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平成28年基地対策特別委員会 名簿 2016-09-20
平成28年基地対策特別委員会 本文 2016-09-20

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  1. 木更津市議会 2016-09-20
    平成28年基地対策特別委員会 本文 2016-09-20


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時58分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(近藤 忍君) 委員並びに執行部の皆様には会期中のお疲れのところ、ご出席いただきまして、まことにありがとうございます。  ただいまの出席委員数は7名であります。定足数に達しておりますので、基地対策特別委員会を開会いたします。  また、鈴木議員、石井議員、座親議員、草刈議員、三上議員が傍聴のため出席しております。  本日の議題は、基地対策関係施策に関する要望書についてであります。  それでは、開会に当たり、滝口議長よりご挨拶をお願いいたします。滝口議長。 2 ◯議長(滝口敏夫君) おはようございます。基地対策特別委員会の皆さん、そして執行部、関係部局の皆さん方におかれましては、台風が関東地方に向かっているさなか、大変、特に都市整備の関係者の皆さん方については神経を敏感にぴりぴりしているような状況かとは思いますけども、当特別委員会にご出席していただきまして、ありがとうございました。本日、ご精査、ご協議していただく案件につきましては、ただいま近藤委員長が申し上げたとおりでございますので、よろしくご協議賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶にかえさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 3 ◯委員長(近藤 忍君) ありがとうございました。なお、滝口議長は次の公務のため、これにて退席されますので、ご了承願います。 4 ◯議長(滝口敏夫君) よろしくお願いします。 5 ◯委員長(近藤 忍君) ここで、傍聴の許可についてお諮りいたします。1名の方から傍聴したい旨の申し出がありましたので、これを許可したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯委員長(近藤 忍君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。  ここで、傍聴者入室の間、暫時休憩いたします。                                (午前10時00分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時01分) 7 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  傍聴者の方にお知らせいたします。木更津市議会委員会傍聴規則第6条により、傍聴人は写真の撮影、映画の撮影、録音、録画はできませんので、会議の円滑な進行にご協力いただきますよう、よろしくお願いします。  それでは、議事に入らせていただきます。基地対策関係施策に関する要望書についてを議題に供します。
     はじめに、執行部より江川総合運動場整備スケジュールについて参考意見を求めたいと思います。高浦市民部長。 8 ◯市民部長(高浦 浩君) 皆さん、おはようございます。市民部からは、江川総合運動場拡張整備事業進捗状況等についてご説明の方、させていただきたいと思いますが、内容につきましては、去る6月に開催していただきました当委員会協議会以降のことを中心といたしまして、防衛省、北関東防衛局取り組み状況、それから、本市の取り組み状況につきましては、運動場の機能付与のための整備、それから関連する資料の整備等も含めまして、説明をさせていただければと思っております。内容につきましては、担当課長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 9 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤課長。 10 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) それでは、私から江川総合運動場拡張整備事業進捗状況等についてご説明をさせていただきます。お手元の資料と前方のスクリーンをあわせてご覧いただければと存じます。資料の方は1ページ、まず左側からご覧いただきたいと思います。  初めに、1の防衛省、北関東防衛局取り組み状況についてでございますが、(1)の平成25年度から平成27年度につきましては、3つの広場、調整池、駐車場の基本設計と実施設計を実施いたしまして、1期の工事といたしまして、多目的広場2の陸上競技場の1次造成工事等を実施いたしました。  次に、(2)平成28年度から平成29年度についてでございますが、北関東防衛局は、7月に2期工事の入札を実施いたしまして、8月12日に株式会社吉田組と2億4,516万円で契約を締結いたしました。この2期工事では、多目的広場1、野球場及び東側駐車場の1次造成工事や多目的広場2、陸上競技場の整備を終了させる工事を平成28年度と平成29年度の2ヶ年で実施すると伺っております。  ここで、資料の方は3ページをお開きいただきたいと思います。  資料3ページの江川総合運動場拡張整備事業に係る整備スケジュールでございますが、まず上段、ご覧いただきたいと思います。ただいまご説明をいたしました防衛省、北関東防衛局の平成25年度から平成29年度までの整備スケジュールを記載してございます。なお、平成29年度から平成30年度にかけての点線矢印の3期工事(予定)でございますが、野球場とサッカー場をはじめ、残りの公園的基盤整備を終了させる工事を2ヶ年で実施していただけるよう、調整をしております。  続いて、中段の青色の矢印の部分をご覧いただきたいと思います。市の取り組み状況についてでございます。  初めに、市民部所管運動場機能付与整備の状況でございますが、平成27年度は3つの施設整備のための基本設計業務を実施いたしました。今年度は費用対効果の検証を進めており、陸上競技場の費用対効果の分析調査業務について、9月12日に日本公営株式会社と221万4,000円で契約を締結いたしました。そして、平成29年度に多目的広場2、陸上競技場への運動場機能付与のための実施設計を行い、平成30年度にウレタン舗装外周フェンスなどの整備を実施する予定でございます。平成31年度以降は、野球場とサッカー場の実施設計、運動場機能を付与するための整備を予定しております。  次に、都市整備部所管による道路整備につきましては、下段の緑色の部分をご覧いただきたいと思います。平成27年度は現況路線の測量、道路詳細設計を実施いたしました。今年度は、道路整備に必要な用地取得を予定しており、6月22日に用地取得面積の確定のための測量業務について、公益社団法人千葉公共嘱託登記土地家屋調査士協会と1,899万9,630円で契約を締結いたしました。そして、8月17日には補償額算定のための物件調査委託業務について、アイワ測量設計株式会社と518万4,000円で契約を締結し、物件補償の準備を進めております。今後、用地取得に着手し、用地取得が完了した時点で道路整備に着手し、2ヶ年で整備する予定でございます。  ここでもう一度資料の方は1ページへお戻りいただきたいと思います。  ただいまご説明をいたしました市の整備スケジュールを2、木更津市の取り組み状況についてとして、年度ごとに記載しておりますので、ご覧になっていただければと存じます。  次に、1ページの右側をご覧いただきたいと思います。3の防衛省、北関東防衛局へ望むことでございますが、まずは平成30年度末までに陸上競技場の整備完了を目指しておりますので、現在、北関東防衛局が実施しております公園的基盤整備を今後も予定どおり実施するとともに、本市が行う運動場機能付与整備に対し、補助金でございます民生安定施設の助成についても、十分な予算の確保をいただけるよう、望んでおります。なお、平成28年度の事業のうち、既に契約を締結しております北関東防衛局と市の契約概要を4の平成28年度の事業についてとして記載してございますので、ご覧になっていただければと存じます。  私からは以上でございます。 11 ◯委員長(近藤 忍君) 次に、企画部より説明をお願いします。小河原企画部長。 12 ◯企画部長小河原茂之君) 私からは、基地対策関連施策に関する要望書(案)の2、基地周辺対策経費の所要額を確保し、江川総合運動場の早期整備をすることに関しまして、2020年東京オリンピックパラリンピックキャンプ地誘致に向けての取り組みにつきまして、参考意見を申し上げます。  キャンプ地誘致に向けましては、平成26年度よりかずさ地域4市で開催している広域連携に係る意見交換会におきまして、4市で連携して取り組むこととしております。平成27年度におきましては、5月に開催いたしました4市企画担当部長会議に千葉県の担当課長を講師としてお招きし、キャンプ地誘致に向けた課題等について、説明を受けたところでございます。その後、昨年12月に企画担当課長、本年3月に担当者会議を開催し、各市の取り組み状況等につきまして情報交換を行うとともに、今後の誘致活動に向け、4市の関係施設を取りまとめましたプレゼン用資料を作成していくことについて、決定したところでございます。平成28年度、今年度に入りまして、5月に企画担当部長会議を開催するとともに、7月には副市長会議を開催し、平成25年度の西アフリカフェスティバルを契機に、本市と友好関係にあります西アフリカ諸国を中心に誘致活動を行っていくことについて、3市の理解をいただいたところでございます。あわせて、担当者会議を3回開催いたしまして、これまでにキャンプ地誘致のため、英語に翻訳したプレゼン資料を作成したところでございます。キャンプ地誘致に向けた課題といたしまして、施設のレベルが相手国の求める水準を満たすことができるか、また、警備や送迎などに関する費用の負担の折り合いがつくかといったようなことを調整していく必要があるものと考えております。  今後につきましては、リオデジャネイロ・パラリンピックも閉会いたしましたので、今月下旬以降、4市で作成したプレゼン資料を活用するなど、西アフリカ諸国を中心に、キャンプ地誘致活動を展開してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 13 ◯委員長(近藤 忍君) 説明は終わりました。  質疑につきましては、要望書の質疑をこの次にするとしまして、まず最初にただいま執行部より説明のありました江川総合運動場整備スケジュールについてご質疑をお願いしたいと思います。佐藤委員。 14 ◯委員(佐藤多美男君) 江川総合運動場の拡張事業なんですけども、東京オリンピックの開催に合わせるようなスケジュール西アフリカキャンプ地を誘致するということで、それに合わせてあると思うんですけども、それとも、オリンピックの開催との兼ね合いでスケジュールが組まれているのか、まずそれからご説明をお願いします。 15 ◯委員長(近藤 忍君) 小河原部長。 16 ◯企画部長小河原茂之君) オリンピックスケジュールに合わせての整備かということでございますけども、江川総合運動場に関しましては、委員ご承知のとおり、もう10年以上前からいろいろ検討されてきたところでございます。そして、オリンピックパラリンピックの決定が2013年9月ということで3年前に決定したというところでございます。江川運動場の整備はその前からずっとやってきたところでございますけども、国の整備の状況、それから、市がその後に整備をしていく、その役割分担等がなかなか見えなかったところもございますので、オリンピックの決定後にそういったスケジュールも昨年度末から見えてきましたので、その段階で、オリンピックを目指して何とか整備をということで、それに向けての調整を行ってきたところでございます。西アフリカ諸国フェスティバルも平成25年ですか、行われまして、それに合わせて親交も深めてまいりましたので、オリンピック開催に向けてキャンプ地が可能かどうかは、昨年度からは目標を定めて整備をしているというところでございます。  以上です。 17 ◯委員長(近藤 忍君) 佐藤委員。 18 ◯委員(佐藤多美男君) オリンピックに合わせるというよりも、市民の要望に合わせて、あそこを早く完成することが重要なことではないかと思うんですけども。  もう一つお聞きしたいことが、基盤整備は国がやる、それからそれに関係する機能付与のための整備及び道路の整備は市がやると、役割分担がされているかと思うんですけども、道路については市がやるしかしようがないかなというふうに思っているんですが、機能付与ですね。国が基盤整備でできないというか、国の予算でやれないところと、その不足した分は市が肩がわりというふうなことになると、やっぱり超過負担というふうな市の、そういうことが出てきますので、その辺の詰めをどのようにやられたかということなんですね。つまり、国がやる基盤整備、機能付与のための市の整備、このすみ分けというか、費用負担、分担の基準といいますか、それはどうなっているか。それはかなりやりとりもあったかと思うんですけども、やりとりはどうだったのか、お答え願います。 19 ◯委員長(近藤 忍君) 高浦市民部長。 20 ◯市民部長(高浦 浩君) 国と市の役割分担というお尋ねかと思いますけども、まず国ができることとして、民生安定の関係で、周辺整備等に関する法律の中で、国のできることとして、まず6条というものがございます。これについては、できることは、国の中で運動場の整備まではできないと。それは国が100%やる場合、運動場機能の付与まではできないという形の中で、まず今現状、緑地になっております部分を基盤整備して、公園的な原っぱのイメージなんですけども、そういった状態までは国が100%できるというのが前提でございます。市といたしましては、それでは不十分であるというところで、プラス野球場の例えばグラウンドの面ですとか、陸上競技場のアンツーカーのトラックですとか、そういったものについて、それから、必要なバックネットだとかフェンスですとか、そういったものについては、市がやらざるを得ないという状況がございます。そういった中で、民生安定の8条の中で運動場の整備の補助メニューがございますので、こちらを活用して整備をしていきたいという仕分けになってございます。  以上でございます。 21 ◯委員長(近藤 忍君) 佐藤委員。 22 ◯委員(佐藤多美男君) それでは確認しておきたいと思うんですけども、国は基盤整備だけども、公園的なそういう内容でやると。スポーツ的なものはそれは市がやるんだけども、もちろんそれについては、民生安定の事業でやるんでしょうけども、それについては補助金はきちんと市の負担分、ここでいえば1,000万円ほどのスケジュール表になっているんですけども、これについても国の助成制度というのはきちんとあるということで理解してよろしいですね。 23 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤スポーツ振興課長。 24 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) 防衛省の補助メニューなんですけども、今年度につきましては、市の単独事業でございます。平成29年度の陸上競技場運動機能付与のための実施設計、そして平成30年度の運動場機能陸上競技場の整備、こちらにつきましては、3分の2の補助ということでございます。 25 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。田中委員。 26 ◯委員(田中紀子さん) 北関東防衛局の平成29年、平成30年の3期工事予定というのが書いていないんですね。何を公園的基盤整備を国はそこでやる予定なのか。その公園基盤整備が終えないと、木更津市の平成30年のウレタンとか多目的広場とかそっちの方は整備できないのか、並行してできるのか。ちょっとそこが見えないので、教えてください。 27 ◯委員長(近藤 忍君) では、簡単に3期の概要とそれとあと、陸上競技場が並行してできるかというところですので、そこをお願いします。伊藤課長。 28 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) まず3期の(予定)のところでございますけども、ざっくりと申し上げますと、野球場を完成させるための整備、あとはサッカー場の整備ということが3期工事の予定の主なものでございます。私ども市の方で平成30年度に予定しております陸上競技場の整備、こちらにつきましては、今のところ平成29年度で陸上競技場基盤的整備は国の方で終了する予定になっておりますので、並行して工事は可能というふうに考えております。 29 ◯委員長(近藤 忍君) 田中委員。 30 ◯委員(田中紀子さん) 陸上競技場の方はできているから、3期は野球場とサッカー場ということで、3期の野球場とサッカー場は平成31年にやる予定ですか、木更津市は。 31 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤課長。 32 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) 予定表のスケジュールの平成31年度以降に記載してございますが、平成31年度以降にそれぞれの実施設計、そして整備を予定してございます。  以上でございます。 33 ◯委員長(近藤 忍君) 田中委員。 34 ◯委員(田中紀子さん) そうすると、オリンピック、終わっちゃうかもしれないですよね。ぎりぎりになっちゃうかもしれないし、オリンピックまでにと言っていても、何かパッチワークのように、ここはできますよ、ここはできませんよというような使い方を提示するのをイメージしているんでしょうか。 35 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤課長。 36 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) オリンピックの関係なんですけども、市民部の方ではまずは陸上競技場の整備を優先しております。陸上競技場オリンピック招致に支障がないように整備を進めていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 37 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。住ノ江委員。 38 ◯委員(住ノ江雄次君) 整備事業というのは、以前からあったのを別にオリンピックのためにこの整備をやるんじゃないというような、そういう考えもあるかと思うんですけど、せっかくあるわけですから、できる限りそういう整備が進んでほしいというのが希望なんですけど。  再度、確認しますけども、オリンピックまでにできる整備というのは、どこまでができるのかということ。それ1点だけお願いします。 39 ◯委員長(近藤 忍君) 高浦部長。 40 ◯市民部長(高浦 浩君) オリンピックまでに目指すものといたしましては、陸上競技場でございます。陸上競技場を使うに当たっての外溝的な整備、そこに至るまでの部分をオリンピックまでに仕上げたいと思っております。  以上でございます。 41 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 42 ◯委員(重城正義君) 土木の方にお伺いしますけども、平成28年度中に用地取得と物件調査、物件補償等が完了する予定になっておりますけども、あくまでもやはり先方があるわけで、ごねられた場合等はやっぱりかなりの遅延をすると思うんですね。そうした場合に、仮に平成28年度中の補償がなされずに、平成29年度に食い込んだ場合、そうすると、平成29年、平成30年の工事のそれぞれ1年ずつずれてしまうと思うんですね。その辺のところの見通しといいますか、例えば地権者等に対してあらかじめ何かアクション等はしているのでしょうか、お答えください。 43 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 44 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 現在、用地交渉、補償関係ですけども、一番大きいのがハウスを持っていらっしゃる方、このハウスがやはり特殊なハウスで、一面ガラス張りになっていて、中には鉄骨できれいに仕上げてあるという特殊なものでございます。ただ、今お話ししている中では、補償の関係、いろんな考え方があると思うんですけども、補償に対してどういう形が一番いいのかということで、お互いに持ち主の方と話し合いながら今、補償の積算をやっているところなんですけども、今の時点では、これからちょっとまだわからないですけども、今の時点で非常に協力的にお話をさせてもらっています。ただ、物が物でかなり大きくて、今、赤道があって、北側と南側にハウス、両方あるんですけども、北側のハウスが道路がどんと入って、10.5メートルの幅がどんと入っていくような形なので、かなりの補償になってしまいますので、かなり厳しいんですけども、やはり早く道路がつくれれば、そういう工事のためにも使用できるし、いろんなことで使えると思いますので、私どもとしては、とにかく今年度に予算をとって、最悪来年度に繰り越しになっても仕方がないかなというところは当然ありますけども、できる限りのことを今年度にやってしまいたいと、そう考えています。  以上です。 45 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 46 ◯委員(重城正義君) 私も役所のときに土地開発公社にいたものですから、用地交渉は一番大変なことはわかるんですけども、感触的に協力的であるということですけども、参事の目から見て、この方は難攻不落とは見ていなくて、大体大丈夫じゃないかなと、そういう見通しでしょうかね。 47 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 48 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 今、そこに関しては明言できません。これから補償のそういう手法について、私どもも提案してまいりますので、その段階になってからでないと、はっきりとしたことは言えませんが、お互いに話し合いの中で補償の手法は考えていきたいなと思っていますので、あとは物理的な問題も当然出てきますけども、今の段階では感触というのが、ここでお話しできるようなところまでは行っていない状態です。 49 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 50 ◯委員(國吉俊夫君) 今、重城委員の方から道路の関係が出ましたけども、平成28年度、用地測量、物件調査、物件補償、不動産鑑定、用地取得で7,950万円となってるんですけども、そうすると、用地取得の金額までこれ、入っているんですか、入っていないんですか。 51 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 52 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 用地取得のお金まで入っています。 53 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 54 ◯委員(國吉俊夫君) そうしますと、平成29年度は2路線ですね。市道2468号線と2025号線、ちょっと私、資料を持っていないんですけど、このメーター数と都市整備部の方で把握している買収予定の平米価格というのは言えるんですか。 55 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 56 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) メーター数に関しては言えますが、今、用地測量で用地取得面積を確定している、幅杭をつくるところなので、面積はまだはっきりとは出ていません。境界確認を今、しているところです。その後、幅杭を打って面積を確定すると。用地交渉に入るという形になりますので。 57 ◯委員長(近藤 忍君) 面積単価は。単価もだから言えないということですね。白熊参事。 58 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) すみません。単価についても、まだ言えないところです。 59 ◯委員長(近藤 忍君) 延長は、鈴木副課長の方から説明していただいてよろしいですか。 60 ◯土木課副課長(鈴木陽一君) 延長につきましては、ハウスにぶつかる2468号線が200メートル、接続道路2025号線が400メートル、同じく2023号線が420メートルで考えております。  以上です。 61 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 62 ◯委員(國吉俊夫君) そうしますと、平成28年度に用地取得までをやろうという中で、平成29年度、平成30年度という路線を2つ、1つと分けた理由は。これちょっと素人考えで考えると、やれるなら一遍にやっちゃえと思うんですけども、それはやっぱり本職のあれで、どういうあれか教えてください。 63 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 64 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) まず一番最初に東ルート、市道2468号線、これは東側の駐車場にまっすぐ入る道路で、造成等に関しても、そういう附帯工事に関しても、工事車両等も使うのかなというところもありまして、東ルートをまず一番最初にしました。次に、南ルートの2025号線、これについては一気に、予算的なものもございますので、ちょっと前倒しで2路線ぐらいまではやっておきたいなと。次に、2年計画でやるというのが基本的な、予算的な問題もありますので、考え方です。東ルートをまず第一優先にということを考えた予算というか、計画でございます。 65 ◯委員長(近藤 忍君) 田中委員。 66 ◯委員(田中紀子さん) すごい不安なのが、国の公共事業がどんどん言ったとおりの金額が来ないので、3期の工事予定、何か不安要素があるんですが、現時点でもう減額されているとかいうことはないでしょうか。 67 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 68 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 基本的に今、まず東ルートに関しては補助対象外で単費でやらざるを得ないと。これはどちらかというと、駐車場に向かう道路と。そういう認識の中で、いろいろと補助事業を当たってはみているんですけども、ここに関してはちょっと厳しいだろうと。南ルートの2025号線と2023号線、これは道整備という新しい補助事業ができて、何か今まで使っていた社会資本よりもちょっとつきがいいんじゃないかというお話も県の方からいただいたので、今、そっちの方向で調整しているんですけど、これがどういう状況になるかというのはまだわからない状態です。 69 ◯委員長(近藤 忍君) 田中委員。 70 ◯委員(田中紀子さん) では、市民部の方の整備の方のお金というのは現時点で減額されていないか、今後のとこというのが、ちゃんと確保できそうな雰囲気なんでしょうか。 71 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤課長。 72 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) 来年度の陸上競技場の実施設計の部分の補助メニューにつきまして、事務方の方で何度か防衛省の方へも出向いて、ヒアリング等の実施を受けていまして、準備を進めておりますが、特に減額とかという情報は今のところはございません。 73 ◯委員長(近藤 忍君) ちなみに今年度事業は単費ですよね。永原委員。 74 ◯委員(永原利浩君) 市道の246号線、東ルート、南ルートがもし予定どおりの時間で開通できなかったようなときに、整備事業自体が、国がやってくれる整備事業自体の、例えば重機、大きい車なんかは取り回しがきくのかしら。 75 ◯委員長(近藤 忍君) 工事車両の質問ですか。高橋主幹。 76 ◯スポーツ振興課主幹(高橋克典君) 私の方からお答えいたします。平成27年度の国の方の整備の関係のときには、まさしく海上自衛隊の方から大型車両が入りまして、2023号線を北上して多目的広場陸上競技場に入ったような状況にございますので、また今年度から始まる整備事業につきましても、同じルートを使うというふうに伺っておりますので、支障がないというふうに考えております。  以上でございます。 77 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 78 ◯委員(重城正義君) これ、各部3部で動いているわけですけども、3部の担当者、もしくは課長あたり含めて、綿密に、例えば月に2回ぐらい協議をしているよとか、そういう状況は今、行っていますか。 79 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤課長。 80 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) 私ども市民部と都市整備部につきましては、5月以降、何度か課長、あと担当総括、担当者を含めて定期的に打ち合わせというか情報交換、そのようなものを行っております。  以上でございます。
    81 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 82 ◯委員(重城正義君) これ、最後にお願いになりますけども、仮に用地補償がうまくいかないとか、それから防衛の方の工事がお金が来ないとか、いろいろこれから難関が待っていると思うんですよ。それで、3部でまとめて仮に大きな障害が出てきた場合には、必ず委員長の方に報告をして、うちの方の委員会を開くような形をとっていただきたいと思います。いつも玉虫色だけでいいことだけやっていてもしようがないから、困ったことがあれば、幾らかお手伝いができるかと思いますけども、それ一番心配しているのが、補償なんかうまく行かなくて、企画部側のオリンピックキャンプ地誘致、これがおじゃんになっちゃうということもなきにしもあらずだと思うんですね。そのところはきっちりとお願いしたいと思います。 83 ◯委員長(近藤 忍君) それは要望ということで。それは委員長からもお願いします。國吉委員。 84 ◯委員(國吉俊夫君) この今日の江川総合運動場の拡張整備事業の進捗状況、わかりました。わかった上でお伺いしたいと思います。ともかく平成31年度以降、2020年のオリンピックに向けてということなんですけども、本来であれば総合運動場、木更津市の市民のための運動場であるのが本来であります。そのために、サッカー場、野球場、陸上競技場というものだけではなくて、将来的にこの総合的な大きな運動場というような構想の中で、2020年以降のことはどのように考えておりますか。 85 ◯委員長(近藤 忍君) 高浦市民部長。 86 ◯市民部長(高浦 浩君) 今、総合運動場ということでのお尋ねでございますけども、現在のところ、この多目的広場、言いかえれば陸上競技場、それから野球場、サッカー場整備に、全力を挙げている状態でございます。先ほど委員からご指摘ございましたように、これから、これが順調に行くかどうかという瀬戸際だと思っていますので、しっかりそこにまず十分に取り組んでまいりたいと考えております。  それ以降ということでございますけども、それ以降につきましては、市の施設も幾つか、テニスコートでいえば貝渕ですとか、それから江川にも4面、それから、小櫃堰にも4面とかいう形でございますので、そういった利用状況等も勘案しながら、市全体の施設でございますので、そういった点も含めて判断してまいりたいと考えております。  以上でございます。 87 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 88 ◯委員(國吉俊夫君) 最後に、要望ですけども、あっという間に2年、3年過ぎちゃいます。はい、オリンピックが終わって、それでいいですよという問題ではないので、オリンピックのために全力を尽くしてやっていただくのは今、いいと思うんですよ。いいと思います。ですけども、その後のことは、やはり今から考えていかないと、2年、3年はあっという間に過ぎます。私はそれをちょっとお願いしたいと思います。先のこともやはり考えていった中で、この計画を頑張っていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 89 ◯委員長(近藤 忍君) では、本運動場についてはよろしいですか。委員会でどうしても話したいですか。  ただいま、三上議員より発言の申し出がございましたが、これを特別に認めたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯委員長(近藤 忍君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。三上議員。 91 ◯傍聴議員(三上和俊君) ありがとうございます。今年度の事業で9月12日、日本公営株式会社に発注したという、この費用対効果の分析調査業務委託なんですが、私が思うにハード面の施設をつくって、費用対効果というのは、使う側がいろんな工夫をして、効果が出ると思うんですよ。幾ら立派なものをつくったって、使う人がいなければ効果は出ないというのが、そもそもこういう施設の費用対効果のあれなので、今のこの時点でそういう指導者、並びに体育協会の団体と接触、どのように使わせてくれとかいう細部が詰まっていないのに、費用対効果を出せなんていうのは、何のための費用対効果で、本当にこれ、出てくるのかなと疑問に感じるというのが、私の考えでありますし、またこれは費用対効果の221万4,000円の額が少ないからといって見逃すんじゃなくて、この調査業務をクリアしないと、次の何かが進まないからこれをやるのかどうか。その辺、2点お尋ねいたします。 92 ◯委員長(近藤 忍君) 答弁願います。伊藤課長。 93 ◯スポーツ推進課長(伊藤浩之君) お答えいたします。費用対効果の検証についてなんでございますが、防衛省の補助金を申請する手続上で必要なものになってございまして、国土交通省が定める算式によって、費用対効果というものを分析するものでございます。議員おっしゃいますように、使う側でということがございますけども、必要な理由といたしましては、ちょっと繰り返しになりますが、補助金の手続上必要になるということでございます。よろしくお願いいたします。 94 ◯委員長(近藤 忍君) 三上議員。 95 ◯傍聴議員(三上和俊君) やはり小学校、中学校の学校教育の中で、今、木更津市、ありませんよね、陸上競技場というのが。その効果はわかりますけど、その他社会教育、生涯教育、あるいは陸上競技以外の方々、サッカーも含めて、サッカーは使えるような陸上競技場ということなんだけど、やはりその辺をきちっと今、そういう団体とこういう時点で接触、あるいはこういうことがありますよということをやっておかないと、何かどぶにお金を捨てるという表現は非常に雑で申しわけないんだけど、せっかくやったことは次につながるように、ただ補助金を獲得するためのものという位置づけでは、ちょっとさみしいような感じがしますので、十分、せっかくの調査事業でありますので、私の趣旨に沿った形で活かしていただけるような位置づけにしていただければということでお願いをいたします。よろしくお願いします。 96 ◯委員長(近藤 忍君) それでは、以上で質疑終局と認めます。  では、次にお手元にお配りしました要望書(案)につきまして、ご質疑がございましたら、お願いいたします。佐藤委員。 97 ◯委員(佐藤多美男君) この間も、事前の打ち合わせでちょっとお話ししてあったんですが、全体としては、前回の昨年の内容を継承したということで、新たに1つオスプレイ関係が入ったということで、項目の1番目、ちょっと問題だと思います。5番目の方にもオスプレイ問題で若干の補強はあります。ここはいいと思うんですけども、1項目めですね。平成27年10月30日からずっとありまして、機体整備が始まると説明がありました。このことは本市住民にとって在日米軍再編に伴う大きな負担であり、その影響ははかり知れません。本当に多大な影響があると思うんですね。その次ですよ。多大な影響があると思うからどうするのか。特段のご配慮をいただきたく、それで本市を再編関連特定周辺市に指定するとともに、同特措法の期限を延長するよう要望しますと。私は、影響がはかり知れないものであれば、オスプレイの機体整備、これは返上してくれと。計画の撤回をしてくれというふうに要望するのが私は筋だと思うんですね。ただ、皆様も計画してあるから、これはもう変えないだろうということで、こういう記述になっているかとは思うんですけども、私はこれを、文章を変える、計画の撤回に変える、市民の安全、それから環境を守るためにというふうなことをいうか、あるいはこの削除、全文削除するというふうなことで提案したいと思うんですよ。でないと、この文面だと、交付金とオスプレイの機体整備、これを取引するというふうなことで、前の議会では、高橋てる子議員から、これはこの問題じゃなかったんですけども、江川運動場の問題であったんですが、まさにそういう批判のそしりを免れないものになるというふうに思いますので、1番目は変えるか、あるいはこれを削除するというふうなことを求めます。いかがでしょうか。 98 ◯委員長(近藤 忍君) ほかの委員の方からのご意見も伺いたいと思います。永原委員。 99 ◯委員(永原利浩君) 私は佐藤委員のご意見に反対なんですけれども、個人的な政策考えで発言をしていい場と思いますので、発言をするものなんですけど、私は一極、アメリカさんの力も借りながら日本の国防が今、成り立っているという現状を考えれば、一極に基地の負担がかかるのはかわいそうだなというのは、正直なところです。何もここの席にいるからそういうわけではなく、ずっと昔からそう考えていたので、そのまま発言をするわけですけれども、そういった中で、こうやって木更津市さん、整備拠点をお願いしますということで話が進んでいく中で、木更津市民の安全をお願いするのはもちろんですけれども、やっぱり役務を担っていかなければいけないんじゃないかなと思いますので、私としては、このうちの、文章の細かいところは別でございますけれども、私は残すべき文章だと思っています。 100 ◯委員長(近藤 忍君) 田中委員。 101 ◯委員(田中紀子さん) 勉強不足なんですが、この再編関連特定周辺市に指定すると、お金のほかにどのような安全的なものに保障されるのか、そこを教えてください。 102 ◯委員長(近藤 忍君) 執行部の側から説明は可能ですか。そのあたりは。中村課長。 103 ◯企画課長(中村伸一君) こちらの方で確認をさせていただいた内容について、ご答弁申し上げます。こちらの駐留再編の円滑な実施に関する特別措置法第6条につきましては、こちら、再編関連特定防衛施設が所在する市町村ということで認められた場合、交付金の対象になると。金額、いわゆるお金、財源確保ができるということでの内容ということで確認しているところでございます。  以上です。 104 ◯委員長(近藤 忍君) 田中委員。 105 ◯委員(田中紀子さん) 本当に金だけという感じですかね。ほかに指定されたからいざというときはこのような対応をするように特段配慮しますとか、そういうものは何もなく、お金だけなんですね、これを指定するということは。 106 ◯委員長(近藤 忍君) 中村課長。 107 ◯企画課長(中村伸一君) 法律等で確認をした内容ですと、そのような内容でございます。  以上です。 108 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑はございませんか。          〔発言する者なし〕 109 ◯委員長(近藤 忍君) 今、佐藤委員の方から、第1項については修正または全文撤回をした方がいいのではという意見が出て、永原委員については現状のまま、この第1項は残していった方がいいであろうという意見が出ております。  ここについて、参考として皆さんのご意見をもう少しいただければと思いますが。田中委員。 110 ◯委員(田中紀子さん) 結構微妙なんだけれども、影響ははかり知れませんというのは、本当に影響がはかり知れないと思うので、そこまで全部省くのは嫌だなと思っています。特段のご配慮は、私は要らないと思うんですけど、「影響ははかり知れません」まで削除するというのは、ちょっと先方に本当に我慢しているんだよというところは見せたいなと思います。田中は金、もらうつもりかと思うんじゃなく、この影響ははかり知れませんというところを削除することには、私は反対というか。後半だけ要らない。だけど、それはじゃ、前半の部分をどこに入れるかというところなんですが、要望書の前の部分のとこか、前文のとこかどこかに入れることは可能なのかなと思いましたけど。今、判断できるのはそこです。 111 ◯委員長(近藤 忍君) ほかの委員の方からもご意見いただきたいと思いますが。國吉委員、いかがですか。 112 ◯委員(國吉俊夫君) 私は基本的に、心の中は経済人なもので、やはりこれはこの文章でもいいと、私自身は思います。ということだけでございます。 113 ◯委員長(近藤 忍君) 住ノ江委員、いかがでしょうか。 114 ◯委員(住ノ江雄次君) いろいろなご意見があるかと思いますけども、特段の配慮をいただきたくというのになりますと、要するにお金というものになるかと思うんですけども、別にこの文章が入ったから、入らないからという部分で、内容的には変わらないので、このままの文章で通していただければというふうに思っております。 115 ◯委員長(近藤 忍君) 重城副委員長、いかがでしょうか。 116 ◯委員(重城正義君) 私も、最初に意見を言いますけども、賛成でございます。お題のところで、再編関連特定周辺市に指定するということが、我が市にとっても非常にメリットの高いことだと思いますので、この文章のままで、私はいいと思います。 117 ◯委員長(近藤 忍君) 多くの方の意見からこれは。佐藤委員、どうぞ。 118 ◯委員(佐藤多美男君) 田中さんから質問がありました。私は、影響がはかり知れませんということを削るということじゃないんです。その後が問題だということで、これは必要だと思うということで、ほかに入れるとしたら、5番目の方にオスプレイの関係がありますので、そこを全面に削って、そっちの方に大変なことだということで、入れればいいことだというふうに思っております。付け加えておきます。 119 ◯委員長(近藤 忍君) 佐藤委員から若干の修正、また田中委員からも一部ここのところについてはというご意見もありましたが、委員会全体の基調としてはこのままということということが多数でしたので、ご理解いただければと思いますが。佐藤委員。 120 ◯委員(佐藤多美男君) 先ほども申し上げましたので、多数決。決をとるんですか。じゃ、討論にしちゃいますね。討論、また機会があるんですか。 121 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑が終局してから。佐藤委員。 122 ◯委員(佐藤多美男君) じゃ、後で申し上げます。 123 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑は。田中委員。 124 ◯委員(田中紀子さん) 3番の住宅防音事業充実の強化を進めることというんですが、先日の決算審査で聞いたら、久津間で測っているのは、1年間のうちに1週間ほどだったので、やっぱり常時、昼も夜もいつでも測れるような体制をきちんと体制を整えてほしいということを言わないと、幾ら幾らうるさいと、地元の方が思っていても、慣れちゃったよと言われても、本来、慣れちゃいけないような騒音の中に暮らし続けているのかというのもわからない状態なので、やっぱりこれは、国がきちんとやっていただかないと、それこそさっき再編関連特定周辺市とか、そう言われちゃうとどんなふうにして使われちゃうかわからないというところもあるので、やっぱり常時測定は国としてきちんとやってほしいというところをここに入れてほしいです。 125 ◯委員長(近藤 忍君) 何か関連のご意見、ございますか。          〔発言する者なし〕 126 ◯委員長(近藤 忍君) 文章として、ここを記載するのか、また要望に行った中で、常時測定についてお願いするのかというところで、対応はどちらか、両方あると思うんですが、文章を入れる、入れないというところが。要は、言っているのは、我々が視察に行った普天間のように、国においての常時測定を行うようなことをこちらの方でも考えていただきたいというようなことだと思いますので、それについては事務レベルで交渉というところで、文章に。どうしても文章に入れていただきたいというのが田中委員の意見ということでよろしいですか。  では、ほかの方々、どうですか。永原委員。 127 ◯委員(永原利浩君) 私からは要望の2の終わりの方の文章についてなんですけれども、先ほど来、江川の総合グラウンド場の話が出ていたんですけども、後半の方に棒線、下線が引いてある平成29年度以降もというところをきっちり、以降というと平成30年も平成31年もということになるので、はっきりとこの際、平成30年度の供用開始に向けみたいな文章に変えることはできないのかと思っていましたけど。 128 ◯委員長(近藤 忍君) 執行部の考えている江川運動場全体の供用と、あとオリンピックに関連する陸上競技場という部分の供用のあたりを。さっきも説明したことですが、もうちょっと端的にもう1回、執行部の考えを言っていただければと思います。高浦部長。 129 ◯市民部長(高浦 浩君) 私どもの考えているスケジュールの確認でございますけども、平成31年度に陸上競技場の部分、多目的広場の2ということになりますけども、そちらの供用を開始したいと。それ以降に多目的広場の1と3、野球場とサッカー場に当たる部分ですけども、そちらはそれ以降という考えを持っております。  以上でございます。 130 ◯委員長(近藤 忍君) 永原委員。 131 ◯委員(永原利浩君) 今のこの文章のままで、一応平成31年度の供用は間違いないという感じかしら。今は平成29年度以降という長いスパンで後ろをうたってあるんですけれども、この要望書の方では。この要望書のままで、平成31年の第2か。陸上ですか。陸上競技場の開始は間違いないと、こちらに聞いてもしようがないんですけれども、この文章で大丈夫なのかなと。だったらはっきりと平成31年か。さっき僕は平成30年と発言したんですけど、平成31年の陸上競技場の供用に向け、しっかり計画どおり予算づけ、あるいはその事業進捗をお願いしたい旨をはっきりうたった方がよろしいんじゃないかなと思うんですけど。 132 ◯委員長(近藤 忍君) 文章作成者である私の方から若干説明させていただきますと、先ほども議論が出ていたように、オリンピックのためだけに運動場をつくっているのではないと。だから陸上競技場については、当然間に合わせていただきたいというのがありまして、この要望とあわせて、市の方では、オリンピックに向けたこういうスケジュールを考えているということは要望いたしますが、基本的にサッカー場も野球場も含めて、今回の拡張事業の完成まではしっかりと全部面倒を見ていただきたいという趣旨で、平成29年度以降もということでここは表現させていただいたつもりではありますが、それでご理解いただけたということでよろしいでしょうか。  ほか。田中委員、そこは修正として上げます。修正して上げると、それによって決もとりますが。文案はできます。〔「今、ちょっと考えます」と呼ぶ者あり〕その間、ほかのご意見。永原委員。 133 ◯委員(永原利浩君) 最終の5番ですけれども、基地に関する市民の安心安全を確保し、市民に情報を提供することということです。積極的にこの整備拠点が来ることに賛成するものでもないんですけれども、あくまで正しい情報を市民の皆さんに伝えるというのは、責務だろうと思います。そこで、上から5段目、5行目というんですか。早急に市民の理解を得るとともにと書いてあるんですけれども、私個人の意見としては、早急に市民の理解を得るための十分な説明と情報提供を行うことを要望しますとされたらいかがでしょうかと。中には、いやいや、やっぱり反対だよという市民の方もいらっしゃるでしょうし、いや、しようがないじゃないか。来るならしようがないじゃないかというご意見もあろうかと思います。そのためのいろいろこの間の流れちゃったホバリングだか何かの騒音ですか。騒音等々のそういう情報が不足することで、要らぬ不安も広がるでしょうし、いろんな臆測で話が変な方に動いていってもいかがなものかなということで、今、発言したとおり、理解を得るための十分な説明、情報提供をお願いしたいとされてはいかがでしょうか。 134 ◯委員長(近藤 忍君) そこは具体的な文案が出ましたので、「得るとともに」を「得るための」ということに変えた方がいかがかという提案ですので、1個ずつ、これについて決をとりましょうか。修正動議ということで理解してよろしいですか。國吉委員。 135 ◯委員(國吉俊夫君) 言葉のちょっと違いだと思うんですけども、この要望書は国に対して出すわけですよね。私の感じですけども、国がやるのか、市がやるのかという、ちょっとニュアンスの違いがあるように思うので、そこを皆さんでよく考えていただければと思います。 136 ◯委員長(近藤 忍君) 修正ということで受け取らせていただこうと思いますが、ほか、その修正に対するご意見ございますか。永原委員。 137 ◯委員(永原利浩君) 補足ですみません。僕が理解しているこの文言、市民の理解とあるんですけど、この市民の理解ということが、僕の解釈ですけど、それは賛成するという理解もあろうかと思うし、反対するという理解もあろうかと思うんです。理解イコール賛成という意味合いで発言しているわけじゃなくて、正しい情報を伝えて、その中でやっぱり反対だ、反対だという方がいてもいいし、いや、いいじゃないかという人がいたっていいわけで、そういうための理解というつもりで理解しています。 138 ◯委員長(近藤 忍君) じゃ、ほか。本人からも補足がありましたけど、それに関して何かありますか。田中委員。 139 ◯委員(田中紀子さん) 今のその部分は、私は国はきちんと住民に説明すべきというスタンスなんです。説明会で。一々、議員に伝えて、それで市に説明したというのは、なんじゃらほいというとこなので、私は國吉委員が言っていたことが理解できて、国に対する要望なので、ちゃんと文章をくれないと、私たち議員は市民に説明できないじゃないですかというんじゃなく、ちゃんと文章で出してくださいよと。国が説明会を開くぐらいの勢いでしてもらわないと困りますというところが、何かまた聞きで説明しても、市民は納得しないので、そういうところでお願いしたいなというところで、文章の表現については私の考えを述べました。 140 ◯委員長(近藤 忍君) それは得るとともに、得るための変更することに賛成する側の発言なのか、反対する側の発言なのか。いまひとつ見えてこないところがあるんですが。  ということですので、まず永原委員が、ここは修正した方がいかがかと言われた部分について、修正の、ここの部分についてのみ決をとりたいと思いますが。「得るとともに」を「得るための」に修正することに賛成の方。じゃ、ことに賛成の方の討論はありますか。反対の方。佐藤委員。 141 ◯委員(佐藤多美男君) 別に意味はない、それ。理解を得るとか。理解というのは、賛成してもらうためというしかとれないですよね。1項目がありながら、そういうことを入れるのは、どうもこのことは私は納得まいりません。意味のないことです。 142 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、賛成者。反対者。賛成討論で。永原委員。 143 ◯委員(永原利浩君) 理解を得るとともにという文章を入れてしまうと、佐藤委員がおっしゃっている理解というのはイコール賛成だと、この整備拠点が来るということに賛成だと、当然だとおっしゃるんですけれども、そうすると、この文章自体、5自体が要望書として上げられなくなっちゃうんじゃないかなと思うんですけど、5項が。この5項を入れるのであれば、賛成を得るために、市民の皆さんの賛成を得るために、理解といいますけど、言葉になっていますけど、もっときつく言えば、賛成を得るためにこのようなことをしてくれというふうに要望書がなってしまうのはどうなのかなと。もちろん申しわけない。自分の頭を整理するために、発言しているんですけど、皆さんの賛成、反対のための条件、情報を引き出すための要望が5番なんだという理解で、私はいます。当然、説明する責任は国だと思っています。 144 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、討論ありませんか。田中委員。もう賛否は問いますよ、これについて。 145 ◯委員(田中紀子さん) 今、賛否のことを言っているんですか。 146 ◯委員長(近藤 忍君) 今、ここの「とともに」を「ための」に直すかどうかという話です。田中委員。 147 ◯委員(田中紀子さん) 第3案はだめですね、もう遅いですね。 148 ◯委員長(近藤 忍君) まず、最初について、それについての賛否をとった後に。田中委員。 149 ◯委員(田中紀子さん) これは変更することには賛成です。 150 ◯委員長(近藤 忍君) では、賛否の前に討論という形で。よろしいですか。では、ここの部分の修正について、永原委員の提案に賛成の方、ご起立願います。          〔賛成者起立〕 151 ◯委員長(近藤 忍君) 3人。賛否同数。賛否同数で、委員長の決断ということであれば、「とともに」を「ための」に直すことにおいて、大きな意味も生じませんので、私はこの修正案については、委員長の側から賛成をさせていただくので、「とともに」を「ための」に変更させていただきます。  ほか、修正の動議は。佐藤委員は動議として出されますか。1項目めは。いいですね。國吉委員。 152 ◯委員(國吉俊夫君) 5番目の文章、全体的にはいいんですけども、私はこう思います。5行目のところですけど、国は早急に市民に十分な説明と情報提供を行うことを要望しますと。5番目のところの5行目、「まだ回答がありません」の後なんですけども、国は早急に市民に十分な説明と情報提供を行うことを要望しますと。 153 ◯委員長(近藤 忍君) そこに名詞の「国は」ということを入れて合うように語尾も修正すると。  暫時休憩いたします。                                (午前11時06分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時11分) 154 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  國吉委員の方から、再度修正ということで、そこはもう一度言っていただければ助かります。國吉委員。 155 ◯委員(國吉俊夫君) それでは、5番目のところですけども、5行目のところ、早急に市民へ十分な説明と情報提供を行うことを要望しますというような形に修正していただけばと。 156 ◯委員長(近藤 忍君) じゃ、この件につきまして、もう討論を求めたいと思いますが、反対の方。          〔発言する者なし〕 157 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成の方。田中委員。 158 ◯委員(田中紀子さん) とにかく十分な説明と情報提供がないと、市民は理解するにもできないというところで、それを求めるためにも、國吉委員の提案の文章がいいと思います。
    159 ◯委員長(近藤 忍君) 反対の方。          〔発言する者なし〕 160 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成の方。          〔発言する者なし〕 161 ◯委員長(近藤 忍君) 討論終局と認め、この部分の修正についての賛否を問いたいと思います。早急に市民へ十分な説明と情報提供を行うことを要望しますという修正に賛成の方はご起立願います。          〔発言する者なし〕 162 ◯委員長(近藤 忍君) 起立全員であります。以上の部分については、修正させていただきます。  ほかについて、よろしければ全体の。田中委員。修正動議として出すんでしょう。 163 ◯委員(田中紀子さん) 3番のところですが、一文付け加えたいと考えています。現状は、毎年定期的に期間を設けて測定していますが、常時測定するよう要望いたします。〔「どこの部分に入れる」と呼ぶ者あり〕それをどこにですか。最後でもいいかな。〔「緑地帯や緩衝地帯の前でしょう」と呼ぶ者あり〕そうですね。お願いします。 164 ◯委員長(近藤 忍君) つまり、「騒音被害の実態に即して、補助対象区域を拡大することを要望します」の次に、今の言葉を入れるという修正ですね。それについて、ご質疑、ご意見のある方はありますか。國吉委員。 165 ◯委員(國吉俊夫君) 細かい話ですけども、「要望します」の後にします。要望し、かつ何々ということを入れた方がいいかなと、私は思うんです。 166 ◯委員長(近藤 忍君) 再び暫時休憩いたします。                                (午前11時14分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時20分) 167 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、田中委員から修正動議あれば、お願いいたします。田中委員。 168 ◯委員(田中紀子さん) 3番のところに修正動議をして文章を変えたいと思います。騒音被害を把握するため、常時測定を行い、実態に即して補助対象区域を拡大することを要望しますに変更したいと思います。 169 ◯委員長(近藤 忍君) 修正動議が出されましたが、本件について意見を求めます。          〔発言する者なし〕 170 ◯委員長(近藤 忍君) 特に意見がありませんので、それでは、反対の方、討論願います。          〔発言する者なし〕 171 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成の方。          〔発言する者なし〕 172 ◯委員長(近藤 忍君) 討論がありませんので、採決いたします。田中委員の修正案について、賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 173 ◯委員長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、この箇所については、現提案のとおり、修正したいと思います。  ほか、ご意見ございますか。          〔発言する者なし〕 174 ◯委員長(近藤 忍君) それでは、質疑終局と認めます。  それでは、基地対策関係施策に関する要望書につきましては、修正案のとおり決定したいと思いますが、ご異議ありませんか。佐藤委員。 175 ◯委員(佐藤多美男君) 反対の理由を申し上げます。本要望書につきましては、昨年度に新たに加わったこの本市を駐留等の再編の円滑な実施に関する特別措置法に規定する再編関連特定周辺市に指定すること云々のこれ、新たに加わりました。これは絶対に認めるわけにはまいりません。その理由、それは、影響ははかり知れない。オスプレイの整備拠点化ですね、木更津基地を。影響ははかり知れないということはいいんです。これは現状認識で、今後とも心配されることで。ただ、その後どうするかということなんですね。ここの文面では、本市を再編関連特定周辺市に指定して、同特措法の期限を延長するよう要望しますということですよね。つまり、先ほどお話ししましたように、交付金、本市の場合、2億円ですか。ということは、話がありましたけども、まさに、交付金とオスプレイの木更津基地整備拠点化、これを取引、バーターするこということ、はっきりこれは、余りにも明らかなことになってしまうということになります。オスプレイの整備拠点化を前提とした要望ではなくて、その影響がはかり知れないということであれば、これはやめてくれと、この計画は。というのが筋ではないかと思うんです。ですから、この1項目めは、削除しない限り、私は反対であります。  以上。 176 ◯委員長(近藤 忍君) それでは、ご異議もありましたので、採決に移りたいと思いますが。では、今の反対討論として受け取りたいと思います。重城委員、賛成の側からどうぞ。 177 ◯委員(重城正義君) 初めに、皆様方に申し上げますけども、この本文については、近藤委員長が熟慮に熟慮を重ねた結果でありまして、ある程度のアドバンテージも与えてありますので、この場で直すということも必要かなとは思いますけども、算数は1足す1は2でございますけども、国語はその人なりの言い回しだとか、いろんなものがあります。私は近藤委員長がこれを作成いただいて、かつ2つの動議が出た、この修正文章で私はよろしいかと思います。  以上です。 178 ◯委員長(近藤 忍君) 反対者。田中委員。 179 ◯委員(田中紀子さん) いろいろ皆さんの意見を聞いていて、この特別措置法が時限立法でもうすぐ終わりそうだと。そこへ何とか滑り込もうというのがちょっと私には。やっぱり最初の部分は大事だけれども、残しておくには後ろの3行がくっついてしまうと。そこの3行はやっぱりずっと悩んだけれども、嫌だなと思うので、反対です。 180 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成者。永原委員。 181 ◯委員(永原利浩君) 私は賛成の討論で、後半の3行、特段のご配慮という言葉が交付金、もちろん交付金も入るんですけど、僕は特段のご配慮というのは、これ以降の2、3、4、5というこういう配慮も含まれていると思いますので、内容について、表現については賛成でございます。 182 ◯委員長(近藤 忍君) 反対者。          〔発言する者なし〕 183 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 184 ◯委員長(近藤 忍君) 討論終局と認め、採決いたします。  先ほど2つの修正案を通った修正案のとおり、決定したいと思いますが、賛成の方、ご起立願います。          〔賛成者起立〕 185 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成者多数であります。要望書については修正案のとおりで提出いたしたいと思います。  9月26日の本会議最終日に発議案として要望書を提出しようと思いますので、賛成者の方は一緒に発議ということで署名をお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 186 ◯委員長(近藤 忍君) これをもちまして、基地対策特別委員会を閉会いたします。                                (午前11時26分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...