13時59分開会
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) ただいまから、
予算決算委員会建設分科会を開会する。
──────────────────
1.
審査方法等について
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) お手元の
審査順序表のとおり、まず議案1案を議題とし、
質疑を行う。
次に、
認定4件を一括して議題とし、
質疑を行う。
以上を、今、申し上げた
順序で進めたいと思うが、よろしいか。
[「はい」と呼ぶ者あり]
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) なお、
分科会での
審査は、
分科会運営要領のとおり、
質疑のみを行い、
総括質疑・討論・採決は全体会で行うこととなるので、ご承知おき願う。
次に、本日の
休憩だが、
順序1終了時、
理事者入室のため
休憩をとるので、ご承知おきいただきたい。その他の
休憩については、適宜とっていくこととする。
──────────────────
△
分科会の傍聴について
現段階で
傍聴申し出はない旨、
分科会長から報告があった。
──────────────────
2.
担当事項の
審査(
質疑)
〈
順序1〉
・議案第1号
令和元
年度船橋市
一般会計補正予算
建設委員会が所管する
部局に関する
事項
………………………………………………
[
質疑]
なし
14時00分
休憩
──────────────────
14時08分開議
〈
順序2〉
・
認定第1号
決算の
認定について(
一般会計)
建設委員会が所管する
部局に関する
事項
・
認定第3号
決算の
認定について(
公共用地先行取得事業特別会計)
・
認定第4号
決算の
認定について(
船橋駅
南口市街地再
開発事業特別会計)
・
認定第10号
決算の
認定について(
下水道事業会計)
………………………………………………
[
質疑]
◆
金沢和子 委員 まず最初に、
決算の全体的なところと、
あと最初に全体的で聞いたほうがいいかなと思うことを先に聞く。
平成30年度の
予算のときに非常に危惧したのが、
普通建設事業費を抑制するということで、最終的に
決算がどうなったのかというと、市の
単独事業が大幅に減るという形であらわれたんじゃないかなと思っている。主要な施策に関する資料の18ページのところで見せてもらったときに、ちょっとびっくりしたのだが、前年度
決算比で90億、
単独事業が減っている。もちろん、
普通建設の
単独事業って言った場合に、必ずしも
建設局の
予算だけではないのかなと思ったので、市全体の
普通建設事業費の
単独事業のというふうになると、この90億には、
建設局以外の
予算も含まれているんだろうなというふうには読んだのだが、まず、そういう
理解でよかったか。それとも、この
単独事業の
マイナスというのは、全部
建設局の部門の
予算になるのか。ちょっとその
あたりを最初に教えていただければと思う。
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) どうか。
◆
金沢和子 委員 ざっくりでいいのだが。
◎
建設局長 細かいところまでわからないが、必ずしも、
普通建設事業費自体は
建設局のみではないので、
単独事業費が
平成29年度から90億減っているというご指摘については、
建設局だけでこれだけ減っているとは思っていない。
◆
金沢和子 委員 ちょっと確認をしたかったので、ありがとうございました。
その中でも、全体として私は
道路部の
予算が随分減らされたのではないかなと思っている。多分……
道路関係で、総額でどのぐらいか。総額、
道路関係。例えば、
維持費だとか
整備費、
歩道整備費、そうしたものだけでも、多分足し上げていくとこれ、2億4000万っていうのが足し上げの
数字になるか。それから
河川のほうだと、
河川整備費なんかで言うと1億1300万、
既存公園の
整備費で9億7118万2000円。これ、要するにざっくりなのだが、90億全部が
建設局分ではないにしても、
道路だとか、それから
河川整備、
公園の
整備費が随分削られたという印象を持っている。で、当初
予算のときには、
市民の
要望にはちゃんと応えるというふうにお話をされていたが、億
単位で
予算が減っていると、本当に
市民の
要望に応え切れたのかというのが、非常に
心配である。なので、この
予算規模、要するに前年度と比べて数億という
単位で
予算が減っているという中で、何を削減されたんだろうというのを、要するに、今、
船橋市が
行革をやっている中で、多分それにあわせていろいろ
工夫をされたんだと思う。
言い方を変えれば、市の
基本方針に沿って、各部でご苦労されたんだという
言い方もできると思う。でも、別な面から言えば、
市民要望がその分減ったでしょうっていう
言い方もできると思う。この数億
単位で減っているというのも、
努力の成果というか、もし今お答えいただければ、ざっくりでいいので、30年度の
決算でこれだけ減っているということについて、どういう
工夫……
工夫という
言い方は好きではないが、その
理由などを伺えればと思う。
部単位でも結構である。
◎
道路維持課長 道路維持費の
予算の
縮減額は、少ないものと考えている。縮減された
部分については、
施工規模の縮小、
工法の
見直し、また
施工箇所が近接する場合には、1つの
工事として発注するなど、経費を縮減する対策を講じながら、効率的に
事業を行っているところである。
◎
道路建設課長 道路建設課で、
平成29年度と比較して
事業費の
マイナスになったものは、大きいものとして
都市計画道路事業費がある。その内訳は、
都市計画道路建設費と
都市計画道路用地費が、減額として大きいものになっている。
都市計画道路建設費については、対前年比、約2億5400万円の減となっている。この減となった主な
理由としては、
平成29年度は駅前の、西武の前の通り──
都市計画道路3・4・11号線の開通に向け
工事を行っていたが、
平成30年度は3・4・11号線の
事業が完了したことや、
事業の
進捗にあわせた小規模な
工事しかなかったことから、
建設費については
事業費が大きく減額となったものである。
また、
都市計画道路用地購入費については、対前年比約4億3900万円の減となっている。この減となった主な
理由については、特に
都市計画道路3・3・7号線において、
平成29年度は
買収後の
移転先が確定していた
地権者が多くいたことや、
移転先を必要とせず、
事業に協力的な
地権者が多くいたことから、
事業の
進捗が図れた。それに比較して、
平成30年度は
買収後の
移転先が未定であったり、個別の事情により
事業への協力が容易でない
地権者が複数残ったことから、
事業費が大きく減となったものである。
◎
道路部長 決算額としては非常に
マイナスとなっているが、
市民に直結する
道路の
維持費──歩道の段差をなくすとか、そういう費用はそれほど削減されていなくて、そういう点では
市民の
要望には応えていっていると思っている。
◆
金沢和子 委員 あと、川とか
公園とか。
◎
都市整備部長 29年度、
運動公園の
プールとか、そういった
大型事業があった
関係で、全体的な額としては減ったかとは思うが、その分ちょっと偏りが出た分だけ30年度は抑制した。そのかわり、ちょっとまた
補正予算等で大型な土地を購入したりということがあるので、総体的には縮減はしていないのではないかと考えている。
単独費になってしまうと、その辺はちょっとまた……その辺は活用しながらやっているので、総枠、そういったところで
都市整備部としては進んでいるかというふうに思っている。
◎
河川整備課長 準用河川整備費、
事業が減っているのは、集中的に
工事を行うため、
用地購入をメインとした。それで、
工事請負費の計上を見送ったことによると思われる。
◆
金沢和子 委員 私はもうちょっと疑り深くて、
行革絡みだと思っていたのだが、今、るるご説明いただいた中では、それらしきことというのはなかったが、さっき、ちらっと
道路維持課のほうでお答えいただいたが、例えば、
ページ数でいうと156ページになるか……これも主要な施策のほう。156
あたりから
道路だったかな。要するに、
道路維持費の削減が大きい。2億4000万、前年度比である。だから、さっき
工事を縮減されたとおっしゃったが、要するに、今までもやればできたという
努力の範囲なのか、
行革とは
関係なく……だから
努力をされてこの
数字になったのか、それともやむを得ずこの
数字になったのかというのは、さっきのご答弁だとよくわからない。
道路の
維持費というのは、後ろのページ見てもらうと、細かく
事業の中身も書いてあるのだが、
市民の方にとって、本当に大事なものが多い。
道路の
維持費の
要望ってすごく多いじゃないですか。だから、それが2億円も減っているというのは、私は本当に大変なことだと思ったのだが、それも
行革とは
関係なく、
努力をされて、この減額が生まれたと。だから、少なく見える金額も、私としては、こんなに減らされちゃったという
言い方もあるし、あるいは市全体から見れば、よくぞ
努力をしたという
言い方もある。それは、どういう……この2億4000万、前年度比で比べて減っている
維持費というのは、
箇所数減らした、あるいは
整備キロを減らしたとしか考えられない。ほかにどうすれば……大もとの
数字が減らなければ減らないぐらいの
数字に……だって、何千万とか何百万の
単位じゃない。箇所減らすしかない。そういうふうにして
努力を……
努力という
言い方は変だが、そうやって生み出された
数字ではないのか。
箇所数が減った。違うか。
◎
道路維持課長 確かに2億4000万の減という
数字が出ている。先ほどもご説明したが、
工法の
見直し、
あとは延長を多少短くする等の
工夫はしているわけである。件数を減らしたのかという点に関しては、件数は減らしていないつもりでいる。例えば、
道路の亀裂などによって振動で眠れないとか、そういう
要望も多数ある。その
部分に関しては、通常、我々望んでいるのは、ある程度の路線……この路線について
整備しましょうというのが本来の筋なのだが、緊急な
要望に応えるため、その箇所、振動をなくす
工法に変更する。最低限、その眠れないとかというのを解消してあげる、そういう
工事に変えていっているというのがある。
あとは、今は延長的な話なのだが、今度、厚さの
関係であるとか、本来、何層も舗装があるものを全部剥がして舗装を打ちかえるというのがベストなのだが、一番上の層だけを削って、アスファルトをまた敷設する等の
工法に見直すということで、ある程度の
要望は解消できる。それで今、
予算の縮減に対応しているというところである。
◆
金沢和子 委員 努力されたということですね、じゃあね。今までだって……今までと変わらないことをしているのに、2億減ったってことは、何か別な、今までとは違う別な
努力をされたんだろうと。箇所は減ってないということだから、それ以外の
努力をされたということですよね。わかった……わかったと言うが、私はまだ疑っている。
それから、
あとやっぱり
心配なのが、さっき、
河川のほうは
用地の購入が大きかったというふうに聞いたので、
既存公園の
整備費の
部分、170ページになるか、これも既存の、その
整備でいうと、9億7000万。さっき
委員会のほうでも
質疑があったとおり、
公園の
要望って結構多い。だから、
既存公園の
整備費って言った場合には、例えば新たに
用地を購入するとか、新規で設置をするのではなく、現在の
公園を維持管理したり、手を入れたりするための費用ではないのか。それが前年と比べて9億7000万も減ってしまったというのは、一体どんな
工夫をするとこうなるんだろうと、非常に
心配になるのだが。
◎
公園緑地課長 9億7118万2000円という
数字だが、先ほど部長がご答弁したように、こちらの
既設公園整備費には、
運動公園整備費も含まれている。その中で、29年度には、
拡張駐車場の
整備工事、
駐車場の
植栽工事、また
周辺道路の
整備工事なども実施していることから、ここに差が出ているものと考えている。
◆
金沢和子 委員 運動公園もね、
プールは新しくはなったが、今のお話聞いていると、
公園そのものよりも
公園に附帯する設備、例えば
道路だとか
駐車場だとか。そういうものがみんなこの
既設公園整備費の中に入っていて、それが終わったので減ったという
理解でいいか。
◎
公園緑地課長 議員のおっしゃるとおりだと思う。
◆
金沢和子 委員 そうすると、それを除いた平
年度分と言ったらいいのか……要するに
運動公園の場合にはリニューアルしているので、相当いろいろなことをしなきゃいけなかったというのは、議会でもやっているので、それ以外の例えば
公園でのいろいろな、通常やる、その
部分というのは、この
数字では見えないと思うが。大体……済みません、細かい
数字聞くときには、事前にお伝えすると言ったのだが、平年で、大体、減ったりとかというふうにはしていないか。大体平年並みという
理解でいいか。ちょっと額が大きいので
心配になったのだが。
◎
公園緑地課長 平年並みというところでは、29年度には、
長寿命化関係のほかに、安全・安心の
補助金等をいただきながら、便所の
改修工事なども実施している。これはそのときに必要な
予算として
予算組みをしてやったもので、30年度の、いわゆる
既設公園整備費、
運動公園は除いたものであるが、こちらについても
長寿命化計画を策定した中で、粛々とその内容をもって
施設整備しているので、たまたまお手洗い、便所とかの
改修工事がなかったというところでは、前年度または30年度の
決算額に大きな開きはないというふうに考えている。必要なものを必要なときに投資したということである。
◆
金沢和子 委員 細かい
数字まで確認をしていただいて、ありがとうございました。
なので、ちょっと市の
単独事業の
予算が物すごい減っているので、
建設局で
市民から出されている
要望がすごく減っちゃったんじゃないかというのが非常に危惧をされたので、
心配しているほどではなかったというふうには伺った。
まだ個別が幾つかあるので、とりあえずここで一旦切って、ほかの皆さんからのご質問の後にしたい。
◆
浦田秀夫 委員 都市計画道路の
整備費についてだが、
宮本古和釜線、今2つの
事業区間で同時に
事業が行われているが、なかなか
進捗していないような感じがするのだが、これは予定どおり
進捗していると
理解していいのか。ちょっとおくれているのか。おくれているとすれば、その
理由、原因についてお尋ねしたい。
◎
道路建設課長 この
事業を進めるに当たっては、
事業認可をとって、
認可期間というものを設けて
事業を行っているわけだが、なかなか……その
認可期間は、おおむね5年から6年を設定して
事業を行っているが、その中では、必ずしも終わるものではないので、終わらなければ、
事業期間としては延長しているものである。
そして、3・4・25号線の
習志野台工区については、ちょっと
決算から離れるかもしれないが、おおむね、
大分進捗が行ったので、来年は、少し2段歩道になっているところを一部解消していきたいと考えている。
あと高根台工区については、やはり
地権者さん等いらっしゃるので、
地権者の、ご協力いただける方との交渉を重ねながら、
事業を進めているところである。若干、それによっては、なかなか協力いただけなくて、おくれている
部分もある。
◆
浦田秀夫 委員 順調に進んでいるのか、それともおくれているのか。ちょっとその辺がよくわからない。何とも言えないのか。
◎
道路建設課長 習志野台工区についても、どうしてもなかなかご協力いただけない方というのがあって、そこについては完了ということには至っていない
状況にある。
◆
浦田秀夫 委員 そうすると、
事業は予定どおり
進捗していないというのは、
地権者との
話し合いが進んでいないからという
理解でいいのか。それとも、
予算は十分ついているという
理解でいいのか。
◎
道路建設課長 地権者との交渉の中で、次
年度買収ができる
見込みの立ったものについては、国の
補助金をいただきながら
予算を要求して、
予算を確保しながら
事業を進めているが、
事業の
進捗が進んできたものについては──
進捗率がおおむね終わりのほうになったものについては、やはりご協力いただけない方というか、なかなか難しい方が最後のほうに残ってきているので、そこについては──なかなか翌年度に
買収できる
見込みのないものについては、
予算化していない。ただ、引き続き交渉していく中でご協力いただけるようになったものについては、
代行買収と言って、千葉県の
開発公社を使って、基金を使って購入して、購入できたものについては、さらに翌
年度補助金の申請をして、買い戻しを行っているというところである。
◆
浦田秀夫 委員 大体わかった。
予算の
関係というよりも、
地権者との
話し合いが進まないというのが主たる原因だというふうに
理解したが……そうなんだけども、2つの
事業区間は同時にやっていて、両方とも進まないということである。外から見るとね。2つの
事業、そりゃ
事業認可受けちゃったので、やらざるを得ないのはわかるが、どちらかの
事業区間に集中して取り組むと。特に、いろんな
交通渋滞とか
危険性だとか鑑みて
優先順位を決めて、そこに人もお金も投入してやるというような考えにはならないのか。
◎
道路建設課長 今、
委員のおっしゃることでは、どちらかに注力すべきではないかということだが、一応、2つの工区とも交渉できるところはほとんど目星をつけて交渉している。
習志野台工区については、ある程度
進捗が進んできていて、どうしてもご協力いただけないという方については、今後、ちょっと大きな話なので、これから内部で相談なども必要なのだが、国の考えでは、
事業を行っていて70%、80%終わっているけれども、ご協力いただけないところについては、収用もするべきというような考えも示されているので、そこについては、今後内部で検討していきたいと思っている。
◆
浦田秀夫 委員 この
問題最後にするが、今言った
高根台工区、なかなか
地権者との交渉が進まないということで、これは、ちょうど
高根木戸近隣公園と
高根台中学校のある
交差点の
改良というのがずっと課題になっていて、この区間の
事業が
進捗しないと、
交差点の
改良はできないという
状況になっている。以前、私の質問に対して、ここを優先的に、
交差点の近くから優先的に
用地買収をして、それで
交差点の
改良も……もう何年たつかな、それ、言ってからね……たってるんですよ、もう。昨今、非常に
交通渋滞が発生して、もう刈米の
交差点あたりから朝なんかは渋滞しちゃっているような
状況なので、あそこの
交差点を
改良するためには、この
高根台の区間を進めないとだめなんでしょう……それ、どうなのか。前の……もう何か数年のうちにできるような話だったが、もう……。
◎
道路建設課長 高根台の
交差点の
改良については、
交差点から直近50メートルぐらいの
買収が必要だと思うが、
交差点部分のガソリンスタンドは買えたのだが、そこのちょっと北側で若干買えていないところもあるので、そこについては早急に交渉するようにしたいと思っている。
◆
浦田秀夫 委員 早急にって、だから、もう何年も前からそういうふうに言っているが、どうなっているのかと聞いているのだが。
◎
道路部長 今、
交差点改良に必要な
用地については、率先的にというか、それを第一として交渉しているのだが、なかなか
移転先とかそういうものがあって、ちょっとまだ進めないところもある。今後、またそこを中心に、鋭意交渉等進めていく。
◆
浦田秀夫 委員 じゃ、ぜひ頑張っていただきたい。
次、
河川整備費で、一応、
木戸川が改修終わって、その後、
浸水拠点を何カ所か
整備することになっているが、これは
計画どおりに進んでいるのか。
◎
河川整備課長 木戸川の
浸水拠点整備については、ただいま1カ所
整備、完了している
状況である。
あと4カ所予定しているが、それはできれば隔年ごとにやっていきたいとは考えているが、今年度もちょっと
予算的には計上していないところである。
◆
浦田秀夫 委員 5カ所つくるということで、
市民に説明して、
市民も期待しているが、現状は1カ所つくったきりで、この30年度も31年度も
予算が計上されていない。されていないという話はわかったが、なぜそうなのかということをもうちょっとご説明願いたいのだが。
◎
河川整備課長 今のところ、
準用河川、
河道整備が終わったということ、28年度に終わったので、その後続けて
浸水拠点整備としてやっているところだが、新しく
準用河川に指定した
駒込川、この
事業も進めたいところがあって、今のところ、それを進めるためにそちらのほうへ集中しているところである。
◆
浦田秀夫 委員 駒込川について、次、聞こうと思ったのだが、そこに重点を置いてということだが、そこはだってずうっと重点を置くんじゃないのか。そしたら、その
駒込川が
整備終わらないと、
浸水拠点はできないっていう話になっちゃうと思うが、そういうことなのか。
◎
河川整備課長 そういうことではなくて、ある程度
財政状況が好転してきたら、
木戸川の
浸水拠点整備についても進めてまいりたいと考えている。
◆
浦田秀夫 委員 これは、
行革の中で凍結している
事業じゃないよね。
◎
河川整備課長 行革の中で凍結……新しい
事業ということではないが、一
応河道整備は終わったということなので、ある程度安心・安全な
河川にはなったということで、プラスアルファ、
浸水事業ということなので、ある程度
財政状況を見た上で、再開というか、やっていきたい、
整備していきたい、そのように考えている。
◆
浦田秀夫 委員 これも頑張っていただくしかないのだが。
それから、
雨水の
貯留浸透施設が、各
学校とか
公園なんかに
整備されて、
水害対策に大変有効だと思っているが、これまで何カ所の
整備が終わって、これから何カ所ぐらい
整備していくのかという
計画はあるのか。
◎
下水道河川計画課長 小中
学校に今までやった実績だが、39カ所実施している。今後の
計画だが、
海老川流域については、
河川整備計画に位置づけて
交付金を充当していく予定でいるので、今、県のほうで策定している
河川整備計画に位置づけをしていただいているところである。また、
印旛沼流域についても、
学校のほうは
貯留浸透施設を設置していく考えである。
◆
浦田秀夫 委員 この
施設は、地下に埋めてしまうので、なかなか見ることができないのだが、せっかく
学校の校庭などにつくったので、それを何か
子供たちの教育のために使うとか、見せるとか、説明するとか、そういうことはしていないのか。
◎
河川整備課長 貯留施設をつくるときには、その
学校ごとに、ここの
学校には
雨水の
貯留施設がありますよという看板を必ず設置している。そういうような形で、ここにあることを
子供たちにわかってもらえるような、そういう
状況はとっている。
◆
川井洋基 委員 街路事業費のうちの
都市計画道路建設費が2億5400万の減額、
都市計画道路用地購入費が4億3900万の減額ということで、この
理由と、
用地購入……多分先ほどの話だと
用地が買えないということで、減額になったのかなとは思ってはいるが、これと
建設費の減額になった
理由を再度、きちっと教えていただければと思う。
◎
道路建設課長 都市計画道路建設費について、約2億5400万の減額の
理由だが、先ほどもちょっと説明したつもりではいるのだが、
平成29年度は、
都市計画道路3・4・11号線の開通に向け大きな
工事を行っていたことから、
事業費が大きかったということである。
平成30年度は、その3・4・11号線の
事業が終わったことと、行った
事業についてはほかの路線の
事業の
進捗にあわせた小規模な
工事しかなかったことから、
事業費が大きく減額となったものである。
用地費については、
平成29年度は、
買収後の
移転先が確定していた
地権者が多くいたことや、
移転先を必要とせず、
事業に協力的な
地権者が多くいたことから、
事業の
進捗が図れた。それに比較して、
進捗が結構進んできたということもあると思うが、だんだん難しい
地権者も多くなってきて、
平成30年度は、
買収後の
移転先が未定であったり、これによって代替地を希望される方が多くいたということと、
あと個別の事情により
事業への協力がなかなかいただけない方が複数残ったことから、
事業費が大きく減となったものである。
◆
川井洋基 委員 その点はわかった。
あともう1点。
都市計画道路3・3・7の供用開始が12月ということで聞いてはいるのだが、正確にはいつ供用開始になるのか。
◎
道路建設課長 今、
委員おっしゃられた3・3・7号線というのは、馬込工区のほうでよろしいか。
◆
川井洋基 委員 そうである。
◎
道路建設課長 12月にはちょっと間に合わないかと思う。市の
事業だけではなくて、開通するためには警察のほうに信号機を2個つけていただくこととか、
あと県道
船橋我孫子線があるが、県の
事業との調整もあって、今、年度末供用開始に向けて、各
事業者と調整を図っているところである。
◆
川井洋基 委員 当初ね、12月って私、聞いたから。だが
進捗状況を見ると12月には間に合わないんじゃないかなという思いがあってね、改めて聞いた。年度末には……を目途と、今はしているということでよろしいか。
◎
道路建設課長 現在のところ年度末を目途としている。
◆桜井信明
委員 173ページの土木費の住宅費、住宅管理費、公営住宅
施設管理費について伺っていきたい。これ、借り上げをしている市営住宅の借り上げの費用になるが、昨年度、旭町の借上公営住宅が20年の借り上げ期間が終了したということで廃止になったというところでもある。この中で、30戸の市営住宅──今、市営住宅自体はふやしていこうという取り組みをやっていただいている中で、30戸減っているという
状況でもある。また、借り上げの市営住宅の課題というのも見えてくるかなと思うのだが、市営住宅、今後、安定供給をしていくために、どのような対策を行っていくのか、ご見解をお伺いしたい。
◎住宅政策課長 公共
施設等総合管理
計画の個別
施設計画において、各市営住宅の、直接建設型と借り上げ型の種別であるとか、供給年度、耐用年限、
あと利便性、コストなど、総合的な比較検討を今年度と来年度にかけて行っているところである。来年度改定予定の住生活基本
計画へも、検討結果については記載を行い、市営住宅の安定的・効率的な供給に努めてまいりたいと考えている。
◆桜井信明
委員 借り上げの市営住宅、こういうところも本当に課題があるというところもあり、さまざまご苦労があるとは思うので、安定供給に向けて、来年度改定する予定というお話があった住生活基本
計画など、しっかりつくって安定供給に努めていっていただきたい。
そこで、借り上げの市営住宅の財政負担というのは、毎年必ず出てくるところで、少なくないとは思うが、今後、財政負担を減らすために、直接建設型──市が直接つくるもの──の市営住宅をふやすべきだと考えるが、本市のお考えをお伺いしたい。
◎住宅政策課長 長期的には、借り上げ型よりも直接建設型のほうが財政負担が少ないという比較検討結果もあることから、中長期的な需要の予測を行い、供給方法等の検討とあわせて行っていきたいと考えている。
◆桜井信明
委員 さまざまな角度からぜひご検討いただいて、安定的に供給できて、財政負担も少ない方法を、ぜひ取り入れていっていただきたい。
◆池沢みちよ
委員 今のページのその下なのだが、172、173ページの住宅
整備推進費、分譲マンション実態調査費について伺う。マンションの実態調査を行ったということで、その結果が5月に配付されているのだが、この回収率について……そのマンションの実態調査、回答率36.8%ということだったが、これについての市の見解をまずお伺いする。
◎住宅政策課長 この
船橋市分譲マンション実態調査の回収率については36.8%ということで、市の平均的な調査に比べると、若干低い結果にはなっているかと思う。分譲マンションの管理組合に対して、市のほうから調査書を発送した
関係もあるので、管理組合のほうで管理会社としっかり連携できているようなところ、もしくは持ち回りの役員だけでやっているところ、そういったところの意識の差にもよって、ちょっと回答いただけなかったところがあったのかなと感じている。
◆池沢みちよ
委員 その中で、新耐震基準に適合しているかという質問に対して、わからないとか、無回答である割合が結構高かったと思うが、そちらの回答されたところに対して、今後市としてはどのように対策を行っていくように分析をされたのか、お伺いする。
◎建築指導課長 このアンケート結果をもとにして、直接所有者等に働きかけをすることは難しいと考えている。しかしながら、アンケートをきっかけとして、建物の耐震性に関心を持ち、市に相談等があった場合には、それは丁寧に対応していきたいと考えている。
◆池沢みちよ
委員 それで、改修の助成というのを行っている
事業だが、戸建てに対してマンションの申請の件数、助成の件数が少ないというふうに感じたのだが、こちらに対しては市のほうではどのようなご見解か、お伺いする。
◎住宅政策課長 この共用
部分の改修助成
事業については、管理組合のほうから総会で決議をした後、共用
部分の改修を行うという
予算措置をして、その上で市に申請いただく形になっている。そのため、管理組合で合意形成するために、一定期間必要になることから、なかなか件数的には毎年同程度の申請にとどまっているものと考えている。
◆池沢みちよ
委員 まだまだこういう改修の支援をしているというところを、もしかしたら知らないところもあると思うので、ぜひこれからも周知に努めていただきたい。
あと、マンションのほうでは大規模改修というのがあるが、そちらの補助はやっていないということだが、それに対して、このマンションの管理組合のほうからであるとか、何かこの実態調査の中で意見など出たのか。
◎住宅政策課長 この分譲マンション実態調査の結果の中でも、大規模修繕
工事における修繕費用の不足などの課題が把握できている。30年度──昨年度も9月と11月と3月にマンション管理セミナーというものを行って、その中で、管理組合に対して、大規模修繕の必要性とか合理的な手法などについて、周知啓発を行っている。今年度も3回ほどセミナーを予定しているので、引き続きそういった修繕の必要性などについて、啓発を引き続き行ってまいりたいと考えている。
◆
金沢和子 委員 個別のことで、お伺いしていく。主に昨年の
分科会のときに話題になった話の確認的なことをしていきたいのだが、まず歩道の
整備事業について、前回の
決算の際に、国庫
補助金の交付額が下回ってしまって、当初予定していた路線を減らさなければならなかったという事態が生じている。恐らく国の
補助金や負担金というのが少なくなりつつあるのかなというイメージなのだが、30年度、そうした路線等はあったのか。
◎
道路建設課長 要望額に対する国の交付率は、
道路建設課全体になってしまうが、低いものでは35%から50%といったものがあるが、
平成29年度と比較して、交付率に大きな差はなかった。
◆
金沢和子 委員 大きな差はなかったということは、低いまんまということのような気がするが、例えば、予想して、前回はだから具体的に路線の箇所が3路線だったのが2路線になってしまったというふうにお答えいただいているみたいだが、だから、去年と同じぐらいの
予算要望をすると、例えば3路線から2路線になってしまったので、もともと2路線で申請したら、さらに下がってしまったということも考えられるが、去年並みということだとすると、減っていないのか、それとも去年並みに
要望して、やっぱり1路線ぐらい減らさなきゃいけなかったのかという、その
あたりはどういう
理解をすればいいのか。
だめか……時間がかかるかな。
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) 答弁、時間かかりそうか……その間、違う質問にしていただきたい。
◆
金沢和子 委員 済みません、聞くよって言ったつもりでいたので、聞きぶりが悪かったのかもしれない。
それなので、
道路の
要望というのが本当に多いので、国の補助が減っているという点では、
箇所数がどんどん減っていくんじゃないかというのを非常に
心配している。国が補助率を上げてくれれば、補助を最大限活用して、公道の
整備をするという方針になっているので、それを進めていただけるのかなというふうに思っているので、引き続き
要望していっていただきたいのと、現状の
数字がわかったら教えていただきたい。
引き続いて、
公園の
関係も同じようなことをちょっとお聞きしたい。
建設委員会のときにも指摘というか、お答えいただいているのだが、
船橋市の住民1人当たりの
公園の面積が非常に少なくて、
平成30年度もきっと
努力はされたと思うのだが、どういう
状況になったのか。少しは国・県並みになってきたのか、確認のため伺っておく。
◎
公園緑地課長 公園の
整備状況だが、
平成30年度において新たに
整備された
公園としては、29年度繰り越し
事業ではあるが、大穴近隣
公園で約1万1000平米、夏見台東
公園で約1,340平米の2
公園である。また、そのほかに、開発行為に伴い
整備された帰属
公園などがある。この結果、
市民1人当たりの都市
公園の面積は、
平成29年度末で3.29平方メートルから30年度末では3.30平方メートルとなっている。また、国・県においては、29年度末のデータとなるが、国が10.5平方メートル、千葉県が6.87平方メートルとなっている。
◆
金沢和子 委員 倍以上違う。だから、もっと頑張って
公園をつくっていただきたいなと思っているのだが、実は、
公園をつくっていただきたいだけではなくて、
公園のトイレについても
要望が来ている。具体的に箇所を言ったほうがいいと思うので言うが、長津川の
公園のトイレは、近隣の小
学校では入っちゃだめと言われている。それはいろんな面からだと思うが、要するに1人で入っちゃだめと言われていて、土日、祭日などに親御さんと一緒に行くと入れるという状態である。その親御さんたちからいろいろ聞くと、トイレが物すごく汚いということである。
そこで、お伺いしたいが、まず現状、
公園に設置されているトイレ、長津川はどうなのか。それから、
船橋市が管理をしている
公園のトイレは、どのぐらいのペースで清掃しているのか、最初に伺っておく。
◎
公園緑地課長 トイレの清掃回数については、利用者が多く、
公園規模の大きい近隣
公園クラスで、一月6回から15回行っている。そのほかの
公園については、一月2回から6回行っている。ただし、花見などの特に利用者の多くなる時期の海老川プロムナードなどのトイレについては、清掃回数をふやすなどの対応を実施している。
◆
金沢和子 委員 トイレの掃除を月に6回から15回しかやってないというのにすごく驚いた、最初に伺ったときに。それで、私はまず、トイレの清掃回数を抜本的にふやさないと、せっかく
公園に来てくださった方が、トイレが汚くて使えないからといって利用しない、あるいはご不便をおかけしているというのが現状だと思う。むしろ、まず毎日掃除するっていうふうにしたほうがいいと思う。毎日が無理なら例えば週5日。だって、今、月に多くて15回でしょう。15回で、しかも近隣
公園で皆さんがたくさん使うところはやっていて、そうじゃないところは月2回である。だから、ちゃんと近隣
公園あるいは利用者が多いところについては、週5日だから、少なくとも20日程度の清掃をする。本当は朝晩やったほうがいいのだが、トイレなので。でも、せめて月の清掃回数をふやすということ。それから、花見の時期って海老川の話もあったが、これだって、その時期しかふえていない。だから、まず清掃回数を抜本的にふやさないと、
公園利用者にご不便をかけ続けるということになるかと思うが、そういう認識にはなっていないのか。
◎
公園緑地課長 議員のご指摘の、回数をふやす件については、今後の検討課題になってくるとは思うが、近隣市の
状況を見ても、必ずしも
船橋市が少ないというふうな認識は持っていない。ただ、利用者が多い
公園の土日の使われ方とか、そういったところを考えれば、実際に清掃委託の仕様書などで、例えばだが、休み明けの次の日には必ず入るような、そういった
見直しであったりとか、
あとは
公園のお手洗いの利用者に対して、きれいに使って、トイレの環境美化に努めていただくような、そういった啓発活動はできるのかなというふうに考えている。
◆
金沢和子 委員 そもそもトイレの清掃回数で驚かないんだというところに驚く。毎日掃除していないんだっていうところで、本当はびっくりしてもらいたいところなのだが、そうではないということがまず私はすごい、
市民と行政とのギャップが大き過ぎるというふうに
心配をしているし、やっぱり
行革プランの
関係で、近隣市との比較で
船橋は大丈夫というね、やっぱり
行革プランの悪影響だと私自身は思っている。近隣と比べてやっている、やっていないという判断は、
市民の感覚とずれてしまうと思う。
市民がやってないといったら、ちゃんとやるという、そういう感覚にぜひ戻していただきたい。
公園の
関係はそこまでで、
道路のほうは、もし回答が出ていれば……。
◎
道路建設課長 済みません、お時間いただいて。
歩道
整備の中で、
平成29年度の3路線
要望した中で、2路線しかついていないと答弁したものについては、自転車走行空間の
整備費、こちらが3路線
要望したものが2路線しかついていなかった。
平成30年度については、さらに補助率、交付率が下がっていて、
要望に対する交付率が、これが一番低くて35%になっている。しかも、補助メニューが
平成29年度と30年度は変わっていて、
平成29年度は55%の補助率であったが、
平成30年度からは50%に下がっている。
◆
金沢和子 委員 国の補助を活用することによって、箇所を稼いでいるというのが
船橋の今の
状況だと思うので、補助率が下がると、
事業がなくなったり減ったりというのがもうてきめんである。本当であれば、そういうときに市単で
予算をつけて
事業を行っていくということ──もちろん市単もふえるし、国の補助もふえるしというのがベストだが、国の補助率あるいは対象が減っていく中で、
船橋市の市単の
事業も減っていくというようなことだと、本当に今までやっていた仕事が全然できなくなってしまうということが起きてくるかなというふうに
心配をしている。まず、国の補助
事業について、きちんと市長会なり、あるいは単独でも、
建設局長からでもいいので、補助を減らすなと、自治体の行財政に負担をかけるようなやり方をするなというのを
要望していっていただきたいと思うし、
事業の
見直し、ちょっと
行革レビューシート、今、手元にないので確認できないが、
船橋市が
市民の安心・安全を確保するためにやっている
事業については、市単でも
予算をつけていくという形でやり切っていっていただきたいと思う。
最後にお聞きしたいのが、さっき住宅改修費のご質問があったかと思う。前回
決算のときには、要するに周知が少ないんじゃないかというようなお話もあって、30年度は申請が伸びているのではないかというようなお話もあった。伸びているのはとてもいいことだと思うので、周知の結果、この
事業全体としてどういう評価をされているのか、ざっくりでいいので、教えていただけるか。
◎住宅政策課長 住宅改修支援
事業費には2つあって、マンション共用
部分改修費助成については、先ほどご答弁申し上げた。一方の戸建て住宅に関する住宅改修費助成については、29年度、30年度と地域包括ケアの予防部会の、保健所の健康づくり課のほうでやっているシルバーリハビリ体操のほうに赴いて、体の身体的な介護予防だけではなくて、住宅の改修による介護予防の啓発をそれぞれの年度、5回ずつ行った。
あと、30年度からは改修費の対象となる
工事を10万円以上の
工事としていたものを、3万円以上と、
補助金額自体の上限10万円は変えないが、対象
工事の費用を下げたり、
あと補助率を10%から30%に上げたりした結果、30年度、申請が、戸建てに関して大きく伸びた。10万円から3万円に変えて伸びたということは、手すりとか……要介護になると、介護保険を使って大きな改修をすると思うが、介護保険にならないうちに、まず軽易な改修として、手すりの設置などを使いやすくなったということで、今回申請が30年度から伸びているのではないかと考えている。
◆
金沢和子 委員 そうすると、じゃ、30年度の実績としては、29年に比べて、かなり大幅に伸びたと。要するに、10万円から3万円に引き下げたことで、かなり改善、私の場合でいえば、
事業の改善につながったというふうな
理解でよろしいか。
◎住宅政策課長 そのように考えている。
◆
金沢和子 委員 それと、気になっているのが、さっきも福祉局の
部分でもいろいろあると思うが、高齢者の居住安定確保
計画というのがあるかと思う。バリアフリー化との
関係で。これは、30年度もこういう考えに基づいてやっていたのか……というふうに、この
事業との
関係を確認したいのだが、そういう
理解でいいか。
◎住宅政策課長 議員のご指摘のとおり、高齢者居住安定確保
計画の中で、高齢者用の住宅に対する支援の中で、良質な住宅の確保という
部分で、このバリアフリー
事業が必要だということで始めたものであるので、その
計画に基づいて行っている
事業である。
◆
金沢和子 委員 これは、ちょっと
決算と離れてしまうかもしれないが、総合
計画をね、今、やっている。そうすると、さっきもちらっと、
委員会のときも話したのだが、この高齢者の居住安定確保
計画も、総合
計画にあわせて、だから、実施
計画あたりで引っ掛かってくると思うが、今後は変更、
見直しというふうになるのか。
◎住宅政策課長 総合
計画に関しては、総合
計画で立てた政策に基づいて、個別
計画という位置づけになるので、当然関連はするかとは思う。
あと実施
計画については、高齢者居住安定確保
計画も来年度までの
計画なので、
令和3年度からの
計画改定、
見直しの中で、その後の実施
計画のほうにも反映させる必要があるかなと考えている。
◆
金沢和子 委員 ちょっとね、
決算なので、なかなか今後の、次年度の
計画って聞きにくいと思うが、1つ把握しておきたいのは、今、例えば高齢者の居住安定確保
計画だとか、それから、公共交通の網
計画だとかっていうのが、
建設局単位の
計画、すごくたくさんあって、ちょうど総合
計画にあわせて
見直したり、あるいは新たにつくっていったりというのがあると思うが、
建設局全体でその
計画、これから総合
計画とあわせて、
見直しをしていかなきゃいけない、30年度に既に準備をされてるものもあるかと思うが、どのぐらいあるのか伺いたい。
◎都市政策課長 総合
計画の改定にあわせてというわけではないが、私どものほうだと、都市
計画マスタープラン、
あと立地適正化
計画、これは総合
計画に即したもので、現在、作成しているところである。都市
計画マスタープランについては、32年度末──
令和2年度末が目標年次だったので、新たにつくっているという形になっている。また、立地適正化
計画については、新規で
令和3年度からの
計画施行という形で今、作成しているものである。
あとほかに、
建設局の中でもこれから作業を始めるものなど、さまざまなものを各担当部署で、さまざまなものがあるというのが実情である。
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) 金沢
委員、
決算の範囲で……。
◆
金沢和子 委員 これ以上聞くと怒られちゃうので、ありがとうございます。
もう1つ、実は30年度実績で伺っておきたかったのが災害対策である。去年も多分たくさん全国でいろいろ災害が起きて、
船橋市にも派遣要請が来ているかと思う。その派遣要請には、多分
建設局のほうでもお応えになっているかと思うが、派遣実績をお聞きしたいのだが、どのぐらい、何人ぐらい行ってらっしゃるのか。
◎都市政策課長
平成30年度の派遣の実績だが、まず東日本大震災関連で1名派遣している。
あと西日本豪雨災害の関連で2名派遣していて、合計3名派遣という形になっている──
建設局の中では3名という形になっている。
◆
金沢和子 委員 それで、この派遣要請というのは、具体的にどういうルートで来て、そういう形で派遣をするというふうになっているのか。
◎都市政策課長 被災地派遣については、市の全体としては、総務部門が取りまとめる。また、土木、建築など専門性が高い場合については、改めて
建設局で取りまとめる場合もある。今回、
平成30年度に派遣した3名については、3名とも全国市長会からの依頼によるものである。
◆
金沢和子 委員 答えにくいところを答えていただいてありがとうございました。ちょっとさっき、台風15号のことがね、話題になったので、30年の実績をお伺いしておきたいと思ってお聞きした。
◆
浦田秀夫 委員 さっきの
雨水貯留浸透施設の
整備で、1点、質問し忘れたのだが、
高根木戸近隣公園にもこの
施設が
整備されて、非常に近隣の
水害対策には役に立っていると思うが、
高根木戸近隣公園を使っている方から、
雨水貯留浸透施設ができた後に、かえって
公園の排水、グラウンドの排水が悪くなったというふうに聞いたのだが、そんなことはないか。聞いていないか。
◎
公園緑地課長 高根木戸近隣公園の、
雨水流出抑制
施設を
整備した際の埋め戻し土については、現場から出た発生土を利用している。そのため、いわゆる
雨水の水はけが悪くなったという声は聞いており、
部分的に砂を入れたりとか、入れかえたりとか、
あとは平たん性を再度確保するような手などを入れている。
◆
浦田秀夫 委員 ということは、今は解決をされていると
理解していいのか。
◎
公園緑地課長 委員おっしゃるとおり、今はおおむね解決しているものと考えている。ただ、
公園の南側、縁辺部にスダジイという木が繁茂していて、こちらの、冬場とかで、霜とかの凍結などが、日が当たらないことによって若干うんでいるというようなことは聞いているが、基本的には解決しているものと考えている。
◆
浦田秀夫 委員 公園以外で、例えば
学校なんかで、かえってグラウンドの水はけが悪くなったなどという話は聞いていないか。
◎
河川整備課長 学校のグラウンドに
雨水貯留施設を設置した場合、グラウンド内も含めて集水するために集水
管を入れている場合がある。その場合は、
学校の教頭先生などより、排水は余計よくなった、以前よりよくなったと、そういう話をいただいたこともある。
◆
浦田秀夫 委員 高根木戸近隣公園だとか、
高根台中学校のことをちょっと
心配したのは、この
施設が入る前は、近隣
公園に降った雨が直接
道路に排出をされて、あるいは
高根台中学校の敷地に入った水が、松が丘1丁目のほうに流れ込んで、水害が発生したとかってあったので、それがなくなって……なくなったおかげ……いいのだが、逆に
公園だとか、
学校の敷地内の排水が悪くなっているんじゃないかっていう。中
学校のほうは聞いていないが、近隣
公園のほうでそれを聞いたので、そういうことではないというのはわかったので、とりあえず安心なのだが、そういうことはない……ないということでいいね。わかった。
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) 他に
質疑はあるか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) それでは、
質疑を終結する。
以上で本日の議題は全て終了した。
──────────────────
○
分科会長(三橋さ
ぶろう) これで、
予算決算委員会建設分科会を散会する。
15時23分散会
──────────────────
[出席
委員]
分科会長 三橋さ
ぶろう(
市民民主連合)
副
分科会長 長野春信(自由民主党)
委員 川井洋基(自由市政会)
中村静雄(自由市政会)
桜井信明(公明党)
松橋浩嗣(公明党)
浦田秀夫(
市民民主連合)
七戸俊治(自由民主党)
金沢和子(日本共産党)
池沢みちよ(みらい@
船橋)
[傍聴
委員]
石崎幸雄(公明党)
[説明のために出席した者]
大石
建設局長
高橋都市
計画部長
杉原都市政策課長(参事)
鈴木技術管理課長
高橋都市
計画課長
竹田
都市整備部長
荒井都市
整備課長
吉川
公園緑地課長
西脇飯山満土地区画整理事務所長
木村
道路部長
佐藤
道路計画課長
渡辺
道路管理課長
蒔田
道路維持課長
篠田
道路建設課長(参事)
植田下水道部長
安孫子下水道総務課長(参事)
宗意
下水道河川計画課長(参事)
須賀下水道建設課長
工藤下水道
施設課長
平山下水道
河川管理課長(参事)
荒川下線
整備課長