船橋市議会 > 2015-09-14 >
平成27年 9月14日市民環境経済委員会-09月14日-01号
平成27年 9月14日会派代表者会議−09月14日-01号

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  1. 船橋市議会 2015-09-14
    平成27年 9月14日市民環境経済委員会-09月14日-01号


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    平成27年 9月14日市民環境経済委員会-09月14日-01号平成27年 9月14日市民環境経済委員会                                    平成27年9月14日(月)                                         午後1時30分                                      第4・第5委員会室 [議題] 1.付託事件について  ①議案審査 ┌──┬─────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│ 番 号 │     件     名     │審査結果│     備   考    │ ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 1 │議案第19号│専決処分の承認を求めることについ│ 承認 │承認 = 公明 清風 新成 自民│ │  │     │て(権利の放棄)        │    │    市政 市民 民主   │ ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 2 │議案第11号│船橋手数料条例の一部を改正する│ 可決 │可決 = 公明 清風 新成 自民│ │  │     │条例              │    │    市政 民主     │ └──┴─────┴────────────────┴────┴─────────────┘  ②陳情審査 ┌──┬─────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│ 番 号 │     件     名     │審査結果│     備   考    │
    ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 3 │陳情第17号│海老川上流地区土地区画整理地内の│継続審査│継続 = 公明 共産 清風 新成│ │  │     │霊園建設反対に関する陳情    │ (全) │    自民 市政 市民 民主│ └──┴─────┴────────────────┴────┴─────────────┘ 2.船橋市商工業戦略プラン(素案)について(報告) 3.視察の感想について 4.行政視察について 5.船橋市漁業協同組合及び船橋市商店会連合会との意見交換会について    ………………………………………………………………………………         13時30分開議 ○委員長関根和子) それでは、ただいまから市民環境経済委員会を開会する。    ────────────────── △傍聴の申し出について  全ての案件に関し、2名の方から、また陳情第17号の審査に関して4名の方から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、委員長から報告があった。    ────────────────── △審査順序等について ○委員長関根和子) 審査順序等についてお諮りする。  まず、本委員会に付託された議案2案、陳情1件の審査を行う。次に、船橋市商工戦略プラン(素案)について、商工振興課から本委員会に報告したいとの申し出があったので、これを議題とし、報告を受け、質疑があれば行う。次に、先日、7月24日に、船橋市地方卸売市場を視察した感想を述べていただく。次に、行政視察について書記から説明させていただく。最後に、船橋市漁業協同組合及び船橋市商店会連合会との意見交換会についてご協議いただく。  このような順序で進めたいと思うが、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) それでは、そのように決する。    ────────────────── △審査順序等について ○委員長関根和子) それでは、付託事件審査方法についてご説明する。まず、議案の審査方法だが、議案2案はいずれも提案理由説明を省略し、1案ずつ質疑・討論・採決を行う。次に、陳情の審査方法だが、陳情第17号は理事者から状況説明を受けた後、質疑・討論・採決を行う。なお、本日の休憩だが、適宜とっていただくこととする。    ────────────────── 1.付託事件について ①議案審査 △議案第19号 専決処分の承認を求めることについて(権利の放棄) [質疑] ◆渡辺ゆう子 委員  求償権の放棄等の事前承認の専決が行われたわけだが、この企業が8月決算ということで、それまでに権利放棄等が必要だったと伺ったが、現在、この企業の支援業務というものはもう完了しているのか。その状況をつかんでいる範囲で教えていただきたいのだが。 ◎商工振興課長 もう9月に入ったので、再生支援機構のほうで支援し、また、メインバンクのほうもさまざまなアドバイスを与えて、企業は運営されていることと思う。 ◆渡辺ゆう子 委員  再生計画に基づいて軌道に乗せるためにやっているということなんだろうと思うが、ということで、この専決への議会の態度がどうであろうと、そういう支援が進んでいくのかなと思うところだが、で、県のホームページを見てみたら、こういう活動のことに対しての公表がされていて、支援を決めたところの固有名詞なんか、もちろん載っていないが、こういう企業について支援を決めたというのが、例が載っていた。十幾つ載っていて、最終の日付のものが3月末ごろの決定のものが出ていたが、ああいう公表というのは、どういうタイミングで公表されるものなのか。 ◎商工振興課長 そこの機構とさまざまなやりとりの中で、私どももこれからまあ、今まで過去2例しかないもので、そういう機構にいろいろと、今後どのような情報提供をいただけるのか、今後聞いていきたいと思っている。 ◆渡辺ゆう子 委員  そういう事務の……機構や相談センターの詳細についてはつかんでいないということなのかなと思ったが、日程的なことで、本当に議会に付す期間がなかったから専決にしたということで、るる本会議でも答弁されているのだが、私も本当にその期間がなかったものかということが納得できないという気持ちでいるが、7月28日に信用保証協会から、その事前承認の申請書が届きましたよね。そして、中小企業診断士事業再生計画の診断を電話で依頼したのが8月4日だが、なぜこれがさっさとね、こういう依頼をさっさとしなかったのかなというのがまず疑問だった。期間がないと言いながら、最短で事を進めて準備をしようという、その日程を見ると、それが感じられないのだが、このすき間は何でこんなに……電話に依頼するまでにこんなにこう時間かかっているのはなぜなのか。 ◎商工振興課長 今、委員ご指摘のように7月28日に申請を受理した。で、保証協会に対して、再生事業計画等申請書類内容確認あとA社相談経緯、あと、企業再生税制適用のメリット、財務状況から見た震災の影響などを電話で、確認していた。再生事業計画の妥当性については、担当職員による書類等の確認に加えて、より慎重に判断するために外部の専門家から意見を求めることを内部で決定して、8月4日に至ったということである。 ◆渡辺ゆう子 委員  では、ここに7月29日に申請書類等内容確認、電話で問い合わせたと書いてあるが、じゃ、その後は内部で書類を精査し……再生計画などの財務状況などの書類の中身を内部で妥当かどうか、精査をしたと。その期間を要したということか。 ◎商工振興課長 そうである。この事案は300万円強の額の権利の放棄の承認を求める議会の議決事件であるので、慎重に事を進めたということである。 ◆渡辺ゆう子 委員  それでは、内部で書類の精査をして、それから中小企業診断士に電話で診断を依頼した、日程調査をしたということなのか。 ◎商工振興課長 依頼するに当たってもで、我々の、その企業に対してどう見たらいいか、どういうふうに確認したらいいかという整理があるので、その間を要したものというふうに私のほうは事務を進めていた。 ◆渡辺ゆう子 委員  それで、議会を開く余裕がないと判断をしたということなのだが、こういうことと並行して、中小企業診断士に診断を依頼したりとか、それがいつごろ出てくるだろうとか、そういうめどをつけつつ、じゃあ、議会はこの辺でとかね、そういうことを並行して準備ができたのではないかと思うわけだが、なぜそれがそうはならなかったのか。本当にその期間がないとどのタイミングでどのように判断したのかお聞かせいただきたい。 ◎商工振興課長 まあ全て結果論のようなお話になってしまうが、まあ専門家、中小企業診断士の先生に今回の事案についてよく調べていただくようにした。で、内容について、いろいろと現場調査というか、市場調査とか、本当にこういう物が売られているのかとか、すいません、特定できるような発言は控えたいと思うが、いろいろな、そういった現場に行ったりとか、そういう調査があって、今回12日に結論を出すというような結果であったので、結果としてはこのような状況になったということである。 ◆渡辺ゆう子 委員  そういうことを慎重に審査をした、精査をしたということはわかるし、もちろん必要だったことだと思うが、並行して議会を開くための調整というか、努力、そういうものがされたのかどうかについて伺っているのだが、それはどのように検討して時間がないと判断したのか。 ◎商工振興課長 私ども、精いっぱい、今回やはり、この議決事案であるということを議会に対しての議決事件であるということを慎重にまあ皆さんに説明責任があると思うので、慎重に至ったということで、一生懸命対応したと理解している。 ◆渡辺ゆう子 委員  一生懸命対応したというその一生懸命の中身が理解できないので伺っているのだが、おととしにも同様の専決処分の議案があった。そのときはもっと期間はなかったというふうに説明されたわけだが、それでももうちょっと工夫のしようがあったのではないかと議会でも指摘が多々あったと思う。  それで、そういう信用保証協会の言いなりではないかとか、もっと早く情報を求めるべきとか、いろんな意見が出てたと思うが、そういう前の議会での意見や議論が今回、生かされたとは感じられないわけなのだが、その辺についてはそういうことが話題になったのか、検討の中身にそういう過去の議会の中身がこの処理をするに当たって、反映されたのかどうかはいかがなのか。 ◎商工振興課長 もちろん今回、過去2回目で2年ぶりというお話で、過去の事案のものについては、十分参考にさせていただいた。 ◆渡辺ゆう子 委員  参考にしたという割には、臨時会を開く努力というものがされたとはとても感じられないのだが、それからこの企業について個人情報が漏れて、会社の営業に影響があると、その説明はわからなくもないが、しかし、議会を秘密会にするとか、そういうこともできるわけで、私たちもその判断がどうなのかということを議論をしていくのに簡単な説明では、こういう被害があって、こんな状況だという、その紙ぺら1枚のもので判断を迫られてもとても判断はできないのだが、今出されている以上の会社の状況を判断する資料というのは出せないものなのか。 ◎商工振興課長 再生計画があるが、その再生計画、隅から隅まで……取引先とか、その企業の主力製品とか、そういったことの状況とか、今後の予測も含めて、そういった内容が主であるので、やはり資料としては不適切かなというところであった。 ◆渡辺ゆう子 委員  そういうものが示されない中で、私たちがどう判断したらいいのかと疑問に思うところである。  それから、おととしの議会の中でご答弁でたしか県も条例をこういう処理についての条例をつくっていて、その条例をつくることについて検討はしたいというようなお話があったと思うが、その後その件についてはどうなったのか。検討はされたのか。 ◎商工振興課長 県のほうから先日、条例についての制定するに当たって、制定したらどうかというようなご意見があったが、まあ私どもは参考にさせていただきたいということでお答えして、今のところ、検討はしていない。 ◆つまがり俊明 委員  効果という点からお伺いをしてみたいと思うが、今回、東日本大震災の、この機構を使っていくということで、そのスキームがようやく、まあこれ、東北中心にこれまで行われてきたと思うので、この千葉とか茨城とかにも渡ってきて、それが動き出すというのはいいことだと思うが、歓迎なのだが、一方で、やっぱり私たちの会派の中でも……自力で非常に頑張ってらっしゃる市内の中小企業の方というのは非常に多いわけである。  そういう中でこのスキームを使って、権利の放棄をされるということについて、市として、公益性であるとか、公平性であるとか、そういった観点からはどうお考えなのかなと。で、先ほど他の委員からもお話があったが、やっぱり限られた資料の中で、情報の中で判断をしていくということになるので、その中でいうと、やっぱりそこのところをきちんとご説明をこういう場でもいただたきたいなという趣旨である。 ◎商工振興課長 この再生支援については、今回、国のほうの……実質国が設置した株式会社、大震災事業者支援再生機構か、そちらの機構とか、まあ前回は千葉県の復興センターか、千葉県産業復興相談センター債権買い取りと。そういった、ほぼ公益的な機関がまあ買い取りを決定したというところの……そういった支援スキームがあるので、そこに対して本当に再生できるのかというような観点で我々は権利の放棄を承認を検討したということである。 ◆つまがり俊明 委員  公益的機関が行っているからオーケーというのは、まあ普通の常識としては何となくわかるが、やっぱり機構がオーケーだから、オーケーというのは市としての主体性がちょっとどうなのかなと感じてしまうので、例えば再生機構支援対象というのも当然ある程度限られているわけだ。だから、どういう会社さんに対して、支援の対象があり得るのかというのを明らかにしていただければと思う。 ◎商工振興課長 再生支援にするに当たって、今後、今回みたいに債権、債務をこう圧縮して、身の丈に沿ってその事業が運営できるというような事業、まあ今後の展開としてそういった主力製品なり、その企業が生まれ変われる。また、それが今後その企業を発展できるような、成長が見込めるような、そういう企業に対して支援していくというような話であると思うので、市としても、そういうところに重点を置いて、我々がこう支援していくというのは、大変な難しいことであって、困難なものであると思う。 ◎経済部長 対象ということで聞かれたので、補足させてもらうと、今回の東日本大震災事業者再生支援機構の対象になるのは、中小企業、それから中堅企業ということであって、中小企業の場合は資本金3億円以下、または従業員300人以下の事業者である。それから、中堅企業については、資本金5億円以下、または従業員1,000人以下の事業者によるものである。 ◆つまがり俊明 委員  私も機構のホームページを見てみたが、被害を受けたことによって過大な債務を負っている事業者と。で、いわゆる二重債務のようなものもあると思う。今までまだ……工場とか、そういうところがまだローンがあるが、また新たにつくらなければいけない。そうすると、当然負担が大きい。それで、再生を図っていく。大規模の事業者や三セクというのは対象外だというのを見たが、やっぱりそのあたりをきちんとご説明をいただかないと、なかなか……。要するに再生機構がいいからいいというのも、ちょっとどうなのかなという気はしたので、やっぱりそのあたりはきちんとやっぱりご説明をいただきたかったと思っている。 ◆渡辺賢次 委員  今回、専決処分の承認を求めることについてということで、この緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めて、専決したということなのだが、一方で、いや、それは違うのではないか、適正にやってくれば、議会を開けたのではないかという指摘もある。この点について、今後どういうふうに考えていくか、お聞きしたい。 ◎商工振興課長 今後は市がどのような対応をするのかというご質問だと思う。  今後については、権利の放棄を伴う中小企業再生支援は、今回同様、市としての慎重な判断はしなければならないと思っている。次回、同様な事案が出てきたときは、千葉県信用保証協会に対し、市の手続を十分説明するとともに、密に連絡を取り合いながら、極力日程に配慮したいと考えている。 ◆渡辺ゆう子 委員  今のご答弁で、もう一回確認したいのだが、先ほども伺ったが、2年前のときにも同じような多分答弁されている。その反省が生かされなかったと思って、先ほど伺ったが、そうして次回はそういうことがないように保証協会と密に連絡を取り合って、議会の日程などのことも説明してということだが、じゃ、なぜ今回それが行われなかったのか。それとも、努力した結果がこうだったのか。もうちょっと詳しく、今回のことについて教えていただきたい。 ◎商工振興課長 前回と今回の違いというか、そこについて、私ども、いろいろと調べてみて、一応債権買い取りによる計画策定支援の決定から申請までの期間というのが、前回と今回では違う。前回は、保証協会が県の産業復興相談センターに上げて、で、県のほうの融資の関係で、同じ残額に伴う権利の放棄、県のほうもそのような形で対応しなければならないということがあった。で、私どもも初めてのことであるので、県と私どもと保証協会と、まあ、県の産業復興相談センターか、そこら辺、9カ月の中で、いろいろ確認事項もある程度とれたということであった。  今回、債権買い取りによる計画策定支援の決定から申請までの期間は約2週間である。まあその差が今回は国の設置した再生支援機構ということもあって、保証協会から我々に対して、そういう申請があって、事務を進めたということに大きな違いがあるということである ◆渡辺ゆう子 委員  違いがあるというご説明はわかるが、違いはあっても議会との日程でどう議会開会に努力をするか、調整するかということで、動いていただいたのかどうか。このことを確認したい。その辺についてはどのように検討されたのか、日程が無理というのは。 ◎経済部長 先ほど、前回のケースについて説明したが、前回は市と、それから県の制度、これを使っていたので、県と市がまあ県のほうから働きかけもあって、早目に動いていたと、情報も早く来ていたということで、その期間が今回はなかったということで、かなり動き始めが違っていたというのが実情である。 ◆つまがり俊明 委員  本会議でも179条専決の話があったと思うが、仮に179条専決を行って、仮にだが、議会が不承認をした場合の効果というのはどうなるか。 ◎総務課長 あくまでも自治法の解釈上のことだが、行政実例で、議会の承認が得られなかったとしても、当該処分効力そのものには影響がないというような行政実例が出ている。  理由としては、議会の承認がないため、その処分が無効になれば、既に行われた処分に関係する者の利益を害し、行政の安定を損ないかねないと。当該処分の目的を達成することも不可能となる場合が考えられるためというような解釈がなされている。 ◆つまがり俊明 委員  つまり、議会の審議がどうあっても、その効力は有効ということになった前提で議論が進んでしまうと、進んでいくということになるわけか。  そのことがいろいろ他の委員からもご指摘があったと思うが、議会の審議にどういうふうに影響を与えるかとか、私たちも住民の代表としてそれぞれが出てきているわけなので、その民主的コントロールとか、そういうところをきちんと果たせるように、今後していただきたいと思うが、そのことについてはどうか。 ◎総務課長 今申し上げたのはあくまでも自治法上の解釈上の話ということである。  つまがり委員からのご質問に対しては、本会議のときに黒田副市長のほうからもご答弁させていただいたが、この179条専決については、あくまでも真にやむを得ない場合、議会の権限を長が補充的に行うもので、まあ適切にすべきということがあるので、これについては、副市長も答弁しているように、再度この趣旨については徹底してまいりたいと考えている。 ◆浅野賢也 委員  専決処分の承認を求めることについて、権利の放棄で、こちら確認だが、債権の放棄ではないということでよろしいか。 ◎商工振興課長 はい。そのとおりである。 ◆浅野賢也 委員  もし仮に、今回のこの例が船橋市としてこれを認めないといった場合には、このスキーム自体は全部吹き飛んでしまうという解釈でよろしいか。 ◎商工振興課長 そのとおりである。 ◆浅野賢也 委員  じゃあ、これが8月17日だったか……17日までの期限に船橋市が回答しなかった場合には、このスキーム自体がもうまるっきりなくなってしまうということでよろしかったか。 ◎商工振興課長 そのとおりである。 ◆浅野賢也 委員  これ、実際に始まるのが10月の末に、これが一括で全部行われるということだが、まだかなり期間があって、8月17日からもう少し、1週間とか2週間とか延ばせるということはまあ議会でも何回か質問出ているが、本当に不可能だったのか。 ◎商工振興課長 私どもも、そのところに関して、申請書を見たときに、10月30日ということだったので、前例も見ても、その1カ月程度で回答していたものだから、そのような方向で、できるものだと最初お話ししたところ、その再生支援機構の仕組みが……何度も説明させていただいているところだが、8月決算期で、その8月中に、これを承認したいと、再生支援機構が承認して受け入れたという事実があると……発生主義ということで、この27年度期からこの再生支援税制優遇、その税制優遇が適用されるということであった。 ◆浅野賢也 委員  時間的に余裕がなかったということなので、3日でも4日でも少しあれば、臨時議会、開けたのかなと思っている。  それと、権利の放棄なので債権の放棄ではないので、船橋市がこれを了承しなくても、スキーム自体、動くような気がするが、その辺はいかがか。 ◎商工振興課長 一応、保証協会のほうが債権を持っているのだが、この放棄がなければ、これができない。相手方に伝えられないと聞いている。 ◆浅野賢也 委員  あくまでも保証協会が代弁済するのだが、船橋市の保証がないとできないということなのだろうが、これ、権利の放棄と債権の放棄の違いが少しわからないのだが、もし船橋が了承しなかった場合には、ほかのスキームが立ち上がるという可能性があったのか。 ◎商工振興課長 いや、これはもう再生支援のこのスキームということで伺っているので、市としてどうするか、権利の放棄を……保証協会の債権に関して、まあ、市の権利の放棄の部分があるので、そこをどうするかということだけのお話をいただいていて、これがもし通らなかったとか、そういうところのお話であると、その再生支援側がそういう計画ができないと、履行できないということのお話で、その他の方向については、私どもは聞いていない。 ◎経済部長 まあ、再生支援のあり方が幾つかのパターンがあるということで、債権を買い取ることでやるやり方、それから債権買い取りを伴わないものもあるそうである。いろんな選択肢を、この相談を受けてから、債権者とともに検討した中で、これが最善であるということで示されているので、とりあえず、これ以外には今はないという判断である。 ◆浅野賢也 委員  確認だが、この権利の放棄がなければ、この企業は東日本の震災の影響を受けて、こういう形のものはできなかったということで、確認だが、よろしいか。 ◎商工振興課長 はい。私どものほうの権利の放棄をしなければ、この計画はなかったということで。 ◆浅野賢也 委員  わかった。 ◆桜井信明 委員  いただいた資料だが、この債務者って、こういう文書になるのだが、こちらの一番最後に、以上より、債権者であるほにゃらら銀行、ほにゃらら黒塗り銀行、黒塗り銀行及び当協会は本件支援策に同意する方針であるということが記載されているのだが、これが7月28日付。で、これが市のほうで受け取った日付、まあわかった日付ということだと思うが、再生支援機構が決定したのは7月15日。で、市で受け取ったのは、4月28日。で、それ以前に銀行とかに話が事前にされているという状況がこの文章からわかると思うのだが、市のほうには、事前に打診というのはあったかどうかということがわかれば教えていただいても。 ◎商工振興課長 まずこれは一番最初に、資料にも入っていると思うが、5月15日に事前に口頭でこういうことが相談があると。で、再生支援される可能性があるという説明を受けている。 ◆桜井信明 委員  では、その段階ではほかのところにはそういった資料が来ているという、打診があった時点で、この支援方針に同意する方針が決まったという電話連絡の段階で。で、市はそういった資料の提供というのはその時点で受けてないということなのか。 ◎商工振興課長 その時点では受けていない。 ◆桜井信明 委員  これ、全部具体的にいただいたのは7月28日ということでよろしいという判断で。 ◎商工振興課長 そのとおりである。 ◆桜井信明 委員  わかった。 ○委員長関根和子) 他に質疑はあるか。ないか。      [長谷川大議員「委員長」と呼ぶ]
    委員長関根和子) はい。      [長谷川大議員「ちょっと発言をさせていただきたいと思う」と呼ぶ] ○委員長関根和子) 長谷川大議員から発言をしたいとの申し出があったので、許可したいと思うが、皆さん、よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) それでは、許可する。      [長谷川大議員、委員席へ移動] ○委員長関根和子) どうぞ発言してください。 ◆長谷川大 議員  発言の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  思いもよらず、総務部参事以下、法務室の皆さんがご出席とは大変すばらしいことだなと思っているが、質問に入る前に、委員長、副委員長に質問をしたいのだが、この問題について、委員長、副委員長に対して担当課からお話があったのはいつか。 ○委員長関根和子) 議会開会後しか、私どもはこの情報は知り得ていない。 ◆長谷川大 議員  今の委員長、副委員長のお話だが、どういうことか。 ◎経済部長 この件について議会に対しては、議長、それから議会運営委員長に、議会前にはお話をさせていただいた。その後、開会後になるが、市民環境経済委員長にお話をさせていただいた。 ◆長谷川大 議員  特段に委員長として、今の部長のお話だと、委員長としてお話を開会後に来た。 ○委員長関根和子) 開会前には私は伺っていないと思っているが。 ◎経済部長 繰り返しになってしまうが、議長、議会運営委員長に説明させていただいた後に関根委員長のほうに。これは議会始まってからだと思うが。 ○委員長関根和子) 始まってからか。 ◎経済部長 はい。何日だか、記憶がないが、そういう状況である。 ◆長谷川大 議員  私が会派として市民環境経済委員会に委員を出していないということもあるが、あえて委員外議員として出席を求めて、発言をさせていただいているのは、そういうところである。  市民環境経済の正副委員長に対して非常に無礼だと思う。それから、委員各位に対しても非常に無礼だと思う。そう思わないのか。 ◎経済部長 もう少し丁寧に説明させていただくべきだったと思っている。 ◆長谷川大 議員  議会がどういう組織であって、どういう機関であるかということをどうお考えになっているか、まずその辺からお伺いしたいと思う。 ◎経済部長 本会議でこの件に関して市長からも答弁あったとおり、市民の代表ということで、市と車の両輪であるということである。 ◆長谷川大 議員  車の両輪説、僕、本会議であえて市長をわざわざ反論しなかったが、車の両輪ということ自体が間違いである。わかるか。二元代表制というのはそういうことではないということである。  で、本来自治法の定めによって議決を必要としている本議案の所管委員会、所管の正副委員長専決処分をした時点でも、結局は話をしなかったということだろう。その専決処分をする前、専決処分をするんだと決まった段階にでも、正副委員長にはきちんとした報告をすべきだったと私は思う。それをしないで、勝手に専決を……僕から言わせれば、勝手に専決をした。勝手に専決をした後に、これ、認めてくれと。で、法文解釈上は、関係ないんだと、問題ないんだということを言い放っているが、そうではないんだ、これは。  政治的な責任が生じるんだ、市長には。そのことをちゃんと考えた上で、こういう行動に出たということであれば、それはそれで結構である。しかしながら、私はそうではないと思っている。で、勝手なストーリーをつくり上げて、時間を稼いで、結局こういうことをやったわけだ。それが法文解釈上問題ないんだということをいうんだと思う。  だが、この議会……委員会自体を、侮辱したこと自体が僕は許されない、絶対に許されるべきではないと思う。で、本会議でも質問をしたけれども、先ほども答弁の中にあったよ。5月15日に口頭で聞いているわけだ。口頭で聞いたところで、金融機関はもうアクションを起こしている。で、なぜ5月15日のときからアクションを起こせなかったのか。そのことについて、ちょっとご説明をいただきたいと思う。 ◎経済部長 5月15日の時点で、まあ、相談を受けていて、再生支援の事業計画が今後できる、まあ、計画がつくられて、再生支援に向けて動き出すかもしれないという程度で、具体的な計画ももちろんないし、そこでの、それをもってすぐ議決ということで動きはできなかったものである。 ◆長谷川大 議員  いや、そうではないだろう。口頭で相談があったとしたら、その後、どういうケースのことが考えられるかというのはちゃんと確認しなければいけないじゃないか。ひょっとすると、この債権放棄になる、議会マターになる流れになるのかもしれない、そうではないのかもしれない。幾つかのパターンが想定できたとしたら、そのことを5月15日に確認をしておかなきゃいけない。それが仕事だ。そういう確認作業をしたのか。 ◎経済部長 相談を受けている段階なので、そこまで詰まってないという判断もあったし、確認はしていない。 ◆長谷川大 議員  そうすると、その判断は間違っているわけでしょ。だって、金融機関は普通にこういう事案があったときにはどうするかということで動いているわけじゃないか、さっきの先番委員の質問からすると。質問と答弁からするとね。  何で市だけがこんなことやっているのか、のんびりと。僕はおかしいと思う。仕事の仕方もおかしいと思う。で、5月15日の段階で、もう一回の確認になるが、総務部、議会担当のほうには相談していないのか。 ◎総務課長 その時点では私どものほうにはご相談はいただいていない。 ◆長谷川大 議員  179条専決をするということがどういうことかというのは、もう先ほどから、あるいは前回の本会議からもお話が出ているが、そのことについて、庁内全体に、考え方というのは浸透しているのか。 ◎総務課長 これについては、副市長も答弁したとおり、今後、この趣旨については徹底していきたいと考えている。 ◆長谷川大 議員  今後趣旨を徹底していくということは、もう徹底できてなかったということを認めていると理解してよろしいか。 ◎総務課長 不十分であったと認識している。 ◆長谷川大 議員  もうその言葉で十分なのだが、あといわゆる回答のデッドラインの話になるけれども、船橋市役所自体が文書の取り扱いはでたらめ放題だから、気がつきもしなかったんだと思うが、本会議で確認させていただいた。  このサポートチームの担当者レベルの文書をもらったときに、どうして回答期限の正式文書をもらわなかったのか。 ◎商工振興課長 この話は議案質疑のときにも部長が回答させていただいていると思うが、その放棄の事前申請については会長名でいただいていて、そこの手続に関して支援機構のことがあったので、それについてはいついつまでの事務連絡ということであって、ご指摘の担当者名でということであるが、右下のところに、皆さんにお配りした資料を見ていただければわかると思うが、右下のところに担当課長のワタナベさんという方の印が押してあり、これはもう保証協会の組織としていただいている文章だと私どもは理解している。 ◆長谷川大 議員  それは言いわけに過ぎない、しょせん。だって、あなた方は求償権放棄と事前承認申請書を議案に資料としてつけてきたわけでしょ。だったら、ここになきゃだめではないか。保証協会から正式に出ている文章だっていうことのあかしにはならないだろう。あのときも、僕、言ったが、別の議案の、あの話と一緒だ。課長レベルの私信でしょ、これ。公印もついてないではないか。  こういう文書を受け取ったときに、ずっと答弁の中でも言っていたが、これがオフィシャルな回答期限になっている。そういうことは、あなた方が仕事をするときに認めているのか、認めていないのか。ふだんの仕事の中で。  ええと……わからないようなので、公文書──公印をついて発する文書、あるいはあの文書の管理規定があって、管理規定だか、何か公印の取り扱い規程もいろいろある。公印省略するものもある。ああいったものの文書を出すときというのは、どういった形でどういうものを出すということが決まっていると思うが、それに基づいて、さまざまな行政処分を行うと思うが、市民とのやりとりの中で、何か日付を、期限を切るものというのは、公文書の中にちゃんと、本来公印を打つ、あるいは省略するにしても、公文書の中に入れるものか。 ◎総務課長 原則、処分の決定等については、その処分書の中に日付を明記するという形に様式で定まっている。 ◆長谷川大 議員  日ごろ自分たちの職務の中でそういうことが行われているのに、どうしてそういうことを疑問に感じなかったのか、担当部、担当課のほうでは。 ◎商工振興課長 先ほどの文書に再生支援機構保証協会のやりとりもつけていただいていて、私自身、再生支援機構の担当者の方とも、なぜこの末までに出さなければならないのかと、延期はできないのか……要するに、手続……延ばすことはできないのかというところの折衝はしている。で、そのときにそういう……まあ8月25日までの申請を……と、こういうお話、先ほども質問あったが、この話がまあ承認できない、要するに再生計画が滞ってしまうということの説明を受けているので、手続等は正式に正しいものだと理解した。 ◎商工振興課主幹 今そちらの担当者からの文書に関して、長谷川委員のほうからお話があったが、私どもとしても、やはり公的な文書ということの中として、それがいい悪いというとかは別として、保証協会の長の印を押したもので、正式な文書でもらうことができないかということでのお問い合わせはさせていただいた。  その回答としては、先方のお話としては、他の機関についてもやはりそういったものは出していないと。あくまでこの事務文書に関しては先方に出す、保証協会が出す日付をもってそこからさかのぼることとしておおむねこれぐらいの日付でいただきたいというものなので、そちらについて公文書というか、そちらの長の印鑑を押したものはちょっとお出しすることができないというようなご回答をいただいた。 ◆長谷川大 議員  今、答弁の中でおおむねという言葉に変わった。これ、どういうことなのか。期限が。 ◎商工振興課主幹 今、おおむねということで私のほうもご答弁差し上げたが、25日、委員の方にもお示ししたとおり、最終的に保証協会のほうから再生支援機構のほうへの承認通知は25日ということで、そちらも事務連絡ということで行っているものである。  その25日に間に合わせるために、17日までにはいただきたいということであるが、その中でいうと、その17日という日付をもって今回の議会の中でも、うちのほうの意思決定をさせていただいたわけだが、そちらについては厳格に17日でなければ、必ずしもいけないということではなかったのかもしれない。そちらのほうからの要望としては17日までにいただきたいということでお話をいただいたので、おおむねという言葉を使わせていただいた。 ◆長谷川大 議員  もうね……議会を開くいとまというか、時間的余裕がなかったということは崩れている。そこはそこで皆さんのご判断になるから、結構なのだが、私は、この船橋市役所のずるいところが如実にあらわれていると思うが、各許認可等も含めて、船橋市役所が行政事務を行っていく中で、いろんな書類を市民の方、あるいは市にさまざまな申請をなさる企業の方々に、何でもかんでも文章で公印を押して出しなさいというところは多い。多いにもかかわらず、あなた方は我々議員に対して議決事件をどう取り扱うかという話をするときに、何で文章でその日付の回答日を要求しないのか。それで、口頭で言って、もらえませんという話でしたと。構わないじゃないか。文書を発して、もらえないという回答をもらえば、議会に説明がつく。それもやってなくてね、口頭でやりました、口頭でやりましたというのは、信用しようがない。で、あなた方、船橋市役所の職員は市民に対して、あるいはさっき言ったような企業に対して全てそうやって求めるわけだ。自分たちが求めていながら、自分たちが議会に対してこういうことをやるときに、そういう事務の仕方でいいと思っているのか。あり得ない。なぜ口頭でそういう問い合わせのやりとりをしたのを議会に対して説明をするのか。文書でちゃんと明らかにしたらいいと思う。なぜ、文章でやりとりをしなかったかを明確に答えていただきたい。 ◎経済部長 先ほど申し上げたとおり、担当からの私信だというご指摘だが、責任者である課長の印鑑をついてあるので、これは市としても、公的なものとして扱えるという判断したものである。 ◆長谷川大 議員  今の答弁、重いよ。よろしいか。課長の確認印が押してあると、公的な書類になるのか。あなた方、船橋市役所の皆さんはそういう取り扱いをするのか、書類を。さっき言ったように、市民の皆さんに、あるいは企業の皆さんにそういったことを言っているのか。違うでしょう。代表印ついてこいって言うじゃない、いつも。自分たちは都合のいいものだけ、こんな確認印でもう公的な書類だなんていう言い方というのはおかしいでしょう。早く自分たちの非を認めたほうがいい、これは。  確認をするが、再生計画の書類、提出されましたよね。ボリュームはどういうものだったのか。何ページ立てのもので、どういうものだったか、ちょっと見えない程度で、皆さんに見せていただきたい。      [商工振興課長、資料を示す] ◎商工振興課長 事業再生計画と書いてあって、これが29ページまであって、これとあと、事業計画の数字の入ったもの、今後の予算書も……12ページである。 ◆長谷川大 議員  先番委員の質問の中にもあったが、中小企業診断士にお任せするまで時間かかったということか。もう一回ちょっと、それの答弁お願いする。なぜということ。 ◎商工振興課長 この辺については、申請受理後、繰り返すが、保証協会に対して再生事業計画等申請書類等内容確認、で、A社の相談経緯、あと、企業再生税制適用のメリット、あと、財務状況から見た震災の影響などを電話で確認して、また、妥当性についても、その再生事業計画の妥当性についても、担当職員による書類等の確認に加えて、より慎重に判断するための外部の専門家が必要だということを決定して、それで4日に依頼したというような経緯である。 ◆長谷川大 議員  依頼をした中小企業診断士の名前というのはここでお答えいただけるものか。 ◎商工振興課長 お名前をここでということでよろしいか。中小企業診断士、トンショウノリオ様である。 ◆長谷川大 議員  最初の話をしたのはいつか。 ◎商工振興課長 8月4日である。 ◆長谷川大 議員  診断を依頼ということだが、どういった発注内容になっていたのか。これも全部口頭か、結局、何もかも。 ◎商工振興課長 電話でポイントはお話ししたと思う。それで、翌日にこの参考資料を提出した。事業再生計画書とその予算書をお渡しした。 ◆長谷川大 議員  そこでおっしゃったポイントとは何なのか。 ◎商工振興課長 今までの経営状況の状況とか、我々で確認できる事項がなぜそういうような状態なのか、また、この全体像がちょっと見えないところあるので、そういうところについて、調べてほしいということを伝えた。 ◆長谷川大 議員  そうすると、中小企業診断士に依頼をした内容というのは、商工振興課で思いつくことをチェックしてもらったということか。考えられること、商工振興課で考えられること、商工振興課でここが大事だと思うこと、そのことについて判断を仰ぐような診断を依頼したということか。 ◎商工振興課長 私どもが説明しなければならないという立場であるので、我々の疑問点も1つだが、大きく、やっぱり専門家の目で見て、これは適切であるかどうかという大きな視点でも見ていただきたいとご依頼申し上げた。 ◆長谷川大 議員  先番委員の質問もあったが意見書があるでしょう。求償権放棄、不等価譲渡事前承認申請にかかわる意見書。この意見書はどのように捉えているのか。これこそ、会長の公印の押されたものが市長宛てに出ているよね。これはどういうものなのか。 ◎商工振興課長 この意見書について、私どもはこれで大分情報というのは得られたわけだが、一つ一つ、DDSとか、財務デューディリジェンスとか、その一つ一つの中身がどういったことなのかということは、正直言って、すいません、私どもでは理解できなかったので、そういったことについてお伺いしたことと、また、まあいろいろなこの売り上げの減少というところで、その過去の数字とどのように結びつくのかという点で、やっぱり多少疑問があった。で、大きな視点で、こういったものをまあ中小企業診断士に依頼して、分析していただいたというようなことである。 ◎経済部長 今、長谷川委員が言われたように、概略、中小……保証協会、あるいは債権者等のこの件に関する判断は大まかに載っている。で、当然我々もそれが専門家の見識というか意見だが、やはり市としてもそれがどうかというのは改めて確認する必要があるということで、中小企業診断士に改めて分析をお願いしたものである。 ◆長谷川大 議員  その費用はお幾らだったのか。 ◎商工振興課長 2万5000円である。 ◆長谷川大 議員  まあうちの会派は、この専決処分の事件はこの意見書1枚で了とするものである、基本的に。普通そう思わないか。ここに全てが凝縮されているではないか。何で余計なことやったのか、わざわざ。  だって、そもそもこの文章からすると、基本、債権放棄前提ではないか。だから、僕はずっとこの問題やっているのは、28日のこの文書を受け取った段階で、債権放棄前提である。ということは、ここからもう議会を開く動きをとらなければいけない、臨時会を。なぜそういうふうに、あんた方、課長印の文書を大事にして、この会長の公印を押したこの文書を大事にしないのは何でなのか。  僕が答えてあげる。最初にストーリーつくったからだ。それだけでしょ。それ以外、あり得ない。ここに全てが凝縮されているではないか。これは自治法の96条にも該当するではないか。判断をできるだろう。市長に来た公文書だ、信用保証協会という公的機関から。なぜ、市長にこの日のうちに報告・相談をしなかったのかをまずお聞かせいただきたいと思う。こんなに重い文書が来ていて。 ◎経済部長 先ほど来、いろんな確認とかをしていた時間がかかったということで、最終的に市長には8月6日に、その前に副市長に5日に説明して、6日に市長に説明するということで時間がかかってしまったということである。 ◆長谷川大 議員  こういう96条にかかわるような大切なものというのは、そういう事務の流れでよろしいものなのか。総務課長に伺いたいのは、こういう文書が出たときに、担当課で、もごもごもごもごやっている時間はあるのか。 ◎総務課長 何度も繰り返しの答弁になるが、自治法96条に基づく議会の権限をこの専決処分というのは長が補充的に行うべきもので、真にやむを得ない場合、適切に判断すべき事項であるので、これについては趣旨は徹底してまいりたいと考えている。 ◆長谷川大 議員  真にやむを得なかった……ちょっとその部分、もう一回聞かせていただけるか。 ◎総務課長 真にやむを得ない場合について、議会の権限を長が補充的に行うということで、適切に対処すべきというようなことである。 ◆長谷川大 議員  今回の事件に関して、真にやむを得なかった部分はどこなのか。 ◎総務課長 これも黒田副市長のほうからも答弁させていただいたが、この中小企業診断士から上がってくる内容を、やはり議会にかけるべきものなので、きちんと確認して、やはり議会にはかけるべきだというふうな判断をさせていただいたときに、やはり真にやむを得ない場合で、時間的余裕がなかったと今回は判断させていただいたということである。 ◆長谷川大 議員  政治とはどんなものがご存じか。 ◎総務課長 民主政治とか、ちょっといろいろあるが、今のは……長谷川議員がどういう趣旨でのご質問かはあれだが、まあ政治的な行政の判断というか、政治家としての判断、政治的な判断、そういうようなものを必要とするものと認識している。 ○委員長関根和子) もうちょっと具体的に質問していただきたい。 ◆長谷川大 議員  質問が悪かったが、議決事項としての事件があって、法文解釈上どうだという話はいい。あなた方が判断すればいい。しかしながら、それを取り巻く周りの部分で、私たち、公選で選ばれてきた50人の議員が判断をする、判断を求められるというものに関して、ちょっとしたボタンのかけ違いでマルがバツになることもある、バツがマルになることもある、それが政治だと思う。政治の世界というか。  それで、今回、私はくどいようだが、この事件そのものは完全にマルである。しかし、ここまで議会を侮辱されて、で、僕はちょっとまだ解せないのは、この信用保証協会の担当者でも、会長でも、なぜこの市民環境経済委員会が参考人招致をしないのか、ちょっと理解できないのだが、お招きして事情を説明してもらって、納得いくようなことがあれば、それはそれでいいのではないかと思うが。  それにしても、179条の専決処分というのは非常に重いもので、本会議でも述べさせていただいたが、二元代表制というものを鑑みたときに、もう本来はあってはならないことに近い。で、法改正の趣旨も、その乱発があったからこそ、きちんとやってくださいということで改正がされて、その改正趣旨も徹底されているはずなのだが、こういうことをやった。過去にもそういうことが行われている。だからこそ、ちゃんとやってくれと言っていたにもかかわらず、またストーリーをつくって、こういうことをやったわけだ。  水かけ論というか、繰り返しになるので、もうこれ以上は質問しないが、本会議での黒田市長の答弁だって何だって、法文解釈はそれでいい。結構だ。  しかし、だからといってそれが許されるということでは絶対あり得ない。僕は本当にこの市民環境経済委員の皆さんにおわびをしていただきたいくらいだし、特に正副委員長に対しての侮辱、侮辱については、きちんと礼を尽くしていただかないと、今後の議会と執行機関との関係は絶対おかしくなると思う。執行機関と議会の関係を大きく勘違いしている幹部職員初め、職員が多いが、我々は我々で、市民から負託を受けて仕事をしているわけだから、きちんとやっていただきたいと思う。そういうことをわからないんだったら、わかるような研修をきちんとやるようにしていただかないと、まあ総務部はここに来たというのは、そういうお小言を頂戴しに来たんだと思うから、きっちりやっていただきたいと思う。  これで、質問は結構である。 ○委員長関根和子) それでは長谷川議員、傍聴席へお戻りください。 ◆長谷川大 議員  ありがとうございました。      [長谷川大議員、傍聴席へ移動]    ……………………………………………… [討論] ◆渡辺ゆう子 委員  【承認反対】承認することに反対の立場で討論する。  信用保証協会より求償権放棄の書類が届いてからの日程は、短い期間ではあったが、専決処分をせざるを得なかったとまでは言いがたい状況だったと思う。臨時会開催の日程調整が十分に行われたかという説明もないと確認した。初めから専決処分ありきの対応であったと判断せざるを得ない。議会に対して、企業の再生計画財務状況等の資料も示されず、説明責任が果たされているとも言えない。求償権の放棄は本来議決に付し、議論を行って決定すべきものである。市民への説明責任を欠き、議会を軽視する専決処分は認められないので、反対をする。 ◆鈴木いくお 委員  【承認賛成】先ほどいろいろとご説明があったが、船橋市と千葉県信用保証協会との船橋市中小企業資金金融制度促進に関する覚書に基づいて行われるものであり、今いろいろご意見いただいたが、それに準ずるものであるという観点から承認したいと思っている。
    浅野賢也 委員  【承認賛成】こちらの第19号議案に賛成の立場で討論をする。  専決処分に関しては、長に与えられた正当な権限であることは理解をしている。しかしながら、地方自治法第179条3の専決処分にあるように、長において議会の議決すべき事件について、特に緊急性を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるときとある。  今回の専決処分については、時間的余裕がなかったというところには、疑問が残るところである。しかしながら、東日本大震災や放射能汚染の風評被害等により、大きな被害を受けた企業の再生を目的とした今回の議案である。そのため、専決の内容を否定するものではない。  今後、地方自治法及び第28次地方制度調査会の答申を踏まえ、専決処分を適切に運用することを要望して、こちらを賛成といたしたいと思う。 ◆つまがり俊明 委員  【承認賛成】賛成の立場である。  再生機構を使っての事業スキームが進むということで歓迎する。ただ、物の進め方として、機構主導で引きずられる形で進んでしまったのかなというような印象を受けている。  今後、同様な案件があった場合には、やはりこういった形での専決処分というのには慎重であっていただきたいなと思うし、議会や役所内も含めて、船橋市としての意思決定を丁寧に進めていただきたいということを申し上げて、賛成とする。 ◆渡辺賢次 委員  【承認賛成】今回の再生計画については、まあ適切であると認めている。ただし、この専決について疑義が残るような、今回は疑義が残るような形になっている。今後専決するにおいて、こういった疑義が残らないような形で実施していただきたいと思う。    ……………………………………………… [採決]  賛成多数で承認すべきものと決した。(賛成者 桜井信明・鈴木いくお・浅野賢也・つまがり俊明・滝口一馬・渡辺賢次・池沢みちよ・斉藤誠委員)         14時50分休憩    ──────────────────         14時57分開議 △議案第11号 船橋市手数料条例の一部を改正する条例 [質疑] ◆渡辺ゆう子 委員  建築基準法施行令の関係する手数料についてなのだが、用途地域や容積率、建蔽率などの規定については、移転先となる敷地を適切に選択することによって適合させることが望ましいなどと、国交省から来ている数値の中で技術的助言がされているということなのだが、しかしとあって、特定行政庁──船橋市が判断できることになっている。  この判断基準というのはどうなるのか。ご説明いただきたい。 ◎建築指導課長 審査基準だが、委員のおっしゃったとおり、建築基準法の各規定や国土交通省から出ている通知の技術的助言に基づいて審査をしていく。 ◆渡辺ゆう子 委員  その通知などに基づく文書になっているわけで、実際、数は今までは少なかったというが、これは規制緩和になると思うので、今後、これまでのように年間1件あるかなしかという状況で済むのかどうかということも不確かな中で、やはり審査手数料をとるという議案だが、実際、審査をしていくわけだろう。それが、どのように審査するかというものが、私などは明文化されるものなのかなっていうふうに想像するわけだが、そういう準備について伺っているが、具体的にお答えいただきたい。 ◎建築指導課長 審査に当たっては、まずは現行の建築基準法のどのような規定に適合しないかというのをまず出さないといけないということになる。で、適合していない部分について、移転に当たり、交通上、安全上、防火上、避難上、衛生上、市街地の環境の保全上、支障ないかを個別的に判断していく。審査に当たって、その移転の対象の建物ごとに、いろいろな条件、例えば建物の用途、構造規模、移転先の敷地の状況などの個々に、その状況により審査をして、最終的に支障がないかは建築基準法とか、国土交通省の技術的助言に照らし合わせて支障ないかを判断していきたいと思っている。 ◆渡辺ゆう子 委員  建築基準法に沿っていろいろな項目が考えられるが、そういうものが網羅できるような、審査の項目が一覧にして整備されるとか、基準、そういうものをつくるということはないのか。 ◎建築指導課長 今もお答えしたが、物件ごとに個々にいろいろな条件が違うので、まとめるといっても、いろいろな条件、そのケース・バイ・ケースで出てくると思われるので、一律に基準をこれだというのではなくて、個別的に審査を行ってまいりたいと思っている。 ◆渡辺ゆう子 委員  個別的に今、どうやって具体的に進めるのかということがなかなかわからないが、まあ漏れなくおやりになるということなのだろうが、それを具体的にどうやるのかなというのを伺いたかったのだが、用途地域やその建蔽率など、周辺の環境に影響するというものに関して、移転先でも既存不適格を認めるということである。慎重な判断を要すると思うが、その認定審査というのが現場に行って、そして戻ってきてから、どのような手順を踏んで、この審査を確定していくのか。 ◎建築指導課長 まず、多分審査の過程でいうと、申請される予定の方から当課のほうに事前にご相談があるのではないかと思っている。その相談の段階で現地を確認したり、書類を見せてもらったりして、それで周囲の状況等、支障ないと判断できるようなものであれば、その申請として正式に受け付けられるというような形の中で審査は進んでいくと思っている。 ◆渡辺ゆう子 委員  よくわからないのだが、まあ、周辺の環境に影響を及ぼすということも、それ、問題ないと判断されるという場合でも、近隣の方にしてみたら、自分の住んでいる周りの環境が阻害される、悪影響が出るというふうにお考えの方もあるかもしれないが、そういう市民の皆さんのご意見が反映されるような仕組みというのはあるのか。 ◎建築指導課長 周囲の住民の意見を聞くような手続はない。 ◆渡辺ゆう子 委員  それで、現場で調査をして、審査を行って、最終的にはどこが判断を決定するのか。 ◎建築指導課長 最終的には建築指導課で判断をさせていただく。 ◆渡辺ゆう子 委員  じゃあ、この建築のことについてはちょっとよくわからないが、市民が本当、わかりにくい提案になっているなと思うが、ちょっとご答弁がなかなか具体的に伝わってこないので、ここまでにするが、番号カード、ほかの手数料に関してなのだが、9月8日に広報、マイナンバーの特集号が発行された。それで、コールセンターも開設をしている。その問い合わせの状況などが把握されていれば、教えていただきたい。 ◎戸籍住民課長 9月8日から9月13日までの間の件数なのだが、総計で116件になっている。 ◆渡辺ゆう子 委員  短い期間に116件というのは、少ないようだが、短い期間の中では結構あったのだなという印象を持ったが、中身はどのような問い合わせだったのか。 ◎戸籍住民課長 多いところを申し上げると、全体の制度についての問い合わせが15件、それからカードそのものについての問い合わせが21件、それからあと、通知の書類等の問い合わせが60件と、一番多かった。    ……………………………………………… [討論] ◆渡辺ゆう子 委員  【原案反対】反対の立場で討論をさせていただく。  曳屋で他の敷地へ移転する場合の認定審査については、規制緩和で市民の生活環境を損なうことにならないよう、基準を明らかにし、適切な運用を求めておく。  それから番号カードなどの手数料だが、国内の居住者全員に識別番号をつけて、社会保障や税の個人情報を国が一括管理・活用するこの番号制度は、情報漏えいや犯罪に利用される危険が大きくある。さらに、この間の年金情報の流出問題で、国民の間には制度への不安が大きく広がっている状況がある。  番号制度はさらなる庶民増税、徴収強化と社会保障削減を進めるための道具とすることが根本の狙いである。情報漏えいを防げず、国民の利益にもならない番号制度の施行を中止し、廃止に踏み出すことを私たちは主張している。  よって、番号カード発行等の手数料を定めるこの条例改正には反対である。 ◆鈴木いくお 委員  【原案賛成】議案第11号は、通知カード及び個人番号カードの再交付にかかわる手数料ということであって、通知カードが500円。あと、個人番号カードが800円ということで、最初は無料だということでもあるので、適正な手数料だと思っているので、賛成にしたいと思う。 ◆池沢みちよ 委員  【原案反対】個人番号カード並びに情報提供ネットワークシステムにある特定個人情報の提供も再発行の手数料についてだが、これは行政の業務削減、脱税不正受給の防止になると言われているが、初期費用が膨大で、本当に国民・市民のためになるのか、疑問が残る。  プライバシーの点でいえば、その情報を国や取り扱うその人に自分の全ての情報がわかってしまう。また、そのカードがないと、全ての手続ができなくなってしまうとなると、特に高齢者、障害を持った方々、DVに遭われている方など、ご自分で管理等できない方々のカードが悪用され、再発行するのに手数料がかかる等の新たな犯罪が生まれる可能性もある。健常者も同様だと思うが、特にこの中で一番の被害者は、自分でこの制度を知り得ない、虐待されている児童だと考える。  よって、個人情報、マイナンバー制度自体も反対だが、再発行の手数料にも反対する。    ……………………………………………… [採決]  賛成多数で可決すべきものと決した。(賛成者 桜井信明・鈴木いくお・浅野賢也・つまがり俊明・滝口一馬・渡辺賢次・斉藤誠委員)         15時13分休憩    ──────────────────         15時20分開議 ②陳情審査 △陳情第17号 海老川上流地区土地区画整理地内の霊園建設反対に関する陳情 [理事者説明] ◎環境保全課長 陳情第17号の案件については、市にも建設予定申請者側から、これに関して数回、相談あった。それによると、当該地はお手元に資料として地図をお配りしたが、斜線で示したところである。  計画面積は約3,000平方メートル、区画数は800程度とのことである。また、許可事務フローであるが、これは墓地建設の際のフローである。本件は現在のところ、申請者側の計画立案の段階で、事前協議申請には至っていない。また、今後申請書が提出されるか否かはわからない。  地図のほうに戻るが、当該地からおおむね100メートルのところに線を引いてある。これは墓地建設の予定があるときは、用地から100メートル以内の居住者、また10メートル以内の土地の所有者に計画内容を説明して、承諾を得られるように努めなければならないと船橋市墓地等の経営の許可に関する事前協議実施要領に定められているものである。  現在のところ、フローにもあるように、計画立案の段階であるので、現状としては、以上である。    ……………………………………………… [質疑] ◆浅野賢也 委員  これ、100メートル以内に居住地というのはあるのか。 ◎環境保全課長 100メートル以内に居住者はいない。 ◆浅野賢也 委員  それと、ここ、市街化調整区域だと思うが、市街化調整区域で、墓地、公園をつくることに対しては、法律上は何か規定があるのか。 ◎環境保全課長 特に規制はない。 ◆浅野賢也 委員  それでは、これ、東葉高速の鉄道とかなり近いところにあると思うが、この辺に新駅ができる要望とかというのが上がっているというのは、船橋市として理解はしているのか。 ◎都市総務課長 要望は上がっているのは承知している。 ◆浅野賢也 委員  それでは、このあたりを虫食いに、この隣が夏見というところだが、今大分住宅も建ってきている状態だが、都市計画上、ここに公園墓地ができるというのは、将来的なことも考えて、いかが考えているか。 ◎環境保全課長 墓地建設については、用途地域に関しての規制はない。今後、墓地の建設にかかって、法令等に従って手続を踏まれれば、許可されるものとなると思う。 ◆浅野賢也 委員  JRの船橋駅と東船橋の間に位置するこの市街化調整区域だが、今後、この地域というのは船橋のために中心的なところになると私は思っているが、ここに公園墓地ができるというのは非常に影響が大きいと思うが、まだこの申請が出てないというところで、市としてはまだ対応しようがないというところか。 ◎環境保全課長 委員おっしゃるとおりであって、相談の段階であるので、また事前協議申請が出てから、具体的にお話を聞いていくことになると思う。 ◆浅野賢也 委員  具体的に出てからという話だが、これが出てしまうと、もう何にも手をつけられないというのは、陳情の方も書いているとおりだが、この辺一体を含めて、船橋で少し考えていかなければいけない問題だと思うので、市街化調整区域のあり方、僕もいろいろなところから聞いている状態だと、少し、前もって船橋市も考えていかなきゃいけない課題だと思っているので、何か方法があればなと思った。 ◆渡辺賢次 委員  過去にこのエリアの都市計画の何か図面を見たような気がするが、今は、現状どうなっているのか。 ◎都市総務課長 その計画の絵というのはどのような絵の……。 ◆渡辺賢次 委員  決定したものかどうかはわからないが、新駅をつくって、周りに住居エリア、それから医療センターが近くに来るとか、そういったようなものをちょっと過去に見た記憶があるのだが、その計画は今どうなっているのか。 ◎都市総務課長 まあ過去にというか、一応ここに書いてあるように、陳情のほうに海老川上流地区土地区画整理地内と書いてあるので、過去にそういうような検討はした。したのだが、その当時の事業協力者というのがいたが、それが今、撤退をしているので、今は絵としてはない。 ◆池沢みちよ 委員  船橋市都市計画マスタープラン改定版というのが平成27年4月17日に出ていると思うが、こちらの第3章の地域別構想の夏見地域というところで、まちのテーマ、「水と緑の自然環境を共生し、都市のオアシスを創造するまち」とあるが、こちらとこの墓地計画とは相反するものがあると思うが、いかがお考えか。 ◎都市総務課長 「都市のオアシスを創造するまち」という形で記載はしている。ただ、まだ今計画の段階なもので、区画整理自体のほうは、まだ何もというか、計画段階であるので、墓地が申請が上がってきても、区画整理としての法的なものとしては何もないという形になっている。 ◆池沢みちよ 委員  法的には何もできないということなのだが、計画も滞っているということなのだが、そうしたら、船橋市としては計画もまだこれからだということで、墓地計画のほうもまだ許可をすることはできないというお答えはできないのか。 ◎環境保全課長 現状としては、申請がされれば、法令等に従って、事務を進めていくということである。 ◆池沢みちよ 委員  またもとに戻ってしまうが、では、このまちのテーマとか、地域づくりの目標とかけ離れてしまうと思うが、強制はできないにしても、建設しないように極力、業者のほうに働きかけることはできないのか。 ◎環境保全課長 これは申請者側の判断になるかと思う。強制力がないものであるので、お話はできるかと思うが、強制はできないものと思っている。 ◆桜井信明 委員  許可事務フローの資料をいただいて、この事業、まあ認可を行わないというところは、恐らく真ん中のあたりの事前協議不的確通知であるとか、そういったあたりになるかと思うのだが、現段階のお話の状況として、この許可事務フローの中で、どのあたりに現段階来ているか、教えていただいてよろしいか。 ◎環境保全課長 一番上の欄の申請者側の計画立案というところで、一部市の関係課には説明に行っているようである。窓口が私ども、環境保全課になるので、この段階で説明、簡単な入り口の説明は聞いているが、まだこの段階である。 ◆桜井信明 委員  現段階、計画立案……事前協議……。 ◎環境保全課長 計画立案の段階である。事前協議まで至っていない。 ◆桜井信明 委員  わかった。ありがとうございます。 ◆斉藤誠 委員  ご説明の中でちょっとわからない点があるので、数点伺う。  1つは、許可事務フローの住民等説明という欄がある。計画立案数回、市のほうに相談があったということだが、住民等説明についての状況をわかる範囲で結構なので、教えていただきたい。 ◎環境保全課長 まず、こちらにご相談に来られたときに、そういう内容について、住民等に説明をお願いするということは申し上げている。で、住民の方のほうに説明行かれたと思うが、その説明内容は、こちらでは把握してない。恐らく同じことを説明を……。そこにそごがあれば、当然指摘することであるので、同じ説明をされているかと思う。  なので、先ほど申したような面積であるとか、規模、程度はお話しされているのではないかと思う。 ◆斉藤誠 委員  そこで、さっきの中でこの敷地が3,000平米、800区画というお話だったが、駐車場の計画は何か聞いているか。 ◎環境保全課長 駐車場も確保するということは伝えている。ただ今後、事前協議に入った段階で、どの程度必要だとかという具体的な数には今の段階では至っていないが、当然されるべき話である。 ◆斉藤誠 委員  すいません。再確認だが、そうすると、駐車場の台数の計画は今の時点ではわからないということか。 ◎環境保全課長 おっしゃるとおりである。 ◆斉藤誠 委員  そうすると、あとは調整区域だが、この当該土地が農地であるかどうかの確認をしたいと思う。 ◎農業委員会事務局長 こちらの土地は農地である。第2種農地という範疇に入る。 ◆斉藤誠 委員  先ほど市のほうに対して計画立案の相談があるということだったが、農業委員会はまた独立機関だから、別途だが農業委員会のほうには何らかの形の相談、あるいは申請等はどうなっているか。 ◎農業委員会事務局長 昨年の10月に相談者、これは石屋さんのほうから、ここの地域、立地が可能かどうかの相談があった。  で、農地法上の相談ということなので、私どものほうで県とも相談しながら、まず東葛飾農業事務所が11月に、それから県の本課のほうが12月に現地も調査をして、ここの地域がまあすぐ隣接南側に大きな遊水池、調整池の計画があるので、農地としてのカウントができないという中で、ここの土地は第2種農地という判定になり、2種農地であれば、農地転用を許可することが可能であるというようなお話はしてある。ただ、その後まだ農地転用の申請が具体的に上がってきていないので、今言った立地面での許可の申請は可能な土地ではあるが、あと、個別具体的な事業の中身によって、一般的な基準に該当するかどうかという審査はまだしていない。 ◆斉藤誠 委員  くどいようだが、そうすると昨年の10月にその石屋さんのほうから、まあ相談があったようなご趣旨の答弁だったと思うが、そうすると、今、局長はその範囲で今おっしゃった答弁のことは把握しているわけだが、ほかの例えば農業委員会の会長さん、あるいは他の農業委員さんは、その辺の情報は現段階で知っているのか。一応確認させていただきたい。 ◎農業委員会事務局長 まだ具体的にこの農地転用の申請が上がってきていないので、農業委員の中には諮っていない。
    ◆滝口一馬 委員  根本的なことをお聞きしたいのだが、この土地の所有はまだ地権者にあるのか。それとももう、先ほど来石屋さん等、お名前出ているが、そちらの業者さんのほうの所有になっているのか。 ◎環境保全課長 私どものほうではまだ把握してない。 ◆浅野賢也 委員  1点、確認だけさせていただきたい。  近隣の地主さん、地権者の方、10メートル以内の同意がなくても、法律上墓地を建設することは可能なのか。 ◎環境保全課長 承諾を得られるように、十分説明することを義務としているので、説明で……まあ義務というか、努力規定になっているので、必ずしも承諾書を取りつけなくても、許可は得られるということである。 ◆つまがり俊明 委員  仮だが、ちょっとマンション紛争と似ているのかなという気もしているのだが、その許可基準を満たした者に対して、行政手続のお話なのだが、役所内部でとめたり、保留したりした場合は、どういったことが想定をされるか。 ◎環境保全課長 考えられるのは、訴訟というようなことも考えられるかと思う。手続上の……行政に瑕疵がないかということで考えられると思う。 ◆つまがり俊明 委員  その訴訟というのは、相手方というのは、その事業者側ということか。 ◎環境保全課長 おっしゃるとおり、申請者側から訴訟が提起されるということも考えられると思う。 ◆つまがり俊明 委員  前、会派が一緒だった、引退された小石議員からも、この経緯というのはいろいろ聞いているところだが、これ、都市計画関係でお聞きしたいのだが、市としては、この海老川上流域の土地の利用に関して、今現在はどういったスタンスなのか、それをお伺いしたいと思う。 ◎都市総務課長 今現在は前々から議会等でお答えしているように、あの場所としては、船橋市としては大事な場所であるので、私たちとしてもいろいろな区画整理手法で……先ほどの都市マスに書いてあったように、水と緑に囲まれた環境にやさしいまちづくりをしていきたいというふうには考えている。 ◆つまがり俊明 委員  まず、その地権者の同意ということが、直轄の事業というわけでは今進んでないと思うし、そうだと思うが、市としてもう少し関与の仕方があるのかなと。非常に大事なところであるというところでは、委員の皆さんからも、また、役所のほうでもそういう共通認識は持っていると思うので、早目に手をつけていかないと、さまざまな形での開発が先行してしまうと思うので、市としても対策を練っていただきたいと思う。 ◆鈴木いくお 委員  陳情者のお気持ちは十分わかるが、この陳情者の陳情文の中にも、市としても許可等行わないようというのがあるが、そういうものは可能なのか。 ◎環境保全課長 先ほども申したように、法令にのっとった手続が踏まれれば、許可をしていくということになると思う。    ……………………………………………… [継続審査の申し出] ◆渡辺賢次 委員  陳情にあるこの霊園だが、今の質疑の中でもあったように、法的に瑕疵がなければ、認めていかざるを得ないということである。  しかしながら、陳情者の心情もわかるし、また、この船橋市の本当に真ん中の地域で、市として大事な場所であるので、時間をかけて慎重に審査をしたいと思っているので、継続を申し上げる。 ◆斉藤誠 委員  私の会派も継続を主張するが、まあ理由としてはさっきも質問したとおりで、まず1つは、農業委員会の判断がまだされていない。先ほど、農地転用が可能であるかもしれないとおっしゃったのかな。まあ、その辺の可能性をおっしゃったのだが、正式には農地転用については農業委員会の権限で許可相当にするのか、不許可相当にするのか、その辺がまだはっきりしていない段階で、判断を早計に決めるべきではないという立場である。  それと、その他の法律については、現段階においては法律に適合しているのか、あるいは違法であるのかということも、判断ができないので、よって、この陳情者の心情はよく理解はするが、現段階においては判断ができないので、継続審査を主張する。 ◆渡辺ゆう子 委員  継続を求めたいと思う。  私たちはこの地域は開発推進ではなく、自然を大切にした生態系が維持される環境維持に努めることが市の責務と考えている。開発推進の立場には賛同できないものだが、この霊園建設についてはまだ農業委員会にも、市の担当のほうにも申請が出ていない、そして出るかもどうかわからない、計画立案の段階ということなので、判断は今できないということで継続を主張する。 ◆鈴木いくお 委員  先ほども申し上げたが、やはり陳情者のお気持ちを考えると、という面もあるし、法令上合致すれば、それも建設もできるということがあり、また、計画立案の段階だということもあるので、今後その進捗状況も見きわめなければならないということで、継続にしたいと思っている。 ◆池沢みちよ 委員  やはり、他の議員が言っているように、一度建ててしまったものはどうにもならないし、先ほど申した市の都市計画マスタープランにも反するものだと考える。こちらはやはり水と緑の自然を共生し、都市のオアシスを創造するまちと、船橋でもちゃんとうたっているので、まず、2011年2月23日に海老川上流地区土地区画整理組合設立準備委員会というのがこのまま滞っているが、こちらではしっかりと市内外に誇れる魅力あるまちが形成されるよう、皆さんと協働して取り組んでいますとうたわれているので、このままではいけないと思う。継続を求める。 ◆滝口一馬 委員  法例上、ルール上行けば、可能だということではあるとは思うが、まだ申請もされていないという状況踏まえて、また、数少ない、船橋市の残された中心地のところでもあるので、まずそもそも論として都市計画をしっかりと考えた上で是々非々を問うべきだと考えるので、継続を主張する。  以上のとおり、継続審査を求める動議があったので、まずこのことについて諮ったところ、全会一致で継続審査することと決した。    ──────────────────  以上をもって付託事件の審査は終了。    ──────────────────  委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。         15時48分休憩    ──────────────────         15時55分開議 2.船橋市商工業戦略プラン(素案)について(報告) [理事者説明] ◎商工振興課長 それでは、船橋商工業戦略プランについて説明させていただきたいと思う。  議案等の説明会のときにお配りした、この概要版に基づいて説明させていただきたいと思う。  あともう1つ、重点プロジェクト進捗管理表、こちらのほうもお配りした。こちらも後に説明資料となる。  それでは、説明させていただく。1ページ、1枚目をおめくりいただきたい。  策定の趣旨。近年、本市の商工業を取り巻く環境は大きく変化が見られる。少子高齢化の進行に伴い、30代、40代の生産年齢は既に減少局面に入っている。将来的には商工業の担い手不足も懸念されるところである。また、インターネット等の情報発信の多様化に伴う情報通信技術が急速に進んでいる。製造業においては、海外進出時に伴う国内の産業の空洞化、医療・福祉サービスなどの新たな分野の産業が伸長するなど、産業構造は大きく変化しているところである。  策定の目的として、このような新たな環境の変化に対応して、本市の商工業が持続的な発展を遂げるためには、事業者が主体的かつ積極的に他事業者・団体等と連携して、各種支援策を活用して、事業拡大を図るなど、みずからの力で勝ち抜く行動力をつけていくことが必要不可欠である。  現在国が進める地方創生や5年後に行われる東京オリンピック・パラリンピックの開催など、市の経済成長の追い風と捉えて、商工業の持続的発展に向けた方向性を戦略プランとして策定した。  戦略プランの計画期間についてであるが、28年から37年までの10年間を計画期間としている。最初の5年間の前期戦略は、優先的かつ重要度の高い事業を推進する。その後の5年間を社会経済情勢の変化や戦略プランの進捗状況も踏まえて、必要があれば、事業を見直すなど、後期戦略と位置づけている。  戦略プラン、この計画の位置づけについては、船橋市総合計画を上位計画として、後期基本計画で定めた6つの「めざすべきまちの姿」の実現に向けた商工業振興の分野別計画の位置づけたものである。推進に当たっては、市の関係計画、関連計画及び国・県の計画との整合性を確保しながら、この戦略プランの実現を図っていく。  2ページに移らせていただく。商工業のポテンシャル及び商工業振興の主な課題である。この戦略プランを策定するに当たって、事業者や消費者へアンケート調査や企業・業界団体にヒアリング調査を行っている。それで、市内の商工業の現状を把握した。  以前お配りしたこのピンクの船橋市商工業戦略プラン基礎調査報告書、これにもよるものであって、この、いろいろ分析の結果、整理した商工振興、商工業の振興の主な課題をもとに、この戦略プランを策定したところである。  策定過程を見ながら説明させていただきたいと思う。4ページの船橋市商工業戦略プラン体系図をごらんいただきたい。本市の10年後の商工業の姿をチーム船橋でつなぐ市民力と産業力、オンリーワンシティ船橋と掲げた。商工業のポテンシャルを最大限に生かして、10年後の船橋を「住みやすい街から住みたい街」へといった魅力あふれる都市へと発展させていくために、市民と事業者が「チーム船橋」として密接に連携、「船橋らしさ」が際立った産業力と市民力によるオンリーワンシティ船橋を目指す。  この将来像の実現に向けて、商業戦略、工業戦略、横断的戦略の3つの戦略を立てて、各目標を掲げた。  商業戦略は、「おもてなしで人を惹きつける魅力あふれる商都」、工業戦略は「創造と連携で未来を切り拓くものづくり」、横断的戦略は、「持続可能な産業基盤とネットワークの形成」、この3つを戦略に、目標から基本戦略を導き、施策を掲げた。  施策ごとに取り組む重点事業としてこの6ページ以降に記載してあるが、まあ20の取り組み事業を定めて、その事業を「つなげる」「育てる」「集める」「極める」「広げる」のキーワードのもと、5つのプロジェクトにまとめて、市の商工業の進むべき道を見える化した。  6ページをお開けいただきたい。「つなげる」チーム船橋プロジェクトであるが、オンリーワンシティ船橋の将来像の実現に向けて、市民・事業者等が一体となったチーム船橋として連携強化を図る。プロジェクトの概要としては、商工業のポテンシャルを最大限に高めるため、産学官金等の連携促進、インターネット通信や受発注のシステム構築等、販路拡大に向けた取り組みの推進、また、商店街や大型小売店等が地域と密接につながったまちづくりを進めるものである。  その下の表の見方だが、ロードマップと書いてある。この5つの事業プロジェクトごとに短期、中期、長期別にいつまでどこが主体となって、どの団体と連携し、事業に取り組むかの、そのロードマップと取り組み事業に示してある。  7ページに移って、その取り組み事業であるが、1つ目としては、市民と事業者、産業連携の推進を目指すチーム船橋推進プロジェクト、2つ目としては、船橋商工会議所が主体となって、市内企業の販路拡大等につなげていく協働ビジネスマッチング事業、3つ目として、企業等のホームページ等活用支援事業の3つの事業がある。  次に、8ページに移らせていただきたい。「育てる」「人」が輝くプロジェクトである。創業者の育成、多様な人材活用に関する事業を推進していく。プロジェクトの概要としては、次世代の産業界の担い手となる若手経営者や創業者の育成、あらゆる労働者が生き生きと働ける社会の構築、ダイバーシティやワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む企業を積極的に支援していく。  右のページに移り、取り組み事業であるが、1つ目、経営者としての資質を高め、体力ある創業者を育成、また、第二創業を目指す事業者にも門戸を開き、将来の商工業者の担い手を育成する若手等創業第二創業者育成事業、2つ目としては、多様な雇用に対する体制の整備を推進するダイバーシティ推進事業、3つ目として、企業と大学生、高校生の効率的なマッチングを推進するインターンシップ推進事業、4つ目として、小学生を対象にものづくりや科学に対する関心や好奇心を持たせる事業の地域産業を担う子供育成事業の4事業である。  次に、10ページに移らせていただく。ちょっと駆け足で申しわけない。  「集める」「賑わい」創出プロジェクトである。商業・観光振興の推進により、「賑わい」を創出する。  プロジェクトの概要だが、宿場町としての歴史、県内随一の公共交通の利便性、集客力の高い集客施設などがあるほか、市民まつりや千人の音楽祭等、多彩なイベントが開催されていて、市内外の人で活気に満ちあふれている。地元商店街や大型商業施設が両輪となり、さらなる賑わいの創出へ取り組みを進め、地元商工業者の事業に寄与するような仕組みづくりを推進する。  取り組み事業としては、右のページに移るが、1番目、商店街まちづくり・賑わい推進モデル事業、2つ目として、おもてなし、店舗、デザインオリジナリティ等の個店を広報して、商店街の賑わいにつなぐ個店の魅力向上事業、3つ目、市内主要駅の商店街で次世代に継承できるようなまちづくり協定の推進、4つ目として、商店会や地域団体との連携、賑わい創出等に取り組む大型商業施設連携支援事業、5つ目として、歴史・文化的遺産や船橋発の産品などの観光資源を広く発信するなどの観光文化地域活性推進事業の5事業である。  12ページに移る。「極める」イノベーション創出プロジェクトである。創業環境の充実と創業支援による船橋版のイノベーションを創出していく。  プロジェクトの概要だが、高い技術力を有する中小ものづくり企業の底上げや国内外に向けた情報発信を積極的に行い、高い付加価値を生み出す産業集積を進めて、船橋市発となるイノベーションの創出を推進していく。  右のページに移るが、取り組み事業として、1番目、医療・健康・環境・新エネルギー等の成長産業の市内立地の促進、2つ目、販路開拓の支援、新たな製品、サービス開発を支援するベンチャー企業育成事業、3つ目、製造業や研究施設の市内創業を促進する製造研究所賃貸施設の整備支援事業、4つ目、六次産業化への支援などによる中小企業の開発力・販売力向上支援事業、5つ目、製造業等の創業の安定のために容積率の緩和やシリコンバレーのような新たな工業団地の整備を要件とする工業団地強化推進事業の5事業である。  次に、14ページに移らせていただく。「広げる」ビジネスチャンス拡大プロジェクトである。国内外の販路拡大、産業のグローバル化を展開する。  概要だが、本市は羽田や成田の国際空港のほぼ中間に位置していて、グローバル化を進める素地に恵まれている。5年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催で、インバウンド──外国人観光客の増加、アジアの人口増加が見込まれるなど、世界のマーケットはさらなる発展の可能性がある。世界を視野に入れた販売促進の強化やインバウンド誘致の促進、世界で戦えるベンチャー企業の輩出等、産業のグローバル化を展開していく。  右のページに移らせていただき、取り組み事業だが、1つ目、ジェトロ千葉と連携して、各種セミナー等の支援や補助を行う、海外販路拡大支援事業、2つ目、特産品の販売や市の魅力をPRする拠点となるアンテナショップの設置などを検討する、国内外へ広がる販売拠点事業、3つ目、東京オリンピック・パラリンピック開催を視野に行うインバウンド誘致促進事業の3事業である。  以上で、5つの重点プロジェクトと20の取り組み事業である。  次に、16ページに移り、重点プロジェクトの役割分担である。市、商工会議所、業界団体、大学、教育機関、市民事業によっては国・県と連携して、施策事業を効果的かつ効率的に推進する。事業の主体はおおむね市であるが、ごらんのとおり、星がついているが、3事業については商工会議所が主体的に行っていただく事業もある。  最終ページであるが、商工業戦略プランの推進に向けて、戦略プランに関係した各団体が継続的な進捗管理や意見交換ができる仮称船橋商工業戦略プラン推進会議を新たに設置する。また、5つの重点プロジェクトそれぞれに推進組織を置き、取り組み事業ごとに設定する目標値達成度や事業の進捗状況を年次で確認して、必要に応じて事業の見直しを行う。また、統計データによる定点調査や必要に応じて行う市民・事業者へのアンケート調査等を行い、検証の結果、十分に効果が出ていない分野はフレキシブルに施策事業の見直しを行う。  ちょっと駆け足で申しわけないが、船橋市商工業戦略プランの説明は以上である。  こちらの資料だが、先ほど推進組織を置きということでお話ししたが、各事業ごとに素案である。策定委員の皆様にある程度見えないで、どういうことかということをお尋ねあったので、大体このような形の具体的な取り組みを書いて、一番下に進捗管理指標なるものを置いて、これで進捗管理していただくというような表になっている。  一応、内容については、これをやるとか、そういうような事業を展開するというようなお話ではなくて、一応素案、たたき台として書いたものであるので、あらかじめご了承いただきたいと思う。    ……………………………………………… [質疑] ◆つまがり俊明 委員  具体的な地域というわけではないのだが、今後そのシリコンバレーのような新たな工業団地の整備とかいうお話もあるのだが、ちょっとこの前、北部の地域の方とお話しする機会があって、非常にこの全体像としてはなかなか……。もうこれ、パブコメやっているよね。 ◎商工振興課長 これからである。 ◆つまがり俊明 委員  これからだったか。でも、素案自体はあれだったか。ホームページか何かに、ネットには出ているね。出ているのでお話を聞いたら、いわゆる北総エリアというのは地盤が非常にいい。データセンターとか、IBMなんかも出てきているので、これからあと、成田へのアクセス、成田からのアクセスというのも非常にいい地域なので、そのあたりの開発の余地というか、可能性というか、そういうのもぜひ探っていただきたいなというようなお話があったので、まあ、どうしても谷津インターチェンジができて、これから湾岸域の物流のよさというのが非常に注目されるが、北部のよさもまたあるので、それを生かした形でまた取り組みをしていただければと思う。 ◆浅野賢也 委員  商工業戦略プランをつくるに当たって、最後、一番後ろの重点プロジェクトの役割分担というところがあるのだが、商工会議所に課されている役割というのは非常に多いように感じるが、策定に当たっても、このプロジェクトの中に商工会議所の方の同意とかというのはとれているとは思うが、これ、余りにも偏って商工会議所に負担が大きいのではないかと思うのだが、この辺というのはもう同意はとれているとかいうのはあるのか。 ◎商工振興課長 当然、商工会議所の方々と十分協議した結果、このようなことで同意いただいて、このような役割分担になったということである。 ◎経済部長 商工会議所で既に今取り組んでいる事業の拡大版もあるので、全部これが一からというわけではない。 ○委員長関根和子) この星印が主体。だから、商工会議所と連携というところが多いのは多い。 ◆斉藤誠 委員  1個だけ。この進捗管理表の10ページのところで、先駆商店街の人たちと書いて……これ。 ○委員長関根和子) こっちのね。 ◆斉藤誠 委員  10ページ。(「20ページ」と呼ぶ者あり)10ページ。28年度に先駆商店街の視察と書いてあるが、具体的にどこの。(「先駆商店街」と呼ぶ者あり)10ページ。10。(「ああ、これか。実施概要」と呼ぶ者あり)進捗管理表ね。(「進捗管理表」と呼ぶ者あり)そうそう。それの10ページだと思うが、ないか。プロジェクト名「集める」(「賑わい」創出プロジェクト)と書いてある。(「平成28年度」と呼ぶ者あり)28年度、お見せするか。先駆商店街の視察というのは、参考までにどちらに行かれるのかなと思って。 ◎商工振興課主幹 まず、こちらのほうはまだこの後、検討させていただくが、横浜のほうの元町商店会であったりとか、まあほかにもちょっと商店会名、失念してしまって申しわけないが、横浜近隣のところで3商店会くらい、やはりこのまちづくり協定をもう既に実施されて、あくまで長い年数をかけてまちづくりというところで成功されているということがあると聞いているので、そういったところを参考に視察をできればなと思っている。 ◎商工振興課長 補足だが、先ほど申し上げたとおり、これはたたき台の案であって、策定委員会の委員の皆様にどういう具体例を出して、こういうふうにお見せしたような内容であるので、十分このプロジェクト、この内容については、この各プロジェクトがつくる進捗組織に十分お話しいただきながら、会話しながら進めていきたいと思っている。 ◆滝口一馬 委員  このプロジェクトの中で一番大事なのは、やはり今おっしゃられたように進捗管理の徹底と、あと、この17ページに書いてあるフレキシブルな施策、事業の見直しということが一番重要な……やったらやりっ放しということではなくて、ここが一番大事なところだとは思うが、これはいつ誰がどのような形でしっかりと見直しをして、かつそれをまた見える化していくのかというのをお聞きできればと思うが。 ◎商工振興課長 先ほど申し上げたとおり、船橋市商工業戦略プラン推進会議、これはあらゆる……。こちらの素案のほうにも入れたと思うが、一応お持ちで……。 ○委員長関根和子) 持っている。 ◎商工振興課長 ないか。こちらの素案の50ページの各団体さん、これに関与、策定委員もやっていただいたが、各いろいろ関係する団体さん、商工会議所さん、商店会連合会さん、地工連、観光協会等々、有識者、市民委員、行政からは経済部長と、この面々の委員で全て、集まって進捗管理を総合的に見ていくと。で、この下部組織として推進組織も設けるので、そこでしっかりと進捗管理していくということである。 ◆滝口一馬 委員  その進捗管理は、じゃあ、また見える化という形でフィードバックをされるという認識でよろしいか。 ◎商工振興課長 おっしゃるとおりである。 ◆渡辺ゆう子 委員  質問というか、ちょっと意見だが、本当、華々しいプランに見えるが、最初のところで策定の趣旨・目的で、いろいろ支援を通じてみずからの力で勝ち抜く行動力をつけていくことが必要不可欠、そこへの支援が本当に重要だと思うが、それで、いろんな分野があるが、やはり各その地元の商店街が今シャッター商店街とか、後継者いないとか、停滞しているところが多々あって、商店会に入っていないという方もふえている中で、つなげるということに期待したいわけだが、ここで見ると、インターネットの活用のようなところが重視されていて、孤立しがちな、停滞ぎみな商店街が魅力ある組織として生まれ変わっていくような支援がやっぱりそこに市がどういう力を出していくのかというところを期待したいと思ったので、感想だが。 ◎商工振興課長 そこの点であるが、つなぐというような……確かにおっしゃるとおりだと思うが、「集める」「賑わい」創出プロジェクトの中で商店街まちづくり・賑わい推進モデル事業とか、そういったところで、賑わうというそのテーマでもって、商店街の方々にぜひともこの機会を狙って振興していただきたいと願っている。 ◆渡辺ゆう子 委員  やはりそこの支援。スタッフのこともあるが、やっぱり具体的な市の支援が、もういろんなところと連携してとあるが、なかなかそれが今までうまく機能してこなかったところがあるので、やはり具体的な、自力で活性化をしていく集団への市の援助、そういうところを重視していただきたいなというところを意見として申し上げておく。    ────────────────── 3.視察の感想について ○委員長関根和子) 7月24日に本委員会で船橋市地方卸売市場を視察したので、その感想を述べていただきたいと思う。なお、本日出された感想をまとめたものを参考にしていただくために、所管課にお渡しするので、ご承知おきいただきたい。それでは、お願いする。  ちょっと前で忘れてしまったという人が多いのではないかと思うが、せっかく市場に行ったので。 ◆渡辺ゆう子 委員  施設の老朽化というのを本当に目の当たりにしたわけだが、いろんな品物が集まってきて、市場の活気というものは感じたが、残念ながら、取引のある時間に行ってないので、実態がどうなのかということをつかめなかったなという印象を持っている。
     市場の果たす役割を、ちゃんと発揮していくために、何が必要かというのを残念ながら、私も実感として捉えられなかったが、でも、取扱量が減ってきているのだろうが、果物、野菜とか、お魚、ほとんどもうなかったのだが、たくさん物が集まってきているというのは、業務の後の感じで感じとったのだが、いろいろな施設の老朽化と、あの設備を生かして市場の地方市場としての役割をきちんと果たしていく、その発展していくために何が必要かというところは課題とだけ、させていただいたというところにとどまっている。ありがとうございました。 ◆桜井信明 委員  視察に行かせていただき、説明を受けた中で、取引の量がかなり減っているという現状もあるという中で、船橋の中心部にある市場というところをこれからどう発展させていくのかというのが大事なことかなと非常に感じた。  中を見させていただいた中では、本当に多くの業者さんも本当に多くの取引をしながら、スイカとか、こういろいろ果物とか、たくさんありながら、それぞれの場所にも冷蔵施設がちゃんとあったりしてあったので、本当にそういった施設を生かしながら、これから船橋がもっと多くの地域に知ってもらえるような、中心となるそういう市場になっていってもらいたいなと感じた。 ◆つまがり俊明 委員  おいしいお昼をいただいたなと思っているが、隠れた名店というのも大変あって、また勉強、もっとそういったものがもっと外に広がっていくようにと思うが、お昼を食べながらちょっと議論があったことは覚えているのだが、やっぱり関連事業者さんの店舗についてもこれから老朽化というお話があって、そうすると、やっぱり長期的にどうしていくのかという、目の前で老朽化したからというのではなくて、やっぱり全体ビジョンとしてどうしていくのかというのは、やっぱりある程度政治のほうが示していかないといけないことなのかなというのはちょっと感じた。  今回の管理棟にしても、できることはいいが、やっぱり8億円の物件に関する契約案件というのは企業会計ということで独立しているので、そこに関してはそんなに私たちも……こちらから積極的に言わないと、情報提供とかというのはそんなにないと思う。だから、議会としていい意味で関与していくのにはどうしていくのかというのは、ちょっと考えて、まあ変革期なので、考えていかなければいけないのかななんて、そんなことを感想として持った。 ○委員長関根和子) ありがとうございます。何か管理棟のほうももう、木の伐採がもうされたね。この間行ったときはあったが、もう伐採されたね、始まったね。 ◆浅野賢也 委員  私も市場自体の施設の老朽化というところはかなりもう進んでいる状態なので、早急に考えなければいけないところもあるが、中央から地方の卸市場になったということで、大分市場の役割というところも変わってきているのかなと思うので、その辺も踏まえて、施設の更新とかというものを考えていかなければいけない。鮮魚のほう、魚屋さんのほうは大分、店舗のほうも少なくなってきて、あいているところもあったので、少しその辺も考えながらいかなければいけないし、関連商、附属商のほうも大分老朽化が進んでいて、耐震がもうだめだということで、賃貸にも回せないというところも出てきているので、その辺も考えて、長期的に見て市場のあり方を考えていかなければいけないなということを思った。 ○委員長関根和子) 関連のほうも大分あきがあったもんね。 ◆渡辺賢次 委員  今、皆さんからお話出たが、私は今回の管理棟が新しく建てる段階で本当は長期的なそういった見直しの案を持ってやるべきだと思っていたが、そこまで至らずに、今回は安全的な面で早く建て直すということでこう進んできているが、やはり取扱高がかなり減っている中で、やはり市場の中をこうやっていじっていくには、やはりそういった長期の政策を持ってやっていくべきだなと感じた。 ○委員長関根和子) ありがとうございます。  斉藤委員、いかがか。 ◆斉藤誠 委員  まあ皆さんおっしゃることに含まれているので、特に結構。 ○委員長関根和子) 鈴木いくお委員は。 ◆鈴木いくお 委員  皆さんの言ったとおりだと。 ◆滝口一馬 委員  今回地方市場の視察ということで、どちらかというと、管理運営する側からのいろいろなお話をお聞きし、施設の見学というような形だったと私の中では理解をしている。  また、実は市場の中では実際に現場で働かれている方々、青果であったり、水産であったり、関連棟、また、その周りにはまたそれに付随する業者の方々がたくさんいらっしゃる中で、できれば今度は現場で働かれている方のまたご意見等もお聞きできれば、またよろしかったのかなと思うところである。 ○委員長関根和子) ありがとうございました。  それでは、ただいまいただいたご意見を事務局にまとめていただいて、所管のほうにお渡ししていきたいと思う。    ────────────────── 4.行政視察について ○委員長関根和子) お手元に行政視察行程表を配付しているので、ごらんいただきたい。視察内容について、書記より説明をさせる。 ◎担当書記 本日お手元に行程表と緑の封筒、視察関係配付資料ということで、今回、視察にお伺いする項目に関することの資料として提出させていただいている。委員の皆さんには一応これから視察までの間、こちらの資料をご一読いただければ幸いかと思う。  まず、行程表のほう、先にご説明をさせていただければと思う。  期間は皆さんご承知のとおり、10月26日の月曜日から28日の水曜日、視察先については鹿児島市、熊本市、久留米市、北九州市、2中核市、2政令市になる。  行程である。10月26日だが、まず鹿児島のほうに空路で向かうので、羽田空港旅客ターミナル、第2旅客ターミナルのほうに9時に集合して鹿児島市のほうにお伺いする。鹿児島市のほうでは、インバウンドを見据えた着地型観光調査、それと遊休農地バンクという2項目を視察をさせていただく。この日については、鹿児島市に宿泊という形になる。  翌27日である。鹿児島から出発して移動兼視察という形になる。まず、熊本に移動して、熊本市では農産物のブランド開発及び販路拡大について。そしてまた移動して、久留米のほうに移動して、久留米ではとんこつ戦略プランという観光プランの関係を視察させていただく。この日については福岡市内、一応博多駅周辺を予定しているが、福岡市内ということで宿泊を予定している。  3日目である。10月28日水曜日。宿泊先、博多駅から北九州のほうへ向かう。北九州市においては、北九州エコタウンを視察させていただき、それで空路、帰路につくという形の流れになっている。  簡単な流れだが、一応ご説明をさせていただいた。 ○委員長関根和子) ありがとうございます。  それと、この視察の行程の中で、池沢みちよ委員のほうから提案されていた直売所の……休憩をまずさせていただく。         16時32分休憩         16時40分開議 ○委員長関根和子) 視察日程及び視察項目については、行政視察行程表のとおりでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) それでは、視察日程及び視察項目については、そのように決定する。  現在のところ、参加に都合の悪いという方はいらっしゃるか。大丈夫か。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) それでは、今後、都合が悪くなってしまった方はお早目に書記まで連絡願う。なお、書記が確認したところ、9月28日を過ぎたら、キャンセル料が発生するとのことなので、ご了承いただきたい。視察資料等は今定例会中にお渡しするので、よろしくお願いをする。  また、同行理事者は経済部長にお願いすることとしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) 経済部長だけでいいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) それでは、そのように決する。  行政視察について、他に何かあるか。 ◆斉藤誠 委員  噴火の状況をよく頭に入れておいたほうがいいかな。 ○委員長関根和子) その辺はまた様子を見ながら、最終判断をしていくということで。 ◆斉藤誠 委員  はい、お任せする。    ────────────────── 5.船橋市漁業協同組合及び船橋市商店会連合会との意見交換会について ○委員長関根和子) 船橋市漁業協同組合及び船橋市商店会連合会との意見交換について、第3回定例会の後に日程調整ができたら行うこととなっていたが、両団体から希望の日程を提示された。  まず、船橋市漁業協同組合の希望日は11月12日木曜、または11月13日金曜、時間帯については両日とも午前。天候がよければ、乗船し、沖から漁場、三番瀬の確認をし、三番瀬みなとやを見学、その後、意見交換。ただし、天候が荒れた場合は、乗船はできない様子である。  次に、船橋市商店会連合会の希望日は第1希望、11月4日水曜日、第2希望11月10日火曜日、または11月11日水曜である。時間帯については、両日とも午前、午後どちらも可能。商連からはプレミアム商品券について意見交換をしたいとの希望があった。  この両方の日程を考えると、11月の第2週は漁組との意見交換会を予定しているために、日程が大変密になってしまうと思う。  この両団体から示された日程について、ご協議いただきたいと思う。 ◆斉藤誠 委員  4定のことを頭に入れておかなければいけないと思う。で、先ほど会派代表者会議があったので、関根委員長もいらっしゃったので、まあその正式な通知はないのだが、11月20日ぐらいからということで、どうも執行部は12月のクリスマスイブ前にはというような話だった。  そういう中で、これから議会運営委員会等でも話し合いすると思うが、もし日程が前倒しになるというようなことも考えておかなければいけないので、なるべく早く前倒しでやったほうがいいと思うので、ぶつかってしまうとどうしてもそちら優先で、せっかく約束しているのに漁組の方とか、商連の方に迷惑をかけてはいけないので、その辺をご配慮いただきたいと思う。 ○委員長関根和子) じゃあ、その辺を考えると、商連のほうが第1希望が11月4日ということで、一番早い日程を出してくださっている。ここで商連との意見交換会を行って、実施をして、漁業協同組合のほうは11月12日、天候が悪かったら13日ということで、そのような考え方でいかがか。 ◆浅野賢也 委員  11月12日の2時から都市計画審議会が入っているのだが。 ○委員長関根和子) 2時から。 ◆浅野賢也 委員  14時から。 ○委員長関根和子) 14時。午前中に終わらないのかな、これ。 ◆浅野賢也 委員  両方やるみたいなこと言っていた。 ○委員長関根和子) 監査もあるのか、12日。じゃあ、難しいね。じゃあ、13日にして、天候が悪い場合はもう乗船はできないということでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) まず、商店会連合会は11月4日。午前、午後どちらでもいいということだが、どちらにするか。商店会はどうなんだろうか。午前中やってしまったほうが向こうはありがたいのか、どうなのか。      [「忙しいんじゃないかな。いつも、例年だと1時ぐらいから」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) 1時ぐらいから。じゃあ、1時、午後でいいか。      [「時間の希望までは聞いてないってこと」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) 向こうの希望は聞いて、どちらでもいいということ。      [「あ、どちらでも」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) どちらでも、向こうはどちらでもいいと。      [「じゃあ、あとは我々で考えれば」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) どちらが、皆さんの都合がいいか。まず、11月4日商店会連合会。      [「何時間ぐらいを想定しているんですか」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) せいぜい2時間ぐらいではないか。      [「だったら、午前中」「午前中」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) 10時から12時。それでいいか。2時間ぐらいでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) じゃあ、10時からとする。11月4日10時から12時。それで、場所は役所のほうでよろしいか。 ◎担当書記 場所は調整をして……。 ○委員長関根和子) じゃあ、向こうと一応調整していただきたい。  それから、漁業組合は11月13日、これは午前からということだが、時間は向こうはおっしゃっているのか。 ◎担当書記 まだだが、乗船の時間等は逆算して、場合によっては、9時とか、早い時間になるかもしれない。 ○委員長関根和子) じゃあ、それも協議をして、またお知らせいただきたい。じゃあ、13日の午前。  では、そのように決定をさせていただく。    ────────────────── ○委員長関根和子) 他に、皆さんのほうで何かあるか。閉会中の活動について、もし提起があったら。ただ、なかなか今回忙しいと思う。視察が入って、この両団体の意見交換をやると、ちょっと難しい。  それで、あと、商工会議所の方なんかも受け入れてくださるというお話もある。だから、その辺はまた様子を見ながら日程を入れさせていただくということで、また、皆さんとご相談させていただくので、よろしいか、それで。      [「はい」「よろしくお願いします」と呼ぶ者あり] ○委員長関根和子) それでは、以上で本委員会を散会する。         16時49分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長   関根和子(日本共産党)  副委員長  滝口一馬(自由民主党)  委員    桜井信明(公明党)        鈴木いくお(公明党)        渡辺ゆう子(日本共産党)        浅野賢也(船橋清風会)
           つまがり俊明(新成)        渡辺賢次(市政会)        池沢みちよ(市民社会ネットワーク)        斉藤誠(民主党) [委員外議員]        長谷川大(研政会) [傍聴議員]        長野春信(船橋清風会)        川井洋基(自由民主党)        三橋さぶろう(民主党) [説明のため出席した者]  大山総務課長(参事)  梓澤法務室長(副参事)  小川市民生活部長  原戸籍住民課長  須永環境部長  大久保環境保全課長  福田経済部長  宇田川商工振興課長  御園生商工振興課長補佐(主幹)  加納農水産課長  中村都市計画部長  臼井都市総務課長  豊田建築部長  榎本建築指導課長  井上宅地課長(参事)  大沢農業委員会事務局長     その他 課長補佐、事務局次長、係長、担当 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 市原議事課長補佐          山田議事課主事          矢野庶務課主事...