船橋市議会 2019-12-18
令和 元年12月18日文教委員会-12月18日-01号
令和 元年12月18日
文教委員会-12月18日-01号令和 元年12月18日
文教委員会
令和元年12月18日(水)
午前10時
第4・第5
委員会室
[議題]
1.付託事件について
①議案審査
┌──┬─────┬───────────────────┬────┬────────────┐
│順序│ 番 号 │ 件 名
│審査結果
│ 備 考 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 1 │議案第16
号│船橋市
プラネタリウム館条例の一部を改正│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │する条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 2 │議案第17
号│船橋市
公民館条例の一部を改正する条例 │ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │ │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 3 │議案第18
号│船橋市
視聴覚センター条例の一部を改正す│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │る条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 4 │議案第19
号│船橋市民ギャラリー条例の一部を改正する│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 5 │議案第20
号│船橋市
茶華道センター条例の一部を改正す│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │る条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 共産 真政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 6 │議案第21
号│船橋市少年自然の家条例の一部を改正する│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 7 │議案第22
号│船橋市
青少年会館条例の一部を改正する条│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 8 │議案第23
号│船橋市
総合体育館条例の一部を改正する条│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 9 │議案第24
号│船橋市
武道センター条例の一部を改正する│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 10 │議案第25
号│船橋市
運動広場条例の一部を改正する条例│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │ │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 11 │議案第26
号│船橋市立学校運動場夜間照明灯の使用に関│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │する条例の一部を改正する条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 共産 真政 │
├──┼─────┼───────────────────┼────┼────────────┤
│ 12 │議案第27
号│船橋市
文化芸術ホール条例の一部を改正す│ 可決 │(継続 = 民主 共産 真政 │
│ │ │る条例 │ │ みら) │
│ │ │ │ │可= 自由 公明 真
政 │
└──┴─────┴───────────────────┴────┴────────────┘
2.次回の委員会について
………………………………………………………………………………………………
10時03分開会
○委員長(杉川浩) ただいまから、
文教委員会を開会する。
──────────────────
△委員会の進め方等について
○委員長(杉川浩) お手元の順序表をごらんいただきたい。
本委員会に付託された議案12案について、順序のとおり1案ずつ討論・採決を行う。
以上のとおりでよろしいか。
[「はい」と呼ぶ者あり]
○委員長(杉川浩) では、そのように決する。
なお、本日の休憩については適宜とっていくこととする。
──────────────────
△委員会の傍聴について
現段階で
傍聴申し出はない旨、委員長から報告があった。
──────────────────
1.付託事件について
①議案審査
△議案第16号 船橋市
プラネタリウム館条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員 本議案16号船橋市
プラネタリウム館条例の一部を改正する条例に関して、
継続審査を求めたい。
これは、本委員会に付託された16号から27号の12案についても同様の姿勢である。
そして、本議案のように必ずしも
料金値上げではない。
料金値下げの場所についても、使用料の増減にかかわらず、
市民利用者との関係で一貫して
継続審査を主張する。
行政改革の総論については広報ふなばしや
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、
料金改定の
議案そのものは11月18日月曜日に初めて市長から議会に提出された。
本
文教委員会では、12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねても委員が十分納得できる、理事者からの答弁はなく、また、理事者は、開会11月18日からずっと
利用者市民に、この議論の内容、改定の中身を知らせる努力をしていないことがこの委員会の審議の過程でわかった。
そして、本委員会は13日と17日に、
公共施設の利用者3団体から話を伺った。さまざまな意見があったが、うち2団体は市との共催行事などを行ってきた歴史ある団体であるにもかかわらず、
参考人招致の電話をいただいて初めて
料金改定の中身を知ったとのことであり、本日時点で多くの関係者、利用者が
具体的内容を知らないという状態である。
市長におかれては、本議案を一旦取り下げ、どうしても出したい場合には、整えて3月議会以降にもう一回提出すべきだと思う。
そして、現時点で市長からそのような取り下げをするという話が来ていない以上、本委員会で指摘されたさまざまな点について未解決な部分が多く、本委員会としては、閉会中も
継続審査をし、この案を
利用者市民に十分提示してご意見を伺ってから3月議会以降に結論を出すべきであろうと思う。
よって、
継続審査を主張する。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】本議案について、ほかの本委員会に提出されている12議案と全く同様の姿勢で反対をしたいと思う。
先ほど、
継続審査を主張した。やはり、
利用者市民がこの具体案を知らされてない段階で決めるのはよろしくないことと、本委員会の審議の過程で理事者からの説明で十分納得できない部分があるので、否決をし、市長がどうしてもこの値上げということに、この改定にこだわるんだったら、もう一回整えた形で出し直すと、そして、
利用者市民に十分説明した上で出し直すということを求め、本議案を現時点で可決させることには反対である。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】まず、16号の
プラネタリウムの条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
料金を改定するに当たって、無料の
利用者数も入れて目標人数が設定されている。現在も一般投影の席数に対する
利用者数、稼働率が10%ぐらいと低いときもあるので、目標人数を確保する努力をしていただくことを要望し、賛成とする。
◆つまがり俊明 委員 【
原案反対】反対の立場で討論に参加をする。
利用料金の見直しの目的である
行財政改革自体に反対なわけではないが、
市民生活に大きな影響を与える可能性がある。
行財政改革は、総論賛成、各論反対とも言われ、一つ一つ慎重に扱い、値上げするときには特にしっかりと市民に説明ができるよう準備して臨むべき、極めてデリケートな問題だと思う。値上げのものであっても、値下げのものであっても、慎重に検討を重ねられるべきものである。質疑の中でも、専門家や
利用団体や他の自治体に十分意見を聞き取りをできているのかどうなのか、大変心配になる状況も明らかになった。
私どもとしては継続を主張したが、そうはならなかったので、検討が十分とは言えない状況と考えているので、そういった中で賛成はできないというところである。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】まず、冒頭、使用料・手数料の見直しについては、きょうを含め7日間という長きにわたって真剣に審議がされたことの重みというのは大きな意味があったと考えるので、少しでもその反映をしていただければと考える。
その上で、
文教委員会全体というか、付託された議案全般については、今回の
行財政改革の取り組みは財政が立ち行かなくなる前に早い段階で着手しようとする、その姿勢については評価をしたいと思うが、市民の理解があって初めて進められるものであるので、関係団体や市民への理解と協力が得られるよう、あらゆる場面でわかりやすく適切な説明と市民に寄り添った対応を求めたいと思う。
そして、減免の適用対象が適切であるか。また、慣例的に既得権化をしている団体はないかなど精査をしていただき、透明
化を図ることを求める。
その上で、本題の議案第16号船橋市
プラネタリウム館条例の一部を改正する条例については、賛成の立場で討論する。
プラネタリウム館は公共性の高い施設で、必要となる知識や教養を普及啓発するための施設で、昭和62年に
千葉県内最大級の
プラネタリウム館として開館をした。本市の
天文教育への大きな前進の1つになったと考える。公共性の高い
プラネタリウム館については、使用料の見直しで
一般観覧料が60円上がるが、高校生以下の観覧料は値下げになる。これまで総来館者は77万人を超えているが、年平均にすると2万5000人くらいである。
来館者数をふやすためには、これまで以上の工夫と広報が必要だと考える。本市の
プラネタリウム館の星空解説は生解説をしているので、31年間同じ星空解説は2つとしてないことや、小惑星の「Funabashi」が命名されたことも本市の積極的な
天文教育への取り組みが評価されたと伺った。
答弁にもあったように、幼児から大人まで多くの団体が足を運んでくれている。さらに、高校生や市外の団体、リピーターなど、投影内容の工夫と市内外への広報活動に努めることを求め、
県内最大級の
プラネタリウム館の魅力を大いに発信をしていただくことを求め、賛成討論とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】原案に反対の討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、
プラネタリウム館の観覧料の値上げとなっている。
まず、そもそもこの
行財政改革の使用料の値上げだが、質疑の中で、値上げをしないと
サービスを維持できなくなるということが繰り返されたが、では、値上げ分が確保されないとどうなるのかと、そうした質問に対しては、具体的な内容は難しいということで、
行財政改革で行われている財源不足を起こすことについて、明確な説明がないままというのは、ただただ
サービスを維持できなくなるというおどしをしているようにしか受けとめられなかった。
今回の
公共施設使用料に運営費や特に資本費が参入されるということ、これは民間施設との違いがなくなることであり、
公共施設の存在意義を否定することになる。施設を利用する者と利用しない者の公平のためとの説明もあったが、この考え方は誤っている。
民間の施設だけでは利用者にとって経済格差が生じてしまう。負担能力によって利用することができないということが起こってしまう。自治体が設置する
公共施設は、経済格差なく利用できることが一番の存在意義である。それを否定する今回の
料金値上げは、そうした点でも認めるわけにはいかない。全体の奉仕者である公務員が、設置運営する施設を払える人だけの施設にすることに誤りだと感じないということも、公務員としての
モラルハザードだと指摘せざるを得ない。
本改定では特に学生の
料金設定が大人扱いとなって上げ幅が大きく、その点では青少年の健全育成の思想にも欠ける改定だった。
国民の所得は1997年をピークに下がり続け、家計の可処分所得は30年前と変わっていない。消費税が上がり、さらに生活が厳しくなる中での観覧料の値上げは、
プラネタリウムの利用を抑制することになる。
船橋市の
プラネタリウム館は
県内最大級の施設で、全国的にも珍しい投影の生解説など、事業内容に比べて現在利用者が少ない実態がある。広報を強化するなど
利用者増を図ることこそ、一番やらなければならない
行財政改革だと指摘して、討論とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】
原案賛成の立場で討論に参加する。
長時間の質疑を振り返ってみると、執行部からの答弁は、終始
行財政改革に基づく使用料等の改定のみの答弁であり、それぞれ条例別に所管が提出してきた意味がないように感じた。議案のつくりは長によるものであるから、今回の改正理由ならば
一括改定議案という議案の提出の仕方のほうが論点が明確
化され、より深い議論になったのではないかと考える。
しかし、今回のようにそれぞれの所管が議案を提出するということは、実態の把握に努め、利用者の声に耳を傾け、その上で
行財政改革と兼ね合いを判断していくべきであったが、質疑の中ではそれは一切感じられなかった。一貫して読み取れ、あるいは聞き取れた理由の本旨は、
行財政改革の一環であり、公の施設の
事務事業執行の担当課が真に必要であるということの改正ではないということが明らかになった。
したがって、教育長を初めとした
教育委員会事務局の答弁は、責任転嫁による
被害者意識の
意味合いいを含んだ答弁にも聞こえた。
行財政改革による
料金改定だというならば、内部を初め、まず身を切る改革を市民に見せることが先であって、
市民負担を求めるのは全ての
内部改革作業が終わって、なおかつ市民が納得できる理由を提示できることとなってから初めて許されるものであると考える。
経営トップを初め、漫然と行政運営をしてきた責任は極めて重いと思う。さらに、経費の節約、歳入増を図る努力をしていないこともさまざまな形で明らかになった。
内部改革を行わず、いきなりそのツケを市民が負わされることも明らかになった。
しかしながら、
総務委員のような発言になってしまうが、
行財政改革会議の健全
化を喫緊の課題としていることも自明の理であり、本改革を進めることが最終的には住民福祉の増進により早く寄与することと判断材料とすることは遺憾ではあるが、賛成せざるを得ないと思う。苦渋の選択となるが、賛成の立場とする。
なお、この討論はほかのところでも同じように使わせていただく。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第17号 船橋市
公民館条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員 本議案第17号船橋市
公民館条例の一部を改正する条例について、
継続審査を主張する。
これは本議案のように、
料金値上げでなく
料金値下げの場所についても、使用料の増減にかかわらず、
市民利用者との関係で一貫して
継続審査を主張する。
行政改革の議論に関しては広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、
料金改定の
議案そのものは11月18日に初めて提出された。
そして、公民館に関しては、
公民館運営協議会など、関係のところに一切知らせることはなく、12月4日、6日、11日と異例の3日間審議の中でも、例えば公民館の利用者に料金表を提示することもなく、現時点で
市民利用者がほとんど知らされてない段階で決めるのはよくない。
よって、本委員会としては継続をし、閉会中も審査を続けるべきだと思い、
継続審査を主張する。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
──────────────────
△委員会の傍聴について
全ての案件に関し、2人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、委員長から報告があった。
──────────────────
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】本議案第17号船橋市
公民館条例の一部を改正する条例に反対の討論をする。
先ほど、この議案に関して議論が不十分である、
継続審査を主張したが、残念ながら賛成4、反対5で否決され、
継続審査は継続にならなかったので、現時点では反対するということで討論させていただく。
行政改革の議論に関しては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどが行ったとはいえ、料金の改定、
議案そのものは11月18日に初めて提出された。そして、
公民館利用者に一切知らせる努力をせず、
公民館運営協議会にも諮られてない段階で、このような改定を
利用者当事者の話を聞かずに決めるのはよろしくないということで本議案は否決し、どうしても市長が出したいんだったら、整えた形でもう一回3月議会以降に出すことを提案して、反対とする。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論をする。
公民館については市場性もあり、市民が必要とする公益性がある施設で、利用したことがある人は7割を超えている。
アンケートの中で、公平性の観点から
サービスを受けている人が費用を負担すべきが5割強、
市民サービスを維持するには、市民全体で費用を負担すべきが4割弱という意見があった。
公民館については統一単価とし、部屋に応じて
料金設定が上がる部屋と下がる部屋があるが、
アンケートにもあったように、おおむね使用料・手数料の見直しについては、市民の理解が得られるのではないかと考える。だからこそ、これからも気持ちよくご使用いただけるよう、職員の言動や細やかな配慮を求め、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】原案に反対の討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、公民館の使用料の値上げとなっている。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤りだと考える。
特に、公民館は
社会教育施設として市民が学び、豊かな社会を形成するための施設であり、船橋市は26館の公民館を設置し、地域活動の拠点として使ってきた。
使用料の値上げは、サークルなどの
会費値上げを招くことになり、所得が
落ち込み消費税が上がる中で、
サークル活動を続けられなくなる団体が出ることさえ考えられる。
公民館を使った
サークル活動は、健康で文化的な
市民生活に貢献をしている。高齢者の利用が多くなっているが、こうした高齢者の健康増進や介護予防にもなっている。
その活動を抑制するということは、市民の健康にも影響を及ぼしかねず、船橋市にとっても、将来的な損失になることさえ考えられる。
料金改定に当たって、利用者にどのような影響が出るかの把握も行われていなかった。行革先にありきで、
社会教育に対する軽視さえ感じた。
さらに、
料金改定について、
利用者不在のまま提案されていることも、やり方が非常に横暴だと指摘をしたい。
公民館運営審議会や
社会教育委員会議の意見さえ聞いておらず、議会で決まってから伝えるとのことだった。
利用者主体の施設である公民館の運営にかかわる
料金改定を利用者に伝えずに、意見も聞かずに進めるということも、船橋市の
社会教育の質を下げることだと指摘したい。
受益者負担割合を決める市場性と公益性についての基準も明確ではなかった。他市並みにということもあったが、比較する他市も施設の状況はそれぞれで、比較すること自体に無理があることも明らかになった。
受益者負担割合そのものが恣意的な決め方となっていたことも明らかになったということを申し添えて、反対の討論とする。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第17号船橋市
公民館条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
今回の改定によって、公民館の使用料は下がる部屋もあるが、ほとんどの部屋が値上げとなり、公民館は市民活動の拠点となっているため、その活動への影響も考えられる。
今回、
料金改定を行っても施設の機能が強化されたり、これまで予約がとりづらかった部屋がとりやすくなったりするなど、具体的に
サービスが向上するものでないことがわかった。
しかしながら、近年、災害等の公民館の必要性は増してきている中で、コミュニティーごと、市内26館ある今の充実した体制を、将来にわたって維持するために、やむを得ない点もあることも理解できるとことではあるが、議案16号から27号までの12議案全ての理由に
受益者負担の適正
化を図るとあり、議案の説明資料にも
行財政改革推進プランの柱として、
受益者負担の見直しにおける
公共施設の使用料見直しが掲げられている。これらの取り組みを推進するため、所要の改正を行うものであり、安定的な
サービスを提供していくためには施設を利用する人と、利用しない人の適正な負担を考慮した見直しが必要であり、使用料改正することで
受益者負担の適正
化を図るとあるので、各議案に対する総論的な意見をここで述べさせていただく。
使用料金の値上げについて、約30時間にわたって質疑したり、また、参考人の質疑をお聞きしたが、教育長初め、教育委員会の使用料金の値上げに担当する部課の職員の皆様から、スポーツ健康都市宣言の意義や施策の推進、いつでもどこでも何度でも学べる生涯学習推進計画、文化振興基本方針、生涯スポーツ推進計画、船橋の教育2020……予定のですね。新しい総合計画を推進するに当たって、使用料金の値上げが及ぼす
市民生活などの影響、現状の認識など、各計画の目的の実現や使用者の意見など、調査検討をしたことがなく、企画財政部が作成した統一基準に沿って作成しただけである。
また、現在設定されている使用料金の根拠が実に曖昧で、納得した説明を得ることができなかった。
また、値上げに当たって、教育委員会会議、
社会教育委員会議、各公民館運営会議、総合教育会議などでの審議が不十分であり、また、市民の使用者の意見を十分に聞いていない。他市に比べ、使用料金の低いことが船橋らしさであり、スポーツ健康都市宣言や各計画の諸施策が進められてきたわけである。
本来なら、継続し、使用者の意見や
市民サービスへの内容についてももっと議論したいところだが、市政全般にわたって、現在における必要不可欠な事業の維持管理の継続、また、これから市の抱える新しい事業の推進に当たっての、財源確保のために、緊急性を帯びたやむを得ない値上げであることから、賛成する。
しかしながら、利用者一人一人から値上げの負担をお願いするわけだから、次の幾つかの点について、各要望事項を精査し、値上げが施行される前に、次の
文教委員会開催までに途中経過も含め報告していただくことを強く要望したい。
1つ目は、使用料金の値上げが行われる前に、速やかに教育委員会の行政内部のきめ細やかな
行政改革を行うこと。事務事業の見直しと必要のない無駄な事業の廃止、効率的な運営を図るための組織の見直し、職員数の見直し、委託費の見直し、さらなる事業の指定管理制度の推進、各施設・各事業の統廃合などを早急に検討し、令和2年度予算にはきちんと反映すること。
2つ目は、使用者に値上げを負担していただくわけなので、使用施設の老朽
化の改修、整備計画を作成し、整備を図ること。また、備品等の整備など、値上げに見合う
サービスの向上を図ること。使用
料金値上げに伴う新たな
サービスの向上について、令和2年度予算において値上げに見合った予算の配分をすること。
教育長は、使用者は値上げによって一時下がるが、そのうちにまたもとに戻るとの発言をしているが、きちんとしたデータに基づいておらず、稼働率が下がり、相対的に使用料金による収入も下がるわけなので、当初から、今のうちから稼働率を高める事業の推進を図ること。
4つ目は、使用料金の値上げに当たって、受付窓口にかなり苦情が殺到すると思うが、財源確保のための行革の意義と、今回やむを得ず値上げをする理由を、きちんと使用者に説明できる統一したマニュアルを作成し、各受付窓口を行う職員の研修を行うこと。
5つ目は、算出根拠にある減価償却費相当額が下がった場合は、各担当部課とすり合わせを行い、4年ごとに条例の見直しを図ること。
6つ目は、市外料金の設定が1.5倍、1.8倍、2倍とばらばらであるので、統一
化を図ること。
7つ目は、特定の団体に特定の使用料の割引をしているが、免除、減額、無料の減免の処置の見直しを図ること。
8つ目は、自販機や広告料など税外収入の適正な確保を図ること。
9つ目は、値上げを施行される前に、使用者はもとより、周知に当たって各地域での説明会を行い、市民の使用者の声を聞き、説明願いたい。
これらのことを要望し、賛成とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】議案第17号について討論に参加する。
公民館のあり方に関する深い議論ができない状況にあって、深まらず、その手前で答弁にそごも生じ、特に自動販売機の設置の整理などで、まだまだ住民負担を求めず、歳入増を見込める事案に知恵を絞っていないことも大変遺憾であった。施行日までにしっかりと整理するべきものを考え、整理をしていただきたいことを申し述べておく。
しかしながら、議案第16号と基本的に同じ考えであるから、苦渋の選択として賛成の立場とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第18号 船橋市
視聴覚センター条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の総論に関しては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ってきたとはいえ、本議案も含む
料金改定の
議案そのものは11月18日に初めて提出された。その後、この委員会のやりとりの中で、担当教育委員会が十分市民の方、利用者の方に知らせずに、これを進めているという状態で、残念ながらその審議の中でも十分に納得できる議論が出されてない状況であるので、本議案は継続し、引き続き審議すべきだと思う。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の総論については、これまで
パブリック・コメントや広報などで話されてきたとはいえ、本議案の
料金改定そのものは11月18日に初めて出された。
その後、
市民利用者に十分知らせる状況ではなく、
市民利用者がほとんど知らない状況で決めることはよろしくないと思うので、現時点で反対する。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論に参加する。
視聴覚センターについては、市場性もあり、市民が必要とする公共性がある施設となっているが、今後の見直しの方向性として、公の施設としての機能のみでは、制度の導入による
サービスの向上やコスト削減の効果は見込めないとなっている。
使用料についても、研修室以外は上がるが、主に減免や免除対象のものなので、市民への影響は余りないと思われる。今後は、視聴覚センターとしての機能を発揮し、さらに広い駐車場もあるので、外部のセミナー等でも利用していただけるよう広報し、周知に努めることを求め、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】
原案反対で討論する。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分を設定したことによる、視聴覚センターの使用料の値上げが行われている。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤っており、反対である。
施設の使用の実態だが、稼働率39%、実際に使用している者は、行政、市小中学校校長会、警察、税務署など、行政機関や公的団体が大半で、目的外の利用ばかり、しかも特定の公的団体だけが使い勝手よく使用していて、視聴覚教育の振興を図るという施設の設置目的とのかなりの乖離が見られる。有効活用されているとは思えなかった。料金の値上げにより、ますます設置目的から乖離しかねず、本施設の活用については真剣な検討が求められているということも指摘しておきたい。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第18号船橋市
視聴覚センター条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
今回の全ての部屋を値上げするという使用料改定を行っても、視聴覚センターを利用する団体の94%が使用料の減免を受けている団体でもあることから、使用者に対しての負担は少ない反面、市の歳入確保という目的に対する効果は小さいものと思われる。減免対象とならない新たな使用者の獲得を要望し、賛成とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】議案第18号について、討論する。
稼働率が大変低く、減免の対象も9割を超えていることが質疑の中で明らかになった。施設そのもののあり方、また、使用料についての取り方、減免の対象等考えるべきことはたくさんあったように感じている。
しかしながら、先ほどと同じように議案第16号と基本的な考え方は同じであるから、賛成とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第19号 船橋市民ギャラリー条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の総論に関しては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、この料金の改定の
議案そのものは11月18日に初めて提出された。
その後、本
文教委員会で、12月4日、6日、11日の異例の3日間審議の中で、この市民ギャラリーの利用者に、この
料金改定についてほとんど知らせてないことがわかった。そして、その後、ほかの施設利用者の参考人を呼ぶ中で、ようやく本ギャラリーの利用者である写真連盟や美術連盟に電話で……電話かどうかわからないが、初めて会長に話が行ったという段階である。そして、また、その
利用団体全体としても知らない状況が続いているので、本委員会で
継続審査をし、先ほど言った写真連盟や美術連盟のお話も伺う中で、本
料金改定については考えるべきだと思うので、
継続審査を主張する。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の総論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ってきたとはいえ、この市民ギャラリーの使用料の改定の
議案そのものは11月18日に初めて提出された。そして、
市民利用者がほとんど知らない状況で、審議も本委員会で尽くされてない状況なので、現時点では否決をすべきだと思う。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論する。
市民ギャラリーについては、値上げ幅が大きく、利用者に対する負担増になると考えたが、庁内の統一ルールに基づき、これまで安くしていた設定などが取り払われることになり、大幅な値上げをするという印象になる。
しかし、個別に見ると、利用の多くが年1回であることや、団体での利用が主たることから、利用者1人の負担額は過度に大きくならないのではないかと考える。
しかし、利用される団体の方に理解が得られるよう丁寧な説明を求めたいと思う。また、自主事業や展示会などの利用の案内や、また新たな確保に努めることを求め、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】反対の討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、市民ギャラリー使用料の値上げとなっている。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤っており、まずその点で反対である。
市民ギャラリーは美術、写真など市民の創作活動の発表の場として、芸術鑑賞の場として高い稼働率の利用となってきた。発表の場を提供することで、市民の文化・創造・芸術活動を支える重要な役割を果たしていると考える。
今回の使用料の値上げは、この発表の場を奪うことになりかねない。1人当たりの金額が低いという意見もあるが、
利用団体の会費を値上げするようなことになれば、その
利用団体の会員が減少をしてしまうとか、団体の活動を阻害することにもなりかねず、結果として今回の使用料の値上げは、市民の文化・創造・芸術などの活動を抑制していくことにつながる。本市の文化活動を低下させることにつながっていく大きな問題があると考える。
以上のことから、本条例には反対する。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第19号市民ギャラリー条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
今回の改定により、市民ギャラリーは施設全体で7割以上の値上げになることから、使用者の皆様に大きな負担をかけることになる。
市民ギャラリーは市民の皆様に日ごろの創作活動の成果を発表する場、そして、身近な場所で気軽に文化芸術に触れることができる場として重要な役割を担っているので、本市の文化活動を停滞させるような
料金改定は容易に認めることができないが、その一方で、施設の利用形態は、団体、サークル単位で行うものであり、多くが年1回程度であること、激変緩和措置を適用し、3年間かけて段階的に料金を引き上げること、市全体に活動している文化団体には説明会を予定しているということを聞いたので、使用者の皆様に理解をいただくための配慮は認めることができる。
今回の改定目的は、施設の維持管理を含めて、これまで提供している
市民サービスを今後も維持していくため、本市の10年後の文化活動の振興を考えれば必要であると判断するので、現在の使用者の皆様に継続して使ってもらえるような事業展開や新たな
利用団体獲得に向けた、周知方法の見直し等に取り組んでもらうよう要望し、賛成とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】議案19号に対して討論に参加する。
この施設については減免の規定がない。今回の
料金改定を機にその必要性をいま一度議論していただきたい。
基本的な考えは議案第16号と同じであるので、賛成とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第20号 船橋市
茶華道センター条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の総論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本船橋市
茶華道センター条例の一部を改正する条例も含む、
議案そのものは11月18日に初めて市長から提出された。
本
文教委員会では、12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねても、委員が十分に納得できる理事者からの答弁はない状況で、本委員会は参考人として、この施設に関しては船橋市茶道連盟の方をお呼びして話を伺った。茶道連盟の方の茶道に関する真摯な姿勢や、そして、単純にこの施設については、利用料が値下げになることに喜んでおられる話はお聞きしたが、華道団体、あるいは他の和室の利用者は、まだこの
料金改定を知らされていない状況も多いと思うので、本委員会で
継続審査をし、ほかの
利用団体の話も伺いながら決めるべきだと思うので、
継続審査を主張する。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
文教委員会に付託された12議案に関して、本議案も含めて一貫した姿勢で臨んでいる。
本議案は、
料金値下げが主である。そして、参考人としてお呼びした船橋市茶道連盟の方の茶道に関する真摯な、これまでの取り組みの姿勢や単純に
料金値下げについては喜んでおられるという話はお聞きしたが、まだ利用者に対するほかの団体の、この施設に関してもほかの利用者については十分知らされていないし、船橋市の
公共施設全体の改定については、十分
利用者市民にお話を伺ってから決めるべきだと思うので、反対する。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論をする。
茶華道センターについては、使用料の見直しで施設を利用する人と利用しない人の適正な負担を考慮した中で、特に和室の利用については値上がりされる時間帯がある。類似する施設が民間で提供されていない施設でもあり、収益性が低い施設となっているので、利用される団体の方の理解が得られるよう、丁寧な説明を求めたい。
また、一般市民や外国人の方が夜間の開催を希望する声が上がっているということであるので、内容等にも工夫をしながら、利用の拡大に努め、日本の伝統文化の継承にも貢献していただくことを求め、賛成とする。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第20号船橋市
茶華道センター条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
今回の使用料改定により、茶室全3室が値下げ、和室も1室が値下げとなり、施設全体では2割の値下げとなる。使用料の値下げは、施設の使用率の向上につながることが期待できるので、茶華道センター施設の周知徹底と使用率の低い茶室の使用率向上のための、事業のさらなる取り組みにより、日本の伝統文化の普及啓発を要望し、賛成とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】議案第20号について討論に参加する。
この施設についても減免の規定がなかった。今回の
料金改定を機にその必要性をいま一度議論していただきたい。
また、参考人を招致してご意見を伺って、利用者のご意見が管理者に受けとめきれていないと感じた。伝統文化の継承の点からも運営に関しては利用者とよく意見の意思疎通をしていただきたい。
基本的な考え方は議案第16号と同じであるので、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案賛成】賛成の討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、使用料の見直しとなっている。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものは誤りだと考える。
しかし、本施設の場合、結果として、使用料金の値下げとなっており、利用者にとっては利用しやすくなるということで賛成する。
ただ、文化にせよ、スポーツにせよ、種目によって利用施設の大きさに違いがある。同じ市民の活動でありながら、負担金額に大きな差異をつくるということ自体が、本当に公平なのかという点で非常に疑問を感じた。そのことは指摘をしておきたい。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
岩井友子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第21号 船橋市少年自然の家条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の議論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、
料金改定の議論そのものは11月18日に初めて市長からこの本議案として提出された。
本
文教委員会では、12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねても、委員が十分に納得できる理事者からの答弁が少ない状態だったので、引き続きこの議案も含めて
継続審査をし、3月議会以降に結論を出すべきだと思う。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の議論そのものに関しては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、
料金改定の本議案を含む
議案そのものは11月18日に初めて提出された。
本
文教委員会では再三議論を重ねてまいったが、まだ審議が不十分な状態、
利用者市民が十分知らない状態であるので、現時点で決めることには反対する。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論をする。
集団の宿泊生活をすることにより、体験学習を通して心身ともにたくましい児童生徒の育成を図る施設であり、おおむね10人以上の団体やグループ、そして、市外の方も利用することができる。現在、施設の稼働率が40%を切っているので、稼働率を上げるための工夫が必要だと考える。校外学習の利用を優先に、一般利用者の受け入れ、また、市外の方、一宮周辺にお住まいの団体など、周知を図りながら拡充に努めることを求め、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】反対討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、使用料の値上げとなっている。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤っているので、まず反対である。
さらに、高校生の宿泊料金が1,100円から770円に下がったが、大学生と学生は1,100円から1,540円に大幅に増額され、青少年の健全育成には反すると考える。さらに、育成者の料金の1,100円から1,540円への引き上げも、青少年の育成活動のボランティアが対象となっており、青少年育成活動の推進にも反する内容となっている。
以上の理由から反対する。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第21号船橋市少年自然の家条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
一宮自然少年の家は、青少年が自然、社会体験、宿泊体験により、心身ともに明るく、たくましく成長できるような機会を提供し、あわせて青少年の健全育成を担う青少年団体等の活動の場として重要な役割を担っている。
今回の改正により、小中学生、育成者そのほかの者が増額となり、本市の青少年育成の足かせとなる
料金改定は容易に認めることはできないが、市内の小中学生は条例上無料となり、また、幼児、高校生の
料金区分を新たに設定したことにより、幼児や高校生については減額となることから、子供たちへの影響は小さいものと考えられる。今回の改正は、将来にわたって青少年の健全育成の場を提供し続けるためには必要なことだと考えている。
今後、新たな利用者がふえるようなPRの仕方や主催事業の充実を図ることを要望し、賛成とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第22号 船橋市
青少年会館条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員 本議案第22号船橋市
青少年会館条例の一部を改正する条例については、ほかの議案と同様だが、11月18日に市長から初めて議会に提出された。これまで
パブリック・コメントや
シンポジウムなどで、
行政改革そのものについての議論はされてきたが、議案として料金が提示された議案は初めて提出された。
本青少年会館に関しては、値下げの部屋が多いとはいえ、他の施設同様、
利用者市民の声を十分に聞いてから決めるべきだと思うので、引き続き本委員会で
継続審査すべきだと思う。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】本議案22号船橋市
青少年会館条例の一部を改正する条例について、他の議案と一貫して同じ姿勢で臨みたい。
行政改革の総論に関しては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、料金の改定の
議案そのものは11月18日に本議会に初めて市長から提出された。
本
文教委員会では12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねても、委員が十分納得できる理事者からの答弁はなく、そして、本委員会は参考人から意見を聞くこととした。
本会館については、値下げの部屋がほとんどとはいえ、やはり
利用者市民に十分知らせ、意見を聞いてから決めるべきだと思うので、反対する。
◆
藤川浩子 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論する。
青少年会館は、青少年のグループ活動、スポーツなどの体育館の利用やレクリエーション、それから、陶芸や音楽室、調理室など、幅の広い活動ができる施設となっている。
しかし、施設の稼働率は30%以下ととても低く、登録している青少年団体の使用が主になっている。
今後、施設予約のシステムの導入で予約ができるようになるため、わざわざ青少年会館まで行かなくても済み、利用者の利便性の向上にもつながる。
また、各種の講座、研修会なども企画運営できることから、市内外の
利用団体をふやすことで稼働率を上げる努力をしていただきたいと考える。
今後、体育館などの使用料が値上げをするということで、それを使われる団体等には丁寧な説明をすることを求め、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】反対の討論をする。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、施設使用料の値上げとなっている。
議案16号でも述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤りであって、反対である。
今回の値上げは、値下がりしている部屋と値上がりしているところがあるが、特に稼働率が高い体育館が値上げとなっており、影響が大きいと考える。
市内の青少年や育成者が、青少年育成のために使用する場合は使用料免除となっており、有効な青少年の活動場所となる施設だと思うが、稼働率が29%というのは、余り有効活用されているとは思えない。もっと青少年の活動場所として活用されるように努力を求めたい。
あいている時間を公民館的に青少年以外の幅広い市民が使っている実態もある。こうした市民活動で使用する場合の使用料が値上げされるということになるわけだが、市民の活動を抑制することには間違いないので、本議案には反対する。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第22号船橋市
青少年会館条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
今回の改正により、青少年会館は体育館が値上げとなり、そのほかの部屋は値下げとなる。
本来であれば、施設の稼働率が29%であるため、稼働率を上げることを先に実施しなければならないところを、料金を改定したことにより、稼働率が一番高い体育館だけが増額となった。
しかしながら、体育館の利用料については、青少年、青少年育成者の免除団体が8割使用しており、影響は少ないものであると思われる。
また、船橋市青少年問題協議会において承認された青少年会館活性
化の提言の中で、利用こま数を現状の3こまから4こまへの変更により、使用機会の拡大や生涯学習施設予約管理システムを利用した抽せんや予約をできるようにすることで、利便性の向上を図ることができている。
これからは、青少年の健全な育成及び教養の向上を図ることの目的のもとで、一般団体を含めた新たな使用団体獲得に向けた周知方法等に取り組むことを要望し、賛成とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第23号 船橋市
総合体育館条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の総論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案も含む使用料改定の
議案そのものは11月18日に本議会に初めて市長から提出された。
本
文教委員会では、12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねても、委員が十分納得できる理事者からの答弁が少ない状況である。そして、この総合体育館、アリーナについては、他の民間施設との関係で、総合体育館、アリーナが担うべき役割はどうなのかというのは、根本的な議論も含めて十分審議をこれからも重ねるべきだと思うので、継続して引き続き審査すべきだと思う。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の総論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案も含む使用料改定の
議案そのものは11月18日に本議会に初めて市長から提出された。
本
文教委員会で12月4日、6日、11日の質疑の中で、私がきちんと
利用者市民の話を聞くためには、例えばその各施設、アリーナも含めてだが、各施設のところで使用料の改定案が今、議会でこういうふうに議論されているよと示すべきではなかったかという話をしたことに対して、そのような努力が一切されてない状況である。本委員会では、この船橋アリーナも利用している船橋体育協会の方のお話もお聞きしたが、まだ
利用者市民に十分知らされてない状況であるし、多くが使用料の値上げという不利益にかかわる、利用者にとっては不都合にかかわる内容の問題であるので、本議会で賛成することはできない、反対である。
◆木村修 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論する。
今回の価格改定は公益性を低く設定し、
受益者負担割合を50%にしたことが値上げの大きな要因と思う。
参考人招致で来ていただいた体育協会の方のお話では、船橋市の体育施設は他市と比較して安過ぎたと、また、値上げによって施設整備をちゃんとやっているのであれば値上げは仕方がないとのお話であった。このような理解のある言葉をいただけたことはよかったと思う。
また、総合体育館、また、所管外だが、運動公園体育館については、コートは公式戦に対応できるものになっているということであり、過去には国際試合も行われたというお話も伺った。スポーツ振興をする意味でも、この状態を維持することは利用者にとっても重要であると考える。もちろん団体でご利用になる方と個人でご利用になる方とでは影響は異なる。個人利用の値上げは1.5倍程度に抑えられているものもあるが、個人利用者のために整備を怠らず行っていただきたいことを要望する。
トレーニング室やプールなどの個人利用において、
公共施設の役割として、毎月の会費などを必要とせず、単発での利用ができることは意味があると思う。その中で、継続してやっていこうと思えば民間のクラブに入るということの……そういったきっかけになると考える。トレーニング機器等について、機器の整備は必須である。利用者のために安全で使い勝手のよい機器の導入、整備を要望する。
また、市民の理解を得るためにも実施までの間に知らなかったということがないように、利用者の目にとまるような工夫をして案内をすることを要望する。
指定管理者の努力に期待することになるが、今回の価格改定について、市民の理解が広がるように
サービスの向上を要望して、賛成の討論とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】反対の討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、総合体育館使用料の値上げである。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤りだと、まず指摘する。
改定された温水プール2時間440円を600円に、トレーニング室2時間550円を710円に引き上げたこの金額は、市内の民間スポーツクラブの料金よりも高くなっており、民間スポーツクラブに行けない人でも利用できるようにしなければならない、公共体育館としての存在意義が問われる改定となった。
公式大会が開催でき、観客も多く収容できる大規模な、総合的なスポーツ施設として建設された総合体育館の建設費を資本費として料金に算入したことが、経済性を考えて建設した民間スポーツクラブの料金より高くなってしまうという、ここが大きな原因となっているが、プールやトレーニング室ばかりでなく、総合体育館全体にいえることで、資本費を算入する矛盾が露呈したと思う。
公共体育館が経済格差を広げることになった。総合体育館はスポーツを積極的に振興して、スポーツを通じた市民の健康づくり、コミュニティーづくりを進めるという、スポーツ健康都市宣言の記念事業として建設された施設である。今回のスポーツ施設の負担割合をふやした料金の改定は、このスポーツ都市宣言の理念に全く反する中身である。
30年前と現在の家計の可処分所得はほぼ同額、値上げできる根拠はない。消費税が上がり、さらに、家計消費が落ち込んでいるところへ、体育施設の使用料の値上げは明らかに利用抑制につながる。体育施設の利用抑制は市民の健康や健康寿命にも影響を与えかねない。目先の利益を追うことで、市は、大きな損失をこうむることになりかねない。
さらに、体育協会初め、
利用団体にはいまだに値上げについて知らせていない。
利用者不在の
料金改定となっている。
特に、参考人質疑でシニア料金の設定があればという意見をいただいたが、利用者の声を聞くということは、こういう意見を吸い上げることができるということではないだろうか。やはり、
利用者不在だと利用しづらいことにもつながるということがわかる。
ジェッツの利用で市民団体の利用が抑制されていることや、体育館が不足しているということも指摘があった。市民体育館にもかかわらず、市民よりもプロ球団を優先し、優遇しているという総合体育館のあり方が厳しく問われていることも指摘をして、討論とする。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第23号船橋市
総合体育館条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論に参加する。
総合体育館は、スポーツ、健康推進のため、多くのスポーツ愛好家に使用されている。今回の条例改正において、運動施設は
受益者負担割合が25%から50%に変更され、また、資本費が参入されたことから、使用料が2倍に値上がりすることとなっている。激変緩和で3年間かけて徐々に上げていくというものの、今後の稼働率への影響が心配されるところである。
今後も稼働率の動向等気になる部分はあるので、次期指定管理者としっかり協議し、
市民サービスの向上に努めるとともに、使い勝手がよいよう、内部老朽施設を改修し、スポーツ団体との連携によるイベントの開催などを通じ、新しい事業に取り組み、今後も魅力ある施設にしていくことを要望し、賛成とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】議案第23号に対して、討論をする。
質疑の中で、民間活力を活用するための指定管理を採用している施設にもかかわらず、民間より高い使用料となる施設があり、矛盾をしている。施行日は指定管理者の更新と同時期になるので、施行日までに全体の見直しをすべきだと思う。
議案第16号と基本的な考え方は同じであるので、賛成とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第24号 船橋市
武道センター条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の総論に関しては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案も含む使用料の改定
議案そのものは11月18日に初めて提出された。
本
文教委員会で12月4日、6日、11日と異例の3日審議を重ねても、委員が十分に納得できる理事者からの答弁が少ない状況で、本委員会は参考人を3団体をお呼びして意見を聞いた。しかし、武道センターについて、主に使用してる団体の意見はまだ聞いてない状態であるので、引き続き、本委員会で十分に審議すべきだと思う。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の総論に関しては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案も含む
議案そのものは11月18日に初めて提出された。
そして、教育委員会のほうは、
利用者市民に十分にその議論を伝える努力をされてない状況であるので、現時点で
利用者市民がほとんど知らない状況で決めるのはよくないと思い、反対する。
◆木村修 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論させていただく。
23号と同様、体育協会の価格改定の理解を得られているということはよかった。
繰り返しになるが、値上げについて利用者が知らなかったということがないように、十分な周知と市民の利便性向上、使い勝手の向上に取り組むことを要望する。
同様の施設が少ない武道センターであるので、維持存続は重要であると考えている。施設の維持存続の中で、夏の暑さから冷房設備をつけてほしいという要望は私のところにも数多く届いている。構造上の理由でなかなか難しいということはご説明いただいているが、それだけでは利用者のご理解はなかなか得られないのではないかと考える。料金と直接関係ないとは考えず、暑さ対策についても、改めてしっかり検討をし、対策を講じることを要望して、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】反対の討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、使用料の値上げで、特に体育施設は大幅な値上げとなっている。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤っていると指摘をする。
武道センターは、武道その他のスポーツの振興を図り、市民の心身の健全な発達に寄与するために設置された、やはりスポーツ健康都市宣言事業で建設した施設である。利用抑制を招く今回の使用料の値上げは、設置目的から逸脱し、スポーツで健康とコミュニティーづくりを進めるという船橋市の基本方針を後退させるものだと指摘をして、反対討論とする。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第24号船橋市
武道センター条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論に参加する。
武道愛好家の拠点である武道センターの使用料金が2倍以上となるため、稼働率が下がると思われるので、稼働率を上げるための事業の努力をしていただき、特に相撲場は今までも稼働率が低い状況であるので、さらなる努力を要望し、賛成とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】議案第24号について、討論をする。
この施設については、施設利用者からかねてより冷暖房設備の強い要望がある施設である。
また、国技を担う、国技をやっている子供たちのために必要であり、また、管理は、ほかの施設もそうだが、特に重要であると、畳がえなど重要だと考えている。使用料の値上げだけにとどまらず、こういう管理をきちんとしていただくことを強く要望する。
基本的な考えは、議案第16号と一緒であるので、賛成とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
11時28分休憩
──────────────────
11時31分開議
△議案第25号 船橋市
運動広場条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の議論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案も含む使用料改定の
議案そのものは11月18日に初めて市長から本議会に議案として提出された。
本
文教委員会では12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねてまいったが、十分に納得できる理事者からの答弁は少なく、引き続き、本議案も含めて
継続審査をし、3月議会以降に結論を出すべきだと思うので、
継続審査すべきだと思う。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の総論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案は初めて11月18日に市長から議会に提出された。その後、利用者団体に十分お知らせすることなく、
市民利用者団体に十分お知らせすることがなく、現時点までいる状況である。行田運動広場、高瀬下水処理場上部運動広場についても
利用者市民に十分お知らせし、意見を聞いてから決めるべきだと思うので、反対する。
◆木村修 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論させていただく。
行田の運動広場やタカスポなどの場合は、激変緩和措置により3年で2倍になる。大学生の料金が大人と同じになったことがあるので、金額を見るとちょっと驚くが、基本チームで借りるため、利用者の人数割で考えると、1人当たりの負担はそれほど高くないというところがせめてもの救いだと思う。
23号の
総合体育館条例と同様だが、維持をしていくための
料金改定であるので、利用者に安全に使っていただけるよう、整備を怠ることなく続けていただき、また料金の改定の周知についても確実に周知をすることを要望して、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】原案に反対の討論を行う。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、使用料の値上げである。
議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤っているということをまず指摘する。
しかも、今回改定される高瀬下水処理場運動広場にしても、行田運動広場にしても、オープン後まだわずか数年となっている。その間、わずか3年余りで使用料を2倍に引き上げるという非常に乱暴な値上げだと考える。サッカー場が足らない、つくってほしいという声で建設をしたタカスポだが、
料金値上げは、気軽に借りることができなくなってしまい、何のためにつくったのかということが問われるのではないだろうか。行田運動広場は、市民がいつでもどこでもスポーツができる無料のまちかどスポーツ広場や多目的運動広場と同様の使い方をしていながら有料施設としていること自体、見直しをするべきだと考える。
以上で討論とする。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第25号船橋市
運動広場条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論に参加する。
今回の改定は、大人の料金で現行の2倍の
料金設定になるもので、市民のスポーツ活動への意欲が減退してしまう懸念がある。今までは、使用料金の安さに魅力があり、稼働率も行田運動広場が35%、下水処理場上部運動広場が53%だったが、2倍以上となると、使用者も大幅に減少するものと思われる。広場の持つ特徴を捉え、多くの市民が利用できるよう、周知と施設の整備を図っていただくことを要望し、賛成とする。
◆
鈴木和美 委員 【
原案賛成】議案第25号について、討論する。
改定理由が
受益者負担の適正
化と言っていながら、特定の利用者のみが
無償で自由に使えるという制度が存在することには、全く納得がいかず、整理をする必要がある。施設設立の目的等勘案した上で、きちんと整理をお願いする。
しかしながら、議案第16号と基本的な考えは同じであるため、賛成する。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第26号 船橋市立学校運動場夜間照明灯の使用に関する条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員
行政改革の議論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案も含む使用料改定の
議案そのものは11月18日に初めて市長から船橋市議会に提出された。
本議案については、学校運動場夜間照明灯が、学校ナイターについては、結果的に使用料の値下げ提案となっているが、
公共施設全体としては値上げが多い提案であるので、
市民利用者との関係で、全体に十分に説明をしてから議論すべきだと。そして、本委員会で参考人として3団体を呼んだが、学校ナイターの利用者のご意見を伺ってないので、伺ってから決めるべきだと思い、
継続審査を主張する。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の議論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本学校ナイターの料金の改定の
議案そのものは11月18日に初めて提出された。
結果的に、本議案は料金の値下げとなっているが、基本的に料金の値上げ、値下げにかかわらず、
利用者市民に十分に広報し、意見を聞いてから決めるべきだと思うので、反対する。
◆木村修 委員 【
原案賛成】賛成の立場で討論させていただく。
今回の改正で価格が下がるということは、利用者にとってよいことである。今回の算定方法では、利用率を100%に変更したことも価格が下がる要因であり、市内全体を考えると、期待した
利用者数にならないことが予想される。利用率の低いところは、
利用者増に向けた周知を図るなどの工夫を要望して、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案賛成】─────────
──────────────────────────────────────────────────────────────────────────
────────────────────────────────────────────────────────────
─────────────────(後刻、取り消し許可)(発言する者あり)ごめんなさい、間違えた。ちょっと今の発言取り消していただけるか。
○委員長(杉川浩) よろしいか。
[「はい」と呼ぶ者あり]
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第26号船橋市立学校運動場夜間照明灯の使用に関する条例について、賛成の立場で討論に参加する。
今回の条例改正案により、4基の学校については760円、6基の学校については950円の値下げが提案されている。値下げであるので、この改定に伴って市民の皆さんがより使いやすくなり、稼働率が上がることを期待するところである。
しかしながら、現在、稼働率も11%と極めて低く、設置目的の意義を再検討する必要があるので、あり方も含め検討していただくことを要望し、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案賛成】賛成討論をする。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、使用料見直しで、議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものには反対だが、今回の見直しによって使用料が引き下げになり、利用者にとってはメリットがあるので、賛成する。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
岩井友子・
鈴木和美委員)
──────────────────
△議案第27号 船橋市
文化芸術ホール条例の一部を改正する条例
………………………………………………
[
継続審査の申し出]
◆
朝倉幹晴 委員 議案17号船橋市
文化芸術ホール条例の一部を改正する条例は、市民文化ホール並びに市民文化創造館きららホールの
料金改定に関する議案である。
行政改革の議論の争論については、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、この使用料改定の
議案そのものは11月18日に初めて提出された。
本
文教委員会では、12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねても、委員が十分納得できる理事者からの答弁は少なく、また、理事者は開会の11月18日からずっと
利用者市民に議論を知らせる努力をしていないことが、12月11日の
文教委員会でわかった。13日に市民文化ホールの利用者であるふなばし演劇鑑賞会の方のお話を
文教委員会として伺ったが、本来は、市の理事者、教育委員会が事前に意見を伺っておくべき内容である。
その中で、実際の使用料改定によって、会費を値上げするとそれで会員が減ってしまうような危惧もあるという話も伺った。ただ、この参考人については、他の市民文化ホールやあるいはきららホールの話はまだ伺っていないので、引き続き本委員会で
継続審査すべきだと思う。
………………………………………………
朝倉幹晴委員から
継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、
賛成少数のため、
継続審査しないことと決し、討論に入る。(賛成者 つまがり俊明・
岩井友子・
鈴木和美・
朝倉幹晴委員)
………………………………………………
[討論]
◆
朝倉幹晴 委員 【
原案反対】
行政改革の議論そのものについては、広報や
パブリック・コメント、
シンポジウムなどを行ったとはいえ、本議案27号の提案は、具体的には11月18日に市長から船橋市議会に初めて提出された。
その後、本
文教委員会で12月4日、6日、11日と異例の3日間審議を重ねても委員が十分納得できる理事者からの答弁は少なく、そして、市民文化ホールの利用者であるふなばし演劇鑑賞会のお話も参考人として伺った。
さらに、
利用者市民に十分に知らせてから決めるべきであり、現時点で決めることには反対する。
◆
島田たいぞう 委員 【
原案賛成】議案第27号船橋市
文化芸術ホール条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論する。
今回の料金の見直しは、ホールの時間帯区分によっては2倍以上になるところがあり、使用者にとっては大きな負担増となるが、長年使用料の見直しを行ってこなかったことや、資本費を含めて算出したことなど、大きな改定幅となった理由である。
市民文化ホールには、使用者からさまざまな改善要求が来ているようなので、その中での改定は使用者に納得してもらうことが大事である。
また、特に、午前の時間帯の値上げ幅や改定料金の施行時期などについて、当初私たちが説明を聞いてもすぐには了解できるものではなかったので、使用者には十分理解していただけるよう、しっかり説明を行っていただきたい。
稼働率が他市に比べて高いのは使用料金の低さにあった。施設の老朽
化が進む中で、使用料金が2倍以上になると、幾ら立地条件が恵まれているとはいえ、稼働率は下がると思われる。稼働率を上げるためにも施設に何か特徴をもたらす新たな
サービスの整備充実をしていただき、特徴ある施設づくりをしていただくことを要望し、賛成とする。
◆
岩井友子 委員 【
原案反対】
原案反対で討論する。
行財政改革推進プランの
受益者負担の見直しで行われた使用料の算定方法に、資本費の算入及び統一的な
料金区分が設定されたことによる、使用料の値上げである。議案16号で述べたとおり、使う人と使わない人という
受益者負担という
考え方そのものが誤っている。
市民文化ホールは、長年にわたって市民の文化活動の発表の場として、音楽や舞踊の発表会が行われたり、地元で演劇や音楽、舞踊などに触れられる芸術鑑賞の場として活用されてきた。
稼働率93%という数字は、千葉県内のほかのホールを10%以上上回る断トツの利用状況となっており、活発な市民の文化活動を示している。その要因は利用しやすい料金だったことは質疑でも明らかになったが、そのことは
料金設定が適切であったということであって、問題にされるようなことではない。他市との比較で安いことが誤りであるかのように扱われたが、比較対象の施設は、席数も多く、比較対象とはならないし、何より稼働率が船橋市文化ホールよりも悪いことが明らかになっている。公共ホールにとっては、利用されないことこそが何より問題となるべきではないだろうか。使用料の2倍もの値上げが提案されているが、これまでどおりの利用は困難となる団体が生じることは明らかである。
参考人の質疑でも、芸術鑑賞団体の維持にもかかわるという発言が行われていたが、本
料金改定は船橋市の文化活動を破壊するような内容となっている。
今回の
料金改定は、
行財政改革の一環として行われることになっているが、今の船橋市の財政運営が以前より厳しいとか、積立金が減っているというこの状況、船橋市は全国的にも財政力指数は高く、財政力がありながらこうした状況になった最大の原因は、大型事業を計画的に行わずに、大型公共事業を短期間の間に集中して行ったことが最大の要因である。
この大型公共事業、今後、財政状況に応じた計画的な事業運営に改善をすれば、こんなふうに市民の文化を破壊するようなことをしなくても十分やりくりできるものである。計画的に行えば、こういう文化を破壊するようなことをしなくても済むということも申し上げたい。
さらに、
料金改定の議案審議が行われていることが、市民には知らされていない。市民に知らされないままこうした議案を通してしまうこと自体、市民に対する裏切りになるのではないかと感じる。
現在、市民の間でこんな行革はおかしいという声が大きく広がっていることも申し添えて、本議案に反対の討論とする。
◆木村修 委員 【
原案賛成】
原案賛成の立場で討論をさせていただく。
施設の維持のための
料金改定ということで、本議案に賛成をする。
今回の
料金改定により、市民文化ホールは、楽屋やリハーサル室は値下げになるものの、ホールの料金は2倍を超えている。また、きららホールについては、ホール、全ての部屋が値上げになる。担当部所もきっと頭を痛めただろうと推察をするが、しかしながら、市民文化ホールやきららホールについては、個人で利用される方は少ないと思われるので、個人の利用がある他の施設とは若干事情が異なるのではないかとも考えた。照明・音響などを初め、舞台で使用するさまざまな機材・備品がある。今回、対象とはなっていないが、舞台上で使用する資機材は目につく部分であり、これらに大きな傷があったり、壊れたままということがあっては、利用者にとってはイベントそのものが台無しになる可能性もあるので、怠らずチェックしていただくことを要望する。
また、その
利用団体が、どのような運営をするかというところが大きな問題であり、例えば、借りたイベントにより無料で市民を招待するようなイベントについては、ご配慮もいただきたいことは要望する。
船橋市については、ちょっとよりみちライブなど、市民が無料で文化に触れる機会をつくっている。こういった取り組みをもっと充実させていただきたい。私もちょっとよりみちライブは、時間のあるときに行かせていただいているが、いつも満員であり、非常に好評であることが感じられる。このような取り組みは大変重要であるので、充実させていただくことを引き続き要望し、市民の理解を得る努力をしていただくことを要望して、賛成の討論とする。
………………………………………………
[採決]
賛成多数で、可決すべきものと決した。(賛成者
藤代清七郎・
島田たいぞう・渡辺賢次・木村修・
藤川浩子・
鈴木和美委員)
………………………………………………
△附帯決議について
◆
鈴木和美 委員 ただいま可決した議案12案に対して附帯決議をつけたいと思うので、お配りをしたいと思うので、よろしくお願いする。
○委員長(杉川浩) ただいま可決した議案12案に対し、鈴木委員から附帯決議を行いたいという発言があった。
案を配付する。
[附帯決議案配付]
○委員長(杉川浩) 委員の説明を願う。
◆
鈴木和美 委員 今回は船橋市議会始まって以来、恐らく議案の審査という意味では委員会において長時間、時間を割いたかと思う。そのぐらい、要するに、理事者のほうと議員側のほうと、委員会側のほうと意見の相違を見なかった審査は初めてだったのではないかと思うぐらい、すれ違う答弁も多く聞かれた。
そんな中で、委員会から、本文にも書いてあるが、委員会に対して今後どのように説明をいただくなどをしようかなと思ったときに、このような附帯決議を考えた。
一旦読ませていただく。
議案第16号から議案第27号までの条例改正は、
市民生活に多大な影響を与えるにもかかわらず、市は議案審査の過程において、使用料改定の根拠の説明が明確になされないなど、その改正理由について、説明責任を十分に果たしているとは言い難い。
よって、市は、今後、当該条例施行までの間に審議の過程において指摘された課題・問題点について誠実に対応し、本委員会に対しその状況を報告するとともに、市民(利用者)からの意見聴取及び市民(利用者)に対する説明を丁寧に行うよう強く要望する。
という内容である。
ご賛同いただくようお願いする。
○委員長(杉川浩) 何か質問やご意見あるか。
◆
朝倉幹晴 委員 基本的に議案が通ってしまった現段階としてはこのような附帯決議を上げるべきということはそう思うが、議会のあり方として、本来は一旦否決して理事者に再検討させるというのが一番の……このような事態を防ぐ最も抑止効果になったと思うので、その点は非常に残念だが、現時点ではこの附帯決議に出すことに賛成する。
○委員長(杉川浩) ここで一旦会議を休憩する。
11時58分休憩
12時01分開議
○委員長(杉川浩) 再開する。
附帯決議案について、もう一度鈴木委員からご説明を願う。
◆
鈴木和美 委員 議案第16号から議案第27号までの条例改正は、
市民生活に多大な影響を与えるにもかかわらず、議案審査の過程において、使用料改定の根拠の説明が明確になされないなど、その改正理由について説明責任を十分に果たしているとは言い難い。
よって、当該条例施行までの間に、審議の過程において指摘された課題・問題点について誠実に対応し、本委員会に対しその状況を報告するとともに、市民(利用者)からの意見聴取及び市民(利用者)に対する説明を丁寧に行うよう、強く要望する。
という附帯決議の内容となる。
よろしくお願いする。
○委員長(杉川浩) ただいま鈴木委員からご提案のあった附帯決議について、賛成の方の挙手を求めたいと思う。
賛成の方の挙手を求める。
[賛成者挙手]
○委員長(杉川浩) 全会一致である。
よって、そのように決した。
──────────────────
以上をもって付託事件の審査は終了。
──────────────────
委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。
12時03分休憩
──────────────────
12時08分開議
2.次回の委員会について
○委員長(杉川浩) 来年、令和2年1月17日、総合計画に関する調査研究特別委員会散会後に開く予定となっていたが、先日、説明を受けた「船橋市の教育2020─船橋市教育振興基本計画─」の
パブリック・コメントが来年2年1月14日までということの中で、ある程度の見通しが2月上旬にはつくということであるので、できたらその説明と質疑を2月の上旬あたりにやりたいと思うが、皆さんいかがか。
[「はい」と呼ぶ者あり]
○委員長(杉川浩) では、そのように決する。
当日は、この基本計画についての説明ということで進めていきたいと思うので、よろしくお願いする。
開会通知は、後日配付する。
──────────────────
○委員長(杉川浩) その他何かあるか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○委員長(杉川浩) なければ、以上で
文教委員会を散会する。
12時09分散会
──────────────────
[出席委員]
委員長 杉川浩(自由民主党)
副委員長
藤代清七郎(自由市政会)
委員
島田たいぞう(自由市政会)
渡辺賢次(自由市政会)
木村修(公明党)
藤川浩子(公明党)
つまがり俊明(市民民主連合)
岩井友子(日本共産党)
鈴木和美(真政会)
朝倉幹晴(みらい@船橋)
[傍聴議員]
松崎さち(日本共産党)
石川りょう(真政会)
[説明のために出席した者]
杉田企画財政部長
森行政経営課長(参事)
須田財政課長
大山教育次長
筒井学校教育部長
小林総合教育センター所長
三澤生涯学習部長
二野
社会教育課長
小倉視聴覚センター所長
大屋文化課長(参事)
加藤青少年課長
神代一宮少年自然の家所長
竹中生涯スポーツ課長(参事)
金子体育施設管理事務所長
高橋中央公民館長
金子東部公民館長
井戸山西部公民館長
鈴木北部公民館長
鯉渕高根台公民館長
高橋市民文化ホール館長
その他 課長補佐、係長
[議会事務局出席職員]
委員会担当書記 関谷議事課議事第一係長
安東議事課主事...