまいますけれども、通常で言いますと延命化を目的としている長寿命化ですから、5年もつものを10年もたせるようにしましょう、10年もつものを20年もつものにしましょうというものが、本来の目的ですけれども、木更津下水処理場についてはほとんどが事後的なもの、もう耐用年数を過ぎちゃっているという中で、新しいものを入れ替える等の事業をもってやっております。ですから、新しいものになって、これから10年、15年、それでまた延命化が図れる制度があれば、それをまた活用していきたいと、そのように思っております。  以上でございます。 105 ◯委員長岡田貴志君) 竹内委員。 106 ◯委員(竹内伸江さん) 耐用年数の約2倍近く、努力でメンテナンスをして、今までやってこられたということで、今回、13億6,800万円という本当に巨額な投資をするわけですから、引き続き少しでも長寿命化、長く使えるようにまたやっていくよう、よろしくお願いいたします。 107 ◯委員長岡田貴志君) 田中委員。 108 ◯委員(田中紀子さん) 今回、国からお金が来るのが1年遅れて、やっとやるということなんですが、長寿命化計画を進めていく上で、かなりそれが足かせになっているのか、いや、大丈夫、次もちゃんときちんとできるよというのか、どうなんでしょうか。 109 ◯委員長岡田貴志君) 佐久間参事。 110 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 国庫補助金については、昨今の中で、非常に厳しい査定がされております。そのような中で、事業の推進を、木更津市の財政的な中でもございますので、より良い活用を図るという形で、昨年、国庫補助要望に対して、2億円ほどが削減された補助額で、減額されてしまいました。これを中途半端に実施すると、市費を投入しなくてはならないというような状況の中では、活用ができる段階で非常に難しい判断を求められているところでございますけれども、昨今で言えば、85%だとか、汚水にかかわるものでは65%だとか、非常に厳しい査定がされているところでございます。  以上でございます。 111 ◯委員長岡田貴志君) ほか。          〔発言する者なし〕 112 ◯委員長岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 113 ◯委員長岡田貴志君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 114 ◯委員長岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 115 ◯委員長岡田貴志君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 116 ◯委員長岡田貴志君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第86号 業務委託契約の締結についてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕
    117 ◯委員長岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                (午前10時55分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時56分) 118 ◯委員長岡田貴志君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第79号 木更津市土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  それでは、環境部より説明をお願いいたします。星野環境部長。 119 ◯環境部長(星野治雄君) おはようございます。環境部でございます。よろしくお願いをいたします。  初めに、本日は早朝より現地調査、大変ご苦労さまでございました。ありがとうございました。  それでは、議案書の10ページをお開きください。  議案第79号 木更津市土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。  本件につきましては、6月の当常任委員会協議会におきまして、意見公募に付する条例の一部改正の概要等について、ご説明をさせていただいたところでございますが、今般、意見公募の結果などを踏まえまして、改正条例の案が固まりましたことから、今議会に提案をさせていただいたところでございます。  恐れ入りますが、配付資料の1ページをご覧ください。  近年、再生土等を使用いたしました埋め立て等が行われ、産業廃棄物の混入、土壌汚染及び土砂崩落等が懸念されており、植物の枯渇被害に係る事例報告がある中、自然環境への影響も懸念をされております。したがいまして、再生土等につきましても、土砂等と同様に、本市残土条例に基づく安全基準を適用することによりまして、市民が安心して暮らせる生活環境の保全を図るため、今回、関係条文の整備をしようとするものでございます。  詳細につきましては、担当課長からご説明いたしますので、ご審査のほど、よろしくお願いを申し上げます。 120 ◯委員長岡田貴志君) 平野課長。 121 ◯まち美化推進課長(平野義視君) それでは、私の方から説明をさせていただきます。  議案書の10ページをご覧いただきたいと思います。また、あわせまして、配付資料の1ページ、3番の「改正の内容」をご覧いただきたいと思います。  今回、本市における残土条例の主な改正点は、2点でございます。  まず1点目、土砂等の定義の改正でございます。  現行の本市残土条例第2条では、「土砂等」の定義を「土砂及びこれに混入し、又は吸着した物」としておりますが、再生土等を規制の対象とするため、現行条例の定義に「その他土地の埋立て、盛土その他の土地へのたい積の用に供する物」を加えた改正を行います。ただし、廃棄物処理法に規定する廃棄物を除くことといたします。  続きまして、配付資料の2ページをご覧いただきたいと思います。  2点目の改正点、土砂等の安全基準の改正でございます。  再生土等につきましては、生成過程において石灰系固化剤を使用することから、水素イオン濃度が高くなる傾向があり、植物が枯れる等の影響が懸念されますので、新たに、第6条中の安全基準に水素イオン濃度の項目を追加することにより、より一層の安全性の確保を図るものでございます。  今回の改正では、安全基準に係る関係法令について、具体的に表現した内容となっております。  議案書の10ページの下段及び配付資料の3ページをご覧いただきたいと思います。  改正条例の施行につきましては、今期定例会におきまして議決をいただいた場合には、平成30年1月1日を予定しております。  なお、現行の本市残土条例及び改正後の同条例の適用等につきましては、議案書の10ページ及び11ページに、改正後の附則において詳細を定めております。また、配付資料17ページ、18ページの資料4-1及び19ページ、20ページの資料4-2におきまして、詳細についてお示しをさせていただいておりますので、後ほどご確認をいただきたいと存じます。  配付資料1ページにお戻りをいただきたいと思います。  残土条例に関する県内の状況といたしましては、千葉県残土条例の適用除外を受けている市と町は、本市を含めて19市町となっております。そのうち、各市等の残土条例におきまして、再生土を規制の対象としている市と町は11市町、改良土を規制の対象としている市と町は18市町となっております。  大変遅くなってすみません、対象となります市町村の一覧は、配付資料の25ページ、26ページに掲載してあります。大変失礼いたしました。この中で、再生土の規制を対象としている市と町が11市町、改良土を規制の対象としている市と町は18市町となっております。  今回の配付資料につきましては、ボリュームがありますので、お時間の関係上、配付資料3ページの5、「添付資料」のとおりでございますので、後ほどご確認をいただきたいと存じますが、配付資料の21から24ページには、意見公募集計結果(案)を添付させていただいておりますので、この概要を簡単に説明させていただきます。  最初に、配付資料21ページをご覧いただきたいと思います。  今回の意見公募につきましては、本年7月1日から7月31日までの1ヶ月間実施させていただき、8人の方から、10件の貴重なご意見をいただいております。その概要につきましては、反対意見はなく、本市の取り組みを評価していただき、後押ししていただいた内容となっております。「今回の条例改正は、農業被害の未然防止、農業地帯、水源地帯等の自然環境の保全、住民が安心して安全に暮らせる生活環境の維持等において有効な手段である」、また「法的な拘束力がない千葉県の行政指導指針に頼らず、本市独自の残土条例による規制がより強化されることは頼もしく、大いに評価できる」等のご意見をいただいております。一方、より規制を厳しくするようにとの要望をされるご意見もございました。再生土の埋め立て及び県外からの残土の搬入について、全面禁止とすべきというようなご意見もございました。これら貴重なご意見を踏まえ、本市といたしましては、本市残土条例に基づく安全基準をクリアした、再生土を含む土砂等のみが、埋め立て等に使用可能となるよう、厳しい目で監視に努めてまいりたいと考えております。  ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 122 ◯委員長岡田貴志君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。竹内委員。 123 ◯委員(竹内伸江さん) 条例改正の経緯で、近年、再生土、埋め立て等で産業廃棄物の混入、土壌汚染、またそれに伴って植物の枯渇被害とかというふうに、こういう問題が出たから、条例改正の経緯だということで、先ほど参考資料の25、26ページに、県内の条例をもう取り扱っているという、ばあっと銚子市からずっと出ているんですけれども、これが平成29年9月7日現在なんですが、いつ頃から県内のこの市町村が条例をつくってきたか、日にちがわからないんですが、近年こういう問題があるということで、今このタイミングで条例改正というタイミングになったのか、その辺ちょっとお聞かせ願えればと思います。 124 ◯委員長岡田貴志君) 星野部長。 125 ◯環境部長(星野治雄君) 正直申し上げまして、もう少し早い時期に再生土等についても、本市残土条例の中で規制をしていくべきだったかなというふうには思っておりますけれども、県内の状況等、あるいは不法な不適切な再生土等の埋め立て等の事案が全国的にもある中で、私どもとしては、若干遅れましたけれども、本議会で条例改正をお願いすることとなったというような状況でございます。 126 ◯委員長岡田貴志君) ほかに。田中委員。 127 ◯委員(田中紀子さん) これが始まるのが来年の1月1日からですね。だから、現在もう申請されているところは規制が効かないということで、今から12月31日までに駆け込んでいろいろされてしまうんじゃないかなと。また、今もう既にやっているところが、もうちょっと上乗せしてやっちゃうんじゃないかなというのが、懸念されるんですが、そこのところ、今もうやっている業者とかいうのが、大体どのぐらい木更津にあるのか。既にもう申請が県の方に小規模林地開発とか何か来ているのか、状況を市で把握しているところがありましたら、教えてほしいなと思います。今現在やっているところですね。今は大丈夫だけど、1月1日からやればアウトになっちゃう。今は大丈夫というところね。そこがこの12月31日までに上乗せしちゃって、どんどんどんどん今のうちにやっちゃえということがあると嫌なので、現状、そんなのが懸念されるのに、今現状が知りたいなと思いました。 128 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 129 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 後ほど確認いたしまして、この会議の中でご報告をいたします。  申しわけございません。 130 ◯委員長岡田貴志君) ほか、ございますか。佐藤委員。 131 ◯委員(佐藤多美男君) 現状は把握はしているわけですけれども、資料はこれからということですから。今回の残土条例の改正、再生土を規制するというふうなことが、主な理由でございますね。今度再生土を規制の対象に加えることで、どのぐらい有効に働きができるのかなというふうな観点なんですけれども、今現在は県のガイドラインでやっている、非常に緩やかであると。許可でもない。届け出というか、標識を立てて、してくれということなんですが、皆さんご存じであるし、現場でもちょっと話になったんですけれども、最初に再生土の埋め立てということで出された文書が、次々にペタペタペタペタ貼り紙がしてあって、徐々に面積も埋め立て量も増えていくんですよね。貼り紙しただけでいいのか。もちろんこれは条例の適用ということになれば、その都度その都度、計画の変更について手続が必要だと思うんですけどね。それはもちろんそうしたことが確認され、許可の内容、それで条例、規則の中にそういうことは含まれていますよね。いかがですか。 132 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 133 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 今行われている再生土の埋め立て事業につきましては、今日見ていただいた中では、埋め立てをする区域以外のところの面積というのは、変更になっておりませんで、埋め立てをする特定事業区域というものが広がったというような内容で、変更がされているというふうに県に確認をしております。私どもの条例が適用になるような埋め立てであれば、その許可をした内容に応じて、変更の場合に必要な手続を行って、対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 134 ◯委員長岡田貴志君) 佐藤委員。 135 ◯委員(佐藤多美男君) その点では、現状よりは改善、規制の対象として規制強化されるというふうなことで、理解をしていいと思うんですけれども、その次に、本当に再生土なのかということの区分、区別。一般質問でも鈴木議員からありました。先ほど皆さんご覧になったかと思うんですが、これが再生土かということで、疑問に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。というのは、水を含んで泥状になっていますよね。泥状になったものについては、においがしてきたりします。今回は水素イオンで、その測定で植物に影響のない中性ですね。アルカリ、それから酸性土でもないような、中性のということで、イオンの測定と、その基準値に合うようにということの改正なんですが、あれは私、何か建設汚泥そのものみたいにも見えるんですが、どのようにご覧になったか、あるいはどのように区別をするのかですね。新条例になったら、そういう歯どめというやつが規定にあるのかどうか。いかがでしょうか。 136 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 137 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 搬入される土砂等につきましては、事前協議の段階であったり、その搬入届の欄に土砂等の区分欄というものがございまして、事業者からの申請に基づいて、判断をすることになります。ただし、今回の条例改正を議決いただいた場合には、再生土も含む中で、より厳しい安全基準の中で、それをクリアしたものだけを搬入させるというところで、監視の目を強めていきたいというふうに考えています。  以上でございます。 138 ◯委員長岡田貴志君) 佐藤委員。 139 ◯委員(佐藤多美男君) 私がお尋ねしたのは、現状を見て、汚泥に見えたんですが、あれは明らかに再生土そのものであるというふうにご覧になりましたでしょうか。 140 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 141 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 今回の事業につきましては、千葉県の行政指導指針に基づいて行われている事業でございまして、その再生土かどうかというところの判断は、県がすることになろうかと思います。それで、私どもの事業において、事前協議なり、申請をいただいた場合には、再生土であれば、県等の許可を受けた中間処理施設で製造される土砂等になりますので、そこから土砂等の証明書等をつけた上で、受け入れをすることになりますので、そこで再生土かどうかというところは、判別ができるかというふうに考えております。  以上でございます。 142 ◯委員長岡田貴志君) 佐藤委員。 143 ◯委員(佐藤多美男君) マニフェスト、伝票を見て、発生場所も証明書で判断するというんですけれども、なかなか実際に実物と比べて見てみないとわからないですね。書類だけではわからないということがありますので、この辺もきちっと検査が行えるように、大変ですけどね、していただきたいと思います。  それから、もう一つの問題は、今回の条例改正で、なぜ5市1町と同じように再生土を全面禁止にしないのかということで、これも一般質問で、大綱質疑でですか、ありました。リサイクルを否定してはいけないと。再生土はもともと産廃であっても、それを中間処理して、加工すれば、それは再利用、使える、そういうことで、最近はメガソーラーの路盤材として使用しているケースが非常に多くなっていますよね。今日見たのもそうだというんですが、最初に見た現場は全くそういうことではなくて、リサイクルどころか、再生土の最終処分場になっちゃっているんですね。その次は、今、県のガイドラインを受けて、メガソーラーの路盤材として使うということなんですが、非常に抜け道もあると思うんです。本当にリサイクルとなるかどうかという、その区分けといいますか、申請時にリサイクルとして使うかどうかというのは、その埋め立て事業の目的で判断するということでしょうか。 144 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 145 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 廃棄物のリサイクルというところですが、再生土につきましては、産業廃棄物や建設汚泥を県の許可を受けたところで、石灰系固化剤等を混ぜて、処理加工した上で、有価物として、商品として売られているという現状がございますので、その観点から言えば、リサイクルという側面も持っていると思いますので、再生土とか、建設発生土とか、そういう土の何を埋めるかというところよりも、私どもとしては、その埋め立てに使うものが、私どもの条例に基づく安全基準によって安全が担保されたものだけが、埋め立て事業場に搬入できるというところに注視していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 146 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 147 ◯委員(滝口敏夫君) 関連で聞きますけれども、県のいわゆる認可、許可をとって、中間処理施設の証明をつけて、現場に搬入してくるわけですね。そうですよね。その段階ではどこで再生土、発生土の現場から出たものかということは、当然、事前申請、本申請の中でわかると思うんですけれども、実際、その再生土等が搬入されたときに、市として現場の対応はどういう体制づくりになっているんですか、組織上。例えば、何月の何日にどこの現場の再生土をどこどこの場所に搬入しますと。そのときに、確かに証明、中間処理施設と県がお墨つきを出したようなものが入ってきたのか、こないのか、その確認の検査体制というのは、市はどういう体制を組んでいるんですか。 148 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 149 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) まず、埋め立て事業場に搬入される前段で、搬入する前の再生土の品質検査をした上で、私どもの条例上の安全基準を満たしたものの搬入が、書面上ではありますけれども、提出をされて、そこでまずチェックをすることになります。また、特定事業場に搬入された後も、許可期間が3ヶ月を超えれば3ヶ月ごとに、また、その事業が完了した場合には完了した時点で、完了検査を行いますので、そこで土砂の安全基準をチェックいたしまして、検査をいたしまして、安全基準を満たしたもののみが、その工事が完了したというふうにみなしていくというふうに考えております。  以上でございます。 150 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 151 ◯委員(滝口敏夫君) そうすると、例えば、ある現場に明日搬入しますよと。そうしたら、市はもう現地の立ち会いも何もしないで、もう中間処理施設の証明ももらっている、県の認可も受けている、もうフリースタイルでどんどんどんどんぶっ込んじゃうんですか。 152 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 153 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 搬入する時点では、立ち会い等は現在もしておりません。ですので、3ヶ月ごとの検査をするときには、現場に立ち会って、直接私どもの目の前で掘らせて、それを採取してもらったものを、検査をしているというのが現状でございます。 154 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 155 ◯委員(滝口敏夫君) そこが一つの隠れみのだと思うんですよ。入れちゃって3ヶ月後にやるんだったら、何で初日に検査しないんですか、市は。そうしたら、もう入れちゃった後掘り返せだとか、搬出しろなんてことがなくて済むんじゃないですか。私はそう思いますけど。3ヶ月無造作にどんどんどんどん業者に入れさせちゃって、それでもし有害物質が入っている、引っかかるものが出てきたら、これは除去しなさいとかと行政指導するわけでしょう。そしたら、業者は素直にはやりませんよ、本当のことを言って、現実問題。そこですよ。だから、1発目に入るときに、確かに中間処理施設で証明しているか、県もオーケーを出しているようなものが入ってきたのかということを、一番もとのその時点でやるべきじゃないでしょうか。それを改める考えはございませんでしょうか。 156 ◯委員長岡田貴志君) 時松次長。 157 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) 委員のご指摘については、おっしゃるとおりの部分もございますので、仮に新しい条例が改正をされて、運用するに当たりまして、私どもの方で十分そういう対応をできるような形でやってまいりたいと思います。  それから、再生土につきましては、先ほど来私どもの方で説明をさし上げているんですが、今のところ、再生土を使うということが判明した時点で、私どもの条例から落ちてしまっておりますので、再生土を使うという事業が始まった場合には、その後は、事実上、残念ながら、今のところは市としてはノータッチという形で動いております。ですので、またこの条例をなるべく早くに上げて、再生土の対象とすべきだろうというところで、先ほど部長が申し上げたように、少し遅れましたけれども、今回、ご審査いただくということで、ご理解いただければと思います。 158 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 159 ◯委員(滝口敏夫君) ちょっと事例として聞きますけれども、3ヶ月そのままにしておいて、どんどん入れさせて、その後検査したときに、先ほど言ったように有害物質が出てきたと、業者に指導したという事例はありますか。もう全てちゃんとしたものが入ってきているのか、行政指導せざるを得ない事例が今まで何件もありましたとか、全くないのか、そこら辺を数で教えてください。 160 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 161 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 私どもが許可をした中で、完了検査をした中では、そのような事例はございません。  以上でございます。 162 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 163 ◯委員(滝口敏夫君) 今までそういう行政指導を業者にしたことは一切ないということですね。 164 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 165 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 委員おっしゃるとおりでございます。 166 ◯委員長岡田貴志君) 田中委員。 167 ◯委員(田中紀子さん) では、関連で続き。  やっぱり再生土を搬入するときが一番ネックで、量と質というところで確認していかなくてはいけないんですが、先ほど滝口委員が言っていた安全チェック、だめだったらどうなるのかというところで、撤去してもらうまで、完了とは言えません。でも、ほったらかしのままで、未完了のままでずっと放置されることはやっぱり懸念しなくてはいけないんですよね。そこに対して、撤去はいついつまでにしなさいよとか、それでもしない場合はとか、何かいろいろありますよね。それと同じような形で罰則みたいなのは、今後考えていく予定があるのかというのが1点目。  そして、質の点なんですけど、安全なものならまずオーケーというところがあって、ちょっと微妙なので、その指定業者で、中間処理業者で、そこでこんなもの安全だと言うのだったら、そこからトラックが15台行ったと。そしたら、15台が搬入されてなのか、いや、それとも25台になっているのか、山積みになっちゃっているのかで、分量が変わってきて、市が思っている分量以上に、安全だと思っているのか、そっくりそれがいるのか、違うところからも持ってきちゃったりしないかとか、何かそこが微妙なので、その量と質の安全確保というところで、今言った点で、あ、そこは考えているよとか、ここはまだ考えていないというのがありましたら、教えてください。 168 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 169 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) まず、罰則につきましては、残土条例にのっとらないような埋め立てが行われた場合には、刑事告発とかというところになろうかというふうに思っております。また、中間処理施設において、今回再生土が搬入される、その量につきましては、計画内の許可をした内容の量であれば、台数の制限等は設けておりませんが、それは例えば今日視察いただいた林道とかに絡むものであれば、林道条例に基づく制限等がかかってまいりますので、今回のケースで言えば、経済部と連携をしながら、監視をしていきたいというふうに考えております。 170 ◯委員長岡田貴志君) 田中委員。 171 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。とにかく経済部との連携はきちんとしていただきたいですが、もう一つ、県との連携が必要かなと思うんですけれども、今日最初に見た場所、そこは路盤材を、資材置き場としてちょっと置きますよと言ったけど、今日ドサッとあったというような状況で、ほったらかしの状態で、今年、別の業者がそこを、事前協議だからと言って、住民説明会があって、今度こんなふうにしたいんですという話があったということ自体、未完了の土地に県がその別の団体に事前協議のオーケーを出しちゃって、住民説明会まで持ってくること自体がおかしいと思うんですが、いかがでしょうか。 172 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 173 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 県の行政指針の施行が平成28年9月15日でございますので、今日見ていただいた、再生土による埋め立て事業が完了したのが、平成25年の秋でございますので、私どもの条例でも、再生土は規制の対象外でございましたし、県の指導指針もまだできていない、施行されていない状況での埋め立てでございましたので、何ら規制できない状況で、ある意味では法律に触れることなくできた事業というふうに考えておりますので、その後に今回業者の方が新たな埋め立てを行うようなお話も聞いておりますが、その部分につきましては、市としては、現状においては指導なりができるような状況ではないというふうに考えております。
     それから、もう1点、先ほどの現在市の方で3,000平米以上の許可をした事例はございませんが、現在行われている埋め立てで、3,000平米未満の埋め立て事業につきましては、2件でございます。失礼いたしました。 174 ◯委員長岡田貴志君) 田中委員。 175 ◯委員(田中紀子さん) では、今日最初に1個目に見たところは、事前協議の段階だということは、あそこに再生土は持ってくる可能性はあるということでしょうか。来年の1月1日からこの条例は規制されるということで、既に今事前協議とかやっているところは、オーケーになっちゃうよというところですよね。でも、それが1月2日とか3日だったら、やっぱりそこでもアウトになるのか、いや、もう事前協議とか何か進んでいるところがあれば、そこは1月1日以降でも、再生土は今までどおり行っちゃっても大丈夫だよとなっているのか、ちょっとわかりにくいのでお願いします。 176 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 177 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) 現在、再生土の埋め立てで事前協議を受けているものはございませんが、今回議決をいただいた場合に、施行が来年1月1日ということになりますが、それ以前に事前協議をして、その内容が調っていたときに、私どもが受け付けをした場合には、現行条例で許可をすることになりますので、その内容が再生土であれば、私どもの条例に規制を受けることなく、県の行政指導、指針でやることになります。それが今回お示しした資料の中の4-1、4-2の中で、附則の内容と附則の概要、解説をさせていただいております。ですので、再生土を含む新条例が適用されるケースにつきましては、1月1日以降に事前協議なり許可申請がされた場合に、新条例が適用されることになります。ですので、1月1日以前に申請を受け付けられる状態のものであれば、それは旧条例に基づく埋め立てが施行されることになります。  以上でございます。 178 ◯委員長岡田貴志君) ほかに。竹内委員。 179 ◯委員(竹内伸江さん) 資料の中に意見公募が載っていまして、その中の上烏田で農業をやっている方が提出された意見の中で、ちょっと気になったんですが、「地区の奥の方では、残土条例があっても、水田や山林に残土による不法投棄が行われ、これに迎合する地主がいます」ということで、地主、また土地所有者、今回この条例改正をされて、地主とかに何か影響とはそういうことはあるのか、ちょっとお聞かせ願えるかなと。 180 ◯委員長岡田貴志君) 榎本副主幹。 181 ◯まち美化推進課副主幹(榎本和美君) ご意見の中にはそのようなものもございましたが、私どもの方では詳細は承知をしておりません。  以上でございます。 182 ◯委員長岡田貴志君) ほか。星野部長。 183 ◯環境部長(星野治雄君) いろいろなご指摘をいただいて、条例を制定しても、条例の運用の中で、特に悪質な事業者が有害物質を混ぜるとか、産業廃棄物をその中に不法投棄するとか、やはりそういった懸念は、現行の残土条例においてもございます。したがいまして、私ども、条例をしっかりと、まずは再生土に適用をした中で、滝口委員からもご指摘があったとおり、事業がスタートする時点で、私ども条例運用に当たって、現地調査、パトロール、確認等々、体制をしっかりと築いた中で、快適な生活環境の確保を進めていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 184 ◯委員長岡田貴志君) ほか、ございますか。          〔発言する者なし〕 185 ◯委員長岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 186 ◯委員長岡田貴志君) 次に、賛成者。佐藤委員。 187 ◯委員(佐藤多美男君) 議案第79号 木更津市土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の討論を申し上げます。意見をつけてでございます。  今回は、改正は再生土の取り扱いについても規制対象にし、規制をするという点では、改善であり、一歩前進ではあります。その点では賛成です。しかし、今、部長がおっしゃったように、運用上、今後さまざまな問題が発生してくると思います。条例の網の目をくぐってやるとか、その他予期しないようなことも起きるかと思います。それらに対応するために、今後も新たな問題が起きれば、条例の再度の改正とか、条例を改正する際には、君津市のように県外からの土砂、残土等の搬入を認めないとか、あるいは問題が解決しない場合は、再生土を全面的に禁止するというふうなことも視野に入れながら、取り組むべきだと思います。  以上であります。 188 ◯委員長岡田貴志君) 次に、反対者。          〔発言する者なし〕 189 ◯委員長岡田貴志君) 賛成者。田中委員。 190 ◯委員(田中紀子さん) 私も、この条例改正については賛成です。今、リニア残土という名前で、新たな残土、地下深くの残土が持ち込まれるような状態なので、このように、社会の情勢に合わせて柔軟に改正していって、きちんと地域住民の環境を守るように、これからも日々努力してアンテナを張って、より良い残土条例になっていけばと思っています。その一歩だと思いますので、賛成です。 191 ◯委員長岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 192 ◯委員長岡田貴志君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 193 ◯委員長岡田貴志君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第79号 木更津市土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 194 ◯委員長岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩をいたします。                                (午前11時35分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時36分) 195 ◯委員長岡田貴志君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第88号 平成28年度木更津市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを議題に供します。  それでは、水道部より説明をお願いいたします。平野課長。 196 ◯業務課長(平野和之君) それでは、議案書の41ページをお開きください。  議案第88号 平成28年度木更津市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてでございますが、地方公営企業法第32条第2項において、剰余金の処分についての規定があり、この中で、毎事業年度に生じた利益の処分は、前事業年度から繰り越した欠損金を埋める場合を除くほか、条例の定めるところにより、または議会の議決を経て行わなければならないとされておりますことから、平成28年度に生じた利益の処分を行うため、議会の議決を得ようとするものでございます。  未処分利益剰余金の処分の内容でございますが、恐れ入りますが、議案参考資料の43ページをお開きください。  平成28年度木更津市水道事業剰余金処分計算書をご覧ください。  平成28年度の木更津市水道事業会計においては、平成27年度からの繰越欠損金はございませんので、表の右端の最上段、未処分利益剰余金の当年度末残高5億780万9,203円のうち、1億1,542万3,003円につきましては、資本金への繰り入れを行うこととし、残りの3億9,238万6,200円につきましては、建設改良積立金に積み立てしようとするものでございます。  資本金に繰り入れる分につきましては、利益剰余金に積み立てていた建設改良積立金のうち、平成28年度中に取り崩して使用したもので、その資金は既に固定資産の取得のために使われているため、資本に繰り入れるものでございます。  また、当年度純利益である3億9,238万6,200円につきましては、平成25年度に策定しました水道施設更新計画に基づく施設更新事業を円滑に推進するため、建設改良積立金として積み立てるものでございます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 197 ◯委員長岡田貴志君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。佐藤委員。 198 ◯委員(佐藤多美男君) 水道事業の剰余金処分ということの件であります。  当年度で未処分利益剰余金が5億円余出たと、それをどう処分するかということでありますが、建設改良積立金、これは3億9,000万円取り崩したから、まずはここに充てると。取り崩して穴のあいた分で、取り崩した分を穴埋めすると。その次に、資本金、建設改良等の資本金に充てると。こういう順序は、水道会計にとって順当な財務事務処理の当然のやり方、これしかないんでしょうか。 199 ◯委員長岡田貴志君) 小川次長。 200 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) まず、1点目の資本金の方への繰り入れでございますけれども、建設改良積立金を取り崩しまして、建設改良に伴います財源としております。資本に入れ替わっておりますので、資本に入れるという会計上のシステムになっております。利益剰余金につきましては、減債積み立てとか、建設改良積み立てとか、いろいろルートはございますが、各委員ご存じだと思うんですけれども、木更津市の水道施設は大分老朽化も激しいということで、資本的収支の方の内部留保資金として、有効、また効率的に活用したいということで、今回、建設改良積立金ということで、4条予算の内部留保資金としてお願いしているところでございます。  以上でございます。 201 ◯委員長岡田貴志君) 佐藤委員。 202 ◯委員(佐藤多美男君) 今後の老朽した施設の建設改良資金のために、内部留保資金としてここに充てると。これは経営上は当然のことだと思うんですけれども、資本金あるいは積立金、その他、積立金も減債積立金とかいろいろあるかと思うんですけれども、しかし、5億円余の黒字が出たのであれば、これは払っているのは市民の使用者ですから、大幅にそういう、大幅かちょっとわかりませんけれども、黒字が出れば、水道料金をこれは引き下げるということで、還元するというやり方もあることはあるんですよね。そういうことは考えなかったのか、そういうことはしないのか、伺います。 203 ◯委員長岡田貴志君) 小川次長。 204 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 建設改良につきましては、大きな財源としましては、起債の借り入れ、あと、開発負担金が数千万円あるんですけれども、その財源としております。残りにつきましては、全て内部留保資金を今年度も、今年度といいますか、現決算でも7億円とか8億円とかいう金額を内部留保資金に充てております。その財源のためには必要ですので、料金を下げるというか、そういった財源の方には使えないといいますか、そういう考えになっております。  以上でございます。 205 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 206 ◯委員(滝口敏夫君) ちょっと教えてください。  建設改良積立金と、それから資本金の繰り入れ、この額が端数が出ていますよね。例えば、資本金の繰り入れが3円と出ていますよね。これは公営企業法によって、算出する計算方式とかにのっとって出した数字なんですか。切りのいい数字にしないで3円とか200円とか、そこら辺を説明して教えてください。 207 ◯委員長岡田貴志君) 小川次長。 208 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) まず、資本金への繰り入れのこの額でございますが、昨年度、建設改良積立金ということで、積み立てさせていただいたもので、昨年度の利益剰余金全額を積み立てていただいたものを、今年使ったもので、それを資本金へ繰り入れるという会計制度になっておりますので、そのような形に、3円というふうに。 209 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 210 ◯委員(滝口敏夫君) 私の聞いていることとちょっと違った答えを言っていませんか。もう1回言いましょうか。公営企業法によって、こういう端数の出ていることが、私には納得というか理解ができないんですよ。だから、公営企業法によって資本金に繰り入れする場合とか、あるいは建設改良積立金に剰余金を入れる場合に、公営企業法によって計算方式があって、こういう場合はこういう計算方式にのっとって計算した数字なのか、皆さん方はこの200円だとか3円なんて数字が出てきたのはどういう根拠なんですか。教えてくれますか。私はわからないんですよ。 211 ◯委員長岡田貴志君) 萩野部長。 212 ◯水道部長(萩野一久君) これは計算で、例えば、前の減債積み立てに利益の20分の1を積み立てるとか、そういったのがあったと思うんですけど、そういった計算式でなくて、現実の昨年、平成27年度の決算の結果、収入と支出、収益、費用を除いた利益がこの003円という数字となったと。それをそのまま建設改良積立金に充てて、それを今回、資本金の繰り入れをやるということですから、計算式で出したというよりも、実績としてそうなったと。その数字をそのまま使っているということで、認識をしていただければと思います。 213 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 214 ◯委員(滝口敏夫君) いまいちわからないのは……。まだ私には理解できない。ほかの委員は理解したかわからないけど。要は、この2つに剰余金を分けた。何の根拠で建設改良積立金にこの数字、それから資本金の繰り入れにはこの数字、この根拠は何ですか。さっきから何か平成27年度のどうのこうのだとか、そんな説明していたでしょう。もっとこうわかりやすく。わからないから質疑しているんですから。 215 ◯委員長岡田貴志君) 小川次長。 216 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) まず、1億1,542万3,003円、この金額でございますけれども、平成27年度に建設改良積立金として積み立てたものを、平成28年度に取り崩した金額でございます。建設改良積立金というものは、施設の更新に使われるお金でございますので、現金としては残らずに、資産として、物として、残るというか形になっておりますので、資本金の方に繰り入れる形でございます。 217 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 218 ◯委員(滝口敏夫君) では、もっとわかりやすく聞きましょう。  総額で5億幾らの剰余金が出ていますよね。そうですよね。そうしたら、こんな3円とかこんな数字を出さないで、もっときちっと切れのいい数字にして、あとは5億幾らの残っている方に回しちゃったらいいんじゃないですか。 219 ◯委員長岡田貴志君) 小川次長。 220 ◯水道部次長・工務課長(小川和広君) 申しわけございません。会計制度でそのような形になっております。建設改良積立金を取り崩した場合は、そのまま資本金に繰り入れると。よく国費なんかですと、10万丸めとか何かというシステムがあるんですが、企業会計の場合はそのようなシステムはございません。  以上でございます。 221 ◯委員長岡田貴志君) 滝口委員。 222 ◯委員(滝口敏夫君) そうなっていたのなら、わからないんだから、そういう資料をつけたらいかがでしょうか。冒頭説明にはそんなことは全く説明していないでしょう。こうなっているんだと言うなら、じゃあなっている理由を事前に参考資料で渡して、こうだからこうなっていますよ、この数字はというふうに言ってくれれば、こんな2回も3回も俺が質疑しなくたって、当然理解ができることじゃないでしょうか。 223 ◯委員長岡田貴志君) 答弁、よろしいですか。滝口委員。 224 ◯委員(滝口敏夫君) それに基づいて出した数字でしょうから、間違いはないと思いますので、それでオーケーしますけれども、今後そういうね。要は委員に理解してもらわなくちゃいけないんだから、黙っているけど、ほとんどわかっていないと思いますよ。私と腹の中はみんな同じだと思いますよ。だから、この辺は今後のやっぱり……。先ほどほかのことでも指摘しましたけれども、そういうことを頭に入れて、冒頭説明の中で、資料に基づいて説明していただくよう、委員長、ご要望申し上げます。  以上です。 225 ◯委員長岡田貴志君) わかりました。萩野部長。 226 ◯水道部長(萩野一久君) 今、滝口委員が言われたとおり、確かに私どもが見ても難しいところがありますので、委員方にわかりやすい説明を今後心がけたいと思います。失礼しました。 227 ◯委員長岡田貴志君) よろしくお願いします。  ほかに。よろしいですか。          〔発言する者なし〕 228 ◯委員長岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 229 ◯委員長岡田貴志君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 230 ◯委員長岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 231 ◯委員長岡田貴志君) 賛成者。
             〔発言する者なし〕 232 ◯委員長岡田貴志君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第88号 平成28年度木更津市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 233 ◯委員長岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。  以上で、当委員会へ付託されました議案の審査は終了いたしました。  執行部の皆様、大変ご苦労さまでございました。執行部退席の間、暫時休憩いたします。                                (午前11時49分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時50分) 234 ◯委員長岡田貴志君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、平成29年度行政視察についてを議題に供します。  本年度の当委員会の行政視察につきまして、お配りいたしました資料のとおり、案を作成いたしました。  それでは、事務局より説明願います。鈴木主任主事。 235 ◯議会事務局主任主事(鈴木雅也君) それでは、お手元の資料、平成29年度建設経済常任委員会行政視察(案)に基づきまして、ご説明させていただきます。  視察実施日につきましては、10月4日水曜日から6日金曜日までの2泊3日を予定しております。  まず、1日目、北海道滝川市におきまして、地産地消計画の調査をいたします。  滝川市では、農商工関係者や消費者などで設置した、滝川地産地消ふるさとづくり協議会が中心となり、地産地消による地域の活性化及び市民の健康づくりを推進するため、地産地消計画を策定しておりまして、その取り組みについて視察いたします。この取り組みは、本市農業の振興や地域の活性化にとりまして、大いに参考になるものと考えております。  次に、2日目、北海道ニセコ町にございます、株式会社ニセコリゾート観光協会について、調査をいたします。当観光協会は、ニセコ町とニセコ町民が出資し設立した、全国で初めての株式会社化した観光協会でありまして、ニセコの持つさまざまな資源を連携し、まちづくりをサポートしているとのことでございますので、その取り組みについて視察いたします。この取り組みは、木更津版DMOの設立を目指している本市にとりまして、大いに参考になるものと考えております。  最後に、3日目については、行程が許せば、可能な限り、周辺市等の視察を取り入れたいと考えております。  説明は以上でございます。 236 ◯委員長岡田貴志君) 説明は終わりました。  何かご質疑がありましたら、お願いいたします。          〔発言する者なし〕 237 ◯委員長岡田貴志君) 質疑なしと認め、お諮りいたします。  本年度の行政視察につきましては、原案どおり実施することにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 238 ◯委員長岡田貴志君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、行程等の細部及び議長に対する派遣承認要求等の手続につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、これに異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 239 ◯委員長岡田貴志君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 240 ◯委員長岡田貴志君) これをもちまして建設経済常任委員会を閉会いたします。                                (午前11時53分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...