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  1. 船橋市議会 2019-12-09
    令和 元年12月 9日予算決算委員会市民環境経済分科会−12月09日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 元年12月 9日予算決算委員会市民環境経済分科会−12月09日-01号令和 元年12月 9日予算決算委員会市民環境経済分科会                                    令和元年12月9日(月)                                  市民環境経済委員会散会後                                      第4・第5委員会室 [議題] 1.担当事項審査質疑) ・議案第1号 令和年度船橋一般会計補正予算市民環境経済委員会が所管する部局に関する事項】    ………………………………………………………………………………………………          14時07分開会 ○分科会長(高橋けんたろう) ただいまから、予算決算委員会市民環境経済分科会を開会する。    ────────────────── △審査順序等について ○分科会長(高橋けんたろう) 議案第1号、令和年度船橋一般会計補正予算のうち、市民環境経済委員会が所管する部局に関する事項について、お手元質疑順序表のとおり質疑を行いたいと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○分科会長(高橋けんたろう) それでは、そのように決する。  次に、本分科会の休憩については、適宜とっていくこととする。    ──────────────────
    委員会傍聴について  現段階傍聴の申し出はない旨、分科会長から報告があった。    ────────────────── 1.担当事項審査質疑) ・議案第1号 令和年度船橋一般会計補正予算市民環境経済委員会が所管する部局に関する事項】    ……………………………………………… [質疑] ◆米原まさと 委員  南部清掃工場についてだが、解体するに当たり、アスベスト除去工事追加になったという記載がされていると思うが、こちらは、事前にそういったことがわかった……今回なぜそうなったのかお教えいただければと思う。 ◎資源循環課長 今ご質問いただいた件については、平成29年5月に環境省及び厚生労働省からの通知が出るまで、外壁等石綿含有仕上げ塗材撤去方法については決まりがなかった。当然ながら、南部清掃工場設計時等においては、外壁アスベスト除去費を見込んでいなかった。なお、石綿含有建材除去に当たっては、吹き付けアスベスト石綿含有保温材石綿含有成形板などについては、調査、届け出、作業環境、廃棄などの具体的なガイドラインマニュアルが整備されているが、建築用仕上げ塗材については、石綿を含有する建築用仕上げ塗材が施工されていた建築物の改修、解体工事における具体的なガイドラインマニュアル類は整備されていなかった。通知により、適切な処分という形の中で工事を進めさせていただきたいと思う。 ◆米原まさと 委員  ちなみに、今回の補正予算に当たって、アスベスト除去工事追加──追加だと思うが、工期はまた変更になったりするのか。 ◎資源循環課長 既存の南部清掃工場解体については、清掃工場足場を設置し、上屋を解体するような形になっている。焼却炉や集塵機、煙突などについてはダイオキシンの洗浄を行い、次に焼却炉プラント機器解体を行う。この期間を7カ月間ほど見ているので、これらの工事と並行して進めることによって、工期の延長はないと考えている。 ◆米原まさと 委員  工期どおり……工期というか、枠内というのは確認させていただいたが、この工場の跡地、工場解体後は何になるのか。 ◎資源循環課長 解体し終わった後については、駐車場を予定している。前面にある三番瀬海浜公園の潮干狩りの時期に使うだとか、あと、先ほどもちょっとご説明させていただいたが、災害時に二次仮置場等で使用することを想定している。 ◆米原まさと 委員  ふるさと納税についてだが、議案質疑でも触れさせていただいたが、今回の行財政改革市民負担を強いるというのが大きい中で、このふるさと納税を伸ばしていけば収入のほうもふえるのではないかと思っているが、具体的に何か新たなマーケティングやプロモーション策をとるなり、費用追加して積極的に外から税収をふやしていくような仕組みや考え、あったらお教えいただければと思う。 ◎商工振興課長 ふるさと納税については、現在ポータルサイトを通じた寄附がほとんどとなっている。本市では現在1つのポータルサイトを利用しているが、ほかのサイトを利用している方も多分におられるということもあるので、今後については、他のポータルサイトサイトを利用し、さらにふやしていきたいということも1つの案だと考えている。 ◆坂井洋介 委員  今のそのふるさと納税について伺いたいと思うが、今回そのふるさと納税については、返礼品費用が当初見込みを上回るため補正するというようなことだが、この間、船橋市は、何度も私たち指摘をしているが、このふるさと納税によって巨額な赤字船橋市は抱えていると。ふるさと納税として歳入と返礼品にかかるお金だとか、それから税の控除、これを差し引いていくと巨額な赤字を生まれているのではないかという指摘をしてきた。今回のこの補正をした上でどうなる見込みか。 ◎商工振興課長 委員指摘のとおり、ふるさと納税制度については、当初生まれ育ったふるさとに貢献できる制度、自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度として創設されたが、議員ご指摘のように、現在は返礼品ばかり注目されて、本来の制度趣旨と離れてきているという印象は、私たちは持っている。  本年4月に総務省返礼品基準を示し、ふるさと納税返礼品地場産品に限り、寄附額の3割以内とすることが要件となったことを受け、これまで過剰な返礼品競争はある程度沈静化してきているということで理解しているが、市民が他の自治体へのふるさと納税をしたことによる市税控除額は年々増加していることも事実であるので、本市としても基準を遵守した中で返礼品を充実させ、積極的に寄附を集めてまいりたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  金額黒字になるのか、赤字になるのか。もし、赤字になるとか黒字になるとか、金額の想定があれば、どれぐらいの赤字を生むのかとか、その辺の具体的な数字について伺う。 ◎商工振興課長 令和元年度における船橋市民が他の自治体寄附したことによる市民税控除額については、13億1215万円と聞いている。今年度補正金額が3億4860万円ということで、まだ10億弱の乖離がある。補足だが、ちょっと対象年度年度途中なので、正確ではないが、今のところそのぐらいの乖離はあるのではないかと見込んでいる。 ◆坂井洋介 委員  そうすると、補正を組んでもまだまだ赤字が出るということだと思うが、今その行革を進めるんだ何だと市民に対して負担増をお願いすると言ってる一方で、この間何度もこういうふるさと納税のあり方──いわば、やってもどんどん赤字が膨らんでいく、で、事務負担もふえていく、こういう制度はやめてほしいと。国に対してきちんと声を上げるべきではないかと主張してきているが、その辺は国にちゃんとやめろと言っているか。 ◎商工振興課長 そこについては、現行制度の中で、本市のほうになるべく寄附が集まるように取り組んでいきたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  いつだったかな、ちょっと今手元にあれだが……全国市町村議会か何かを通じて、国に対してやめろというような声を上げるというような趣旨答弁が過去にあったやに記憶しているが……。では、答弁はしたがやってないか。ふるさと納税集める……先ほど先番委員の質問に対しては、他のポータルサイトを活用して、よりこのふるさと納税に積極的にみたいになっているが、では、国に対して声を上げることはやめ、ふるさと納税推進していこうという姿勢に切りかえたということか。 ◎商工振興課長 委員のご指摘のところは、今確認はとれていないが、現行制度の中で今やるべきことをやっていくしかないと考えている。 ◆坂井洋介 委員  市民に対して、今行財政改革だと言って多大な負担を強いろうとしている中で、事務負担もふえて赤字が出てくる、そういうのはやめろと声を上げるべきだと言って、そう動いてきているのかと思ったら、そうではないと。国に対しては、声を上げない。一方で、市民に対しては霊園、霊堂などの値上げを行ったりして、負担増を強いていく。これ以上質問しないが、国に対しては物を申さず、市民に対してはどんどんいじめていくというのは、ドラえもんでいうと、ジャイアンには何も言わずに、のび太をいじめてるスネ夫みたいなイメージを持つので、赤字になっていくって……本当にやめたほうがいいと思う。これを、やめろやめろと声も上げずに、ただそれをひたすら続け、赤字になっているということを隠して……おかしいと思う。だから、そこはちょっと考え直していただきたい。  続けて言っていいか。 ○分科会長(高橋けんたろう) はい。 ◆坂井洋介 委員  南部清掃工場アスベスト除去工事──追加工事ということだが、これは、3億9600万円と非常に金額が大きいもので、先番委員も質問していたが、この除去工事というのは、要は、今回は追加という形だが、ここだけ分けて別工事としての入札を行うとか、そういうことはできなかったのか。 ◎資源循環課長 私どものほうで追加工事に当たり、その辺の内容について検討し、メリット、デメリットを含め、現在の──今回追加工事として3億9600万、こちらの方法を採用させていただいたというか、お示しさせていただいたというところになる。 ◆坂井洋介 委員  この金額についての根拠、何でこの金額が適正だと判断したのかご答弁願う。 ◎資源循環課長 今、南部清掃工場まだ建設段階工事は進めているが、JFE清掃工場建設、今後の解体もやっていく。それとあと工事監理者監督監理者として、専門業者のほうに委託している。今回の工法については、JFEのほうが設計等もし、その中で私ども船橋市及び監督者としての監理者内容も確認した中で、この方法でいいだろうというような形で決定している。 ◆坂井洋介 委員  そうすると、市民からは、市とそことの交渉だけで、入札って誰もが幾らで入札をかけてるのかとか見える。これって市民の側からしたら、何でこれがと。話し合いでとか、この工法が一番いいと市が判断したみたいなことで、全然根拠が乏しいと思う。もう一度ご説明できるか。 ◎資源循環課長 追加でご説明するが、先ほど言った方法でうちのほうで内容を確定させていただいたというか、決めさせていただいた。それに当たっては、当然ながら追加となる足場とか、作業内容とか、そういうのも確認し、その中で、それだけではなく、ほかの事業者3社のほうに見積もりをとり、その中で比較したところ、今回のお示しさせていただいた3億9600万、これが一番安価というか安いような形の中でお願いしたところである。 ◆坂井洋介 委員  3者相みつをとったというお話もあった。そうするとこれは、市が、どこだかわからないが、A社B社C社と直接声をかけて見積もりをとったということか。 ◎資源循環課長 直接は工事監督者のほうである会社のほうから3者ほど経験のある、今回採用した工法──研磨しながら水で吸い取って、そのアスベスト除去するという方法を決定したので、そこの経験をお持ちのところから見積もりを徴取したと聞いている。 ◆坂井洋介 委員  今の答弁は、市が直接A社B社C社と3社から見積もりをとったのではなく、工事監督に入っているところが見積もり取りまとめ市に持ってきたと、そういうことか。 ◎資源循環課長 持ってきた……結論から言うと、そういう形になる。 ◎環境部長 設計施工管理を行っている会社、これ一緒に工事進捗管理も含めモニタリングしていただいている。そこの中では、適正な工法と合わせて、当然そこの事業者が行う工事金額も含めた適正も合わせて見ていただく必要がある。  そういった中で今回、当然その解体工事を進めながら除去工事も行わなければいけないと。別の工事という形ではなく、足場も組む。通常の解体であれば必要のない部分として、実際には壁面全てをジェット水流除去し、それをそのまま吸い取る形の工法になるが、追加足場が必要になる。そういった中で何というか、解体を誰かにということではなく、解体工事の中での追加発注という形になる。なのでその辺については、設計施工管理をしている会社のほうの考えももちろん含めてやる必要があるということの中で、そちらのほうを通じ、うちのほうからの指示も含めて他社見積もりということの比較をさせていただいたということである。 ◆坂井洋介 委員  市が直接A社B社C社見積もりをとって、その上で安い高いとかを含め判断をするというのはいいが、監理をしている会社が要は取りまとめを行って、みたいな話になってきているのはこれ全然透明性がないと思う。これ以上聞いても余り進まないと思うので、この辺でやめるが、市民の方から見れば、何でこの南部清掃工場のこのアスベスト工事、別にその工事が必要ないということもないである。だからといって、やるなとは言わないが、それは必要な工事だと思うが、その金額のはじき方に非常に疑問が残る。当然、今言ったお話の中では、今ある工事を進めつつやらなきゃいけないという部分はあるかもしれないが、やはり市民から見てわかりやすいやり方をしていく必要があったのではないかなと思うので、これは意見として述べさせていただく。 ○分科会長(高橋けんたろう) 他にあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○分科会長(高橋けんたろう) 以上で質疑を終結する。    ──────────────────  以上をもって分担事件質疑は終了。    ────────────────── ○分科会長(高橋けんたろう) 他に委員のほうで何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○分科会長(高橋けんたろう) なければ、以上で、予算決算委員会市民環境経済分科会散会する。  お疲れさまでした。          14時27分散会    ────────────────── [出席委員]  分科会長  高橋けんたろう(市民民主連合)  副分科会長 小平奈緒自由市政会)  委員    米原まさと(自由市政会)        大矢敏子自由市政会)        鈴木心一(公明党)        鈴木いくお(公明党)        神田廣栄市民民主連合)        浅野賢也自由民主党)        滝口宏自由民主党)        坂井洋介日本共産党) [説明のため出席した者]  御園生環境部長  岡田資源循環課長参事)  宮森経済部長  市原商工振興課長参事)      その他課長補佐所長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 押谷議事課課長補佐(主幹)          佐藤議事課主事...