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  1. 船橋市議会 2019-09-25
    令和 元年 9月25日文教委員会−09月25日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 元年 9月25日文教委員会−09月25日-01号令和 元年 9月25日文教委員会                                    令和元年9月25日(水)                                          午前10時                                      第4・第5委員会室 [議題] 1.付託事件について  @議案審査 ┌──┬─────┬──────────────────────┬────┬──────────┐ │順序│ 番 号 │        件     名        │審査結果│   備  考   │ ├──┼─────┼──────────────────────┼────┼──────────┤ │ 1 │議案第12号│(仮称船橋市立塚田第二小学校給食用厨房  │ 可決 │可= 自由 公明 民主 │ │  │     │備品物品供給契約の締結について       │ (全) │  共産 真政 みら │ └──┴─────┴──────────────────────┴────┴──────────┘  A陳情審査 ┌──┬─────┬──────────────────────┬────┬──────────┐ │順序│ 番 号 │        件     名        │審査結果│   備  考   │ ├──┼─────┼──────────────────────┼────┼──────────┤ │ 2 │陳情第14号│小中学校イジメ問題解決に関する陳情     │ 不採択 │採= 共産      │ └──┴─────┴──────────────────────┴────┴──────────┘
    2.金杉台中学校に関する検討状況報告について(報告) 3.行政視察について 4.次回の委員会について    ………………………………………………………………………………………………          10時00分開会 ○委員長杉川浩) ただいまから、文教委員会を開会する。    ────────────────── △審査順序等について ○委員長杉川浩) お手元の審査順序表をごらんいただきたい。  まず、本委員会に付託された議案1案、陳情1件の審査を行う。次に、教育総務課から、金杉台中学校に関する検討状況報告についての報告を受ける。最後に、行政視察について協議いただく。  以上の順序で進めたいと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶあり] ○委員長杉川浩) では、そのように決する。  次に、審査の方法だが、順序1の議案1案については、提案理由説明を省略し、直ちに質疑、討論、採決を行う。  順序2の陳情1件については、意見書の提出を求めるものなので、直ちに討論に入ることとしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶあり] ○委員長杉川浩) それでは、そのように決する。  なお、この陳情全会一致で採択された場合、そこで意見書の協議をお願いすることとなる。  以上のとおりでよろしいか。      [「はい」と呼ぶあり] ○委員長杉川浩) それでは、そのように決する。  なお、本日の休憩については、適宜とっていくこととする。    ────────────────── △委員会の傍聴について  全ての案件に関し、1人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、委員長から報告があった。    ────────────────── 1.付託事件について @議案審査 △議案第12号 (仮称)船橋市立塚田第二小学校給食用厨房備品物品供給契約の締結について [質疑] ◆藤川浩子 委員  塚田小学校給食用厨房備品物品契約の締結についてということで、文部科学省では、学校給食の衛生管理基準の中で、施設の新築、改築、改修に当たってはドライシステムを導入することとなっている。  今回購入する食器洗浄機ドライシステム対応の高圧の洗浄機となっている。  そこで、仮称塚田第二小学校においてドライシステムを導入しているのか。また、ドライシステムメリットデメリットについて伺う。 ◎保健体育課長 仮称塚田第二小学校給食調理場だが、今話があったように、ドライシステムを導入している。  メリットデメリットだが、ドライシステムなので、調理機器からの排水が直接配管を通って処理されるので、衛生面、労働の環境面でもすぐれていると考えている。  また、床面が乾いた状態での調理ができるので、細菌の増殖を抑えて、食中毒の発生要因も減るものと考えている。  なお、デメリットについては、特にないものと思っている。 ◆岩井友子 委員  納入期限が令和3年2月26日までということで、相当先の納入になる。1年半ぐらいあると思うが、いろいろこういう機械は日々新しく改良されている。だから、最新のものが導入されないという……おくれることはないだろうが、最新のが導入できないことになるが、どう考えているのか。 ◎契約課長 新設の小学校である。今新築工事をしているところで、今回、契約案件として出した物品については、電気、ガス、給配水等の接続があるものを選んで購入することにしている。  工事の取り合いの関係もあったので、早目に物品を決めときたいと考えて、今の時期に契約を進めさせていただいた。  最新のものがおくれるのではないか、1年先になるのでということだが、家電と違って、ある程度、頻繁に性能が変わるものではないと思っているので、このたび工事との兼ね合いを考えて、この時期に入札して議案として出した次第である。 ◆岩井友子 委員  導入する機械によって、排水とか電気とかの位置が変わるものなのか。 ◎契約課長 給水の水道の位置とか、置く場所によって、改築の場合は落として取り回しはもちろんあるが、なるべく直線、なるべく短い距離で配線したい、配管したいと考えたので、そのような形にした。 ◆岩井友子 委員  給食室だけではなく、いろいろな設備、公共施設の工事で、完成してから、ああすればよかった、こうすればよかったというのが結構出る。  現場で働く人たちが使いやすいものにしなければいけないし、そういう点では、給食室だったら調理員たちの一番使いやすい、使い勝手のいい設備にするべきだと思う。  これまでも、例えば保育園、当初保育園をつくったときに後になって保育士たちが、もっとこうしたら、ああしたらという声が保育園でもあったし、医療センターでもそういうことがあったし、船橋市がつくってきたいろいろな公共施設で、後になって使い勝手が悪いのが出てきていたので、今回、給食室をつくるに当たって、現場で働く人たち使い勝手は、どう確保するのか。 ◎保健体育課長 仮称塚田第二小学校調理場の設計については、建築と設計の方、それに含め、現場で経験のある栄養職員同席の打ち合わせの中で配置等を考えているので、現場の意見も聞きながら設計が行われていると考えている。 ◆岩井友子 委員  栄養職員は、実際に調理に携わるわけではない。重いものを持ち運んだり、かなり肉体労働調理員の皆さんって、民間にしても直営にしてもすごく大変である。  調理員の声をぜひ聞いてほしいが、どうか。 ◎保健体育課長 失礼した。先ほどの設計の中に、栄養士もいるが、現に今厨房業者にも入ってもらって、設計については意見をいただいている。 ◆朝倉幹晴 委員  台風15号で千葉県の房総地区を中心に非常に小中学校に被害があり、給食施設も被害を受けているが、ここの給食用厨房備品も含めた給食施設は、災害に対する備えとか、災害時の対応はどうなるのか。 ◎保健体育課長 現状の備品について、特に今学校現場で、給食調理場で設置している備品と、最新のものは入れるが、内容的に変わるものはない。  実際に停電になった場合に対応するのは、やはり現状とは、塚田第二小学校も変わらないものと思っている。    ……………………………………………… [討論] ◆藤川浩子 委員  【原案賛成仮称塚田第二小学校の新規の開設に向け、給食用厨房備品の購入をするものである。今回購入の食器洗浄機スチームコンベンション(後刻「コンベクション」と訂正)オーブン、またドライ式回転釜など、その他あるが、それぞれ大きなものばかりなので、まず、望ましい設備の配置と、それから備品の購入、そして給食従事の方々が作業しやすい環境を整えていただくことや、児童に安心・安全な給食を提供していただくことを要望し、賛成とする。(発言するあり)済みません、「コンベクション」である、済みません。 ◆大沢ひろゆき 委員  【原案賛成】議案第12号も賛成の立場から討論に参加する。  新設校なので、購入する備品が全て新しいということで高額になっているが、子供たちが安心・安全な給食を食べることができるよう、衛生面十分注意を払っていただきながら、先ほど話も出たが、使い勝手のいい給食施設の完成を希望し、賛成とする。 ◆朝倉幹晴 委員  【原案賛成】新しい学校に新しい厨房施設が備品も含めてできるということで、適切な使用、そして調理員が働きやすい形の配置を求めたい。  今私も地元にいるが、地元では新しい小学校の名前の募集も始まり、期待が高まっている。建物も次第にできているところだが、通学路の整備も含めて、学校の建設に進んでいただくことを要望して、賛成とする。 ◆岩井友子 委員  【原案賛成】実際に使用するまでには、かなり間がある契約だが、設計にもかかわってくるということで、今回の議案になったということで、それは了解する。  この設計にもかかわるということで、質疑でも申し上げたが、現場で働く調理員労働環境にかなり影響する。  これまで船橋市は、給食室調理員がけがをする事故も起きているし、本当に労働労働環境にかかわる重要な設計になっていくと思うので、栄養士とか業者の話を聞いているということだが、ぜひ調理員の話をちゃんと聞いていただきたい。  働く調理員の生の声を、ぜひ所管課で聞いていただきたいということを要望して、賛成する。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          10時16分休憩    ──────────────────          10時17分開議 A陳情審査陳情第14号 小中学校イジメ問題解決に関する陳情 [討論] ◆岩井友子 委員  【採択】採択で討論する。  いじめは、いかなる形をとろうとも人権侵害であり暴力である。子供や保護の訴えの無視とか、事実関係の隠蔽も許されない。  日本共産党は、学校は、いじめへの対応を絶対に後回しにしない命最優先の原則を確立すること。教育委員会は、教員の多忙化の解消、少人数学級の推進、養護教諭やカウンセラーの増員、いじめ問題の研修など、教育条件の整備を図ること。こうしたこととともに、深刻なケースに対応できる全国的なセンターとして、いじめ防止センターの設立を提案してきたところである。  陳情は、いじめ問題を解決するために学校と教育委員会の外に、コンプライアンス機能を持たせる組織の設置を国に求めたものだが、同趣旨であると受けとめ、賛成とする。 ◆つまがり俊明 委員  【不採択】不採択の立場で討論に参加する。  いじめの問題の解決は大変重要なことだし、願意として、いわゆる保育園とか社会福祉法人のように、常設の第三者的組織が必要であるという内容なのかなとも読み取れないことはないが、陳情の中にちょっと教育現場に対する適切でない表現があるので、ちょっと賛成はできないかなというところである。 ◆朝倉幹晴 委員  【不採択】陳情が非常に思いを持って陳情していると、いじめに関する思いを持って陳情していることは理解できるが、まずは、教育委員会内の体制をしっかりさせること。そして、必要に応じて、大きな問題が起こったときに第三委員会の評価などが必要となってくるとは思うが、すぐにこのような形の組織をつくるのが適切かどうかは、議論が分かれるところなので、陳情の思いはわかるが、不採択とさせていただく。    ……………………………………………… [採決]  賛成少数のため、不採択とすべきものと決した。(賛成 岩井友子委員)    ──────────────────  以上をもって付託事件の審査は終了。    ──────────────────  委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。          10時21分休憩    ──────────────────          10時23分開議 2.金杉台中学校に関する検討状況報告について [理事説明] ◎教育総務課長 今回報告する金杉台中学校については、少子化などの影響から、ここ数年、生徒数が減少する傾向にあり、後ほど詳しく説明するが、5月1日現在、各学年1学級、生徒数は1年生から3年生まで合わせても、全校生徒58人といった状況である。  このような状況の中、金杉台中学校の今後のあり方について、平成29年秋から、金杉台中学校の関係へのヒアリング、金杉台小中学校学校関係による金杉台中学校の今後を考える会を3回、金杉台小中学校保護を対象とした保護説明会を1回、また関係する小中学校保護、地域住民を対象とした地域説明会を2回開催し、教育委員会としては、近隣の御滝中学校との統合が望ましいと考えていると説明してまいった。  説明会の主な開催状況などについては、これまでも文教委員会で報告したところだが、このたび新たな取り組みとして、保護アンケートの実施、地域自治会連合会との意見交換会を実施することとなったので報告させていただく。  では、表紙をめくり、1ページ、保護アンケートの実施について説明する。  1、目的としては、先ほど冒頭で述べたとおり、昨年度何回か開催された説明会に参加された方から、関係する保護等へ広く意見を聞いてほしいという声が複数寄せられた。また、教育委員会に提出された837人分の金杉台中学校存続を求める陳情署名でも、その願意として、金杉台中学校を存続させることを前提として、住民と広く意見交換することが求められている。  なお、この陳情については、教育委員会会議の7月定例会で審議され、採決前の意見開陳の中で、それぞれの委員からは、陳情書願意前段金杉台中学校を存続させることを前提としてに関しては、小規模校子供たちの未来がなくなるわけではないが、小規模校ではないことで開かれる道がたくさんあると考えている。  今の生徒数推計や金杉台中学校の立地の特殊性を考えると、なかなか存続方向での検討は今の段階では難しいと考える。
     学校では、友達が多ければ多いほど、またいろいろな可能性があればあるほどよいと考えている。  金杉台中学校の現状や、今後の生徒数のさらなる減少という推計結果から、子供たちにとって望ましい教育環境を考えると、少なくとも存続を前提とすることは困難であり、統合についてきちんと考えなければならない時期に来ているといった意見委員の方々から出され、全会一致により、不採択となっている。  しかしながら、陳情書願意後段の住民と広く意見交換することに関しては、陳情に関しては受け入れられないことがあるが、まだまだ話し合いが必要で、やっていかなければならないことが我々にもある。  意見交換をこれからも引き続き続けていくことは、本当に大事なことだ。  統合に当たっては、市民協働で培ったコミュニティ力を生かすためにも、地域意見を聞くようにしていただきたい。  地域保護の方々に理解を得られるよう、今後も丁寧に検討していく必要があるといった意見も寄せられている。  これらを踏まえ、意見聴取の一つの手段として、中学校選択理由に関する保護アンケートを実施し、率直な意見を聞くことで、学校選択に際し、重視する教育環境を把握し、今後の検討の資料として活用したいと考えている。  続いて、対象など具体的なアンケート内容を説明する前に、資料の3ページから8ページに添付した金杉台中学校の現状についてのパンフレットをごらんいただきたい。  こちらは保護の方々にアンケートの回答をいただくに当たり、アンケート用紙と一緒に配付することで、教育委員会としてなぜ御滝中学校の統合が望ましいと考えているのか。金杉台中学校の現状を保護に認識していただくものである。  4ページをごらんいただきたい。  金杉台中学校生徒数及び学級数の推移と今後の推計として生徒数は昭和62年度の528人をピークに減少に転じ、平成26年度以降、1学年1学級の状況が続き、生徒数ピーク時の約11%にまで減少している。  また、令和元年5月1日現在の生徒学級数推計表では、今後も徐々に生徒数は減っていき、令和8年度には50人を切ることを示している。  次に、アンケートの対象に関係するところなので、6ページの通学区域の地図をごらんいただきたい。  地図上、赤枠内が御滝中学校通学区域、紫の枠内が金杉台中学校通学区域となっている。  左上の囲みの中で、御滝中学校通学区域の中に、昭和46年に金杉台団地が造成されたことにより、金杉台中学校が創設されたとあるが、金杉台中学校通学区域は御滝中学校通学区域の中に含まれていることがわかる。  このうち紫の枠内で白塗りの区域は金杉台中学校指定学区、つまり何らかの事情がない限り金杉台中学校に通学する区域だが、次の7ページ下段の表にあるとおり、金杉台中学校指定学区の約4割が部活動兄弟関係などの理由で御滝中学校指定校変更をしていることがわかる。  また、地図に戻っていただき、次に地図上で水色と桃色に塗ってある区域は、金杉台中学校か御滝中学校のどちらかを進学先として選択できる区域だが、7ページ中段の表にあるとおり、この選択地域の約9割の生徒が御滝中学校を選択している。  このように、金杉台中学校に進学可能な生徒の多くが御滝中学校に進学している状況の中、中学校入学に際し、どのような理由で学校を選択したのか、あるいはこれから選択するのか、率直な意見を伺うことが今回のアンケートの目的である。  続いて1ページに戻り、アンケートの2、対象としては、こちら記載のとおり、中学校については金杉台中学校生徒保護及び御滝中学校を選択して通学している生徒保護、小学校では金杉台小学校に在籍する4から6年生の保護及び周辺小学校のうち金杉台中学校を選択できる地域に居住する4から6年生の保護が対象となる。対象数は、下の表のとおり中学校で353人、小学校で460人の合計813人を予定している。  続いて2ページをごらんいただきたい。  3、アンケート項目としては選択式としており、中学校小学校とも在籍校その他の属性、選択先進学先の学校の選択理由などの項目のほか、自由記述欄なども設けている。  また、アンケート実施方法等については、無記名、任意とし、配付、回収に当たっては、学校の協力のもとお願いするものとする。  なお、アンケート内容保護に聞くものだが、回答に際しては、これまで開催した保護説明会地域説明会において子供の声も聞いてほしいという声があったことから、お子さんと相談することも可能とし、家庭により、兄弟姉妹が該当する場合には、それぞれ1枚ずつ回答していただく。  実施時期は、今月中旬に配付し、月末の27日金曜日を締め切りとし、また集計結果については、今後の地域説明会等で公表していく予定である。  アンケートの概略は以上だが、具体的なアンケートの内容について、実際のアンケート用紙をごらんいただきながら、簡単に説明する。  まず、9ページをごらんいただきたい。  こちら中学生の保護用のアンケートである。内容としては、10ページの在籍校住所等の属性を聞く設問から始まり、11ページでは、中学校進学に際し、現在の在籍中学校を選択した理由や重視した点を聞く。  この設問により、地域保護が重視している教育環境を把握できることから、今回のアンケートにおいて、最も大切な設問であると考えている。  なお、選択肢のうち1から4番までは、例えば自宅からの距離が近いことや、兄弟関係など家庭環境により選択される項目となる。  続いて、選択肢の5番目以降は、学校規模により状況が異なる特徴を選択肢としたものである。例えば、7番の体育祭合唱祭など、小学校との連携があるという金杉台中学校の特徴に対し、8番では、体育祭合唱祭などクラス対抗の行事があるといった学年に複数のクラスがあることで可能になる特徴のように、学校規模を対比した選択項目となるようにしている。そして、これらの選択肢から最大5つまで選択していただく。  続いて、12ページになるが、中学校進学について考え始めた時期を聞く設問と、自由記述欄を設けている。  次に、小学校保護用については、13ページからの金杉台小学校用を例に説明する。  設問の構成は、基本的には中学校用と同様としているが、対象がこれから中学校へ進学するお子さんがいる家庭ということで、中学校用にはない設問を設けている。  具体的に申し上げると、16ページの問3の1において、通学する中学校が、金杉台中学校指定されている指定学区に住まい保護に対しては、まず、通学指定校変更制度を知っているか否かを聞き、続けて問3の2では、通学指定校である金杉台中学校に進学したいか、あるいは通学指定校変更制度を申請し御滝中学校に進学したいか、現時点の考えを聞く設問としている。  また、進学する中学校が、金杉台中学校または御滝中学校、どちらか選択できる選択地域住まい保護に対しては、問4において、現時点で進学したいと考えている中学校を聞く設問を加えている。  保護アンケートの実施についての説明は、以上である。  最後に、再び2ページに戻っていただき、下段の地域自治会連合会との意見交換会について説明する。  こちらもアンケートと同様に、意見聴取の1つの手段として実施するもので、金杉台中学校が位置する高根・金杉地区自治会連合会との意見交換会を実施することとなった。  日時は、今月28日土曜日、金杉台中学校生徒減少による今後の対策についてという内容で意見交換をする。  なお、金杉台中学校に通学できる地域には、もう一つ、二和地区自治会連合会があるが、同じように意見交換会の開催を打診させていただいたところ、状況は理解しており、教育委員会の考えている内容で進めていただくことに了承するので、改めて意見交換会を開催するには及ばないとの回答をいただいていることを申し添える。    ……………………………………………… [質疑] ◆つまがり俊明 委員  大変きめ細かなアンケートで、いいのではないかなと思っている。  実際、ニーズ調査に近いものなのかなと思うので、実態として今後どういうニーズ保護の皆さんが持っているのかを確認するということでも、いいのではないかなと思う。  QRコードなんかもつけて、今の世代の皆さんにとっても合っている形だと思うが、ホームページを見ると、昨年度までの説明会みたいなものはアップされているが、その後は、考える会とか地域説明会というのは、今年度は行われてないのか。 ◎教育総務課長 昨年3月末に行なった第2回地域説明会の後は、地域の方との説明会等は開いていない。 ◆つまがり俊明 委員  これまでもホームページにかなり詳細にアップしているので、どうしてもいろいろな思いを持っている方もいるから、積極的にウエブでも発信していただいて透明性を確保していただきたい。 ◆岩井友子 委員  1年生から3年生まで58人ということで、ことしも1年生が入っていると思うが、1年生の中に選択区域から来た方もいるのか。 ◎教育総務課長 お手元の資料の7ページである。パンフレットの中にあるが、真ん中のところである。  選択地域の選択率ということで、金杉台中学校を選択した方が、元年は7名いる。 ◆岩井友子 委員  これは、金杉台中という指定学区外からも7人の方が金杉台中を選んで入ってきているということか、確認である。 ◎管理部長 今の岩井委員の質問は、要は指定校変更、選択学区だと自由にどちらか選べるが、そうではなくて、もともと指定学区がほかの学校にあって、それを例えば部活を理由とかで、金杉台中を選んだという、そういう指定校変更の質問ということか。 ◆岩井友子 委員  そうではなくて、どっちでもいいという地域の中で、金杉台を選んだ方が何人いるのかということ。 ◎管理部長 そうすると、教育総務課長が答えたように7名になる。 ◆岩井友子 委員  そうすると、1年生19人の中で7人、かなりの比率で指定地域ではない選択をして入ってきている生徒がいることがわかった。 ◆島田たいぞう 委員  どのぐらいの目安を持って事業を進めているのか。もう4年がかりであったか、5年目に入るが、統廃合ということは前々から、ここばかりではなく、ほかの学校も類似する学校が、僕の知っている限りでは近くの咲が丘とか、いろいろあるが、そういう部分も含めて、やはりある程度目標を立てながら、一つ一つ進めなくてはいけない事業だと思うが、大体の目安は、意見を聞くのは大変重要なことだと思うが、どこかでやはり踏ん切りをつけなくてはいけない部分ってあるではないか。そこは、どのようなところを目安にしているのか。 ◎教育総務課長 予定としては、今年度中に方向性を決めてと考えている。 ◆島田たいぞう 委員  意見をよく聞いて結論を出していただきたいが、やはり今年度中ということで、ぜひよろしくお願いしたい。 ◆岩井友子 委員  統合を前提に、御滝中との統合が望ましいという方針が教育委員会から出されて、ずっと説明会をやってというのを、子供たちも見ているわけである。この学区の子供たち学校関係が聞いている中で、統合の説明会がずっと続けられているが、子供たちも含めて非常に不安を与える状況が長く続いているのではないかと思う。  それは、教育的にはとてもよくないと思うし、そういう点では、うまくいかなかったら1回立ちどまって、もう1回考えるべきだと思う。  子供たちに長く不安な期間を過ごさせる、保護についても不安な期間を過ごさせるのは、教育的観点からもよくないと思うので、教育的観点に立った対応を求めたい。 ◆鈴木和美 委員  4ページの生徒数学級数の推移、推計とあるが、元年度は書いてあるのはわかるが、どう推計を出したのか。25人ぐらいまでふえているときもあるし、減っていって、最後は13年度に9人になっているが、これはどうやって出せたのか。 ◎教育総務課長 推計については、毎年度5月1日の各学校の学区内の就学前の子供の数を数える。さらに、選択区域がある場合には、選択できる学校の直近5年間の選択率の平均値を案分し、加算する。これが基礎数値となる。  その後、引っ越しとかいろいろあると思うが、そういうものについても、今までの平均をとり、係数を掛けて増減を入れている。 ◆鈴木和美 委員  この地域の子供は、もともとこのぐらい……結構急激に減が、こんなに減る推計なのか。13年あたりの子供はまだ生まれてないと思うが、このあたりの子供の推計が、もともと減っているということなのか。 ◎管理部長 13年推計となっているのは、要は小学校金杉台小学校とそれから指定校として……選択として入っていける子はもちろんいるが、基本的には金杉台──この地区。それから、まだ小学校へ入ってない未就学児のお子さんでゼロ歳から6歳までの子たちが小学校に入り、中学校に入ってくる想定でこの推計を出している。 ◆鈴木和美 委員  そうすると、出せるのは7年ぐらいではないか。令和……生まれてる……済みません、私の理解が悪いか。(「中学校だから」と呼ぶあり)中学校だから、今はもう生まれている子たち……これぐらい減っているということか。済みません、理解できた、ありがとうございました。 ◆岩井友子 委員  馬込町とか隣接する地域が、今物すごくふえている。旭中学校の学区だが、一部金杉台の住所であっても旭中に行っている子供が現状もいるが、その旭中自体は物すごく規模が大きくなっている。  それとの関係で、これからも馬込町の地域はかなり農地が残されていて、住宅の開発がずっと進んでいるではないか。その辺は見込んで、旭中の学区からこちら側に変更するとか、旭中が受け入れ可能なのかどうか、それとの関係で金杉台の中学校の推移は検討しているのか。 ◎管理部長 委員から話があった旭中学校については、やはり今の教室の状況の中でも、将来的に受け入れるのは、なかなか難しいだろうと考えている。  当然ながら、周辺の宅地開発みたいなものも、これから想定されるので、その部分については、当然、学校の中で受け入れができないという話になれば、敷地があれば増築する、あるいは教室の弾力化をする。それがもし無理であれば、学区の見直しをする選択肢はあるが、それについては今後検討していくことになっている。  ただ、それを理由として、金杉台中学校に特に影響があるとは考えていない。 ◆岩井友子 委員  影響ないと言い切っていいか。 ◎管理部長 あくまで旭中学校については、金杉台中の指定学区ではなく、選択学区としての一定のエリアについては、金杉台中を選べるエリアではあるが、そもそも学区の大幅な見直しの検討には至っていないので、今確かに今回選択学区の中から旭中に通っているお子さんは8名いる。  そこは、やはり通学の距離とか、兄弟の関係とかはあると思うが、特に旭中の問題と金杉台中の今回のを同じ時間軸では議論しにくいと思っている。 ◆岩井友子 委員  余り今の話は説得力がなくて、地元にいると本当に遠い、旭中、通ってる子供たちにすると。でも馬込町で同じ町会で一緒に生活していたから、友達と一緒に通いたいということで旭中に通ってる子供たちがいる。でも、もし何らかの見直しとなったら、それはそういうこともあり得ると思う。  旭中の大規模校問題を解決しないで、こちらだけ学校を減らすのは全体を見ていない感じがする。指摘だけしておく。 ◆朝倉幹晴 委員  人数の推計に関係するのだが、先ほど現小学生と、それからゼロ歳から6歳までの住民基本台帳で調べた数で、ある係数を掛けて計算すると、その算定根拠はわかる。  それと同じ手法で2年前か、塚田第二小学校の学区の決定のときに、推計値を出して、住民説明会をやった。その推計値と現状の数はほぼ合っているのか、それが大幅にずれていると、この推計自身がどうかなという議論があるので、そこら辺はどうか。 ◎教育総務課長 塚田第二小学校の場合は、森のシティの子供たちの数が少し推計より減ったので、少し推計よりは減っている。ちょっと今詳しい資料がここにない。 ◆朝倉幹晴 委員  今の話からすると、他の地区については推計に近かったと解釈できると思う。そうすると、この推計はそんなに大幅に外れることはないと言えると思うが、もう1点質問したいのは、このアンケートをとること自身は、非常に大切なことで、11ページなどにある理由も、若干不十分な点はあると思うが、既に行われているので、変更のしようもないので、おおむね選択肢としてはいいと思うが、ただ、この選択肢の中に、例えば表現がない、少人数だからこそクラス同士が仲よくなる、すごく親密になれるという選択肢がないのは、ちょっと選択肢として不足していると思う。  そうすると、そのような意見は、例えば17番の自由記述欄に書くと思う。そうすると自由記述欄の記述も含めて、結果を関係に還元していかないと、選択肢の番号だけの数の集計だと不十分だと思う。  塚田のときは、たしか説明会で出た全ての意見を文章化し、それに対する回答をつくったと思うので、この自由記述欄の回答についても、きちんと公開のときに丹念に再現していただきたいが、いかがか。 ◎教育総務課長 はい。 ◆岩井友子 委員  町会自治会、地域自治会連合会との意見交換会だが、先ほど二和自連からは任せるという報告があったが、馬込町の自治会、2つ関係する自治会があるが、ここの意見はどうなっているのか。(発言するあり)違う、法典自治連である。一番隣接しているところ……聞きたくないのかな。 ◎管理部長 今回の意見交換の中では、基本学区ではないので、まず意見交換会の場所とはしていない。ただ、隣接している学区ということもあるし、まず金杉台中学校に直接地域コミュニティが、直接そこに大きな影響を及ぼす2つの地区の連合町会に今回声がけした。  ただし、金杉台中学校を選択できる保護へのアンケートを今回やっているので、今後このアンケート結果をまとめて、その結果の報告も含めて、改めて11月後半以降で、地域説明会等を行っていく予定だが、そういった中で意見を伺う機会も設けていきたいと考えている。 ◆岩井友子 委員  馬込東部自治会は金杉も入っている、町名の中に。そうすると、該当する町会である。該当する町会の声は、該当する自治会町会として扱って、ちゃんと声を聞いてほしいのだが、そういう扱いするか。 ◎管理部長 はい、そういう対応をしたい。          11時00分休憩    ──────────────────          11時04分開議 3.行政視察について ○委員長杉川浩) お手元に配付した行政視察行程表、調査事項をごらんいただきたい。  事前に委員の皆さんにはメールで知らせたとおり、日程は10月30日水曜日、31日木曜日の1泊2日で行う。  視察先及び視察事項については、30日の午後に大阪市役所にて、教職員の教育力向上の取り組みの強化についてとして、大阪市版スクールロイヤー事業、部活動指導員活用事業、スクールサポートスタッフ配置事業について行う。  31日の午前に熊本市役所にて、ICT教育・プログラミング教育についての視察を行う。  同行理事については、教育次長及び学校教育部長にお願いしたいと思う。皆さん、目を通していただいているだろうか。      [「はい」と呼ぶあり] ○委員長杉川浩) 視察の行程、内容、調査事項等については、これでよろしいか。
         [「はい」と呼ぶあり] ○委員長杉川浩) それでは、そのようにする。  詳細な行程表等を含めた視察資料については、後日書記より配付させる。  なお、今後都合が悪くなってしまった方は、10月10日木曜までに、事務局まで連絡願う。11日以降はキャンセル料が発生するので注意願う。    ────────────────── 4.次回の委員会について ○委員長杉川浩) 次回の委員会は10月21日月曜日、午後1時から開く。  議題については、行政視察のテーマに関する本市の状況調査を行いたいと思う。具体的には、大阪市の教職員の教育力向上の取り組みの強化についての大阪市版スクールロイヤー事業、部活動指導員活用事業、スクールサポートスタッフ配置事業について、熊本市のICT教育・プログラミング教育についての本市の状況調査となる。  委員会の開会通知は後日配付する。    ────────────────── ○委員長杉川浩) 他に何かあるか。 ◆つまがり俊明 委員  先ほど金杉台中学校の議論があったが、個別に行っている方もいると思うが、一度委員会としてまとまって、現場の雰囲気とか、現場の声も聞くような機会を、視察調査をしてはどうかなと思ったので、正副委員長で、皆さんの同意があれば、検討いただければと思う。 ○委員長杉川浩) つまがり委員からの提案だが、皆さん、いかがか。 ◆鈴木和美 委員  私も金杉台中学校がどこにあるかはよく理解しているし、状況も紙の上ではよく資料は見せていただくのだが、現状、例えば部活をやっているときがどういう状況だとか、そういう状況は、全く申しわけないが、拝見したことがないので、今後先ほどの答弁の中で、たしか今年度ある程度のということがあったので、ぜひ行ければと思う。  それはそれとして、きのうレビューをやっていて、少し気になったことがあり、例えば岩井委員の現場の方に知らせているのかということに対して、使っている利用からは話を聞いていないということもあったので、その視察に行くときに、例えば現場を、済みません、うまく話せなくてごめんなさい。  例えば、危機管理課の倉庫が行田運動広場にはあるという話があったり……だが本当は市船の更衣室に使う予定……ちょっとそういうことがよくわからない中で、きのう話を聞いていたので、現場を見ることや、それから必要であれば、利用から話を……参考人として聞く機会というか、そういう感じで少しこの中でも深められたら。例えば指定管理のものは、指定管理の条例、きのう出ていたのはここではないということだったが、条例をうちで審査するようなものがあれば、そのときになってやるのではなく、現場をあらかじめ見ておくとか、話を聞いていくことは、先にやっておきたいので、ちょっとタイトになると思うが、執行部の動きがタイトであれば、こちらがタイトになるのはやむを得ないと思うので、正副委員長で精査していただき、そのようなこともやっていきたいと提案する。 ○委員長杉川浩) 皆さん、いかがか。 ◆岩井友子 委員  いいと思うが、声を聞くのは難しいと思って、どう聞くのか。  1つは、きのうの議論で体育協会の理事7人には説明したが、52団体には通知が行っているかわからないということで、では幾つか団体に声をかけて参考人で来てもらって話を聞くとか、そういうことか。(発言するあり)なので、具体的にどう聞くのかよく研究しないと、聞きたくてもなかなか聞けるものではないと感じる。個別に聞くことはできても、委員会として聞くとなると、どう聞くのかは丁寧にやる必要があると思う。 ◆鈴木和美 委員  岩井委員おっしゃるとおり、どの団体をピックアップというのは、非常に難しいというのは認識しているので、例えばどういう団体が利用してるのか当然わかるわけだから、担当課はわかっているわけだから、例えば……ちょっと今出てこないので、アリーナだったらアリーナがどの団体……要するに利用頻度が高い団体とか、そういう精査の仕方だと思う。  例えばグラスポだったらグラスポの利用頻度が高いところ、法典公園だったら利用頻度が高いところとか、そこは精査のしようがあると思うので、よく検討しなければいけないのは、おっしゃるとおりだと思う。  施設を見に行くというのは、セットでまた別の話なので、金杉に例えばバスを仕立てるのであれば、1回で行ったほうがいいかなと思って、済みません、提案に乗った、申しわけない。 ◆島田たいぞう 委員  私の考えでは、組織がある以上、当然下もいろんな会議を通して進められるのが組織だと思っているので、結局、さっき二和云々という話をした、来なくていいと、金杉台の……任せるという話をしていた、当局が。  僕は二和の会長である。そんな話1回も聞いてないし、だが連合町会の会長がきちっと答えているということは、ほかはそれである程度了解しているわけである。そういうものだろう。何をやるにしても組織はある程度その人たちに接触しながら、意見を聞きながら進めていくのである。それを末端の末端まで話をしたら、それは時間がかかる。また、懇切丁寧なのはどこを限度にしていくかは我々もある程度理解してあげないと進まない、物事が。と私は思う。(「私はそう思いません」と呼ぶあり)はい、私はそう思う。 ○委員長杉川浩) それでは、皆さんの意見を伺ったので、正副で調整させていただき、金杉台中の視察は実行したいと思うが、それぞれ組織の末端の方たちに現状を伺うことが、どのような形でできるのか、正副で検討させていただいて、皆様にまた協議いただく方向にしたいと思うが、よろしいか。 ◆鈴木和美 委員  話を聞く話と施設を見に行く話は2つあるので、施設を見にいく話はぜひ金杉台中のほうに寄せていただいたほうが効率的だと思う。 ○委員長杉川浩) わかった。よろしいか。      [「はい」と呼ぶあり] ○委員長杉川浩) ほかに何かあるか。      [「なし」と呼ぶあり] ○委員長杉川浩) なければ、以上で文教委員会を散会する。          11時13分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長   杉川浩(自由民主党)  副委員長  藤代清七郎(自由市政会)  委員    大沢ひろゆき(自由市政会)        島田たいぞう(自由市政会)        木村修(公明党)        藤川浩子(公明党)        つまがり俊明(市民民主連合)        岩井友子日本共産党)        鈴木和美(真政会)        朝倉幹晴(みらい@船橋) [傍聴議員]        林利憲(自由市政会)        石崎幸雄(公明党)        三橋さぶろう(市民民主連合)        今仲きい子(無所属) [説明のために出席した]  大山教育次長  大竹管理部長  齋藤教育総務課長  筒井学校教育部長  大野指導課長  八重樫保健体育課長  杉田企画財政部長  石田契約課長      その他 課長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 関谷議事課議事第一係長          安東議事課主事...