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  1. 船橋市議会 2019-09-30
    令和 元年第2回定例会−09月30日-09号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 元年第2回定例会−09月30日-09号令和 元年第2回定例会       令和元年第2回船橋市議会定例会会議録(第9号) 〇議事日程(第9号)   令和元年9月30日(月)    予算決算員会散会後 諸般の報告(広報委員の辞任及び補欠委員の選任、議会運営委員の辞任及び補欠委員の選任) ┌──┬────────────────────────────┬──────┬─────┐ │日程│          件      名          │  付託  │ 委員会 │ │  │                            │  委員会  │審査結果等│ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 1 │議案第6号   船橋市職員退職手当支給条例等の一部を改正す│  総務  │可決(全)│ │  │       る条例                  │      │     │ │  │議案第7号   船橋市消防団の設置等に関する条例の一部を改│  総務  │可決(全)│ │  │       正する条例                │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 2 │議案第16号  教育委員会委員任命の同意を求めることについ│  総務  │同意(全)│ │  │       て                    │      │     │ │  │議案第17号  公平委員会委員選任の同意を求めることについ│  総務  │同意(全)│
    │  │       て(久常雅世氏)             │      │     │ │  │議案第19号  監査委員選任の同意を求めることについて  │  総務  │同意(全)│ │  │議案第20号  固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求め│  総務  │同意(全)│ │  │       ることについて              │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 3 │議案第4号   地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する│  総務  │  可決  │ │  │       法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例│      │     │ │  │議案第5号   会計年度任用職員の給与等に関する条例   │  総務  │  可決  │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 4 │議案第18号  公平委員会委員選任の同意を求めることについ│  総務  │  同意  │ │  │       て(土田吉彦氏)             │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 5 │議案第15号  教育委員会教育長任命の同意を求めることにつ│  総務  │  同意  │ │  │       いて                   │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 6 │議案第8号   船橋市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部│ 健康福祉 │可決(全)│ │  │       を改正する条例              │      │     │ │  │議案第9号   船橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育│ 健康福祉 │可決(全)│ │  │       事業の運営に関する基準を定める条例の一部を│      │     │ │  │       改正する条例               │      │     │ │  │議案第13号  損害賠償の額の決定について        │ 健康福祉 │可決(全)│ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 7 │議案第10号  船橋市印鑑条例の一部を改正する条例    │市民環境経済│可決(全)│ │  │議案第11号  船橋市男女共同参画センター条例の一部を改正│市民環境経済│可決(全)│ │  │       する条例                 │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 8 │議案第14号  市道の路線認定について          │  建設  │可決(全)│ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 9 │議案第12号  (仮称)船橋市立塚田第二小学校給食用厨房備│  文教  │可決(全)│ │  │       品物品供給契約の締結について       │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 10 │発議案第1号  「会計年度任用職員」制度の施行に当たり、国│  総務  │  否決  │ │  │       が直ちに地方自治体への十分な財政措置を講じ│      │     │ │  │       ることを求める意見書           │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 11 │発議案第2号  最低賃金を直ちに1,000円に引き上げるととも │市民環境経済│  否決  │ │  │       に、中小企業への支援強化を求める意見書  │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 12 │陳情第7号   陸上自衛隊木更津駐屯地へのオスプレイ暫定配│  総務  │ 採択 │ │  │       備に関する陳情              │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 13 │陳情第9号   米軍普天間飛行場辺野古移設を促進する意見│  総務  │ 採択 │ │  │       書採択を求める陳情            │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 14 │陳情第6号   時間外保育職員(非常勤)の待遇改善に関する│  総務  │ 採択 │ │  │       陳情                   │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 15 │陳情第8号   国連の「沖縄県民は先住民族」とする国連勧告│  総務  │ 採択 │ │  │       の撤回を求める意見書の提出を求める陳情  │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 16 │陳情第10号  ネコのはなしがいを禁ずる法律に関する陳情 │ 健康福祉 │ 採択 │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 17 │陳情第12号  津田沼駅(北口ミニストップ近く)のごみ問題│市民環境経済│ 採択 │ │  │       に関する陳情               │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 18 │陳情第14号  小中学校イジメ問題解決に関する陳情    │  文教  │ 採択 │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 19 │陳情第13号  船橋市内で初めて確認された「前方後円墳」出│  建設  │ 継続審査│  │       土跡地記念公園整備に関する陳情について │      │ (全) │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 20 │陳情第11号  市内の児童ホーム冷暖房設置の早期実現を求│ 健康福祉 │ 継続審査│  │       める陳情書                │      │     │ ├──┼────────────────────────────┴──────┴─────┤ │ 21 │陳情第15号  犯罪組織の捜査等に関する陳情                    │ ├──┼─────────────────────────────────────────┤ │ 22 │会議録署名議員の指名                               │ └──┴─────────────────────────────────────────┘    …………………………………………………………………………………………… 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり    ───────────────────────────────────         14時14分開議 ○議長(日色健人) これより、会議を開きます。議事日程は、配付したとおりであります。    ───────────────── ○議長(日色健人) ここで、諸般の報告をします。  報告事項は、お手元に配付したとおりであります。      [諸般の報告は巻末に掲載]    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程に入ります。  日程第1から第4までの議案9案を一括して議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  総務委員長滝口一馬議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長(滝口一馬) 総務委員会に付託されました議案9案について、審査の概要及び採決の結果を、日程番号順にご報告します。  議案第6号船橋市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例については、主な質疑として、中途で心身の故障等によって職務を行うことが難しい場合は、どういうタイミングで何に基づいて判断するのか。判断に客観性を持たせるというのは、1つは医師の診断という判断でよろしいか。国立大学法人法改正に伴うものとあるが、何か船橋で影響があるのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、公明党の委員から、「欠格事項の削除については、成年後見制度利用者目線からの見直しとして評価している。また、障害者の親亡き後の対策としても有効だと考えるので、賛成」、  無所属の委員1名から、「本議案は、成年被後見人及び被保佐人の権利保障のために必要な条例整備であると考え、賛成」、  日本共産党の委員から、「理由は議案第7号でも同じである。加えて国立大学法人法の改定に伴う条例改定も一緒に行われている。基になった学校教育法等の一部を改正する法律案は、大学の評価基準と評価の実施に対し、文科大臣の介入を強め、政府の主導で大学の管理運営を方向づけ、改革を迫るものであり、国会では日本共産党は反対した。ただ、本条例改正によって、特段、市内で影響を与えるものではない。反対すべき理由とまでは言えないので、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で可決すべきものと決しました。  議案第7号船橋市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例については、主な質疑として、これまで成年被後見人または被保佐人は、消防団員になろうとしても応募ができなかったが、今後は応募ができるようになるということか。採用するかどうかは、被成年後見人または被保佐人にかかわらず、他の方と同様に個々の方の能力や状況を見て判断するということでいいか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、自由市政会の委員から、「特に第4条第1項の欠格条件が削除されたことは、関係法律の整備に関する法律のものであり、人権尊重の意義からも本条例の改正は適当と考えるので賛成」、  無所属の委員1名から、「本議案は、成年被後見人等の権利保障のために重要な規定の整備を行うものであると考え、賛成」、  日本共産党の委員から、「障害者差別解消法も施行され、不当な差別的取り扱いは禁じられるようになっている。一律に障害者の働く機会や権利を奪うことがないようにする改正であり、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で可決すべきものと決しました。  議案第16号教育委員会委員任命の同意を求めることについては、主な質疑として、教育委員資格要件にこの方がどう合致しているのか。この方の任期中の教育委員としての様々な言動についてどのように評価しているか。DVが常態化しているような家庭では、第一に家庭という考え方そのものが被害者を追い詰めていく現状であるが、その点についてはどのようなご見解をお持ちなのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、無所属の委員1名から、「この方は、医師の立場であるいは学校での立場で、様々な形でご協力いただいており、市の教育に限らず、市の医療分野についても様々な知見をお持ちである。今後も引き続きその知見を生かしていただいて、船橋の教育にご協力いただきたいと思うので、賛成」、  日本共産党の委員から、「鳥海委員の前の委員の方が、教科書採択を行った教育委員の会議で、歴史を歪めるような内容の育鵬社の教科書採択を主張されていた。このことについて、日本共産党としては、教育委員としての資質が問われる、適性を欠いていたという認識を持っていた。その委員と鳥海委員との関わりや、考え方がどういったものか前回質疑を行ったが、その点はわからず反対しなければならない理由も認められなかったため、前回は賛成した。  鳥海委員のこの4年間の教科書採択の場での発言も反対しなければならない理由は認められなかった。
     教科書採択を行う教育委員会議においては、現場の教師の声や教科書展示会でのアンケートの意見はどのように反映されているのかという疑問の声が出されている。地域の意見をより一層重視していただくよう、要望して賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で同意すべきものと決しました。  議案第17号公平委員会委員選任の同意を求めることについては、主な質疑として、公平委員会委員資格要件とこの方の適任性をどう判断したのか。この方は、性被害の問題とかジェンダーの問題についてどういう見識をお持ちなのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、賛成の立場で、無所属の委員1名から、「法律家の視点でこれまでも船橋で市民相談をしていただいていたり、建築審査会委員として、本市の状況とか地方自治の状況についてもご理解いただいているものと考えるので、その知見も生かして、公平委員会委員を務めていただきたいと考え、賛成」、  日本共産党の委員から、「2016年に船橋市の職員が懲戒免職処分となった事件があった。  その後、その職員から処分の取り消しまたは軽減を求める審査請求があり、公平委員会で審査した結果、処分が懲戒免職から停職6カ月に軽減され、本人には未払い給与と退職金、合計2000万円近くが支払われた。警察の調べでは、他にも盗撮とみられる動画が残っており、常習的な可能性が指摘されていた。私はこうした人物を救済した船橋市の公平委員会の決定に問題意識を持っている。  昨今の性被害、女性への人権侵害に対する刑罰の軽さや、相次ぐ性暴力の無罪判決に対して抗議をするフラワーデモが、今、全国各地で毎月行われ、千葉県でも毎月取り組まれている。  このような世論の変化が生じている中、そうした理由から新しい委員の考え方をお伺いしたが、反対しなければならない理由は見つけられなかった。  安心して暮らせる権利が男女平等に保障されるべきであり、公平委員会もそうした識見を持つ人物によって構成されるべきである。ジェンダー問題にも高い識見を発揮することを要望して、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で同意すべきものと決しました。  議案第19号監査委員選任の同意を求めることについては、主な質疑として、監査委員資格要件とこの方の適格性についてご説明をいただきたい。監査委員を平成27年からやってこられた仕事ぶりを評価して、引き続きお願いしたいということか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、無所属の委員1名から、「会計の専門家として引き続き、監査委員としてお願いしたいという考えから、賛成」 との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で同意すべきものと決しました。  議案第20号固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについては、主な質疑として、船橋市内に事務所を構えていると、市内にクライアントがいる可能性が高く、不服審査を行ったときに、公正な判断が可能なのか。固定資産評価審査委員会委員資格要件についてご説明いただきたい──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、無所属の委員1名から、「税務の専門家として引き続き、固定資産評価審査委員会委員をお願いしたいという考えから、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で同意すべきものと決しました。  議案第4号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例については、主な質疑として、同一労働同一賃金という考え方も、この法改正の趣旨にあると私は理解しているが間違いないか。財政指標の良い船橋市が、フルタイム会計年度任用職員をつくらないのはなぜか。時給が下げられている職種があるが、同一労働同一賃金の趣旨と照らし合わせてどう考えているのか。期末手当は支給ができるという規定であるので、政策判断によっては期末手当会計年度任用職員に支給しないという判断もあり得るのではないか。これは時給とは性格が違うものではないかと思うが、ご見解を伺う。激変緩和措置があるとはいっても、初年度の6月のボーナスは満額出るわけではなく、苦しくなる期間が出てくるのではないか。月にこれまで15から16万だったものが12から13万ぐらいしか得られない生活は大変だと思わないのか。会計年度任用職員の導入の趣旨の1つは、今まで臨時・非常勤職員だった方々と常勤職員の待遇を近づけるということでいいか。全体的な職員の数と配置の適正さは確認、検討されたのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案反対の立場で、日本共産党の委員から、「日本共産党はもとの法改定に反対している。その理由は、第1に臨時・非常勤を急増させた国と自治体の責任への反省がなく、臨時・非常勤の正規化や正規職員の定数拡大などの根本的な改善策が示されていなかったこと。第2に、会計年度ごとの任用と雇いどめを地方自治体の判断で進めることを可能としており、地方公務員法の恒常の職の無期限任用の原則を崩す恐れがあること。第3に、フルタイム会計年度任用職員は給料及び各種手当の支給対象となるにもかかわらず、パートタイマーとされたものは、期末手当のみとされてフルとパートで待遇格差を温存すること。以上の理由から反対した。  これに加え、反対理由として船橋独自の問題がある。第1に、財政指標は優良でありながら、基本的にフルタイム職員をつくらないという判断をしたこと。第2に人手不足の保育職場などでの月の手取りの削減。初年度は月収が大きく減ることで、当該職員は、家賃や住宅ローンなどの支払いに苦慮することになる。月の手取りが12から13万円というのは困窮することが容易に予想できる。これに抗議する当事者の声が出されるのは当然であり、改善が求められているにもかかわらず、船橋市は拒否をした。第3に、期末手当の支給により年収は全体として上がるということだが、支給はできる規定であり、政策判断によっては支給しないということがあり得るということ。仕事の中身が同じであれば権利もお金も同じである。人間の平等からして、当然の状態を公務職場でこそ実現することが強く求められている。市として、国に対し財政措置を今以上に強く求めることと同時に市独自に改善すべきだと指摘して、反対」  原案賛成の立場で、無所属の委員1名から、「会計年度任用職員制度の導入に当たって、必要な関係条例を整備するものであると考え、賛成」、  自由民主党の委員から、「会計年度任用職員制度のもとで必要な任用と給付を行うことができるような措置のものであると考え、賛成する。  なお、当市の常勤、非常勤・臨時等が、増加傾向にあることが懸念されている。その分については、指定管理制度、委託、ICT等の活用をし、人員について抑制をする努力をこれからもしていただきたいことを申し添えて、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、日本共産党の委員を除く賛成多数で可決すべきものと決しました。  議案第5号 会計年度任用職員の給与等に関する条例については、主な質疑として、会計年度任用職員制度の導入によって、これまで臨時・非常勤の職にあった方の昇給についてはどう変わるのか。臨時・非常勤職員として任用されている方の全てが会計年度任用職員に移行するのか、移行しない方もいるのか。会計年度任用職員の給与等を定めるに当たり、参照するものは何か。勤勉手当の支給に関して、国の動向と市の考え、実際に支給するに当たっての実務上必要なこと、財政的な負担とかはどう考えているのか。フルタイム会計年度任用職員であれば、勤勉手当を支給できるのではないか。例えフルタイム会計年度任用職員を採用したとしても、勤勉手当は当面支給しないということか。放課後ルームの職場は全員臨時・非常勤なので、これは全員がずっと補佐的な業務をしているという考え方なのか。放課後ルームの職場にはマニュアルが存在しているということか。先ほどの質疑で、非常勤職員に対して期末手当を支給することが眼目だという発言があったが、そうなのか。会計年度任用職員に該当する契約社員の制度のような、年間の大体の給与総額を決めた後、ボーナスを併用するのか、月割りで毎月同じ給与を受け取れるようにするのか働く側が選べる。そのような制度の導入は、検討されなかったのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案反対の立場で、日本共産党の委員から、「反対理由は議案4号と同じ理由である。加えて今回の質疑で、勤勉手当フルタイム会計年度任用職員であっても支給するようにはなっていないということもわかった。同一労働同一賃金という法改正の趣旨に沿った運用をすべきだと申し上げて、反対」、  原案賛成の立場で、無所属の委員1名から、「今回の会計年度任用職員制度の導入は、これまで臨時・非常勤職員として勤務されてきた方の経験値を、給与上実質的に反映させることのできる制度であると考え、賛成」、  公明党の委員から、「地方公務員の臨時・非常勤職員は増加傾向にある中、窓口業務、内部事務、また保育園や放課後ルームなど、多くの分野で活躍をしていて、行政の重要な担い手となっていると思う。  しかし、従来の制度では不明確な点も多く、適正な任用、勤務条件を確保することが求められている中、地方公務員法が改正されて、来年度より会計年度任用職員制度が導入をされる。現行の臨時一般職の非常勤職員の方のほぼ全てが移行後のパートタイムという形になり、任用期間が会計年度を超えない範囲で再度の任用が可能となり、また6カ月以内更新が1回だけだった臨時職員にとっては会計年度で雇用されるため、年金や医療保険などの社会保険の手続きが不要となる。また、年次有給休暇が繰り越せるようになったため、使い残した有給休暇を翌年使うことができるようになり、安心して働くことができる。さらには今までなかった昇給もあり、6カ月以上任用の場合は、期末手当も出ることになり、職種によっては単価が下がるが、逆に上がる人もいる。現行と同様な働き方であれば実質年収がアップする。今働いている人に対して、説明会が行われているようだが、参加者からよくわからなかったとの声を聞いているので、不安を取り除いてあげられるように丁寧な説明をしていただくことを要望して、賛成」、  自由民主党の委員から、「本議案は、来年度から施行される会計年度任用職員の給与等に関し、適切な措置を行うものである。また、国の会計年度任用職員の整備に向けた事務処理マニュアルに記載されている職務給の原則や、均衡の原則に基づいた設定となっていることから、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、日本共産党の委員を除く賛成多数で可決すべきものと決しました。  議案第18号 公平委員会委員選任の同意を求めることについては、主な質疑として、この方を選任された理由、適格性と適任性について、どういう判断をしたのか。土田委員の先ほど私が申し上げた事件に対する態度を公表することはできない理由を伺いたい──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、反対の立場で、日本共産党の委員から、「土田委員が、私が先ほど議案第17号で申し上げた事件に対し、どのような態度をとられたのか明らかにすることはなかったので、賛成するわけにはいかない。17号で要望したことと、同様のことを申し上げて、反対」、  賛成の立場で、無所属の委員1名から、「この方も船橋市の公平委員を今まで務められ、また弁護士としての知見をお持ちなので、今後も引き続き、公平委員としてご活躍、市にご協力いただきたいと思うので、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案は、日本共産党を除く賛成多数で同意すべきものと決しました。  以上で、報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  まず、日程第1を採決します。  2案を委員会報告のとおり可決することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、2案は、可決することに決しました。    …………………………………………… ○議長(日色健人) 次に、日程第2を採決します。  4案を委員会報告のとおり同意することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、4案は、同意することに決しました。    ……………………………………………      [退場する者あり] ○議長(日色健人) 次に、日程第3を採決します。  2案を委員会報告のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立総員であります。  よって、2案は、可決することに決しました。      [入場する者あり]    …………………………………………… ○議長(日色健人) 次に、日程第4を採決します。  本案を委員会報告のとおり同意することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立多数であります。  よって、本案は、同意することに決しました。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ここで、会議を休憩します。         14時35分休憩    ─────────────────         14時36分開議 ○議長(日色健人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第5、議案第15号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  総務委員長滝口一馬議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長(滝口一馬) 総務委員会に付託されました議案第15号教育委員会教育長任命の同意を求めることについて、審査の概要及び採決の結果をご報告します。  主な質疑として、新しいものをつくるときは、新しい方にやっていただいて、今の課題も含めてつくり直すほうがいいのではないか。市長あるいは市長部局と、教育委員会あるいは教育長との連携のあり方について、また教育長が今までやられてきたことに対する課題について、今後、改善していく必要があると考えている部分があれば伺いたい。中学生に自衛隊を職場体験させている現教育長の考え方について問題がないとお考えか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案反対の立場で、無所属の委員1名から、「現教育長の在任中の取り組みは積極的に評価できるものが多数ある一方で、とても容認できないものも含まれている。従って再任の議案について賛成することはできない」、  日本共産党の委員から、「事故補助教員の採用を行い、その人数をふやしてきていること、またスクールソーシャルワーカーの配置など、松本教育長には評価すべき点があると考える。しかし、市内の中学生の職場体験先として自衛隊を加えていること、また図書館の指定管理についても引き続き行われている。特に職場体験については、安倍政権による集団的自衛権容認の閣議決定、安保法制成立のもとで自衛隊は専守防衛のみではなく、海外で自らに危険が及ばずとも任務遂行のために武力行使ができる軍隊へと変質している。軍事費予算が年々引き上がり、軍事大国化を目的とされている。こうした自衛隊員を危険に晒すような状況がある中、職場体験を続けているということには容認できない。  日本の教育機関は、かつての戦争の反省から、戦後は独立性が確保されて平和教育が広がってきた。そうした歴史のある教育機関が何の疑問もなく自衛隊を他の職種と同じように職場体験先として中学生に紹介し続けている。私はあってはならないと考える。教育長や市長にぜひこの点を考えていただくことを要望して、反対」、  原案賛成の立場で、自由市政会の委員から、「旧法のもとで3年、改正後の地教行法のもとで3年、計6年にわたって実績を上げてきたこと、またこの前の議案質疑の内容、また所信の内容も踏まえて再度教育長を担っていただくにふさわしいと判断し、賛成」、  公明党の委員から、「いろいろと任期の話があったが、私は前期に文教委員長という立場で教育長と様々なところでご一緒させていただいた。そういった中で、子供たちに対しても、先生たちに対しても、とてもよくコミュニケーションが取れていて、本当にお互いのことを認め合ったり、とてもいい関係が築けているのがよくわかった。そしてまた、総合教育会議でも教育長としてしっかりとした意見を持っていて、市長と対等に話が出来るのはすばらしいなと思う。これから、市内小規模校をどうするのかという大きな課題がある。そういったときに学校のことを、また子供たちのことをわかっている方に、教育長としてやっていただきたいと思うので、賛成」、  市民民主連合の委員から、「過去の取り組み、あるいは教育行政全般についての見識については高く評価をし、松本文化氏を他に除いて適任者はいないという判断をしている。ただし、教育委員会の行政における中で様々な課題はあると思っているので、各学校現場との連携を密にしっかりしていただくことを強く要望して、賛成」、  自由民主党の委員から、「この6年間の実績、そして先般の所信表明の内容について評価している。また私も松本教育長と何度かお話の機会があったが、あの方ほど、子供たちに目を向けていろいろと考えている方はいないと考えている。そういう面からまた3年間頑張っていただきたいことをここで表明して賛成したい。  なお、船橋の未来を担う子どもたちのために今後も誠心誠意頑張っていただきたいし、少なからず課題はあると思うので、そのことについても真摯に取り組んでいただくことを要望する」との討論がありました。  採決の結果、日本共産党の委員及び無所属の委員1人を除く賛成多数で同意すべきものと決しました。  以上で、総務委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本案を委員会報告のとおり同意することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立]
    ○議長(日色健人) 起立多数であります。  よって、本案は、同意することに決しました。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ここで、会議を休憩します。         14時42分休憩    ─────────────────         14時42分開議 ○議長(日色健人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第6の議案3案を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  健康福祉委員長石川りょう議員。      [健康福祉委員長登壇] ◎健康福祉委員長(石川りょう) 健康福祉委員会に付託された議案3案について、審査の概要と採決の結果をご報告します。  議案第8号船橋市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例は、主な質疑として、災害弔慰金や災害障害見舞金の市の負担割合はどうなっているか。努力義務で審査会を置くとのことだが、どのように運営するのか。今の市の情勢を考えると、弔慰金を払わないようにするための審査会とならないか不安だが、それを払拭するようなことはできるのか。審査会を作って、動き出すまでのスケジュールはどうなっているのか。審査会のメンバーは、どのような方達を考えているのか。東日本大震災に遭われ、今支給されている方については滞りなく返済が行われているのか。また、代理人はいるのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、無所属 の委員から、「償還金の支払い猶予の報告等を記載することで状況等が明確になること、また市に審査会を置くことでスムーズな弔慰金の支給審査につながることから有益な改正であると考えるため、賛成」、  日本共産党の委員から、「審査会の設置については、被災者に対し、審査が長引くことのないよう、速やかに対応することをお願いし、賛成」、  公明党の委員から、「災害から一日も早い復興をするためには、被災者がみずから生活再建への意欲を持つことや、様々な人と協働をし、支援制度を活用していくことが被災者にとっては大切である。  多くの被災者は災害援護資金によって生活再建をしている中、市では平成29年から災害援護資金の返済が始まったとのことだが、時間の経過とともに、借受人の高齢化や、自治体にとっても債権管理が困難になるというような実態があり、それを踏まえての改正である。  さらに、据置期間も設定されることや、償還期限から10年経過後の適用でもあること、債権放棄についても書かれていること、また、本市では審査会を設置し、合議制のもと事務を進めていくことになることから、適正な改正であると考え、賛成」との討論がありました。  議案第9号船橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、主な質疑として、副食費4,500円を無償化にした場合の試算は行っているか。幼児教育の無償化が行われ、副食費の徴収を開始するとのことだが、公立と私立間の金額の差が大きくならないような働きかけ等は考えているか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、公明党 の委員から、「本年10月より実施する幼児教育・保育の無償化に伴う条例改正において、給食費は保護者の実費負担になるが、本市は3歳から5歳の保育相当の子供に対して、主食費の公費負担を継続し、副食費のみ保護者負担としている。負担額の4,500円は国の目安の金額であること、また国の定めのとおり、副食費の免除対象が現在の生活保護世帯などから、およそ年収360万円未満の世帯にまで広げられることなど、幼保無償化による子育て世代の負担軽減とともに、低所得の子育て世代の負担も軽減されている。  また、国の家庭的保育事業等の代替保育の提供を依頼する連携施設の要件の緩和に伴う条例の改正で、要件に応じて、小規模保育事業所A型・B型、事業所内保育事業所、船橋市の認証保育所にも対象が緩和されることになる。選択肢がふえることで、まだ連携保育の施設が確保できていない小規模保育事業所の解消に繋がる可能性が高くなってくる。  さらに、保育士が安心して働くことができ、子供を預ける保護者の安心にもつながる。また、認定こども園法の一部改正に伴う項ずれの解消なので、それぞれスムーズに移行していくよう努めていただくとともに、よく掌握していただくことを要望し、賛成」、  日本共産党の委員から、「従うべき基準による条例改定なので賛成する。しかし、副食費については、子育て世代に経済的な支援が一番求められており、全国的に中核市において、市独自の助成制度の検討が始まっていることから、本市も独自の助成事業の検討が必要であると指摘する。  また、保育事業で懸念されることは、小規模保育事業所を卒業した後の行き先である。3歳以降の行き先として、きちんと保育園が確保されるのか。ゼロ歳で保育園に落ち、3歳で保育園に落ちるということがないように、小規模保育所だけでなく公立保育園の整備をきちんとしていただくことを要望し、賛成」、  無所属の委員から、「10月からの幼児教育・保育の無償化により、幼稚園、保育所、認定こども園等の利用料が3歳から5歳が無料になり保護者の負担は減るので、子育て支援としてはとてもありがたいことだ思う。  また、家庭的保育事業等の代替保育が必要なときの受け皿となる施設がふえることは、保護者や保育運営者にとって安心できる改正となるため、賛成」との討論がありました。  議案第13号損害賠償の額の決定については、主な質疑として、勤務体制を細分化して看護の状況を改善したということだが、いろいろな状況で、時間外勤務が発生していると思う。現時点で看護師の時間外労働はどのような状況になっているか。医療センターのマニュアルを見ると、入院したときには主治医をつけ、患者さんのケアに当たるということだが、突発的な入院患者についても、主治医をつける仕組みがあるという認識でよいか。このような事故があったとき医療センターのマニュアルでは、家族の方にできるだけ早く連絡をすることになっている。当時は、どの段階で家族へ連絡したのか。この医療事故の後、どのような再発防止対策を実施してきたのか。アラームが鳴ったらすぐに病室に行くようにするということだが、3種類のアラームの中で一番軽い青でも一旦は病室に見に行くという指導を今、しているのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、自由市政会の委員から、「ご家族に対して、心からお悔やみ申し上げるとともに、二度とこういうことが起きないようにしなくてはいけないと思う。そのために、再発防止策をいろいろととっているので、今後も再発防止策に従い、真摯に仕事に向き合い、二度と事故が起きないようにしていただくことを要望し、賛成」、  無所属の委員から、「損害賠償の額の決定については、医療事故調査委員会をしっかりと設けて何度も話し合いをした末のことであると思う。裁判も長きにわたり、ご家族の方にとっても大変な思いをされたと思う。  二度とこのような事故が起こらないよう、現場管理や看護師の増員、マニュアルの徹底等も行っているとのことなので、引き続きこのような事故がないようにご尽力いただくことを要望し、賛成」、  日本共産党の委員から、「ご家族にとっては長きにわたるこの決着がつかない状態は、心痛を察するところである。金額もいろんな方たちがきちんと精査し、決めた金額だと思う。同じような事故を二度と起こさないよう対策もとっているということなので、そこを大事に医療に邁進していただくことを要望し、賛成」、  公明党の委員から、「医療問題は法的に大変厳しく難しい問題だと言われている。今回の和解案まで双方にはかり知れない困難と苦労があったと推察する。再発防止対策のために、まずは医療従事者の職場環境の整備、そして、十二分なリスク管理を要望し、賛成」との討論がありました。  最後に、採決の結果ですが、議案3案は、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。  以上で、健康福祉委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  3案を委員会報告のとおり可決することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、3案は、可決することに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第7の議案2案を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  市民環境経済委員長高橋けんたろう議員。      [市民環境経済委員長登壇] ◎市民環境経済委員長(高橋けんたろう) 市民環境経済委員会に付託されました議案2案について、審査の概要及び採決結果を、日程番号順にご報告をいたします。  議案第10号船橋市印鑑条例の一部を改正する条例につきましては、質疑はなく、討論に入ったところ、原案賛成の立場で、日本共産党の委員から、「本条例は、希望をする市民に対して印鑑登録に旧氏の併記ができる。また、旧氏での印鑑を登録ができるようになるということで、希望する市民にとってはプラスになると考え、賛成」との討論がありました。  採決の結果、議案第10号は、全会一致で可決すべきものと決しました。  議案第11号船橋市男女共同参画センター条例の一部を改正する条例については、主な質疑として、男女共同参画センターが市民活動サポートセンターのところに入ってくるが、今の市民活動サポートセンターで使用している印刷機、作業台、レターケース、パソコンなどが、移動して狭くなったところに収まりきるのか。机や椅子の数は変わらないという話を伺っているが、印刷機や作業台がきちんと収まって、印刷する際に邪魔にならないようなレイアウトが考えられているのか。市民活動サポートセンターで貸し出しをしているロッカーだが、今度新たに男女共同参画センターの利用者も登録をして利用していくと考えられるが、ロッカーの数が大幅に足りなくなってしまうのではないか。応募して当選し、ある一定期間利用しないと、ロッカーの利用権はなくなっていくようなことになっている。答弁では、今現時点で申し込んでいただいた方、全て利用していただいているとのことだったが、4月の時点で、希望者全員がロッカーを利用できるというような状況を作っていく必要があると考えており、今回ロッカーを増設をしてもいいのではないか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、公明党の委員から、「現センターは耐震不足ということで、私達も1日も早い移転を望んでいた。今度フェイスの方に移るということで、非常に喜ばしいことだと思っている。本会議でもあったが、男女共同参画というのは非常にかたいイメージなので、親しみやすいネーミングなどを考えていただければと思う。よって、賛成」、  日本共産党の委員から、「現在の男女共同参画センターは耐震の問題があって移動をするということなので、この条例については賛成するが、ただ、市民活動サポートセンターのレイアウトが決まり切っておらず、レイアウト次第では市民の方にご不便をかける可能性があるということ、それから、ロッカーが足りなくなるという可能性が否めないという点は指摘をしておきたい。今後、市民の方の意見を聞くなどし、必要に応じてレイアウトを適宜変更をしていくことや、場合によってはロッカーの増設を行っていただくことを申し添えて、賛成」、  自由市政会の委員から、「場所を移動することにより、本来のセンターでなすべき業務、男性女性に関わらず、発信していたその相談業務に関して支障のないように速やかに行っていただきたい。また、貸室がなくなってしまっているということだが、それはスペースがあったから貸室があったととらえており、不自由のないように今移行しているようなので心配していない。だが、場所が移動したことによって、今空いてしまっている現男女共同参画センター跡の処理もしっかりと市民の負担にかからないようにすみやかに検討しながら進めていっていただきたいと申し添えて、賛成」との討論がありました。  採決の結果、議案第11号は、全会一致で可決すべきものと決しました。  以上で、市民環境経済委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  2案を委員会報告のとおり可決することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、2案は、可決することに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第8、議案第14号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  建設委員長三橋さぶろう議員。      [建設委員長登壇] ◎建設委員長(三橋さぶろう) 建設委員会に付託された議案第14号市道の路線認定について、審査の概要及び採決の結果をご報告します。  主な質疑として、船橋市の道路認定で危惧するのは、もともとあった路線が突然変更になる、あるいは廃止になることが非常に多いことだが、今回は、変更や廃止は含まれているのか──との質疑がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  以上で、建設委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本案を委員会報告のとおり可決することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、本案は、可決することに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第9、議案第12号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  文教委員長杉川浩議員。      [文教委員長登壇]
    ◎文教委員長(杉川浩) 文教委員会に付託された議案第12号仮称船橋市立塚田第二小学校給食用厨房備品物品供給契約の締結について、審査の概要及び結果をご報告します。  主な質疑として、文部科学省の学校給食衛生管理の基準では施設の新築・改築・改修に当たっては、ドライシステムを導入することになっている。今回購入する食器洗浄機もドライシステム対応の高圧洗浄機だが、仮称塚田第二小学校はドライシステムを導入しているのか、また、ドライシステムのメリット、デメリットについて伺う。納入期限が令和3年2月26日までなので、相当先の納入になる。こういう機械は日々新しく改良されるので、最新のものが導入できないことになるが、どう考えているのか。現場で働く人たちに使いやすいものにしなければならないという点で、給食室であれば、調理員に使い勝手の良い設備にするべきである。これまでも船橋市が作ってきたいろいろな公共施設で、後になって使い勝手が悪いということがあった。この給食室を作るに当たり、現場で働く人たちの使い勝手はどう確保するのか。台風15号で千葉県の房総地区を中心に小中学校に被害があり、給食施設も被害を受けているが、ここの給食用厨房備品も含めた給食施設の災害に対する備えや、災害時の対応はどうなるのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、公明党の委員から、「仮称塚田第二小学校の新規開設に向け、給食用の厨房備品を購入するものである。食器洗浄機、スチームコンベクションオーブン、ドライ式回転釜など大きいものばかりなので、望ましい設備の配置と備品の購入、給食従事者が作業しやすい環境を整えること、児童に安心・安全な給食を提供することを要望し、賛成」、  自由市政会の委員から、「新設校なので購入する備品が全て新しいことから高額になっているが、子供たちが安心・安全な給食を食べることができるよう、衛生面に十分注意を払い、使い勝手の良い給食施設の完成を希望し、賛成」、  みらい@船橋の委員から、「新しい学校に、新しい厨房施設が備品も含めてできることから、調理員が働きやすい配置を求めたい。  地元では新しい小学校の名前の募集も始まり、期待が高まり、建物も次第にできてきている。通学の整備も含め、学校の建設に進んでもらうことを要望し、賛成」、  日本共産党の委員から、「実際に使用するまでかなり間がある契約だが、設計に関わることから、今回の議案は了解する。  これまで船橋市は、給食室で調理員がけがをする事故も起きており、労働環境にかかわる重要な設計になっていくと思う。栄養士や業者の話を聞いているとのことだが、働く調理員の生の声を所管課で聞くことを要望し、賛成」との討論がありました。  採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  以上で、文教委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本案を委員会報告のとおり可決することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、本案は、可決することに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第10、発議案第1号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  総務委員長滝口一馬議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長(滝口一馬) 総務委員会に付託されました発議案第1号「会計年度任用職員」制度の施行に当たり、国が直ちに地方自治体への十分な財政措置を講じることを求める意見書について、審査の概要及び採決の結果をご報告します。  質疑はなく、討論に入ったところ、原案反対の立場で、公明党の委員から、「会計年度任用職員制度については、平成31年第1回定例会において、同じ趣旨の陳情が出され、我が会派は討論で、第193回国会閣法第51号の附帯決議を通して、会計年度任用職員について、その趣旨に沿った任用のあり方の検討を引き続き行うこと。また、移行に当たっては厳しい地方財政事情を踏まえつつ、制度改正による必要となる財源の十分な確保に努めることと定められていることとして不採択とした。  今回の発議案の内容もほぼ同じであり、また議案質疑の中で、市も制度導入に当たり、新たに必要となる費用の負担について、国による適切な財源措置が必要なため、中核市市長会等を通じて適切な財源措置を求めていることがわかった。  会派としてさきの陳情の討論と認識は変わっておらず、反対」、  原案賛成の立場で、無所属の委員1名から、「会計年度任用職員の導入に当たり、自治法上で支給できることになっている手当についても、運用上はまだ支給されないようになっているなど、国の財政支援が伴わなければ事実上会計年度任用職員の待遇を改善していくことが困難であることが予想されている。そうした中、国に財政支援を求めることは、大変重要なものであると考え、賛成」、  日本共産党の委員から、「法改正の趣旨が非常勤や臨時職員の待遇改善、同一労働同一賃金の実現にあると言いながら、そのための財政措置を国がいまだに示していない。これは行政需要が増している地方自治体をさらなる困窮に追い詰めるものであり、極めて無責任である。国の体制作りは遅きに失しているが、今からでも中核市市長会のみならず、市議会としても意思表示を行うべきであるので、賛成」、  市民民主連合の委員から、「会計年度任用職員への移行に当たって、一番心配されたのが財政措置である。当時、国会でも附帯決議で、地方自治体財政に配慮するとされている中、はっきりしない部分がある。市議会として自らの意思を示して、国が適切な財政措置を講じることを求めるべきである」との討論がありました。  採決の結果、本案は、市民民主連合、日本共産党、無所属の委員1名の賛成少数で否決すべきものと決しました。  以上で、総務委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本案を原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立少数であります。  よって、本案は、否決することに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第11、発議案第2号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  市民環境経済委員長高橋けんたろう議員。      [市民環境経済委員長登壇] ◎市民環境経済委員長(高橋けんたろう) 市民環境経済委員会に付託されました発議案について、審査の概要及び採決結果をご報告いたします。  発議案第2号最低賃金を直ちに1,000円に引き上げるとともに、中小企業への支援強化を求める意見書については、質疑はなく、討論に入ったところ、原案反対の立場で、公明党の委員から、「時給1,000円とあるが、直ちにということであり無理がある。また、中小企業への支援強化という内容も不明確であり、反対」、  原案賛成の立場で、日本共産党の委員から、「資本金が10億円以上の大企業の内部留保が18年度に449兆円を超えていると報道されている。大企業の内部留保は近年、毎年毎年ふえ続けているのが現状である。安倍首相は、大企業が利益を上げればいずれトリクルダウンが起こって景気がよくなるというようなお話もあったが、大企業が儲かっても、内部留保が膨れ上がるだけで、なかなか庶民の暮らしが良くなっていないというのが現状である。こうした内部留保を吐き出させる仕組みというのはいくつかあるが、そのうちの1つは、こうしたため込みを続けさせるのではなく、賃金に反映をさせていくということではないかと考える。  また、最低賃金を引き上げと、中小企業への支援を同時にあわせて行っていくことが大事である。中小企業へどういった支援を行っていくのかについては、本会議においての発議案質疑の中で明らかになった。こうしたことから本意見書については、賛成」、  市民民主連合の委員から、「大企業等がため込んだものを吐き出させることに賛同できる。低所得者が、こういう最低賃金を引き上げることによって、少しでも楽になっていく方向は、賛成」との討論がありました。  採決の結果、本案に賛成は、市民民主連合及び日本共産党の委員であり、賛成少数で否決すべきものと決しました。  以上で、市民環境経済委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本案を原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立少数であります。  よって、本案は、否決することに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第12から第15までの陳情4件を一括して議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  総務委員長滝口一馬議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長(滝口一馬) 総務委員会において不採択となった陳情4件について、審査の概要と採決の結果を、日程番号順にご報告いたします。  陳情第7号陸上自衛隊木更津駐屯地へのオスプレイ暫定配備に関する陳情については、まず、参考人を招致し、意見を聴取し、その後、質疑を行いました。  参考人に対する主な質疑として、操作性として習熟するのが困難な部分があるかどうか、慣れていくのがなかなか難しい部分がオスプレイそのものに関してあるかどうか。木更津に配備される時点で、船橋の上空を通る可能性があるということなのか。船橋市や市民に危険が生じる可能性が一番出てくるのは、習志野駐屯地で第1空挺団が搭乗する形になるときだと思うが、その際の危険性、騒音に対する問題について、船橋に限定してどういう危険性があるのか。降下訓練に使われている機種が習志野基地にはどれくらいの頻度で来ているのか。本格配備は佐賀県であり、あくまで木更津は暫定であるということだが、佐賀県での配備が具体的にどうして難しいのか。下総基地での訓練も船橋市上空で行われているが、オスプレイがそちらに行くことも考えられるのか。オスプレイの配備に関して、中国が反対をしている報道があるが、それは事実か。もし、中国が反対しているのであれば、なぜ国防上必要のない、効果のないオスプレイの配備に反対しているのか。船橋市で木更津市と同様の説明会を行うように求めるのか──等の質疑がありました。  また、理事者に対する主な質疑として、船橋上空を本当に通過するのか。防衛省に確認して、どういう回答だったのか。船橋市が防衛省に照会をかけて、防衛省が回答してきたものを住民あるいは議会に伝える以上のことができないと思うが、いかがか。本当に危険性を認識しているのか。国の専管事項ということで済ますことはあってはならないと思うが、ご見解を伺う──等の質疑がありました。  質疑終結後、市民民主連合の委員から、「この陳情については、船橋上空を果たして通過するのかどうか、あるいはその訓練も含めて、具体的内容が確定していないという防衛省の回答のオスプレイの過去の事故、件数について懸念をしてはいるが、現段階で未確定なことがあるので、この件については継続して、引き続き状況を見ながら判断をしていきたい」 との継続審査を求める動議があったので、このことについて諮ったところ、継続審査に賛成は、市民民主連合及び日本共産党の委員で、継続審査とすることは否決されました。  討論に入ったところ、不採択の立場で、無所属の委員1名から、「陳情に記されている1木更津駐屯地へのオスプレイの暫定配備に反対すること、それから2習志野駐屯地での訓練や船橋市上空を通過することがないように反対することは賛成であり、安全保障に関する行政権限が国にあるからといって、それが地元自治体の理解なしに進められていいとも考えておらず、そうあるべきであるとも考えていない。  しかし、この記の3つ目に市の責任で説明会を実施するよう求めるとあるが、市と防衛省あるいは自衛隊との関係を考えると、市の責任で説明会をするのは事実上難しいと思う。市が説明会を仮に開催するとしても、それは防衛省からの回答をもとにあるいは公開情報をもとに説明するしかできなくなると思うし、防衛省を呼ばなければ実際に責任を持った説明はできないと思う。  市にできることは、防衛省あるいは自衛隊に対して、きちんとした住民説明会をするように、市として求めていくことで、市議会としては防衛省に対してきちんとした説明をするよう求めるあるいは、市に対して、防衛省に対してきちんと働きかけをするように求めることが役割であるかと考えるので、記の3に対しては賛成できない」、  公明党の委員から、「まずは今後も情報入手には船橋市としては努めてもらいたい。ただ、この陳情の船橋市議会として判断すべき点は、記の2であると思う。それは皆様も同じだと思うが、先ほど参考人に対する質疑等々を伺っていたが、その件に関しては、何々かもしれない、もしかしたらという表現が多かったように思う。  これまでも定期機体整備に伴う飛行などに対して、オーストラリアなどでの事故に基づいて、千葉県から飛行自粛の要請などをしたということも存じているので、記の2などの事実が明確になって、なおかつ懸念すべきことがあれば、地方自治体または地方議会としてもその懸念を表明するということはあっていいことかもしれない。  県と協議することなども全く可能性がないわけではなく、現状では明らかでないことに対して、市議会として意見表明はすべきではない」、  市民民主連合の委員から、「継続審査が否決されたことは残念だが、意見表明はしなければならない。  参考人から、CH46あるいはKC130それとMV22との対比をさせながらのオスプレイの事故の危険性等々についてご説明があった。  事故の要因とか対策はホームページに出ているが、果たして本当にそうなのかという疑念も確かにある。ただ、一方で、きょう聞いているのは参考人のご意見だけである。防衛省関係者の意見と対比させながら、参考人の意見と両方対比させながら判断をしたいというのが現段階での考え方である。  また、当時の2012年の年末に、オスプレイ配備について、決定云々というご説明があったが、そのときは民主党政権であり、私自身も民主党の党員だったので、そういうことも総合的に考えると、現段階においてはこの陳情に賛成できない」  自由民主党の委員から、「参考人の説明で安全性の懸念はある程度理解したが、一方で、オスプレイの安全性について、防衛省の平成30年12月の資料によれば、普天間飛行場への配備に先立ち、まず、日本政府として、その安全性について確認していること、また、平成26年に我が国にMV22と同型機の陸自オスプレイを導入することを決定した際にもまた改めて精査し、安全な機体であることを再確認している。  事故率が1ポイントほど上昇しているのも事実だが、米軍の調査報告書等や事故への対応を鑑みれば、オスプレイの機体の安全性について問題ないとの立場を引き続き維持しているということ。その上で、一連のオスプレイの事故等を踏まえても国内でオスプレイ安全性については、問題ないと引き続き評価している上で、平成29年度以降、陸自オスプレイの操縦装備要員の一部が海兵隊の教育課程を修了したことも踏まえ、その知見も活用しつつ、改めて機体の安全性を再整理している。そのようなことについて、私どもは一定の評価をしている。  また、この問題については、当該地である木更津市も今まだ判断をしている状態ではないということを考えれば、私どもが今ここで可否について意見を言うことは適切ではない」、  採択の立場で、日本共産党の委員から、「願意の3番、市民に対して市の責任で説明会を実施するよう求めるについては事実上難しいというお話はあったが、そんなことはないと考える。なぜなら木更津市の説明会においても、主催は防衛省ではなく、木更津市であったからである。  アメリカの垂直離着陸機オスプレイは1990年代の開発段階から死亡事故を繰り返し、未亡人製造機と呼ばれていた。2016年12月以来に限ると10カ月の間に沖縄、オーストラリア、シリアでそれぞれ墜落し、死者3人、負傷者4人を出している。一般に航空機の事故率は開発直後に高く、改良を重ねて次第に下がり、老朽化すると再び上昇するというが、オスプレイはこのケースにも当たらない。参考人の指摘どおり異常なものである。  また、オスプレイは、エンジンに不具合が生じ、空中で停止しても安全に着陸させるためにヘリには不可欠の機能であるオートローテーションが使えない。パイロットの命さえも軽く見ていく欠陥機である。だからこそ世界で購入した国はアメリカの他に日本だけという状態である。習志野基地周辺には住宅地のほか保育園、児童養護施設、小中学校、病院などが立ち並んでいるが、オスプレイが日常的に、しかもCH47よりも遥かに回数が上回る飛来をするということになれば、これまで以上の爆音に住民がさらされることになる。防衛省は木更津基地への配備について、暫定だと強調しているが、本格配備を予定していた佐賀県の状況を見れば、恒久化されかねない。  本陳情は、願意の1でオスプレイの暫定配備の反対の声を上げてほしい。また願意の2で習志野駐屯地での訓練や船橋市上空を通過されることはないよう反対してほしいと主張している。地方自治法の99条では、船橋市の公益に関する事件につき意見書を国会のまたは関係行政庁に提出することができると定められている。
     また、この法の目的は住民の福祉増進である。危険性および爆音という両面から本陳情は採択すべきである。  願意の3の説明会の実施については、これだけの問題点を指摘されるオスプレイが日常的に船橋市上空を飛来することになる可能性が高いにもかかわらず、木更津市の合意のみで配備が決まるというのは極めて理不尽である。船橋市は住民の知る権利を保障するため、防衛省を出席させる説明会を当然実施すべきだと考える」との討論がありました。  採決の結果、採択に賛成は、日本共産党の委員のみであり、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  陳情第9号米軍普天間飛行場辺野古移設を促進する意見書採択を求める陳情については、討論に入ったところ、不採択の立場で、公明党の委員から、「内容の是非はともかく、本陳情は、本市としての公益に当たる部分が読み取れなかった。よって、本市議会として意見書を提出すべきものではないと思う」、  無所属の委員1名から、「米軍普天間飛行場辺野古移設に関しては、県民投票で沖縄県民の意思を示されたところであり、内容の趣旨にも賛同しかねる」、  日本共産党の委員から、「アメリカの普天間基地は、2003年にアメリカの国防長官が世界一危険な基地だと認めていた。  アメリカの航空法では一切の建築物の建設は禁じられているクリアゾーンと呼ばれる地域に、小学校や住宅地などが立ち並んでいる。  本陳情では、その返還、移設を実現するには辺野古移設が唯一の道であると主張しているが、県内移設を日両政府が条件にしているからこそ、沖縄県民と対立し、返還が実現しないというのが実態である。  今年2月に実施された県民投票でも、辺野古埋め立てに反対の得票は7割を上回り、明確な民意が示されている。そもそも普天間基地は第二次世界大戦末期の沖縄戦のさなか、アメリカが国際法に違反して、県民の土地を一方的に接収し建設したものであり、無条件の基地撤去、閉鎖が当然である。そうした違法状態を許し、迷惑施設である米軍基地を県内でたらい回しにするというのは、21世紀の独立国としてありえない態度である。  なお、このような沖縄県民を分断する主張があらわれる背景には、アメリカに対し人もお金も出し、辺野古への米軍基地移設を強行しようとする日本政府の屈辱的強権的な姿勢がある。その点を強く指摘して、反対」、  採択の立場で、自由民主党の委員から、「在沖縄米軍基地の普天間飛行場から辺野古への移設については、橋本龍太郎内閣時代から協議に協議を重ね、日間で合意に至った我が国の安全保障上における最重要案件の1つである。  平成21年の政権交代後に、ある種の混乱もあったが、政権与党である私ども自民党では、先の参院選でも沖縄等の基地負担軽減の実現のため、普天間飛行場辺野古移設在日米軍再編を着実に進めることを公約に掲げている。また、河野防衛大臣は9月11日、記者の質問に対し、沖縄の思いは真摯に受け止めながら日同盟における抑止力、普天間の危険性除去などを考えると、辺野古移設が唯一の解決策だろうと思うと述べている。  以上のことから、地方自治法99条に照らしてみれば、いかがかと思うところもあるが、我が会派としては政府方針を支持する立場として、一刻も早い現状の課題解決のため辺野古移設を進めるべきと考える。  なお、計画推進に当たっては、沖縄県民の思いを真摯に受け止めながら実施していただきたいことを申し添える」との討論がありました。  採決の結果、採択に賛成は、自由民主党の委員のみであり、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  陳情第6号時間外保育職員(非常勤)の待遇改善に関する陳情については、主な質疑として、制度の趣旨をご理解いただけていないというか、説明がきちんと行き届いていないのではないか。対象者に対して、説明会みたいなものをすべきだったのではないか。現在、臨時・非常勤職員をされていて、会計年度任用職員に移行しそうな方に対しては、今後その説明を個別にするのか。時間外保育士の時給について近隣市の状況を確認したい。時間外保育士の時給は、放課後ルーム支援員あるいは臨時保育士よりも高いという理解でいいか。近隣市との比較だと、時給1,650円は高いと思うが、船橋市だけが突出している状況なのか。期末手当を単価に割り返すことは、技術的に可能なのか。団体としては、一部納得いかないが、これ以上は交渉しないと、そこで話が終わっているということでいいか。もし、これが採択されたら、また交渉の場に乗るということになるのか。現行と比べたときに収入がマイナスの月がないように激変緩和措置の月数を延長してくださいとか、期末手当を単価に割り返してくださいというようなことは、交渉の中では出てこなかったのか。実際どれくらい必要なところ、今何人働いているのか。1園当たり何人ぐらい不足しているのか。10月から保育無償化が始まれば、さらに保育園の需要が増すと考えられるという記述もあり、人手不足もしくは今いる人が辞めるという懸念はなかったのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、不採択の立場で、自由市政会の委員から、「陳情者の申し出どおり、会派においても理事者の聞き取り調査を実施したところ、制度移行後に206円の支給低下という事実確認はできた。しかしながら、時間外保育職員の大幅な月収低下を回避するために期末手当支給前の4月、5月については現行制度移行前の時給単価を維持するとの可能な限りの配慮を行っていることがうかがえた。  陳情者の気持ちは陳情書を何度も読ませてもらい理解したが、年収ベースでの年収低下が見られず、施行2年目以降は年収十数万円程度の増になるなど、収入改善が図られる点を考慮し、不採択の立場をとる」、  無所属の委員1名から、「陳情の内容は、会計年度任用職員制度あるいはその趣旨に鑑みると、事実上実現が難しいと考える。  しかしながら、制度を導入することによって対象となる方に、どういう影響が生じるのか、丁寧にそれから繰り返し説明をして、理解を得るようにしていただきたい」、  公明党の委員から、「会計年度任用職員制度が導入される令和2年度については、陳情者が述べるようにマイナスになる月がある。近隣の市町村の中で、4月5月に激変緩和措置のため、そのまま単価を据え置く措置については、船橋市のみが行っているということもわかった。  月例給が大幅に引き下がって生活が大変になることは理解できるが、初年度を工夫していただければ、次年度より安定してくるということもわかった。組合団体の方たちが様々交渉してくる中で、市長交渉が7月4日に終了して、休暇の部分については合意したが、一部納得いかないがこれ以上交渉しないこともわかり、陳情で上がってきている内容については、きちんとここの交渉のところで話し合いを行ってきたこともわかった。その上でこれ以上交渉しないと言ってきているわけだから、今回の陳情に対しては不採択とする」、  市民民主連合の委員から、「時間外保育士は、令和2年度で8万7000円程度の累計のマイナスが出る。それに比べて、放課後ルーム支援員はマイナス3万、臨時保育士は12月支給で考えた場合はマイナス6万程度という比較をすると、時間外保育士のマイナス幅が大きいということで、一番影響が大きいと理解している。  また、令和2年度、時間外保育士の収入はプラスで5万、放課後ルーム支援員は13万強。臨時保育士は23万強という比較をすると、令和2年度についても時間外保育士の収入のプラス幅は少ない。令和3年度の時間外保育士の職員のプラス幅は16万6000円程度。放課後ルーム支援員は26万6000円のプラス。臨時保育士は37万7000円と、時間外保育士の皆さんのプラス幅が一番小さいことを考えると、このような陳情を出される心情は理解できるが、そもそも時間外保育士の時間単価が一番高くなっていることを考えると、そもそもの時給のベースが高いので、どうしてもマイナス幅が大きくなるし、年度の収入のプラス幅が小さくなるということも理解できるのかなと考える。また、近隣市との比較、時給単価で近隣市よりも高いということ、年金給付には最終的には年収ベースで考えるとなると逆に年収がふえ、年金給付がふえるというようなことを総合的に判断すると、待遇改善に繋がっていると理解をする。  3,531名の署名者に対しては大変申し訳ないが、このようなことを総合的に判断すると、この陳情には賛成できない」、  自由民主党の委員から、「会計年度任用職員の移行に際して、職務給の原則や、均衡の原則を無視した設定とすることはできないということ、市としては移行後2カ月足らずかもしれないが、緩和措置を講じていること、また、期末手当の割り返しはできないであろうということ等を考えると、陳情者の気持ちは理解できるが、採択することはできない」、  採択の立場で、日本共産党の委員より、「会計年度任用職員制度への移行とともに、時給が206円下がる。生活への重大な支障がないよう激変緩和措置の月数を延長するか、期末手当を時給に割り返すということを時間外保育職員の皆さんが求める陳情である。  月収がこれまで最低16万円台ということもあったものが、12万、13万円代まで下がるケースもあるなど、法改正の趣旨である同一労働同一賃金どころか、生活を脅かす事態が生じかねないと考える。  確かに年収ベースでは引き上がるとはいっても、長年の生活慣習の激変を強いるものであり、当事者が苦痛を感じるのは当然のことではないだろうか。時間外保育職員は朝夕の硬直した勤務であり人手不足が生じやすい。しかし、子供の命と安全を守るという恒常的な専門職である。不安定さが増していくことは、保育職場を軽んじるものであり、公務労働でこそ、働く人の権利の生活の安定が保障されるべきであるということを強く申し上げる」との討論がありました。  採決の結果、採択に賛成は、日本共産党の委員のみであり、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  陳情第8号国連の「沖縄県民は先住民族」とする国連勧告の撤回を求める意見書の提出を求める陳情については、討論に入ったところ、不採択の立場で、公明党の委員から、「最終的には本市としての公益に当たる部分が読み取れず、意見書提出を求める陳情であるので、不採択」、  無所属の委員1名から、「沖縄と政府の歴史的な関係を鑑みたときに、この陳情の趣旨には賛同しかねる」、  日本共産党の委員から、「国連の言う沖縄県民が先住民族であるかどうかについては、これまで議論されておらず、沖縄県民の多くは、自らを先住民族だとは思っていない。それなのに国連が沖縄県民を先住民族だと決めた問題である。  実は言い出したのは国連人種差別撤廃委員会であり、沖縄民族への差別問題だと認識されている。一方で本陳情に書かれている趣旨には誤りが見られる。  例えば、翁長元沖縄県知事や糸数参議院議員が国連で発言をする手配がされたという話は出てくるが、国連は2008年10月以降、こうした勧告を行っているので、時期に整合性がない。また、本陳情には、中国が琉球の独立を支援するという大義を根拠に沖縄に軍隊を派遣などという表現があるが、国際問題になりかねない記述である。そうした点から本陳情には全面的に賛成ができない。趣旨あるいは項目を変えれば賛成できるという選択も考えられるが、一方でこの国連勧告の中には、米軍基地の問題など女性被害の解決を求めるといった評価できる内容もある。それなのに全面的に勧告の撤回を求めるとなると、これもふさわしくない」、  自由民主党の委員から、「本陳情については、日本国民としてのアイデンティティーを問うところもあり、共感できる部分もある。しかしながら、沖縄県民のコンセンサスは現状では十分とれてないという状況では、我々がとやかく言える段階ではないことなどから、地方自治法99条に照らして判断するのが妥当だと判断した」との討論がありました。  採決の結果、採択に賛成する委員はなく、不採択とすべきものと決しました。  以上で、総務委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  まず、日程第12を採決します。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立少数であります。  よって、本件は、不採択とすることに決しました。    ……………………………………………      [退場する者あり] ○議長(日色健人) 次に、日程第13を採決します。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立少数であります。  よって、本件は、不採択とすることに決しました。      [入場する者あり]    ……………………………………………      [退場する者あり] ○議長(日色健人) 次に、日程第14を採決します。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立少数であります。  よって、本件は、不採択とすることに決しました。      [入場する者あり]    ……………………………………………      [退場する者あり] ○議長(日色健人) 次に、日程第15を採決します。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立なしであります。  よって、本件は、不採択とすることに決しました。      [入場する者あり]    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第16、陳情第10号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  健康福祉委員長石川りょう議員。      [健康福祉委員長登壇] ◎健康福祉委員長(石川りょう) 健康福祉委員会に付託され、不採択となった陳情第10号ネコのはなしがいを禁ずる法律に関する陳情について、審査の概要及び採決結果をご報告いたします。  本件については、直ちに討論に入ったところ、討論はなく、採決の結果、採択に賛成する委員もなく、不採択とすべきものと決しました。  以上で、健康福祉委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立なしであります。  よって、本件は、不採択とすることに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第17、陳情第12号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  市民環境経済委員長高橋けんたろう議員。      [市民環境経済委員長登壇]
    ◎市民環境経済委員長(高橋けんたろう) 市民環境経済委員会に付託され、不採択となった陳情第12号津田沼駅(北口ミニストップ近く)のごみ問題に関する陳情について、審査の概要及び採決結果をご報告します。  主な質疑として、津田沼駅周辺は、夜間収集か。カラスの被害は夕方と考えられるのか。ごみ出しをする時間がまちまちなので、朝方に来たカラスが荒らしていくのか。どちらかが考えられると思うが、そのような荒らされ方という認識でよいか。時間帯の話もあるが、事業系のごみが飲食店の前等に出されて、ミニストップ周辺の飲食店の事業系のごみが荒らされている可能性もあるか。事業系のごみ出しについては、指導したりしているのか。この周辺を実際に歩いたり、話を聞いて回ったりした。朝見にいったが、どんどん人が、当たり前のようにごみを出していく。カラスよけのようなネットがなくなった時期もあったという話も聞いた。外国人の方がルールを守っていないようなお話があったが、時間帯をこの外国語の看板に入れていないのはなぜか。マンションの管理人がごみを出しているという話があったが、管理人がわざわざやっているのか。ごみが道路に出ている状況なのでいい形ではないと思うが、マンション内には車が入れないのか。朝、通りがてら捨てていく人がかなりいる気がするが、管理している自治会はあるのか。町会自治会だと、班とか捨てる人たちが綺麗にしているが、そういう行動は起こしていないのか。捨ててはだめと書いてもなかなか効果がないと思う。防犯カメラを活用するのも1つの手だと思うがいかがか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、採択の立場で、公明党の委員から、「市民要望なので、陳情者によく状況を説明していただき、適切な対応をしていただきたい」、  日本共産党の委員から、「早朝からごみ出しをする方がおり、外国人の方など、ある一定のルールの理解が進んでいないと思う。長時間ごみステーションにごみが置かれていると、当然カラスに荒らされるリスクは高まると考える。どうしても夜間の収集開始時間に間に合わないとか、町会自治会と話し合って早朝からごみを出すにしても、ごみステーションに出されるごみの量がふえていけば、当然ネットから外れてごみが転がっていくこともある。なので、対策をとったり、指導していくことと合わせてやらなければいけないのは、ごみの収集回数は週3回に戻していくことの検討である。監視カメラをつけて特定していくようなやり方というのは、プライバシーの侵害なので、そういう対策はやるべきではない。いずれにしても、周辺の住民の方としっかりと話し合った上で対策をとっていただきたいと申し添え、採択」との討論がありました。  採決の結果、採択に賛成は、公明党、市民民主連合及び日本共産党の委員であり、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上で、市民環境経済委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立多数であります。  よって、本件は、採択することに決しました。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいま採択した陳情第12号は、執行機関において措置すべきものとして、これを送付したいと思います。これに賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立多数であります。  よって、そのように決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第18、陳情第14号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) 委員長の報告を求めます。  文教委員長杉川浩議員。      [文教委員長登壇] ◎文教委員長(杉川浩) 文教委員会に付託され、不採択となった陳情第14号小中学校イジメ問題解決に関する陳情について、審査の概要及び結果をご報告します。  討論に入ったところ、不採択の立場で、市民民主連合の委員から、「いじめ問題の解決は大変重要であり、願意として、保育園や社会福祉法人のように、常設の第三者的組織が必要であると読み取れないことはないが、陳情の中に教育現場に対する適切でない表現があり、賛成できない」、  みらい@船橋の委員から、「いじめに関する思いを持って陳情していることは理解できるが、まずは教育委員会内の体制をしっかりさせること。大きな問題が起きたときに第三者委員会の評価などが必要になってくるとは思うが、すぐにこのような組織を作ることが適切かどうかは議論が分かれる。陳情者の思いは分かるが、不採択」、  採択の立場で、日本共産党の委員から、「いじめはいかなる形をとっても人権侵害であり、暴力である。子供や保護者の訴えの無視、事実関係の隠蔽も許されない。日本共産党は、学校はいじめへの対応を絶対後回しにしない、命最優先の原則を確立すること。教育委員会は教員の多忙化の解消、少人数学級の推進、養護教諭やカウンセラーの増員、いじめ問題の研修など、教育条件の整備を図ること。深刻なケースに対応できる全国的なセンターとして、いじめ防止センターを設立することを提案してきた。  陳情は、いじめ問題を解決するために、学校と教育委員会の外にコンプライアンス機能を持つ組織の設置を国に求めたものだが、同趣旨であると受け止め、賛成」との討論がありました。  採決の結果、採択に賛成は、日本共産党の委員のみであり、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上で、文教委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長(日色健人) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立少数であります。  よって、本件は、不採択とすることに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第19、陳情第13号を議題とします。      [継続審査申し出書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) これより質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) お諮りします。  本件を委員会申し出のとおり継続審査とすることに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、本件は、継続審査とすることに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第20、陳情第11号を議題とします。      [継続審査申し出書は巻末に掲載] ○議長(日色健人) これより質疑を行います。  質疑はありますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長(日色健人) お諮りします。  本件を委員会申し出のとおり継続審査とすることに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立多数であります。  よって、本件は、継続審査とすることに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第21、陳情第15号を議題とします。      [陳情第15号は巻末に掲載] ○議長(日色健人) お諮りします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。    …………………………………………… ○議長(日色健人) これより採決に入ります。  本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長(日色健人) 起立なしであります。  よって、本件は、不採択とすることに決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 日程第22、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、小平奈緒議員及びつまがり俊明議員を指名します。    ───────────────── ○議長(日色健人) 以上で、本日の日程は全部終わりました。    ───────────────── ○議長(日色健人) お諮りします。  議事の都合により、あす10月1日から3日までは、休会したいと思います。これにご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(日色健人) 異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。    ───────────────── ○議長(日色健人) 次の会議は、10月4日、午前10時から開きます。  本日は、これで散会します。
            15時52分散会    ───────────────── [出席者] ◇出席議員(50人)          議 長   日 色 健 人          副議長   石 崎 幸 雄          議 員   神 子 そよ子                今 仲 きい子                はまの 太 郎                小 川 友 樹                宮 崎 なおき                いとう 紀 子                長 野 春 信                大 沢 ひろゆき                林   利 憲                 原 まさと                坂 井 洋 介                松 崎 さ ち                高橋けんたろう                三 橋 さぶろう                上 田 美 穂                鈴 木 心 一                桜 井 信 明                石 川 りょう                佐々木 克 敏                杉 川   浩                浅 野 賢 也                小 平 奈 緒                藤 代 清七郎                滝 口 一 馬                金 沢 和 子                池 沢 みちよ                岡 田 とおる                つまがり 俊 明                木 村   修                松 橋 浩 嗣                橋 本 和 子                藤 川 浩 子                齊 藤 和 夫                滝 口   宏                島 田 たいぞう                渡 辺 賢 次                岩 井 友 子                朝 倉 幹 晴                浦 田 秀 夫                神 田 廣 栄                斉 藤   誠                松 嵜 裕 次                鈴 木 いくお                鈴 木 和 美                七 戸 俊 治                川 井 洋 基                大 矢 敏 子                中 村 静 雄    …………………………………………… ◇説明のため出席した者    市長          松 戸   徹    副市長         辻   恭 介    副市長         山 崎 健 二     病院局長       高 原 善 治     健康福祉局長     伊 藤 誠 二     建設局長       大 石 智 弘     市長公室長      林   貢 作     企画財政部長     杉 田   修     総務部長       笹 原 博 志     税務部長       海老根   勝     市民生活部長     杉 本 浩 司     健康・高齢部長    野々下 次 郎     保健所理事      小 出 正 明     副病院局長      村 田 真 二     福祉サービス部長   杉 森 裕 子     子育て支援部長    丹 野   誠     環境部長       御園生 剛 志     経済部長       宮 森 信 次     地方卸売市場長    今 井   正     都市計画部長     高 橋 潤 弐     都市整備部長     竹 田 光 伸     道路部長       木 村 克 正     下水道部長      植 田 昭 二     建築部長       井 上 聖 一     消防局長       高 橋   聡     会計管理者      栗 林 紀 子     総務課長       篠 浦 淳 二    教育長         松 本 文 化     教育次長       大 山 泰 光     管理部長       大 竹 陽一郎     学校教育部長     筒 井 道 広     生涯学習部長     三 澤 史 子     選挙管理委員会事務局長豊 田   聡     農業委員会事務局長  加 藤 隆 一    代表監査委員      中 村   章     監査委員事務局長   岩 田 利 幸    …………………………………………… ◇議会事務局出席職員    事務局長        小 山 泰 生     事務局次長議事課長事務取扱                大 澤 孝 良     議事課主幹課長補佐事務取扱                押 谷   浩
        議事課議事第一係長  関 谷 幸 輔     議事課主査議事第二係長事務取扱                深 澤 英 樹    ─────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    船橋市議会議長     日 色 健 人    船橋市議会議員     小 平 奈 緒    船橋市議会議員     つまがり 俊 明...