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平成26年予算審査特別委員会 名簿 2014-03-07
平成26年予算審査特別委員会 本文 2014-03-07

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  1. 木更津市議会 2014-03-07
    平成26年予算審査特別委員会 本文 2014-03-07


    取得元: 木更津市議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時58分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(岡田貴志君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより予算審査特別委員会を開会いたします。  また、草刈議員、鈴木議員、斉藤議員、大村議員が傍聴されておりますので報告いたします。  ここで、審査の適正な進行を図るため、私の方から委員並びに執行部の皆様方にお願いをしておきます。質疑並びに答弁は、挙手をし、委員長の許可を得て起立し、簡潔明瞭かつ的確にお願いいたします。特に執行部におかれましては、質疑を真摯に受けとめ、答弁をお願いいたします。また、答弁者は最寄りのマイクになるべく近づいて答弁されるよう、お願いをいたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、第40款土木費の審査をお願いするわけでありますが、土木費を2回に分けたいと思います。最初に、土木費のうち、84ページから88ページまでの第5項土木管理費から第20項港湾費及び109ページの第55款災害復旧費について審査願います。  まず、84ページから88ページまでの第40款土木費のうち、第5項土木管理費から第20項港湾費までについて、ご質疑を願います。田中委員。 3 ◯委員(田中紀子さん) 88ページの木更津港湾整備事業県負担金についてお聞きします。  この負担金は、年度によって、予算と決算とで2,000万円以上の乖離があります。今年度の倍以上の平成26年度予算です。そこで、今年度の整備状況、また平成26年度の内港地区、木更津南部地区について、具体的にどのような整備計画なのか、ご説明ください。 4 ◯委員長(岡田貴志君) 高浦課長。 5 ◯みなと再生推進課長(高浦 浩君) 港湾整備事業の負担金についてのお尋ねでございますけれども、まず、平成25年度の状況を申し上げます。  内港地区に関しましては、自衛隊の南側と内港公園、いわゆる出島の間にあります埋立地がございますけれども、そちらを今整備しておりまして、道路ですとか緑地関係に320万円、それから内港で申しますと、出島の裏側に漁船の係留施設を計画してございますけれども、そちらの設計に約130万円、それから内港内の係留の補修等に60万円、そのほか江川地区の土どめ工に60万円、それから南部地区でございますけれども、F岸壁の防舷材、船が停泊する場合の緩衝材、そういったものの補修に620万円ほどということで、今年度の事業費でございますけれども、決算見込み額といたしまして、1,190万円弱ぐらいになるかと思いますけれども、そういった額が今年度の状況でございます。  続きまして、平成26年度の予定でございますけれども、先ほど申しました埋立地の工事がまだ若干残っておりまして、そちらに約170万円、内港部分ですけれども、係留施設の整備に600万円、それから現在の係留できております部分の補修等に180万円、それから江川地区の土どめですとか、公園の関係で450万円、それから、次に南部地区になりますけれども、南部地区の防舷材、また岸壁が広うございますので別の箇所になりますけれども、そちらの防舷材の設置と橋りょうの塗装、これは南部地区にかかる赤い橋があるのをご存じかと思いますけれども、そちらの塗装部分で1,540万円ほど、合わせまして今回2,936万1,000円を計上させていただいております。  以上です。 6 ◯委員長(岡田貴志君) ほかに。後藤委員。 7 ◯委員(後藤 秀君) おはようございます。  87ページの橋りょう長寿命化修繕事業費4,000万円、これはどの橋りょうを修繕するのか。お答えをお願いします。 8 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。
    9 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) この4,000万円につきましては、800万円を設計委託費として22橋を予定しておりまして、実際修繕する橋りょうといたしましては9橋でございます。その9橋につきましては、十日川水門橋、呑堀橋、小浜橋、下内橋、東木谷沢橋、第1日の宮橋、大亀田橋、打越橋、上烏田橋、以上でございます。 10 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 11 ◯委員(後藤 秀君) 今おっしゃっていただいたその橋、現況はどのような状況になっていますか。 12 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 13 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 本年度実施しました橋りょう長寿命化修繕計画の中での判定は、健全度がA・B・C・D、4ランクに分かれているんですけれども、一番悪いDが8橋、Cが1橋でございます。 14 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 15 ◯委員(後藤 秀君) 続きまして、86ページの道路補修事業費、これは平成26年度予算は1億2,000万円で、平成25年度予算が1億5,000万円になっていますけど、その決算見込みは残して少しは繰り越しが出るのかどうか。 16 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 17 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 今年度予算の1億5,000万円につきましては、使い切る予定です。 18 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 19 ◯委員(後藤 秀君) そうしますと、平成26年度は約3,000万円減額になっていますよね。これで足りますか。要望がかなりあちこちから出ていると思いますけど。 20 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 21 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 要望件数が年間で1,000件を超えるぐらいあります。今年度1億5,000万円使い切りますので、1億2,000万円で不足するかもしれませんが、その場合は補正対応でいきたいと思います。 22 ◯委員長(岡田貴志君) ほかに。近藤委員。 23 ◯委員(近藤 忍君) 橋りょう長寿命化計画に関して、関連でお聞きしたいと思います。  今回9橋、対象橋があるということですが、それらの橋りょうについて、全て設計荷重が現在の道路橋示方書の基準を満たしているのは確認済みでしょうか。つまり、弱い橋りょうは補強したって基本的には無理ですので、その確認は全てとっている橋りょうなのかどうか、お願いします。 24 ◯委員長(岡田貴志君) 鈴木副主幹。 25 ◯土木課副主幹(鈴木陽一君) この橋りょうにつきましては、設計上、設計荷重に問題がないということで設計しております。 26 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 27 ◯委員(近藤 忍君) 多分、今名前を挙げた橋はみんな橋長が5メートル程度ぐらいの短い距離がほとんどだとは思いますけれども、場合によっては補修よりもかけかえてしまった方が安い、ボックスで置きかえた方が安い橋りょうとかも出てくると思うんですが、来年行う設計の中、全て補修を前提とした設計なのか、それともそこまでの工法比較までを考えた設計とされるのか。そこについてはどのように考えていますか。 28 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 29 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 今年度の橋りょう長寿命化修繕計画の中で、かけかえなければいけないようなものについては、そういう判定が出ていますので、その計画の中から外れておりますので、今回挙げておりますのは、修繕で対応するということで考えております。 30 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 31 ◯委員(近藤 忍君) 補修というのは結構、下をブラストではつったり、モルタルを塗ったり、案外人件費と特殊素材を使うもので、補修って結構金がかかるんですよ。だから、それくらいだったら思い切って、その橋が、小さいものだったら取っ払って新しい橋をかけた方が安いというものも出てまいりますので、そこを一回前提に、補修した方が安いのかどうかということも最初の選択肢として入れて、長寿命化を考えていただいた方が多分トータルの投資額は安くなると思うんですが、それをちょっと念頭に置いて進めていただければと思います。 32 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 33 ◯委員(重城正義君) 84ページでございます。説明欄の4の(5)地籍調査事業費、これは昨年100万円で、来年が1,400万円ということで、恐らくこれは13節委託料の4,953万円で、全て委託だと思うんですけれども、これも増の理由とそれからどのような事業の内容なのか、まずお答えください。 34 ◯委員長(岡田貴志君) 太田参事。 35 ◯都市整備部参事土木管理課長(太田美夫君) 地籍調査事業でございますが、平成25年度は地籍調査の事前準備といたしまして、真舟地区の区画整理換地座標、こちらの方は日本測地系で設定されていたため、世界測地系への座標の変換の業務委託を行ったものでございます。平成26年度からは本格的な地籍調査に入ってまいりますが、まずは請西地区の調整区域の一部、0.35平方キロ、272筆について、現地の境界立会を実施し、現地測量及び筆ごとの地籍図の作成に向けての事業費を計上させていただいたものであります。  以上です。 36 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 37 ◯委員(重城正義君) では、それはわかりました。  その下の建築指導費の中で、報酬28万5,000円があるんですけれども、この建築審査会委員報酬、これは昨年は見当たらなかったんですけれども、これはどのくらいの開催をして、委員の数であるとか、要はどのようなことを検討されるのか、その点についてお答えください。 38 ◯委員長(岡田貴志君) 安田参事。 39 ◯都市整備部参事建築住宅課長(安田 勇君) まず、この建築審査会でございますけれども、建築審査会は、本市は今まで小規模な建築物の確認申請などを扱う限定特定行政庁でございますけれども、この4月から全ての建築物に対しまして業務を行う特定行政庁に移行することに伴いまして、4月から設置するものでございます。その役割なんですけれども、大きなものとして2つあります。1つ目は、特定行政庁が許可をするに当たり、同意・不同意の判断をすると、2つ目としましては、特定行政庁や建築主事の処分などに対する審査請求がなされた場合に採決を行うということでございます。1つ目がちょっとわかりにくいので、若干補足説明させていただきますけれども、通常は、建築物を建てる場合には、建築基準法に基づきます確認申請を事前にとっていただければ、それで足りるわけですが、その建築計画が建築基準法のある条項に合致しない場合には、確認申請の前に許可を事前にとって、その後に確認申請をするといったようなケースがございます。例えば、敷地が道路に接していない場合の例外許可であったり、あるいは用途地域に合わない用途の建築物を建てるような場合の例外許可であります。そういった許可を特定行政庁がする場合には、建築審査会の同意が必要だということであります。  人数でございますけれども、5名でございます。建築基準法に定数を5名または7名という規定がありますが、県内の他の特定行政庁の状況を踏まえまして、昨年6月議会で、木更津市建築審査会条例を制定させていただきましたけれども、その中で5名というふうにさせていただいております。  また、審査回数でございますが、2ヶ月に1回、年間6回で、4月に初年度ということで委嘱状交付式をあわせました、第1回目を開催するということで、来年度は合計で7回を予定しております。  また、報酬につきましては、7,500円ということです。こちらにつきましても、県内の他の特定行政庁の状況を勘案して決めさせていただきました。  この28万5,000円でございますけれども、5名の7回と、全国規模の審査会長会議というのがございまして、こちらが3日間にわたるということで、3をプラスしまして、延べ38人分ということで、7,500円掛ける38で、28万5,000円ということになっております。  以上でございます。 40 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 41 ◯委員(重城正義君) 内容は大体わかりました。4月に初会合を開くということでございます。もうあと3週間しかないんですけれども、その委員というのはほとんどもう内定をしているのか。それから、民間の方だと思いますけれども、その業種的なもの、氏名は結構ですから、まずお答えください。 42 ◯委員長(岡田貴志君) 安田参事。 43 ◯都市整備部参事建築住宅課長(安田 勇君) 4月からということで準備を進めさせていただいておりまして、現在、内諾を得ている段階でございます。委員につきましても、建築基準法の方に法律、経済、建築、都市計画、公衆衛生、行政の分野からの有識者を選定すると、その中から5名ないし7名という規定がございます。内諾をいただいている段階ですが、どういった方かと申しますと、法律の分野で市内の法律事務所の弁護士の先生、建築の分野では千葉大学の先生、都市計画につきましては元千葉県の開発審査会の委員でありましたり、現在木更津市の都市計画審議会の委員でもあられます民間のコンサルタントの先生、公衆衛生につきましては木更津高専の先生、行政につきましては元千葉県の建築関係の職員のOBの方をお願いしておりまして、内諾を得ているような状況でございます。  以上でございます。 44 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 45 ◯委員(重城正義君) では、歳出の関係はわかりました。  歳入の関係でお願いがございます。  24ページの中段に市営住宅の住宅使用料現年度分4,275万8,000円という数字が載っております。来年から予算書に載せる場合には、賦課の額は多分はわかると思いますから、あと掛けるのこと何%ぐらいを見込んでこの4,200万何がしになるのかという、そういう計算式を一筆入れていただきたいと思います。これは要望です。  以上です。 46 ◯委員長(岡田貴志君) ほかにございますか。宮木委員。 47 ◯委員(宮木康弘君) 先ほどの田中委員の質疑に関連してしまうんですが、増額理由は先ほどの質疑の中でわかりました。それで、みなとまち木更津のシンボルであります内港について、県の方から整備計画として進展等、何か話があったのか、ちょっと確認させてください。 48 ◯委員長(岡田貴志君) 高浦課長。 49 ◯みなと再生推進課長(高浦 浩君) 内港の整備の進捗ということでございますけれども、内港につきましては、緑地の埋め立ての計画がございますけれども、そこにつきまして、平成24年度にはボーリング調査を行っております。しかしながら、その合意につきまして、設計ですとか、そういう段階になりまして、関係者と、使用者と調整を続けているわけなんですけれども、埋め立てについてまだ使用者側との調整が図られておりませんで、了承を得られない状態が今続いておりまして、鋭意交渉は続けているんですけれども、そういった状況でございます。  以上です。 50 ◯委員長(岡田貴志君) 宮木委員。 51 ◯委員(宮木康弘君) そうしますと、内港の整備計画の今後のスケジュールというのもまだ見通しがないということですか。 52 ◯委員長(岡田貴志君) 高浦課長。 53 ◯みなと再生推進課長(高浦 浩君) はい。つい先だっても木更津港湾事務所と協議の場を持っておりますけれども、今のところ、明確なスケジュールというのは示されておりません。  以上です。 54 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 55 ◯委員(近藤 忍君) では、2点ほど。  1点目ですが、街路灯関係費、86ページにありますが、環境省が本年たしか2月だったと思いますけど、人口15万人以下の小規模自治体に対して、街路灯をLED化することを導入する補助事業というのを始めております。これは平成26年度の街路灯については、それを考慮しているのでしょうか、ということが1点目。  2点目、87ページに、新規事業として潮浜歩道新設事業費ということで、あそこは健康増進センターいきいき館の後ろにある歩道の両側の陸上部分に歩道を設置するという事業を行おうとしています。これは築地にイオンができることによって、その歩行者動線処理ではないかなと思うんですが、そうすると、それを渡ってきた人が、今度はこちら側を歩く中で、潮浜緑地の中の歩道の整備をあわせて行わなければならないのではないかというように感じますが、その辺の位置付けとその周辺整備をどう考えているのか。  以上、2点お願いいたします。 56 ◯委員長(岡田貴志君) 太田参事。 57 ◯都市整備部参事土木管理課長(太田美夫君) まず、私の方から、街路灯関係費、こちら道路照明管理費ということで予算計上されてございますけれども、こちらの方につきましては、現在、道路照明灯が市内におおむね1,000基ほどございますけれども、こちらの電気料の予算を計上させていただいております。今後、委員おっしゃいますように、照明灯のLED化につきましては、土木事業の照明灯の整備費で対応していくものと考えますが、交通安全施設整備事業の道路照明灯につきましての維持管理費、こちらの方で対応していくものと考えます。LED化については、今後検討して、可能なものから考えていくものと思います。  以上です。 58 ◯委員長(岡田貴志君) 川名副課長。 59 ◯土木課副課長(川名好孝君) 潮浜歩道橋の関係でございます。現状は潮浜地区から健康増進センターいきいき館への専用の通路であったわけなんですけれども、これを延伸いたしまして、16号と接続することによりまして、潮浜地区と築地地区を一体化させるという目的でございます。沿路の整備の関係がございました。沿路は縦断方向で既に整備済みでございますので、現状の市道へのタッチを考えております。  以上です。 60 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 61 ◯委員(近藤 忍君) 確かに沿路の中に舗装されている部分等もあるんですが、歩車道の境界の部分とかがもう随分水たまりが多く出ていたり、要は整備水準がかなり低い状態のままと私は認識しておりますので、あわせて今後の課題というところにもなるかとは思うんですが、せっかく歩行者動線をそちらに引っ張ってくるのであれば、もうちょっと整備水準をしっかり上げるような再整備が必要じゃないかということで、申し上げさせていただいております。  街路灯のLED化については、環境省の方も補助事業としてメニューで取り組んでいるようですので、そちらについてご検討いただき、対応を考えていただければと思います。  私は以上です。 62 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 63 ◯委員(田中紀子さん) 潮浜の歩道の新設のことで関連です。  もう一回確認なんですが、イオンが進出することで、交通量が増えると思いますが、周辺の歩道や道路、交通標識など、これから整備はまだ今後もありますでしょうか。確認したいんです。潮浜周辺。 64 ◯委員長(岡田貴志君) 木村主幹。 65 ◯土木管理課主幹(木村良雄君) イオンの周辺のところなんですけれども、イオンの周りの道路につきましては、県警協議が歩道の箇所とか出入り口、そういう関係で終わっております。県警から回答をいただいております。  以上です。 66 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 67 ◯委員(田中紀子さん) イオンからちょっと遠いかもしれませんけど、学校給食センターの前の道路で、川沿いのところで、木更津市が駐車禁止としているところ、あそこは駐車禁止とあるけれども、よく車がずっと止まっていたりするんですね。あそこはいつまであんな状態なのか、歩道ではないし、駐車禁止と木更津市だから警察じゃないんですよね。あれだけ車が止まっているんだったら、もう駐車料金取っちゃったらいいのかなとか、勝手に思っちゃったんですけど、ああいう整備はまだ全然考えていないんですよね。 68 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田部参事。 69 ◯都市整備部部参事(鴇田隆一君) 今言われた近藤委員のお話と同じだという形でいますけど。緑地のところ、もう20年前ぐらいですかね、ちょうどあの道路の要は東側というんですか、片方はつくったんですけど、向こうについては今言ったように駐車禁止もなっていません。あえて車とか置かれていたので、管理課の方で協力依頼と言うんですけれども、駐車しないでくださいと看板は掲げています。最終的には、当時は片方をつくった後でもう一方をつくる予定だったんですけど、延び延びになったのが現状です。今申し上げたように、桜井の方たち、歩く人がいるだろうということで、今回、築地の関係で動いたので、これは、早急にちょっと内部調整させていただいて、歩道ありきで、今言ったように緑地の中もきちんとした通路を確保すべきかなと思っています。それで安全確保できるかなと思っています。そのままになっていたというのが正直なところです。 70 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 71 ◯委員(田中紀子さん) では、あと一つ要望なんですけど、イオンとかに車が来て、よそから高速で来てまた帰るという場合もあると思うんですね。木更津市内あちこちにインターがあるんですけど、私も一回あるインターから、茂原に行きたくて乗ったら、間違えて姉崎の方に行ってしまったと。つまり、インターに入ったら、茂原に行きたいときに、千葉方面なのか、館山方面なのか、どちらに行ったらいいかというときに間違えたことがあるんです。だから、よそから来た人が帰るときに迷わないように、高速道路への誘導、帰るときのおもてなしの感じで、ちゃんと案内表示、新しい道へもアクセスがちゃんと行けるように。来るのはいいけど帰るとき迷われる方が多いと思うので、そこのところを要望していただけたらうれしいなと思います。 72 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田部参事。 73 ◯都市整備部部参事(鴇田隆一君) 今、田中委員が言われたので、実際、圏央道ができたときですかね、アクアライン方面から来るときの道路の案内がやはりちょっと難しいというか、正直言って、方向を間違えた人が結構おりました。その旨は私どももネクスコ東日本管理事務所に言って、その後は直したりしていますので、今度はイオンに来て帰る方が、国道を通るのが一番いいかなと思うんですけど、あるいはアクアラインというか、高速に乗ったときのジャンクションの周りですよね。その辺はまたちょっと煮詰めるというか、いろいろ意見が出たときに、市から管理事務所とかへはお伝えできると思います。 74 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 75 ◯委員(座親政彦君) 86ページの説明欄の(3)に道路清掃事業費というのがあるんですが、ちょっと私もその知識がなくて、単純な質疑なんですけれども、先月2回ほど大雪が降りまして、除雪車が出たのか出てないのかよくわからないんですけれども、仮に出たとしたら、そういう予算というのはこの項目になるのかどうか。もしほかのところにあったら恐縮なんですけれども、それを教えていただけますか。 76 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 77 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 今回の降雪によります除雪は2回ほど行ったんですけれども、結構費用がかかっておりまして、予算の執行残を流用したものです。この道路清掃事業費も流用は多少使っております。あとは先ほど出た道路補修のお金ですとか、そういったものを充てております。 78 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 79 ◯委員(座親政彦君) ちなみにその2回でどれぐらいの車両が出て、おおむねどれぐらいかかったというのはわかりますでしょうか。 80 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 81 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) まず、どのくらいの車両というと、除雪の機械、10社で14台、タイヤショベル、グレーダーは1機か2機だったと思いますけど。費用は1回目で約800万円ぐらいかかっております。2回目で500万円程度かかっております。  以上です。 82 ◯委員長(岡田貴志君) ほか。大野委員。 83 ◯委員(大野俊幸君) 3点お聞きしますが、金田インターの出口に設置してあります広告看板のお店の内容なんですけれども、袖ケ浦の施設が掲載されてあるんですけど、前にもちょっと話したかもしれないんですけど、これについての区分は、どのように……。ただ単に募集して、袖ケ浦の業者からも来ているんだけど、木更津の店屋がはじかれているのかとか、順番でとか、先着順だとか、そこら辺のご説明を願います。  2点目が、先ほど来、港湾の、過去のもうかなりの前から何億円とお金をかけて、港湾整備のことをやっているんですけれども、あの出島の県の港湾事務所に許可をとって、一昨年と昨年と何かイベントをやって、かなり木更津市内、ほとんど西口でしょうけど、苦情が出ていたと思うんですけど、本市の方で公演だか何だかわからないんですけど、把握していないのでというような苦情がたしか多かったはずなんですが、それについてどのような考え方を持っているのか。
     3点目、人件費のことで絡めて言いますけど、一昨日、職員課長から休職者が5名というご答弁がありましたが、ちょっと腑に落ちなかったので後で確認したんですけど、3ヶ月以上お休みになっている方が休職者ということで5名ということですか。では逆に3ヶ月以内のお休みになっている方は、休暇と呼ぶんですか、たまたま営繕課長がずっといらっしゃらないので、それが5名に入っているのかちょっとわからないですけれども、何人ぐらいいらっしゃるんですかね、休んでいる方。 84 ◯委員長(岡田貴志君) では、金田インターの方から。鴇田次長。 85 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) 金田インター付近の公共案内看板についてですが、確かに私ども駅前の整備の中で、デジタルサイネージをつけるときに、市内業者を優先したらどうだ、料金も考えたらどうだというご意見はちょうだいしておったところでございます。その中で検討させていただいた中では、デジタルサイネージの場合について検討させていただいたんですけれども、まず申し込みの優先は、市内業者を優先させましょう、ただ料金についての格差をつけるのは、そのときはなかなかできないでしょう、難しいでしょうということで、そういう市内業者の申し込みの優先は、それはさせましょうということで工夫をさせていただきました。  それと、今、実際の金田インター付近のトライビジョンと言われる公共案内看板でございますが、ここにつきましては、どちらを優先しなさいという取り決めが特にございません。実際に今掲載をしていただいている業者につきましては、短期というよりも、長年ある程度の期間を通じてやっていただいてる申込者の方たちでございますので、今年終わったのでもう終わりにしてくださいという、こちらからお断りすることはなかなか難しい話になろうかと思います。当然、そういったところが空きましたらば、私どもも積極的に声をかけさせていただいて、新しい企業に広告依頼をするわけでございますが、その際には極力、ルールとしては今のところございませんけれども、身近な企業の方に使っていただければという思いもございますので、そういった方からお声をかけさせていただくようなことになろうかと思います。現状としてはそういう状況になっています。 86 ◯委員長(岡田貴志君) 高浦課長。 87 ◯みなと再生推進課長(高浦 浩君) では、私の方から、出島の方の苦情の対応ということで、お答えをさせていただきたいと思います。  委員おっしゃる出島の関係のイベントの苦情等というのは、音楽関係のイベントのことかと思います。先だって、管理者の方は確かに県の港湾事務所になります。伺ったところによりますと、1回目からの苦情も多かったということで、スピーカーの位置ですとか向きですとかというのも工夫したというふうには聞いております。また今回もそういった苦情が寄せられているということですので、今後こういったイベントがある際には、港湾事務所等と連携を緊密にして、主催者等々に注意喚起するような形で考えていきたいと思います。  以上です。 88 ◯委員長(岡田貴志君) 萩野参事。 89 ◯総務部参事・職員課長(萩野一久君) 休職者についてのお尋ねですが、先日、2日前ですか、お答えしたのは3月1日現在の数でありまして、休職者が5名とお答えいたしました。そして、病気休暇については、集計しているのが30日以上の休暇、例えばインフルエンザ等で1週間程度休んだのは病気休暇になるんですが、それは集計しておりませんので、30日以上の休暇ということであれば、3月1日現在で3名です。休職者が5名、病気休暇30日以上が3名で、その後、今日7日までの間に病気休暇の3名のうち2名、今、多分委員のおっしゃった職員も含めて2名が3ヶ月、90日を過ぎましたので、休職の方に移行となりました。ですから、今現在ですと7名が休職、病気休暇1名という状況でございます。 90 ◯委員長(岡田貴志君) 大野委員。 91 ◯委員(大野俊幸君) 看板の件でございますが、駅の方のことは市内優先でということで、料金は同じということであります。金田の方が、今ご答弁があったように、市内・市外と余り意識はしていないようなお話だったんですが、どう考えても木更津市で看板を建てて、なおかつ土地も借りているでしょうし、あそこの道路から100メートル以内には本来行政でなければ看板を建てられないということで、非常に優位性があるわけですよね。そういうものに対して、非常に目立つところですから、確かに今、鴇田次長のご答弁があったように、長い契約期間ですと、というようなご答弁があったんですけれども、逆に言うと、袖ケ浦の店屋、業者がそれを、何といいますか、既得権といいますか、そういうもので考えて、市内の業者、店屋で、うちもここに看板を出したいなんていう業者もあらわれるかもしれないんですけれども、料金が同じだというのであれば、ちょっとこの金田の看板の件も、いろいろ今後考えていっていただかないと、何かせっかく市内で業者のためにというような意識が、我々とすればあるんですけれどもね。袖ケ浦の方はそういうことが今までないんでしょうけど、そこら辺もうちょっと考えていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。  それから、港湾のイベントの関係です。これ、高浦課長、裏を返すと、環境部の環境保全条例多分これでしょう。大きな音を余り出すと、これ多分法的に触れると思いますよ、正直言って。気持ち悪くなった人がたくさんいたり、ということです。だから、港湾事務所に、わざわざあそこで大きい音をたてないで、どこか誰もいないところで人を集めてやっていただけるように。近隣には住んでいる方がいらっしゃるんですよ。具合の悪い方もいらっしゃるんですよ。3交代で昼間は寝ている方もいらっしゃる。そういう中でやっているので、さっき言ったように、それは環境部の範疇になるんでしょうけど、あれだけ音が大きいと多分まずいでしょう。だから、そこら辺も踏まえて、今後その港湾事務所に対して本市からきちっと許可を出すときにどのぐらいの音を出しているんだとかということで、許可を出す時にきちっと精査していただいて、判断をあおぐようにしていただけるようにお願いいたします。  それから、休職・休暇の件ですけれども、課長、本当にご病気というか、いわゆる精神的なものと、本当に外科的だとか内科的だとかという、いろんなものでお休みになっている方といろいろといると思いますけれども、ただ、確かに長期休職、3ヶ月ですけど長いと思います。休暇。その方について正直言って危惧しているのが、予算審査特別委員会が始まってずっと申し上げているように、職員の数の問題がかなり今表沙汰にされていますよね。職員が足りないだとか、必ずそういうふうにお話が出るので、1人欠けても正直言ってかなりの戦力ダウンだと思います。裏を返すとやっぱり仕事をしていただく、職務していただく方たちのご本人が出ないというのは、やはりその所属の課も仕事、業務量のダウンにもつながると思いますし、逆に言えば、その課も欠員になってしまっている、休職、休暇をとっている方がいる課の方たちにその分仕事量が増えていくということで、逆に言うと精神的な休職をしている方だけじゃなくて、その周りの方にも迷惑がかかると思いますので、そこら辺について1点だけ、どのような職員課として指導とか対応をされているんでしょうか。 92 ◯委員長(岡田貴志君) 萩野参事。 93 ◯総務部参事・職員課長(萩野一久君) まず、休職者が7名おりますが、委員おっしゃるとおり、最近はメンタルな部分でのお休みが多くなっております。ですから、まず所属長から相談があるんですが、本人にも職員課の方で面談いたしまして、メンタルな部分ですとまず原因の究明ですね。家庭的なことが原因なのか、仕事の面でのことが原因なのか、端的に言えば人間関係が問題ということであれば、次期の異動とかでも考慮いたします。そういったことをやりまして、あとは定期的に病院に行ってもらって、たまにはこちらに来ていただいて、あるいはこちらから病院に行くこともあります。フォローしております。  担当課とすれば、担当課長にお願いするのは、まず一時的に当然人がいなくなるわけですから、その方のやっていた仕事、事務を周りの方に割り振っていただくと。それについては今委員おっしゃるとおり、ほかの職員の負担が増して、周りもメンタルな部分できつくなるという部分もあるかと思います。ですから、今までは、おととい定員管理計画のお話もさせていただきましたけど、臨時職員とか、委託とか、そういうことでの対応も考えておりましたけど、どうしても委託できない部分、職員でないとできないという部分もあろうかと思います。今、985名という定員管理計画になっています。平成28年度には980名、あと5名減らすという計画になっておりますが、先日も申し上げましたとおり、そういった休職者については、特に2年目以降、給与が、人件費が発生しません。そういった総人件費抑制の観点から言えば、例年5人くらい常時休職者がいるという状況であれば、その分定員を弾力的に考えてもいいのかなというふうに考えております。また、出向、派遣職員等もおりまして、要は市役所の中で仕事をしていない職員もおりますので、実質的に各職場で働いている職員数が985名、あるいは平成28年度は980名ですが、実質的に実労働者数ということでの定員管理ということを、今後考えていきたいなというふうに考えております。  以上です。 94 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  それでは、次に、109ページの第55款災害復旧費についてご質疑を願います。近藤委員。 96 ◯委員(近藤 忍君) では、災害復旧費で質疑させていただきます。  平成25年度は40数年ぶりの雪と20数年ぶりの台風ということで、800年に1回ぐらいの大変なことをやっていただいた、土木の方々には大変ご苦労、ご負担が多かったと思いますが、ただ地球温暖化、大きな傾向の中で、どうも最近大規模災害が多発している傾向がございます。その中で160万円の予算を100万円に減少させていると。ある程度枠はもうちょっととっておいてもふさわしかったのではないかと思うんですが、やはりこれは査定による減ということでよろしいんでしょうか。 97 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 98 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 部内調整の結果ということです。災害の場合はくるかこないかわからないので、今年度みたいなものが来たらとても100万円では足りないというのはわかり切っておることなので、その辺は財政担当課も予備費というので十分考えていただけておりますので、とりあえず枠をつくっておけばというふうに考えております。  以上です。 99 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 100 ◯委員(近藤 忍君) 確かに100万円というのは頭出しの枠づくり予算だというようなことで、理解はしております。ちなみに今年はちょっと数が特殊な数字だったと思うんですが、最終的に今年度決算はどの程度見込んでいるのか。先ほどの除雪の1,300万円というのは、災害の範疇として処理するのか、それもあわせてお教えいただければ。まだ取りまとめの最中でしょうから概算で結構です。 101 ◯委員長(岡田貴志君) すぐに出そうですか。時間をあけた方がよろしいですか。〔「ちょっと調べさせていただきます」と呼ぶ者あり〕では、後ほどよろしくお願いいたします。  ほかにございますか。よろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  それでは、以上で、土木費のうち、第5項土木管理費から第20項港湾費及び第55款災害復旧費の審査を終わります。  それでは、答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。                                (午前10時47分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時49分) 103 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に移る前に先ほどの近藤委員の質疑に対する答弁ということで、桑田次長、よろしくお願いします。 104 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 都市整備部全体で予算ベースの金額も含まれておりますので、概算になってしまいますが、台風の方で2億7,700万円、先ほどの除雪も災害というふうに市では捉えておりますので、そちらの方で1,300万円、合計で約2億9,000万円でございます。 105 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、会議に入る前に、窓際で暑い方は上着を脱いでいただいて結構ですので、よろしくお願いします。  それでは、88ページから92ページまでの第40款土木費のうち、第25項都市計画費及び第30項住宅費についてご審査願います。  それでは、ご質疑願います。岡田委員。 106 ◯委員(岡田壽彦君) それでは、まず89ページの(1)定期線引きに伴う都市計画変更資料作成費、(2)都市計画マスタープラン策定事業費、(4)木更津市景観形成に関する調査委託費と質疑させてください。  1,200万円、900万円、995万円ということで、特に金額が大きいので、これはどんなことをするのか、ちょっと内容について伺います。 107 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 108 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) それでは、説明欄に書かれているものについて説明をさせていただきます。  (1)の定期線引きに伴う都市計画変更資料作成費1,200万円でございます。これは定期線引きと申しまして、国勢調査を基準としまして、おおむね5年ごとに都市計画基礎調査というものを実施しているわけでございますが、それに基づきまして行われる定期線引きということでございます。そこでは、都市計画区域の整備、開発及び保全の方針というようなものの変更やあるいは市街化区域、市街化調整区域の線引き、つまり区域区分の見直しをすべきかどうかといったような検討、そういったものが主な作業となります。これを行うことによりまして、一般的には5年とか6年ごとに行われている作業ですので、定期的に見直すことによりまして、その時々の経済情勢、社会情勢を反映したまちづくりが進められることの下地が整うというか、その根本がそこに固まるといったように認識しております。  次に、(2)都市計画マスタープラン策定事業費でございますが、都市計画マスタープランは市の都市計画に関する基本的な方針でございまして、先ほど申し上げました都市計画区域の整備、開発及び保全の方針あるいは今つくっております市の基本構想、こういったものを踏まえまして、それに即して都市計画についての方針を定めるものでございます。これは都市計画の根幹をなすものでございまして、市の全ての都市計画の決定の基本となるものとなります。事業効果といたしましては、こういったマスタープランができることによって、総合的・計画的なまちづくりが進められていく、その下地が整うといったようなことになります。  (4)木更津市景観形成に関する調査委託費でございますが、995万円。内容は景観計画の案の策定、あるいは景観条例の案の策定といったような内容でございまして、市民の方や学識経験者などの意見を伺いながら、景観計画、景観条例の案を策定していくための委託料になります。この景観計画を策定することによりまして、景観まちづくりを行うための基準が整うといったようなことでございまして、木更津市の良好な景観を保全していくとともに、地域に潤いのある生活環境を築いていく環境が整ってくるといったような効果、目的があると思います。  以上です。 109 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 110 ◯委員(岡田壽彦君) ということで、今、課長から説明がありました。非常にまちづくりにとって大事な事業だと、私は思っておりますので、よろしくお願いいたします。  もう1点、92ページの30項住宅費。これは昨年の9月議会で質問いたしました。答弁もいただきました。長寿命化計画、これに対して今回予算が入ってはおりませんけれども、どんな具合なのか、ちょっとお聞かせください。 111 ◯委員長(岡田貴志君) 安田参事。 112 ◯都市整備部参事建築住宅課長(安田 勇君) 市営住宅の長寿命化計画にかかわる予算につきましては、今回、骨格予算ということで計上しておりません。しかしながら、市営住宅の長寿命化計画につきましては、パブリックコメントやあるいは議会に対します説明など、一定の手続を踏んで定めているものでございます。現在では、市民に対しましてもホームページで公開しているような状況でございます。ですから、肉付け予算につきましては、そういった経緯や必要性を丁寧に十分に新しい市長に説明いたしまして、肉付け予算に計上できるように努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 113 ◯委員長(岡田貴志君) 宮木委員。 114 ◯委員(宮木康弘君) 今の岡田委員の方の景観形成に関する調査委託ということで、その関連ということで質疑させていただきます。  この995万円、計画案また条例案の策定の委託費ということで、理解いたしました。そこで、それによって今後の景観計画のスケジュールと。それで、その景観計画ができたから条例制定という形になると思うんですけれども、そこまでのスケジュール、概略でも構いませんのでお聞かせいただければと思います。 115 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 116 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) スケジュールにつきましては、平成26年度において市民の皆様方の参加もいただきながら、先ほども申し上げましたけれども、学識経験者の意見も伺いながら、平成26年度中にある一定のレベルまでの案をつくってまいりたいというふうに思っております。条例につきましても、それと同時にどういった部分を条例化していくというのも、ある程度下地を整えていきたいというふうに思っております。実際にそれらを皆様方にお諮りをして決定する作業は、平成27年度ということで、今のところ大きくそのように捉えております。 117 ◯委員長(岡田貴志君) 宮木委員。 118 ◯委員(宮木康弘君) わかりました。  それでは、景観条例とか景観計画に関しまして、景観法の中でも近隣市との話し合いとか、そういったところがちょっと触れられていたと思うんですけれども、今現在、木更津で言えば袖ケ浦市、君津市などと、景観に関する何か話し合いなどとかは持っているんでしょうか。 119 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 120 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) 会議を正式に立ち上げて行っているという状況ではございませんが、それぞれの研修会や講習会、そういったものの中で、お互いに行き来をしながら情報交換をさせていただいております。特に委員の方も、他市との縁辺部と申しましょうか、その辺がお互いにそごしちゃうとまずいというところだと思いますが、私の方もその辺には十分気をつけながら、そごのないように進めていきたいというふうに考えております。 121 ◯委員長(岡田貴志君) ほか。重城委員。 122 ◯委員(重城正義君) 92ページの上段の方に金田総合高速バスターミナルの計画があるわけでございますけれども、13節委託料の1,402万円は、これは多分業者の委託になると思うんですけれども、その確認です。  それから、19節の負担金の関係151万2,000円、これはどこに支払いをするのでしょうか。  この2点についてお答えください。 123 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 124 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) まず委託料の1,402万円でございますが、それはその下にあります15節工事請負費4億9,400万円とありますが、この工事を行うに当たりまして、バスターミナルの待合室、待合所、そういったものの工事が含まれておりますので、建築工事監理をお願いする委託、あるいは確認申請をとっていくための申請の委託、あるいは細かく土地を、補助金申請上面積を区切る必要がありまして、そのための測量費、そういったものの委託料の合計になります。それと、19節の負担金がございますが、これはその敷地内で使われる水道メーターの負担金で計上させていただいております。  以上です。 125 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 126 ◯委員(重城正義君) では、その件はわかりました。都市整備部の中でもたくさん政策的な計画があると思うんですけれども、大分答弁が長いですので、1人だけ絞って、白熊課長にお伺いしましょう。  市街地整備課で予定した計画があると思うんですけれども、その進捗度、それから現段階で大きな成果があったのか、それから課長として最終的にはどのようなところに落としどころというか、期待しているのか。この3点についてお聞かせください。 127 ◯委員長(岡田貴志君) 白熊課長。 128 ◯市街地整備課長(白熊幸浩君) 私ども市街地整備課の主な事業といたしまして、公園施設長寿命化計画による公園施設の補修・更新と公園の整備がございます。公園施設の補修・更新事業につきましては、平成24年度末の国の緊急経済対策、平成25年度の防災安全交付事業、国の補助金を活用し遊具等の施設の点検結果で顕著な劣化が見られる、遊具に関してですが、Dランクの遊具全ての更新が平成25年度で終了する予定でございます。今後なんですが、同様の補助金を活用し、公園施設の長寿命化計画に則り、事業を進めてまいりたいと思います。  なお、平成26年度としましては、この公園施設の長寿命化計画、予算計上はありませんが、平成25年度末の国の経済対策で、平成26年度に予定していました中の島公園の南側の護岸整備を繰り越し事業で実施する予定でございます。  次に、公園整備についてでございますが、やはり国の社会資本整備総合交付金である吸収源対策公園緑地事業の補助メニューを活用し、区画整理で確保された公園用地について、住宅の立地状況に合わせて順次整備を行っていく予定でございます。平成24年度3ヶ所、平成25年度6ヶ所の整備を行っているところです。今後は港南台地区、羽鳥野地区及び金田東地区において、合計11ヶ所の公園について、同様の補助金を活用して整備していく予定でございます。  私からは以上でございます。 129 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 130 ◯委員(重城正義君) ちょっと答弁がずれているんですけど、要は進捗度的に、例えば3ヶ年計画であれば何%ぐらい終わってますよと、そういうことと、それから課長として最終的にどういうところに期待しているのか。その2点について。 131 ◯委員長(岡田貴志君) 白熊課長。 132 ◯市街地整備課長(白熊幸浩君) 私ども長寿命化計画については、10年計画で、細かい数字はちょっと持ち合わせていませんが、6億円程度の計画を持っております。現在、平成24年度と25年度で1億7,000万円程度の工事が終了しております。進捗率でいきますと、5年計画で3億5,700万円なので、たまたま補助金がうまく活用できたために、進捗率は半分程度になっております。  課長としての方針ですが、要は整備とあと長寿命化計画みたいに維持管理、これについては、やはりバランスをとっていかなくてはいけないと思っています。その中で、やっと長寿命化計画という形で維持管理にスポットが当てられるようになりましたので、それは非常に大きなことなので、それに補助金を使うのと、また公園みたいに整備を行う、それをバランスよくやっていきたいなと、そう思っています。  以上でございます。 133 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 134 ◯委員(近藤 忍君) 今、重城委員の方から話が出ました金田総合高速バスターミナル計画ですが、全体の事業費として5.1億円と極めて巨額に上っておりまして、今回、骨格予算という中で、政策的投資を抑制するというのであれば、本来この5.1億円は政策的投資として抑制すべきことではなかったのかなというふうに思います。金田バスターミナル事業が必要ではないと言っているわけではないんですが、まさに政策的投資の最たるものだと思いますので、これが工程的に年度当初から取りかからないと終わらないとか、また補助金の使用の目的に制限があるとか、そういうようなことが多分背景にあるのではないかと思いますので、そこをご説明願いたいと思います。  2点目ですけれども、91ページ目で、金田西特定土地区画整理事業負担金、約4.9億円、こらちの負担金ですが、大きな額が計上されております。そんな中で、今回の議会ですかね、平成25年度議案としての第12号議案で、都市再生機構との契約変更が3.3億円ぐらいの減ということで、工法の見直しと同時に大規模ロット発注化による入札差金の増ということで、かなり事業費が減になっているところであります。ただ、金田西の場合、県施工というところもあり、余り大規模ロットの発注というようなところが見受けられないところになります。地元業者育成という視点も確かに必要なところではありますが、金田西の事業については、どうしてもURの方と違って自治体負担もありますので、コストカットの取り組み、金田西事業の方がどうなっているのか、そこのところについて報告をいただければと思います。  以上、2点です。 135 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 136 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) まず、金田総合高速バスターミナルの予算を当初予算でというお尋ねなんですが、これにつきましては、議会でもこれまでに何人かの議員よりご質疑をちょうだいしております。また、いろいろな機会において、市民からも、いつできるんですかとか、早い時期につくってくださいというようなご意見もちょうだいしているところです。そういった中で、具体的なスケジュールをしっかり組んで動いたというわけではないんですが、これは少しでも前倒しをして工事を進めていきたい、そういうふうにしていきたいという思いが強くございまして、その関係で財政当局にもお願いをして、当初から予算計上をさせていただいたといったようなところでございます。  それと、コストカットを何か工夫しているかということなんですが、委員もおっしゃったとおり、発注に際しては地元業者の育成という面も多分あろうかと思いますけれども、まとめて発注するということではなく、それぞれのエリアに分けて出されているような状況が見られます。そういった意味では、URがとった手法におけるコストカットというところにはつながらないと思いますけれども、今、この間事業化計画変更の案の中で説明がありましたけれども、今までの補助金交付の中で認められなかった部分が、今回認められるようになって、そういった工夫の中で今、コストをできるだけ下げるようにしていると、全体コストではなくて、持ち出し分のコストをできるだけ下げるようにということは伺っております。 137 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 138 ◯委員(近藤 忍君) 確かにバスターミナルについて必要だと言われている方々が大勢いることもわかっていますが、今の公園の長寿命化で、公園は補正予算で対応できたからいいというところでありましたっけ、市営住宅の長寿命化とか、あと、土地開発公社の健全化のように、もう長期計画がしっかりとあって、本来支出しなきゃいけないところが今回の肉付け予算の中で削られていて、計画に載っていないと言うと多少申しわけないですが、金田のバスターミナルみたいなこの5.1億円がどんと巨額で、骨格予算なのに肉付け予算として乗っているというところのどうもバランス的なところがちょっとあるので、工程的には年度当初から動くとどれくらいの進捗スケジュールでいけるという、もうその工程的な見通しはできているのではないかと思いますので、そこはちょっと説明いただければと思います。  そして、あと、金田西の方ですが、今言ったように管渠と造成とか別々の発注をしますと、どうしても積算上諸経費率が高くなってくるところで、合併施工というのを多分、金田東、URの方はやっていたと思うんですよ。やっぱりそれはある程度考えていただかないと、全体の事業費そのものが抑制できない部分があるかと思います。それについては、確かに県が事業主体というところもありますが、それは市からも協議をしていただければと思いますが、特にこれは県から来られているところもありますので、山口部長、ご見解をひとついただければと思います。 139 ◯委員長(岡田貴志君) 山口部長。
    140 ◯都市整備部長(山口 浩君) 金田の方の西地区、こちらのコスト削減の方策について、いろいろと施工の工夫をする中で、コスト削減が図られるような形で取り組むようにということは、当然のことながら、市も負担しておりますので、これは今後区画整理事務所の方にお願いしていこうというふうに考えます。 141 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 142 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) 工程をしっかり聞いて考えているだろうというご指摘なんですが、大変申しわけございません、私どもとしては、関係課とよく調整しながら、早く工事を発注していきましょうというところで、具体的にではどこまでにどうというところがまだ描けておりません。一つには、当然我々の体制もあるんですけれども、周辺の整備状況、こういったものも大きく影響してきますので、その辺は再度県とよく調整をしながら、進めてまいりたいと思います。現状ではこんなような状況でございます。 143 ◯委員長(岡田貴志君) 山口部長。 144 ◯都市整備部長(山口 浩君) バスターミナルの整備におきましては、用地取得の際から緊急経済対策として、社会資本の交付金を投入して施工しておりまして、可能な限り早期に整備をしていきたいというようなことで、年度を調整しながら整備していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 145 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 146 ◯委員(座親政彦君) 2点、お伺いいたします。  89ページの説明欄7の公共案内看板設置事業費の2,400万円強でありますけれども、予算の概要を見ますと、金田インター出口及び木更津駅西口駅前広場ということになっておるんですが、インターの方は観光案内看板等が今もついていると思うんですけれども、西口も含めて、何か新たに設置をするお考えなのかが1つであります。  それから、もう1点が、91ページの駐車場事業費の、1点目の西口の駐車場の関係は特別会計の廃止に伴うものだと思うんですが、2点目の木更津市金田駐車場関係費の中の(2)に230万円ほど施設整備事業費というのが今回出ていますが、その整備の内容についてわかればお伺いしたいと思います。 147 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 148 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) まず、公共案内看板設置事業費2,423万円でございますが、この内容は金田インター付近にございますトライビジョンと言われるもの、それと木更津駅西口ロータリー、デジタルサイネージを設置しましたので、そこにかかわる費用になります。具体的には、機械を借用してリースでやっているという状況ですから、その使用料、それと維持管理費を委託でお願いしていますので、その委託費、それと電気代がかかっておりますので、その電気代といったようなことで、合計しますと2,423万円ということになります。  以上でございます。 149 ◯委員長(岡田貴志君) 白熊課長。 150 ◯市街地整備課長(白熊幸浩君) 金田駐車場の整備事業230万円に関しましては、わくわく市場が平成26年3月末で終了となります。その後、建物の撤去や造成工事が実施される予定でありますが、金田駐車場及び暫定バスターミナル利用者のために、わくわく市場にトイレがあったものをお借りしていましたが、バスターミナル利用者のトイレがなくなってしまいますので、金田バスターミナルのトイレが供用開始になるまでの間、わくわく市場にあるトイレを残し、引き続き使用できるようにするため、水道、電気、排水の切り替え工事が必要となったものでございます。  なお、わくわく市場のトイレは仮設トイレでは対応できない身障者用のトイレも設置されておりますので、これを有効に利用すべく、千葉県と協議して少しの間残していただくようにということでございます。  以上でございます。 151 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 152 ◯委員(座親政彦君) 後者の部分についてはわかりました。  前者の方の看板の関係でありますが、特に西口の方は電気代だとか維持管理で非常に今後もかかると思うんですけど、スポンサーも含めてぜひご努力をいただきたいというのが1つと、それから、10月にイオンができるわけでございますけれども、その関係の案内看板というのは特にないんでしょうか。 153 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 154 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) かなりの維持管理費がかかっておりますので、私どももしっかりと客付けをしてまいりたいというふうに考えております。それが今までちょっと足らないところがあろうかと思いますが。  それと、イオンの件ですが、昨年より営業はさせていただいております。昨年のお話ですと、その時期が来たらということで、それなりにお話は聞いていただけるものというふうに受け取っておりますので、適切な機会を捉えて、何度も伺うように考えております。  なお、今のところ、イオン関係の案内板は考えておりません。 155 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 156 ◯委員(田中紀子さん) では、座親委員の関連です。  続きなんですけど、公共案内看板設置事業費2,423万円、これは先ほどの話だとよくわからなくて、節のところでいくとどこにどうなるのか、もうちょっと説明してほしいなと思いました。  それと、もう1点が、住宅の長寿命化のことが骨格予算なので削られたということなので、ここでまだお話ししてなくて、ああ、削っちゃったんだよね、実は、という肉付け部分、投資的経費が多いこの都市整備部なので、ちょっとお聞きしておきたいなと思いました。  まず、その2点。 157 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田次長。 158 ◯都市整備部次長・都市政策課長(鴇田 肇君) まず、節の部分なんですが、11節需用費の中に電気料として103万1,000円が含まれます。今、11節需用費518万8,000円とありますが、そのうちの103万1,000円が公共案内看板の電気料となります。それと、13節委託料4,019万2,000円の中に維持管理委託といたしまして、914万2,000円含まれます。  それと、看板使用料でございますが、14節使用料及び賃借料、この中に1,378万7,000円あります。  以上です。 159 ◯委員長(岡田貴志君) 長寿命化の件について、山口部長。 160 ◯都市整備部長(山口 浩君) これはちょっと全体的な話になりますので、私の方からお答えさせていただきます。  長寿命化対策事業につきましては、橋りょうと公園と、公園につきましては、国の補正が3月に来ましたので、これに乗って、前倒しの形で中の島の公園の護岸改修をすると。それと、下水道事業については、後ほどまた特別会計の際にご審査いただきますけれども、これについては計上をさせていただいております。市営住宅については先ほど課長が述べたとおりです。これ以外、肉付けということで、骨格にはまだ盛り込んでいないものも当然ございます。一例を申し上げますと、中野畑沢線の桜井工区の整備費、こういったものもございます。残りはまたいろいろあるんですけれども、都市整備部として必要な、引き続き進めていかなければならないというものについては、また肉付け予算の中で庁内で調整しながら実施していくような形で進めていきますので、ご理解願いたいと思います。  以上です。 161 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 162 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。  ちょうど後ろに財務部がおられるので、このような形で骨格予算で中長期の財政の見通しを当初予算でと言っているので、確認なんですが、今言ったような肉付け部分は見込まずに、この長い中長期を今プランを立てたというところで表示してあるということで確認していいでしょうか。  質疑したいことは、長寿命化計画でできていない部分とか、骨格予算に入っていない部分がまだあるというような中で、中長期財政収支見通しというのを財務部が立てたので、骨格の部分なので、そういうのを見込んでいなくて、この今後の10年間を考えてプランを立ててあるんですよね、というところを確認したいんです。 163 ◯委員長(岡田貴志君) 北原次長。 164 ◯財務部次長・財政課長(北原靖和君) この間お示ししました財政フレームの関係ですね。その中長期も一応は見込んではございます。ただし、非常に長い期間でこちらの方の長寿命化計画なども含まれておりますので、平準化を行いながらやっていくということで、先般もご説明申し上げてあるというふうに私の方では認識しております。  以上でございます。 165 ◯委員長(岡田貴志君) ほかにございますか。宮木委員。 166 ◯委員(宮木康弘君) 端的に聞きます。  都市計画道路草敷潮見線、これの進捗状況をお聞かせください。 167 ◯委員長(岡田貴志君) 桑田次長。 168 ◯都市整備部次長・土木課長(桑田伸男君) 都市計画道路草敷潮見線の真舟からトンネルまでの部分については、平成26年度予算の方に要求をしていきたいなと考えております。そこも千束台の区画整理組合との調整が必要になりますので、そういったことを踏まえながらやるので、そのトンネルの先の白地の部分についてですが、あれにつきましては、木更津末吉線のバイパス道路になるということで、県と担当レベルで協議し、県の方で整備をお願いしたいということで、現在調整を行っている段階でございます。  以上です。 169 ◯委員長(岡田貴志君) 宮木委員。 170 ◯委員(宮木康弘君) この4月に真舟小学校が開校しまして、真舟地区、請西南地区は大変自動車の交通量が多いんですね。都市計画道路草敷潮見線が開通しますと、請西東・南地区からの車両が草敷潮見線を通り、学校近隣を通らなくても済むということになりますので、ぜひとも県の方と話をしていただいて、早い段階で開通できるような努力をしていただきたいと思います。これはご答弁は結構です。 171 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  それでは、次に、235ページから261ページまでの、公共下水道事業特別会計について審査を願います。  それでは、ご質疑願います。岡田委員。 173 ◯委員(岡田壽彦君) それでは、248ページの清見台2号幹線(雨水)建設事業費について、この事業の内容について伺います。 174 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 175 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 清見台2号幹線につきましては、祇園1丁目、2丁目及び清見台東1・2丁目の大水の浸水被害を解消するため、雨水排除を目的とする幹線整備を実施しようとするものでございまして、過去に区画整理事業により設置されました雨水管が排水の能力不足ということで、これを解消するため、全体計画として、小櫃川から野際公園まで、総延長といたしまして1,647メートルありまして、流域の面積としては80ヘクタールとなっております。平成26年度におきましては、平成25年度で現在整備を実施しておりますけれども、小櫃堰公園内194.3メートル、これに引き続きまして、1,900掛ける1,900のボックスカルバート、これを130メートル施工しようとするものでございます。  内容なんですけれども、委託料といたしまして、家屋調査、実施設計、資材の特別調査といったもので250万円、使用料、賃料という形で、敷地を借り受けますものですから、これが60万円、工事請負費といたしまして2億1,000万円、水道・ガスが埋設されておりますけれども、こういった移設補償等に伴いますものが2,650万円を計上しているものでございます。  以上でございます。 176 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 177 ◯委員(岡田壽彦君) ということで、これは大雨時、また雨水対策だということで理解しましたが、それと、既存の、早く言えば現状の能力不足の整備をするということで理解します。  それで、現実、今回これはどこでも全国的に台風26号は影響したんですが、日常の大雨時でも清見台から鉄砲水が流れてきて、この周辺の農家はもう清見台からの鉄砲水で、お米をつくる、食材をつくる、いろいろ生産者が困っている現実があります。いろいろ常識では考えられないものが流れてきたり、そういうことで、地元は日頃そういうときには点検したりしておりますが、それにもかかわらず、台風時には長須賀の国道16号の商業店舗周辺の車が雨水がたまって通れなく、迂回してわざわざ祇園から小櫃堰を回って清見台から祇園から出勤する。ふだん利用している方は現状そうやって困っているわけですね。そこら辺の認識をお答えをお聞かせください。 178 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 179 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 委員がおっしゃっている区域につきましては、祇園の1・2丁目の間にございます既存の雨水管渠の影響によるものだと考えております。清見台2号幹線の方の本事業におきましては、この既設の雨水管渠の整備に当たりましては下流側、どうしても雨水を受けながら整備を図らないといけないという中で、現在小櫃堰公園側から整備を進めているところでございますけれども、影響を与える既存のこの排水管、これの地区までの整備・接続が完了しますのは、下流から整備していき、平成29年頃まではかかってしまうのではないかと考えておりますけれども、この影響しております雨水管渠の接続が完了いたしましたならば、このようなことは解消されるのではないかと考えております。 180 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 181 ◯委員(岡田壽彦君) 今の説明で今後平成29年まで計画していく中で、今回そういう災害時に一回見ていただきたいんですね。本当に自分も出るときにたまたま被害にあって、小櫃堰を回って、祇園から向こうに抜けるということで、非常に利用する方は困るということであります。今の答弁で解消されればと思っているんですが、なおかつ長須賀から中郷に抜けるセレモニーイシイの前の道路についても、あそこ一体小櫃堰までU字溝の整備、それはいろいろ問題もあると思うんですが、きちっとした形で整備されていないので、そこも含めてお願いしたいと思います。これについては今後毎年地球温暖化、またそういう影響で本当に地震と同じようにいつくるかわからない現状がありますので、ひとつご配慮をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 182 ◯委員長(岡田貴志君) ほかにございますか。後藤委員。 183 ◯委員(後藤 秀君) 私から、243ページの、下水道事業受益者負担金が前年度予算と比較しまして2,565万8,000円の増となっていますが、その理由についてご説明をお願いいたします。 184 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 185 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 受益者負担金につきましては、予算書の方では現年分と滞納繰越分を合わせまして、2,565万8,000円の増となっておりますので、これにつきましては、現年分と滞納繰越分それぞれ分けて説明させていただきたいと存じます。  現年分でございますけれども、規制市街地の整備がされました翌年から受益者負担金は賦課することとなりますものですから、受益者負担金の制度で3年間をかけて支払うというものの中でいいますと、平成23年の管渠整備から平成25年の管渠整備までの行いました分について、それぞれ積み上げておりまして、平成26年度では1億894万円と見込んでおります。これによりますものが2,522万円の増、過年度の滞納繰り越し、これは今までも議会で申し上げておりますけれども、平成11年からの繰り越し分、これについて徴収率を見込みましたものが43万8,000円、合わせまして2,565万8,000円となっているものでございます。  以上でございます。 186 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 187 ◯委員(後藤 秀君) 増額の理由はわかりました。そしてまた一方では、この248ページの15目管渠建設費を見ますと、1億9,635万1,000円、大幅な減額となっていますけど、減額となった理由と既成市街地への管渠整備に影響が出ないかについて、あわせてご説明をお願いいたします。 188 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 189 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 受益者負担金が増えていって、一方で管渠整備費は下がっているということにつきまして、ご説明申し上げますけれども、委員もご承知のとおり、金田東特定区画整理事業、これにつきましては、平成25年度をもちまして、下水道事業整備は全て完了いたしました。このことによりまして、減額がされているものでございます。規制市街地の影響については、これまでも整備を進めている20ヘクタールの整備方針は変えておりませんので、これにつきましては影響はないものと考えております。現在の状況は、昨年23ヘクタールの予算を計上いたしまして、20ヘクタールで整備を進めて、平成25年度でもう完了できるものとなりますので、影響は同程度と考えております。  以上でございます。 190 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 191 ◯委員(後藤 秀君) 私も、大久保団地も去年、また平成26年度と世話になっていて、ちょっと言いづらい、聞きづらい質疑なんですけど、木更津市の一般会計当初予算が約391億円で、市債が336億円なんですよね。公共下水道の当初予算が約50億円ですか、それで起債が209億円と、一般会計の約1割が負債で、そういった論法からいくと、公共下水道も50億円だから約5億円ぐらいが負債の地方債として妥当ではないかなというふうに思うんですけど、この209億円というのは実際に返せるんですかね。返せる見込みがあるんですかね。どうなんですか。お聞きします。 192 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 193 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 起債について、下水道の起債残額についてのお問い合わせですけれども、これまでにも幾つか申し上げておりますけれども、いつまでにという形のものではお示しできません。今後、次期計画または関係部局と十分その事業内容、金額等について協議しながら、下水道整備を実施することにより、普及率の向上、また使用料の増収を図ることによりまして、起債償還としての財源を確保していくことが、安定した起債償還につながるものと考えておりますので、整備拡大をし、または水洗化率の向上を図ることが有効な手段と考えております。  以上でございます。 194 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 195 ◯委員(後藤 秀君) そのためにもこれからの管渠整備の状況及び見通しについて、ご説明をいただければありがたいと思います。 196 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 197 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 現在の整備状況等でお答えさせていただきたいと思います。  現在の整備状況といたしましては、平成24年度末でございますけれども、事業認可、事業計画をされております2,426ヘクタールございます。このうち平成24年度末で1,712.51ヘクタール、これが整備完了となっておりまして、ここに平成25年度の約20ヘクタールが加わってくる状況になると思います。これから換算いたしますと、まだやらなくてはいけない面積等がかなりの量残っているところではございますけれども、平成26年度予算を通しました中では、およそ75%程度の整備が完了するものと考えておりますので、まずはそこを整備を進めるというふうな考えでおります。  以上でございます。 198 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、ございますか。近藤委員。 199 ◯委員(近藤 忍君) 金田の新市街地の負担が終わり、既存市街地が20ヘクタールということで、また加速が始まっているのが大変ありがたいことだと思います。  それで、それに関してちょっとお聞きしますが、20ヘクタール、現況の人員だとそれが手いっぱいぐらいだと思うんですが、着手できるところはもっと多くのエリアがあると思うんですが、その中から選ぶのに当たりまして、既存市街地は管をつくった、接続する人が多いところ、地域の同意がとれているところを優先すべきではないかということで、前から言わせてもらっているんですが、今回の地区選定に当たりまして、そのあたりは事前調査をされているというのが1点。  もう1つですが、普及率について、最近着実に上がっておりまして、市政の概要を見ますと、平成24年度現在で48.52%ということですが、この平成26年度予算で過半数まで達するあたりじゃないかと思いますが、その辺の見込みというのがどうなっているのか。  以上、2点お願いします。 200 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 201 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 事業調査について、まずお答えさせていただきます。  毎年普及率の調査の中で、各事業の区域について、人口等の動向を調べておりますけれども、現在進めております清見台地区、これがヘクタール当たりで54名程度とかなりの密度を占めておるところでございます。ですから、人口集中しているところから整備を進めるという中で言えば、理にかなっている整備を現在進めていると理解しているところでございます。もう一方では、平成26年度末状況でどう推移していくかということでございますけれども、現在下水道が利用できます人口といたしまして、6万3,926人ほど、これが平成24年度末でございますけれども、これに今の清見台地区、人口密度で20ヘクタールという形で考えますと、おおよそ平成26年度末には、新たに2,000人程度が加わってくるのではないかと考えております。  以上でございます。
    202 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 203 ◯委員(近藤 忍君) 最初の意向を聞いたのは、実は普及面積が増えると同時に水洗化率が落ちるんですよね。既存市街地の方々が管を持っていってもつないでくれないから、供給可能面積中で下水道を使っている人が比率としては減っていくという、そういう何というんですか、相反するところも出てくるので、管を確かに人口が密集しているところだったらつなげる総数も増えることはわかるんですけれども、つながない人もそれなりに出てくる。当然自分の中では建て替えとかいろいろ、管のつなぎ替えとか、個人負担の部分が出てきますので、そういうことも考えますと、いや、うちはつなぎますよというようなことの意向が高い地区に優先的にやっていった方が、この水洗化率という意味では効果が高いのではないか。その方が確実に要求水準もまた返ってきますので、というようなことで、その意向調査をされているのかということで確認させていただいておりますので、そういう意味ではいかがかということで、もう一回答弁をお願いします。 204 ◯委員長(岡田貴志君) 佐久間課長。 205 ◯下水道推進課長(佐久間敬三君) 意向調査をしているかということにつきましては、まことに申しわけありません、意向調査は現在しておりません。ただし、現在施工しました地域の中で、翌年から接続という方がおよそ75%程度を占めておるということで考えますと、下水道を待ち望んでいる市民が多いと理解しているところでございます。  以上でございます。 206 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいでしょうか。重城委員。 207 ◯委員(重城正義君) 質疑が出そろったと思いますので、最後のまとめとして、都市整備部の全般にわたりまして、部参事、大変広汎な事務量を抱えていたと思います。その関係で、部参事はお辞めになるわけでございますけれども、自分の持たれている所管事務の中で、これをやってほしいとか、これはどうしてもということが、後進に道を譲るに当たって、そういうお考えや何かあれば、後顧に憂いを残さないように、簡潔にお答え願いたいと思います。 208 ◯委員長(岡田貴志君) 鴇田部参事、お願いします。 209 ◯都市整備部部参事(鴇田隆一君) 今は部の方を担当させてもらっていますけれども、私も下水道、名前を言って申しわけないんですけど、次長ともどもオープン当時やらせていただいた人間なので、今、佐久間課長が申し上げたように、個人的に言うとやはり規制市街地、特に清見台とか、真舟も当然そうなんですけど、ちょっと首をかしげるところがありますので、それを今言ったように、昨年からですか、20ヘクタールとか伸ばしていって、方針になってきていますので、規制市街地の特に今、近藤委員がおっしゃったように、管を持っていっても接続ができない、これはやっぱりこれから本当に解消しなくちゃいけないかなという、つくづく思っているところです。その点、今言ったように、私も処理場を昭和60年にオープンしたときの人間なので、何とかそれは課長に委ねて頑張っていただきたいと思っています。  以上です。 210 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 211 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  以上で土木費及び関係特別会計の審査を終わります。  ここで、午後1時まで休憩をいたします。                                (午前11時48分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後零時56分) 212 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。  午後から室温も上がってきますので、暑い方は上着をとっていただいて結構ですので、よろしくお願いします。  それでは、93ページから94ページまでの第45款消防費について審査願います。  それでは、ご質疑願います。重城委員。 213 ◯委員(重城正義君) 1点目にお伺いいたします。  93ページの説明欄3、職員研修費が650万8,000円、今年の約倍増でございますけれども、まず、この上昇した理由をお聞かせください。 214 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 215 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 職員研修費は昨年比317万円増額いたしまして、650万8,000円となりました。増額の理由につきましては、主に専門教育のための入校経費でございまして、内訳といたしまして、消防大学校に2名で入校経費が44万8,000円、救急救命士養成所に1名、これが213万4,000円、千葉県消防学校の初任科に昨年8名入校させましたが、新規採用者増加のため2名増の1名当たり25万1,065円の掛ける2、50万2,130円の入校を予定したものでございます。また、それに伴います旅費等の増額でございます。  以上です。 216 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 217 ◯委員(重城正義君) 消防大学校等に行かれるということですけれども、業務の方には特に支障はないわけですね。 218 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 219 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 確かに、支障がないかと言われますと、現状の人数ですと多少乗車人員などが減るときもございますが、出動隊形などを工夫しながらやっておりますので、昨年も同様の、消防大学は行かせておりませんが、同じ期間に消防学校に行っておる者もございますので、問題はないと思います。  以上です。 220 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 221 ◯委員(重城正義君) それでは、その消防の研修に行かれて、時田参事としては最大どのような効果を一番期待しているのでしょうか。 222 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 223 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 効果につきましてですが、内容からご説明申し上げたいと思います。  消防大学ですけれども、消防に関する高度な知識及び技術を専門的に習得しまして、上級幹部にふさわしい人材を養成いたします。消防業務の教育的指導者を育成しまして、消防の資質向上に努めるものでございます。また、救急救命東京研修所では、6ヶ月の養成期間後に国家資格を取得させまして、救急救命士として活躍するものでございます。  本市では、平成20年度を最後に、ここ数年間、救命士の資格を条件とした新規採用者で対応しておりました。しかしながら、救急隊員の中に救急救命士になりたいというふうな希望もございまして、また将来的に早期に資格を得た隊長クラスの者が、年齢を重ねまして、救急車から降りることも考えあわせて、隊長になるべく中堅の職員を救命士として養成するものです。消防は特に専門的な知識、技術が必要でありますので、消防学校等での専門教育、職場内での日頃の消防訓練を充実いたしまして、職員として必要な技術、知識が継承できるよう、日頃から取り組んでいるところでございます。  以上です。 224 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 225 ◯委員(田中紀子さん) 93ページの45款消防費説明5、常備消防諸経費お聞きします。  平成25年12月13日に公布・施行された消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律に伴って、消防団の装備の基準が改定されました。消防団の装備の基準で今補充できていないものがあるのか、まずそこをお聞かせください。 226 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 227 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 委員のおっしゃられました消防団の装備の基準及び消防団服制基準は、平成26年2月7日付けで改正されました。この基準の中では、先の震災で多数の消防団員が犠牲となったことを受けまして、安全確保のための装備の充実が多数盛り込まれております。その中で、本市では既にチェーンソーでありますとか、お互いに話せる双方向で伝達が可能なトランシーバーを配備してまいりました。しかしながら、この装備の基準の中には、委員ご質疑のとおり、まだ足りないものも多数ございます。今後、更新いたします書類につきましては、エンジンカッターの配備などを基準に近づけていけるよう、計画してまいりたいと考えております。  また、法律の施行と基準の改正を受けて、現在の消防団の装備につきまして、現状をさらに精査いたしまして、それぞれの装備について一層の充実強化を図るよう、関係部局と協議をいたしまして、進めてまいりたいと考えております。  以上です。 228 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 229 ◯委員(田中紀子さん) ぜひ消防団の安全も確保しながら、木更津市民の皆さんの命を守っていただきたいなと思いますので、装備はどんどん足りない部分はお財布を持っている方にお声をかけていただきたいなと思います。  また、次ですが、第13条では国や地方公共団体は消防団員の処遇の改善を図るため、出動、訓練、そのほかの活動の実態に応じた適切な報酬及び費用弁償の支給がなされるよう、必要な措置を講ずるものとあります。木更津市は、平成5年以来報酬を改定していません。消防団の報酬は交付税措置では各役職当たり年額が決められているんですね。木更津市はどのぐらいもらっているかというと、報酬一覧表にまとめていただきましたので、これも8ページに書かれています、上から消防団長から書かれているんですが、団長は交付税措置では8万2,500円のところを木更津市は26万円、県下で交付税措置以下だったのは千葉市だけだったんです。木更津市は、団長、副団長、分団長は、交付税措置よりかなり上回っている状況で、反面、部長、班長、団員は、交付税措置より低く、特に団員は交付税率が3万6,500円のところを木更津市は2万200円と、1万4,500円もの開きがあったんですね。ああ、そうなのか。では、火災、風水害、警戒訓練などでたびたび出ると思うんですが、出動手当というのは木更津は1回当たり1,400円と定めていますが、これももしかして交付税措置で示されているんでしょうか。もし示されていたら、お幾らか教えてください。 230 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 231 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 交付税の金額につきましては、出動1回当たり7,000円とされております。  以上です。 232 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 233 ◯委員(田中紀子さん) かなり交付税措置とは乖離がありますが、消防団員の人員不足の解消のためにも、早く検討された方がいいと思いますが、ご見解をお聞かせください。 234 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 235 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) その改定につきましてですけれども、報酬はご質疑のとおり平成5年、手当は平成9年から改定されておりません。しかしながら、例にとりまして、過去5年間の出動回数がおおむね年6,600回ございます。それを7,000回として、出動手当7,000円というふうに算定いたしますと、3,920万円増額しなければならない状況でございます。そんな形もございますので、また、報酬につきまして、昨年12月でしたか、千葉県から、各消防本部に、消防団としては48団体ございます。それを管轄している消防本部に全て問い合わせがございまして、引き上げ予定があるかないか。ただし、このないとあるをこれから申し上げますが、ないという答えでも、検討している、これから検討するからないよ、あるいはあるという答えでも、検討する予定なのであるというふうに言っているということをご承知おきください。  48団体ある中で、報酬ですけれども、交付税より高い団員の報酬を支払っているところが3ヶ所でございます。引き上げの予定があるか。あるというところが9ヶ所でございます。ないというふうに答えがあるところが36ヶ所でございます。そのほとんどが今、私が出動手当のことも申し上げましたが、財政上困難だと、今後財務部局へ要望するというような形で答えが出ておりますが、このアンケートにもありますとおり、私どもも平成5年、あるいは平成9年から改定されていない、なおかつこういう法律ができたということを踏まえまして、それが後ろ盾にもなろうかと思いますので。ただ、実際に出動した手当でそれを見ていくのか。あるいは報酬といいますのは、1年在籍しているだけでもらえる金額でございますので、どちらで措置をしていくのがよろしいのかということは、これからの協議だとは思いますが、出動した団員の手当で見るのか、報酬で見るのかというのを、一般団員が一番人数が多いですから、そちらの話も団員の生の声を聞いて、協議を重ねてまいりたいと思います。  以上です。 236 ◯委員長(岡田貴志君) 大野委員。 237 ◯委員(大野俊幸君) 先ほど1名を救急救命士の学校に入校させるということで、200何万円経費がかかるということでございましたが、本市の救急救命士は現在何名いるんでしょうか、お聞かせください。 238 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 239 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) お答えいたします。  本市の救急救命士の数でございますが、救急救命士の資格を有する者が33名、このうち消防本部の職員あるいはちば消防共同指令センターへ派遣している者、また新規採用者でまだ救急車に乗らない者を除いて、実質動いている、救急隊として活動している者は20名でございます。  以上です。 240 ◯委員長(岡田貴志君) 大野委員。 241 ◯委員(大野俊幸君) 20名ということでございますので、20名の救急救命士が活動しているということであります。我々も素人ですから、ちょっとよく職務についてはわかりませんが、具体的に救急救命士になると救急車に乗っていって、いわゆる特定な、国家試験を通っているわけですから、どんな行為をできるのかお聞かせいただきたいのと、それから具体的に、先ほど田中委員からも質疑があった、消防団員の方は出動手当があるわけですけれども、具体的に救急救命士、国家試験を通っている者が出動をしたときに、出動するだけではなくて、中で何か行為をするでしょうから、そのときの手当というのは特にあるんですか、ないんですか、お伺いします。 242 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 243 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) まず、救急救命士がする特定な行為というものは何か、というご質疑に対してお答えいたします。  ほかの救急隊員ができない特別なことと申しますのは、救急救命士に認められている心肺停止状態の傷病者に対して行う救急救命処置の一部で、特定行為と申します。特定行為とは、これは医師の指示のもとではございますけれども、静脈路確保のための輸液と申します、点滴と同じようなものですね、それから器具を用いた気道確保、アドレナリンなどの薬剤投与などが救命士に認められているものでございます。さらに、この平成26年4月からは救急救命士法が改正されまして、処置の拡大も実施されます。これが特定行為でございます。  それから、2番目のご質疑、何か処遇があるかということですけれども、県内31消防本部ございまして、救急救命士の特殊勤務手当を支払っている消防本部が23ヶ所、近隣4市で申し上げますと、富津市が500円、君津市が650円、袖ケ浦市が310円、市原市が510円、これが特定行為の実施時に支払われている特殊勤務手当でございます。ちなみにその特定行為を行った件数、当然、この金額に掛ければいいわけですけれども、富津市が平成25年中で49件、君津市が40件、袖ケ浦市が113件、市原市が413件、木更津市は特定行為の実施回数が72件でございました。木更津市は支払ってはおりませんけれども、これを、妥当な数字かというのは別として、500円支払うとすると3万6,000円ということになります。市では特殊勤務手当の代わりになるものとして、職務上の住民訴訟や民事訴訟などによりまして損害賠償が求められた場合の、職員個人がこうむる経済的負担軽減のための救命士の賠償責任保険に加入してございます。今後は、今申し上げましたとおり、救急救命士はほかの救急隊にはできない特定な行為もします。それに対しては大きなリスクも伴うわけでございますので、他市の状況を参考にいたしまして、関係部局と協議の上、少しでも処遇を改善できるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 244 ◯委員長(岡田貴志君) 大野委員。 245 ◯委員(大野俊幸君) ありがとうございました、細かくご説明いただきまして。  それで、1点、平成26年度の新規の救急救命士の枠で採用される方は何名なのか。それと、例えば救急車1台増車した場合に、救急救命士というのは何名必要なのか、お尋ねします。 246 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 247 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 平成26年度採用の救急救命士の数、救急救命士の有資格者として資格取得見込みの者として採用をいたしましたが、これが4名。それから、3月末での退職を予定されている者が、届が出ている者が1名ございますので、それを含めて4名の採用を計画しております。  それと、もう1点のご質疑の、1台当たり、救急救命士は必ず1名乗っております。ですから、3名必要となります。当然、その人数が増えて、1台当たりに2人乗っているということになれば、もっと理想的とは思いますが、現状としては1名乗っております。  以上です。 248 ◯委員長(岡田貴志君) 大野委員。 249 ◯委員(大野俊幸君) 1台救急車を増車すると3名が必要だということであります。先ほどの時田参事の答弁にありましたように、いろいろな近隣市の状況に、財政状況やいろいろな今までの消防行政の中の歴史的なものがあって、救急救命士の出動手当というのがそれぞれ違うと思います。隊員のやはりモチベーションを上げていくには、やはりそういう経済的、金銭的な部分でもきちって見てあげないと、先ほどの消防団と同じように、やはりそういうものをきちっと見てあげられるような形の中でしていかなければいけないんじゃないかと思います。  もう1点、では聞きましょう。  消防団員の本市の適正な人員は何名で、現在は何名なんでしょうか。それと、消防職員の方も同じように、今何人で本来はこのぐらい必要だということで。何か法的にたしかあったはずですから。  2点についてお伺いします。 250 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 251 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 消防団員につきましては、平成25年4月1日で条例改正がございまして、消防団員の定員は600名となってございます。3月1日現在で585名が活動しております。  それから、消防職員については定員としては185名です。それで、平成24年で179名の職員でございます。これはあくまでも条例の定数で申し上げました。  以上です。 252 ◯委員長(岡田貴志君) 大野委員。 253 ◯委員(大野俊幸君) わかりました。その定員確保というのも非常に、やはりいつも言われておりますように、生命・財産のということで、大変なことだと思うんですけど、それはきちっと確保していただきたいと思います。  1点だけ最後に。  先ほど4名の平成26年度新規採用ということでございました。これはやはり5月1日ですか、採用が。4月1日でないですよね、たしか。 254 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 255 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 委員おっしゃいますとおり、平成25年度は5月1日採用というのがございました。といいますのは、4月の第2週ぐらいに国家試験の合否がわかったものですから、その者については資格取得済みの者でない、見込みの者は5月1日採用でございました。今年度、採用の者につきましては、国がもうちょっと早く合否を出すことになりまして、といいましても3月31日でございますが、3月31日の午後2時に発表されます。ですから、事務的には4月1日で可能でございます。  以上です。 256 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 257 ◯委員(岡田壽彦君) 94ページ、説明欄1の(2)小型動力ポンプ付積載車購入費についてお伺いします。  これはどこに配車して、そして何台購入するのか、伺います。 258 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 259 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) お答えいたします。  小型動力ポンプ付積載車につきましては、全て消防団の車両の更新でございます。更新場所が第6分団第5部牛込地区、第8分団第4部真里谷地区、第8分団第6部下郡地区の3ヶ所でございます。
     以上です。 260 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 261 ◯委員(岡田壽彦君) ということで、それでは、合計3台ということですね。  消防団の詰所の改築は今回ないのでしょうか。 262 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 263 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 平成26年度には予定してございません。  以上です。 264 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 265 ◯委員(岡田壽彦君) 3月議会本会議で、代表質問で、会派公明党である同僚の住ノ江議員への答弁で、単独ではない消防の詰所が3ヶ所であると、そのうち2ヶ所は敷地が狭いと、高柳出張所、それから長須賀分署とのご答弁でありました。もうこれは日頃からちょっと感じているんですけど、長須賀分署は本当に私は立地条件が悪いと、私の目から見ても、本当に日頃から車両の出入りで苦労されているんじゃないかと思います。この件について問題ないのか、ちょっと確認して伺います。 266 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 267 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 委員おっしゃいますとおり、確かに長須賀分署や高柳出張所については、敷地が狭く、建物の床面積も少ない。このため、団員の待機場所、車両の整備、器具の手入れなどに支障が生ずる場合がございます。特に長須賀分署と併設された3分団1部でございますけれども、車両の出入りについては、交差点の直近であるということや、交通量の多いということから、事故防止には誘導員などをつけるなど、細心の注意を払っているところではございますけれども、時には危険を感ずることもあり、条件としては決してよいとは言えない状況でございます。また、地元から単独の詰所建設について、要望も出されております。建設用地につきましても、地元の区でありますとか、消防後援会などの肝いりで、確保に向け進んでいるとお聞きしておりますので、土地の確保がなされ次第、建て替えの検討をしたいと考えております。また、長須賀の消防署、長須賀分署でございますけれども、平成25年中の救急出動件数が2,388件、本市の総出動件数の6,329件の38%が長須賀分署でございます。施設の狭隘さにより、隊員の生活環境の悪化も考えられるところでございます。署に関しても、消防署所の適正配置とあわせながら、総合的に考えていく必要があろうかと考えております。  以上です。 268 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 269 ◯委員(岡田壽彦君) ということで、これも地元からの陳情については、災害等を含めての陳情だと思います。特にやっぱり消防団、消防本部は、災害のあった場合、最後のとりでとも言える存在であります。そういう中で、消防団がそのときに集結する場所がないと、また、いざというときに使う機器の点検をする場所もないというのでは、防災の拠点としては心もとないものと私は考えます。そういうことで、今回、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が施行されたことを契機に、消防団の処遇の改善ほか、またそれを管理していく消防本部、消防署についても、現状のところを見ても、非常に老朽化していると思います。それがなおさら現実なものとなってきておりますので、防災の拠点となりますよう、消防本部の庁舎、それからそこを建て替えも含めて、今後よろしくお願いしたいと思います。  もう1点、大野委員と関連するんですが、定数管理の件で、今回、台風26号で矢那川とそれから小櫃川、これが避難勧告があったと思います。こういうこれから緊急時における消防職員の対応について、ちょっと伺います。 270 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 271 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) お答えいたします。  消防職員ですけれども、人数は先ほど大野委員からもご質疑がありましたが、先ほど申し上げましたのは条例に基づく定数ということで申し上げました。消防庁、国が定めました消防力の整備指針というのがございます。これで消防職員数を見てみますと、消防力の整備指針での基準は213名、実数が179名、充足率が84%ということになっております。そのため、整備指針では消防車両は5名乗車で出動しなさいというところを、私どもは乗り換えを含んで4名乗車で活動しております。時には3名で出動する場合もあるということなんですけれども、それこそ先ほど支障がないかという質疑とも合致してくるかとは思いますけれども、そういう場合には、当然、教育訓練も必要なことでございますので、多少勤務体制が厳しい状況のときには、市民の安全を守るというのが一番の目的でございますので、先ほど申し上げましたが、部隊運用の工夫、本来2隊で行く出動隊形のところを1台増隊して3隊で行かせるというような形を行って、職務の遂行に努めておるところでございます。  以上です。 272 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 273 ◯委員(岡田壽彦君) 実情は理解しました。  今、課長の説明を受けて、消防職員の定数に対して、総務部の参事はどのような感想をお持ちでしょうか。 274 ◯委員長(岡田貴志君) 萩野参事。 275 ◯総務部参事・職員課長(萩野一久君) 消防職員の増員につきましては、消防長の方から何度か要望をいただいております。平成24年3月に策定しました定員管理計画に基づきまして、消防本部に平成24年度に5名、平成25年度に2名、計7名の増員をしておりますが、今お話があったとおり、消防力の整備指針には達していない状況でございます。今後の定員管理計画の中では、平成28年度までにあと1名の増員にとどまっておりますが、市民の生命と財産を守るという消防の重要性は十分認識しておりますので、定員管理計画を弾力的に運用することによりまして、さらなる増員を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 276 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 277 ◯委員(岡田壽彦君) 最後に、お願いということで、今、萩野参事の方から、近年木更津市民の生命・財産を守るためにも、弾力的にということで、ひとつよろしくお願いいたします。これは要望です。 278 ◯委員長(岡田貴志君) ほかにございますか。座親委員。 279 ◯委員(座親政彦君) ちょっと確認なんですが、93ページの10目の非常備消防費の説明欄の3の消防団員等公務災害補償等共済基金負担金の関係なんですが、これは消防団員が例えば出動命令が出て火災現場に行ったときとかに、不幸にして例えばけがをした、そういうときのお金だというふうに理解をしてよろしいでしょうか。 280 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 281 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 委員ご質疑のとおり、けがですとか、死亡ですとか、皆さんの考える普通の保険のような形です。ただし、公務災害ということでございます。  以上です。 282 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 283 ◯委員(座親政彦君) では、実際、平成25年度で実績というのはありますでしょうか。もし数がわからなければ、後で結構です。 284 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 285 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 数につきまして、今はっきりお答えできませんので、後ほどお持ちいたします。申しわけございません。 286 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 287 ◯委員(座親政彦君) この公務ということなんですけれども、例えば日常の消火栓を含めた水利の点検だとか、それから訓練、例えば操法大会、早出し大会の練習と本番、ここでやるところもあるんですけれども、去年でしたか、演技中に風が強くて転んだりしている姿をちょっと見かけたことがあるんですけれども、そういうときにけがをしたときにも適用になるんでしょうか。 288 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 289 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 公務ということですので、消防団としてこういうふうに動きなさいと私どもが指示をします。ですから、点検しなさい、あるいは大会に出なさい、訓練しなさい、その場合は全て支払います。それから、平成25年度中はゼロでございました。 290 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 291 ◯委員(座親政彦君) ゼロということで、指導がいいからと思いますが、安心をしたところであります。  それから、94ページの、先ほど小型ポンプの関係が出ましたけれども、今回、救急自動車を1台購入するということでありますが、これは本署の救急自動車の入れ替えということで、理解してよろしいでしょうか。 292 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 293 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 委員おっしゃいますとおり、高規格救急自動車は本署の救急自動車1台を更新するものでございます。  以上です。 294 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 295 ◯委員(座親政彦君) 先ほど団員の条例では定員600名に対し、585名の実績ということで、15名ほど不足しているんですけれども、去年、条例を改正したときに、年齢の撤廃だとか、それからあわせて機能別消防団というのをちょっと記憶しているんですけれども、その辺の状況というのがもしおわかりになったらお伺いいたします。 296 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 297 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 委員おっしゃいますとおり、今回の法令の中には機能別消防団も積極的に再編していきなさいというようなこともございました。木更津市におきましては、現在のところ、各地からOBであるとかいうことの団員を募っているというか、地元からこういうふうな考えがあるんだけどどうだろうねというようなお話はいただいております。ただし、まだはっきりいついつから発足して動き出すということにはなってございませんが、消防団幹部等も含めながら、検討中でございます。  以上です。 298 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 299 ◯委員(座親政彦君) 状況はわかりました。団員なり手伝っていただける方が多ければ多いほど、多くの目で見れると思いますし、消火にしても、何にしても、災害対応にしても、力になると思いますので、ぜひともご努力をお願いしておきたいと思います。  以上です。 300 ◯委員長(岡田貴志君) ほか。近藤委員。 301 ◯委員(近藤 忍君) それでは、先ほど岡田委員ほかからありました、消防団の車両の更新について、関連してお聞きします。  今回は牛込と真里谷と下郡の3個部の車両の更新ということなんですが、私の記憶が間違っていなければ、これは全て小型じゃなくて、ポンプ車が配備されている消防団だったという感じですが、それが間違いないかどうか、確認願います。 302 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 303 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 近藤委員おっしゃいますとおり、先年から消防団の消防ポンプ自動車、消防本部車両について、小型動力ポンプ付積載車に変えながら更新していきましょうというふうに考えておりました。それが来年度から始まるという解釈でお願いいたします。 304 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 305 ◯委員(近藤 忍君) わかりました。  それにより、大分車両更新のコスト削減効果も出ているかと思います。そのコスト削減効果がどのくらい出ているのかという概算と、もう一つは定員管理というところで、ポンプ自動車ですとたしか18人が定員、小型積載が15人定員、最近条例がちょっと変わっているかもしれませんけど、そのような形がありますので、それぞれの3個部が、現在例えば18抱えていたとすると、来年から定数が15になるのかという問題、そこはどうなのか。さらに3点目ですが、これからの操法の大会、今までポンプ自動車で彼らは出ていたと思うんですが、これから小型ポンプの部に移って、今まで14個部で多分ポンプ自動車の大会をやっていたと思うんですが、それが13、また車両更新をするたびに、それが12、11とだんだん減っていくようなものなのか。そこのあたりご説明いただければと思います。 306 ◯委員長(岡田貴志君) 時田参事。 307 ◯消防本部参事・消防総務課長(時田啓美君) 金額についてですけれども、消防ポンプ自動車1台がおおよそ1,500万円、小型動力ポンプ付積載車が850万円ぐらいですか、単純に半分の金額だというふうに考えてもらってよろしいかと思います。  それから、人員ですけれども、これはこれからの検討課題ともなっておりますけれども、操法に関してもそうです。本部の役員会議の中でも最後の2台になっちゃったらどうなるのというような、極端な話も出ているんですけれども、しばらくの間はポンプ自動車の部、小型ポンプの部として、大会は開けていけると思いますが、近い将来、そういうことにもなりますので、それも含めて検討していきたいと思っております。  以上です。 308 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 309 ◯委員(近藤 忍君) 削減効果は3台でおよそ2,000万円ぐらい出ているということで、大きな効果が出ているかと思います。あと消防団の定数と操法とか、難しい問題もあるでしょうから、本部と消防団本部との間でうまく調整をとっていただいて、不公平感とか無理が生じないような、多分大変でしょうけれども、OB団員が操法が教えられないとか、いろんな問題が多分出てまいりますが、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 310 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 311 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  以上で消防費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。                                 (午後1時38分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時40分) 312 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、まず、95ページから108ページまでの第50款教育費について審査願います。  それでは、ご質疑願います。重城委員。 313 ◯委員(重城正義君) 初めに、要保護の関係でお聞きします。  98ページの要保護・準要保護児童就学援助費の関係ですけれども、これは金額が下がっているんですけれども、ところが、中学校の方になりますと、逆に上がっているわけですね。どうしてこれはこういう現象が起きているのか。例えば6年生が大量にいて、中学校に上がっちゃったとか、そういう現象なんですか。その変化についてまずお聞かせください。 314 ◯委員長(岡田貴志君) 田中副課長。 315 ◯学校教育課副課長(田中幸子さん) ご答弁申し上げます。  準要保護につきましては、保護者の申請に基づきまして審査をしております。新年度当初予算の算定につきましては、前年度の10月の実績に基づきまして、予算を計上しております。小学校分が少なくなったのは、平成25年の実績が少なくなったからでございます。10月現在の実績が少なかったからということでございます。特に小学校では、1年生の申請数が例年と比較し少なかったと思われます。また、学年によっては、修学旅行費を支出したり、給食の欠食数等、個々により支給率が異なることから、支出額が正確に予想できない面がありまして、例年補正予算による増額・減額をお願いしているところでございます。  なお、来年度は、平成26年2月21日付けで、国からの通知により、要保護・準要保護の支給額が若干増額される予定がございますので、また平成26年度で対応させていただきたいと思っております。  以上でございます。 316 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 317 ◯委員(重城正義君) 96ページでございますが、ALTの関係です。これは(2)外国語指導助手(ALT)報酬を見ますと、かなり倍増しているんですけれども、下の方を見ると逆に2の(7)外国語指導助手(ALT)配置事業費で減っているわけですね。まず、増の理由、人員増なのか、その点お聞かせください。 318 ◯委員長(岡田貴志君) 米澤所長。 319 ◯まなび支援センター所長(米澤雅史君) お答えいたします。  ALT報酬が多く増加した理由は、直接雇用のALTの増員によるものでございます。平成25年度のALTは、派遣契約のスーパーALTが1名、派遣契約のALTが3名、直接雇用のALTが6名、合わせて10名でございました。平成26年度は、派遣契約をやめ、全て直接雇用といたします。スーパーALTにかわって、主任ALTを雇用し、通常のALT業務のほかに、職員研修の業務をさせる予定です。また、小学校におけるALT授業配置割合を増やすため、さらには真舟小学校開校に伴う学級増に対応するために、ALTを11名配置いたします。このため、主任ALTと合わせて12名となっております。  以上でございます。 320 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 321 ◯委員(重城正義君) そうしますと、全ての学校に配置されるのか。もう一つは、1つの学校で複数ALTがいらっしゃるのか、その点についてお聞かせください。 322 ◯委員長(岡田貴志君) 米澤所長。 323 ◯まなび支援センター所長(米澤雅史君) 4月に開校する真舟小学校を含め、小学校19校、中学校13校、合わせて32校、全ての学校にALTを配置いたします。主任ALTを含めた12人のALTが、1人当たり2校から3校を分担し、勤務いたします。1校にALTを複数配置する学校はございません。 324 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 325 ◯委員(田中紀子さん) では、関連でお聞きします。  要保護・準要保護の件なんですけど、以前お聞きしたときに、新入学用品の支給を4月から申請して何だかんだとやっていくと、7月に支給されるということで、もう少し早くならないかということで、一回議会質問したことがあるんですが、この春は支給は早まるのか、やっぱり例年どおりなのか、まずそこをお聞きしたいと思います。
     もう1点が、中郷小の耐震化事業の支出見込みがどうなるのかなというところを、まずお聞きしたいと思います。 326 ◯委員長(岡田貴志君) 田中副課長。 327 ◯学校教育課副課長(田中幸子さん) 要保護児童の新入学用品の支給をもう少し早くできないかということですが、以前いただいたご質疑では、中学校入学予定者へ前年の3月中に支給できないかというご質疑もいただきました。調査いたしましたところ、転出した場合の対応や、近隣市でも前年度の支給は行われていないことから、混乱を避けるため、あくまでも新年度で支給すべき費用であると考えております。その上で、新入学用品の支給をもっと早くできないかということにつきましては、現在7月に支給をしておりますけれども、これを6月にするなど、できるだけ早い対応を今現在検討中でございます。ちなみに平成25年度は、できる範囲で対応いたしまして、同じ7月の支給ですが、例年中旬に支給していたものを初旬に支給させていただきました。平成26年度は、民生委員の皆様のご意見を伺った上で、民生委員の所見を継続分は記入しないこととし、現在要綱の改正を協議中であります。これにより、学校側から受け取った後、新入学用品分の支給をできるだけ早く支給できるように対応したいと考えております。  以上です。 328 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 329 ◯施設課長(宮澤清美君) 中郷小学校の支出見込みということでございますが、こちら、耐震補強工事の支出見込みということで、現在、耐震補強工事を中止しておりまして、今の耐震補強設計のまま工事を進めるということでは、耐震性能が確保できないということで、一旦いずれにしても今回の工事については精算しようということで、現在精査中でございます。支払い額の見込みですけれども、全体で工事管理料も含めまして、1億6,900万円ほどあるんですけれども、その全体額を今精査中で非常に幅が広い数字で申しわけないですけど、3割から5割ぐらいが支出になっていくんじゃないかと思われます。さらに、現在の工事、ほとんど年が明けてから余り現場の方を進めておりませんので、仮囲いの状態だとか、あるいは仮囲いの中に入りますと、鉄筋が出たりとか、そういう状況になっていますので、その辺をどういうふうに安全な、常時人がいて管理するというわけにいきませんので、どういうふうに安全な状態で引き渡しを受けて、持っていくのかということで、平成25年度中にできるか、平成26年度になるかということについても、現在精査中ということで、正確には決まっておりません。  以上です。 330 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 331 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。  要保護と準要保護の方は、やっぱり自己申請になりましたので、申請せずに我慢する場合があるのではと懸念したんですけど、先ほど重城委員への答弁でわかりましたので、今後とも、自己申請しない方も校長先生の力量でどんどんちゃんと学習の場を提供できるような形で、この就学援助費があればいいなと思います。中郷小耐震補強工事は今精査しているということなんですが、そうすると、97ページの4の(2)中郷・畑沢小学校耐震補強及び校舎改修工事費のこの数字は、中郷小は入っていないということなんでしょうか。その時点ではまだやるつもりだったから入っているということなんでしょうか。 332 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 333 ◯施設課長(宮澤清美君) こちらの数字につきましては、今、いわゆる台直しという構造上の欠陥が見つかる前の数字で、そのまま継続して工事をした場合にということで、予算案としては計上させていただいております。ですので、中郷小の分が入っております。 334 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 335 ◯委員(田中紀子さん) 抜いて、さっき言った1億6,900万円の3割から5割は必要というふうなことになるんでしょうか。 336 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 337 ◯施設課長(宮澤清美君) 今年度当初、最初の計画どおりやろうとした場合に、中郷小で2期工事の分として9,000万円ほど、畑沢小の分が1億4,600万円ほどですので、この9,000万円ほどの中からどれだけの支出があるかというような、あるいは平成24年度から26年度まで継続費でやっておりますので、平成24年度の逓次繰り越しをしたものの中からの支出でおさまるのかどうか、その辺の精査も必要というふうに考えております。  以上です。 338 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 339 ◯委員(田中紀子さん) そこを精査してください。  では、中郷小学校の現状についてお聞きしますけれども、中郷中学校の方にお引っ越しして、そこで今は勉強しているということで、給食なんですけど、今まで中郷小は中郷小でつくった給食を食べていたんですけど、今、中郷中にお引っ越ししている先で、どこでつくられた給食を食べているのか。それで、今度は4月からはどこでつくられた給食を食べるのか。また、仮校舎ができたらどんな予定なのかというのを、中郷小の児童から見たらどうなのかという視点でちょっと教えてください。 340 ◯委員長(岡田貴志君) 江野澤センター長。 341 ◯教育部参事・学校給食センター長(江野澤和彦君) お答えいたします。  昨年の9月、2学期から、中郷小学校の給食室の改修工事を行っておりまして、本年2月に完成いたしまして、今、検査の段階中でございます。その関係上、中郷小の給食はその時点ではつくれなかったことから、中郷中学校に調理をお願いいたしまして、中郷中学校で中郷小学校の給食をつくっていただいて、中郷小の調理員が公用車で中郷小学校へ給食を運搬して、現在まで行っておりましたが、今回、この中郷小学校が中郷中学校へ仮移転したことから、現段階では、今までどおり中郷中学校で小学校分もつくって配食していただいています。その後、2月で工事が完了して、本日、完成検査を受けまして、特に問題ないということでしたので、今月中に調理を開始すべく準備をしたいと思います。4月から西清小学校へは中郷小学校の給食室で調理した給食を配食いたします。現在まだ中郷小学校が中郷中学校に移転していることから、中郷小学校の調理室で調理したものをそのまま運べばいいんですが、受け入れ態勢に多少問題がございまして、仮設の校舎がこの夏から秋までに完成するということでしたので、その時点で中郷小学校給食調理室からの配食を開始したいと考えております。その間は中郷中学校で配食していただくということで、お願いしているところでございます。  以上です。 342 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 343 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。  木更津市学校給食の実施に関する規則第12条では、所長及び学校長は当日の学校給食について、学校給食衛生管理の基準に定める検食を行わなければならないとしています。ただし、所長や学校長が不在等で検食できない場合は、給食担当総括、または教頭が行うものとするというふうになっているんですね。中郷小の児童の給食は、中郷中の校長先生が検食するのか、中郷小の校長先生なのか。あと、4月から中郷小でつくる給食を西清小に届ける、では、西清小の給食は誰が検食するのかということを、ちょっと確認したいと思います。 344 ◯委員長(岡田貴志君) 江野澤センター長。 345 ◯教育部参事・学校給食センター長(江野澤和彦君) お答えいたします。  給食の検食は、委員おっしゃいましたとおり、木更津市学校給食の実施に関する規則第12条に定められております。その中で、文部科学省からも学校給食衛生管理基準の中で、給食摂食開始30分前までに、学校長または教頭が検食を行う態勢となっておりますので、西清小学校へも、届けた時点で給食摂食開始30分前までに校長または教頭が検食するということでチェックしております。 346 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 347 ◯委員(田中紀子さん) ということは、西清小の校長先生または教頭先生が、30分前までに食べるということで、だから、30分以上たったぬるいものを食べるのでしょうか。 348 ◯委員長(岡田貴志君) 江野澤センター長。 349 ◯教育部参事・学校給食センター長(江野澤和彦君) センターと同じ配食缶、いわゆる保温性の高いものということで、今回設定しておりますので、極端に熱々のままかと言われればまた違うかもしれませんが、温かいものが届くと思います。 350 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 351 ◯委員(田中紀子さん) 一般質問でもしましたが、急場しのぎで給食というのを考えていくというのは、もう一回ちゃんと考えて、給食センターがどうあるべきか、食育という観点から全体像を見ながら進めていただきたいと思います。これは要望です。 352 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 353 ◯委員(岡田壽彦君) それでは、関連して、中郷小、97ページの4の(1)小学校耐震対策事業費、この件に関してちょっとお伺いします。  これまでいろいろ中郷小学校の動きの中で問題があり、現在、中郷小学校の耐震補強は中止しております。この小学校の機能は今中学校に移転しました。現在は仮校舎の準備にということで、作業中で、仮校舎の使用期間は9月頃という説明がありました。お聞きしたいのは、今後の施設整備に当たって、そしてもう補強方法は全面的に見直しの対応と、それから新校舎の建設と、これまで多様な視点での検討をしていく等、説明をされております。その中で、今後どのような施設整備をされようとしていくにも、ここに設計委託料が必要になると思うが、これはどのように考えているのか、また予算上の位置付けはどうなっているのか、そこら辺ちょっと確認したいんですが、伺います。 354 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 355 ◯施設課長(宮澤清美君) 中郷小学校につきましては、今後の方針がまだ定まっておりません。まず、今回の当初予算案、こちらにつきましては、今後の中郷小の校舎に係る設計委託料という予算は含まれてはおりません。ただ、中郷小学校の施設整備につきましては、一日でも早く児童・生徒、保護者、地域の皆様に対して、今後の整備の方針ですとか、整備スケジュール等をご相談しながら、お示しできるよう検討していきたいというふうに考えております。一旦工事中止ということで、また一からということになるんですが、設計委託を初めとする必要な経費につきましては、方針が固まり次第、補正予算ですとか、そういった形で予算措置ができるように努めてまいりたいと思います。今回の補強方法の全面見直しあるいは新校舎の建設等によりまして、補強工事といった事業として立ち上げるとすれば、97ページの5目学校管理費になるのかなと。新校舎を建てるということであれば、15目学校建設費になるかと思いますので、その辺も含めて、予算案として提案させていただきたいと思います。  以上です。 356 ◯委員長(岡田貴志君) ほか。近藤委員。 357 ◯委員(近藤 忍君) では、中郷小学校が出たついででちょっと確認させていただきたいんですが、中郷小学校体育館、屋内運動場につきましては、耐震診断を行っていた途中で、要はもう舞台が補強に耐え切れず、もう補強ができないというようなことが一回決まったと思うんですが、そちら側の建て替え側の方の設計というのは既に終了しているのか、状況をちょっとお知らせいただきたいと思います。 358 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 359 ◯施設課長(宮澤清美君) こちらは97ページの説明欄の下から3行目、4の(1)の小学校耐震対策事業費でございますけれども、こちらで中郷小学校の屋内運動場改築工事設計ということで、こちらも昨年の12月に予算案をつくり上がっていたものですから、先ほど田中委員の方の質疑にもお答えしたとおり、中郷小学校の耐震補強工事が現在の設計のまま進んで、平成26年度で終わって、平成27年度に工事をするという計画で、平成26年度に設計しようということで、設計の予算を今回の当初予算に上げさせていただいております。ですから、当然、設計はまだこれからということで、手つかずでございます。 360 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 361 ◯委員(近藤 忍君) わかりました。今回のこの状態が出る前ということで、とりあえず今回は予算計上はしておくけれども、方向性が出るまで、それについては凍結の見込みだという中で、当初予算は認めてほしいということで、それは理解させていただきます。同じように、この耐震対策事業費で大きい、小学校耐震対策事業費では約3,300万円ですが、中学校耐震対策事業費で5,000万円上がっておりますけれども、これはどのような設計等が入っているのか、ちょっと内訳をお示ししただければと思います。 362 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 363 ◯施設課長(宮澤清美君) 予算書の100ページの説明欄の上から4行目、4の(1)中学校耐震対策事業費、こちらにつきましては、中郷中学校の校舎の一部改築設計費、それから第一中学校武道場耐震補強及び改修工事の設計料、第二中学校屋内運動場耐震補強及び改修工事の設計料、それから第三中学校屋内運動場耐震補強及び改修工事設計料、金田中学校屋内運動場耐震補強及び改修工事の設計料でございます。一番最初に申し上げました、中郷中学校の校舎につきましては、一部補強が難しいということで、一部分改築しようというふうに考えておりますが、こちらも先ほどと同じで、中郷小・中の方針が出るまでは、設計にはちょっと取りかかれないのかなというふうに考えております。  以上です。 364 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 365 ◯委員(重城正義君) 小学校にスクールカウンセラーですか、これを配置するということで新聞に載っていたんですけれども、木更津市内の学校では、このスクールカウンセラーの配置状況はいかがでしょうか。 366 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 367 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 平成25年度につきましては、馬来田小学校1校に、年間10日間ということで配置をしていただきました。平成26年度につきましては、現在県から伺っているところによりますと、馬来田小学校には17日間拡大して継続と、それから、これはちょっと不確かなんですけど、岩根小学校の方にスクールソーシャルワーカーという形で、スクールカウンセラーではなくて、福祉ですとか、さまざまな視点から機関につないでいくような仕事のスクールソーシャルワーカーを、岩根小学校に配置してはどうかというような話までは聞いています。  以上です。 368 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 369 ◯委員(重城正義君) では、もう1点お聞きします。  104ページの公民館費の中で、13節の委託料が3,789万9,000円という大きな数字があるんですけれども、この中には耐震診断は含まれておりますか。 370 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 371 ◯施設課長(宮澤清美君) 今回の公民館費の中の委託料には、耐震診断については含まれておりません。 372 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 373 ◯委員(重城正義君) ついていないということは、非常に残念でございますけれども、私が期待したのが、岩根公民館の耐震診断をしてくれるのかと思ったんですけど、少しがっかりですけど、わかりました。  終わりです。 374 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 375 ◯委員(田中紀子さん) では、関連で。  スクールソーシャルワーカーが岩根小に配置される、はっきりした情報じゃないからということなんですけれども、すごく前からこのスクールソーシャルワーカーを配置するのはすごく期待していたところなんですね。ぜひ、ここの実績を皆さんで共有していただいたらと思います。スクールカウンセラーは教育の面でアドバイスしたりするのが仕事で、スクールソーシャルワーカーはやっぱりその子どもの育った背景、家族構成とか、社会との関連を、先生だけにさせるんじゃなくて、その人が地域をコーディネートしながら、その子どもの環境を整えて、教育を進めていけるというようなところなので、ぜひ福岡市とか、すごく頑張っているところがありますので、そのスクールソーシャルワーカーというのをどんどん広めていただきたいと。国でも広めるようにしていたところなので、ぜひそれは実績をつくっていただきたいと思います。  102ページの君津郡市広域市町村圏事務組合負担金の件で、私、それぞれで聞いているんですけれども、福祉部のきみつあゆみ園は利用者割合とかで協議に入るということだったんですね。こちらの君津地方視聴覚教材センター、備品がいろいろあって、利用者数とか何かこれは4市ではどのぐらい使っているなんていうことはわかりにくいような形なんですが、この4市で負担割合が昔からの均等割30%とか人口割70%というのが続いていると思うんですけど、現状は続いているのか、またここらでちょっと変えようかなんていう話があるのかという、その2点をお聞きしたいなと思います。 376 ◯委員長(岡田貴志君) 石井課長。 377 ◯生涯学習課長(石井一彦君) まず、視聴覚教材センターの負担割合でありますが、これは来年度につきましても、均等割30%、人口割70%になっております。見直しについては行っておりません。  以上でございます。 378 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 379 ◯委員(田中紀子さん) 木更津市から見たら、それぞれのところ、福祉部のところは見直すとか、いろいろありますので、企画部の方、いろいろな情勢だというのがわかったと思いますので、またよろしくお願いします。  あと、もう1点お聞きしたいのは、学校の適正規模とか適正配置に関してなんですけれども、最初、答申をつくってというふうに教育委員会から投げかけたときは、やっぱり財政規模を勘案しながらというところが3番目にあったと思うんですね。それで、答申ができて、今度は庁内の検討委員会で話し合っている過程でも、中間答申の途中のときでも、庁内の検討委員会のところでは、やっぱりオブザーバーからの意見なんかは、会議録を見ましたら、財政的にどうなのよと、土地のことはどう考えているのかという、土地の利活用、そこもかなり言っていたと思うんですが、結局、それから全然進展がないんですが、今後、そこのところも考えていくところをちょっと今、状況はどうなんでしょうということをお聞きしたいんですけど。 380 ◯委員長(岡田貴志君) 本多次長。 381 ◯教育部次長・教育総務課長(本多 豊君) 今回の議会の質問でもご答弁しましたが、耐震診断等で大変財政的にも負担をかけてございますので、2つの学校用地が利用性が低いという答申をいただいているところがありまして、そこにつきましては、利用団体、それから地域の自治会等と十分調整して、可能な学校予定地については、今後、教育委員会会議を経まして、普通財産の方に所管替えをするということで、ご理解を願いたいと思います。 382 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 383 ◯委員(近藤 忍君) では、まず小学校に関して3問お願いします。  1点目、99ページにあります八幡台小学校校舎増築事業費ということで、3億4,600万円というかなりの巨額が一度に上がってきておりますが、さっきから出ている学校規模等適正化の方針のもとでは、波岡小学校を現在の波岡公民館の裏に移設して、そちらに対して羽鳥野の4丁目、5丁目、6丁目、7丁目については、その波岡小学校に移転してもらうと。現在、波岡小学校はまだ国道脇のところにあるんですが、これは現在もその羽鳥野の4丁目か7丁目の方々を波岡小学校の方に行ってもらうようにすれば、この3億幾らが防げるんじゃないかと思うんですが、学区の見直し等について、これをやる前に検討なり、地域との協議というのはされているのかというところを、まず1つ目、お願いします。  2つ目、土地の借地料について、今回、資料請求をさせてもらって、出させてもらいまして、まだやっぱり学校関係では教育部の教育総務課の方が、東清小学校、西清小学校、清見台小学校、波岡小学校、中郷小学校、岩根小学校、岩根中学校と岩根西中学校と、公民館も含めてかなりの借地を持っていますね。学校規模の適正化でここに将来残るというところであれば、ずっと借地料を払っているのではなくて、購入してしまって、一時的な支出は増えますけれども、ずっと借地料を払い続けるというのをやめて、安定した経営状態に持っていった方がいかがでしょうかということで、前に議会でも質問したところですが、金額の見直しは確かにその頃からされていますので、土地評価に合わせて金額は下がっていると思うんですけれども、例えばこの中で一番金額の大きい清見台小学校で226万円払っていますけど、これは相手は国ですよね、たしか。国が相手だったら、話なんか早いんじゃないかなと。逆に言うと、教育財産なんだから、無償譲渡だって、持っていき方でできるかもしれませんけど、少なくとも買い取ることぐらいは可能なんじゃないかなと思うんですが、なぜこれをずっと借地が続いているのかというところが2つ目です。  3点目ですが、間もなく開校する真舟小学校についてですが、この間、議員対象の内覧会を行っていただいたんですが、市の防災計画の中では真舟小学校を何かのときに高台の指揮系統を移設する場所ということで設定してあったかと思うんですが、内覧会で見たところ、それが具体的にはどこかというのがちょっとわからなかったんですが、それに対応する機能というのがあの小学校の中にあるのか、その辺をあわせて説明いただければと思います。  以上、3点です。 384 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 385 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 初めに、1点目の八幡台小関係についてお答えします。  基本方針の方では、委員ご指摘のとおり、羽鳥野4丁目から7丁目については、波岡小の移転とあわせて通学区域を見直すべきだということでしたが、現在の波岡小学校の位置ですと、4丁目、7丁目の方々の総意を聞いたわけではございませんけれども、現在の区域外就学の申請等を見てみますと、非常に通学距離が遠くなるということと、安全性に問題があるということで、波岡小学校を大久保小学校用地に移転がなければ、羽鳥野4丁目から7丁目の児童を現在の波岡小学校に通学させるには、安全性に若干問題があるのではないかなというふうに考えています。 386 ◯委員長(岡田貴志君) 本多次長。 387 ◯教育部次長・教育総務課長(本多 豊君) 学校用地を買い上げてはというお話でございましたけど、昨年の11月か12月頃だったと思いますが、うちの方で、場所は違うんですが、岩根中学校の用悪水路と道路を1,252平米だったんですが、これを鑑定評価を業者にかけましたところ、約1,252平米で3,600万円ほどの単価でございました。清見台小学校につきましては、約6,400平米ぐらいあると思うんですが、この分につきましては、うちの方としても買い上げてほしいという国からの要望はございますが、先ほどからお話に出ておりますように、耐震、それから中郷小学校の問題もございまして、財政的な調整が図られてございませんので、今後、このような面も含めまして、関係各課と調整を図ってまいりたいと思います。  次の、真舟小学校が防災拠点として対応ができるかどうかという、ここにつきましては、議員の皆様に真舟小学校をご覧になってはいただいたと思うんですが、実際、あそこは避難場所としては、体育館もございますので、地区の方が入れる人数と災害の担当部署と協議をして、そこに拠点を持っていくのがどうかというのは、ちょっと今後検討ということでお願いしたいと思います。 388 ◯委員長(岡田貴志君) 鎌田参事。 389 ◯総務部参事・総務行革課長(鎌田哲也君) 今年度、今取りまとめております地域防災計画、これによりまして、市役所の近辺が例えば液状化等で使用できなくなったといったようなことを想定いたしまして、このたび真舟小学校をその際の拠点というようなことで位置付けをさせていただいております。条件といたしましては、高台であるとか、あるいは耐震機能といったようなこと、それから交通関係、諸条件を勘案いたしまして、選定をさせていただいております。ところが、実際の受け皿として、機能的なことで言いますと、これからということでございますので。ただ、受け皿としては本多次長の方がお話ししていただきましたとおり、体育館でありますとか、校舎でありますとか、そういったところは緊急の場合には利用させていただけるというふうに考えております。  以上でございます。 390 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 391 ◯委員(近藤 忍君) では、まず八幡台小についてから。  ここに後藤委員もおられますけど、羽鳥野4丁目、6丁目に隣接する、大久保団地の人たちというのは、現在、波岡小学校へ行っているわけですよね。大久保団地の一番奥の人と羽鳥野6丁目の人たちがどちらが近いかと言うと、羽鳥野の人の方がまだ波岡小は近いわけなんですよ。あそこの住所境界があそこの地番地名のところで分かれていますので。だから、それで危険だということであれば、波岡6区の子どもたち、多分越境入学の申し出をして、八幡台小に行かれている子どもたちも多いかと思うんですが、ただ、それを全部受けとめて、ではいいですよ、みんな八幡台行っていいですよ、そのかわり八幡台には市がどんどん校舎を建てますからということでやっていたら、これはやっぱり予算が幾らあっても足りないところだと思いますので、ある程度の人たちは波岡小に行ってもらうようなことにして、やっぱり歳出削減をご理解いただくということを、本来とるべきではなかったのかなと思うところはあるんですが、先ほど総意を聞いていないというようなこともありますけど、それをやっぱり地域に投げかけて、こういう状況にあって、今、耐震とか何かでものすごく教育費が出ていると。さっき本多次長も言いましたけど、毎年毎年ずるずる何百万円も出ていくお金を、一発で買い取ってしまえば、それが翌年からの支出がなくなるわけだから、一度に買ってしまえばもうその分だけ長期的に見ると削減効果が大きいわけで、ただ、それが今払う金がないから、毎年毎年借地料を払うよということを続けているわけですよね。そこで払いながら、学校の3億幾らというのを建てるというのは、どうも支出としていかがなものかなというところがあって、その話を聞いているわけなんですよ。まだ執行前ですので、地域の方々にもう一回話を聞いていただいて、ある程度波岡小に行くということであれば、もう3億幾らがもっとダウンサイジングできるのではないかなと思いますけれども、そういうような考え方はないのかというところで、八幡台小については聞かせてもらおうと思います。  特に清見台小学校の件。さっきの岩根は幾らという話がありましたけど、大蔵省だか財務省だか、要は清見台小学校で示された金額、国からの買い取り額として先方は幾らを要求してきたのか、それをちょっと教えてもらってもいいですかね。  3番目の真舟小ですけれども、せっかく今新設工事をやってでき上がったんだから、工事中に対処する方法をやっぱり織り込んでおいた方がよかったんじゃないかなと。せっかく工事をやっているんですから。とは思うんですよ。先ほど言ったように、体育館であるとか小学校というのは、避難所の案件としてはいいとは思うんですよ。ただ、防災拠点というのは、いわゆる市役所の機能を移すわけでしょう。それについての対応を新築工事の中で対応しておかないと、また、それは新たな投資というか、子どもたちが入っている中で何らかの改修を行うという、教育環境にもよくないとは思うんですけれども、その辺の事前調整というのはとられていなかったんでしょうかね。3番目は総務行革課の方で答えてください。 392 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 393 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 1点目の、八幡台小学校についてお答えします。  委員ご指摘のとおり、基本方針の中では、先ほども申し上げましたが、羽鳥野4丁目から7丁目の子どもたちを波岡小に通わせるには、大久保学校予定地に波岡小を移転とセットだったというふうに書かれて決定しておりますし、八幡台小学校につきましては、羽鳥野地区の人口の増加が予想以上に激しくて、平成26年度で満杯状態になりまして、特別支援教室を図工室に間借りするような状況でございますので、平成27年度からは仮設というか、軽量鉄骨の校舎が是が非でも必要になってくるという状況でございますので、今後、大久保学校予定地の活用もあわせて検討しますという言葉どおり、波岡小の移転とセットで学区についてはまた検討してまいりたいというふうに考えています。  以上です。
    394 ◯委員長(岡田貴志君) 本多次長。 395 ◯教育部次長・教育総務課長(本多 豊君) 清見台小学校の買い取りの単価はというお話でございましたが、文書につきましては、買い取りを希望しますということで示された数字はございませんでした。ですから、参考に、用悪水路というか、そういうところを、私の方ではどのくらいの単価になるかなということで、鑑定をかけたわけでございます。  以上でございます。 396 ◯委員長(岡田貴志君) 鎌田参事。 397 ◯総務部参事・総務行革課長(鎌田哲也君) 真舟小学校の災害時の拠点としての機能のお話でございますけれども、今年度、地域防災計画の全体的な見直しということで、作業に取り組んでまいりました。その中で、これまで緊急時の災害拠点を移すといったようなことにつきまして、例えば水道部の庁舎であるとか、福祉会館であるとかというようなところが挙がっていたわけでございますけれども、3.11を受けて、海の被害、あるいは液状化の被害というようなところを避けて、どこかないかというようなことにつきまして、いろいろ教育部とも協議をさせていただきました。その段階で、いろいろ候補が出ましたんですけれども、最後に、真舟小の新築というところに目をつけて協議させていただいたと。その決定した時期が余りにも遅かったと。これは反省点でございますけれども、そうしたことで、その段階で工事をそれから行うということが、時期的に間に合わなかったということでございます。今後、しっかり対応できますように、機能的に検討いたしまして、また教育部と協議の上、対応してまいりたいというふうに思います。  よろしくお願い申し上げます。 398 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 399 ◯委員(近藤 忍君) 八幡台小学校の件から1点ずついきますけど、確かに波岡小学校を移転させる場合、この3億円ぐらいではすみませんけれども、20億円前後ぐらいになるかとは思いますけど、それに比べると少ないのかもしれませんが、現に今度は何かのとき波岡小学校が移ってくると、この3億円以下で例えば、多分増設校舎は、子どもの数がぐっと減るわけですから要らなくなるんじゃないですかね。だから、その時期を過ごすための3億円を仮でつくっておくのと、将来的な適正規模に移すために20億円を使うのとどちらがどうなんだというようなところ、それが今間に合わないのであれば、暫定的にやっぱり危険だと言っても現に波岡6区の子どもたちはほとんど行っているわけなので、羽鳥野の一部の子どもたちには向こうに行ってもらって、これは抑制するなりというのは、当然考えてしかるべきではなかったのかなと。未来永劫必要なものとしてつくっているのであれば別ですけど、やっぱり仮ですよね。その割には金額が大きいもので、やっぱりそれは思います。八幡台小については、私の方からはもういいです。  清見台小については、やっぱり交渉して、算定額が例えばこうだと言っても、教育機関として使っているわけですので、先方に格段の配慮を求めることだってできるのではないかなと思うんですよ、交渉の中では。どうしても国の財産として評価額で売らなきゃいけないということになったら、今度は金額が幾らなのか。こちらも鑑定に出し、向こうの鑑定と突き合わせて交渉するというのもできるでしょうし、それで例えば5年分、10年分ぐらいで済むのであれば、やっぱり買ってしまった方が、長い目でずっとこれからいろいろと出ていかなきゃいけない支出を抑制することにつながりますので、清見台だけにとどまらず、ほかの個人の所有している用地についてもそうですけれども、やっぱりいろいろと財政を多く使っているところですので、削減努力は引き続きその点は続けていっていただかないと困りますので、本多次長は特に引き継ぎ事項として入れておいていただければと思いますので、よろしくお願いします。  最後の真舟小については、ちょっと残念な答弁かなと思いますので。もっと事前にやっていれば、今年の建築工事の中で対応できていた話なので。それ以上言っても仕方ない部分かもしれませんけれども、今後、ほかでいろいろとやる中で、例えば、先ほど消防費の話もありましたけど、消防庁舎をどうするこうするとかという中でも、同じような多分話題が出てくると思いますので、総合的な計画をそれぞれ突き合わせて、単独機能として教育機関とかほかのものも動かすのではなくて、市全体でうまくコントロールしながら、何かのときにバックアップがとれるような施設配置というのを、しっかりと考えていただきたいと思います。 400 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、ございますか。田中委員。 401 ◯委員(田中紀子さん) 関連で、防災拠点の防災計画パブリックコメントは1月初めの頃までに出さなくちゃいけないと。つまり12月のときにはもうパブコメは始まっていたという形ですよね。庁内で検討して、真舟小に決めたというんですけど、では、その真舟小に決めた後、防災計画を立てたと。工事は間に合わなかったというんですけど、その後、何かこれをどうしようかという具体的な話し合いは庁内ではもうされているのか、これからなのか、そこを確認しておきたいなと思います。だんだん不安になってきましたので。 402 ◯委員長(岡田貴志君) 鎌田参事。 403 ◯総務部参事・総務行革課長(鎌田哲也君) 防災拠点の移転の関係につきましては、私どもと教育部だけではなくて、もちろん消防ですとか、関連部署がございます。そういった中で、一度決定してから消防署とそういう旨の確認といいますか、そういう打ち合わせはしております。ただ、詳細につきましては今後ということで、お互いに検討するというような話になっております。  以上でございます。 404 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 405 ◯委員(田中紀子さん) 真舟小学校はインターロッキングがすごいいっぱいあって、重いトラックとかなかなか正面からは入りにくいとか、この間視察したときに教えていただいたんですが、これから防災の拠点とかなってきたら、そういうところもあるわけですよ。だから、早目にやっぱり考えておかないと、防災拠点にしてもトラックが入れなかったりとか、消防車が入れなかったら、何だろうなというのもまた思っちゃったので、そういう搬路が、私は今図面を見ていないので、こちらにあるよというのもしれないんですけど、やっぱり素人の私でも、ああ、どうするかなと思っちゃったので、ここを使う限り、早く第2の防災拠点はいつでも準備しておくというようなところで、よろしくお願いします。 406 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、宮木委員。 407 ◯委員(宮木康弘君) それでは、98ページ、また101ページ、小学校・中学校コンピューター教育事業費、小学校で4,508万何がしと、中学校で2,659万3,000円とありますけれども、まず、この内容をお聞かせください。  それと、102ページ、説明欄6、遺跡群発掘調査事業費、(2)市内遺跡発掘調査事業費ですけれども、予算の概要の方で見ますと、請西遺跡群発掘調査となっていますけれども、これをもうちょっと具体的にどのような内容なのか、お聞かせ願います。 408 ◯委員長(岡田貴志君) 花澤主幹。 409 ◯教育総務課主幹(花澤伸子さん) まず、小学校コンピューター教育事業費ですが、消耗品費として114万円、需用費として10万円、役務費の通信運搬費として336万5,000円、14節の使用料及び賃借料として4,048万1,000円になります。中学校のコンピューター教育事業費として、需用費の消耗品費が104万円、修繕料が10万円、役務費の通信運搬費が100万4,000円、14節の使用料及び賃借料が2,444万9,000円となります。  以上です。 410 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋課長。 411 ◯文化課長(高橋栄二君) 102ページの市内遺跡発掘調査事業費の1,217万9,000円の件でございますが、請西遺跡群の発掘は終わっておりまして、現在は開発行為を行った記録保存をしなきゃいけないということでございまして、記録保存のための整理作業と発掘調査報告書の刊行ということで、その準備をしております。  以上でございます。 412 ◯委員長(岡田貴志君) 宮木委員。 413 ◯委員(宮木康弘君) 遺跡の方はわかりました。  コンピューター事業の方で、これは既にもう小中全てに備品は備わっている、その賃借料がこの中に含まれているという理解でよろしいんでしょうか。 414 ◯委員長(岡田貴志君) 花澤主幹。 415 ◯教育総務課主幹(花澤伸子さん) はい、そのとおりです。中学校につきましては、平成25年10月より新たに契約しておりまして、小学校につきましては、平成22年、長期継続契約をしております。  以上です。 416 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 417 ◯委員(後藤 秀君) 先ほど近藤委員から、波岡、大久保に小学校という話ですが、地元なもので、いろいろな面から質疑をさせていただきます。  まず、八幡台小学校校舎増築事業費の3億4,600万円の、何教室で建てる場所はどこか。それから、もう1点は、大久保の6丁目あたりでしょうね。4丁目とかはこちらからは行ってないと思うけど、いわゆる許可をもらって八幡台小へ行っている方が何人いるか。  まず、その2点だけお伺いします。 418 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 419 ◯施設課長(宮澤清美君) 八幡台小学校の増築校舎には、普通教室を7室用意する予定でおります。場所につきましては、校舎の南側にグラウンドがずっとあるんですけれども、正門から入りまして一番奥、西の一番奥の方に今の校舎と直角に建てようというふうに考えております。  以上です。 420 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 421 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 大久保6丁目から八幡台小学校への区域外就学につきましては、さほど多い数字ではないというふうに把握していますけれども、確かな数字が手持ちにございませんので、後ほどお示ししたいと思います。 422 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 423 ◯委員(後藤 秀君) では、あとは結構です。そういうふうに八幡台小が過密になるというのがわかっていて、何で許可をするのか、相談を受けたけど、はい、いいですとも私は言えないから、だまって今まで経過を見ていましたけど、これほど7教室、三、四年前に6教室建てましたよね。それで、7教室。それだったら、波岡公民館のところに建てちゃった方が早いんじゃないですかね。それはぜひやっていただきたい。今、波岡小学校、在校生が今年から畑沢、港南台から来ている人の方が多くなっちゃったんですよね。そうですよね。それで、畑沢小もそろそろ前ほどの人数がいなくなってきていると。そしたら、いつかは畑沢や港南台の人たちはまた畑沢小に行かなくてはいけないわけでしょう。やはり将来的なことを考えたら、近藤委員の言うように、早く、波岡公民館のところへつくっちゃった方がいいんじゃないですかね。お金がないないと言ったって、私も二、三年前はしょっちゅう教育部のところで、公民館とか市有地、借用地がたくさん、この間も一覧表を見ましたけど、たくさんあるわけで、とりわけ先ほど近藤委員のおっしゃっていたのは、監査でも何回も指摘されているわけですよね。そういったのの対応をしないで、お金がない、お金がないと言って、例えば、鎌足公民館なんか、もうとっくに買っちゃった方が早かったわけですよね。そういうのをどんどんやればいいと思うんですよね。また、教育財産だってあるんだから、それを使用していない教育財産を売却して、元手にすりゃいいと思うんですけど、まあ、ほかのことは別として、波岡公民館のところに学校をつくるのはいつなのか、そういう計画を立てているのか。答申はそういうふうになっていますから、やっぱり答申を尊重してやっていただきたいと。  以上です。 424 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 425 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 答申にもございますけれども、現段階では大久保学校用地に波岡小学校が移転する検討には入っておりませんので、今後の課題だというふうに考えています。  以上です。 426 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 427 ◯委員(座親政彦君) 先ほどの宮木委員の102ページの遺跡群発掘調査事業費のところで、ちょっと私、聞き間違えたかもしれませんが、今年度が請西と千束台の遺跡発掘調査で、ほぼ同額の予算計上をしていて、今回は千束台がなくて、請西だけが予算の概要が出ているんですね。それはもう終わったというふうに、何か先ほどちょっと聞こえたんですけれども、もう一度ご答弁いただけますか。 428 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋課長。 429 ◯文化課長(高橋栄二君) 終わったというか、刊行物までは終わった。来年度は、具体的に言うと、大山台遺跡とか中郷谷遺跡の整理作業を行うということでございます。  以上です。 430 ◯委員長(岡田貴志君) 小高副主幹。 431 ◯文化課副主幹(小高幸男君) 今の高橋課長の発言訂正をさせていただきます。  今年度、千束台については、発掘調査、現地での作業は終わっておりますが、整理作業というのは継続しております。来年度計上していないのは、来年度のほかの調査事業等を勘案しまして、事業の方を対応し切れないということで、一旦中断ということになっております。  以上です。 432 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 433 ◯委員(座親政彦君) わかりました。  それと、同じ項目で市内遺跡発掘調査(民間)事業費、今年度の予算額と比べると相当上がっているんですけれども、この理由について教えていただけますか。 434 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋課長。 435 ◯文化課長(高橋栄二君) 平成26年度は民間の開発事業がございまして、その地区が埋蔵文化財の包蔵地であるため発掘調査を行うことになっておりまして、そのために増えております。 436 ◯委員長(岡田貴志君) 座親委員。 437 ◯委員(座親政彦君) 最後に、もう一つ確認させてください。  今年度は、中野畑沢線整備事業に伴う埋蔵文化財調査費が448万円あったんですが、平成26年度はないんですけれども、これはどう受けとめたらよろしいでしょうか。 438 ◯委員長(岡田貴志君) 小高副主幹。 439 ◯文化課副主幹(小高幸男君) 平成26年度におきましては、中野畑沢線整備事業に伴う埋蔵文化財調査費については、骨格予算になったということで、予算計上は見送られた事業となっております。  以上です。 440 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 441 ◯委員(重城正義君) 江川総合運動場施設改修事業費で、662万2,000円ですか、こういう修繕があるんですけれども、これは遊具を改修する予定はあるんでしょうかね。というのが、私はいつも孫を連れて遊びに行くんですけれども、だんだんだんだん遊ぶ道具が少なくなって、ただ走り回っているだけなんですよ。何ひとつ遊ぶものがないということで、孫も大分飽きてきまして、ぜひとも遊具の改修をお願いしたいのも重々なんですけれども、その中身をちょっと教えてください。 442 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 443 ◯施設課長(宮澤清美君) こちらの江川総合運動場施設改修事業費662万2,000円につきましては、平成26年度に実施を予定しておりました、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を入れまして、遊具の設置あるいは公衆トイレの設置、屋外照明設備の設置、屋外の時計台設置、ベンチあるいはネットフェンスの設置・修繕等を行おうとするものでございます。そのうちの今回予算案として上げさせていただいているのは、委託料、測量業務及びトイレ等の建築物の設計委託料を計上させていただいております。工事費につきましては、骨格予算でございまして、今回の予算案の方には計上されておりません。  以上でございます。 444 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 445 ◯委員(重城正義君) そうしますと、確認ですけれども、遊具の設置は平成26年度はなしということで理解してよろしいでしょうか。 446 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 447 ◯施設課長(宮澤清美君) 骨格予算ということですので、今後の肉付けがされていくという中で、新しい市長に十分説明して、また国の補助金等の折衝も行っておりますので、十分に丁寧に説明した上で、予算に計上できるよう、平成26年度に工事まで行けるよう、努めてまいりたいと考えております。  以上です。 448 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいでしょうか。近藤委員。 449 ◯委員(近藤 忍君) 学校の給食関係で1点お聞きします。  これは質疑の中でも出たかと思いますけど、現在の地域内、地場産品の調達の比率というのが、ある程度わかっていたら、どれくらい木更津産として納めているのか、確認願います。 450 ◯委員長(岡田貴志君) 江野澤センター長。 451 ◯教育部参事・学校給食センター長(江野澤和彦君) 申しわけありません。比率まではわかっておりません。ただ、各栄養士が献立を立てるときには、地場産品優先ということで考えてやっておりますので、野菜等については、木更津市産がだめならば4市、4市がだめなら県内産ということで、ほぼ決まっております。  以上でございます。 452 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 453 ◯委員(近藤 忍君) 確かに旬のものじゃないものは輸入しなければ、栄養バランスがとれないということはわかります。  今度は、入れている加工食品というか、よそから入れているものがあるかと思うんですが、それについてロングライフ品とかの使用というのは、要は賞味期限の長いものというようなものについて、特に配慮しているのかしていないのか、ということはいかがでしょうか。 454 ◯委員長(岡田貴志君) 江野澤センター長。 455 ◯教育部参事・学校給食センター長(江野澤和彦君) 基本的に食材を仕入れたら、すぐに使ってしまうということで、冷凍食品なんかの場合は例えば3日前ぐらいに入れるものもあるんですが、野菜については当日かその前日に仕入れて、冷凍食品についても全てそういう形で、余り期間を置かない形で考えております。  以上でございます。 456 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 457 ◯委員(近藤 忍君) 管理コスト、置いておくコストのことを考えたら、確かにそれが正しい対応かとは思うんですが、逆にロングライフ品とか冷凍食品のある程度の期間、例えば1週間分ぐらいなりを使用しておいて、1週間たったものを今度は使用して普通の食材に回していくような形ですと、実質的に備蓄になっているんですよね。現在市内の防災備蓄が極めて少ない中で、食を扱っているところで、賞味期限内にちゃんと使用してはいるんだけれど、ただ流通過程の段階で数日置いておくということだけで、災害備蓄としての機能を果たすことができます。ただ、そのためには冷凍庫とか置いておくための施設がちょっと増える部分が出てまいりますので、購入金額は一緒なんですが、維持管理の部分がちょっと大変になってくるかもしれませんが、災害時を考えたときに数日そこに、ほんの二、三日置いておくだけで二、三日分あるわけですから、そういうようなことも今後検討課題としてお考えいただくと、防災対応という意味で役に立ってまいりますので、ひとつよろしくお願いします。 458 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいですか。岡田委員。 459 ◯委員(岡田壽彦君) 105ページの説明欄の3、博物館事業費の内容について伺います。 460 ◯委員長(岡田貴志君) 平野副館長。 461 ◯郷土博物館金のすず副館長(平野弘子さん) 博物館事業費211万4,000円の内容でございますが、市所有の重要文化財、上総木更津金鈴塚古墳出土品について、文化庁の指導のもと、国の研究機関及び全国の研究者の協力を得て、史料の再評価を行うものでございます。内容といたしましては、国立歴史民俗博物館が行った、非破壊による理化学的分析結果をもとに、さらなる研究を進めるべく、全国の研究者と調査を実施いたします。その成果を平成26年度も「金鈴塚古墳研究 第3号」として刊行し、広く一般市民に周知したいと思っております。  以上でございます。 462 ◯委員長(岡田貴志君) 岡田委員。 463 ◯委員(岡田壽彦君) 今、説明がありましたけれども、この博物館の利用の中で、これだけ県内外からお客様が見えており、また教育の観点からも、ほかの何かイベントなどが今回検討されなかったのか。また、骨格だということで、委ねるということなのか、そこら辺ちょっと確認します。 464 ◯委員長(岡田貴志君) 平野副館長。 465 ◯郷土博物館金のすず副館長(平野弘子さん) 平成26年度も企画展を考えておりますが、骨格予算となっていることで、新しい市長に対しまして、また企画展事業の取り組み経緯と必要性を十分に理解していただき、予算に計上できるように努めていきたいと思っております。
    466 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 467 ◯委員(重城正義君) ちばアクアラインマラソンがこの10月19日行われるわけでございますけれども、この事業費が500万円ございます。この500万円の内訳。どのような使い道をされるのか、まずお聞きします。 468 ◯委員長(岡田貴志君) 原課長。 469 ◯体育課長(原 良明君) それでは、お答えいたします。  平成26年度、500万円ほど計上させていただいております。内訳といたしましては、前回大変好評でございました、子どもたちによります沿道応援のときに、横断幕を31校でつくっていただきました。そのための横断幕の経費。それと、花の苗を用意しまして、ランナーをお迎えすると。それと、前回冷凍ブルーベリーを市の独自給食として出させていただきまして、これも大変好評でございました。そういったものと、ガイドブックを用意して、ランナーにお配りしたい。また、応援者にもお配りしたい。そういうことも考えております。あとはメイン会場としては、前回、市民会館、市民体育館の駐車場を使ってメイン会場として活動しましたけれども、今回は、沿道でも、前回10ヶ所、それを1ヶ所増やしまして、11ヶ所に沿道応援イベントを仕掛けてまいりたい。あとは、駅をおりた瞬間からランナーをおもてなしする、それと大会が終わった後に帰られるランナーにとりましては、お疲れさまでしたと、そういう態勢をもって臨むための実行委員会の経費でございます。  以上でございます。 470 ◯委員長(岡田貴志君) 重城委員。 471 ◯委員(重城正義君) 確認ですけれども、今31校に横断幕をつくってもらったという。これからつくるわけですよね。そうすると、32校ですよね、真舟小学校を入れて。小さいことで大変申しわけないんですけど、これ、要はこれからつくってもらうということですよね。それで、いろいろと今回はテレビのコマーシャル等もたくさんあるわけなんですけれども、例えば宿泊関係ですね。この関係は例えば何か特に県とかそういうところと詰めている案件はございますか。 472 ◯委員長(岡田貴志君) 原課長。 473 ◯体育課長(原 良明君) 学校の31校につきましては、前回31校でしたということで、今回は32校になる予定で考えております。  あと、宿泊関係なんですけれども、前回も市内の旅館・ホテル関係はかなりのランナーと応援者で埋まっていたという話は聞いております。今回、県にお願いしたのは、できればちばアクアラインマラソンのロゴを使って、宿泊パック、そういったものを用意できないかと。その辺のところを県と今、お願いした関係もありまして、協議をさせていただいている状況でございます。  以上です。 474 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 475 ◯委員(後藤 秀君) この中郷中学校屋内運動場及びプール改築工事費。これでプールは幾らぐらいかかるんですかね。それと、もう1点は、真舟小は立派なプールがあったんですけど、南清小とか、第三中学校はたしかなかったですよね。そこの予定はどうなっているのか、お伺いをします。 476 ◯委員長(岡田貴志君) 宮澤課長。 477 ◯施設課長(宮澤清美君) まず、中郷中学校のプールの建設工事費ですけれども、工事といたしましては、全体で2億円程度を見込んでおりますが、中郷小・中の基本方針というか、今後の方針がまとまっておりませんので、中郷中学校の新しい屋内運動場を古いプールを壊した後に建てておりますので、現在、もう間もなく完成する新しい体育館と古い体育館が、隣同士に並んで今あるような状況になっていますので、古い体育館を壊すというところまでは、事業は実施したいとは思っております。ただ、中郷小・中の今後の方針によりましては、古い体育館を壊した後にプールを設置しようと思っておりましたけれども、方針によっては、プールを建てようとしている位置の利用はわかりませんので、プールの建設についても若干検討が必要なのかというふうに考えております。  それから、南清小学校のプールにつきましてでございますけれども、南清小学校は、校舎が平成24年度に新しく建築いたしまして、プールと体育館につきましては、ちょっと年度がはっきりしなくて申しわけないんですが、平成10年か11年か12年ぐらいに、新しいものを建ててございます。第三中学校につきましては、平成22年に校舎を前面改築いたしましたが、中学校ですので部活等に対応できるようなグラウンドを確保してということになりますと、現在の敷地の中にプールを設けることができませんでしたので、校地内にプールはございません。ただし、夏季のプールの授業につきましては、西清小学校の方に行きまして、そちらのプールを活用してプールの授業を行っているというような状況でございます。  以上です。 478 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 479 ◯委員(後藤 秀君) 西清小って屋上にありましたよね。あそこはもう大分たっていて、大丈夫ですかね。そのうち水漏れして、下の教室がびしゃびしゃにならないですか。それはちょっと余分なことを言って申しわけないです。  私が一番お聞きしたいのは、校舎を建てて、何でプールをつくらなくちゃいけないかということで、では、どこの学校でも結構です、年間プールの使用状況、それを教えていただけますか。どこの学校でも結構です。 480 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 481 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) プール使用日数の概要を申し上げますと、小中学校ともに6月の初旬にプールを清掃しまして、6月中旬頃から開始をし、1学期間ですから、終業式の7月20日前後までということで、小学校の場合にはその後、夏休みに入ってから水泳教室等を実施しておりますので、ほぼ7月末、8月上旬あたりまでということだと思います。  以上です。 482 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 483 ◯委員(後藤 秀君) 廣部参事、そんなに使っていますか。昔は私たちの子どもたちのときは、夏休み中父兄が当番に出ていて、ほとんど毎日開いていましたよね。今は、学校のプールってそんなに開いていますか。まずはっきりお聞きしますけど。 484 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 485 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) 夏季休業中のプール開放につきましては、ほとんどの小学校で3日から5日程度は開いているというふうに認識しています。 486 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 487 ◯委員(後藤 秀君) ですから、夏休みといったら1ヶ月以上ありますよね。その間に3日ぐらいしか開いていない。その前の1学期の終わり、これはプール掃除をやってから何日かは使うと思いますけど、数えて1人の児童・生徒が使う日数なんて、大して使っていないんですよね。それでいてプール、この2億円とか何かつくるんだったら、これはやっぱり文部科学省のあれですか、どうしても学校を建てた場合はプールをつくらなくちゃいけないという、そういう強い方針か何かあるんですか。それとも、木更津市としては、学校をつくったらプールをつくらなくちゃいけないという方針なのか、そのどちらかをお伺いします。 488 ◯委員長(岡田貴志君) 廣部参事。 489 ◯教育部参事・学校教育課長(廣部昌弘君) ご承知のように、文科省が出しています学習指導要領の体育の授業の中には、水泳指導というものが明記されておりますが、こちらも原則としてというような表現になっていますが、学習指導要領上は、水泳指導が原則としては義務づけられておりますので、現在、プールがございません木更津第三中学校は、西清小学校に行ってお世話になっていたり、プール工事中の清見台小学校は、例えば祇園小学校ですとか、祇園小学校の方は南清小学校ですとかという形で、何らかの水泳指導をしていこうというのが、市の方針でございます。 490 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 491 ◯委員(後藤 秀君) 教育方針というか、子どもたちはやはりプールというのは非常に楽しみにしている面もありますけど、以前ほど本当にプール……。これは以前に畑沢中学校で事故があったりして、そういった裁判とか賠償とか、いろんなことを考えて、先生方も結局、父兄も当番に出るのは嫌がる。それで、結局プールはほとんど使っていないんですよね。それだったら、市内にプールを私というか、施設があるんだから、そこへバスでこうして、インストラクターか何かに教えてもらった方が、よっぽど私は教育効果があると思うんですけどね。そこについては、ご答弁は結構です。だから、何でプールをつくらなくちゃいけないのか。お金がないお金がないと言うのに、私はよくわからないんですけど、教育委員会がつくると言うんだから、まあ仕方ないんじゃないかなというふうに思っております。  以上です。 492 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいでしょうか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 493 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、質疑終局と認めます。  以上で教育費の審査を終わります。  ここで3時半まで休憩をいたします。                                 (午後3時04分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時27分) 494 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続きまして、110ページから111ページまでの第60款公債費及び第65款予備費について審査願います。  それでは、ご質疑願います。重城委員。 495 ◯委員(重城正義君) 公債費についてお伺いをいたします。  元金が約5,000万円ぐらい増えています。しかしながら、利子については3,500万円減っているんですね。このマジックといいますか、どういう状況なのか。例えば、借り換えで安くなったとか、そういうことだと思うんですけれども、その点についてお答えください。 496 ◯委員長(岡田貴志君) 北原次長。 497 ◯財務部次長・財政課長(北原靖和君) 重城委員のご質疑にお答えいたします。  公債費の利子が減ったということでございます。元金は増ということで、ご指摘のとおり、この利子が減ったのは、高利率のものが一つは減ってきたということと、それからご指摘の借り換えの点もあろうかと思います。それで、利子が減ってきているということでございます。  以上でございます。 498 ◯委員長(岡田貴志君) ほかにございますか。近藤委員。 499 ◯委員(近藤 忍君) 重城委員が公債費をやっていただいたので、私が予備費を。  予備費についてですが、平成26年度も平成25年度と同じ1億円ということで上がっておりますが、午前中に聞きました災害復旧費が160万円が100万円に減って、こちらは60万円の話ですけど、今年の台風の関係で、先ほど午前中に聞いたところ、2億9,000万円かかっていて、この1億円では当然予備費充当ができない。今年みたいに大きな災害はそうめったにあるものじゃありませんけれども、災害復旧費で削っているんだから、予備費をもう少し積んでおいた方がよかったのではないかなと思いますが、財務当局の判断はいかがでしょうか。 500 ◯委員長(岡田貴志君) 北原次長。 501 ◯財務部次長・財政課長(北原靖和君) 近藤委員のご指摘も重々わかります。そういう考えもあろうかと思います。ちなみに、一応この被災した、あっちゃいけませんけれども、台風の被害がかなりあったという状況の中で、この応急の事業に対しましては、5,790万円の支出で一応はおさまっております。予備費として対応したものですね。あとは、そのほかについては、災害の査定を受けまして、いわゆる災害復旧事業ということで採択を受けて、事業を実施しているということでやっておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 502 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 503 ◯委員(田中紀子さん) 骨格予算というのが結構あちらこちら、毎回出てきたんですけど、確認です。公債費の一時借入金利子、これはいつも予算に上がっていながら、決算のときにはゼロであって、何かあったときにお金をやりくりするのに、銀行から一時的に1年以内の中で借りたときに、そのときの利子だと思うんです。今までやりくりできた。今回、骨格予算なんですけど、これから肉付けされたら、ここの数字もまた変わるんでしょうか。やっぱりこの程度範囲内で肉付けしていくんだというような覚悟なのか、そこを肉付けがこんなボリュームになっちゃうのか、このぐらいなのかというのが、ちょっとわからないので、一時借入金利子のところから状況を聞きたいと思いました。 504 ◯委員長(岡田貴志君) 北原次長。 505 ◯財務部次長・財政課長(北原靖和君) 肉付けの予算がどのくらいの規模になるかということにつきましては、新しい市長の判断もございますので、今、当初予算から落ちているもの以外にも、例えばおやりになりたいといったようなことがあるかもしれません。それによりますけれども、一応、今のところでは、この一時借入金利子につきましては、特段それについて影響を受けるものでないというふうに判断しております。一時借り入れでございますので、借りないことが多々ありますので。よろしくお願いいたします。 506 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいですか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 507 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認め、以上で公債費及び予備費の審査を終わります。  次に、別冊となっております水道事業会計について、審査をお願いします。  それでは、ご質疑願います。後藤委員。 508 ◯委員(後藤 秀君) 私から、有収率についてお伺いをいたします。  予算案資料の9ページの業務に関する比率の、上から6項目に書かれております有収率についてですが、ポイント数がやや上昇していますが、その要因についてお伺いをいたします。 509 ◯委員長(岡田貴志君) 露崎参事。 510 ◯水道部参事・工務課長(露崎辰弥君) 有収率が上昇している要因についてでございますが、平成24年度より漏水調査業務委託の発注形態を、従来の委託方法ではなく、漏水発見1ヶ所当たりの単価及び成果に応じた精算とした業務委託契約を締結したところ、平成24年度は78ヶ所の漏水が発見されました。また、今年度も同様の漏水調査業務委託を発注したところ、104ヶ所の漏水が発見され、早期に漏水修理が完了したこと、また、老朽管更新事業につきましても、漏水多発管路を優先いたしまして、配水管改良工事を実施したことが大きな要因と考えております。このことから、平成26年度予算案についても、同様の漏水調査業務委託を計上しております。また、漏水多発路線の老朽管更新事業も優先して実施いたしまして、有収率向上に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 511 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 512 ◯委員(後藤 秀君) ほかの地域はわかりませんけど、大久保団地でも、私も平成25年度、3件ぐらい相談を受けて、水道部にお願いしたら、すぐ修理してくださって、本当にありがとうございます。この委託業者はたしか2社だったと思いますけど、このワンポイント上がるに従って、金額的にどれぐらいの効果があるのか、お伺いをいたします。 513 ◯委員長(岡田貴志君) 露崎参事。 514 ◯水道部参事・工務課長(露崎辰弥君) 平成25年度の総配水量で申し上げますと、1,676万6,780立方メートルでございまして、1%は16万7,668立方メートルとなりまして、これに受水単価24円を乗ずると、402万4,032円となります。  以上でございます。 515 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 516 ◯委員(後藤 秀君) 別なことでお伺いします。  君津広域水道企業団から、平成26年度は平成25年度に比較してかなり多量の受水をなさるとお伺いしていますけど、大体どれぐらいの量なのか、また、受水率が毎年上がって、今度は平成26年度は大体79%ぐらいになるということは、地下水の関係からお伺いしたいんですけど、これ、多分企業団から受水が多くなるということは、当然、地下水を今までと同じぐらい維持していれば、当然、これは受水率が高くなると思いますけど、受水率がどれぐらい昨年度と比べ広域企業団から増えたのかと、それから、もう1点は、受水率がたしか79%ぐらいだなというふうに認識していますが、その2点をまずお伺いします。 517 ◯委員長(岡田貴志君) 答弁、時間がかかりますか。露崎参事。 518 ◯水道部参事・工務課長(露崎辰弥君) すみません。ちょっと今手持ちに資料がないので、後日提出させていただきます。 519 ◯委員長(岡田貴志君) 調べて後でよろしいですか。後藤委員。 520 ◯委員(後藤 秀君) 量が増えているということは確実なので、後ででも結構ですけど、私がお聞きしたいのは、大寺、十日市場の表流水を市が買っているのは、多分人口が増えているから、水道使用量が増えているんだろうと思うんですけど、地下水ですよね。昨日も災害時の給水とか、備蓄の飲料水とか、いろいろ話が出ていましたけど、昨年でしたか、利根川水域で大きな化学有害物質が利根川に流れて、千葉県の数市で数日間水道が使用できなかったということがありましたですよね。そういうことを考えた場合、この地下水をどのように、例えば八幡台でも井戸そのものは10何ヶ所かあるけど、今、現実に使っているのは数ヶ所だと思うんですけど、今まで使っていた井戸をそのまま平成26年度も維持・使用できるのかどうかが1点。それから、もし君津広域水道企業団からの受水がだめになったとき、中台浄水場のタンクで大体何日ぐらいの市民の飲料水を賄えるか。その2点お伺いします。 521 ◯委員長(岡田貴志君) 露崎参事。 522 ◯水道部参事・工務課長(露崎辰弥君) 現在使用している井戸でございますけれども、来年度1年は確実に大丈夫だと思っております。もしほかで災害があった場合に、中台浄水場からの給水が何日間もつということに関しては、後ほどお答えいたします。 523 ◯委員長(岡田貴志君) では、後ほどお願いします。  ほかに。田中委員。 524 ◯委員(田中紀子さん) 地方公営企業会計制度の見直しがあり、今回から表記が変わっています。  そこでお聞きしたいんですが、まず、一般会計の73ページにあった水道事業会計繰出金は、160万円あるんですけど、それはこの水道会計ではどこに当てはまるのでしょうか。 525 ◯委員長(岡田貴志君) 伊藤次長。 526 ◯水道部次長・業務課長(伊藤正人君) まず、議案の5ページになりますけれども、これの営業外収益、他会計補助金144万円、これが児童手当に要する経費ということで、こちらの方に入ってございます。 527 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 528 ◯委員(田中紀子さん) こちらは144万円なんですけど、一般会計は160万円だったので、その違いをまずご説明ください。 529 ◯委員長(岡田貴志君) 伊藤次長。 530 ◯水道部次長・業務課長(伊藤正人君) 144万円につきましては、現在の水道部職員の児童手当を計上してございます。多分、一般会計の方につきましては、異動等がございますので、その辺を加味しての160万円かと思っております。  以上です。 531 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 532 ◯委員(田中紀子さん) では、もう1点お聞きします。  制度の見直しで、料金徴収率が明らかになることも、このポイントと総務省は示しています。水道事業会計の18ページ、資産の部の流動資産、未収金が3億6,071万3,000円、その下にある貸倒引当金、これが355万2,000円です。この貸倒引当金が、今までの実績に基づいて算出した、将来において回収不能と見込まれる額というわけで、このことにより、今後の債権管理が問われてくるということです。それで、この計算率が未収金分の貸倒引当金、それで料金徴収率がわかりますよという、総務省の示しているところなんですが、木更津市は、今まで継続してきたこの集金の収納率とかいうのは、別の算出だったと思うんですね。ちょっと確認なんですが、そちらを教えてください。 533 ◯委員長(岡田貴志君) 伊藤次長。
    534 ◯水道部次長・業務課長(伊藤正人君) 今回、この18ページに書かれております貸倒引当金につきましては、今回、新会計に基づいての表記になっております。今までにつきましては、収納率の方で考えておりまして、収納率につきましては、水道料金、この調定額に対する収納額、この比率になっておりまして、これは実績で言いますと99.9%の収納率になっております。  以上です。 535 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 536 ◯委員(田中紀子さん) 全国的にこの公営企業会計がこうやって変わったということで、やっぱり全国と他市とか比較するときは、総務省が示した未収金分の貸倒引当金で今度から見ていけばいいのかなと。また、木更津市が過去と比較していくためには、今までどおりの収納率の計算で見ていった方がいいのかなというふうに、今回、制度改正になって初めて思いました。この次のときにもまたこういう場がありましたら、両方の数字を最初からお示しいただけるとうれしいなと思います。よろしくお願いします。 537 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、ございますか。近藤委員。 538 ◯委員(近藤 忍君) では、2点ほどお聞きします。  予算案資料の方の3ページ目、財務分析表の方を見させていただきますと、平成26年度当初見込みの数値が大分悪化しているところが多くあります。100%以下が理想とされる固定比率が137.4%だったのが269.1%に一気に上昇していたり、固定資産対長期資本比率、これも93.8%であったものが142%、逆に200%以上が理想とされる流動比率が297.7%であったものが158%に低下等、極めて悪化している部分が多くあります。これも金田の大型の支出が原因かとは思いますが、これの平成26年度は一時的に悪くなっているだけだと思いますが、長期的な見通しがあるようであれば、一時的なものとしてすぐに復活していくようなものなのか、財務分析はどうなっているのかという点をお聞かせいただきたいと思います。  2点目ですが、今回施工する金田配水池が、暫定施工ということで、タンクを全て建てずに、購入した敷地の中で残る部分等が出てくるはずですが、周りに大型商業施設等、いろいろと建っていく中で、例えば従業員用の駐車場等で貸し出せば、それの別の土地借地としての収入が上がってくるかと思うんですが、今回行う工事の中で、そのさらに先のことは考えられているのか。  以上、2点お願いいたします。 539 ◯委員長(岡田貴志君) 小川主幹。 540 ◯業務課主幹(小川和広君) それでは、私の方から近藤委員のご質疑の1点目について、回答させていただきます。  お手元に配布させていただいております資料のうち、水道事業会計予算資料の3ページの財務分析表がございます。この3項目めの自己資本構成比率から、9項目めまでの負債比率、ここまでが委員おっしゃるとおり、昨年度と数字が大きく違っております。この大きな要因でございますが、平成23年4月に改正資本制度が成立いたしました。これによりまして、平成26年度の予算及び決算から新たな会計制度が導入されるという形になりました。  恐れ入りますが、別冊の水道関係議案の第28号の16ページから19ページをご覧いただきたいと思います。  こちらには、平成25年度期末と平成26年度期末の財務諸表のうち、貸借対照表が記載されております。先ほどの財務分析表及び貸借対照表のこの2つの資料を見比べていただきたいと思います。この資料によりご説明させていただきます。  まず、一例を挙げますと、3項目めの自己資本構成比率、これでございますが、右のページ、4ページになりますが、こちらの算定式の方で、自己資本金プラス剰余金、割ることの負債と借入資本金の合計、掛ける100というふうに明示されております。恐れ入りますが、議案書の貸借対照表の17ページと19ページをご覧いただきたいと思います。  平成25年度期末の資本剰余金、こちらの方が135億6,358万5,000円とありますが、これが平成26年度期末になりますと、9億7,212万4,000円となっております。これは新企業会計制度により、剰余金のうち資本剰余金、これにつきまして、残る部分が多少あるんですが、それ以外のものについては、全て負債の部に新たな項目として設けられた繰延収益というところに、長期前受金として計上されるようになりました。これによりまして、算定式の分子の方にあります剰余金、これが大幅に減ることによりまして、今回33.8%という比率になりました。ほかのあとの残りの6項目についても、この会計制度の改定による変更ということが要因となっております。  このような形で結構数字的に悪い方向に向いたので、この件について、千葉県の担当課にちょっと確認させていただいたんですが、今回こういった財務諸表の内容については、平成26年度分の決算ですね。ですから、平成27年の決算のときに、決算統計というのを毎年提出させていただいているんですが、それの全国の集計がまとまった時点で、総務省の方から何らかの発表があるのではないかということで承っております。  以上でございます。 541 ◯委員長(岡田貴志君) 露崎参事。 542 ◯水道部参事・工務課長(露崎辰弥君) 2点目の、金田配水場敷地内に今回は配水池1基ということで、その使わない用地についての使用について何かできないかというお話なんでございますけれども、浄水場敷地内というのは、第三者が入ることはとても危険ということで、そういうのを加味いたしますと、第三者に駐車場または何かの方法で貸すということはちょっとできないと思っております。  以上でございます。 543 ◯委員長(岡田貴志君) 近藤委員。 544 ◯委員(近藤 忍君) 最初の財政分析については、財務の計算の仕方が変わったということで、それで極端に数字が変わっているということは理解しましたが、逆に言いますと、経営状況については、今回大型投資があるけど、特に経営状況そのものが変わっているという判断ではなく、計算上の数値が変わっているんだというだけなのか。今回、それとも大型の工事が出ているので、やっぱりそれがそのように影響しているのか、その辺を担当課としてはどのように把握しているのかというところをお願いします。  2点目ですが、入れないようにフェンスの位置とか、それなりに対処のしようがあるのかなと思いますので、その辺はちょっとご検討の対象として考えていただければと思います。  1点目だけお願いします。 545 ◯委員長(岡田貴志君) 小川主幹。 546 ◯業務課主幹(小川和広君) 今のご質疑でございますが、財務諸表自体の内容が変わっただけで、経営自体の予算の構成というのは変わっておりません。〔「悪化しているという判断でもないと」と呼ぶ者あり〕はい、そうです。 547 ◯委員長(岡田貴志君) ほかにございますか。  先ほどの後藤委員の質疑について、露崎参事。 548 ◯水道部参事・工務課長(露崎辰弥君) 配水量の件でございますけれども、平成25年度の予算上の水量でございますが、1,317万3,326立方メートルでございます。平成26年度の予算上の水量が1,350万5,000立方メートルでございます。差が33万1,674立方メートルでございます。その増になった理由でございますが、イオンの進出とか、また600人ぐらい増えるんじゃないかということで、一応その増にしてございます。  以上です。 549 ◯委員長(岡田貴志君) 後藤委員。 550 ◯委員(後藤 秀君) それだけ増えて、その要因もおっしゃるとおりだと思うんです。ただ、私が一番、受水率が79%、昔は井戸水、地下水のあれが30%近いのが、どんどんどんどん今は21%ぐらいに、地下水が利用されていないというよりも、受水率の方が量が多くなるから、それだけ地下水の量が少なくなるというふうに解釈するわけなんですが、万が一これから大きな地震とか、またさっき申し上げました上流に化学物質やいろいろなことで大寺とか十日市場がストップしちゃった場合、どうやって飲料水を確保するか、それが一番の私は気にかかるところでございまして、君津市なんかへ行けば、まだうちの実家なんかぼこぼこ地下水がわいていますけど、君津市も東芝コンポーネントのあれから井戸水を使わないようになりましたけど、緊急の場合は使いますし、ですから、私なんかの団地でも、地元の井戸を調査したりはしているんですけど、そういった配慮から、やはりある程度地下水を使うことについて、少しはお金がかかっても維持していただきたいなという、要望で終わります。 551 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいですか。では、先ほどの中台の件につきまして、露崎参事。 552 ◯水道部参事・工務課長(露崎辰弥君) 中台浄水場だけじゃなくて、全体で約3万6,000立方メートルでございます。仮に1日1人が100リットル使用した場合なんでございますが、木更津の人口が13万人ということでございまして、約3日分の水量となることでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 553 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、質疑ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 554 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  以上で水道事業会計の審査を終わります。  ここで暫時休憩いたします。                                 (午後3時57分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時00分) 555 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第13号から議案第18号及び議案第28号の討論を一括して行います。  まず、反対者の討論を求めます。           〔発言する者なし〕 556 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、賛成者。後藤委員。 557 ◯委員(後藤 秀君) 私は、議案第13号 平成26年度木更津市一般会計予算ほか5つの特別会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。  この平成26年度当初予算につきましては、水越市長がご勇退されることから、今月執行の市長選挙を見据え、政策的経費を除く骨格予算として編成されたものでありますが、予算総額は391億1,000万円と、本市始まって以来、過去最大の予算であります。  本市を取り巻く環境ですが、引き続く人口の増加傾向とともに、大型商業施設の開業ラッシュ、新規企業の立地など、明るい材料が数多く聞こえてまいります。こうした動きが地域に与える影響を考えますと、自主財源の根幹をなす市税において、昨年度よりも約6億円の増収を見込むことなどにあらわれているのではないでしょうか。  一方、歳出を見てみますと、生活保護事業費の増大により、扶助費の増加、継続事業である学校の耐震及び老朽化対策事業の実施など、市民の安全・安心施策を確実に実施するよう予算措置を行うなど、この予算審査特別委員会での質疑を通しまして、骨格予算と言いながら、市民生活に支障のないよう、きめ細かい予算となっていると感じたところであります。また、議案第14号 平成26年度木更津市国民健康保険特別会計予算ほか4つの特別会計予算につきましては、各会計において真に必要な各種施策が盛り込まれていると認めるところであります。  一般会計・特別会計を通じ、本委員会での多くの意見や要望などにつきましては、真摯に受けとめ、早急に調査・検討を行い、今後の予算編成、行政運営に十分反映されることを、強くお願いいたします。  最後に、引き続き自主財源の確保と限りある財源の有効活用を図るとともに、効果的・効率的な執行に努められるよう、強く要望いたしまして、本予算案に賛成するものであります。  以上。 558 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、反対者。           〔発言する者なし〕 559 ◯委員長(岡田貴志君) 賛成者。宮木委員。 560 ◯委員(宮木康弘君) 私は、議案第28号 平成26年度木更津市水道事業会計予算について、賛成の立場から討論いたします。  初めに、平成26年度予算より適用される新地方公営企業会計制度により、新たに現金収入を伴わない長期前受金戻入2億8,379万6,000円及び消費税の転嫁による実収入外収益がありますが、平成26年度収益的収支予算の収入額は、前年度に比べ4億2,834万7,000円増の、42億4,779万8,000円となっております。  なお、給水収益においては、今年10月にオープン予定の(仮称)イオンモール木更津等、大口需要者の利用も見込めるなど、明るい話題もあるようです。  一方、支出額は、君津広域水道企業団からの受水費の消費税増額分等、1億325万5,000円増の、38億2,661万1,000円となっております。その結果、収益的収支では黒字予算となっております。  次に、資本的収支予算の支出額は、26億3,881万4,000円を計上しておりますが、これは平成25年度に引き続き実施される、金田配水場建設事業や、老朽管の更新事業、石綿管の更新事業等、安定した給水を確保する上で必要な事業を実施するためのものと認められます。  飲料水のペットボトル化や一般家庭での節水意識の向上、トイレや洗濯機などの節水型機器の普及などにより、水道事業を取り巻く環境は依然として厳しいものがあると思われますが、引き続き効率的かつ健全な事業運営に努めるよう要望して、原案に賛成するものであります。 561 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、反対者。           〔発言する者なし〕 562 ◯委員長(岡田貴志君) 賛成者。田中委員。 563 ◯委員(田中紀子さん) 私は、議案第13号 平成26年度木更津市一般会計予算と議案第16号 平成26年度木更津市介護保険特別会計予算について、賛成の立場で意見を述べます。  まず、一般会計の予算について、平成26年度の予算を審査する上で幾つか悩んだ点がありました。  1、骨格予算に盛り込まれなかった従来の事業が予算に計上されていないことで、何を新市長と盛り込み、補正予算で今後出てくるのか、全体像が見えなかったこと。  2、骨格予算が肉付け予算となる場合は、中長期の財政見通しに影響しない程度なのかがわからずにいたこと。  3、3月補正で中郷小学校の仮校舎のことを決めましたが、中郷小・中郷中のそれぞれの課題について、今後の方針が決まらない状況で、従来の計画のままの学校耐震化事業で平成26年度予算の審査をしなければならなかったことなど、健全な財政運営を描きにくい中、予算を審査することで、とても悩みました。  また、市民参加の委員会や審議会は開催頻度が減少傾向であり、市民が市政に関心を持つ機会がより減少してしまうのではないかと懸念するものもありました。ぜひ計画した回数は実行してほしいです。また、諮問されなければ審議しない場合も、現状の報告をするなど開催するよう努力を心がけてください。補助金の見直しを平成26年度には行うということでしたので、特に今年度は補助金を出すだけでない関係性もあると思われます。減らすことばかりでなく、補助金の見直しが市民力を向上するきっかけになればと思います。  施策マネジメントシートによる政策別予算を今までと照らし合わせることができなかったのですが、新しくシステム導入をすることでもあり、次年度に期待します。  議案第16号の平成26年度木更津市介護保険特別会計予算では、介護保険計画3か年の最終年度であり、計画的な基金運用で財政厳しいところを乗り越える予算です。介護予防事業の充実とともに、地域でのつながりを培いながら、より心の通う地域包括ケアの充実を今後も進めていただきたく、期待し、賛成とさせていただきます。 564 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、反対者。           〔発言する者なし〕 565 ◯委員長(岡田貴志君) 賛成者。           〔発言する者なし〕 566 ◯委員長(岡田貴志君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第13号 平成26年度木更津市一般会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 567 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第13号は原案どおり可決されました。  次に、議案第14号 平成26年度木更津市国民健康保険特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 568 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第14号は原案どおり可決されました。  次に、議案第15号 平成26年度木更津市後期高齢者医療特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 569 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第15号は原案どおり可決されました。  次に、議案第16号 平成26年度木更津市介護保険特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。           〔賛成者起立〕 570 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第16号は原案どおり可決されました。  次に、議案第17号 平成26年度木更津市公設地方卸売市場特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 571 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第17号は原案どおり可決されました。  次に、議案第18号 平成26年度木更津市公共下水道事業特別会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。           〔賛成者起立〕 572 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第18号は原案どおり可決されました。  次に、議案第28号 平成26年度木更津市水道事業会計予算について、原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
              〔賛成者起立〕 573 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第28号は原案どおり可決されました。  以上で、当特別委員会に付託されました議案7件についての審査は全て終了いたしました。  閉会に当たり、滝口議長からご挨拶をお願いいたします。滝口議長。 574 ◯議長(滝口敏夫君) 議長といたしまして、閉会に当たり、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  予算審査特別委員会、岡田委員長を初め委員各位、そして執行部の皆さん方におかれましては、3日間にわたり、慎重審査をしていただききましたことを、まず冒頭感謝申し上げる次第でございます。私も3日間、委員、執行部のやりとりを拝聴いたしてまいりましたけれども、それぞれの視点から、各委員から鋭い指摘もされたことでございます。そのような中で、執行部の皆さん方におかれましても、十分その各委員からご提言、ご意見のありましたことを胸に秘めて、これからの行政運営に活かしていただきたいというふうに思ったところでございます。  本当に3日間にわたり、ありがとうございました。 575 ◯委員長(岡田貴志君) ありがとうございました。  次に、水越市長からご挨拶があります。水越市長。 576 ◯市長(水越勇雄君) 予算審査特別委員会の委員各位におかれましては、3日間にわたりまして、慎重かつご熱心に、細部にわたりましてご審査をいただき、まことにありがとうございました。  そして、ただいま、平成26年度木更津市一般会計予算を初め、骨格予算ということでございましたけれども、提案いたしました7議案につきまして、いずれも原案どおり可決賜りましたことに、厚くお礼申し上げます。  なお、審査の過程におきまして、委員の皆様から賜りました数々のご指導、そしてご意見、ご要望等に対しましては、事業の推進に当たり、十分留意、反映させ、予算の適正な執行に努めるよう、職員に一層の努力を指示してまいりたいと存じます。委員各位におかれましては、引き続きご指導をお願い申し上げますとともに、来る14日の本会議におきましても、原案どおり可決賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 577 ◯委員長(岡田貴志君) 以上で予算審査の日程は全て終了いたしました。長時間にわたり、慎重なご審査をいただき、大変にご苦労さまでございました。  以上をもちまして、予算審査特別委員会を閉会いたします。大変にありがとうございました。                                 (午後4時13分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...