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平成30年 9月27日予算決算委員会建設分科会−09月27日-01号
平成30年 9月27日建設委員会−09月27日-01号

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  1. 船橋市議会 2018-09-27
    平成30年 9月27日予算決算委員会建設分科会−09月27日-01号


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    最終取得日: 2021-04-25
    平成30年 9月27日予算決算委員会建設分科会−09月27日-01号平成30年 9月27日予算決算委員会建設分科会                                   平成30年9月27日(木)                                     建設委員会散会後                                     第4・第5委員会室 [議題] 1.審査方法等について 2.担当事項の審査(質疑) 〈順序1〉 ・議案第2号 平成30年度船橋市一般会計補正予算   建設委員会が所管する部局に関する事項 〈順序2〉 ・認定第1号 決算の認定について(一般会計)   建設委員会が所管する部局に関する事項 ・認定第3号 決算の認定について(下水道事業特別会計) ・認定第5号 決算の認定について(船橋駅南口市街地開発事業特別会計)    ………………………………………………………………………………………………          11時07分開会 ○分科会長関根和子) ただいまから、予算決算委員会建設分科会を開会する。
       ────────────────── 1.審査方法等について ○分科会長関根和子) お手元の審査順序表のとおり、まず議案1案を議題とし、質疑を行う。次に、認定3件を一括して議題として、質疑を行う。  以上を、今、申し上げた順序で進めたいと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○分科会長関根和子) では、そのように決する。  なお、分科会での審査は、分科会運営要領のとおり、質疑のみを行い、総括質疑・討論・採決は全体会で行うこととなるので、ご承知おきいただきたい。  次に、本日の休憩だが、順序1終了時、理事者入室のため休憩をとるので、ご承知おきいただきたい。その他の休憩については、適宜とっていくこととする。    ────────────────── △分科会の傍聴について  全ての順序に関し、2人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、分科会長から報告があった。    ────────────────── 2.担当事項の審査(質疑) 〈順序1〉 ・議案第2号 平成30年度船橋市一般会計補正予算   建設委員会が所管する部局に関する事項    ……………………………………………… [質疑] ◆滝口一馬 委員  新船橋橋かけかえ工事に関してである。これ、議案の説明資料で……配られた説明資料を読み解くと、この「水域利用者養殖海苔の生産者)との関係で」──漁業従事者、船橋市の漁業従事者との関係でというようなうたわれ方をしているが、これ、さもこの文章だけを読み解くと、地元の漁業従事者との、何かもめているようなニュアンスにもとれないとも限らない。なので、もう少し、より丁寧に、その辺まずご説明いただければと思う。 ◎道路建設課長 海の中の工事をする際には、港湾管理者である千葉県港湾事務所に対し、水域占用許可申請をし、許可を得る必要がある。また、東京湾漁業振興対策委員会の決め事として、9月から3月の間は、千葉県全体で海の中の工事には同意しないことになっていることから、占用許可申請に必要な同意書の添付ができず、この期間における工事が行えないことから、繰り越しの承認をお願いするものである。 ◆滝口一馬 委員  今、東京湾漁業振興対策委員会という名称が出てきた。その辺、これはどういう委員会なのか、もう少し詳しくご説明いただけるか。 ◎道路建設課長 千葉県漁業協同組合連合会の組織の中の一部と聞いている。 ◆滝口一馬 委員  前に、農水産課のほうから、この東京湾漁業振興対策委員会の内規を拝見させていただいた。その中では、この期間、9月から3月末までは、危険性が予見される場合を除いて、同意しないというような形になっている。その中でも、一応、自然災害等があった場合は除かれるということなのだが、お聞きしたところ、過去には東日本大震災のときだけ、この工事が施工されたということがあるとお聞きしている。  それとは別に、今回、この9月から3月までできない中、この工事そのもののスケジュールというのはどのようになっているのか、お聞かせいただきたい。 ◎道路建設課長 かけかえ工事については、平成26年度から工事に着手し、10年計画で整備を予定しており、ことしで5年目である。工事の完了は、平成35年度末を予定している。 ◆滝口一馬 委員  10年計画の中で、平成35年までかかるということだが、1年間に直して……7カ月間、水中での工事ができないということだが、これ、陸上、上のほうの部分の工事は、その間どのようになっているのか、お聞かせいただきたい。 ◎道路建設課長 新船橋橋の工事については、今年度と来年度は、海の中の工事が主となるが、平成32年度以降の工事は、海の中以外の工事──陸の工事なのだが、こちらが主となるので、年間を通して工事を行う予定である。 ◆坂井洋介 委員  1点確認というか、伺うが、養殖ノリの生産者との関係で、その工事を進めないというようなことだと理解しているが、この工事によって、ノリの養殖に対して、どれぐらい影響があるものだと考えているのか。 ◎道路建設課長 ノリへの影響については、潮流や気象条件など、日々変化する中、予想することはまず困難だと思う。また、施工後の検証に当たっても、工事期間を含め、前後のかなり長い、長期間にわたり、海水のモニタリング調査を行う必要があり、データの採取やデータの解析にはかなりの費用と時間を要することから、実際にはノリの生産時期を外した海の中の工事期間を設定して、工事を行うものである。 ◆坂井洋介 委員  お金がかかるから、検証もしないでということだが、やり方としては、海を汚す工事方法というふうに理解をしているのか。 ◎道路建設課長 今年度、これから行う工事は、海の中に建っている橋脚の撤去工事──橋脚を撤去するので、そのためにはまず、その橋脚の周りにシートパイルを打ち込む。その際に、やはり海の中の泥というか……が舞い上がって、海の水が少し汚れてしまうことは考えられる。 ○分科会長関根和子) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○分科会長関根和子) それでは、質疑を終結する。          11時15分休憩    ──────────────────          11時17分開議 〈順序2〉 ・認定第1号 決算の認定について(一般会計)   建設委員会が所管する部局に関する事項 ・認定第3号 決算の認定について(下水道事業特別会計) ・認定第5号 決算の認定について(船橋駅南口市街地開発事業特別会計)    ……………………………………………… [質疑] ◆坂井洋介 委員  まずは、主要な施策の成果に関する説明書の170、171ページの歩道整備費の部分の道路建設課のところで、不用額が1637万4000円ということになっており、この事業内容と、それとバス停の停留所の工事なども含まれていて、市民の方からは、いろいろバス停のこういった工事なんかを要望するような声も寄せられている中で、この不用額の主な内訳は、どうなっているのか。 ◎道路建設課長 自転車走行空間整備事業において、国庫補助金の交付額が申請額を下回ったため、当初は3路線の整備を予定していたものを、2路線の整備としたことによる。また、そのほかには、工事の請負差金が発生したものである。 ◆坂井洋介 委員  バスの、バス待ち施設設置工事については、今回、停留所、16カ所の整備ということだが、これの進捗状況というか、計画があって、それに対して進めていっていると思うが、どのようになっているかというのをお答えできるか。 ◎道路建設課長 平成29年度の整備については16カ所ということであるが、当初は上屋とベンチをセットで14カ所設置する予定であったが、ベンチだけを設置した、上屋が設置できない箇所もあったことから、ベンチだけを設置した箇所も含めて、29年度は16カ所の停留所に設置したということである。  整備計画については、ちょっと少々お待ちいただけるか……済みません。 ◎道路計画課長 バス停の整備については、全体で幅員等とれるところで264カ所を選出しており、そのうち、152カ所について設置、もしくは同意が……周辺の同意がとれないということで、152カ所についてがもう既に整備についての検討が終わっている。全体としては、58%が対応済みということになっている。 ◆坂井洋介 委員  続いて、176、177ページの一番下なのだが、バス利用促進等総合対策事業費について。こちらは、事業者に対しての補助を行っていくものだと理解しているが、この不用額は事業者が設置を……設置がなかったための不用額という理解でいいのか、ちょっとこの不用額についての説明を求める。 ◎道路計画課長 こちらの不用額については、当初予定していたバス停数として、5カ所を予定していたのだが、そのうち、6カ所整備をしている。これについては、5カ所の整備をするべく、周辺に交渉していて、その中で、最終的にベンチだの、上屋だのというところで、セットで整備できるところとセットでできないところがあって、ベンチだけの整備とかという箇所も出てきており、その関係で、事業費が214万4000円、不用額として出てきたものである。 ◆坂井洋介 委員  続いて、182、183ページ、都市公園用地購入費だが、こちらの不用額3180万3000円なのだが、これの不用額の主な要因は何だったのか。 ◎公園緑地課長 都市公園用地購入費不用額だが、こちらについては、ちょっと……購入した場所が市街化区域と市街化調整区域の境にある土地だったもので、不動産鑑定を実施した際に精査したところ、不用額が発生したものである。 ◆坂井洋介 委員  差額が発生したということだが、これで、この年度末時点で、1人当たりの公園面積、市民1人当たりの公園面積というのは、どれぐらいになっているのか。もしわかれば、あと国レベル県レベルの基準値もわかれば、あわせてお示しいただきたい。 ◎公園緑地課長 この結果、市民1人当たりの都市公園面積は、29年度末で3.29平米である。また、県、国においては、28年度末のデータになるが、県のほうが6.77平米、国のほうが10.34平米となっている。 ◆坂井洋介 委員  国、県と比較すると、まだまだ少ないと思うので、引き続き公園の用地を広げていっていただきたい。  それと、公園、184ページのほうに移って、既設公園の整備費だが、こちらも3700万円を超える不用額が出ているが、この主な理由についてお示しいただきたい。 ◎公園緑地課長 既設公園整備費不用額については、平成29年度に運動公園プールのリニューアルに伴い、駐車場不足が見込まれたことで、周辺道路整備工事等でそういった工事等の執行差金で多く生じたものである。 ◆坂井洋介 委員  続いて、確認だが、186ページである。公営住宅の維持費の不用額についての主な理由をお示しいただきたい。 ◎住宅政策課長 不用額が生じた理由だが、予算額に対して、実際、29年度設計した際に、設計額が大きく下回る額になった部分と、あと契約の際の差金、これらの合計により、不用額が生じております。 ◆坂井洋介 委員  その設計と契約の差金って、どちらのほうがこれ、大きな額になっているのか。 ◎住宅政策課長 設計を行った際に、下回った額のほうが大きくなっている。 ◆坂井洋介 委員  それと、また188ページに行って、住宅整備推進費なのだが、これ、予算現額が1530万8000円に対して、不用額が1115万7000円と。これは予算現に対する不用額の割合が高いなと思うが、この原因については、どのように考えているのか。 ◎住宅政策課長 この部分の不用額については、住宅改修支援事業費の部分で、28年度から、持ち家のバリアフリー化分譲マンション共用部分バリアフリー化の事業を開始しているのだが、市民への周知が十分に行えていなかったことと、あと支援内容が市民のニーズと必ずしも合致していなかった部分などがあったことから、利用者数が伸びなかったものと考えている。 ◆坂井洋介 委員  周知不足などがあったということだが、この決算を踏まえて、どういうふうにしていこうとか、何か考えてはいるのか。 ◎住宅政策課長 昨年度、高齢者居住安定確保計画の一部修正を行っているのだが、その議論の中で、ちょっとこのバリアフリー化の事業をてこ入れしたいという思いもあって、委員のほうからも意見、いただいて、昨年度から既に保健所の健康づくり課で実施しているシルバーリハビリ体操教室において、体操による介護予防だけではなくて、住まいによる介護予防の大切さも訴えてきた。今年度もそれは行っている。あと助成制度自体も見直しを、30年度、今年度から見直して、助成金額上限10万円という部分は変わらないが、これまで10万円以上の工事を対象としていたものを、3万円以上の工事ということで、手すりの設置などでも対象になるように改めたほか、助成率も10%から30%の助成に改めた。その結果、今年度、大幅に申請が伸びている状況にある。 ◆坂井洋介 委員  続いて、船橋駅の南口地下駐車場等管理運営について伺いたいと思うが、南口の地下にある駐輪場は、船橋市が管理を委託をしていると思う。これは船橋都市サービスに委託をしているという中で、私たち共産党のもとには、ここの従業員と思われる方から、ちょっとこの委託・運営の方法に問題があるのではないかというような告発のようなものが寄せられてきている。  その中では、例えば、ここの駐輪場は24時間自転車の出し入れができるわけではなくて、朝6時に開いて、24時までだったかな……というふうになっていると思うが、これが、6時よりちょっと前にあけると、都市サービスの社員に怒られると。開門規定時間外で何か問題があったら、責任とれないぞというようなことだとか。あとは、駐輪場の管理室に駐車場防犯カメラの画像が映っていると。これじゃ、意味ないんじゃないのかとか。それから、有休がとれないとか、昼休憩はコンビニにお弁当を買いに行くことも許されずに、忙しくなれば手伝いをしなきゃいけないと。ずっと拘束されているというようなものだとか、それからあとは、土日には正社員が来ない、パート・アルバイトのみで回しているとか。それから、災害が起こった際、近年のゲリラ豪雨だとか、台風なんかが来たときに、地下というのは大変危険な状態になると思うが、そのときに、どういうふうにするのか、災害が起こった際に、どのタイミングでその駐車場や駐輪場を閉めるのか、こういったことが従業員には知らされていないなどのお話が寄せられているのだが、こうした中で、まずはこの駐車場の……開門規定などについて、何か6時よりちょっと前でもあけちゃいけないみたいな話になっている、そういうふうな業務委託の契約になっているのか。時間外で何か起きたら責任はとれないというような委託の契約になっているのか。 ◎都市整備課長 利用の時間だが、委員ご指摘のとおり、6時から24時までなのだが、例えば5分ぐらい早目にあけることも、駐輪場の整理員の裁量でやっていただいているので、これは問題ないと考えている。 ◆坂井洋介 委員  それから、モニターだが、駐輪場の何ていうか……控室、管理室に駐車場防犯カメラの画像が映っていて、これは意味ないんじゃないかということなのだが、実際に現場、そうなっているのか。 ◎都市整備課長 2階の駐輪場の整理員室には、地下の駐車場モニターもある。 ◆坂井洋介 委員  どういう理由でそういうことになっているのか。ここの多分契約の中では、防犯や何かについても規定をしていると思うが、駐輪場の整理をしている、従事している人に、駐車場の防犯についても監視をするような業務委託になっているということか。 ◎都市整備課長 駐輪場の整理員室モニターがあることだが、まず、こちらのほうは、フェイスビルができた当時、船橋駅南口の中央監視室の役割を担う形で、こちらに集中してモニターを置いたという経緯がある。あと、駐輪場の整理員に駐車場の監視もさせているんじゃないかというご指摘だが、その点については、今、調査をしているので、もし契約内容と違うことであれば、是正等指導していきたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  それから、人の命にかかわる大事なことと思うので、災害が起きたときの、どのタイミングでどういうふうに地下から避難をしたりとか、門を閉めたりとかというのは、どういう委託契約になっていたのか。 ◎都市整備課長 契約の内容という点では、ちょっと今、不確かなことがあるのだが、従業員に対しては、この日々の朝礼の中で、こういう災害が起きたら、こういう行動をしてほしいという教育をしているということを聞いている。 ◆坂井洋介 委員  教育をしている……では、具体的にどういう基準で、例えば雨量がどれぐらいだったらとか、基準はどうなっているのか。 ◎都市整備課長 船橋市から大雨警報とか洪水警報が出たときに、船橋フェイスビル防災センターのほうに連絡が行く。それに伴い、船橋市海老川の船橋本町水位の観測所で、危険水位に達したときには、駐車場とか駐輪場の入り口に土のうを積んで、もう水が入らないようにしたり、シャッターを閉めたり、そういうことをしていると聞いている。 ◆坂井洋介 委員  どうも従業員に周知がされ……多分ちょっと向こうは言ってる、言ってると言うんだろうし、従業員のほうは聞いてない、聞いてないと言う。言った、言わない論になってもしようがないので、これについては、ちょっと再度周知を徹底するようにしていただきたいと思う。  それで、いろいろこまごま、これ以上聞いていってもあれなのだが、この方が言うには、どうも市のほうにも改善の働きかけをしたようなのだが、何も改善されてこないという中で、私、この委託の契約書もちょっと読ませていただいたのだが、この中では、監督員が契約書及び仕様書に定められた事項の範囲で監督をするというが、必要と認める場合は、受託者に対して業務の処理状況について調査をし、また報告を求めることができるという規定があるが、市民、もしくは従業員と思われる方から、そういうようなお話は受けていたのか。それで、それに対して、市としてはそういう調査や報告を求めたことはあったのか。 ◎都市整備課長 従業員からそういう要望を受けたという記録は、私のところには来ていない。 ◆坂井洋介 委員  来てないということだったが、今、私が幾つか述べたことが、事実かどうかも含めて、ちょっと調査をしていただきたいということは、要望をしておきたい。  一旦これで。 ◆滝口一馬 委員  では、端的に1点だけお聞きする。それは、予算の執行率についてである。土木費としては、率で行くと、その執行率は82.86%になっているわけだが、その中で、科目ごとにちょっと見てみると、港湾費とかは置いておいて、ちょっと低いなと思うのが、河川費。これに関しては、公営企業会計に移管等々、理由はあるのかなと思う。それは置いておいて、気になるのは、道路橋りょう費の予算の執行率が74.83%ということで、翌年度の繰り越しも13億8000万、約14億弱。不用も2億9900──約3億弱あるわけだが、これについての理由と、この辺、今後どのようにしていくか、ちょっとお尋ねをする。 ◎道路部長 道路橋りょう費の執行率の低い理由については、委員ご指摘のとおり、翌年度への繰越額及び不用額が多くなってしまったものである。繰り越しの理由については、工事及び用地の取得において、関係機関との調整や地権者との交渉に不測の日数を要したものである。また、不用額の主な理由については、道路整備費において、沿線住民や地権者との協議がまとまらずに、一部工事が執行できなかったこと、用地購入費において、一部用地取得が必要なくなったためである。また、橋りょう維持費においても、施工条件の変更により、1橋の工事が先送りになったことや、施工方法の変更により、工事費の縮減が図れたことによるものである。  今後ということだが、地元地権者並び関係機関との協議、調整については、円滑に行えるようにさらなる努力をしていきたい。 ◆滝口一馬 委員  今、部長のご答弁の中で、不用額の中で、用地購入費について一部用地取得が必要なくなったというようなお言葉があった。これ、もう少し具体的にお話しいただけるか。 ◎道路建設課長 地権者と協議したところ、当初、買収を予定した土地について、無償で借りることができたものである。 ◆小平奈緒 委員  主要な施策の178ページ、事業名、市施行土地区画整理事業費、科目、飯山満土地区画整理事務所についてお伺いする。  29年度、行った内容と、3億1900万円の不用額の内容について、お聞かせいただきたい。 ◎飯山満土地区画整理事務所長 まず、当事業は、平成27年度に大幅な計画変更を行い、28年度より本格的な造成工事を行っている。昨年度においては、地区に、大きく3つに分けて、地区内3カ所で工事を行っている。飯山満駅の北側と駅の南側、地区の中心部なのだが。それと、地区の最南端で工事を行っている。特に飯山満駅の南側においては、もともと山だったところを大規模に切り土工事を行っており、工事展開をしている。おおむね順調に工事は行っていると考えている。  今後、駅南側においては、インフラ関係や擁壁、道路整備を行って、平成33年ごろには駅の南側一帯を、大規模に使用収益開始できる予定としている。  あと、3億円の不用額だが、理由については、当初歳入予算で見込んでいた国庫補助金が減額査定されてしまって、その分を見送ることとしたためである。 ◆藤川浩子 委員  説明書の166、167ページの、まず、道路台帳の整備費についてお伺いをする。  これについては、道路に関する情報を一元化して、道路管理システムを搭載するということで、この道路管理システムの情報を確認できる地図の種類というのは、市道の認定路線、それから基準点の配置図、道路境界確定図道路台帳図道路現況図となっている。この図面等の更新というのは、いつの時点で行っているのか。また、道路管理情報システム利用対象というのは、広く市民が気軽に見られるようになったということだと思うが、利用者にとって、この道路管理システムを活用することによって、道路認定、事務の効率化というのは図られているのか、お伺いしたい。 ◎道路管理課長 道路管理システムが構築されて、今までは年1回の道路認定であったものが、年4回の道路認定を行えるようになった。道路法に基づく道路の管理がこれにより速やかに行えるようになったと考えている。  また、このシステムによって構築された道路台帳については、今までは、来庁して閲覧していただいていたが、平成30年4月より、船橋市のホームページにおいても公開されたので、来庁せずに、市民を初めとする広く道路にかかわる事業者の方にも利用していただいてる。 ◆藤川浩子 委員  道路台帳が整備をされて、ホームページでも見られるようになったということで、庁舎内でも担当課の方たちも、確認作業しやすくなったんではないかなというふうに感じる。事務の効率化に、今後も努めていただきたいと思う。  続きまして、説明書の174、175ページの準用河川の整備費についてお伺いをしたい。  これは、準用河川の整備をしたということだが、この整備費の不用額1億448万4000円の、この理由についてお伺いをしたい。
    河川整備課長 準用河川駒込川河川用地土地購入費において、買収まで至らなかったことと、その後に施工に入る予定であった県道下流側から駒込川(後刻「桑納川」と訂正)との合流点までの70メートル区間の駒込川改修工事が施工できなくなり、不用額となってしまったものである。 ◆藤川浩子 委員  通常は次年度の繰り越しになるのかなというふうに考えていたのだが、わかった。駒込川の改修工事、予定どおり進めていただくようにお願いをしたい。  最後に、説明書の182、183ページの公園緑地費の都市公園整備費についてお伺いをしたい。  都市公園整備費の翌年度の繰越額1億9529万9000円と多額であるが、その理由についてお伺いをしたい。 ◎公園緑地課長 平成29年度の都市公園整備費の繰越額の内容だが、工事請負費において、大穴近隣公園整備工事費その2で1億5130万円、また夏見台東公園整備工事で4399万9200円の2工事を繰り越した。  それぞれの繰り越し理由だが、大穴近隣公園整備工事その2では、施工中に想定外の湧水による対策検討が必要になったこと、また夏見台東公園整備工事では、整備内容について周辺住民との調整に不測の日数を要したことから、工事の年度内完了は困難となり、繰り越したものである。 ◆藤川浩子 委員  では、この繰り越し工事については、完了はしているのか。 ◎公園緑地課長 繰り越し工事については、既に大穴近隣公園整備工事その2については、平成30年8月10日に完了しており、夏見台東公園整備工事においては、平成30年6月29日に完了している。 ◎河川整備課長 先ほど、藤川委員のご質問のところで、施工に入る県道下流側、桑納川というところを、下流側、駒込川と言ってしまったところなのだが、桑納川に訂正させていただきたい。申しわけございません。 ○分科会長関根和子) 藤川委員、よろしいか。 ◆藤川浩子 委員  はい、了解である。 ◆うめない幹雄 委員  大穴近隣公園の用地取得したわけだが、これ、以前私、大穴の近隣公園の隣接する道路が非常に狭い、歩道がないという話をしてるのだが、こういうところにおいて、この間の委員会においては、道路の拡幅等は公園緑地課ではなく、道路部の問題だということなのだが、そういう事業をやる上での連携というか、各課、各部とのいろいろな調整というのは行われていたのか。 ◎公園緑地課長 直接的に整備を進められるところに関しては、公園の事業の中で進めていきたいというように考えていた。道路周辺環境の整備になると、規模も大きくなり、公園整備の進捗状況と調整を図るに当たっては、かなり道路整備に関しては、時間、期間もそういったことで、多くかかるということで、まずは公園整備事業のほうを優先させて、整備をさせていただいた。 ◆うめない幹雄 委員  これ、市の全体のいろんな事業にかかわるのだが、じゃ、ここに建物を建てるとか、ここで何か事業をやるってときに、その物だけつくればいいというもんじゃないですよね。正直、そこにじゃ、皆さんどうやって来るのかとか、環境整備というのは、絶対含まれてくるわけである。そういう中で、はっきり言って道路部というのは、いろんな事業にそういう部分で絶対かかわっていかなきゃいけないと思う。ということは、その事業をやる上で、環境整備……道路部というのは、各部局横断的に、常にいろんなところで協議していかなきゃいけないんじゃないか、そういうふうに思うので、これは意見として言わせていただく。よろしくお願いする。 ○分科会長関根和子) 答弁要らないか。 ◆うめない幹雄 委員  要らない。決算にかかわらないので──かかわるか。 ○分科会長関根和子) かかわる。 ◆うめない幹雄 委員  じゃ、答弁お願いする。 ◎道路部長 市内で行われるいろんな開発だとか、市の事業とかの場合にも、道路部にも当然情報が入ってくるので、そのときは協議の中で、例えばこの近隣公園の場合だと、一部隣接する地主さんが同じ元地主だったので、協力をお願いして、寄附をいただいたりして、道路部のほうで、区域外になるが、整備をする予定であるし、そういった連携はとっており、これからもとってまいる。 ◆うめない幹雄 委員  正直、あそこの道路、じゃ、いい公園できましたよというときに、近隣の幼稚園とか保育園の方が遠足に行けるかといったら、ちょっと僕は危なくて歩けないんじゃないかなと感じてしまう。そういう部分で、せっかくいいものをつくるんであれば、やはりそういう全部、環境も含めて整備していかなきゃいけないなとはすごく感じるので、道路部を含めて、そういう部分、力を入れていっていただきたいと要望する。 ◆浅野賢也 委員  主要な施策の186、187ページ。船橋駅南口市街地再開発事業費の中の船橋駅南口周辺地区(C街区)まちづくり勉強会支援業務の……勉強会をやっていると思うが、南口をおりて、ちょうど左側のところがC街区なのだが、そこの勉強会の内容がわかれば教えていただきたい。 ◎都市整備課長 勉強会の実施の内容だが、再開発事業の仕組みや他市の事例などを紹介するなど、まずは皆さんに再開発事業に興味を持っていただく内容とした。 ◆浅野賢也 委員  これ、地権者の方と勉強会をしていただいていると思うが、地権者の方の意向とかというのは、意見を吸い上げたりというのもしているのか。 ◎都市整備課長 このまちづくり勉強会は、皆さんの意見を聞く場ともしているので、そういう意見はいただいている。 ◆浅野賢也 委員  この地区、多分……駅前で、今、セブンイレブンに10年定借で貸しているところも入っている部分だと思う。ちょうどあそこ、バスの、駅前広場の構想があって、もうかなり、30年とか、もっとたつかな。整備の網をかけている、建物を建てるのを抑制している地域でもあって、この事業、どうなるのかなというのが、地権者の方、かなり思っている部分だと思う。  あと、駅前のバス通りも──駅前通りも、バスの停留所がなくて、駅前広場がないので、当然あそこ、道の部分に停留所を設けたりという、今、状況なので、駅前広場をつくるというのが、かなり念願の部分もあると思う。今、セブンイレブンも、一昨年度、定借10年間で貸して、10年後にはできるかなと。もうあと8年強ぐらいのスパンだが、その期間、8年後の期間で、この市街地再開発事業というのが、地権者の意見を聞いた中で可能かなというような感触がわかれば、教えていただきたい。 ◎都市整備課長 駅前には、いろいろ多数の店舗が立ち並んでおり、権利関係もいろいろ複雑になっているので、今すぐ事業実施というのは、なかなか難しいような状況だと考えている。  ただ、今、委員ご指摘のとおり、駅前の市の玄関口でもあることから、再開発を促進すべく、皆さんの意見を聞きながら、この勉強会も推進していきたいと考えている。 ◆浅野賢也 委員  これ、勉強会をやって、再開発事業に対する地権者の同意というのが得られていくのが一番いいかなと、本当に思っているので、ぜひ、期間区切ってじゃなくて、順番になし崩しじゃなくて、地権者の同意が、コンセンサスがとれればいいかなと思っているので、どうぞ引き続きよろしくお願いする。 ◆岡田とおる 委員  主要の施策の概要及び成果の177ページ。この市民参加型のまちづくり支援事業費についてお伺いしたいが、まず端的に、29年の実績と、アドバイザーを派遣するということだが、その派遣費というのか、それについて。また、実施された状況の報告の形態はどういうふうになっているのか、お伺いする。 ◎都市計画課長 地域まちづくりアドバイザーの派遣に関し、平成29年度は、派遣回数が1回であり、報奨として3万円を支出している。  また、実績に関しては、アドバイザーと派遣先の団体の両方から、実績報告を受けている。 ◆岡田とおる 委員  大きな建設費とか土木費の事業の中で、割合としては比較的小さいものになる。適切な表現かどうかわからないが、なると思うのだが、こういったところも、今後決算認定ということでは結果をどういうふうに評価するのかというスタンスをきちっと持つべきだと、僕は思っている。特に今後、地域の事情が各地域でいろいろな……人口構成なんかも変わってくる中で、地域の皆さんが自分の地域をつくるという意思を育んでもらうというのは、すごく重要なことだと思うのだが、それが将来的に変化に合わせて、またいろいろブラッシュアップをしていくことについても、先を見通したものにしていく必要性があると思うし、そういった観点においては、やっぱりあとは将来財政推計なんか見ても、どういうところをうまくコントロールしていくかというときには、やっぱり決算の段階で、きちっと実施されたものが評価できる、評価するということを、こういう事業はなかなか、何ていうか、啓発事業的なところなので、物が建ったとか、何を何件やったとか、むしろ地区計画がいっぱいできたということが実績になるとは、直結するとは全く思わないが、やはりこういう事業だからこそ、丁寧に評価の基準を設けておくというお考えをお持ちいただきたいなということを、ご提案というか、要望させていただく。 ○分科会長関根和子) 他に質疑はあるか。      [「はい」と呼び、その他発言する者あり] ○分科会長関根和子) 少し時間がかかりそうなので、ここで一応休憩をさせていただく。          12時04分休憩          13時03分開議 ○分科会長関根和子) 休憩前に引き続き、会議を開く。  質疑を継続する。 ◆朝倉幹晴 委員  下水道事業特別会計の決算に関連してのことだが、西浦下水処理場の1系列だけ標準活性汚泥法……の系列だったと思うが、それを実質、高度処理──窒素、リンをとる高度処理に転換することで、継続費だったんじゃないかと思うが、昨年度、実証実験が行われたと思うが、その状況はどんな感じだったか。 ◎下水道施設課長 西浦下水処理場の段階的高度処理については、施設の改造を行わずに、運転方法だけで高度処理と認めてもらえる実証実験を行い、今年7月30日に高度処理を国に認めていただいた。 ◆朝倉幹晴 委員  じゃ、昨年度の決算の中での事業で、ことし、正式に認められたということと考えてよろしいか。 ◎下水道施設課長 そのとおりである。 ◆朝倉幹晴 委員  それは非常にいいことだと思う。  それと、決算の説明資料の169ページの印内歩道橋耐震補強工事委託に関してだが、印内の歩道橋、葛飾公民館付近と、西側……東側か。東側を結ぶ歩道橋で、私も時々利用していたところなのだが、これは、前にも工事が行われていたような気がするが、この2017年度の工事と、前の工事は、それぞれどのようなものだったのか。 ◎道路維持課長 今回の印内歩道橋工事は、橋梁の耐震補強工事であり、平成28年、29年度において、下部工部分、いわゆる橋脚部分の耐震補強を実施している。以前に行った工事だが、こちらについては、武蔵野線にかかる橋梁のうち、老朽化が著しい橋梁について、コンクリートが剥離し、線路内に落下することを防ぐため、緊急的に表面処理の補修を行ったものである。 ◆朝倉幹晴 委員  それぞれ、工事の時間帯などに、どのような決め事というか、どのような規定でやっていたのか──やっているのか。 ◎道路維持課長 電車が走っている時間帯に支障のある工事については夜間、電車が走っていない時間に工事を行っている。それ以外、支障のないものについては、昼間、工事を行っている。 ◆朝倉幹晴 委員  では、決算の最後にだが、これは要望ということだが、西船橋第八、第十駐輪場の半分ずつ、今年度と来年度で工事するというのの準備を昨年度からされてきたと思うが、それは、この西船橋駅周辺に住んでいる者にとっては、非常に大きな工事である。現在も、第八駐輪場が延伸されて、非常に遠いところから100円駐輪をして、駅に向かわざるを得ない状態になっているので、一時、非常に不便になっている。でも、それはやがて台数がふえることの代償として、住民も多くの人はしょうがないかなということで受け入れているが、この工事に関して、やはり現場でも、駐輪場そのものでも、少しは説明があったのだが、全体的に積極的な説明が不足していたんじゃないかという印象を持っている。私自身は、できるだけ自分の報告とかで地元に説明しようとしたのだが、やはり同じような大規模な工事で、数年にわたるような影響を及ぼす工事を駐輪場に関してするときには、今後は十分な説明をしていただくことをお願いをしておく。 ◆藤川浩子 委員  説明書の241ページの、下水道事業特別会計の中の地震対策費についてお伺いしたい。  これは、総合地震対策に係る計画を策定……ということで、下水道施設というのは、住民生活を支える重要なライフラインの1つとなっている。震災によって、その機能が麻痺をした場合、例えばトイレの使用ができなくなってしまったり、公衆衛生被害の発生があったり、また雨水の排水機能の喪失による浸水被害など、市民にとっては生命、財産にかかわる重要な、重大な事態が生じるというふうに考えている。  このような事態を回避するために、下水道施設の耐震化を、これまでも実施していると思うが、平成29年度に策定をした地震対策の内容というのはどういったものか、お伺いしたい。 ◎下水道河川計画課長 下水道総合地震対策事業については、人命を守ることを最優先とし、緊急輸送路の通行確保、鉄道輸送の確保及び災害拠点、宿泊避難所からの排水経路を確保し、避難所における生活環境の保全を図ることを目的に、平成21年度より事業を実施し、主な対策として第1期では、緊急輸送路のマンホール浮上対策、平成26年度からの第2期では、緊急輸送路及び軌道下の管渠の耐震化、今年度、平成29年度に策定した第3期雨水整備計画(後刻「総合地震対策」と訂正)では、緊急輸送路並びに軌道下の対策のほか、避難所等から処理場をつなぐ管渠の耐震対策を進めていく。 ◆藤川浩子 委員  本当にね、工事というのは大変だと思う。特に、避難所からということで、またことしから始まっているようなので、そのあたりの工事、粛々と進めていただきたいと思っている。  その下の地震対策工事についてお伺いしたい。幹線函渠について、震災の対策を行ったというふうにあるが、具体的にはどのような工事をされているのか、お伺いしたい。 ◎下水道建設課長 下水道総合地震対策の第2期計画に基づき、鉄道軌道下の函渠に対して、耐震対策を実施したものである。JR西船橋跨線橋付近の軌道下に布設されている太刀洗幹線ほか3カ所の函渠の内面に、硬質塩化ビニール製の材料でライニングをする管更生を施して、耐震化を図った。 ◆藤川浩子 委員  ありがとうございます。  管更生工法というの、ちょっと調べてみたら、道路、掘り返さなくても、古い管の中に新しい管をつくるということで、耐震化が図られていくということなので、大きな震災、今のところないが、地道にその工事のほうも進めていただきたい。  では、続いて、説明書の247ページ、決算書では350ページだが、船橋駅の南口の市街地再開発事業特別会計についてお伺いしたい。今、船橋駅南口、本当に、ことしになって駅ビルが、複合ビルが開業したりとか、また、3・4・11号線が開通したりとかということで、本当に駅前の景観がだんだんよくなってきたなと実感をしている。  決算書の350ページの中で、財産の貸し付け収入が予算額に比べて減じているのだが、主な原因は何なのか、お聞かせ願いたい。 ◎都市整備課長 財産貸し付け収入には、ビルの床を貸し出して得た収入と、主に駐車場の収入があるが、この中で、駐車場の収入が予算に比べて、約250万円ほど減じていることが主な原因である。 ◆藤川浩子 委員  それでは、何が原因で駐車場の収入が減じているのかということを考えているのか、利用者にとって使いやすくなっているのかどうかということもあわせて、伺いたい。 ◎都市整備課長 この駐車場は地下の駐車場なので、駅周辺の平面の駐車場、コインパーキングなどに比べて、駐車場の入り口がわかりづらいということと、地下まで行かないと料金が幾らになるかとかいうのが、表示が不明な点があり、利用者にわかりづらく、入りづらいという印象を与えたためだと思う。 ◆藤川浩子 委員  では、その対策というのは、何かとられているのか。 ◎都市整備課長 この駐車場への案内看板を沿線道路上に、今月、3カ所設置した。また、利用者の方にとってわかりやすい料金表示等も、来月中にはちょっと設置しようと考えている。 ◆藤川浩子 委員  その料金の表示板については、10月早々の設置ということなので、ぜひ早目にお願いしたいのと、やっぱりわかりやすく、見て、本当に一目瞭然でわかりやすくということで、お願いをしたい。  次に、市が直接貸している保留床について伺いたいが、どれぐらいの物件で、床面積というのは幾らぐらい、どのぐらいあるのか。また、今、保留床の空きというのはないのか、伺いたい。 ◎都市整備課長 市が直接貸し出している床の物件数だが、物件数は11である。面積については約5,300平方メートルである。  あと、現在空きはということだが、空きはない。 ◆藤川浩子 委員  空きはないということで、よかったと思う。  賃料について、幾らになっているのか。改定をされているのか、伺いたい。 ◎都市整備課長 平成29年度の賃料だが、直接貸している保留床については、約3億3000万である。この賃料については、3年に一度、見直しをしている。 ◆藤川浩子 委員  最後に、この市債の償還計画というのをつくっていると思うが、これまでに何回見直しているのか。過去の見直しスケジュールも含めて、どのようになっているのか、お伺いしたい。 ◎都市整備課長 償還計画については、過去2回、見直しを行っている。来年度予定の消費税改定とあわせて、今後、改定していきたいと思っている。 ◆藤川浩子 委員  最後、要望だが、本当にこの南口の保留床とかということで、空きがないように、今後も魅力的な、価値を進めていただきたいと思うし、回遊性とか利便性、また安全性の向上というものについてもお願いをしたい。 ◎下水道河川計画課長 先ほど、藤川委員のときに、地震対策費のとき、平成29年度の対策で、総合地震対策と言わなければいけないところを、雨水整備計画というような形で話してしまったので、訂正をお願いしたい。 ○分科会長関根和子) よろしいか。 ◆藤川浩子 委員  わかった。 ◆坂井洋介 委員  先番委員の質問であった、船橋駅南口特別会計なのだが、今、お話があったように、歳入のところでは、当初予算に対して収入が低くなっているというようなお話があった中で、記憶ではたしか、その前の28年度においても収入が低かった、予定していた当初の家賃収入よりも入ってきてなかったんではないかというふうに記憶をしているが、こういう中で、この南口の計画というのは、ずっと家賃収入を得ていって、平成58年度とかいう、28年以上先の話になるのだが、そこでその保留床の推定時価総額と、借入金の残高が並ぶようになると。本当に売れるかどうか、私は疑問だと思っているが、そういう中で、家賃の収入や何かが下がっているという現状がある中で、本当に58年度に保留床売却で清算ができると。今もこの計画が変わってないというか、ずれてはいないのか、確認をしておきたい。 ◎都市整備課長 今、委員ご指摘のとおり、収入は若干減っているところもあるが、収益という点で歳出も減っているので、償還に要する計画については、計画どおり償還を行っているので、今、おくれは生じていない。  今後についても、安定的な収入を得られるように計画をするためにも、償還計画の見直し等を行っていきたいと思っている。 ◆坂井洋介 委員  28年先にどういう世の中になっているか、経済状況も含め、ちょっと予想は難しいのではないかなと、私は思っているので、ちょっとそこは指摘をしておきたい。  続けて、下水道だが、1点だけ。決算書の316、317ページ。下水道整備費なのだが、この中の工事請負費の不用額だが、24億4997万9318円と、膨大なこの不用額だと思うが、これはなぜか。 ◎下水道総務課長 今のご質問だが、前段で、済みません、少し……今回29年度決算なのだが、28年度決算までとの違いについて、少しお話しさせていただきたい。  平成30年4月1日より、地方公営企業法が下水道事業に適用されている。これに伴い、平成29年度下水道事業特別会計の決算については、平成30年3月31日をもって、打ち切り決算となっている。平成29年度予算において、執行済みの支払いについては、3月31日までのお支払い分について、この決算書に載っている、支出済み額というとこに計上されている。4月1日以降の支払いについては、特例的支出として、企業会計で整理することとなっている。  この特例的支出なのだが、28年度までの決算は、4月、5月の出納整理期間に支払われたものについては、支出済み額に含まれていたのだが、29年度決算では、不用額のほうに入っている。そこで、ちょっと違いがあるのだが、今、坂井委員のほうからご質問のあった下水道整備費の工事請負費なのだが、不用額が24億4997万9318円となっているが、今、ご説明した4月以降にお支払いしている特例的支出というものが、6億2850万1564円ある。実質的な不用額としては、18億2147万7754円となる。  主な理由だが、整備費なので、国庫補助金の要望額に対して、決定額が少なかったということにより、事業を行ってないものがあるので、それによる影響で不用額が出ている。 ◆坂井洋介 委員  ご説明で、特例的支出に……だから3月31日以降に支払ったものは、特例的支出にするというようなお話であったが、そうすると、決算書の302、303ページのこの大枠で行ったときの下水道整備費、ここでの不用額は幾らになるのか。 ◎下水道総務課長 済みません、全体でということでよろしいですか。 ◆坂井洋介 委員  そうですね、この不用額、下水道整備費で行きますと……35億ですか、これ。35億8419万130円の不用額になっている中の、特例的支出を差し引くとどれぐらいになるのかというようなこと。全体というか。 ○分科会長関根和子) 303ページのほうの不用額のところですね。 ◎下水道総務課長 ここの部分の整備費全体での集計は、済みません。ちょっと手元になくて、とれてない。申しわけございません。 ○分科会長関根和子) じゃ、後ほど、こちらの委員会のほうに資料として出していただきたい。よろしくお願いする。 ◎下水道総務課長 わかった。 ◆松嵜裕次 委員  下水道部だけだと思う。初めに細かいことを伺って、その後、全般的なことを伺っていきたいと思うので、よろしくお願いする。  まず、河川費の河川管理費である。説明書の174、175が対応すると思うが、雨水流出抑制対策費のところから伺っていきたい。これ、高郷小学校で、まず雨水貯留施設の設計業務委託、これ、29年度行っていたが、高郷小の雨水の貯留量についてと、あと飯山満川全般の29年度終わった段階での流域対策の進捗について、伺いたい。 ◎河川整備課長 高郷小学校の全体の貯留量としては、約1,600立米──オンサイト分が約800立米、オフサイト分が800立米、ちょうど半々ぐらいとなっている。  あと既設として、グラウンドの貯留が約500立米ある。 ◆松嵜裕次 委員  ごめんなさい。高郷小はわかったのだが、飯山満川全体の、たしか基本計画では、将来的には時間降雨量12ミリ相当を想定した流域対策が計画されていると思うが、高郷小学校、まだ設計業務委託だからできていないが、29年度までの流域対策の進捗、どれぐらいできているのかというのは、出ているか。
    ◎下水道河川計画課長 飯山満川流域の流域対策量として、将来的な対策として、10ミリ相当の流域対策をしていきたいと思っている。貯留対策量として、調整池、貯留量全て合わせて、4万2299立米、これを対象にしている。今まで整備した既存の調整池の貯留量については、1万8154立米ということになっている。割合については、ちょっと今、把握はしていないが、この比率になるので、ちょっと計算していただければとは思うが……申しわけありません。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。1万8000幾らかですね。4万2299だから、大体4割ぐらいかな。わかった。  一般的に、これ、基本計画を見ると、学校、公園、道路、公共施設、調整池等々の貯留または浸透の対策量が示されているが、学校における貯留浸透施設の設置というものが、市立学校のみなのか、例えば、飯山満川においては、既に薬園台高校が校庭貯留ができる。それから、芝山高校なんかも対象になってくるんじゃないかとは思うが、県立高校の想定というものは、どういうふうに考えているのか。 ◎下水道河川計画課長 海老川流域として考えると、県事業としてやるものについては、県管理である高校、市については、市が管理している市小中学校及び公園などを対象に行っている。基本的に、県の計画については、今後の予定がちょっとないもので、既存施設として、薬園台高校と芝山高校については、この対策量に見込んでいる。 ◆松嵜裕次 委員  県管理の工事、薬園台高校なんか随分前から校庭貯留できるという看板が出ていて、ああ、そうなんだということは見てたのだが、どういう経緯であそこが校庭貯留したかというのは、ちょっとわからないが、船橋市におけるこの飯山満川の基本計画というものについては、県のほうとは共有できているのか。 ◎下水道河川計画課長 県のほうと共有できているというような話ではなく、海老川流域の整備計画に基づいて、市のほうが実施しているということになるので、整合はとれているということになると思う。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。  続いて、今度は、習志野台7丁目の貯留浸透施設の件。これ、駒込川の流域に入ってくるとは思うが、この工事は、雨水流出抑制対策という形で位置づけられている。事業名もそういう形になっているが、これは、流域対策の一環ではないかと私、思うが、流域対策ではないのか。 ◎河川整備課長 習志野台7丁目の工事については、地域の冠水対策、それと下流側の排水管の負荷を軽減させるための工事であり、河川の流域対策の工事ではない。 ◆松嵜裕次 委員  もともと駒込川については、習志野台第1調整池があるから、これで目標が達成可能なので、新たな流域対策がないというふうに基本計画では書いてあるので、どっちなのかなというふうに思ったが、ただ、そういう浸水被害対策にというのは、雨水整備計画に基づいて、下水道事業で行うんじゃないかと思った。河川整備課による河川事業なので、今回のは、私、流域対策じゃないかと思ったわけだし、以前、委員会でいただいた説明資料でも、この雨水貯留浸透施設とか、雨水流出抑制施設の設置というのは、洪水を防ぐ取り組みであると、あと船橋市がホームページに載せている総合治水対策の枠組みの中でも、例えば下水道事業における配慮、管内貯留等についてもこれは流域における治水対策だというふうな位置づけがされていたので、流域対策の一環なのかなと思ったのだが、それも違うということなのか。今、言ったことについても。そういうことではないと。そういう位置づけではないと。 ◎下水道河川計画課長 習志野台7丁目の対策については、緊急的に上流の整備というような形で、雨水整備計画等に基づかず、実施しているが、その対策量としては、超過降雨対策として、流域対策に資するものだとは考えている。 ◆松嵜裕次 委員  緊急的に雨水整備計画にも基づかない。そうすると、今後も、この駒込川の流域……私、流域という言葉は今、使っているが、同様の対策がなされる可能性というのは、これからもあるのか。 ◎下水道河川計画課長 でき得れば、市の施設等がもし建てるということであれば、流域対策として調整池等をつくっていただきたいというふうには考えている。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。  あとは、今、飯山満川、駒込川関連で、基本計画を踏まえて伺ってきたわけだが、全体計画で15河川が河川として整備すると示されて、そのうち、飯山満川、駒込川、北谷津川を、基本計画をつくった。残りの12の河川についての治水計画というのは、これは存在しているのか。 ◎下水道河川計画課長 3河川以外の河川についても、流量等については、大きな話で行けば決まっている。ただし、具体的な話で行くと、ちょっとまだ実際に実施するような内容までには至っていない。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。そのために優先づけて、たしか、4項目だったか、評価して、ピックアップしたんだと思うから、優先してやっていくことについては、異論はないのだが、とりあえずは、じゃ、大きな枠組みでの対策を考えているというふうな理解をした。  細かいことをもうちょっとだけ伺う。今度、下水道特会のほうでの雨水整備費、説明書だと242、243になると思うが、今度は雨水整備計画に基づいた対策であるが、29年度は上長津川幹線、木戸川排水区貯留施設の実施設計、また木戸川右岸第二排水区の管渠築造工事を行ったというふうに書いてある。雨水整備計画では、6地区、優先地区として示されていて、これは、おおむね10年の整備とされているが、この進捗についてはいかがか。 ◎下水道河川計画課長 平成23年度に策定した雨水整備計画に基づき実施している優先整備地区6地区の進捗状況については、二重川排水区の事業が完了し、現在、木戸川右岸第二排水区及び駒込川排水区の工事に着手している。今後、順調に3地区の事業が進むと、平成34年ごろ整備が完了する見込みとなっている。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。  たしか、全体の中で、34排水区を整備計画……整備区域として139排水区から34排水区を整備地区として抽出をして、さらに、おおむね10年間を目途に、優先整備する6地区を選定したというのが、雨水整備計画であるのだが、34地区、6地区を除いたところだから、残り28と考えればいいのか。この地区についての対策というのは、手つかずと考えていいのか。それともピンポイントでできるところからやっているというふうに考えたほうがいいのか。 ◎下水道河川計画課長 従前の雨水整備計画に基づいて行っているものについては、34排水区を抽出して、6地区、地区限定で整備を開始しているものになる。なので、整備に入っている6地区についても、排水区の整備は終わったことにはなっていない。  あと、今後についても、優先的な箇所を見つけながら、費用対効果を考えながら、整備を進めていきたいと考えている。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。  そうすると……わかった。そういう点も含めて、29年度に、次期雨水整備計画の検討も行われていると思うが、それの予算がとられているが、なかなか整備も進むところ、なかなかこれは大変なんだろうとは思うが、予算も大変だと思うが、次期の雨水整備計画の検討というのは、どのように検討されたのか。 ◎下水道河川計画課長 従前の雨水整備計画については、浸水シミュレーションを実施し、優先整備地区を抽出しているが、それ以後、平成25年、台風26号などにより、浸水シミュレーションでは想定していなかった箇所についても、浸水被害が発生しているような状況が多々発生している。そのような状況を踏まえて、次期雨水整備計画の検討については、前回計画策定後の降雨、平成25年10月の台風26号などによる浸水被害の発生状況を踏まえ、市域全体を対象とした浸水シミュレーションによる浸水箇所の精査を行うとともに、蓄積された雨量データをもとに、計画降雨の妥当性及び現在の土地利用等による降雨の流出係数の見直しなどを行い、現在、おおよそ50排水区を検討対象区域として抽出している。平成30年度以降については、さらに詳細な検討を行い、平成32年度までに関係機関等の協議を終えて、平成34年度には次期雨水整備計画に着手したいと考えている。 ◆松嵜裕次 委員  今、50の排水区を整備地区とすると伺ったが、例えば、次期においても、今の6地区もなかなか、時間かかったわけだが、ほぼおおむね10年で整備ができるという形で、また、優先地区をつくったりとか、そういうふうな形になってくるのか。 ◎下水道河川計画課長 委員のおっしゃるとおり、前回の計画に倣い、優先整備地区を選定してやっていきたいというふうには考えている。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。細かなところは大体それぐらいで結構である。  ちょっと全般的なところを2〜3点伺うが、いずれも29年度決算段階でのお考えという形で示していただけば結構である。  1つは、先ほど習志野台7丁目のところで、私、ずっとひっかかっていたところだったのだが、河川事業としての雨水流出抑制というものと、下水道事業としての浸水対策というものが、実際、対策上の両者の線引きというのは、すごく難しいなと思った。というか、もっといえば、完全にどちらかのためという、どちらかだけのためというものじゃないだろうなということを思った。習志野台7丁目の対策についても、流域対策ではないよという話であるけども、雨水流出抑制という観点から考えれば、これは流出対策ではないかと思うし、なかなかこの線引きは難しいなということを思った。  また、河川の流域というものと、各排水区のエリアというのは、当然重なってくるし、また降った雨というものを、河川でさばくにせよ、下水道でさばくにせよ、貯留とか浸透とかといった対策というのは、お互いにこれは効果が期待できるだろうなということも思うわけである。  こうしたことから、河川事業と下水道事業の連携で、おのおのの目的のために生かしていくという方法が望ましいんじゃないかと思ったりもした。例えば、先ほど出てきた雨水整備の34排水区における各地区の対策の進捗管理、これ、将来的にはしやすいんじゃないのかなということも思ったが、そういうもんじゃないのか。どうなのか。どうお考えか、その辺については。 ◎下水道河川計画課長 下水道の雨水整備と、河川の計画との整合性の話かと思うが、河川と下水道の計画については、基本的な考え方として、下流を河川、上流を下水道として整備を行っている。その考え方については、流域面積の大きさによって決まっている。流域面積が2平方キロメートルに満たないものを、下水道として整備することとなっているので、基本的には上流を下水で整備、下流を河川で整備するというような形で行っているので、整合はとれていると思っている。 ◆松嵜裕次 委員  そうか……。  だから、ただ、例えば校庭の貯留とか、側溝の浸透とかという対策というのは、これは両方に生かせるんじゃないか。両方の対策、そして存在することってできるんじゃないのかなということを思ったので、そういう意味での連携みたいなもの、要は、雨水整備上での対策と、河川の流域対策としての対策みたいなものというのが、同じ手法をとって行うことができるんじゃないか、その辺の整理みたいなものをしていく中で、お互いの目的に生かしていくことができるんじゃないかということを申し上げたつもりなのだが、そういう何か整理みたいなものというのは、今までもされてないわけではないのではないか。 ◎下水道河川計画課長 ちょっと答えになっているか、ちょっと不安なのだが、下水道と河川で、流域対策というような形で、どちらでも行うことはできると思う。今、実施してるのは、基本的には国の交付金が得られるということで、河川事業として実施している。下水道で実施した場合、内水対策として、管の能力、50ミリ対策として含めるのか、それとも、超過降雨対策として、50ミリの対策とは別途に考えるのかというような考え方もあると思う。  今現在の考え方で行くと、流域対策を下水道のほうでは考慮していないので、50ミリよりも超過した降雨に対して、流域貯留は安全面に働くようなものだというふうには考えている。 ◆松嵜裕次 委員  わかった。  じゃ、あと2点ほど伺う。また全般的なこと。  先ほど、新たな浸水シミュレーションをした上での雨水整備計画を立てて、新しい雨水整備計画を検討しているという話、答弁があったが、その中で、今まで私たちがいろんな下水道の計画図であるとか、河川の図であるとかというものを見たときに、そこでもう見れなくなってしまっている、いわゆる暗渠化してしまった旧河川。それが、津田沼処理区とか、西浦もあったかな。多く、そちらのほうに見られると思う。そういうところには、かつて雨水の流出抑制対策として、設置された施設なども中には残っていると。先ほど、浸水シミュレーションというお話があったが、その昨今の雨量とか、各地での被害というものを考えたときに、こうした旧河川においても、現存、既存の河川における流域対策に準ずるようなものというものが、必要になってくるのではないかなということを思ったが、いかがか。 ◎下水道河川計画課長 委員おっしゃった三田川など、津田沼処理区による下水道整備については、従前の計画というような形で言わせていただくが、下水道の整備を終えた河川……行えば、河川は必要のないものとして、その機能を従前の計画では廃止していた。津田沼処理区では下流……習志野市の下水道管渠に流入する計画となっていて、旧河川の機能を残した場合、下流の能力を上回る雨水が流出することになることもあり、河川の機能を廃止したものである。ただし、委員のおっしゃるとおり、現在では、超過降雨というようなことで対策を求められているので、今後については、流域対策等考慮していく必要があると思っている。 ◆松嵜裕次 委員  余り今後のことを言っちゃうとね、決算なので。これぐらいにしておく。ぜひ検討していただきたいと思う。下水道、特に三田川の河川の状況──河川じゃないですね、もうね。旧三田川を見ると、河川だった上に、まだ下水道を接続してない人がいるというので、コンクリートのふたがかかっている部分もあるし、またもうちょっと下流の藤崎のほうに近くなると、もう完全に地面の中に管が入っているところもある。ちょっとその辺、最近の雨量を見るときに、不安の声が上がってきていることも確かなので、ぜひちょっとそういう検討を今後していきたいなと思っている。  最後に、今回、この治水対策、また雨水整備というものを調べるときに、いろいろと調べていたのだが、この治水対策全般に言えることだが、よりわかりやすい情報発信について、これは検討していただかないといけないかなと思っている。見れる方は見ていただきたいが、船橋市の雨水整備計画、見ると、もともとね、これ、河川事業と下水道事業で、全く異なるリンクをたどらないと、まず見られない。すごく苦労した、まず、それに。  それから、この雨水整備計画に至っては、ページを開いただけでは詳細がわからなくて、5つほどリンクが張ってある──PDFファイルのリンクが張ってあるのだが、これを全部、一個一個全部見ないと、わからない。この一個一個のファイルというのは、この雨水整備計画が策定されたときに、私たち議会のほうに配っていただいたA3版の資料の各ページをそのまま切り取って、このPDFにして、やっつけてる。一個一個見ると、初めはワードのファイルで、策定についての概要があったり、それからあとは、エクセルでつくったのか、表みたいなものがちょこちょこちょこちょこと出てくる。これ、全部まとめられますよね、実際に。まとめて、わかりやすく示すことって十分できるはずだと思う。  なんでこういうことを言うかというと、総合的な治水対策ということを考えたときに、例えば、宅内浸透とか、そういうことも含めて、住民が、市民が独自に対策できることということも必ずこれは含まれているわけであるから、やはり河川関係の計画というものはまだしも、この雨水整備計画というのは、もっとわかりやすい発信をしてもらわなきゃいけないと思っている。  もっと言えば、例えば内水氾濫とかに限っていえば、これは災害にも直結をしてくるし、これはもう防災の、船橋市の防災ポータルサイトのほうから、整備計画に進めるような配慮も、もちろんこれ、整備計画、きちんとまたアップし直しをしてもらいたいが、そういうふうな配慮も必要なのではないかというふうな感想を持ったわけであるが、その点について伺いたいと思う。 ◎下水道河川計画課長 委員のおっしゃるとおり、下水道事業、河川事業問わず、この事業については、市民の皆様に理解を、協力していただくために必要なものだというふうには考えているので、ホームページの見づらい点など、今後検討してまいりたいと思う。 ○分科会長関根和子) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○分科会長関根和子) それでは、質疑を終結する。  以上で本日の議題は全て終了した。    ────────────────── ○分科会長関根和子) これで、予算決算委員会建設分科会を散会する。          13時52分散会    ────────────────── [出席委員]  分科会長  関根和子(日本共産党)  副分科会長 岡田とおる(民主連合)  委員    小平奈緒(自由市政会)        滝口一馬(自由市政会)        藤川浩子(公明党)        松嵜裕次(公明党)        坂井洋介(日本共産党)        うめない幹雄(市民共生の会)        朝倉幹晴(市民共生の会)        浅野賢也(自由民主党) [傍聴議員]        桜井信明(公明党)        石崎幸雄(公明党)        石川りょう(研政会) [説明のために出席した者]  大石建設局長  中村都市計画部長  杉原都市政策課長  鈴木技術管理課長  日下田都市計画課長  伊藤都市整備部長  木村都市整備課長(参事)  竹田公園緑地課長(参事)  西脇飯山満土地区画整理事務所長  中村道路部長  細川道路計画課長  渡辺道路管理課長  宗意道路維持課長(参事)  篠田道路建設課長(参事)  高橋下水道部長  我孫子下水道総務課長  植田下水道河川計画課長(参事)  須賀下水道建設課長  工藤下水道施設課長  平山下水道河川管理課長(参事)  宮路河川整備課長  井上建築部長  峰村建築指導課長  藤澤建築課長  岩渕宅地課長
     木村住宅政策課長     その他 副参事、主幹、課長補佐、所長補佐 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 深澤議事課議事第二係長(主査)          荒木議事課主事...