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06月26日-05号

  • "中学校再編"(/)
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  1. 館山市議会 2020-06-26
    06月26日-05号


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    令和 2年  6月 定例会(第2回)1 令和2年6月26日(金曜日)午前10時1 館山市役所議場1 出席議員 17名       2番  長谷川 秀 徳          3番  倉 田 孝 浩       4番  鈴 木 ひとみ          5番  室   厚 美       6番  石 井 敏 宏          7番  森   正 一       8番  瀬 能 孝 夫          9番  望 月   昇      10番  石 井 敬 之         11番  太 田   浩      12番  龍 﨑   滋         13番  石 井 信 重      14番  鈴 木 正 一         15番  秋 山 光 章      16番  榎 本 祐 三         17番  本 橋 亮 一      18番  鈴 木 順 子1 欠席議員  1名       1番  佐 野 聖 一1 出席説明員  市     長  金 丸 謙 一     副  市  長  鈴 木 雄 二  総 合 政策部長  川 上   孝     総 務 部 長  山 口 浩 一  健 康 福祉部長  小 澤 一 典     経 済 観光部長  石 井 博 臣  建 設 環境部長  加 藤 浩 一     会 計 管 理 者  杉 田 和 義  教 育 委 員 会  出 山 裕 之     教 育 部 長  井 澤   浩  教  育  長  監 査 委 員  鈴 木 弘 明     監 査 事務局長  川 崎 暢 男  選挙管理委員会  髙 梨 哲 朗     選挙管理委員会  川 崎 暢 男  委  員  長              事 務 局書記長  農業委員会会長  脇 田 安 保     農 業 委 員 会  網 城   修                       事 務 局 長1 出席事務局職員  事 務 局 長  石 井   修     書     記  山 口   孝  書     記  和 田 敦 子     書     記  岡 本 彩 夏  書     記  秋 山   昭     書     記  石 橋 圭 介1 議事日程(第5号) 令和2年6月26日午前10時開議 日程第1 議案第41号 館山市市税条例の一部を改正する条例の制定について            議案第42号 館山市手数料条例の一部を改正する条例の制定について           議案第43号 館山市消防団条例の一部を改正する条例の制定について           議案第44号 館山市・南房総市定住自立圏形成協定の締結について            議案第49号 令和2年度館山市一般会計補正予算(第4号)          日程第2 議案第45号 館山市立中学校設置条例の一部を改正する条例の制定について        議案第46号 館山市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例の制定につ             いて                                  議案第47号 館山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について          議案第48号 指定管理者の指定について                        議案第50号 令和2年度館山市介護保険特別会計補正予算(第1号)      日程第3 請願第 3号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請             願書                                  請願第 4号 「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関             する請願書                          日程第4 請願第 5号 山本地区溢水対策に関する請願                日程第5 議案第51号 令和2年度館山市一般会計補正予算(第5号)          日程第6 議案第52号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第53号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第54号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第55号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第56号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第57号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第58号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第59号 館山市農業委員会委員の任命について                   議案第60号 館山市農業委員会委員の任命について              日程第7 議案第61号 人権擁護委員候補者の推薦について               日程第8 議案第62号 館山市固定資産評価審査委員会委員の選任について        日程第9 常任委員会及び議会運営委員会所管事務の閉会中の継続審査について △開議午前10時00分 ○議長(石井信重) 本日の出席議員数17名、これより第2回市議会定例会第5日目の会議を開きます。 △議長の報告 ○議長(石井信重) 市長から、地方自治法第180条による専決処分の報告がされております。お手元に配付の印刷書により御了承願います。 △議案の配付 ○議長(石井信重) 市長から議案の送付がありましたので、これを受理し、既に各議員に配付してありますので、御了承願います。 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。 △議案の上程 ○議長(石井信重) 日程第1、議案第41号から議案第44号まで及び議案第49号の各議案を一括して議題といたします。 △総務委員会委員長報告 ○議長(石井信重) ただいま議題となりました各議案は、6月19日の本会議において総務委員会に付託されたものであります。 よって、これより総務委員会における審査の概要につき、委員長の報告を求めます。 総務委員会委員長望月 昇議員。御登壇願います。         (総務委員会委員長望月 昇登壇) ◎総務委員会委員長(望月昇) ただいま議題となりました議案第41号から議案第44号まで及び議案第49号に関わる総務委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 去る6月19日の本会議において本委員会に付託されました議案につきまして、同日委員会を招集し、慎重に審査を行いました。以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。 議案第41号館山市市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響による税の緩和や軽減という特別措置の適用を受けるためには、申請が必要なのかと聞いたところ、市にはいろいろな税目等があり、それぞれの税目、制度に応じて、各手続、各申請をしていただいた上で適用させるとの説明がありました。 議案第42号館山市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、マイナンバーカードの市の普及率について聞いたところ、全国共通で平成31年1月1日時点の住民基本台帳人口を用いて普及率を出しており、館山市の人口4万6,775人に対し、令和2年5月1日現在の交付枚数が8,525枚なので、普及率は18.2%であるとの説明がありました。 議案第43号館山市消防団条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、団員費用弁償額における近隣市との比較について聞いたところ、館山市は1,800円、南房総市は1,700円、鋸南町は1,100円、鴨川市は600円であるとの説明がありました。 議案第44号館山市・南房総市定住自立圏形成協定の締結についてでございますが、協定締結後の定住自立圏共生ビジョンの策定はどのような体制で行うのかと聞いたところ、両市の職員で構成する政策分野における連携項目ごと作業部会と国の要綱等では共生ビジョン懇談会という審議会組織を組織し、この中で協議をし、策定していきたい。審議会のメンバーは、医療、福祉、産業の各分野から委員を選定し、圏域外の有識者にも加わっていただくことも考えているとの説明がありました。 議案第49号令和2年度館山市一般会計補正予算(第4号)でございますが、第2款総務費市街地循環バス実証運行事業に関して、本格的な運行に移行するため、事前に目標値を決めているのかと聞いたところ、今後、館山市地域公共交通会議等で議論することになるが、学識経験者からの助言や県内のコミュニティバスの状況から、担当課としては収支率20%が一つの目安と考えているとの説明がありました。 次に、第3款民生費産業廃棄物収集等業務に関して、公民館までブルーシートを運べない方への対応を考えているのかと聞いたところ、今回の収集は、原則として収集場所までお持ちいただくことを考えているとの説明がありました。 次に、第6款農林水産業費の食のまちづくり拠点施設整備公募要項等策定事業に関して、以前計画した拠点施設整備と基本的には同じようなものをつくるのかと聞いたところ、平成26年度に市が策定した食のまちづくり計画がベースとなり、計画には整備案として、加工施設や駐車場など想定される施設の整備規模が掲載されている。今回は関連事業者のヒアリングや事例の調査、分析などを踏まえ、公募要項に記載する整備規模施設整備費民間事業者に対する要求水準などを固めていくとの説明がありました。 次に、第7款商工費観光施設公衆トイレ洋式化改修事業に関して、市内の全ての公衆トイレを洋式化するのかと聞いたところ、現在、観光みなと課施設所有者として管理している公衆トイレは、常設15か所と仮設1か所の計16か所であり、常設の洋式化は今年度7か所となる予定である。未整備は布良海岸の1か所であるが、建物の老朽化や利用頻度等を考察する中、洋式化の考えは持ち合わせていない。今後の洋式化の方向性は、既存の施設の補修や改修と併せて一部洋式化されている7か所について利用頻度等を検討する中で、県の補助制度等を有効に活用しながら整備を進めていきたいとの説明がありました。 次に、第10款教育費GIGAスクール整備事業に関して、事業予定の実施は第3回定例会以降になるのかと聞いたところ、現時点における事業計画としては、今定例会で高速ネットワーク環境整備補正予算案が議決後、業者選定入札準備を進め、今年度中の整備を目指している。そして、第3回定例会以降にタブレット端末整備に関する補正予算を提出したいと考えているとの説明がありました。 また、大きく2段階に分けて行うということで、今回は約1億9,000万円だが、タブレット化まで含めた構想全体の事業規模はどのぐらいかと聞いたところ、第3回定例会に予算案を提出したいと思っているタブレット端末整備は、タブレット端末を1人1台のリースで考えており、約4億8,000万円を予定しているとの説明がありました。 以上が質疑応答等の主なものであります。 次に、討論を行いました。議案第49号令和2年度館山市一般会計補正予算(第4号)に関して、新型コロナウイルス感染症対策を進めながら、並行して従来予定していた事業や新たなGIGAスクール構想への取組などにも着手するなど、全般的には評価する。しかし、食のまちづくり拠点構想に関して、民設民営ではできなかったので、それだけ採算性に疑問がある構想と言え、前澤基金を投入するにしても、そのやり方についてはきちんと吟味していただきたい。今回は拠点整備の公募に向けた調査費用とのことで賛成するとの討論がありました。 採決の結果、議案第41号から議案第44号まで及び議案第49号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げまして、総務委員会委員長報告を終わります。 ○議長(石井信重) 以上で委員長の報告を終わります。 △質疑応答 ○議長(石井信重) ただいまの委員長報告について、御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論は一括して行います。 通告はありませんでした。通告をしない議員で討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 採決は一括して行います。 各議案についての委員長の報告は、原案可決であります。各議案を委員長の報告どおり可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、各議案は原案どおり可決されました。
    △議案の上程 ○議長(石井信重) 日程第2、議案第45号から議案第48号まで及び議案第50号の各議案を一括して議題といたします。 △文教民生委員会委員長報告 ○議長(石井信重) ただいま議題となりました各議案は、6月19日の本会議において文教民生委員会に付託されたものであります。 よって、これより文教民生委員会における審査の概要につき、委員長の報告を求めます。 文教民生委員会委員長鈴木正一議員。御登壇願います。         (文教民生委員会委員長鈴木正一登壇) ◎文教民生委員会委員長鈴木正一) ただいま議題となりました議案第45号から議案第48号まで及び議案第50号に関わる文教民生委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 去る6月19日の本会議において本委員会に付託されました議案につきまして、22日、委員会を招集し、慎重に審査を行いました。以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。 議案第45号館山市立中学校設置条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、新中学校開校のために決定しなければならないことがあるが、これらの検討に保護者や生徒は参加するのかと聞いたところ、現在、統合準備委員会に保護者にも参加していただいており、必要に応じて保護者、生徒の意見を取り入れていきたいと考えている。なお、制服のデザインについて、保護者や生徒にアンケートを行ったところであるとの説明がありました。 また、制服、ジャージ等の名称も変えるのか、保護者の金銭的負担は発生するのかと聞いたところ、ジャージは新たなものを製作するよう準備を進めているが、現在の1年生、2年生には買換えを求めていない。制服、ジャージとも同じものを使うので保護者に大きな金銭的負担を与えるとは考えていないとの説明がありました。 議案第46号館山市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、精神障害者が加えられることになった理由と市内の対象者数について聞いたところ、今まで千葉県では身体障害者1級、2級、療育手帳Aランク以上が対象で、精神障害者は対象となっていなかった。しかし、他県では精神障害者も対象とするところが増えており、千葉県でも3障害平等の観点から要綱の中に対象として加え、補助対象の拡大に伴い、館山市も条例改正することとした。精神障害者保健福祉手帳1級所持者は39人で、10年ほど前から比べると10人程度増えているとの説明がありました。 また、一度精神障害者1級と認定されると、生涯1級なのかと聞いたところ、2年に1度再認定されるとの説明がありました。 議案第47号館山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、6か月以内の期間を限って徴収猶予を可能とするためとあるが、6か月を過ぎても災害や生計維持者の著しい収入減少が改善されず保険料の納付が困難な第1号被保険者の今後の対応はどうするのかと聞いたところ、現在も福祉関係機関、例えば社会福祉協議会生活困窮者自立支援事業や、社会福祉課生活保護の部門と連携しながら対応している。徴収猶予というのはあくまで手段の一つで、納税相談の中で話を聞きながら納税者の事情に配慮して一人一人に合った柔軟な対応を行っていきたいとの説明がありました。 また、対象者について聞いたところ、新型コロナウイルス感染拡大防止の措置により、納付が難しいという相談は4月以降で55件あるが、介護保険単独で納付できないという話は伺っていない。今年度の固定資産税市県民税納税通知書を6月に発送したので、件数は今後増えていくと考えられるとの説明がありました。 議案第48号指定管理者の指定についてでございますが、これまでも館山市弓道会が指定管理者として管理してきたが、市が直接管理することよりもどのようなメリットがあったのかと聞いたところ、弓道施設の使用の許可に関する業務、利用料金の徴収等に関する業務、清掃や除草等の施設の維持管理全般について業務が削減した点がメリットである。また、弓道という矢を射る性質上、安全対策は極めて重要であり、利用者が初心者であっても的確に弓道そのものを指導できる点は直営よりも優れていると考えるとの説明がありました。 議案第50号令和2年度館山市介護保険特別会計補正予算(第1号)でございますが、議案第47号による減収を見込んでの補正が3,460万2,000円と考えるが、算出の根拠は何かと聞いたところ、介護保険料の減額については議案第47号の介護保険条例の改正によるものではなく、令和元年10月の消費税の引上げに伴い、低所得者に係る介護保険料の軽減の拡充を図るもので、3月末に介護保険条例の改正を専決処分し、4月の臨時会において承認をいただいた介護保険料率の変更によるものであるとの説明がありました。 以上が質疑応答等の主なものであります。 採決の結果、議案第45号から議案第48号まで及び議案第50号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げまして、文教民生委員会委員長報告を終わります。 ○議長(石井信重) 以上で委員長の報告を終わります。 △質疑応答 ○議長(石井信重) ただいまの委員長報告について、御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論は一括して行います。 通告がありますので、発言を許します。 5番室 厚美議員、御登壇願います。         (5番議員室 厚美登壇) ◆5番(室厚美) 議案第45号館山市立中学校設置条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場から討論します。 この条例改正は、令和3年4月から二中と三中を統合して、館山中学校とすることを定めるものです。今この統合準備が着々と進められている段階で反対を表明するのは全く本意ではございませんが、実は議会として二中、三中の統合問題に対する賛否を正式に表明する場は今しかありません。ここで全員が賛成すれば、今回のようなやり方がまた何度でも繰り返されてしまうことが懸念され、また二中と三中の統合自体も筋が通らないことと考えておりますので、あえて反対の声を上げています。執行部が議会に事前に相談することなく方針を決めてしまい、問題があれば謝って理解を求めるしかないと言って、議会は仕方ないと追認せざるを得ない状況をつくる。これでは議会の存在意義はありません。しかも、これが初めてではありません。平成28年安房広域で進めていたごみ焼却施設からの脱退を決めたときも全く同じやり方でした。こんな議会軽視には絶対に終止符を打っていただきたいし、猛省を促したいと思います。 振り返ると、三中の耐震不足が判明したのが今から6年前の平成26年5月、その4年後の平成30年3月に三中の建て替えを前提とした基本設計が予算に計上されることになりましたので、私がその前に市内中学校全体の再編統合を考えるべきではないかと主張したところ、教育委員会の回答は、現時点では再編は考えていないというものでした。ところが、そのわずか1年後の平成31年4月に突然二中と三中の統合方針を執行部が発表したことから、大きな大きな混乱が生じました。当然のことです。三中の耐震不足を今まで放置してきたのは、私たち議会にも責任があると思っています。各議員が個別に質問や追求をするだけではなくて、こういう大きな問題はもっと早い段階で議会としての見解をまとめて、執行部に意見具申するなどの行動も必要だったと反省しています。ただ、今後のことを考えると、市政運営を担う執行部には、長期的な展望を持つことの重要性をもっとしっかり認識していただきたいと思います。目の前のことに場当たり的に対応し続けていっては、結局将来の市民がそのツケを負うことになります。せめてこの議案の上程までに少なくとも中学校再編計画をまとめるくらいの意気込みは見せてほしかったと思っています。今中学校全体の将来像が描けていない中で、一番大きな二中と三中の統合だけを先に決めることはあまりに無謀なことに思えます。私の考えは以前から主張しているとおり、耐震不足の三中を安全面から、まず閉鎖する。そして、三中学区の生徒はほかの3つの中学校のいずれかに緊急避難する。その上で、大急ぎで中学校全体の再編計画をつくるというものです。 以上、二中、三中の統合を定める議案第45号に反対いたします。 なお最後に、本議案が今日可決されることになりましたら、今後は統合がうまく進むように協力していく所存であることを申し添え、反対討論を終わります。 ○議長(石井信重) 以上で5番室 厚美議員の討論を終わります。 次、7番森 正一議員。御登壇願います。         (7番議員森 正一登壇) ◆7番(森正一) 議案第45号館山市立中学校設置条例の一部を改正する条例の制定につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。 第三中学校の校舎に関しましては、平成26年6月議会におきまして耐震指標であるIs値が0.33とかなり低く、大地震発生時に倒壊または崩壊する危険性があることが判明して以来、繰り返し第三中学校校舎建て替えを強く要望してまいりました。 また、その中におきまして将来の児童生徒数の減少を見据えた公立学校の統合に関しましても、提案、要望をさせていただいてきたところであります。市内公立学校の統合等につきましては、平成30年11月に館山市学校再編調査検討委員会が設置され、令和元年度末までに館山市小中学校の将来を見据えた学校の在り方についての諮問に対して答申を行うこととなっておりましたので、本来であればこの答申を受けた上で、館山市教育委員会としての学校再編の方向性を具体的に定め、学校や地域の方々とじっくり時間をかけて話し合い、そして統合を進めていくべきところであると認識はしております。しかしながら、このたびの二中、三中の統合につきましては、もうこれ以上一刻の猶予も許されない中での苦渋の決断であり、理想論を優先するような状況ではありません。大地震が発生した場合には大惨事となるおそれがあり、生徒と教職員の命を守ることが最優先であります。そのために旧安房南高校校舎館山総合高校水産校舎の活用、仮設校舎の建設など様々な方策を検討してきた中で、現時点で考えられる最短かつ最善策として、三中生と教職員が二中に移動して統合するという結論に至っております。第二中学校を利用して、二つの中学校を共存させられないかといった意見もありましたが、教育環境としてはいかがなものかと言わざるを得ません。このたびの三中校舎の建て替えに伴う二中と三中の統合は、生徒や教職員の身体と生命を守るためには、やらなくてはならない事業であり、市の責務であると同時に、市政の監視役である私たち市議会としても市と協力して推し進めなくてはならないものであると確信しております。 最後になりますが、今後、学校再編調査検討委員会におきまして、今後の統合を踏まえた上で、将来を見据えた学校の在り方について再度検討を行い、学校や地域の方々とじっくり時間をかけて話し合いながら、丁寧に統合を進めていただけるよう要望いたしまして、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(石井信重) 以上で7番森 正一議員の討論を終わります。 以上で通告者による討論を終わりますが、通告をしない議員で討論ありませんか。 6番石井敏宏議員。御登壇願います。         (6番議員石井敏宏登壇) ◆6番(石井敏宏) 議案第45号館山市立中学校設置条例の一部を改正する条例の制定について賛成討論を行います。 まず、条例の校名、こちら鏡ヶ浦とか里見とか館山中央とか、そういったほかの名前もありだったかと思うんですけれども、将来も見据えて、あとやっぱり館山って名前は私も入れたいと思ったんで、この館山中学校という名前にまず賛成と表明させていただきます。 次に、これが決まることによって、名実ともに議会でもこの二中、三中の移転統合賛成と正式に決まるということなんで、これまでの経緯についても含めて、この統合について賛成の意見を述べさせていただきます。まず、なかなか昨年の5月末から6月ぐらいに統合方針、行政のほうから発表されたわけですが、非常に反対意見も多いものでございました。その中で行政のほうで度々説明会を行って、その中で出た情報公開をしっかりやってくれという話も出て、それからしっかりと情報公開されておりますし、またそこで出たPTAでそういった住民会みたいなものをつくれないかという意見が出たのも踏まえまして、昨年6月からかなり民主的に行われていると思います。 また、これじゃ具体的に何か対案があるとすれば、自分としても昨年の12月ぐらいにはやらないともう間に合わない案件だと思いますんで、ただここに至るまで私は二中への移転以外、現実的かつ具体的な対案は一つも聞いたことがありませんでした。よって、二中に移って統合するしかない、その結論はそれ以外はないと思います。現状維持というまず選択肢が、非常に三中がよくない、校舎がよくない状況なんでまずない。現状維持がない。それで、ほかに具体的な対案なく、一応途中経過では南高って話も出たんですけれども、それも実際は難しい。あと、私が見た感じも耐震性に疑問があると思いますんで、これも無理ということで、残された選択肢はやはり二中しかないというふうに考えます。 三中なんですけれども、移ることに、まだ三中にいらっしゃって、それで希望される方だけ二中に入ったり、ほかの学校行かれた方もいるかと思うんですけれども、そういう対応を取られたのも、実際アンケート取られたら、三中に残ることを希望された方もかなり多かったことから、それも御本人たちの意思を尊重する面では妥当だったんじゃないかと私は考えております。 なかなか去年の6月初めぐらいに、こういった行政のほうから統合方針示されたんですけれども、それまでも議会に対しては私は十分に情報は出ていたと思います。実際にこの耐震不足が判明してから頻繁に一般質問をなされていましたし、中には一旦南高に移ったらどうかとか、あるいは二中に移ったらどうか、そういったような意見も議員の中から出てきていました。ただ、私もそうなんですけれども、なかなか煮詰まった案を示すことができなかった面もありますんで、殊さら行政だけの責任を責めるのもどうかなと。また、議会におきましても、これ毎年のように議会報告会でこういった三中が耐震不足というテーマで説明をして、それで市民から意見を設けていると。また各議員においてもそういった自分のチラシなどで市民への情報提供も行っていた。それにもかかわらず、誰一人煮詰まったそういった三中問題に対しての具体的な対案を示すことはできなかったということなんで、これはなかなか難しいものだったんじゃないか、行政のほうも苦労があったんじゃないかと思います。いろいろこの今回の件というのは、非常に反省することが多々あったわけですが、二中、三中統合に向けて前向きに進んでいきたいと述べさせていただきまして、賛成討論といたします。 ○議長(石井信重) 以上で6番石井敏宏議員の討論を終わります。 他に討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 まず、議案第45号について、起立により採決いたします。 本案についての委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長の報告どおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(石井信重) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、議案第46号から議案第48号及び議案第50号についての委員長の報告は原案可決であります。各議案を委員長の報告どおり可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、各議案は原案どおり可決されました。 △請願の上程 ○議長(石井信重) 日程第3、請願第3号及び請願第4号の両請願を一括して議題といたします。 △文教民生委員会委員長報告 ○議長(石井信重) ただいま議題となりました両請願は、6月19日の本会議において文教民生委員会に付託されたものであります。 よって、これより文教民生委員会における審査の概要につき、委員長の報告を求めます。 文教民生委員会委員長鈴木正一議員。御登壇願います。         (文教民生委員会委員長鈴木正一登壇) ◎文教民生委員会委員長鈴木正一) ただいま議題となりました請願第3号及び請願第4号に関わる文教民生委員会における審査の結果について御報告申し上げます。 去る6月19日の本会議におきまして、本委員会に付託されました両請願について、22日、委員会を招集し、審査を行いました。以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。 請願第3号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書及び請願第4号「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書について、発言はありませんでした。 次に、討論を行いました。請願第3号について、全ての子供に等しく義務教育の機会が与えられることは必要であると考える。日本社会の中で収入の格差が広がる中、教育の機会均等を守る上でも義務教育費の国庫負担制度は堅持されなければならないと考えることから賛成するとの討論がありました。 次に、請願第4号について、昨年の台風災害に加え、今年の新型コロナウイルス感染症により、子供たちの学ぶ環境は大きく影響されている。子供たちの学びを保障するためにも教育予算の拡充は必要だと考えることから賛成するとの討論がありました。 採決の結果、付託を受けました請願第3号及び請願第4号については、全員一致をもっていずれも採択するものと決しました。 以上、御報告申し上げまして、文教民生委員会委員長報告を終わります。 ○議長(石井信重) 以上で委員長の報告を終わります。 △質疑応答 ○議長(石井信重) ただいまの委員長報告について、御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論は一括して行います。 通告がありますので、発言を許します。 6番石井敏宏議員。御登壇願います。         (6番議員石井敏宏登壇) ◆6番(石井敏宏) 請願第3号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書について反対討論いたします。 私も義務教育の充実という理念は同じですが、請願とは手段が異なり、義務教育費国庫負担という補助金は廃止し、同額を地方交付税に振り替え、地方の判断にて同額を小中学校の教職員給与で支給すべきと考えます。現状における教職員給与は、市の公立小中学校で勤務しているのにもかかわらず、国が3分の1を負担し、県が3分の2を負担している形になっています。本来であれば市が全額を負担し、その財源を地方交付税で国が保障すべきものと考えます。なぜならば、消防、救急、生活保護など、生命に関わる人件費も含め、全ての地方公務員の給与は地方が負担し、国が地方交付税で財源保障をする形を取っているからです。それで不都合はありませんし、むしろ給与、人事、勤務場所の一元化が図られ、責任主体が明確されるので、あるべき姿だと思います。 なお、教職員の待遇改善については、給特法を改正し、残業時間に応じて残業代が出るようにすること。また、部活動の顧問就任を半ば強制する慣行を廃止することが大事だと考えております。 以上をもちまして、反対討論といたします。 ○議長(石井信重) 以上で6番石井敏宏議員の討論を終わります。 以上で通告者による討論を終わりますが、通告をしない議員で討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 まず、請願第3号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は、採択するであります。本請願を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(石井信重) 起立多数であります。よって、本請願は採択するものと決しました。 次に、請願第4号「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は、採択するであります。本請願を採択することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択するものと決しました。 △日程の追加 ○議長(石井信重) お諮りいたします。 ただいま発議案第3号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について及び発議案第4号国における令和3年度教育予算拡充に関する意見書についてが提出されました。この際、両発議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、両発議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 △議案の上程 ○議長(石井信重) 発議案第3号及び発議案第4号の両発議案を一括して議題といたします。 △議案の配付 ○議長(石井信重) 議案を配付いたします。 議案の配付漏れはありませんか。  配付漏れなしと認めます。 △議案の提案説明 ○議長(石井信重) 両発議案について、提出者の説明を求めます。 文教民生委員会委員長鈴木正一議員。御登壇願います。         (文教民生委員会委員長鈴木正一登壇) ◎文教民生委員会委員長鈴木正一) ただいま議題となりました発議案第3号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について及び発議案第4号国における令和3年度教育予算拡充に関する意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 両発議案につきましては、先ほど採択するものと決しました請願第3号及び請願第4号の趣旨を体しまして関係機関に要望いたしたく、文教民生委員会として提出した次第でございます。 満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(石井信重) 説明は終わりました。 △質疑応答 ○議長(石井信重) これより質疑を行います。 質疑は一括して行います。 御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △委員会付託の省略 ○議長(石井信重) 両発議案については、館山市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会に付託いたしません。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論は一括して行います。 討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 まず、発議案第3号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを採決いたします。 本案を原案どおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(石井信重) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、発議案第4号国における令和3年度教育予算拡充に関する意見書についてを採決いたします。 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 △請願の上程 ○議長(石井信重) 日程第4、請願第5号山本地区溢水対策に関する請願を議題といたします。 △建設経済委員会委員長報告 ○議長(石井信重) ただいま議題となりました本請願は、6月19日の本会議において建設経済委員会に付託されたものであります。 よって、これより建設経済委員会における審査の概要につき、委員長の報告を求めます。 建設経済委員会委員長石井敏宏議員。御登壇願います。         (建設経済委員会委員長石井敏宏登壇) ◎建設経済委員会委員長(石井敏宏) ただいま議題となりました請願第5号に関わる建設経済委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 去る6月19日の本会議において本委員会に付託されました請願につきまして、22日に委員会を招集し、慎重に審査を行いました。以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。 請願第5号山本地区溢水対策に関する請願についてですが、ハウスやイチゴの畝が水没するなど、溢水による農作物への被害が大きく、その対策には県やJR東日本との調整が必要とされており、先日、委員会として現場や流域を確認しました。 本件については、平成26年7月に館山市建設環境部長宛てにも陳情書が出されており、その後、どのような対応を行ってきたのか聞いたところ、山本地区踏切下の排水は、市道や国道の歩道下の水路から境川を経て、汐入川に流入しており、今までにも下流部分において国道の冠水や一部家屋の床下浸水の被害も発生し、流域の町内会からも改修の要望が出されている。また、県が管理している下流部分については、境川の未改修箇所の整備を県へ要望しており、今回、要望のあったJR軌道下の改修は、こうした下流部分の溢水対策をした上でないと改修できないとの説明がありました。 次に、これまでに実際に改修工事を実施した事例について聞いたところ、県が管理している境川流域においては約270メートルの区間について断面を広げるための川底の掘り下げ工事が行われており、館山市においては境川に流入する排水の一部を道路整備に併せて新設した水路に流すことによる負荷軽減や、境川の上流に位置する大宮堰の一時貯留機能を高めるために堆積土の除去を定期的に行っているとの説明がありました。 次に、山本地区踏切下を横断する排水の改修は、JR東日本との交渉においてどのような課題があるのか聞いたところ、JR軌道下の工事の場合、工事自体をJR東日本に委託することになり、協議や手続に相当の時間を要することや、延長約3キロメートルに及ぶ汐入川までの溢水対策として、下流部分を管理する県との協議等、流域全体の排水計画を立てなければ、当該横断部の改修はできないとの説明がありました。 また、災害対策として、農業用ため池である田代堰の決壊に備えたハザードマップの作成状況について聞いたところ、今後、地元とのワークショップを通じて完成に努めていきたいとの説明がありました。 以上が質疑応答等の主なものであります。 次に、討論を行いました。当該地域は、館山市の農業の代表的な産品であるイチゴの栽培や観光イチゴ狩り等の主要な農業地帯であり、近年、新興住宅も多い一方で、過去に幾度となく大雨、増水による被害を受けており、農業被害の軽減と安全な生活環境の整備の両面により、一日も早い溢水対策の必要性を感じるとの賛成討論がありました。 採決の結果、付託を受けました請願第5号につきましては、全員一致をもって採択するものと決しました。 以上、御報告申し上げまして、建設経済委員会委員長報告を終わります。 ○議長(石井信重) 以上で委員長の報告を終わります。 △質疑応答 ○議長(石井信重) ただいまの委員長報告について、御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 通告はありませんでした。通告をしない議員で討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は、採択するであります。本請願を採択することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択するものと決しました。 △議案の上程 ○議長(石井信重) 日程第5、議案第51号令和2年度館山市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(石井信重) 議案の説明を求めます。 金丸市長。         (市長金丸謙一登壇) ◎市長(金丸謙一) 議案第51号令和2年度館山市一般会計補正予算(第5号)ですが、歳入歳出予算の補正として、歳入歳出それぞれ3億6,297万2,000円を追加し、総額280億4,703万5,000円としようとするものです。 歳出の主な内容としては、商工費では、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上高が減少している市内中小企業者の資金繰りを支援するための館山市中小企業融資制度について、利用件数の増加が見込まれるため、融資枠を拡大し継続した支援を実施する中小企業融資事業で2億5,482万2,000円、また落ち込んだ市内経済の早期回復を図るため、館山市商業協同組合が実施する域内消費を喚起するプレミアム商品券事業への支援補助金で6,530万円のそれぞれ増、教育費では、令和3年4月の統合中学校開校に当たり、第二中学校の整備改修を実施する統合中学校整備事業で4,225万円を増額しようとするものです。 また、歳入として国庫支出金、繰入金及び諸収入を増額しようとするものです。 このほかに、債務負担行為の補正として、中小企業融資返済元金助成金外3件の変更をお願いしようとするものです。 以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(石井信重) 説明は終わりました。 △質疑応答 ○議長(石井信重) これより質疑を行います。 質疑時間は、答弁を含めて30分以内といたします。 発言の際はページをお示しくださるようお願いします。 御質疑ありませんか。 7番森 正一議員。御登壇願います。         (7番議員森 正一登壇) ◆7番(森正一) それでは、議案第51号令和2年度館山市一般会計補正予算(第5号)、歳出につきまして説明資料の中から2点お伺いいたします。 それでは、まず1点目ですが、説明資料4ページにあります第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費、新型コロナウイルス対策費におけるプレミアム商品券事業についてお伺いします。 まず、小さな1点目、プレミアム率を20%とした根拠について説明をお願いいたします。 2点目、購入上限額を5万円、1人当たり5万円とした根拠について説明をお願いいたします。 3点目、事務経費の一部として530万円が計上されておりますが、事務経費の総額及び内訳の詳細について説明をお願いします。また、経費の一部だけではなく、全額を補助することはできないのでしょうか。 次、大きな2点目です。説明資料、これも4ページになります。第10款教育費、第3項中学校費、第3目学校建設費における統合中学校整備事業について3点お伺いします。 まず、小さな1点目、令和3年4月の統合中学校開校に当たり、第二中学校の整備改修を実施するとのことですが、整備改修の詳細について説明をお願いいたします。 小さな2点目、第二中学校側から要望されている整備項目の全てについて対応していただけるということでしょうか。 最後に、小さな3点目、空調機の移設に関しましては、空調機が必要である夏場には行わないとお伺いしていますが、災害などにより三中校舎が使用できなくなり、緊急避難的措置として夏場に二中校舎に移動した場合にはどのような対応をされるのかお伺いいたします。 以上となりますが、御答弁によりましては再質問させていただきます。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 議案第51号に関するプレミアム商品券事業についての1点目、プレミアム率についてでございますけれども、今回のプレミアム商品券事業につきましては、6月3日に館山市商業協同組合から要望書の提出がございまして、要望による提案と過去の実績を鑑み、消費を喚起するインセンティブとしてプレミアム率20%が妥当であると考えたところでございます。平成27年度に地域消費の喚起や生活支援を目的に同組合が実施したプレミアム商品券においても、販売額を3億円、プレミアム率を20%として実施したところ、大変好評であったため、同組合としても、今回も平成27年度と同規模での実施を希望しているところでございます。 次に、第2点目、購入上限額についてでございますけれども、これも同様に、館山市商業協同組合の要望に沿って決めさせていただきました。組合としては、できるだけ多くの方にプレミアム商品券を購入していただくために、購入限度額を5万円にしたと伺っております。なお、プレミアム商品券は1万円で1万2,000円分の商品券を1セットとして、5セットを購入上限としております。 次に、3点目、事務経費についてですが、プレミアム商品券の印刷、検品、販売、換金等の事務に係る人件費や広報、販売促進費等の経費として、総額約2,330万円が見込まれています。このうち、約1,800万円は館山市商業協同組合がプレミアム商品券を換金する際に各店舗から徴収する換金手数料を充当していただく予定で、不足分の530万円を事務経費に対する補助金として計上いたしました。補助金は、換金手数料などの事業収入を事務経費等の事業費に充当していただき、不足分を助成するという原則に基づき、全額補助対象とすることは考えておりません。 以上でございます。 ○議長(石井信重) 加藤建設環境部長。 ◎建設環境部長(加藤浩一) 統合中学校整備事業についての第1点目、整備改修内容の詳細についてでございます。これにつきましては、統合により必要となる教室や職員室の改修、黒板やロッカー、棚などの整備、空調機の移設、駐輪場の整備、外構の改修などを行おうとするものでございます。 次に、2点目、学校側からの要望について全て対応できるのかということでございます。今回の統合に当たっては様々な制限がございます。御不便をおかけすることもあろうかとは思いますけれども、学校側と協議を行いまして、生徒の教育環境を第一に考え対応しております。 次に、3点目、緊急での空調機設置等の対応についてでございます。空調機の移設については、全体スケジュールの中で対応していく予定ではございますけれども、緊急避難が必要になった場合には、その時点でできる限りの対応をしたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(石井信重) 森議員。 ◆7番(森正一) ありがとうございました。それでは、何点か再質問をさせていただきます。 まず、プレミアム商品券の件なんですけれども、扱う店舗に関してなんですが、事業主体が館山市商業協同組合となっておりますが、組合に参加していない事業者も対象店舗として参加できるのでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 参加店舗は、組合以外からも募集する予定と伺っておりますので、組合に参加していない店舗でも参加は可能でございます。 ○議長(石井信重) 森議員。 ◆7番(森正一) あと、業種なんですけれども、参加できる業種には何か規定というものは存在しているんでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 業種については、特に規定はしていないというふうに伺っております。 ○議長(石井信重) 森議員。 ◆7番(森正一) 分かりました。 それで、1人当たり5セット、5万円が購入上限額となっていますが、予定している販売方法では上限額を超えて購入することが可能だと思います。ルールを守らず上限額以上を購入することを防ぐためにはどのような対策をお考えでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 平成27年度に実施をしましたプレミアム商品券で、1人当たり10万円としまして、はがきによります事前申込みをしましたが、応募者が多数だったため、購入上限を調整して販売したという経験から、今回は購入上限を5万円にして、より多くの方に購入していただくようにしたと伺っております。ルールにつきましては、購入者のモラルに任せるということでございました。 以上です。 ○議長(石井信重) 森議員。 ◆7番(森正一) このプレミアムつき商品券の購入方法はどのように買う形になりますか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 館山市商業協同組合で販売場所を決定して、購入者は、希望者の方はそこから御購入いただくことになります。販売場所につきましては、昨年度御協力いただきました郵便局等の可能性も含めて、現在館山市商業協同組合のほうで市民が購入しやすい方法を現在調整しているということでございます。 以上です。 ○議長(石井信重) 森議員。
    ◆7番(森正一) であれば、前回のときは応募したという形であったと思うんですが、今回は館山市民以外でも誰でも購入できるというような形に見えるんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 今回は、プレミアム商品券の目的が新型コロナウイルス感染症により落ち込んでしまった市内消費の回復でありますとか地域の中でお金を回す、こういったことですので、事業主体の館山市商業協同組合では購入については特に市民に限定していないということでございます。 以上です。 ○議長(石井信重) 森議員。 ◆7番(森正一) 昨夜、インターネットで新型コロナ対策としてほかの自治体等で行われている同じようなプレミアムつきの商品券事業を見てみたんですけれども、検索順に昨日、昨夜、11の自治体について見たんですけれども、プレミアム率の平均が36%、低いところで20%で、最高で50%ありました。1セット当たりの販売額は、ほとんどが1万円で、館山と一緒です。購入できる対象者なんですけれども、この11の自治体のうちの10の自治体が市内在住者であり、在勤者も含むところもありましたけれども、今朝また加えて調べて、全部で25自治体調べて、そのうちの2つだけが市外の方も買える形になっていました。例えば宮崎県の都城市の場合、市のホームページには都城市プレミアムつきスマイル商品券を発行し、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている地域経済活動の回復を図るとともに、市民の家計と地元商店や飲食店を応援しますとうたわれています。本事業は、館山市商業協同組合からの要望に基づいて事業主体として実施されるものでありますが、落ち込んだ市内経済の早期回復を図ることを目的としておりますけれども、国からの補助金を活用した事業でありますので、館山市として補助金を出すのであれば、まず第1に館山市民のために活用すべきではないかと考えています。今議会初日に先議した補正予算の中に、キャッシュレス決済によるポイント還元事業もありましたが、これは市民以外が利益を得られる仕組みになっていると思いますので、今回のプレミアムつき商品券と合わせると最大で市民でなくても2万5,000円の利益、得をすることができます。一方で、館山市民でもあるにもかかわらず、キャッシュレス決済ができない、さらに今回の商品券を購入したくても購入できない方がいた場合には非常に不公平じゃないのかなというふうに思っています。その辺いかがでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 今回のプレミアム商品券についてですが、先ほども御答弁したとおり、市内消費の喚起であるとか市内の中でお金を回していくということを一番の目的に考えております。新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んでいます市内経済の早期の回復を図ることで、事業でありますとか、あるいは雇用あるいは賃金等の維持がなされて、あるいは場合によっては新たに雇用が創出されたりとか、あるいは事業が生まれたりということがありますので、結果的に市民の皆様の利益につながるものと考えております。なお、プレミアム商品券につきましては、過去の実績からいたしますと、販売開始後極めて短期間のうちに完売すること、あるいは参加店が当然のことながら館山市内に限られますことから、一部例えば市内に在勤の方であるとかがいらしたとしても、実質的には購入者の多くは館山市民であると考えられます。そういったことから、キャッシュレス決済を活用できない方でも十分こちらの商品券は御利用できるのではないかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(石井信重) 森議員。 ◆7番(森正一) 市民及び市内在勤者に限定販売した場合であっても完売すると思います。市民と在勤者以外でも購入できることによるメリットがちょっと分からない。市民及び在勤者限定にできない理由が、これも理解できません。市民及び市内在勤者限定とした場合であっても事業の目的は達せられると思うのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) やはり館山市の場合は、昔から安房郡市の中心として商業が発展してきたところでございます。現在でも安房地域内の商業であるとか、卸業等の中心となっております。この商業を守るためには、やはりある程度外からの需要も取り込んでいかなければなかなか難しいということもございますので、そういった意味で市民を中心としながらも外から、外の仮に商品券を利用される方がいらしたとしても、結果として市内の経済が潤って、結果として市民に利益がもたらされるものというふうに考えております。 以上です。 ○議長(石井信重) 森議員。 ◆7番(森正一) ただ、1万円が1セットで3万セットなので、市民に対して全員に行き渡らない。5万円が上限ということなので、なおさら行き渡らない状況の中で買えない市民が出ることがどうなのかなと思ってお伺いさせていただきました。事業自体には反対するつもりないんですけれども、ぜひ今回は景気対策で市内の事業者応援するということであれば、今後福祉のほうの考え方のほうでほかの一般の市民の方々にも何かしら支える、支援するような事業を考えていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わりにいたします。 ○議長(石井信重) 鈴木副市長。 ◎副市長(鈴木雄二) すみません。今回の新型コロナ絡みの対策につきましては、市民への生活支援の対策、これが1つ大きくあります。また、今回のプレミアムについては市内の経済対策ということで、こちらのほうの今回のプレミアム商品券については経済対策のほうに主眼を置いています。そういった中で、館山市の商圏、商業の吸引力、これについては安房郡全域に及んでおりまして、館山市の昼夜間人口比率、例えば昼間の人口と夜の人口の比率については1を超えているということは、館山市に昼間働きに来ている、学生が来ているということで、そういったことの経済力によって館山市の経済が潤っているということでございます。5万人程度の人口で、昼夜間人口が1を上回っているのは館山市と旭市のみ、千葉県内ではその2市のみでして、今回館山市の経済を活性化させようということでプレミアム商品券を事業主体の商業協同組合との調整の上で行おうとするものでございますので、御理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(石井信重) 以上で7番森 正一議員の質疑を終わります。 他に御質疑ありませんか。 18番鈴木順子議員。御登壇願います。         (18番議員鈴木順子登壇) ◆18番(鈴木順子) 質疑をいたします。 議案第51号令和2年度館山市一般会計補正予算(第5号)であります。議案書のページ数が10ページから11ページであります。第10款教育費、第3項中学校費、第3目学校建設費、統合中学校の整備事業であります。説明資料では4ページになります。この説明資料の中に記載されている今回補正に提案されています事業なんですが、単純に思うところなんですが、二中の生徒、三中の生徒、当然人数が増えるわけなんですが、トイレの増設については提案をされていないんですが、大丈夫なんでしょうか、お聞かせを願いたいと思います。 以上が私の質問ですが、御答弁によりましては再質問をさせていただきます。 ○議長(石井信重) 加藤建設環境部長。 ◎建設環境部長(加藤浩一) トイレの増設についての御質問でございます。今回の統合で生徒数、確かに増えるものではございますけれども、現二中校舎における今までの最大の生徒数までには及びませんので、対応可能であると考えているところでございます。 以上です。 ○議長(石井信重) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 再質問をさせていただきます。 人数が統合されて増えたとしても大丈夫だということのようですので、その辺は建設環境部長お答えになっておりますので、十分な数を精査された上での御答弁だというふうに思います。 それで、再質問なんですが、今本当に緊急な案件としてお聞かせを願いたい問題があります。学校のトイレについてなんですけれども、現在学校では新型コロナウイルスの感染予防のために、教室はもとよりトイレに至るまで教職員が掃除を行っているというふうに聞いております。教職員は、日常の勤務が非常に大変なところは皆さん御承知のところでありますが、ここを超えてさらに新型コロナウイルス感染予防への気遣いで心身ともに疲弊状態であろうということは想像できるところであります。こういう現状を考えるに、新型コロナウイルス感染のために起きていることでありますので、交付金対応で教職員がここまでしなくてもいいような手だてはできないか伺いたいと思いますが、早急な問題ですのでこの辺をどうお考えになっているのかお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(石井信重) 井澤教育部長。 ◎教育部長(井澤浩) お答えいたします。 議員御指摘のとおり、これまでも6月1日からの学校再開に向けまして、その協議の中で学校のトイレの清掃についても検討をしているところでございます。感染症予防対策としては、通常の児童生徒等にやらせるということではなく、教職員によりトイレ清掃を行っております。現在、市として国の2次の交付金を活用した事業の検討を行っておりますので、全体の事業の中でその項目についても検討されるべきものと認識しております。 以上です。 ○議長(石井信重) 金丸市長。 ◎市長(金丸謙一) 今、教育部長が答弁いたしましたが、今回の議案にはちょっと間に合わなかったんですが、教職員の負担を軽減するよう、今考えているところでございます。近いうちに皆さんの同意を得られるよう頑張ってまいります。 以上です。 ○議長(石井信重) 鈴木順子議員。 ◆18番(鈴木順子) 市長の大きな声での意気込みはよく分かりましたので、本当に感染予防のためにいろいろ手を尽くされている皆さん方に気遣いなく日常生活が送られるように願いながら、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(石井信重) 以上で、18番鈴木順子議員の質疑を終わります。 他に御質疑ありませんか。 5番室 厚美議員。御登壇願います。         (5番議員室 厚美登壇) ◆5番(室厚美) 同じく議案第51号令和2年度館山市一般会計補正予算(第5号)についてお伺いいたします。 説明資料4ページ、第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費、新型コロナウイルス対策費におけるプレミアム商品券事業についてお伺いいたします。先ほど森議員の質問にございましたが、まずこの事業の主目的が市内の経済回復ということは十分分かります。ただ、付随的にというか、この商品券を購入した方、例えば5万円分を購入すると1万円のプレミアム、この1万円分は現金給付と同じような効果があると思います。これが当然市民、あるいは最低でも市内に働いている、あるいは勤務して、在校生ぐらいの対象だと思っていたんですが、近隣の市、町の方々よりも館山市民を優先するということがいいんじゃないか。例えば5万円上限だとすると、5万円買うと6,000人しか買えないということになります。館山市民が買いたかったのにこれは買えなくて、ほかの市、町の人が買われてしまった、そんなことも想定されるんですが、館山市民に優先できない理由が先ほどもお聞きしたんですが、納得できなかったので、もう一度お聞かせください。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 館山市民に限定しない理由ということでございますけれども、先ほども御説明したとおり、この事業の主たる目的がやはり地域の中に消費を生み出すということでございます。そういうわけで、市民の方を中心にしながら、外の方も取り入れながら、実際先ほどもお話ししましたように非常に販売期間が短いこともあるので、なかなか実際的に外の方が買うというケースも少ないのではないかなというふうに考えておりますけれども、そういった観点からは市民を中心にこれ購入されるわけでありまして、市民を中心とした経済の活性化といいますか、消費を回す、そういうところが主の目的でありますので、ある意味外の方も入れながらということで、特に市民に限定していないところでございます。 以上です。 ○議長(石井信重) 室議員。 ◆5番(室厚美) これは、国の予算を持ってきて、各市町村がこういうことをやりたい自治体はやるということで、市民の方からすると、こういうものを買えるのであれば、館山市の事業なのだから館山市が優先してほしいというのは当然ではないかと思います。例えば具体的な方法として、窓口に買いに行くんでしたら、例えば1日だけでもこの日は館山市民に限る、あるいは市内関係ない方は次の日、1日、2日ずらして購入できるとか、それぐらいの優先の対策はできると思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 平成26年に実施をした商品券では、こちら1億円分ということで規模少なかったんですけれども、即日に完売をしているような状況でございまして、なかなか商業協同組合さんのほうとしてもどのくらいの期間で売れるのかというのはなかなか読めないところがありまして、その辺は切り分けが難しいのではないかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(石井信重) 金丸市長。 ◎市長(金丸謙一) この事業は、館山市商業協同組合が実施するんです。その方針等の運営等、これは商業協同組合のほうで考え、こういうふうにしますからということでいますんで、今議員がおっしゃったこと、先ほどの森議員もおっしゃったことは、こういう意見がございましたということでお伝えはいたします。しかしながら、決定的に実施するのは商業協同組合ですんで、それは御理解願いたいと思います。 以上。 ○議長(石井信重) 室議員。 ◆5番(室厚美) 商業協同組合側としては、そのプレミアム商品券が使われれば目的は達成できると思いますので、ぜひその配り方について市民を優先するようにということは市から、これはお願いするなり、十分に言っていただいて、市民からの理解も十分得られるような形を取っていただきたいと思います。 それからもう一つ、大型店に多く使われてしまう可能性もあるということの懸念の声も聞いたことがあるんですけれども、例えばその使えるお店の中で地元の商店街の比率を高めるとか、そういうような工夫をしていくことはできるというか、そういうことも市から提案されてはどうかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(石井信重) 石井経済観光部長。 ◎経済観光部長(石井博臣) 御指摘のとおり大型店も入ってきますので、かなりの比率で大型店に行くのは過去の例から言っても間違いないことでございます。そうした中で議員御指摘のとおり、個人の商店街にとってもメリットがあるように各個店の個性を出してもらうようなことはぜひうちのほうからも商業協同組合なり、事務局やっております館山商工会議所のほうにも御提案していきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(石井信重) 室議員。 ◆5番(室厚美) よろしくお願いします。市長からも力強くお声を頂きましたので、館山市民をぜひ給付金と同じ考えもありますので優先していただくようによろしくお願いいたしたいと思います。 以上です。 ○議長(石井信重) 以上で5番室 厚美議員の質疑を終わります。 他に御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △委員会付託の省略 ○議長(石井信重) お諮りいたします。 本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 △議案の上程 ○議長(石井信重) 日程第6、議案第52号から議案第60号までの各議案を一括して議題といたします。         (「退席許可お願いします」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 退席許可します。         (農業委員会会長脇田安保退場) △提案理由の説明 ○議長(石井信重) 議案の説明を求めます。 金丸市長。         (市長金丸謙一登壇) ◎市長(金丸謙一) 議案第52号から議案第60号館山市農業委員会委員の任命について、提案理由を説明します。 令和2年7月19日をもって任期満了となる農業委員会委員について、脇田安保さん、川名初江さん、杉田恒雄さん、安西純夫さん、石井康博さん、寺田哲雄さん、山田滋さん、三上英男さん、原晴美さんを適任と考え、任命したいと存じます。御賛同をくださいますようお願いいたします。 ○議長(石井信重) 説明は終わりました。 △質疑応答 ○議長(石井信重) これより質疑を行います。 質疑は一括して行います。質疑時間は答弁を含めて30分以内といたします。 御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △委員会付託の省略 ○議長(石井信重) お諮りいたします。 各議案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論は一括して行います。 討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 採決は一括して行います。 各議案はこれに同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、各議案はこれに同意することに決定いたしました。         (農業委員会会長脇田安保入場) △議案の上程 ○議長(石井信重) 日程第7、議案第61号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(石井信重) 議案の説明を求めます。 金丸市長。         (市長金丸謙一登壇) ◎市長(金丸謙一) 議案第61号人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由を説明します。 令和2年9月30日をもって任期満了となる人権擁護委員1名について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により候補者の推薦を求められていますので、引き続き鈴木照夫さんを適任と考え、法務大臣に推薦したいと存じます。 御賛同をくださいますようお願いいたします。 ○議長(石井信重) 説明は終わりました。 △質疑応答 ○議長(石井信重) これより質疑を行います。 質疑時間は、答弁を含めて30分以内といたします。 御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △委員会付託の省略 ○議長(石井信重) お諮りいたします。 本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 △議案の上程 ○議長(石井信重) 日程第8、議案第62号館山市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(石井信重) 議案の説明を求めます。 金丸市長。         (市長金丸謙一登壇) ◎市長(金丸謙一) 議案第62号館山市固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を説明します。 館山市固定資産評価審査委員会委員中、西村芳明さんが、令和2年7月23日をもちまして任期が満了しますので、後任といたしまして、江澤正志さんを適任と考え、選任したいと存じます。 御賛同をくださいますよう、お願いいたします。 ○議長(石井信重) 説明は終わりました。 △質疑応答 ○議長(石井信重) これより質疑を行います。 質疑時間は、答弁を含めて30分以内といたします。 御質疑ありませんか。  御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。 △委員会付託の省略 ○議長(石井信重) お諮りいたします。 本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、決定いたしました。 △討論 ○議長(石井信重) これより討論を行います。 討論ありませんか。  討論なしと認めます。よって、討論を終わります。 △採決 ○議長(石井信重) これより採決いたします。 本案はこれに同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。 △常任委員会及び議会運営委員会所管事務の閉会中の継続審査について ○議長(石井信重) 日程第9、常任委員会及び議会運営委員会所管事務の閉会中の継続審査についてお諮りいたします。 各委員会において、お手元に配付の閉会中の継続審査申出事件一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。各委員会からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石井信重) 御異議なしと認めます。よって、申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。 △閉会午前11時47分 ○議長(石井信重) 以上で本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 よって、これで第2回市議会定例会を閉会いたします。 ◎本日の会議に付した事件1 議案第41号~議案第44号、議案第49号1 議案第45号~議案第48号、議案第50号1 請願第3号、請願第4号1 日程の追加・発議案第3号、発議案第4号1 請願第5号1 議案第51号1 議案第52号~議案第60号1 議案第61号1 議案第62号1 常任委員会及び議会運営委員会所管事務の閉会中の継続審査について...