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  1. 船橋市議会 2019-09-20
    令和 元年 9月20日市民環境経済委員会-09月20日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 元年 9月20日市民環境経済委員会-09月20日-01号令和 元年 9月20日市民環境経済委員会                                    令和元年9月20日(金)                                         午前9時30分                                       第4・第5委員会室 [議題] 1.付託事件について  ①発議案審査 ┌──┬──────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│  番 号  │     件     名     │審査結果│    備   考    │ ├──┼──────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 1 │発議案第2号 │最低賃金を直ちに1,000円に引き上 │ 否決 │可決 = 民主 共産     │ │  │      │げるとともに、中小企業への支援強│    │             │ │  │      │化を求める意見書        │    │             │ └──┴──────┴────────────────┴────┴─────────────┘  ②議案審査 ┌──┬──────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│  番 号  │     件     名     │審査結果│    備   考    │ ├──┼──────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 2 │議案第10号 │船橋市印鑑条例の一部を改正する条│ 可決 │可決 = 自由 公明 民主   │
    │  │      │例               │ (全) │    自民 共産     │ ├──┼──────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 3 │議案第11号 │船橋男女共同参画センター条例│ 可決 │可決 = 自由 公明 民主   │ │  │      │一部を改正する条例       │ (全) │    自民 共産     │ └──┴──────┴────────────────┴────┴─────────────┘  ③陳情審査 ┌──┬──────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│  番 号  │     件     名     │審査結果│    備   考    │ ├──┼──────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 4 │陳情第12号 │津田沼駅(北口ミニストップ近く)│ 不採択 │採択 = 公明 民主 共産   │ │  │      │のごみ問題に関する陳情     │    │             │ └──┴──────┴────────────────┴────┴─────────────┘ 2.行財政改革における見直しの考え(行革レビューシート)について  ①事業の見直し(環境部)  ②事業の見直し(市民生活部)  ③事業の見直し(経済部) 3.家庭系可燃ごみの収集回数の見直しの効果について 4.可燃ごみの夜間収集地区における収集開始時刻の変更について 5.路上喫煙、ポイ捨て等防止重点区域JR津田沼北口周辺地区)の指定について 6.行政視察について    ………………………………………………………………………………          9時30分開会 ○委員長(高橋けんたろう) ただいまから、市民環境経済委員会を開会する。    ────────────────── △委員の遅刻の報告  小平奈緒副委員長から、所用のため遅刻するとの届け出があった旨、委員長から報告があった。    ────────────────── △審査の順序について ○委員長(高橋けんたろう) まず初めに、本日の委員会の進め方についてである。お手元の審査順序表をごらんいただきたい。  まず、順序1として発議案1案の審査を行う。発議案の審査に当たっては、提出者である神子そよ子議員に出席をしていただく。なお、補助人は坂井洋介委員である。  次に、順序2及び3の議案2案の審査を行う。  次に、順序4として、陳情第12号の審査を行う。  次に、行政改革における見直しの考え(行革レビューシート)について議題とし、各事業等の今後の見直しの方向性、検討方針に関し、見直し、廃止等とされたものについて、理事者からそれぞれ説明を受け、質疑があれば質疑を行いたいと思う。  次に、資源循環課及びクリーン推進課から、家庭系可燃ごみの収集回数の見直しの効果について、本日の委員会に報告したいとの申し出があったので、付託事件の後に議題とし、理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行いたいと思う。  次に、クリーン推進課から、路上喫煙、ポイ捨て等防止重点区域JR津田沼北口周辺地区)の指定について、本日の委員会に報告したいとの申し出があった。付託事件の後に議題とし、理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行いたいと思う。  最後に、行政視察についてご協議をいただき、本日は散会する予定となっている。  ここで、皆様にお諮りをする。  理事者から1件、本日の委員会へ報告したい旨申し入れがあった。9月18日付で議長に報告にあった可燃ごみの夜間収集地区における収集開始時刻の変更についてである。本件を本日の議題に追加し、理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行うこととしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) それでは、本件を本日の議題に追加し、理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行うことと決する。  なお、本件については、家庭系可燃ごみの収集回数の見直しの効果についての後、議題とし、報告を受けた後、質疑を行うことでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) それでは、そのように決する。    ────────────────── △付託事件の審査方法等について ○委員長(高橋けんたろう) 本委員会の運営要領のとおり、議案については提案理由説明を省略し、質疑、討論、採決を行う。  次に、発議案についてだが、本委員会の運営要領に基づき、提案理由説明を省略し、質疑、討論、採決を行う。  次に、陳情についてだが、所管課から審査の参考のため状況説明を受けた後、質疑、討論、採決を行う。  次に、本日の休憩についてだが、各順序の終了時、行財政改革における見直しの考え(行革レビューシート)についての各質疑終了時及び各報告の質疑終了時に、提出者退出及び理事者入退室のため休憩をとるので、ご承知おきのほどお願いを申し上げる。他の休憩については、適宜とっていくこととする。    ────────────────── △委員会の傍聴について  現段階で傍聴の申し出はない旨、委員長から報告があった。    ────────────────── 1.付託事件について ①発議案審査 △発議案第2号 最低賃金を直ちに1,000円に引き上げるとともに、中小企業への支援強化を求める意見書 [質疑]  なし    ……………………………………………… [討論] ◆鈴木いくお 委員  【原案反対】方向性としては、この時給1,000円という方向に非常に……ここには「直ちに」とあり、直ちにはちょっと無理があるのではないかということである。  また、中小企業への支援強化という内容も、この陳情書の中には不明確だということもあるので、反対としたい。 ◆坂井洋介 委員  【原案賛成】賛成の立場で討論に参加をしたいと思う。  報道によると、資本金が10億円以上の大企業の内部留保が18年度で449兆円を超えているということが報道されている。この大企業の内部留保は、ここ近年、毎年毎年ふえ続けているというのが現状である。  安倍首相は、大企業が利益を上げればいずれトリクルダウンが起こって景気がよくなるというようなお話もあったが、大企業がもうかっても内部留保が膨れ上がるだけで、なかなか庶民の暮らしがよくなっていないというのが現状ではないかなと思う。  こうした内部留保を吐き出させる仕組みというのは幾つか、いろいろあるが、そのうちの1つは、こうした最低賃金を引き上げていく。こうしたため込みを続けさせるのではなく、賃金に反映をさせていくということではないかと考える。  そしてまた、こうした最低賃金を引き上げていくのには、中小企業への支援を同時にあわせて行っていくということが大事である。この中小企業へのどういった支援を行っていくのかについては、本会議においての発議案質疑の中でどういった支援を具体的に行っていくのかというのは明らかになったところである。  こうしたことから、本意見書については賛成をしたいと思う。 ◆神田廣栄 委員  【原案賛成】会派としては賛成する。  ただ、今、坂井委員のほうからあった、大企業等ため込んだものを吐き出せというのには賛同はできない。それと今回のは違うんで、低所得者がこういう最低賃金を引き上げることによって少しでも楽になっていく方向は、私は賛成する。    ……………………………………………… [採決]  賛成少数のため、否決すべきものと決した。(賛成者 神田廣栄・坂井洋介委員)          9時41分休憩    ──────────────────          9時43分開議 ②議案審査 △議案第10号 船橋市印鑑条例の一部を改正する条例 [質疑]  なし    ……………………………………………… [討論] ◆坂井洋介 委員  【原案賛成】本条例については、希望をする市民に対して印鑑登録に旧氏の併記をさせることができる。そしてまた、旧氏での印鑑登録ができるようになるということで、希望する市民にとってはプラスになるのではないかなと考えているから、賛成したい。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          9時45分休憩    ──────────────────          9時46分開議 △議案第11号 船橋市男女共同参画センター条例の一部を改正する条例 [質疑] ◆坂井洋介 委員  この男女共同参画センター市民活動サポートセンターのところに入ってくるわけだが、伺いたいのは、今の市民活動サポートセンターで使用している印刷機だとか作業台、レターケース、パソコンなどが、果たしてこの移動して狭くなったところにおさまり切るのかなというのが疑問である。何か机や椅子の数は変わらないという話は伺っているだが、印刷機や作業台がきちんとおさまって、印刷する際にちゃんと邪魔にならないようなレイアウトが考えられているのかどうか伺いたい。 ◎市民協働課長 サポートセンターレイアウトだが、印刷機や貸し出し用パソコンなど、位置の移動が必要となる。今、入り口から見て左側の部分に移動し、皆様にご迷惑をおかけするが、作業していただきやすい配置を考え、レイアウトを決定していく。 ◆坂井洋介 委員  決定していくということで、まだそのレイアウトが決まってはいないということでいいか。 ◎市民協働課長 今、案にはなっているけども、大体の想定で壁側のほうに印刷機やパソコンを置くようなことは考えている。 ◆坂井洋介 委員  それから、この市民活動サポートセンターで貸し出しをしているロッカーについてだが、このロッカーを今度新たに、こちらに移動してくる男女共同参画センターの利用者もこの市民活動サポートセンターでの登録をして利用していくのではないかということが考えられるが、そこで伺いたいのは、このロッカーの数が大幅に足りなくなってしまうのではないかと考えるが、現時点ではどのように考えているか。 ◎市民協働課長 サポートセンター貸し出し用ロッカーは、今95ある。年に1度抽せんで入っていただくんだが、抽せんで入った結果、今現在としては、皆さん、お申し込みいただいた方には入っていただいている状況である。  もともと男女共同参画センターに登録していた方というのは、サポーターセンターでも多くの団体が利用されており、4月以降で数団体サポートセンターのほう、新たにご登録いただいたが、昨年度途中で、10月ごろ追加募集した際に追加募集した数よりも今男女共同参画センターに団体がふえた数が足りている状況であるので、急激に不足するような状況はないと考えている。
    ◆坂井洋介 委員  ちょっとよくわからないが、この市民活動サポートセンターのロッカーは3月に応募するような形で、たしか第1回目が4月に当選の通知みたいなのが来ると思うが、ここで結構落選をしてしまったというようなお話を多々お伺いしている。応募して当選したが、ある一定期間利用しないと、そのロッカーの利用権はなくなっていくようなことになっていて、先ほどの答弁のあった、現時点では申し込んでいただいた方に全て利用していただいてる、みたいなことになってきていると思うが、私が思うのは、4月の時点で希望者全員がロッカーを利用できるというような状況をつくっていく必要があると。そういったことから、今回のこの男女共同参画センターサポートセンターのところに入っていくに当たって、ロッカーを増設をしてもいいのではないかと思うが、見解を伺いたい。 ◎市民協働課長 ロッカーについてはここ2~3年、年度末に希望された方が、繰り返しになるようだが、ロッカーを利用できない状況がないので、まだ今のところ増設する予定はしていない。    ……………………………………………… [討論] ◆鈴木いくお 委員  【原案賛成】現センターは耐震不足ということで、私たちも一日も早い移転を望んでいた。今度フェイスのほうに移るということで、非常に喜ばしいことだと思っている。  本会議でもあったが、男女共同参画というのは非常にかたいイメージであるので、親しみやすいネーミングなどを考えていただければと思う。  よって、賛成。 ◆坂井洋介 委員  【原案賛成】現在の男女共同参画センターは耐震の問題があって移動をする、また、暫定的というようなお話もあった中で、この条例については賛成をするが、ただ、この市民活動サポートセンターのまだレイアウトが決まり切っていない。レイアウト次第では市民の方にご不便をかける可能性があるということと、それから、このロッカーが足りなくなるという可能性が否めないという点は指摘をしておきたい。  今後、市民の方の意見を聞いたりしていって、必要に応じてレイアウトを適宜変更をしていくことや、場合によってはロッカーの増設を行っていただくことを申し添え、賛成。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          9時55分休憩    ──────────────────          9時58分開議 ③陳情審査 △陳情第12号 津田沼駅(北口ミニストップ近く)のごみ問題に関する陳情 [理事者説明] ◎クリーン推進課長 資料の、津田沼駅(北口ミニストップ近く)のごみ問題に関する陳情の中で、津田沼駅北口ミニストップ近くの状況だが、上のほうにミニストップ周辺の地図、それから、私どものほうで該当するのではないかというステーション──4つほど調べてみたので、その内容を記載している。  順番にご説明するが、まず、ごみ収集ステーション1──ミニストップのお店の前にあるステーションである。こちらは、倉庫の形になっており、扉等も金属でつくられているので、カラス対策とかそういったごみが荒らされるということには該当しないステーションではないかと考えている。  それから、2番目──②がミニストップのはす向かいにあるが、こちら、マンションのごみのステーションということになる。写真に写ってるとおり、通常はごみの保管庫があり、そちらに収納されているが、収集日、こちらの管理人の方が午前中までの勤務ということもあり、昼ごろになると収納庫のほうからごみを出して、写真にあるような状況で外にごみが置かれるという状況と理解している。ただ、こちらについても、カラスでいつも荒らされてるというような状況は、こちらでは伺っていない。  それから、1つ飛び、4番目だが、船橋駅方向にちょっと進んだところになり、駐車場の前にあるマンション専用ごみステーションになる。こちら、写真にあるとおり、ボックスが設置されており、特に問題のないところではないかと考えている。  最後、残った3番目のステーションだが、こちらについては以前から利用者が多くて、ごみの量も多いということもあり、ほかに置き場が確保できないかという課題になっているところではある。  こちらの陳情を受理した後になるが、このごみ収集ステーションを使用している自治会の皆様方と私どもで意見交換をする機会があり、その際に利用している区域の中にアパートもあるということで、ごみ出しの曜日を守らなかったり、ごみ出しの悪い人……特に外国人の住民向けの掲示物を作成してもらいたいというようなご要望があり、もう1枚の紙で参考ということでつけさせていただいているが、日本語のほかに英語と中国語と韓国語とベトナム語……こちら(資料を示す)、実際に掲示した概要のほうを文字で落とさせていただき、また、裏面には看板の写真をつけさせていただいている。  あとは、ちょっと駅に近いということもあり、例えば傘等を捨てられてしまったりというようなこと、それから、いわゆる不法投棄もたまにあるというように認識しているステーションである。    ……………………………………………… [質疑] ◆浅野賢也 委員  ちょっと確認させてもらいたいが、この津田沼駅周辺というのは、収集は夜間収集ということでよかったか。 ◎クリーン推進課長 夜間収集の区域になる。 ◆浅野賢也 委員  それであれば、このカラスの被害とかというのは、夕方に被害があるということが考えられるのか。また、ごみ出しをする時間がまちまちなので、朝方に来たカラスが荒らしていくのか。どちらかが考えられると思うが、そのような荒らされ方という認識でよろしかったか。 ◎クリーン推進課長 おっしゃるとおりかなと思う。  朝方に、カラスの元気な時期というか……繁殖期ですね。特に、この陳情が6月に出されているので、一番……皆さんも御存じだと思うが、カラス被害というか、そういったものの多い時期であったのかなと思う。 ◆浅野賢也 委員  あと、ごみステーションの場所があまり……この陳情書から確定しづらいというところがあるが、資料いただいたステーションの3番というのが一番可能性が高いかなというのがあるが、これ、写真撮ってくれた感じではあんまり荒らされてる感じがない。これ、時間帯の話もあるけども、これのほかに事業系のごみが飲食店の前とかに出されていて、それがミニストップ周辺の飲食店の事業系のごみが荒らされているという可能性もあるということか。 ◎クリーン推進課長 ちょっと地図が小さくて見づらいかと思うが、ミニストップの……面してるというか、北側のほう──上のほうに向かっていく通り、上に行くと飲食店等結構あるので、そちらのほうで事業系のごみが出されている。私どものほうでもそちら、カラスで荒らされてるということがあるという状況は伺ってはいる。 ◆浅野賢也 委員  それであると、クリーン推進課で管理しているごみステーションについてよりも、事業系のごみで荒らされてる可能性のほうが高いという感じか。 ◎クリーン推進課長 どちらがというところまでは申し上げられないかと思う。どちらもあるかなというところである。 ◆浅野賢也 委員  これ、事業系のごみ出しについては、所管──クリーン推進課でやってるものでいいのかと思うが、この辺の指導もしたりとかというのもやったしているのか。 ◎クリーン推進課長 なかなか、私どものほうに、ひどいよという状況が入って来ていない段階での指導って難しいところがあるが、ちょっと困っているというようなお話あれば、個別になるが対応させていただいている状況である。  あと、事業系の話で、津田沼駅周辺でいくと、バス通りに面したところ、テナントのビルが結構あるが、そちらのほうは許可業者のほうと契約されていて、適切な排出されてるというような状況は確認している。 ◆坂井洋介 委員  この周辺、私も実際に歩いたり話を聞いて回ったりしてきた。  ご説明にあったとおり、このステーションの話でいくと、多分ごみ収集ステーションの③番なのかなと私も思っている。  それで私、朝見に行ったが、この③の収集ステーションについてはどんどん人が、当たり前のように、ぽんぽん、ぽんぽん出していく。それで、ここをよく通るという方は、やはりこの③のステーションのあたりでごみが散らばっていたとか、あと一時期、カラスよけのようなネットがなくなったというような時期もあったというようなお話も聞いてきた。  外国人の方がいたりとか、このルール──曜日や時間帯を守っていないというようなお話があったが、資料の中でも外国語での看板がつけられて、私、これ見てきて疑問に思ったのは、時間帯……。曜日は書いてあって……外国語、全部私読めないのでわからないが、時間帯が書いていない、多分。多分というか、この外国語の中にも。私が見ているところでは、もう早朝というかもう朝の時間帯で、ぼんぼんぼんぼん、ごみ出しがされている中で、やはり長時間そこにごみが置かれていることからこういうことが起きるのではないかと思うが、時間はこの外国語の看板に入れていないのはなぜか。 ◎クリーン推進課長 特にこうだからということではないが、文面について、自治会長さんのほうとすり合わせをしたところ、こういった中身になっている。  回収は午後7時以降ということになるが、出す時間については、私どもは利用されるステーション……ステーションを使われる皆さんでご相談してルールを決めていただきたいということで言っているので、その辺とかを加味した上で、これでいいだろうというようなことで、時間のほうについては入れてないという状況である。 ◆坂井洋介 委員  ちょっと私、日本語のこの部分……資料いただいたところで、ごみを出す曜日、時間を守りましょうと書いてある。具体的に夜間7時以降の開始とか案内がないが、この時間を守りましょうというのは何の時間なのか。 ◎クリーン推進課長 大きいのが、これについては、時間とは確かに書いてあるけども、ごみ出しの曜日を守ってほしいということでつくっているので、この辺が必要であるかということについては、また自治会長さんのほうと相談してみたい。 ◆神田廣栄 委員  幾つかある。ちょっと確認させていただきたい。  この、いただいた資料のステーション1、これはミニストップの事業系だけか。 ◎クリーン推進課長 すいません、ご説明が悪くて申しわけないが、家庭系のごみのステーションである。 ◆神田廣栄 委員  2番目──②。さっき、マンションの管理員さんが、保管場所あるけどその日に出してるというお話があったが、通常マンションは、中まで入ってそこから持っていってくれるのではないか。管理人さんがわざわざこういうふうに面倒くさい手続やってるのか。市道……道路に出ている状況なのであんまりいい形ではないかと思うが、マンション内には車は入れないか。 ◎クリーン推進課長 ちょっと写真もわかりづらいかとは思うがこれ、通りに面したところに扉がついており、中へ入っていくような……何というか、誘導路みたいなのがないマンションなので、表に出さざるを得ないかなと思う。  鍵のほうも、鍵あけたままで中入ってとれるよ、ということであれば、その対応ができないわけではないが、鍵をかけたりする必要があるということになると出さざるを得ないのかなということはあるので、この辺は必要に応じて管理人というか、マンション側のほうと話したいと思う。 ◆神田廣栄 委員  マンションの許可のときにいろいろうまく指導してくれればよかったのかなというのは、ちょっと今思った。それはそれとして……。  問題は3だが、さっきいろいろ現地見た人も、朝、多分通りがてら捨てていく人、かなりいるのではないかなという気はする。  さっき課長のほうから、自治会には会長に話しするというお話あったが、これ、管理してる自治会はあるか。 ◎クリーン推進課長 はい、そういう認識でよろしいかと思う。 ◆神田廣栄 委員  いや、認識じゃなくて……。 ◎クリーン推進課長 そうである。 ◆神田廣栄 委員  うん。管理してますよね。  その管理してる自治会は、自分のところの管理をしているから、普通、我々の町会自治会だと、みんなそれぞれ班とか、捨てる人たちがきれいにやっているわけである。それでもカラス被害がある場合もあるが、みんな自分たちできれいにしている。そういう行動は起こしてないか、ここは。 ◎クリーン推進課長 当然その辺はやられているところだが、ただ、何というか、駅に近いということで、委員のほうからもご指摘あったとおり、どうも近くに住んでいない方も捨てていかれるような状況が見られる。ちょっとさっき触れたかと思うが、傘など壊れたから、ここにステーションあるからと捨てていかれる例もあるみたいである。 ◆神田廣栄 委員  その不特定の人が……通行人等が捨てる。その警戒──捨てちゃだめだというのは書いたってなかなか効果ないと思う。  それでこの前、うちのほうの委員長が調べてくれたのによると、防犯カメラがそのそばに2~3個、このナンバースリーを映すような場所にある。そういうのを活用する……担当課違うかもしれないが、そういうのも1つの手だと思うが、ご意見はいかがか。 ◎クリーン推進課長 ちょっと私のほうでも、防犯カメラがあるということ自体も存じ上げなかったので、その辺についてはちょっと考えてみたい。 ◆神田廣栄 委員  あと、そのカメラを見て、なかなか捨てた人、特定しにくいと思う。だから、捨てたら、何か脅かし文句を書いて掲示する……。防犯カメラあるなとわかると思う。そういう警告を出すのも1つの手かなと思うので、検討してみていただきたい。 ◎クリーン推進課長 貴重なご意見だと思うので、考えてみたい。    ……………………………………………… [討論] ◆鈴木いくお 委員  【採択】市民の方のそういう要望であるので、よく、さっきの状況も説明をしていただいて、適切な対応をしていただければと思う。 ◆坂井洋介 委員  【採択】このごみの問題だが、先ほどのいろいろ質疑の中で明らかになってきているのは、どうも早朝からごみ出しをする方がいる。そして、外国人の方など、ある一定のごみ出しのルールの理解が進んでいないということがあるのではないかなと思う。  やはり長時間、そこのごみステーションにごみが置かれているということは、当然カラスに荒らされるというリスクは高まるものだと考える。  このごみステーションに、どうしても夜間の収集時間に間に合わないとかそういうことで町会自治会さんと話し合って早朝からごみを出すにしても、私が考えるのは、基本的にはそのごみステーションに出されるごみの量がふえていけば、当然ネットから外れてごみが転がっていったりとかということもあるので、こうした対策をとったり指導していくのとあわせてやらなければいけないのは、ごみの収集回数は週3回に戻していく検討は必要ではないかと。  また、監視カメラをつけて、このごみを出したのは誰か、みたいなのを特定していくようなやり方というのはプライバシーの侵害であるので、そういう対策は、私はやるべきではないと考える。  いずれにしても、周辺の住民の方としっかりと話し合った上で対策をとっていただきたいということを申し添えて、本陳情を採択したいと思う。    ────────────────── [採決]  賛成少数のため、不採択とすべきものと決した。(賛成者 鈴木心一・鈴木いくお・神田廣栄・坂井洋介委員)    ──────────────────  以上をもって付託事件の審査は終了。    ──────────────────  委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。          10時20分休憩    ──────────────────          10時27分開議 2.行財政改革における見直しの考え(行革レビューシート)について ①事業の見直し(環境部) [理事者説明] ◎環境保全課長 環境保全課のほうからは、85ページにある動物死体運搬焼却業務についてご説明申し上げる。  本事業の主な内容だが、市民がペットとして飼っていた動物や路上などで死亡している動物の死体について、那須塩原市にある民間の動物専用炉まで運搬し焼却処分をするもので、委託により行っている。なお、道路やお宅への回収は別業者に委託処理、この行革レビューシートの対象からは外れている。  市民がペットとして飼っていた動物は手数料を徴収しており、みずから回収拠点である馬込衛生管理事務所、または市役所に持ち込んだ場合は、手数料1,000円に消費税を加算した額、自宅まで回収に伺う場合は手数料2,000円に消費税を加算した額をお支払いいただいている。  次に、事業の実績について、平成30年度の実績値でご説明する。  動物死体処理件数は2,915件で、その内訳として、飼い主ありが855件、飼い主なしが2,060件となっている。予算としては944万円で、参考までに決算額は834万円だった。  例年同程度の取り扱い件数となっており、おおむね800万円から900万円台の事業費となっている。  次に、現状の課題等について、本市では、飼い主の有無にかかわらず命あるものの尊厳に配慮して通常の一般廃棄物と区別して取り扱ってきた経緯があること、ペットについては回収時に手数料を徴収しているが、他市状況を踏まえ、受益者負担について見直しを検討する必要があること、千葉市、習志野市では一般廃棄物として清掃工場で焼却処分していること、市川市、八千代市、浦安市では動物専用炉を有しており、将来の費用対効果を含め、専用炉の設置及び処分について検討する必要があること。こういったことが挙げられている。  こうした観点に立ち、引き続き検討を進めていくこととしている。    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  最初に、この動物専用炉までの運搬等焼却処分を委託ということだが、この運搬費というのはどれぐらいかかっているものなのか。費用対効果を含め検討するというが、どのような内訳になっているか。 ◎環境保全課長 動物運搬焼却委託については、1体当たりでいうと2,650円になっている。
    ◆坂井洋介 委員  今の金額は、運搬と焼却処分一式ということか。 ◎環境保全課長 運搬と焼却で1つの委託業務として委託している。 ◆坂井洋介 委員  それで、この動物専用炉を市で独自につくるなり何なりすると……その炉をつくるのに、ざっくりでどれぐらいのお金がかかるとか、その辺の試算はしているのか。 ◎環境保全課長 現在、炉をつくるということの着眼に立って、幾らかかるかに関しての検討はまだ進めていないので、いろいろ各市の状況を調べている状況である。 ◆坂井洋介 委員  今、各市の状況を調べているということだったが、独自で持っているところに対して、費用対効果があったとかなかったとか、その辺具体的な話を聞いているか。具体的にここの市とここの市ではこうだったああだったと、1例でも2例でももしあるのであれば伺いたい。 ◎環境保全課長 専用炉を有してるところと、あと専用炉を有してなく清掃工場で焼却してるというケースもあるが、それぞれにおいて費用対効果の出し方が千差万別のところもあり、船橋市との比較というのは非常に難しい状況となっている。  なので、そういったところを今現在調べているところでもあり、今ここではお答えがちょっと難しい状況ではあるが、その辺のところを調べているところである。 ◆坂井洋介 委員  それから、ペットとして飼っていた動物について、他市の状況を踏まえて受益者負担の見直しを検討するということだが、具体的にどれぐらいこの負担増を考えているか。 ◎環境保全課長 金額については今調べてる最中でもあるので、検討中というところでご理解いただきたいが、他市と比較して金額が安いかなと見られるのは、やはりペットの処分に関して市の持ち出し分が入っているという面があるので、その点については受益者負担の視点に立っての検討が必要かと思っている。 ◆坂井洋介 委員  他市と比較して突出しているというようなことだが、これって船橋の魅力だとは思わないか。 ◎環境保全課長 他市と突出しているというほどではなく、おおむね同じ範囲ではあるかなとは見られるが、ただし、専用炉で対応してる市に関しては、若干高い傾向はあるかなとは見ている。  決して船橋市が極度に突出していると受けとめはしてはいない。 ◆坂井洋介 委員  それから、受益者負担の見直し──要するに手数料の値上げを行えば当然、残念ながらというか、その処理を市にお願いせずに放置してしまう。不法投棄をしてしまうようなことも考えられるが、その辺の検討はしているか。 ◎環境保全課長 そういった懸念は、やはり以前から気にとめつつ、収集体制というのは考えられてきてるところのように認識しているが、今後の検討においてもやはり、金額が極端に高いとなると不法投棄を招くようなことも考えられるので、その辺も見きわめながらの検討になってくるかと思っている。 ◆坂井洋介 委員  こうした不法投棄を招いてしまえば、これはもう明らかに公衆衛生の悪化ということなので、本事業についての見直しの検討はやめるべきだと思うが、いかがか。 ◎環境保全課長 行財政改革という視点に立って、料金というものが果たして適正かどうかという確認を今現在してるところでもあるので、それによって、やはり適正な価格かどうかの判断をした上でどのような手法がとり得るか。市としてどういう体制でできるかということを総合的に勘案し、今後のあり方について見定めていくことになるかと思っている。 ◆坂井洋介 委員  見直しの検討をやめていただくよう、お願いする。 ◎環境部長 ちょっと補足で、専用炉整備に関し、他市においては、清掃工場併設で清掃工場建設時につくられてるものがある。本市においては、御存じのとおり清掃工場、来年4月から南部のほうも稼働するということの中で、改めて、棟ももちろん別棟にしなきゃいけないとか、一体的に考えれば、建屋の中に設備を入れるだけで済むとかということがあるので、本市において設備……専用炉をつくるということになればそこも含めてということになるので、他市状況の部分は他市状況としてもちろん調べていく必要があるが、同じ状況の中でできるわけではないので、そういったことを加味して費用対効果を考えていかなければいけないと考えているところである。 ◆浅野賢也 委員  1点だけ確認させていただきたい。  近隣市のペットの回収、船橋市は1,000円と2,000円だが、その辺の金額とか、もしわかれば教えてもらっていいか。 ◎環境保全課長 千葉市の場合、収集運搬としては、1体1,080円という設定になっている。また、隣の市川市においては、収集運搬4,320円となっている。あと、習志野市においては、2,160円。こういった設定である。  あとは自己搬入について、千葉市においては540円……1体ですね。市川市の場合は2,160円。習志野市の場合は1,080円となっている。 ◆浅野賢也 委員  ペットを焼却処分、民間もやっていると思うが、これ、民間の業者さんとかでペット1体焼却してもらうってなると、そういうのって大体相場的に幾らぐらいとかってわかるか。 ◎環境保全課長 私どものほうで、民間のそういった料金に関しては、把握は十分にしてないところはあるが、市内にあるところでは、1万5000円の設定であったりとか、やはり市が行うよりも高い設定になってると見受けている。 ◆浅野賢也 委員  あともう1点。  今、那須塩原まで持っていって専用焼却炉でやっていただいてるが、近隣で、民間で焼却を行っているような業者さんもいると思うが、その辺で民間委託するとかというような検討もされているか。 ◎環境保全課長 平成7年から現在の業者と継続して那須塩原市のほうに持っていってる状況だが、その間もそういった業者があるかについては確認はしてはいるものの、やはりそれほど受け入れてるところがなく、コストとかのことも含めての判断で、現在のその那須塩原市のほうに運んでいるというような状態である。 ◆浅野賢也 委員  これは近隣に民間委託したほうが金額が高いので、今那須塩原のほうが値段が安いからそっちに持っていってるという形か。 ◎環境保全課長 はい、そのような状況である。(「そういうことですよね」と呼ぶ者あり)はい。那須塩原市のほうがコスト面でも有利という捉え方の中でやっている。 ◆浅野賢也 委員  今、部長からお話があったとおり、専用炉をつくるとなると結構費用がかかると思うが、清掃工場の中とか考えられてて、市川とか八千代とか浦安とかが専用炉を持っていて、その辺がどのぐらいの費用で専用炉をつくってるのかちゃんと検討してるということか。 ◎環境保全課長 他市の施設の内容に関しても今いろいろ調べてるところではあるが、船橋市の場合は、やはり回収数がそれなりに多いということもあるので、そういった炉の形状とか、一概に比較できないところもある。そこも含めて、今いろいろな検討をしてるところである。 ○委員長(高橋けんたろう) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) それでは、質疑を終結をする。    ……………………………………………… [理事者説明] ◎クリーン推進課長 それでは、クリーン推進課のほうが担当となる有価物資源ごみ回収費、こちらレビューシートの155、156ページになる。そちらのご説明をさせていただきたい。  主な内容としては、PTA、町会自治会、子供会等が実施する有価物回収事業及び資源ごみ回収事業に対し協力金を交付するものである。  協力金の額としては、有価物、資源ごみともに回収重量1キログラム当たり3円となっている。  支給回数は、それぞれ年2回。4月から9月までの上半期分を11月ごろ、10月から3月までの下半期分を5月ごろに交付している。  対象者は、PTA、町会自治会、子供会等となり、有価物については31団体、資源ごみは55団体となる。  次の事業実績だが、こちらは協力金の交付実績等を書いてある。表に記載のとおりであるので、ごらんいただければと思う。  下のほうに行き、現状の課題等になるが、この事業は清掃思想の啓発及び一般廃棄物の減量運動の推進を図ることを目的とした事業だが、平成8年から回収方法が、団体が協力して持ち寄る拠点回収から市民が利用するごみ収集ステーションに移行し、その後20年以上が経過したことから、回収に対する協力金という性質が薄れてきていると捉えている。  次のページになるが、今後の見直しの方向性としては資源ごみ、瓶、缶、金属類になる。こちらの回収協力金については、事業開始時と比較し、資源ごみ分別の意識が広く市民に定着し、他の区分のごみとして出されることも少ないことから、現行の制度の抜本的な見直しを検討するとしている。  有価物(新聞・雑誌・雑紙・段ボール・紙パック・古着・毛布)の回収協力金については、家庭から排出される可燃ごみに資源化できる紙類が約14%含まれていることから、今後も回収協力金制度は維持継続する必要があると考えているが、現行制度の抜本的な見直しを検討するとしている。    ……………………………………………… [質疑] ◆滝口宏 委員  自治会のほうでこのお金……もう予算化していて、今見直しして少なくなると、いろいろな自治会のほうで大変になるのではと考えられるが、自治連のほうとまだこの話はされているのか。  というのは、何かこれがひとり歩きしちゃっていて、なくなるといううわさをすごく聞くらしい。そうすると、自治会のほうがすごく心配になてしまって、これがなくなっちゃったら、もう自治会、運営できないよというような……そこまでオーバーではないだろうが、そのような声も聞こえてきているので、今、現状どうなっているのか。これから多分自治会のほうとはお話しするのではないかなと思うが、そこら辺──ちょっと現状をお話ししていただければと思う。 ◎クリーン推進課長 自治会というか、自治会連合協議会さんのほうとは、まだこの件について私どもとの話をする機会は設けていない。今後、自連協の中の、環境衛生部会が中心になるかと思うが、お話を進めていく予定としている。 ◎行政経営課長 補足させていただく。  自治会町会には、この有価物のほかにも協力をしていただいてる業務たくさんあるので、取りまとめて自治振興課窓口にはなっていただいているが、そこに出席をさせていただいて、企画財政部のほうから、今回、町会自治会関連する事業について行革のレビューに対象とさせていただいているということについては、既に伝えさせていただいている。  この有価物の回収協力金についても見直しの対象となっているよということについては説明をさせていただいて、説明にあるとおり、制度を始めた段階では拠点回収という形で協力をお願いしていたが、現在ステーション回収になってきているということで、事業の見直しが必要である。ただ、自治会活動の重要な財源となっているという状況も考えると、この事業についてしっかりと協議をしながら見直しをさせていただきたいという申し入れは行っていて、その際には、時間をかけさせていただきたいというお話はさせていただいている。 ◆大矢敏子 委員  今の説明を伺って、何となく私が考えていたもやもやがちょっと解決されるのかなとお話を伺っていた。というのも、対象者がPTA、町会自治会となってて、子供会とはっきりわかってるところと、この町会自治会というのをもし捉えるとしたならば、31団体の55団体というのは、町会自治会の数からしたら絶対的に団体数が少ないと思っていた。それで、いつもいただけるところと、後出しのところがいただけてないところとか、新規でできたところとか、そういったところが対象になってないというのがすごく不平等だなとずっと感じていた。 でも、今のお話を伺うと、何か町会の仕事のお手伝いの1つというような受け捉え方をしたが、要するに、町会費の中に負担金を出してるところに、ここら辺の部分も少し上乗せになるのかなという感覚で今聞いたが、そういうことをひっくるめて整理をしていこうと考えているのか。 ◎行政経営課長 制度そのものについて、今後どうしていくかということについては、まだ明確なものないが、この事業……主な業務の内容として、回収を実施していただいてるところに協力というところがあるが、そこについて制度開始時と状況が変わってきてることについて見直しをさせていただきたいというところで始まっているということで、今後どうしていくのが適切なのかということについてはまだご意見……調整が過程なので、ここではまだ具体的なことをお話しできない。 ◆大矢敏子 委員  今、ご答弁の中に、回収を実施しているところという言い方をされたが、逆に、こういう出し方を実施してないところってあるのか。  町会自治会で、出さないよというところ、あるのか。  うちは集めたものは自分のところで持っていってお金にしているなんていうところはあるんだろうか。実施しているところという説明があったので、実施していないところはあるのかという質問である。 ◎クリーン推進課長 今のお話の中でも出てきていたが、ごみ収集ステーションのほうに出すという形で有価物の回収をされてるところについては、団体としては、町会自治会ということでの話があったが、有価物については31団体ということでもうちょっと大きく、自連協さんの地区連が24だと思うが、それを中心にまとめていった経緯があるので、単位としてはそれぐらいになる。それが幾つか分かれてると考えていただければよろしいのかなと思うが。  それから、そのとりまとまった回収の実施団体のほうにお金を団体ごとに交付させていただいているので、それをどのように分けるかというのは団体のほうで規約なりをつくっていただくとか、協議していただいて決めていただくということになっているので、私どもとしては、この地区で集められた有価物がそちらに出てるのだから、公平に分配していただけるようにというお願いはしているが、ちょっと個々のところについては、行っている、行ってないという全てはつかんでない。 ◆大矢敏子 委員  具体的に、回収を実施しているところという説明があったので、実施していないところはあるのかというお尋ねをした。 ◎クリーン推進課長 ごみ収集ステーションに回収日に出すという方法ではなくて、マンション等で若干あるかと思うが、独自に回収業者と契約なりして実施しているところはあるとは理解している。 ◆坂井洋介 委員  先ほど、時間をかけて検討していくというような話あったが、どれぐらい時間をかけようとしているか。 ◎環境部長 まずその件に関しては、これまでのご質問をいただいてるとおり、影響もすごく大きいことだと考えている。  それと、まさに船橋市としてこういうステーション回収に切りかえた経緯というところもあって、その中では、ごみ量がかなり人口急増によってふえてきてしまって、その中で有価物回収をどんどん進めなければいけないと。そういった中、当時280ぐらい拠点があったそうである。それをある程度集約することと、それとステーションに出すという簡便性をもって有価物回収を促進することでごみを減量していこうということの中で、市民の方が協力いただくこととして、これまで歴史の中であったと。そういったことを踏まえ、当然ごみ減量あるいは有価物の回収について、それを進めることで少しでもごみを減らしていくことは今後もやってかなきゃいけないことであるので、そういった中で市民協力を得ることを踏まえた中で、どういった形で、今、課題となっている、有価物がどう還元されていくのか。誰に還元されていくのか。あるいはその還元されたお金をどう使うのかとかということを、ここに書いてあるとおり抜本的に考え直した中でやっていかなきゃいけないわけだが、これに関して、もちろんまだ団体の方──自治会連合会さんも含め、具体的なお話し合いができてないので、今後早急にその辺に対して……いろいろさまざまなご意見が出るかと思う。その中で、一番いい方法として、市のほうとしての考え方と、各団体さんのほうへ、もちろんそこの支援としての必要性の部分を加味し、総合的に判断していかなければいけないが、お答えとしては、すぐに来年というのはもちろん難しい話かなというように思っている。そうはいってもそれほど長引かせることでもないとは思っている。明確にいつまでにというお答えは、ちょっとこの場では差し控えたいと思うが、そういった状況の中で少しでも早く協議を進め、妥協点というか、お互いの一番理解できる点を見出すことが必要だろうと考えているところである。 ◆坂井洋介 委員  まだ話をしてないという中では何とも答えようがないかもしれないが、要は、町会さんや自治会さんが貴重な財源としている中で、それは受け入れられないよ、もうそんなことだったら協力しないよということになったら、この事業の見直しは中止するか。 ◎環境部長 仮定の話なので、それに対してということでいえば、必要性として、これを見直すというところについては、やはり取りやめるべきでないと考えている。  お話出ているとおり、不公平なく、誰にどのように渡すのか。もちろん、資金使途……要は金額的な問題だけなのかというのであれば、その金額に対してどう対処するかというお話になるわけだが、現行の仕組み自体がやはりもう長い年月の中で、ここにも書いてあるとおり、出される方の意識、あるいは交付金を受けられる方の意識、その辺の部分をやはり今の現状とは切りかえてく必要があるだろうと考えているので、何らかの形で変更していく必要はもちろんあると考えている。 ◆坂井洋介 委員  何か、その結論ありきで進めていこうとしてるように思うが……今の答弁。  これ、考え方って、ただただこの協力金を減らすんだという結論ありきのやり方だけでなく、別にほかのやり方というか、結局有価物に出されるごみ……雑紙が何%だったっけ、10何%……14%か、ここでは。可燃ごみじゃなくて、有価物を出していただきたい、みたいなのがふえていくことによって、ごみの量が減っていき、結果的にはごみ処理に係る費用というのも減っていくわけである。だから、この協力金を減らしていって、結局ごみの量……有価物がこれ以上ふえないとかということになってしまえば、それはそれで全く本末転倒になると思うが。  だから結論ありきで、もう協力金は減らす、それを変えないとかでなく、どういう形だったら協力をしてくれるのかとか、もっとやり方を工夫をし、有価物ふやしていただきたいと。そのかわり、この金額は維持するとか、そういうやり方をしていくべきだと思うが、見解を伺いたい。 ◎クリーン推進課長 今まだ団体のほうと話をしてない中で、どのような形に進んでくるかというところもあるが、もともとごみの減量、これが1つ大きな目的になってる中で、有価物の回収に積極的に取り組んでいただいているところに対して、協力金という形を続けてくということは、非常に有効なものだと考えている。  例えば、これからどうなるかわからないが、前の年度に比べて、有価物の量がふえたところに対してインセンティブを与えていくとか、いろんな方法はあると思うので、その辺のところもお話をしていくということになると思う。 ◆鈴木心一 委員  検討方法で抜本的な見直しと言ったことで、ちょっと初め驚いてしまったが、今いろいろお話を伺う中では、過去は協力金を……今も団体に支払っているが、ごみ、また有価物とかを出しているのは、ごみステーションにおいて各校、各場所のごみステーションに出しているか。だから、そういった出しているところと、お金を協力金ということで払ってるところの場所が違うので、最終的には頂戴しているわけだが、そこら辺のところの制度についての見直しも必要なのではないかということか。一応ちょっとそこ、確認で。 ◎クリーン推進課長 まさにそういったことと思う。  もともと拠点回収ということでやってたときは、回収の日にちと場所を定め、そこへ皆さんが、学校とかが中心になると思うが、持ってきていただくとか、それから、団体の皆さん方がリヤカー引いて、各家庭を回って回収していたということから始まっていると思うので、そういった回収ということに対して、何ていうか、汗をかいている皆さんに対して出していく意味はあるのではないかといったことも含め、考えていくと思っている。  なので、ステーションの回収からどうするかということも当然検討するのではないかと思う。 ◆鈴木心一 委員  ちょうど私が住んでるマンションの自治会のほうで実は、有価物、当然出しているが、やはりこの団体のほうに協力金を回収しにいくということをしていた。うちの自治会はすごくちっちゃくて、その協力金のことをほとんどの方が認識していなかった。実は、今回そのことを触れることがあり、そういうものを団体からいただいているということがわかった中で、では、有価物の回収に協力していこうという話も出た。そういったことを考えると、僕は抜本的に見直すといったことで、金額のことを、すぐ手を入れられるのかなと思ったが、そういうわけではなくて、この制度的なところですよね。いかに有価物を……地域から、家庭から出してるわけだから、そこについてどう……協力金で全て有価物がリンクするわけではないと思うが、ただ、出しているところは各家庭とかそういう地域──まさに小さなコミュニティーの協力がなければやっぱりいけないと思う。だから、そこら辺は制度的なところ、まだまだこれから議論は必要だと思うので、よく聞いていただきながら、また金額についても、ほかとよく比べていただいて、やっていただければと思うので、意見として言わせていただいた。 ◆神田廣栄 委員  私、結論から言うと廃止論者である。前から言っているが。もうかれこれ20年以上、最初は一元化ということで、分配金という表現、使っていた。それが今協力金という形になったが、本当に家にごろごろ新聞紙とか瓶、缶、ごろごろ置かれる……置いておくよりは持ってってもらうだけでありがたいというのは私の考え方である。  ただ、今、自連協に話しするにしても、多分既得権益で猛反対来ると思う。  できればそれを一挙になくす方向であれば、なくさないで段階的にキロ3円を2円にして、1円にして、いつの間にかゼロになるとか、こういう方法もあるかなというのはちょっと思った。  ごみステーションに収集してもらうというのは非常に、地域とすればありがたい。今のまま、あれは継続してもらいたいなと。マンションで個別に継続するのは別にして。  私、本当に言いたいのは、それと並行して、有価物……この回収組合、あそこに1億……多分今3~4000万行ってるだろう。多分1億幾ら行っている。あっちのほうも何とか手を出してもらいたい……補助金を。前も質問したことあるが、景気、赤字になったときに補填はいい。そうじゃなくても出してるのではないかなとまだ思っているので、そこもこの見直しの対象にしてもらいたいと思うが、いかがか。ここには書いいてないが。 ◎クリーン推進課長 今、赤字のときだけ補填するというお話があったかと思うが、まず1つは、これ、月々で精算しているが、赤字になった分を全て青天井で出すというような、今仕組みにはなっていないので、月額の上限額というのを決めている。それが1つ。  それからあと、これはどうしていくかというのは非常に難しい問題があるとは思っているが、少なくとも歳出の額のことでいえば、今の形で支出している額というのは、売上金を差し引いた形での助成という形になっているので、これを、わかりやすくいえばというか、委託の形式で出していくということになると、30年度の決算額だと1億少々だが、その額は恐らく2.5倍とかそれぐらいの額にはなってしまうとは思うので、いろいろ考えていかなければいけない問題なのかなとは思っている。 ◆神田廣栄 委員  ひとつよろしくお願いしたい。  あと我々、有価物連絡会というのをつくっている。うちの地区では、恥ずかしい話、2つある。これはちょっといろいろ過去に事情があって1つにならないが、北部のある地区連では、有価物を回収して資源ごみ等入ってくる。これを全額PTAに還元しているところがある。余り言うと問題あるかもしれないので言わないが。だから、町会自治会に還元してないところもある。それぞれ、いろんな使途があるので、それは市のほうからは言えないと思うが、一番市民の人が誤解しているのは、瓶、缶、有価物、資源ごみ──これを市が回収して、売って、そのお金が3円戻ってくるんだって思ってる人、まだいっぱいいらっしゃる。これは税金であるということをもっと市民の方々に理解してもらう努力も必要だと思うが、よろしくお願いしたい。  別にいい。一方通行で。 ○委員長(高橋けんたろう) 他に、質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) 以上で質疑を終結する。          11時10分休憩    ………………………………………………          11時15分開議 ②事業の見直し(市民生活部) [理事者説明] ◎自治振興課長 よろしくお願いする。  レビューでいうと、29ページに事業の見直し、他市と比較して突出している事業ということで、63事業挙げられている中の最初の4つになる。レビューでいうと、33ページから40ページまでになる。  最初の町会自治会館設置費補助金、33ページ、34ページになる。
     こちらは、町会自治会館の設置や修繕をする場合、100世帯以上の町会自治会を対象にその一部を補助するものである。  新築や増築、購入の場合には、30平米以上という条件、あるが、工事費の10分の8、限度額が2000万円。原則としてこの補助を受けると、新築購入については20年間、増築については5年間同じ補助は受けられないとなっている。  修繕については、やはり30万円未満は自己の負担で行っていただいているというところで、使用において危険なものだとか、利便性向上を図るといったものについて工事費の10分の8、限度額が300万円補助させていただいている。こちらも、原則としては、5年間補助を受けてからは同じ補助を受けられないとはなっている。  こちらについての課題だが、制度の課題としては、突出しているという以外には2つあると認識している。  まず1つ目は、新築や増築については、会館の規模、これの大小にかかわらず一律の補助になっているという点。2点目が、発生時期がなかなか見込むことが難しい修繕について、5年間という制限の期間がある点と考えている。  検討の方向性としては、1つ目については、新築や増築、あるいは購入の場合には、規模に応じた補助にしたいと考える。  2つ目の修繕については、その制限の期間というのを廃止し、補助率や限度額、これを考慮した上で機動性のある補助にしたいと考える。  続き、35、36ページ。町会自治会維持管理費補助金である。  こちらは、会館を維持管理している町会自治会館の維持管理費の一部を補助するものになっている。  こちらについては、光熱水費、電話代──電話料金と火災保険。こちらの費用の一部補助となる。  こちらの課題としては、これはもうまさにほかの市と比較して突出しているというところが挙げられるわけである。では、どのように検討していこうかという視点だが、3つあり、1つ目は電話代。こちらを、今携帯も普及しているので、廃止をする検討。2つ目が光熱水費。こちらについては、補助率を引き下げるような形と、3点目、火災保険料。これは見直し。内容の見直しを図っていくという方向性を今示している。  3つ目。37ページ、38ページになり、自治会連合協議会補助金である。こちらは、船橋市自治会連合協議会の事業費の一部を補助するものというもので、課題としては、繰越金が毎年発生している。そちらを、検討の方向性としては、この繰越金の部分について補助金額を検討させていただこうというところである。  最後になる。39ページ、40ページ。こちらが防犯灯維持管理費補助金である。  こちらは、防犯灯を維持管理している町会自治会に電気料金とその維持管理手数料、こちらを補助するものである。  課題としては、こちらも2点ほどあり、まずは26年度から防犯灯のLED化を促進している。それに伴い、促進という意味で補助率を上げているが、これは電力量が少なくて済むLEDということで、定額灯の場合は40ワット以下のものを設置するという場合に補助をしている。  だが、その電気代の補助であるこの維持管理費補助金、こちらについては、契約容量の上限が大きい100ワットのままとなっているという部分である。  課題の2つ目としては、維持管理費660円というのが1灯当たり年額でつくが、こちらについては、他市ではこういった維持管理費の補助というのはついていないので、そこが突出しているという点になっている。  今後の検討の方向性だが、こちらもやはり2つ。  1点目については、契約容量の上限を設置費の補助と合わせて40ワットまでとしたいと。そうすることで、LED設置の促進が図れるのではないかと考えている。  2点目は、維持管理費の補助金660円。こちらについても、中身の根拠の確認をし、検討していきたいと考えている。  内容の説明は以上だが、自治会連合協議会との直接の協議というのはこれからであるので、丁寧にご説明をして、協議をしていきたいと考えている。    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  まず、最初に、このそれぞれの事業の全体として伺いたいが、他市と比較して突出している事業というお話だが、他市と比較して突出しているということは、これはまさに船橋の魅力ではないかなと私は考えているが、その辺についてはいかがか。 ◎自治振興課長 確かにおっしゃるとおりで、魅力であるとは考えている。  会館の設置費、あと維持管理費だとか、防犯灯の設置費、維持管理費、それと自治会連合協議会への補助金、これらはいずれも必要であるとは考えている。  だがやはり、制度自体が昔につくられているものであったり、内容の変化が時代の変化に合っていない、あるいは状況の変化に合っていないというような部分もあるので、ピックアップされたきっかけが確かに他市と比較して突出しているという部分ではあったかもしれないが、これを機会に、時代だとか状況に合ったものに、町会自治会の皆様にも丁寧にご説明をした上で、ご納得いただいた上での変更ということを検討させていただきたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  時代の変化に合わせるというようなご答弁があったが、レビューシートの35ページのこの補助金の見直しについてだが、電気料金だとか火災保険なんかの補助を見直す、これがどう時代の変化に合っているのか。 ◎自治振興課長 一概に全て時代の変化に合わせてというわけではないが、例えば、今おっしゃっていただいた維持管理費についていえば、その中身、先ほど申し上げたように、電話代なんかについては、もう皆さん、携帯電話をお持ちの方の割合が大分ふえている。実際に固定電話をお使いになるというケースもなかなかまれになってきてるのかなとも思うし、実際に補助を現在、令和元年度の補助金の申請を受け付けているが、30年度の決算、ちょうど皆さんのほうにもお出ししているが、そちらで見ても、266団体から補助の申請、上がっている中で、電話代の補助というのがそのうちの一応68件からいただいている。で、あるので、そういったところも考えると、時代の変化という部分でいえば、こちらは検討に値するものになってくるのかなと考えている。  以上である。 ◆坂井洋介 委員  私、電話のこと聞いたのではない。 ◎自治振興課長 あっ、はい。火災保険……。 ◆坂井洋介 委員  電気、それから火災保険。 ◎自治振興課長 済みません。申しわけない。  光熱水費、あと火災保険料などについても、全く補助しないということではなく、まず補助率の変更から検討はさせていただきたいというところである。  まさに突出しているという部分では目立ってはいるが、ここは、先ほど委員、おっしゃったように、魅力であるという部分で、手厚くさせていただいていたというのはあるが、利用のされ方というのも変わってきている中では見直しをさせていただきたい部分ではある。 ◆坂井洋介 委員  時代の変化という話でいくと、今の日本てすごい温暖化もあり、一昔前はクーラーを使わなくてもいい時間帯があったと思う。私のちっちゃいころは、夜はクーラーなしで過ごせたわけだが、今ってほぼ24時間クーラーつけてないと、夜間熱中症で死亡するような危険があるということを考えると、夜中は使わないし、日中の時間帯はエアコン、町会会館使ったら必ずといっていいほどつけなければいけない。電気代補助を下げるというのはこれ、時代の変化に、私は合ってないと思う。  補助が下げられちゃったからちょっとクーラー使うの控えましょうとかといって熱中症を生むようなことがあったら、これはもう本当に大問題だと思う。それから火災保険料についてだが、今台風15号で、あそこが壊れた、あっちが壊れたというのは物すごく報道されていて、ではどうやって補修していくかとか、そういうことも今大分話題になっている中で、この火災保険が注目も集めてきているのかなという中で、台風の被害というのもやはり近年多くなってきていると思う。雨の降り方、台風の来方も、時代の変化という……先ほども答弁あったが、それに合わせるというのであれば、こういったものを見直して引き下げをするということは、これ、全然時代の変化に合ってないと思うが、再度見解を伺っていいか。 ◎自治振興課長 今お話伺い、確かに暑い時期が続く、台風が多く来る……いろいろと気象変動もある。先ほど申し上げたように、自治会連合協議会さんとの協議はこれからというところであるので、丁寧にご説明差し上げ、また、ご意見もいろいろと伺いながらその辺については詳細に協議を詰めていきたいと思っている。 ◆坂井洋介 委員  この電気料金、それから火災保険については、これもうまさに時代の変化に合わせるというのであれば、これは見直すべきではないと思うので、それを求めておく。  それから、レビューシートの33ページのほう、自治会館設置費補助金。これの見直しをするということである。補助率を下げていってということを考えてるのかなと思うが、これ、時代の変化ということについてお話があった中でお伺いしたいのは、敬老会とかちょっと出て、来賓として参加をさせていただいたりしてる中で、町会会館が古くなってきてるとか、それから、高齢化が進んでいく中で、ちょっと手狭になってきたなというような話も聞いた。そうであるとするならば、補助金の見直しをするというのは時代の変化に果たして合っているのかなというのが思うがどうか。 ◎自治振興課長 全般的に申し上げて……時代の変化というか、会館については特にだが、今、委員おっしゃられたように、高齢化が進んでいたりとか、各町会さんから同様のお話、こちらも伺ってるところである。  今ある会館って、結構築年数がたっているものが多く、修繕が必要になったりというところは確かにあると思う。そういったところを、何というか、まさにここに書いてあるとおりだが、機動的にというか、状況にすぐに対応できるような形で補助を使っていただけるような仕組みづくりというのもあわせて考えていきたいとは思っている。 ◆坂井洋介 委員  それで、この町会自治会館の設置補助金だが、それぞれの町会自治会さんの中で、建て替えるとか増築をするとかというのは、ある程度の計画を持っている話だと思う。だから、市のほうが一方的に減らするよと言ったところで、町会さんとかは混乱すると思う。  伺いたいのは、市としてそれぞれの町会さん、自治会さんとかのそういう計画を把握しているか。 ◎自治振興課長 今、補助金申請の際に今後5年先までの会館の整備についての計画というのを各町会からご予定を伺うようにはしている。 ◆坂井洋介 委員  レビューシートでいうと、制度改正の告知後一定期間を設けるというが、これはどれぐらいか……具体的に。 ◎自治振興課長 5年先までの計画というのを把握させていただいているが、少なくとも計画をいただいている町会さんとは内容について確認をしながら、5年猶予があるというわけではなく、その整備の調整というのを可能な限りしていきたいとは考えている。 ◆坂井洋介 委員  まだお話をしてないという中では、ちょっと何とも言えないが、これはちょっと町会自治会さんに混乱を招きかねないし、設計変更──急な変更になればお金も、町会自治会さんの負担がふえてしまうのかなと思うので、この事業については見直しはするべきではないかなと思う。  時代の変化ということでも、全然時代の変化に合っていないということは申し上げておきたいと思う。 ◆大矢敏子 委員  見直したいところはレビューで抜粋されてるので、ああ、あそこなんだというのは確認した。  ただ、なぜここなんだというのがちょっとまだ……。突っ込んでいろいろ見てみると、なぜここなんだという疑問も湧いてきた。  役所からのこういう……何だろうか、報告資料の中って、すごくグラフ分けしたり何かして、お金のが正しく使われているかどうかのチェックをベースにした上でどこに張りつけるかという計算になると思うが、各町会自治会の相対的なお金の使われ方が……市が補助出しているか。370円、1世帯ですよね。そういうのとまた別に町会費も取っているが、きちっとその370円が正しく使われてるかどうかのチェックをしてるのかどうかというのが1つ疑問になったこと。  なぜそれを言うかというと、市の報告なんかも、見ていると、義務的経費みたいなものもある。報告のされ方も、ここではされているが、町会費なんかを見たら、やっぱり必要経費ってあると思う……削っていいところ、だめなところ。それを見た上でのこのレビューならいいが、これを削ることによって、町会自治会、それから、普通にプラス市民が不便を感じるところはないのかという見方をしたときに、電気料とか電灯、防犯灯の維持管理費というのがちょっと気になったが、ここというのは、市民の安心安全とかいろいろな問題があり、それで必要だということで防犯灯が町会が維持管理しながらやってるわけですよね。プラス電気料というのは、防犯灯の数がふえたりすれば当然電気料も使用料が上がるわけですよね。それを抑えていくことによって、防犯灯、あそこやめようかというわけにはいかない状況の設置方法がとられると思ってるので、この対象にするところが本当にここは対象にしていいのというのが、ちょっと気になったところである。  ただ、LEDへの交換から、しないところに関して、そこは必要以上に電気料がかかってると。だから、移行していただきたいという話の持っていき方の見直しと捉えると、そこはそれでありかなと思うが、最初に言ったように、やはりきちっと、入れたものに対して正しく使われてるかどうかということのチェックもあわせてしていただいて、足りるところ、足らないところの検討をしていただける、きめの細かい検討をしていただけたらありがたいなと思っている。そこから先言うと、すごく話が細かくなってレビューから外れるので、もうしないが、そこら辺はしっかりのぞき込んで検討していただきたいなと思っているので、よろしくお願いする。 ◆神田廣栄 委員  33ページの会館の新築だが、原則20年間補助金交付受けられないって書いてある。そういう制度だが、今の新築、木造であれ、鉄骨であれ、20年なんてあっという間ですよね。30年、40年、木造だってもつ。むしろ、30年は補助金を受けられないとかとすべきではないかと思う。そういういじり方も考えてるのか。 ◎自治振興課長 ありがとうございます。  今現在297ほどの会館があり、先ほども少し触れたが、築年数が大分たっているものが多く、築20年から、古いと不明というのもあり、それがおよそ、300近くある会館の中で200ぐらいを占めてる状況である。なので、古くたったものは恐らく耐久年数というか、そういったものも短いともいうか、今のものとは少し違うというところがあるので、まずそういうものへの対応ということを考えて、修繕についても機動力のあるものにしたいというところはあるが、委員おっしゃったように、最近建てられたものについては、長くもつというようなものもあるので、そちらについても制度設計する上では加味していきたいと考えている。 ◆神田廣栄 委員  次。維持管理費だが、電話と火災保険。電話はわかった。火災保険も任意で入ったり……大抵入ってると思う。だから、なしにしてもいいのではないかなという気はする。  ただ、この光熱水費だが、これ、やはり会館維持……町会自治会活動全てそうだが、町会自治会の一般会計から、会館つくったときは会計別にするが、足らないから大体本会計から補填していくが、やっぱりあまり本会計を減らしたくないというのは、恐らく皆さんそうだと思う。会館を貸して、収益上げているところもある。そういうのも知っているが、一般的には収益なんかほとんど見込まれないで、せめて会員が利用しているとかそういう形だと思う。だから、この光熱水費だけはよくよく検討していただきたい。  むしろ私、言いたいのは、どこって言わないが、毎月、毎週のように役員が食事・飲み会してるところある。だから、そういうところ、どんな決算報告出してるのか、私見たいぐらいだが、そういうところをしっかりチェックしてもらって、切ってもらいたいと思っている。間違いなくある。  それから、自連協の補助金は、これ、本当に繰越金が300万以上ある。誰に言っていいかわかんないからあんまり言いにくいが、本当にこれは減らしていい。1000万から900万に100万減らした時期あったけど、もう少しやっぱり自助努力すべきだろうと思っているので、ぜひ頑張っていただきたい。  ただ、最後に言いたいのは、自連協に話、これからしてくだろう。執行部会に話しして、それで安心しないでいただきたい。執行部会で了承もらったから、じゃ、できるんだということじゃなく、その後の常任理事会とかいろいろあるわけだが、そこでひっくり返ることもあるので、そこだけよくよく注意していただきたい……というのをお願いして。 ◎自治振興課長 ありがとうございます。 ◆坂井洋介 委員  最後に1点だけ。  防犯灯維持管理費補助金だが、私どもとすれば、この防犯灯の維持管理というのは、市が責任を持ってやっていくほうがいいんではないかなと思っているが、その辺についての見解を伺いたいと思う。 ◎自治振興課長 今現在、防犯灯のLED化を、先ほど申したように進めている。現在30年度の決算状況でいうと、全体で4万1000灯余りある中で67%ぐらいをLED化達成しているという状況である。  市で管理していくべきだというお話いただくが、片や町会さんからのお話も伺うと、LED化するに当たっては、町会自治会さんのご負担もいただいているというところで、67%までは進んでいるが、逆に言うとあと三十数%まだLED化が進んでいないというところで、そうなってくると、町会さんの中で、先にLED化を進めたところについては、自分たちの持ち出しでLEDをつけて進めているんだというところで、不公平感というのがどうもあるというお話も伺っている。市としては、LED化が100%を達成するような時点で、市のほうでの管理というところも検討していきたいと見通しとしては考えている。 ◆坂井洋介 委員  その不公平感、やはり体力がないところとか、財政的に難しいところというだけが取り残されていってしまうのかなという側面もあると思うので、そこら辺も考えていただいた上で、市のほうでの管理と移行していっていただきたいなと思う。  それから、全体としてだが、他市と比較して突出している事業、ご答弁あったように、船橋の魅力であるので、この魅力を減らしていくというのは、検討はやめていただきたいということを意見として言っておきたいと思う。 ◆神田廣栄 委員  確認1ついいか。  会館、新築・増築含めて、LEDも含めて、今現状どうかというのはちょっと確認したかったが、2割自己資金とかとある、町会の。それ以外、8割上限で市がこの補助金あるわけだが、何回か聞いたかもしれない……。ちょっと忘れたが、支払いした──終わった領収書を持ってきて振り込みますってやっていた。それはそれで間違いではないと思うが、そこまでの資金力がある町会自治会って、ほとんどないと思う。そこは今、変更になったか。 ◎自治振興課長 今現在は変更している。  支払い後でなくても、工事が完了した時点でご請求いただいて、我々で確認をさせていただいて、補助をさせていただく。その後また実績報告をいただくという形にしている。 ◆神田廣栄 委員  安心した。結構である。 ○委員長(高橋けんたろう) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) 以上で質疑を終結する。          11時48分休憩    ………………………………………………          13時00分開議 ③事業の見直し(経済部) [理事者説明] ◎商工振興課長 それでは、行革レビューシート87ページをごらんいただければと思う。87ページとなる。商工振興課所管の雇用促進奨励金事業についてである。  まず、事業の概要からご説明をさせていただければと思う。  こちらの事業については、昭和56年から実施している事業である。高齢者または障害者を雇用する事業主に対し雇用促進奨励金を交付することにより、高齢者及び障害者の雇用を容易にし、かつ福祉の増進に資することを目的としている。  こちらの歴史的背景だが、当時雇用のニーズが健常な若者に集中し、高齢者、障害者は就労、就職が困難であったことから、高齢者や障害者を雇用した事業主に対し補助制度を創設したものである。  主な内容だが、公共職業安定所の紹介により、市内在住の高齢者、これは55歳以上の方や、障害者(身体・知的・精神障害者)を1年以上雇用した市内事業者の事業主に対して奨励金、年額で18万6000円を1人当たり交付するものである。今年度の予算としては、1636万8000円である。  こちらの事業の課題である。シートに書かせていただいたが、法律に合わせて対象者を55歳以上の高齢者としているが、現在、社会一般的に考える高齢者等の定義と乖離が生じているということ。奨励金を活用した事業者に対し、アンケートを実施させていただいた。アンケートの結果だが、この雇用促進奨励金を活用した事業者、これ、過去4年間に交付を受けた事業者に対し、118社あった。そのうち回答いただいたのが73社ということで、回答率62%というところの中では、高齢者に対しては68%、障害者に対して62%、この奨励金がなくても雇用には影響がないということで回答いただいている。  また、市内中小企業者に対してのアンケートもさせていただいている。市内中小企業、これは、平成30年度、市の融資制度利子補給利用者に対し、したアンケートである。こちらについては、1,336社のうち502社、37.5%から回答をいただいている。  まず、こちらの制度について聞いたところ、以前から制度は知っていたが利用したことはないというのが38%、今回初めて制度を知ったが今後利用する予定がないということで34%──合計72%から、今後についてもですね、利用する予定がないということで、本市奨励金の利用意向が低いことについては確認ができている。  また国の制度においても、高齢者及び障害者の雇用に対するものについては市より手厚い助成制度が設けられているってことも踏まえ、商工業戦略プランの中の「育てる」プロジェクトの取り組み事業として、ダイバーシティー推進事業において、多様な雇用に対する体制整備を推進する中で、こちらの雇用促進奨励金についても協議、検討してきた。  その中で、このアンケートの実施について、結果を報告したところ、プロジェクト会議においても廃止の方向で見直しする旨ご回答をいただいている。  商工振興からは以上である。    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  55歳以上が高齢者かどうかというのはおいておくとしても、障害者に対するこの雇用促進に対する奨励金があるということについては、他市と比較して突出してるというお話ということでこれ、出されてきているけども、まず伺いたいのは、他市と比較して突出しているということというのは、船橋市の魅力ではないかなと思うが、その点についてはどうお考えか。 ◎商工振興課長 確かにそういう考え方もあるかと思うが、近隣他市、中核で比較したところ、そういう事業をやってないというところも多数あるということで、どちらかというと奨励金を配るということではなく、セミナーを開催して市内中小企業に広く障害者及び高齢者の方々を労働力として雇っていただけるようなセミナーを本市としてはやるべきだと考えている。 ◆坂井洋介 委員  セミナーをやるということを全く否定しているわけではないが、結局そのセミナーをやって、結果として、やりましたで雇用促進が進むみたいな……。前にも委員会でもお話をしたと思うが、結果として障害者の雇用がふえなければ……セミナーをやっただけでは全く伸びないのかな。そういう中では、ある一定この雇用促進の奨励金があるということで障害者の雇用が進む面はあると思うが、それは全く否定するものか。 ◎商工振興課長 委員のご指摘については否めないところではあるが、アンケート結果においても、62%については雇用に影響はないというご回答をいただいているので、それをもってそういう方向で検討している。
    ◆坂井洋介 委員  障害者を雇用することに当たって、何ていうか奨励金がある、なしに関係ないというアンケートの回答だったということだが、だとすると、その雇用というのは、いわゆる身体障害者の中でもとりわけ、例えば足が悪く車椅子ではあるが電話もパソコンも使えますというような、一部の身体障害者に偏っているということのあらわれにならないか。 ◎商工振興課長 詳細は確認していないが、私どもとしては精神も含めて雇用していただけるように努力してまいりたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  とりわけ、障害者雇用といわれるものの中でも、今私が言ったような、車椅子だが電話もとれる。パソコンもちゃんと打てる。お話もてきぱきできるという一部の方の雇用に突出しちゃってる部分があるのかな。  例えばだが、聴覚障害者ということでいうと、全く雇用がされない。幾ら応募しても全く雇用されないという。とりわけ聴覚障害者というのはコミュニケーション、電話もとれない……電話でお話が難しいということと、周辺の方、職場環境において、上司とのやりとり、または同僚間でのやりとりというのもなかなか筆談であったりとか難しい面がある。そういう意味で非常にハードルが高いという中では、この見直しをする中でも、障害者の中でも、とりわけ、例えば知的・精神障害の方または聴覚障害の方に限定をしていくとか、そういう考えはないか。 ◎商工振興課長 基本的に、委員おっしゃるとおり、障害者については、雇用するのは大変だということは聞いている。そこについては、やはり私どもがセミナーなどを開催して、それはすべからく障害雇用に結びつくように事業主であったり実務者であったりとか、そういう受け入れする方にも意識改革をしていただくような形で市としては投資をしていきたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  先ほどの答弁の中で、多分分析はされていないということだと思う。障害者雇用の中でも知的障害が何人、聴覚障害者って何人だったのか。その辺の分析を進めていただきたいなということと、この制度の奨励金の廃止については、直ちに廃止をするべきではなく、きちんと障害者の雇用が一部に偏ってないかをちゃんと調べていっていただきたいということを要望しておく。 ○委員長(高橋けんたろう) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) よろしいか。  それでは、質疑を終結する。  以上で本件を終了する。          13時10分休憩    ──────────────────          13時14分開議 3.家庭系可燃ごみの収集回数の見直しの効果について [理事者説明] ◎資源循環課長 皆様のほうに、ペーパーで右上に資源循環課というような形で書いてある資料が行っていると思うので、それに沿ってご説明させていただく。  それと、1番、2番、3番ていうような形で分けているが、その内容について、裏面のほうには比較した表もあわせて載せているので、参照いただければと思う。  それでは、ご報告させていただく。  1の家庭系可燃ごみの収集については、市民の皆様のご理解とご協力のもと、家庭系可燃ごみの収集量は平成30年10月から令和元年8月までの11カ月としては前年の同期間と比較すると、人口は2,917人増加しているが、ごみの収集量については1,780トン減少している。  また、1人当たりの排出量については、1人1日当たり約11グラム減少している状況である。  あわせて、2の雑紙を含む有価物についてご報告する。  雑紙を含む有価物だが、雑紙の回収量は約440トン増加し、有価物全体では730トン増加している。  また、焼却灰については、可燃ごみの量が減少したことにより約1,211トン減らすことができている。  内訳としては、埋め立て処分、最終処分になるが、約1,237トン減少し、資源化量が約26トン増加している。  最後になるが、3番目の可燃ごみに関する処理経費になる。  処理経費については、平成29年と30年度の決算額での比較となるが、清掃センターによる収集車の購入台数が4台削減されたこと、また、可燃ごみの減少による焼却灰の発生量も減少したこと、また、焼却灰処理のための薬品使用料の減少、焼却灰の埋め立て処分量の減少、環境保全負担金の減少などにより、約6160万の処理経費が削減できている。  ご報告は以上となる。    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  ごみ収集回数の見直しの効果についてということで、ごみの量とか、雑紙がこうなったとか、可燃ごみの処理経費がどうなったというご報告はわかるが、全体として、当初はこれによって何%減るとかってあったのではないか。5%だったか。それに対しての到達度というか、それはどのようになっているか。 ◎環境部長 先ほど資源循環課長からお話しさせていただいた説明の中でちょっと補足だけさせていただきたいと思う。  ごみ処理量に関しては、御存じのとおり、決算ベースで見ているので、30年度の4月から3月まで。前年も同じ形になる。  収集回数の見直しの一番の部分というのは、あくまで10月から開始された1年間という部分で見ているので、そこについては若干期間が違うということと、それと今後、この後説明させていただく委託の収集の関係とあわせて、10月19日に広報で市民の方にも効果についてのお知らせと、あと時間の変更についてのお知らせをしたいと考えているところである。  ご質問だが、まず、この5%ということで、市民の方の説明会の中ではお話しさせていただいた。説明の中では、5%削減するとこういう効果があるということで説明をさせていただいた。これは他市状況を見た中で、おおむねそこに目標設定をしていたが、もちろんこの1年間をもって全ての結果が出るということではなく、今後もより一層、資源化であったり減量であったりというものを進めていくこととして考えているので、現状値としてどうかということでいうならば、本来もともとうちが予測してたものよりは若干、もうちょっと多く減量できるのではないかなとは思っていたところである。そういったところからすると、10月──ちょうど始まったときの、月の10月1日が、ちょうど台風があったり、多分この9月もここの中に入れて、市民の方には1年間でお話をするが、今回の台風15号の影響なんかも当然、その可燃ごみの中の収集量は増加してくることも予測されるので、効果として見てどうかということのご意見としては、十分ということではないが、一定の効果は出ているというように考えているところである。 ◆坂井洋介 委員  それと、この効果というお話で、私、この収集回数の見直しをする──3回から2回にすれば、公衆衛生が悪化するというようなお話もさせていただいているが、陳情も出てきて、本委員会で先ほど審議したが、そういう公衆衛生の悪化についての評価みたいなのはどうか。 ◎資源循環課長 委員のほうから、今ご質問いただいた公衆衛生の悪化という中で、当然ながら有価物もそうだが、可燃ごみ、お出しいただくのがステーションのほうになる。  当初、30年の10月に収集回数見直しをさせていただいた中で、コールセンターなんかも設置し、いろいろ対応させていただいた。そういう内容も含め、ごみがあふれて困るとか、あと、そういう懸念の声は一部あったが、実際収集をしてそういうような形であふれているというような形のお声は、私どものほうには余り入ってきてない状況である。 ◆神田廣栄 委員  すいません、わからないので教えていただきたい。  ごみ処理経費の中で、環境保全負担金てあるが、これはどのようなものか。 ◎資源循環課長 船橋の場合最終処分場を持ってないという中で、山形とか秋田のほうに最終処分等をお願いしている状況である。それに当たり、地元の市町村含めお願いをしているという状況の中で、環境保全負担金という……一部をお支払いしているという状況になる。 ◆神田廣栄 委員  だから何をどこに。ごめんなさい、山形、秋田、持っていってるのはわかるが、その市町村にお礼を出しているのではないのか。 ◎資源循環課長 環境保全負担金としては、茨城の鹿嶋市、山形の米沢市と伊賀市、あと千葉県内では君津市というような形で、負担金としては、トン当たりの負担金、おのおのの市によって違ってくるが、300円から1,000円の処理に当たっての負担金をお支払いしているという……。  すいません。当然うちで処分できないのを向こうに受け入れていただいてるという中で、協議して、お礼というか、そういうような内容でのお支払いになっている。 ◆神田廣栄 委員  文句言っているのではないが、料金とは別ね。 ◎資源循環課長 はい。 ◆神田廣栄 委員  別な形で、それは日本人だからさ、いろいろあるだろうけどさ。そういう形の負担金というか、用途……市でもらったり出したりしてるのではなく、他市へのお礼を兼ねたものってことで理解していいか。 ◎環境部長 内容としては、各市──あくまでうちからお支払いしているのは、各市町村のほうである。  収集運搬に関しては、当然委託してる事業者さんにお支払いしている。それとは別のものとして、各市町村のほうで定めている受け入れ量に応じた、トン数はトン当たり幾らということでである。内容としては、各市、もちろんそこにお住まいの人たちに対する環境保全の啓発とか、そういったものに使っていただく目的として、入れてる市町村からご負担いただくということになっている。 ◆浅野賢也 委員  2回収集になって効果が目に見えて出てきたかなというところで、よかったかなというところもあるが、何かデメリットとかが多分、ほかに出てくる可能性があるのかなと思う。  2回収集になったので不法投棄がふえてしまったりとかという情報が入っていたり、あと、今コンビニとかでごみ箱の設置も店内に入れて、なるべく家庭用の紙を捨てられないようにとコンビニも対策を立ててたりしているので、事業系のごみがこの期間かなりふえてきちゃったりというような報告を受けていたりというのがあったら教えていただきたい。 ◎資源循環課長 今お話あったように、事業系のごみについては、あんまりふえてはいない。横ばいというような形で、同等で推移している。  そういう中で、デメリットというご質問もあったと思うが、デメリットについては、家庭系の可燃ごみについては、やはり夏場のときの臭い対策という中で、私どものほうにも結構質問等あった。ただ、それについても、リサちゃんだよりプラスというような啓発紙の中で、7月と、ことしも1月にもう一度発行する予定だが、7月に発行した中では悪臭対策というようなものをご紹介して、悪臭対策にご協力をお願いするというような形でお願いしているところである。  なので、デメリットという形の、余り悪い話というのは、私どものほうには入ってきていないと私は感じている。 ◎環境部長 補足になるが……今コンビニエンスストアのお話があったので。コンビニエンスストアについては、県内他市の状況からするとやはり有料化したときにはかなりコンビニに持ち込まれるということを聞いている。今回については、収集回数見直しで、確かにご家庭から出るごみ量がふえたということにはなるが、当然本市においては、指定ごみ袋制ということではあるが、有料化という形はとっていないので、現実問題としてコンビニエンスストアのほうからごみがふえて困るというような苦情はいただいてはいない。  状況として、もしかしたらそこでふえていることはあるかもしれないが、大きな影響は出ているというようには感じていない。 ◎資源循環課長 不法投棄というようなお話あったが、そういうような情報も私どものほうとしては把握していない状況というか、入ってきていない。 ◆浅野賢也 委員  午前中の陳情の話の中でも少しあったが、収集の日ではないときに出されてしまう可能性が今回2回収集になってかなり高くなったと思うが、本当は収集日ではないのに前の日に出しているごみがふえていて困るというような苦情が来たりとかはなかったのか。 ◎クリーン推進課長 1年近くたったので、当初は、若干あったかなと記憶しているが……どうなんだろう。状況が、著しく問題があるところについては、見直し前からということもあるが、具体的に使っている皆様方とお話をする中で、ステーションを分散しましょうとかいろいろな対策等立ててきたこともあるので、減ってきているというのももちろんだが、それほどあるようには感じてはいない。 ○委員長(高橋けんたろう) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) それでは、質疑を終結する。  以上で本件を終了する。    ────────────────── 4.可燃ごみの夜間収集地区における収集開始時刻の変更について [理事者説明] ◎クリーン推進課長 内容としては、可燃ごみの夜間収集地区における収集開始時刻を、令和元年の12月2日月曜日から現行の午後7時から午後7時30分に変更するということになる。  以下ご説明になるが、まず1番目に理由としては市民の声を聞く課に寄せられる市民の声や、クリーン推進課、私どものところに寄せられるメールで、ごみの減量化、それからごみの減量・資源化の市民説明会、昨年から継続して実施しているが、これらにおいて、特に共働き世帯などの場合、収集回数見直し前は火・木・土のですね、エリアで土曜日に……平日は出せないが、土曜日が休みなので土曜日にごみ出しができていたが、収集回数見直し後、土曜日の回収日がないエリアに当たってしまって、土曜日の収集日がなくなってしまって、ごみ出しが非常に難しくなったということで、収集開始時刻をおくらせてもらえないかという声が上がっていた。ごみは市の責任において収集・処分するものであり、収集回数の見直しにより共働きの世帯など一部の市民の皆様にごみ出しが困難になっていることから、改善する必要があると判断したものである。  2番目に、収集回数の見直しの効果検証結果だが、収集回数の見直しをした昨年10月から直近でことしの8月までの効果を前年と比べて検証した。その結果、市民の皆様の協力によるごみ減量の効果もあり、収集委託の業者ごと、それから曜日ごとの平均をとったところ、南部清掃工場への最終搬入時刻が全曜日の平均で約24分早くなっていた。また、収集量は99万7470キログラム。それから、清掃工場への車の搬入回数、これが297回減っていた。これらの検証結果をもとに、3番になるが、業者との協議を重ねてきた結果、収集開始の時刻をおくらせるということになると、これは収集に係る時間が早くなっているからそれほど影響はないと考えられるが、若干深夜のほうへ収集がぶれる──遅くなるという懸念もあるので、そこに対する対応というのを考えなければいけないということもあり、私どもとして協議の中では、1時間おくらせられないかということで協議はしていたが、結論としては、現行の7時開始から7時30分の開始ということで変更することの結論に至ったというものである。  1つ飛ばし、市民への周知方法になるが、広報ふなばしの10月15日号を初めとしては予定になるが、自治会町会を通じた周知とかホームページ、ごみ分別アプリ等に掲載することを予定している。  説明は以上である。    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  収集開始の時間を30分おくらせるということで、先ほどお話があった共働き世帯だとか働いている方たちがごみ出しが困難になっているのは、この30分で改善されると考えているか。 ◎クリーン推進課長 30分という時間、短い時間と捉えられるところもあるかもしれないが、繰り返しになるが、私どものほうに寄せられるご意見の中で、せめて30分でもおくらせてくれないかというのは多々あったのは事実であるので、これは改善につながるものだと考えている。 ◆坂井洋介 委員  ごみ出しが困難になるから時間を何とかしていただきたいと。こういう夜間収集地域、私も先ほどの陳情のところで朝見に行ったという話ししたが、結構、あそこのごみステーションだけでなく、大体どのごみステーションでも朝からごみが出されているというような状況があったが、そうすると、この夜間収集地域を全て昼間の収集にすれば、いわゆるごみ出しが困難になっているというのが全て解消されるのではないかということも考えられるかと思うが、それについてはいかがか。 ◎環境部長 そういったご意見も一部にあることは承知しているところである。  しかしながら船橋市、この夜間収集に関しては、多分全国的にも例を見ない特別なやり方をしているということで認識している。  事情としては、やはり国道357号線、あるいは潮見町から357号線へ出るところの道路、ここの交通渋滞が日中かなり渋滞がひどいということもあって、収集にかなりそこでの時間ロスも含めてのことがあったということで、当初始まったと聞いている。  交差点改良までは、というお話があったということも存じ上げてるところである。  しかしながら、やはり、実際に夜間収集……今の状態がいいという声もかなり多くいただいてるところである。この辺について、今お話しいただいたようなことの意見も確かにあるが、感覚としては、現状のまま──夜間収集のままで、昼間に切りかえないで今のままのほうが好ましいと。これは例えば、先ほど陳情の中であったカラスの関係も含めて、昼間に切りかわるとカラス対策等が必要になることもあるし、まちの美化の関係等も含めて総合的に判断する必要があるかと思うが、現時点においては昼間収集に切りかえるという考えは、市民意向の中で、そのような判断をする必要はないだろうと考えたところである。 ◆坂井洋介 委員  ちょっと今、夜間収集だとカラス対策の必要がないというお話あったが、きょう審査した陳情は、朝からごみ出されるからカラス対策が必要という話だった。その辺、ちょっと何か全く……夜間収集でも全然カラス対策必要ですよね、これ。違うか。 ◎クリーン推進課長 確かに陳情のケースで、収集の時間に合わせて、直近まで出さないでいただきたいというようなことでやられてるステーションもかなりあるかと思うが、陳情のケースでは比較的それが緩いところがあったかとは思う。  一般的には、ちょっと先ほど、前に出した例というか、例えば午後7時からの収集であれば、その時間の前に、近い時間に出されるケースなどのほうが圧倒的に多いので、それを考えた場合には、昼間の回収に比べれば、もうカラスが動きにくいというような時間帯になっているので、そういう意味で夜間収集のほうがカラス対策については、必要がないということではないけども、有効な面があるのではないかとは考えられるのではないかと思う。 ◆坂井洋介 委員  昼間の収集に変えるのは、渋滞の問題だとかいろいろあると。そういった、今の話を総合して考えると、30分繰り下げても、それはせめてという話であって、それで住民がよしとするわけではない。渋滞の関係等々考えると、夜間収集から昼間に変えられないということも勘案すると、やっぱり根本的な解決策というのは収集回数を週3回に戻すことだと思うがどうか。 ◎環境部長 一般質問の中でもお答えさせていただいたところだが、今回の収集回数の見直しについては、やはりごみの減量・資源化に向けての市民の方々の意識を高めていただいて、やはり本市としては最終処分場を持ってない状況の中で少しでも焼却灰等の焼却処分を減らしていくということを目的としている。  先ほど今回の集計のお話を差し上げたところだが、市民の生活の中で必ず発生するごみに対して、そこに対しての意識というところをある意味、今までと違った意識を持っていただくということの目的もあったわけである。そういった中での効果としては、収集回数見直しによって、全てとは言わないが、減量・資源化の部分ていうのは効果として出始めてきてるところである。現時点において収集回数を見直したこと、あるいは本市として環境行政だけではなく、財源的なものも含めて、やはり将来の船橋に対しての施策として効果が出てきているものと考えているので、現時点……これも議場でお話ししたが、収集回数見直しというのは、日常生活に密着している中でいうと、3回から2回に変わっただけでもやはり市民の方への周知、あるいはなれというところは多分に期間をかけてやっていかなきければいけなかった。これを改めて、また3回に戻すということはやはり市民の方も混乱するだろうし、市のほうとして、改めてそこにまた変更して戻すということは、現時点においては考えていない。 ◆坂井洋介 委員  今お話あったように、ごみを減らすことについては大事なことだと思う。  そのためには、市民の意識を高めていくということが大事であって、市がやったことというのはただ市民を困らせることである。それとこれとは本当に別のお話なので、市民を困らせれば意識が高まるんだみたいな考え方は改めるべきだと思うので、指摘しておきたいと思う。 ○委員長(高橋けんたろう) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) 以上で、質疑を終結する。  これにて本件を終了とする。          13時43分休憩    ──────────────────          13時44分開議 5.路上喫煙、ポイ捨て等防止重点区域JR津田沼北口周辺地区)の指定について [理事者説明] ◎クリーン推進課長 JR津田沼北口周辺地区をですね、路上喫煙、ポイ捨て等防止重点区域に指定することについては、平成31年第1回定例会の本委員会の中でお知らせしているところである。  このたび、6月18日と23日の2日間、周辺住民及び事業者を対象とした説明会を行い、それらを通じて、当該地区内の居住者、事業者の皆さんの意見を聞かせていただいたところである。その意見等を取り入れ、重点地区を指定した。
     重点地区の範囲については、別紙のほうということになるので、そちらをごらんいただきたいと思うが、3月のこの委員会で示させていただいた原案から若干広くなっている。ちょっと地図が見にくいかと思うが、原案では四角の形になっており、右側のほう──東側については、新京成線の線路のところまで……北が県道のラインである。西側の船橋寄りのところについては、真ん中のバス通り、駅から出てる広い通りの1本左肩ににぎわい横丁というのがあり、そこまでの範囲を原案として示させていただいていたが、先ほどもお話しした地域の住民の皆さんとか事業者、商店街の皆様とかのご意見を伺ったところ、1つは、客引き等の防止条例のほうがあって、そちらの重点地区に指定してるところが同じように加えてもらいたいというようなお話があったので、にぎわい横丁の左肩というか、船橋寄りのほう、長方形で少し出っ張った形に広げさせていただいている。  もう1つは、新京成線に沿って、県道のラインまでということで私ども範囲を考えていたが、その先も新京成線に沿って歩いてこられてる方が大分たばこを吸ってらっしゃるということがあり、そちらもここで図に示させていただいてるところまで広げてほしいということがあったので、北へ延びている。  もう1つ、西側、船橋駅側になるが……JRの線路沿いですね。こちらについても同様のことが見受けられるので、この地図見づらいかと思うが、間に跨線橋がある。そこのところまで延ばしてほしいというご意見があったので、それらを取り入れ、この区域ということで決定した。  前の説明の文書のほうに戻り、時期スケジュールだが、ことしの9月2日にこの重点区域指定の告知を行っている。同じく9月10日にこの重点区域を指定している。今後、10月1日から違反者に対する過料2,000円ということになるが、こちらの適用を開始するという予定である。  3番目に、重点区域内での禁止行為ということで改めてまとめさせていただいている。  路上喫煙行為については、道路上での喫煙、火のついたたばこを持つことである。これをして、勧告に従わない場合に過料の対象になる。もう1つがポイ捨て行為になるが、たばこの吸い殻、飲料の容器等のごみ捨て。勧告に従わない場合、これも過料2,000円の対象になる。  4番目に、路上喫煙、ポイ捨て等の防止対策だが、1つは環境部の職員によるパトロールである。大きく分けて2つになるが、私どもクリーン推進課に所属している巡視員の定期的な巡回のパトロールに加え、10月中の平日については、朝夕それぞれ1時間程度予定しているが、環境部の職員でパトロールを実施する。  それから、もう1つが路上喫煙の、及びポイ捨て防止のキャンペーン等を実施していくが、9月26日、27日、9月30日、10月1日。過料の対象というか、適用が始まる前後になるが、こちらについて、やはり朝と夕1時間程度、津田沼駅の北口で呼びかけキャンペーン等を実施していく。  なお、今申した中で、9月27日の朝については、習志野市と合同でキャンペーンを実施する。  このほかに路上喫煙及びポイ捨て防止を啓発する標示ということで、下の参考に路面シートとか看板、ターポリン幕、電柱、小型公共表示板、これらとあと、商店街とか町会のほうにもお願いし、ポスターを作成したので、それらを張るということでの啓発等に努めてまいりたいと考えている。  説明は以上である。    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  3番のところで、火のついたたばこを持つことということになっているが、たばこの火を使わない……何だったっけ。電子たばことかは対象にならないということか。 ◎クリーン推進課長 こちらの条例については、清潔で安全なまちづくりを目指すということで、安全の面に力を入れてるところもあり、現在のところ電子式のたばこについては、その危険性は少ないということで対象にはしていない。 ◆坂井洋介 委員  公布後だが、今は火のつくたばこを持ってる人だけがその対象になるということだが、火を使わない電子たばことか、そういったものもこの重点区域の中での対象にすべきではないかと思うが、それについて今後はどうしているか。 ◎クリーン推進課長 この取り扱いについては、受動喫煙の防止の観点というのも1つあるが、市町村、自治体ごとに取り扱いが結構ばらけてる状況にある。なので、その辺の状況を見きわめながら検討していきたいとは考えている。 ◆坂井洋介 委員  それから、勧告に従わない場合過料を科すということだが、ということは、そこで火のついたたばこを吸っている。「ここはだめ」「はい、消した」だったら過料は取らないということか。それとも、吸い続けてる人だけ過料を科すということか。 ◎クリーン推進課長 現在のところ、今おっしゃられたとおりの取り扱いとなる。勧告に従ってやめた方方から過料は徴収しないということになる。 ◆坂井洋介 委員  それから、近くの商店なんかにも、こういうポスターなんかもお願いするという話だっただが、最近よく……よくというか、このJRの津田沼駅前なんかもそうだが、陳情が出てきたところの近くの駐車場なんかも結構吸い殻がいっぱいあって、こういう過料を科してるような地域などでは、特に都内なんかでも駐車場の中に入って喫煙をするというケースが大分多いように聞いており、このパーキングとかその辺についてはどうしているか。 ◎クリーン推進課長 今この規制の対象にしているというのは道路等の公共の場所ということで、いわゆる民有地とか、当然ご自分のご自宅内とか、ご自宅の敷地内とかそういうところは対象にしていないので、現在のところ、そういった駐車場も同様の扱いになるかと思うので、この条例の対象にするということは考えていない。 ◆坂井洋介 委員  民有地の中で喫煙をすること、そのことは確かに今おっしゃったとおりだと思うが、ポスターだとかそういったもの、もし張れるスペースがあるのであれば、そういったコインパーキングをやってるところにお願いしてみるということは求めておきたいと思う。 ◆浅野賢也 委員  習志野市とご共同で取り締まりも行っていくというようなこともあったが、習志野市の条例、船橋の条例とつくりが違うと思うが、その辺ちょっと違いがわかったら教えてもらっていいか。 ◎クリーン推進課長 習志野市との違いということだが、現状9月いっぱいまでということになるが、9月30日までは習志野市の取り扱いというのは、今の船橋市の取り扱いと同じということになる。向こうでは指導という言葉を使っているが、指導に従わなかった方に対して過料を科すということになっている。  10月1日からは、いわゆる直接罰ということに変わるが、そうなると、たばこを吸ってる人を見つけた場合これが過料の対象になるということで、今お話あったが、10月1日からの取り扱い、たばこを吸ってはいけませんよということでは同じになるかなと思うが、若干違いがある。 ◆浅野賢也 委員  そうすると、習志野市のほうは、たばこを吸ってた時点でもう過料の対象になるか……。(「10月から」と呼ぶ者あり)10月からなる……。船橋のほうは、そこで1回注意をして、それで従えば過料を科されないということでよろしいか。 ◎クリーン推進課長 10月1日以降については、そういったことになる。 ◆浅野賢也 委員  なるほど。  これ、一緒に取り締まりをやってもらうのは構わないが、では習志野市側から船橋側に来てしまえば捨てても、1回注意されるぐらいまでは許可をされてしまうということになるので向こうから流れてくる可能性もあるし、どっかからが行政区分になるかというのもかなり微妙なところだと思うが、その辺ってどうするつもりなのか。 ◎クリーン推進課長 習志野市のほうも状況を聞きたところ、4月から適用しているので、指導に従わなかった場合過料を徴収するということになっているが、きのうまでの時点で過料の徴収、もう対象になった事例はないと伺っている。  10月に直接罰に切りかわってその後どのような状況になるか、ちょっとわからない部分があるが、習志野市の情報を適宜情報共有させていただいて、今後に向けた検討をしていきたいと考えている。  近隣の自治体が直接罰に移行してるというようなこともあるので、現在のところ、私ども船橋市の条例では、勧告に従わなかった場合は過料の対象ということになっている。なのでこれ、取り扱いを変えるということは条例改正が必要になるので、条例改正を見据えながら検討していきたいと思っている。 ◆浅野賢也 委員  これ、行政境で非常に難しい部分があると思うが、この辺の罰則とかというのは足並みそろえておいたほうが取り締まる側もかなり有効だと思うので、どちらがいいか悪いかわからないが検討していただきたいなと思うのが1点と、あともう1つ。例えばこれ、たばこを吸ってる方から、この辺で喫煙所がないのかと言われたときに、その辺についてはどういうふうに答えるつもりなのか。 ◎クリーン推進課長 両市の足並みそろえるということだが、私どもとしては、もともと習志野市さんのほうの条例が、歩きたばこだけはだめだと。ただ、罰則はないというところから始まってたということもあり、今回、受動喫煙の観点から、規制に関しては、何か関係が逆転してしまったというようなところかと思うが、一方で、習志野が規制してる内容の中にポイ捨てはないということで、ちょっとばらけてるところがあるので、この辺お互いそういった状況であるということは認識しているので、すり合わせができるかどうかというところは難しいかなとは思っているが、情報共有には努めてまいりたいとは思っている。  それと喫煙所の問題だが、やはり吸えるところがないのではないかというようなご意見はあるので、設置できる場所があれば検討していきたいというのは前からの答えと変わらないが……もし規制を強化するような場合である。場所があればということだが、そのタイミングに合わせて喫煙所の設置のほうを検討できればとは考えている。 ◆浅野賢也 委員  喫煙所、津田沼はどの辺にあるのかわからないが、民間の土地とか、さっき駐車場の話も出たが、船橋駅前もそうだが、公共で吸える場所というのがほぼほぼない状況で規制するのはいいんが、そうなると隠れてたばこを吸って、それが火事になるもとになったりという原因になる可能性もあるので、これ、たばこ税の恩恵を受けてる市町村でもあるから、公共施設、公共機関の喫煙所の設置というのが急務だと思う。例えば取り締まりをしてる方が、この辺でたばこ吸えるところがないのって言われたときに、多分近くの民間の……例えば喫茶店とかそういったところを紹介する可能性が高いと思う。民間にたばこ吸う場所を提供してもらって、取り締まりのほうはもう公に喫煙所をつくらないというのは非常に無責任な話だと思うので、この辺についてはどのようにするのか、ちょっとお答えいただけるだろうか。 ◎クリーン推進課長 そういったご意見に対して喫煙所を設置したいということでは、場所の選定等進めているところだが、なかなかふさわしい場所が見つからないというのが現状だが、その声は重く受けとめ、引き続き設置に向けて頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いする。 ◎環境部長 前のご質問の、習志野市との不整合の部分と合わせてご質問にお答えしたいと思う。補足としてのお答えしたいと思うが、本市においては、御存じのとおり、船橋駅と西船駅、先行して重点区域として指定している。今回3カ所目ということで、津田沼駅を新たに指定することとなる。  先ほど間接罰、直接罰──要は見つけてすぐに過料を徴収するかどうかという必要があるのではないかというのはごもっともだと思っている。しかしながら本市としては、当然のことながら、既に重点区域として指定している船橋駅、西船橋駅も含めて直接罰への切りかえということをやってく必要があるだろうというように考えている。先ほどクリーン推進課長からお話をさせていただいたが、今回10月1日については、まず重点区域としての指定をさせていただいて、県内についても、先ほどご回答させていただいたとおり、県内の、特に統括地区等も含めた市町村で、直接罰という形での切りかえがほぼ進んでる状況にあるので、本市としても今指定して3カ所になるが、3ヶ所同時に、やはり直接罰への切りかえということを早急に考える必要があるだろうと考えている。  その中で、その喫煙場所──要は公的な喫煙場所についての設置、これについてもまさにおっしゃるとおりだというように考えている。指導する立場からすれば当然、ではどこで吸えばいいんだという話になるわけなので、それについては、当然津田沼駅だけではなく、もちろん船橋駅をどうするかも含め、重点区域内での設置に向けて、どういったことができるか。ただ、これはどうしても受動喫煙との関連があるので、歩行者の方への配慮ということも含めて考えていかなきゃいけないことからすると、なかなか適地というところが難しい現状がある。とはいえ、やはり直接罰への切りかえということを考えれば、当然そういったことを念頭に置いて、できる、できないは別としても、何ができるかということを含めて考えていかなければいけないだろうと考えているところである。 ◆浅野賢也 委員  ご説明ありがとうございました。  言ってることはわかっていて、もう場所の選定をしてるというのもわかる。これ、本当に環境部だけの責任じゃなくて、船橋市全体として、ほかの部もこういう場所があるから提供するよというような情報も収集しないと、公共施設で喫煙場所の設置って、非常に難しいと思う。道路部であったり、ほかの所管のところからもそういう情報を集めてぜひやってもらいたいと思っているし、もうできないようだったらもうたばこ税もらわないぐらい、船橋市は考えたほうがいいと思うし、この件についてはちょっと議題から外れていってしまうので、ゆっくり一般質問でさせていただきたいと思う。(笑声) ◆神田廣栄 委員  じゃ、同じような話だが、済みません。たばこの話で。(笑声)  本当、お金──たばこ税、いただいておきながら、受動喫煙を防止するための喫煙所をもう5年、6年……もっと前から訴えてきているが、今探してるけど適当な場所がなくてと、もうずっと来ている。だから、我々も探すからぜひお願いする。市にだけ任しちゃ悪いから。その……。(「僕、たばこ吸わないけどね」と呼ぶ者あり)ああ、そう。(笑声)よろしく、それで。  次。この過料をもらう人は誰だったっけ。もらう人というか……徴収する人。生きがい事業団。 ◎クリーン推進課長 これ、市長が指定した職員ということになっており、現在のところ、私どもクリーン推進課に所属している非常勤職員、加えて警察のOBの方が当たっている。 ◆神田廣栄 委員  本当にそういう変な人がいたり、こういうたばこの……車でもいる。だから、本当にそういう人たちのおかげで真面目にたばこを吸ってる人たちが肩身の狭い思いをしているので、ぜひ過料をびしびし取っていただきたい。結構みんな文句言ってくるからね。負けないような人を、警察のOBだっていいではないか。そういう人をどんどん入れてもらって、不公平感のないようにやっていただければありがたいなと。ぜひお願いする。こっちも気をつけるので。(笑声)(「捕まらないように」と呼ぶ者あり) ○委員長(高橋けんたろう) 他にあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) では、以上で質疑を終結する。      [「ありがとうございました」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) ありがとうございました。          14時10分休憩    ──────────────────          14時11分開議 6.行政視察について ○委員長(高橋けんたろう) お手元の視察行程表(案)を、そして、視察先の参考資料、調査事項をごらんいただきたい。  よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) 日程については、さきの委員会でご案内したとおり、10月24日の午後に、秋田小坂町にある最終処分場であるグリーンフィル小坂株式会社へ、最終処分場の見学及び座学、プラスチックごみの処理について、低炭素化社会についてをテーマに、25日の午前に青森中央卸売市場へ市場の見学及び座学をテーマに青森市中央卸売市場の見学を、引き続き、午前中に青森市へグリーンツーリズムについてをテーマに、それぞれ視察するということで正副委員長において先方と調整をさせていただいた。  視察の行程並びに視察の内容等については、こちらでよろしいか。 ◆坂井洋介 委員  これは集合が東京駅で、9時8分出発だが、何時集合で……どっか書いてあったか。 ○委員長(高橋けんたろう) 集合……。      [神田廣栄委員「座席集合」と呼ぶ] ○委員長(高橋けんたろう) 座席集合。 ◆坂井洋介 委員  座席集合ってことか。 ○委員長(高橋けんたろう) そうである。 ◆坂井洋介 委員  はい、済みません。 ○委員長(高橋けんたろう) 電車に乗っていただいて、その座席に集合ということでお願いする。  何かあるか。 ◆神田廣栄 委員  宿泊のところだが、十何年前に、やはりここ行ったことある……同和の。そのときに、市で紹介していただいたホテルがある。非常に気持ちの悪い……。(「気持ちの悪い」と呼ぶ者あり。笑声)ホテル。今回は大丈夫だろうか。(「お化け」と呼ぶ者あり)うん……座敷わらし。あれ、お化けではないかもしれない。本当に気持ち悪い。 ○委員長(高橋けんたろう) 心霊現象的な。 ◆神田廣栄 委員  いやいや、そういうのを見たわけではないが、建物が古くて、洗面所は共同。しかも、タイル張り。だから、そういうところだったので、別にそこで嫌だというわけではない……いや、嫌である。やっぱり、高くなくてもいいんだが、そこそこの設備の整ったところにお願いしたい。多分ここ、大丈夫だと思うが、一応念のため。 ○委員長(高橋けんたろう) わかった。  では、一旦ちょっと休憩をする。          14時15分休憩          14時24分開議 ○委員長(高橋けんたろう) 休憩前に引き続き、会議を開く。  今回のその視察内容について、事前に視察先に行く前に勉強を兼ねて説明等も受けたいと思っているので、日程としては10月10日、午後に予定をしたいと思っているが、いかがか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) 時間帯については、また追ってご連絡をさせていただく。よろしくお願いする。  今回の視察先について、同行理事者についてである。環境部長、経済部長及び地方卸売市場長にお願いすることとしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) それでは、そのように決定する。  また、視察資料及びチケット等については、後日ご案内をする。現在のところ、都合の悪い方はいらっしゃいるか。大丈夫そうか。  今後、都合が悪くなってしまった方はキャンセルの処理等、事務手続の都合もあるので、余り日数がないが、9月24日火曜日までに事務局までご連絡をお願いする。  行政視察について他に何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) それでは、以上で本件を終了とする。 ○委員長(高橋けんたろう) 最後に、他に委員の皆さんから何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) では、1回休憩する。          14時25分休憩          14時27分開議 ○委員長(高橋けんたろう) 休憩前に引き続き会議会議を開く。  先ほど、お示しした10月10日の勉強会だが、同行理事者並びに開始時間について、正副一任ということでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) ありがとうございます。そのように決する。    ────────────────── ○委員長(高橋けんたろう) ほかに何かあるだろうか。
         [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) それでは、以上をもって本委員会を散会する。          13時42分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長   高橋けんたろう(市民民主連合)  副委員長  小平奈緒(自由市政会)  委員    米原まさと(自由市政会)        大矢敏子(自由市政会)        鈴木心一(公明党)        鈴木いくお(公明党)        神田廣栄(市民民主連合)        浅野賢也(自由民主党)        滝口宏(自由民主党)        坂井洋介(日本共産党) [説明のため出席した議員]        神子そよ子(日本共産党) [傍聴議員]        三橋さぶろう(市民民主連合)        池沢みちよ(みらい@船橋) [出席理事者]  杉田企画財政部長  森行政経営課長(参事)  杉本市民生活部長  戸田戸籍住民課長  田中自治振興課長  捧市民協働課長  宇田川船橋駅前総合窓口センター所長  御園生環境部長  丸環境政策課長  西村環境保全課長  岡田資源循環課長(参事)  高野クリーン推進課長  宮森経済部長  市原商工振興課長(参事)  その他課長補佐、所長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記  押谷議事課長補佐(主幹)           佐藤議事課主事...