6
◯議員定数等調査特別委員会委員長(
滝口敏夫君) 議場の皆さん、おはようございます。
私から、
議員定数等調査特別委員会、
委員会調査報告をさせていただきます。
本
特別委員会は、議員の定数の見直し、
インターネット中継の導入、
政務活動費並びに
議員報酬の
見直し等の調査のため、平成23年6月17日に委員8名をもって設置されました。この4つの調査項目のうち、今回は、
議員定数の見直しにつきまして、本委員会の調査結果が取りまとめられましたので、ご報告をさせていただきます。
調査方法といたしましては、およそ2ヶ月に1度の割合で委員会を開催するとともに、先進地の視察、民意を確認するための市民への
アンケート調査の実施、
千葉県内各市への
議員定数の現状の調査、また委員だけでなく、発言を希望する
木更津市議会の全議員からの意見聴取を行ったところでございます。
具体的な
調査方法といたしまして、委員会の開催につきましては、平成23年6月17日、9月16日、12月15日、平成24年2月3日、2月27日、6月21日、8月24日、9月10日、9月28日、12月13日の10回の開催を見たところでございます。特に9月10日に実施した委員会では、本議会始まって以来と思いますが、委員以外の全議員を
委員外議員として委員会に招集し、意見を伺ったところでございます。また、同様に委員以外の議員の意見を伺う等のため、2月24日と8月24日には、
委員会協議会を開催したところでもございます。
千葉県内の各市及び全国43類似団体の
議員定数の現状につきましては、千葉県
市議会議長会が実施した
千葉県内市議会実態調査や、
全国市議会議長会が実施した
市議会議員定数に関する調査結果報告を参照したところでもございます。
先進地の視察につきましては、平成24年4月26日に千葉県我孫子市に、同年5月9日から11日に大分県別府市及び福岡県宗像市への視察を実施いたしました。この視察においては、我孫子市では、
地方自治法の
議員定数の
上限枠撤廃以前から
議員定数を削減しているが、
議会運営上支障がないこと。また別府市では、本市と同じく人口12万人規模の、全国の都市の
議員定数の平均が25名であることを基準として、
議員定数を25名としていること。宗像市では、
議員定数が何名が適正かの明確な基準はあり得ない。
議員定数を減らそうとすれば必ず民意が反映されないとの意見が出るし、増やそうとすれば現状の
経済情勢の中の
行財政改革に逆行するとの意見が出る。このため、きちんとした基準があるわけでないのであれば、例えば、
行財政改革の一つとして
議会改革を行う。そのために
議員定数の削減に取り組むなど確固たる信念、理由付けをもって
議員定数の問題については考えることなど、いずれの市においても、
議員定数の適正さの問題については、悩みながらも積極的に取り組んでおり、
議会改革に成果を上げていることがわかったところでございます。
また、平成24年2月20日から3月31日の1ヶ月半を期間として行った
市民アンケートにおいては、1,000名の20歳以上の市民を無作為に抽出し、郵送方法により実施いたしましたが、357名の回答をいただき、そのうちおよそ50%、過半数の方々が本市の
議員定数については多いと考えていること、及び
議員定数が多いと考えている市民が考える妥当な
議員定数は、20人から25人の間が7割を占めていることもわかったところでございます。これらの結果につきましては、既に先の6月定例会及び
議員全員協議会で、皆様に報告させていただいたところでもございます。
以上の調査結果を踏まえて、委員間で慎重かつ活発な論議を交わした結果、平成24年12月13日、本委員会では、
全会一致で、本市の
議員定数については、現行の28名から4名減の24名にすべきであるとの結論に至ったところでございます。
なお、4名減の理由でございますが、1つとして、人口が同規模である県内の先進市、我孫子市において、
地方自治法改正前から早々と
議員定数を24人としておりますが、何ら議会運営に支障を生じていないこと。また、全国で人口が本市と同程度の
議員定数の平均は25名であること。
市民アンケート調査結果によると、回答のあった者のうち50%が本市の
議員定数については多いと考えていること、及び、
議員定数が多いと考えている市民が考える妥当な
議員定数は20人から25人の間が7割を占めておったこと。現在の社会情勢、
経済情勢を踏まえると、
行財政改革の断行は急務である。このため本市を初めとする各地方自治体の状況を見るに、
自治体職員の、いわゆる
地方公務員の削減を行ってもおります。我々議員についても、市民の声を行政、議会に反映するため、わかりやすい開かれた議会を目指し、
議会改革を進めるとともに、
行財政改革を積極的に推進すべきであり、市議会の機能、役割を損なわない範囲で議員の削減を行うべきものである。以上の4点が主な理由でございます。
なお、調査の過程で検討された
議員定数については、2名減の26名、現状維持で28名の意見が出されたので、申し述べます。
以上で本委員会の
調査報告といたします。
7 ◯議長(
岡田壽彦君) 以上で
委員長報告は終わりました。
───────────────────────────────────────
8 ◎議案第82号~議案第87号・議案第89号~議案第102号の
委員長報告・質疑・討論・採決
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、日程第4、議案の審議に入ります。
まず、付託議案について審議を行います。
議案第82号ないし議案第87号及び議案第89号ないし議案第102号を一括して議題に供します。
ただいま議題に供されました案件につきましては、それぞれ所管の委員会に付託し、審査願い、その報告書は既に印刷物によりお手元に配布いたしましたが、その経緯並びに結果について、各委員長から報告願います。
まず、
鶴岡総務常任委員会委員長から報告願います。
鶴岡委員長。
〔
総務常任委員会委員長 鶴岡大治君登壇〕
9
◯総務常任委員会委員長(鶴岡大治君) 議場の皆さん、おはようございます。
私からは、
総務常任委員会へ付託されました議案4件の審査結果について、ご報告申し上げます。
委員会は、去る11日に開催いたしました。議案については、執行部より詳細な説明を伺い、慎重なる審査を行いました。
まず、議案第82号 専決処分の承認を求めることについてでありますが、本案は、平成24年12月16日執行の
衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査の経費について予算措置が必要となり、急施を要したため、平成24年度木更津市
一般会計補正予算(専決第1号)を平成24年11月16日専決処分したので、報告し、承認を求めようとするものであり、
全会一致をもって原案を承認いたしました。
次に、議案第83号 平成24年度木更津市
一般会計補正予算(第3号)のうち、
総務常任委員会の所管事項でありますが、歳入については、本
庁舎耐震補強設計業務委託事業を実施しないことによる
国庫支出金の減額及び歳出の財源として
財政調整基金繰入金等の増額を、歳出については、庁舎無
停電電源装置更新事業及び先ほど申し上げました本
庁舎耐震補強設計業務委託事業を実施しないことによる
庁舎管理費、
施設改修費の減額並びに市民協働の
まちづくり活動支援事業費の減額を、また君津郡
市広域市町村圏事務組合交付金、
過年度市税還付金及び
還付加算金、税務総務諸経費並びに消防施設諸経費の増額を、
一般職人件費については、職員の
人事異動に伴う給料の減額、ちばアクアラインマラソンや市制施行70周年
記念事業などに従事した職員の時間
外勤務手当等を
増額補正しようとするものであり、
全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第95号 木更津市
防災会議条例及び木更津市
災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、昭和36年に制定された
災害対策基本法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、木更津市
防災会議条例に定める防災会議における所掌事務を改めるとともに、
防災会議委員に新たに
自主防災組織または
学識経験者を委員として追加すること並びに関連する木更津市
災害対策本部条例については、本条例で引用する
災害対策基本法の条項を合わせるため、
関係条文の整備をしようとするものであり、
全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第102号 君津郡
市広域市町村圏事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでありますが、本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、市が行うこととなる事務について、君津郡
市広域市町村圏事務組合において共同処理するため、及び地域社会における共生の実現に向けて新たな
障害保健福祉施策を講ずるための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、君津郡
市広域市町村圏事務組合規約の一部改正を行うことについて、
地方自治法第286条第1項の規定により、
関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、
全会一致をもって原案を可と認めました。
以上で
総務常任委員会の報告を終わります。
10 ◯議長(
岡田壽彦君) 次に、
國吉経済環境常任委員会委員長から報告願います。
國吉委員長。
〔
経済環境常任委員会委員長 國吉俊夫君登壇〕
11
◯経済環境常任委員会委員長(國吉俊夫君) 議場の皆さん、おはようございます。
私からは、
経済環境常任委員会に付託されました議案2件の審査結果について、ご報告いたします。
委員会は、去る11日に開催いたしました。審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を聴取した後、慎重なる審査を行いました。
まず、議案第83号 平成24年度木更津市
一般会計補正予算(第3号)のうち当
委員会所管事項につきましては、歳入としては、
県支出金として、
鳥獣被害防止総合対策交付金と「輝け!ちばの園芸」
産地整備支援事業補助金の増額及びちばの漁業を応援する
資金利子補給費補助金の減額、歳出としては、
鳥獣被害防止総合対策交付金事業費、「輝け!ちばの園芸」
産地整備支援事業費、
湛水防除関係費の増額及びちばの漁業を応援する
資金利子補給事業費の減額補正をしようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第96号 木更津市廃棄物の減量化、資源化及び
適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、
ごみステーションに排出された
資源ごみ等の
抜き取り行為を防止するため、及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、同法第21条第3項の条例で定める
技術管理者の資格を定めるため、
関係条文の整備をしようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
以上で
経済環境常任委員会の報告を終わります。
12 ◯議長(
岡田壽彦君) 次に、
篠崎教育民生常任委員会委員長から報告願います。
篠崎委員長。
〔
教育民生常任委員会委員長 篠崎哲也君登壇〕
13
◯教育民生常任委員会委員長(篠崎哲也君) それでは、去る12月10日に
教育民生常任委員会に付託されました、議案5件の審査結果につきまして、ご報告を申し上げます。
委員会は12日に開催をいたしました。
議案第83号 平成24年度木更津市
一般会計補正予算(第3号)のうち当
委員会所管事項でありますが、本案は、歳入としては、
国庫補助金として、
障害者自立支援給付費国庫負担金等の増額、
県支出金として
障害者自立支援給付費県負担金、
介護職員処遇改善交付金の増額等を、また、歳出としては、
障害者自立支援給付事業費、
重度心身障害者医療費助成事業費、
介護職員処遇改善特別対策事業補助金、
子ども医療費助成事業費等の増額等を、また
債務負担行為の補正として、
請西保育園指定管理料、
請西子育て支援センター指定管理料、
学校給食調理業務委託費(
東清小学校)の
増額補正をしようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第84号 平成24年度木更津市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、本案は、歳出として、10月の
人事異動に伴い職員の構成に変更が生じたことによる
一般職人件費の減額に伴い、
一般会計繰入金の予算を減額補正しようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第85号 平成24年度木更津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でありますが、本案は、歳出として、10月の
人事異動に伴い職員の構成に変更が生じたことによる
一般職人件費の増額に伴い、その財源として
一般会計繰入金の予算を
増額補正しようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第86号 平成24年度木更津市
介護保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、本案は、歳出として
各種給付費に係る今後の動向の精査による補正及び
介護給付費積立金の
増額補正を、また歳入について、
各種給付費の補正の財源については
一般会計繰入金を、積立金の原資としては介護保険財政安定化基金基金取
崩特別交付金を
増額補正しようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第99号
木更津市立請西保育園及び木更津市
請西子育て支援センターの
指定管理者の指定についてでありますが、本案は、
木更津市立請西保育園及び
木更津市立請西子育て支援センターの
指定管理者を指定しようとするため、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
以上で
教育民生常任員会の報告を終わります。
14 ◯議長(
岡田壽彦君) 次に、
近藤建設常任委員会委員長から報告願います。
近藤委員長。
〔
建設常任委員会委員長 近藤 忍君登壇〕
15
◯建設常任委員会委員長(近藤 忍君) 私からは、
建設常任委員会に付託されました議案12件の審査結果について、ご報告申し上げます。
委員会は、去る12日に開催いたしました。審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を願った後、慎重なる審査を行いました。
まず、議案第83号 平成24年度木更津市
一般会計補正予算(第3号)のうち当
委員会所管事項についてでありますが、歳出の増額の主なものを挙げますと、
中野畑沢線の4車線化に当たり
久津間地先において新規に交差点を設けるための
設計業務委託費、
橋りょう長寿命化計画の策定中に著しい老朽化が発見されたため、早急に架け替え工事を行うための
測量委託費及び
工事請負費、
金田西特定土地区画整理事業区域内の
中野畑沢線の4車線化に向け、前倒しで
インフラ整備を行うための本市の
事業負担金等の増額等であります。
また、減額の主なものを挙げますと、千束台の
区画整理事業の遅延により、
草敷潮見線の工事着手を延期することによる
工事請負費、
公共下水道事業の減に伴う
公共下水道事業特別会計繰出金等であります。
また、木更津駅
西口駅前広場再
整備事業費については、
繰越明許費の設定をしようとするものであり、
全会一致をもって原案を可と認めました。
次に、議案第87号 平成24年度木更津市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は、歳入については、
国庫支出金、
一般会計繰入金、諸収入の
公共下水道工事等負担金並びに市債の減額を、歳出については、
下水処理場維持管理費及び
下水処理場及び
中継ポンプ場維持管理費等の増額並びに
合流式下水道緊急改善事業費及び
枝線管渠整備事業費等の減額を行い、あわせて
一般職人件費の
増額補正を行おうとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第89号ないし議案第94号の6議案については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関連法律の整備に関する法律の施行に伴い、木更津市において定めなければならない事項を、条例で制定する必要が生じたため、新たに条例を設けようとするものであります。
議案第89号 木更津市都市公園に係る
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定については、高齢者、
障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律第13条第1項の
都市公園移動等円滑化基準、議案第90号 木更津市
自動車駐車場等に設ける標識に関する条例の制定については、道路法第24条の3及び駐車場法第8条第2項の規定、議案第91号
木更津市道の構造の
技術的基準を定める条例の制定については、道路法第30条第3項に示す道路構造の
技術的基準、議案第92号
木更津市道に設ける案内標識及び
警戒標識等の寸法を定める条例の制定については、道路法第45条第3項の規定、議案第93号 木更津市
公共下水道の構造の技術上の基準及び
終末処理場の
維持管理に関する条例の制定については、
下水道法第7条第2項及び第21条第2項の規定、議案第94号 木更津市
水道事業の
布設工事監督者の配置基準及び資格並びに
水道技術管理者の資格を定める条例の制定については、水道法第12条第1項、第2項及び第19条第3項の規定等であります。これらの6議案とも、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第97号 木更津市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、
都市公園法の一部改正に伴い、同法第3条第1項及び第4条第1項の設置基準を定めるため、
関係条文の整備をしようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第98号 木更津市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、給水人口及び1日
最大給水量の変更を行うため、
関係条文の整備をしようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
次に、議案第100号
市道路線の廃止についてでありますが、本案は、
中野畑沢線中里江川工区の完成により道路の起終点が変更となる、
市道路線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
最後に、議案第101号
市道路線の認定についてでありますが、本案は、
土地区画整理事業、
宅地開発事業等により築造された道路、及び
中野畑沢線中里江川工区において新たに道路の起終点を変更する既設道路、及び新規に
道路事業を開始しようとする路線を市道に認定するため、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を得ようとするものであり、
全会一致をもって、原案を可と認めました。
以上で
建設常任委員会の報告を終わります。
16 ◯議長(
岡田壽彦君) 以上で
委員長報告は終わりました。
ただいま行われました
委員長報告に対する質疑はございませんか。
〔発言する者なし〕
17 ◯議長(
岡田壽彦君) 質疑がありませんので、次に討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。佐藤議員。
〔26番 佐藤多美男君登壇〕
18 ◯26番(佐藤多美男君) 私からは、議案第99号についての反対討論を申し上げます。
議案第99号は、
木更津市立請西保育園及び
請西子育て支援センターの
指定管理者の指定についてであります。請西保育園及び
請西子育て支援センターの
指定管理者制度の導入については、去る3月市議会の採決で、僅差により可決されたものであります。今回は、それに基づき
指定管理者を指定しようとするものであります。
指定管理者制度については、公の施設を民間事業者へ委託することにより、経費の節減、つまり人件費と市職員数の削減をねらったものであり、住民サービスの後退につながり、自治体の責務を放棄する、問題のある制度であります。住民サービスの低下にならないものについては、地元経済の振興や地元業者の育成につながるものについては、例外的に私はよしとしてまいりましたけれども、保育園の管理運営については、本来、直営が当然であります。
指定管理者制度は、期間が定められていることから、事業者の変更もあり得る制度であります。もしそうなれば、園児の保育について影響を与える、悪い影響も懸念され、
指定管理者制度についてはなじまないものと、私は考えます。
請西保育園にしても、当初は公設公営としていたものであります。福祉部長の答弁では、民間業者が参入の声を上げているからと、導入の理由の一つとしました。市が耳を傾けるべきことは、民間事業者ではなくて、公立保育園として続けてほしい、保護者が期待と信頼を寄せている市民に対してではないでしょうか。
今回の議案は、
指定管理者の指定が趣旨でありますけれども、保育分野に
指定管理者制度を導入するのが前提のものでありますので、認めるわけにはまいりません。
以上であります。
19 ◯議長(
岡田壽彦君) 次に、反対者。高橋議員。
20 ◯18番(高橋てる子さん) 私からは、議案第102号について、反対の立場で討論いたします。
市が行う事務を広域市町村圏事務組合で共同処理するため、事務組合の規約を改正しようとするものですけれども、木更津市が事務を実施しないで、本当に将来にわたって問題はないのか、甚だ疑問です。共同処理することにした理由は、合理的で効率化が図れるということでした。また、事務組合の組織体制や今後の検証については、これから各市に持ち帰って協議するということでした。合理的、効率化が最優先ではなくて、事務そのものの必要性、市民サービスの観点、市民満足度の観点から、公共サービスそのものの本質論が議論されるべきだと思います。行政サービスは、各市一律ではありません。それぞれの自治体の政策を試行錯誤しながら見直していくことが可能な仕組みをつくることが大事だと思っています。また、地域主権改革による県から市町村への権限移譲を自治体で活用する第一人者は、総務課や企画課ではなく、各政策分野を所管する担当課の職員です。特に社会福祉法の権限移譲、監査や行政処分も入り、これは市がやるべき事務だと思います。福祉部が直営で担当すれば、持ち帰って協議をするようなことにはならないと思います。広域的な性格の事務とは私は思いません。担当部を含めての再協議を求めます。
以上です。
21 ◯議長(
岡田壽彦君) 次に、賛成者。田中議員。
〔6番 田中紀子さん登壇〕
22 ◯6番(田中紀子さん) 議案第99号
木更津市立請西保育園及び木更津市
請西子育て支援センターの
指定管理者の指定について、市民ネットワークから賛成の立場で意見を述べます。
私は、昨年の9月には、無認可保育園の10軒先に保育園建設は、地域住民にとって近過ぎるという意見を述べたことがあります。しかし、議会の多数決で建設することが決まってからは、保育士、子どもたち、住民はそこでずっと暮らすのですから、子どもも保育士も地域住民も穏やかな笑顔が多い方がいい、地域で慕われる公共施設であってほしい、そう思いながら、私は早く開園すること願っていました。ぜひ保育士で働きたいとやる気のある人材を求めることは、保育の質の維持、向上を目指すに当たり、大切な要素です。ですから、保育の質の維持、向上の点から、
指定管理者がどこの団体に決まるのだろうということと、もう一つ、決まるのはいつだろうと思っていました。雇う方も早く人材確保に努めたいのに、
指定管理者制度が決まる時期によっては、就職時期のタイミングを逃してしまうのではないかと思っていたからです。
私ごとですが、私も幼稚園や保育園で働いたことがありました。そして、娘も今、帯広で保育士として働いています。市立保育園だったところが民間移譲され、10年たった保育園だったことは、娘が勤めてから、私は知りました。自分の目指したい保育を実践したいといったところが、たまたま帯広でした。さて、娘の就職活動の経験上、夏から秋にかけて、どんな職場で働きたいか、目指したい保育は何か、自分自身に問いかけ、気持ちが具体的になってきました。それとほぼ同じ時期から、保育園や幼稚園の採用試験が始まります。秋に就職が決まる場合もあれば、何度もチャレンジして、2月、3月になった、娘の友達もいました。
実際、木更津市の保育士の採用試験も、9月16日に第1次試験、その後、10月19日に第2次試験を経て、最終合格者が決まったことが、木更津市のホームページを見てわかりました。
指定管理者の選定が終わったことも、木更津市のホームページで知りました。人材確保として時期はぎりぎりだったと、そのとき私は思いました。ですから、
指定管理者の候補者となった時点で求人活動を行ったことは、今後の保育の質を確保する上で、とても重要な対応であったと判断いたします。また、従来の
指定管理者制度と違い、指定管理料の価格競争を入れずに、国の基準に基づく金額にしたため、子どもを預ける市民にとっても、また、働く場としても、保育の質を確保できることを知りました。
指定管理者の決定が、人材確保の時期に余裕を持って迎えられたら、より良かったと思いますが、初めての試みで、今後、公立保育園、民間保育園のそれぞれのよさを吸収し、結果として市全体の保育の質の向上が目指されることを期待します。
よって、議案第99号に賛成いたします。
23 ◯議長(
岡田壽彦君) 反対者。
〔発言する者なし〕
24 ◯議長(
岡田壽彦君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
25 ◯議長(
岡田壽彦君) 討論終局と認め、採決いたします。
まず、議案第82号 専決処分の承認を求めることについてを、
委員長報告どおり承認することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
26 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第82号は原案どおり承認されました。
次に、議案第83号 平成24年度木更津市
一般会計補正予算(第3号)を、各
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
27 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第83号は原案どおり可決されました。
次に、議案第84号 平成24年度木更津市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
28 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第84号は原案どおり可決されました。
次に、議案第85号 平成24年度木更津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
29 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第85号は原案どおり可決されました。
次に、議案第86号 平成24年度木更津市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
30 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第86号は原案どおり可決されました。
次に、議案第87号 平成24年度木更津市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
31 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第87号は原案どおり可決されました。
次に、議案第89号 木更津市都市公園に係る
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
32 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第89号は原案どおり可決されました。
次に、議案第90号 木更津市
自動車駐車場等に設ける標識に関する条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
33 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第90号は原案どおり可決されました。
次に、議案第91号
木更津市道の構造の
技術的基準を定める条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
34 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第91号は原案どおり可決されました。
次に、議案第92号
木更津市道に設ける案内標識及び
警戒標識等の寸法を定める条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
35 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第92号は原案どおり可決されました。
次に、議案第93号 木更津市
公共下水道の構造の技術上の基準及び
終末処理場の
維持管理に関する条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
36 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第93号は原案どおり可決されました。
次に、議案第94号 木更津市
水道事業の
布設工事監督者の配置基準及び資格並びに
水道技術管理者の資格を定める条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
37 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第94号は原案どおり可決されました。
次に、議案第95号 木更津市
防災会議条例及び木更津市
災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
38 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第95号は原案どおり可決されました。
次に、議案第96号 木更津市廃棄物の減量化、資源化及び
適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
39 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第96号は原案どおり可決されました。
次に、議案第97号 木更津市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
40 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第97号は原案どおり可決されました。
次に、議案第98号 木更津市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
41 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第98号は原案どおり可決されました。
次に、議案第99号
木更津市立請西保育園及び木更津市
請西子育て支援センターの
指定管理者の指定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
42 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立多数であります。よって、議案第99号は原案どおり可決されました。
次に、議案第100号
市道路線の廃止についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
43 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第100号は原案どおり可決されました。
次に、議案第101号
市道路線の認定についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
44 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第101号は原案どおり可決されました。
次に、議案第102号 君津郡
市広域市町村圏事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてを、
委員長報告どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
45 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立多数であります。よって、議案第102号は原案どおり可決されました。
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46 ◎議案第88号の質疑・討論・採決
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、付託省略議案について審議を行います。
議案第88号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題に供します。
ご質疑願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
47 ◯議長(
岡田壽彦君) 質疑がありませんので、次に討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。
〔発言する者なし〕
48 ◯議長(
岡田壽彦君) 次に、賛成者。
〔発言する者なし〕
49 ◯議長(
岡田壽彦君) 反対者。
〔発言する者なし〕
50 ◯議長(
岡田壽彦君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
51 ◯議長(
岡田壽彦君) 討論がありませんので、採決いたします。
議案第88号 人権擁護委員候補者の推薦についてを、原案どおり同意することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
52 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立全員であります。よって、議案第88号は原案どおり同意されました。
ここで、暫時休憩いたします。
(午前10時49分)
───────────────────────────────────────
53 ◯議長(
岡田壽彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
(午前10時57分)
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54 ◎日程の追加
◯議長(
岡田壽彦君) 本日、
滝口敏夫議員ほか21名より、発議案1件が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55 ◯議長(
岡田壽彦君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。
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56 ◎議事日程の追加
◯議長(
岡田壽彦君) これよりの日程を申し上げます。
日程第5、発議案上程
発議案第9号 提案理由の説明
日程第6、発議案審議
発議案第9号 質疑・討論・採決
以上であります。
───────────────────────────────────────
57 ◎発議案第9号の上程
◯議長(
岡田壽彦君) それでは、日程第5、発議案の上程を行います。
発議案第9号を上程いたします。
議案は、印刷物によりお手元に配布いたしましたので、朗読を省略いたします。
それでは、
滝口敏夫議員から提案理由の説明を求めます。滝口議員。
〔25番
滝口敏夫君登壇〕
58 ◯25番(
滝口敏夫君) 発議案第9号 木更津
市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由のご説明をさせていただきます。
先ほど
議員定数等調査特別委員会の議長に対する
委員長報告の中で報告をさせていただいておりますが、
地方自治法の改正により、
議員定数の上限枠が撤廃されたことにより、
議員定数のあり方は、各市議会の裁量に任されることになりました。地方分権、地域主権が進む中、市民に直接結びつく行政施策の最終意思決定に当たる市議会の機能、役割を踏まえて、我々は議会の機能、役割を果たし得る
議員定数のあり方が何名が適当か、先進地の視察や全国類似団体との比較、市民の議会に対する意識を知るための
市民アンケート調査を行った結果、4名減し、24名に改正しようとするものでございます。
なお、この条例は、次の一般選挙から施行しようとするものでございます。
何とぞ、議員各位のご賛同を賜り、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
59 ◯議長(
岡田壽彦君) 以上で説明は終わりました。
───────────────────────────────────────
60 ◎委員会付託省略
◯議長(
岡田壽彦君) お諮りいたします。発議案第9号は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
61 ◯議長(
岡田壽彦君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。
───────────────────────────────────────
62 ◎発議案第9号の質疑・討論・採決
◯議長(
岡田壽彦君) 次に、日程第6、発議案の審議を行います。
発議案第9号 木更津
市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。
ご質疑願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63 ◯議長(
岡田壽彦君) 質疑がありませんので、次に討論を行います。
まず、反対者の討論を求めます。佐藤議員。
〔26番 佐藤多美男君登壇〕
64 ◯26番(佐藤多美男君) 発議案第9号 木更津
市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、反対討論を申し上げます。
申し上げるまでもなく、議員の定数というのは、議会制民主主義の根幹にかかわる根本問題であります。議員の定数については、人口数や区域面積を考慮して、住民の多様な意見、少数意見が反映される構成議席を考えるべきであります。かつて、本市議会の定数は36議席でありました。現在は28議席と、8議席も削減がされております。36議席の定数時には、本市人口は9万人時代でございました。現在の本市人口は13万人を突破し、増加傾向にある中で、削減というのはいかがなものでしょうか。さらに、市民要求の多様化、複雑化するもとで、議会の役割の重要性が増大しており、一層の議会活動、機能の充実が求められております。
滝口委員長からも報告のあったとおりでございます。
現在の28議員においても、4常任委員会制のもとでは、1委員会7人となっており、28人定数は私は最低必要人員であると考えます。行革イコール経費の節減、削減、あるいはそういう観点から定数削減が言われておりますけれども、私は次元の違う話だと思います。多様な意見を交わし、調査、研究、審査によって物事を決めるというのは、議会制民主主義の必要な経費であります。経費の削減というのであれば、見通しのない開発を見直す、あるいは中止することによって、無駄を削ることではないでしょうか。
定数削減の声が市民の中で強いことは、私も承知しております。しかし、それはデフレ不況の中で、市民生活が苦しいことが根底にあるのと同時に、議会に対する期待と批判の表裏一体ととらえてよいのではないでしょうか。我々議会人として、市民と信頼関係を築くことも必要だと考えます。私は、提案しますけれども、住民要望に関することで、各地区ごとの議会報告などの出張議会、出前議会の開催、あるいは市内の現地調査、市民の生の声に耳を傾け、市民の声が議会と市政に反映される議会活動の改善が、私は必要ではないかと考えるものであります。
繰り返し強調しますけれども、
議員定数の適正基準は、住民の多様な意見等、少数意見がよく反映され、議会の機能、役割が発揮される構成とすべきものであります。削減理由に類似市の定数が平均25人、こういうことを挙げておりますけれども、今年8月の全国市議会旬報では、全国800市の調査をしたら、10万人から20万人の人口の159市の1市当たりの平均は、27.4人との結果が出ております。よって、現在の定数28議席は、決して多いわけではありません。本市より人口の少ない近隣市と同程度の定数にしようということについては反対であり、現在の28議席のままとすべきであり、削減すべきではありません。
以上が理由でございます。
65 ◯議長(
岡田壽彦君) 次に、賛成者。斉藤議員。
〔14番 斉藤高根君登壇〕
66 ◯14番(斉藤高根君) 私から賛成意見を申し上げます。
滝口委員長の報告のごとく、このことは今時代が求めていること、そしてまた佐藤議員が発言されたように、市民から求められていることであります。
以上で、私の賛成討論を終了します。
以上です。
67 ◯議長(
岡田壽彦君) 反対者。
〔発言する者なし〕
68 ◯議長(
岡田壽彦君) 賛成者。白坂議員。
〔17番 白坂英義君登壇〕
69 ◯17番(白坂英義君) 私からは、発議案第9号に賛成の立場で討論をさせていただきます。
平成23年4月に、
地方自治法の改正により、
議員定数の上限枠が撤廃されたことは、地方分権推進の中で自治体の決議機関、意思決定機関として、議会が果たすべき役割を考えると、大変意義深いものであると考えております。
また、市の
行財政改革を見た場合、職員の削減等、職員だけにその負担をお願いするのではなく、議員我々も痛みを分かち合わなければならないと感じております。
さらに、我々木更津市の議員が近隣他市の議会の先頭に立ち、
議員定数削減を初めとする
議会改革に取り組み、範を示すべきであると考えます。議会基本条例が制定されていない中、この
議員定数の削減は、
議会改革の一歩であり、さらなる改革を推進しなければならないとも考えております。
議員定数を4名減らし24名にすることにつきましては、これまで
議員定数等調査特別委員会における先進地視察の状況や、本市と同規模程度の市において24名の議員で何ら不都合を生じていないこと、また市民の意見は十分に市政に反映できると考えていること、さらには市民が適正な
議員定数は20名から25名とあらわしていること、これらを考慮した中で、24名が適正な
議員定数であると考え、本案に賛成するものであります。
70 ◯議長(
岡田壽彦君) 反対者。
〔発言する者なし〕
71 ◯議長(
岡田壽彦君) 賛成者。
〔発言する者なし〕
72 ◯議長(
岡田壽彦君) 討論終局と認め、採決いたします。
発議案第9号 木更津
市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定についてを原案どおり可決することに賛成の方はご起立願います。
〔賛成者起立〕
73 ◯議長(
岡田壽彦君) 起立多数であります。よって、発議案第9号は原案どおり可決されました。
───────────────────────────────────────
74 ◎市長あいさつ
◯議長(
岡田壽彦君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
ここで閉会に当たり、市長よりあいさつがあります。水越市長。
〔市長 水越勇雄君登壇〕
75 ◯市長(水越勇雄君) 12月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員各位におかれましては、去る11月28日以来、21日間にわたりまして、熱心にご審議をいただき、提案いたしましたすべての議案につきまして、原案どおり可決賜りました。まことにありがとうございました。
また、本会議あるいは各委員会で賜りました数々のご高見、ご要望につきましては、今後の事務事業の執行に当たりまして、その趣旨に沿うべく努力をいたす所存でございますので、今後ともご指導、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
どうもありがとうございました。
───────────────────────────────────────
76 ◎閉会の宣告
◯議長(
岡田壽彦君) これにて平成24年12月
木更津市議会定例会を閉会いたします。長期間にわたりまして、ご苦労さまでございました。
(午前11時11分)
───────────────────────────────────────
◎本日の会議に付した事件
1.
会議録署名議員の指名
1.諸報告
1.
議員定数等調査特別委員会報告
1.議案第82号~議案第87号・議案第89号~議案第102号
1.議案第88号
1.議事日程追加
1.発議案第9号の上程
1.発議案第9号の委員会付託省略
1.発議案第9号の質疑・討論・採決
1.市長あいさつ
1.閉会
上記会議録を証するため下記署名いたします。
平成 年 月 日
議 長 岡 田 壽 彦
署 名 議 員 三 上 和 俊
署 名 議 員 斉 藤 高 根
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