◆
斉藤誠 委員 義務化は
都道府県と
政令市なので、別に中核市はやらなくてもいいともとれるわけだが、今の答弁を聞いていると、
船橋市としてはいずれどっかの
段階で本実施に向けて動いていきたいという理解でいいか。
◎
総務部長 そのとおりである。
◆
斉藤誠 委員 内部統制は私も不勉強でよくわからないが、
リスク評価というか、
内部はまさに
自分たちでの
リスク評価なので、何っていったらいいんだろうな……非常にいいように
評価をするともとれるわけである。
自分たちでのことなので、
外部の目とは違うので。そういう点も含めて、まさに来年からスタートするので、
都道府県とか
政令市の動きというのは非常に興味があるが、なかなかうまくいなくて立ち行かなくなるのではないかというような話も聞こえてくるが、その点については現
段階ではどのようにお考えなのか。
◎
総務課長 試行してみて1年目は
事務ミスとかそういうので、今回、
財務をふやしたが、言葉が適正かどうかわからないが結構な負担にもなってくるというのも事実である。
なので、数多くいっぱい
評価をしてもらえばいいという……
リスク評価、
リスクの
洗い出しをしてもらえばいいというの
はまたちょっと違うと思うので、その辺の兼ね合いというのを他市はどう持ってくのかを見てみたいと考えている。
◆
斉藤誠 委員 わかった。とりあえず今の
段階ではこれで。
◆
松嵜裕次 委員 監査絡みで1つだけ伺うが、
監査委員としては毎回
監査で各
事務上の不備とか、そのような指摘をたくさんさせていただいている。
そういう
監査結果に対する対応の
共有化ということも今回の
リスク管理の中では重要な
位置づけがされていると思う。今でも当然それは何かの形で
共有化されていると思うが、それを例えば今回の
内部統制の
検討の中で、その
リスクとしての分類というか、そういう
位置づけとしてどういうふうに活用しようとしているのか、今やっていることと、それから
内部評価体制を整えていくという中での
考え方についてどうお考えか。
◎
総務課長 まさに指摘した
事項を今まで庁内で共有して、こういう事例があったから気をつけようというのをやっていた。
ただ、それに加えて、今回実際には全てを入れられなかったが、こういうあった事案についてどう対応していくかを例に出して、
リスクに対する
対応策を各
所属長に考えてもらうのだが、そういう意味において、今後も起きた事例というのは、こういう
対象に私としては加えていきたいとは考えている。
◆
松嵜裕次 委員 ちなみに、今どういう形でやっているのか、
監査委員から指摘された
事項については。当然その部署については後から
監査委員に対して戻ってくるが、こういうふうに対応したよって戻ってくるが、他の部署についてはどういうふうに知らしめているか。
◎
総務課長 ポータルがあるので、そちらで
情報共有をしている。こういう事例があったということで、自分のことと考えて対応するようにというような形である。
◆松崎さち
委員 私も不勉強だが、過去にあった
条例改正漏れとか、国の補助金の調定漏れとか、ああいうのを防ぐための
取り組みということなのか。
◎
総務課長 それも含めた
取り組みで、今おっしゃった調定漏れについても今回
リスクとして挙げて
評価をしてもらうという状況である。
◆松崎さち
委員 それで結構負担にもなってくるということをさっきおっしゃったわけだが、
事務作業がふえていくわけである。その辺をもうちょっと具体的にお伺いしたい。
◎
総務課長 当然自分のとこの
リスク、
自分たちの
リスクを
評価して、
対応策を考えるのは大変だが、その分量が多かったら……余りにも多過ぎるとそれに対する作業がかかって……なので、そのころ合いというか、適当……という言い方もおかしいが、守るべきことは守って、重要なところはきちんと守るようにしながらも、余り負担にならないような量を考えたいなと思っている。それがちょっとかげんがわからないものから、難しい。
◆松崎さち
委員 意見だが、単純にやっていって、ますます多忙になっていって、それがまたミスを呼ぶということになりかねないのかなって……それは危惧するし、やっぱり職員はふやすべきかなと思う。(笑声)
○
委員長(
滝口一馬) 今のは要望ということでいいか。
◆松崎さち
委員 はい。
◆佐々木克敏
委員 先ほど部長から
内部統制……僕の記憶の中でも多分10年前から多分議会では出ている言葉である。あとはガバナンスとか、それから
リスクマネジメント等とかということで結構いろいろと言っていて、残念なのは国が言うまでちょっと動いて……もう少し前から動けたんではないかなというのが……それは聞かないがちょっとした感想である。
今、いろいろともちろん負担がかかってはいけないとは思うが、例えば今、総合計画のいろいろなことを2年間かけてやってみようというのをやったり、行革とかで──ちょうどそういうのをやっている時期だから、うまくリンクさせてやる方法もあったのではないのかなと思う。
口で言うのは簡単だが……ただ、今見直しとかそういうものをやっていこうという中で、ちょうどそれをうまく入れて全庁的にやるというのも1つの
考え方だったのではないかなと思うが、そういう考えは特に何かそういう政策会議の中で出たりはしなかったのか。
◎
総務部長 我々の考えとしては何かとリンクということではなくて、いかにこれを有効にやるのか、要するに項目をただただたくさん挙げてやるだけだと
先ほど松崎
委員おっしゃったように、負担だけが多くて、それで逆に
事務ミスが起こってしまうと本末転倒になってしまうと思っている。
自分たちが目指しているのは、これがあったからミスらなくて済んだよねみたいなものができれば……つまり、潜在化している
リスクを顕在化させるということが重要だが、それこそ
事務ミスというのは潜在化しているから起きてしまうわけである。
なので、このあたりがうまくはっきりわかるようなころ合いというか、
先ほど総務課長も申したがあんばいが難しいというところで、他市とか
都道府県か、どんな内容をやっているのかをきちんと研究して
実効性のあるものにしたいというのが思いである。
◆佐々木克敏
委員 おっしゃることはよくわかる。
ただ、結局
自治体は単年度決算主義で、それぞれお金を使ってどういう事業をしてきたかということを検証、反省してPDCAでやっているわけではないか。そのサイクルが多分うまく全庁的にできれば、そういうことも全部含めてできるはずだと僕は思ってはいるので、要はそれをきちんと普通にやっていれば、
先ほどちらっと雑談の中で出たが、一生懸命やっているんだがこの部署で起こった
不祥事が結局その部署ではおさまったけど、違う部署でも出ることって結構ままあるよねというのは、多分そういうルーチンができてないことにもつながっているかなと思うので、
財務とか業務とか何とかというのをきちんと検証して、次のまた年度につなげるというサイクルさえ構築すれば、そういうのがおのずと全部そういうのが整理されてくるかなって個人的には思っているので、そうすると縦割りで、
内部統制は
内部統制、行革は行革とやるよりも、そこら辺をうまくやったほうがよろしいかなと個人的には感じたので聞いてみたが、ただ、それはそれで大変だというのはわかるので……結構多くの議員さんが皆さんいろいろなところで、
委員会とか本会議とかでも
内部統制とかそういうことについてはやってきていると思うし、今の議長だってそうである。彼が多分一番最初ぐらい、12年前ではないかな……こういうお話されたの。だから、そのころからだとスタートがもう少し早いとよかったかなと個人的な感想は持っている。今のは意見だから、別に大丈夫である。
◆
はまの
太郎 委員 今のところ、
自己評価したものを
内部統制準備委員会に報告をする、各所管が。そこまでで、二次
評価みたいなものはやってないか。
◎
総務課長 各所管から上がってきたものを推進部署である
総務課で確認して、それの
評価じゃなくて分析というほどでもなく、集計したものを
委員会に上げている。
なので、法令でいう
内部統制という
評価、
評価報告書をつくるところ、それから
監査との連携、議会の報告のところは今のところできていない。手がつけられていないという形である。
◆
はまの
太郎 委員 自己評価にもう一声あったほうがいいかなとは思うが、自分のところで出して、それで終わりではなくて……言い方はいろいろだが、二次
評価というか助言というか、何かしら出してもらったものに対してほかの人が見て返すとはしたほうがいいと思う。多分そうしたほうが、各書類がふえるだけで終わるということは避けられるかなと思う。
あと、もう1つは
内部統制の
準備委員会には
外部の人は今のところ入ってないのか。
◎
総務課長 入ってない。
◆
はまの
太郎 委員 私はこれこそ外の人を入れたほうがいいのではないかなと思うが、これは今のところ庁内会議で、外の人、
有識者を入れることも余り考えてないか。
◎
総務部長 まず当初つくるときに、こういった
内部統制に詳しい
外部の
有識者の方にレクチャーしていただいたりとかして、今がある。
なので、今後について
はまた我々研究していくが、必要に応じて
外部の方のご意見も伺いながら進めていきたいと考えている。
◆
はまの
太郎 委員 あとは
内部統制に関する昨年度と今年度の方針というのは、変更があるのか。
◎
総務課長 対象とする
事務を変えた関係で、変更はある、その部分で。
◆
はまの
太郎 委員 内部統制に関する方針と、それから
行動計画を可能なら欲しいのだが、
委員会として
資料……。
○
委員長(
滝口一馬) ペーパーということでよろしいか。
◆
はまの
太郎 委員 はい。
○
委員長(
滝口一馬) 今、
はまの
委員からそのような
資料提出の申し入れがあったが、いかがか。よろしいか。
[「はい」と呼ぶ者あり]
○
委員長(
滝口一馬) では、
委員会としてご提出のほうよろしくお願いを申し上げる。
──────────────────
○
委員長(
滝口一馬) 他に何かあるか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
委員長(
滝口一馬) なければ、以上で本
委員会を散会する。
14時14分散会
──────────────────
[出席
委員]
委員長 滝口一馬(自由市政会)
副
委員長 齊藤和夫(真政会)
委員 林利憲(自由市政会)
橋本和子(公明党)
松嵜裕次(公明党)
斉藤誠(市民民主連合)
佐々木克敏(自由民主党)
松崎さち(日本共産党)
はまの
太郎(無所属)
小川友樹(無所属)
[
説明のため出席した者]
笹原
総務部長
篠浦
総務課長(参事)
その他、課長補佐、係長
[議会
事務局出席職員]
委員会担当書記 高橋議事課副主査
増田議事課主事...