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  1. 船橋市議会 2018-09-11
    平成30年 9月11日全員協議会−09月11日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    平成30年 9月11日全員協議会−09月11日-01号平成30年 9月11日全員協議会                   全員協議会記録                                     平成30年9月11日(火)                                     予算決算委員会散会後    ……………………………………………………………………………………………… 〇次第 1. 議長開会宣告 2. 議長から趣旨説明 3. 副議長から発言 4. 議長・副議長選挙前に所信表明の機会を設けることについて意見表明    ──────────────────          13時01分開会 ○議長(鈴木和美) ただいまから、全員協議会を開きます。    ────────────────── ○議長(鈴木和美) 初めに、私から、本日の趣旨の説明をさせていただきます。
     今回議長及び副議長選挙の前に、所信表明をする機会を設けるという提案を、5月7日の会派代表者会議にさせていただきました経緯をお話しさせていただきます。  私は、議長になるに当たり、議長選挙の前にできる限り多くの議員の方に、私が目指す議会の話をさせていただきました。それは、会派の代表の方であったり、議員一人一人にご連絡をしてお時間をいただいたり、いろいろな手段で時間をかけて行ってまいりました。しかし、残念ながら全議員にそれをすることはかなわず、しかもそれは非公式であり、市民の方にはまるで見えない状況です。議長選挙における市民の方への透明性の確保は重要であり、所信表明の実施は私が議長になるに当たり、お話をさせていただいた議員の方々とのお約束でもあります。そもそも、私が初当選をし、初めて議長選挙に投票をした際は、会派の意向を強く感じ、行動いたしました。その後、何度か議長選挙を経験したころ、市民の方から、議長はどうやって決まるのかという質問を何度となく受ける機会があり、そのあり方に疑問を持ち続けておりました。  そこで、初当選した議員も、会派の拘束ではなく、市民の付託を受けた1人の議員として、自分の意思で議長を選べる環境、また期数を重ねた議員も、その経験による議長の選択ができる環境を整え、市民が、議長がどのように選ばれているか、その議長がどのような考え方をもっているのかを知ることができる透明性の高い議長選出の方法が望ましいと考えています。  船橋市民の幸せ、住民福祉の向上というのは、政党の枠にとらわれず、会派の枠にとらわれず、船橋市議会が1つになることのできる大きな目的だと考えます。市の最高意思決定機関である議会の議長は、それをまとめていく重要な役割を果たすわけです。だからこそ、議長選出の過程は、市民にわかりやすい選出方法でなくてはなりません。  今回、あえて会派の枠組みを超え、いわゆる会派拘束をしない議長選挙が行われるためにも、自由で議員個々がそれぞれの考え方、意見を述べるという形式をとらせていただくことになりました。会派代表者会議において、全員の意識の共有の場を設けるというご提案があり、特段の異論もなく、全会派の代表の総意で全員協議会の開催を決めました。  また、議会運営委員会においても、その趣旨を尊重した議席の着席位置を決めていただきました。50人の議員がそれぞれに自身の言葉で意見を述べ合う機会だと思います。  どうか、議員各位におかれましては、忌憚のないご意見を、そしてお考えを遠慮することなく述べていただければ、議会改革の大きな一歩を踏み出すことができるのではないかと思います。  最後に、首長は、住民の直接選挙で選ばれています。二元代表制で、市長と対等であると言いながら、その代表者である議長を選出することが、議会内部を初め、住民に全く不透明であってよいはずはありません。そこで、首長と対等である議会の代表者を選出するに当たって、公開の場でその所信を述べ、公開の場で選挙を行い、住民に説明のできる議会のあるべき姿がそこにあるのだと確信して、今回の全員協議会の開催に至りました。  以上です。    ────────────────── ○議長(鈴木和美) 次に、浦田副議長より発言があります。  浦田副議長。      [浦田秀夫議長登壇] ○副議長(浦田秀夫) ただいま議長から、きょうの全員協議会に至った経過と意見表明がありましたけれども、私のほうからは、それに若干つけ加えるという立場で意見表明したいと思います。  地方自治二元代表制の中で、議会が市長の求める議決事項を最終的に決定する議決責任を住民に対して負っております。したがって、議長は、議会を代表して市長と対等に対峙する必要があります。議員個人や会派として市政を監視したり、政策を提起することも必要なことでありますが、議会として意思決定し、市政を監視したり、政策を提起することは、より重要なことであります。合議制の機関たる議会において、議会としての意思決定をする上で、議長の果たす役割は極めて大きいものと考えます。議長に求められるのは、識見とともに、議会をまとめることのできる人望であります。議長・副議長選挙における所信表明の機会を設けることによって、誰がより議長にふさわしいか、判断できる材料を得ることができます。また、その過程を市民に公開することは、議会に対する市民の信頼を一層高めるものになります。  船橋市議会では、二元代表制を機能させるという観点から、議会改革の議論が行われてきましたが、議長・副議長選挙前に所信表明の機会を設けることは、その1つであります。きょうの全員協議会での各議員の意見表明を受け、議員の総意として、議長・副議長選挙における所信表明の機会を設けることが実現することを強く期待しております。  さらには、今回の意見表明を契機に、これまでの議会改革の議論の成果を取り入れ、一層進化させた議会基本条例が本議会においても制定されることを望むものであります。  以上、私の意見表明といたします。    ────────────────── ○議長(鈴木和美) それでは、これより議長及び副議長選挙の前に所信表明の機会を設けることについて、座席番号順に意見を求めます。  木村修議員。      [木村修議員登壇] ◆木村修 議員  公明党の木村修でございます。議長・副議長選挙前に所信表明の機会を設けることについて、私の意見を申し上げます。所信表明の機会については、それを設けるべきであると考えます。地方自治法第104条に、議長は議会を代表するとの記載のとおり、議会を代表し、またさまざまな権能を有する議長が、その重責をどのように考え、どのように政策を持っているか、そしてその政策をどのように全うしていくつもりであるかを、議長選挙前にそれを示し、我々議員が知って投票に臨むことは、必要と考えます。それを表明せずに議長になった場合、議長が議会運営において遂行しようとする政策は、本来そのようなことがないとしても、常に唐突に行われているものに見えてしまう可能性も否めず、その場合、各議員の賛同を得られない場合も考えられます。市民の立場で考えた場合、そのような状況は望ましいものではないと思います。  副議長におきましては、議長を補佐し、地方自治法第106条に記載のとおり、議長に事故があるとき、また議長が欠けたときに、議長の職務を行う立場であり、副議長の考え方も議会運営に大きく作用するものと考えます。議長選挙と同様、あらかじめその考えを知り、投票に臨むことは必要と考えます。  よって、議長選挙及び副議長選挙の前に所信表明の機会を設けることについて、賛成をさせていただきます。  ただし、所信表明を行った人以外に対しても投票が可能であることから、仮に所信表明を行わなかった議員が議長、副議長に当選をした場合には、当選後に行っていただきたいと考えます。  以上で、私の発言を終わります。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 金沢和子議員。      [金沢和子議員登壇] ◆金沢和子 議員  日本共産党金沢和子でございます。先ほど議長から、議員お一人お一人のご意見ということで、ぜひ発言をしていただきたい旨、お話ありましたが、私ども、私どもと言うと語弊がありますから、私は、日本共産党という政党に所属をする市議会議員地方議員として、今、会派制の中で活動しておりますので、日本共産党としての意見というのは、会派代表に発言をしていただくということで、私のほうからは細かい内容については触れないでおきます。  ただ、賛意をどうするのか、賛否については問われるということでありますので、所信表明の機会を設けるということには賛成です。細かい内容については、会派代表の発言に委ねたいと思います。  私のほうからは一言だけ、議会は合議制だということ、それから、議会が一体となって、いろんなものを提起していく二元代表という、そういういろいろなお話がありました。ただ、私は会派と言いますか、政党と言いますか、近代政治の中における政党の政治というものを評価をしております。市民に対して、責任のある政党として、公約を提案し、その約束を守り、日々活動する。それは、議員にとっては非常に大事なことであるというふうに考えております。私は日本共産党の党員として、そして、議員になって、この政党の持つ綱領や規約に対して誇りを持っておりますし、それを実現していくということで、日々も政治活動を行っているところです。  議会というのは、そういう私のように政党に入っている、無所属の方がいらっしゃる、いろんな立場で、いろんな主義主張の方が集まって、その皆さんが、市民の住民福祉の向上を考えるというところが、すばらしいと思います。だから、議会が1つになってという言葉は、非常にわかりやすいと思いますが、中身はそれほど単純なものではない。主義主張が違う、立場が違う中で、一致点を見出していくということは非常に困難です。たゆまぬ努力と諦めない気持ちで、その一致点を見つけていくということこそ、私は議会にとってとても大事なことだと思います。意見の相違があるから、それを引っ込めろというようなことは言語道断で、もちろんこの議会でそうしたことはないと信じております。  引き続き、皆さんと一致点に基づき、市民の住民福祉向上に向けて頑張れるよう、努力したいと思います。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 佐藤重雄議員。      [佐藤重雄議員登壇] ◆佐藤重雄 議員  さきの金沢議員から、会派としての考え方については、後ほど……どこら辺行ったか……会派代表中沢議員から発表されると思います。  ただ、私が1つだけこの手法に……弱点になりかねないという点があるということなんです。それは、議長というのは、議会が公平な運営に専念すべきなんです。だから、それを担保するためには、議長に立候補するときに、所信表明をする。それに対して、いろんな判断基準にするというのは正しいと思うんですが、問題はこの制度では、所信表明をしない。いわゆる立候補の意思をしなくても、水面下で決めてしまえば、多数を工作すれば、全然違う人が議長になるということだってあり得る制度なんです。ですから、もしこれを貫徹するのであれば、議会の選挙をきちんとした取り決めをして、もう少し核のあるものにして、それでそれ以外の方の投票を無効にするとか、そういう制限をどっかで枠をつくらないと、何だか一生懸命所信を表明しただけだろう。そのどっちにもなんなかったなんて話があったら、とっても私はみっともない話になりゃしないかと思っていますので、その辺も引き続き考えてみる必要があるかということだけを申し上げて、あとは会派代表中沢議員に譲ります。終わり。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 鈴木いくお議員。      [鈴木いく議員登壇] ◆鈴木いくお 議員  公明党の鈴木いくおでございます。未来の船橋市議会をどのようにリーダーシップをとっていくのかということで、ビジョンが必要だと思います。そのような点では、所信表明をしっかりすべきだということでございます。  以上でございます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 池沢みちよ議員。      [池沢みちよ議員登壇] ◆池沢みちよ 議員  池沢みちよです。個人として意見を述べさせていただきます。議会における正副議長選挙については、地方自治法第103条において、正副議長を1人を選挙することが定められていますけれども、立候補の規定は準用されておらず、法の担保がないこととなる。選出過程の透明化を図り、市民に開かれた議会の実現に資することを目的とするというふうにあります。市民の立場で考えると、私が議員になる前に、議員であった父とは、政治的な議論などを交わすことはありましたけれども、議会についてとか、議会のあり方について話を聞くという機会はありませんでした。そんなのは当選してから勉強すればいいんだみたいなふうでありました。これは、多分私が緊張してしまうので、緊張に対する配慮だったというふうに思うんですけれども、議長の資質とは、住民福祉の向上のために公正、公平な透明性のある議会を目指し、議会としての意思決定をまとめることのできる議員であるべきだというふうに考えます。  この透明性とあるのは先番議員もるる申し上げていたと思うんですけれども、ここが一番市民にとっては知りたい、わかりたい情報であるかというふうに思います。議長・副議長選挙、選出に当たっては、所信表明の機会を設けることを求めまして、私の意見表明といたします。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 杉川浩議員。      [杉川浩議員登壇] ◆杉川浩 議員  会派、自由民主党の杉川です。会派の意見が集約されておりますので、会派の意見として、私は述べさせていただきたいと思っております。ただ、昨年の議長選におきまして、鈴木議長と一緒に議長誕生に、一生懸命取り組んだ1人であります。先ほど議長から、今回の提案についてお話がありました。議長の気持ちもよくわかります。確かに、開かれた議会を築くに当たっては、議長選から市民に理解していただくことは非常に大事だというふうに、私も感じておりますが、私たちは会派という中で取り組んでいるわけでありまして、会派の意見として、私は述べさせていただきたいと思います。  結論といたしまして、正副議長選挙時における就任希望者所信表明等の実施については、否定するものではありませんが、今現在においては、時期尚早と考えております。  その理由としては、前のデータになりますが、平成28年12月31日時点での全国市議会議長会実態調査においても、全市814市のうち、所信表明等の機会を導入しているのは325市での、全体の39.9%、約4割で、導入していないのは60.1%で、約6割でありました。まだ実施していない、取り組んでいない市のほうが多くあるようであります。しかしながら、実態調査では、毎年ふえていることも確認はできております。また、小規模自治体よりも、人口規模が大きい自治体のほうが実施している割合が多いこともわかりました。  しかし、船橋市議会が実施するには、議会として十分な議論を尽くすべきであり、そして、必要であれば、議会基本条例制定とあわせて、選出する過程を明確にすべきと考えます。  また、私たちの任期も残すところ6カ月程度となっていることも踏まえて、協議を継続しながら改選後、次期の議員が建設的に協議、決定をし、施行すべきと考えます。  しかも、今期の議会において、今までの選出にどのような問題点があったのか等、まだ全く議論がされていません。今までの正副議長の選出は、密室で決まっていたのではなく、あくまでも公選法の一部を準用しながら、透明性を確保しつつ、インターネット中継も行いながら、選挙をしていたわけであります。また、議会運営委員会でも、11月にこの件についての視察も検討しているということでもありますし、近隣市の千葉市なども早くから導入しているとのことですから、限られた時間ではありますが、視察をして、メリット・デメリットを洗い出し、船橋市民にとってさらなる開かれた議会を目指せればと思っております。  以上であります。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 鈴木心一議員。      [鈴木心議員登壇] ◆鈴木心一 議員  公明党の鈴木心一でございます。議長選挙及び副議長選挙に係る所信表明について、必要性を感じております。私は、2017年5月から市議会議員の1期目として活動させていただくことになりました。地域の方から付託をいただいて、日々一生懸命務めてきてまいりました。そして、今現在では、4年目、後半を迎えるということであります。また、この支持者の方々に対しまして、恩返しをしていこうというふうに思ってもおりますし、そしてまた、この活動の中で、この市議会といたしまして、この常任委員会、この活動がこの議会という機関が一体となって、この市の政策形成やこの市政の執行に関しまして、かかわっていくべきことが大変重要であるということを知りました。この今まさに船橋市の総合計画が新しく策定されようとしているこの過程におきまして、議会が一体となって、この市の形成や、そしてこの執行に対して、議会が一体となってかかわっていくことは大変重要であるというふうに感じているところです。  これは、支持者に対しまして、恩返しするということもありますし、そしてまた、この市政にかかわっていくということは、より広範な方々に対します、この議員の奉仕といったことを考えていきますと、1人の議員として奉仕していくことにつながるのではないかというふうに考えております。そして、市議会の長となろうとする議員の所信を聞くことは、議長選挙に当たりまして、個人的には自身の思いを託せる議員を選出するという基準にもなりますし、手段にもなるというふうに考えておりますので、必要性を感じておるところでございます。  以上が、私の議長選挙及び副議長選挙に係る所信表明についての必要性を感じる理由でございます。    …………………………………………… ○議長(鈴木和美) つまがり俊明議員。      [つまがり俊明議員登壇] ◆つまがり俊明 議員  皆さん、こんにちは。1人の議員として発言をさせていただきたいと思います。つまがり俊明です。所信表明、私は大いに賛成です。先ほど反対の方のご理由も、なるほどなと納得するところもありましたので、やはりそれぞれの経験からしか、やっぱり最終的にはその賛否というのは出てこないと思いますので、ちょっと私もなぜそう思っているのかという、私なりの人生経験をちょっとお話をさせていただきたいと思います。  私も20代のときに、霞が関と地方行政の末席で6年間、地方行財政の末端、現場に携わってきました。その経験からしても、やっぱり自治体の独自の政策や創意工夫というのは、本当に求められています。かつては、海外の事例を翻訳して、中央から地方に周知をしていくというシステムが効率的であったわけなんですが、午前中のお話の中にもありましたけれども、やはり分権一括法以来、この地域の中で独自に決めていこうという流れは、私はとまらないというふうに思います。自治体の現場こそ、課題解決の最前線であるというふうに思います。  そうした中で、私も7年間、市議会議員を務めさせていただいて、非常に政と官のバランスというのが、執行部が非常に優位であるというのを感じています。特に私もかつて中央で働いていたときには、与野党問わず、行政のほうとしてもあくまで国民の代表者というような敬意があったというふうに思いますが、若干私たちの船橋市ではどうなのかなというのも、疑問を感じています。  こうした中で、当然執行部のほうは議会を分断してくるというのが効率的なわけですよね。こうした中で、会津若松のほうに雪の中、研修に行かせていただいて、先進市といわれる会津若松市議会皆さん意見交換をさせていただいて、非常に目からうろこの気持ちでありました。やはり本来、議会の多様性というのは、首長よりも、住民の皆さんのさまざまな意見やアイデアをくみ取っていける優位性があると思います。しっかりこの議会が機能していくためには、さまざまな活性化策があるんでしょうけれども、やはりこの所信表明、議長は市長と同等の私たち議会二元代表の一翼を担っておるわけでありますし、やはり今後、ますます重要性や議会全体をリードしていくというような役割が出て、ますます増していくというふうに思います。投票行動所信表明を入れても影響しないんじゃないかというお話はあります。意見もありますけれども、やっぱり一種の公約となって、議長の姿勢や任期中の行動の指針となると思いますし、それの見える化にもなると思います。また、対外的に発信をしていくというようなよき機会でもあると思います。  したがって、所信表明の機会を設けることに賛成です。次の任期から直ちに行えるように、私は今期中に制度設計を進めていくべきだというふうに思います。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 石川りょう議員。      [石川りょう議員登壇] ◆石川りょう 議員  石川りょうでございます。まず初めに、結論から申し上げますと、私は議長・副議長選挙前に所信表明の機会を設けることについて、賛成の立場です。そして、その機会を設けるのであれば、広く公開をするべきだと考えています。  理由は大きく分けて3点でございます。  1点目は、所信表明の機会を設けることにより、市民の皆さんにどの議員が議長及び副議長に立候補しているのか、またそれらの議員がどのような考えをもって、議長及び副議長選挙に立候補しているのかを示すことができるからです。これまでの船橋市議会における議長及び副議長の選定過程は不透明だったと思います。市民の皆さんにとって、1票を投じることによってかかわった市議会議員選挙ですけれども、選挙が終わると、市民の皆さんの知らないところで、知らないうちに議長と副議長が決まり、その後は、ホームページや市議会だよりによって一方的に知らされるという形でした。確かに、市民の皆さんが投票によって直接選択をできるのは市議会議員のみであり、地方自治法103条に規定されているように、議長と副議長を選ぶことは市民の仕事ではなく、我々議員、議会の仕事です。しかし、やはり自治体議会というのは、住民意思決定機関であり、地域住民を代表する機関であることから、そのトップを選定する過程は明確であったほうがベターだと思います。また、議長・副議長選挙を公開することによって、市民の皆さんによる議会への関心が高まる効果もあるかもしれません。  2点目は、所信表明の機会を設けることにより、議長選挙に投票権を持つ我々議員も、正式な立候補者を知ることができますし、立候補者の意思や考えを知った上で投票することが可能になります。これは、当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、船橋市議会では当たり前のことではありません。私はまだ当選1期目の議員であり、議長・副議長選挙は3回しか経験したことがありません。しかし、その全てにおいて、投票した先というのは、私の意思というよりも、会派の意思、多数派の意思が働いていた候補者でした。要するに、多数派工作に利用されただけということです。しかし、新人議員といえども、市民の皆さんからの付託をいただいて当選をしてきた議員です。みずからの意思でしっかりと投票するべきだと思います。そのためには、誰が立候補していて、その候補者たちの考えはどういうものなのかをしっかりと聞くための機会が必要です。このような点からも、所信表明の機会を設けることには価値があると考えます。  最後の3点目は、あくまで私の希望であります。法によって定められている議長の職務権限というのは、あくまで地方自治法104条に定められている議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表することです。しかし、これからの議長には、私はこれ以上を求めたい。議会をどのように運営していくのかはもちろん、これからの船橋市議会をどのような方向にもっていきたいのか。二元代表制を機能させるために、議会はどのような努力をしていくべきなのか。そのような目標や課題に対するビジョンを求めたいと思っています。その上で、この人はと思える人に1票を投じたいのです。そのためには、当然所信表明の機会が必要になります。  2000年に地方分権一括法が施行されてから、自治体の事務はふえ続け、複雑多岐にわたっており、それに応じて、議会の役割もますます大きくなっています。一方で、市民の皆さんの中には、議会は何をやっているのかわからない。追認だけなら誰にでもできるといった議会不要論が蔓延し、厳しい目が向けられていることも事実です。このような時代にあって、議長という仕事は、誰にでもできる簡単な仕事ではないと思います。議長になる人には、それなりの識見、意思、人格などを求めたい。みずからの所信すら表明できない議員に、議長になっていただきたくはないと思うのです。  したがいまして、私は議長及び副議長選挙における所信表明の機会を求めることに対して、賛成の立場を表明いたします。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 日色健人議員。      [日色健人議員登壇] ◆日色健人 議員  日色です。皆様の意見をここまで、9人の方から聞きながら、私も慌ててなんですけれども、少し話す内容を整理してみました。  私のほうから大きく3点申し上げたいと思います。  まず1点目、本日のこの全員協議会の開催されたことをまず高く評価したいというふうに思いますし、この意義を皆さんとともに分かち合いたいというふうに思います。全員協議会は、教育長の所信を聞いたりだとか、そういったことで開催されたことはありましたけれども、こうして50人の皆さんで議会のあり方について話すのは、8年前以来であったかなというふうに思います。本来であれば、もう少しこういった機会が多く開催されて、お一人お一人の議会に対する考え方、私たちの仕事に対する考え方を共有する機会がもっとあって、あるべきでなかったかなというふうに、改めて思っておりますし、今回、この議長選、副議長選挙における所信表明というテーマではありますけれども、こうして50人で意見の共有ができることというのは、とても大事なことだというふうに思います。もちろん、会派の単位で意見を表明されるという方もおられますけれども、それにしても、それはそれとして、個々人の思いの一端がやはりこうやって垣間見えるというのは、相互理解の中でとても大事なことではないかというふうに思いますし、きょう、午前中の質疑の中で、全て個人として尊重されるというような発言もありましたけれども、やはり議会会派の所属構成議員である以前に、私たちがこの50分の1の議員であるということに立って、それぞれの考えをみんながしっかり自分で持つというのが、まずは基本にあるべきかなというふうに思いますので、それをまたこうして表明、共有できる機会がきょう持てていることに対して、とても意義のあることというふうに思います。  議長選出の手法について、今まで、例えば市民への公開ですとか、透明性ですとか、あるいは議長の資質等について評価しなければいけない、評価する場が必要だからやるべきだというようなご発言もありましたけれども、私は、それとはちょっとまた別に、どういう方法が一番望ましいかということから少し考えてみました。恐らく、他の議会であれば、最大会派で、一番何となく人数が大きいグループのところから議長を出し、次の会派から副議長を出すというようなところもあれば、本当に人数が圧倒的ですと、大会派で正副議長を独占するというようなところもあるやに聞いています。  ですが、私どもの議会の中では、そういった方法はとらずに、会派代表者会議を毎回開いて、そこで候補者を出し合い、候補者が単独であれば、指名でまとまれば、指名推選というような形で選挙に至らず、合議で選出することも、今の仕組み上でも可能になっています。しかしながら、私も12年目になりますけれども、これまでそういった形で議長が推挙されるというケースは非常にまれでして、ほとんどなかったかというふうに思いますけれども、今のやり方の中では、全員が一致をして、合議で推挙する、選出するというやり方が仕組みはあっても、機能がしていない、機能不全の状態にあるというふうに、私は認識しています。そういった中で、ここ数回、議長選挙が開かれているわけなんですけれども、私は今、本当に全員が、全員の意思であるべき議長、望ましい議長を選出、必ずしも今、それが確保されていないと思う中で、今回のような所信表明の機会を設けるというような新しいチャレンジをすることには、私は一定の意義があるというふうに思います。  しかしながら、当然デメリットもあります。時期尚早というお話もありましたけれども、その細かな手法については調整が必要です。これについては、十分な議論を求めていきたいというふうに思います。  最後に、私は今回のこの全員協議会、あるいは議長選出、副議長選挙所信表明等の実施等を端緒にして、合意形成のできる議会というものについて、より皆さんと議論ができればというふうに思っています。きょうの午前中の発議案の質疑、あるいはそれぞれの各会派の考え方、それ以外のものも含めて、この船橋市議会50人の今、合意形成の難しさというものを私は常に感じて、仕事をしています。1つの目標に向かって、それが市民のためであったり、それぞれの政治目的のためであったり、さまざまな根拠、動機はさまざまであっても、この50人の意思をどうやって形成をしていくか、最終的にはマル・バツになるのかもしれませんけれども、できる限り合意形成をして、物事の解決を図っていく姿勢、そういったものをぜひ生み出せるような今回の全員協議会、または議長選挙、副議長選挙のあり方の模索になれば、望ましいことと思います。  私からは以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 渡辺ゆう子議員。
         [渡辺ゆう子議員登壇] ◆渡辺ゆう子 議員  日本共産党の渡辺ゆう子です。議長・副議長の選挙に当たって、所信表明を述べることについては、賛成です。行うべきだと考えております。このことは、日本共産党の会派では、以前より一致をしていることです。会派代表者会議の中でも、その意見をずっと述べてきていますが、今回、個人個人の意見ということですけれども、この所信表明をすることをぜひ実現させたいという思いをもって、あえて会派で、会派の中でも議論をきちんとしておりまして、一致をしておりますので、会派の意見として代表の中沢議員から述べさせていただくということにしたいと思いますので、私からは詳細は控えさせていただきます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 長谷川大議員。      [長谷川大議員登壇] ◆長谷川大 議員  皆さん、さすがだなというふうに思いました。それぞれのご意見があって、私が12番ですから、11人の方のご意見を伺いました。それを否定するものではありません、当然。というよりも、あえて名前を言わせていただきますけど、日色議員がおっしゃったことが、私は大賛成でもあります。ところが、何人かの方がおっしゃいました、過去の議長選挙が不透明だったというお話でしたけど、私にとっては透明でした。それは、議長を輩出できていない会派の皆さんにとっては不透明だったかもしれないけれども、そうじゃない会派においては、至極わかりやすい透明な選出の仕方、そして結果として、多数決で勝っているわけですから、そこに何の問題はないというふうに思いました。  したがいまして、私は過去の議長選挙を否定することはしません。僕自身が議長をやったということもあるから、そこはあるんだけれども、いや、それのみならず、過去において、いわゆる保守系と呼ばれる人たちが、過半数を占めているときは、その過半数で決められていた。一方で、その過半数に満たされていない会派の皆さんは、嫌な思いをしてた、それだけのこと。それが政治であって、そこを否定するのというのは、僕はよくないというふうに思います。その時々に、その時々の議員さんたちが一生懸命に話し合って、議決にまで持ち込んで、正当な議長選挙を行ったわけですから、そこを否定するというのは、あってはいけないことだと思います。  次に、会派制、今、何人かの議員さんが会派という言葉を使いました。実は私、今、大学院に通っていて、論文のテーマにしようと思って、会派制を研究しましたけれども、残念ながら、論文は書けません、これ。例えば今、会派という言葉を口にした議員さん方に、それぞれ会派って何ですかと聞いたときに、絶対一致しないんですよ。これ、同床異夢だと思います。一方で、名前を出して申しわけない。市民共生の会について、会派ではないとかいう人がいる。でも、これはちゃんとした会派の形になっている、これが会派なんですよ。これも会派なの。船橋市議会においては、会派の定義づけができていないんだから、それも1つの会派の形態として認められるべきなんです。  副議長が先ほど申し上げたし、以前からお話がございました議会基本条例議会基本条例を制定しているところでは、会派とはということを、大体4条、5条あたりに定めている。それでも、曖昧な表現ですよ。曖昧な表現。だから、きょうのこの機会、50人が50人、49、48人ですね。1人いないようですから。が、きちんとした形でそれぞれの意見を述べられるということは、それはそれで大切なことで、もちろん国政政党の関係で会派を構成している皆さんは、その会派が全てだとは思いますけれども、きょう午前中にも少し言わせていただきましたけれども、僕はどちらかというと、その枠をも乗り越えて、二元代表制。国政は議員内閣制ですから、国政の制度のあり方と違うわけですから。そこに国政政党を持ち込むというのが、果たしていいのかどうかをいま一度考える機会というのはあっていいと思います。  先ほど随分若い方がえらそうなことを言っていましたけれども、議長を選ぶ力があるかというのも、私は疑問符がつきます。議長という職のその職責は、先ほどから何か皆さんが言っていますけど、法に定められているのかもしれません。だけれども、議長の仕事ってここにいる皆さん、わかってらっしゃるんでしょうか。僕は、神田さんはわかっていると思う。後ろの議長もわかっていると思うんですけれども、それから、中村さんもご存じだと思いますけれども、議長の仕事って、本会議で次第書を読むのが仕事じゃないんです。先ほど何かわけのわかんないことを言ってましたけれども、統理する、議会を代表して。それがどういうことかということが、わかってらっしゃらない方のほうが、私は多いと思います。そんな人が、投票できるのかという疑問符がついている。私は先ほど申し上げましたけれども、父がやはり議員をやっていて、議長も経験しました。そのときに、議長というのは常勤なんだという話をしていました。私も、常勤のように、こちらのほうに来させていただきました。決裁の書類も全て自分で目を通して、判を押しました。だけれども、それだけじゃない、議長の仕事って。皆さんの知らないところの知らない仕事がたくさんあるわけですよ。それにふさわしいかどうかということを、きちんと判断しなければいけない。  なので、私が議長のときには、議長会等々でいただいてきた資料というのは、会派代表にはお渡しをしていました。だけれども、それが会派の皆さんにわたったかどうかはわかりません。会派制というのがどういうものかわかりませんから。より、その議長の仕事を開かれたものにすべきだというふうに、僕は思っていましたので、なるべく皆様にお知らせをしようという努力はしたつもりでいますけれども、全然それは理解をされていないと思います。あるいは、その仕事をお見せできているとも思えません。  というのは、内部での会議、打ち合わせ等も非常に多くの時間を使います。その内容というのは、お伝えすることはできませんし、その一部分だけ、結果だけをお伝えするということが行われているだけでありますから、議長を選ぶ力というのは、昔は、私は平成7年の初当選ですけれども、会派の先輩方にいつも議長というのは、こういう仕事をするんだということを教えられてきました。会派代表会議で話し合われたこと、あるいは他の会派代表が申し述べたことも含めて、先輩方からいろいろ教えていただいたし、視察に行きますと、必ず夕食の席、あるいはその視察先への道中で、いろんな話を聞かせていただきました。ところが、今はそういうことも大分減ってきて、先輩との触れ合いもないし、先輩が教えるということもできるかどうかというところには、疑問符がつくものであります。  僕、今、1人の若い議員を仕込んでいますけれども、これで手いっぱいです、1人面倒みるのが。だから、会派構成人数が多くなると、それはそれで大変だと思います。みんなてんでんばらばらに議員になる前に見てきた議会というものを、あるいはメディアが報道する議会というものを、地方議員を、ステレオタイプに頭の中に入れてきちゃうから。議員ってこんなもんだというふうに思い込んできている。それを一つ一つ解きほぐして、こういうもんだということを教えていかなきゃいけない。そういうことができると、一人前に育っていくんだと思うんですけれども、なかなかそれはできないというふうに思っております。  それから、長くなりますから、ごめんなさい。しゃべり始めたらとまんなくなっちゃった。さっきお話がありました。所信を述べない人が当選するケース、宮崎県で、私の後輩がその当事者になりました。それって、あり得るんだろうか、それを防ぐためにはどうしたらいいんだろうかと僕は考えました。皆さん、どう思いますか。どうしたらいいと思いますか。そういう事例だけを見て、そういうことが起きてしまうと決めつけていいんでしょうか。僕は違うと思う。市長が当初予算のときに所信を述べたり──市政執行方針ですか、述べたり、選挙後、当選後、所信表明をします。市政執行方針、地方自治法のどこに書いてありますでしょうか。あれは議案でしょうか。議案でも何でもない。選挙後の所信表明、議案でも何でもない。なぜ発言をさせているか。議長の許可で発言をさせているわけですね。  この問題についての資料をいただきました。本会議外で、所信表明の機会を設けているというところがほとんどでしたけれども、私は、1つの方法として、これは最終決定するかどうかというのはわかりません。けれども、本会議の中で、市長が市政執行方針を述べられるのと同じように、所信表明を述べるのと同じように、本会議の議事の中にしっかりと所信表明を入れて、集計をし、みんなが聞けるようにし、投票をするということをしたとしたら、その本会議の中で所信を述べなかった人に投票をするという行為が、果たしてできるんでしょうか。僕はできないと思う。それは恥ですからね。本会議の中で、議長が認めて、所信を述べさせておきながら、違う人を選ぶということは、僕は絶対できないと思います。  だから、そういうことも含めて、どういうふうにやったらいいかということも、十分に話し合いをすればいいと思いますけれども、私は、この所信を述べるということに関しては、全然問題なく賛成をしますし、その中から議長を選出できるようにすべきだと思いますし、議長の仕事、議長の選出を見える化するというのも1つの考え方ですけれども、議長の仕事自体を見える化して、なりたい人、させたい人というのをきちんと区別しないと、私は船橋市議会の恥だと思います。  私は、千葉県の市議会議長会の会長を務めさせていただきました。全国市議会議長会でも、それぞれの役職をいただきました。それ以外にも幾つかの役職をいただきました。それは、議会を代表して行っているわけですから、議会の皆さんに、船橋市の議長、どうしようもないねと言われないように、必死になって努力をしました。そういうことも含めて、どうあるべきか、議長という職がどういうものかということをきちんと投票する人たちもわかっていないと、ミスジャッジをする可能性があるので、私はそこはきちんとすべきだと思います。  それから、これは議長、副議長のみならず、委員長にも言えることなんですけれども、次第書を読むのが仕事だと思っている人が多数いらっしゃると思います。僕は、議会事務局に頼り切って、議事を進めるというのは、あってはならないことだと思います。議事法をきちんと理解して、議事法を100%以上に理解している人が議長になるべきだと思いますので、議事法の勉強をして、常々そういう発言をしている人を選べるような、所信表明の仕方をすべきだと思います。次第書読み上げ係であってはいけないと思います。  済みません、長くなりました。ここでもういいかげんやめますけれども、私は大賛成であるということを申し上げておきます。  以上でございます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) うめない幹雄議員。      [うめない幹雄議員登壇] ◆うめない幹雄 議員  非常にちょっとやりにくい順番になってしまったんですけれども、意見をちょっと述べさせていただきます。議長・副議長の選挙において、所信表明を行うことについてですけれども、私は過去の議長選について否定はしません。先番議員からもありましたが、議長は議会においての権限というものが与えられます。先ほども言われていましたが、議会の秩序の維持権、議事整理権、事務整理権が与えられます。それと、本市議会を代表する者となり、多くの責務を負うこととなり、本市議会を代表していかなければなりません。また、委員会への出席、発言の権利も与えられます。  議会の代表者を選ぶものですので、議長・副議長の選出においては、その所信、方針を述べることは、これは必要であり、所信表明を取り入れることが望ましいと考えます。よって、私は賛成といたします。  それと、この場をかりて2点述べさせていただきますけれども、1点は、千葉県競馬組合議員の選任についてであります。現在、私が務めさせていただいておりますけれども、この役職についても、船橋市議会を代表して選任されるものであります。報酬も発生します。千葉県競馬組合規約においては、組合の議会の議員は、関係団体のそれぞれの議会の議員の中から、その議会において選挙するとあります。ですので、この選任に当たっては、やはり議長と同様に、所信表明があってしかるべきではないかと考えております。  もう1点は、監査委員についてであります。議員選任の監査委員の是非について、皆様、いろいろ考えがあると思いますけれども、これも検討していくべきと考えます。  競馬組合議員の所信表明、議員選任の監査委員のあり方、この2点についても、来期までに検討を進めていただきたいと申し添えさせていただきます。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 桜井信明議員。      [桜井信明議員登壇] ◆桜井信明 議員  公明党の桜井信明でございます。私から、議長・副議長選挙所信表明についての意見を述べさせていただきたいというふうに思います。  まず、議長の役割といたしましては、先番議員意見表明にもありましたが、地方自治法の第104条に「地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する」とされておりますが、現在、求められる議会のあり方は多様化しており、議長は地方自治法に規定されている役割だけではなく、市民が求める議会像へと議会改革を行っていくということも必要になってきている面があると考えております。  そうした状況の中、議会を代表する議長となる人が、どのような議会にしていきたいか、みずからの考えを示し、それを確認した上で選ぶということは、考え方の1つになると思います。また、議長を選挙で選ぶということから考えますと、市民の方にも見えるように選出過程をオープンにしていくことで、市民に開かれた議会の実現に資することもできるのではないかと考えております。  しかし、先ほどもございましたが、所信表明を行わない議員に対する投票も有効であるとのことでありますので、所信表明を行うことが、議長選挙の必要な条件でないことということについて、しっかり議論をしておかなければならないと考えております。  いずれにいたしましても、議会改革を行う場合は、できる限り多くの合意形成を図る中で行われるべきだと考えますので、丁寧な議論の上、幅広い合意が形成されることをお願いをして、私の意見といたします。  以上でございます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 斎藤忠議員。      [斎藤忠議員登壇] ◆斎藤忠 議員  公明党の斎藤忠でございます。正副議長の所信表明についてということで、意見を述べさせていただきたいと思います。幾つかの議員さんから、会派の代表として後からまとめて言うからとかいうような話もありましたけれども、今回のこの全員協議会が開かれたという経緯、経過、そのあたりを考えますと、会派としての意見を言うのであれば、会派代表者会議というところがありますので、そこで済む話だと思いますけれども、ここでは会派という枠を超えて、1人の議員として、船橋市議会としてどうあるべきかということをそれぞれに考えていただきたいという観点から、議員個人としての意見を述べさせていただきたいと、うちの会派としてはそのように考えておりますので、そのようにさせていただきたいと思います。  まず、正副議長の所信表明についてでありますけれども、結論から申し上げまして、私はまず賛成をするところでございます。過去にも、うちの会派からもそうした提案をさせていただいたこともございましたけれども、そのときはまだ機が熟していなかったということもありましたでしょうし、また、提案をした私どもも、それ以降は余り積極的にそのことを発言してこなかったという反省点もございますけれども、そのときは実現をしなかったということもございました。しかし、今、このような形でもって、全員協議会を開催する中で、お一人お一人の議員としてのご意見を聞きながら、そのあたりについて検討するということについては、大変すばらしい時間が得られたと、このように考えているところでございます。  まずは、開かれた議会として、透明性をどう確保していくか、そのことが大事であると思います。いわゆる議会改革の初めの一歩であるというふうに、私は確信をするところでございます。また、所信表明をしなかった方が当選をしてしまうというようなお話もありましたけれども、これからしっかりと、その制度設計というものをつくり上げていくことが非常に大事だと思いますので、引き続き協議、検討をしていくということを申し述べさせていただいて、意見を述べさせていただきました。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 滝口宏議員。      [滝口宏議員登壇] ◆滝口宏 議員  先ほど議長さんから、今回のこの件に関しましての趣旨説明がありました。本当にですね、先ほどうちの杉川代表からもお話がありましたとおり、議長が誕生するときに、私もいろいろと手伝わせていただきました。  私も、この議会に行きまして、何度も議長選を見せていただいたわけでありますけども、本当に今回の議長選に関しましては、今の議長が、皆様集まる中、いろいろと目指すもの、そして、これからやりたいことを説明されている姿を見まして、本当に今、船橋市の市議会、大きく変わってくるんだなというふうに感じております。また、私も3年前、こちらに戻ってきまして、本当にですね、この浪人していました4年間からこっちに戻ってきたわけでありますけども、すごく議会が変わったな、そしてまた、市民に対する皆様の情熱が本当に変わってきたんだなということを感じております。今回の所信表明の説明に関しましては、私は、これはこれから本当に大きく変わっていかなければいけないのかなと感じるところでありますが、先ほど私どもの杉川代表からるるお話がありました。私は、会派の一員といたしまして、杉川代表の意見を重んじておりますので、代表が先ほどお話ししたのが私の答えということで、よろしくお願いいたします。  以上でございます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 橋本和子議員。      [橋本和子議員登壇] ◆橋本和子 議員  公明党の橋本和子でございます。私も議長・副議長選所信表明ということに関しては、賛成です。  さまざま、私も今11年……12年目に入りましたけれども、最初のときの議長選というか、議長を決めるときの様子を思い浮かべていくと、本当に大変な思いをして、会派代表者会議の中で、それぞれの会派代表皆さんが、本当にいろいろな意見を出し合って決めているんだなと。ただ、一介の主婦から、こういう議員になったときに、この時間って何てもったいないんだろうと思ったのが、正直なところであります。ただ、そう言いながらも、だんだんと年数を重ねてくるにしたがって、やはりこのままではいけないということで、この時間までにはしっかりと決めようだとか、それぞれいろいろと工夫をして、今に至ってきているんじゃないかなと思ってます。  ただ、私がここ数年ちょっと市民の皆さんから聞く声としては、まだ議長が決まってもいないのに、もう誰々がやる、もう決まっているんだよねという声を、もう何回となく聞きました。これについては、私は申しわけないんですけれども、あってはならないことじゃないかなって思います。この議長選、議長を決める、副議長を決めるという中で、透明性がないということを言われる方もいるかと思いますけども、それは会派代表者会議という、れっきとしたきちんと決められた場所で議論をしてきて、そこでまとまらなかったときには、単記無記名投票でしたっけね。それできちんとこの場で決めているということですので、透明性にはなっていないじゃないかということに関しては、私はそうではないんじゃないかなと思っています。ただ、今、いろいろな議会が変わってくる中で、もっとよりよく市民の皆さんに、この議長がどういうふうに選ばれていく、どういうふうなことを考えていくのかということを知らせていく必要はあるとは思っておりますので、今のやり方ではなくて、きちんと立候補制ということで……とって、そしてまだまだ決めなければならない細かい点というのはあると思いますから、しっかりと決めた上で、新しいやり方に取り組んでいくことについては、賛成をいたしますので、きちんとした立候補制で所信表明をするということについては、賛成といたします。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 島田たいぞう議員。      [島田たいぞう議員登壇] ◆島田たいぞう 議員  私は、基本的には賛成なんです。いつも市民の方々から、市の職員の数が多い、給料が高い、また議員の数も多い、報償費が高いという批判を、私はみずから受けています。これは、やはり議会の仕事の、やがては議員の仕事が十分に理解されていないというふうに、私は思っています。ですから、議会の仕事や議員の仕事は、事務屋さんじゃないことを理解させていただくために、広報活動や努力が不足しているものと思われます。  その1つとして、議会を代表する議長選出の際には、議会の方向性をきちんと示す所信表明を行い、議長選挙を行うことは極めて重要であると、私は思います。  ただ、副議長さんに対しては、本来の仕事は、僕は議長の補佐ということであるはずなので、ちょっと所信表明をすることには、甚だ疑問を呈する次第であります。なぜならば、議長と副議長は、全く違う意見の人が、意見の方向性を……果たしてつくられるのかどうかというのは、私は疑問に思います。ですから、ちょっとそこについては疑問を呈します。  ただ、所信表明についての中身については、美辞麗句を並べるだけでなく、実現性の高い内容でなければならないと思います。その実現を図るためには、もちろん人と物とお金が必要です。例えば、理念条例を提案するにしても、今までの事務局体制では、ちょっと私は十分と言えないというふうに思います。また、予算を伴うものには、事前に理事者側との十分な調査検討、調整が必要ですし、また、その実現を図るには、最低でも2年ぐらいは、私は必要だと思います。ですから、議長の任期についても検討しなければなりませんし、あわせて、議長・副議長の諸手当も検討すべきであると、私は思います。  議長を選出するに当たって、議員一人一人が所信表明を聞いて判断し、投票するに当たっても、今の議会運営が会派を代表している以上、公平、平等で、自分の自由な意思に基づく判断で投票行動を起こすことは困難であると、私は思います。会派のあり方についても、議論する必要があると思います。あわせて、私は、各委員会の委員長も同様に立候補し、所信表明をして決めるべきであるというふうに思っております。  以上、所見を述べさせていただきました。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 石崎幸雄議員。      [石崎幸雄議員登壇] ◆石崎幸雄 議員  石崎でございます。議長・副議長の所信表明、私も議会の公平、公正、そして透明化を担保する、確保するという意味から、賛成をさせていただきます。私たち議会も、執行部に対して、行財政の細かいところ、そして、人事面、組織面についても、その都度、執行部に対して説明責任を求めてまいりました。議会としても、議長選出について、透明性をしっかりと担保すると、このようなことが必要であると、このように思います。  市民の方からは、選挙のたびに、出たい人より出したい人と、このようなことをお聞きいたします。そのような観点から、今回こういうような制度、議会の品格を示すいい機会であると、このように思います。  2020年を前に、スポーツ界が非常に活発な動きをしていると同時に、指導者の課題も出てまいりました。そういう中で、高校野球が大きく改革をしております。高校野球は、ベンチ入りの方が18人、20人と、大会によって違っていますけども、今までは、監督さんが1番は誰だと、このように決めて、選手を指名していました。今は、1番のユニフォームを着るのは誰だということで、立候補して、所信表明をして、そして、全員の部員でこの1番の選手を決めていくと、このような改革が起こっております。私たちの議会も、このような改革の中で、透明性、そして信頼性を高める議会として、一歩前進の仕組みであると、このように思います。  以上でございます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 松嵜裕次議員。      [松嵜裕次議員登壇] ◆松嵜裕次 議員  所信表明については、もうおおむね、私も賛成です。これに限らず、議会内の役職につく人、それなりの覚悟とビジョンというものを持って事に当たるということを、この船橋市議会の文化……文化というか、常識というか、そういうのにしなければいけないというふうに思います。そうしないと、結局は何か動きがあっても、また、その動きがもとに戻ってしまうとか、議長選挙をひとつ例にとると、結局言ったほうも、投票したほうも、何の責任もとらないという最悪のシナリオも、万々が一、考えられますから、そのようなことがないように、これをやはり船橋市議会の常識にしていかなければいけないと思います。文化とか常識と言いましたけども、それはその決め事によって担保される部分もあるかもしれないし、また、全員の努力とか、十分な議論を尽くすということによって確立する場合もあると思いますので、同時にこのようなことをしっかり執行していこうということで、そのための議論の始まりとして、私は評価をしたいと思います。  あとは、この趣旨に近づけていくためのさまざまな制度上の工夫というのはたくさんあると思いますので、それは十分な議論は尽くすべきだと思いますけれども、結論をしっかり出していくこと、これは次期の議会に対する我々の責務だと思いますので、しっかりとこれは議論をすることは、もうしていくべきだと思いますけども、今期中にしっかりと結論を出して、次期からしっかり動けていけるようにすべきだということも申し述べたいと思います。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 小平奈緒議員。      [小平奈緒議員登壇] ◆小平奈緒 議員  小平でございます。本日、議長からこちらの所信表明についての趣旨説明を受け、皆様のご意見を聞いておりますが、所信表明について、賛否を私はまだ決めておりません。  先番議員が述べたとおり、議会運営委員会でこの件について視察を予定しておりますので、その後の判断としたいと考えております。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 中沢学議員。      [中沢学議員登壇] ◆中沢学 議員  議長・副議長選挙前に所信表明の機会を設けることについて、意見を述べます。所信表明の機会を設けることは、私たちは以前から会派として提案してきたことであり、設けるべきという立場です。  正副議長には、公平公正で、民主的な議会運営が求められます。とりわけ、多様な民意の反映である議会においては、少数意見を尊重し、慎重な審議を行う態度が求められます。また、二元代表制の一翼を担う機関の代表として、市長との緊張関係を保ち、市長が行う行政運営を市民の利益と住民福祉の増進の立場から、点検、監視するという姿勢が求められます。市民との関係では、情報公開を進め、開かれた議会とすること、広く市民の声に耳を傾け、市政への市民参加を促すよう努めることが求められます。正副議長選挙を実施するに当たって、所信表明の機会を設けることは、これらの資質を有しているか否かについて判断する指標となり、正副議長の公約ともなるものであり、意義あるものと考えます。  よって、所信表明の機会を設けることに賛成します。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 三橋さぶろう議員。      [三橋さぶろう議員登壇] ◆三橋さぶろう 議員  三橋さぶろうです。議長・副議長選挙の前に所信表明の機会を設けることについて、意見表明全員協議会というふうに聞いてきておったんですけども、先番議員からは、自分たちのこうあるべきだというか、理想の議会のあり方ということを、多く意見を述べられておりまして、そういったことももちろん論ずること、大事だと思ってきたんですが、私自身は、議長・副議長の選挙の前に所信表明をすることについての意見表明をするだけでいいかなということで、私はそのこと部分でしかちょっと原稿を用意してきてはおりませんので、ほんと端的にこのことだけお答えさせていただければと思います。  現在の正副議長選挙では、どの候補者に投票するか判断する材料は少ないと思いますので、選挙前に所信表明の機会を設けることについては賛成です。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 佐々木克敏議員。      [佐々木克敏議員登壇
    ◆佐々木克敏 議員  私のほうは、本件について基本的には賛成であります。できれば、本当は改選当初に提案があって、協議して、実施して、検証して改善するというサイクルができればもっとよかったのかなとは思っております。ただ、透明性のさらなる向上の担保に資するものだと持っていますので、これはやるべきだと思っています。  ただ、この件については、先ほど先番議員からもお話しがありましたが、この後、議運で視察もするということも聞いておりますので、そういう中で、デメリット、メリットについていろんな意見を聞いた上で、どういうふうにやったら一番船橋市にとっていいのかということをきちんと考えて、さらにそれをうちらのほうで決めていくということは大事だと思うんですけども、それが私どものほうで決めたものを一応来期に申し送るっていうのがいいのか、それかもしくは、きちんと制度化していくのがいいのかっていうのも含めて、きちんと議論をしていくべきじゃないかなとは思っております。  また、それについても、人がやることですから、完全無欠のものというのはなかなかできないので、実施して、検証して、改善していくというサイクルがうまくこの市議会でつくれればいいのかなと思っています。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 鈴木ひろ子議員。      [鈴木ひろ子議員登壇] ◆鈴木ひろ子 議員  議長・副議長選挙にかかる所信表明の機会を設けることについて、私もおおむね賛成でございます。合議の上で、1人の議長を推挙するということが、船橋市議会では機能不全を起こしているんではないかというような発言もありまして、本当に私もいろいろ考えさせられました。ただ、開かれた議長選挙の実現を目指して、全国では所信表明インターネット中継する自治体など、住民にその経緯を明らかにしようとする自治体がふえていることは、認識しています。しかしながら、議会の代表となる議長としての決意を表明することが、それだけで直接的により透明性のある議会運営の一端を担うかどうかということになると、一度導入して、その後やめている他市の例などを見れば、そう単純ではないのかなというふうに感じる部分もございます。  その必要性は感じておりますが、問題は方法、あるいは設定であって、その手続等を含め、その方法について、まだまだ議論の余地があるのかなというふうに考えます。そこを一言申し添えた上で、また、我々議員一人一人の議長の職に対する認識についても一致していないと……一致しているとは言い切れないという状況下ですので、そこを今後しっかりと認識していくというのも必要かなというふうに感じますが、そこを申し添えた上で、所信表明の機会を設けるということに賛成とさせていただきます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 朝倉幹晴議員。      [朝倉幹晴議員登壇] ◆朝倉幹晴 議員  朝倉幹晴と申します。私は、まず態度表明をさせていただきますと、議長・副議長選挙における所信表明を導入することに賛成です。  議員15年目になりましたので、最初のときからのちょっと経過を話させていただきますと、私が1999年に議員になりまして、1999年代というか、2000年の3月が非常に象徴的な出来事がいろいろあったんですけど、まず私は、無党派の市議として入ってきまして、会派というのはわかってなかったんですね。それで、1人でやるつもりだったんだけど、いろいろあって、元気都市と安保と女性という組み合わせのような会派をつくりまして、そこで、正式にうちの会派は会派拘束しないということを態度表明しましたら、非常にそのときたたかれました。議決態度が一致しないようなところは会派ではないというような意見がありまして、非常にもめましたけれど、それでまずスタートがそういう状態でした。  そういう経過からスタートしたものですから、先ほど議長のほうで、この開催の趣旨説明において、議長みずからが議長選挙において会派の意向が、個人より会派の意向が強かったようなニュアンスの発言が、議長席からあったというのは、非常に感無量の感があります。やはり、先番議員の中でも、会派制に関するいろんな考え方がありました。ある意味では、国政政党で、自由民主党、そして公明党、日本共産党、この3つの政党は、一貫して歴史的な経過があり、安定をしていて、ある意味では市民からもわかりやすい。しかし、その他の政党は、ちょっと離合集散を繰り返していましたし、選挙時には、余り……個人として選ばれたのに、議会に入ると、何か会派というものに入って、何か会派で動いているようだということは、わかりにくいところがあるんです。ただ会派制というのは、やはり議会運営上、ある程度効率的な議会運営とかしていくためには必要ですので、私は会派について、会派制自身はいいと思っているんですけど、最終的な議決に対して、その会派が必ずしも一致する必要はないんじゃないかという持論を持っておりまして、そういうことも含めて、今後、議会の中で議論していければいいな……新しい議長選挙のときには、所信表明の中で、そこら辺に対する議長の見解を聞きまして、私も投票したいと思っていますので、ぜひ実現すべきだと思っています。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 神田廣栄議員。      [神田廣栄議員登壇] ◆神田廣栄 議員  27番目ということで、いろいろお話、伺いました。自分なりで考えたことが……1人ではないんですが、あちら、こちら、あちら、こちらという……方からお話がありましたので、重なるとこはあるかもしれませんが、聞いていただきたいと思います。  この所信表明、これは私、ずっと前から言ってきました。ようやくここ……皆さんのお話がここまで来ているのかなということで、大変うれしいというふうに思います。ぜひやるべきだというふうに思ってます。先ほど来出ていますが、議長は、船橋市……議会を代表する、ですから、船橋市市議会議長は、船橋市議会を代表する。当然のことですが、そういう議会を代表できる人を選ばなきゃならないというふうに思います。  議長になりますと、先ほどお話ございましたが、表上、この本会議場、船橋市内、議場以外の何か外の話をすれば、近隣の例えば東葛5市──浦安、市川、船橋、松戸、鎌ケ谷ですね。それから、京葉5市──千葉、八千代、習志野、市原、船橋と。こういった近隣の方々、議長さんとの交流もあります。また、先ほどお話ありましたように、千葉県議長会、関東議長会、全国議長会、そこにも出席し、時には地方に行って、そこの会議に出てくるというようなことも、議長の仕事としてあります。ですから、そういうとこへ行きますと、船橋市議会の議長は、先ほどお話ししたように、船橋市議会の議長ですから、市議会を代表している、船橋の顔なんです。その議長さんを選ぶ、そういったことは大事なことだというふうに思っています。  先ほど、ちょっと表現が違いますが、なりたい人よりやってほしい人を選びたいという言葉がよくあります。先ほどは、出したい人……そういうような話でしたけども。本市に限らず、議長選挙の多くは悪しき慣習で、順送りみたいなことがありました。当選期数から、期数の多い順から議長に手を挙げてなっていくと。たらい回しと表現されてもいます。質疑もしたことがなく、議長になった途端、言葉を発すると、ああ、あの人の話し声、初めて聞いたということは、過去にありました。本当、私、それ、聞いています。  また、議長になって、議長公用車で遠く自分のふるさとに凱旋したという方もおられたと。私、ここに議員になってからじゃないので、そういう話がわかってはいますが、確証がない。見てないので、何とも言えない。そういう人がいたと。それから、議長は、中立公平の発言、そして運営をしなきゃならない。どの議員よりも早く情報等が……案件、情報がもたらされます。この情報を秘密保持しなきゃならない大事な仕事だと、漏えいはしないというふうに、私は思っております。  人の上に立つ人間には、強いリーダーシップが求められます。善悪をわきまえ、目配せ、気配せができ、相手の立場に立って考えることができる、思いやりの心を持っている人が、私はふさわしいというふうに思います。  議長のみならず、副議長においても、人格者が求められます。考え方、所信表明をすることにより、その人物像が垣間見られるんじゃないかというふうに思っています。先ほどもありましたが、所信表明は、ほかの議員の皆様に対しての公約です。それをたがえたら、それなりの判断が下されるというふうに思います。市民と他市に誇れる議長・副議長を選出するためにも、その機会を与え、よりよい議長と副議長を選出すべきものと考えます。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 長野春信議員。      [長野春信議員登壇] ◆長野春信 議員  長野春信でございます。正副議長選挙所信表明につきましては、会派代表の言われたとおりでございます。あえて会派と申し上げました。私は、1期目の議員といたしまして、執行部の優位性というものを感じています。そのような中で、議員は人それぞれ、言葉強く主張する方もいれば、言葉穏やかに物事を整理して主張する方もいらっしゃいます。だからこそ、個人一議員では動かせないものを、会派として強く主張していくことができる最小の集合体は特に大事であると考えています。生まれ育った環境が違う、さまざまな主義主張を持っています。市民福祉向上に向かうアプローチの仕方も違っています。そんな我々だからこそ、事は簡単には行かないんだと思っています。改選も間近に迫っている今、今期中の制度設計を急ぐということは、改選後の議員の考えが入らないことになります。このことを申し上げまして、私の意見表明とさせていただきます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 松崎佐智議員。      [松崎佐智議員登壇] ◆松崎佐智 議員  松崎です。先ほど会派としての意見につきましては、会派代表中沢議員が申し上げましたので、私もそのとおりです。つけ加えますと、私自身は、さまざまな判断基準として、市民の利益になるかどうかで考えております。ですので、議長選挙におきましても、この議会の代表者、運営者がどのようなお考えを持っていらっしゃるのか。選挙前に表明していただくことは、当然必要なことだというふうに思いますので、賛成です。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) いとう紀子議員。      [いとう紀子議員登壇] ◆いとう紀子 議員  自由民主党、いとう紀子です。正副議長選挙における所信表明につきまして、先ほど会派の代表である杉川代表と同意見でございます。また、現在船橋市議会において、十分な議論もされていない、さらに、実際に実施されるのが改選後となることを考えますと、今期の議員が話し合い、最終的に決定するのは、来年改選後の議員で協議をして決めていただきたいと考えます。  最後につけ加えますと、我が議員、自由民主党会派議員は、全員同意見が最初にもともと出まして、それで今回代表が一任されて、全て話したということをつけ加えさせていただきます。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 大矢敏子議員。      [大矢敏子議員登壇] ◆大矢敏子 議員  大矢敏子でございます。私で31番目、残り、数で言えば19人残っているということになります。半分以上の意見を聞かせていただきまして、あ、なるほど、みんなそういう考えでいるのかな、自分と思っているところが一緒、違うんじゃないかなと感じる方もいらっしゃいます。  きょうは、議長からの趣旨説明、初めて聞かされました。というか、聞くことができました。先番議員、同期も言っておりましたが、この時期であったことは、大変残念に思っております。なぜならば、この時期からで、皆さんの同意のいい結果がまとまるのか、できるのかなというのが、疑問なところでございます。  私も15年やり、いろんな方の議長の名前を書いてまいりました。初めて当選したとき、自宅に帰ったのは……ここを出たのが朝の4時でしたかな。それを考えると、議長選のやり方も変わってはきております。まるっきり同じことをやっているわけではありませんが、よりよく変えようという、そういう思いは反対するものではありません。  皆様方の意見を聞きながらメモをしたものですから、どういう順番で話していた、話がまとまるのかどうかもよくわかりませんが、感じたことを少し述べさせていただきます。多数派工作に巻き込まれたという若い議員もおりましたが、私が見ている範囲では、個人の意思を貫いた議員も見てきております。ここでしゃべっていることが、皆さん、全て自分が中心になって少しお話ししているのかなという気もしないでもありません。どういうふうにしたらよいか、話し合うべきとの発言もございました。こうあるべきとの意見を述べた方もおりますが、これからどうあるべきかを考えていくことが必要じゃないかというふうに思っております。  私も、この制度が……設計制度がしっかりでき上がり、そして、今、きょう、趣旨説明をされた議長の意見が、皆様方と同じ思いでまとまるのであれば、議長・副議長選挙前に所信表明をすることに関しましては、協調できないものではありません。  以上申し上げて、終わります。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 滝口一馬議員。      [滝口一馬議員登壇] ◆滝口一馬 議員  滝口一馬でございます。端的に申し上げさせていただきます。各諸先輩方、いろいろなご意見がございました。私自身もまだまだ1期目ということでございますので、議長の仕事がどこまで把握し切れているのかというのは、正直わからないところもありますけれど、一議員として意見を述べさせていただきたいと思います。  やはり、選挙でございますので、議長・副議長の所信表明を設けることについては、私自身は否定するところではございません。ただ、立候補等を含め、手法、ルールについては、まだまだ議論の余地があると思いますので、今後しっかりと所定の場所で、議論を重ねていっていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 渡辺賢次議員。      [渡辺賢次議員登壇] ◆渡辺賢次 議員  自由市政会の渡辺です。これ、原稿じゃなくて、議題だけなので。(笑声)  まず、議長・副議長選挙前に所信表明の機会を設けることについて、意見表明ということであります。私は基本的には賛成であります。しかしながら、議長からの説明のときに、今までのやり方と違う方法を考えていらっしゃるのかなというふうに感じました。私自身は、会派制を非常にいいと思っております。私が初めて議員になったとき、役職を決めるのに、たしか2日ぐらい徹夜したんじゃなかったかなと、今思うとあります。  まず、ひとつ所信表明することについて、基本的には賛成なんですが、議長を選ぶときに、所信表明だけで選ぶわけではないですよね。先ほどというか、先番で、議長経験者からお話がありました。船橋市議会の中の仕事と、市議会、船橋以外、外に出て行ってする仕事があるわけですから、それなりによく議会のことを理解して、それだけの力量のある人を選ぶ必要があると思っています。そういった意味では、やっぱり初めて議員になったときには、誰が適任がわからないです。そういったときには、会派の中で先輩と一緒に話し合いながら、決めてきたという経緯があります。  いずれにしましても、基本的には賛成で、ただし、仕組みを変えるのであれば、その中で一緒に検討していただければと思います。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 藤代清七郎議員。      [藤代清七郎議員登壇] ◆藤代清七郎 議員  藤代でございます。ちょっと笑いとろうとじゃなくて、素でやってしまいました。申しわけございません。(笑声)  きょう、皆様方のご意見、たくさん伺って、きょう、まず冒頭に皆様方、僕で34番目だったかな。33人の意見を聞けたあってことは、大変貴重な時間だったなと思います。ありがとうございました。  まず、議長から趣旨説明ということと、副議長からということでお話、伺いました。趣旨、意向のほう、大体理解はするものでございますし、またこれについては、反対するところではないなというふうには思っております。また、ちょっと私のほうも、これについては勉強不足なものですから、先輩議員や周りの方々にいろいろ話を聞くということでしかやっていないんですが、議会運営委員会のほうで視察に行ったりするということでございましたし、また今、導入されているところの議会や、また導入して、さっき先番議員のほうで、宮崎の話をされていましたけど、ああいうケースもあるということなので、いろんな勉強のところの情報をいただいて、議論を深めながらしっかりやっていければなというふうに思っています。  時期が時期がという話もありましたけども、時期については、やろうと思ったときが時期という話もあるので、このまま進めていかないと、多分また流れちゃうのかななんて思うので、進めていっていただければいいかなと思っております。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 高橋けんたろう議員。      [高橋けんたろう議員登壇] ◆高橋けんたろう 議員  高橋けんたろうです。私が思うには、結論から言いますと賛成です。正副議長選挙なので、これは選挙ですから、市民が例えば議員を選ぶ選挙と、私は同等だと思っております。  まず、その正副議長選挙に、なりたい人が立候補をして、意思表示をする。それをまず、なぜなりたいのか、しっかりと所信表明をする。その候補者の中から選ぶ方たちも、その所信表明を……候補者を選ぶ判断基準として、所信表明というのは非常に重要であり、大切だと思います。また、これは私見ですけれども、投票に関しても、候補者以外に投票する人がいない、そういった場合には、白票、あるいは候補者……立候補をしていない方の名前は無効票とし、あくまでも所信表明を行った候補者の中から選ぶということが、非常に大切だと思います。  したがいまして、私は所信表明に対しまして、賛成の立場で意見を申し上げさせていただきました。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 三宅桂子議員。      [三宅桂子議員登壇] ◆三宅桂子 議員  三宅桂子です。私、2期目でして、当選直後だったと思うんですけれども、こうした全員協議会というのを一度経験させていただいております。そのときに、すごく印象に残ったある議員の言葉があって、今でも覚えているんですけど、せっかくね、全員が個人で発言できる機会を設けたので、会派名を言わないで発言してほしかったという希望をおっしゃったのか、そうするべきだとおっしゃったのか、ちょっとはっきりしないですけど……というふうに言われて、まだ会派とは何ぞやとかいうことがはっきり身についてなかった私には、非常に衝撃的でした。そうだ、私たち個人で名前を書いてもらって、ここにいるんだということを非常に思って、でも、本会議や何かで態度を決めるときには、やはり効率化ということで、会派制をとっていますけど、全員協議会ということで、個人の意見を言っていいのであれば、ああ、そうなんだということを非常に学ばされたということを思い出しています。  初当選のときには、自分が選挙をして、当選してきたはずの議会で、議長選挙と言われて、何が起こっているかも全然わからず、誰が議長になりたいやら、それこそ、先ほどお話があった、大きい会派ではなかったわけですから、本当に外に置かれて、何が起きているのか全く知らされないままで、事が進んでいるという状況でした。そう考えると、やはりやりたいと思う方が、なぜやりたいのか、議長になって何をしたいのかということを表明していただかないと、態度は決められないなというふうに今、7年半たって、やはり思っています。  今のままだと、例えば制度設計がうまくできなかった場合には、所信表明をしていない議員が議長に当選するということもあり得ると思っています。他の議会なんかでは、結局法的に拘束されているものではないのでということで、所信表明しない議員が議長選で当選するということが実際起きていますね。でも、もしそういうことが起きたとしても、それが市民に公表されるということが重要だというふうに考えます。市民にとっては、実は会派制というものも、全く理解できないところです。だから、私は自分が直接お話しできる人には、それはねと、こういう意味があるんだよと。50人が全員自分の意見を言っていたら、議会として1つにはまとまらない。だから会派というものがあって、意見が似たようなグループでというふうにしているのという話をするんですね。ですから、それは極力これから制度設計をしていただいて、なるべく漏れがないようにして、次期の議員さんには、ぜひ議長選所信表明を聞いた上で態度を決めていただければなと思っています。  というのも、次期のことは次期の議員さんたちにとおっしゃいますけど、そうすると、町の皆さんが所属している自治会やなんかも全然成立しない話ですね。前期の役員が決めたことを、その次の期の役員が決まっていることとしてやっていくわけですよ、総会通して……と同じことですので、これはもうやはり、時期尚早というお話がありましたけど、7年半近く前のあのときこそ時期尚早であって、しかしあの日がなければ、今日はないという思いで、一日も早く、これを制度としてつくっていきたいと思っています。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 坂井洋介議員。      [坂井洋介議員登壇] ◆坂井洋介 議員  日本共産党の坂井洋介です。所信表明を行うことについては、結論から言いますと、日本共産党会派代表であります中沢学議員が述べたとおり、賛成という立場でございます。私、37番目で、前、さまざまな議員の方の意見を聞いた中で、一言感想を述べたいと思います。  開かれた議会であるべきだとか、市民に説明をできるような議会であるべきだとか、そういうような意見も多数出ていたんではないかなというふうに感じています。そういう中で、公の開かれた場で、きちんと議論をしていくということが大事だというふうに感じました。個人的なんですけど、議会報告なんかやっていますと、日本共産党はこういう考え方で、賛成なり反対はしたんですという話をしますと、じゃ、この議員、この会派の人たちは、どうして賛成、もしくは反対したのかというようなことを聞かれることがたまにありまして、質問も討論もなく、賛成なり、反対をしていた場合なんかには、ちょっとわかんないよというような説明しかできないんですけども、今、さまざまな議員の意見を聞いていく中で、やっぱり市民に開かれた議会、わかりやすい議会をこう目指している議員も多いなというふうに感じる中で、今後いろいろ活発な議論もできるんではないかなというふうに感じました。  以上でございます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 岡田とおる議員。      [岡田とおる議員登壇] ◆岡田とおる 議員  皆様、こんにちは。お疲れさまです。きょうは本当、いつもと違う席で、皆様方の意見も全員協議会というこの場をまず開いていただいたことに感謝を申し上げたいと思っていますし、とても明るい窓際の席に座って、とても気持ちよく、先輩議員、同期議員の皆さんのお話を聞かせていただきました。  まず、意見表明ということで、私の意見を申し述べさせていただきます──あ、岡田とおるです、名前を言っていませんでした。済みません。賛成であります。やはり、議長・副議長選に当たりまして、所信表明の機会を設けるというのは、やはり何を考えて議長、副議長になられるか。先ほど議長、副議長とも意見がすり合わないこともあるんじゃないかというご意見もありましたけど、やはりちゃんと議長をサポートする、もしくは意思をつなぎながら、この議会全体をまとめていくという、そういった発言を聞いて、しっかりと選んでいくというのは、しかるべきではないかなというふうに思っています。  また、議会として、住民福祉の向上ということを考えれば、単に制度をいろいろつくるとか、何かつくるというだけじゃなくて、何か決まっていくことの決定プロセスをきちっと皆さんにご理解いただくというのは、十分、市民の皆さんの納得を得るアプローチの1つなのではないかなというふうに思っています。  やはり、議会というのは、まさに合意形成をしていく場でございますので、議長、副議長を選ぶというときも、所信表明をしっかり聞いて、皆さん意見交換しながら合意形成をつくって、議会としての形をそこで1つつくっていけばいいのではないかなと。
     もちろん会派という話もありました。私も当選をさせていただきまして、一番最初に何を調べたかというと、会派という意味を議会事務局に行って、辞書を借りていろいろ調べたんですが、やはりこれというものを探すことができませんでした。ただ、今、会派という形で活動させていただいたり、検討、議論をその中でさせていただくということも非常に意味があることだと思っております。どちらかだけということではなくて、やはりそういった機能が合わさって議会ということを形をつくって、市民の皆さんのやはり意見、市民の皆さんのためにどうするかということを、議会という形ではしっかりと取り組むという体制をつくっていくのは、当然必要なことだと思っています。ただやはり、細かい制度設計に関しては、詰めていく必要性があると思いますので、ぜひ今後、検討に加わらせていただきたいと思っていますし、矢を放たれたのか、川は渡ったのかわかりませんけど、こういった意見が出てきているということは、もう次の、次期の問題云々ではなくて、やはり今から話し合いをしておいて、下地をしっかりつくっていって、つなげていくということが、やっぱり大事なのではないかなというふうに思いまして、以上、私からの意見とさせていただきます。  ありがとうございました。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 中村静雄議員。      [中村静雄議員登壇] ◆中村静雄 議員  どうも皆様、こんにちは。私もこの演台に立ったのは、何年ぶりかなので。(笑声)今、いろいろ皆様のご意見を拝聴させていただきました。そういう中で、私もこの今回の議長提案に関しては、賛成とは言いませんけど、これから検討していく必要があるのでないかということだけは申し上げたいと思っております。  まず、感想も含めてですけど、先ほど来聞いていましてね、ふさわしい議長とか、議長にふさわしい人とか、そういう表現、議長も副議長もそういう言葉を使っていましたけど、じゃ、そういうふさわしい議長ってどういう議長なんだろうという、そういう点が、まだまだはっきりというか、出てきていませんでした。一部、長谷川議員が、議長の苦労なり……というか、そういうことについては、しっかり説明していただいたので、私も正直言いまして、少しは安心しているとこなんです。余り長く、この問題について、私もきょう、朝早くちょっと起きて、いろいろ書籍を見ながら考えてきたんですが、時間のこともありますのでね、1つだけ。私は、温故知新という言葉、皆さんご存じだと思いますが、これが私の言ってみれば行動の原理みたいなとこがあります。今回のこの議長選に関しては、私はそこに当てはまるんじゃないかという感じがするんです。というのは、過去の経緯を知ることによってね、結局新しいもの、そして、変えるべきもの、守るべきもの、そういう改革をする上で、大変私は、大事だと思っています。常に私は行動の中でもね。  それともう1つ言わせていただければ、記者時代から、質問とか、質問とりなんかもそうですけど、物事を疑うことによって知るわけですね。知ることによって疑うということを繰り返していかないと、物事のそういう真実も含めてね、つかむというのは大変なことです。また、いつも久しぶりにここに立ったので、話があっちへ行ったりこっちへ行ったりして、私もこの船橋市の市議会、新聞社当時から入れますとね、自分の現職も含めて、25年超えています。私は、先ほどどなたでしたかな、議長選のことを言っていましたが、その当時からあるんですね。議長選、よく2日間にわたって夜中にもね、やった。あのとき、もう当時、ここの管理者でいましたから、私もつき合いをしながら、取材していたというのが覚えていますけど。  その当時から比べますとね、この船橋市議会もいろいろこの議長選だけじゃなくて、改革が次々となされてきて、まさに市民の63万人の市民の付託に応えようと努力している議員の姿が、当時から比べると非常にそういう意味では、皆さんが熱心でもあり、ということかなと思っております。  もう1点だけ。きょう、7年前に、買った、皆さんご存じだと思いますけど、野村稔さんの本を書棚の中からちょっととってきて、読み返したんですけど。皆さん、ご存じですよね、野村さん。もうそれこそ、地方自治というか、全国都道府県議会の議長会かな……の事務調査部長をやったり、いろいろ書籍が、最近でもあったかもしれない。出ています。野村さんが7〜8年前だったと思う。こういうふうに書いていますが、これはちょっとメモってきましたので、読ませていただきます。誰が適任であるか、議長候補者の所信表明、地方議会の選挙は、地方自治法で、公職選挙法を準用しているが、立候補の規定はなく、法で認知されたものではない。このため、議長を選挙で──選挙すべきであるとの意見が出ると、会派制をとっているので、一般的には多数会派から議長が選ばれる。所信表明を聞いて、会派としてA議員と内定したのを、B議員に変更することができようか。会派の方針に拘束され、従わざるを得なく、他会派の議員の所信表明に共鳴しても、その人に投票することが難しいのではないか、そういうようなことを、野村さんが書籍の中で書いておりました。  きょうは時間がなかったということもあったんですけど、そういうことも、考えもあるということはご理解していただいて、これからのこの問題について、調査研究をしていただければと私は思っております。  以上でございます。どうも失礼しました。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 今、2時間を超えているんですけれども、あと8名の議員の方が残っておりますが、このまま続けさせていただいて、よろしいですか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○議長(鈴木和美) では、このまま続けさせていただきます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 川井洋基議員。      [川井洋基議員登壇] ◆川井洋基 議員  自由市政会の川井洋基でございます。このような全員協議会による選挙制度──議長の選挙制度について議論されるということは、私、15年前に……大矢さんたちと同期なんですけど、隔世の感があるなというような気持ちですね。笑っていらっしゃる方、知っている方、我々、1期生のときは、2期生ぐらいまでかな。新人は黙ってろと一言で、何も言えないまま、指示された方に投票せざるを得ないというのは、現実でありました。他議員さんも笑っていますけどね。非常に、ある意味封建的というか、何のためというか、私自身、3,000人からの市民の負託を受けてここに来ているのに、自分の意見が何1つ言えないというのは、これは何だということで、非常に憤りを感じたことを思うと、きょうのこの会議、まさに先ほど申し上げたように、隔世の感ありということで、感想を述べさせていただきました。  皆さん、本当にそういう意味では、幸せなんですよ。(笑声)本当にね。徹夜の会議をやってもね、一言もしゃべることは許されないまま、徹夜会議を強いられたということもありますのでね。我々一人一人、50人は、やはり市民の代表として付託を受けて、この席に座っているわけでございます。したがって、二元代表制の趣旨を十分わきまえて発言し、行動していかなければならないと思っておりますし、私もそうしてきたつもりです。  しかし、現実を見ると、必ずしもそうではない。所信表明ではありませんが、現実問題、必ずしもそうではないということは言えています。私は、やっぱり市民からそれぞれ市長と、議員として負託を受けたのだから、市長のてこになってしまうような行動はしたくないと思っておりますが、必ずしも個人の意見が反映されなかった過去を反省して、これからはますます、市民のために力いっぱい働きたいなと。所信表明ではありませんよ。(笑声)誤解しないでください。  それでは、原稿を用意しましたので、これから本題でございます。本題はこれからです。私、能弁ではありませんので、ちょっと読まさせていただきます。議長選挙については、二元代表制の一翼を担う代表として、議長はその職務上、公平性を持って、合意形成を図ることが最も大事であると考えております。したがって、開かれた議会として、その選挙も、透明性が同時に必要であると考えます。これは、有権者である市民にも明らかにすべき義務であると思っておりますので、それぞれ所信表明で明らかにすることについては、大切であると思いますが、ただし、民主的な合意形成による他の方法も、選択肢として同時に模索すべきであるとも考えております。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 関根和子議員。      [関根和子議員登壇] ◆関根和子 議員  日本共産党の関根和子です。私は、登壇するときに、自分の名前は一切申し上げておりません。しかし、きょうは私どもは、会派でこの意見をまとめましたので、会派名を名乗らせていただきました。先ほど、中沢学議員が、私ども日本共産党の会派の趣旨を説明し、この議長・副議長選挙前に所信表明の機会を設けることについては、賛成だという発言をさせていただきました。私も同意するものでございます。  ただ、今まで、皆さん方の意見、さまざまなご意見、貴重なご意見を聞かせていただく中で、私、ひとつちょっと気になったことがございます。会派の問題なんですね。ある議員さんが、自分の研究テーマだとおっしゃっておりましたけど、本当に会派のあり方というのは、さまざまだなというふうに今、皆さんのご意見の中で感じました。私の会派はこういう運営の仕方をしてるけど、じゃ、ほかの会派はまた違うんだなということもよくわかりましたし、ただ船橋の議会というのは、会派制をとって、議会のやはり効率的な運営を進めているわけですよね。そういう中で、本当にこの会派のあり方というのは、問われることだなというふうに思ったんですね。やっぱりこの会派が民主的に運営されなくちゃいけないし、議員は、50人の議員、みんな考えが一致、同じ方向を向いているというふうにはならないと思うんですけど、さまざまな個人の考えがあって当然なんですけど、それをやはり同じ市民の立場に立ったときに、どうしていったらいいのかという、1つの施策なんかでも考えをやはりまとめていくのが、会派の役割になっているんじゃないかなというふうに思うんですね。そういう中で、本当に今後、会派のあり方というのも、しっかりと研究されていかなくちゃいけないなという、船橋の議会の場でも、そうだなという思いを持ちました。  今度の、この全員協議会についても、私、さまざまな意見、皆さんがおっしゃる機会があって、これを否定するものではないんですけど、この議長・副議長の所信表明について、もうちょっと会派代表者会議の中で、意見が煮詰められなかったのかなと思いを持つんですね。そのために、会派代表者会議というのは、それぞれの会派の意見を持ち寄って、合意性を目指して、進めていこうという場でございますから、こういうところでもっと意見交換もできたんじゃないかなという気もしているんですね。ただ、その会派代表者会議の中で、こういうことをやろうということが決められたわけですから、このきょうやったことに対して否定をするものではないんですけど、これからさまざまな課題が出てきたときにね、全員協議会でやっていかなくちゃいけないものと、そうでないものというのは、やっぱり整理していって進めないと、ちょっと大変かなという思いを持ちました。  感想を含めて、意見とさせていただきます。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 齊藤和夫議員。      [齊藤和夫議員登壇] ◆齊藤和夫 議員  新人議員でありながら、先輩諸氏と同じように発言の機会をいただく幸せをかみしめながら、稚拙ではありますが、また先番議員と重複するところも多々あると思いますが、私個人の意見を述べさせていただきます。  この全員協議会意見表明の機会をいただくに当たりまして、一市民から市議会議員になった直後の議長選挙で、当時の私の印象ですよ、印象からすると、談合のような形で議長候補が決まり、選挙が行われ、そのとき、候補となった先輩議員には大変失礼なことを申し上げることになってしまいますが、人となりも考え方もよくわからない議員の名前を言われるままに投票用紙に書くことに、かなり強い違和感を覚えたことを思い出しました。執行機関の市長は、オープンな形で選挙によって選ばれます。翻って、二元代表制の一翼を担う我々議事機関の代表は、これまでその選出過程が市民から見えない形で選ばれてきたと思います。我々議会が、市民の代表として、市政に透明化を求めるのであれば、議会自体も透明化、見える化に努めなくてはなりません。議長・副議長選出の過程も、市民にわかりやすい形で開示されるべきであると考えます。  よって、議長・副議長選挙における所信表明の実施には、強く賛成いたします。我々議員は、議長・副議長が選出された理由を、市民に説明できなくてはなりませんし、それぞれが選出に責任を負うべきとも考えます。  次に、勇み足になりますが、所信表明が実現することになった場合について、幾つか意見を述べさせていただきます。  まず、所信表明を可能にするには、正副議長選挙において立候補制が導入されなくてはなりません。先番議員も指摘されておられましたけれども、議長、副議長等の選挙等について定めた地方自治法第118条において、公職選挙法第86条4項の立候補の届け出等の規定を準用していないことをもって、正副議長選挙に立候補制を採用することはできないという学説があり、そのことを根拠に、立候補制を認めない議会や、立候補に伴う所信表明を非公式なものとして扱っている議会があります。そのことについては、本年第196回国会において、立候補する意思のあるものに、その旨を議会において表明させることが否定されるものではないとの政府見解が示されています。当議会におきましても、立候補の制度化を進めるべきだと思います。また、所信表明の内容についても、正副議長選挙の結果とともに、所信表明の内容を議会広報に掲載している会津若松市議会の例もありますので、公式のものとして公表できるようにすべきと考えます。加えて、投票の結果、所信表明を行っていない候補者以外の議員が当選するようなことがあれば、議会の透明化とはほど遠い結果となってしまいますので、そのようなことのないように、制度設計を進めるべきとも考えます。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 岩井友子議員。      [岩井友子議員登壇] ◆岩井友子 議員  日本共産党の岩井友子です。私からも意見表明を行わせていただきます。私は、議長・副議長選挙前の所信表明の機会を設けることについては賛成です。その理由については、先ほど日本共産党会派代表中沢議員が申し上げたとおりです。私たち日本共産党は、会派としてこの問題についてどう考えるのかということを集団で議論をしました。それをまとめたものを、先ほど中沢さんが表明をしたものです。  少しつけ加えて幾つか言いたいことがあります。1つは、感想にもなるんですけれど、多くの皆さんの発言を聞く中で、会派の意向が優先されて、個人の意見がなかなか抑えられているというふうにおっしゃった議員さんがいらして、ああ、そういうところもあるんだな、会派によっていろいろ違いがあるんだなということを、大変強く感じました。私たちの会派も確かに意見が分かれること、なくはありません。あります。その中で、意見を言い合って、どこでまとめるのかということに大変苦労しますけれど、そのための努力は惜しまないでやってきたというふうに思います。会派によっていろいろあるんだなということを感じました。  それから、発言の中で、個人としての意見を述べるということ、会派の枠を超えて、個人として意見を述べるという発言が多くありました。1人の議員として発言をしたいという意見が述べられたんですけれども、きょうの全員協議会というのは、この場で意思決定をするわけではありません。それで、意思決定をするのは、会派代表であったり、議会運営委員会であったり、議運で最終的にはやり方を決めることになるんじゃないかというふうに思います。その段階では、会派ごとに意見を述べて、会派制のもとで決定をしていくことになります。そうなると、きょう、会派の枠を超えて個人でいろいろな意見を言ったとしても、議会運営委員会でどういう意見表明になるのかなというふうに、ここのところはちょっと気になったところです。  最後に、所信表明を言ってもらおうということは、私たち日本共産党としては、大変以前から、私も議員になって30年ちょっとたつんですけれど、その当初のころから、うちの会派としては議長選挙所信表明をやってもらおうというふうに言っていた記憶があります。そういう点では、きょうは多くの方が所信表明が必要だというふうに述べられた方が多いですから、実現に一歩近づくのかなという、そういう点では、ちょっと期待をしたところです。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 藤川浩子議員。      [藤川浩子議員登壇] ◆藤川浩子 議員  皆さん、こんにちは。44番、藤川浩子でございます。改めて、このような考える機会を与えていただいたということは、本当に感謝をしております。私も期数を重ねるごとに、改選ごとに、議会の雰囲気ががらっと変わるんですね。だから、その中で、本当に皆さん議会改革に対する意識ですかね。それが本当に向上しているんじゃないかなということを感じております。  議長・副議長の選挙前に所信表明の機会を設けることについてということは、私も賛成をいたします。このことにつきましては、本当に議長というのは、船橋市議会の顔でもありますし、また議会を代表する、本当に重責だと思っております。その中で、事前にご自分の候補者がみずからの考えを述べて、その考えを、全議員が確認をした上で、議長を選ぶということになりますので、よいのではないかというふうに思います。  また、市民に、この議長・副議長の選出過程ですかね。それも、見える化されるかなというふうに思いますし、また市民に開かれた議会の実現というような、そのような印象も与えると思いますので、賛成をいたします。  きょうもこの席を決めるに当たりましても、本当に議運の正副正副で、いろんな意見を出し合いながら、このような形になりました。本当にそういうことからも、もし今後、方向性を決めていく上でも、いろんな皆さんの意見を出し合いながら、方向性を決めていければと、一番よい形になったらというふうに考えております。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 松橋浩嗣議員。      [松橋浩嗣議員登壇] ◆松橋浩嗣 議員  公明党の松橋浩嗣です。議長選、副議長選の前に、所信表明をすることについては、賛成です。なぜならば、どんな人が立候補しようとしているのか、また議長、副議長になってどんなことを実現しようと考えているのかを知ることは、大変重要だと思っているからです。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 斉藤誠議員。      [斉藤誠議員登壇] ◆斉藤誠 議員  お疲れかと思いますが、おつき合いくださいませ。名乗るほどの者ではありませんので、特に名乗りませんけども、私も1期目のときからのことを思い出しまして、私の1期目のときは、4人会派だったんですが、全て5期以上の先輩で、物が言えるような雰囲気ではなく、とてもオーラのある方々ばかりでした。なので、1期目の4年というのは、もうただひたすら見ながら覚えるということでありましたが、やはり初めの議長選挙はわけもわからず、朝方までかかって、指示どおり、どなたかに入れたんだと思うんですが、そんなことを思い出します。  それで、あるとき、2期目のときに、私もちょっと会派の代表に逆らって、この人ではだめだと、違う人のほうがいいと、水面下でその方の考え方を聞いて、そっちの人のほうがいいということで、生意気にも申し上げたことがあったんですが、会派で分裂──投票行動においては分かれたこともありました。そんなことも思い出しているんですけども……。  それで、自分が会派代表になってから、自分で立候補したことはないんですが、議長選になると、必ず控室に来て、お願いしますと言われると心苦しくて、いや、つい人情味になってしまうもので、いつも悩んでいましたけども、そういういろんな考え方だとか、その人の人物とか、いろんなことを総合的に判断をして今までやってきたんですが、そういう意味では、所信表明をしたほうが、正確な言葉として、公式の場で発せられますので、いい判断基準にはなるのかなというふうに思ってます。できれば、その立候補者の中から投票したいというふうに、原則としては思っているんですが、ただ、例えばその所信表明が自分の意見と余りにもかけ離れているという場合、あるいは私は党籍を持っているんですが、私の党籍と違う党籍を持っている方が立候補して、どうしても考え方は合っているんだけども、1票投じることができないというケースがあるんですね。その場合は、白票になるか、あるいは自分の所属する会派代表に1票投じるか、あるいは、議員の中で、正副議長にふさわしいと思う方に1票投じるか、ここは、防げないのかなというふうに思っているんですが、ただ何とかその防ぐ手だてはないかなと思って、100%の方策はないんですが、考えているのは、正副議長が立候補の所信表明を終わった後に、党籍を持っている場合は離党してもらう。あるいは、会派を離脱してもらうと。そのことで、私が1票投じる側であれば、それで投票はしやすくなるというふうに、私は思っています。  あと、条例で縛れるのかわかりませんけども、立候補者の中から選ぶというような規定をつくることで、ある程度の縛りができるのかなというふうに思っているんですが、ただ、そうはいっても、立候補者じゃない方に、当選する可能性というのはやっぱり出てきちゃうと思うんですね。その場合は、その方は、議会の多数を持って選ばれた方なので、事後ですけども、所信表明をしてもらって、はからずも選ばれましたということで、そこで所信表明をしてもらうというようなことを今、考えているんですが、そんなことをるる述べさせていただきました。  以上です。    ……………………………………………… ○議長(鈴木和美) 浅野賢也議員。      [浅野賢也議員登壇] ◆浅野賢也 議員  47番、浅野賢也でございます。本来であれば、1番がよかったんですが、47番ということで、最後でトリを務めさせていただきます。一番後ろの議席で、非常に議場ってこんなに見やすいんだなと、いい経験をさせていただきました。正副議長の立候補制度につい……所信について、意見を延べさせていただきます。我が会派では、意見の集約ができて、先ほど杉川代表のほうから意見の表明をさせていただきましたので、それ以上言うことはございません。船橋市議会でも、いろんな議論をされていて、まだまだ議論する余地があるのかなと、そんなふうに感じているところであります。  先ほどにも議論でありましたとおり、立候補制をひいて、立候補の中から議長が選ばれないというようなところもあります。この辺についても、しっかり議論を深めていかなければいけないのかなと、そんなふうに感じております。  何より、私も含め、この議場にいる方々、改選後、ここにいるかどうかというのが、甚だ疑問であります。改選後にも、しっかりこの議論は深めていってもらいたいなと、こんなふうに思っております。  私の父も、市議会議員をさせていただいて、議長もさせていただきました。私が小さいころ、まだ中学生、高校生ぐらいのときに、うちの父は、徹夜で議会なんだといって、明け方に帰ってくることもありました。本当にそうだったかは、甚だ疑問なとこでありますが、そういった歴史も、私は踏まえて、守らなきゃいけないもの、そして、新たに改革をしなければいけないもの、そういったものをしっかり見きわめて、よい船橋市議会にしてまいりたいと思っております。何よりも、船橋市議会船橋市民のためになる、そんな議会を目指して、私も尽力してまいりたいと思っております。  最後ですけども、私、広報委員会の副委員長も務めさせていただいております。これが、議会だよりの中にどうやって皆様の意見を反映させていかなきゃいけないか、そんなことも、これから考えなきゃいけないところでありますので、しっかり皆さんのご協力をお願い申し上げまして、私の意見とさせていただきます。 ○議長(鈴木和美) 意見表明はここまでといたします。    ───────────────── ○議長(鈴木和美) 本日、49名の議員が出席しており、私を除く48名の方にご発言、ご意見の表明をしていただきました。ありがとうございました。  きょうの意見をしっかりと受けとめ、正副議長で今後の協議の方法を提案させていただきたいと思います。  以上で、全員協議会を閉会します。        15時37分散会    ───────────────── [出席者] ◇出席議員(49人)         議 長   鈴 木 和 美         副議長   浦 田 秀 夫         議 員   木 村   修               金 沢 和 子               佐 藤 重 雄               鈴 木 いくお               池 沢 みちよ               杉 川   浩               鈴 木 心 一               つまがり 俊 明               石 川 りょう               日 色 健 人               渡 辺 ゆう子
                  長谷川   大               うめない 幹 雄               桜 井 信 明               斎 藤   忠               滝 口   宏               橋 本 和 子               島 田 たいぞう               石 崎 幸 雄               松 嵜 裕 次               小 平 奈 緒               中 沢   学               三 橋 さぶろう               佐々木 克 敏               鈴 木 ひろ子               朝 倉 幹 晴               神 田 廣 栄               長 野 春 信               松 崎 佐 智               いとう 紀 子               大 矢 敏 子               滝 口 一 馬               渡 辺 賢 次               藤 代 清七郎               高橋けんたろう               三 宅 桂 子               坂 井 洋 介               岡 田 とおる               中 村 静 雄               川 井 洋 基               関 根 和 子               齊 藤 和 夫               岩 井 友 子               藤 川 浩 子               松 橋 浩 嗣               斉 藤   誠               浅 野 賢 也    …………………………………………… ◇欠席議員(1名)               七 戸 俊 治    …………………………………………… ◇議会事務局出席職員     事務局長      小 山 泰 生     事務局参事議事課長事務取扱               大 澤 孝 良     議事課主幹課長補佐事務取扱               押 谷   浩     議事課主査議事第二係長事務取扱               深 澤 英 樹     議事課主事     菅 原 祐喜子     議事課主事     増 田 遼 介     議事課主事     安 東 功 貴...