• 児童相談所(/)
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  1. 船橋市議会 2019-06-19
    令和 元年 6月19日健康福祉委員会-06月19日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 元年 6月19日健康福祉委員会-06月19日-01号令和 元年 6月19日健康福祉委員会                                   令和元年6月19日(水)                                          午前10時                                      第4・第5委員会室 [議題] 1.付託事件の審査  ①議案審査 ┌──┬─────┬──────────────────────┬────┬──────────┐ │順序│ 番 号 │        件     名        │審査結果│   備  考   │ ├──┼─────┼──────────────────────┼────┼──────────┤ │ 1 │議案第9号 │船橋市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準│ 可決 │可決= 自由 公明 民主│ │  │     │を定める条例の一部を改正する条例      │ (全) │    自民 共産 みら│ ├──┼─────┼──────────────────────┼────┼──────────┤ │ 2 │議案第10号│船橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に│ 可決 │可決= 自由 公明 民主│ │  │     │関する基準を定める条例の一部を改正する条例 │ (全) │    自民 共産 みら│ │  │     │                      │    │          │ ├──┼─────┼──────────────────────┼────┼──────────┤ │ 3 │議案第11号│船橋指定通所支援の事業等の人員、設備及び運│ 可決 │可決= 自由 公明 民主│ │  │     │営に関する基準等を定める条例        │ (全) │    自民 共産 みら│
    └──┴─────┴──────────────────────┴────┴──────────┘ ②陳情審査 ┌──┬─────┬──────────────────────┬────┬──────────┐ │順序│ 番 号 │        件     名        │審査結果│   備  考   │ ├──┼─────┼──────────────────────┼────┼──────────┤ │ 4 │陳情第3号 │日本初絵画色彩心理学によるイジメ自殺者21人 │不採択 │採択= なし     │ │  │     │(船橋7人)対策に関する陳情書        │    │          │ └──┴─────┴──────────────────────┴────┴──────────┘ 2.所管事務調査及び閉会中継続調査申し出について 3.閉会中の委員会活動について 4.船橋市立医療センター建替基本計画の策定について 5.船橋市の子供のいる世帯の生活状況等に関する調査結果について 6.行政視察について 7.次回の委員会について    ………………………………………………………………………………………………          10時00分開会 ○委員長(石川りょう) ただいまから、健康福祉委員会を開会する。    ─────────────── △審査等の順序について ○委員長(石川りょう) 本日の審査順序について、ご協議願う。お手元の審査順序表をごらんいただきたい。  まず、順序1から3まで、議案3案の審査を行い、陳情1件の審査を行う。次に、所管事務調査及び閉会中継続調査申し出について協議を行い、その後、閉会中の委員会活動について、ご協議いただく。  次に、健康政策課及び医療センター総務課、医事課から船橋市立医療センター建替基本計画の策定について、また、児童家庭課から船橋市の子供のいる世帯の生活状況等に関する調査結果について、それぞれ本日の委員会への報告の申し入れがあったので、理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行うこととする。  最後に、行政視察についてご協議いただき、本日は散会することとなる。  このような順序で進めたいと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) はい。そのように決する。  まず、本委員会の運営要領に基づいて、ここで提案理由説明についてをお諮りする。  議案に対する理事者の説明はいかがするか。省略でよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) それでは、議案については、理事者の提案理由説明は省略をすることとする。  次に、陳情についてだが、陳情第3号は、期限までに委員から関係課による状況説明を求める申し出がなかったため、議題とした後、直ちに討論、採決を行うこととする。  次に、本日の休憩についてだが、順序1終了時、順序2終了時、順序3終了時、1件目の報告終了時、2件目の報告終了時に理事者入退室のため休憩をとるので、ご承知おきいただきたい。その他の休憩については、適宜とっていくこととする。    ───────────────── △委員会の傍聴について  全ての案件に関し、1人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、委員長から報告があった。    ───────────────── 1.付託事件の審査 ①議案審査 △議案第9号 船橋市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 [質疑] ◆神子そよ子 委員  この母子生活支援施設船橋市内には青い鳥という施設があるようだが、ここは船橋市内で1カ所のみ、20世帯埋まっていると聞いている。心理士は常時在駐しているのか。 ◎児童家庭課長 母子生活支援施設の中の心理療法担当職員は、常時ではない。現在、今2名、交代で勤務しているが、時間帯によっては母子の方の相談の時間帯が日中じゃなかったり、夜だったりすることもあるので、その母子の方の対応に応じて勤務している。 ◆神子そよ子 委員  この施設では20世帯が埋まっているということだが、大体期間的にはどれぐらいのスパンというか、どれぐらい滞在して、施設を利用される方たちなのか。 ◎児童家庭課長 入所の期間ということだが、その母子の方の状況、事情によってさまざまなので、一概に何カ月とか何年とかっていうことはない。入所のときに相談を受けて、その方の事情とか状況を伺って、その施設に入って、自立に向けた支援──例えば養育が不安だったりとか、経済的に困難であるとか、そういった課題、困難なことが入所の当時はあるので、そういうことを1つ1つクリアして、解決をされたら退をされる。そういうような形になるので、一概に何カ月とか何年とかはない。 ◆神子そよ子 委員  そういった中で、心理士さんたちの果たす役割、すごく相談される方が多いのか。利用される方というか、心理士さんに対して相談を持ちかける家庭が多いのか。 ◎児童家庭課長 今母子生活支援施設に20世帯いるが、心理療法担当職員が対応するということについては、まず最初、入所したときに面談を行って、その後心理療法が必要かどうかということを判断するので、基準としては、心理療法が必要な母子10人以上に対して心理療法担当職員を設置しなければいけないということになっているので、最初に心理療法が必要かどうかということを判断する形にはなる。  実際には、10人以上そういう心理療法が必要な世帯はいる。 ◆神子そよ子 委員  必要か、必要でないかという判断は誰がするのか。 ◎児童家庭課長 それは施設で一番最初に入所したときに面談を行って、その母子世帯の事情とか状況とかいろいろあるので、そこで心理療法担当職員の方が判断をしていくことになる。 ◆今仲きい子 委員  心理療法担当の職員の方は、具体的にどのような対応をするのか。 ◎児童家庭課長 具体的には、カウンセリングとか、あとは遊戯療法──おもちゃを使ったものとか、あと箱庭療法である。そういった形で心理的な面でサポートをしていくことになる。 ◆今仲きい子 委員  遊戯療法とか箱庭療法をやるという場合には、この大学の学部の課程を修了したぐらいではちょっと無理かなと思うが、実際のところ、大学の課程を修了したのみでこの職についている方はいるのか。 ◎児童家庭課長 もう一度いいか。 ◆今仲きい子 委員  大学の課程を修了した方が資格としてここに記載されていると思うが、心理療法担当職員になるための資格として大学の学部を卒業した方ということだが、大学の課程を卒業しただけでは箱庭療法とかそういった遊戯療法はなかなか難しいかなと思うが、その辺は、ほかの施設で経験を積まれたとか、そういったことはあるのか。大学を出ただけで経験がなく、この役職についた方はいるのか。 ◎児童家庭課長 今、委員が言ったように、4年制の大学で心理療法専攻……心理学科を専攻した方がこの心理療法担当職員の職につくわけだが、実際経歴などでほかの母子生活支援施設とか、あとはほかの社会福祉施設とか、そういうところでの経験もある方もいる。 ◆石崎幸雄 委員  今回の条例改正は、心理療法担当職員資格要件を明確にしたというような改革になっている。  そこで、この心理療法職員の配置ということは、長年、この20年ぐらい前、こういう制度が展開されたと理解をしているが、大きく社会情勢が変わる中で、このような職員が必要だというような社会の求めだと思う。  そういう中で、この心理療法士の位置づけとか、配置の背景、さらには求められる役割もこの20年間で大きく変わってきていると思うが、この3点、どのような見解をお持ちか、お尋ねしたい。 ◎児童家庭課長 母子生活支援施設心理療法担当職員の位置づけとか配置の背景とか、求められる役割ということだが、心理療法担当職員の配置の背景としては、母子生活支援施設において夫等からの暴力や児童虐待による入所者の増加が深刻化して、その対応としてカウンセリング遊戯療法等を行うことにより、母子等の心のケアを図ることが効果的であるということで、平成13年に厚生労働省通知に基づき配置をした。  今その役割としては、子育ての悩みとか経済的な心配事や心理的外傷などさまざまな課題を抱える母子に対して心理療法を行うことにより心理的な困難を改善して安心感、安全感の再形成、及び人間関係の修正等を図ることにより自立を支援していくという役割を担っている。 ◆石崎幸雄 委員  大きく時代の変化とともに大変な現場での指導があると認識している。  そういう中で、具体的に、先ほども質疑もあったが、遊戯療法箱庭療法のような療法が具体的にあるが、大きく分けては個別的な心理療法、そして生活場面での指導と、このような大きな体系があるが、ますます個別的な心理療法というものが重要な位置を占めてくると思うが、この辺の心理療法士の職務の内容についての変化はあるか。 ◎児童家庭課長 今、委員が言ったようなそういう職務に専念しているところだが、その職務の変化については、13年に通知があったときから大きく変わってないとは思うが、ただ、先ほども話したように、まずは入所者が入所したときに心理療法担当職員が面談を行って、その人の事情に対してカウンセリング遊戯療法とか箱庭療法とか、そういう心理療法を行って、心理的な困難なことを解決してあげるということが実際に行われているところである。  また、同じ施設の中にほかの専門職員もいるので、ほかの専門職員と情報共有とか、あとその専門職員にも心理療法担当職員が助言とか指導とか、時にはしながら、入所している母子世帯の方に対して退までの自立を支援していく形をとっている。 ◆石崎幸雄 委員  いわゆる施設における専門職員とのコミュニケーション、そういうものが大変必要な職場だと思う。また、直接その援助する職員さんとの連携も必要になることから、個別な心理療法、そして生活場面での支援が大きな施設での役割であると思うので、この辺のところをさらに磨いていただければと思っている。    ……………………………………………… [討論] ◆今仲きい子 委員  【原案賛成】大学で実践をさわる程度で、理論ぐらいしか実際は学ばないで修了して、卒業していくと思う。  本来であれば臨床心理士や経験何年とかが望ましいとは思うが、まず短期大学を除くというところで、まず一歩かなと思うので賛成する。 ◆神子そよ子 委員  【原案賛成】今回のこの職員に対する資格の要件については、学校教育法の定めが規定による大学の学部で心理学を専攻する学科、またはこれに相当する課程を修め卒業した者からというふうに変更……当該大学短期大学を含まないことを明文化するということの改正が行われた。これに伴う船橋市の改正なので、賛成する。 ◆石崎幸雄 委員  【原案賛成】本条例の改正は、心理療法担当職員の資格について、短期大学を除くと明記するもので、運用が変更されたものではなく、取り扱いを明確にした改正である。  先ほども心理療法士の位置づけ、また配置の背景、さらには求められる役割、この辺のところを確認させていただいたが、施設に入所される子供たちの抱える問題は複雑化、多様化している。そして、被虐待など心的外傷を抱えた子供たちも増加している状況があると思う。彼らに生活面での心理療法を含めた治療的なかかわりが求められると思う。心理療法担当職員にさらなる現場力を磨いていただいて、この施設での運用を図っていただきたい。 ◆渡辺賢次 委員  【原案賛成児童福祉施設の設備及び運営に関する基準における資格要件について、当該大学短期大学を含まないことを明確化するという改正が行われ、それに合わせて市の条例を変えるものなので、賛成する。    …………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          10時20分休憩    ─────────────────          10時21分開議 △議案第10号 船橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 [質疑] ◆石崎幸雄 委員  まず、本市に、放課後支援員が294名いると聞いている。  この資格要件であるが、さまざまな資格要件は10種類ぐらいある。そして、研修も都道府県で行われているので、この294名(後刻「298名」と訂正)の方々の資格要件の概要と研修を受けた状況について、お尋ねをする。 ◎地域子育て支援課長 今、委員が294名と言ったが、私の手元に持っているのが本年5月1日で298名の支援員という内訳でよろしいか。 ◆石崎幸雄 委員  はい。訂正する。 ◎地域子育て支援課長 基礎資格としては、298名の内訳であるが、保育士が44名、社会福祉士が2名、2年以上の児童福祉事業の経験者が87名、教員が136名、大学等で教育学などを専修した者が29名となっている。  委員が言った294名というのが4月1日現在の支援員になるが、その中で認定研修を受けている、今度、分母が違い申しわけないが、4月1日現在の支援員294名のうち認定資格研修を30年度までに受けた者が225名いる。残りの者についても、本年度千葉県が開催する研修会で修了する見込みとなっている。 ◆石崎幸雄 委員  研修の状況だが、今までは県が把握していたということであるが、どういう人がどのように受けたかというデータは千葉県から市は受領しているのか。 ◎地域子育て支援課長 千葉県では認定研修を受けたかどうかということでシステム管理をしている。国から認定者名簿管理システムというものを導入して管理していきなさいということになっているが、ただ、これに対して市から県に問い合わせするというシステムは、現在のところない。  修了すると、修了証というのが名刺大のもの、あとA4の賞状、2種類交付される。そちらの交付状況を見て、今後研修を受けている者かどうか判断していくことになる。 ◆石崎幸雄 委員  そうすると、今後は本市において、その名簿管理をして、削除もあるし、研修を受けたということで増加もするというようなことは本市で管理していくという形になるか。 ◎地域子育て支援課長 今現在やっていることが、研修に行かせているのが既に支援員として船橋市で採用していて、未受講者に対して経過措置期間、来年の3月までに受講させるという目的で行っているので、受講に行く際、私どもを経由しているので、この支援員が受講して、いつ受講したのか、いつ修了したのかを確認しているとともに、交付される修了証は私どもを経由して本人に届くので、コピーをとって管理している状況である。 ◆石崎幸雄 委員  本年は経過措置期間なのでそういうような柔軟な対応をしていただけるということだが、来年の4月の段階で新卒の方が職員として入ってくる。その方々は、研修は受けてないとなると、資格が取れないというような状況になるのか。 ◎地域子育て支援課長 現在、経過措置期間があるので、基礎資格だけで支援員という形になるが、経過措置期間が切れる来年の3月になると、基礎資格の上にこの認定資格研修を受けてないと支援員として従事できない。新たに採用することになった場合、その基礎資格をお持ちの方はいろいろいると思うが、受講まで受けている方はなかなかいないと思う。他市で働いていた方がこちらに来るという形になると思う。  大学を卒業などして、新規で採用される方というのは受講してない状況になっているので、そういう方をどういうふうに採用していくかっていうのについては、今現在職員課と協議をしている最中である。 ◆今仲きい子 委員  資格の更新等はあるのか。 ◎地域子育て支援課長 今現在、認定資格研修のほうは研修1回で、その後の再度の講習というのは今のところの規則の中ではない。  ちなみに、申し上げると、16科目の授業を受けた者という形になる。 ◆今仲きい子 委員  16科目を何日間、あと何時間程度での研修になるのか。
    地域子育て支援課長 今申し上げた16科目、1科目90分ということになるので、24時間という形になる。この24時間のカリキュラムについては、県でいろいろ違ってきて、通常であれば4日間、6時間だが、そうすると1日拘束されてしまうので、午前中だけ8日間というような形で開いている県もあると聞いている。 ◆今仲きい子 委員  そうすると、採用する前にこの研修を受けるということになるのか。それで研修を受けに行く、そういった交通費とかそういった費用は個人負担になるのか。 ◎地域子育て支援課長 今現在の対応だが、既に、先ほど申し上げたとおり、船橋市の職員として採用した者を研修に行かせているので、公務扱いになって、テキスト代ということで実費負担が1,500円だが、それも公費から払っている。  先ほど申し上げたとおり、4月1日からは、新たに採用した場合、通常の保育士とかそういう資格をお持ちの方はいると思うが、この認定資格研修は受けている人は少ないんだと思うので、その採用をどういうふうにできるのか、先ほど申し上げたとおり、職員課と今詰めている最中である。    ……………………………………………… [討論] ◆石崎幸雄 委員  【原案賛成】本条例の改正は、放課後児童支援員の認定資格研修が指定都市で実施されることに伴う改正である。  資格的には、基礎的な資格を有し、さらに必要な知識、技能を補完するこの研修は、先ほども話があったように、16科目24時間というカリキュラムになっている。そういうような大変負担の大きい研修なので、研修の円滑な開催とか質的な確保、さらには全国共通のレベルへ持っていくように、研修の精度を高めていただくことを求めて、賛成討論とする。 ◆神子そよ子 委員  【原案賛成】基礎知識をお持ちの方で、保育士、社会福祉士などが放課後児童支援員として今大変不足している中、このような改定があるということは、この4日間という期間も大変受けやすくなると思うので、助かる変更だと思うので、賛成する。 ◆今仲きい子 委員  【原案賛成放課後ルーム支援員というのは、まだ不足の状況だが、しっかりと子供たちが安全で過ごせるように研修は欠かせないと思っているので、認定窓口が広がるということは、今後研修が受けやすくなるということで、歓迎すべきだと考えているので、賛成である。    …………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          10時32分休憩    ─────────────────          10時33分開議 △議案第11号 船橋市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例 [質疑] ◆石崎幸雄 委員  指導監査課も参加されているので、お尋ねするが、指導監査課が対象としている指導監査の施設の種類と施設数について、お尋ねする。 ◎指導監査課長 今回、この障害児通所支援事業の数としては、5月1日時点で児童発達支援が27、放課後等デイサービスが44、保育等訪問施設が2ということで、73施設となっている。 ◆石崎幸雄 委員  今のお答えは、指定通所支援施設に関する答えだと思う。いわゆる全体としてはどのくらいか。 ◎指導監査課長 全体というと、介護サービス事業指導監査課が所管している指導監査に立ち入る……実地指導に立ち入る数ということでよろしいか。 ◆石崎幸雄 委員  はい。 ◎指導監査課長 全部、31年度は1,501サービスである。 ◆石崎幸雄 委員  そういう中で、今回の条例改正でさらに71施設が加わってくる中での指導監査課の体制について、今後71施設なので、それほどでもないというような見解なのか、1,000を超える施設が対象である中で71施設の監査をどのように今後やっていくのか。 ◎指導監査課長 通所支援事業に係る権限移譲に伴う人員増に関しては、うちの課はないが、今言った他のサービス事業もあわせて実地指導に入れるよう、効率的に図っていくので、今までどおり現人員で実施していきたいと考えている。 ◆石崎幸雄 委員  本会議での質疑もあったが、災害対策の計画に基づく監査ということだが、なかなかこの計画がそれぞれの施設で苦慮しているというような話も伺っている。このような計画をもとに、今後の現場での監査を強く求めていきたいと思うので、よろしくお願いする。 ◆神子そよ子 委員  この放課後デイについて伺いたいが、今44施設という話があったが、この施設については、ふえている傾向にあると伺っているが、現状はどのような感じなのか。施設で10人とか20人とかっていう定員があるかと思うが、定員割れを起こしているとか、逆に足りない状況であるとかということを教えていただきたい。 ◎療育支援課長 6月1日現在の通所受給者証の発行件数によると、児童発達支援事業は40、それに係る発行が428名、放課後等デイサービスが80、884名の計1,312名の通所受給者証を発行している。  現在、児童発達支援事業が27、放課後等デイサービスが45、それぞれ定員も448名、1,243名という現状である。 ◆神子そよ子 委員  先ほど先番議員から質問があったが、実地指導等にこれから入っていくかと思うが、施設の数が大変多い。全施設、介護も入れると1,501という話であったが、年間でやっても1回でも1カ所だと全然足りないと思うが、そういう指導に関してはどれぐらいのスパンできちんと指導監査に入るような計画でいるのか。 ◎指導監査課長 児童福祉法に基づき、今後実施していくが、実地指導は3年に1回の割合で実施する予定である。 ◆神子そよ子 委員  2018年4月に障害福祉サービスの診療報酬の改定があって、これに伴って放課後デイサービスを経営する事業なんかが大変診療報酬が下がったと報告を聞いている。大体8割ぐらいが前年の同月と比べると事業として収益が下がったという話を聞いているが、船橋市内ではこういう事業に対しての影響とかは把握されているのか。 ◎療育支援課長 市内事業全てではないが、報酬改定後に事業者のほうに直接お聞きしたところ、若干の減収はあったものの、事業閉鎖につながるような危機的状況までは確認できてない状況である。  同業者団体である放課後等デイサービス事業協議会にお聞きしたところ、当初見込み、2~3割減ではないかという話があったが、各加算等もあるので、そちらのほうも含めると1割弱の減収であったということを聞いている。こちらの報酬改定を理由に解雇した事業はないという話も聞いている現状である。  また、本年度に入ってからも、事業の開設も複数あって、報酬改定前、平成30年4月現在ではあるが、児童発達支援事業が18、放課後等デイサービスが39あった現状から、現在6月、児童発達支援事業が27、放課後等デイサービスが45、先ほどの指導監査課の答えと若干ずれちゃっているかもしれないが、自分で押さえている数字がそちらのほうである。  また、7月には児童発達支援事業が1、放課後等デイサービスが2、新たにふえるというような事業展開を聞いているので、事業数は現在増加傾向であるということは確認させていただいている。 ◆岡田とおる 委員  今回の船橋市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例ということで、この船橋市独自の基準として説明を伺っているのは、非常災害対策に係る基準の非常災害対策計画の周知範囲を、国の基準では従業員のみとなっているが、これを従業員並びに利用する障害児及びその家族等まで拡大するということが今回独自の基準ということで提案をいただいている。この家族「等」という「等」についての解釈を確認させていただきたい。 ◎療育支援課長 家族等の「等」については、親戚や後見人等も含むものと考えている。血縁に限らず幅広くその児を見守る環境にある方々を想定している。 ◆岡田とおる 委員  大変重要なことだと思うし、ただ、災害発生時のこの対策、その計画については、こういった施設は各地域の中にあって、地域の皆さんとの協力も必要だったり、地域の皆さん方にも理解をいただいておく必要性があると私は考えていて、当然この家族、先ほど説明いただいた親類も含めて広い範囲に連絡をし、理解をいただくように働きかけるというのは大事だと思うが、今後、この条例の制定後、いろんな形で進んでいくと思うが、その状況を見ながら、やはり地域の中での各施設の計画なんかの周知等も含めて理解をいただくように進めてもらえるように、これは要望というか、今後の制定後の経過を見ながらでということで構わないので、そういった点にも配慮いただきたい。 ◆神子そよ子 委員  質疑というか、意見だが、今、岡田委員が言った、本当に地域にその施設があるということを知らない方たちもいっぱいいるのが、最近わかった。  こういう放課後デイをやっていること自体がその地域で受け入れられていないという実態もあるのも最近知ったが、とにかくこういう災害時には地域の方たちの本当に協力が必要になるかと思うので、今先番委員が言ったように、地域にきちんと周知をすることも家族以外でも大変重要なことではないかなと思う。  ぜひ、私からも要望をしたいので、お願いする。 ◆今仲きい子 委員  非常災害対策計画の周知範囲を家族等まで広げるということだが、周知の方法とかそういった指針のようなものはあるのか。 ◎指導監査課長 基本的な指針というのはこの基準条例の中には含まれていない。 ◆今仲きい子 委員  引き渡しの方法とか、小学校とか学校でいうと引き渡し訓練があったりとか、本当に周知の仕方っていろいろあると思うので、一方通行にならないような、しっかりと伝わるような周知の方法をしっかりと考えていただいて、家族等、祖父母、周りの方が知れるようにぜひご尽力いただきたい。 ◆宮崎なおき 委員  きょうは指導監査課も来ていただいているので、細かい質問になってしまうかもしれないが、非常災害対策計画の周知範囲を広げる、拡大するという形になる。  不勉強で申しわけないが、非常災害対策計画がないと運営基準減算に該当するのか、それとも努力義務になるのか。  拡大をするということは、重要事項説明書もしくは契約書に事業者は拡大したことまでの取り交わしをさらにしなくてはいけないのか、ちょっと細かい質問で申しわけないが、まずそこが先に1点……。 ◎指導監査課長 まず、加算、減算に関しては、そのようなことはない。加算や減算になるようなことはない。  それともう1点が当然その保護者や家族の方に説明するときには、そういうような避難訓練計画とかそういうものをつくっていただいて、それを提示しながら説明していただくとなっている。 ◆宮崎なおき 委員  今、聞きたかったのが、周知範囲を拡大するという行為をすることによって、事業者側は重要事項説明書……だから、要は重要事項説明書の中に今は恐らく従業者のみに伝達、通達をするっていうことになっているところが契約書とか多いと思うが、これが広がるということは、家族にまで知らせるということでもう一回再度重要事項説明書の取り交わしをしなきゃいけない手間が事業にはかかるのか。 ◎指導監査課長 今後、実地指導の折にそのような重要事項説明書の中にも記入するように指導してまいりたいと思う。 ○委員長(石川りょう) 契約書の中にということを聞いて……。 ◆宮崎なおき 委員  ごめんなさい。例えば、介護保険でいうと、今度消費税が変わることによって単位数がちょっとだけ変わる。ちょっとだけ変わったことによって重要事項説明書の単位数がちょっと変わるので、全ての利用者に対して重要事項説明書の取り交わしをすることになるが、ここでいったら周知の対象者が変わったことによって再度重要事項説明書もしくは契約書を取り交わしをする必要があるのかどうか。  なぜこの質問をしたかというと、次の質問にかかわってくるが、十分周知をしておくことが不可欠となるためということが事業者にとってはなかなかにして、厳しい言葉にもとられるというか、十分周知というのはどこまでをイメージしているのか、聞きたかったので……。 ◎指導監査課長 先ほども答えたとおり、事業者ごとにやり方はお任せしている状況なので、これから実地指導に入る折に、例えば、一般的には家族等には事業が作成した非常災害計画に関する具体的計画を配布しながら、利用する障害児などには避難訓練などを通じて周知を図る方法をとっているものと思われるので、そのようなことが行われてないような事業があった場合には、その都度繰り返し指導してまいりたいと考えている。    ……………………………………………… [討論] ◆宮崎なおき 委員  【原案賛成】今までは、事業者の従業者のみの周知範囲を利用する障害児及びその家族にまで拡大するということは、非常にリスクマネジメントからいってもすばらしいことだと思うが、それによって十分周知をしておくことが不可欠となるというようなところによって、事業者側が過度なプレッシャーを受けないようなことも含めて、一応考慮をしていただきながら、また実地指導、監査等を行っていただければと思っているが、賛成する。 ◆今仲きい子 委員  【原案賛成】特別な配慮が必要な方々、特に子供の安全は一層図られるべきだと考えているし、特に自宅から離れた場所で日常長い時間を過ごすわけだから、災害時の対応というのは明確に家族等に周知していく必要があると考えている。 ◆渡辺賢次 委員  【原案賛成】都道府県からの権限移譲に伴い、市で新規に市条例を設定するものである。そこに市独自の基準を設定するということで、従業者のみならず利用する方たちへの配慮が入っているので、賛成するべきものと考えている。 ◆神子そよ子 委員  【原案賛成】この議案は、都道府県からの管理だったものが市へ移譲されたもので、特に反対するものではない。  さらに、一部災害時の計画を周知の範囲を利用する障害児及び家族にまで拡大するということで、市の独自基準を設けるということで、本人、家族に対し、非常時の行動の意識づけにもなるし、また、安全にもつながることと思うので、賛成する。  ただ、先ほども少し触れたが、診療報酬改定によって減収になっている事業者がある。その大半が人件費を削減せざるを得ないということを聞いている。そうでなくても、介護職場と同様に、低賃金の現場ではいつも人員不足が発生するというような状況にあるようである。このような施設には専門的な力量を持った職員が必要だと思うので、こういった支援の質の担保に努めるためにも、市独自でも施設に対する支援の見直しとか、今後市として注視や指導、援助をしていただけるように要望する。 ◆石崎幸雄 委員  【原案賛成】本条例は、指定障害児通所支援事業者の指定等の権限が本年の4月1日に都道府県から中核市に移譲されたことから、本市独自の基準を含めて新たに制定するものである。  この本条例案の中の第3章第4条には、指定障害児通所支援事業等の一般原則が4点述べられている。  1点目は、通所支援計画に基づき、適切かつ効果的に支援提供をしなければならない。2点目は、利用者の意思及び人格の尊重。3点目には、地域及び家庭、さらには障害福祉サービス等を行う事業者との連携に努めること。そして、4点目には利用者の人権擁護、虐待防止等の体制整備と事業者の研修に努めると、このようなことが一般原則の中に書かれており、本条例の骨格であるものである。そしてまた、この本条例の正義を示している文面であると思う。  本市独自の基準を設けられた41条であるが、非常災害対策の計画の周知をしっかりと拡大していくような制度である。これは一般原則にもかなうものであると理解をさせていただいた。以上をもって、賛成討論とする。    …………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          10時57分休憩    ─────────────────          10時59分開議 ②陳情審査 △陳情第3号 日本初絵画色彩心理学によるイジメ自殺者21人(船橋7人)対策に関する陳情書 [討論]  なし    …………………………………………… [採決]  賛成者なしで、不採択とすべきものと決した。    ─────────────────  以上をもって付託事件の審査は終了。    ─────────────────  委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。          11時00分休憩    ─────────────────          11時01分開議 2.所管事務調査及び閉会中継続調査申し出について ○委員長(石川りょう) 今後、委員会活動を行うに当たり、所管事務調査の手続及び閉会中継続調査の手続をとりたいと思うので、調査事項等について協議願う。  調査事項は、前期と全く同じになるが、ただいま手元に配付をしている案のとおり、①保健医療について、②国民年金について、③高齢者福祉について、④児童福祉について、⑤障害福祉について、⑥生活支援について、⑦所管に係る市の重要な計画についてを調査事項として所管事務調査を行うことを議長に通知し、また、閉会中継続調査の申し出をしたいと思う。  なお、今回の申し出の期限は、令和3年第2回定例会までとしたいと思う。  以上のとおりとすることでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) それでは、そのように決する。    ───────────────── 3.閉会中の委員会活動について ○委員長(石川りょう) ただいま、所管事務調査及び閉会中継続調査申し出について、皆さんに協議いただいた。  正副委員長としては、閉会中、本委員会を定例開催してはどうかと考えている。
     具体的には、1、閉会中毎月第2水曜日の午前10時から委員会を開く。2、当該日が市の休日に当たるなどの事情により委員会を開くことができない場合は、改めて日程を調整する。3、議題がなければ流す。4、理事者からの報告事項等、急遽案件が生じた場合は、その都度日程を調整し、委員会を開く。  以上のとおりとしてはいかがかと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) そのように決する。  ただいま決定した委員会の定例会化について、さきの委員会で決定をした健康福祉委員会の運営について、こちらに記載をし、次回の委員会で皆さんに提示をする。  なお、次回の日程及び具体的な議題については、後ほど協議をいただきたいと思う。 ◆岡田とおる 委員  今、頭がついていかないもので……言っていただいたのはペーパーというか、次、決をとるために資料をいただけるということか……そこで確認をまたして、そこからまた何か発言というのがあるのか。 ○委員長(石川りょう) 一応基本的には、水曜日の毎月第2水曜日の午前10時から開かせていただきたいということで今決めていただいて。 ◆岡田とおる 委員  わかった。          11時05分休憩    ─────────────────          11時06分開議 4.船橋市立医療センター建替基本計画の策定について [理事者説明] ◎健康政策課長 平成31年3月に策定した船橋市立医療センター建替基本計画の策定について、報告する。  説明については、こちらのA3版の概要版に沿って説明する。  本基本計画の策定に当たっては、平成29年3月に策定した船橋市立建替基本構想を踏まえ、新しい船橋市立医療センターの在り方に関する検討委員会において意見をいただいた検討事項、そのほか院内に新たに設置した院内検討委員会及び部門ごとのワーキンググループにおいて各部門の基本的な方針や業務の概要等について意見交換を行った事項の意見等を反映して、市として取りまとめたものである。  まず、全体計画について説明する。ピンクの枠の中をごらんいただきたい。  新病院の目指す姿については、基本構想に掲げたものを基本として次の8つの項目に取りまとめた。  地域医療をリードする病院、救急医療の充実、高度な医療の提供、患者中心の医療の確立、災害に対応できる病院、教育・研修機能の充実、安定した経営の確保、働くことに喜びと誇りを持てる病院。この8つの目指す姿を実現するために必要な新病院の役割及び機能しては、次の9つにまとめている。  地域医療支援病院、救命救急センター(三次救急医療機関)、地域がん診療連携拠点病院、地域小児科センター、周産期医療、精神身体合併症、感染症医療、災害拠点病院、臨床研修(臨床研修センター)・臨床研究病院。  また、新病院では、高度化する医療技術に対応し、さらに快適な療養環境を整備することを目指す。  次に、新病院の基本的事項になる。  診療科の充実、32科へふやす。集中治療室系の充実、ICU20床、SCU15床。手術室については、現在8室に対して13室に増室する。緩和ケア病棟の充実、20床から25床へ。外来患者数は1,200人から1,500人程度にふえるという見込み。また、精神身体合併症病床の整備。7床で検討している。  病床数については、現在と新病院と、比較の表を策定した。右側の合計欄をごらんいただきたい。現在は449床であるが、新病院は501床を想定している。こちらの52床については、県から52床の病床配分等を受けて想定したものである。  右側の米印に行き、このほか一般病床で対応が困難な精神身体合併症患者を受け入れるための病床の整備については、引き続き千葉県との協議を進めていくところである。  続いて、部門計画について説明する。  部門計画では、各部門における基本方針などについてまとめたものである。全部で24部門について記載があるが、概要版については、主要な部門について記載した。  まず、緑の枠の左上の救急・集中治療部門である。救急ICUと一般ICUの機能分化による受け入れ態勢の強化。SCUの増床は現在9床に対して15床。救命救急医療の充実と地域医療機関との連携の強化。災害拠点病院としての機能強化などを記載している。  また、右に行き、手術・中央材料部門では、手術室の機能強化、腹腔鏡手術、ロボット支援手術の強化、救命救急センターとの効率的な搬送動線の確保としている。  左下の外来部門では、専門外来の設置や外来患者指導の実施、外来診療の充実、関連性の高い診療科をブロック化し、ブロック受付を配置、また、わかりやすい診療待ち表示や動線による患者満足度の向上などを記載している。  右に行き、病棟部門では、内科系、外科系をそろえる臓器別配置による連携強化とチーム医療の推進、ユニバーサルデザインを採用した病棟、病室設計、アメニティやプライバシーに配慮した良好な療養環境の整備などである。  このほか、各診療科、放射線診断・治療部門、臨床検査部門、看護部門、薬剤部門等のほか、サブセンターについても記載がある。  続いて、右側に行き、海老川上流地区のまちづくり・ふなばしメディカルタウン構想についてである。  このまちづくりでは、医療・健康をテーマとしたふなばしメディカルタウンの実現に向けて検討を進めている。新病院は、その中核として地域に開かれた医療センターの機能、また、予防医学への取り組み等の機能を検討しているところである。  具体的には、書かれているが、介護分野に関する手続や保健分野に関する相談が行えるようなワンストップ窓口の設置や、人間ドック等の取り組みについて検討するということになっている。  続いて、施設整備計画である。  施設整備計画では、高度かつ患者中心の医療を提供できる施設、機能・経済性に優れた施設、将来の「成長と変化」に対応できる施設、災害時に機能を発揮できる施設の4つの基本方針をもとに、建物配置計画、部門配置計画などを定めたものである。  まず、建物配置計画であるが、医療需要の変化や医療技術の進歩の「成長と変化」に対応することが求められていることから、記載のとおりの3点である。  1つ目は、利用者が安全に利用できる計画とし、新駅からの来院のしやすさにも考慮。2つ目は、エネルギーセンターを設けるなど、病院内のスペースの有効活用を検討。3つ目は、次期の建て替えや増改築を見据えた配置計画である。これらを踏まえ、建物の規模としては、延べ床面積5万平米、建築面積1万平米を予定しており、建物配置イメージを記載しているが、こちらについては、あくまでもイメージで、今後設計等によって病院の詳細が決まってくる段階で具体的に検討することとしている。  また、部門配置計画については、関連部門を隣接・近接して配置する、患者動線と職員動線を分ける等、患者の利便性や職員の働きやすさを配慮した計画として、低層階、高層階を次のとおりの考え方でまとめた。  まず、低層階は、外来部門や救急部門、手術部門等の診療に関する部門を配置、高層階は病棟部門を配置し、スタッフステーションから各病室が見渡せる視認性のよい計画とするとしている。これらを断面構成イメージにまとめており、記載では1棟建ての案とはなっているが、こちらについてもあくまでもイメージであり、例えば診療棟と病棟を分棟にするなどといったことも考えられることがあるので、今後設計等により病院の詳細が決まってきた段階で具体的に検討することとなる。  続いて、事業スケジュールである。  本年度の基本設計等の発注準備を挟み、2020年、令和2年度から基本設計・実施設計を行い、2021年、令和3年度末から建設を開始し、2023年、令和5年度末の開院を目標に取り組んでいる。  最後に施設整備計画のほか、その他の計画は記載のとおりである。  最後に、事業収支計画である。  これまでの病院事業の実績をもとに、また今後想定される患者数、診療単価等の収益や給与費、材料費等の費用などを試算した結果、概算整備事業費は約437億円となった。こちらをもとにして開院後の収支を試算したところ、開院後6年目までは新病院で整備する医療機器の減価償却費等の影響により損失が生じるが、7年目以降は経営が安定する見込みとなっている。    …………………………………………… [質疑] ◆岡田とおる 委員  外来数の見込みが1日マックスで1,500人だが、現状と比べるとそう大きな差がないように感じるが、外来数、先ほど言ったランニングコストも含めて、収支的なところも含めると、もうちょっと外来数多く見積もるような設計でもいいんじゃないかなと思うが、いかがか。 ◎健康政策課長 外来患者数は、今現在は900名を超えているので、1,200から1,500というのは少し多目の数となっていると思う。  また、今現在は施設が狭隘のため、ブース数がふやしたくてもふやせないという課題があるので、これらの人数がスムーズに診療が受けられるような、そういった配置を考えていきたいと思う。 ◆岡田とおる 委員  せっかく新しくしていくので、少し伸びしろ、持っていていいと思っているが、1,500ぐらいということで、そうすると、その1,500に対して今言ったようなハード面ではそれなりに余裕がある設計になっているということでいいのか。1,500でぱんぱんな状況の設計なのか、すごい見積もりとしては難しいと思うが、いかがか。 ◎健康政策課長 設計の詳細については、今回イメージという形を出したので、やはり設計段階等において決めていきたいと思っている。 ◆岡田とおる 委員  まさにイメージの段階がすごい大事だと思うので、どれくらいの外来数に関して、スペースをどうするかということは、いろんなイメージの持ち方で大分違いが出てくるので、ぜひいい方向で検討いただきたい。  そうすると、今、全国病院機構の評価──自治体病院なんかはいろんな評価を受けていると思うが、新しい医療センター構想の中で、何か例えば、JCIとは言わないが、評価を実際受ける、受けないは別として、それぐらいの基準でつくろうという考えがあるのか、市の単独の方向性でつくっていきたいと考えられているのか、お答えをいただければと思う。 ◎健康政策課長 そちらの評価についても、現在はここまでやるというのが決まってないので、確認して進めていきたいと思う。 ◆岡田とおる 委員  突拍子もない質問だったかと、戸惑わせてしまって申しわけないが、今、さまざまな医療機関、大学病院、自治体病院はなかなか入らないが、さまざまな国内の病院がある程度の基準を担保して、施設基準だとか運営に関してとか外部評価も受けながらやるような体制で、どこの病院も進んできていると思う。  公立の病院だからといって、独自な評価ではなくて、やはりオープンに評価を受けてもそれに耐え得る形の、ハード面もソフト面も設定していくというのを、今この構想の段階でしっかり固めておく。もしくは方針を見据えておくって大事だと思うので、ぜひ、それもあわせて検討いただきたいなと思っている。  もう1つは、今、海老川上流域につくったときに、この地域、船橋市内も含めて、近隣市も含めて、非常に重要な医療機関になると思うが、問題はアクセスだと僕は思っている。いい病院ができても、何かトラブルが発生して受診しなきゃいけないのに、市内の交通状況によって全然届かないと、ヘリポートがあるといっても、そう頻繁にヘリを出すというわけにもいかないと思うが、一帯として交通状況も含めてこの医療センターの新しい構想は考えを進めるべきだと思うが、その点何か検討があるのかだけで構わないので、余り具体的な返事はなかなか難しいと思うので、お答えいただければと思う。 ◎健康政策課長 指摘のとおりであるが、やはりこの海老川上流地区の位置に決めたというのも、市内において比較的中央にあるということで、救急搬送の経路等も有利であるというような選定の方法もあった。  確かに救急搬送の交通渋滞に巻き込まれて大切な救急車が時間かかるということは困ると思う。しかしながら、全体として考えていかなくてはいけないところなので、そういったことも関係部局と協議しながら、できるだけ配慮したいと思う。 ◆神子そよ子 委員  救急も力を入れていくという話だが、今現在の救急車の受け入れ台数と今後の見込みを教えていただけるか。  ホームページ上だと、私が見たところでは4,400台の受け入れとなっていたかと思う。それをどれぐらいふやす計画なのか。  救急車の受け入れ台数は、どんどん受け入れていく……さらに強化するということではないのか。 ◎副病院局長 徐々に救急車の受け入れがふえてきて、3月までの数字がないので正確な数字がわからないが、たしか4,200~4,300ぐらいは今年度きっと受け入れになる。応受率が、きっと75後半、80と75の間ぐらいだと思う。  ただ、確かにオペ室をつくってICUを増設することでもう少しは受けられるかなとは思うが、そもそも論の患者数の問題があるので、具体的に何台受けようというのは、申しわけないが、数字としてはない。ただ、今オペ室がふさがっている、ICUがふさがっていて受けられないという患者さんを少しでも減らしていこう、やっていこうと思っているので、数字は申しわけないが、ここで申し上げられないが、そういう考えでやっていきたいと思っている。 ◆神子そよ子 委員  今、これが手元にあって、収益のところ、58ページを見ると、中長期計画が出ているが、それが出ているということは、何台受け入れで大体試算がされているかと思うが、そういうのは、今、数字としてすぐ出ないのか。 ◎副病院局長 数字自体は健康政策課でつくっているので、数字を見た立場でだが、もちろん入院の単価を見るのに……入院と外来の単価、どっちかというと入院の単価を見るのに、二次急、三次急、なおかつ救急保護、ウオークインで入られる方、救急車で入られる方、みんなそれぞれ別である。今回つくった大もとの中には、ウオークインと救急車を区別してないので、二次急、三次急の患者がどのぐらいふえて、入院単価がどのぐらいふえるってことできっとマクロ的には出されているとは思うので、きっと基礎数値の中に救急車何台ということで積み上げてはないと思っている。 ◆神子そよ子 委員  そしたら、数字的なところで、中長期計画ができているが、診療報酬の改定って2年に1回は医療のところでは行われるが、これを見ると、収益的にはどんどん上がっていっていて、全然マイナスになるときはないが、そういう診療報酬改定は考慮されての計画か。 ◎健康政策課長 ただいまの質問だが、まずその患者数については、現在のこの一次救急、二次救急、三次救急みたいな形で単価を設けて、それが徐々にふえていくというような試算をしている。  2点目の診療報酬改定については、やはり先が読めない部分が大きくて、現在の単価に対して少しずつ伸びるというような形で試算をしている。  患者数がふえるというような収入の試算の仕方をしている。 ◆神子そよ子 委員  今、診療報酬は全くこう、病院にとっては上がっていくような、ここ何年も、何回の改定も全てがマイナス改定というような中身になっていると思うので、これがやっぱり、患者数がふえていくという見込みではあるが、そこを考慮しないのはとっても危険なことだと思っている。  その収入に関しては、公立だからマイナスでいいっていうような考えでは決してないかと思うので、そこのところはきちんと考慮して、収入計画、収支計画を見ていただきたいなと思う。 ◎副病院局長 今、委員が言ったとおり、診療報酬改定については、総額ベースというか、平均ベースでは落ちている部分もある。ただ、急性期病院、慢性期、回復期でいろいろあって、医療センターは超急性期から急性期をやっている。平均在院日数が短くなるのと同時に、ここ数年ずっと診療単価、入院単価もずっとふえているのが現実で、今現在減っているのであれば当然見込みとしても減る見込みをすべきかなと思っているが、ここ数年の動きからすると、入院単価はずっとふえているので、今健康政策課がつくったものだと、新病院の開設35年度末、つまり36年からこの収支に載っていて、35年度ぐらいまでは今言ったように入院単価も少しずつふやして、それ以降だとさすがに不透明なので診療単価はそのまま据え置きという形で見ている。ただ、今言ったように、決して公立病院だから赤字でいいというつもりは全くない。  この計画として毎年度……2年に1遍の診療報酬改定の様子、あとは患者さんの動向を見ながら、なるべく収支均衡するように、努力して経営していくつもりである。 ◆日色健人 委員  人間ドックの件、教えていただきたい。  確認だが、今医療センターでは人間ドックやってないよね。 ◎健康政策課長 やっていない。 ◆日色健人 委員  検討委員会の会議録を見ているが、去年の11月の秋のときの資料で恐らく……第13回のときの資料で、今後の検討項目という中で初めてこの話が新病院に関するこれまでの検討事項と現時点の方向性案ということで恐らく初めて出てきたんじゃないかなと思うが、そういった理解……この話が出てきたタイミングでよかったか。 ◎健康政策課長 そのとおりである。 ◆日色健人 委員  このタイミングで、これを検討事項として盛り込んだ理由は何か。 ◎健康政策課長 30年度の初めぐらいに市民アンケート等を実施している。その中の項目に、やはり人間ドックやがん検診の機能というところを充実してほしいという声もあったので、あり方検討委員会に意見をいただいたというような経緯である。 ◆日色健人 委員  そのときの13回の議事録を見ると、そんなに円満に議論されてなくて、議事録をずっと最後見ていくと、副委員長だったか……近隣住民の方にとっては近場の病院で一緒に受けられたらそれは便利ぐらいの意見が委員の方から出てという話だが、人間ドックって、今船橋市内でも、あるいは東京都近辺でも、この辺でもやっている病院って今いっぱいある。新しい医療センターで、人間ドックを受け付け始める理由というのは、どこにあるのか。説明してもらっていいか。 ◎健康政策課長 人間ドックについては、広く健診センターを設けてたくさんの人間ドックの患者さんをお受けするというようなやり方と、あとは受付だけを設けて機器は普通の患者さんと共用で、あいている時間に入れるというようなやり方がある。それはうちの市内にもあって、医療センターで想定していたのは、大きくやるというよりは機械があいている間に、もう1日ごく少数になるかもしれないが、そういった受け付けの仕方というのがあるのではないかというような話だったので、まずその地域の医療機関とのバランスは考えながら検討していきたいと思う。 ◆日色健人 委員  あいている時間や機器があるような病院なのか。さっき、結局1日の外来の話もあったが、そんなすき間でやるような片手間な業務なのか……片手間って言い方、申しわけないが……。  何か理由が後づけな感じがする。メディカルタウンの中にあって、予防医学の観点もという話なので医療センターでも人間ドックという話で、何か……しかも、この12年近くずっと検討委員会やってこられて、最後の最後に市民アンケートでも挙がっているし、近所の人にとってはあったら便利かもしれないが、近所にとってみたって、あったら便利な人間ドック……ほかにも幾つもある。これだけ何か、後からぽんと入ってきたような感じがして、本当に必要な機能なのか、エネルギーを割くべき機能なのかどうか……。  人間ドック、本当に大々的にやれば経営的には安定する1つの要素になるのかもしれないとは思うが、それはあくまで大々的にやればで、ついででやってそんなに稼げるって言い方、申しわけないが、経営的にメリットが出るようなものなのか、わからないが、逆に今までやってこなかった理由は何なのか。 ◎健康政策課長 やはり、施設的な問題もあるし、あと医師会との関係というのもあった。  近年、人間ドックではないが、胃がん検診なども従前やってなかった部分を医師会からの依頼により受けているというようなこともあるので、またその人間ドックの実施に当たっては、その規模やそういった内容についても十分協議していきたいと思う。 ◆日色健人 委員  この人間ドックの部分、あとがん検診は今その医師会の話もあって、僕はちょっとその辺は詳しくないので何とも言えないが、ちょっと、この計画、いろいろ積み上げてきている中では、何か後から本当押し込んだような感じの形がする。無理に市民サービス、もちろん向上するにこしたことはないが、市が本当にやるべき業務なのか、病院の経営に必要だったら、ちゃんときちんと施設の規模も設けてやるべき……もちろんその場合は仁義切らなきゃいけないところは当然あるのかもしれないが、何か今の感じだと中途半端な記載で、市民の方に期待させて、言ったはいいが、何かねえ……今、受けやすいところは、本当に人間ドック、受けやすい。専用できちんと何か流れができているが、この形だとどうも何かそういった専用のセンターが設置されるわけでもなくという話になると、かえって市民に期待させてがっかりというようなことにもなりかねないというような気もするので、扱いはよく考えて、位置づけるならちゃんと位置づける、メリットがないならば無理に入れなくてもいいのかなと思った。  あと、駐車場の整備計画を教えてもらってもいいか。 ◎健康政策課長 駐車場については、現在700台程度あるところだが、新病院に当たっては900台を予定している。  こちらは平地の駐車場と立体駐車場の組み合わせのイメージでいる。 ◆日色健人 委員  割合を教えてもらっていいか、平地と立体の。(副病院局長「日色委員の、先ほどの人間ドックに関して、一言よろしいか」と呼ぶ)一言。(笑声) ◎病院局長 日色委員の言うとおりで、後から出てきた。(日色健人委員「やっぱりね」と呼ぶ)  それは、高齢化社会になってきて、がんがふえてきていると……がんはやっぱり予防をちゃんとやらないと……予防というか、早く検診してひっかけないといけない時代が来る。  今、船橋市の地域の方、結構東京の会社とか勤めて、そちらで受けている方も多い。そういう人が──団塊の世代の方、戻ってくるだろうと。そのときに、ただ治療をやるだけじゃなくてその前の診断がおくれれば、いい治療ができないだろうから──メディカルセンターという名前……タウンがついている以上は、やる必要があるんじゃないかというのが、後から出てきたことである。  主にがんをターゲットにして、できるだけ高齢者のがんを救っていきたいというところで出ている。具体的にどうするかはこれから実施計画で練っていくところである。
     確かに、うちの機器、MR、数はあるが、遊んでいるわけじゃないが、かといってやっぱり土日になるとやっぱり1台は寝ているような状況もできるので、その辺はこれからどうするか考えていきたい。  医師も、高齢化してきた医者がいるので、その人たちが頑張ってくれるというような目算を立てて、やって、経営的な面では、やれば赤にはならないだろうというようなレベルでやりたいと思っている。 ◆日色健人 委員  私、詳しくないが、人間ドックもいろいろあるのかもしれないが、今言ったのは、がん検診に……がんの発見なりその早期の発見、治療につながるようなというところで──人間ドックは、上から下まで全部調べて悪いところがないか見つけるというような意味だと思うが、がんの治療に何か特化したような、あるいはがんの早期発見に特化したようなドックが……種類としてあるのか。 ◎病院局長 そういう意味ではなくて、全てやるが、高齢者のがんが見落とされやすいというところで、心血管系とか脳ドックなんかももちろん希望があればやるようなプログラムをつくっていきたいと思っている。  だから、がんだけをやるわけじゃない。やっぱり高齢者がターゲットになってきている。(日色健人委員「高齢者がね」と呼ぶ)ええ。だから、その辺は両方、望む方がいれば積極的にやりたいと思っている。 ◆日色健人 委員  健康政策課にお尋ねするが、資料を拝見していると、人間ドックをやってほしいと希望する市民はどういう方なのか。今、高齢者がターゲットになっていく、団塊の世代が会社に行かなくなって会社の定期検診や人間ドック、多分受ける機会がなくなってきて、場合によっては国民健康保険に移ってきて自腹で人間ドックを受けていくような、多分想定になると思うが、そういう層が望んでいるというふうになっていくのか、それとも都内にお勤めしてるようなサラリーマンの方、あるいは、僕の場合だと自営業で町工場でやっていてという会社で健診がないから自腹で高いところを使って人間ドックへ行ってというような話を聞くが、どんな層が船橋市民の方はこの医療センターで人間ドックを受けたいと思っているのか。 ◎健康政策課長 先ほどのアンケートの結果の年代別の集計結果を見ると、人間ドックやがん検診等の機能の充実というところにお答えいただいた方で多い年代が80歳以上が41%、70代が39%、続いて第3位が20代で33%となっている。 ◆日色健人 委員  ということは、高齢者世代、80過ぎても人間ドックを受けたらよっぽど健康な方かなと思うが、そういった方のニーズが一定層あって、そういった方は、遠くまで、都内まで行くのも何だし近場の市の病院に人間ドック受けられるんだったら高いお金払ってでも受けたいという、その辺であればマッチすると見ていいのか。どうなのか。 ◎健康政策課長 そのように考える。 ◆日色健人 委員  では、駐車場について答えていただきたい。 ◎健康政策課長 先ほどの900台の内訳が、平置きが300台で、立体が600台である。 ◆日色健人 委員  今700台と言っていて、今の平均の……外来の人数が1,000人弱……1,000人前後。900人という話、駐車場は足りているのか、運用は今うまく回っているのか。 ◎健康政策課長 今でも曜日や時間帯によっては立駐の待ちという状況が生じていると伺っている。なので、規模が大きくなることも含めて、900台という数字を出している。 ◆日色健人 委員  病院が立ち上がるときに同時に立駐と駐車場も全部一遍に全部立ち上がるのか。開院するときにはもう全部その周辺施設もでき上がる形で、整備が進むのか。それとも、開院当初は駐車場の一部だけとかそういうことになるのか。 ◎健康政策課長 現在のこの基本計画で試算したものと同じタイミングでつくるというような計画になっている。 ◆日色健人 委員  駅ができるのはいつか。 ◎健康政策課長 令和8年を目指していると伺っている。 ◆日色健人 委員  この病院は、基本的に駅の近くで、恐らく、1,200人から1,500人の外来患者は、全員車で来るのか、電車で来るのか……内訳とか見込みはどうなっているのか。 ◎健康政策課長 そちらの患者数における車で来る割合というのを厳密に試算したわけではなくて、やはり今の現在から病院規模が大きくなるということを考慮して900台という形になっている。 ◆日色健人 委員  今900人が最大1,500人になるということは、何割増しだ……900掛ける……。  端的に言えば、900から1,500までふえる予定のものが今700から900にふえる話で、まだ駅もできないまま何年間は開院する。駅ができれば少し緩和されるのかもしれないが、駅ができるまで、今のところとそんな変わらないところである。位置的にというか、アクセス的には。駅ができるまでの間、900で入るのか。 ◎健康政策課長 今900台で計算している。また、この病院規模が449から500になるということで、医療スタッフもふえるというようなことも考慮している。  また、一斉につくるのがよいのかどうかということも確かにあるとは思うので、そのあたりも設計段階において、どこまで、いつの段階で整備すべきかは検討してまいりたいと思う。 ◆日色健人 委員  さっきの700とか900というのは、勤めている方、スタッフの方の駐車場も含めての数字なのか。 ◎健康政策課長 そのとおりである。 ◆宮崎なおき 委員  事業収支計画のところで、経営が安定する見込み──安定って多分主観になってきて何をもってして安定というのが……ROIでの6年に投資した資本が437億円のROIで回収されて、それをもって安定しているのかというところなのかなと思って……収支計画を見たら、ただランニングが安定するだけの話なのかなとも思った。ランニングコストがただ安定しているだけで、要は投資した資本に対しての回収をもってないというか、何をもって安定という表現になっているのか。 ◎健康政策課長 こちらの整備費については、企業債を発行して企業債による整備と考えている。  ただ、企業債の償還が58ページの収支計画があるが、資本的支出というところで支払いする。  また、収益的収支には、建物や設備に対する減価償却費というものが費用として加わるので、新病院を建てるとその分はふえるというようなことが資本的収支・支出にもかかわってくる。 ◆宮崎なおき 委員  要は、減価償却での安定ということで、投資したものに対してのリターンでいうと決して安定ではないと捉えてもいいのか。 ◎健康政策課長 先ほどの安定というのは収益的収支のほうが黒字化するのが7年目ということで安定と話しており、資本的支出のほうの企業債の償還というのは収入に対して支出が多ければ、そこの分マイナスになるが、そちらは内部留保資金があって、そちらを補填するというような形になっており、その試算においても内部留保資金が底をつくということはないと確認している。 ◆今仲きい子 委員  今回人間ドックが新たに考えているということだが、新しく建て替わったときに、逆に今まで受けられていたものが受けられなくなるといった事業はあるのか。 ◎健康政策課長 新病院においては、現在の機能を拡充させて発展させていくことになっているので、現在行われていることが新病院に行ってできなくなるというようなことは考えていない。 ◆今仲きい子 委員  産科だが、すごく不足していて、産むところがないというのが実態で、医療センターだと特定の方は産めるというような状況だと思うが、その辺をできれば考慮していただきたいという要望等がある。  もう1点が、ヘリポートの件……ドクターヘリが来るということで、私も初めて知ったが、周りに結構家があるかと思うが、そこでヘリが10階の部分から離着陸するという案が出ているが、影響とか住民への周知というのは何か行っているのか。 ◎健康政策課長 基本計画の医療コンサルの提案により試算したものだが、10階程度のところであればヘリポートの離着陸は可能であるとなっている。まだこのヘリポートをどこに置くのがよいのかどうかということも今後の検討になるので、検討が進むにつれて近隣との説明は必要になってくるかと思う。 ◆今仲きい子 委員  では、まだ周辺住民の方は御存じないということか。 ◎健康政策課長 はい。 ◆今仲きい子 委員  結構、ドクターヘリが来るとすごい風や砂ぼこりも音もすごいので、その辺がとても気になっているところなので、周辺の住民の方とはしっかりと話し合いをしていただきたいと思っている。 ◎副病院局長 産科の話が出たが、当院、普通分娩も普通に受け入れているので、特定の疾患がなければ来られないということではない病院である。 ◆今仲きい子 委員  2人目以降は医療センターで受け入れてもらえないと聞いている。 ◎副病院局長 調べさせていただきたい。 ◆神子そよ子 委員  ドクターヘリは、範囲としてはどのあたりまで……遠いところはどのあたりまで行こうと考えているのか。 ◎病院局長 ドクターヘリは、千葉県内には中央病院と日医大北総の2台あるだけである。だから、そこから飛んでくるので、どっちから来るかはわからない。 ◎副病院局長 つまり、岡田委員の質問にもあったが自院では持たない。あくまでも来るということなので。 ◆神子そよ子 委員  受け入れだけか。 ◎副病院局長 はい。 ◆日色健人 委員  海老川の特別委員会で質疑があったかと思うが、このエリアはハザードマップでいうと、水がつかる地域になっている。検討委員会の会議録を見ると、1.5メートルのかさ上げでやる。それから、機械室を上に上げて、下の層の階には重要なものを置かないというような他の病院の事例が紹介されて、こういうのは余り細かく話は検討委員会で議論しないで、設計屋に任せればいいんじゃないかというような話で、委員長も委員から話が出て、議論が、13回のときは終わっているようである。  今回、きょういただいたこの計画書じゃなくて基本計画を拝見すると、こうしたハザードマップの中にど真ん中に建つ、特に水が深くつかるような、1メーターから2メーターぐらい、本当海老川があふれれば水につかるというような中に建つということについての記載がこの基本計画の中、ざっとお伺いした感じでは見当たらないが、この間、墓地の計画もやったが……墓地もつくれないようなところである。墓地と病院、一緒にしたら申しわけない話だが、基本的には公共施設が建っているには正直不向きな土地だというようにお見受けするわけだが、海老川の区画整理で、もしかしたら全体的に土を盛るのかもしれないが、こういったハザードマップの中の危険地域に建てるということについての配慮、あるいは対策について、基本計画にどう反映されているのか。反映されてないのであれば、どういった議論があったのか、答えていただきたい。 ◎健康政策課長 雨水対策については、具体的な記載はこちらにはないが、指摘のとおり、海老川上流地区の区画整理事業で雨水排水設備の整備というような面的な設備を行う。  また、こちらに記載はないが、そういった土地であるということなので、この敷地内においても対策を十分に打つ。  例えば、事例としては、この建物のレベルを1メートル高くするなどの対策を打つなどの案も出ており、実際どうするかは今後、十分に病院機能が維持できるような対策をとっていきたいと思う。 ◆日色健人 委員  その土地のかさ上げは、区画整理事業でやってくれる話なのか。つまり、病院のほうは区画整理でかさ上げされた土地を引き取ってその上に病院を建てるという話になるのか、それとも、今、田んぼになっている。田んぼになっていて、保留地として土地が切り分けられて、市が買う。田んぼの状態で買うのか、区画整理されてかさ上げされた状態になったきれいな土地、高くなった土地を、病院がもらう話なのか。その辺、組合……企画とどういう話になっているのか。 ◎健康政策課長 まず、具体的なところがやはり今度という形にはなるが、区画整理事業の中で造成をするということは予定に入っている。ただ、その造成をどのようにするかというところが今後の内容になって、やはり今の建物は地下階をつくらないということを想定されている。 ◆日色健人 委員  つくらないのね。 ◎健康政策課長 はい。しかし、ある程度基礎を打つために掘るということも考えられていて、今は道路面に対して現在の土地は低い位置にある。1回更地にして、もう一回掘るのかというのもあって、そういったことのないようにスケジュールを効率的に行えるように区画整理事業のほうと協議していきたいと思う。 ◆日色健人 委員  地下階をつくらないのは、土地が低いからか。それとも、病院として機能上必要がないからなのか。 ◎健康政策課長 確かに、病院だと地下階を設けるところが多いかと思う。今現在の計画なので、また今後この設計段階になって変わるかもしれないが、この地下階をつくらないと考えたのは、やはり工期の問題もある。かなり工期がかかるということ、また、ここの土地の性質上も地下階を設けないほうがいいのではないかというようなアドバイスをいただいたということもある。 ◆日色健人 委員  確かに、高さ、幾らでも抜けるだろうから、無理に地べた掘らなくてもいいのであれば、そのほうがいいのかもしれないなとは思う。  土地のさらになった状態で来るのか田んぼのままで来るのかという話は、事業費の積算にかかわってくるんじゃないかと思うが、今、437億円となっているが、その辺はどういう考えで積算になっているのか。 ◎健康政策課長 建物の部分は他の病院の事例をもとに単価を掛ける平米数となっている。  また、一方でその地盤改良というところは、敷地の中の建物が建つ部分、それ以外の部分ということで、どのような改良をするのがよいのかというところを分けて試算して、単価掛ける平米数というような形で出しているので、一応このような工法がいいんじゃないかというところをもとに単価は決めているが、具体に決まっているというわけではない。 ◆日色健人 委員  災害対応も含めた病院という形で、今海老川の改修もだいぶ進んでいて、昔みたいにそのあたりで車が浮かぶような……でも、実際僕らが子供のころまだあった。昭和60年ぐらいまではあった記憶があるから、水に弱いところに病院が──結局、島のように何か病院が浮かんでいるというのは、余り想像したくない。なので、区画整理全体もそうだが、ここの病院に至るその経路というのか……都市計画道路の話もあるが、それを言うと、もう病院の話だけじゃなくて建設局を呼んでこなきゃいけなくなると思うが、病院が、海老川があふれて、宝島の周りにずっと水がつかっていて、お城、船みたいに病院が浮かんでいるのは、やっぱり想像したくない。そういった形で、このハザードマップ、ずっと海老川の周り、市場小のあたりからずっと市場から水がつかる算段になっているが、そういったときにこの病院に至るその導線とかアクセスみたいなものは、建設局とか、道路だとかとの話はしてないのか。 ◎健康政策課長 建設局とも情報を共有しているので、そういったことのないように万全を期したい。 ◆神子そよ子 委員  坪単価を聞きたい。 ◎健康政策課長 建物のか。 ◆神子そよ子 委員  建物である。 ◎健康政策課長 単価……43万9000円。 ◆神子そよ子 委員  坪単価が43万9000円か。 ◎健康政策課長 1平米当たりの単価である。 ◆神子そよ子 委員  リハビリ施設は、今医療センターの向かい側にある、その建物はそのまま……リハビリ科は全然変更ないのか。 ◎健康政策課長 現在の計画だと、リハビリ病院は今のところでとなっている。 ◆神子そよ子 委員  では、病棟とかも全然……回復期リハとかも病院の中にはつくらないのか。 ◎健康政策課長 医療センター、今でも急性期のリハビリテーションというのは実施しているので、それは引き続き行う。          12時01分休憩    ─────────────────          13時00分開議 5.船橋市の子供のいる世帯の生活状況等に関する調査結果について [理事者説明] ◎児童家庭課長 本市で子供の貧困対策を進めていくに当たり、子供の生活状況等に関する調査、船橋市の子供のいる世帯の生活状況等に関する調査を実施し、その調査結果報告書がまとまったので報告する。  まず、子供の貧困対策については、国においても法律の施行や大綱が策定され、子供の貧困対策を総合的に推進している状況である。これに伴い、本市でも子供の貧困対策に取り組んでいるところだが、子供の貧困対策については、施策が多岐にわたり、さまざまな課がそれぞれに事業を所管していることから、教育委員会と市長部局が連携し、庁内検討会を設置して、組織横断的に取り組んでいる。児童家庭課では、この庁内検討会の事務局をしている。  それでは、船橋市の子供のいる世帯の生活状況等に関する調査結果報告書に沿って説明する。  あと調査票もあわせてタブレットにお配りしているかと思う。調査票だが、対象が一般世帯と生活保護世帯は同じ内容の調査票である。ひとり親世帯と、あと子供票は内容が若干違っているので、その3種類の調査票をタブレットに入れているので、よろしくお願いする。  まず、目次をごらんいただきたい。  この報告書は、第1章から第5章で構成されております。第1章は調査概要、第2章は調査結果の分析、第3章は一般世帯調査結果、子供票と保護者票、第4章はひとり親世帯調査結果、子供票と保護者票、第5章は生活保護世帯調査結果、子供票と保護者票という構成である。  第2章が調査結果の分析で、4つのテーマで分析を行っている。  本日の説明は、第1章の調査概要と第2章の調査結果の分析について、主な部分を抜粋して説明をする。  まずは、1ページをごらんいただきたい。  第1章調査概要である。  調査の目的としては、本調査は子供のいる世帯の日ごろの暮らしや子供の様子、保護者の就業や所得の状況などについて、アンケート形式の調査を行うことで今後の本市における子供の貧困対策についての施策のあり方を検討する上での基礎資料を得ることを目的としている。  次に、2、実施概要である。  調査対象者は、ゼロ歳から18歳未満の子供がいる世帯で、次の3つの世帯を対象としている。  ①は、ひとり親世帯と生活保護受給世帯を除く一般世帯。これは無作為抽出で4,000世帯。②、ひとり親世帯の全数3,821世帯。③、ひとり親世帯を除く生活保護受給世帯の全数141世帯である。  また、10歳から18歳未満のお子さんについては、保護者票アンケートに子供票アンケートを同封し、お子さん自身にも回答していただいている。子供票の調査対象者数は、一般世帯1,603人、ひとり親世帯2,313人、生活保護受給世帯84人である。  調査期間は平成30年8月24日から30年9月7日まで、調査方法は郵送配布、郵送回収にて実施した。  次に、3、回収結果である。先ほどのそれぞれの調査対象者数から送付基準日における転出世帯等を若干数除き、表に記載されているそれぞれの配布数に対して、①一般世帯の回収数は保護者票2,073件、回収率は51.9%、子供票697件、回収率は43.5%。②ひとり親世帯の回収数は保護者票1,445件、回収率は38.0%。子供票744件、回収率は32.3%。③生活保護受給世帯の回収数は保護者票55件、回収率は39.6%。子供票28件、回収率は33.7%という回収結果であった。  次に、2ページをごらんいただきたい。  4、本調査における相対的貧困層の定義である。  本調査においては、国の国民生活基礎調査における貧困線を用い、おおむねその貧困線を下回る世帯を相対的貧困層として定義している。米印のところ──国の示す貧困線の考え方としては、等価可処分所得の中央値の半分の額を指し、直近の報告されている貧困線は122万円となっている。  また、中段、本調査においては、世帯の1年間の手取り収入、いわゆる所得を尋ねる設問では、この貧困線を意識して20段階の選択肢を設けている。それが下表、世帯人員ごとの相対的貧困層となる手取り収入の表で整理をしている。
     世帯人員の人数と手取り収入の回答により、貧困線のどちらになるかを判定し、貧困線を下回る世帯を相対的貧困層と、貧困線を上回る世帯を非相対的貧困層と定義して、その分類に基づいて調査結果をまとめている。例えば、3人世帯であれば、国の示す貧困線は211万円なので、目安となる手取り収入を210万円未満とする。手取り収入の設問に対し、3人世帯の方が調査選択肢1から4を選択した場合には相対的貧困層と、調査選択肢5以上を選択した場合には非相対的貧困層というように整理をしている。  続いて、4ページをごらんただきたい。  国の「貧困線」を下回る世帯とその世帯で生活する子供の割合である。  本市では、本調査より得られた世帯全体の手取り収入を使用して国の貧困線を下回る水準で生活する世帯と、その世帯に含まれる子供の割合を算出している。本調査で算出結果は、あくまでも参考値となるが、中段の表をごらんいただくと、18歳未満の子供がいる世帯のうち貧困線を下回る世帯の割合は5.97%、18歳未満の子供のうち貧困線を下回る世帯で生活する子供の割合は5.82%である。なお、貧困率のもととなる可処分所得は、国と市で制度が大きく異なっているため単純に比較できるものではないが、参考までに、国において公表している子供の貧困率は、平成28年国民生活基礎調査において13.9%である。  続いて、5ページ。第2章調査結果の分析について説明する。  最初に、各ページに掲載している図表について、注意点を申し上げる。  図表に掲載しているnイコールに記載のある数字は集計対象者数、表の中の数字は割合を示している。また、一般世帯とひとり親世帯については、先ほど説明した相対的貧困層と非相対的貧困層に分けている。また、この相対的貧困層と非相対的貧困層について分析を行う際には、第2章において経済的状況という表現を用いている。また、図表に記載している(子供票)は子供が回答したもの、(保護者票)は保護者が回答したものとなる。また、本報告書において分析手法の1つとして2つの設問を掛け合わせたクロス集計を用いている。例えば、5ページの図表1-1-3や図表1-1-4が集計となる。  それでは、2章について、主な項目について説明する。  まず5ページ、1、子供の生活の状況である。  (1)健康状態。子供の健康状態については、経済的状況による大きな差はないが、図表1-1-1をごらんいただくと、子供が回答した自分の健康状態については、「あまりよくない」と「よくない」を合わせた割合は、表の右側だが、一般世帯、ひとり親世帯、生活保護世帯の順に多くなっている。  続いて、6ページである。  (2)生活習慣である。図表1-2-3をごらんいただきたい。  子供が回答したお風呂の頻度については、非相対的貧困層に比べ相対的貧困層、生活保護世帯では、お風呂に毎日は入らない割合が多く、図表1-2-4をごらんいただくと、子供が回答した就寝時間については、ひとり親世帯、生活保護世帯で就寝時間が翌日午前0時以降と、遅い割合が多くなっている。  続いて、7ページである。  図表1-2-6の子供が回答した歯磨きの頻度や、図表1-2-7の保護者が回答したお子さんの虫歯の状況については、生活保護世帯において歯を毎日は磨かない割合や虫歯が未治療の割合が多くなっている。  続いて、8ページである。  (3)食事である。図表1-3-1をごらんいただきたい。  保護者が回答したお子さんの朝食の頻度については、表の右側、毎日朝食を食べない割合は一般世帯に比べ、ひとり親世帯、生活保護世帯で2割を超え、多くなっているが、いずれの世帯においても一定数いることがわかる。また、図表1-3-2、図表1-3-3をごらんいただくと、朝食や夕食をとっている場合でも、子供だけで食べる、1人で食べるという孤食等の状況は経済的状況や世帯状況に関係なくいずれの世帯でも見られる。  続いて、9ページである。(4)親子の交流である。  図表1-4-1、図表1-4-2、図表1-4-3をごらんいただくと、子供が回答した親との会話等の頻度、また、保護者が回答したお子さんとの会話の頻度については、生活保護世帯においては少ない状況がうかがえるが、一般世帯とひとり親世帯では大きな差はなく、また、経済的状況による影響も少なくなっている。  次に、図表1-4-4、図表1-4-5をごらんいただきたい。  保護者が回答したお子さんと出かけることだが、1年に1回くらいの家族旅行や遊園地等に行くレジャー関係については、相対的貧困層、生活保護世帯では、経済的にできない割合が多くなっている。  続いて、10ページ。2、子供の学習や居場所の状況である。  (1)学校での学習。授業の理解度であるが、図表2-1-1をごらんいただきたい。  子供が回答した授業の理解度については、学校の授業がわからないことがよくある割合は一般世帯の非相対的貧困層9.2%、一般世帯の相対的貧困層5.3%に比べ、ひとり親世帯の非相対的貧困層17.6%、ひとり親世帯の相対的貧困層22.1%、生活保護世帯35.7%であり、ひとり親世帯、生活保護世帯で多くなっている。  次に、図表2-1-2をごらんいただくと、授業がわからなくなった時期を年代別に見てみると、一般世帯、ひとり親世帯とも12から14歳では中学1年生のころや小学5~6年生のころが、15歳から17歳では高校1年生のころが多くなっている。  続いて、11ページである。  成績について、図表2-1-5、子供が回答した学校の成績、そして図表2-1-6、保護者が回答したお子さんの学校の成績についてごらんいただくと、子供票では「(やや)下のほう」と「下のほう」を合わせた割合、保護者票では「(あまり)よくない」「よくない」を合わせた割合が一般世帯の非相対的貧困層、一般世帯の相対的貧困層、ひとり親世帯の非相対的貧困層、ひとり親世帯の相対的貧困層、生活保護世帯の順に多くなっている。  続いて、12ページである。(2)学校外での学習・居場所である。  まず、学校外の学習である。図表2-2-2、図表2-2-3をごらんいただくと、子供が回答した自宅の学習環境として宿題ができる場所や自分専用の勉強机については、相対的貧困層、生活保護世帯では、「ない(ほしい)」割合が多くなっている。  次に、図表2-2-4の子供が回答した塾など自宅以外での勉強時間について、全くしていない割合や、また図表2-2-5の保護者が回答したお子さんを経済的理由で学習塾に通わせる、または家庭教師に来てもらうことができない割合については、一般世帯の非相対的貧困層、一般世帯の相対的貧困層、ひとり親世帯の非相対的貧困層、ひとり親世帯の相対的貧困層、生活保護世帯の順に多くなっている。  続いて、13ページである。  学習支援について、図表2-2-6をごらんいただきたい。  子供が回答した無料の学習指導の利用意向については、使ってみたい割合に大きな差はなく、3割から4割という状況となっているが、図表2-2-7をごらんいただくと、保護者が回答したお子さんに対する無料の学習指導の利用意向については、一般世帯の相対的貧困層において「利用したいと思う」が8割と多く、ほかの世帯でも6割前後となっている。  続いて、14ページである。居場所についてである。  図表2-2-11をごらんいただきたい。子供が回答した平日の放課後の過ごし方については、塾や習い事に行く割合が一般世帯の非相対的貧困層52.9%に比べ、一般世帯の相対的貧困層42.1%、ひとり親世帯の非相対的貧困層34.1%、ひとり親世帯の相対的貧困層25.5%、生活保護世帯3.6%と少なくなっている。  また、学校の部活動に参加する割合は、一般世帯の非相対的貧困層49.2%に比べ、一般世帯の相対的貧困層15.8%と特に少なくなっている。  続いて、15ページである。(3)進路・将来展望である。  進学希望・意向について、図表2-3-1をごらんいただきたい。  子供が回答した自分の進学希望については、高校までの割合が一般世帯の相対的貧困層21.1%、ひとり親世帯の相対的貧困層18.4%となっており、非相対的貧困層の1割以下に比べ多いほか、大学またはそれ以上の割合がひとり親世帯の相対的貧困層31.3%、生活保護世帯28.6%となっており、その他の世帯の4割以上に比べ少なくなっている。  次に、図表2-3─2をごらんいただくと、保護者が回答したお子さんへの進学意向については、一般世帯の非相対的貧困層に比べその他の世帯では高校までの割合がやや多く、大学またはそれ以上の割合が少なくなっている。  続いて、16ページである。将来の夢や自己肯定感である。  図表2-3-4をごらんいただくと、子供が回答した将来の夢の有無については、経済的状況や世帯状況によって大きな差はなかったが、図表2-3-8をごらんいただくと、「自分の将来が楽しみだ」などの自己肯定感に関する項目については、「あまり思わない」と「思わない」を合わせた割合が生活保護世帯では多くなっている。  続いて、17ページ。3、家庭の生活の状況である。  (1)住まいの状況。図表3-1-1をごらんいただくと、住まいの種類については、一般の非相対的貧困層に比べてその他の世帯は持ち家が少なく、民間の借家が多くなっている。  次に、図表3-1-4をごらんいただくと、経済的な理由で家賃を支払えなかった経験があった割合は、一般世帯の非相対的貧困層0.9%に比べ、一般世帯の相対的貧困層17.9%、生活保護世帯25.5%と多いほか、ひとり親世帯においても非相対的貧困層4.7%に比べ相対的貧困層の9.1%であり多くなっている。  続いて、18ページである。(2)の就業の状況である。  図表3-2-1、一般世帯の父親の就業状況、図表3-2-2、母親の就業状況をごらんいただくと、父親、母親とも相対的貧困層において正社員の割合が少なくなっている。  また、ひとり親世帯においては、図表3-2-3、現在の就業状況と図表3-2-4、ひとり親になる以前の就業状況を比べると、非相対的貧困層においては正社員の割合がひとり親になる以前26.5%から現在50.6%にふえているが、相対的貧困層においてはひとり親になる以前12.0%から現在14.8%であり、ひとり親になる以前も現在も正社員の割合は少なくなっている。  続いて、20ページである。  相談・情報源であるが、相談の状況については、図表3-3-1をごらんいただくと、子育ての悩みを心置きなく相談できる相手がいるかどうかについては、現在「いないが、ほしい」割合は、表の右側、一般世帯の非相対的貧困層8.9に比べてそれ以外の世帯では約2割と多くなっている。また、図表3-3-2をごらんいただくと、現在悩んでいることについては、子供の教育費の割合が一般世帯の非相対的貧困層以外の世帯で多くなっている。  続いて、21ページである。子育て関係の情報源については、図表3-3-3をごらんいただくと、子供に関する施策などの情報については学校からのお便りの割合が全ての世帯で5割を超えている。一方で、情報の入手手段がわからない割合は、経済的状況や世帯状況に関係なく全ての世帯において一定数いることがわかる。  続いて、22ページ、4、家計の状況である。  暮らし向きについては、図表4-1-1をごらんいただくと、暮らしの状況が大変苦しい割合は非相対的貧困層に比べ一般世帯の相対的貧困層、ひとり親世帯の相対的貧困層、生活保護世帯で多くなっている。  続いて、23ページである。(2)教育費である。  図表4-2-1をごらんいただきたい。進学に係る積立や学資保険の加入状況については、積み立てなどをしていない割合が一般世帯の非相対的貧困層19.4%に比べてその他の世帯では多くなっている。また、図表4-2-4、子供にとって必要な支援や、図表4-2-5、現在必要な支援については、一般世帯の非相対的貧困層以外の世帯で就学のための経済的支援や子供の就学に係る費用の軽減の割合が5割を超え、ニーズが多くなっている。  続いて、24ページである。図表4-2-6をごらんいただきたい。  子供の義務教育期間にかかる経費で最も負担に感じるものは、一般世帯、ひとり親世帯ともに非相対的貧困層では塾関係が、ひとり親世帯の相対的貧困層では制服、靴、かばんが多くなっている。  最後、25ページから27ページまでは児童手当、児童扶養手当、就学援助の支援制度の利用状況を掲載している。  以上、第1章と第2章について、抜粋して説明をした。  現在、この調査結果報告書の分析をもとに子供の貧困対策庁内検討会において課題の整理を行っているところである。今後については、見えてきた課題に対し考えられる対策を十分に検討し、庁内検討会の中で子供の貧困対策に関する事業等を検討していきたいと考えている。    …………………………………………… [質疑] ◆神子そよ子 委員  今課題を検討中ということだったが、いつごろを予定して、その事業を開始しようとしているのか。 ◎児童家庭課長 スケジュール的なことは、庁内検討会の中で検討していく中で、今年度対応できるものとかできないものとか、また来年度の予算化の事業に反映できるのか反映できないのか、そこも十分に検討して、来年度の予算化に反映できるような形で、事業を検討していきたいと考えている。 ◆岡田とおる 委員  アンケート、回収率をもう一回教えてもらっていいか。 ◎児童家庭課長 回収率は1ページの下のほうに掲載している。  回収率は、一般世帯が右側に書いているが、一般世帯が51.9%、保護者票である。  それから、ひとり親世帯の保護者票が38.0%、生活保護世帯受給世帯が保護者票39.6%という状況である。 ◆岡田とおる 委員  目的とすると、できるだけ市内のお子様方、全ての家庭の状況で、残念ながらなのか、アンケートとしては50%超える状況がちらほらあるのでいいものなのか、何とも言いにくいが、アンケートが返ってこなかったところ、もしくは回答拒否があるということなのか。 ◎児童家庭課長 ごらんのとおり、配布数、それぞれ、全部で約8,000世帯に送付しているところであるが、実際返ってこなかった、回答がなかったのがこの回収率……回収されなかったということになる。  そこら辺は、調査拒否なのか、たまたま忘れてしまったのか、理由はわからないが、そこら辺は回収していないということになる。 ◆岡田とおる 委員  そこが結構大事なんじゃないかなと思う。ある程度意識があって、こういうのにも返信してくれる家庭は、いいと思う、かえって。むしろそこで返ってこない家庭をどうフォローアップするかが重要なんじゃないかなと思うが、その点は何か考えはあるか。 ◎児童家庭課長 今、委員言ったように、確かにこの調査に協力いただいて……まずとても、いろんな調査票が多くて、多岐にわたるものを回答していただいた方、すごくありがたいと思っている。  この回答していただいた方の、この結果は、本当に貴重に有効にさせていただきたいが、今、委員言ったように、回答しなかった方というところが、確かに理由がわからない。拒否したのか、余りこの調査に回答しても反映されないから回答しないとか、そういう理由もいろいろあるかとは思うが、なかなかその理由を探ることができないので、この調査の結果の中から子供たちの困難な状況に置かれていることに支援に結びつけていくこともあるし、回収されなかった、見えなかった部分の世帯に対しても、どういうことが考えられるかということも探りながら、やはりこの調査結果の中から検討していきたいと考えている。 ◆岡田とおる 委員  結構難しい問題だと思う。なので、まず、第1回目の調査で38%ぐらいから51%の回収率というのはそこそこいいのかなと思うが、そこで方向性を出していただきたいのは当然だが、やはりいろんな昨今起こっている問題でも、子供の回答自体が、これが本当に子供の率直な意思で書かれているものなのか、親御さんとの関係だとかそういうところも、どうやって整理をして状況をつかんでいくかというのは難しいと思うが、今後やっぱりそれは理解をして、把握をして、対策を組んでいく必要性が十分に必要なことだから、ぜひ丁寧に続けていっていただきたいと思う。 ◎児童家庭課長 まず、今回の調査票、当初保護者に対してだけ調査をお送りしようと思ったところだが、子供の本音を聞きたいというか、回答していただきたいということもあったので、保護者票のところに子供さんの子供票も入れて、それで同時に送っているが、ただ、お子さんが保護者の方に内容を見られたくないということもあるかと思ったので、お子さんは封筒に入れて封をして親御さんに渡して、それで親御さんと一緒に送ってという形で、当然匿名なので、そういう形で工夫して、調査票を送付させていただいたところである。 ◆今仲きい子 委員  引き続き、子供票について伺いたいが、今のは、親と同一世帯で子供票と保護者票を送ったということで、子供票単独では送ってないということでよろしいか。 ◎児童家庭課長 そのとおりである。 ◆今仲きい子 委員  そうすると、回収率が約1割程度、一般世帯だと違ってくるというのはやっぱり問題なのかなと思ったり……そういうふうにも見られたりするかなと思う。  それで、先ほど言っていたみたいに、やっぱり子供の書いたものって、親が見てしまうところもあると思うので、その辺は調査としてどうだったかなという気はしている。たとえ封に入れたとしても、それは見られる状況にもなっていると思うし、そこ、工夫が必要だったかなと思う。  また、1点質問だが、10歳から17歳とした経緯を教えていただきたい。 ◎児童家庭課長 10歳から18歳のお子さんを対象にしたことについては、小学校5年生から中学生、高校生までということで、ある程度お子さんが自分で設問を読んで回答できるような年齢ということで、10歳から18歳未満ということにさせていただいた。 ◆今仲きい子 委員  最初の説明のときに、さまざまな課が横断的にこの貧困対策について検討している、対策を打っているということだが、そのさまざまな課を教えていただけたらと思う。 ◎児童家庭課長 庁内検討会は、市長部局で10名、教育委員会で10名、合計20名で、会長が健康福祉局長となっている。  課名を申すと、市長部局では健康福祉局長、子育て支援部長、児童家庭課、地域子育て支援課、家庭福祉課、保健所理事、地域保健課、福祉サービス部長、地域福祉課、生活支援課、あと教育委員会である。 ◆今仲きい子 委員  何部署か。 ◎児童家庭課長 20名で6部署、12所属である。11課、あと総合教育センターがあるので、12所属である。 ◆宮崎なおき 委員  回収結果の回収率のところで、ひとり親世帯の親御さんが38%、お子さんが32.3%で、生活保護受給世帯の親御さんが39.6%、お子さんが33.7%であったり、一般世帯の回収率も細かく載せていただいているが、16ページのところで、切なくなるなというところがあって、図表2-3-4、子供票、将来の夢ややりたいこと、なりたいもの、生活保護世帯の方も「ある」と68%弱のお子さんが答えたにもかかわらず、図表2-3-8を見ると、自分の将来が楽しみだ、「あまり思わない」「思わない」という割合が57.1%と、夢があるにもかかわらずその夢がかなうか、かなわないかというところで非常に諦めを感じてしまうような、アンケートの結果を見ると、もうちょっと何とかならないのかなと考えたときに、例えば生活保護受給世帯であれば、ケースワーカーにアンケートの協力をしていただいて回収率を上げるとか、あとお子さんのほうに関しては、あなたひとり親だからあなただけアンケート書いてって、小学校とか中学校へ行っているときにやると、何かまたそれはそれでいじめの対象になったりとか、何で君だけそういうアンケートがとかって問題にもなるので、なかなか難しいかもしれないが、何かやり方や工夫によって回収率を上げて、主観で、切ないこういうアンケート結果にならないような施策を早く進めていっていただきたい。  アンケートの回収率に関してはどうか。先ほどもお答えいただいたが、もう一度……。 ◎児童家庭課長 回収率については、返信用封筒を同封するとか工夫をしたところだが、あと生活保護世帯に関しては、ケースワーカーからこういう調査が行くというような話もしてもらった上で、一応、できる限り回収率を上げるように工夫したつもりだったが、結果的にこういう結果となっている状況である。 ◆日色健人 委員  今の16ページの宮崎委員の話で、分析だが、16ページの図表2-3-4、ポイントの差を──分析の一番上の1行目では大きな差はないというふうにしているんだが、74ポイントと67ポイントじゃ、1割の差があると思うが、これは大きな差はないとしていいのか。  上で見ればさ……だから、今、いわゆる標準的な家庭と経済的に困難のない家庭と生活保護の家庭とで、74ポイントから67ポイントまで……「ある」の話では7ポイントの差があるし、逆に「ない」という24.3から32.1って8ポイントの差があるが、これを大きな差がないと言っていいんだろうか。 ◎児童家庭課長 確かにこのポイントの差はとても慎重に、微妙な、そういうことで考えなければいけないところだが、ほかのものに比べると、ほかの図表に比べると、ほかのページの図表に比べると特に大きな差はないと……例えば、74.4と67.9を比べると、6.5の差ということで、特に大きな差はないという表現にしているが、ただ、今、委員から話があったので、そういう部分もやはり認識しながら検討を進めてまいりたいと思う。 ◆日色健人 委員  あと、図表2-3-4と図表2-3-8、宮崎委員の言うことで、上と下を組み合わせると大分差が出てくると思う。もちろん図表2-3-8の楽しみかそうじゃないかは、2つで大分差があるから、31ポイントと15.8の差もあるから、分析はクロスでやると難しいのかなと思うが、ここは宮崎委員も言ったが切ない結果があると思った。なので、書き方の話だと思うが、丁寧に見ていただければいいなと思ったので、よろしくお願いする。 ◆今仲きい子 委員  回収結果のところで、貧困層の方が回答した件数は出ているのか。  アンケートを配った結果、どのくらいのアンケートが貧困層の方に行っていて、それに対して戻ってきている回収率は……(日色健人委員「そもそも貧困かどうかわかんないもんね。送った先がね」と呼ぶ) ◎子育て支援部長 アンケートの回答によって貧困層か貧困層じゃないかの確認をするので、送っただけではどちらの層に当たるかは……。 ◆今仲きい子 委員  はい。わかった。 ◆岡田とおる 委員  今、日色委員からも出たクロス的に見るとという話があったが、多重解析とか、その分析自体は、ここからデータが上がってきて……統計をかけるのか。
    児童家庭課長 一応この報告書で3章から5章までが実際直接的な設問に対する回答だが、そこをクロス集計したりしてこの調査結果の分析2章にはなっていないが、一応この報告書から検討していく。 ◆岡田とおる 委員  生データ、集計したグラフということか。 ◎児童家庭課長 そうである。 ◆岡田とおる 委員  例えば、設問の2と3とか、3と4とかを比較するような多重解析とか相関を見るとか、それはこれからということでいいのか。 ◎児童家庭課長 クロス集計については、2つの設問をクロスする集計などは、例えば5ページの図の1-1-3、これはお子さんが回答した自分の健康状態と保護者が回答したお子さんの健康状態をクロス集計しているものだったり、あとは年齢別に──10ページなどは図表2-1-2で年齢とクロス集計をしていたりとかしているので、ここら辺が単純集計と2つの設問をかけ合わせたり年齢別にしたりという集計結果になっている。 ◆岡田とおる 委員  公衆衛生上の統計処理があるはずなので、当然クロス集計で、例えば親御さんが健康と答えたお子さんの健康と答えている割合がどれぐらいだとか、それが多分このクロス集計だと思う。そうじゃなくて、多重解析といって、幾つかのカテゴリーの中の要素で、何か関係性があるか。  例えば、将来に希望を抱けないというお子さんは、健康状態が悪くて経済状態がよくなくてとか、むしろよくてテレビを見る時間が長くてとか短くてというのを相対的に集計をかけると、ある一定の答えに導かれたものの関係図が出てくるというのか……因子、一番影響が高いんじゃないかというのが出てくるはずなので、そういうのもされると分析がさらに進むんじゃないかなと。悲しい、切ない答えというのは、当然心情的によくわかるが、その心情的なところから一歩進んで科学的に、統計的に整理をすると、多分見えるものがいろいろ変わってくると思うので、ぜひそういう統計手法なんかもふんだんに取り入れてやっていただいたほうがいいんじゃないかなという提案である。 ◎児童家庭課長 主に第2章のこの調査結果の分析をもとに、今、これは分析だけなので、この後、今、委員が言ったように、この部分とこの部分をかけ合わせて考察的に検討して、それに対してどのような支援をしていったらいいかを庁内検討会で検討し始めたところである。 ◎子育て支援部長 今課長から申し上げたような形で分析をやらせていただいているが、生のデータはあるので、例えばここから多重解析をかけることもできないことではないとは思っている。  ただ、今そこまでの話にはなってないところで、意見を参考にさせていただいて、いろいろ考えさせていただきたいと思う。 ◆神子そよ子 委員  この調査をするに当たり、恐らく28年に国民生活基礎調査が出て、ここから始まって、どんなアンケートにするのか、恐らく1年とか2年とかって既に経過していると思う、ここまで来る段階で。  さらに、分析をきっちりすることももちろん必要だと思うが、そこに時間をすごくかけるというよりも、とにかく急いで、子供の貧困対策をどう事業として進めていくのかを早急に進めていただきたいのが一番お願いしたいところである。  質問ではない、ぜひそこを急いで取り上げて、手をつけていってほしいと思うので、ぜひその点は早急にお願いする。 ◆上田美穂 委員  これから考察をするということだが、市の方以外の専門家が加わるような予定はあるのか。 ◎児童家庭課長 今のところ、本市の庁内検討会のメンバーで検討していく予定である。 ◆いとう紀子 委員  これからになると思うが、今後も実施アンケートをまたする予定があるのか。 ◎児童家庭課長 現時点では未定である。 ◆いとう紀子 委員  私にも無事届いたが、アンケートを回答している部分で、答えにくい問題が結構あったので、例えばうちの子がまだ保育園だったのに毎月お小遣いを渡すという欄で「している」「したくない」「経済的にできない」という部分があったが、まだ小さいからあげてないから回答欄がないという部分もあった。そういった面で、あとは、やはり答えにくい問題もあったので、無回答のものにも何か意味があると思うが、無回答のものに関しては何か記録をとっていたり等は……対処はしているのか。 ◎児童家庭課長 お子さんが回答するとき、また保護者の方がどれにつけたらいいかわからないような設問だったということだが、そういうお子さんが答えづらいことがないように、一応設問は、他市の状況なども確認したり、あと、国の子供の貧困対策に関する大綱なども出ていて、国でも、大枠だが、調査項目を示しているので、そういうのをいろいろ鑑みて検討しながらつくったところだが、回答してなかった部分については、どうして回答しなかったのかというところはこちらで想定をしながら、もしかしたら答えづらかったのかなとか、答えたくないのかなとか、想定しながら検討というか、それをこの施策に結びつけていくように、一応念頭に入れておくので、ありがとうございました。 ◆いとう紀子 委員  最後に、自由に記入する欄があるが、そこの部分に関してはどのような対応を今後されていくのか。 ◎児童家庭課長 やはりそこも一番とても重要なところだと思うので、そこについても集計をして、やっぱり検討していく材料として検討していきたいと思う。 ◆いとう紀子 委員  問題的にも50問近くの問題があるものを、皆さん時間を割いて書いていただいたものになるので、丁寧に今後お答えをお願いする。 ◆今仲きい子 委員  自由記載欄はすごく重要なところだと思っていて、結構な方が回答されていると思っているので、できればどのような……一番最後のところに書いてあるが、育児、子育て、遊び場に関して226件、これだけではなくて具体的なところをちょっと知りたいなと思っている。  今、質問されて、調査票を再度見たが、想定しているのが子供にしてもやっぱり大き目の子供がいる親を想定しているような調査票に見えるかなと思った。やっぱり保育園とか、もっと赤ちゃんとかいる子供を持つ保護者に対してはアンケートの答えるにもなかなか難しい調査項目があるのかなと思ったので、その辺、もし次回行う場合には考えていただければなと思う。  虫歯の数とかも、もしかしたら歯がない子がいるのかもしれないので、どこの何歳ぐらいの子供かというところ……もうちょっと項目とかお子さんの年齢とか考えて、調査票をつくられたらよかったかなと思った。 ◎児童家庭課長 参考する。 ◆石崎幸雄 委員  先週参議院のほうで改正の子どもの貧困対策推進法が可決されて、そして市町村にも計画に対して努力義務を課していくというようなことがうたわれているが、本市においては、大体スケジュール的にはどんな感じで考えているのか。 ◎児童家庭課長 先日報道であった、今、委員が言った改正、子どもの貧困対策法の関係が可決されたことは私も認識している。  このスケジュール感は、一番最初に申し上げたように、これだけ多岐にわたる調査結果なので、まずは丁寧にじっくり検討して、来年度の予算化に向けて進めたいとは考えている。また、進めていく中で、計画というような方向性だが、本市の計画は、現在も、それぞれの関連事業、子供の貧困対策に関する事業というのが掲載されているので、そういうところも、ほかの計画との調整を図りながら、じっくり検討を進めて、本市の子供の貧困対策の方針については、通常の計画というような形ではないかもしれないが、何かしら整理して、取りまとめたものを形にしていきたいと考えている。  一応、何か形にするというのは来年の3月をめどに考えている。 ◆日色健人 委員  今、自由記述欄の話があったが、報告書の255、256ページに自由記述のところは件数でまとめていただいてある。これ、べた打ちしたものはあるのか。全部打ち込みしたものはあるのか。 ◎児童家庭課長 はい、ある。 ◆日色健人 委員  見せてもらうことはできないのか。もしかしたらアンケートをとる段階で、議会に見せる前提じゃないから見せられないというならそのままだが、アンケートでどんな意見が出たか知りたいという話なので、それぞれのその家庭のスタイルを、親への不満とか書かれていても困るが、意見としてあるのであれば、見せていただけるのであれば、ありがたいなと思う。委員会に提出してもらうことはできるのか。 ◎子育て支援部長 回答内容で、お渡ししても問題ないかどうか確認させていただいた上で回答させていただければと思うが……。 ◆日色健人 委員  皆さんに諮ってもらって……個人の調査依頼でもらってもいいが、何か僕が調査依頼をかけるのも何か変だから、皆さんに聞いてもらって、皆さんが欲しいと言えば委員会として提出求めたらいかがか。 ○委員長(石川りょう) はい。  ただいま日色委員から今回の報告書の255ページ、256ページの自由記述についてのところ、どういった内容が……保護者の票の全体のところも、自由記述にどのようなことが書いてあるかというところについて、委員会として資料提出を求めたらいかがかというお申し出をいただいた。  執行部の皆様からは、チェックの時間が必要だが、出せるところであれば出せるというお答えをいただいたと思う。  皆さんにお諮りしたいと思うが、委員会全体としてこの資料要求を行うということでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) はい。それでは、執行部の皆様、よろしくお願いする。          14時02分休憩    ─────────────────          14時06分開議 6.行政視察について ○委員長(石川りょう) 本日は、今年度の行政視察に関し、視察先及び視察内容と日程について、協議いただきたいと思う。  それではまず、視察先及び視察内容について、協議願う。  なお、協議の際の参考として、事前に過去の視察項目一覧を議会会議システムに配架をしている。  それでは、視察先及び視察内容について、希望や意見のある方、発言を願う。 ◆神子そよ子 委員  1つ事前に考えてきたところがあるが、口で言うとわからないかなと思って、メモ的なものだがつくってきたが配付してよろしいか。 ○委員長(石川りょう) 皆様、今、神子委員から、メモを配付させていただきたいということだが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) それでは、配付をお願いする。 [資料配付] ◆神子そよ子 委員  私は、医療機関でこの仕事をする前に働いていた。ちょうど医療センターの建て替えもこの先あるということで、きょうあんなに詳しくもう出ているというのを全然事前に知らなくて、これは全く偶然というか、自分で思ったのと、きょう医療センターの話があったが、福岡の健和会の大手町病院という病院計画だが、着工がことしの9月、そしてオープンが来年の11月ということで、今の医療センターの規模に比べると似たような感じ、多少大きくなるような形の民間の病院だが、多少これから建て替えをしていく上で参考になるかなと思って提案をした。  科としては、医療センターに比べたら全然少ないし、ただ、先ほども医療センターの計画の中でも聞いた救急にすごく特化しているところで、救急車の受け入れ台数なんかも、下にあるが、赤字で書いてあるのが今の医療センターの現状の数字になる。例えば、延べ床面積、病床数とか、救急の受け入れ台数とかは、赤字のところは現在の医療センターのホームページ上で調べただけだが、その内容になっている。  費用的には全然安く、先ほど言っていた437億に比べたらもう全然安い、132億というような金額。坪単価については、先ほど47ということで、延べ坪単価にすると144万円ぐらいだったかな……3倍ぐらいするので……どうか。 ○委員長(石川りょう) 提案いただき、ありがとうございます。  皆様のほうで、今、神子委員が提案していただいたところに、質問や意見はあるか。 ◆今仲きい子 委員  着工前ということだが、どんな形で視察になるのか。 ◆神子そよ子 委員  でき上がっていれば、本当によかったと思うが、着工前でも一定医療構造とか、あと収支の見通しとか、中長期計画でかなりしっかりされている病院なので、これから建て替えていく上で一定の、そういうやり方、見方もあるんだなというような、事務的なこと、机上で話を聞くことになると思う。現地の方から話を聞くことになるかと思う。 ◆岡田とおる 委員  確認だが、民間か。 ◆神子そよ子 委員  そうである。 ◆岡田とおる 委員  民間の建て替えに関してであれば、かなり都内や関東近県もたくさんあるはずだが、この北九州を選ばれたのは何か理由があるのか。 ◆神子そよ子 委員  特に理由はない。私が勤めていた医療法人の同じグループ内のところで、たまたま同じ規模の病院が建て替えをするということで、いかがかなと思っただけで、特に何もない。 ◆岡田とおる 委員  ありがとうございました。 ◆神子そよ子 委員  近場でもきっともっといろいろあると思う。 ○委員長(石川りょう) 神子委員に対する何か聞きたいことがなければ、岡田委員お願いする。 ◆岡田とおる 委員  今神子委員からもあったように、例えば大きな病院で、民間も含めて視察というのであれば、何施設か挙げて、例えば、正副委員長に最終的に選んでいただくとか、いろんな方法があると思うので、気になる医療機関、ないしその建て替えが進んでいる施設を挙げればいいんじゃないかなというのが1つ提案である。  それと、個人的には、総合医療特区を──九州の延岡がメディカルタウン云々というので申請をかけてやっている自治体がある。自治体で取り組んでいるメディカルタウン構想系、さらにそこを国の医療特区、総合特区をとってやっているところがあるので、そういう延岡が1つである。  病院関係では、個人的には何カ所かあって、今後の高齢社会に向けての地域づくりでCCRCという発想があって──コンティニューテッド・ケア・リタイアメント・コミュニティーの略で、日本語でいうと「継続的なケアつきの高齢者たちの共同体づくり」という取り組みがあって、先進事例として金沢と那須のユイマールというところがあるので、そこはいかがかなという提案と、もう1つは、今後やっぱり技術革新が進む中で、介護ロボット系を取り入れた取り組みをやっているのが、藤田保健衛生大学で、愛知県豊明市にある。ここの藤田保健衛生大学と自治体が連携をして、地元の豊明市のURの中にそういう先進スマートシティーというか、ロボティックスマートホームというのをつくって、介護環境の充実の実験的な取り組みをやっている市があるので、提案する。  最終的には正副の判断に任せる。 ○委員長(石川りょう) 岡田委員の提案していただいたところに対して、何かお聞きになりたいことはあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ◆宮崎なおき 委員  私が提案するのは、町田市にあるデイサービスで、つながりの開という事業がある。ここは、さまざまな行政や、先日フェイスブックか何かで公明党の国会議員かな……見学に行かれたりとか、脚光を浴びているところで、高齢者のデイサービスに来ていただいた利用者に仕事をしていただく。デイサービスに通っていただいて、そこから車の洗車の仕事に行ったりとか、あとポスティングの仕事に行っていただくようなことをやっていて、介護保険法上、なかなかこれでデイサービスの算定をすることが基本的には難しいはずだが、そこを保険者として認めていたりとか、きっと何かしら法の解釈をしているんだろうなということを……その辺も聞きたいのと、あと、実際にどのぐらいニーズがあって、そこに通っている利用者の方がどれだけやりがいを持って仕事に臨まれているのか。デイサービスに来ているのか、仕事に臨まれているのか、その辺の現場の声を聞きたいなというところで、町田市を提案したい。 ○委員長(石川りょう) ただいまの宮崎委員の提案に対して、何かお聞きになりたいことはあるか。 ◆日色健人 委員  視察は、別に泊まりで行かなきゃいけないものじゃなくて、随時行ってもいいと思うので、近場のところであれば、来月でも再来月でもぱっと行って、受け入れてくれればの話だが、どんどんやればいいんじゃないかと思う。みんなが行きたいと言えばね。 ○委員長(石川りょう) 今いただいた意見のように、1年に1回の視察ではなく、先ほど決めていただいた所管事務調査のところとかでも行けるかなと思う。そういった点、正副委員長に後ほど一任いただければと思う。  他に提案のある方、いるか。視察先、視察内容について。日色委員はあるか。 ◆日色健人 委員  行財政改革プランで、検証対象事業になっている60事業、これは、もちろん総務委員会の仕事をとるつもりもないが、うちの委員会で所管する事業で、他市と比べて突出しているものが幾つもある。恐らくここに挙がっているものは、他市も昔は突出していた、きっと。それを多分切り下げてきた。その辺のんびりしていたから、今ここでまとめて60も挙げてきて、みんなからやいのやいの言われているんだと思うが、例えば突出したもののほうを切り下げた自治体に行って、あるいは見直した自治体に行って、市民生活のどういう影響が出ているのか。  例えば、敬老事業、今までは各町会に2,000円配って敬老会やってもらっていたのをやめたといった自治体があったとしたら、実際にそのまちの高齢者の方がどう思っているのかとか、市政運営にどういう影響が出たとか、あるいはそれを見直したことでどういった効果が出たとか、あるいは出なかったとか、そういうのを見に行くのもいいんじゃないのかなと思う。  例えば、見直しの対象になっているのとか、合併するものとか、そういったものの先行事例を見て、やっぱりこうやって敬老会やめたら年配の方への敬意が薄まってしまって町としてよくないから、やめるのはやめようとか、あるいはやめても影響ないというなら、進めてもいいんじゃないかという話になるだろうし、そういった、これからの課題になるものの先行事例を見に行くのはいいと思うので、こういった60事業の中から類似したような事例を見に行って、そこから学ぶのが委員会として個別にあってもいいのかな。そういった話であれば、多分総務委員会の所管を侵すこともないし、うちのまちで、いざ実際にそういったことが俎上に上ってきたときに委員会として意見が言えるのかなと思うので、こういったところから切り出しをしていって視察先を決めるのもあってもいいかなと思うので、正副委員長にお任せする。 ○委員長(石川りょう) 今の日色委員の提案について、何かお尋ねになりたいことはあるか。      [「賛成する」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) まさに、正副委員長で話したとき、先出しになって申しわけないが、次のテーマのところで話そうと思っていたが、1回目と2回目の毎月やるものに関しては我々で皆さんに提案したいことがある。でも、その後にやっていく所管事務調査の中で、まさに今日色委員が言ったような行革のプランの中に示されている60事業のうち本委員会に関するものを、まずは所管事務調査で聞いていこうというようなことを提案しようと思っていた。そういったところをやった上で、この事業だなというのが皆さんの中で共通の認識を視察の前につくっていけるのであれば、そういったところも考えてみて、非常にいいかなと思っている。正副委員長としてはそのような考え方もあったということは、お伝えをしておきたいと思う。 ◆石崎幸雄 委員  視察についてということを言われていたが、具体的なところまで絞り込んでいなかったので、2回目、3回目のときにそういった提案ができればいいなと思っている。また、今紹介いただいた60事業の見直しということも含めて、提案できればいいなと思っている。 ○委員長(石川りょう) それでは、ただいまいただいた希望や意見等を踏まえて、視察先、視察内容については、正副委員長において調整もさせていただくし、今石崎委員が言ったように、少し考える時間もとっていきたいなと思う。  でも、調整する中で後ほど決める視察の日程で受け入れが可能なところ、そういったところでないとそもそも行けないので、そういった視察先との調整はさせていただこうかと思っている。  そのような形で、視察先については正副委員長に一任をいただくということでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) はい。皆様からいただいた意見はしっかり反映させていきたいと思っている。  そのように決する。  次に、日程について協議願いたい。  議会の諸行事等の関係から、正副委員長としては、日程については10月23日水曜日から11月1日金曜日までの間のどこかで実施したいと考えているが、いかがか。  ちなみに、他の常任委員会も、この日程で提案をしている。  何かある方は、発言を願うが、いかがか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) 宿泊日数、この日程についても、ここで決めたい。1泊2日か、2泊3日かというところになってくるが……。 ◆日色健人 委員  どこ行くかわからないのに、1泊も2泊も……。 ◆岡田とおる 委員  それは内容による。日程と泊数ありきではいかがなものかと思う。
    ○委員長(石川りょう) では、そのあたりも含めて、我々正副で皆さんからいただいたものとか──実は正副委員長としても、これから船橋市の中でこの健康福祉委員会で大きな話題となりそうな分野として、神子委員からも提案いただいた医療センター、児童相談所、放課後ルーム、あとは、今まさに報告があった子供の貧困などについて抽出していければと思っているので、そういった中での調整で、泊数とかも正副に一任でもいいか。いきなり2泊3日になって、嫌だとかいう人いないか。大丈夫か。 ◆日色健人 委員  公務で嫌だと言ったら……。 ○委員長(石川りょう) 公務である。  なので、正副に一任いただいてもよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) 皆さんに事前に相談はするので。  それでは、日程としては10月23日水曜日から11月1日金曜日までの間で実施をしたいということまで決めさせていただきたいと思う。  次に、同行理事者について、視察事項に関係する理事者とすることで、正副委員長に一任願いたいと思うが、いかがか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) では、そのように決する。  それでは、詳細のところは正副委員長に一任を願って、次の定例会において皆さんに行程案までも含めて、事前に相談もするが、お示しをしていきたいと思う。  本件について、他に皆さんから何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり]    ───────────────── 7.次回の委員会について ○委員長(石川りょう) 先ほど本委員会の定例会化が決定したので、日程及び議題について、協議願う。  正副委員長としては、今期新たな委員構成となったので、今後委員会活動を行っていくに当たり、まずは本委員会が所管する市のさまざまな現状を皆さんで包括的に共有してはどうかと考えている。  そこで、次回及びその次の2回分については、船橋市の後期基本計画に基づいている実施計画の中で重点事業として掲げられている各事業の概要及びその現状について、それぞれ理事者から説明を受けてはどうかと考えている。  詳細については、今お手元に配付した資料をごらんいただきたい。  現在の実施計画において、めざすまちの姿の実現に向けた取り組みとして、重点事業とされているもののうち、健康福祉委員会所管の項目を抜粋した。表の一番左にある項目単位で、それぞれ15分から20分程度理事者から説明を受けて、その後簡単な質疑を委員から行うという予定で考えている。  スケジュールとしては、7月の委員会では、安心して暮らせるまちの各事業について、8月の委員会では、笑顔あふれる子育てのまちの各事業について、所管事務調査を行ってはどうかと考えている。  なお、安心して暮らせるまちの3つ目にある市立医療センター建て替えの検討については、本日理事者に説明していただいたので、省略をする。  このような内容で7月及び8月の委員会活動を提案したいと思うが、皆様いかがか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) では、そのように決する。  次に、日程についてである。  休憩する。          14時29分休憩          14時36分開議 ○委員長(石川りょう) 会議を再開する。  協議の結果、7月の委員会は7月31日午前10時から、8月の委員会はその翌日の8月1日午前10時から開会することに決する。  また、出席理事者や当日の協議の順序等の詳細については、正副委員長に一任いただくよう、お願いする。    ─────────────────  なお、開会通知については、後日配付をする。 ○委員長(石川りょう) 他に皆様のほうで何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(石川りょう) それでは、本委員会を散会する          14時37分散会    ───────────────── [出席委員]  委員長  石川りょう(真政会)  副委員長 いとう紀子(自由民主党)  委員   日色健人(自由市政会)       渡辺賢次(自由市政会)       上田美穂(公明党)       石崎幸雄(公明党)       宮崎なおき(市民民主連合)       岡田とおる(市民民主連合)       神子そよ子(日本共産党)       今仲きい子(みらい@船橋) [傍聴議員]       大沢ひろゆき(自由市政会)       林利憲(自由市政会)       米原まさと(自由市政会)       佐々木克敏(自由市政会)       池沢みちよ(みらい@船橋)       朝倉幹晴(みらい@船橋)       齊藤和夫(真政会)       鈴木和美(真政会) [説明のため出席した者]  伊藤健康福祉局長  野々下健康・高齢部長  楢舘健康政策課長  杉森福祉サービス部長  宮辺指導監査課長  丹野子育て支援部長  岩澤児童家庭課長  桜井地域子育て支援課長(参事)  豊田療育支援課長  高原病院局長  村田副病院局長  北川医療センター総務課長  出戸医療センター医事課長(参事)       その他 課長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 杉原議事課主任主事          菅原議事課主事...