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  1. 船橋市議会 2019-03-13
    平成31年 3月13日建設委員会−03月13日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    平成31年 3月13日建設委員会−03月13日-01号平成31年 3月13日建設委員会                                    平成31年3月13日(水)                                          午前10時                                      第4・第5委員会室 [議題] 1.付託事件について  @議案審査 ┌──┬─────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│ 番 号 │     件     名     │審査結果│    備   考    │ ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 1 │議案第28号│船橋手数料条例の一部を改正する│ 可決 │可決 = 公明 自由 自民   │ │  │     │条例              │    │    市民 民主 創啓   │ ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 2 │議案第29号│船橋市営住宅条例の一部を改正する│ 可決 │可決 = 公明 自由 共産   │ │  │     │条例              │ (全) │    自民 市民 民主   │ │  │     │                │    │    創啓        │ ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 3 │議案第32号│市道路線認定及び変更について │ 可決 │可決 = 公明 自由 共産   │ │  │     │                │ (全) │    自民 市民 民主   │
    │  │     │                │    │    創啓        │ └──┴─────┴────────────────┴────┴─────────────┘  A陳情審査 ┌──┬─────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│ 番 号 │     件     名     │審査結果│    備   考    │ ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 4 │陳情第8号 │JR下総中山南口バリアフリー化│ 不採択 │採択 = 共産 市民 民主   │ │  │     │に関する陳情          │    │(少数意見留保= 朝倉幹晴 │ │  │     │                │    │ 賛= 坂井洋介)      │ └──┴─────┴────────────────┴────┴─────────────┘    ………………………………………………………………………………………………          10時00分開会 ○委員長関根和子) ただいまから、建設委員会を開会する。    ────────────────── △審査順序等について ○委員長関根和子) お手元の審査順序表のとおり、まず、議案3案の審査を行い、その後、陳情1件の審査を行う。  以上を今申し上げた順序で進めたいと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) では、そのように決定する。  次に、審査方法についてだが、本委員会運営要領のとおり、議案については、提案理由説明を省略し、質疑討論採決を行い、陳情については、所管課から審査参考のため、状況説明を受けた後、質疑討論採決を行うこととする。  なお、陳情審査における出席理事者についてだが、順序4の陳情第8号については、道路計画課の入室を予定している。  次に、本日の休憩についてだが、各順序終了時にそれぞれ理事者交代のため休憩をとるので、ご承知おきいただきたい。その他の休憩については適宜とっていくこととする。    ────────────────── △委員会傍聴について  全ての案件に関し、3人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、委員長から報告があった。    ────────────────── 1.付託事件について @議案審査議案第28号 船橋手数料条例の一部を改正する条例質疑] ◆坂井洋介 委員  まず、今回の改正条例に当たって、この大もととなっている建築基準法の第48条の規定による用途規制適用除外に係る手続合理化に伴って、今回のこの条例改正案が出てきたというような説明を受けたが、この48条の合理化というのはどういったものなのか。 ◎建築指導課長 48条の手続合理化だが、従前の手続では、公聴会開催建築審査会同意が必要だった。今回の改正で、1つとして、過去に同様の許可を受けた建築物に増築などをする場合に、政令で定められた場合については、公聴会開催建築審査会同意が不要となる。  また、もう1つとして、日常生活に必要な建築物建築についての特例許可については、建築審査会同意が不要となることが手続合理化となる。 ◆坂井洋介 委員  公聴会とか審査会が要らなくなるというような説明だったが、それで……何ていうか、抜け落ちちゃうというか、適用を、本来だったらそこにされないものがすり抜けていくようなことはないのか。 ◎建築指導課長 例えば建築審査会公聴会開催が不要となる特例の許可の対象とか、また日常生活に必要な建築物建築についてのどういった技術基準というか、そういったものは今後、政令等で示されるので、それに基づいて審査を行うことで問題ないと考えている。 ◆坂井洋介 委員  もう1点伺っておくが、建築基準法の87条のほうだが、これは、説明では建築物用途変更して一時的に他の用途建築物として使用する場合における制限を緩和するというようなものが含まれているという説明も所管から伺っているが、具体的にどのようなものを想定しているのか。 ◎建築指導課長 こちらの、建物の一部を用途変更して使用する場合の全体計画認定制度だが、こちらについては今回の法改正で新たに定められた規定なので、今後どういったものが出てくるのかというのは、ちょっと予想がつかない部分もあるので、そういった相談があった場合は、事例ごとにきちんと話を聞いて、判断していきたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  一時的にということで、前にも出されてきたやつで、仮設興行場の、前に審査したときに、仮設期間はどれぐらいなのかというようなお話をしたときに、場合によっては10年でも、捉え方によっては可能となってくるようなものもあったが、今回のこの一時的というのはどれぐらいの期間を指すのか。 ◎建築指導課長 興行場として使用する場合については、1年以内と定められている。  また特別興行場とする場合については、特に期間定めはないが、仮設建築物として、社会通念上妥当な期間となるものと考えている。 ◆坂井洋介 委員  今ご答弁あった、社会通念上妥当な期間というのは定めがないか……10年以下とか5年以下とかじゃなくて。特に定めがなく、また恣意的な運用も可能というか、10年でも20年でも可能となるような……。 ◎建築指導課長 現行規定において、仮設建築物存続期間は1年とされている。このことから、これを大きく超えることはないものと考えている。  また他の仮設許可においては、存続期間を最長2年3カ月としているので、こうしたことが1つの目安になると考えている。 ◆坂井洋介 委員  目安であって、確認だが、それを……決まっているわけじゃないですよね。だから、捉え方によっては、場合によっては3年、5年となるという認識でいいか。 ◎建築指導課長 繰り返しになるが、あくまで仮設なので、社会通念上、仮設として妥当な期間ということなので、先ほど申した現行の1年もしくは現行の他の許可の中での2年3カ月、これらを目安として考えていきたい。 ◆藤川浩子 委員  今の関連だが、一時的に興行場とか使った後、使い終わったら、用途変更した部分というのはしっかりともとに戻すような形になるのか。 ◎建築指導課長 あくまで仮設なので、期間が終わったらもとの形に戻してもらうことになる。 ◆藤川浩子 委員  資料の説明の中で、2つ以上の既存建築物ですね、87条である。既存建築物について二以上の工事に分けて用途変更に伴う工事を行うという、だいたい具体的にどのような感じのものなのか、ちょっと説明いただければと思う。 ◎建築指導課長 先ほどもご答弁したが、新たに定められた規定なので、どういった事例が出てくるかというのは、ちょっと今後のことになってしまうと思う。さまざまな相談があるかと思うので、それについてはきちんと丁寧に対応していきたいと考えている。 ◆藤川浩子 委員  ご相談が上がってきたときに、具体的にこれは認められるとかっていうことでやっていくのか、用途変更とか。 ◎建築指導課長 はい。そのように考えている。 ◆長野春信 委員  建築基準法改正に伴って、新たに設定された手数料が6種類あるというご説明をいただいたが、実際申請があった場合に現行の体制で審査事務対応できるのか。また、その新たな事務に関連する相談、今のところどのような状況なのか。 ◎建築指導課長 今回の手数料が設定された事務については、既存の類似事務手続により対応ができることから、現行の体制で審査に影響はないと考えている。また、現在のところ、新たな事務に関連する相談等はない状況である。 ◆長野春信 委員  新旧対照表の101ページの16項に、従前の手数料に新たに2つの手数料が追加されているが、料金が違うのは、これはなぜか。 ◎建築指導課長 こちら、用途規制適用除外許可となるが、これまでの用途規制適用除外許可は、公聴会開催建築審査会同意が必要だった。この場合の手数料は27万円となっている。これは公聴会建築審査会開催する費用が含まれていた。今回の改正で、アの16項1号の許可については、公聴会審査会が不要となり、7万円となる。また2号の許可については、公聴会開催が必要だが、建築審査会開催が不要となり、手数料が19万円となっている。    ……………………………………………… [討論] ◆坂井洋介 委員  【原案反対】先ほどの質疑の中で、建築基準法第48条の規定による用途規制適用除外に係る手続について伺ったが、公聴会開催とか、また審査会同意などが不要になるという中で、これをなくしてしまっても大丈夫なのかということを聞いたわけだが、それについては今後決まってくるというようなことで、本当にこの公聴会開催審査会同意をなくしてしまっていいのかということについては、疑問が残るものである。  また、1年を超えて使用する特別興行場等についてだが、その期間がどれぐらいなのかというのも明確な定めがないものであって、私どもとしては、今回のこの条例については反対をしたい。    ……………………………………………… [採決]  賛成多数で可決すべきものと決した。(賛成者 藤川浩子松嵜裕次小平奈緒滝口一馬長野春信朝倉幹晴岡田とおる・うめない幹雄委員)          10時16分休憩    ──────────────────          10時17分開議議案第29号 船橋市営住宅条例の一部を改正する条例質疑] ◆小平奈緒 委員  内容について何点かお聞かせいただきたい。船橋市旭町借上公営住宅賃貸借契約期間満了が31年度の3月末日をもってという内容なのだが、この旭町の借上住宅には何世帯ぐらい住まわれていたのか。 ◎住宅政策課長 旭町借上住宅については30戸借り上げていたが、再契約が難しいとなった時点で入居を停止していたので、27世帯入居していた。 ◆小平奈緒 委員  27世帯の方がお住みであったということだが、こちらの方たちに住みかえを進めていっていただいたと思うが、住みかえのご提案はどのようにされたのか。 ◎住宅政策課長 入居者の方への住みかえの提案については、まず、29年度の6月に入居者説明会を2回開催した。そこで、借上住宅契約期間満了とそれに伴う住宅移転についての説明を行い、その際に移転先等意向調査も行った。  その後、1回目の移転先住宅の提示、あと個別の相談会も行い、相談会については、29年度に9月、あと30年4月、30年11月の3回行っている。 ◆小平奈緒 委員  今回は個人オーナーさんの借り上げ公営住宅だったということだが、今現在個人オーナーさんから借り上げている公営住宅の戸数と船橋市全体での管理戸数について、両方の数字をいただけるか。 ◎住宅政策課長 現在の市営住宅管理構成については、直営団地が12団地、818戸、借上住宅が26カ所で619戸、合計で1,437戸となっている。 ◆小平奈緒 委員  その中で、個人オーナーさんから現在お貸しいただいている総数についてお聞かせいただきたい。 ◎住宅政策課長 失礼した。 個人オーナーから借り上げている住宅については、借り上げ26カ所619戸のうち、21カ所504戸となっている。 ◆小平奈緒 委員  現在、21カ所で504戸というお答えだったが、また今後、このように住宅所有者様から返還お話、出ないお話じゃないと思うが、こういったことが再びあった際にはどのようにご対応をされるのか。 ◎住宅政策課長 ご指摘のとおり、民間事業者からの借り上げについては、住宅所有者の都合だとか状況などにより、入居者の居住の安定確保という点から課題があるということを認識している。そのため、今後、この旭町借上住宅と同様に所有者返還するような事態になった場合には、個別に対応を検討することになるが、今回の事例参考にして、入居者の居住の安定が確保されるよう、適切な対応をしていきたいと考えている。 ◆松嵜裕次 委員  先番委員が細かく聞かれたので、基本的には構わないが、近隣市営住宅希望された方が、27世帯中20世帯いらっしゃったという、この近隣市営住宅希望というのはほぼかなえられたのか。 ◎住宅政策課長 27世帯のうち25世帯がほかの市営住宅移転されているが、そのうち行田とか夏見を希望された方については、希望されているところにほぼ入居されているというふうに認識している。 ◆松嵜裕次 委員  もう1点は、移転先の考え方について、意向調査の中でも近隣という形で希望された方が非常に多かったということで、なるべく今の生活のスタイルというか、環境を変えたくないと思われる方が多かったんだろうなというふうに推察されるわけだが、他市の事例では同一の住居について、もう一度その所有者と再契約をして、一部についてもう一度借り上げをして、そこに新たにまた、改めて特定入居させるというふうな事例もあるようだが、今回の所有者の意向というのは、これは完全に返還ということで、そのような余地というのはなかったというふうに判断してよろしいか。 ◎住宅政策課長 今回の旭町のケースについては、オーナー状況で再契約ができないという状況で、そのまま引き続き借りるというのが、ちょっとその後のめどが立っていなかったこともあり、難しかったので、ほかの住宅入居者に対して示して、移転のほうをしていただいたという状況である。 ◆坂井洋介 委員  確認で伺う。今回のようなケース──オーナーさんの事情によって、再契約をしないというような、こういうケースは過去にあったか。 ◎住宅政策課長 今回のようなケースは初めてになる。 ◆坂井洋介 委員  それで、先番委員のほうから今後の対策についてのお話もあったと思うが、以前から私どもは言っているが、市が直営で建てて、借り上げるというのではなくて、市が独自につくっていくのがいいのではないかというようなお話をさせていただいているところだが、そういった検討は今後進めていくのか。 ◎住宅政策課長 市営住宅供給方式としては、直営借り上げ、それぞれにメリット・デメリットはあるかと思うが、今回のような事例も生じたこともあるので、今後の市営住宅需要量予測、あと各団地募集状況などを見ながら、今後の直営借り上げの方式について、方向性などを来年度から本格的に検討していきたいというふうに考えている。    ……………………………………………… [討論] ◆松嵜裕次 委員  【原案賛成】次期の住宅供給計画の策定が間近になってきたこのタイミングで、このような事案が生じたということは、これは糧としていかなければいけないと思っている。URを含んだ借上公営住宅のシステムについては、現行の様々な環境、状況からして評価しているところであるが、一方で今回のような不安定さが見えたということも事実であるかと思う。こうした住宅返還によるリスクについても、次期の計画では十分勘案することを要望したい。 ◆坂井洋介 委員  【原案賛成】今回の個人オーナーさんからの借り上げ住宅については、非常に不安定さを残すものであるので、今後については、市が直営市営住宅をつくっていく、そういう検討を進めていただくことを強く要望して、賛成討論とする。 ◆朝倉幹晴 委員  【原案賛成個人所有の借上住宅については、今回の議案のような不安定さが残るので、もっと安定的な供給ができるように、前の委員会でも言ったと思うが、芝山団地高層棟が比較的空き家が多い状態になっているので、そこを市が市営住宅認定していくという方向も検討していただくことを要請して、賛成する。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          10時28分休憩    ──────────────────          10時29分開議議案第32号 市道の路線認定及び変更について
    質疑] ◆坂井洋介 委員  二和西6丁目の66P002と、同じく二和西6丁目の66−095、この2つの路線だが、これは66−095と66P002というのは、つながるということでよろしいか。 ◎道路管理課長 委員おっしゃるとおりである。つながる。 ◆坂井洋介 委員  それで66−095については、ここは車も通れるが、66P002のほうは、こちらは車が通れない道になるということでよろしいか。 ◎道路管理課長 おっしゃるとおりである。    ……………………………………………… [討論]  なし    ……………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。          10時32分休憩    ──────────────────          10時33分開議 A陳情審査陳情第8号 JR下総中山南口バリアフリー化に関する陳情理事者説明] ◎道路計画課長 陳情第8号、JR下総中山南口バリアフリー化に関する陳情の願意についてご説明する。  下総中山駅の現状としては、駅の南北2方向出入り口がある。お配りした写真をごらんいただきたい。駅の北口南口写真となっている。まず北口写真をごらんいただきたい。北口に関してはバリアフリー化されており、駅前広場へスムーズに移動できるようになっている。次に、南口写真をごらんいただきたい。南口に関しては、駅施設道路高低差があり、階段が6段設置されており、バリアフリー化されていない。また、接続する道路の幅員も狭くなっている。  願意としては、南口バリアフリー化を進めるために、市川市と協力して、東日本旅客鉄道株式会社への要請を求めるものである。  次に、これまでの本市より東日本旅客鉄道株式会社への要望実施状況について説明する。  下総中山南口バリアフリー化については、千葉JR線複線化等促進期成同盟を通じて、平成15年より要望を行っているほか、直接東日本旅客鉄道株式会社千葉支社にも改修の要望を行っている。なお、最近としては、ことしの1月28日に市川市の担当課とともに東日本旅客鉄道株式会社千葉支社を訪問し、要望を行ったところである。    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  ご説明の中にあった、市川市とともに、まさに直近では1月28日に市川市と一緒に千葉支社のほうに伺ったというようなご説明があったが、そこでのJR側からの回答とか、そういうのはどのようになっているのか。 ◎道路計画課長 JRからの回答については、駅北側についてバリアフリー化済みであるため、移動円滑化基準で求められている、移動等円滑化された経路を1経路以上設けなければならないというところを達成しているため、自治体のほうでバリアフリー化については負担等実施すべきということをJRはおっしゃっている。 ◆坂井洋介 委員  自治体のほうで負担をしてほしいというようなお話だったということだが、ここの下総中山駅の南口バリアフリー化するに当たって、どれぐらいの予算が必要になるものかというのは、市のほうでは、試算はしたことあるか。 ◎道路計画課長 市において、事業費の算出は行っていない。というのは、バリアフリー化に関する費用については、設置する設備の違いであるとか、エレベーターを設置するのか、あるいはスロープを設置するのか、あるいは場所をどこにするのか等、これについて、条件により事業費かなり異なると思っており、市で算出するのは困難であると考えている。 ◆坂井洋介 委員  いろいろな方向があるというお話が今あったが、ここの6段……ここ南口階段が、その6段の中でエレベーターをつけるというのは、技術的にこれは可能だと考えているか、見解としては。 ◎道路計画課長 同じような高低差JRのほかの駅において設置されている事例があるので、技術的には可能であると考えている。 ◆朝倉幹晴 委員  言われた、そのJRのほかの駅で、技術的に同じような階段で設置されているという話だが、それはそこにしかないという状態か。つまり、口が下総中山みたいに2口あって、1口はバリアフリー化されているという状態じゃなくて、そこをバリアフリー化しないと1カ所もないという状態か、今おっしゃった場所は。 ◎道路計画課長 これ、ちょっと遠いところで、JRの東日本の範囲内ではあるが、その1カ所について出入り口があって、そこにエレベーターを設置されていて、その段差が6段ほどやはり同じようにあり、そこに1基設置されている状態かと思う。  つけ加えて、恐らく出入り口が1カ所しかないのではないかなと思われる、駅の構造からすると。 ◆朝倉幹晴 委員  2015年に、私も聞き及んでいるが、本中山自治会町会連合会署名集めしたということだが、これは市のほうはどういうふうに把握しているというか、市の……これは多分JRに届けられたのではないかと思うが、市のほうはどのように把握されているのか。 ◎道路計画課長 これ、署名活動に市として2名が同行している。この署名を当日お渡ししているようなのだが、その署名をお渡しするということについて、事前に聞かされていたものではなかったと聞いている。 ◆朝倉幹晴 委員  その署名を提出したことを市に対して……市がはっきり、事前に聞かされてなかったということか……JRに対してやったということですね。わかった。 ◆藤川浩子 委員  先ほど技術的にはエレベーターの設置は可能というようなお話もあったが、現実、この南口のところにエレベーターの設置を考えるとしたら、どこが想定されるのか。 ◎道路計画課長 南口に関しては、階段等設置されている間口がある中で、両脇というか、高架橋になっている柱がその階段の両脇にあり、さらにその脇には駅務室であるとか商業施設が建っているので、こちらについて設置をどこにするかというところは、やはりJR側に考えていただかないと構造的にも決まってこないのかなと、設置位置含めて、と考えている。 ◆藤川浩子 委員  そのようにちょっと考えると、どちらかをつぶさなきゃいけないとか、本当にJRのほうの協力が必要なのではないかなというふうに考えるので、あとは、例えばバリアフリー化する方法としてエレベーターの設置以外に、ほかに何か方法はあるのか。 ◎道路計画課長 方法としては、エレベーター以外にスロープ等の構造が考えられるが、スロープについて、この6段の段差をスロープでもっていこうとすると、勾配の基準等あるので、かなり長い距離をスロープで引っ張っていかなきゃいけないということがあるので、スロープについても、その構造的な検討には入ると思うが、非常に、ここの駅については難しい構造になってしまうのかなと思っている。 ◆朝倉幹晴 委員  先ほど坂井委員が聞かれたように、現時点のJRの見解は、1カ所作って北側がオーケーなので、それは市の負担でやってくださいというようなニュアンスだったと思うが、これは、例えば市が決意をして、ここにつくるというようになった場合にはJR、断らないわけですよね。工事において、いろんな協議が必要だと思うが、市が決断してつくれと言った場合には、JRは断らないというか、その工事を受け入れるというふうに解釈してよろしいか。 ◎道路計画課長 こちらについて、駅施設であることが明らかなので、これについて、市が直接整備を下せるかっていうところは、なかなかやはりJRと今後しっかり協議しないと、市ができるかというと、なかなかできないと思う。 ◆朝倉幹晴 委員  私の質問が悪かったかもしれないが、市が例えば100%費用負担する、JRが設計図も描いてやってくださいと言った場合には、JRは断らないと見ていいのか。 ◎道路計画課長 JRは100%自治体に負担を求めているので、整備から維持管理まで市でということをおっしゃっているので、これについてどうするかというところは、今まで負担等しているわけなので、ほかのところの駅で、そういう基準等市の中ではあるので、それにのっとった中での整備をお願いしてきている状態なので、100%ということをお願いされたとしても、市としても100%でできるかということはちょっと難しいかと思っている。 ◆坂井洋介 委員  先ほど、先番委員からエレベーターの設置の位置についてのお話があって、駅務室かなんかを移動してもらうというようなお話があったが、その辺ぐらいまでの具体的な話……具体的なというか、金額どれぐらいかというのを先ほど積算してないという話があったが、この辺だったらつくと思うみたいな、場所の話までも踏み込んでしているのか。 ◎道路計画課長 先ほどは、その駅務室階段の片側にあって、また、反対側には商業施設があってという中なので、具体的にどこにつくるかということについて決まってきているものではない。 ◆岡田とおる 委員  簡単にというか、この案件をいろいろ議事録等で調べると、かなり以前から取り組まれていて、今期の議会の中でも発言というか、ご質問を取り上げている方々たくさんいるが、先ほど伺ったように、もう既にJRさんのほうには申し入れには行っているということで、その感触もわかってきているようだが、市としてそういう取り組み、今後の予定だとか、いま一度投げかけてそういうお答えをもらってきたが、そこで1度頓挫する形なのか、今後も継続的に折衝していこうというお考えがあるのか。 ◎道路計画課長 今、こちらについてはJR東日本が主体となって整備をしてほしいということを市が申し入れているところであり、これについて補助金額とするところで国から補助をもらって、市からも補助をして、事業者自体も負担をしてというところでやっとその設備ができるものと考えており、ことしの1月28日にJR東日本の千葉支社市川市と一緒に要望に行ったところであり、この中で、整備方法について現地で話をしていこうということはちょっとJRともお話しさせていただいているので、これにのっとって少し──少しというか、お話を現地でもしていきたいと考えている。 ◆滝口一馬 委員  この問題については続くことだとは思っているが、やはり副委員長おっしゃられたように、今年度中にも、平成30年の第3回定例会でも我が会派の議員からも同じような署名を集めて要望する、それを受けての1月だと思うが、そこでお聞きしたいのは、市川市さんのスタンスはいかがなのか。 ◎道路計画課長 市川市さんのスタンスとしては、本市とともに要望をしていくということを考えてるようである。 ◆滝口一馬 委員  今後も含めて市川市さんと同調しながら、要望していくという認識でよろしいか。 ◎道路計画課長 そのとおりである。    ……………………………………………… [討論] ◆うめない幹雄 委員  【不採択】駅などを含めて、バリアフリー化は進めていかなければならないと思っている。しかしながら、駅のバリアフリー化は鉄道会社、関連自治体などとの調整が必要となる。市内多くの駅の中で、特別にこの駅だけとはいかず、市内全体を通しての施策において、バリアフリー化を進めていかなければならないと考える。 ◆朝倉幹晴 委員  【採択】私も2003年に……2001年からか、西船橋駅のバリアフリー化JR東日本の株主総会に発言させていただいた流れの中で、この下総中山駅のその南口バリアフリー化も株主総会の場で要請をしている。なので、20年もたっているわけで……20年はたってないか、15年ぐらいたっているわけだが、なかなか住民の皆さんの願いが実現しないことに、非常に心苦しく思っている。  それで、ようやく連合町会としても本格的な署名が行われ、機運が高まってきたところであるので……ところがJRのほうは当面、各駅に関して最低1カ所のバリアフリーを優先するという考え方でやっているということで、本来はそのJRの姿勢を変えていく、変えていってほしいと思うが、それを待っていられない状況もあるので、まずはエレベーターの設置によるバリアフリー化を、相手方、JRにあらあらの設計図面をつくっていただくところまでやった上で、費用負担については、場合によっては船橋市、市川市だけの自治体が中心に負担するという形でもよろしいと思うので、まずは費用負担額がいくら発生するのか、市川市と船橋市が、だいたい駅は市川市の住民が、半分まではいかないが、結構利用されているので、船橋市川市民両方利用しているので、南口は特に、自治体間で協力して、基本的な費用は自治体側が出すということを考えて、本当はJRも負担すべきだと思うが、自治体側が中心に負担するということをJR側に伝えることも含めて、設計図までまずつくらせるようにすべきだと思うので、本陳情はぜひその一歩として採択していきたい。 ◆藤川浩子 委員  【不採択】内容的には下総中山南口、この入り口の6段の階段バリアフリー化するということについては、本当に会派でも一般質問でも取り上げているので、陳情者と同じ認識である。しかし、現状の下総中山駅の駅施設、そのつくりを考えると、エレベーター設置についても課題があるということとか、あとはやはりJR東日本の協力なしでは進められないというような状況ということも今の説明の中でもあった。市として市川市と連携をしながら、JR東日本のほうへも要望に、働きかけをしてくださっているところなので、経過を見守っていきたいというふうに考える。 ◆坂井洋介 委員  【採択】先ほど質問をさせていただいた中で明らかになったのは、エレベーターにするのかスロープにするのか、そこら辺についても具体的な話は進んでいないということで、こうした中で、ここの下総中山駅のバリアフリー化については長年の課題となっているので、船橋市としてはJRとさらに交渉を進め、どこの位置にどういったバリアフリー化にするに当たっては、エレベーターがいいのかスロープがいいのか、そしてその金額がどれぐらいかかるのかという積算をした上で、船橋市が100%補助できるのか、それともJR側に費用負担をしてもらうのであればこれぐらいであるとか、市川市にもこれぐらいのお願いをする具体的な金額をまず積算をして、そこからさらに話を進めていく必要があると考えるので、本陳情を採択したい。    ……………………………………………… [採決]  賛成少数のため不採択とすべきものと決した。(賛成者 坂井洋介朝倉幹晴岡田とおる委員)  なお、朝倉幹晴委員から、少数意見留保の申し出があったが、賛成者坂井洋介委員1人であり、朝倉幹晴委員の少数意見の留保は成立しなかった。 ◆朝倉幹晴 委員  先ほどの私の発言をもって、内容とさせていただく。          10時58分休憩    ──────────────────          11時01分開議  以上をもって付託事件審査は終了。    ──────────────────  委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。          11時02分休憩    ──────────────────          11時03分開議委員長関根和子) それでは、他に何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) なければ、これをもって本委員会を散会する。          11時04分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長  関根和子(日本共産党)  副委員長 岡田とおる民主連合)  委員   藤川浩子公明党)       松嵜裕次公明党)       小平奈緒(自由市政会)       滝口一馬(自由市政会)       坂井洋介(日本共産党)       長野春信(自由民主党)       朝倉幹晴市民共生の会)       うめない幹雄(創啓) [説明のために出席した者]  大石建設局長  中村道路部長  細川道路計画課長  渡辺道路管理課長  井上建築部長  峰村建築指導課長  木村住宅政策課長
         その他 課長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 深澤議事課議事第二係長(主査)          荒木議事課主事...