• 雨水貯留管(/)
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  1. 船橋市議会 2019-09-24
    令和 元年 9月24日予算決算委員会建設分科会−09月24日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 元年 9月24日予算決算委員会建設分科会−09月24日-01号令和 元年 9月24日予算決算委員会建設分科会                                    令和元年9月24日(火)                                       建設委員会散会後                                       第4・第5委員会室 [議題] 1.審査方法等について 2.担当事項審査質疑) 〈順序1〉 ・議案第1号 令和年度船橋一般会計補正予算   建設委員会が所管する部局に関する事項順序2〉 ・認定第1号 決算認定について(一般会計)   建設委員会が所管する部局に関する事項認定第3号 決算認定について(公共用地先行取得事業特別会計) ・認定第4号 決算認定について(船橋南口市街地開発事業特別会計) ・認定第10号 決算認定について(下水道事業会計)    ………………………………………………………………………………………………
             13時59分開会 ○分科会長(三橋さぶろう) ただいまから、予算決算委員会建設分科会を開会する。    ────────────────── 1.審査方法等について ○分科会長(三橋さぶろう) お手元の審査順序表のとおり、まず議案1案を議題とし、質疑を行う。  次に、認定4件を一括して議題とし、質疑を行う。  以上を、今、申し上げた順序で進めたいと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○分科会長(三橋さぶろう) なお、分科会での審査は、分科会運営要領のとおり、質疑のみを行い、総括質疑・討論・採決は全体会で行うこととなるので、ご承知おき願う。  次に、本日の休憩だが、順序1終了時、理事者入室のため休憩をとるので、ご承知おきいただきたい。その他の休憩については、適宜とっていくこととする。    ────────────────── △分科会の傍聴について  現段階で傍聴申し出はない旨、分科会長から報告があった。    ────────────────── 2.担当事項審査質疑) 〈順序1〉 ・議案第1号 令和年度船橋一般会計補正予算   建設委員会が所管する部局に関する事項    ……………………………………………… [質疑]  なし          14時00分休憩    ──────────────────          14時08分開議 〈順序2〉 ・認定第1号 決算認定について(一般会計)   建設委員会が所管する部局に関する事項認定第3号 決算認定について(公共用地先行取得事業特別会計) ・認定第4号 決算認定について(船橋南口市街地開発事業特別会計) ・認定第10号 決算認定について(下水道事業会計)    ……………………………………………… [質疑] ◆金沢和子 委員  まず最初に、決算の全体的なところと、あと最初に全体的で聞いたほうがいいかなと思うことを先に聞く。  平成30年度の予算のときに非常に危惧したのが、普通建設事業費を抑制するということで、最終的に決算がどうなったのかというと、市の単独事業が大幅に減るという形であらわれたんじゃないかなと思っている。主要な施策に関する資料の18ページのところで見せてもらったときに、ちょっとびっくりしたのだが、前年度決算比で90億、単独事業が減っている。もちろん、普通建設単独事業って言った場合に、必ずしも建設局予算だけではないのかなと思ったので、市全体の普通建設事業費単独事業のというふうになると、この90億には、建設局以外の予算も含まれているんだろうなというふうには読んだのだが、まず、そういう理解でよかったか。それとも、この単独事業マイナスというのは、全部建設局の部門の予算になるのか。ちょっとそのあたりを最初に教えていただければと思う。 ○分科会長(三橋さぶろう) どうか。 ◆金沢和子 委員  ざっくりでいいのだが。 ◎建設局長 細かいところまでわからないが、必ずしも、普通建設事業費自体建設局のみではないので、単独事業費平成29年度から90億減っているというご指摘については、建設局だけでこれだけ減っているとは思っていない。 ◆金沢和子 委員  ちょっと確認をしたかったので、ありがとうございました。  その中でも、全体として私は道路部予算が随分減らされたのではないかなと思っている。多分……道路関係で、総額でどのぐらいか。総額、道路関係。例えば、維持費だとか整備費歩道整備費、そうしたものだけでも、多分足し上げていくとこれ、2億4000万っていうのが足し上げの数字になるか。それから河川のほうだと、河川整備費なんかで言うと1億1300万、既存公園整備費で9億7118万2000円。これ、要するにざっくりなのだが、90億全部が建設局分ではないにしても、道路だとか、それから河川整備公園整備費が随分削られたという印象を持っている。で、当初予算のときには、市民要望にはちゃんと応えるというふうにお話をされていたが、億単位予算が減っていると、本当に市民要望に応え切れたのかというのが、非常に心配である。なので、この予算規模、要するに前年度と比べて数億という単位予算が減っているという中で、何を削減されたんだろうというのを、要するに、今、船橋市が行革をやっている中で、多分それにあわせていろいろ工夫をされたんだと思う。言い方を変えれば、市の基本方針に沿って、各部でご苦労されたんだという言い方もできると思う。でも、別な面から言えば、市民要望がその分減ったでしょうっていう言い方もできると思う。この数億単位で減っているというのも、努力の成果というか、もし今お答えいただければ、ざっくりでいいので、30年度の決算でこれだけ減っているということについて、どういう工夫……工夫という言い方は好きではないが、その理由などを伺えればと思う。部単位でも結構である。 ◎道路維持課長 道路維持費予算縮減額は、少ないものと考えている。縮減された部分については、施工規模の縮小、工法見直し、また施工箇所が近接する場合には、1つの工事として発注するなど、経費を縮減する対策を講じながら、効率的に事業を行っているところである。 ◎道路建設課長 道路建設課で、平成29年度と比較して事業費マイナスになったものは、大きいものとして都市計画道路事業費がある。その内訳は、都市計画道路建設費都市計画道路用地費が、減額として大きいものになっている。都市計画道路建設費については、対前年比、約2億5400万円の減となっている。この減となった主な理由としては、平成29年度は駅前の、西武の前の通り──都市計画道路3・4・11号線の開通に向け工事を行っていたが、平成30年度は3・4・11号線の事業が完了したことや、事業進捗にあわせた小規模な工事しかなかったことから、建設費については事業費が大きく減額となったものである。  また、都市計画道路用地購入費については、対前年比約4億3900万円の減となっている。この減となった主な理由については、特に都市計画道路3・3・7号線において、平成29年度は買収後の移転先が確定していた地権者が多くいたことや、移転先を必要とせず、事業に協力的な地権者が多くいたことから、事業進捗が図れた。それに比較して、平成30年度は買収後の移転先が未定であったり、個別の事情により事業への協力が容易でない地権者が複数残ったことから、事業費が大きく減となったものである。 ◎道路部長 決算額としては非常にマイナスとなっているが、市民に直結する道路維持費──歩道の段差をなくすとか、そういう費用はそれほど削減されていなくて、そういう点では市民要望には応えていっていると思っている。 ◆金沢和子 委員  あと、川とか公園とか。 ◎都市整備部長 29年度、運動公園プールとか、そういった大型事業があった関係で、全体的な額としては減ったかとは思うが、その分ちょっと偏りが出た分だけ30年度は抑制した。そのかわり、ちょっとまた補正予算等で大型な土地を購入したりということがあるので、総体的には縮減はしていないのではないかと考えている。単独費になってしまうと、その辺はちょっとまた……その辺は活用しながらやっているので、総枠、そういったところで都市整備部としては進んでいるかというふうに思っている。 ◎河川整備課長 準用河川整備費事業が減っているのは、集中的に工事を行うため、用地購入をメインとした。それで、工事請負費の計上を見送ったことによると思われる。 ◆金沢和子 委員  私はもうちょっと疑り深くて、行革絡みだと思っていたのだが、今、るるご説明いただいた中では、それらしきことというのはなかったが、さっき、ちらっと道路維持課のほうでお答えいただいたが、例えば、ページ数でいうと156ページになるか……これも主要な施策のほう。156あたりから道路だったかな。要するに、道路維持費の削減が大きい。2億4000万、前年度比である。だから、さっき工事を縮減されたとおっしゃったが、要するに、今までもやればできたという努力の範囲なのか、行革とは関係なく……だから努力をされてこの数字になったのか、それともやむを得ずこの数字になったのかというのは、さっきのご答弁だとよくわからない。道路維持費というのは、後ろのページ見てもらうと、細かく事業の中身も書いてあるのだが、市民の方にとって、本当に大事なものが多い。道路維持費要望ってすごく多いじゃないですか。だから、それが2億円も減っているというのは、私は本当に大変なことだと思ったのだが、それも行革とは関係なく、努力をされて、この減額が生まれたと。だから、少なく見える金額も、私としては、こんなに減らされちゃったという言い方もあるし、あるいは市全体から見れば、よくぞ努力をしたという言い方もある。それは、どういう……この2億4000万、前年度比で比べて減っている維持費というのは、箇所数減らした、あるいは整備キロを減らしたとしか考えられない。ほかにどうすれば……大もとの数字が減らなければ減らないぐらいの数字に……だって、何千万とか何百万の単位じゃない。箇所減らすしかない。そういうふうにして努力を……努力という言い方は変だが、そうやって生み出された数字ではないのか。箇所数が減った。違うか。 ◎道路維持課長 確かに2億4000万の減という数字が出ている。先ほどもご説明したが、工法見直しあとは延長を多少短くする等の工夫はしているわけである。件数を減らしたのかという点に関しては、件数は減らしていないつもりでいる。例えば、道路の亀裂などによって振動で眠れないとか、そういう要望も多数ある。その部分に関しては、通常、我々望んでいるのは、ある程度の路線……この路線について整備しましょうというのが本来の筋なのだが、緊急な要望に応えるため、その箇所、振動をなくす工法に変更する。最低限、その眠れないとかというのを解消してあげる、そういう工事に変えていっているというのがある。あとは、今は延長的な話なのだが、今度、厚さの関係であるとか、本来、何層も舗装があるものを全部剥がして舗装を打ちかえるというのがベストなのだが、一番上の層だけを削って、アスファルトをまた敷設する等の工法に見直すということで、ある程度の要望は解消できる。それで今、予算の縮減に対応しているというところである。 ◆金沢和子 委員  努力されたということですね、じゃあね。今までだって……今までと変わらないことをしているのに、2億減ったってことは、何か別な、今までとは違う別な努力をされたんだろうと。箇所は減ってないということだから、それ以外の努力をされたということですよね。わかった……わかったと言うが、私はまだ疑っている。  それから、あとやっぱり心配なのが、さっき、河川のほうは用地の購入が大きかったというふうに聞いたので、既存公園整備費部分、170ページになるか、これも既存の、その整備でいうと、9億7000万。さっき委員会のほうでも質疑があったとおり、公園要望って結構多い。だから、既存公園整備費って言った場合には、例えば新たに用地を購入するとか、新規で設置をするのではなく、現在の公園を維持管理したり、手を入れたりするための費用ではないのか。それが前年と比べて9億7000万も減ってしまったというのは、一体どんな工夫をするとこうなるんだろうと、非常に心配になるのだが。 ◎公園緑地課長 9億7118万2000円という数字だが、先ほど部長がご答弁したように、こちらの既設公園整備費には、運動公園整備費も含まれている。その中で、29年度には、拡張駐車場整備工事駐車場植栽工事、また周辺道路整備工事なども実施していることから、ここに差が出ているものと考えている。 ◆金沢和子 委員  運動公園もね、プールは新しくはなったが、今のお話聞いていると、公園そのものよりも公園に附帯する設備、例えば道路だとか駐車場だとか。そういうものがみんなこの既設公園整備費の中に入っていて、それが終わったので減ったという理解でいいか。 ◎公園緑地課長 議員のおっしゃるとおりだと思う。 ◆金沢和子 委員  そうすると、それを除いた平年度分と言ったらいいのか……要するに運動公園の場合にはリニューアルしているので、相当いろいろなことをしなきゃいけなかったというのは、議会でもやっているので、それ以外の例えば公園でのいろいろな、通常やる、その部分というのは、この数字では見えないと思うが。大体……済みません、細かい数字聞くときには、事前にお伝えすると言ったのだが、平年で、大体、減ったりとかというふうにはしていないか。大体平年並みという理解でいいか。ちょっと額が大きいので心配になったのだが。 ◎公園緑地課長 平年並みというところでは、29年度には、長寿命化関係のほかに、安全・安心の補助金等をいただきながら、便所の改修工事なども実施している。これはそのときに必要な予算として予算組みをしてやったもので、30年度の、いわゆる既設公園整備費運動公園は除いたものであるが、こちらについても長寿命化計画を策定した中で、粛々とその内容をもって施設整備しているので、たまたまお手洗い、便所とかの改修工事がなかったというところでは、前年度または30年度の決算額に大きな開きはないというふうに考えている。必要なものを必要なときに投資したということである。 ◆金沢和子 委員  細かい数字まで確認をしていただいて、ありがとうございました。  なので、ちょっと市の単独事業予算が物すごい減っているので、建設局市民から出されている要望がすごく減っちゃったんじゃないかというのが非常に危惧をされたので、心配しているほどではなかったというふうには伺った。  まだ個別が幾つかあるので、とりあえずここで一旦切って、ほかの皆さんからのご質問の後にしたい。 ◆浦田秀夫 委員  都市計画道路整備費についてだが、宮本古和釜線、今2つの事業区間で同時に事業が行われているが、なかなか進捗していないような感じがするのだが、これは予定どおり進捗していると理解していいのか。ちょっとおくれているのか。おくれているとすれば、その理由、原因についてお尋ねしたい。 ◎道路建設課長 この事業を進めるに当たっては、事業認可をとって、認可期間というものを設けて事業を行っているわけだが、なかなか……その認可期間は、おおむね5年から6年を設定して事業を行っているが、その中では、必ずしも終わるものではないので、終わらなければ、事業期間としては延長しているものである。  そして、3・4・25号線の習志野台工区については、ちょっと決算から離れるかもしれないが、おおむね、大分進捗が行ったので、来年は、少し2段歩道になっているところを一部解消していきたいと考えている。あと高根台工区については、やはり地権者さん等いらっしゃるので、地権者の、ご協力いただける方との交渉を重ねながら、事業を進めているところである。若干、それによっては、なかなか協力いただけなくて、おくれている部分もある。 ◆浦田秀夫 委員  順調に進んでいるのか、それともおくれているのか。ちょっとその辺がよくわからない。何とも言えないのか。 ◎道路建設課長 習志野台工区についても、どうしてもなかなかご協力いただけない方というのがあって、そこについては完了ということには至っていない状況にある。 ◆浦田秀夫 委員  そうすると、事業は予定どおり進捗していないというのは、地権者との話し合いが進んでいないからという理解でいいのか。それとも、予算は十分ついているという理解でいいのか。 ◎道路建設課長 地権者との交渉の中で、次年度買収ができる見込みの立ったものについては、国の補助金をいただきながら予算を要求して、予算を確保しながら事業を進めているが、事業進捗が進んできたものについては──進捗率がおおむね終わりのほうになったものについては、やはりご協力いただけない方というか、なかなか難しい方が最後のほうに残ってきているので、そこについては──なかなか翌年度に買収できる見込みのないものについては、予算化していない。ただ、引き続き交渉していく中でご協力いただけるようになったものについては、代行買収と言って、千葉県の開発公社を使って、基金を使って購入して、購入できたものについては、さらに翌年度補助金の申請をして、買い戻しを行っているというところである。 ◆浦田秀夫 委員  大体わかった。予算関係というよりも、地権者との話し合いが進まないというのが主たる原因だというふうに理解したが……そうなんだけども、2つの事業区間は同時にやっていて、両方とも進まないということである。外から見るとね。2つの事業、そりゃ事業認可受けちゃったので、やらざるを得ないのはわかるが、どちらかの事業区間に集中して取り組むと。特に、いろんな交通渋滞とか危険性だとか鑑みて優先順位を決めて、そこに人もお金も投入してやるというような考えにはならないのか。 ◎道路建設課長 今、委員のおっしゃることでは、どちらかに注力すべきではないかということだが、一応、2つの工区とも交渉できるところはほとんど目星をつけて交渉している。習志野台工区については、ある程度進捗が進んできていて、どうしてもご協力いただけないという方については、今後、ちょっと大きな話なので、これから内部で相談なども必要なのだが、国の考えでは、事業を行っていて70%、80%終わっているけれども、ご協力いただけないところについては、収用もするべきというような考えも示されているので、そこについては、今後内部で検討していきたいと思っている。 ◆浦田秀夫 委員  この問題最後にするが、今言った高根台工区、なかなか地権者との交渉が進まないということで、これは、ちょうど高根木戸近隣公園高根台中学校のある交差点改良というのがずっと課題になっていて、この区間の事業進捗しないと、交差点改良はできないという状況になっている。以前、私の質問に対して、ここを優先的に、交差点の近くから優先的に用地買収をして、それで交差点改良も……もう何年たつかな、それ、言ってからね……たってるんですよ、もう。昨今、非常に交通渋滞が発生して、もう刈米の交差点あたりから朝なんかは渋滞しちゃっているような状況なので、あそこの交差点改良するためには、この高根台の区間を進めないとだめなんでしょう……それ、どうなのか。前の……もう何か数年のうちにできるような話だったが、もう……。 ◎道路建設課長 高根台交差点改良については、交差点から直近50メートルぐらいの買収が必要だと思うが、交差点部分のガソリンスタンドは買えたのだが、そこのちょっと北側で若干買えていないところもあるので、そこについては早急に交渉するようにしたいと思っている。 ◆浦田秀夫 委員  早急にって、だから、もう何年も前からそういうふうに言っているが、どうなっているのかと聞いているのだが。 ◎道路部長 今、交差点改良に必要な用地については、率先的にというか、それを第一として交渉しているのだが、なかなか移転先とかそういうものがあって、ちょっとまだ進めないところもある。今後、またそこを中心に、鋭意交渉等進めていく。 ◆浦田秀夫 委員  じゃ、ぜひ頑張っていただきたい。  次、河川整備費で、一応、木戸川が改修終わって、その後、浸水拠点を何カ所か整備することになっているが、これは計画どおりに進んでいるのか。 ◎河川整備課長 木戸川浸水拠点整備については、ただいま1カ所整備、完了している状況である。あと4カ所予定しているが、それはできれば隔年ごとにやっていきたいとは考えているが、今年度もちょっと予算的には計上していないところである。 ◆浦田秀夫 委員  5カ所つくるということで、市民に説明して、市民も期待しているが、現状は1カ所つくったきりで、この30年度も31年度も予算が計上されていない。されていないという話はわかったが、なぜそうなのかということをもうちょっとご説明願いたいのだが。 ◎河川整備課長 今のところ、準用河川河道整備が終わったということ、28年度に終わったので、その後続けて浸水拠点整備としてやっているところだが、新しく準用河川に指定した駒込川、この事業も進めたいところがあって、今のところ、それを進めるためにそちらのほうへ集中しているところである。 ◆浦田秀夫 委員  駒込川について、次、聞こうと思ったのだが、そこに重点を置いてということだが、そこはだってずうっと重点を置くんじゃないのか。そしたら、その駒込川整備終わらないと、浸水拠点はできないっていう話になっちゃうと思うが、そういうことなのか。 ◎河川整備課長 そういうことではなくて、ある程度財政状況が好転してきたら、木戸川浸水拠点整備についても進めてまいりたいと考えている。 ◆浦田秀夫 委員  これは、行革の中で凍結している事業じゃないよね。 ◎河川整備課長 行革の中で凍結……新しい事業ということではないが、一応河道整備は終わったということなので、ある程度安心・安全な河川にはなったということで、プラスアルファ、浸水事業ということなので、ある程度財政状況を見た上で、再開というか、やっていきたい、整備していきたい、そのように考えている。 ◆浦田秀夫 委員  これも頑張っていただくしかないのだが。  それから、雨水貯留浸透施設が、各学校とか公園なんかに整備されて、水害対策に大変有効だと思っているが、これまで何カ所の整備が終わって、これから何カ所ぐらい整備していくのかという計画はあるのか。 ◎下水道河川計画課長 小中学校に今までやった実績だが、39カ所実施している。今後の計画だが、海老川流域については、河川整備計画に位置づけて交付金を充当していく予定でいるので、今、県のほうで策定している河川整備計画に位置づけをしていただいているところである。また、印旛沼流域についても、学校のほうは貯留浸透施設を設置していく考えである。 ◆浦田秀夫 委員  この施設は、地下に埋めてしまうので、なかなか見ることができないのだが、せっかく学校の校庭などにつくったので、それを何か子供たちの教育のために使うとか、見せるとか、説明するとか、そういうことはしていないのか。 ◎河川整備課長 貯留施設をつくるときには、その学校ごとに、ここの学校には雨水貯留施設がありますよという看板を必ず設置している。そういうような形で、ここにあることを子供たちにわかってもらえるような、そういう状況はとっている。 ◆川井洋基 委員  街路事業費のうちの都市計画道路建設費が2億5400万の減額、都市計画道路用地購入費が4億3900万の減額ということで、この理由と、用地購入……多分先ほどの話だと用地が買えないということで、減額になったのかなとは思ってはいるが、これと建設費の減額になった理由を再度、きちっと教えていただければと思う。 ◎道路建設課長 都市計画道路建設費について、約2億5400万の減額の理由だが、先ほどもちょっと説明したつもりではいるのだが、平成29年度は、都市計画道路3・4・11号線の開通に向け大きな工事を行っていたことから、事業費が大きかったということである。平成30年度は、その3・4・11号線の事業が終わったことと、行った事業についてはほかの路線の事業進捗にあわせた小規模な工事しかなかったことから、事業費が大きく減額となったものである。  用地費については、平成29年度は、買収後の移転先が確定していた地権者が多くいたことや、移転先を必要とせず、事業に協力的な地権者が多くいたことから、事業進捗が図れた。それに比較して、進捗が結構進んできたということもあると思うが、だんだん難しい地権者も多くなってきて、平成30年度は、買収後の移転先が未定であったり、これによって代替地を希望される方が多くいたということと、あと個別の事情により事業への協力がなかなかいただけない方が複数残ったことから、事業費が大きく減となったものである。 ◆川井洋基 委員  その点はわかった。  あともう1点。都市計画道路3・3・7の供用開始が12月ということで聞いてはいるのだが、正確にはいつ供用開始になるのか。 ◎道路建設課長 今、委員おっしゃられた3・3・7号線というのは、馬込工区のほうでよろしいか。 ◆川井洋基 委員  そうである。 ◎道路建設課長 12月にはちょっと間に合わないかと思う。市の事業だけではなくて、開通するためには警察のほうに信号機を2個つけていただくこととか、あと県道船橋我孫子線があるが、県の事業との調整もあって、今、年度末供用開始に向けて、各事業者と調整を図っているところである。 ◆川井洋基 委員  当初ね、12月って私、聞いたから。だが進捗状況を見ると12月には間に合わないんじゃないかなという思いがあってね、改めて聞いた。年度末には……を目途と、今はしているということでよろしいか。 ◎道路建設課長 現在のところ年度末を目途としている。 ◆桜井信明 委員  173ページの土木費の住宅費、住宅管理費、公営住宅施設管理費について伺っていきたい。これ、借り上げをしている市営住宅の借り上げの費用になるが、昨年度、旭町の借上公営住宅が20年の借り上げ期間が終了したということで廃止になったというところでもある。この中で、30戸の市営住宅──今、市営住宅自体はふやしていこうという取り組みをやっていただいている中で、30戸減っているという状況でもある。また、借り上げの市営住宅の課題というのも見えてくるかなと思うのだが、市営住宅、今後、安定供給をしていくために、どのような対策を行っていくのか、ご見解をお伺いしたい。 ◎住宅政策課長 公共施設等総合管理計画の個別施設計画において、各市営住宅の、直接建設型と借り上げ型の種別であるとか、供給年度、耐用年限、あと利便性、コストなど、総合的な比較検討を今年度と来年度にかけて行っているところである。来年度改定予定の住生活基本計画へも、検討結果については記載を行い、市営住宅の安定的・効率的な供給に努めてまいりたいと考えている。 ◆桜井信明 委員  借り上げの市営住宅、こういうところも本当に課題があるというところもあり、さまざまご苦労があるとは思うので、安定供給に向けて、来年度改定する予定というお話があった住生活基本計画など、しっかりつくって安定供給に努めていっていただきたい。  そこで、借り上げの市営住宅の財政負担というのは、毎年必ず出てくるところで、少なくないとは思うが、今後、財政負担を減らすために、直接建設型──市が直接つくるもの──の市営住宅をふやすべきだと考えるが、本市のお考えをお伺いしたい。 ◎住宅政策課長 長期的には、借り上げ型よりも直接建設型のほうが財政負担が少ないという比較検討結果もあることから、中長期的な需要の予測を行い、供給方法等の検討とあわせて行っていきたいと考えている。
    ◆桜井信明 委員  さまざまな角度からぜひご検討いただいて、安定的に供給できて、財政負担も少ない方法を、ぜひ取り入れていっていただきたい。 ◆池沢みちよ 委員  今のページのその下なのだが、172、173ページの住宅整備推進費、分譲マンション実態調査費について伺う。マンションの実態調査を行ったということで、その結果が5月に配付されているのだが、この回収率について……そのマンションの実態調査、回答率36.8%ということだったが、これについての市の見解をまずお伺いする。 ◎住宅政策課長 この船橋市分譲マンション実態調査の回収率については36.8%ということで、市の平均的な調査に比べると、若干低い結果にはなっているかと思う。分譲マンションの管理組合に対して、市のほうから調査書を発送した関係もあるので、管理組合のほうで管理会社としっかり連携できているようなところ、もしくは持ち回りの役員だけでやっているところ、そういったところの意識の差にもよって、ちょっと回答いただけなかったところがあったのかなと感じている。 ◆池沢みちよ 委員  その中で、新耐震基準に適合しているかという質問に対して、わからないとか、無回答である割合が結構高かったと思うが、そちらの回答されたところに対して、今後市としてはどのように対策を行っていくように分析をされたのか、お伺いする。 ◎建築指導課長 このアンケート結果をもとにして、直接所有者等に働きかけをすることは難しいと考えている。しかしながら、アンケートをきっかけとして、建物の耐震性に関心を持ち、市に相談等があった場合には、それは丁寧に対応していきたいと考えている。 ◆池沢みちよ 委員  それで、改修の助成というのを行っている事業だが、戸建てに対してマンションの申請の件数、助成の件数が少ないというふうに感じたのだが、こちらに対しては市のほうではどのようなご見解か、お伺いする。 ◎住宅政策課長 この共用部分の改修助成事業については、管理組合のほうから総会で決議をした後、共用部分の改修を行うという予算措置をして、その上で市に申請いただく形になっている。そのため、管理組合で合意形成するために、一定期間必要になることから、なかなか件数的には毎年同程度の申請にとどまっているものと考えている。 ◆池沢みちよ 委員  まだまだこういう改修の支援をしているというところを、もしかしたら知らないところもあると思うので、ぜひこれからも周知に努めていただきたい。  あと、マンションのほうでは大規模改修というのがあるが、そちらの補助はやっていないということだが、それに対して、このマンションの管理組合のほうからであるとか、何かこの実態調査の中で意見など出たのか。 ◎住宅政策課長 この分譲マンション実態調査の結果の中でも、大規模修繕工事における修繕費用の不足などの課題が把握できている。30年度──昨年度も9月と11月と3月にマンション管理セミナーというものを行って、その中で、管理組合に対して、大規模修繕の必要性とか合理的な手法などについて、周知啓発を行っている。今年度も3回ほどセミナーを予定しているので、引き続きそういった修繕の必要性などについて、啓発を引き続き行ってまいりたいと考えている。 ◆金沢和子 委員  個別のことで、お伺いしていく。主に昨年の分科会のときに話題になった話の確認的なことをしていきたいのだが、まず歩道の整備事業について、前回の決算の際に、国庫補助金の交付額が下回ってしまって、当初予定していた路線を減らさなければならなかったという事態が生じている。恐らく国の補助金や負担金というのが少なくなりつつあるのかなというイメージなのだが、30年度、そうした路線等はあったのか。 ◎道路建設課長 要望額に対する国の交付率は、道路建設課全体になってしまうが、低いものでは35%から50%といったものがあるが、平成29年度と比較して、交付率に大きな差はなかった。 ◆金沢和子 委員  大きな差はなかったということは、低いまんまということのような気がするが、例えば、予想して、前回はだから具体的に路線の箇所が3路線だったのが2路線になってしまったというふうにお答えいただいているみたいだが、だから、去年と同じぐらいの予算要望をすると、例えば3路線から2路線になってしまったので、もともと2路線で申請したら、さらに下がってしまったということも考えられるが、去年並みということだとすると、減っていないのか、それとも去年並みに要望して、やっぱり1路線ぐらい減らさなきゃいけなかったのかという、そのあたりはどういう理解をすればいいのか。  だめか……時間がかかるかな。 ○分科会長(三橋さぶろう) 答弁、時間かかりそうか……その間、違う質問にしていただきたい。 ◆金沢和子 委員  済みません、聞くよって言ったつもりでいたので、聞きぶりが悪かったのかもしれない。  それなので、道路要望というのが本当に多いので、国の補助が減っているという点では、箇所数がどんどん減っていくんじゃないかというのを非常に心配している。国が補助率を上げてくれれば、補助を最大限活用して、公道の整備をするという方針になっているので、それを進めていただけるのかなというふうに思っているので、引き続き要望していっていただきたいのと、現状の数字がわかったら教えていただきたい。  引き続いて、公園関係も同じようなことをちょっとお聞きしたい。建設委員会のときにも指摘というか、お答えいただいているのだが、船橋市の住民1人当たりの公園の面積が非常に少なくて、平成30年度もきっと努力はされたと思うのだが、どういう状況になったのか。少しは国・県並みになってきたのか、確認のため伺っておく。 ◎公園緑地課長 公園整備状況だが、平成30年度において新たに整備された公園としては、29年度繰り越し事業ではあるが、大穴近隣公園で約1万1000平米、夏見台東公園で約1,340平米の2公園である。また、そのほかに、開発行為に伴い整備された帰属公園などがある。この結果、市民1人当たりの都市公園の面積は、平成29年度末で3.29平方メートルから30年度末では3.30平方メートルとなっている。また、国・県においては、29年度末のデータとなるが、国が10.5平方メートル、千葉県が6.87平方メートルとなっている。 ◆金沢和子 委員  倍以上違う。だから、もっと頑張って公園をつくっていただきたいなと思っているのだが、実は、公園をつくっていただきたいだけではなくて、公園のトイレについても要望が来ている。具体的に箇所を言ったほうがいいと思うので言うが、長津川の公園のトイレは、近隣の小学校では入っちゃだめと言われている。それはいろんな面からだと思うが、要するに1人で入っちゃだめと言われていて、土日、祭日などに親御さんと一緒に行くと入れるという状態である。その親御さんたちからいろいろ聞くと、トイレが物すごく汚いということである。  そこで、お伺いしたいが、まず現状、公園に設置されているトイレ、長津川はどうなのか。それから、船橋市が管理をしている公園のトイレは、どのぐらいのペースで清掃しているのか、最初に伺っておく。 ◎公園緑地課長 トイレの清掃回数については、利用者が多く、公園規模の大きい近隣公園クラスで、一月6回から15回行っている。そのほかの公園については、一月2回から6回行っている。ただし、花見などの特に利用者の多くなる時期の海老川プロムナードなどのトイレについては、清掃回数をふやすなどの対応を実施している。 ◆金沢和子 委員  トイレの掃除を月に6回から15回しかやってないというのにすごく驚いた、最初に伺ったときに。それで、私はまず、トイレの清掃回数を抜本的にふやさないと、せっかく公園に来てくださった方が、トイレが汚くて使えないからといって利用しない、あるいはご不便をおかけしているというのが現状だと思う。むしろ、まず毎日掃除するっていうふうにしたほうがいいと思う。毎日が無理なら例えば週5日。だって、今、月に多くて15回でしょう。15回で、しかも近隣公園で皆さんがたくさん使うところはやっていて、そうじゃないところは月2回である。だから、ちゃんと近隣公園あるいは利用者が多いところについては、週5日だから、少なくとも20日程度の清掃をする。本当は朝晩やったほうがいいのだが、トイレなので。でも、せめて月の清掃回数をふやすということ。それから、花見の時期って海老川の話もあったが、これだって、その時期しかふえていない。だから、まず清掃回数を抜本的にふやさないと、公園利用者にご不便をかけ続けるということになるかと思うが、そういう認識にはなっていないのか。 ◎公園緑地課長 議員のご指摘の、回数をふやす件については、今後の検討課題になってくるとは思うが、近隣市の状況を見ても、必ずしも船橋市が少ないというふうな認識は持っていない。ただ、利用者が多い公園の土日の使われ方とか、そういったところを考えれば、実際に清掃委託の仕様書などで、例えばだが、休み明けの次の日には必ず入るような、そういった見直しであったりとか、あと公園のお手洗いの利用者に対して、きれいに使って、トイレの環境美化に努めていただくような、そういった啓発活動はできるのかなというふうに考えている。 ◆金沢和子 委員  そもそもトイレの清掃回数で驚かないんだというところに驚く。毎日掃除していないんだっていうところで、本当はびっくりしてもらいたいところなのだが、そうではないということがまず私はすごい、市民と行政とのギャップが大き過ぎるというふうに心配をしているし、やっぱり行革プランの関係で、近隣市との比較で船橋は大丈夫というね、やっぱり行革プランの悪影響だと私自身は思っている。近隣と比べてやっている、やっていないという判断は、市民の感覚とずれてしまうと思う。市民がやってないといったら、ちゃんとやるという、そういう感覚にぜひ戻していただきたい。  公園関係はそこまでで、道路のほうは、もし回答が出ていれば……。 ◎道路建設課長 済みません、お時間いただいて。  歩道整備の中で、平成29年度の3路線要望した中で、2路線しかついていないと答弁したものについては、自転車走行空間の整備費、こちらが3路線要望したものが2路線しかついていなかった。  平成30年度については、さらに補助率、交付率が下がっていて、要望に対する交付率が、これが一番低くて35%になっている。しかも、補助メニューが平成29年度と30年度は変わっていて、平成29年度は55%の補助率であったが、平成30年度からは50%に下がっている。 ◆金沢和子 委員  国の補助を活用することによって、箇所を稼いでいるというのが船橋の今の状況だと思うので、補助率が下がると、事業がなくなったり減ったりというのがもうてきめんである。本当であれば、そういうときに市単で予算をつけて事業を行っていくということ──もちろん市単もふえるし、国の補助もふえるしというのがベストだが、国の補助率あるいは対象が減っていく中で、船橋市の市単の事業も減っていくというようなことだと、本当に今までやっていた仕事が全然できなくなってしまうということが起きてくるかなというふうに心配をしている。まず、国の補助事業について、きちんと市長会なり、あるいは単独でも、建設局長からでもいいので、補助を減らすなと、自治体の行財政に負担をかけるようなやり方をするなというのを要望していっていただきたいと思うし、事業見直し、ちょっと行革レビューシート、今、手元にないので確認できないが、船橋市が市民の安心・安全を確保するためにやっている事業については、市単でも予算をつけていくという形でやり切っていっていただきたいと思う。  最後にお聞きしたいのが、さっき住宅改修費のご質問があったかと思う。前回決算のときには、要するに周知が少ないんじゃないかというようなお話もあって、30年度は申請が伸びているのではないかというようなお話もあった。伸びているのはとてもいいことだと思うので、周知の結果、この事業全体としてどういう評価をされているのか、ざっくりでいいので、教えていただけるか。 ◎住宅政策課長 住宅改修支援事業費には2つあって、マンション共用部分改修費助成については、先ほどご答弁申し上げた。一方の戸建て住宅に関する住宅改修費助成については、29年度、30年度と地域包括ケアの予防部会の、保健所の健康づくり課のほうでやっているシルバーリハビリ体操のほうに赴いて、体の身体的な介護予防だけではなくて、住宅の改修による介護予防の啓発をそれぞれの年度、5回ずつ行った。あと、30年度からは改修費の対象となる工事を10万円以上の工事としていたものを、3万円以上と、補助金額自体の上限10万円は変えないが、対象工事の費用を下げたり、あと補助率を10%から30%に上げたりした結果、30年度、申請が、戸建てに関して大きく伸びた。10万円から3万円に変えて伸びたということは、手すりとか……要介護になると、介護保険を使って大きな改修をすると思うが、介護保険にならないうちに、まず軽易な改修として、手すりの設置などを使いやすくなったということで、今回申請が30年度から伸びているのではないかと考えている。 ◆金沢和子 委員  そうすると、じゃ、30年度の実績としては、29年に比べて、かなり大幅に伸びたと。要するに、10万円から3万円に引き下げたことで、かなり改善、私の場合でいえば、事業の改善につながったというふうな理解でよろしいか。 ◎住宅政策課長 そのように考えている。 ◆金沢和子 委員  それと、気になっているのが、さっきも福祉局の部分でもいろいろあると思うが、高齢者の居住安定確保計画というのがあるかと思う。バリアフリー化との関係で。これは、30年度もこういう考えに基づいてやっていたのか……というふうに、この事業との関係を確認したいのだが、そういう理解でいいか。 ◎住宅政策課長 議員のご指摘のとおり、高齢者居住安定確保計画の中で、高齢者用の住宅に対する支援の中で、良質な住宅の確保という部分で、このバリアフリー事業が必要だということで始めたものであるので、その計画に基づいて行っている事業である。 ◆金沢和子 委員  これは、ちょっと決算と離れてしまうかもしれないが、総合計画をね、今、やっている。そうすると、さっきもちらっと、委員会のときも話したのだが、この高齢者の居住安定確保計画も、総合計画にあわせて、だから、実施計画あたりで引っ掛かってくると思うが、今後は変更、見直しというふうになるのか。 ◎住宅政策課長 総合計画に関しては、総合計画で立てた政策に基づいて、個別計画という位置づけになるので、当然関連はするかとは思う。あと実施計画については、高齢者居住安定確保計画も来年度までの計画なので、令和3年度からの計画改定、見直しの中で、その後の実施計画のほうにも反映させる必要があるかなと考えている。 ◆金沢和子 委員  ちょっとね、決算なので、なかなか今後の、次年度の計画って聞きにくいと思うが、1つ把握しておきたいのは、今、例えば高齢者の居住安定確保計画だとか、それから、公共交通の網計画だとかっていうのが、建設局単位計画、すごくたくさんあって、ちょうど総合計画にあわせて見直したり、あるいは新たにつくっていったりというのがあると思うが、建設局全体でその計画、これから総合計画とあわせて、見直しをしていかなきゃいけない、30年度に既に準備をされてるものもあるかと思うが、どのぐらいあるのか伺いたい。 ◎都市政策課長 総合計画の改定にあわせてというわけではないが、私どものほうだと、都市計画マスタープラン、あと立地適正化計画、これは総合計画に即したもので、現在、作成しているところである。都市計画マスタープランについては、32年度末──令和2年度末が目標年次だったので、新たにつくっているという形になっている。また、立地適正化計画については、新規で令和3年度からの計画施行という形で今、作成しているものである。あとほかに、建設局の中でもこれから作業を始めるものなど、さまざまなものを各担当部署で、さまざまなものがあるというのが実情である。 ○分科会長(三橋さぶろう) 金沢委員決算の範囲で……。 ◆金沢和子 委員  これ以上聞くと怒られちゃうので、ありがとうございます。  もう1つ、実は30年度実績で伺っておきたかったのが災害対策である。去年も多分たくさん全国でいろいろ災害が起きて、船橋市にも派遣要請が来ているかと思う。その派遣要請には、多分建設局のほうでもお応えになっているかと思うが、派遣実績をお聞きしたいのだが、どのぐらい、何人ぐらい行ってらっしゃるのか。 ◎都市政策課長 平成30年度の派遣の実績だが、まず東日本大震災関連で1名派遣している。あと西日本豪雨災害の関連で2名派遣していて、合計3名派遣という形になっている──建設局の中では3名という形になっている。 ◆金沢和子 委員  それで、この派遣要請というのは、具体的にどういうルートで来て、そういう形で派遣をするというふうになっているのか。 ◎都市政策課長 被災地派遣については、市の全体としては、総務部門が取りまとめる。また、土木、建築など専門性が高い場合については、改めて建設局で取りまとめる場合もある。今回、平成30年度に派遣した3名については、3名とも全国市長会からの依頼によるものである。 ◆金沢和子 委員  答えにくいところを答えていただいてありがとうございました。ちょっとさっき、台風15号のことがね、話題になったので、30年の実績をお伺いしておきたいと思ってお聞きした。 ◆浦田秀夫 委員  さっきの雨水貯留浸透施設整備で、1点、質問し忘れたのだが、高根木戸近隣公園にもこの施設整備されて、非常に近隣の水害対策には役に立っていると思うが、高根木戸近隣公園を使っている方から、雨水貯留浸透施設ができた後に、かえって公園の排水、グラウンドの排水が悪くなったというふうに聞いたのだが、そんなことはないか。聞いていないか。 ◎公園緑地課長 高根木戸近隣公園の、雨水流出抑制施設整備した際の埋め戻し土については、現場から出た発生土を利用している。そのため、いわゆる雨水の水はけが悪くなったという声は聞いており、部分的に砂を入れたりとか、入れかえたりとか、あとは平たん性を再度確保するような手などを入れている。 ◆浦田秀夫 委員  ということは、今は解決をされていると理解していいのか。 ◎公園緑地課長 委員おっしゃるとおり、今はおおむね解決しているものと考えている。ただ、公園の南側、縁辺部にスダジイという木が繁茂していて、こちらの、冬場とかで、霜とかの凍結などが、日が当たらないことによって若干うんでいるというようなことは聞いているが、基本的には解決しているものと考えている。 ◆浦田秀夫 委員  公園以外で、例えば学校なんかで、かえってグラウンドの水はけが悪くなったなどという話は聞いていないか。 ◎河川整備課長 学校のグラウンドに雨水貯留施設を設置した場合、グラウンド内も含めて集水するために集水を入れている場合がある。その場合は、学校の教頭先生などより、排水は余計よくなった、以前よりよくなったと、そういう話をいただいたこともある。 ◆浦田秀夫 委員  高根木戸近隣公園だとか、高根台中学校のことをちょっと心配したのは、この施設が入る前は、近隣公園に降った雨が直接道路に排出をされて、あるいは高根台中学校の敷地に入った水が、松が丘1丁目のほうに流れ込んで、水害が発生したとかってあったので、それがなくなって……なくなったおかげ……いいのだが、逆に公園だとか、学校の敷地内の排水が悪くなっているんじゃないかっていう。中学校のほうは聞いていないが、近隣公園のほうでそれを聞いたので、そういうことではないというのはわかったので、とりあえず安心なのだが、そういうことはない……ないということでいいね。わかった。 ○分科会長(三橋さぶろう) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○分科会長(三橋さぶろう) それでは、質疑を終結する。  以上で本日の議題は全て終了した。    ────────────────── ○分科会長(三橋さぶろう) これで、予算決算委員会建設分科会を散会する。          15時23分散会    ────────────────── [出席委員]  分科会長  三橋さぶろう(市民民主連合)  副分科会長 長野春信(自由民主党)  委員    川井洋基(自由市政会)        中村静雄(自由市政会)        桜井信明(公明党)        松橋浩嗣(公明党)        浦田秀夫市民民主連合)        七戸俊治(自由民主党)        金沢和子(日本共産党)        池沢みちよ(みらい@船橋) [傍聴委員]        石崎幸雄(公明党) [説明のために出席した者]  大石建設局長  高橋都市計画部長  杉原都市政策課長(参事)  鈴木技術管理課長  高橋都市計画課長  竹田都市整備部長  荒井都市整備課長  吉川公園緑地課長  西脇飯山満土地区画整理事務所長  木村道路部長  佐藤道路計画課長  渡辺道路管理課長  蒔田道路維持課長  篠田道路建設課長(参事)  植田下水道部長  安孫子下水道総務課長(参事)  宗意下水道河川計画課長(参事)  須賀下水道建設課長  工藤下水道施設課長  平山下水道河川管理課長(参事)  荒川下線整備課長
     井上建築部長  峰村建築指導課長  藤澤建築課長  岩渕宅地課長  木村住宅政策課長     その他 主幹、所長補佐、課長補佐 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 深澤議事課議事第二係長(主査)          荒木議事課主事...