船橋市議会 > 2020-06-03 >
令和 2年 6月 3日健康福祉委員会-06月03日-01号
令和 2年 6月 3日予算決算委員会健康福祉分科会−06月03日-01号

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  1. 船橋市議会 2020-06-03
    令和 2年 6月 3日予算決算委員会健康福祉分科会−06月03日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 2年 6月 3日予算決算委員会健康福祉分科会−06月03日-01号令和 2年 6月 3日予算決算委員会健康福祉分科会                                    令和2年6月3日(水)                                    健康福祉委員会散会後                                      第4・第5委員会室 [議題] 1.担当事項の審査(質疑) ・議案第1号 令和2年度船橋一般会計予算健康福祉委員会が所管する部局に関する事項】 ・議案第3号 令和2年度船橋一般会計予算健康福祉委員会が所管する部局に関する事項】 ・議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋一般会計補正予算) ・議案第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋一般会計補正予算) ・議案第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋一般会計補正予算) ・議案第18号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋国民健康保険事業特別会計補正予算) 〈順序1〉  保健所に関する事項 〈順序2〉  健康・高齢部に関する事項 〈順序3〉  福祉サービス部に関する事項 〈順序4〉
     子育て支援部に関する事項    ………………………………………………………………………………………………          14時45分開会 ○分科会長石川りょう) ただいまから、予算決算委員会健康福祉分科会を開会する。    ────────────────── △審査順序等について ○分科会長石川りょう) まず、質疑順序について確認をさせていただく。  お手元の健康福祉分科会質疑順序表記載のとおり、本分科会に分担をされた議案第3号令和2年度船橋一般会計補正予算健康福祉委員会が所管する部局に関する事項である。そして、議案第15号専決処分の承認を求めることについて、令和2年度船橋一般会計補正予算である。そして、議案第16号専決処分の承認を求めることについて、こちらも令和2年度船橋一般会計補正予算。議案第17号専決処分の承認を求めることについて、そして議案第18号も専決処分の承認を求めることについてだが、こちらは令和2年度船橋国民健康保険事業特別会計補正予算ということになる。  これらを一括して議題とし、部局ごとに質疑を行いたいと考えているが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○分科会長石川りょう) それでは、そのように決する。  なお、休憩については、各順序終了時にそれぞれ理事者交代のために取るほか、適宜休憩を取り、換気を小まめに行いながら進めていきたいと思う。    ────────────────── 1.担当事項の審査(質疑) ・議案第1号 令和2年度船橋一般会計予算健康福祉委員会が所管する部局に関する事項】 ・議案第3号 令和2年度船橋一般会計予算健康福祉委員会が所管する部局に関する事項】 ・議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋一般会計補正予算) ・議案第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋一般会計補正予算) ・議案第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋一般会計補正予算) ・議案第18号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋国民健康保険事業特別会計補正予算) 〈順序1〉  保健所に関する事項    ……………………………………………… [質疑] ◆神子そよ子 委員  何点か伺う。  まず、ドライブスルーについてだが、医師と看護師が体制的には1名、1名で行っているが、3時間を1クールと考えているということで、医師1名、看護師1名に対して、報酬が8万円と伺った。その8万円の根拠と、半日診療を休んで来てくれるというところでは、ちょっと8万円は、私の感覚では安いのかなと思うが、その根拠をお聞かせいただきたい。 ◎保健総務課長 積算の根拠については、診療報酬をベースで積算を行っている。  内訳は、初診料、検体採取料に加え、感染防止対策加算から積算をさせていただいている。 ◆神子そよ子 委員  それについては分かった。  次に、再三伺っているところだが、病院に対する6000万円の環境整備費ということだが、先日の質問の中で、県からの補助金との内容をすり合わせているところだというふうにおっしゃっていたと思う。  市としては、それぞれの病院がどれぐらい環境整備にお金がかかったのかという費用、何に幾らかかったのかというところをきちんと把握をしているのかというのが1点。  先日の質問の後に、私の質問を聞いて、陽性者を受け入れるために病棟を、そこに入院している方をよそに移したり、転棟したり、転院したりしなければいけないというところで、そこに家族が入院していたという方から、ほかに移されたと。そのときの費用、車を用意して、搬送の車、そこにかかった費用が1万円ぐらいかかったということである。そういうお話を、私のところに来て、伺った。  病院にその費用が出るのかと確認をしたところ、まだ市から何の連絡もないので、今のところ何も言えないという回答だったということである。私の質問を聞いて、答弁があったことを聞いて、何だ、まだ支払われていなかったのかと、そういうことだったのかというふうに思ったという方がいらっしゃった。  その点についても、その6000万円に、そういう病床を空けるために、市民にも負担がかかっているということをそこまできちんと把握していたのか。そしてまた、その費用ももちろん市で負担をするというふうになるのか。 ◎保健総務課長 新型コロナウイルス感染症患者を受け入れていただく市内医療機関受入れのための専用の区画設置等の工事に係る費用については、各医療機関から概算で見込みを聞いているところである。  当該予算については、病床確保のために、院内に壁とかを設置した経費として、市のほうの負担と最初考えて補正をさせていただいたが、その後、厚生労働省から、令和2年4月30日付で新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業の実施についての通知が発出され、国の補助の適用になることとなったため、内容を精査する必要があった。  加えて、5月27日には、同省から第2次補正予算案が示され、国の補助の見込額も増えるということが予想されることから、さらにそれらの内容を精査する必要がある。  国の補助が得られない部分については、市が支援するものと考えているので、そちらの精査した後に支払いを考えていきたいと思っている。 ◆神子そよ子 委員  それでは、この6000万円というのは部屋だったり、設備の壁だったりというところの費用で、私が最後に言った、その運搬にかかった費用だとか、患者さんご本人、家族にかかった費用というところは、この6000万円とは別途、市がきちんと保障をしていくということか。 ◎保健総務課長 当初はそういう環境整備に係る費用を見込んでいたが、国のほうの補正予算もそこに当たるかどうかというところを精査させていただき、あと、ほかにかかっているイニシャルコストがあるかどうかも病院からお伺いして、環境整備に当たるかどうかというところを精査させていただいて、市でそちらの支払いも検討するということであれば、そちらも合わせて考えていきたいと思っている。 ◆神子そよ子 委員  検討するというところがちょっと引っかかるが、ぜひそこは、市民に対しての負担が発生しているというところでは、きちんと支払いのほうをお願いしたいと思う。  もう1点伺う。PCR検査についてだが、これまでは濃厚接触者の中でも症状が出た方に対する検査だというふうにお答えがあったが、5月29日に厚労省から、全ての濃厚接触者についてPCR検査を行うという通達が出たかと思うが、今後そういうことになったときに、船橋市としての体制が十分確保できるのかという点を伺う。 ◎保健総務課長 ご質問の濃厚接触者全員PCR検査を行うことについては、今後の陽性患者発生数濃厚接触者の数にもよることにはなるが、市独自の検査だけで実施し切れない場合については、まず、千葉県衛生研究所や県内のほかの保健所等での実施を依頼して対応してまいりたいと考えている。 ◆神子そよ子 委員  県との対応というふうに連携もあるが、あと、民間会社を使う等の検討もしていったほうがいいのかなというふうには思っている。  それからもう1点、入院患者への公費負担について、4月末までの入院患者数66名と出ている。その方たちへの病院への支払い、公費は、市へは保険者を通じて来ると伺ったが、そちらについてはもう4月分、3月分のものについては、病院に支払いが済んだのかどうかというところを伺う。 ◎保健総務課長 保険者から、まだ請求が来ていないので、市から保険者にはまだ支払いはしていないが、病院から保険者に請求が行っていれば、保険者から病院には支払われているかと思う。 ◆神子そよ子 委員  保険者から病院に払われるのは普通の診療報酬のことですよね。ではなくて、66名のその公費負担分については、船橋市から病院に払うと……保険者に払う……。 ◎保健総務課長 市からお支払いするのは、保険者(後刻「審査支払機関」と訂正)にお支払いする。保険者(後刻「審査支払機関」と訂正)から請求が来て、それを保険者(後刻「審査支払機関」と訂正)にお支払いする形になっている。 ◆神子そよ子 委員  分かった。請求が来次第、早急にお支払いのほう、お願いする。  続けて、16号について伺う。  ホテル受入れ、ここについても、先ほど伺ったように、PCR検査で今後の濃厚接触者検査が増えたときに、受入体制が十分なのかということだけ、1点だけ伺う。 ◎地域保健課長 今現在というか、ホテルのほうについては、ちょうど6月2日付で、今入所されてる方については全員退所されたという状況になっているところだが、実際に、今後ホテルでの宿泊療養が必要な方などが現れた場合については、またそのホテルの活用をするなどして、PCR検査、これまでも進めてきたので、そういった体制についてはしっかりと取り組んでいきたいと考えている。 ◆今仲きい子 委員  幾つか質問させていただく。  今ホテルのことがあったので先に伺うが、今現在、ホテルのほうで療養されている方はいらっしゃらないということである。今後、10月まで確保しているということだが、今後の体制とかについてと、また、ほかの利用の仕方というのも検討できるのかどうか伺いたい。 ◎地域保健課長 まず、1点目の部分で、この後どういった形で、いつまでというようなお話かと思うが、また今後、市内における新たな感染者発生状況、そういったものを確認していくとともに、こちらの費用については、県からの補助金が出てくるので、その受ける条件を、また県と継続して補助金を受けられるかどうかということを協議して、市としても、いつまでホテルを確保していくのかということを、今後検討してまいりたいと思う。  それから、2点目だが、その他の有効活用みたいなことの部分でのお話だったかと思う。本市においては、船橋第一ホテルにご協力いただき、4月30日から新型コロナウイルスに感染している無症状者の方とか軽症者の方の宿泊療養所として活用してきたところではあるが、この宿泊療養を目的として利用するホテル借上げの費用の多くについては、県の補助金を受ける予定なので、県に確認したところ、宿泊療養以外の目的で使用した場合については、原則としては補助対象とならないというような回答を得ていることから、宿泊療養以外での活用は難しいと考えている。 ◆今仲きい子 委員  先に申し上げればよかったが、療養をする際に家族がコロナにかかってしまった、子供も同じホテルに泊めたりというような活用をしているところがあったので、そういった形でホテルが、利用ができるかどうかということで伺った。ちょっと今のところ難しいということで、承知した。  せっかく第一ホテルさんにはご協力いただいて、借上げをさせていただいている状況なので、終了した際にはしっかりと配慮していただいて、次のお客様に引き継げるように、ぜひご配慮いただきたいと思う。  続いて、マスクの件だが、15号の妊婦にマスクを配るという事業である。  この500万円というのが郵送の費用ということだが、この5,000人というのは1回分の費用か。それとも今後2回目以降についても含まれているということか。 ◎地域保健課長 委員でのご質問の、5,000人というのはいわゆる対象者としての5,000人ということでよろしいか。(今仲きい子委員「はい」と呼ぶ)こちらについては、船橋市内で、いわゆる妊娠届を出される方の見込数ということでこちらを積算させていただいている状況である。  このマスクを、国が市町村に送ってくるという事業がいつまで続くかというところは明確ではないところではあるが、1回当たり5,000人の方を対象にということで、予算は積算させていただいたというところである。 ◆今仲きい子 委員  そうすると、2回目以降の部分は含んでいないということで、また新たに郵送費用がかかってくるということか。 ◎地域保健課長 予算の積算上については、この5,000人の方に対して、年間で一月当たり、実際はもうちょっと国との調整がその後入ったが、当初予算を積算したときについては、毎月毎月5,000人の方を対象にお送りするということで積算している。 ◆今仲きい子 委員  そうすると、毎月というといつまで……期間は未定ということだが、いつまでの積算になるか。 ◎地域保健課長 当初予算を積算したときについては、3月まで郵送する可能性があるということで考えている。 ◆今仲きい子 委員  分かった。  もう1点、第15号のドライブスルー方式PCR検査についてちょっと伺う。  感染者の方も少なくなって、検査を受けられる方も少なくなってきているところではあると思うが、現状と今後についてお伺いしたい。 ◎保健総務課長 現在、PCR検査外来──ドライブスルー方式で実施しているが、こちらについては午前・午後と分けて実施をしており、1日当たり24人、週6日実施して144人の検査を想定している。  4月21日からPCR検査外来を開始しており、延べ34日、6月1日までだが、487人の検査を行っているので、1回当たり平均は約14人の検査を行っている。  9月まで……見込みについては、新型コロナウイルスの罹患を疑い、検査を行う方は一定数いることに併せて、全ての濃厚接触者についてもPCR検査を実施するという方針が国からも示されているので、今後は検査の増加も見込まれることから、検査の拡大についても考えているところである。 ◆今仲きい子 委員  具体的に、いつ頃までこのドライブスルー方式をやることを想定していて、その費用なのかを伺う。 ◎保健総務課長 患者数濃厚接触者数が今後どのように推移していくか、現在の検査体制の拡大を国でも方針として示している中で、現時点では10月10日までの契約期間としているが、今後の検査の需要によっては延長する可能性も考えている。 ◆今仲きい子 委員  そうすると、最低でも10月10日まではこのままの状況で検査を続けるということでよろしいか。 ◎保健総務課長 はい。 ◆岡田とおる 委員  ちょっとだけ確認をさせていただきたいが、予算決算分科会なので、あまり外れないようにしないといけないが。  昨日、唾液によるPCR検査の実施が可能になる告知が厚労省からも出ているが、今、専決でこのドライブスルー予算を計上して、実施を行っていただいている。今後その方式が変わる場合、2次補正も国のほうでもちゃんと整えてくれると思うが、やはり途中でやり方が変わってまた補正が入るのか、計画上予算に関わる部分で出るものに関しては、やはりまた専決という形になるのかなと思っているが、市民の皆さんというか、国民の皆さんが今、非常に心配しているところなので、そこら辺の対応に対する準備というか、それをちょっとこれに絡めて確認をしておきたい。 ◎保健所理事 やはりPCR検査やっていくということは、本当に市民の皆様の心配も和らげるという一面もすごいあると思うので、いろんな、国も今委員おっしゃったとおり、唾液等もあるので、そういったことも、順次市としても取り入れていくことは、当然考えている。  また、そこに当然予算等も伴ってくるので、そこについてはまた財政当局と相談させていただき、専決になるのか、補正として上程するのかということは相談させていただいて、しかるべき手続でまたご提示させていただきたいと思っている。 ◆岡田とおる 委員  大変関心事であり心配事で、学校も始まったし、市中の活動も広がる中で、やはり抗原とか抗体とかということもいろいろ報道や情報、流れているが、まず感染しているかしてないかをしっかりと調べたいという方のお気持ちは重々分かると思っている。それに対しての希望も多分、市のほうにもたくさんお寄せになられると思うので、ぜひ適宜、こうやって専決なり補正なりをしっかり組んで、市民の皆さん方の安心と安全につながるような取組をお願いをしたいと思う。          15時08分休憩    ──────────────────          15時09分開議 〈順序2〉  健康・高齢部に関する事項    ……………………………………………… [質疑] ◆神子そよ子 委員  1点だけ伺う。  100万円が計上されているわけだが、この積算根拠と、該当者が今いるのかというところだけお願いする。 ◎国保年金課長 こちらの100万円の積算根拠だが、傷病手当金の該当となる方がどのぐらいいるのか見込むのは困難な中で、今回補正させていただいた100万円では、社会保険に該当しない範囲である時間給1000円、週19時間程度の給与等の支給を受けている被保険者が、2週間療養のため休んだとした場合、約40人程度の支給を見込むことができる額となっている。  これまでの実績だが、1名該当の方がいらっしゃって、そちらで約7万円ほど支給対象となっている。          15時11分休憩    ─────────────────          15時12分開議 〈順序3〉  福祉サービス部に関する事項    ……………………………………………… [質疑]
    ◆神子そよ子 委員  何点か伺う。  まず、住宅確保給付事業だが、もともとある事業ということだが、このコロナの影響でフリーランスや自営業の方なども対象に入ったということで、相談数が増えたりということを伺った。今、課の中でマンパワーは足りているのか、十分なのかというところを伺う。 ◎地域福祉課長 ただいまの質問だが、確かに従前だと、この住居確保給付金事業については、申請者から相談があった場合は、さーくるのほうでまず話を受け、必要な書類を、住居確保が必要だということであれば整えていただき、地域福祉課のほうに上げていただいて、審査をするという流れである。したがって、昨年度までについては、今年度の当初は常勤職員1人工で対応していたところだが、議員ご指摘のとおり、申請件数が爆発的に増えたということで、4月27日からだが、地域福祉課の下の分室、そちらの部屋をお借りし、さーくるさんでは相談を全て受けることは厳しいということだったので、そこを切り分けて、その部分は今、市のほうで行っている。  マンパワーという点についてだが、実際に4月27日以降については、まずはうちの職員についても、ほかの職員、日によってちょっと流動的だったが、3名から4名充てて、そのほかに、まだ会計年度職員も、当初その専属では張りついていなかったので、他の業務をしている会計年度職員のご協力を頂いたり、あとは他課からも応援をいただき、それで何とか対応しているという状況である。  その後、また申請件数、増えているので、他課からの応援の人数についても増員をしているところであり、6月1日からは、住居確保給付金の専属でというか、専従でやっていただく会計年度任用職員さん、そちらも今現在9名入り、対応しているところである。 ◆神子そよ子 委員  制度そのものが再就職の際に、自己都合で辞めたらもう2回目は使えないとか、何かこう、いろいろと煩雑な要件があるようなので、なかなか審査も大変だと思うが、本当に必要な方が多くいらっしゃる事業だと思うので、一日も早い準備と振込をお願いしたいと思う。  次に、16号について伺う。  申請が大分届いてきてることだと思うが、先行して行われたオンライン申請の際には、1割ぐらいの不備があったと伺ったが、郵便が始まって、郵便ではどれぐらい、添付書類があったりとかっていうこともあるので、大変な方もいらっしゃる。そんな中で、不備は大体どれぐらいというのは、今、数値が出てきているのか。 ◎地域福祉課主幹 オンライン申請については、先ほど議員がおっしゃられたように、約1割程度の不備があった。その分については、市の職員が自分たちで審査をしたときにそういう数字をつかんだものだが、郵送申請については業者委託で行っており、現在のところ不備の割合というのがまだ報告が上がっていないので、詳細はまだつかんでいない。 ◆神子そよ子 委員  承知した。  今回の申請で、今も申し上げたとおり添付書類の準備が、高齢者とか障害がある方にはなかなか難しい部分があると感じている。その方たちへの支援をどう行っていくのか。  今、公民館がやっとぽつぽつ開き始めるというところで、公民館だとか、出張所だとか、すごく地域ごとに、1つの地域に1つぐらいはそういうところが必要かと思っているが、いかがか。 ◎地域福祉課主幹 障害のある方とか、高齢者方たちの支援ということだが、今回は、特別定額給付金については、基本的にはコロナ感染拡大防止のために、窓口は設けずに郵送での申請をお願いしているところである。  申請書については、できるだけ簡素化したものをお作りさせていただいており、書き方で迷ったときにはコールセンターを、平日は夜8時までと、土曜日、日曜日も5時までは開けているので、お問い合わせいただいた上で、それぞれでご対応いただくようにお願いしたいところである。 ◆神子そよ子 委員  それだと本当に、何か高齢者には不親切なのかなというふうに感じる。  あと、DVの方には先行して受付を行っているが、その申請の状況とか支援が進んでいるのか。 ◎地域福祉課主幹 DVの被害に遭われて、避難されている方に対して、先行で給付を行っているところである。お申し出をいただいた方と、それから住民票支援措置があった方と、合わせて約400件の方に申請書を事前にお送りさせていただいたが、本日までに360件の申請を頂いている。順次お支払いを進めさせていただいているので、本日までにお申し込みいただいた方の支払いの準備も進めているところである。 ◆神子そよ子 委員  こちらも申請のない方への案内だとか支援、今後はどうしていくのか。 ◎地域福祉課主幹 申請が上がらなかった方については、通常の郵送申請の方もそうだが、締切りが近くなった時点で、期限がもうすぐですよというようなお知らせの文書をお送りする予定なので、DVの方についても同じようにお知らせ文をお送りして、申請を促す予定である。 ◎地域福祉課長 先ほどのご質問について、補足でご説明させていただく。  現在は、このコロナウイルス感染拡大防止という観点で、私どものほうでは民生委員さん、所管しているが、本来であればそういった地域で困っている方と思われる方については直接手助けをしたりということが本来できればいいが、今こういう状況なので、なかなかそれはかなわない。  ただ、実際に市で発行している書類とか、この給付金もそうだが、民生委員各お一人お一人にだが、郵送で書類のほうは、今こういうのやっている、こういう申請書類を行っているというのはご案内をしている。  したがって、この先ちょっと流動的だが、活動ができるような状況になれば、その辺はやはり私どもとしても、一人でも多くの方に10万円を届けなければいけないと思うので、そこは今後の動静を見ながらだが、できる限りのサポートはしていきたいと考えている。 ◆神子そよ子 委員  今、民生委員のお話が出たが、確かに今このコロナ禍でなかなか訪問というのは難しいと思うが、千葉県の鋸南町のところでは、たまたま見たが、民生委員の方が小さいポータブルのコピー機を持って歩いて、その場でコピーをしてあげるというようなことをやってらっしゃる方もいるというふうに、たまたまニュースで目にしたこともある。そうしろと言うわけではないが、やっぱりしっかりとした、本当に丁寧な支援をしてあげていただきたいと思う。 ◆今仲きい子 委員  16号の質問を続けて伺いたいと思う。  国のひな形だと、チェック欄だと不要な方がチェックするとかというところで、船橋市は希望する・希望しないという形のチェックで分かりやすかったと思う。  ただ、やっぱり不備というのはあるのかなって、不備の状況というのは分からないということだが、例えば、今回免許証のコピーで、裏面の要求はなかったと思う。そういったこととか、記入した口座番号とコピーのものが違ったといった、そういったものについてはどのような対応をしているのか。 ◎地域福祉課主幹 申請書の本人確認書類の関係で、運転免許証の裏面のコピーを今のところ求めてないということについてだが、通常であれば、表面のみでご本人確認をすることができるので、一般的には裏面のコピーは求めていないところだが、一部住所とか氏名に変更があった方については、その情報が裏面に記載されていることがあるので、その場合には、お問合せがあった際には裏面のコピーも頂くようにご案内しているところである。  それともう1つ、記入の間違いがあった場合、例えば記入されている口座番号と通帳のコピーの番号が違った場合、そのような取扱いになるが、一部の番号が違うなどした場合で、記入間違いだろうと思われるものについては、ご提出していただいている通帳のコピーの番号で処理をさせていただく。 ◆今仲きい子 委員  運転免許証だが、住所が変わっている場合でも、表面だけのコピーが送られてきた場合でも、申込を受け付けるということでよろしいか。問合せがあった場合については、裏面のコピーも案内しているということだったと思うが、問合せがない場合で、住所が変わっていて、免許証のコピー、表面だけの場合でも、それは受付になるということか。 ◎地域福祉課主幹 運転免許証以外にも口座番号などの写しをつけていただいているので、そちらで確認できる場合には、免許証で分からなくても処理はそのまま進めさせていただく。 ◆今仲きい子 委員  では、あと、マイナンバーで5月1日から申請が始まったかと思うが、せっかく申請してもなかなか支払いまで時間がかかっているようだが、振込の状況について伺うのと、申請書で給付の申請を出した場合、どのくらいの時間が最長でかかるのか。 ◎地域福祉課主幹 まず、マイナンバーでオンライン申請していただいた方についての状況だが、現在までに1万3760件申請していただいている。本日までに5,039件のお振込をさせていただいているところである。  郵送による申請書をいただいた方で、お振込までどれぐらいかかるかというご質問だが、通常のご案内としては約1か月とご案内させていただいているところだが、現在は申請が始まって間もないので、大量に申請書が送られてきている状況である。順次処理をしているところだが、1か月を少し過ぎてしまう場合もあろうかと思われるところである。 ◆今仲きい子 委員  続いて、住居確保給付事業費についてお伺いする。  先番委員でも質問されているが、やっぱり原則3か月、最大9か月という給付の中で、このコロナの影響によって、なかなか就業できないということがあるかと思うが、職安との連携というのはどのようになっているのか。 ◎地域福祉課長 こちらの住居確保給付事業だが、こちらは生活困窮者自立支援法に基づく事業であり、もともとこちらは仕事を離職または廃業で、次の仕事が見つからないので、それまでのつなぎで何とかしなきゃというところで、家賃の補填をする。したがって、その間は就職活動をして、ハローワークに面談に行ったりというものが、従前どおりの流れだった。  しかしながら、このコロナの影響で、そういった離職または廃業以外の方でも、実際に自営業で、例えば居酒屋さんをやっているとか夜のパブであるとか、そういったお店をやっているとか、そういった自営業の方で休業を余儀なくされている方、もしくは、個人事業主でフリーランスで仕事を頂いて、シフトを入れてやっているような方、そういった方が実際にこのコロナの影響で仕事がなくなった、そういった場合も4月に2回、制度の改正があり、そういった方も拾うようになった。  そういった流れもあり、また、コロナの影響でできるだけ人との接触をよけるということもあり、現在はハローワーク、今までは面談、もしくはその後、インターネットでの求職の登録はしなくてはいけなかったが、現在のところはこの2点についても、当面の間は、それは不要である、誠実かつ熱心に求職活動をしていただければよいということで、今、ハローワークとは直接つながらなくてもいいような制度になっている。 ◆今仲きい子 委員  分かった。  現在つながらなくてもいいような制度になっているということだが、やっぱり期限があるものなので、自立相談の支援体制というのがもっと強化されなくてはいけないかと思うが、その辺はいかがか。 ◎地域福祉課長 自立相談支援、議員おっしゃるとおり、とても重要なことだと思っている。  まず、時系列で申し上げると、最初にさーくるさんで自立相談支援を行っていた。相談員11名で行っていたが、相談件数が激増し、対応は厳しくなった。  それで、住居確保給付金、先ほど先番議員にお答えしたとおり、体制、我々も職員、強化したが、それ以前にさーくるについても、さーくるの現場責任者と話をして、実際にあそこのスペースに入れる最大の人数かつ即戦力になれる方は何人雇えるのかという話をして、結果、11人の相談員を3名増やして、14人体制で4月の中旬からは行っている。 ◆いとう紀子 委員  議案第16号の特別定額給付金についてだが、先ほど先番議員のときに、委託でまだ不備とかが分からないとお聞きしたが、これ、不備のデータとか、どの範囲で頂けるのか。何個不備があったという出し方なのか。 ◎地域福祉課主幹 郵送申請とかオンライン申請で不備があった場合には、現在、これからの審査については委託先で行っているところだが、不備のご連絡というのを出させていただくようになるので、どのような内容の不備であったかというのは市でも把握した上で不備のご案内をさせていただくようになっているので、今、準備しているところである。 ◆いとう紀子 委員  今後、もしコロナがこのままずっと収束しない場合だと、やはり新しい生活様式であったり、こういった郵送物というものが増えると思う。その中で今回の書類の提出について、目安になると思うので、ぜひとも年代とか、そういったものまで不備が取れるようであれば、今後、やはり市役所全体でこういったものは高齢者の方には難しいとかそういった1個の目安になると思うので、そういうところまでデータが取れるものなのか。 ◎福祉サービス部長 不備通知を出すに当たって、どなたにどのように出すかというところの個人データというものは出てくるので、そこと住基の情報と、もう一度突合させていけば、年代等についても、分析はできるのではないかと思う。  この不備の通知を出すに当たって、その時点で年代別に分けてこちらにいただきたいということになると、またちょっと時間がかかってしまうかもしれないので、その辺り、分析の部分については、こちらで追ってやらせていただければと思っている。 ◆いとう紀子 委員  先ほど神子委員からもあったが、私も、今回の通知書に関してはすごい分かりやすいと思ったが、コピーできない高齢者の方、結構いらっしゃるようで、コピーを入れないで送ってしまったという声もよく聞かれるので、そういった点、何か改善できる部分があれば、今後の、ぜひ市役所全体の課題にしてほしいと思っているので、ぜひともその辺り、ご検討をお願いする。          15時35分休憩    ─────────────────          15時36分開議 ◎保健総務課長 先ほど、神子委員からのご質問の中で、入院の公費負担のところ、「審査支払機関」に請求を、市が受けて支払うと説明しなければいけなかったところを、「保険者」ということでご説明さしあげたので、訂正させていただきたいと思う。申し訳なかった。 ○分科会長石川りょう) 訂正を受けて何かご発言されることは、大丈夫か。 ◆神子そよ子 委員  気がついたが、言えばよかったですね、そのときに。大丈夫である。理解はしている。          15時37分休憩    ─────────────────          15時37分開議 〈順序4〉  子育て支援部に関する事項    ……………………………………………… [質疑] ◆上田美穂 委員  子育て世帯臨時特別給付金について、何点か、ちょっと確認をさせていただく。  この給付のことをちゃんと知らない方が何人かいらっしゃって、やっぱり知らない方もいらっしゃると思ったが、この給付の趣旨や振込の時期などをきちんとお知らせすることが大切だと思うが、どのようにこれから周知していくのか。 ◎児童家庭課長 子育て世帯臨時特別給付金の周知については、広報ふなばしの5月15日号と6月1日号に掲載し、あとは市のホームページにて、支給対象者や支給時期などをお知らせした。  そのほか、公務員以外の方については、改めての申請を必要としないことから、対象者の方にはこちらから制度の案内チラシなどを個別に送付し、周知する。周知する予定としては、6月5日を送付予定としている。  また、公務員の方については、所属している職場から、対象者の方に個別に案内と、あと証明書の交付がされるので、その交付された証明書をご本人が居住している住所地、市町村に申請することになっている。 ◆上田美穂 委員  個別にお知らせが行くということで、よかった。子育て中で、お仕事もしていたりすると、役所から来る細かい字の通知を読むのは結構大変だったなと自分で思い出すが、どうか内容的に、細かい字とかじゃなく、分かりやすい書面でのお知らせをしていただければと思う。よろしくお願いする。 ◆今仲きい子 委員  議案第17号についてである。  5月1日に専決処分を行っているものだが、支給の時期が6月30日、結構時間がかかっていると思うが、この点について伺う。 ◎児童家庭課長 子育て世帯臨時特別給付金については、4月30日に国の補正予算成立後、5月1日に専決処分をさせていただき、準備作業を経て、対象者の方には6月5日に送付、また6月30日に支払いをする予定でスケジュールを組んでいる。  もっと早い支給ができなかったかということだが、本給付金の準備作業のうち、対象者の抽出などのシステム改修や、案内チラシ、封筒などの印刷、封入、封緘に係る委託業者の作業に日数を要したこと、また、対象者の方に6月5日に送付した後に、拒否の申出をするという期間を2週間要するという必要があった。そのようなことから、できる限りで最短の支給日に設定させていただいたところである。 ◆今仲きい子 委員  必要な方にいち早く届けていただきたいと思うので、なるべく早い支給と周知の徹底をお願いしたい。  確認だが、通常、年度で考えるということで、3月31日までに生まれた児童が対象で、3月に中学校を修了した児童等も対象と書いてあるが、3月30日と書いてあるが、4月1日生まれの中学校を修了した児童も対象に含まれるという理解でいいのかという点と、もう1点が、児童手当終了によって口座を終了したという方もいらっしゃるようなので、そういう方に対してどういうふうにされるのか。 ◎児童家庭課長 4月1日に生まれた、3月に中学校を修了したお子さんについも、新高校1年生ということに4月からはなると思うので、対象になる。  それから、口座等を解約したりしていた場合については、6月5日に案内、お送りするときに、もし口座、解約していた場合には、口座変更のお申出をしていただくようにお申出書も入れているので、そこで新たな口座を記入していただいて、こちらに申請いただければ、新しい口座には振込をする。    ────────────────── ○分科会長石川りょう) これで、健康福祉分科会を散会する。          15時44分散会    ────────────────── [出席委員]  分科会長  石川りょう(真政会)  副分科会長 いとう紀子(自由民主党)  委員    渡辺賢次(自由市政会)        上田美穂(公明党)        石崎幸雄(公明党)        宮崎なおき(市民民主連合)        岡田とおる(市民民主連合)        神子そよ子(日本共産党)        今仲きい子(無所属) [説明のため出席した者]  伊藤健康福祉局長  土屋健康・高齢部長  鈴木国保年金課長  小出保健所理事  西田保健総務課長  齊藤地域保健課長
     杉森福祉サービス部長  五十嵐地域福祉課長  林障害福祉課長  丹野子育て支援部長  岩澤児童家庭課長      そのほか 主幹、課長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 杉原議事課主任主事          荒木議事課主事...