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  1. 船橋市議会 2017-09-29
    平成29年第3回定例会−09月29日-09号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    平成29年第3回定例会−09月29日-09号平成29年第3回定例会  平成29年第3回船橋市議会定例会会議録(第9号) 〇議事日程(第9号)   平成29年9月29日(金)    午前10時開議 諸般の報告(追加議案の送付、常任委員所属変更議会運営委員の辞任及び補欠委員の選任) ┌──┬────────────────────────────┬──────┬─────┐ │日程│          件      名          │  付託  │ 委員会 │ │  │                            │  委員会  │審査結果等│ ├──┼────────────────────────────┴──────┴─────┤ │ 1 │議案第16号   平成29年度船橋一般会計補正予算                   │ ├──┼────────────────────────────┬──────┬─────┤ │ 2 │議案第12号   副市長選任同意を求めることについて  │  総務  │同意(全)│ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 3 │議案第14号   公平委員会委員選任同意を求めることにつ│  総務  │同意(全)│ │  │        いて                  │      │     │ ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 4 │議案第15号   監査委員選任同意を求めることについて │  総務  │同意(全)│
    ├──┼────────────────────────────┼──────┼─────┤ │ 5 │議案第13号   教育委員会委員任命同意を求めることにつ│  総務  │  同意  │ │  │        いて                  │      │     │ ├──┼────────────────────────────┴──────┴─────┤ │ 6 │会議録署名議員の指名                               │ └──┴─────────────────────────────────────────┘    ……………………………………………………………………………………………… 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり    ────────────────────────────────────         10時00分開議 ○議長鈴木和美) これより、会議を開きます。  議事日程は、配付したとおりであります。    ───────────────── ○議長鈴木和美) ここで、諸般の報告をします。  報告事項は、お手元に配付したとおりであります。      [諸般の報告は巻末に掲載]    ───────────────── ○議長鈴木和美) 日程に入ります。  日程第1、議案第16号を議題とします。      [議案第16号は巻末に掲載] ○議長鈴木和美) 提出者から提案理由の説明を求めます。  市長。      [市長登壇] ◎市長松戸徹) ただいま上程になりました議案につきまして、ご説明いたします。  日程第1、議案第16号平成29年度船橋一般会計補正予算につきましては、衆議院解散に伴い実施する衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査にかかる経費について、総務費歳入歳出予算を補正するものでございます。  これらの補正額は1億5680万円の増額で、補正後の予算額は、2098億9262万3000円になります。  以上、提案いたしました議案の概要についてご説明いたしましたが、ご協賛くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長鈴木和美) 以上で、説明は終わりました。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) これより質疑を行います。  通告に基づき、質疑を行います。  岩井友子議員。(拍手)      [岩井友子議員登壇] ◆岩井友子 議員  質問を行います。  総選挙の執行のための補正予算ということです。解散から公示まで12日間しかありませんが、文字どおり国民の代表を決める国民主権行使そのものである選挙が公正に行われるように、選挙管理委員会選挙事務に当たる皆さんには頑張っていただきたいというふうに思います。  今回の選挙は、1票の格差是正のため、平成29年7月16日に一部改正された公職選挙法が施行され、新たな区割りで行われる選挙となります。丸山1丁目から5丁目が、千葉4区から13区に編入されました。5月の発表のときに、地元の方から、「丸山鎌ヶ谷市に編入されるの」というふうに言われたり、「どこに投票に行ったらいいの」というふうに、この区割り案、やはり地元の方にとってはかなり衝撃というか、動揺があったというふうに思います。小選挙区の区割りは、行政区単位や地域社会を分断する異常な線引きというふうにも言われ、丸山区割り変更を見ても、そのとおりだというふうに思います。  法典東小学校の校区が2つに分断されております。馬込町や藤原、上山といった古くからの法典地区のコミュニティーが分断されました。編入された地域は、船橋市内でも生活圏の異なる二和ですとか小室、さらに印西、白井、酒々井、富里、栄町、柏といった地域であり、同じ選挙区となる必然性が全く感じられません。  さらに5年後もまた見直しが行われるということなんですけれども、人口減少が進んでいる中で、人口増が続いている船橋市は、また区割り見直しが行われることも考えられます。  前回の選挙区割り見直しの中で行われた選挙、そして、今回も区割り見直しが行われ、さらにまた区割り見直しという、こういうことが続くような選挙制度見直しについて、非常に民意を反映しにくいものになっているというふうにも思います。選挙管理委員会も翻弄をされていることだというふうに思いますが、この区割り見直しについて、選挙管理委員会としては、まずどういうふうに認識されているのか、伺いたいと思います。  さらに、新たな区割りで、候補者変更に、新たな区割り候補者ということで、変更があるとともに、関係する地域投票所変更も行われることになっています。格差是正ということで行われた区割り変更ですけれど、投票所変更投票しづらくなるという矛盾が起きております。この点でも質問をいたします。  1つは、丸山5丁目にある法典東小学校投票所が13区の投票所になるために、それまでここを投票所にしてきた4区の馬込町と馬込西の一部の投票所を新たに設置しなければならなくなっている問題です。説明では、馬込町、馬込西の新たな投票所の設置が間に合わず、今回は暫定的に法典公民館投票所を使うということでした。馬込霊園北西側に広がっている住宅地馬込町の住宅地から、現在の法典東小学校投票所までも遠かったんですけれども、さらに法典公民館となると、明らかに一層遠くなり、投票しづらくなります。  そこで質問ですが、6月に区割り法が施行された後、新たに投票所設置に向けてどのように取り組んできたのか、なぜ間に合わなかったのか、伺います。  それから、投票所に関してもう1点、13区に編入された丸山有権者が、フェイス期日投票所を利用できなくなる問題です。フェイスは4区のみの投票所なので、投票できないというわけです。13区の期日投票所は、二和公民館北部公民館で、丸山とは全く生活圏が異なり、編入されたからといって、近くなるわけではありません。利用できる場所とは言えません。これまで期日投票を行ってきた丸山有権者の大半は、フェイス期日投票所を利用してきました。丸山の住民の生活圏は、通勤でも通学でも買い物でも、東武線馬込沢駅が起点で、仕事帰り、買い物帰りに、船橋駅で東武線に乗る前にフェイス投票してきました。特に丸山は坂が多く、歩いて丸山小法典東小投票所に行くよりは、バリアフリーの東武線電車に乗って、フェイス投票するほうが体の負担が少ないという方々がいます。フェイス期日投票ができなくなることで、投票に行けない方が出てしまうのではないかと非常に心配するものです。  質問ですが、フェイス期日投票を4区だけでなく、13区にも利用できるように改善を求めますが、いかがでしょうか。  以上、第1問といたします。      [選挙管理委員会事務局長登壇] ◎選挙管理委員会事務局長廣井孝一) お答えいたします。  区割りそのもの考え方ということで、今回の区割り改定は、1票の格差を是正するために、平成27年の簡易国勢調査に基づいて、議員定数削減格差是正のために行われました。  選挙管理委員会としては、この区割りそのものについてのコメントということは、ちょっと差し控えたいと思うんですけれども、ただ、選挙管理委員会管理執行する立場からお答えするとすれば、やはり有権者の方、今回特に、変更になって、先ほどもご質問のあったとおり、投票所が遠くなってしまった、または候補者が変わってしまった、この混乱については、管理執行する面では大変申しわけないとは思っております。  また、ご質問の中で、投票所変更についてということで、区割り改定前は確かに丸山1丁目及び5丁目並びに馬込町、馬込西の一部の有権者につきましては、法典東小学校投票所としてご利用いただいておりました。区割り改定後は、丸山1丁目及び5丁目の有権者は、千葉県第13区へ選挙区が変わりましたが、引き続き法典東小学校が13区の区域内にあるため、投票所変更はございませんでした。  しかし、議員ご質問の馬込町、馬込西の一部の千葉県第4区の有権者につきましては、13区の区域となった従来の法典東小学校投票所が利用できなくなってしまいましたことから、改定後ですね、選挙管理委員会では、地域の町会の方々から新たな投票所の増設を含めご意見をいただき、調整をしている矢先に衆議院が急遽解散となり、隣接する法典公民館投票所にやむなく変更をさせていただきました。  選挙管理委員会といたしましては、地域の方に大変ご不便をかけていることを十分認識しておりますので、選挙が終わりましたら早い時期に、ご提案いただきました馬込衛生管理事務所も含め、改めて地域の皆様のご意見をもとに調整してまいりたいと思っております。  また、フェイスの関係、期日投票所についてですが、現在、フェイス期日投票所衆議院議員選挙のときに限り、千葉県第4区の有権者を対象にした投票所でございますので、千葉県13区へ変更された丸山有権者投票できなくなります。  今後ですね、4区と13区の投票所を併設するには、多くの投票者数に対して狭い投票所という管理執行上の問題がありますことから、解決に向けてさらに研究してまいりたいと思っております。  以上でございます。      [岩井友子議員登壇] ◆岩井友子 議員  2問目の質問を行います。  管理執行する面では大変申しわけないということだったんですけれども、このままいくとまた5年後に区割り見直しが行われて、今度はまた別の4区内のどこかの地域が13区になるとか、また、別の分断がほかのところでも持ち込まれることになりかねないんですね。本当に今の小選挙区制度というのは、矛盾に満ちた制度だというふうに思います。  これについてはここまでにして、投票所の問題を伺いたいんですけれども、今、ご答弁で、馬込町と馬込西について、馬込衛生管理事務所も含めて検討しますということだったので、先に答弁をいただいてしまったんですが、この地域、本当に公共施設が少ない地域です。馬込霊園墓参所などもありますけれども、一般の方々が使っている、特に日曜日は投票日利用者、一般の墓参者の利用がある、そういう場所はやはり投票所としてはなかなか使いづらいものがありますから、一般の市民が使わない、そして、一定の大きさのある、しかも駐車場があるということで、再生センターの隣にある馬込衛生管理事務所は、ちゃんと片づければ十分利用ができる場所ではないかというふうに思いますので、ぜひここは地元とも……地元の方々の希望が一番ですけれども、検討してみていただきたいし、これについては施設を持っているのは選挙管理委員会ではないので、該当する施設管理者のほうでも、要請があればしっかり応えていただきたいというふうに思います。  で、期日投票所の問題なんですけれども、現在、管理執行上の問題ということでした。13区が使えないというのは、管理執行上の問題ということです。実は丸山町会に、今、回覧されている選挙管理委員会からのお知らせでは、こういうものが回覧されているんですけれども(資料を示す)、13区への編入と、投票日当日の投票所変更はありませんという告知が行われております。肝心の変更になる期日投票所については、記載されていません。町会のほうにも昨日確認したんですけれども、フェイス期日投票所が使えなくなるということは、昨日の時点でも伝えられておりませんでした。  選挙管理委員会は、フェイス期日投票が利用できなくなることで、どういう影響が出るのか、実態を把握されていらっしゃるんでしょうか。少なくとも関係する地域の声をどのように聞いているのか、伺いたいというふうに思います。  6月の市長選挙でも、投票総数の20%が期日投票となっております。期日投票を利用する有権者がふえている中で、13区に編入された丸山有権者投票利便性について、選挙管理委員会はどのように認識しているんでしょうか。ぜひ、管理執行上の問題ということは、専ら船橋市の選挙管理委員会の問題なので、ここのところは改めて伺っておきたいと思います。      [選挙管理委員会事務局長登壇] ◎選挙管理委員会事務局長廣井孝一) お答えいたします。  町会の回覧のほうに期日投票所の具体的な内容が書かれてなかったということにつきましては、まだ解散前でしたので、その部分というのは載せられなかったということもあるんですけれども、ただ、その後ですね、計画の中では、急な解散になってしまったんですけれども、配達地域を限定した、指定したタウンメール丸山1丁目から5丁目の全域を対象に送付いたします。  また、ふなばし広報の臨時号でも、具体的な内容、または市のホームページでも掲載をさせていただくということで、今、準備を整えております。  丸山地域、特に13区に変わった方のことにつきましては、その啓発について若干おくれてしまった、急な選挙ということもあったんですけれども、おくれてしまったことに対しては、大変申しわけないと思っております。  以上でございます。      [岩井友子議員登壇] ◆岩井友子 議員  今朝も近所の方から、きょうはこれから質問なのということで、何を質問するのかって聞かれたので、丸山人たち期日前使えなくなるのよという話をしましたら、えっ、じゃ、どこへ行ったらいいのというふうに、すぐにそういう声が上がりまして、このまま、タウンメール出すとか、広報出すとかというのは、やっていただかなきゃいけないことなんですけれども、このままですと、フェイスビル投票に行ってしまう方が相当出るんではないかというふうに非常に心配しております。特に高齢化が進んでいる中で、投票利便性というのは、もっともっと確保していかなきゃいけない。そういうときに、こんな不便を押しつけるような投票所あり方投票あり方というのは、本当に問題があるというふうに思います。  それで、確かに突然の解散というふうに言われるわけですけれども、区割り案が発表されたのは5月です。6月には施行されております。この3カ月間どうしてたのか。非常にそこのところでは選挙管理委員会、今回、対応、問題があったんじゃないかというふうに感じております。  それで、この期日前が、丸山地域人たち利便性のある期日投票所が使えなくなったという問題について、これは今後改善されていかれるのかどうか。そこのところを確認をしたいのと、さらに、こうした選挙管理委員会投票所を確保していくのに当たって、施設管理者としても、ちゃんと協力をしていく体制をとっていただきたいというふうに思いますが、その点はどんなふうに施設管理者のほうは考えていらっしゃるのか伺って、3問、終わりといたします。      [選挙管理委員会事務局長登壇] ◎選挙管理委員会事務局長廣井孝一) お答えいたします。  まず、フェイス期日投票所のスペースの問題を、私、先ほど答弁申し上げたんですけれども、衆議院議員選挙投票箱が3つあって、その中に、2つの選挙があると、6個の投票箱が必要になると。今、場所的に、スペース的にそれが足りないという、狭いというお話をしたんですけれども、フェイスの場所について、今後レイアウトなんかも工夫ができるかどうかも考えてみたり、またはフェイス以外でも、船橋の駅のそばに投票所となる──衆議院解散時なんですけれども、確保できるかどうか。これは今後ですね、いろんな条件を考えながら、選挙管理委員会としては、事務を行っていきたいと思っております。  それから、今、実際にフェイスサポートセンターをお借りして、施設管理者というお話もあったんですけれども、あそこもやはりかなり担当課のほうから譲歩していただいて、半分以上、選挙のときに利用させていただいておりますので、その施設管理者もご協力、最大限にしていると私たちは思っております。  その中で、また、先ほどの繰り返しになりますけれども、投票環境を向上させるために、何とか場所を確保したり、またはレイアウトをちょっと工夫したりということを考えていきたいと思っております。  以上でございます。      [企画財政部長登壇] ◎企画財政部長杉田修) 一応、財産管理の総括といたしまして、先ほどのご質問にご答弁をさせていただきたいと思います。  ただいま選挙管理委員会のほうからもご答弁させていただきましたけれども、今後のことになりますが、課題等、いろいろあるということは私どもとしても認識をしているところでございますので、今後、選挙管理委員会十分協議をさせていただいて、対応を考えていきたい、このように考えております。  以上です。 ○議長鈴木和美) 以上で、質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) お諮りします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決しました。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) これより討論を行います。  まず、原案に反対の方、討論はありますか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 次に、原案に賛成の方、討論はありますか。      [「議長」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 岩井友子議員。      [岩井友子議員登壇
    岩井友子 議員  賛成の討論を行います。  総選挙が適正に執行されるためにも、本補正予算が速やかに議決されるということは当然のことであり、賛成いたします。  しかし、質疑でも指摘したとおり、一票の格差是正のためと行われた区割り変更によって、今回行われる総選挙では、現実には投票しづらくなるという問題が起きてしまっています。高齢者人口がふえ、選挙権の行使を保障するための方策こそ求められているときに、不便にするというのは非常に問題です。選挙管理委員会としても、この問題については、真摯に向き合って、今後も取り組んでいっていただきたいというふうに思います。  この選挙制度の改定ですけれども、行政区単位や地域社会を分断する、異常な線引きが押しつけられ、前回総選挙でも区割り変更された選挙でしたけれど、5年後にも船橋、引き続き大幅な区割り変更が見込まれるということです。  選挙のたびに不自然な選挙変更を強いられるという小選挙制度そのものが、投票権の平等という憲法の原則と矛盾しているから起こることです。船橋市内有権者にも、その矛盾が押しつけられているということを指摘せざるを得ません。  さらに、今回の総選挙が行われる国会の解散も、国会冒頭での解散で、森友学園、加計学園問題など究明が求められていた審議も行わせず、安倍首相疑惑隠し解散で、全く大義のない解散であるということもつけ加え、指摘し、討論を終わります。 ○議長鈴木和美) 他に討論はありますか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 以上で、討論を終結します。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) これより採決に入ります。  本案を原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長鈴木和美) 起立総員であります。  よって、本案は、可決することに決しました。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) ここで、会議を休憩します。         10時31分休憩    ─────────────────         10時32分開議 ○議長鈴木和美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第2、議案第12号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長鈴木和美) 委員長の報告を求めます。  総務委員長川井洋基議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長川井洋基) 皆さん、おはようございます。3日間にもわたる総務委員会の審議、皆様のご協力により無事終わりましたことを、総務委員長として感謝申し上げます。  では、早速ではございますが、総務委員会に付託されました議案第12号副市長選任同意を求めることについて、審査の概要及び採決の結果をご報告します。  主な質疑として、なぜ、再任することに決めたのか。副市長はどういう基準で選んだのか。前の市長は女性副市長ということを言っていたが、今の市長はそういう考え方をお持ちなのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、研政会委員から、「私たち、議会の役割は非常に重くなっており、人事の同意を議論した上で議決をしなければいけない。特に今回の人事議案全て再任ということで、過去の4年間を振り返り、そこを認めるかどうかという話になる。山崎副市長の再任については、最初から同意することに賛成である。なぜなら、前任の尻拭いをしているのが、この4年間だった。幾つかの問題、特に総務の所管の部分が多く、よその自治体と比較しても非常に遅い、まさにガラパゴス化している電子行政を、山崎副市長はこの4年間で、積極的に取り組みをなされた。特に評価すべき部分は、予算査定において電子行政はみんなが不得意だから、専門のコンサルを入れて、やったということ。副市長になる以前から非常に丁寧に人を育てており、前任が主要な部分に、お友達人事のようなことをやり、さまざまな部門で問題を生じさせたものを、正常化させたというのが、この4年間であった。市長が外交、両副市長が内政をしっかりやっていただければ、この市役所はうまく動いていくと思うので、人事に同意することに賛成する」、  自由市政会委員から、「少子高齢化への対応や災害対策など、今後も高まる行政需要に対応していかなければならない。一方で、持続可能な財政運営を今後も続けていくためには、市として着実に行財政改革を進めていく必要があり、山崎副市長には、職員時代から培った財政運営全般に対する知識や経験を生かしていただき、スピード感を持って行財政改革を牽引していただきたいことから、引き続いて選任に同意する」、  日本共産党の委員から、「日本共産党としては、中央省庁の職員が、地方自治体へ派遣されてきて、副市長になるということは、人事交流というよりもむしろ、国による地方支配の手段の1つと理解しており、こういうあり方はやめるべきである。地方自治体としての副市長の適任はどういう方なのかを考えて、市民の立場に立って、実情をよくご存じの方に職員の統括をしていただきたい。もっと踏み込んで言えば、国と対決するぐらいの人材を求めたいというのが、私たちの希望である。ただ、山崎副市長は、子育て分野、行財政の問題では、ご尽力されている。市長が進める行財政改革で、同意ができないこともたくさんあり、それを進めるという立場で活動されてきたという点で、いろいろ意見はあるが、本市で活動してきた知識や経験を生かしていただく副市長であると理解をしているので、今回の人事については同意する」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で同意すべきものと決しました。  以上で、議案第12号の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) これより採決に入ります。  本案に委員会報告のとおり同意することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 異議なしと認めます。  よって、本案は、同意することに決しました。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) ここで、会議を休憩します。         10時38分休憩    ─────────────────         10時40分開議 ○議長鈴木和美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第3、議案第14号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長鈴木和美) 委員長の報告を求めます。  総務委員長川井洋基議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長川井洋基) 総務委員会に付託されました議案第14号公平委員会委員選任同意を求めることについて、審査の概要及び採決の結果をご報告します。  主な質疑として、引き続き再任する判断の基準、何を実績として見て、この方の再任を求めているのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、研政会委員から、「4年間の上野先生の実績として、子育て支援部の職員の処分に対する、不利益処分についての審査請求を的確にご判断いただいたというところは、非常に評価できる。それ以外に、上野先生の場合は、本当は包括外部監査とか、少しお金になるものをやっていただくべきではないかと思うくらい、船橋市のさまざまなシーンで、船橋市の面倒を見ていただいている。簡単に言えばボランティアをお願いする形になるわけで心苦しいが、同意することに賛成する」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で同意すべきものと決しました。  以上で、議案第14号の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) これより採決に入ります。  本案に委員会報告のとおり同意することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 異議なしと認めます。  よって、本案は、同意することに決しました。    ───────────────── ○議長鈴木和美) ここで、会議を休憩します。         10時43分休憩    ─────────────────         10時43分開議 ○議長鈴木和美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第4、議案第15号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長鈴木和美) 委員長の報告を求めます。  総務委員長川井洋基議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長川井洋基) 総務委員会に付託されました議案第15号監査委員選任同意を求めることについて、審査の概要及び採決の結果をご報告します。  主な質疑として、江尻さんから後、みんな1期で終わっているが、今回はなぜ再任という話になったのか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案賛成の立場で、研政会委員から、「再任ということは、これまでの任期で、どれほどの職務を遂行してきたかを評価することが、議会の責務である。中村委員の市役所職員時代を顧みると、建設局のまとめ役として、上下関係なく、多くの職員に慕われ、理科系技術職の職員でありながら、そのような偏りもなく、正にバランスのよい、横断的コミュニケーションのできる、唯一といっても過言でない仕事ぶりで、監査委員就任後は、その識見を使っての監査業務だったと思う。私が調査した結果としては、対外的な活動としては全国都市監査委員会、千葉県市監査委員協議会等に参加し、千葉県市監査委員協議会第1ブロック、平成27年、28年度は会長を務め、千葉県市監査委員協議会、平成27年、28年度は幹事を務めたとのことで、それぞれの職務において、指導的役割を果たした。実際に行った事案として、監査業務の見直し等が挙げられる。監査手法等に関しては、事務局から監査委員への予備調査結果報告をより具体的な報告様式に変更する。あるいは、平成29年1月の監査事務処理規定全部改訂に伴い、リスクアプローチ、深堀り監査の導入、事務局の予備調査の実施内容を調査調書として整備、監査の品質管理に関し、事務局から監査委員へ報告する等の見直しの実施。  監査結果報告書については、根拠なる条文等を非常にわかりやすい表記に見直しをし、また、行政監査的視点から監査対象部局以外にも及ぶ、部局横断的な要望事項も記載。監査結果に対する措置状況報告書は、監査対象部局が監査委員へ報告する指摘事項に対する措置状況について、原因や今後の対応を含め報告するよう見直しをした。事務局職員等への指導等では、監査後は懸案事項を取りまとめ、次回監査に活用するようにしたり、それ以外には四市複合事務組合の代表監査委員として、例月現金出納検査、定期監査及び決算審査を実施し、組合議長及び管理者に結果報告されたことを踏まえ、再任に同意する」との討論がありました。  採決の結果、本案は、全会一致で同意すべきものと決しました。  以上で、議案第15号の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) これより採決に入ります。  本案に委員会報告のとおり同意することに、ご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 異議なしと認めます。  よって、本案は、同意することに決しました。
       ───────────────── ○議長鈴木和美) ここで、会議を休憩します。         10時49分休憩    ─────────────────         10時51分開議 ○議長鈴木和美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第5、議案第13号を議題とします。      [審査報告書は巻末に掲載] ○議長鈴木和美) 委員長の報告を求めます。  総務委員長川井洋基議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長川井洋基) 総務委員会に付託されました議案第13号教育委員会委員任命同意を求めることについて、審査の概要及び採決の結果をご報告します。  主な質疑として、地教行法で言う政党とは何を言うのか。教育委員会が言う政党が明確でないと、政党に所属していないと言い切れないのではないか。その方の肩書で判断するより、教育委員として地域の教育行政に対して、どのような役割を果たして来たのかを重視すべきと思うが、いかがか──等の質疑がありました。  討論に入ったところ、原案反対の立場で、日本共産党の委員から、「4年前の本会議の質疑でも行ったが、再任ではなくて、新しい地域に識見をお持ちの方に、教育委員になっていただきたかったという思いが非常に強い。市の教育行政として、どういう方を委員に任命するのか、という課題に対したときに、地元の方ではない方を選んでしまうというのは、ぜひ改善していただきたい。前回とほぼ同様の理由で賛成できない、ということを申し添え、今後は、地元で教育に熱心にかかわっている方がたくさんいると思うので、ぜひそういう方を登用してほしい」、  原案賛成の立場で、研政会委員から、「教育基本法第14条は、第1項で、民主主義社会においては、政治に関するさまざまな知識や、これに対する批判力などの政治的教養が必要であることを踏まえ、それが教育において尊重されるべきことを規定し、第2項は、学校教育における党派的政治教育の禁止を規定するものである。義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法の第3条では、「何人も、教育を利用し、特定の政党その他の政治的団体の政治的勢力の伸長又は減退に資する目的をもって、学校教育法に規定する学校の職員を主たる構成員とする団体の組織または活動を利用し、義務教育諸学校に勤務する教育職員に対し、これらの者が、義務教育諸学校の児童又は生徒に対して、特定の政党等を支持させ、又はこれに反対させる教育を行うことを教唆し、又は扇動してはならない」となっている。一見、我々には無関係のように聞こえるが、まさに教育委員選任の同意に関しては関係する部分でもある。地教行法において、「教育長及び委員の任命については、そのうち委員の定数に一を加えた数の二分の一以上の者が同一の政党に所属することとなつてはならない」とある。一方、文部科学省によると教育委員会制度の意義は、最初に、個人の精神的な価値の形成を目指して行われる教育においては、個人的な価値判断や特定の党派的影響力から中立性を確保することが必要と記述され、それ以外にも教育委員会制度の特性として、首長からの独立性、合議制、住民が専門的な行政官で構成される事務局を指揮監督する、レイマンコントロールの仕組みにより、専門家の判断のみによらない、広く地域住民の意向を反映した教育行政を実現、とある。私は、この教育委員会の意義と特性を踏まえた発言並びに活動が求められるものだと思う。特にレイマンコントロールだが、鎌田委員は、過去のさまざまな会議で積極的に発言をされている。特に、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の取り扱いに関して、本年は目立った発言はないが、今回の再任に関する評価対象の任期中では、改善方を促す積極的な意見を述べている。そのことに対応、反応しない教育委員会事務局の姿勢こそ私は問題であると思う。教育委員会事務局が反応、対応しなかったことに対する怒りの表明と諦めの意思表示が、本年の発言なしだったと推察する。それほどまでに本市の教育行政への熱意、思いは十分に再任に値するものであると判断し、賛成する」との討論がありました。  採決の結果、本案は、日本共産党の委員を除く賛成多数で同意すべきものと決しました。  以上で、総務委員会の報告を終わります。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。      [「議長」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 岩井友子議員。      [岩井友子議員登壇] ◆岩井友子 議員  ただいまの委員長報告で、1つよくわからないところがあったので伺いたいと思うんですけれども、私ども共産党の委員の討論の冒頭のところで、「新しい地域に識見を持って」というふうに聞こえたんですけれど、そういう討論はやっていないというふうに思いますので、そこのところを正確なところ、正確にどういう討論が行われていたのか伺いたいというふうに思います。新しい地域に識見を持ってということだと意味が通じないので、お願いします。(「説明しろよ」「自分で書いたはずなのにさ」「鈴木さん、副委員長出てったほうがいいよ。副委員長全部仕切ってたから」と呼ぶ者あり) ○議長鈴木和美) ここで、会議を休憩します。         11時00分休憩    ─────────────────         11時00分開議 ○議長鈴木和美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  総務委員長川井洋基議員。      [総務委員長登壇] ◎総務委員長川井洋基) 先ほど日本共産党の委員からご質問がありました。日本共産党の委員から、4年前の本会議の質疑でも行ったが、再任ではなく、「新しい地域に識見をお持ちの方に」ということで、議員が呈されましたが、今、事務局と打ち合わせしましたが、(「何でそれ言うんだよ」「そこは言わなくていいよ」と呼ぶ者あり)いいんですよ。(「ちゃんと指導したほうがいいよ」と呼ぶ者あり)「新しい」で一回切って、「地域に識見をお持ちの方に」ということだと思いますので、よろしいでしょうか。 ○議長鈴木和美) よろしいですか。はい。  他に質疑はございますか。      [「質疑なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 質疑を終結します。    …………………………………………… ○議長鈴木和美) これより採決に入ります。  本案に、委員会報告のとおり同意することに、賛成の方の起立を求めます。      [賛成者起立] ○議長鈴木和美) 起立多数であります。  よって、本案は、同意することに決しました。    ───────────────── ○議長鈴木和美) 日程第6、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、浅野賢也議員及び石崎幸雄議員を指名します。    ───────────────── ○議長鈴木和美) 以上で、本日の日程は全部終わりました。    ───────────────── ○議長鈴木和美) お諮りします。  議事の都合により、あす30日から10月4日までは、休会したいと思います。これにご異議ありませんか。      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長鈴木和美) 異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。    ───────────────── ○議長鈴木和美) 次の会議は、10月5日、午前10時から開きます。  本日は、これで散会します。         11時02分散会    ───────────────── [出席者] ◇出席議員(49人)          議 長   鈴 木 和 美          副議長   浦 田 秀 夫          議 員   松 崎 佐 智                坂 井 洋 介                齊 藤 和 夫                うめない 幹 雄                いとう 紀 子                小 平 奈 緒                長 野 春 信                浅 野 賢 也                中 沢   学                池 沢 みちよ                三 宅 桂 子                三 橋 さぶろう                高橋けんたろう                鈴 木 心 一                桜 井 信 明                木 村   修                長谷川   大                杉 川   浩                藤 代 清七郎                鈴 木 ひろ子                滝 口 一 馬                渡 辺 賢 次                岩 井 友 子                金 沢 和 子                朝 倉 幹 晴                つまがり 俊 明                岡 田 とおる                松 橋 浩 嗣                橋 本 和 子                藤 川 浩 子                石 川 りょう                滝 口   宏                佐々木 克 敏                川 井 洋 基                大 矢 敏 子                佐 藤 重 雄                関 根 和 子
                   神 田 廣 栄                斉 藤   誠                石 崎 幸 雄                松 嵜 裕 次                鈴 木 いくお                斎 藤   忠                島 田 たいぞう                日 色 健 人                中 村 静 雄                七 戸 俊 治    …………………………………………… ◇欠席議員(1人)                渡 辺 ゆう子    …………………………………………… ◇説明のため出席した者    市長          松 戸   徹    副市長         尾 原 淳 之    副市長         山 崎 健 二     企画財政部長     杉 田   修     総務部長       笹 原 博 志     総務課長       林   康 夫    教育長         松 本 文 化     教育次長       金 子 公一郎     管理部長       栗 林 紀 子     選挙管理委員会事務局長廣 井 孝 一     農業委員会事務局長  大 沢 一 之    代表監査委員      中 村   章     監査委員事務局長   鈴 木   隆    …………………………………………… ◇議会事務局出席職員    事務局長        杉 田   茂     議事課長       大 澤 孝 良     議事課長補佐     我伊野 真 理     議事課主査議事第一係長事務取扱                畔 柳 孝 之     議事課議事第二係長  深 澤 英 樹    ─────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    船橋市議会議長     鈴 木 和 美    船橋市議会議員     浅 野 賢 也    船橋市議会議員     石 崎 幸 雄...