木更津市議会 > 2016-03-14 >
平成28年予算審査特別委員会 本文 2016-03-14
平成28年予算審査特別委員会 名簿 2016-03-14

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  1. 木更津市議会 2016-03-14
    平成28年予算審査特別委員会 本文 2016-03-14


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時55分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(近藤 忍君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  ただいまの出席委員数は8名であります。定足数に達しておりますので、これより予算審査特別委員会を開会いたします。  なお、石川議員、草刈議員、田中議員、斉藤議員が傍聴されておりますので、報告いたします。  ここで傍聴の許可についてお諮りいたします。  1名の方より、議案第12号並びに第17号の審査を傍聴したい旨、申し出がありましたので、これを許可したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯委員長(近藤 忍君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。  傍聴者入室の間、暫時休憩いたします。                                 (午前9時55分)   ───────────────────────────────────────                                 (午前9時55分) 3 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  傍聴者にお願いいたします。  入退室は休憩中のみとしていただき、また傍聴規則に基づき、私語や録音等の行為は慎んでください。  ここで、審査の適正な進行と質疑の充実のため、私から委員並びに執行部の皆様に再度お願いをしておきます。既に配布済みの「予算審査特別委員会の注意事項」をご確認いただき、皆様のご協力をお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 4 ◯委員長(近藤 忍君) それでは、審査に入ります。  第40款土木費の審査をお願いするわけですが、土木費を3回に分けたいと思います。最初に、土木費のうち、90ページから95ページまでの第5項土木管理費から第20項港湾費までについて審査願います。第55款災害復旧費については次に行いますので、港湾費までをお願いいたします。
     ご質疑願います。竹内委員。 5 ◯委員(竹内伸江さん) 91ページ、説明の木造住宅リフォーム事業費300万円についてなんですが、何件分を見込んでのこの金額か、教えていただきたいと思います。 6 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 7 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) 木造住宅リフォーム事業費300万円につきましては、限度額を1件当たり30万円としておりますが、10件分、トータル300万円を見込んでおります。  以上です。 8 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 9 ◯委員(竹内伸江さん) そうすると、先着順という形になるんでしょうか。予算分が終了すれば打ち切りという形でしょうか。 10 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 11 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) 順番につきましては、期限を設けて、その中でやっていくようになりますけれども、予算に関しましては、終了次第、打ち切りさせていただきたいと考えております。 12 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 13 ◯委員(竹内伸江さん) わかりました。ありがとうございました。 14 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。鈴木委員。 15 ◯委員(鈴木秀子さん) おはようございます。よろしくお願いします。  今の関連なんですけど、今年度、平成27年度の耐震診断を行って、その後、何件の方が耐震改修工事に行ったか、伺います。 16 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 17 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) 今年度の実績ということで申し上げますと、耐震診断を受けられた方が6件、うち耐震改修工事の補助を受けられた方が2件でございます。実際は4名の方が申請されましたけれども、自己都合ということで、最終的には2件となりました。また、リフォームにつきましては、そのうち1件でございます。 18 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 19 ◯委員(鈴木秀子さん) この少ない理由はどういうふうにお考えでしょうか。 20 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 21 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) 件数が少ないことについてですけれども、まず1つは、経済的負担が大きいということ。特に昭和56年以前の建物につきましては、補強をする必要箇所数等が多くなってまいりますので、その結果、工事費が高くなってくるということが想定されます。また、工事に伴い、生活面でのわずらわしさを気にしてやめられる方もいらっしゃいます。こういった理由で、確かに件数は少ないということでございます。そういった状況を踏まえまして、これまでは昭和56年以前の建物に関して耐震改修工事を行ってきたところでございますけれども、来年度以降は、昭和56年以降の建物に関しましても、耐震性がないもの、いわゆるシロアリ被害ですとか、あるいは水回りの木部の腐朽によって、耐震性が劣ってきている建物もございますので、そういったものも対象にしてまいりたいというふうに考えております。 22 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 23 ◯委員(鈴木秀子さん) ありがとうございます。何度もその件はお話しさせていただきましたので、少しは枠が大きく広がって、受けたいと思う方は少しはよくなったのかなというふうに思います。  それで、この耐震改修工事の平均的な工事費は幾らぐらいかかるんでしょうか。 24 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 25 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) これは一概には何とも申し上げられないんですが、今年度の場合で申し上げますと、150万円ぐらいという状況になっております。 26 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 27 ◯委員(鈴木秀子さん) 平均で150万円かけて、高い方も、少ない方というのは多分少ないんですよね、そういう中考えると、その後のリフォームにつながるということは、それ以上にまたお金がかかるということになりますよね。それで、私も今までいろいろお話しして、耐震改修じゃなくて、地域活性化を目的とした住宅リフォーム助成制度の創設をずっと求めてきました。やはり金額がかかるということで二の足を踏まれる。そしてまた高齢になった方がそれをやろうと思うと、やはり、じゃあそのままでいいやというふうになっちゃうという形も多々あるかと思うんですね。その中で耐震改修はその後にして、とりあえず地域活性化につなげるために、そういう形で創設していただいて、そして、そういう方に耐震の方の誘導をしていただくという形で、経済部の方がいらっしゃらないんですけど、そういうふうな考え方をぜひお願いしたいんですけど、副市長が見えますので、どうでしょうか。ぜひ考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 28 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 29 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) ただいま地域活性化の観点から、リフォームを広げられないかというご質疑がございましたけれども、我々建築住宅課といたしましては、あくまでも耐震性を促進するということを目的にしております。平成25年度に総務省統計局住宅土地統計調査の結果が出ておりますけれども、この調査結果を見ますと、本市の耐震化率は80%という状況になっております。今度、新たに耐震改修促進計画を本市も策定しますけれども、その中では目標とする耐震化率、平成32年度段階で95%を目指していこうということで進めております。委員おっしゃるように、お金がかかるというのは事実でございますが、実際には耐震診断の結果、相当な費用がかかるケースの場合には、建て替えられるというお客様も結構多いのが事実でございます。こういった状況でございますので、私どもといたしましては、あくまでも耐震化を促進するためのリフォームについて、助成をするということで考えております。よろしくご理解のほどをお願いいたします。 30 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。重城委員。 31 ◯委員(重城正義君) 90ページの説明欄4番の(5)地籍調査事業費、3,016万1,000円という金額が載っておるんですけれども、今朝の読売新聞の千葉版には、県下ではまだ14%ぐらいしか進捗をしていない、かつ終わっているのが一宮町ほか2町、全部で3町しか終わっていないと。袖ケ浦市においては、まだ全然手をつけていないということなんですけれども、木更津市の進捗率をまずお答えください。 32 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 33 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 地籍調査でございますが、平成26年度から実施しておりまして、まだ進捗率については計算しておりません。  以上です。 34 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 35 ◯委員(重城正義君) おおむねで結構でございますので、終了年度というのは大体いつ頃になる予定でしょうか。 36 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 37 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 一応計画といたしましては、平成55年を予定しております。  以上です。 38 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 39 ◯委員(鈴木秀子さん) この地籍調査をする場所はどういうふうに決めるんでしょうか。 40 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 41 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 木更津市内は行政面積が139平方キロあります。そのうちの自衛隊とか区画整理、あとゴルフ場、こういったものを差し引いた112平方キロ、これを25工区に分けまして、特に公共事業を予定されているところを優先的に調査を実施しております。  以上です。 42 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 43 ◯委員(鈴木秀子さん) 25に分けて、何かをやろうと思うところを優先的にということですけど、ということは地籍調査は、持っている人とかが、中に調べているうちに出てくると思うんですね。そうすると、地区に対しての住民の方への説明会みたいなのがあるんでしょうか。 44 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 45 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 調査するところにつきましては、住民説明を行います。  以上です。 46 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 47 ◯委員(鈴木秀子さん) 今回はどちらの場所を予定しているんでしょうか。 48 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 49 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 平成28年度につきましては、貝渕工区を予定しております。  以上です。 50 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 51 ◯委員(鈴木秀子さん) 今回は貝渕ということですよね。平成55年というのは本当にまだまだ遠い先の話なんですけど、大事な事業だと思うんですね。これによっていろんな形が見えてきて、いろんなことが進めていかれるという形なので、ぜひ早目に完了するようにお願いいたします。 52 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。石井委員。 53 ◯委員(石井徳亮君) 92ページの道路維持費の関係なんですけれども、道路補修と整備とか、資料を別にいただいてある地図等を見ましても、非常に件数とか箇所がすごく多いんですけれども、多いがゆえだと思うんですけれども、少しずつの短い区間ばかり工事をされる予定のようなんですけれども、そういう状況というのはどのようなふうにお考えですか。 54 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 55 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) まず、舗装なんですが、例えば道路補修事業費舗装改修事業費というのを両方持っています。道路補修で緊急対応するときには、どうしても短いスパンで、本当に危ないところだけをやるような形になってしまいます。舗装改修事業でやる事業には、なるべく大規模で先を見越した、そういう舗装をやっていきたいと、そう考えています。石井委員がおっしゃるような、そういうつぎはぎのところに関しては、多分緊急対応で舗装した場所だと考えております。  以上です。 56 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 57 ◯委員(石井徳亮君) 状況等はわかるんですけれども、例えば、同じ距離を2分割、3分割で平成25年度、26年度、27年度みたいに分けてやっていますと、予算的には一度期にやってしまった方が安いようにも思うんですけれども、結果的には、概算でいいんですけれども、どっちが安く上がるかというのをお聞かせいただきたいと思います。 58 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 59 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) もちろんそういうのは、まとめてやった方が安くできます。ただ、今の木更津市の財政の中で、それを全てまとめてやるというのはなかなか難しい状況です。今、話がちょっとずれちゃうかもしれないんですけど、道路ストックの修繕事業というのを今年から始めております。それについては、幹線市道の1・2級市道について、舗装の修繕等について、補助金をいただきながらやっていける事業なので、そういう事業もこれからどんどん取り組んでいって、補助金をもらいながら計画的に修繕していきたいと、そう考えております。 60 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 61 ◯委員(石井徳亮君) いろいろ道路ストック修繕事業等、取り入れられるものが多いという話ですので、ちょっと長いスパンでも構いませんので、なるべく安く上げられるような方法を考えていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 62 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 63 ◯委員(重城正義君) 平成26年度については、1億5,000万円予算がついていました。平成27年度、そして平成28年度が1億3,000万円と、下がっているわけなんですね。私ども市議においてもやっぱり道路補修の関係が一番陳情というか、やってくださいよという希望が多い割には、金額が減らされている。この現実について、担当課長としてはどのようなお考えでしょうか。 64 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 65 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 道路補修事業費は確かに1,000万円減っている状況はあります。ただ、道路補修の中で道路施設の経年劣化については、やはり対応箇所は増えてきているのが現状でございます。緊急性の高いものから優先順位をつけて対応したり、先ほども申し上げました道路ストック修繕事業、そういう国の補助金を活用して、計画的な修繕を実施しながら、緊急対応が必要な箇所を減らす努力はしていきたいと思っております。ただ、大体限られた予算の中で、効率的に一生懸命努力するのはしたいと思うんですが、やはり道路施設の不具合は人命にもかかわる場合がございますので、緊急対応の必要な箇所が増えた場合は、補正対応もやむを得ないかなと、そう考えております。  以上です。 66 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 67 ◯委員(重城正義君) 今般の予算の中でも、130万円以上の賠償がまた1つ発生しているわけですね。確かに保険の方で賄えるからいいという考えだけではなくて、財政当局においても、この辺のところをひとつご配慮をいただきたいと思います。  以上です。 68 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 69 ◯委員(竹内伸江さん) 石井委員や重城委員の関連で、質疑させていただきます。  今の道路整備事業費の関係で、路肩整備、また舗装改修、側溝整備というふうにあるんですけれども、それぞれの事案について、地域要望を満たした予算になっているかというところを、確認させていただきたいと思います。 70 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 71 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 基本的に路肩整備、舗装改修、側溝整備に関しては、地元からかなりの要望件数が来ています。正直申し上げて、全てそれが満足できるような、そういう対応はできていないのが正直なところです。ただ、基本的に、先ほど申しましたけど、優先順位とか、なるべく効率的な対応をすることによって、なるべく多くの箇所をやっていくこと、できることであれば補助金が何かもらえればということで、いろんな試みもしているところでございます。  以上です。 72 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 73 ◯委員(竹内伸江さん) 今、重城委員からもお話があったんですけれども、参事の方からもお話があったとおり、本当に地域のそういった要望がすごく多くて、緊急で、区長がお昼間いなくて、急にちょっと道路に穴があいているんだけどなんて連絡が来たときに、土木課の方はすぐ対応してくださって、これはもう本当に、何件かそういうお話をしたときに、すぐ現場を見に行ってくれたのは、本当にすばらしいなというふうに、頼もしいなと思うんですけれども、今後、慢性的に苦情の出る箇所とか、例えば雨が降ると浸水してしまうとか、そういう場合にどれを優先するかという、採択基準について教えていただければと思います。 74 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 75 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) それは側溝でよろしいですか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕では、側溝整備の要は採択基準なんですが、これも先ほど申したように、地元からの要望がかなりございます。その中で、限られた予算の中の対応になりますので、どうしても優先順位をつけざるを得ないということで、要は家庭雑排水の滞留しているところ、臭くてしょうがないとか、あるいは側溝が壊れて危険だよとか、そういう衛生とか、例えば危険な箇所については、優先してやらせていただいているのが現状でございます。あと、基本的に要望等に関しては、できれば地元の総意ということで、区長からの要望をいただくようにしております。だから、基本的には、最終的には悪い度合いを考えながら、そういうところを優先してやらざるを得ないという現状でございます。  以上です。 76 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 77 ◯委員(竹内伸江さん) 今のお話、丁寧にまた地元の方にお伝えしていただければと思います。区長が全部皆さんに伝えてくださればいいんですけれども、その辺のわからない部分を私たちもフォローして、順番でやっているんだよということを、また伝えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 78 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 79 ◯委員(平野卓義君) お願いします。  舗装改修工事がこの資料によると7件ということになっていますけれども、今回これで全てなのか、お伺いします。 80 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 81 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 舗装改修事業に関しては、現在のところ、資料に掲載してある7ヶ所を予定しております。 82 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 83 ◯委員(平野卓義君) ちょっと具体的な場所になってしまいますけれども、富士見通りの舗装改修工事は予定されていないということになります。富士見通りも、昨日も確認しましたけれども、クラックが入って、それがばれて、三、四センチの大きさになって、ころがっていると。端には持って行きましたけれども、大型バスが頻繁に通る、そのタイヤの軸重とかでそういうクラックが入って、それが小石になって跳ぶような事故も考えられますので、とにかく何度かつぎはぎ状態でやっていただいている現実は本当に感謝しますけれども、そこについて、富士見通りの舗装改修をどのような考えを持っているか、お伺いします。 84 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 85 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 富士見通りに関しては、本当に木更津市のシンボル的な道であるという認識は確かに持っております。舗装の状態もかなりひどい場所もございます。ただ、全面的な改修となると、かなりのお金が必要になってしまいますので、その辺もちょっと加味しながら、今のところ、今の状態では局部的な補修をしていかざるを得ないというところがございますので。また今後、そういういろんな補助金等の当てもつけながら、なるべく早いうちに全面的な改修ができたらなと、そう思っております。  以上です。 86 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。
    87 ◯委員(平野卓義君) シンボルロードという位置付けをいただいて、本当にありがたい気持ちですけれども、クラックだけでは済まない、そのクラックから波打って、周りの住宅が揺れるという状況も起きていますので、駅前のやはりシンボルになる道は、内外からもたくさんのお客様も来ますので、優先順位は当然あると思いますけれども、その辺を一考していただければと思いますので、お願いします。  以上です。 88 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑を願います。座親委員。 89 ◯委員(座親政彦君) 92ページなんですが、道路維持事業費の中の説明欄(1)放置車両撤去事業費の関係なんですが、私の地元にも何台か、これはもう放置車両だろうなというのが見受けられるところがあるんですけれども、今、市内で何台ほどという把握をされているんでしょうか。 90 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 91 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 今年度につきましては、1台撤去しております。  以上です。 92 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 93 ◯委員(座親政彦君) 市内全部でどれぐらいあるかというのは、把握されていますでしょうか。 94 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 95 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 一応市道上に放置されている物件、これしかうちの方はわかりませんので、それ以外はちょっと把握しておりません。  以上です。 96 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 97 ◯委員(座親政彦君) あくまでも市道上にある車両ということで。では、撤去するためにどういう手続を経て、撤去ということになるんでしょうか。 98 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 99 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) まず、警察の方に連絡をいたしまして、事件性があるかどうか、これを確認していただきます。事件性がないということがわかれば、うちの方でレッカーで撤去いたします。  以上です。 100 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 101 ◯委員(座親政彦君) では、この11万5,000円というのは、そのレッカー代のみというふうに見てよろしいですか。 102 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 103 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) レッカー代とあと処分費も入っております。  以上です。 104 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑願います。石井委員。 105 ◯委員(石井徳亮君) 93ページの道路新設改良費の中の説明欄6番、市道230号線道路改良事業費なんですけれども、こちらの230号線というのは、矢那でも山と田んぼの境目を走っている細いところで、細い割には交通量が多かったり、散歩とかサイクリングとかされている方なんかも結構多くて、地元の方でも、木がかぶっていたり狭かったりと、改良してほしい部分の山盛りの道なんですけれども、この200万円の平成28年度の予算の中で、どんなことを予定されていますでしょうか。 106 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 107 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) おっしゃるとおり、市道230号線は狭い部分が一部あります。平成28年度の予定としましては、道路改良を目的とした現況測量をやっていきたい。500メートルほどの現況測量をやった後に、要は用地を協力していただけるかとか、そういうのを地元に確認した上で、本格的に事業を進めていきたいと考えております。 108 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 109 ◯委員(石井徳亮君) 道路拡幅という形で今確認をさせていただいたんですけれども、用地交渉をして拡幅に至るまで、大体どのくらいの年数を見込んでいらっしゃるんでしょうか。 110 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 111 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 基本的には、今、私どもが道路改良をやって一番の大変な、要は期間が読めないところに関しては、やっぱり用地買収なんですね。その用地買収がある程度順調にいけば、基本的に工事にかかってから、例えば500メートル、予算も当然ありますけど、2年から3年ぐらいで工事は終わらせたいなと考えております。用地買収に関しては、正直、何年となかなか言えないところがある。まだこれから調べてやっていきますので、その辺はご理解いただきたいと思います。 112 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 113 ◯委員(石井徳亮君) こちらの市道230号線なんですけれども、アカデミアパークの下水管の圧送管が埋設されている関係なんかもありまして、ちょっと前もそこの管が破損してあふれているような状況もありましたので、こういう改良的なものは、市道230号線の方は的確な判断で進めていただければと思います。よろしくお願いします。 114 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑願います。重城委員。 115 ◯委員(重城正義君) 91ページの5目、道路橋りょう総務費、この中で説明欄の2、道路ストック定期点検事業費が300万円ございますけれども、平成27年度は1,500万円だったと思いますね。まずこの事業の内容についてお答えいただけますか。 116 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 117 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 道路ストック定期点検事業費の内容でございますが、去年までは道路ストック総点検事業という形でやっておりましたけれども、道路ストックのそういう点検がなぜ必要になったかというと、皆さんもご存じだと思いますけれども、笹子トンネルの崩落事故を機に道路法の一部が平成25年に改正されまして、その中で、いろんな道路施設の点検が義務づけられたということでございます。私どもは既に橋梁長寿命化を進めてまいりまして、橋梁のほかに例えば舗装、道路照明とか、あとは案内看板のような大きな標識関係、それとかのり面とか、そういうものについて、要は施設の総点検を平成27年度、今年度までやってきまして、今年度が終わりましたので、総点検が終わると今度は定期点検ということで、その状況によって時点修正をしていくわけです。そういう時点修正をすることによって、的確に修繕計画がまた実行されるということになりますので、そういうような事業を定期点検でやっていこうかと、そういう考えでございます。  以上です。 118 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 119 ◯委員(重城正義君) 平成27年度が1,500万円で、平成28年度が300万円で、5分の1に大幅に減っているわけですね。これについて、この300万円で有効な事業ができるのか、ちょっと疑問符なんですけれども、その辺のところは担当課長としてはどのようなお考えなんでしょうか。 120 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 121 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 300万円については実際、前までは道路ストック総点検で、急ぎのものについては修繕工事までやっていたんですけれども、今度は道路ストックの修繕事業費と道路ストックの定期点検事業費、要は点検する作業と修繕する作業を2つに分けさせていただいたので、こういう形になって、300万円という形、来年度は道路照明の定期点検をやっていこうかと思っておりますので、その点検費用のみをこの道路ストック定期点検事業費に入れさせてもらって、修繕をするものについては道路ストック修繕事業費の方に入れさせていただいています。  以上です。 122 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、國吉委員。 123 ◯委員(國吉俊夫君) 皆さん方、委員から質疑がたくさん出たんですけど、私の方から質疑させていただきたいと思います。  まず、1点目として、先ほど重城委員が質疑されたのに関連があるんですけれども、90ページなんですけれども、説明欄の4、道路管理調査等事業費、先ほど重城委員は(5)について質疑されたと思うんですけれども、これに関連しまして、(1)の方も大変に関連深いものだと私は思います。この未登記道路敷調査・測量・登記事業というもの、これはどういうような手続で進んでいくか、流れをちょっと教えていただければと思います。 124 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 125 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 未登記道路敷調査・測量・登記事業でございますが、今年度は境界立ち会い等を行って、実際、市道の中に個人の土地があるとわかったときに、それについて、市道については道路法で私権が制限されております。ということで、例えば個人の土地だからそこに杭を打っちゃうとか、通せん坊をする、そういったことができないようになっております。そういうことを住民の方に説明をいたしまして、寄附をいただいて、市の土地にすると、そういった事業を行っております。今年度は特に15名、25筆、面積で650平米、これを寄附いただいて、市の土地にしております。  以上です。 126 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 127 ◯委員(國吉俊夫君) その場合に、スムーズに寄附をいただければいいんですけれども、寄附をいただけなかった場合、現状、道路として使っているわけですけど、その場合にはどうなりますか。 128 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 129 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) これにつきましては、先ほど申し上げましたが、道路法の4条の中で私権が制限されていると、そういうことで、その辺を住民の方に説明をいたしまして、道路法の中でも所有権と抵当権、これは制限されておりません。そういうことから、市の方に寄附の方をご協力願いたいということで、対応しているところでございます。  以上です。 130 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 131 ◯委員(國吉俊夫君) ご答弁がちょっと違います。どうなりますかということなんですけれども。  では、(5)の地籍調査事業費との兼ね合いで、寄附ができないとなったときの地籍調査のときのポイントは確定できるんですか。 132 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 133 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 確定できればいいんですが、確定できない場合については、筆界未定ということになりまして、地籍調査については最終的に法務局の方に提出いたします。その中で、筆界未定ということで提出させていただきます。  以上です。 134 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 135 ◯委員(國吉俊夫君) ということであれば、法務局に出せば確定になるということですか。 136 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 137 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) これは確定になりません。筆界未定ということで、筆界がもう未定というふうになります。 138 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 139 ◯委員(國吉俊夫君) ごめんなさい。未定ですね。未定ということになると、地籍調査事業というものがそもそもその場所においては止まってしまうということはないですか。 140 ◯委員長(近藤 忍君) 伊藤次長。 141 ◯都市整備部次長土木管理課長(伊藤正人君) 本来、筆界未定であれば止まってしまうかもしれませんが、その場所については筆界未定ということで、事業は進められます。  以上です。 142 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 143 ◯委員(國吉俊夫君) わかりました。結構、現状道路であったとしても、所有権があるからとわからない方もたくさんいらっしゃるので、筆界未定であれば、この(5)の調査が進むということであれば、それをやっていただきたいと思います。  2点目ですけれども、93ページ、17目の交通安全施設費の説明欄の2なんですけれども、市道122号線交通安全対策事業費1,000万円ですけれども、これは多分、長須賀郵便局からお風呂屋に抜けるあの道路が、この道路だと思うんですけれども、その歩道の脇の大きなU字溝というんですか、そのどぶを塞ぐという工事でよろしいんですか。 144 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 145 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) そのとおりでございます。今、手がけて3年にわたると思うんですが、歩道がありまして、その脇に大きな水路がありますので、その水路にふたをかけて、歩道として使えるような形をとるという目的で、そういう交通安全関係で補助金をもらって、事業を進めているところでございます。 146 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 147 ◯委員(國吉俊夫君) この工事は3年前に、たしか国でしたか、4,800万円ぐらい予算がついたんですけれども、使い切れないで一旦返したんですよね。残念なことだったんですけれども、そのために工事が切れてやっているような形なんですけれども、この工事は全長で大体何年ぐらいで終わるか、目標があれば聞かせていただければ、ありがたいと思います。 148 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 149 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 大変申し上げにくいところでございますが、1,000万円の予算がずっと続くとすると20年かかってしまいます。今、基本的に補助金の度合いを上げていくとか、そういうこともちょっと考えなくてはいけないと思うんですが、今のところ補助金がなかなかつきづらい事業でありまして、補助金以外で今やっているところなんですが、ちょっと考えないと20年ということになりますと、やはり非常に地元の方にもご迷惑をおかけします。本当にちょこちょこちょこちょこしかできないので、その辺は今後考えていきたいんですが、いかんせん補助金とか、そういう財政的な問題がいろいろありますので、その辺は今後、予算取りあるいは補助金取りに努力してまいりたいということです。 150 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 151 ◯委員(國吉俊夫君) ひとつお願いしたいと思います。これに対して3年前に、鶴岡議員と私とで地元の要望を市の方に伝えたら、早速取りかかるということで、喜んだ矢先にひっくり返った話がありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。これをなぜ地元は言ったかというと、皆さんご存じか、清見台のてっぺんのところの中央通りというんですけど、あそこのどぶが広いんですよね。自転車が落っこちたことが過去にあったもので、4年ぐらい前にあったので、危ないからということで地元から要望が上がったことですので、気長ですけれども、ともかくこつこつと予算をとってやっていただければありがたいと思います。  3点目ですけれども、94ページの15項河川費の10目と15目、どちらに関係するか、ちょっと私はわからないんですけれども、本市では、平成25年10月16日に、台風26号だったと思うんですけれども、矢那川が氾濫いたしました。そのときに東口の大和1丁目、2丁目が水浸しになったことがあります。あのときに、一部の原因としては、宅地内から川に注ぎ込む最終の鉄板が壊れていたと、閉まらなかったという形があったわけなんです。その後、こういうような状態が改善しなければいけないと、市の方も考えていっていただいたと思うんですけれども、その後、そのような点検の費用はいろいろ入っているんですか。 152 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 153 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 委員おっしゃるとおり、矢那川にはかなり大和地区からの大きな排水が取りついています。大雨の際、河川が増水すると、河川の水が逆流してしまって、地元の方に被害を与えてしまうと、そういうことを防止するために、私どもフラップゲートといいまして、要は逆流しないようにゲートをつくってあります。そのゲートはふだんはあいているんですけど、大雨時には閉めて逆流をしないように。ああいうものの維持管理に関しては、先ほどお話があった河川維持費の中で対応して維持管理をやっております。  以上でございます。 154 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 155 ◯委員(國吉俊夫君) それでは、現状の調査は当然やっていると思うんですけれども、そこで異常とか何か見つけられましたか。 156 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 157 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) まず、上げ下げするところのやつがちょっと腐食しておりますので、あと、手巻きで上げたり下げたりする、そういう取っ手もちょっと古くなってきていますので、そういうものが有事のときにポキッと折れたりなんかすると大変なので、平成28年度にそういう修繕をやっていきたいなと考えております。 158 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 159 ◯委員(國吉俊夫君) 日頃からそういう災害が起きたときに、大きな災害にならないようストップということを考えていただいて、維持費でいろいろやっていただきたいと思います。これは言っちゃ悪いんだけれども、私が見てきましたら、鉄が腐っていたわけですよね。やはり鉄というのは腐食するものですから、腐ったときに、要はいざ台風が来た、いざ何か災害があったときに、やろうと思ったらできなくなりますので、日頃の点検というのは大切でございます。小さなことかもわかりませんけれども、小さなことから大きな災害になる場合がありますので、その点、ひとつよろしく平成28年度予算でお願いします。 160 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。重城委員。 161 ◯委員(重城正義君) 95ページの10目港湾建設費3,129万8,000円、平成27年度が1,516万4,000円、約倍増しております。まず、なぜ増えたのか、その辺をお答えください。 162 ◯委員長(近藤 忍君) 高浦参事。 163 ◯企画部参事・街なか交流推進課長(高浦 浩君) 港湾費の平成27年度との比較ということでございますが、まず1点といたしまして、桟橋本体に係る工事でございますけれども、現在内港の南側、エルシオン側にございます小型船舶の桟橋を西側、旧のフェリー乗り場側の方に移転しようというものでございまして、こちらの桟橋の本体工に係る負担金が750万円余り、それから、木更津港の南部になりますけれども、南部地区における防舷材、橋梁の塗装で昨年度は560万円ほどの予算でございましたけれども、平成28年度におきましては岸壁の改良、それから橋梁関係、合わせまして1,300万円ほどの予算になっておりますので、この2点が大きな増額要因と考えております。  以上です。 164 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 165 ◯委員(重城正義君) それでは、この総事業費、それから県なり市の負担割合、そのものをまずお答えください。 166 ◯委員長(近藤 忍君) 高浦参事。 167 ◯企画部参事・街なか交流推進課長(高浦 浩君) 平成28年度の今回の予算要求のベースで申し上げます。  総事業費は1億6,700万円でございます。このうち国の負担、補助分が5,700万円、34.13%、県負担分が7,870万円余りで47.13%、市負担分が予算計上してございます3,129万8,000円でございまして、18.74%。  以上でございます。
    168 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 169 ◯委員(重城正義君) この負担金を支出することによって、どのような効果が生まれるということで、担当者は考えておりますか。 170 ◯委員長(近藤 忍君) 高浦参事。 171 ◯企画部参事・街なか交流推進課長(高浦 浩君) この負担金でございますけれども、地方財政法にございます市町村の受益に対する経費に対しまして、当該建設事業に対する経費の一部を負担するというものでございます。これを負担することによりまして、全体事業の中で地元負担分を一部市が負担することによりまして、港湾の整備が進展するものと考えております。  以上です。 172 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 173 ◯委員(重城正義君) お金的なことはわかりましたけれども、総枠で俯瞰して見て、この港湾を修繕・改修することによって、どういう効果が生まれるか。わかりますか、言っていること。 174 ◯委員長(近藤 忍君) 高浦参事。 175 ◯企画部参事・街なか交流推進課長(高浦 浩君) この建設の中には埠頭そのものの整備・修繕等もございます。直接的には船が着くことによる経済の活性化もございます。あわせまして、環境の整備というものもございます。現在、内港公園の南側・北側、自衛隊との間に緑地の整備ですか、そういったものも進んでおります。今後また内港の整備も本格的になるということで、そういった環境の整備も含めた効果があるというふうに考えております。 176 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ございませんか。平野委員。 177 ◯委員(平野卓義君) 93ページの一番下、橋りょう長寿命化修繕事業についてお伺いします。  まず、過去にも何度かお伺いしていますけれども、富士見橋の現在の状況について伺います。 178 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 179 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 富士見橋につきましては、橋りょう長寿命化修繕計画においても、健全度Dということで、早急な対応をしなくてはいけない橋でございます。ただ、千葉県が実施する矢那川の護岸改修事業が今既に進んでおります。その事業で富士見橋はかけ替えになるという予定になっておりますので、それまでの間、重量規制やあと橋の状況をこまめにチェックしながら、対応して、矢那川の河川改修事業でかけ替えをしていただくと、そういうふうに考えているところでございます。 180 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 181 ◯委員(平野卓義君) 今、重量規制という話がありましたけれども、あの橋は1.5トン以上の車は通ってはいけないという看板が下がっていますけれども、1.5トンの車両重量の車というと、普通車レベルだと思うんですけれども、その看板がかかっているということは、そこを通ったら違反で、切符を切られるということになりますので、そういう車が通ってはいけないものを、現実としては今、皆さん通っていることが見られますので、その辺について、かけ替えの橋の進捗状況を踏まえて、答弁をお願いします。 182 ◯委員長(近藤 忍君) では、スケジュール感もあわせて、白熊参事、答弁願います。 183 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 今、県の方の護岸工事なんですが、現在、用地交渉を行っているところです。地元説明会が終わって、本年度、用地交渉をかなり進めている状況でございます。先月にも、県と市で地権者の方に立ち会いをしたり、市も県に協力しながら、今事業を早くしてほしいということで、進めているところでございます。今後、用地が取得できたら、すぐに工事に入っていただくということで、はっきりと県の方から何年に工事に入れますよということは、まだ正直私どもの方にもないんですが、かなり頑張って早期にやってくれるということで、県の方も頑張っていただいています。  以上です。 184 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 185 ◯委員(平野卓義君) 早期にやっていただけるような話ということですけれども、よろしくお願いします。また、かけ替えということですけれども、今の橋とどういうイメージに変わるのか、もしわかるのであれば、教えていただきたいと思います。 186 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 187 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 橋については、矢那川の計画水量を考えますと、今の高さではちょっと足らないので、何か1メートル弱ぐらい今のところよりも上がるという話を聞いています。両側にホテルやあとはいろんなものがございますので、極力上げないために、太鼓橋という形で太鼓になるような、そういう橋を計画しているところでございます。  以上です。 188 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんね。          〔発言する者なし〕 189 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑終局と認め、次に、115ページの第55款災害復旧費について審査願います。  ご質疑願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 190 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑がありませんので、以上で、土木費のうち、第5項土木管理費から第20項港湾費並びに第55款災害復旧費の審査を終わります。  答弁席入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                (午前10時49分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時51分) 191 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  ここで、資料の訂正について届け出がありましたので、ご説明願います。大野参事。 192 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) まことに恐れ入ります。財務部よりお配りしました資料の9のうち、金田の図面の表示ミスがございましたので、ここで訂正させていただきます。  「金田東5号街区公園」というところが、「金田東2号街区公園」に、「金田東2号街区公園」が「金田東5号街区公園」に、「金田東2号街区公園」の「近隣公園」と書いてあるところが「街区公園」になります。あわせて訂正させていただきます。  どうも失礼いたしました。 193 ◯委員長(近藤 忍君) 資料の修正についてはおわかりですね。  それでは、95ページから99ページまでの第40款土木費のうち、第25項都市計画費及び第30項住宅費について審査願います。  ご質疑願います。鈴木委員。 194 ◯委員(鈴木秀子さん) 資料の9について、これは各5つの公園の工事内容だと思うんですけれども、この金額の内訳を教えてください。 195 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 196 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 各事業につきましては、事業費ごとにございますが、まず金田東の訂正させていただきました2号公園につきましては、事業的には公園整備事業で行います。概算の事業費ですが、金田東5号公園が1,460万円、金田東2号公園が1,310万円となっております。  続きまして、1番の太田山につきましては、トイレの改修、これは都市公園安全・安心対策事業での予定をしております。トイレは建築、機械、電気という形で行いますが、これをあわせまして、予定としましては、2,383万円となっております。  続きましては、次のページ、かずさ1号公園の整備という形で載っておりますが、これは公園的には鎌足桜公園となっておりますので、そこに鎌足桜を植樹する予定をしております。これは約300万円程度を予定しております。  以上でございます。 197 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 198 ◯委員(鈴木秀子さん) 市内公園については幾らですか。 199 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 200 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 市内につきましては、遊具の改修を考えておりまして、箇所は都市公園安全・安心対策事業の方で再度確認して改修を予定させていただきますが、金額といたしましては、今回の予算では58万円という形で計上させていただいておりますが、ほかの事業の執行残も利用しまして、県と協議しながら補助金でやっていきたいという形ですので、58万円よりはもう少しできるのではないかと考えております。  以上でございます。 201 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 202 ◯委員(鈴木秀子さん) 太田山公園のトイレ等の改修工事ですけど、これは2,383万円使って何台、便器が幾つ、男子と女子と多分あると思うので、あとバリアフリーだと思うので、その辺教えていただけますか。 203 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 204 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 委員おっしゃるとおり、これは公園便所のバリアフリー化でございます。ここのトイレにつきましては、くみ取り式のトイレがまだございまして、2年前、公共下水道がきましたので、くみ取り式は公共下水道法によりまして3年以内に水洗化しなければいけないということが決まっておりまして、それに伴った改修でございます。便所につきましては、基本的には男女別で、そのほかに身障者対応のスペースを設ける予定でございます。今のところ、数につきましては、今年度やりました富士見公園のトイレと同等という形で考えておりますので、男子用としては小便器2、大便器1と女子用としては便器数2という形では考えておりますが、今後、また設置の箇所の形状等によりまして、多少その個数は変わる可能性がございますが、基本的には男女別と身障者のバリアフリーに関係するスペースという形での設置を考えております。  以上でございます。 205 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 206 ◯委員(鈴木秀子さん) 水洗トイレは当然水洗になると思うんですけど、普通の和式のトイレというのは、全然今使われていないんですよね。ほとんど普通、今の形の洋式トイレを全部使用されているんですけれども、これは和式に1つはしていただきたいなと思うんですよ。 207 ◯委員長(近藤 忍君) それは要望ですか。鈴木委員。 208 ◯委員(鈴木秀子さん) 要望ですけど、昔はそれだったんですよね。いろんな高齢者のことを考えると、洋式はあるんですけど、やはり嫌だと言う方もいらっしゃるんですよね。和式だから入るという方もいらっしゃったりして、やはり2つあったら1つはそういうふうにしていただきたいなと、それはそういう市民の方の声もやっぱりあるんですよね。そういう形でこれは要望としてお願いします。  それと、鎌足桜。結構広い土地ですよね。ここに300万円使って、何本ぐらいを考えていらっしゃるんでしょうか。 209 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 210 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 大体1本植樹するのに10万円から20万円、幹の大きさにもよりますが、その程度だと思います。それですので、逆に予算から考えますと、20本程度。ただ、木ですので、細かくやればいいというものではございませんで、木の成長を考えまして、あと山の形状、あと山にある木を考えまして、設置の箇所は選定していきたいと考えております。  以上でございます。 211 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 212 ◯委員(鈴木秀子さん) あと、公園の金田東ですけれども、吸収源対策事業というのがあるんですね。これの内容を教えていただけますか。 213 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 214 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 吸収源対策緑地事業という形でございまして、これは温室効果ガスの吸収のため、500平米以上、緑化率80%以上の公園に対する国の補助の制度でございます。平成21年度より始まっているものでございます。  以上でございます。 215 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。座親委員。 216 ◯委員(座親政彦君) 95ページの一番下のところなんですが、中野畑沢線整備事業費(桜井工区)の関係でありますけれども、委員会資料の後ろの方なんですけれども、ちょっとページが書いていないので、図面番号43、これを見ながらじゃないと質疑がちょっとしにくいので、そこを開いていただきたいというふうに思うんですが、まず、平成28年度のこの9,890万円の予算にもかかわるので、現状について確認を何点かさせていただきたいというふうに思います。今、ちょうどこの図面の桜井工区の点線がずっと斜めに引いてある、一番下のところから、その左側に14、15と数字が書いてあるんですけれども、「ワイズコート港南台」と書いてあるところからこの点線のところまで、今工事をやっている予定になっております。この一番入り口のところに工期が看板に書いていまして、3月25日までと。これが今年度に終わる工事内容だと思うんですけれども、これはいつから工事に入ったのか、お伺いします。 217 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 218 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) この工事ですが、文化財を調査するための進入路という形で、今やっているところでございます。3月25日には、とりあえず今年度の工事は終わります。現場に入ったのは、1月の末ぐらいだと思います。 219 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 220 ◯委員(座親政彦君) わかりました。1月から入ったということなんですが、今年度の予算の中での工事内容というか、範囲についてお伺いいたします。 221 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 222 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 工事範囲なんですが、先ほども委員おっしゃったとおり、「ワイズコート港南台」と書いたところの「コー」のところから、15、14を使いまして、15、14の山側の供用開始していない部分を使いまして、仮設道路をつくって、なおかつ14の一番どん詰まりのところにブロック積みがあるんですけど、そのブロック積みもちょっと細工してというか、ちょっと壊して、要するに港南台側から上がって、そういう文化財調査をするという、そのための仮設道路を今つくっているところでございます。 223 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 224 ◯委員(座親政彦君) 中身についてはわかりました。この14、15の近くのところにかなり、何軒かは数字は数えていないんですけれども、家が張りついていると思うんですが、大型の重機等も入ってやっていますけれども、1月末から入ったということですけれども、多分その前にこの近隣の住民の方にこういう工事をやるのでというお知らせをしていると思うんですが、もしやっていれば、どんなやり方でどのような中身について周知したのか、お伺いいたします。 225 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 226 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 工事の周知に関しましては、地元の区長にまず最初に挨拶させていただきます。地元の周知のために、区長を通じて、昨年の12月に工事のお知らせということで回覧を回させていただいています。なおかつ、また現場に近い、先ほどもお話がありましたように、重機が入って、騒音等もありますので、現場に近い家に関しては、個々に挨拶させていただいております。  以上です。 227 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 228 ◯委員(座親政彦君) 事前の周知はちゃんとやっているということであります。  今申し上げたとおり、かなり大型の重機がこの14、15の対面のところの道路と、それからどん詰まりのところのブロックを壊したり等に入っているんですけれども、周りの家が何軒かあって、ちょっと距離はわかりませんけれども、何か安全対策的なものは施しているのか、お伺いをいたします。 229 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 230 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 特に今の工事の中で安全対策なんですけど、当然のことですが、工事看板等はきちっと設置して、あと、直近の交差点にガードマンを配置しております。この進入する仮設道路なんですが、まだまだこれから文化財調査が終わるまで、ずっとそのままの形で仮設道路を残しますので、当分の間使用させてもらいます。そういうことから、安全関係については木更津警察署と協議いたしまして、安全施設標識、矢印とかいろいろあると思いますけれども、そういうのも当分の間使うということで、そういうことを見据えた中で、警察と協議して、安全施設標識等は設置しております。  以上です。 231 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 232 ◯委員(座親政彦君) わかりました。平成28年度の予算の9,890万円の関係でありますが、いろいろと墓地の移転だとか、用地取得だというふうに思うんですけれども、今、墓地については今年度末であと29件ほど、進入路についても、用地取得の法改正があったということなり、地権者とのかかわりで、まだ30%強という状況というふうに認識をしておるんですけれども、平成28年度の予算の全体的な事業内容について、お伺いいたします。 233 ◯委員長(近藤 忍君) 白熊参事。 234 ◯都市整備部参事・土木課長(白熊幸浩君) 平成28年度、9,890万円計上させていただいていますが、これにつきましては、平成28年度も引き続き墳墓の移転と用地取得を行う予定でございます。また、用地を取得する場合にはどうしても新しい不動産鑑定とか、墓地の移転のための舗装の再積算とか、あと用地を取得した場合の測量や用地交渉の交渉委託、今うちの方も補償関係の交渉について、外部委託でやっていることもありまして、そういう予算をもろもろと入れた中で、計上をさせていただいております。  以上です。 235 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 236 ◯委員(座親政彦君) わかりました。今年度、国からの補助金・交付金が5,000万円マイナスということになったというふうに伺っておりますが、この春先に多分国の方から内示が出るんだろうというふうに思っていますけれども、これも平成28年度、29年度に供用開始じゃないかと何年前か言われておって、地元の方からの質問に対しても、そういうふうに今まで答えておったんですが、昨年あたり少し修正をしながら、地元の皆さんには説明をさせていただいてございます。ぜひとも満額がとれるように期待しておりますし、これからも大型車両が入った工事が続きますので、さっき安全対策を聞きましたが、専決処分案件で出ないように、ひとつ気をつけていただいて、よろしくお願いいたします。  以上です。 237 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑願います。國吉委員。 238 ◯委員(國吉俊夫君) 私は98ページ、説明欄の3のところ、土地区画整理事業補助負担金、(1)で請西千束台の負担金なんですけれども、平成28年度3,252万円ということで、結構大きな金額の補助を行っているわけなんですけれども、これは木更津市の一般財源から全額補助ということなんですけれども、この組合施工の事業として、平成28年度、この木更津市の負担金だけなんですかね、こういう負担金というのは。
    239 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 240 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 今回、千束台の負担金ということで、3,252万5,000円計上させていただいております。この負担金自体は、千束台に直接行くものではなく、一旦県に入り、県から千束台に入るものでございます。その積算根拠ですが、千束台が行っている国費も含めました補助事業の裏負担分を、市と県で折半して、千束台に行くというようなものでございますので、実際の千束台に入ります補助事業の総額といたしましては、1億4,400万円が、補助事業として千束台に行くものでございます。  以上でございます。 241 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 242 ◯委員(國吉俊夫君) 大変な金額がこの組合には、国、県、市からつぎ込まれているわけでございますけれども、それでは、本市として、今までこの組合に対する負担金というのは、合計でどのくらいいっているかというのはわかりますでしょうか。 243 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 244 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 市からの組合に出た負担金でございますが、平成26年度まで、平成3年から始まっておりますが、総額で14億2,862万円が市から組合の方に出ております。  以上でございます。 245 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 246 ◯委員(國吉俊夫君) 大変な金額がこの組合に本市から出ているわけでありまして、この組合の施工事業というのは、本当に早目に終わっていただかなければいけないと思いますけれども、最近、この代行業者が、昨年度ぐらいからですか、決まったということをちょっと聞いているんですけれども、その代行業者が決まった中で、今後何年ぐらいにこれが本換地になる予定か、教えてください。 247 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 248 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 現在、事業計画を8回変更しておりますが、その中で、事業完了は平成31年度としております。これに向かいまして、今、鋭意努力して事業をやっておりますので、今のところですと、この計画どおりに完了できると組合の方から聞いております。  以上でございます。 249 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 250 ◯委員(國吉俊夫君) ということであれば、今後とも平成31年度まで、ほぼ同額の負担金が本市からは出ると考えてよろしいですか。 251 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 252 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 平成28年度が前年度と比べてかなり増えたことにつきましては、組合が事業完了に向けてスピードを上げているということのあかしでございます。あと、今のところの補助事業の計画ですと、あくまでも概算でございますが、先ほど平成28年度は3,252万5,000円と申し上げましたが、平成29年度が約4,000万円、平成30年度が約5,200万円で、補助事業が完了いたしますので、残っている金額は今申し上げた金額だけでございます。  以上でございます。 253 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 254 ◯委員(國吉俊夫君) ということであると、あと平成28年度は別として、9,200万円が一応予想される金額と考えてよろしいですか。 255 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 256 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) そのとおりでございます。 257 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。竹内委員。 258 ◯委員(竹内伸江さん) 97ページ、公園緑地管理費1億3,805万円に関してなんですが、ちょっと確認なんですけれども、小櫃堰公園にある、過去に何か池の水が抜かれてしまってコイが全滅したということがあったということで、その後の管理について、この予算から何かやっておられるのかということと、どのような管理をしているかということを確認したいと思います。 259 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 260 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) コイの件につきまして、平成26年度に池の水を抜かれるという事故が発生いたしまして、ほとんどコイが全滅したということも報道もされております。その事故の理由でございますが、池を掃除する水抜きがありまして、そこの水抜きから水を抜かれてしまったと。事故以前はそこを番線で固定し、施錠をしておりましたが、今後、そのようなことが、やはり悪意を持ってやるとなると、番線、施錠ぐらいではとられてしまうということですので、溶接をしまして、水抜きから抜けないようにと。我々の維持管理のときには、特殊な機械、サンダーで削るなりして、溶接が取れるような形でございますが、相当な悪意がない限りは水抜きはいじれないというような形をとっております。コイにつきましては、特別な予算はとっておりません。指定管理の中でやっていただいておりますが、基本的には善意の市民の方がボランティアで餌をやってくれたりと、いうような形が現状でございます。  以上でございます。 261 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 262 ◯委員(竹内伸江さん) 指定管理の方にまたぜひよく見ていただきたいと思います。善意の方がコイを寄附してくださったという話もあったんですけれども、その当該地は子どもが落ちる危険性があるなんていう話もちょっと聞いたことがありまして、池の中央に橋がたしかあったと思うんですよね。そこに安全柵とか手すりとかという計画などはあるか、お伺いしたいと思います。 263 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 264 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 結論から申しますと、今のところそのようなことは考えておりません。池自体が多分大人が入っても歩けるぐらい、さほど水深がございませんので、そこまでの安全管理は考えておりません。  以上でございます。 265 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 266 ◯委員(竹内伸江さん) 多分、小さいお子さんを引っ張っていく方が、ちょっと手すりとか欲しいという要望だったと思うんですけれども、これも、では確認なんですが、もし例えば何か施すとしたら、指定管理の方ということでしょうか。 267 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 268 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 根本的な施設の改修ですので、指定管理者ではなく、私どもの担当課の方になると思います。  以上でございます。 269 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 270 ◯委員(竹内伸江さん) わかりました。そういう施設関係は、担当の課の方へ相談ということでわかりました。  ありがとうございます。 271 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、石井委員。 272 ◯委員(石井徳亮君) 95ページの都市計画総務費の中の都市計画関係調査費ですけれども、都市計画道路見直し業務委託事業費なんですけれども、こちらの方の見直しをする、おおよその予定する件数等を教えていただければと思います。 273 ◯委員長(近藤 忍君) 安田次長。 274 ◯都市整備部次長・都市政策課長(安田 勇君) 都市計画道路などの見直しにつきましては、昨年度から取りかかっておりまして、現在、県の見直しガイドラインに基づきまして、見直し素案までできております。この後、議員全員協議会の方でも詳しくご説明させていただきますが、現在、本市では全体で48路線、延長160.7キロございます。そのうち未整備のものが28路線、55.6キロメートル。今回見直して廃止をしようとする路線につきましては、8路線の7.94キロメートルということを、今、素案の中では予定しております。  以上でございます。 275 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 276 ◯委員(石井徳亮君) ありがとうございました。そちらの方の廃止の例えば理由というのがあると思うんですけど、明確に言えるような理由がありましたら、教えていただきたいと思います。 277 ◯委員長(近藤 忍君) 安田次長。 278 ◯都市整備部次長・都市政策課長(安田 勇君) まず、大前提となるのが、それらの路線を廃止しても将来に交通量推計において渋滞等が起こらないということが、最も重要なことであります。例で言いますと、廃止路線の中で、例えば草敷潮見線の鎌足地区の終点の部分なんですが、そちらについては県のアカデミアの関係の2期工事が県の計画の中で記述がなくなりましたので、支障がないということで、なくすというような、そういった形でございます。  以上です。 279 ◯委員長(近藤 忍君) なお、本件については、18日の議員全員協議会で、細かいのが配られますが、それに関連してまた質疑があるようでしたら。石井委員。 280 ◯委員(石井徳亮君) そちらの方はよくわかりました。またよく聞きたいと思います。  その下の(2)の都市計画基礎調査委託費、こちらの方は5年ごとに都市計画に関する基礎調査を行うという話が資料でいただいているんですけれども、この基礎調査というのはどんな内容を含んでいるんでしょうか。ちょっと教えてください。 281 ◯委員長(近藤 忍君) 安田次長。 282 ◯都市整備部次長・都市政策課長(安田 勇君) こちらの基礎調査につきましては、都市計画法の第6条の規定に基づきまして、県がおおむね5年ごとに、都市計画に関する基礎調査を行うものです。この法文には、県は関係市町村に協力を求めることができるという規定がございますので、うちの方では今回委託費として上げておりますが、その内容でございますが、まず人口関係、これが地域別人口、人口増減、通勤・通学関係とか昼間人口関係、また、産業・職業別従業者数、また土地利用の現況調査、建物利用の現況調査、大規模店舗立地状況調査、公共公益施設の立地状況調査、また交通関係では幹線道路の交通量調査、鉄道・バスの状況調査などで、このうちの一部を平成28年度に調査をいたします。  以上です。 283 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑願います。重城委員。 284 ◯委員(重城正義君) 市営住宅の歳入の関係でお伺いしますけれども、ちょっと聞こうと思っていたんですけど、一覧表は27ページに出ておりますからいいんですけれども、現年度分については来年度は0.1%を目標プラスということで、非常によいと思います。それから、滞納繰越分についても、平成24年度の1,800万円から急激に落ちて、平成27年度は1,438万5,000円の調定額ということです。しかしながら、予算額は193万7,000円に対して収入の見込みが134万5,000円、59万2,000円の歳入欠陥となるわけですね。収入率が9.4%、来年度が12.3%という大きな目標を持っておりますけれども、これについては建築住宅課の方でやったるでという強い気持ちで頑張るのでしょうか。その辺をイエスかノーで答えてもらえば結構です。 285 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 286 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) 今年度の9.4%につきましては、12月までの収入済額をもとに算出しておりまして、その結果、委員にお配りしている資料はExcelでもともとつくられていますので、調定額と収入見込み額を入れると自動的に徴収率が出てくるというようなものになっていまして、結果として9.4%になっていると。それで、12.3%の滞納繰越分の徴収率につきましては、過去4ヶ年、平成26年、25年、24年、23年の平均をとると、おおむねそのような徴収率で動いてきているのが実態でございます。基本的には過去の平均徴収率を目標にしてはおりますが、今年度の滞納繰越分につきましては、定期的に今まで納付されていた方が既に終わってしまったとかいう状況がございまして、今年度の滞納繰越分に関しては、収入済額が12月現在では少し少なかったというのが現実でございます。 287 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 288 ◯委員(重城正義君) 住田部長にお伺いしますけれども、現年分が4,000万円ぐらい入ってきますよね。それから、滞納繰越分もわずかではございますけれども入ってくる。約四千二、三百万円ぐらいのお金が入ってきて、住宅の管理料が約1,443万7,000円かかるということなんですけれども、これが来年の調定額の約1,400万円ぐらいと同じになるわけなんですね。県から出向でございますので、豊富な知識と卓越した知識をお持ちだと思うんですけれども、部長として、これからの木更津市における市営住宅のあり方、中期的なものから俯瞰して、どのようにやっていったらいいのかということを、ちょっと部長に一言いただきたいと思うんですが。 289 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 290 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) その前にちょっと一言、申し上げさせていただきたいと思います。  市営住宅について、さまざまな議論があるということは、私の方も承知しております。そもそも公営住宅法というのが始まりましたのは戦後間もない頃で、これは何しろ数をつくれというようなことでやってまいりました。当時は収入分位ということで、収入の低い方から高い方まで並べていって、それぞれにどれぐらい人数が存在しているのかというような分布図というものがございますが、公営住宅法がスタートした頃は、8割方の人が入れるような仕組みになってございました。その後、数々の変遷を経てまいりまして、現在、本市の場合はどうかというと、これは収入基準を敷いておりまして、収入が15万8,000円という基準になっております。もちろん所得から一定の控除額を引いたものが収入になるわけですけれども、今、大卒の初任給が20万円と言われていますので、その結果、どうしてもセーフティーネットとしての働きが、今の公営住宅では強く求められているというのが、実態ではないかと思います。  その結果、どういうことが起こっているかといいますと、当初想定して設定をしていた建物は当然若い世帯も想定していたわけですが、今は年金暮らしの収入が少ない方がほとんどでございますので、例えば建物の中にある急な勾配の階段とか、まさしくもう当時とは状況が変わってきているという問題が一つあると思います。それから、もう一つでございますけれども、平成26年度に耐震診断というものを実施いたしました。その結果、現時点において、倒壊または崩壊する可能性、危険性は低いという結果を得ているわけですけれども、建物ですから、当然経年劣化が進んでおりますし、いずれ建物の寿命がやってくるというふうに考えております。先の今回の議会でも、私どもの部長よりご答弁申し上げましたように、住宅困窮者に対しまして、低廉な家賃で居住場所を提供するということは、セーフティーネットでございまして、少なくともこれに代替するものがない限り、自治体として、公営住宅を持つということは必要ではないかと思っております。  こういった状況を受けまして、平成25年2月でしたか、木更津市営住宅長寿命化計画というのを策定いたしました。このときの考え方は、もう老朽化が著しい昭和30年代に建設したものは廃止することとし、それ以降建てられた建物については、長寿命化工事を図り、ライフサイクルコストの縮減を図っていこうというものでございます。今後、どういうふうに考えているのかというご質疑でございますけれども、将来的にも必要な住戸数、これはまた再度これから検証することになってこようかと思いますが、こういったものにつきましては、時期をずらしながら、更新を図っていくということが重要ではないかと考えておりまして、そういった時期をずらして円滑な更新をしていくために、長寿命化工事というものを活用していくべきではないかというふうに考えております。  以上でございます。 291 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 292 ◯委員(重城正義君) 太田参事の代弁でよくわかりました。ありがとうございます。  続いて、24ページの駐車場使用料についてお伺いしますけれども、金田の駐車場が今度大きくなって、早晩かなり収入が上がると思います。ただ、今回条例の改正があるわけですけれども、1日だったものを、例えば夕方入れて昼間に出せば2日分取られていたものが、今度は24時間制になりますから、夕方入れて次の日の昼間に出せば1日分で済むわけですね。ですから、今までの分とそれから今回改正することによって、多分かなりのダウンがあると思うんです。その辺のところの計算というのはしていますか。 293 ◯委員長(近藤 忍君) 大野参事。 294 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(大野 淳君) 今回、議会で条例の改正を上げさせていただいております、金田駐車場の料金の24時間化ということの料金の減収見込みを試算したのを、報告させていただきます。土日を含みます8日間を調査させていただきまして、1日当たり500円の駐車料金に対し、2日分の1,000円を払っていただいたお客様は126名おりました。そのうち24時間当たりにした場合500円になるお客様は30名、金額でいいますと1万5,000円の減額となります。これを1年間に換算しますと、約68万円の減額が予想されます。  なお、2日分、1,000円払っていただいたお客様で、日付が変わると2日分のお金がかかるというお客様で、最短の時間は4時間6分となり、夜9時頃出て、深夜便で12時半頃帰ってきたというお客様がいました。ちなみにではございますが、最長で1,000円払っていただいたお客様は41時間駐車していたお客様がおります。この辺を鑑みまして、今回の条例改正、市民サービスの上では必要ではないかと、私どもでは考えております。  以上でございます。 295 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 296 ◯委員(重城正義君) 確かに、ちょっと私、申し遅れたんですけれども、西口の分は歳入が4,200万円で、歳出が約3,950万円で、プラス250万円になるわけですね。金田の方が歳入が3,402万円を見込んでいて、2,693万6,000円ですから、約700万円ぐらいプラスになっているから、特に問題はないんですけれども、一つ条例の改正の絡みがあったものですから、ちょっとお聞きしました。  以上です。 297 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。竹内委員。 298 ◯委員(竹内伸江さん) 99ページの説明欄で、住生活基本計画策定事業費1,821万1,000円、本計画の策定目的は何なのかを教えていただきたいと思います。 299 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 300 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) 住生活基本計画の策定事業費ということでございますが、こちらは平成18年に住生活基本法というものがつくられまして、それを受けた計画ということになります。この計画と申しますのは、本市の住生活の安定の確保と、それから住生活の向上の促進、こういったものに関します理念ですとか施策の目標、及び推進すべき方向性等を定めまして、こういった施策を総合的かつ計画的に推進していくための基本的な柱となる、住生活マスタープランというようなものでございます。  以上です。 301 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 302 ◯委員(竹内伸江さん) ありがとうございます。  「一戸建て空き家住宅調査含む」というふうになっているんですけれども、その空き家の調査をする意図を教えていただきたいと思います。 303 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 304 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) 住生活基本計画の策定業務の中には、委員ご指摘のとおり、一戸建て空き家の調査を含んでおります。約半分ぐらいの金額になります。こちらの空き家調査の意図でございますけれども、現在、市内には約6万戸の住戸がございまして、そのうち1万戸が空き家でございます。その中でも建て方形式で捉えた場合、一戸建てに着目しまして、3,800戸を調査していこうと考えております。これにつきましては、現場による調査、それから所有者等を追っかけた後の意向調査、こういったものを受けまして、利活用できる空き家を掘り起こしていきたいというのが、本来の趣旨でございますが、最終的には登録制度による本市の空き家バンクにつなげてまいりたいと考えております。そして、本市にとって有益な、社会性ですとか公益性のある利活用に関しましては、バンク登録を条件といたしまして、誘導施策というものを将来的には打っていきたいなというふうに考えております。 305 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 306 ◯委員(竹内伸江さん) 参事の説明がすばらしくて、よくわかりました。空き家がたくさんあるということは、空き家で草がすごくてというような相談も結構多くて、やっぱりこれから空き家バンクというのは本当に必要だなというふうに思いますので、ぜひまた対処の方、よろしくお願いいたします。 307 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。平野委員。 308 ◯委員(平野卓義君) 98、99ページにわたっての市営住宅についてお伺いします。  公営住宅法で数をつくれという中で、幾つかの団地をつくって、現在に至るわけです。また、これから住戸数を精査していくということですけれども、財務部の資料の中にある団地の中で、廃止とか存続とかいろいろと出ているんですけど、各市営住宅の棟数、戸数、入居数等、わかればその数字をお伺いしたいです。 309 ◯委員長(近藤 忍君) 太田参事。 310 ◯都市整備部参事建築住宅課長(太田英生君) かなり長くなってしまいますけれども。 311 ◯委員長(近藤 忍君) 答弁が多分ものすごく細かい数字になると思いますので、後ほど資料で渡していただいた方がいいような内容の質疑だと思います。平野委員。 312 ◯委員(平野卓義君) これから、やはり公共施設等総合管理計画を見直していかなければいけない中では、やはり市営住宅というのは、その一つの対象になってくると思いますので、その辺も含めて、いろいろと予算がついています。その入居者に対してのいろいろな指導というか、話し合いとか、いろいろなものを持って、集中・集約するとか、新しいものを建てるとか、いろいろな手段があると思いますけれども、とにかくこれからのやり玉に上がってくるものの施設の一つだと思いますので、その辺を考えていただいて、その数字を出していただいて、見せてください。  以上です。 313 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。國吉委員。 314 ◯委員(國吉俊夫君) 平野委員の関連なんですけれども、市営住宅の活用方法なんですけれども、入居に関してはいろいろな方法があると私は思うんですけれども、ただ平等の建前で選ばなきゃいけないということが前提にあるわけなんですけど、ただ、市の施策として市営住宅を長寿命化で直した中で、一つの案として、私は、シングルマザーとか、そういうものに特化した市営住宅に変えていくという方法もあるのではないかなと思うんですよ。ただ、そこの問題は今話したように、平等ということが前提になるわけなので、難しい施策かもわかりませんけれども、そういうのをちょっと検討していただければ。要望です。お願いします。
    315 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 316 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑終局と認め、以上で、第40款土木費のうち、第25項都市計画費及び第30項住宅費についての審査を終わります。  答弁席入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                (午前11時39分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時42分) 317 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、241ページから267ページまでの、公共下水道事業特別会計について審査願います。  ご質疑願います。竹内委員。 318 ◯委員(竹内伸江さん) 巌根駅周辺の件なんですけれども、下水道の整備が遅れているんじゃないかというような話を大分聞いて、もう何年も前からいろんな方に聞くんですけれども、今の現状はどうなっているかということをちょっと教えていただきたいと思います。これは重城委員の意見もあります。 319 ◯委員長(近藤 忍君) 佐久間参事。 320 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) このことにつきましては、今まで認可拡大等でいろいろ委員会等でも質疑があった中でございますけれども、既成市街地の整備方針という面でお答えさせていただきたいと思います。  既成市街地になかなか整備が進まず、公共下水道を待ち望んでいる市民の声というものもなかなか応えられないということで、私の方は認識しておるところでございます。こうした中で、平成24年から既成市街地における未整備地区に、早くに着手できるようにということで、20ヘクタールと。それまでは10ヘクタール。約2倍について整備目標として現在、既成市街地の整備を進めておるわけでございますけれども、このような中で、先に行われました建設経済常任委員会協議会及び議員全員協議会で、汚水適正化処理構想というものをご報告させていただいたところでございますけれども、この中でも答弁させていただいている中で、平成36年までの一定の整備を目標とする区域、または平成37年以降の整備となってしまう区域というもので示させていただいたわけでございますけれども、現在、下水道使用料、または市債残高、一般会計繰り入れ、いろいろと検証しながら、既成市街地の整備については進めていかなければならないとは思っておりますけれども、その辺を加味した上で、整備を進めたいと思っておりますので、特段ここの地区という形は申し上げられませんけれども、ご理解賜ればと思っております。  以上でございます。 321 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 322 ◯委員(竹内伸江さん) そのような計画をできれば地域の区長あたりにまたお話しいただいて、住んでいる地域の皆さんが少し納得していただけるようにしていただければと思います。  ありがとうございました。 323 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。重城委員。 324 ◯委員(重城正義君) 私は、市債の関係でお伺いしますけれども、市債残高が今年度末で約220億円、市の一般会計は約400億円ですから、その約半分、それから下水道特別会計ですか、こちらの分のかなりの年数分をしょっているわけなんですけれども、今後においてこのままの状態で大丈夫なんでしょうか、お答えください。 325 ◯委員長(近藤 忍君) 佐久間参事。 326 ◯都市整備部参事・下水道推進課長(佐久間敬三君) 地方債残高について、財務の方から出されております特別委員会資料26ページを、あわせて一緒に見ていただければと思います。表の右側の元金現在高にございますように、公共下水道事業特別会計における、現在高見込みというもので記載させていただいております。このような中で、平成30年度で最大額となります額になり、以降については減少していくであろうという形で、現在、事業計画から概算額での見込み額を示させていただいております。このような中、平成16年、過去のデータでございますけれども、使用料収入が6億5,903万円ほどございましたが、平成26年度の使用料で見ますと、10億3,447万円ほどに上昇しておりまして、このような傾向の中で、収入等も増額となってきております。このような中で、試算しました中では、公共下水道事業をこのまま続けていくのに心配はないものと考えております。  以上でございます。 327 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 328 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑終局と認めます。  以上で公共下水道事業特別会計の審査を終わります。  ここで、11日に行われました商工費の審査に関しまして、経済部より説明があります。資料は皆さん、手元の方に配られていますね。  それでは、説明をお願いします。加藤課長。 329 ◯産業振興課長(加藤 毅君) 11日の予算審査特別委員会でご説明申し上げられなかった件について、ご説明いたします。  予算書86ページの産業・創業支援センター管理運営費に係る、平野委員からのご質疑で、産業・創業支援センターの相談者数の業種別、性別、年代別の内訳ということでございます。資料をご覧のとおりでございますけれども、簡単に申し上げますと、業種別としましては、サービス業の方が19名と一番多くなっております。次いで建設業の方が9名、宿泊業・飲食業の方が6名となっております。性別では、男性が33名、女性が14名となっております。年代別で見ますと、一番多いのは30歳代で13名、次に40歳代が12名ということになっております。なお、不明というものが一番下にございますが、一部、年齢の記載がないものがございましたもので、不明というふうになっております。  以上でございます。 330 ◯委員長(近藤 忍君) ここで午後1時まで休憩いたします。                                (午前11時50分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後零時57分) 331 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、100ページから101ページまでの第45款消防費について審査願います。  ご質疑願います。石井委員。 332 ◯委員(石井徳亮君) それでは、101ページの消防施設費、水利施設改修事業費ですけれども、275万2,000円。こちらの方は防火水槽・消火栓改修工事等となっておりますけど、何ヶ所くらいか、内容を教えていただきたいと思います。 333 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 334 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 水利施設改修事業費についてでございますが、消火栓の移設、防火水槽の解体、これはいずれも2ヶ所程度を見込んでおります。それから、消防水利の施設修繕もこの中に含まれてございます。市内にございます消防水利の消火栓のうち、早急にということではございませんが、ナットが腐食しているだとかいう不良箇所が100ヶ所程度ございますので、逐次改修してございます。  以上です。 335 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 336 ◯委員(石井徳亮君) 水利の解体が2ヶ所という形で聞きましたけれども、今後とも定期的に解体していって、いずれかなくしていくとか、そういう予定があるんでしょうか、教えてください。 337 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 338 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 石井委員もご承知かと思いますが、旧矢那地区ですとか、富来田地区には、現在の消防水利として基準を満たさない、例えばシイタケの原木を冷やしていたものを水利に使っていたとかいうものがございますので、それは定期的に解体していく計画でございます。  以上です。 339 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑。鈴木委員。 340 ◯委員(鈴木秀子さん) 私は101ページの2の車両等整備事業費の(1)小型動力ポンプ付積載車購入費2,550万円、これの購入の理由を伺います。 341 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 342 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 購入の理由ということですが、地域の防災体制を充実させるために、老朽化した消防団の消防ポンプ自動車を、小型動力ポンプ付積載車に切り替えるものでございます。来年度、3台予定しておりますが、いずれも平成6年11月購入の車両でございます。  以上です。 343 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 344 ◯委員(鈴木秀子さん) これは消防団の方に行くポンプ車で、老朽化したのを買い替えるという意味ですか。 345 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 346 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 委員おっしゃいますとおりです。 347 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 348 ◯委員(鈴木秀子さん) この概要を見ていますと、消防団のところと消防署に1台、本来の必要だという数値が書かれてあるんですけれども、そのあれとはまた違うやつですね。 349 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 350 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) これは消防団の車両、消防本部の車両も含めてですが、更新計画がございます。消防自動車については15年ということで計画しておりましたものが、この期間が延伸されまして、来年度、更新する予定でございます。  以上です。 351 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 352 ◯委員(鈴木秀子さん) これはどちらの方に消防団に行きますか。 353 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 354 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 来年度予定しておりますのは、第1分団第1部、中央地区ですね、それから第3分団第1部、旧長須賀地区ですね、それから第7分団第4部、牛袋地区です。  以上です。 355 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 356 ◯委員(鈴木秀子さん) それと、機能別消防団が入るというふうに伺っているんですけど、それの内容をお伺いしたいと思います。 357 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 358 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) お答え申し上げます。  機能別消防団ということでございます。平成28年4月から採用する予定でございます。これにつきましては、消防団員の人数がなかなか増えない現状を踏まえて、それぞれの役目で、それぞれの時間で働ける消防団員を目指しております。ですから、私どもの場合、OB団だとか、郵政の職員の団員だとか、学生の団員だとか、いろいろあるんですけれども、私どもはまず火災予防の啓発活動等に特化して、女性消防分団をつくる予定でございます。  以上です。 359 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 360 ◯委員(鈴木秀子さん) その人数は何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。 361 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 362 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 当初15名程度ということで募集をかけたところ、現在、13名が申し込んできております。ですから、13名体制でまずは発足するという考えでございます。  以上です。 363 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 364 ◯委員(鈴木秀子さん) この13名の方、人数の制限はなく、何人でもそういう女性消防団をつくれるんでしょうか。 365 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 366 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 人数の制限がないか、無制限に入れるかというご質疑でよろしいでしょうか。その辺はなかなか難しいところではございますが、本来の消火活動をメインにする消防団員ではございませんので、例えば、私ども600人定員を設けておりまして、それが554人いるんですけれども、では、その残り全部女性分団にしちゃったらどうというところでは、ないのかなというふうに考えております。ほかの市町村でも、20名ぐらいというところが一番多いのではないかと考えます。  以上です。 367 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 368 ◯委員(鈴木秀子さん) この13名で消防団、1つの団としてやるということでよろしいんですか。 369 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 370 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) そのとおりでございます。 371 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。平野委員。 372 ◯委員(平野卓義君) 小型動力ポンプ付積載車3台購入ということですけれども、能力的には同じものが3台なのかということで、お伺いします。 373 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 374 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 全く同じものを3台購入いたします。  以上です。 375 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 376 ◯委員(平野卓義君) 1分団1部の消防自動車も入れ替えということですけれども、1分団1部の消防車はでかいですよね。あの能力と今回の消防車の能力との違いというのは、おわかりになればお願いします。 377 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 378 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 消防ポンプには国家検定の級別がございます。小型動力ポンプはB2級、平野委員おっしゃる今の1分団1部、これはA2級でございます。ということで、能力的には多少差がございます。毎分何リットルというのが今ご説明できませんけれども。ただし、東日本大震災でも、阪神・淡路大震災でも、皆さんご承知のとおり、建物があれだけ倒れて道が寸断された際に、機動性を発揮するのは小型動力ポンプではないかという判断から、平成26年度から、消防ポンプ自動車を更新する際は、小型動力ポンプ付積載車ということに決定しております。  以上です。 379 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 380 ◯委員(平野卓義君) 1分団1部の所有している消防自動車もでかくて、ちょっと取り回しがきかずに、細い道に入るのが大変だという話を聞いていますので、かなり活躍してくれる車になるんじゃないかと思います。  あと、下取りになる3台についてはどういう処分をされるのか、お伺いします。
    381 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 382 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 今のところ、そのまま解体の予定でございます。  以上です。 383 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 384 ◯委員(平野卓義君) いろいろ町内会、自治会あると思うんですけれども、そういうところでもやはり必要じゃないかななんていう町内もあるんじゃないかなと思うんですよね。保管とかいうものに対してはかなり難しい部分もあると思うんですけれども、日本全国でも町内会の女性が消防をつかさどったり、そのほかいろいろと取り組んでいるところがあると思いますけど、そういう有効活用を考えられないのか、どこかに競売にかけて売るとか、市の財産ですから、財産の一つとして安く提供できるような、そういう流れは不可能なのか、お伺いします。 385 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 386 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) オークションはいかがかというような話もございましたけれども、市長部局とも協議したんですけれども、なかなかオークションには一歩踏み出せないというような状況でございました。しかしながら、いろんな方法があるということですから、研究していかなければならないというふうには考えてございます。  それから、もう1点、一番最初におっしゃいました地区でうまく使えないかということですけれども、緊急車両ということですから、あれを誰かのうちに置いたまま、その庭から出さずにホースをつないで使うとかいう方法は考えられるのかもしれないですけど、赤灯をつけて、サイレンを鳴らして、火事現場まで走って行くというのは、なかなか難しいのかなというふうに感じております。  以上です。 387 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 388 ◯委員(平野卓義君) やはりそういう緊急自動車というもので使うのは不可能だと思うんですけれども、何かの利用ができれば、そのまま鉄くずになっちゃうんじゃなくて、一考していただければと思いますし、全国では軽自動車の消防車を取り入れているところもあると聞きますので、その辺もいろいろな地区地区に合わせたものを、これからも購入していただければと思いますので、お願いします。 389 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。竹内委員。 390 ◯委員(竹内伸江さん) よろしくお願いします。  100ページの、火災予防業務費の中の新規事業の予防業務台帳システム更新事業費270万円についての事業内容を、確認のためお聞かせ願いたいと思います。 391 ◯委員長(近藤 忍君) 牧野課長。 392 ◯予防課長(牧野 覚君) 予防業務台帳システムは、消防法で定められています防火対象物、危険物施設等を把握するため、届け出事項をシステムに入力して、消防予防関係のデータとして活用しております。 393 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 394 ◯委員(竹内伸江さん) 更新ということは、毎年更新されるということで受けとめてよろしいんでしょうか。 395 ◯委員長(近藤 忍君) 牧野課長。 396 ◯予防課長(牧野 覚君) 導入の平成22年度から5年が経過し、消防法令が改正されたこととか、都市計画事業もその土地利用が変化していることなどから、新たなシステムの更新が求められております。ですから、今回初めて更新ということになります。  以上です。 397 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 398 ◯委員(竹内伸江さん) ありがとうございました。もう1点よろしいでしょうか。  先月、金田漁協のノリ加工場の機械が火災が起きたということで、何点かお伺いしたいんですけれども、当初、危険物火災の出動命令が出たということで、その後、建物火災というふうに判明した時点で、木更津市の安心・安全メールの発信ということをお伺いしたんですけれども、これは危険物火災の場合はメールが発信されないということなんでしょうか、確認させてください。 399 ◯委員長(近藤 忍君) 渡辺署長。 400 ◯消防署長(渡辺賢一君) 今、委員おっしゃいましたとおり、当初、金田漁組の火災は県の指令センターの方で、同じ敷地内にスタンドがありますので、危険物火災というような初動体制でございました。危険物火災になった場合には、国とか県の方にそういった内容の火災速報を5ヶ所流すような仕組みになっております。そういったような仕組みで、5ヶ所の方の国・県への速報の対応もございましたけれども、今回は建物の中のそういった機材が燃えたということで、消防の方で大きく考えれば建物火災でございました。そういったところで、担当の職員はほかの対応に追われたこともありますけれども、覚知から1時間以上たった時点で、安心・安全メールの方で火災の発生を入れたところでございまして、特に近隣の金田地区の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。おわび申し上げます。  以上です。 401 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 402 ◯委員(竹内伸江さん) もう一回確認なんですけど、危険物火災の場合もメール発信はするということでよろしいんでしょうか。 403 ◯委員長(近藤 忍君) 渡辺署長。 404 ◯消防署長(渡辺賢一君) 消防の方では一応安心・安全メール、また広報無線の方は建物火災、それとそれに伴う黒煙の上昇、確認あたりが、安心・安全メール、また広報無線の広報の基準になっておりますけれども、今回、最初の指令の方が、建物の中なのか、あるいは敷地の危険物、油関係の火災かというところが判明しなかったものですから、そういったところも含めて、指令室の対応が若干遅れたところでございます。  以上です。 405 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 406 ◯委員(竹内伸江さん) 建物火災に関してメール発信をするということで、よろしいでしょうか。わかりました。  ふだん予防活動もされていると思うんですけれども、こういった特殊な機械等の、燃料とかそういうものも、予防の時点で、そういうのは調べておくということなんかは、されているんでしょうか、お伺いします。 407 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑の趣旨はおわかりですか。〔発言する者あり〕竹内委員。 408 ◯委員(竹内伸江さん) 申しわけございません。ふだんの予防活動の中で、ノリの加工機械がありますよね、その機械の燃料が何を使用しているかとか、そういった事前の調べですか、予防活動みたいなのは、聞き取りみたいなのは、していらっしゃるのかなと思ってお伺いしました。 409 ◯委員長(近藤 忍君) 牧野課長。 410 ◯予防課長(牧野 覚君) 今回のノリの乾燥機にありましては、建物の外に屋外タンクがありまして、届け出が出ております。重油ということで把握しております。 411 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 412 ◯委員(重城正義君) 初めに、100ページの5目常備消防費の中で、19節負担金、補助及び交付金、これについて、平成27年度が4,075万円、平成28年度が3,693万4,000円、381万6,000円の減でございます。この減の理由をお答えください。 413 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 414 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 主な要因といたしましては、21消防本部で運用しています千葉消防共同指令センターの運用経費が228万9,000円ほどと、消防大学校、県消防学校に係る負担金が159万5,000円減額となっているものです。なお、これですと381万6,000円になりませんが、その他の負担金で6万8,000円増えておりますので、この減となっております。  以上です。 415 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 416 ◯委員(重城正義君) 次に、10目の非常備消防費の中で、8の報償費が1,000万円近く減っているんですね。それで、かつ旅費の分が約1,000万円増えているわけです。これについてはどのような内容でこういう作用がしているのか、お答えください。 417 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 418 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 本件にありましては、今まで消防団員の出動手当ですけれども、8節の報償費で支払っておりました。しかしながら、出動手当については、非常勤特別職の場合、費用弁償として支払うのが妥当であるということから、歳出科目を変更いたしまして、9節の旅費に変更したものでございます。  以上です。 419 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 420 ◯委員(重城正義君) 一つ私が気になるのは、消防団員が約600名弱いる中で、旅費の事務手続を考えると、事務屋の仕事が非常に多くなるんじゃないかという気がするんですけど、一人ひとりの団員に対して旅費をつけるわけですよね。会計室に回すわけなんだけれども、その辺のところはどうなんでしょうか。 421 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 422 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 重城委員がご心配くださっているのは、旅費ということだから、旅行命令でやる、あの紙を想像しているのかと思います。しかしながら、費用弁償ということですから、出動した回数を名簿に記載して、一括して会計室の方に回しますので、手間は全く今までと変わりません。  以上です。 423 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 424 ◯委員(重城正義君) よくわかりました。  1週間ほど前に新聞で、千葉市消防局が国費をもらって、ドローンを購入するという記事が載っていたんですけれども、木更津においてはそのような態勢をとるお考えはあるのでしょうか。 425 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 426 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 消防庁から貸与されるのが、千葉市消防局、さいたま市消防局の2つの消防でございます。政令指定都市の消防局というくくりですけれども。それから、独自に整備したのが、岐阜県の下呂市、滋賀県の大津市が、去年の12月と今年の1月に整備したそうでございます。ただ、これが新聞記事によりますと、千葉市に配備されるのは、全長が1メートル、高さが0.5メートル、総重量5キロ、デジタルカメラ、複合ガス検知器を搭載するというものですけれども、他市の消防本部が入れたものがこのぐらいなのかなというのは、ちょっと想像に値しません。というのは30万円ぐらいのものだということですから。  ご質疑の木更津市ではどうだという話がございますけれども、確かに隊員が近づけない河川でありますとか、有毒ガスが懸念される場所に飛ばして調べる、これは非常に有効かと思います。しかしながら、今すぐどうという形は現在のところは考えてございません。  以上です。 427 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 428 ◯委員(重城正義君) 金額的に安いものであれば、木更津市においても早晩取り入れた方がいいと思うんですね。そういうような見地から、ぜひとも、平成29年度の予算でもいいですから、予算要求をしていただければと思います。  以上です。 429 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ございませんか。竹内委員。 430 ◯委員(竹内伸江さん) 101ページ、消防本部庁舎整備事業費ということで、確認なんですが、建て替えで面積はどれぐらい大きくなるんでしょうか。 431 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 432 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 現在の消防本部は、車庫、事務棟、待機室、仮眠室、合わせた延べ床面積は1,359平方メートルです。建て替えの消防本部庁舎、基本計画で出てきた数字ですけれども、まだこれは前後する可能性は十分あるんですが、現在のところ、4,558平方メートル、約3.3倍の大きさとなります。  以上です。 433 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 434 ◯委員(竹内伸江さん) 23%ほど減らさないといけないなんていう話をちょっと聞いたんですけれども、その辺お伺いしたいと思います。 435 ◯委員長(近藤 忍君) 消防において答弁を求めていますか。それとも、総務部において求めていますか。 436 ◯委員(竹内伸江さん) 答えられる方で。 437 ◯委員長(近藤 忍君) 時田次長。 438 ◯消防本部次長・消防総務課長(時田啓美君) 消防の考えといたしまして、23%少なくするというような考えも含めてですけれども、現在の長須賀分署を、狭隘で非常に使いづらいということもございますので、この建て替えたところに統合させるという考えがございます。  以上です。 439 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ございますか。          〔発言する者なし〕 440 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑終局と認め、以上で消防費の審査を終わります。  答弁席入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                 (午後1時23分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時24分) 441 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、第50款教育費の審査をお願いするわけですが、教育費を2回に分けたいと思います。審査区分表のとおりです。  最初に、教育費のうち、102ページから108ページまでの第5項教育総務費から第20項幼稚園費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。重城委員。 442 ◯委員(重城正義君) 103ページの17目、まなび支援センター費でお伺いをいたします。  初めに、去年と比較しまして444万円ほど増でございます。この増の理由をまずお答えください。 443 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 444 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) まず、説明欄1、特別職人件費、(1)学校適応指導相談員報酬、これは平成27年度予算では469万5,000円でしたので、117万4,000円の増、説明欄2、まなび支援センター事業費、(4)副読本製作事業費、これは平成28年度新規事業、3年に1度でございますので、新規事業でございますので、251万円の増、それから(7)幼児言語教室運営事業費、これは平成27年度予算では311万9,000円でしたので、27万2,000円の増、合わせて395万6,000円となり、これらが主な増額の理由となります。残りの48万4,000円につきましては、主に社会保険費等の共済費等の増分でございます。  以上でございます。 445 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 446 ◯委員(重城正義君) 今おっしゃった学校適応指導相談員報酬、この相談員を増やすということは非常にいいことだと思うんですけれども、職員を増やすという理由をまずお聞かせください。 447 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 448 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 近年、学校適応指導教室、いわゆるあさひ学級と呼んでおりますが、その在籍者数が増加しております。平成19年度から25年度までは14名から17名程度の在籍でございましたが、現時点で仮通級者を含めて25名が在籍するに至っております。現在、4名の学校適応指導教室相談員がおりますが、非常勤であるため毎日2名ずつの体制で適応指導を進めております。一度に通級生全員が来ることはございませんが、小学校4年生から中学校3年生まで、常時10名から15名程度の通級生を2名で担当することは非常に厳しい状況となっております。それで、1名の増員をお願いしておるところでございます。  以上でございます。 449 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 450 ◯委員(重城正義君) あさひ学級がどんどんどんどん人が増えているということは、これはいいことなのか悪いことなのか、私にはちょっとわかりませんけれども、あさひ学級の受け入れの定員数、これはいかほどでしょうか。 451 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。
    452 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 定員につきましては、特に設けてはございませんが、相談員の数からすると、15名程度が適当と思われております。しかしながら、このあさひ学級への通級を希望するお子さんたちは、学校や関係する機関等でさまざまな支援や相談を経て、それでもなかなかうまくいっていないという状況がございます。ですので、相談員の皆様方には大分無理をお願いしているところではございますが、運営方法等を工夫しながら、希望するお子さんたちの受け入れを続けている状況でございます。  以上でございます。 453 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 454 ◯委員(重城正義君) まなび支援センターのパンフレットを見ますと、最終的な目標が原籍校への復帰ということがうたわれているんですけれども、その状況についてお答えいただけますか。 455 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 456 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) あさひ学級通級者は、在籍校における人間関係に起因する事例が多くを占めておりますので、なかなか完全復帰というのは難しい状況ではございます。しかしながら、放課後登校ですとか、いわゆる保健室登校、別室登校、教室以外への登校等、あさひ学級と原籍校との併用という形に持っていけるケースもございます。  以上でございます。 457 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 458 ◯委員(重城正義君) 質疑がちょっと前後したんですけれども、あさひ学級そのものはどのような支援を行っているところでしょうか。 459 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 460 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 先ほども申し上げましたとおり、あさひ学級に通ってくるお子さんたちにつきましては、人間関係に起因する場合が多いので、まず、相談員との二者関係の確立を目指します。具体的には、相談員と個別の面談等を行うとともに、臨床心理士のカウンセリング等を受けながら、適応支援を進め、徐々に集団生活へ適応させていくというプロセスをとっております。このような支援を十分に行うためにも、相談員の増員をぜひともお願いしたいと考えております。  以上でございます。 461 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 462 ◯委員(重城正義君) あさひ学級に通っていた生徒なり児童がまた原籍校に戻りますよね。それで中学校をご卒業されると思うんですね。その卒業後の進路の状況がわかればお答えください。 463 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 464 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 進学を希望する中学校に籍を置く通級者につきましては、ここ3年間は全員が高校に進学しております。本年も7名中学校3年生がおりましたけれども、この前卒業式を迎えたわけなんですが、おかげさまで4名が公立高校へ、3名が私立高校への合格を決めており、卒業生全員が高等学校に進学する見込みとなっております。  以上でございます。 465 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 466 ◯委員(國吉俊夫君) 私は、106ページの15目学校建設費の中の説明欄の(3)中郷小学校仮設校舎整備事業費3,167万円、多分これは平成26年12月から契約をやった中郷中学校にある中郷小学校の仮設校舎のリース代または賃料だと思うんですけれども、この契約自体はどっちですか。〔発言する者あり〕リースと賃貸借契約、結局どっちですか。 467 ◯委員長(近藤 忍君) 答弁願います。宮澤参事。 468 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 賃貸借契約書として結んでおります。  以上です。 469 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 470 ◯委員(國吉俊夫君) 賃貸借契約。それでは、これが満期になるというのは、平成29年12月16日が3年間の満期となるわけです。契約上ではたしかそうだと思うんですけれども、今の平成28年度に予算組みしている中郷小学校は、平成29年11月に完成予定でございます。ということは、この契約自体やった時点で、この完成がもう組み入れられているような感じがするんです、私個人的には。それはどうですか。 471 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 472 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 契約期間は平成29年12月15日までとしております。現在、中郷小学校の整備事業の引っ越しを12月に予定しているというので、ちょうど合ってきてはいるわけですけれども、平成26年8月だったと思うんですが、全体の地元への説明会を行って、その後進学希望だとかのアンケートをした時期等ありますが、その時点で平成29年12月を目標にというふうに考えておりましたので、それに合わせて契約したふうに私は認識しております。  以上です。 473 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 474 ◯委員(國吉俊夫君) また戻りますけど、もしこの賃貸借契約期間が、もし完成が延びた場合に、どういう方法をとるかというのは考えていましたか。 475 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 476 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 契約書の約款には特に明示はされておりませんので、最終的に契約書の中ではこの契約書に定める、疑義が生じた事項については甲乙協議してということになろうかと思いますが、延びた場合には、この賃貸借契約1ヶ月分の賃貸借料というのは、建築するためのコスト、解体するためのコストを含んでおりますので、それを36回、36ヶ月分として支払っていると。あとは借りている鉄骨の分だとかはもう一度再利用するということになると思いますので、37ヶ月以降は協議の結果どの程度なのかということになると思うんですけれども、1ヶ月当たりの賃料を安く、再度調整していくというふうに考えております。  以上です。 477 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 478 ◯委員(國吉俊夫君) この賃貸借契約、あそこの建物を借りているということですよね。建物はある業者なりのものですよね、借りているということは。では、それに対して借地とか何かの契約はやっているんですか。 479 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 480 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 借地の契約等はしておりません。  以上です。 481 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 482 ◯委員(國吉俊夫君) 一般的に建物が第三者の所有であったとすれば、そこに建てさせたのであれば、そういうものをやらなかったらおかしいんじゃないんですか。底地は木更津市のものですよね。そこに第三者の建物が建てておいて、その建物は木更津市の賃料で払っていたわけですよ。理屈から言えばおかしくありませんか。わかります。 483 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 484 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 土地の所有者とその建築物の利用者が同一ですので、そういった観点はちょっと持っていなかったというのが正直なところです。契約約款の中に、解体に要する費用は乙、貸し主の方が負担する等々は記載はあるんですが、土地の使用料についてどういったふうに考えるのかというのは、ちょっと想定外でございました。  以上です。 485 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 486 ◯委員(國吉俊夫君) これはリース方式、賃貸方式とあるわけなんですけれども、やはり過去のそういうやったもので、今さらそれを言っても始まりませんけれども、ただ、法律的な、市が運営している中なわけですから、やっぱり法律というものを、契約というものをもうちょっとしっかり見きわめていただきたいと思うんですよ。契約は双方がうまく話し合いがつけばいいというものは原則なんですけれども、原則だけれどもやっぱり公の木更津市の土地の中に第三者の建物を建てるということであれば、そこまで考えておいて、それで家賃を払うということを、私はしなければいけないなと思います。ちょっとそこを研究してください。  2点目ですけれども、平成29年12月に小学校が完成します。中学校の屋内運動場は平成26年8月26日に完成しました。今後の問題はある程度のことは考えていますか。 487 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 488 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 中学校の屋内運動場ということでよろしいでしょうか。中学校の屋内運動場は、中学校が存続するのであれば、当たり前の話ですけれども、中学校の屋内運動場として使用すると。委員がご心配されているのは、中郷中学校について統廃合の検討が進んでいるので、仮にといいますか、統廃合になった後に、端的に言えば中郷中学校がなくなった場合にどうするかという趣旨でよろしいですかね。そうなった場合には、通常の体育館、夜間が中心になりますけれども、今現在でも中学校だとか小学校で使っている体育館は夜間が中心ですけれども、学校外施設の開放事業等がありますし、市民体育館が潮見にありますし、また清見台の公民館に隣接して体育館がありますので、そういったものと同じように、市民の方の利用するような体育館というふうになっていくのかなと考えております。 489 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。平野委員。 490 ◯委員(平野卓義君) お願いします。  予算書102ページの真ん中あたりの、説明欄1、特別職人件費、(2)の心の教室相談員報酬について伺います。  相談員の配置状況と相談状況について、まず伺います。 491 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 492 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 平成27年度につきまして、お答えしたいと思います。  平成27年度は9名雇用しております。中学校は11校、小学校は8校に配置をしまして、相談件数などの実績などに応じまして、1校当たり週1日から2日勤務をしている状況でございます。それから、相談件数ですけれども、平成27年度は12月末現在で延べ2,937件ということで、内訳としましては、不登校、対人関係の悩み、学業、進路等の順でございます。  以上です。 493 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 494 ◯委員(平野卓義君) その配置校はどのように選定しているか、伺います。 495 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 496 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) お答えします。  こちらは中学校があくまで優先ということで、子どもからの相談が多い中学校に優先的に配置をしておりまして、また小学校の方は、児童数が多く、保護者からの相談も比較的多い学校ということで、配置をしております。予算が限られた中ですので、毎年配置校を、大幅には変えませんけれども、前年度の実績によって1校、2校変える等、できるだけ有効に活用したいというふうに考えています。  以上です。 497 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 498 ◯委員(平野卓義君) わかりました。  続きまして、その下のスクール・サポート・ティーチャー報酬について、若干増額になっているようですけれども、配置の状況について伺います。 499 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 500 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 平成27年度につきましては、現在、小学校13校に16名、中学校1校に1名、合計17名ということで配置をさせていただいています。開始当時4名だったスクール・サポート・ティーチャーが17名ということで、非常に充実をしてきているというふうに考えます。こちらは増額になっておりますけれども、やはり保護者ですとか学校から要望が非常に多くございまして、平成28年度は1名増員ということで予算措置をさせていただきましたので、増額ということになってございます。  以上です。 501 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 502 ◯委員(平野卓義君) そのスクール・サポート・ティーチャーの効果についてお伺いします。 503 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 504 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) スクール・サポート・ティーチャーにつきましては、あくまでも原則、通常学級に配置をするということと、学級担任の補助ということですけれども、小学校低学年中心に配置をするというようなことで、多動傾向のお子さんですとか、衝動的に立ち歩いてしまうような子どもたちに、スクール・サポート・ティーチャーについていただくことによって、その子ももちろん落ち着きますし、学級全体も落ち着いてくるというような効果で、非常に学校からも保護者からも感謝をされている事業の一つであるというふうに考えています。  以上です。 505 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 506 ◯委員(平野卓義君) 理解いたしました。  続きまして、予算書の105ページ、107ページ、小中の教育振興費、説明欄1の(1)読書相談員報酬について、役割と配置状況、そして効果について伺います。 507 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 508 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 初めに、読書相談員の仕事というか、内容ですけれども、学校図書館の環境をつくってもらうということが一つ、もう一つは本の整理と修理、それから最後に読み聞かせ、この3つの活動が中心でございます。現在、こちらも非常に拡大していただきまして、小学校19校に各1名ということで、週2日の勤務ですけれども、年間70日勤務をしていただいています。中学校にも13校全てに配置をしていただきまして、木更津第二中学校、太田中学校、畑沢中学校につきましては、大規模校ですので、週4日ということで、年間140日勤務をしていただいています。  効果としましては、やはり掲示物が整備されますし、蔵書の修理等、図書室の環境が非常にきれいになるということで、子どもたちにも非常に好評でございます。子どもたちの読書数も徐々に増えてきているというようなデータも出ていますので、大きな成果ではないかというように考えます。  以上です。 509 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 510 ◯委員(平野卓義君) 今伺った3件の質疑は、本会議の一般質問で渡辺議員から質問があったものです。文部科学省の馳プランが目指す、チーム学校の一翼を担っているものであると、私も思っております。その辺の成果も出ていると思いますので、本市がスクール・サポート・ティーチャーの配置をまた拡大していくように、取り組んでいっていただけるものと期待していますし、子育て支援の充実、市長のマニフェストにも掲げてあります、市独自の予算でチーム学校の充実に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 511 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。石井委員。 512 ◯委員(石井徳亮君) 104ページの小学校費の学校管理費、学校施設改修事業費の(3)金田小学校グランド整備事業費ですけれども、こちらは平成28年度が新規事業という形になっておりますけれども、具体的な内容を教えていただきたいと思います。 513 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 514 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) こちらにつきましては、金田小学校の配置されているところが区画整理事業に入っておりまして、金田西地区の区画整理事業に組み込まれておりまして、県施行の区画整理事業です。その中で金田小学校の敷地の中で、校舎から遠い方のグラウンド、小櫃川に近い方のグラウンドなんですけれども、四角い駐車場のうちの幅4メートル分ぐらいが都市計画道路に当たってしまっていて、削られてしまうということになっておりまして、その道路の削られた跡を今のまま利用しようとすると、トラックの1レーン、2レーンぐらいは走れるんですけど、3レーン、4レーン目ぐらいになってしまうと、もう外構、フェンスだとかにぶつかってしまうようなレイアウトになっておりますので、そちらのグラウンドの整備、再配置の計画をするための測量と再配置計画の作成のため、要は地質調査、材料等の価格調査、あるいは補償費の算出調査等に係る費用でございます。現在、県の方ともいろいろ打ち合わせはしておりますけれども、周りが市街地ではなかったところが、区画整理事業の完成後は周辺が市街地になりますので、敷地の道路との境界線にはやはりグラウンド側は防球ネットが必要となって、それについても補償で見ていただけるかとか、その辺は県も見るんでしょうねというようなことで回答いただいていますけれども、そういった内容の平成29年度以降、工事をするための設計ですとか、そういった内容の委託を行うという事業でございます。  以上です。 515 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 516 ◯委員(石井徳亮君) それでは、具体的な工事期間とか、あと工事に関する時間、1ヶ月ぐらいで終わるとか、その辺の期間を教えてください。 517 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 518 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) まず、再配置の工事なんですが、工事自体はおよそ6ヶ月ぐらいはかかるのかなというふうに考えております。今持っている計画ですと、平成29年度の運動会が終わった後ぐらいを目指して、半年かけて整備しようかなというふうに考えております。  以上です。 519 ◯委員長(近藤 忍君) 関連。竹内委員。 520 ◯委員(竹内伸江さん) 同じく金田小のことで関連でお伺いします。  今、耐震性のない管理棟、これは私、12月議会のときに答弁なしで要望でとどめておいた内容なんですが、管理棟が残っているんですね。それで、今後、歴史ある建物らしくて、そのまま残すか処分するかということを検討中とお伺いしていたんですけれども、この予算に組み入れられているかどうか、確認で。よろしくお願いします。 521 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 522 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 旧管理棟、昔、職員室があった棟で、昭和の初めに建てられた鉄筋コンクリート造2階建ての校舎でございますけれども、こちらについては、すぐ前に接している道路、あの辺の高さが少し低くなるというようなことも県の方から説明を受けておりますので、面の周辺のアプローチについては若干の改修が必要になって、この委託の中でどういった工事が必要かという検討は必要になってくるのかなとは思いますけれども、建物自体をどうするかというのは、今回のグラウンドの再配置計画の中には含んでおりません。  以上です。 523 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 524 ◯委員(竹内伸江さん) では、まだしばらくそのままという感じでしょうか。 525 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。
    526 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 再配置計画とは別にまたほかの動きがあれば、動いてくるという認識でおりますけれども、歴史的な建物だとかという中で、動きがあるのかどうかということだというふうに認識しています。 527 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 528 ◯委員(竹内伸江さん) 耐震性がないということもありますので、ぜひ安全になるように、またお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 529 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 530 ◯委員(鈴木秀子さん) 103ページのまなび支援センター事業費の件で、(4)の副読本製作事業費、これは新規事業ということで、このつくる目的、それと何冊ぐらいつくるんでしょうか。 531 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 532 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) この副読本製作事業費の副読本でございますが、社会科の副読本でございまして、小学校3年生に配布する「わたしたちの木更津」というものでございます。これは木更津に関する学習を進めるためのものでございしまして、3年に1度改訂作業を行わせていただいています。平成28年度が改訂作業のみということで、こちらでつくらせていただきまして、平成29年から平成31年までの3年間の配布のために作成させていただきます。見込みといたしましては、予想在籍数は、この平成29年からの3年間で3,500を超してくると思いますので、予備も含めて4,000部をつくらせていただきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 533 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 534 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、今使っているのが新たにこれに変わるということの解釈でよろしいでしょうか。 535 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 536 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 全面的に変わるかどうかはあれですけれども、細かいところを最新の情報等に切り替えて、つくり替えていくというものでございます。  以上です。 537 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 538 ◯委員(鈴木秀子さん) 大体1冊どれくらいの価格を予定しているんでしょうか。 539 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 540 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 副読本の1冊当たりの金額は、627.5円でございます。  以上でございます。 541 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 542 ◯委員(鈴木秀子さん) ありがとうございます。  それと、もう一つ、(7)幼児言語教室運営事業費、これは27万2,000円増加されております。この事業について伺いたいと思います。この増えた理由を伺います。 543 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 544 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 幼児言語教室運営事業費につきましては、その増額でございますが、非常勤の職員を5名お願いしているわけなんですが、それが今時給1,100円でお願いしております。他市の状況から比べまして、この1,100円は非常に安いということもありまして、時給を1,200円に、100円上げさせていただければということで、増額でお願いしてございます。  以上でございます。 545 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 546 ◯委員(鈴木秀子さん) ありがとうございます。  それで、今どれくらいの、学校に入る前の子どもだと思っているんですけれども、大体幾つぐらいからの子どもがそちらに通っているんでしょうか。 547 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 548 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 基本的にはこの幼児言語教室は、小学校の就学をスムーズにするということでございますので、幼稚園・保育園児の年長児、5歳、これをメインにしておりますけれども、ただ、いろいろお悩みを持っている方々もいらっしゃいますので、最年少では2歳から5歳までのお子さんをお預かりしてございます。  以上でございます。 549 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 550 ◯委員(鈴木秀子さん) 何人くらいの方でしょうか。 551 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 552 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 平成26年度につきましては、在籍者数が209名でございました。平成27年度、まだ終わっておりませんけれども、200をちょっと切るぐらいで終わるのかなというふうに思っております。  以上でございます。 553 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 554 ◯委員(鈴木秀子さん) 子どもの問題は、やっぱりお母さん方も、遅れているんじゃないかといろいろ心配があったりするんですけれども、そういういろんな一番大きな理由として、どういう形でそちらに入ってくるんでしょうか。 555 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 556 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) やはり大きな理由というのは、私どもの方で毎年4月から6月にかけまして、各保育園、また幼稚園を回らせていただいて、言語検査をやらせていただいております。その中で、個々のお子さん方に対して、ちょっと言葉について練習をした方がいいのかなとか、または幼稚園の方から、ちょっとこのお子さんのことを見てもらえないかとか、そのようなところが主な理由でございますけれども、それ以外にご兄弟が幼児言語教室に通っていらっしゃって、その弟さん、妹さんも気になるですとか、あと、いわゆるママ友の情報網の中から、こういうところがあるわよという紹介をされて、こちらの方においでになるお子さん方もいらっしゃいます。  以上でございます。 557 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 558 ◯委員(鈴木秀子さん) 今、非常勤の先生方が5人ぐらいとおっしゃったんですけど、その人数の方で大丈夫なんでしょうか。 559 ◯委員長(近藤 忍君) 市原所長。 560 ◯まなび支援センター長(市原 浩君) 多ければ多いほどもちろんよろしいんではございますが、ただ幼児言語教室というのは言葉の教室でございまして、誰でもできるというものではございません。また、言葉に限らず、言葉の発達に課題を持っていらっしゃる方々もいらっしゃいまして、それなりの専門的な知識が必要となっておりますので、余りむやみに増やすこともちょっと難しいかなというふうには考えております。  以上でございます。 561 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 562 ◯委員(鈴木秀子さん) やっぱり言葉のことはすごく大事かと思うんですね。子どもに対して、親切丁寧にやさしい言葉で指導していただきたいなと思います。ありがとうございます。 563 ◯委員長(近藤 忍君) ほかのご質疑は。座親委員。 564 ◯委員(座親政彦君) 105ページの10目教育振興費の説明欄2の教材費の関係なんですが、これは小学校で、中学校でも107ページに同じく出ているんですけれども、(1)の教材用消耗品の購入費の関係で、これまでの予算審査特別委員会や決算審査特別委員会でも出ていたんじゃないかというふうに思うんですが、年々予算額が減っている状況にございます。これは全体的な予算もそうですし、児童・生徒に割り戻しても減っている、人が増えている中で額が減っている状況にあります。これまでも校長会の方からもいろいろと増額に対する話が出ているというふうにも伺っているんですが、平成27年度、今年度予算はまだ締めていませんので、見えませんけれども、平成24年、25年、26年あたりの決算額を見ますと、それと比べてもかなり差がある。決算の方が多く出ている状況の中で、平成27年度の実績の見込みを見て、平成28年度の予算を組まれているのか、その考え方についてお伺いいたします。 565 ◯委員長(近藤 忍君) 齊藤次長。 566 ◯教育部次長・教育総務課長(齊藤良二君) 今、委員がおっしゃったように、学校長の方からも消耗品について増額の要望が出ていることは承知しておりますが、平成28年度につきましては、経常的経費の10%削減というふうな大きな目標がございましたので、こちらにつきましては、残念ながら実績を加味して要求したというふうなことではございません。  以上でございます。 567 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 568 ◯委員(座親政彦君) ちょっと勉強不足で恐縮なんですけれども、この消耗品全体のお金が出ているんですが、主にどんなものに一番多く使うものなのか、もしわかれば教えていただけますか。 569 ◯委員長(近藤 忍君) 齊藤次長。 570 ◯教育部次長・教育総務課長(齊藤良二君) 主に、これは授業に用いられる消耗品になりまして、非常に大きいのは印刷用の用紙ですね。こちらであるとか、運動用品といたしましては、グラウンドのライン引きで使う消石灰とか、あと、実験用の用品といたしましては、試験管とか温度計とかというふうなことになります。  以上でございます。 571 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 572 ◯委員(座親政彦君) 石灰等は別にしても、印刷費ということになると、いろいろと生徒に配るためのものでありますとか、家庭への印刷物でありますとか、コンピューターができてピッとメールか何かで送れればいいんでしょうけれども、そういう大事なものもかなりあるんじゃないかと思います。先生方も必死になって節減を多分ご努力されているんじゃないかというふうに思いますが、できれば、校長会からも多分まだ引き続き出ているんじゃないかと思いますけれども、10%シーリングの話はあるにしても、ちょっとほかの予算との兼ね合いも含めて、十分、平成27年度決算も見ながら、対応していただきたいと思いますので、子どもたちに影響がないようにひとつよろしくお願いしたいと思います。要望です。 573 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。関連で。重城委員。 574 ◯委員(重城正義君) 今は需用費の関係で申し上げたと思うんですけれども、小学校のその下の14の使用料及び賃借料、これが約2割減で、マイナス721万6,000円、中学校においては同じく14節使用料及び賃借料で218万1,000円、こちらは約1割下がっているわけなんですね。消耗品が下がるということに同じて、この使用料とか賃借料が下がっているのかについてお答えください。 575 ◯委員長(近藤 忍君) 齊藤次長。 576 ◯教育部次長・教育総務課長(齊藤良二君) 14節の使用料及び賃借料につきましては、一番大きなものがコンピューターにかかわる賃借料でございまして、昨年新たに長期継続契約を締結いたしました。その関係で入札した結果が出ておりますので、それに準じて計上させていただきましたので、その分だけ減額しております。  以上でございます。 577 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 578 ◯委員(平野卓義君) 102ページ下段の4、小規模特認校制度事業費について伺います。  制度開始から3年がたつわけですけれども、その事業内容及び3年間の成果についてまず伺います。 579 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 580 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) ご指摘のとおり3年が終了するわけですけれども、平成25年度からは東清小学校と富岡小学校、平成27年度からは中郷小中学校を指定させていただきました。平成25年度とほぼ同じ予算で運営しておりますので、1校当たりの予算は減額になっていると思います。事業内容につきましては、小規模の特性を活かした特色ある教育を推進して、それに賛同すると申しましょうか、希望する保護者、児童・生徒でしたら市内全域から通学が可能になるというような制度でございます。  特徴的な取り組みとしましては、例えば、富岡小学校の独自の英語講師を招いて、年間を通した外国語活動ですとか、東清小学校の、木更津高専の学生たちを招いて夏休みの寺子屋東清、基礎学力の向上ということですとか、富岡小学校、中郷小学校のように、千葉大学のダンスサークルですとか、音楽の専門家を招いて、表現の学習というようなことに取り組ませていただいています。その取り組みの様子をホームページですとか、地方新聞で積極的に広報しておるということで、成果としましては、平成25年度は制度利用者が4名ということでしたけれども、次年度、平成28年度につきましては、現在のところ16名になる予定でございます。その関係で、中には複式学級が解消できた学校もございますし、よその学校で不登校だった子が毎日登校できるようになったという、そのようなことも成果ではないかというふうに考えています。  以上です。 581 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 582 ◯委員(平野卓義君) 理解いたしました。中郷小学校を除けば、適正規模・適正配置の基本方針の中で、統廃合が含まれ、検討していかなければならないということになりますし、中郷中学校においては本会議の中でも統合に向けて推進していくという話もありました。いずれ決断しなければならないときが来るかもしれませんが、それまでは、大規模な学校の中での人間関係づくりに悩んでいる児童・生徒もいますし、また成果も少しでも上がっているという話ですので、教育委員会として、引き続き支援していただければと思います。  また、袖ケ浦市に、平岡小幽谷分校という小規模特認校がありますけれども、生徒数16名で、小規模特認校の制度を利用して、16分の6、この学校に来ているということです。1月31日に文化発表会がありまして、そこで子どもたちが他市の方々にも小規模特認校の魅力を発揮できて、理解していただいたという話も聞いていますので、そういうチラシもつくっています。各学校での努力もひとつしていただければと思います。  以上です。 583 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑。國吉委員。 584 ◯委員(國吉俊夫君) 教育費という大きなくくりの中で聞きたいと思います。  いじめ問題ですけれども、世の中、人が生きている限りは、大人の社会でも、子どもの社会でも、いじめがゼロということはないと思いますけれども、学校教育の中ではその数を極力、先生方、教育委員会の方々、地域の方々がゼロに近づけるような活動は、当然やっていると思います。その中で、最近の中で、そういうようないじめ問題が、今後どういうふうな形に進んで、平成28年度の中でどうなのかというのを教えて、こういうふうにしたいというようなことを言っていただくと同時に、過去の中でこんな事例があったんだよということを言っていただければ、ありがたいと思います。 585 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 586 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) いじめ問題につきましては、ご承知のとおり、全国的に非常に課題になっているというようなことで、平成27年度からいじめ防止対策基本方針ということで、国の方針に基づきまして、県・市、木更津市ももちろん全校整備をし、ホームページ等でも公開しているところでございますけれども、やはり件数としましては、認知件数としては増加傾向にあるというようなことですので、教職員が大量交代期に入っていまして、非常に学級経営等、若い先生はまだまだ充実できない部分もございますので、私は、平成28年度は最も大切なことは、この基本方針にもちろん基づくんですけれども、教員の資質、力量の向上というように考えています。  過去の事例の中でも、教育委員会が実際に学校と保護者の間に入って解決をしたり、間に立って話し合いを持ったりというケースは多数ございますが、本年度はただいまご指摘の、國吉委員にも大変ご指導、ご支援いただいて、非常にいい形で終了できたというような件もございますので、これからは学校だけではなかなか解決できない問題も出てくると思いますので、そのような横の連携と申しましょうか、学校を取り巻く大人の方々全体で支援をしていかなければ、減少できないのではないかなというふうに考えています。  以上です。 587 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 588 ◯委員(國吉俊夫君) 平成28年度の方針も聞かせていただきました。ともかくいじめが極力ゼロに近い方向に、木更津市としては進めていっていただきたいと思います。そのために、今、廣部参事がおっしゃったように、地域の方も含めて、このいじめ問題を解決するような形でやっていただきたいと思います。要望です。 589 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございますか。鈴木委員。 590 ◯委員(鈴木秀子さん) 105ページ、4番の要保護・準要保護児童就学援助費1,850万円、150万円ほど増加しているようですけれども、この何年か前からの受給者の推移と受給率を教えてください。 591 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 592 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 手元にございますのが、平成18年度からになりますので、平成18年度と本年度でよろしいでしょうか。平成18年度が対象児童・生徒数405名でございます。割合が4.9%、それから平成27年度が537名、7.1%ということになります。  以上です。 593 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 594 ◯委員(鈴木秀子さん) 若干増えているということですが、その要因としては何が考えられますでしょうか。 595 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 596 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) これはなかなか難しい問題だと思いますが、これはご承知のようにあくまで保護者の申請に基づいているものでございますが、経済的に大変な家庭が増えているというようなことは、数字を私は見ていませんので、感覚的なものになってしまいますが、そのこととか、議会の方でも随分話題にしていただいて、広報活動、平成18年度には小中ともに入学段階での広報のみでしたけれども、その後、平成27年度につきましては、全学年の年度当初ということと、ホームページの充実、申請書等もホームページからダウンロードできるような態勢にしましたので、そういうシステム的なこともあろうかなと思います。  以上です。 597 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 598 ◯委員(鈴木秀子さん) 実際はもう少しいるのかなというふうに思われるんですね。今、子どもの貧困率が大きく言われている時代ですね。それで、この給付に対して、新しく2010年から国の方で補助が支給してほしいということの形で言われているクラブ活動費、生徒会費、PTA会費、これについては本市では受給されているでしょうか。 599 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 600 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) ただいま委員からご指摘いただいたPTA会費ですとか、クラブ活動費等につきましては、学校によっては準要保護家庭については免除しているという学校もございますので、これは学校によって対応が違うということになりますと、ただいまご指摘いただいたクラブ活動費、PTA会費等については、市全体としては対象にしていないということでございます。 601 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 602 ◯委員(鈴木秀子さん) 学校によって差異があるというのはいかがなものなのでしょうか。お願いします。
    603 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 604 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 例えば、PTA会費につきましては、あくまでこれは学校のPTA活動の中の一環ということですので、PTA総会で決定し、そのような対応になっているということですので、市の方からPTA会費はこうこうこうですよと言うべきものではないというふうに認識していますので、学校によって対応が変わってくるのも、いたし方ないことなのかなというふうに認識しています。 605 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 606 ◯委員(鈴木秀子さん) 一応これは国としてもこういうふうに支給してくださいという話、通達が行っているかと思うんですね。それで、PTA会費というのは、要は保護者の方が出している分ですよね。これはそういう要保護・準要保護の方に市が負担してほしいという内容のものだと思うんですけれども、ぜひそれを対応していただきたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 607 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 608 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 準要保護につきましては、国からの補助金がなくなってもう10年ぐらいになるんですけれども、全て市の一般財源ということでやらせていただいていますので、委員ご指摘の趣旨については十分理解できますけれども、先ほど申し上げましたとおり、予算の中でできるだけ有効に活用していこうということになりますと、やはり学校ごとに対応が違っている活動については、なかなか市全体としては支援は厳しいのかなと思いますけれども、何とか充実に向けては研究してまいりたいというふうに思います。 609 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 610 ◯委員(鈴木秀子さん) ぜひお願いしたいと思います。  中学校も今の同じことをお願いします。 611 ◯委員長(近藤 忍君) 要保護と準要保護についてということですよね。廣部参事。 612 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 中学校も同様でございます。 613 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 614 ◯委員(鈴木秀子さん) 推移を聞きたいんです。受けられている方の生徒数と受給率。 615 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 616 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 申しわけございません。先ほど児童・生徒数で答えてしまいましたので、もう少し細かく、平成18年度、小学校が247、中学校が158で、合計405ということです。それから、平成27年度は小学校が292、中学校が245、それで先ほど申し上げました合計が537ということでございます。 617 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 618 ◯委員(鈴木秀子さん) これは受給率は変わらないですか。今言われていないんですけど、受給率。 619 ◯委員長(近藤 忍君) 小学校、中学校ごとに出せますか。出せないでしょう。出せますか。          〔発言する者あり〕 620 ◯委員長(近藤 忍君) 小学校、中学校ごとに出していただきたいという旨の質疑ですか、それは。鈴木委員。 621 ◯委員(鈴木秀子さん) そうなんですよ。別々じゃないですか、学校が。 622 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 623 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 大変申しわけございません。受給率については、先ほど申し上げましたのは中学校の方の受給率でして、もう一度説明します。  平成18年度、小学校が3.6%、中学校が4.9%、それから、平成27年度が小学校が4.1%、中学校が7.1%。  以上です。 624 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 625 ◯委員(鈴木秀子さん) 小学校はやっぱり少ないですね。3.6%。やはり今、子ども貧困率が大きく言われていると思うんですね。この数字は全国的な平均はわかりますか。 626 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 627 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 全国的な平均まではちょっと承知していませんけれども、この辺の4市の中では平均的な数字だというふうに認識しています。ここに来て、受給率が中学校の方が特に上がってきていますので、この4市では袖ケ浦が若干高かったのかなというふうに思いますが、袖ケ浦は基準が生活保護世帯の1.5倍という設定でやられていますが、本市は1.3倍ということでやっていますので。ただ、先ほども申し上げましたけれども、こちらについてはあくまで保護者の申請に基づいていますので、保護者の中には公的支援を受けずに自分たちの手だけでやりたいという方もいらっしゃいますし、学校の方、教育委員会の方から押しつけるというわけにも、なかなかいかない制度なのかなというふうに思っていますので、広報をここまで充実してきていますけれども、さらにできることを検討して、広げてまいりたいなと思います。 628 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員、委員会の注意事項で事前に配布したように、細かい数字を聞くときは事前に通告しておいていただきたいと。スムーズな進行の妨げになりますので。よろしくお願いします。  重城委員。 629 ◯委員(重城正義君) 準要保護の関係で1つだけ先に聞きますけれども、この受けている方というのは、給食費は含まれていますか。 630 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 631 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 含まれています。 632 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 633 ◯委員(重城正義君) では、次の質疑をします。  廣部参事には、108ページの20項の幼稚園費の中で、負担金、補助及び交付金が約1割ほど増えて、2,130万円増えているわけなんですね、この増えた理由というのは、例えば、幼稚園の園児数が増えたのか、それとも総体的なものが増えたのか、その辺のところから、まずお答えください。 634 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 635 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) こちらが増えている理由につきましては、ほとんどが幼稚園就園奨励費補助金ということになろうかと思いますけれども、園児数はほぼ横ばいでございますので、国の毎年の規則改正で、対象園児が増えているということになろうかと思います。 636 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 637 ◯委員(重城正義君) 最後にお聞きしますけれども、その2億4,640万円の中で、例えば園児数で割り返しをすると、園児1人当たりどのくらいの補助になるんでしょうか。 638 ◯委員長(近藤 忍君) 廣部参事。 639 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) ほぼ概算ということで、割り返したもので、大体12万5,000円程度というふうに認識しています。 640 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。鈴木委員。 641 ◯委員(鈴木秀子さん) 106ページの2番目の、祇園小学校屋内運動場及びプール改築工事費、これは平成27年度の予算書を見ると継続費となっているんですね。平成27年度に完成する予定ではなかったのでしょうか。平成28年度の予算に含まれているんですけれども、その点、お聞きしたいと思います。 642 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 643 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 平成26、27年度の継続費で行ったものについては、新しい屋内運動場を建築するための工事費及び工事管理費を継続費として設定して、契約をいたしました。平成28年度予算につきましては、平成28年度単年度で考えております、既存の屋内運動場とプールの解体工事費及び擁壁の改修工事を実施するための経費ということで、全体の事業としては継続してやっていくわけですけれども、契約としては単年度でできるということですので、継続費の設定はしてございません。  以上です。 644 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 645 ◯委員(鈴木秀子さん) 中身が違うということですね。これはこれでまた新たに既存のものに対してやるということですね。 646 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 647 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 中身が違うといいますか、祇園小学校の屋内運動場を全体として建て替えるんだよというのは一つなんですけれども、それぞれの契約が新しい建物を建てる、古い建物を壊す、擁壁を直すというのは、それぞれ別の契約で実施していくということでございます。 648 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 649 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑終局と認め、以上で、教育費のうち第5項教育総務費から第20項幼稚園費についての審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。                                 (午後2時27分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時29分) 650 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、第50款教育費の108ページから114ページ、第25項社会教育費から第30項保健体育費について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。竹内委員。 651 ◯委員(竹内伸江さん) よろしくお願いします。  113ページ、学校給食費管理システム管理費451万6,000円についてなんですけれども、平成28年度から新システムでの収納管理をされるということですが、現状、今の平成27年度の収納状況についてお伺いしたいと思います。まず、滞納の状況を小学校、中学校別にお願いいたします。 652 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 653 ◯学校給食課長(岡田正浩君) お答えいたします。  平成27年度の小中学校の滞納状況でございますが、調定額及び収納見込み額それから収納率につきまして、ご説明させていただきます。  現年度分につきまして、小学校、調定額3億7,475万9,000円、収納見込み額3億7,101万1,000円、収納率は99%を見込んでおります。中学校につきましては、調定額2億929万円、収納見込み額は2億719万7,000円、収納率は99%を見込んでおります。過年度分でございます。小学校、調定額1,199万1,000円、収納見込み額48万2,000円、収納率は4%を見込んでおります。中学校につきましては、調定額1,219万5,000円、収納見込み額16万2,000円、収納率は1.3%を見込んでおります。  以上でございます。 654 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 655 ◯委員(竹内伸江さん) ありがとうございました。  そうしましたら、昨年の決算審査特別委員会のご答弁の中で、平成27年度秋に臨戸訪問をとり行いたいというような答弁があったんですが、その臨戸訪問の状況についてお聞かせ願いたいと思います。 656 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 657 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 臨戸訪問につきましては、各学校の担任の先生、それから栄養士が随時は行っておりますが、今回、10月の中旬から下旬にかけまして、教育委員会の幹部の皆さんに応援徴収をお願いいたしました。その結果につきまして、ご報告いたします。  今回、教育部全体にお願いしましたので、過年度分等につきましては、各学校でいろいろ先生方が調整しておるという状況がございます。そういった中から、現年度分のみ、新たな対象者を生まないというふうな意識のもとで、現年度のみの滞納額につきまして、徴収をお願いいたしました。対象者は43名でございまして、未納額が93万6,000円、そのうち収納があったのは32名で30万2,000円、徴収率は32.3%でございます。ほかに16名の方から、いついつまでに納付いたします、分割の納付をいたしますという、納付誓約をいただいておりまして、これに基づきまして、引き続き徴収に努めたいと、このように考えております。  以上でございます。 658 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 659 ◯委員(竹内伸江さん) 教育委員会の幹部の皆様自ら訪問してくださって、このような結果ということで、本当にありがたいと思います。  では、続きまして、給食費の滞納状況から準要保護制度の就学援助費、先ほど鈴木委員の方からもいろいろ話がありましたように、平成27年度は537名いらっしゃるということだったんですが、この給食費の滞納から申請につなげた例がありましたら、教えていただきたいと思います。また、現在、就学援助費で給食費を免除している児童・生徒がどのくらいいらっしゃるか、お願いいたします。 660 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 661 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 生活保護、それから準要保護に関しまして、徴収に行った際、もしくは納付される際に、生活が困窮しておるという相談があった場合には、こういった制度がありますということで、福祉部社会福祉課、それから教育部のお隣の学校教育課の方にご案内というか、ご説明はしております。しかしながら、私ども学校給食課としましては、生活保護、準要保護については、一度市民の方に払われた保護費が入ってくるというような、それを納めていただくという形になります。一度市民の方におさめていただいて、それが給食費として納付されるという形になりますので、個人情報の保護観点から、誰が該当されているかということについては、申しわけございません、学校給食課としては把握をしておりません。先ほど、廣部参事から、準要保護537名おったというふうなお話がございました。人数的には537名の方のうち、おおむね500名ほどぐらいというふうに、数字的なものは参考に聞いてはおりますが、正確な数値は把握しておりません。また、誰が該当するかというのは、繰り返しになりますが、把握できない状況でございます。  以上でございます。 662 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 663 ◯委員(竹内伸江さん) 承知いたしました。  それでは、児童手当からの振り替え制度も、子育て支援課と検討する旨の答弁が、9月の決算審査特別委員会でもあったんですけれども、その検討結果についてお伺いしたいと思います。 664 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 665 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 子育て支援課と児童手当から振り替えをするということについては、今年度協議を進めておりまして、まず子育て支援課で振り替えができるという要綱を作成していただかなければならない状況になっております。それにつきましては、年内で3回ほど今打ち合わせをしておりまして、この3月末までに要綱は完成するという状況になっております。それに基づきまして、平成28年度からは同意書をいただきまして、できる限り速やかに児童手当からの振り替え制度の活用を図っていきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 666 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 667 ◯委員(竹内伸江さん) では、最後にお伺いします。  不納欠損処理の導入については、どのようにお考えでしょうか。 668 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 669 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 不納欠損でございますが、考えていかなければいけない制度というふうに捉えております。一方で給食費を滞納なく支払っておられる方がいて、また給食費を滞納しているという、不公平感があるというふうな中で、本来であれば、この滞納者の状況をきちんと把握して、なぜ滞納に至ったかとか、その家庭の状況を把握してから、やむを得ない場合は不納欠損に進んでいかなければいけない、そのように考えております。しかしながら、当課は、言いわけになってしまうんですが、平成27年度に始まったばかりの部分があって、その中の一つとして、やはり滞納者を減らしていくという部分がある中で、まだ給食費のシステムが旧年度来のものでございます。そういった中から、賦課、それから徴収というふうな部分の中で、徴収にどうしても力を入れられない状況になっております。平成28年4月1日に新システムが新たに稼働いたします。稼働いたしますと、そこで新しいシステムの部分で、余ったと言うとおかしいんですが、余裕がある時間ができてくる、そのように考えております。それを滞納者への政策の方に回していきたいと、そのように考えております。そういった中で、できれば滞納者のところの臨戸を増やして、どういった状況かといったことを確認した上で、本市の水道事業とか、あと先進市の不納欠損の取り組みの状況等を確認した上で、不納欠損処理についての導入を図っていきたいと、これからちょっと検討していきたいと。申しわけございませんが、そのように考えております。 670 ◯委員長(近藤 忍君) 竹内委員。 671 ◯委員(竹内伸江さん) 担当部署を越えていろいろご相談をしてくださっているという状況ですので、また今後ともいろいろいい方法を考えていただきたいと思います。また、不納欠損に関しては、監査委員の意見書もついていたということですので、また今後検討の方をよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 672 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 673 ◯委員(重城正義君) 私も不納欠損について質疑をしようと思ったんですけれども、今朝の読売新聞ですと、47都道府県の不6納欠損が今年が3,279億円、20政令指定都市が3,987億円、総計7,267億円、これは税金であり、国民健康保険税であるから、別の問題だと思うんですけれども、不納欠損についてはもう少しやってもらいたいと思いますね。  それから、もう一つ、さっき廣部参事に私が質疑したのは、給食費が要保護・準要保護の方に支払われている、にもかかわらず払っていない。ということは二重取りだと思うわけですね。役所の方からお金を払っていて、仮に1万円の中で給食費5,000円分ですと払っているにもかかわらず滞納をしている、ということはゆゆしきことだと思うんですね。ですから、この辺のところはもうちょっとしっかりと、確かに岡田課長がおっしゃるとおり、個人情報の壁はあるかもしれない。しかしながら、児童手当のところで要綱をつくって取っちゃうと、そういう考えもあるんですから、もうちょっとその辺のところは進めていただきたいと思います。これについては要望です。 674 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。
    675 ◯委員(座親政彦君) 新システムにかかわって、少し確認をさせていただきたいというふうに思います。  今、学校給食課の方で、多分手作業といいますか、全児童・生徒の給食費を計算するのに、Excelか何かで計算しているかどうか、ちょっとわからないんですけれども、現行の作業状況、内容についてまず確認させてください。 676 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 677 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 現行の給食費管理システムなんですが、給食費が納まっているかいないかだけの、いわゆる収納の管理のみを行うシステムでございまして、給食費の計算となる根拠のデータの入力とか、あと保護者への通知の作成とか、こういったものは職員が別途作業で、Excelで計算したものをWordでまた再度打ち直してつくると、そういうふうな状況のものでございます。平成28年度から新たに稼働するシステムといたしましては、基本的にデータの取り込み、それから給食費の計算、収納の管理、及び保護者への通知等を、イレギュラーのものは多少はあるんですが、一連で基本的なものは流せるというふうなもの、一体として管理するもの、そういった形にしてまいります。 678 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 679 ◯委員(座親政彦君) では、実際、学校の現場の教職員の皆様が今やっている作業というのはあるんでしょうか。 680 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 681 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 今現状、現金校が12校あって、口座振替校が20校ほどございます。口座振替が行われなかった場合、未納のお知らせというのを学校を通じて保護者に送付する、それから納期限までに納入されない場合は督促状を出しておる、そういったふうな状況でございます。また、学校によっては連絡帳とか電話、それから臨戸をしていただいている、そういった状況でございます。 682 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 683 ◯委員(座親政彦君) では、現システムから、この4月1日から、新システムに移行することによって、今までこういうところがシステム上、間違いも含めて心配だったんだけれども、それも含めてこのシステムを導入することによる効果について、お伺いいたします。 684 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 685 ◯学校給食課長(岡田正浩君) まず、例えばExcelからWordに移すというふうな、手作業で今まで行っていた部分についてを、システムで一本化するというふうなことになりますので、そういった面で人為的な間違いが大きく減るというふうに考えています。それから、給食費の賦課から徴収を行うシステム、一本で流すというふうな形になるため、実際に私どもでかかっております、そういった人的賦課が大きく削減されるのではないか、そのように考えております。 686 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑願います。鈴木委員。 687 ◯委員(鈴木秀子さん) 113ページの生涯学習推進事業費の中の(5)生涯学習バス管理事業費、これは多分委託かなというふうに思うんですけれども、この内容を教えてください。 688 ◯委員長(近藤 忍君) 石井課長。 689 ◯生涯学習課長(石井一彦君) 生涯学習バスの管理委託につきましては、民間に委託しております。その中身については、まず教育委員会が主催する事業で、例えば公民館、生涯学習課、文化課、金のすず等々が主催事業で使っています。それがメインでございまして、その合間を縫って、使わない日がありましたら、各公民館のサークル活動に利用していただくというような形になっています。そのほか、各社会教育関係団体、青少年相談員、また子ども会等に使っていただくというふうな形になっております。  以上でございます。 690 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 691 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、この稼働日数は、ほとんど動いているということの解釈でよろしいでしょうか。 692 ◯委員長(近藤 忍君) 石井課長。 693 ◯生涯学習課長(石井一彦君) 平成26年度でいきますと、稼働した日が242日ということで、おおむね稼働率としては83.4%という形になっております。その中で、今言った教育委員会が使っているのが約80%、さらにサークルでの利用が12%、その他の利用が10%というような形になっております。  以上でございます。 694 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 695 ◯委員(鈴木秀子さん) 教育委員会で80%が使われているということで、バスは1台しかないわけですよね。利用者の方からクレームとか何か苦情はないんでしょうか。 696 ◯委員長(近藤 忍君) 石井課長。 697 ◯生涯学習課長(石井一彦君) これにつきましては、例えば生涯学習推進協議会等でも、バスがもう1台欲しいというようなご意見等はございますけれども、なかなか財政的な状況もこのような状況の中では厳しい状況だということでお話ししております。 698 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 699 ◯委員(鈴木秀子さん) 12%の中で公民館、サークル活動で使われているという形ですよね。今、基本的に高齢者の方が公民館を使っている方が多々いらっしゃるかと思うんですね。やはりこれからのことを考えると、やはり外に出るということがすごく大きな問題になってくるかと思うんですね。予算関係の問題、財政問題があるかと思いますが、もう1台ぜひ考えていただきたいと思います。要望です。 700 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。座親委員。 701 ◯委員(座親政彦君) 109ページの説明欄(5)の中野畑沢線整備事業に伴う埋蔵文化財調査事業費の関係なんですが、午前中、都市整備部の方に、平成27年度予算の工事状況と平成28年度の工事内容について、確認をさせていただきました。今年度については、港南台の入り口のところの進入路ができれば、木の伐採とかして、文化財調査に入っていくと、そういうご答弁があったわけでございますが、平成27年度も同じぐらいの100何万円でしたか、とっていて、都市整備部の方で進んでいなかったので、多分、マイナス補正をしたのかちょっと覚えていませんけれども、今回も112万3,000円程度とっているわけでありますけれども、これは中身がよくわからなくて、その下の中郷なんかもそうなんですけれども、どんな内容といいますか、どんな方法でこの調査をまずされるのか、教えてください。 702 ◯委員長(近藤 忍君) 今関課長。 703 ◯文化課長(今関 章君) 中野畑沢線整備事業に伴います文化財調査ですけれども、まず、予定地の試掘、それと確認調査、実際にあるかどうかというのを、これは計画面積の10%ですけれども、その確認調査をやります。確認調査のやり方については、表土をバックホウでロームが出るまで、面が黒い土と、要するに分かれ目がありますので、それがわかるまで機械で掘ります。その下に遺構が確認できれば、そこから今度は補助員の手によります手掘りで入っていきます。今予定しておりますのは、俵ヶ谷遺跡に関します、試掘と確認調査のみです。  以上です。 704 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 705 ◯委員(座親政彦君) その作業というのは委託なのですか。文化課の職員の皆さんがやられるわけじゃないと思うんですが、どうでしょうか。 706 ◯委員長(近藤 忍君) 今関課長。 707 ◯文化課長(今関 章君) 文化課の職員が実際にその現場に行って、補助員といいますか、臨時職員の方、遺跡の発掘調査の補助員の方々がいますから、その方たちにお願いしまして、指導をしながら、調査を進めていきます。ですから、直営という形です。  以上です。 708 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 709 ◯委員(座親政彦君) その調査は何か資格がないとできないとかそういうのは、ちょっと素人なのでわからなくてすみません、あるんでしょうか。 710 ◯委員長(近藤 忍君) 今関課長。 711 ◯文化課長(今関 章君) 指導する職員につきましては、学芸員資格を持っているか、あるいはその現場を多く経験している、また、その指導助言ができて、報告書まで完成ができると、発刊できるという知識を持った職員です。その職員の指導によりまして、調査補助員の方に「ここまで掘ってくださいよ」とか「何か出たら教えてくださいね」というような形で指導をしながら、手掘りによる調査を進めていきます。 712 ◯委員長(近藤 忍君) 座親委員。 713 ◯委員(座親政彦君) その職員の方は何名ぐらいいらっしゃるんでしょうか。 714 ◯委員長(近藤 忍君) 今関課長。 715 ◯文化課長(今関 章君) 現在、文化課の方でその担当職員として中野畑沢線要員は、2名でございます。 716 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。國吉委員。 717 ◯委員(國吉俊夫君) 私からは、110ページなんですけれども、説明欄の4で成人式事業費68万7,000円、平成28年度また富来田で1回、アカデミアホールで午前・午後と2回、3回成人式を行う予算ではないかと思うんですけれども、そろそろ馬来田も合併して年数もたちますし、今度は金田だけ別にまたやるかという問題もそれこそ出てきちゃうので、やはりアカデミアホールで午前・午後という形でやれば、人数的にも700人ぐらいおさまるかな、ですから、できるのではないかと私は思うんですけれども、では、この費用、68万7,000円、2会場でやったときと、アカデミアホールで午前・午後でやったときと、どれだけ違いますか。 718 ◯委員長(近藤 忍君) 石井課長。 719 ◯生涯学習課長(石井一彦君) まず、木更津市民会館が休館ということで、今年度からアカデミアホール、午前・午後、その間に富来田公民館ということで、2会場で3組に分けて行ったということでありますが、今回、富来田公民館会場につきましては、そのまま継続してやるか、はたまた一緒になってやるかということを検討いたしまして、その会場の変更につきましては、昨年の成人式の新成人に対するアンケートというのを行って、富来田会場の方々の意見等を聴きました。また、地元の住民ということで、富来田地区の区長会のご意向、またさらに富来田地区の市議会議員の方、また教育民生常任委員会、重城委員長、渡辺副委員長のご意見等も伺った上で、最終的に富来田地区で単独でやろうということを決定させていただいたところというのが、一つです。  あと、1会場にした場合ですけれども、削減できる経費でありますけれども、富来田公民館の開催ということで、使用料がまず富来田公民館ではかからないということで、ほとんどアカデミアホールの借り上げ料が多くを占めていますので、削減できる部分については、例えば富来田地区の合唱団の報償費1万円や消耗品等で、約3万円ぐらい削減できそうかなというふうに思っております。 720 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 721 ◯委員(國吉俊夫君) 今のご答弁で、金額の問題は大きく変わらないということで、2会場でやっても、平成28年度はいいだろうというアンケートとかいろいろ聞いたということなんですけど、私が一番最初に言ったようにそろそろ、馬来田は別ですよというのは、やっぱり木更津市民として考え方を変えていかなきゃ、木更津が1つのものとしてやっていくという考えに基づいて、私は、いろんな行事をやられた方がいいと思います。1つの木更津でありますから、2つの木更津ではないんですよ。木更津は1つの木更津であります。それを考えたときには、やはり成人式、会場の手前があるなら、午前・午後分かれても、地域を別としてやる必要は私はないと思いますし、費用金額は、富来田公民館は借りる金がゼロかもわかりませんけれども、そこに皆さんがお手伝いする人たちの数は逆に減るのではないかなと私は思うので、今後、平成28年度はそういう予算でなっているかもわかりませんけれども、今後の考え方、1つの木更津を考えたとき、馬来田だけ別だということは考えないような施策を、私はやっていただきたいと思います。切望いたします。 722 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 723 ◯委員(重城正義君) 私も教育民生常任委員長として一言言わせてもらいますけれども、これについては、石井課長の方から、私なり副委員長の方に打診があったということなんですけれども、私の方からも一緒に、できれば一発でやった方がいいんじゃないかというご提案はしましたけれども、しかしながら、やはり富来田地区の区長方のご希望が非常に強いということで、今年だけはやったという経緯がございます。  以上です。 724 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。重城委員。 725 ◯委員(重城正義君) 110ページの公民館費の3の(3)サタデースクール事業費、これはまず何をやるのか、お答えください。 726 ◯委員長(近藤 忍君) 渡邊参事。 727 ◯教育部参事・中央公民館長(渡邊雅夫君) サタデースクール事業でございますけれども、基本的に学校週5日制の完全実施を受けたということで、週末や放課後に子どもたちに社会体験や自然体験など、さまざまな体験活動をしていただくような事業となってございます。  以上でございます。 728 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 729 ◯委員(重城正義君) これをやることによってどのような効果を生むのか、お答えください。 730 ◯委員長(近藤 忍君) 渡邊参事。 731 ◯教育部参事・中央公民館長(渡邊雅夫君) 基本的に子どもたちの居場所づくりが図られるということと、さまざまな体験活動を通しますので、豊かな人間性が育まれるということ、また事業の実施についてはサークル等さまざまな地元の方々が参加してくれますので、世代間の交流の機会となりましたり、地域全体で子どもを育む環境が醸成された、そういうような形と考えてございます。 732 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 733 ◯委員(重城正義君) わかりました。  続いて、4の(2)公民館耐震対策事業費で約1,800万円ほどございます。やっと私も鈴木委員も、岩根公民館に来たのかという感じもすることながら、岩根公民館はどうかなということも考えているんですけれども、岩根公民館に係るこの事業費、単体の事業費は大体お幾らでしょうか。 734 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 735 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 岩根公民館については、およそ350万円というふうに考えております。  以上です。 736 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 737 ◯委員(重城正義君) 私も鈴木委員も同じなんですけれども、350万円の耐震のお金をかけるのであれば、むしろ先に……。駐車場はない。そして老朽化はもう目に見えてわかるわけなんですよ。クラックもあったりして、非常に狭隘である。それならば、そういう耐震のお金を投資するよりも、逆にもっと別の方向で岩根公民館の再建といいますか、別のところに建てるであるとか、そういうことに使った方がいいのではないかというふうに私は考えますけど、その点についてはいかがでしょうか。 738 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 739 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 今回、耐震診断を実施しようとするものでございます。耐震診断を実施していないということは、どの程度の地震に耐えられるのかというのがわからない状態ですので、地震の際に利用者の方の安全が確保されているのか、それすら今わかっていない。ですから、耐震性能がどうなのかというのを見きわめるということは、先行してやるべきというふうに私は考えております。  以上です。 740 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 741 ◯委員(重城正義君) 確かにそれも非常に重要なことだと思いますけれども、では、百歩譲って、簡易の耐震診断というのはできないんですか。 742 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 743 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) 小中学校で、平成18年度に、その際に耐震診断が終わっていたものが何校かしかなかったということで、平成18年度にまとめて優先度ランクというのを実施しておりますけれども、この優先度ランクと実際のいわゆる二次診断というのが、我々がやっている耐震診断の結果として評価しているものなんですけれども、ちょっと優先度が低くても、優先度が低いというのは早急にやる必要がないだろうと思っていたものであっても、耐震性能が低いですとか、またその逆もあったりとかしますので、私の知っている限りでは、二次診断の手前の優先度ランクは、余りやっても、今の段階では、膨大な施設があればいつやるかという優先度をつけるということが必要だと思うんですが、あと残り5の公民館を一遍にやろうということであれば、優先度ランクは余り意味がないのかなということで、第二次診断を実施したいというふうに考えております。  以上です。 744 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 745 ◯委員(重城正義君) 優秀な宮澤参事がおっしゃるのであれば、承服いたしましょう。  次に、111ページの図書館費の備品購入費の1,300万円余りのお金で聞きます。  年間のリクエスト数はどのくらいございますか。 746 ◯委員長(近藤 忍君) 小泉館長。 747 ◯図書館長(小泉正巳君) まず、リクエストでございますが、リクエストは利用者の方が図書館に来て、欲しい本がない、図書館が持っていないということで、それならば買うなり、またほかの図書館から借用してお貸しするというのがリクエストでございます。それから、図書館で持っておるんだけれども、ほかの方が借りられているので、返ってくるのを待って、それを提供するというのが、これは予約といいますが、うちの方の図書館では、予約とリクエスト、これを含めて考えておりますので、その件数で申し上げますと、これは平成26年度の数字になりますが、3万3,880件の予約・リクエストがございました。  以上です。 748 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 749 ◯委員(重城正義君) 仮に、私はこういう本が欲しいということで、リクエストをしますよね。そうした場合に、例えば100人のリクエストがあった場合に、その100人の人に対してリクエストは応えることはできるんですか、新しい本を欲しいという方に。 750 ◯委員長(近藤 忍君) 小泉館長。 751 ◯図書館長(小泉正巳君) その本がない場合は購入をもちろんしますけれども、1冊では100人待っていただくと、もう半年や1年たってしまうということで、おおむね多くて10冊ぐらいまでは同じ本を購入します。それで、皆さんに読んでいただくということで、何とか順番待ちを解消するということをしております。 752 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 753 ◯委員(重城正義君) 平均的なものでよろしいですので、例えば、私が今日1つの本をリクエスト、欲しいですよ、借りたいですよという場合に、図書館にはない。そうした場合に大体どのくらいの期間で利用者の方の手元に。平均的なものでいいです。 754 ◯委員長(近藤 忍君) 小泉館長。 755 ◯図書館長(小泉正巳君) これはおおむね2週間いただければ、ほかの館から借用なり購入にしても、おおむね2週間という数字で提供しております。 756 ◯委員長(近藤 忍君) 関連。國吉委員。 757 ◯委員(國吉俊夫君) それでは、もし購入というようなことを考えた場合に、購入先の業者というのは、直接出版会社なんですか、それとも問屋ですか、それとも木更津の小売店で買うものですか、それをちょっとお伺いします。 758 ◯委員長(近藤 忍君) 小泉館長。 759 ◯図書館長(小泉正巳君) 現在は市内の業者、それからもちろん出版社直接もございますし、また古書店であるとか、そういったところから購入をしております。
    760 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 761 ◯委員(國吉俊夫君) では、そこの点は安心しました。地元である程度買うということで。その場合に、これはちょっと私はよくわからないんですけど、地元で買った場合と大手で買った場合、もし同じものを買うとすると、値段は一緒なんですよね。 762 ◯委員長(近藤 忍君) 小泉館長。 763 ◯図書館長(小泉正巳君) 原則これは一緒でございますが、地元書店を通して入れる場合は、図書館で貸し出すときの装備、カバーをつけたりするものも同時にやって納品をしていただくということになっております。出版社からですとそのまま来ますので、その分ちょっと違うかなと思います。 764 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 765 ◯委員(鈴木秀子さん) 113ページの3番の食育推進事業費12万円予算取りされております。この内容を教えてください。 766 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 767 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 食育推進事業費でございますけれども、まず、「食生活を考えよう」とか、「いきいきちばっ子」ノートという、食育のための教材がございます。それを買うというお金がございます。それから、あと、画用紙を買ったり、マジックを買ったりして、黒板に貼って、学校に行って食育について教示するためのものをつくるための消耗品費がございます。それから、報償費で3万円とってあるんですけれども、食育のために専門家というか、予算的には大学教授の方ということをとってあるんですが、市民に啓発をしていこうというふうに考えていまして、平成27年度の実績なんですけれども、種とかをつくる会社の技術員の方を呼びまして、本当は市民の方にも啓発をしたかったんですが、まずは栄養士を集めまして、地産地消について、苗によってもいろいろ違うんですけれども、そういうふうなこと、それから地産地消がどれくらいいいものなのか、そういうふうな。一例を挙げれば、例えば同じところで、人間もそこで育っている、同じ種から生えた植物もそこで育っている、その食材をやっぱり同じ太陽を浴びて、同じ雨を浴びて等で、食していくというのはやはり理想的ではないのか、そういった啓示がございましたので、そういうふうな食育のための講演会というか勉強会というかをやる費用でございます。今年度はちょっと時間がなかった関係上、栄養士だけ、中の人だけだったんですが、平成28年度については一般市民を集めてやっていきたい、そのように考えております。  以上です。 768 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 769 ◯委員(鈴木秀子さん) すごくいいことだと思うんですね。これは年間に何回ぐらい計画されますか。 770 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 771 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 講演会は1回だけでございます。もう一つ、これとはまた別の費用で、調理員に対して食育というか、安全面に対しての講演会というのは、もう1回別で行っております。  以上です。 772 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 773 ◯委員(鈴木秀子さん) 食育は本当に大切だと思うんですよね。食べること、やはり好き嫌いがあったりすると、なかなか体がそれを受け入れない部分も出たりして、食べることで体ができているということを学校単位でいろんな工夫をしてやっていただきたいと思うんですよね。次年度、この金額が12万円、去年からすると2万円増えている分はあるかなとは思いますけれども、やっぱりそこの部分をもう少し子どもに、食べ物が自分が生きている一つの糧だということを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 774 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 775 ◯委員(平野卓義君) 関連で質疑させていただきます。  114ページの8、学校給食を活用した地域活性化事業費として150万円、これは「鎌足小中学校をモデル校として、食材の地産地消とともに給食残渣の活用により循環を通じた食育を推進する」とありますけれども、もう少し具体的に事業内容をお願いします。 776 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 777 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 鎌足小中学校につきましては、自校方式でやっております。そういった中で、地元の農家とあちらにある直売所の協力を得て、そこから野菜等を買って、鎌足小中学校の食材にいたします。それを食べていただいて、残渣が出てくるんですが、残渣を学校もしくは地元の農家のところにコンポストをつけまして、そこで肥料化して、その肥料を農家にまいて、そこでぐるっと回す、循環をさせるというふうな状況になります。今申し上げましたとおり、生産の部分につきましては、地元の農家及び直売所なんですが、3Rの部分等がございますので、経済部がやっていますアグリフーズ協議会、あちらの方にご協力をあおいで、そこのメンバーで一つのチームをつくっていただこう、そのように考えております。  以上です。 778 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 779 ◯委員(平野卓義君) 3Rを利用した経済部と協力し合っての事業ということで認識しましたけれども、最近はやっている言葉に残渣、残渣を使った循環ということを聞きますけれども、残渣がなくなることに対しての食育の推進とか、やはりきれいに食べ残さないで食べるという啓発みたいなものは、まずそこありきで次に行くと思うんですけれども、その辺について、今の残渣は非常にほかでも話題になっていますけれども、その辺についてどういう見解があるか、お伺いします。 780 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 781 ◯学校給食課長(岡田正浩君) ただいま150万円の予算がついております。今、平野委員がおっしゃったとおり、残渣といっても、残さず食べましょう、食の大切さを認識しましょうというふうなことが、やはり第一だと思います。平成27年度、今年度から、環境省によって、給食を利用した、残渣についてできるだけ減らしていこうよ、残さず食べていくような政策をつくっていこうよというものについて、平成27年度、今年度に300万円の補助金というものができました。できればこれを当課としては活用していきたかったんですが、募集期間等が非常に短かったので、平成27年度は諦めたという状況でございます。平成28年度は150万円の市費単費の予算を計上させていただいておりますが、実は先週ですが、同じ補助金があるというふうな状況がありました。これを特財としてぜひ使いたいということで、今申請の手続を進めておるという状況で、全国で3つから5つぐらいの市を選んで、300万円マックスで特財が来まして、それに基づいて、基本的には残渣を減らしていく取り組みをどういうふうにやっておるかということを、やはり出していくという部分がございます。同じような形で残したもので回すというふうなことではなくて、残渣をできるだけ減らすような形で食育に進めていきたい、そのように考えております。 782 ◯委員長(近藤 忍君) 平野委員。 783 ◯委員(平野卓義君) 岡田課長の言うとおり、減らしての循環というのが目指すところだと思いますし、補助金について、もらえるものはきちっと期間を見て、奪いに行っていただきたいと思います。  また、あと今日テレビで見たものなんですけれども、食品ロスということで、3分の1ルールというものがあるそうなんですけれども、この3分の1ルールというのは、つくってから納品、納品から販売、販売から食べるという、そこの循環を3分の1ずつ分けて、仕入れて、売って、買って食べるという、それが缶詰とかいろんな食材に関して、1年でもう廃棄の状態に回させられるという、そういう情報も入りまして、その後2年のうちに食べ切れば、それは何も体に悪いものではないということで、いろいろ大手のスーパー、百貨店では、そういうものを集めて販売しているということを聞きました。そういうものを利用するような、地産地消が基本にありますけれども、安いものでうまいもの、栄養のあるものをきちっと子どもたちに食べさせるような仕組みも仕掛けもしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 784 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。関連で。まず石井委員の方から。 785 ◯委員(石井徳亮君) 今の地域活性化事業なんですけれども、まず鎌足小中学校という形で、実際問題、規模が小さかったり、自校式だという形で、一番入りやすかったんだと思うんですけれども、その点においては、その後の予定もお聞きはしていますけれども、どの辺まで拡大ができるものか、お考えだけお聞きしたいと思います。 786 ◯委員長(近藤 忍君) 岡田課長。 787 ◯学校給食課長(岡田正浩君) 拡大につきましては、5年間で中郷地区、富来田地区へと、本市の農耕を多くやっている地域の学校に拡大していきたいと、そのように考えております。 788 ◯委員長(近藤 忍君) 石井委員。 789 ◯委員(石井徳亮君) ありがとうございました。  今お聞きした内容なんですけれども、実際問題、食育に関しても、例えば食べる側と生産する側の交流というものが結構必要ではないかなと思っているんです。食べるものを大事にするという形のものであっては、そういった交流機会を持っていただきたいと思っているので、そういった農村部だけでなく、なるべくだったら市街地の学校でも同じようなことがやれればという、理想論なんですけれども、実際問題、教育部の方でも、例えば学校支援ボランティア等で学校と地域と家庭を結ぶような事業へ進めてもらっておりますので、そういった面でのノウハウを食育の関係でも取り入れていただいて、拡大方向に努めていただければと思いますので、よろしくお願いします。 790 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 791 ◯委員(國吉俊夫君) この件ですけれども、ご存じの方がいらっしゃるかもわからないですけれども、10年前に、木更津商工会議所の中に、総洋リサイクルという会社がありました。その代表は今、鎌ケ谷に戻りまして、市会議員をやっております。この方が、給食から出たものを肥料にするんだという会社を起こしてやったわけですけれども、そのときには木更津市の協力は得られなかったということで、撤退してしまったわけです。会社は実は木更津にあるんですけれども、ひとつこういう事業をやるからには、そういう過去の起こした会社がありますので、そういうところから情報を得てください、今後の発展の問題で、要は。総洋リサイクルという会社がそのシステムをつくり上げたんですけれども、木更津市はそんなの出せないということで断ったもので、安定した残渣が得られなかったということで、尻すぼみになりましたので、過去にそういう会社があったことを含んで、今後の問題に取り組んでいっていただければと思います。お願いします。 792 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。重城委員。 793 ◯委員(重城正義君) 113ページの一番下に、17節で公有財産購入費が約2,000万円弱ございますけれども、これは給食センターの土地を求めるわけですか。 794 ◯委員長(近藤 忍君) 宮澤参事。 795 ◯教育部参事・施設課長(宮澤清美君) こちらは節でいいますと17節で1,992万9,000円、説明欄でいいますと右の欄の下から3行目、(2)の給食センター整備事業費になるんですけれども、これはPFI事業によりまして、平成21年3月に完成いたしました現在稼働中の給食センター、こちらの建設費を完成年の平成20年度の一括払い分のほか、平成35年までの分割払いとしていることから、平成28年度の分割払い分の支払いに要する経費でございます。ですから、およそ15年間のローンを組んであるというような感覚に近いのかなと思います。こちらについては、木更津教育サービスPFI株式会社との契約に基づきまして、債務負担行為の設定が、予算書でいいますと127ページだったと思うんですけど、事項と書いてあるものの上から3つ目、PFI事業といたしましては、第一小学校と抱き合わせで行いましたので、木更津第一小学校改築及び(仮称)木更津市学校給食センター整備事業、こちらの債務負担行為をもとに支出しているという状況でございます。  以上でございます。 796 ◯委員長(近藤 忍君) ほか。          〔発言する者なし〕 797 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑終局と認め、以上で教育費の審査を終わります。  ここで15時40分まで休憩いたします。                                 (午後3時20分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時37分) 798 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続きまして、116ページから117ページまでの第60款公債費及び第65款予備費について審査願います。  ご質疑願います。          〔発言する者なし〕 799 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑がありませんので、以上で公債費及び予備費の審査を終わります。  答弁席入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                 (午後3時38分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時39分) 800 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、別冊となっております、議案第34号、水道事業会計について審査願います。  ご質疑願います。重城委員。 801 ◯委員(重城正義君) 水道料に関することですのでひとつ、ちょっと場違いかもしれませんけれども、昨日の新聞で量水器を業者が逆につけて、126万円ほどの請求が来たという、そういう事案が北陸の方であったようでございますけれども、こういう事案が木更津市においてはございましたか。 802 ◯委員長(近藤 忍君) 露崎次長。 803 ◯水道部次長・業務課長(露崎善男君) その記事は私も見まして、本来の金額の206倍の請求が来たというようなことで、原因は、メーターを交換したときに逆にメーターをつけてしまった、出る方向、入る方、逆につけたもので、メーターの始まりが9,999立方メートルから始まってしまったのでというようなことだったんですけれども、こちらの方は指定業者の方でメーター交換をやりますので、まず、そういう事例はございません。もう一つ、検針のときに、検針員がハンディターミナルという機械を持っていまして、異常な水量が出た場合は、警告音が鳴りまして、それで原因を探すわけですけれども、これだけ異常なものが出れば、これはおかしいなというふうに思いますので、請求には至らないと思います。  以上です。 804 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 805 ◯委員(重城正義君) そうしますと、木更津市においては、量水器のメーターを交換するのは水道部ではないと思うんですけれども、誰が定期的に行っているんでしょうか。 806 ◯委員長(近藤 忍君) 小川課長。 807 ◯工務課長(小川和広君) 毎年、一般財団法人になりますが、木更津市水道サービスセンターの方に業務委託をお願いしておりまして、来年度予算案では8,250戸、計量法によります8年に1回の交換を依頼する予定でございます。  以上でございます。 808 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑願います。國吉委員。 809 ◯委員(國吉俊夫君) では、ちょっと関連で聞きますけれども、水道メーターは、現在はメーター自体は何社から購入されていますか。 810 ◯委員長(近藤 忍君) 小川課長。 811 ◯工務課長(小川和広君) 毎年、使い終わったというか、計量法を終わったやつと、あと新品メーター、こちらの方に新築の方の方につけるんですけれども、6社ほどから見積もりを依頼しまして、最低見積もりを採用いたしております。  以上でございます。 812 ◯委員長(近藤 忍君) 6社の中の一番安い1社を買っているということでよろしいんですか。小川課長。 813 ◯工務課長(小川和広君) そのとおりでございます。 814 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 815 ◯委員(國吉俊夫君) その6社から1社、安いものをやるんですか。それとも、性能がいいものをやるんですか。それとも、総合的または型式で、こういう方式と、2種類か3種類あるんじゃないですか、水道メーターというのは。多分あったと思いますよ。どういう選定で選んでいます。値段が安いだけじゃないんでしょう。 816 ◯委員長(近藤 忍君) 小川課長、選定基準ということですので、どうぞ。 817 ◯工務課長(小川和広君) 計量法で決まっております水道メーターがございます。あと木更津市型というのを指定しておりまして、そちらを採用させていただいております。  以上でございます。 818 ◯委員長(近藤 忍君) 選定の基準は値段だけかという話でしたが。小川課長。 819 ◯工務課長(小川和広君) 値段でございます。 820 ◯委員長(近藤 忍君) 國吉委員。 821 ◯委員(國吉俊夫君) 過去に水道メーター、Aという方式じゃなければだめというのがあったんですけれども、そういうのは今ないんですか。はかり方も何か方式があると思うんですけれども、そういうのはないんですか。 822 ◯委員長(近藤 忍君) 小川課長。 823 ◯工務課長(小川和広君) 計量法が変わりまして、前の方式と変わりましたので、今現在は新たなものになっております。 824 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ご質疑ございませんか。鈴木委員。 825 ◯委員(鈴木秀子さん) 有収率のことについてお聞きしたいんですけれども、平成26年度が83.5%、平成27年度の見込みが82.1%と若干低目で、見込みとして83.5%と元に戻っている数字になっています。この理由をお聞かせください。 826 ◯委員長(近藤 忍君) 小川課長。 827 ◯工務課長(小川和広君) お答えします。  委員の言われましたとおり、平成28年度が83.5%ということで上がりまして、今現在、2月末なんですけれども、83.1%ということで、毎年、年の初めに落ちて、後半で上がってくるというような状況で、やはり漏水の件数が今年も1,200件程度出ておりまして、うち717件が漏水による修理をやっております。その辺で、老朽化した管路とか、そういったものがやはり影響しているのではないかというふうに考察しております。  以上でございます。 828 ◯委員長(近藤 忍君) 鈴木委員。 829 ◯委員(鈴木秀子さん) わかりました。  また、漏水対策というのが非常に大事かと思うんですね。そういう面からいろんな形で工夫とかされていますか。 830 ◯委員長(近藤 忍君) 小川課長。 831 ◯工務課長(小川和広君) 平成24年から採用しております現場1件発見当たりの精算払いということで、今年も過去最高になるんですけれども、112件の漏水の調査結果を得ております。ということは、逆に言いますと漏水がそれだけ多いということだと思うんですが、あと長期的な観点からしますれば、老朽管の更新とか、そういったことがやはり重要になってくるのかなというふうに考えております。
     以上でございます。 832 ◯委員長(近藤 忍君) 重城委員。 833 ◯委員(重城正義君) 総体的なことでお聞きしますけれども、4市統合広域化の調印が終わって、粛々と事業を進めていると思うんですけれども、現在はスケジュールどおり順調にいっているか否か、イエスかノーかで結構です。部長、どうぞ。 834 ◯委員長(近藤 忍君) 田丸部長。 835 ◯水道部長(田丸 功君) お答えいたします。  建設経済常任委員会でもお答えしまして、それから本会議の議員全員協議会の方で最後にまたお答えしようと思っていた状況でございますけれども、交付金の措置が大幅に変更になりまして、スケジュール的に、当初我々が考えていますぐらいに、ほぼある程度の形ができるということで踏んでいたんですけれども、それが遅れるという状況でございます。  以上でございます。 836 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ございませんか。座親委員。 837 ◯委員(座親政彦君) 今、今年度末にできなかったということになるんですが、見込み的にはどれぐらいに協定の締結というのはできるんでしょうか。 838 ◯委員長(近藤 忍君) 露崎次長。 839 ◯水道部次長・業務課長(露崎善男君) 今のところ、8月末の、先ほど部長が答弁いたしました時期で、財政シミュレーションなり、あと施設の整備計画というものが大幅に見直しがあるというようなことで、本来であれば、6月の議会に基本計画の取りまとめたものをご報告ということを考えておったんですが、そちらの方の進み具合によって、12月中に締結しようとしています基本協定、これの時期にもちょっと影響してきますけれども、まだ時期的にはそれがいつになるかというのは、大変申しわけありませんけれども、この場ではちょっとお答えできません。 840 ◯委員長(近藤 忍君) ほか、ございませんね。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 841 ◯委員長(近藤 忍君) 質疑終局と認め、以上で水道事業会計の審査を終わります。  ここで暫時休憩いたします。                                 (午後3時47分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時52分) 842 ◯委員長(近藤 忍君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第12号から議案第17号及び議案第34号の討論を一括して行います。  まず、反対者の討論を求めます。鈴木委員。 843 ◯委員(鈴木秀子さん) 日本共産党市議団を代表し、私からは、議案第12号ないし第15号、並びに第17号の5議案について、反対討論を申し上げます。  まず、議案第12号 平成28年度木更津市一般会計予算について、反対討論を申し上げます。  平成28年度一般会計予算の収支総額は405億3,000万円であります。確かにこの総額の中には、住民要望に応えるものがたくさんあることは承知しております。しかし、当初予算には市長の政治姿勢があらわれているものであります。  第1に、本市の財政悪化の原因となった、今までのアクアラインやアカデミアパークの関連大型プロジェクト事業の推進に反省を加えることなく、金田地区の開発に、水道事業を含めて、金田東・西両地区の総事業費ベースで270億円、市単独負担総額140億円という、莫大な税金投入をすることによって進める、開発優先の政治姿勢であります。平成28年度は、金田西地区土地区画整理事業に、負担金として平成27年度当初予算とほぼ同額の5億3,000万円の予算計上であります。また、将来の財政悪化を懸念しながら、市民総意でもない旧庁舎跡地に100億円を超えるだろう新庁舎建設の基金を、平成28年度では2億円余りも積み立て、着々と進めようとしていることも問題であります。  第2は、新たに進出してきた企業への誘致奨励金は1億4,600万円の支出といった、大企業や特定企業を優遇し奉仕する予算であります。  第3は、開発優先、大企業や特定企業を優遇、奉仕をする一方、市民には高い国民健康保険税、高いごみ袋代の存続、高い保育料、さらに議会費の経費節減の不徹底、住宅リフォーム助成は耐震絡みだけで、中央公民館改築も進まない、清川駅のプラットフォーム改善の住民要望に対して背を向けたまま、渦巻く福祉、暮らしへの施策は後回しの予算編成であります。開発を優先しながら、市民の福祉、暮らしは後回しの予算編成だと言わざるを得ません。  平成28年度一般会計予算には反対であります。  次に、議案第13号 平成28年度木更津市国民健康保険特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  全体予算は168億5,770万円であります。滞納世帯に対する国民健康保険証の取り上げが続いており、資格証明書では医療費全額負担のため、病院に行くのを控え、病気をこじらせて命が絶たれる事態も発生しております。資格証明書発行数は1,584世帯を超え、県内54市町村中、発行率も制裁率も相変わらず県下1番、トップであります。1人当たりの国民健康保険税調定額は10万1,520円、1世帯16万8,974円となり、近隣4市では一番高い状況であります。一般会計より当初予算からの繰り入れによって、高くて払えない市の国民健康保険税を引き下げ、市民の命と健康を守るべきであります。  議案第14号 平成28年度木更津市後期高齢者医療特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  後期高齢者医療制度は、医療給付費8兆円の削減まずありきとして編み出した、世界でもまれなものであります。75歳以上を勝手に後期高齢者とレッテルを貼り、家族から切り離し、年金から天引き、施行されてから8年を経過いたしました。平成26年度から1人当たりの平均保険料が、千葉県では1,064円、1.6%の値上げでありました。保険者は千葉県後期高齢者医療広域連合でありますが、高齢者いじめに加担することは許せません。  議案第15号 平成28年度木更津市介護保険特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  平成27年度からの第6期介護保険事業計画では、保険料の基準年額が5万9,400円と、2,600円、約4.6%の値上げがなされました。基金の取り崩しや、保険料徴収段階を8段階から11段階に増やし、所得に応じた見直しをするなど、極力値上げをしないよう工夫したと努力は認めますが、被保険者の負担増です。また、介護保険料を払っても特別養護老人ホームに入所できない待機者が、いまだに341人にも及んでおります。保険あって介護なしと言われる、介護保険制度に基づく予算に賛成するわけにはまいりません。  議案第17号 平成28年度木更津市公共下水道事業特別会計予算について、反対討論を申し上げます。  当初予算は歳入歳出総額73億5,000万円でありますが、その中で突出しているのが金田地区の開発関係事業費であります。金田西1号幹線雨水関係建設事業費2億8,010万円、金田西地区枝線管渠整備事業費8億2,954万円、金田西雨水ポンプ場建設21億180万円を含む、総額32億1,144万円にも上るものです。公共下水道予算総額に占める割合は43.7%であります。真舟地区の住民も、国道410号線沿いの近くの祇園1丁目、2丁目の住民も、その他の地区住民も、首を長くして、いつかいつかと公共下水道の延伸、敷設を待っているのに、金田が終わってからと後回しにされております。公共下水道事業は金田の新都市づくりが最優先、ほかの地区は後回しでしょう。ご承知のとおり、公共下水道事業会計では、現在ですら200億円を超える大借金を抱えております。年度末には220億円を超えようとしております。年間予算額のちょうど3倍に及ぶ借金を抱えているといった異常な事態なのに、またまた金田関係で大借金しようというのは、余りにも無謀です。撤回を求めます。  以上が反対理由であります。 844 ◯委員長(近藤 忍君) 次に、賛成者。國吉委員。 845 ◯委員(國吉俊夫君) 私は、議案第12号 平成28年度木更津市一般会計予算外、5つの特別会計予算について、賛成の立場で討論を行います。  国が経済成長や少子高齢化という懸案に真正面から挑戦するために、1億総活躍社会の実現に向け、取り組みを進めている中、本市においては、これまで着実に積み重ねてきた施策の成果や、東京湾アクアライン料金引き下げの波及効果により、まちの活力は向上していると、市長は施政方針において述べられました、これらの効果も一因となって、新年度予算は歳入の根幹となる市税が前年度比率3.3%、5億9,000万円ほどの増となっておりますが、歳出では、中郷小学校の建設、道の駅等交流拠点整備、扶助費の増加など、さまざまな行政需要に対応する事業を盛り込み、2年連続で400億円を超える、過去最大の大型予算となっております。  この3日間の審査におきまして、限られた予算を各事業執行部局がいかに効率的に執行すべきか、苦心していることが十分に伝わりました。特に医療保険対象外の不妊治療への一部補助、こども園、放課後児童クラブ新築への補助、公立保育園の待機児童解消に向けた臨時保育士の処遇改善など、今、取り組まなければならない子育て環境の充実に対応されており、人口も増加し、まちの活力も向上している本市の勢いをさらなるものとするため、子育てに限らず、的確に行政需要を把握し、早急な対応を進めていただきたいと考えております。あわせて、昨年見直しを行った中期財政計画に掲げた2つの基本目標である、計画的な財政運営と財政運営の強化に取り組み、将来にわたる成長可能な財政基盤の確立に努めていただきたいと考えております。  また、議案第13号 平成28年度木更津市国民健康保険特別会計予算の外4つの特別会計予算につきましては、各会計において実施すべき必要な各種施策が盛り込まれているものと認めるところであります。  最後に、一般会計、特別会計を通じ、本委員会での多くの意見や要望などを真摯に受けとめ、早急に調査、研究を行うなど、今後の行政運営に十分反映されることをお願いいたします。また、限られた財源を有効に活用するとともに、創意工夫を凝らし、効率的な執行に努められるよう強く要望いたしまして、本予算案に賛成するものであります。 846 ◯委員長(近藤 忍君) 反対者。          〔発言する者なし〕 847 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成者。重城委員。 848 ◯委員(重城正義君) 私は、議案第34号 平成28年度木更津市水道事業会計予算について、賛成の立場から討論いたします。  初めに、平成28年度の給水収益は、一般家庭での節水意識の向上、トイレや洗濯機などの節水型機器の普及、飲料水のペットボトル化等により、減少する見込みとなっておりますが、長期前受金戻入の増加等により、平成28年度収益的収支予算の収入額は、前年度に比べ1,214万円の増、42億6,437万1,000円となっております。一方、支出額は、金田配水場の減価償却が始まるため、減価償却費が増加したことなどにより、前年度に比べ2,826万2,000円の増の38億7,377万円となっております。その結果、収益的収支では黒字予算となっております。次に、資本的収支予算の支出額は、前年度に比べ1億7,826万4,000円減の、15億4,844万4,000円を計上しておりますが、浄水場施設改修事業、老朽管の更新事業、石綿管の更新事業等、安定した給水を確保する上で必要な事業を実施するものと認められます。今後は施設・設備等の老朽化に伴う更新投資の増大など、経営環境は厳しさを増しつつあるところですが、中長期的な視点に立った経営基盤の強化、健全化及び財政マネジメントの向上等を強く要望し、水道事業の統合・広域化に向け、さらなる推進を期待しつつ、原案に賛成をするものであります。  以上。 849 ◯委員長(近藤 忍君) 反対者。          〔発言する者なし〕 850 ◯委員長(近藤 忍君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 851 ◯委員長(近藤 忍君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第12号 平成28年度木更津市一般会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 852 ◯委員長(近藤 忍君) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案どおり可決されました。  次に、議案第13号 平成28年度木更津市国民健康保険特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 853 ◯委員長(近藤 忍君) 起立多数であります。よって、議案第13号は原案どおり可決されました。  次に、議案第14号 平成28年度木更津市後期高齢者医療特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 854 ◯委員長(近藤 忍君) 起立多数であります。よって、議案第14号は原案どおり可決されました。  次に、議案第15号 平成28年度木更津市介護保険特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 855 ◯委員長(近藤 忍君) 起立多数であります。よって、議案第15号は原案どおり可決されました。  次に、議案第16号 平成28年度木更津市公設地方卸売市場特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 856 ◯委員長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第16号は原案どおり可決されました。  次に、議案第17号 平成28年度木更津市公共下水道事業特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 857 ◯委員長(近藤 忍君) 起立多数であります。よって、議案第17号は原案どおり可決されました。  次に、議案第34号 平成28年度木更津市水道事業会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 858 ◯委員長(近藤 忍君) 起立全員であります。よって、議案第34号は原案どおり可決されました。  以上で、当特別委員会に付託されました議案7件についての審査は全て終了いたしました。  閉会に当たり、滝口議長からご挨拶をお願いいたします。滝口議長。 859 ◯議長(滝口敏夫君) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  予算審査特別委員会委員並びに執行部の皆さん方におかれましては、先週の木曜日から今日までの3日間の長きにわたり、7議案につきまして、慎重審査をしていただきました。心から感謝を申し上げる次第でございます。  審査の過程の中でいろいろな質疑が執行部と取り交わされました。私もここにいる時間帯、拝聴をいたしておりましたけれども、若干、予算審査特別委員会の委員の要望、意見、結論までの質疑がなくて、その段階で終わったしまったということに対しては、多少、残念だなと、もう少し実質審査があってほしかったなというのが、実感でございます。しかしながら、今現在置かれている本市の実情を、執行部の皆さん方も特に再認識されて、今後の市政運営に取り組んでいただきたいと思うわけでございますが、本日の閉会に当たり、こちらに10名ほどのこの3月の議会をもって退職をなさる幹部の方々がいらっしゃいます。実質審査はこの3日間をもって終了したというふうに私は思っております。長きにわたり、本市の市民のために、福祉向上のためにご活躍いただいたことに対しまして、この場をかりて、衷心から御礼と感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうこざいました。これからはご退職なさる方々につきましては、それぞれの立場で、一市民として、また高い次元から、本市のためにご活躍いただかなければならないというふうに思っております。よろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  最後になりましたが、新しい予算も18日の本会議をまだ経ておりませんけれども、ひとつ予算の執行に当たっては、十分な執行部としての、ポリシーを持って、予算の執行に当たっていただくことをお願い申し上げ、3日間にわたる、皆様方の質疑に対し感謝を申し上げ、ご挨拶にかえさせていただきたいと思います。  本当にありがとうございました。 860 ◯委員長(近藤 忍君) 次に、渡辺市長からご挨拶があります。渡辺市長。 861 ◯市長(渡辺芳邦君) それでは、一言ご挨拶をさせていただきます。  予算審査特別委員会の委員の皆様におかれましては、3日間にわたり、慎重かつ熱心にご審査をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま、平成28年度木更津市一般会計予算を初め、提案いたしました7議案につきまして、いずれも原案どおり可決を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。  なお、審査の過程におきまして、さまざまなご指導、ご意見、またご要望をいただきました。今後、事業の推進に当たり、十分に留意、また反映させるとともに、予算の適正な執行に努めるよう、職員ともども努力をさせていただきますので、引き続きのご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。  また、来る18日の本会議におきましても、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げます。  先ほど議長からも、これから退職する10名の職員に温かいお言葉をいただきました。それぞれの職員が新しい場所でまた活躍されると思います。引き続きのご指導を賜りますよう、重ねてお願いを申し上げます。  本当にありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 862 ◯委員長(近藤 忍君) 以上で予算審査の日程は全て終了いたしました。長時間にわたり、慎重なご審査をいただき、大変ご苦労さまでございました。  以上をもちまして、予算審査特別委員会を閉会いたします。                                 (午後4時14分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...