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  1. 船橋市議会 2020-03-10
    令和 2年 3月10日健康福祉委員会−03月10日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 2年 3月10日健康福祉委員会03月10日-01号令和 2年 3月10日健康福祉委員会                                    令和2年3月10日(火)                                          午前10時                                         第3委員会室 [議題] 1.付託事件の審査  @議案審査 ┌──┬─────┬──────────────────────┬────┬──────────┐ │順序│ 番 号 │        件       名      │審査結果│   備   考   │ ├──┼─────┼──────────────────────┼────┼──────────┤ │ 13 │議案第27号│船橋病院事業設置等に関する条例の一部を改│ 可決 │可決= 自由 公明 民主│ │  │     │正する条例                 │ (全) │   自民 共産 今 │ └──┴─────┴──────────────────────┴────┴──────────┘ 2.子供の貧困対策について(報告) 3.新型コロナウイルスに関するPCR検査等について 4.次回の委員会について     ………………………………………………………………………………………………          10時00分開会
    委員長(石川りょう) ただいまから、健康福祉委員会を開く。    ────────────────── △審査の順序等について ○委員長(石川りょう) お手元の審査順序表をごらんいただきたい。  本日の委員会では、まず、本委員会に付託された残余の議案1案の審査を行う。  なお、本案に対する理事者提案理由説明は省略する。  次に、子供の貧困対策について理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行うこととする。  最後に、閉会中の委員会活動についてご協議をいただき、散会することとなる。  ここで皆さんに1点お諮りしたいことがある。  正副委員長としては、本日、執行部より新型コロナウイルスに関するPCR検査等についてご報告をいただきたいと思っている。  本件を本日の議題に追加し、理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行うこととしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) それでは、そのように決する。  なお、本件については、児童家庭課の報告が終了した後に議題とすることとする。  次に、本日の休憩についてだが、順序13終了時、各報告の終了時に理事者入退室のため休憩をとるので、ご承知おきいただきい。その他の休憩については、適宜とっていくこととする。    ────────────────── 1.付託事件の審査 @議案審査 △議案第27号 船橋市病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例 [質疑]  なし    ……………………………………………… [討論] ◆神子そよ子 委員  【原案賛成】この議案に関しては、地方自治法等の改正に伴う項ずれということなので、賛成とする。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。    ──────────────────  以上をもって付託事件の審査は終了。    ──────────────────  委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。          10時05分休憩    ──────────────────          10時10分開議 2.子供の貧困対策について(報告) [理事者説明] ◎児童家庭課長 本日、児童家庭課からご報告させていただく事項については、子供の貧困対策について、平成30年に実施したアンケート調査の結果から明らかになった課題、また、それに対する本市の対策の方向性を整理し、取りまとめたものを作成したので、そのご報告をさせていただく。  それでは、資料1(案)親子のしあわせ応援プロジェクトをごらんいただきたい。  まず、この取りまとめた資料については、親子のしあわせ応援プロジェクトとして位置づけている。これは親も子供も、ひとり親の方もふたり親の方も、そして、現在も将来も親子が幸せになってほしい、幸せを感じてほしいという思いを込めて、それを応援するためのプロジェクトとしている。  資料1は4つのカテゴリーに構成されている。  まず、左側の1、策定目的だが、平成30年に実施したアンケート調査の結果により、経済的状況世帯状況に起因するさまざまな課題が明らかになった。  船橋市では、子供たちの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、子供やそのご家庭をサポートするためにこのプロジェクトを推進していくものである。  次に、2、本市における子供や家庭の現状である。  (1)については、以前ご報告させていただいた平成30年に実施したアンケート調査の概要である。  次に、(2)調査から明らかになった課題である。調査の結果を5つの課題に整理している。  1点目は、子供に対する学習状況・進路である。経済的理由により学習習慣学習状況の違いや学習環境学習機会の不足、また、進路、将来展望に違いが生じていることがわかった。  2点目は、子供や親子の居場所である。放課後の過ごし方などの子供の居場所や親子が交流できる場の不足、子供の文化的な体験機会の不足など、経済的理由により違いが生じていることがわかった。  3点目は、世帯の健康・生活習慣である。相対的貧困層生活保護世帯健康状態生活習慣の意識の欠如など、経済的理由により健康面生活面に影響していることがわかった。  4点目は、保護者に対する就労・家計の状況である。調査結果から一般世帯ひとり親世帯とも相対的貧困層手取り収入が低い状況がわかった。特にひとり親世帯の収入が低く、安定した収入の確保ができていないことや、計画的な家計管理の不備ということもあった。  5点目は周知・情報である。制度を知らない、情報の入手手段がわからないという方が、割合は少ないが一定数いたこと、また、ひとり親世帯生活保護世帯情報交換の場や情報収集の機会が不足していることがわかった。  このような調査結果を踏まえて、課題や困難を抱えている子供たちや家庭を船橋市ではどのように支援していくのか、その取り組みを資料の右側に体系図として示している。  資料の右側をごらんいただきたい。  まず、3、基本理念・めざす姿である。これは「「すべての子供たちが夢と希望を持ち、実現できるまち・ふなばし」をめざして」としている。  次に、基本理念・めざす姿を実現するために、3つの基本方針と5つの基本施策を掲げている。  3つの基本方針の視点1は、「はぐくむ」支援である。これは学習状況・進路、子供や親子の居場所の課題に対しては、子供たちの豊かな心を育む支援をしてまいります。  次に、視点2は、「ささえる」支援である。健康・生活習慣、就労・家計の状況の課題に対しては、子供たちが健やかに成長できるよう、生活環境を支える支援をしてまいります。  次に、視点3は、「つなげる」支援である。周知・情報の課題に対しては、困難を抱える子供や家庭を支援につなげるといったサポートをしてまいります。  そして、3つの基本方針に対して、それぞれ(1)から(5)までの5つの基本施策を掲げている。「はぐくむ」支援については、(1)子供への学びの支援、(2)子供や親子の居場所の提供。それから、視点2の「ささえる」支援は、(3)子供や家庭への健康面生活面の支援、(4)保護者への就労・生活支援。「つなげる」支援については、(5)情報提供相談体制の強化である。  このような3つの視点、5つの重点施策をもとに、今後本市として子供の貧困対策に取り組んでいく。その取り組みの中で、市の独自指標の設定や国の大綱に示された指標を活用し、取り組みの効果を検証してまいりたいと考えている。  そのほか、子供の貧困対策に資する関連施策実施状況も、関連部署と連携を図りながら確認していく。  続いて、中段から下に参り、目標の達成に向けて、まずは令和2年度の推進すべき取り組みをまとめた。3つの視点に対してそれぞれ新規・拡充事業や重点推進すべき事業を整理している。  「はぐくむ」支援は2つである。  1つは学習支援である。これは生活困窮世帯等の中学生を対象とした学習支援を、遠方の生徒が通いやすいように実施会場を市内4会場から10会場に増設し、対象者利用率の増加により学びの支援の充実を図っていく。  2つ目は、ひとり親家庭向けデイキャンプである。これは自然体験集団遊びなど、ひとり親家庭の親子の交流の体験機会を提供し、子供の豊かな心を育む。  「ささえる」支援は3つである。  1つはフッ化物洗口事業である。これは永久歯から虫歯を守るため、現在は一部で実施しているフッ化物洗口事業実施教室を小学校の全校全学年に拡大し、歯科衛生面での子供たちの健康をサポートしていく。  2つ目は養育費確保支援事業である。これは現在実施している養育費等弁護士相談に加え、新たに養育費の取り決めや確保のための総合的なサポートをすることにより、離婚後の安定した生活につなげていく。  3つ目は相談体制就労支援の強化である。これは児童家庭課ひとり親の方の相談に応じている母子・父子自立支援員人員体制の強化や新たな資格取得講習を実施することにより、より安定した収入につなげるため、相談体制及び就労支援を強化し、ひとり親家庭の生活の安定と向上を図っていく。  「つなげる」支援は3つである。  1つはひとり親家庭情報交換事業である。ひとり親家庭を対象に親子交流を兼ねた親同士の情報交換事業の場、例えば親子クッキング親子工作などを提供し、保護者の悩みへの解消につなげる。  2つ目は、子育て世代包括支援センターである。ことしの1月に開設した子育て世代包括支援センターの推進により、子育て全般総合窓口利用拡大とともに、子育てする家庭の社会的孤立の防止を図っていく。  3つ目は周知方法の見直しの推進である。必要な支援・制度等情報提供方法を見直し、効果的な周知方法を検討していく。  資料1についてはこのように整理し、まとめている。  続いて、資料2をごらんいただきたい。親子のしあわせ応援プロジェクト指標(案)である。  このプロジェクトの施策の実施状況取り組み効果等を検証・評価し、さらなる施策展開につなげていくために指標を設定し、基本理念・めざす姿の実現に向け取り組んでいく。  この中に掲載されている市数値は平成30年のアンケート調査の結果や市の独自調査の結果を掲載しており、目指す方向性としては、特に数値目標は設定していないが、矢印で示しているところである。  また、国数値については、国の子供の貧困対策に対する大綱に掲載されている数値を掲載しているものである。  まず、一番上、一番の目標である1、基本理念・めざす姿の目標である。目標としては、将来の夢ややりたいこと、なりたいものがある子供の割合としている。調査の結果、お子様からの回答とし、一般世帯74.0%、ひとり親世帯70.2%、生活保護世帯67.9%であった。  令和5年度にアンケート調査を実施する予定でいるので、目標年度を令和5年度とし、目標数値を100%に近づけることを目指していく。  次に、2、基本方針における重点施策と目指す方向性である。これは3つの基本方針に対して市独自指標を設定している。この中で、「はぐくむ」支援と「ささえる」支援は、毎年の実績を確認し、効果を検証していく。  まず、「はぐくむ」支援は地域福祉課所管学習支援事業参加者数について、平成30年度実績では234人であった。令和2年度は実施会場をふやして、より多くのお子様の参加をふやしていくことを目指していく。  そして、学習支援事業高等学校等合格率については、30年度実績で中学3年生のお子様合格率が100%であったので、目標としては毎年100%を維持していく。  次に、「はぐくむ」支援は児童家庭課が実施しているひとり親の方の課題を解決し、就職までつなげていくという母子・父子自立支援プログラム事業について、プログラム策定者のうち就職した人の割合を、30年度実績65.9%を令和2年度はまずは70%を目標とする。  次に、「つなげる」支援については、アンケート調査を活用しているが、情報の入手手段がわからない方が一般世帯ひとり親世帯生活保護世帯、それぞれ3.9%、8.1%、7.3%といらっしゃったので、これをゼロ%に近づけること、また、相談相手がいる割合については、市の窓口という相談窓口も含めて相談相手がいるという方の割合をふやすことを目標とし、目標年度を令和5年度とし、効果を検証していく。  次に、3、国大綱の指標と船橋市の状況及び目指す方向性だが、これは国の大綱に掲載している39の指標を市の3つの視点に整理し、国数値市数値を比較している。それぞれ市の目指す方向性を矢印で示しているが、毎年調査して数値を確認するものと、令和5年度の調査結果で確認するものとあるので、それぞれの方法で検証していきたいと考えている。  その中でも、市数値の網かけの部分について、番号の1、生活保護世帯に関する子供の高等学校等進学率、それから、29番のひとり親家庭の親の就業率、それから、30番、31番のひとり親家庭の親の正規の職員・従業員の割合。ここについては、国の数値より市の数値が低くなっている状況である。この部分については、特に強化していくこととし、令和2年度の取り組み市独自指標に掲げているところである。  資料2については、以上である。  最後に、資料3をごらんいただきたい。こちらはまだ作成中だが、今回は一覧表の例である。今後本市の子供の貧困対策に資する事業を保護者お子様ライフステージに合わせた対象者に整理し、関係部署と調整し、まとめていく予定でいる。  最後になるが、この親子のしあわせ応援プロジェクトはまだ案である。委員の皆様からご意見を頂戴し、修正を加えられるものは加えていきたいと考えている。そして、資料1、資料2、資料3を完成させ、3月末を予定として公表している。  また、令和2年度以降についても、明らかになった課題への対策につながる事業検討庁内検討関係各課と進めていく予定でいる。その検討の結果、令和3年度以降に推進する取り組みが策定されていくものと考えている。令和3年度以降新たな取り組みの結果については、資料1の4、推進すべき取り組みを更新する形で、このプロジェクトを毎年公表していく予定である。  また、その際には資料2の各種指標についても、その時点での値を更新していき、取り組み効果検証関連施策実施状況の確認ができるようにしていきたいと考えている。  説明は以上となる。    ……………………………………………… [質疑] ○委員長(石川りょう) どうもありがとうございます。  お聞きのとおりである。今、報告の中にあったとおり、案の段階で出していただいており、議会のご意見、そういったところも反映できるものは反映していくといったようなこともおっしゃっていただいている。この段階でご報告いただいている。  それでは、質疑に入る。 ◆岡田とおる 委員  ちょっと皆さんが考えている間に、混乱しないように、私が先にちょっと、ややこしいことを言うかもしれないので、先にやらせていただく。  非常に根本的な話を聞いてしまうが、しあわせの応援プロジェクトで、基本理念とめざす姿が一緒に記載されているが、これ、一緒でいいのか。ややこしいことを聞いた。ごめんなさい。(笑声) ◎児童家庭課長 基本理念とめざす姿、その2つが載っていてよろしいかというご質問ですよね。(岡田とおる委員はい」と呼ぶ)基本理念とめざす姿が、基本理念というのと、その目指す方向性というのは、若干違うんではないかというようなお話か。
     そこについては、この「すべての子供たちが夢と希望を持ち、実現できるまち・ふなばし」というところについては、国の理念も全ての子供たちが夢と希望を持つということを理念に掲げているので、そこと、あとは夢と希望を持ち、そして、なおかつそれを実現できるようにしていくというところを船橋市として理念と、あとはめざす姿として両方を掲げているところである。 ◆岡田とおる 委員  ありがとうございます。  ちょっとややこしい言い方で済みません。まさに今、言われていた夢と希望を持つというのは、夢と希望を持ってくれという話ではないと思う。各一人一人が自分でどう感じるかである。人の気持ちの中に対しては、そういう理念として掲げる分にはいい。ただ、それを実現できる町というのは、目指すべき姿で、私は環境整備の別の話だと思っている。  だから、その環境ができればみんなが夢と希望を持ってくれるかといったら、それぞれであって難しいですよね。それは押しつけられないことではないか。でも、そういう可能性も生むことができる環境を目指すべき姿として市はつくっていくよと。それが評価値はほとんどシステムというか、スキームの評価ですよね。これね。  じゃあ、この理念的な夢と希望を持つということは、評価し得ないわけではないか。なので、理念はそうだが、行政として整備するのは、現実化できるであろうまち・ふなばしの環境を整備していくんだよと明言してしまったほうが僕は……これは個人的なあれなので。議会としての意見なんて言ったら怒られちゃうので、私、個人的だが、今、非常にちょっと難しい時代に入ってきていると思っているのは、そういう制度とか何かができれば人は幸せになるだろうという非常に単一的な発想が今、世の中にすごく広がっていて、この問題はすごくお子さんとか社会環境の中の人々の意識改革を……期待する方策であるのは確かだが、それ、多様性という状況の中で言えば、どう受け取られるかは、非常に広い範囲なわけですよね、本来。  そこに何かこういう制度ができたら幸せになるだろうと、こういうことになったらやるだろうというのは、ちょっと私、個人的には上から目線というか、押しつけになっちゃうだろうなと。むしろ……むしろというか、幸せって何だろうと考えてもらって、頑張ってもらえるような環境を行政はちゃんとつくっていきますよとうたっていただいたほうが、受け入れやすいんではないかなと。  個人的な発想だが、そういうのもあって、理念と目指すべき姿というのは結構いろんな文書の中で中ポツ、中黒でつなげて表現されることをすごくいろんな場面で見るんだが、理念は理念であって、非常に高いところ、大きい上位概念的な部分を刺激するというか、そこにつなげていくためのキーワードであって、一方、目指すべき姿というのはごくごく現実的な環境であると整理をしたほうがわかりやすいんではないかなというのが、まあ、また個人的な意見である。  これは一応あれですよね。国の健やか親子21とかが裏側というか、つながってくるのか。大綱とかそういったもの。国の大綱はこの子供の貧困対策に関する大綱2019年云々というのが大綱として捉えればいいのか。 ◎児童家庭課長 子供の貧困対策については、子供の貧困対策に関する法律がもとになっており、それに対して子供の貧困対策に関する大綱、これで指標やあとはこれから支援していく施策、事業なども国のほうで示している。健やか親子21に直接的に関連というか、関係性はつながっていなかったとは思うが、ただ、延長線上にはやはり健やか親子21とか、子供の貧困対策の施策というのは多岐にわたっているので、延長線上には関連しているということである。 ◆岡田とおる 委員  ありがとうございます。  ちょっと冒頭、へんちくりん、妙ちきりんな話をし、皆さんの準備がこれで整ったと思うので、私はこの辺で、済みません。 ◆渡辺賢次 委員  済みません。資料3のほうである。こちらのほうに事業一覧がだあっと出ている。基本方針のところで、「ささえる」ということで出て、要は、この事業一覧実施計画書との関係というか、実施計画書のほうを全部修正していくというか、ほとんど同じかなという気もちょっとしないでもないが、その関係性についてちょっとお聞きしたい。 ◎児童家庭課長 実施計画については、3年度以降に計画がつくられる予定でおり、その中にも子供の貧困対策関連施策方向性も示しているところだが、実施計画については大きな内容、方向性を示しているということで、具体的なものについては、この親子のしあわせ応援プロジェクトの中で示していくと。そしてまた、資料3のところで船橋市の実施事業、これは約120事業ぐらいあるが、本市で子供の貧困対策に資する事業をこの中で整理しまとめていくという形で、実施計画は大きなもので、こちらのほうはより具体的なところを掲載するという形で考えている。 ◆渡辺賢次 委員  わかった。そうすると、我々よく各所管のところの実施計画書を非常によく見て、今、こういう事業をやっているなということで、いろんなところでちょっとチェックしたり、チェックというか、ちょっと勉強させていただいたりしているけれど、そうすると、実施計画プラスアルファ、この詳細が必要というか、そこまで意識していないといけないという、今度は位置づけになるということですね。わかった。 ◆今仲きい子 委員  まだしっかり見切れていない部分があるかと思うが、ちょっと伺いたいと思う。  これは、このプロジェクトというのは、子供の貧困対策についての応援プロジェクトということでよろしいか。 ◎児童家庭課長 はい。そのとおりである。 ◆今仲きい子 委員  生活状況等に関する調査の調査対象一般世帯ひとり親世帯生活保護受給世帯となっていて、ちょっと今、調査について詳細がわからないが、明らかになった課題というのは、基本的にひとり親だとか生活保護受給世帯の方から抽出された課題ということでよろしいか。 ◎児童家庭課長 この調査は平成30年に実施し、こちらに書いてあるように、一般世帯については無作為抽出ひとり親世帯については全数、生活保護世帯も全数という形で、一般世帯の方については4,000世帯、ひとり親世帯については3,800世帯、生活保護世帯については140世帯ということで、調査をしている。  ひとり親世帯生活保護世帯については全数だが、一般世帯については無作為ということで、その中で調査の集計結果で国の基準に基づいて相対的貧困層の世帯の方、また、そうではない方という形で調査の結果を示しているところなので、一般世帯の中にも収入が低くて相対的貧困層の世帯はいらっしゃるので、その世帯の方、あとはひとり親世帯の方、生活保護世帯の方──世帯で分けているわけではなく、相対的貧困層方たちに対しての支援をしていくという形になる。 ◆今仲きい子 委員  おっしゃるとおり、一般世帯の中でも貧困層の方というのはいらっしゃるので、全体の中から相対的貧困層の中の方の課題ということで整理されたということで、わかった。  一つ一つ見ていくと、やっぱりひとり親家庭の方向けなのかなというところも幾つかあるかと思うが、特にひとり親家庭については、やっぱり常日ごろずっと子供と1対1という場合も想定されるかと思う。  親がやっぱり1人になれるというか、子供と離れる時間というのも必要で、それが一時預かりだったり、そういったことってかかわってくるかとも思うが、勝手に一時預かりと申し上げたが、何かそういった子供と親、親の居場所というか、そういったことなんかもどうかなとも思った。  あと、3番目のところで、視点3に「つなげる」というところ。情報提供だとか相談体制と書かれている。このもとになるのがやっぱり、情報が行き届いていないという、相談相手がいないとか、そういったところだと資料の2のほうにあるが、これだとやっぱりデイキャンプとかでやっぱり交流を得て友達とかをつくるということから情報を得ていくというのがやっぱりあるのかなとも思うので、その辺がどうお考えかなと思うが、何というか、何でも情報の提供とか相談の体制というのが、市がやることとかじゃなくて、ホームページとかアプリの活用ももちろん必要かと思うが、やっぱり人のつながりというか、交流の場をもっともっとつくって、孤立しないという状況をつくっていくのもつなげるということになるんではないかなと思うが、いかがか。 ◎児童家庭課長 委員おっしゃったように、やはりひとり親の方、特に情報交換をする場が少ないという今回の調査結果もあったので、やっぱり情報交換をしていく場というのが必要だと思っている。  資料1に令和2年度の推進すべき取組みの中で、ひとり親家庭情報交換事業、これは一応親同士の情報交換の場を提供するということになるが、親子交流を兼ねて、親と子供で一緒に集って、そういう場を提供して情報交換、孤立しないように情報交換をしていただけるような場所、そういうのを提供していきたいと考えている。 ◆今仲きい子 委員  あともう1点だが、ひとり親家庭で正規の割合が特に父子・母子家庭で低いというところについては、何か情報というか、お持ちか。  特に、例えば障害をお持ちの子供がいるとか、何というのだろう、低いから上げるというだけではなかなか難しいと思う。この指標に限らず、やっぱりその背景というのはもうちょっとよく調べて、何が必要なのか、どんなサポートが必要なのかというのがなければ、上げたくても上がらないと思うので、ここにはお子さんに障害の有無というのはとられていたりするのかね。  そういう何というのだろう、背景、どうしてこういう数字になっているのかというのは、細かく調べるというわけではないが、もうちょっと丁寧にアンケートのほうを確認していただいて、必要な支援というのを考えていただきたいなと思う。 ◎児童家庭課長 正規の職員が少ないということで、調査の結果については今、おっしゃったように、障害をお持ちのお子さんがいらっしゃるとか、詳細のところまでは調べ切れてないが、ただ、例えば小さいお子さんがいて、今は正社員じゃなく非正規で働いて、お子さんが大きくなったら正規職員になりたいとか、そういうことで、正規・非正規の職員になっている場合でも、やはり今、委員おっしゃったように、その方のいろいろなご家庭や生活の状況という背景があると思っているので、そこは児童家庭課の母子・父子自立支援員が生活とか就労に結びつけていく相談の中で、より丁寧にその方の状況を聞き取って、その方に合った就職だったり生活だったり、そういうところを提供、アドバイス、つなげていきたいと考えている。 ◆今仲きい子 委員  相談に結びつくように、ぜひつながるようによろしくお願いする。 ◆宮崎なおき 委員  今回の親子のしあわせ応援プロジェクトということで、主体が子供たちになると思うが、視点の2の「ささえる」の(4)の保護者への就労生活支援のところとかに、何かそれは随分上から目線ではないかと言われそうかもしれないが、教育が必要だなと僕の中では思う。  教育って何かといったら、親への教育もそうだし、企業への教育もあると思う。安定した収入の確保ができないということに対して……ちなみにここで安定した収入ってどのぐらいで安定した収入ということを想定されているのか。 ◎児童家庭課長 安定した収入というのはなかなか非常に難しいところだが、調査の結果だとひとり親の方が、収入が300万円未満の方が約7割ということで、一般世帯の方が410万円以上の収入の方が約7割というような結果があり、1つにはやっぱりその収入だとは思う。  ただ、そうはいっても、その収入がじゃあ、幾らになれば安定した収入になるのかというところは、一概にちょっと言えないところなので、ちょっと答えになっていないが……そういうことでお願いする。 ◆宮崎なおき 委員  今、情報弱者という言葉がすごく、情弱、情弱って言われるが、実は僕もすごく情弱で、企業で取れる助成金、1000万円ぐらい取り損ねたと言ったらあれだが、それをほかの役員に死ぬほど怒られて、情報弱者というのはある意味取れるべき収入だったものが取れなくなる。  この周知方法の見直し、「つなげる」のところにも何か必要な支援・制度等情報提供方法を見直しとあるが、そういうことじゃなくて、安定した収入を取る、「ささえる」ということに関しては、情報の提供ではなくて、もはや教育が必要になってくるんではないかなと思う。  例えば女性の多分、平均年収は300万円を下回っていると思うが、介護職の平均年収は300万円を上回っている。なので、女性でも男性でも、男性が介護職につくと300万円程度しか取れないので、逆に男性の平均年収より下回るんだが、女性の平均年収は上回るというようなところと、あと、そういう人たち──そういう人たちというのは、ひとり親家庭で同じような思いをしている人たちがたくさんいる職場──これは介護の現場だけじゃなくていろんなところもあると思うが、そういうところを紹介してあげることによって、職場の環境もまたそういう人たちが働きやすい環境に整えている職場が多分、多々あると思う。  そういったことの情報の提供であったりとか、年収面に関しての教育であったりとか、あと、企業への教育というのも……これも例えばでごめんなさいね。介護事業所なんかはほとんど助成金を利用していない。シングルの方を雇用すると、助成金がたしか入ってきたと思うし、そういうのも活用していない企業がたくさんあって、子供が小さい子を雇用すると途中で帰られちゃうからとか、リスクばっかりが目についちゃうような企業さんも多分あると思うが、そういうところの教育。  そうではないんだというところの教育も含めて、この「ささえる」というところにはちょっと強いメッセージになっちゃうかもしれないが、親、そして、企業に教育するというようなメッセージ、方向性もあってもいいんではないかなと思う。 ◎児童家庭課長 まず、親御さんへの教育というお話があった。その点については、今年度から実施したライフプランセミナーを開催しており、安定した収入というところに直接的に結びつくかどうかというのは難しいとは思うが、ただ、お金をいただいたらその中で、それをどのように使っていくか。毎月これだけを使ってためていくということで、ファイナンシャルプランナーを講師としてライフプランセミナーを開催した。  そういうところで、そういう家計管理というところを講習で知っていただくということは考えている。これはまた来年度も実施したいと思っている。  企業へのというところだが、今現在でも児童家庭課にいる支援員が、ひとり親の方からの就職についての相談を受け、ハローワークに一緒に同行したり、実際に就職するまで一緒に伴走型で支援していったりということもある。  それだけではなかなか就職に結びつかないというところもあるかと思うので、あとは企業で商工振興課とか、あとは場合によりだが、民間のそういう就職関連の会社とか、そういうところの連携とまでは、ちょっとまだ言えないが、そういうところに確認したりして、企業に対する周知というか、そういうものを研究していきたいとは考えている。 ◆岡田とおる 委員  これから組んでいくから、意見というか、そういうことでいいわけですよね。(児童家庭課長「はい」と呼ぶ)  まさに先ほど目指す……目指すというか、子供たちの夢と希望を持ち、実現できる云々という理念と、環境と少し整理をされたほうがいいと思いますよというのは、いろんなお話が出た中で、現状アンケートをとっていて、その分析と他情報をあわせて、政策で改善できるものは応援なんていうレベルじゃ、やってはちょっとまずいんではないかと僕は思っている。  今、救わなきゃいけないものは、それは応援じゃなくてきちっとした手だてとしてしっかりと行政がやらなきゃいけないことなので、そこが一緒くたになってしまうと、結局ぼやけてしまうんではないかなという心配を、これを見て思う。  だから、幸せを応援するというのは非常にメタメッセージ的なというか、非常に必要なことだと思う。それは絶対掲げたほうがいいことだと思うが、実際に貧困で、例えばお子さん方の親と離れるためには、親御さんに就職する環境が市内にないのか、親御さんが働く意欲が少ないのか、親御さんが働きたくても何か働けない何らかの事情があって、それにはこの政策を充てればそういう人はちゃんと救えるはずだと。  お金なのか環境づくりなのかというのを一個一個せっかくアンケートまでとっているので、教育の話も出たが、他部門の現状の情報と市内の情報をすり合わせて、ここは政策でやりましょう、これは応援プロジェクトでやりましょうというのを、僕は分けたほうがいいんではないかなと、個人的にこれをぱっと見て感じたので、そういう効果というか、目指すべきところという非常に抽象的な上のことと、今、市がやらなきゃいけない環境整備の喫緊の課題をさらに優先順位をつけてやると、それもやっぱり行財政改革にも役立つんだと。  効果を示して、さらに市内の子供たちもしくは親御さんとかご家庭を含めて、市としてはこういう手だてでしっかりとそこを守っていく、支えていくということと、環境としてはみんなが、子供たちが将来頑張れるような地域をつくるというか、育みというか何か、教育も含めてになると思うが、そこを整理しないと、いろんな施策というか、実施でその評価基準が挙げられているが、結局事業展開に対してやった、やらなかったとか、完成した、完成しなかったとかというところに落ち込んでしまって、その先に一番実感として、市民の皆さん一人一人がどう変わったのかというところの評価には、うまくつながっていかないんではないかなという懸念があるので、アンケートの分析──以前もちょっと言いたけど、分析をしっかりやって、そこで足りない分析はよそから引っ張ってきて、あわせて、じゃあ施策としてこれは打っていこう。これはみんなの目標として掲げていこうというのを、私は整理したほうがいいんではないかなと。  そうしないと、最終的に何か所管の皆さんもやっていて、できたのかね、できなかったかね、というちょっと評価が難しくなっちゃうんではないかなという印象を受けたので、これは意見として言わせていただくのみにとどめます。  お返事は結構である。 ○委員長(石川りょう) よろしいか。(笑声)  せっかく今ね、崇高な理念を語っていただいたところなので、ご所見をお伺いするみたいなことはできると思う。大丈夫か。 ◆岡田とおる 委員  大丈夫である。 ○委員長(石川りょう) わかった。 ◆神子そよ子 委員  ちょっとうまく自分の中でもまとまらなくて、うまくお話できるかわからないが、何かこれを見ていて、何かちょっと違うなというのが自分の中であって、それがちょっとうまく言えないが、貧困対策ということでいくと、なぜこの生活に困っている一般家庭もそうだし、ひとり親、生活保護の方たちが、なぜ今、こういう貧困に陥っていて、子供といる時間がとれないとか、子供と一緒にいると、ぎいっと、忙しくてもう、ぎいっとなっちゃうとか、ひとりになる時間が欲しいとか、なぜこの親たちが、そういう家庭が生まれてきてしまっているのかとか、そこから抜け出すための支援って何なのかというところを考えるべきだと思うが、このプロジェクトを否定するわけではないが、これってその家庭に対して、新たに、じゃあ、これやってみたら、これやってみたら、ちょっと気持ちが楽になるんじゃないかというようなことを、本当、上からではないが、与えてあげているみたいなね。何かそんな感じに見えてしまって、このプロジェクトによって、一時期は例えばキャンプに行ったら、そのときは楽しめるかもしれない。だが、根本的な貧困が解決するわけではないというところだと、ちょっと何か根本的な策ということにはならないものであって、もっとこのアンケートを使って、違う方法でやっぱり岡田さんが今おっしゃったように、やっぱり支援という形のものをはっきりと打ち出して、貧困対策ということに充てるべきではないかなというのをすごく感じている。  本当にこのプロジェクトを全然否定するわけではないが、ただ、それは貧困対策とかその根本を解決するものではないなとは感じてしまった。  ちょっとごめんなさい。まとまらないけど。 ◎児童家庭課長 委員おっしゃるように、子供の貧困は見えない、捉えづらいと言われているし、例えば、じゃあ1つのこの事業をやったから子供の貧困、相対的貧困の世帯がなくなるというわけではいないので、特に窓口にいらっしゃる方については、そういう支援につながるとは思うが、そういう市の窓口にいらっしゃらない方、そういう方にやはり支援をつなげていかないといけないとは考えている。  やはりこの子供の貧困対策って幅広くて、多岐にわたっていて奥深いものなので、なかなか私たちもこれで解決するとは思っていないので、まずは1つずつ、今回、令和2年度に取り組みを幾つか提示させていただいているが、こういうことを1つずつやっていくしかないかなと考えている。  まだ令和2年度以降も、これからもこのアンケート調査をもとに、またはそれ以外の情報をもとに、子供の貧困対策の不足しているところについて検討して、そういう支援というのを研究し、検討してまいりたいと考えている。 ◆岡田とおる 委員  1点だけ、これがだめだと言っているわけではないので、当然皆さんすごい一生懸命やってこうやって組んでいただいたのはわかっている。それも評価しながら、ちょっと組み立ての要素としての発想をちょっと考えていただければと思っているので、これはだめだと、この取り組みがどうだという、否定する意見ではないというのだけ、一応この場で断りを入れさせていただきたい。済みません。 ◆石崎幸雄 委員  資料2にお示しをしていただいている国数値市数値、そして、目指す方向ということが書かれており、そして、目標も令和5年ということではっきりと記載されており、そして、目指す方向も矢印で方向を示されている。  具体的に米印で1、2、3と書かれており、いわゆる調査結果が少し食い違っているというような限界があるんだと、このように書かれている。  私は、こういう調査のときは、やっぱり方向性、同じ方向性で国も市もこういう調査をしながら指標化を進めていくような仕組みになっているかなと思っているが、少しこの辺の国の数値の出し方と船橋の数値の出し方が違うということで、なかなか数値的な目標は出せないので、この矢印で方向性を出したというようなことになっているのか。ちょっとそのご見解を聞きたい。 ◎児童家庭課長 まず、この国の39の指標の数値だが、国のほうでも子供の貧困対策に関する大綱に掲げているが、それぞれ例えば国民生活基礎調査だったり国勢調査だったり、あとは生活と支え合いに関する調査だったり、いろんな調査の結果を使って国のほうもここの数値に掲載しているところである。  なので、この米印3に書いてある理由としては、本市の平成30年の調査と同じ内容の設問ではないというところで、米印3については内容の相違の関係で、単純に国とは比較できないという書き方をしているところである。  ただ、そうはいっても、この国の数値と市の数値を比較するだけではなく、市の数値単独で見ても、この数値は上げていきたい、この数値は下げていきたいという意味で、この目指す方向性というものは矢印で掲げているところである。 ◆石崎幸雄 委員  そうすると、市の強い意思を示しているんだと。国がどうのこうのというのは参考にしながら、市の意思を示していると理解をさせていただく。 ◆上田美穂 委員  理念的な話になっちゃうかもしれないが、いろんな施策をこれからしていただく中で、その支援につながって、その先……やっぱり自立支援ということがすごく大事だと思うので、みずからが貧困に陥っているご家庭とかが、お母さん、お父さんがここを抜け出すんだという自分の意思で抜け出すことを勝ち取っていけたんだという実感というか、いろんな選択肢を提示してあげながら選ばせてあげるというか、自分の自立した意思で進んでいけるような、そういうサポートをしていっていただけるような施策であってほしいなと思う。  何か常に支援してもらっている側みたいな、そういうことではなくて、そこを抜け出していくための踏み台を用意してあげているという、その先は自分自身の意思で進んでいけるような、高校進学100%、その後、じゃあこういう希望があるんだということを提示してあげられるような……抽象的で申しわけないが、そういう自立支援のできる施策一つ一つであってほしいなと思う。済みません。 ○委員長(石川りょう) ご意見ということで、ではよろしいか。 ◆上田美穂 委員  はい。 ◆いとう紀子 委員  まず、策定目的の部分からだが、子供たちの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないようにという部分がどうしてもしっくりこなくて、やはり親が大工さんだったら子供も大工さんになりたいとか、そういったパターンももちろんあると思う。  もちろん前文もあるが、子供たちの何か夢が広がるようにとか、もうちょっと何か違う言葉がなかったのかなと思った。 この策定目的にこれを入れた理由みたいなのってあるのか。 ◎児童家庭課長 これは国のほうで理念として掲げていたので、子供たちの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないようということで、それがその上の部分に書いているが、いろいろな選択肢を狭めてしまうとか、例えば経済的な状況によって、いろんな進学の狭めてしまうとか、さまざまな不利に結びつく。そういう可能性があるかもしれないということで、そういうことがないように子供たちの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないようにという理念で、国のほうでも示しているところである。 ◆いとう紀子 委員  ぜひ船橋市オリジナルでやるのであれば、もうちょっといい言葉がないのかなと思う。やはり生まれ育った環境によって左右される……ものと言ってはあれだが……ことだと思う。子供の将来ってやっぱり。  あと、ひとり親家庭向けデイキャンプと、あと、ひとり親家庭情報交換事業だが、もちろん同じひとり親家庭同士で話をするのって大切なことというか、いろんな共有できる部分もあっていいことで、これはこれでいいと思うが、もうちょっと広げて、ひとり親家庭ではなくて、例えば普通にキャンプをやってひとり親家庭の方は補助を出すよとか、もうちょっと広げてあげてもいいのかなと思った。  あとは例えば旅行、やっぱり冬休み、夏休みとか高くて行けない家庭にそういった補助をするとか、そういったもうちょっとひとり親家庭だからみんなで集まって何か相談しようとかではなくて、もう少し広い世界を見せてあげたらどうかなと思うが、いかがか。 ◎児童家庭課長 今回、このひとり親家庭に対するデイキャンプとか情報交換事業については、アンケート調査、あと、自由記述欄において、同じ境遇の方たち同士で集まる、そういう情報交換の場が欲しいといったニーズがあった。そういうことから、今回はひとり親家庭の方に対する施策、キャンプとか情報交換事業を来年度は実施する予定でいるが、今後、今、委員がおっしゃったように、ひとり親の方でもふたり親の方でも一緒に参加して、その中でよりよい情報交換とかできるような、そんな場を今後は他市の状況も確認しながら研究してまいりたいと思う。 ◆いとう紀子 委員  ありがとうございます。  婚活パーティーとかでもいいと思う。ひとり親家庭の、やっぱり所得のアップとかを考えると。そういったちょっと何か、みんなが楽しめるような企画をぜひやってほしいなと思う。  今までやはり子供の貧困って、基準って何だろうという部分ってすごいあったが、今回、資料2を見させてもらって、目指す方向性がある程度決まってきたのかなと思った。  ちょっと気になった点が、電気、ガス、水道料金の未払い経験の部分で、これは子供がある全世帯と書いてある。子供がいる全世帯ではないのはなぜかなとちょっと思ったが、そのあたりって何かあるのか。 ◎児童家庭課長 電気、ガス、水道料金の未払い経験ということで、子供がある全世帯。これは国の子供の貧困対策に関する大綱で新たに加わった部分であり、子供がある世帯のうち過去1年間に経済的な理由で料金の未払いがあったと答えた世帯の割合。ここは国が示したものをそのまま掲載しているというところで、国のほうでも以前は25の指標だったところ、昨年の11月に新しい大綱で39の指標にふやし、いろいろな部分を追加しているということである。 ◆いとう紀子 委員  これ、認識は子供がいる全世帯ということでいいよね。 ◎児童家庭課長 子供が……。 ◆いとう紀子 委員  いる全世帯ということですよね。あるという言い方をしているが、いるということですよね。(「あるといるの違い」と呼ぶ者あり) ◎児童家庭課長 表現の仕方が、子供がある世帯ということで、子どもがいらっしゃる世帯ということだと思う。 ◆いとう紀子 委員  あと、水道代未払い経験と、あと、その下の経験の部分、買えない経験の部分だが、ひとり親家庭と子供がある全世帯、かなり差が出ていると思う。  その中で、例えば船橋オリジナルで低所得者とかの方のその状況がもしわかるのであれば、入れるともう少しいいのかなと思ったが、そのあたりいかがか。 ◎児童家庭課長 ありがとうございます。  低所得者の方の部分をここに追加するかどうかは、ちょっと調査の結果も確認しながら検討してまいりたいと思う。 ◆いとう紀子 委員  あと、先ほどファイナンシャルプランナーの話があったと思うが、やはりお金が少ない方、お給料が少ない方って、貯金とかがなかなか難しい部分って多いと思う。そういった部分をやはりもう少し、ファイナンシャルプランナーの方とかを活用してやっていくべきかなとは思う。  例えばだが、例えばお給料が幾らで、じゃあ、貯金は幾らにしましょう。じゃあ、1日使える金額は幾らですという計算表みたいなものってあると思うので、そういったものを自分たちで活用してもらってもいいと思うし、ファイナンシャルプランナーの方、もっと何か常駐していただいて、今後もう少しそういった話が聞けるような体制をとるといいのかなと思うが、いかがか。 ◎児童家庭課長 ファイナンシャルプランナーの方を常駐するというところはなかなか難しいところだが、年1回だが、昨年実施したライフプランセミナーでも、ファイナンシャルプランナーの先生のほうから、やっぱりお金をいただいたら何のお金を幾ら使うというのをちゃんと、封筒に例えばお金を入れて、このお金を使うんだよというふうに管理していくというお話もあったし、あとはお子さんが生まれてから大学に行くまで、どのようにお金を使ってどのようにお金をためていくかというところも講師の先生おっしゃっていたので、常駐という部分は難しいとは考えているが、例えばライフプランセミナーを今後回数をふやすとか、そういうことは考えていきたいと思った。 ◆いとう紀子 委員  ぜひお願いする。食料を買えなくてもヴィトンのバッグは買えるとか、ヴィトンの財布は買えるとか、そういう方もいらっしゃるようなので、やはりお金の使い方という部分を学んでもらうというか、1日使えるお金をしっかりと把握するということは大事だと思うので、そのあたりちょっと注視していただきたいと思う。 ◎子育て支援部長 子育て支援部長である。
     今回いただいたご意見というのは、かなり根本のところについてのご意見みたいなものも結構いただいているので、今回のこの資料の中でそこまで全て反映できるかというと、ちょっとそこは現状難しいかなとは考えている。  ただ、今後考えていく中で参考にさせていただこうとは思うので、どうぞよろしくお願いする。 ○委員長(石川りょう) ありがとうございます。  それでは、よろしいか。質疑をこれで終結をする。  以上で本件を終了する。          11時16分休憩    ──────────────────          11時18分開議 3.新型コロナウイルスに関するPCR検査等について [理事者説明] ◎保健所理事 新型コロナウイルスのPCR検査について、まず、ご説明させていただく。  今、PCR検査については、県の衛生研究所のほうに検体を運んで検査をしているという流れだが、市の保健所として一応予定だが、あすから市の保健所を活用したPCR検査をやりたいと考えている。今、この午前中だが、最終的な精度管理をやっていて、多分、この委員会が終わったぐらいにその判定が出るので、そこで問題なければ予定どおり、あすから進めたいと思っている。  今、PCR検査についても、ちょっと新聞報道等で保健所のほうがガードがかたくてということで、国のほうも民間を活用してということでうたわれているが、あくまでもこの今、国がそういうことを言っているのは今後に備えてということで、あくまでもまだ今の段階であると、この帰国者・接触者外来を通してということの従来どおりの流れということになるので、保健所のほうにもそういった相談があったときには、うちの相談センターが症状を聞き、それに伴って必要があれば帰国者・接触者外来をつなぎ、そこから疑いがあるなということであると、検体を運んで今まで県のほうに運んでいたものをあすから市独自でということで検査をしていくという流れになる。    ……………………………………………… [質疑] ◆いとう紀子 委員  市のほうで相談センターに連絡してPCR検査ができるということだが、医師のほうは間に入らなくても構わないということか。 ◎保健所理事 まず、相談センターにも保健所の職員の医師が常駐している。また、帰国者・接触者外来についても当然医師なので、それぞれ医師の判断というところが入るので、それに基づいて検体を運ぶという形になる。 ◆神子そよ子 委員  その検体を運んだり取りに行ったりなのかわからないけど、それは誰がやるのか。 ◎保健所理事 保健所の職員が行っている。具体的にだが、例えば疑いがあるよということで、帰国者・接触者外来で検体をとるよということになると、市の保健所の職員がそこに出向き、帰国者・接触者外来の医師が検体をとる。それを職員がお預かりし、それを県の衛生研究所に今、運んでいるという流れだが、先ほど申した精度管理、午前中ではっきりしていれば、これをあすから保健所のほうでできるので、県の衛生研究所まで運ばずに、その運ぶ手間というのが短縮できるというメリットもあるので、そういった市で独自にできるというメリットも十分にある。 ◆神子そよ子 委員  済みません。検体を採取するのは指定の病院ですよね。違うか。 ◎保健所理事 はい。帰国者・接触者外来である。 ◆神子そよ子 委員  外来ですよね。そこまで取りに行くというのは、これからも同じですよね。職員がやるということですね。 ◎保健所理事 そのとおりである。 ◆岡田とおる 委員  忙しいところをありがとうございます。  保健所での実施、検査が可能になるよという、体制がとれますよというお話だが、船橋市の中で民間は活用はしていかないのか。 ◎保健所理事 今のところは保健所だけということで考えている。 ◆岡田とおる 委員  では、基本的に県の検査の判定場所が市に来たと、基本的にはそういうことの理解でいいか。 ◎保健所理事 そのとおりである。 ◆岡田とおる 委員  大変今、世の中、全国というか、この検査を受けたい、受けたくないとか、受ける必要がある、ないというものの判断がすごく難しい状況になっていて、一概に市の保健所でできますよという状況になると、誰でももう受けられるんではないかというような過剰なご理解をいただいてしまう懸念がある。  どういう状況で実施するのか。先ほど言ったように、基本は渡航歴と帰国者・接触者外来……相談窓口のところにお問い合わせをいただいて、そこであくまでも判断するという説明をきちんとしていただいたほうが、市民の皆さんの受け取りが混乱しないような情報配信、これはもうお願いだが、よろしくお願いする。 ◆神子そよ子 委員  保健所での検査の可能な件数、1日とかというのはどれぐらいか。 ◎保健所理事 最大で15から20人分ぐらいになる。 ◆神子そよ子 委員  これ、今はまだ民間の活用がないということだったが、これからもしいろんな情報が変わってきて、民間活用するとなったら、市内ではどれぐらいの民間の検査所があって、数的にはどれぐらいできるというのは押さえているのか。 ◎保健所理事 そこはつかんでいない。正直、ちょっと船橋市内で、どこら辺でできるかというのもちょっと、今のところはつかんでいない。 ◆神子そよ子 委員  そうしたら、それはつかんでおいたほうがいいかなとは思う。これは意見である。 ◆いとう紀子 委員  今、ニュースでさまざまな話が出ていると思うが、何度以上でどうすればいいか、病院に行かないほうがいい、病院……今、花粉症とかインフルエンザとかいろいろあると思うので、そういった判断、順々に追ってもらってご説明いただいてもいいか。 ◎保健所理事 具体例になるが、例えば患者またはその家族のほうから保健所のほうの相談センターに連絡が入ったというところからの過程で説明させていただく。  そうすると、うちの相談センターのほうで、まず、相談内容に応じて振り分けをする。基本としては、例えば新型コロナウイルス感染症との濃厚接触歴があるか、また、発症から2週間以内に流行地の渡航歴があるか。または、濃厚接触があって37.5度以上の発熱がある、かつ、呼吸器症状があるということになると、これはすぐ帰国者・接触者外来につなげる。  それ以外に風邪の症状──その後は国のほうも言っていたが、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上、強いだるさや苦しさがある方、また、高齢者とか基礎疾患がある方はこれが2日続いているということになると、まず、こういう方については、うちのほうから一般の医療機関にちょっとお願いをするような形で、除く診断をしていただくような形である。まず、インフルエンザではないかだとか。  そういったことで、除いていったことになって、それがないよということになると、改めて帰国者・接触者外来のほうにつないで検体をとるという流れになる。 ◆いとう紀子 委員  まず、風邪症状が出た際は病院に行ってもいいか。 ◎保健所理事 通常の風邪だったら、それは一般のクリニック等でも大丈夫である。 ◆いとう紀子 委員  通常かどうかの判断が難しくて、病院に通ってしまうと、やはり蔓延してしまう可能性も考えられると思うが、そのあたりがやはり難しいなと思っている部分でもあるが……。 ◎保健所理事 済みません。先ほど風邪の症状、37.5度以上4日とか言わせていただいたが、そういったことについては医師ともお話をさせていただいていて、各医療機関でもそういったことは掲示している。  そういった症状がある方については、すぐに入ってこないで、まずは本当に保健所の相談センターに電話をしていただきたいということでの注意喚起もしている。逆に裏返すと、こういったことがなければクリニック等に行っていただきたい。逆にこういったことがあるんだったら、もう保健所のほうに、相談センターのほうにという周知をしているので、逆に言うと、ちょっと迷ったらもうご相談いただければとは思っているが。 ◆いとう紀子 委員  やはり今、出ている情報が37.5度以上だと4日以上たったら電話してください。相談窓口に電話してください。じゃあ、1日目はどうすればいいんだろう。風邪かなと思って病院に行ってしまうということがやはりあると思う。  本当ニュースの話になってしまうが、せきとかで病院に行って、実際はコロナだった。熱はそのときはなくて……という場合もあると思うので、そのあたりの判断というのはやはり自身にまた任されるということなのか。 ◎保健所理事 ご自身というか、行かれた医師の判断になるので。 ◆宮崎なおき 委員  PCR検査、船橋のほうの1日受けられる方って、先ほどおっしゃっていたが、今後はその数はふやす努力をされるのか。それとも、もうその数で手いっぱいなのかというところをちょっと聞かせていただきたい。 ◎保健所理事 保健所にはこの検査ができる機器は2台所有している。一応先ほど言った15から20というのが、一応その1台分ということで今、予定していて、じゃあ、もう1台は何かということだが、そのもう1台分については、ほかの検査等でもやるので、正直、変な話、これがすごい蔓延してきちゃって、もうこれがどんどんやっていかなければいけないよということになると、もう1台のほうもほかの検査をとめてでもこちらを活用していくという形にはなると思う。 ◆宮崎なおき 委員  皆さんご迷惑をおかけしたが、私もちょっとコロナっぽいと言ったらあれだったが、2月の23日に7度8分熱出て、次の日が7度3分ぐらいだった。7度5分を下回ったが、風邪薬を飲まなかった。飲んで下げちゃったら、また何かちょっと様子がおかしくなっちゃうなと思って。  でも、そこから7度をずっと下回ることがなくって、2月の26日、4日目か。7度1分で、やっぱり7度8分、7度3分、7度1分、7度1分だと、すごいせきが出たが、検査を受けさせてもらえないと言ったらおかしいが……受けた。  今度27日の日にレントゲンを撮って肺炎とかでもないから、まあ大丈夫ではないかというようなところだったが、医者に何と言われたかといったら、でも、これ、新型だから、僕らもわからないからね。ゼロではないよ、可能性。と言われて、やっぱりPCR検査を受けさせてもらえないと、なかなか医者も多分、大丈夫だがゼロではないよと言われちゃうと、こちらもというか……もはや隣の町があれだけあれしたら、もはやここで初期症状が出た段階で、船橋ももはやと思うが、そこに関しては変わらず、7度5分が4日間以上ということは、とりあえず今の段階では変えないのか。検査対象としては、そこを緩和するということはないのか。 ◎保健所理事 新聞等でもそういった報道はされている。皆さんが不安だというところが本当に根底にあると思っているが、どうしてもPCR検査、とれる医療機関というのもやっぱり限定されている。  本当にどこのクリニック等でもできるよということになったら、そういったことも可能にはなってくるんではないかと思うが、結局検体をとるということになると、それだけとる医師についても感染しちゃうというリスクがあるので、とる側としてもそれなりのタイベックを着たりだとか、そういった体制がとれない限り、やはりクリニックの医師としてもちょっとそれは無理だということが非常に大きいと思う。  そういった意味で、どうしても今、帰国者・接触者外来、医療機関に限りがあるので、そういった中ではちょっと今の体制のとおり行かざるを得ないとは思っている。 ◆宮崎なおき 委員  今後その船橋の保健所としては、船橋での広がりというのは、どういうふうに何か予測をしているというか、お考えになっているとかというのはあるのか。 ◎保健所理事 3月1日、お知らせしたが、1名の陽性患者が出たということで、その方については、その後、行動履歴等もしっかり追えた状況になっている。  確かに委員おっしゃったとおり、市川では結構出ているということだが、とりあえずそこからの広がりに対する、市川から船橋保健所に対しての濃厚接触者等の情報提供もいないので、今のところそういったところから広がってくるとは考えていないので、これが本当にこのまま大丈夫かというと、100%大丈夫とは言い切れないが、周りからのそういった濃厚接触者の情報だとか、そういったことを勘案すると、今のところは現状のままかなとは考えている。 ◆宮崎なおき 委員  予測の段階の話で、ちょっと話からずれちゃうかもしれないが、介護事業所とかで、もしそういう方が出たら、結構……名古屋市さんなんかは2区にわたってとかあったが、船橋ではもしそういうふうになったら、どういうふうに、というような想定とか予測というのはされているのか。 ◎保健所理事 最終的には介護保険課と関係部署との協議にはなると思うが、名古屋市さんの場合には全部を閉めちゃったということもあるが、どうしてもデイ関係であると、それがないとやっぱり体の機能を維持していくということもあるので、本当にじゃあ全部閉めちゃって、出たところについては閉めざるを得ないという判断はあると思うが、そういった体の衰えを……衰えさせないためにやるデイ等を、感染していないところ、出ていないところまで閉めちゃって本当にいいのかというところはあるので、本当にそこについては所管課とも協議をさせていただいて、方向性を出すような形になると思う。 ◆上田美穂 委員  この検査をされる職員の方というのは何人いらっしゃるのか。 ◎保健所理事 保健総務課に係として検査係があり、職員が5名いる。 ◆上田美穂 委員  5名。じゃあ、5名の方が研修ではないけど、このやり方とか、あと、検体が来ると思うが、感染しないようにということ、万全な体制でということですよね。 ◎保健所理事 そのとおりで、県のほうにも研修に行かさせていただいて、当然職員、日ごろから検査等もやっているので、違う検査でもきちんと感染しないような対策、当然これについても十分なそういった処置をやって、検査をやっていくという形になる。 ◆上田美穂 委員  いろいろ言われているが、このPCR検査の精度というのはどのくらいと言われているのか。何%とか、そんなのなかったか。 ◎保健所理事 一部報道では、ちょっと100ではないのかとは言われているが、当然これは国からこの検査でと言われているので、私どもとしては、そのとおりきちんとこれを使って陰性、陽性の判断をきちんとやっていきたいと思っている。 ◆神子そよ子 委員  対策ということで、PCR以外にも聞いていいか。 ○委員長(石川りょう) まあ、等になっているので、一応お答えできることであれば。 ◆神子そよ子 委員  お答えしていただける範囲で。マスクについてちょっと伺いたい、本当に市内の医療機関でもマスク不足というのがあって、先週ぐらいにはそれぞれの医療機関に少しずつ配付があったという話もあったが、それは船橋市が、今、24万枚備蓄があると聞いたが、それを配付したのか。それとも、医師とか別のルートでの配付だったのか。 ◎保健所理事 市の、保健所の備蓄が2万枚あった。危機管理課のほうでの災害用の備蓄ということで24万、合わせて26万枚について、医療機関をとめるわけにはいかないので、それを活用させていただいて、配付させていただいている。  この先についても、やはり入荷がないと医療機関についても、持ち出し、持ち出しという形になってくるので、この先というのが本当に入らないと、さらに市のほうからの配給をせざるを得ないという状況は続いていってしまうと思っている。 ◆神子そよ子 委員  まだ備蓄は大丈夫……市のほうにもあるということですね。本当に配られたといっても全然……希望とかによるんだろうが、足りない枚数で、現場は物すごい困っているということをやっぱり聞いているので、医療崩壊したら困るので、その人たちが。とにかくそこは必要な枚数はきちんと配付していっていただきたいなと思う。  あと、もう1点いいか。先ほど宮崎委員から、デイサービスとかで発症者が出た場合は、そこは閉めるがよそは考えたらあけるかもしれないとことだったが、そういうふうに考えると、じゃあ、学校は何で閉めちゃうのと思う。子供たち、出ている子いないのに。  そこについてはどうか。もう本当に子供たちは、もうそこら辺に高齢者の方歩いているじゃん。自分たちが媒体になってしまって、高齢の方たちにうつっては困るということで、学校が今、急に閉鎖になったと。だが、その高齢者は外へ出ているということで、子供たちの中でも、物すごいやっぱり不満とかいろいろな思いがあふれてきちゃっているが、そこはどうか。 ◎保健所理事 あれが発表されたときについても、今後本当に新型コロナウイルス、クラスター、集団発生がというところが、もう本当になってくると、本当封じ込めができないということがあったので、やっぱりそういった観点から子供たち、どうしても学校は集団生活になっているので、そこの観点からということだと私は理解している。 ◆今仲きい子 委員  1点だけ。外国人の方に対して、電話で相談とかあると思うが、対応だとか。やっぱり異国で暮らしていると保健とか医療のシステムすらわからないと思うが、しっかりと説明だとか周知というのはできているのか。 ◎保健所理事 今、外国人向けということでも、3カ国語での表記等はして……済みません。ちょっと何語というか、正確にちょっと今、覚えていなくて申しわけないが、中国、英語、それ以外もあったと思うが、そういった形での外国の方にもわかるようにという形の周知活動もさせていただいてある。 ◆今仲きい子 委員  ただ、電話で相談のほうはどうか。外国の方からお電話かけていただいているのか、まだない状況なのかというのは。 ◎保健所理事 何件かあるとは聞いてある。 ◆今仲きい子 委員  対応はどなたか英語だとかできる方がいらっしゃるということでよろしいか。 ◎保健所理事 そのとおりである。また、中国語等、もし難しいということになると、国際交流課の協力を得て、そういった形で通訳を介してということでも対応している。 ◆今仲きい子 委員  折り返しだとかいろいろ情報をとるというか、交換して継続的に支援ができるような体制というのも必要かなとも思うので、よろしくお願いする。 ◆岡田とおる 委員  いろいろな話が今、世の中で出ていて、不安が大きい状況なので、与党の皆さんもいるので発言が難しいが、あたかも地域の保健所が余り機能していない的な発言、国からもあったが、発生当初は県でやっていたと。今回、市の中の状況を鑑みて船橋市内の保健所も実際、対応は1月の22、24ぐらいから、第1報のころから非常に僕は船橋の保健所さんの対応というのは迅速かつ的確にやってきていただいていると思っているので、それにさらにPCR検査の体制もきちんと整えて、今後に向けての対策をしっかり全力で取り組んでいただいているというふうに、私は保健所さんの頑張りを非常に評価しているが、その評価というか、認識でよろしいか。(笑声) ◎保健所理事 率直に、ありがとうございます。(笑声)  本当に、それが本当に率直な気持ちで、本当に、職員一同、本当に身を粉にしてとは言い過ぎかもしれないが、本当に市民の安心安全のために、本当に日々頑張ってくれているので、本当に、逆に今の言葉は本当にありがたく思っている。 ◆岡田とおる 委員  ありがとうございます。  恐らく今、休校だとかいろいろなテレワークとかで、この中継をコロナという話題でごらんの市民の皆さんもたくさん多いと思うが、ぜひ症状の発症に関しては、先ほど副委員長からもあったが、ご自身の体で風邪の症状が出るって、多分、そんなにぽんと出ることはないはずである。ちょっとだるいな、ぐあい悪いな、熱っぽくなってきているな、せきが出ている。  やっぱりご自身に対する体への意識もしっかり持ちつつ、いわゆる慌てないでというか、過度な不安を抱かないで、市の体制もしっかり整えていく取り組みをしていただいている状況なので、適切な対応を市民の皆さんにもこういう中継を見て、ご理解をいただきたいなとことを申し添えて、私からの質問を終わる。 ○委員長(石川りょう) 他に質疑はあるだろうか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) それでは、今の岡田委員の質疑でうまくまとまったということで、質疑を終結させていただく。  以上で本件を終了する。          11時45分休憩    ──────────────────          12時02分開議 4.閉会中の委員会活動について ○委員長(石川りょう) 4月の開催日時については、4月の15日の水曜日を第1候補日、そして、4月の22日の水曜日を第2候補日として委員会活動を行おうと思っている。  議題については、1月に実施した江戸川区への視察の振り返り、そして、今後の委員会の所管事務調査等のテーマを決めること、そして、委員会として行うか分科として行うかは今後の少し調整が必要だが、仮に委員会として行う場合でも、新総合計画の子育て支援に関する部分、こちらについての執行部との協議、やりとりを行ってはどうかと考えているが、いかがか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    委員長(石川りょう) ありがとうございます。    ────────────────── ○委員長(石川りょう) 他に委員皆さんから何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) よろしいか。  なければ、これをもって本委員会を散会する。          12時05分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長  石川りょう(真政)  副委員長 いとう紀子(自由民主党)  委員   日色健人(自由市政)       渡辺賢次(自由市政)       上田美穂(公明党)       石崎幸雄(公明党)       宮崎なおき(市民民主連合)       岡田とおる(市民民主連合)       神子そよ子(日本共産党)       今仲きい子(無所属) [説明のため出席した者]  小出保健所理事  丹野子育て支援部長  岩澤児童家庭課長  村田副病院局長  北川医療センター総務課長  出戸医療センター医事課長(参事)      その他 課長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  事務局出席職員 深澤議事課第二係長(主査)  委員会担当書記 菅原議事課主事...