[
質疑]
◆
坂井洋介 委員 二和西6丁目の66P002と、同じく
二和西6丁目の66−095、この2つの路線だが、これは66−095と66P002というのは、つながるということでよろしいか。
◎
道路管理課長 委員おっしゃるとおりである。つながる。
◆
坂井洋介 委員 それで66−095については、ここは車も通れるが、66P002のほうは、こちらは車が通れない道になるということでよろしいか。
◎
道路管理課長 おっしゃるとおりである。
………………………………………………
[
討論]
なし
………………………………………………
[
採決]
全会一致で可決すべきものと決した。
10時32分
休憩
──────────────────
10時33分
開議
A陳情審査
△
陳情第8号
JR下総中山駅
南口の
バリアフリー化に関する
陳情
[
理事者説明]
◎
道路計画課長 陳情第8号、
JR下総中山駅
南口の
バリアフリー化に関する
陳情の願意についてご
説明する。
下総中山駅の現状としては、駅の南北2
方向に
出入り口がある。お配りした
写真をごらんいただきたい。駅の
北口と
南口の
写真となっている。まず
北口の
写真をごらんいただきたい。
北口に関しては
バリアフリー化されており、
駅前広場へスムーズに移動できるようになっている。次に、
南口の
写真をごらんいただきたい。
南口に関しては、
駅施設と
道路に
高低差があり、
階段が6段設置されており、
バリアフリー化されていない。また、接続する
道路の幅員も狭くなっている。
願意としては、
南口の
バリアフリー化を進めるために、
市川市と協力して、
東日本旅客鉄道株式会社への要請を求めるものである。
次に、これまでの本市より
東日本旅客鉄道株式会社への
要望実施の
状況について
説明する。
下総中山駅
南口の
バリアフリー化については、
千葉県
JR線複線化等促進期成同盟を通じて、
平成15年より
要望を行っているほか、直接
東日本旅客鉄道株式会社千葉支社にも改修の
要望を行っている。なお、最近としては、ことしの1月28日に
市川市の
担当課とともに
東日本旅客鉄道株式会社千葉支社を訪問し、
要望を行ったところである。
………………………………………………
[
質疑]
◆
坂井洋介 委員 ご
説明の中にあった、
市川市とともに、まさに直近では1月28日に
市川市と一緒に
千葉支社のほうに伺ったというようなご
説明があったが、そこでの
JR側からの回答とか、そういうのはどのようになっているのか。
◎
道路計画課長 JRからの回答については、
駅北側について
バリアフリー化済みであるため、
移動円滑化基準で求められている、移動等円滑化された経路を1経路以上設けなければならないというところを達成しているため、
自治体のほうで
バリアフリー化については負担等実施すべきということを
JRはおっしゃっている。
◆
坂井洋介 委員 自治体のほうで負担をしてほしいというような
お話だったということだが、ここの
下総中山駅の
南口を
バリアフリー化するに当たって、どれぐらいの予算が必要になるものかというのは、市のほうでは、試算はしたことあるか。
◎
道路計画課長 市において、
事業費の算出は行っていない。というのは、
バリアフリー化に関する費用については、設置する設備の違いであるとか、
エレベーターを設置するのか、あるいはスロープを設置するのか、あるいは場所をどこにするのか等、これについて、条件により
事業費かなり異なると思っており、市で算出するのは困難であると考えている。
◆
坂井洋介 委員 いろいろな
方向があるという
お話が今あったが、ここの6段……ここ
南口の
階段が、その6段の中で
エレベーターをつけるというのは、技術的にこれは可能だと考えているか、見解としては。
◎
道路計画課長 同じような
高低差の
JRのほかの駅において設置されている
事例があるので、技術的には可能であると考えている。
◆
朝倉幹晴 委員 言われた、その
JRのほかの駅で、技術的に同じような
階段で設置されているという話だが、それはそこにしかないという
状態か。つまり、口が
下総中山みたいに2口あって、1口は
バリアフリー化されているという
状態じゃなくて、そこを
バリアフリー化しないと1カ所もないという
状態か、今おっしゃった場所は。
◎
道路計画課長 これ、ちょっと遠いところで、
JRの東日本の範囲内ではあるが、その1カ所について
出入り口があって、そこに
エレベーターを設置されていて、その段差が6段ほどやはり同じようにあり、そこに1基設置されている
状態かと思う。
つけ加えて、恐らく
出入り口が1カ所しかないのではないかなと思われる、駅の構造からすると。
◆
朝倉幹晴 委員 2015年に、私も聞き及んでいるが、
本中山自治会町会連合会が
署名集めしたということだが、これは市のほうはどういうふうに把握しているというか、市の……これは多分
JRに届けられたのではないかと思うが、市のほうはどのように把握されているのか。
◎
道路計画課長 これ、
署名活動に市として2名が同行している。この
署名を当日お渡ししているようなのだが、その
署名をお渡しするということについて、事前に聞かされていたものではなかったと聞いている。
◆
朝倉幹晴 委員 その
署名を提出したことを市に対して……市がはっきり、事前に聞かされてなかったということか……
JRに対してやったということですね。わかった。
◆
藤川浩子 委員 先ほど技術的には
エレベーターの設置は可能というような
お話もあったが、現実、この
南口のところに
エレベーターの設置を考えるとしたら、どこが想定されるのか。
◎
道路計画課長 南口に関しては、
階段等設置されている間口がある中で、両脇というか、
高架橋になっている柱がその
階段の両脇にあり、さらにその脇には
駅務室であるとか
商業施設が建っているので、こちらについて設置をどこにするかというところは、やはり
JR側に考えていただかないと構造的にも決まってこないのかなと、設置位置含めて、と考えている。
◆
藤川浩子 委員 そのようにちょっと考えると、どちらかをつぶさなきゃいけないとか、本当に
JRのほうの協力が必要なのではないかなというふうに考えるので、あとは、例えば
バリアフリー化する方法として
エレベーターの設置以外に、ほかに何か方法はあるのか。
◎
道路計画課長 方法としては、
エレベーター以外にスロープ等の構造が考えられるが、スロープについて、この6段の段差をスロープでもっていこうとすると、勾配の基準等あるので、かなり長い距離をスロープで引っ張っていかなきゃいけないということがあるので、スロープについても、その構造的な検討には入ると思うが、非常に、ここの駅については難しい構造になってしまうのかなと思っている。
◆
朝倉幹晴 委員 先ほど坂井
委員が聞かれたように、現時点の
JRの見解は、1カ所作って北側がオーケーなので、それは市の負担でやってくださいというようなニュアンスだったと思うが、これは、例えば市が決意をして、ここにつくるというようになった場合には
JR、断らないわけですよね。工事において、いろんな協議が必要だと思うが、市が決断してつくれと言った場合には、
JRは断らないというか、その工事を受け入れるというふうに解釈してよろしいか。
◎
道路計画課長 こちらについて、
駅施設であることが明らかなので、これについて、市が直接整備を下せるかっていうところは、なかなかやはり
JRと今後しっかり協議しないと、市ができるかというと、なかなかできないと思う。
◆
朝倉幹晴 委員 私の質問が悪かったかもしれないが、市が例えば100%費用負担する、
JRが設計図も描いてやってくださいと言った場合には、
JRは断らないと見ていいのか。
◎
道路計画課長 JRは100%
自治体に負担を求めているので、整備から維持管理まで市でということをおっしゃっているので、これについてどうするかというところは、今まで負担等しているわけなので、ほかのところの駅で、そういう基準等市の中ではあるので、それにのっとった中での整備をお願いしてきている
状態なので、100%ということをお願いされたとしても、市としても100%でできるかということはちょっと難しいかと思っている。
◆
坂井洋介 委員 先ほど、
先番委員から
エレベーターの設置の位置についての
お話があって、
駅務室かなんかを移動してもらうというような
お話があったが、その辺ぐらいまでの具体的な話……具体的なというか、金額どれぐらいかというのを先ほど積算してないという話があったが、この辺だったらつくと思うみたいな、場所の話までも踏み込んでしているのか。
◎
道路計画課長 先ほどは、その
駅務室が
階段の片側にあって、また、反対側には
商業施設があってという中なので、具体的にどこにつくるかということについて決まってきているものではない。
◆
岡田とおる 委員 簡単にというか、この案件をいろいろ議事録等で調べると、かなり以前から取り組まれていて、今期の議会の中でも発言というか、ご質問を取り上げている方々たくさんいるが、先ほど伺ったように、もう既に
JRさんのほうには申し入れには行っているということで、その感触もわかってきているようだが、市としてそういう取り組み、今後の予定だとか、いま一度投げかけてそういうお答えをもらってきたが、そこで1度頓挫する形なのか、今後も継続的に折衝していこうというお考えがあるのか。
◎
道路計画課長 今、こちらについては
JR東日本が主体となって整備をしてほしいということを市が申し入れているところであり、これについて補助金額とするところで国から補助をもらって、市からも補助をして、事業者自体も負担をしてというところでやっとその設備ができるものと考えており、ことしの1月28日に
JR東日本の
千葉支社に
市川市と一緒に
要望に行ったところであり、この中で、整備方法について現地で話をしていこうということはちょっと
JRとも
お話しさせていただいているので、これにのっとって少し──少しというか、
お話を現地でもしていきたいと考えている。
◆
滝口一馬 委員 この問題については続くことだとは思っているが、やはり副
委員長おっしゃられたように、今年度中にも、
平成30年の第3回定例会でも我が会派の議員からも同じような
署名を集めて
要望する、それを受けての1月だと思うが、そこでお聞きしたいのは、
市川市さんのスタンスはいかがなのか。
◎
道路計画課長 市川市さんのスタンスとしては、本市とともに
要望をしていくということを考えてるようである。
◆
滝口一馬 委員 今後も含めて
市川市さんと同調しながら、
要望していくという認識でよろしいか。
◎
道路計画課長 そのとおりである。
………………………………………………
[
討論]
◆うめない幹雄
委員 【不採択】駅などを含めて、
バリアフリー化は進めていかなければならないと思っている。しかしながら、駅の
バリアフリー化は鉄道会社、関連
自治体などとの調整が必要となる。市内多くの駅の中で、特別にこの駅だけとはいかず、市内全体を通しての施策において、
バリアフリー化を進めていかなければならないと考える。
◆
朝倉幹晴 委員 【採択】私も2003年に……2001年からか、西
船橋駅の
バリアフリー化で
JR東日本の株主総会に発言させていただいた流れの中で、この
下総中山駅のその
南口の
バリアフリー化も株主総会の場で要請をしている。なので、20年もたっているわけで……20年はたってないか、15年ぐらいたっているわけだが、なかなか住民の皆さんの願いが実現しないことに、非常に心苦しく思っている。
それで、ようやく連合町会としても本格的な
署名が行われ、機運が高まってきたところであるので……ところが
JRのほうは当面、各駅に関して最低1カ所のバリアフリーを優先するという考え方でやっているということで、本来はその
JRの姿勢を変えていく、変えていってほしいと思うが、それを待っていられない
状況もあるので、まずは
エレベーターの設置による
バリアフリー化を、相手方、
JRにあらあらの設計図面をつくっていただくところまでやった上で、費用負担については、場合によっては
船橋市、
市川市だけの
自治体が中心に負担するという形でもよろしいと思うので、まずは費用負担額がいくら発生するのか、
市川市と
船橋市が、だいたい駅は
市川市の住民が、半分まではいかないが、結構利用されているので、
船橋と
市川市民両方利用しているので、
南口は特に、
自治体間で協力して、基本的な費用は
自治体側が出すということを考えて、本当は
JRも負担すべきだと思うが、
自治体側が中心に負担するということを
JR側に伝えることも含めて、設計図までまずつくらせるようにすべきだと思うので、本
陳情はぜひその一歩として採択していきたい。
◆
藤川浩子 委員 【不採択】内容的には
下総中山駅
南口、この入り口の6段の
階段を
バリアフリー化するということについては、本当に会派でも一般質問でも取り上げているので、
陳情者と同じ認識である。しかし、現状の
下総中山駅の
駅施設、そのつくりを考えると、
エレベーター設置についても課題があるということとか、あとはやはり
JR東日本の協力なしでは進められないというような
状況ということも今の
説明の中でもあった。市として
市川市と連携をしながら、
JR東日本のほうへも
要望に、働きかけをしてくださっているところなので、経過を見守っていきたいというふうに考える。
◆
坂井洋介 委員 【採択】先ほど質問をさせていただいた中で明らかになったのは、
エレベーターにするのかスロープにするのか、そこら辺についても具体的な話は進んでいないということで、こうした中で、ここの
下総中山駅の
バリアフリー化については長年の課題となっているので、
船橋市としては
JRとさらに交渉を進め、どこの位置にどういった
バリアフリー化にするに当たっては、
エレベーターがいいのかスロープがいいのか、そしてその金額がどれぐらいかかるのかという積算をした上で、
船橋市が100%補助できるのか、それとも
JR側に費用負担をしてもらうのであればこれぐらいであるとか、
市川市にもこれぐらいのお願いをする具体的な金額をまず積算をして、そこからさらに話を進めていく必要があると考えるので、本
陳情を採択したい。
………………………………………………
[
採決]
賛成少数のため不採択とすべきものと決した。(
賛成者 坂井洋介・
朝倉幹晴・
岡田とおる委員)
なお、
朝倉幹晴委員から、少数意見留保の申し出があったが、
賛成者が
坂井洋介委員1人であり、
朝倉幹晴委員の少数意見の留保は成立しなかった。
◆
朝倉幹晴 委員 先ほどの私の発言をもって、内容とさせていただく。
10時58分
休憩
──────────────────
11時01分
開議
以上をもって
付託事件の
審査は終了。
──────────────────
委員会審査報告書の作成及び
委員長報告の内容については、正副
委員長に一任することを了承。
11時02分
休憩
──────────────────
11時03分
開議
○
委員長(
関根和子) それでは、他に何かあるか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
委員長(
関根和子) なければ、これをもって本
委員会を散会する。
11時04分散会
──────────────────
[出席
委員]
委員長 関根和子(日本
共産党)
副
委員長 岡田とおる(
民主連合)
委員 藤川浩子(
公明党)
松嵜裕次(
公明党)
小平奈緒(自由市政会)
滝口一馬(自由市政会)
坂井洋介(日本
共産党)
長野春信(自由
民主党)
朝倉幹晴(
市民共生の会)
うめない幹雄(
創啓)
[
説明のために出席した者]
大石建設局長
中村
道路部長
細川
道路計画課長
渡辺
道路管理課長
井上
建築部長
峰村
建築指導課長
木村
住宅政策課長