船橋市議会 > 1981-12-16 >
昭和56年第4回定例会−12月16日-05号
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  1. 船橋市議会 1981-12-16
    昭和56年第4回定例会−12月16日-05号


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    最終取得日: 2021-04-25
    昭和56年第4回定例会−12月16日-05号昭和56年第4回定例会  昭和五十六年第四回船橋市議会定例会会議録(第五号) 〇議事日程 第五号   昭和五十六年十二月十六日(水曜日)    午後一時開議  第一 一般質問(前会の続き)  第二 陳情取り下げの件(第二三号千葉ニュータウン交通問題改善等に関する陳情(継続審査事件))  第三 請願第七号及び陳情第五一号ないし第七九号  第四 会議録署名議員の指名       ───────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜        午後一時八分開会 ○議長(長谷川勝巳君) 出席議員数が定足数に達しておりますので、これより、本日の会議を開きます。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) 議事日程は、配付したとおりであります。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜
    ○議長(長谷川勝巳君) 日程に入ります。  日程第一、一般質問を行います。  前会に引き続き、順次質問を許します。  四十四番大沢元吉君。       〔四十四番大沢元吉君登壇、拍手〕 ◆四十四番(大沢元吉君) 通告に基づきまして、質問さしていただきます。  風致地区申請においての、風致地区に関してのご質問をしたいと思いますが、この風致地区という問題は、これは県条例でございますけれども、皆様方もご承知のとおり、海神地区金杉地区それから藤原地区、この三地区がこの条例に指定されているわけでございます。私は、この指定されておりまする……       〔私語する者多し〕 ○議長(長谷川勝巳君) ご静粛にお願いします。 ◆四十四番(大沢元吉君) (続)三地区の小規模住宅人たちが、建てようとしても建てられないというような、こういうようないわば弱者が困っておる、こういった問題について、これらを何とか特例を設けて、そうして弱者を救うという意味を持って、自分はここに質問をするわけでございます。  この条例が、要するに風致地区ということになりますと──五十万市民が恐らく緑の住みよい町づくり、住みよい町にしたいという願いは、それぞれ市民全部が思っていることだろうと私思います。私もその意味においては同感であり、それこそ緑の多い町づくりという問題については、なお一層私も思っている一人でございますけれども、その陰において、この条例のためにどうしても、先ほど申し上げましたとおり、建てたくても建てられない、正規の申請を出してもとうていこれは許可にならない、というような事態が実際にあるわけでございます。そうして建築指導課の方に行きますというと、これは県条例でございますというわけで赤紙を張られて、そうして勤めに行っている人たちが、通知書が来て、何月何日に来い、こういうことであるから会社を休んできて、そうして実はこういうわけでどうしてもできないんです、何とかならないでしょうか、というのが現実問題として建築指導課でも、私はそれが実態ではなかろうかと思うわけでございます。  そういう意味合いから、いまこれから条例をここで読み上げますけれども、この条例が県条例として四十五年六月十四日施行されているわけでございます。いま申し上げましたとおり、この条例は決して悪い条例ではない。将来孫子の代まで緑の住みよい町になるという最たるものであるということで、私もこの条例については、それこそ守っていかなきゃならないという反面、との条例のためにできないというようなのが──いまこれから条例を読み上げますけれども、許可の基準、第四条でございますが、「知事は、第二条第一項各号に掲げる行為で次の各号の一に定める基準に適合しないものについては、同項の許可をしてはならない」あとは省略しますが、今度その位置の問題ですが、「建築物(仮設の建築物及び地下に設けるものを除く。)の建築については、次に掲げる基準に適合するものであること」──。  これから問題が出てくるわけでございますが、イでございますけれども、当該建築物の高さが十メートル以内──これは高さ制限でございます。それからロのところに、当該建築物建築面積敷地面積に対する割合が十分の四──要するに四割でございます。これも非常に苦しい小面積のものでは建てられないという問題がここにあるわけでございます。その次の問題が、ハのところ、これが一番大きな問題でございます。当該建築物の外壁またはこれにかわる柱の面から敷地の境界線までの距離が、道路と敷地の境界線の部分にあっては二メートル以上あけなさい──要するに敷地がある、その道路があるところから二メートル以上セットバックしなさい、こういうことでございます。それからさらに、今度は隣の境界線から一メーターセットバックしなさい、これをしなければ許可をしない、こういうことでございます。(「家が建たないじゃないか」と呼ぶ者あり)  そうした場合に、三十坪や三十坪以下の人たちが、何でこれでうちが建ちます。その小住宅の人がこの四十五年以前に、それこそ一生懸命働いて、だれもがそれこそ狭いながらわが敷地であり、宅地であり、小さなうちでも建ててというのは、私は夢であろうと思うんです。その人たちが四十五年以前に──私の質問しているのは、四十五年以後のものは、この条例は大いに守っていただきたい、そうして緑を残してもらいたい。しかしながら、四十五年以前の、こういう小住宅を買い求めた人が、今度は二十年たち今日になって建てかえようとするというと、この条例にひっかかって、幾ら申請してたってこれは許可にならない、こういうような実態でございます。ですから、これを何とかしていただきたい。  ということは、いまからさかのぼりまして四十七年の十二月の定例会に私は同じ質問をしているわけでございます。それがいまだかつてまだ少しの進展もしないで、この小住宅の人が泣いておるというようなことで、私はぜひともこれらを直さなきゃならない問題ではなかろうか、こういうつもりで私はご質問したわけでございます。  そこで、私はお伺いしますけれども、この条例で理事者の方々が三十坪以下──私はできないと思いますけれども、建築が正規の申請が許可になるようなふうであるか、あるいはできると思うかどうか、これを第一問で聞きたいと思うんです。できるならできる、(「風呂場だけだよ」と呼ぶ者あり)できないならできない、答えていただきたいと思うんです。  それから、私が先ほど申し上げましたように四十七年の十二月定例会で、その当時の答弁された方が建設局長西田局長さんでございます。そのときに、これは県条例でございますからこちらではどうにもなりません、というような答弁でございます。それで私はそのときに、県条例であるからどうかこの小住宅の弱者を救うためにもこの条例の特例を設けていただきたい、ぜひともそれをお願い申し上げたいと強く要望します、と言って私はそのときに下がった経過があるわけでございます。ですから、この条例の特例について、理事者の方々が県に対してこれらの問題を話し合ったことがあるか、あるいはそういう折衝をしたことがあるかどうか、この点について第一問をお伺いしたいと思います。(「四十七年からだからな、十分検討する時間があるんだ」と呼ぶ者あり)       〔都市部長高橋博君登壇〕 ◎都市部長(高橋博君) 風致地区の問題につきましてご答弁申し上げます。  まず、船橋では昭和十三年の十月から葛飾、中山競馬場、法典、滝台と四風致地区都市計画決定をし、これが現在に至っている次第でございます。都市計画法の精神といたしましては、都市の風致を維持するためにこういう地域を指定しておりまして、本市では、昭和三十年代後半から急激な人口増加にあわせ宅地の開発も活発となった結果、ご質問者のご指摘のとおり、緑とオープンスペースが非常に少なくなってきました。これらの現状を考えてみますと、市においても大事な風致地区を十分残していきたいという一面がございます。  それから、ご質問者の中で三十坪以下の建築ができるかということでございますが、建てかえ以前の機能までの回復はできないまでも、条例の中での建築はできるというふうに解します。  それから、県との話し合いということでございますが、これは現在の法体系あるいは県条例の中では非常にむずかしいわけでございますが、用途地域の変更あるいは計画の変更の都度に、県とは話し合っておるのでありますが、やはり風致地域の精神と申しますか、都市計画の精神からいきますと、なかなか県の方からも、わかりました、というお話は引き出せないという経過でございます。  何とぞご理解願いたいと思います。       〔四十四番大沢元吉君登壇〕 ◆四十四番(大沢元吉君) 第二問をいたします。  この三十坪以下でもできるというような部長さんの見解ですけれども、三十坪以下二十五坪ぐらいのもので、道路面から二メーター五十を引いてですよ、セットバックして、境界線から一メーター引いて、それでできるという、私はこれは理解できない。  どういうふうなことで──それも先ほど言ったようにですね、一問の中で申し上げたとおり、要するに私はこの条例が出た四十五年六月ですね、六月から施行された後においてはですよ、当然緑を残すということだから、大いにこれは守ってもらいたい。これは、私は先ほど言ったように、緑を残すという非常にいい条例なんだから、これは当然そうすべきだと私も賛成しているんだ。  だけれども、四十五年前に建て売り住宅を買って、その人たち建て売り住宅だから余りいい建築じゃない、土台も崩れるあるいは何かだというので、今度は建てかえようとするというと、この条例が後からできているんですから、そういう人たちを救済してやることをしたらどうかということで、そうなるというと、理事者の方々は私に言わせるというと、これは悪く言えばですよ、私は言いたくないんですけれども、この条例でもできるんだ、それだからあくまでも違反であるといって、赤紙を張って何月何日までに出頭しろ、こうだ。  理事者の方々は、行政の上においてはそれこそ市民に対して温かい行政の上に情けを持ってやらなきゃならぬというような問題で、こういうような実際に建てられないということは、私は腹の中にあると思うんです。なんで、二十五坪や三十坪でこの条例でできるわけがないんです。私は、できるということについては、非常に疑問を持つわけです。  どういうふうにやったらできるか、この点は、一応こういうふうにやればできるんだということを、私は説明願いたいと思います。これは答弁していただきたいと思います。できないというなら私は理解できるから、これで二問で下がってですね、後は私は特例を設けていただきたいといって下がるつもりです。できると言えば、どういうふうにやったらできるか、明確にこの点は答弁していただきたいと思います。その点をひとつお願いいたします。       〔都市部長高橋博君登壇〕 ◎都市部長(高橋博君) 二問にお答えします。  先ほどの答弁では、従前の機能までの回復はできないけれども、三十坪で建つのは建つという答弁でございました。ただ、従前の機能を回復をできるかということになれば、これはできないと思います。  そういう関係で、今後機会ごとに県当局と、いわゆる過小宅地の救済の問題について、十分話し合ってまいりたい、かように思います。       〔四十四番大沢元吉君登壇〕 ◆四十四番(大沢元吉君) 第三問をいたします。  私は、正直申し上げまして与党でございますから、余り理事者のことをどうこうということは余り芳しくないわけでございますから、私はそれはいまの答弁で了とします。  この問題についてですね、市長さんから特に、これをこれから県知事あるいは県当局に対してですね、この小住宅ですね、四十五年以前にさかのぼってその後のものは、これはさっき言ったとおりで結構ですから、四十五年施行以前の小住宅にはどうしても建てられない状態であるから、それを救済策の特例を設けてくれるよう、これは市長さんの決意のほどを申し上げて、私は終わりたいと思います。(「与党と野党に答弁に差をつけるなよ」と呼ぶ者あり)       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 長年の懸案事項でございまして、非常にむずかしい問題ではございますけれども、やはり従来住んでいた方々の苦衷を察しますと、研究の結果では改善の措置ができるかもしれませんので、実態をよく調べまして、助役が責任をもって県と折衝いたしたいと思います。(「よし」と呼ぶ者あり)       ───────────────── ○議長(長谷川勝巳君) 二十八番千葉満君。       〔二十八番千葉満君登壇、拍手〕 ◆二十八番(千葉満君) それでは、通告いたしました三つの点につきまして質問を申し上げたいと思いますが、初めにお願いを申し上げておきたいと思います。  船橋で大橋市長を迎えて、市民は新しい市長を迎えたんだ、こういう感情を持って大きな期待をしておることだけは事実であります。私はときどき市民から、新市長は前任の市長と違っておりますか、こういうことをよく聞かれるのであります。市民は、市長が持っております経歴、市長の誕生の経緯、さらに船橋を客観的に見る立場にありました人でありますから、冷静に判断をし、そして雑音に惑わされることなく市政執行に当たられる人、そう期待をしておると思います。市長は、みずから編成する五十七年度予算は、船橋の都市づくりの方向を決定する重要な予算であろう、そのように市民は関心を持ってこの予算を見ておるわけであります。  しかし、船橋は、ご案内のように、過去急激な人口の膨張によって都市化の進行が大変進んだにもかかわらず、生活環境整備がおくれ、さらに都市施設が不足をいたしております。その上、今日低迷する経済状態や、さらに加えて、政府は国債の乱発による財政の窮迫、その立て直しのために行政改革という問題を提起をしております。そういう点では、新市長のスタートに対して、決してよい条件あるいは環境であるということは言えないと思います。  特に、行政改革による財政の縮小は、地方自治体にまともにかぶるとともに、その結果は教育や福祉に、そして一般市民に直接かかわってまいる問題であろう。さらに地方自治を守り、さらに拡大する必要があるときに、その逆行をするようなそういう態勢については、政府の責任の重きを私は追及せざるを得ないと考えておるものであります。  しかし、そのときでありましても、市政執行者としての市長は、五十万人の市民の幸せと健康を守り、生命と安全を補完するための最大の努力が要請され、次の時代に近代都市船橋を継承する、そういう責務を全うすることが大切であろう、こう考えるものであります。  したがいまして、困難なときこそ冷静に判断をし、迅速な対応が要求され、市政の執行の方針を誤ることなく、追求、遂行すべきである、私はそう思います。とりわけ財政困難なときに政策の選択、これは大変大切なことであろう、私はそう考えます。市長は、そのために勇気を持って、指導性を特に発揮し、市民に理解と協力を求め、市政の執行に努力することを、特にお願いをしておきたいと考えるものであります。  次に、基本構想について質問を申し上げてまいりたいと思います。  現在、三カ年実施計画をもって行っております船橋の都市づくり基本構想は、五十四年三月につくられまして、以来実施三カ年計画によって今日まで参っております。この三カ年計画の三年目から──三年目がちょうど来年度に当たるわけであります。したがいまして、市長にお尋ねしておきたいのは、船橋の基本構想について市長はどのように評価をし、理解をされておるか。第二点目には、船橋の総合計画を専門家に委託して作業を進めておりますけれども、市長のお考えを入れ、早期に完成する必要があると考えますけれども、その点についての見解をお尋ねします。  次に、予算編成についてでございますけれども、先ほど申しましたように、五十七年度予算編成は、市長の最初の大きな仕事、そして市長の市政執行の基本になる予算になろうか、こう考えます。したがいまして、市長みずからの手で編成をしていただきたいと考えますけれども、助役の名で予算要求に関する通知書が配付され、その中で「活力のある船橋」を目標に、交通・経済の発展、医療の整備、福祉の充実、下水道の整備、教育・文化・スポーツの振興──これを基本とすると明記してありますけれども、市長は、今日の船橋を考えて最重点政策をどこに置くのか、明らかにしていただきたい。さらに五十七年度の予算の性格を明確に示していただきたいと思います。  さらに、予算編成に当たりましては、行政改革によって、国からの補助金その他の削減が、私は必ず来ると心配しております。そしてその結果は教育、福祉にしわ寄せが来る、こう考えるわけでございますけれども、従来のように教育、福祉については手厚く行うべきである、私はそう考えます。したがって、市長はその点についてどうお考えになっているか、お尋ねをしておきます。  特に、超過負担の解消──必ず超過負担がこういうときには多くかぶさってくるというふうな気がいたします。超過負担の解消、それから地方交付金の削減がないように、最大の努力を図っていただきたいと考えております。  次に、五十七年度の予算に当たって、重点政策の中で最も重要であると私は指摘をしておきたいのが、公共下水道の建設の促進であります。市長が下水道の整備という表現を使われておりますけれども、公共下水道の建設の促進、これが最も重要な政策であろう、こう考えるわけでございまして、五十七年度のメーンにしていただきたい。さらに教育、文化の向上のために予算編成をしていただきたいと考えます。  ご案内のとおり、市が最もおくれております公共下水道でございますし、この都市下水による汚濁が、東京湾や印旛沼、手賀沼を汚染をしております。そして都市型水害の発生で、生活環境は破壊をされております。これらを防ぐための公共下水道の迅速な建設が最も重要である、こう考えておりますが、市長の所見を承っておきます。  次に、菊田川公共下水道、これにつきましては四十七年に習志野市と建設協定を行って、事業に着手し今日に至っておりますけれども、その事業の進捗状況が非常にのろいのであります。今日までの事業実績、五十七年度の予算支出に対して、両市の協議内容についてご説明をいただくとともに、船橋市の都市事業の認可に関する都市計画決定をいつ行う計画なのか、明確にしていただきたいと思います。  次に、教育費についてでございますが、ようやく児童数の増加も急激なカーブが緩やかになってまいりましたことは、ご承知のとおりでありますけれども、部分的に過大学校あるいはプレハブ等が残っておるところでございます。その例は峰台小学校であります。その他多くのところに見受けられるのでございますけれども、適正学校にするための計画をどのようにお考えになっているか、お尋ねをしておきます。  さらに第二点目に、市立の第二高校を建設する計画はあるかないか。  第三点目に、船橋に大学を誘致する計画があるかないかお尋ねをしておきます。(「大学誘致するって書いてあるじゃないか」と呼ぶ者あり)  次に、質問通告三点目に書いてございます北部清掃工場につきまして、お尋ねをしたします。  ご案内のとおり、北部清掃工場は、省エネ時代で注目をされておりますそういう機種を選定をし、その建築が着々と進んでおりますけれども、当初計画より若干の日程変更があるように聞いております。この工場の機種は、船橋市が初めて採用する熱分解炉でございますので、新機種であるために不明の点が多いと考えます。したがって、十分な試験運転を行って、ごみ処理に支障のないように万全の対策を講ずる必要がある、こう考えます。  その第一点としてご質問申し上げますのは、北部清掃工場の本稼働までの日程をお示しいただきたい。  第二点目は、ごみの一括収集の地域をどの地区に設定をするのか、お尋ねをしておきたいと思います。  次に、北部清掃工場建設に伴いまして、隣接する白井地区住民との協議について、お尋ねをしておきます。  隣接する住民から、公害の規制を中心としてクレームがついたと聞いておりますし、陳情も出ておりました。そして、今日まで長い交渉を行ってまいりました。現在交渉中であると思われますが、その内容の発表と説明を可能な限りお願いを申し上げたいと思います。  交渉中でございますので、すべてを発表することはできないと思いますけれども、はばからない可能な範囲で報告をいただきたいと思います。その報告の要点は、協定の内容の主な点、協定締結の目途、さらにこの機種は公害、省エネに対してすぐれた能力を持ち、厳しい排出基準値に対応できるものと私たちは理解をしておりました。そして、この機種によりまして、省エネに対しては特に資源再利用、そういう点ですぐれておるところがあるというふうに理解をしております。  したがいまして、第一点といたしましてはガスプラントの計画の推移、二点目は余熱利用の計画についてお尋ねをいたします。特にガスプラントにつきましては、将来経営をどのような主体をもって行う予定なのか、案がございましたらお示しいただきたいと思います。余熱利用に関しましては、工場に隣接する場所に多目的な施設をつくって、全市民あるいは地域の人々に利用できるようにすべきである、このように考えますし、前々市長が次の工場をつくるときには必ず余熱利用をするということを、この本会議場で約束しております。したがいまして、その点についての計画がございましたらお示しいただきたい。  第三点目には、フライアッシュの再利用でございます。これは、特殊セメントで固型をして、道路の路盤整備材等に使えないものかどうか、その点の検討が進められておるかどうか、お尋ねをしておきます。  予算関係に前後いたしますが、歳入について若干お尋ねをしておきます。  固定資産税の評価がえ時期が明年度になると思われます。したがいまして、船橋の固定資産の評価は隣接する市川、習志野に比べまして高いと言われておりますけれども、来年度の評価がえのときに整合するように修正をするようお考えかどうか、お尋ねをいたしておきます。  次に、中央競馬会の寄付金につきまして、財源確保という面よりも、中央競馬会中山競馬場で行われます競馬によりまして、大変地域が交通困難に陥り、地域などに大変大きな迷惑を及ぼしております。そして、私は特に指摘を申し上げたいと思いますのは、この中山競馬場開催回数が法律に違反をしておる、こういう点を指摘をしておきたいと思います。競馬法の第三条には、年三回以内と書いてあります。ただし、天災地変その他によって他に開催することができる、というふうにただし書きで書いてございます。今日年六回、法律で定められております三回からの倍の六回行っておるというのが実情でございます。そして、この問題に関連いたしまして、昭和四十八年にこの船橋市議会で満場一致で、法律どおり三回にするように、という意見書を提出をいたしております。そして、当時は年五回行っておりました。それが、いつの間にかその議会で議決をいたしました意見書を踏みにじって、今日六回行っておるわけであります。四十八年以降、何回となく市当局は中山競馬場中央競馬会に対して交渉をしておると考えるのでありますけれども、なぜこれを許しておるのか。その経緯についてお尋ねをし、第一問を終わります。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 千葉議員のご質問にお答え申し上げます。  五十七年度予算編成に当たって、いろいろご注意また激励をいただいたわけでございますが、非常にむずかしい予算編成になりますが、十分ご意見を参考にして予算編成に当たりたいと思っております。その前提として、実施三カ年計画についてのご質問でございますが、実施三カ年計画に盛られた事業については、見直しはいたしますが、十分その考え方は尊重して予算編成に当たりたいと考えております。  なお、他の自治体でもそうでございますが、選挙終了後は、新しい角度からそれぞれの市長が既存の計画の見直しをやっているのが通例でございますので、私の考え方も入れ、また市民の方々の強い要望、さらにつくられた当時と社会、経済の事情も変化しておりますので、それらも十分入れて、できるだけ早く計画をつくりたいと思っておりますが、基本的な考え方としては、従来の三カ年計画の事業を尊重をしながら、新年度の予算編成に当たりたいと考えております。  なお、五十七年度の予算編成に当たりまして最重点政策はどうか──一応項目的には挙げておりますが、実際の単年度の予算編成に当たる場合には、緊急度に応じて予算編成をしなければならないわけでございまして、五十七年度ぜひ必要なもの、そういうものを重点に考えてまいりたいと思いますけれども、ご指摘のありました福祉、教育につきましては国の財政がむずかしいだけに、船橋の福祉、教育が後退しないよう、またそれが充実するよう、最大限の努力を図りたいと考えております。  公共下水道の整備等につきましても重点を置いてやってまいりたいと思いますが、この事業は国庫補助なり、県費の補助を前提にいたしますので、まず全体の枠が減らないよう、また予算が大蔵でつきました際には、船橋にできるだけ配分が多くなるように力を注いでまいりたいと思います。予算獲得また予算、の船橋の枠配分につきましては、ぜひ議会のご協力、ご支援をお願いいたしたいと思います。  なお、窮屈な予算編成にはなりますが、それだけに民間の力をどの程度利用できるか、その点も十分考えてまいりたいと思うわけでございます。  教育関係につきましては、教育長からお答えいたしますが、関連します問題について、市立第二高校──教育上の見地は教育長に譲ることにいたしまして、財政上の問題から考えますと、非常に苦しい船橋の財政事情から考えると、やはり県立を誘致した方が得策ではないかと考えるわけでございます。  大学の誘致につきましでは、現在の風潮として大学が西の方にばかり行っておりますが、東に向くようにしたいと思っております。大学誘致の場合には、過去の具体的な面から考えて、都心から三、四十分圏内が一番誘致に有利な地理的条件になっておりますし、また通勤する大学教授のいろいろな勤務条件から考えて、三、四十分が非常に適正地域でございますので、私は非常に可能性があると思っております。この点については、ある程度の長期的な見通しに立って、全力を尽したいと考えております。       〔環境部長竹下昭治君登壇〕 ◎環境部長(竹下昭治君) 北部清掃工場の関係につきましてお答えをいたします。  日程が若干変更になっておりまして、と申しますのは、ご承知のことと思いますが、白井地域住民との協議がございまして、これが長引きまして、約三カ月日程にして遅延しております。が、お陰様をもちまして十月以降試運転開始ということで、調整運転に入らせていただきまして、若干の機械の調整を現在行っております。大体調整もほぼ完了いたしまして、実は十四日から加熱作業に入っておるというのが実態でございます。  今後の日程につきましては、これからごみを投入をしまして本格的な試運転に入り、通産省のボイラータービンの検査、それから厚生省の機械内容の検査を経まして、三月いっぱいまでに機械の引き渡しを受ける、ということに相なっておるわけでございます。したがいまして、本稼働は四月いっぱい以降ということでございますけれども、調整運転あるいは試運転の中で、相当量のごみの処理は可能であろうというふうに考えております。  それから、一括収集の地域はどういうふうになるのかというご質問でございますが、私どもは西浦町事業所をまだ控えておりますので、全市一括収集ということはちょっと問題があろうということで、五十八年以降に全市にわたって一括収集できるような内容で西浦の機械の調整を図りたいということで、それまでは分別収集を続けるという考え方でおるわけでございます。  それから、白井地域住民との協議でございますけれども、協議の内容は、基本的に公害防止協定、これを結ぼうではないかという協議に入りまして、その基本的な内容につきましてはおおむねの了解を得たわけでございます。  その内容といたしましては、まず排出の基準、それから白井地域の大気等の事前調査、それから監視、測定──当地域の事後の監視、測定、それから工場の内容変更等があった場合には十分協議をする、というような内容を含めまして、白井住民と協議会を持つ、市と運営の協議会を持つというような内容、それからさらには利便施設の提供、ということの申し入れがあったわけでございます。  公害防止の基準に関する内容につきましては、先ほども申し上げましたように、お互いの一応諾し合い的なものは了解点に達しておるわけでございます。国の基準あるいは県の基準に比べまして、相当シビアな内容についての要求がありましたけれども、私どもはやはり他の住民、周辺住民に迷惑をかけてはならないという考え方から、そのシビアな要求をも受け入れるべく努力をいたしまして、可能な範囲において限度を広げ、その内容について一応合意に達しておるという内容でございます。  それから、その利便施設につきましては相当な内容の要求がありまして、細かく申し上げますと、運動公園であるとか、あるいは温水プール、あるいは社会福祉施設──こういうものを船橋市内につくってわれわれに利用させてほしいというような要求があったわけでございます。それに対しましては、私どもは船橋は船橋の一応の基本計画あるいは施設整備計画に従って市の行政的に方向づけをしなければいけない。そういう中で、北部地域にそういう施設ができた場合には、皆様方が船橋市外の方でも利用できるようなものもありますので、その際は利用できるように便宜ははからうつもりである、というような私どもの意思表示はしてあるわけでございます。  まあ、白井地域住民との協議の内容は、大体以上のとおりであります。  それから、ガスプラントの計画でございますけれども、これは現在テストプラントを建設中でございまして、来年早々これが完了いたしまして、約一年ほどのテストを行い、そのテストの結果を見まして、私どもは、いわゆる省エネのための石油代替資源として十分経済的にも社会的にもメリットがあるというようなことであるならば、それを実施に移しまして、ガス化を図ろうということを計画しておるわけでございます。  そこで、実際にそれがガス化をやるというようなことになりますと、やはりガス事業法との関連もございますので、ガス事業者を含めた第三セクターを形成をしてその事業に当たらせる。また、市も参画はいたしますけれども、そういう方向でやらざるを得ないのではないか。その方法については、現在検討しておるわけでございます。  それから、余熱利用の計画でございますけれども、一応私どもは、あそこから出る温水──蒸気等で出るものについては熱交換が必要ですけれども、温水等が出るわけでございます。そこで、やはりこれも市の北部地域の施設計画に従いまして、工場周辺に温水プールであるとかあるいは熱帯植物園であるとか、そういうものをつくった場合に非常に有利であるというような考え方は持っております。その必要性あるいは建設の時期等につきましては、私がいまここで回答するわけにはいきませんけれども、そういうような施設については、将来やはりつくっていった方が有利であろうというふうに考えておるわけでございます。  それから、フライアッシュの再利用についてのご質問でございますけれども、このフライアッシュの処理の仕方については、ご質問者のおっしゃるように、道路基盤の材料として利用できるかもしれません。ただ、この硬度等がやはり問題がありまして、またその含有物がその硬度いかんによっては流出するというようなことで、これらは今後の研究課題といたしまして、現在のプロセスではまだ直ちにそれに使えるような加工までは考えておりませんので、今後その辺について研究をいたしたいと思うわけでございます。  以上でございます。       〔下水道部長松沢勇君登壇〕 ◎下水道部長(松沢勇君) 菊田川の下水道計画についてお答え申し上げます。  菊田川については、習志野市と協定によりまして、合流式下水道として将来使うことを目標に、これの幹線を整備してまいりますが、急速な宅地化と断面不足というようなことで、これの見直しが行われまして、現在京成津田沼駅のそばを通ります県道に主たる幹線を持ってくるような計画になっております。  それで、この協定の内容でございますが、これには起点、終点、習志野市から船橋市の三山あるいは田喜野井に向かう幹線を、両市の費用の負担割合、これらを決めてあるわけでございますが、これらは合流式でございますので、面積比で費用を負担しておりまして、現在までに船橋市が負担した金額は一億三千万ほどになるわけでございます。
     今後、現在菊田川水系の問題というのは、浸水を解消するというふうなことが両市の間で大きな問題になっておるわけでございますが、習志野市の公共下水道としてやっておる関係から、習志野市としては来年度までに、現在埋立地に建設中の処理場の供用開始をしたいというふうな事情がありまして、汚水の処理の方に重点がいっておりますが、これらを船橋市、習志野市の両市の共通問題である浸水解消に向けて、幹線が上がってくるような都市計画の決定あるいは事業認可等について、習志野市と十分協議を行ってきておりますが、これらを引き続き行いまして、なるべく早い時期に共通幹線が船橋市に上がってくるような事業を進めていきたい、こういうふうに考えております。       〔税務部長萩原忠君登壇〕 ◎税務部長(萩原忠君) 評価がえにつきまして、隣接との接点の問題でございますが、接点の問題につきましては、過去三年ごとの評価がえにつきまして、その都度是正しているところでございますが、この五十七年度の評価がえにつきましてもその接点の調整を図りたいと思っております。それで、現在具体的な調整目標といたしましては、五〇%以上格差がありますものについては五〇%を目標に、五〇%に達しているものにつきましては七〇%を目標に調整する、下位にある地点の上昇率が上位の上昇率を上回る上昇率とすること、こういう協定事項をつくりまして、現在調整に入っているところでございます。       〔管理部長大木林太郎君登壇〕 ◎管理部長(大木林太郎君) 小中学校の過密解消に伴います長 期構想について、お答え申し上げます。  すでに建設に入っております三山第二小学校の建設によりまして、三山小学校の過密が解消されますし、さらに九月用地取得をいたしました仮称三咲第二小学校の建設に伴いまして、八木が谷小学校、三咲小学校の過密を解消するという、現実の計画の上にのっているプランについてはそれぞれ処理されております。  今後の長期計画といたしましては、児童数が従前より少くなることによって逆に生徒数の方がふえてくる。今後の建設計画の重点が中学校に移っているということが予想されておるわけでございます。今後の長期計画の中では、小学校の建設計画は、現在のところ法典第二小学校の建設計画一校が計画の中に載っております。中学校につきましては、先番議員にお答え申し上げましたが、仮称飯山満中学校の用地取得とか若干ありましたが、明年以降につきましては法田第二中学校、さらに葛飾第二中学校、三山第二中学校、船橋第二中学校の建設計画、分離計画を進めておるというのが実態でございます。       〔教育長伊藤秀三君登壇〕 ◎教育長(伊藤秀三君) 新年度の予算ではいろんな面で厳しいときでございますが、市長の市政の重点にも教育の充実がうたってありますように、委員会といたしましては、かりそめにも教育の後退があってはならぬと思いますし、あらゆる努力をしなから前進を図っていきたいというふうに考えております。  なお、市立第二高等学校の建設の問題でございますが、当分は県立高校の誘致でまいりたいと思いますけれども、人口五十万という都市になりますと、少なくとも二校以上の市立高校があってしかるべきだと思います。今後の推移を見ながら、第二市立高等学校の建設を考えてまいりたい、こういうふうに思っております。       〔管理部長大木林太郎君登壇〕 ◎管理部長(大木林太郎君) 答弁漏れがございましたのでつけ加えさしていただきます。  峰台第二小学校の分離計画につきましては、五十五年、五十六年と二カ年にわたって計画を進めてきておりましたが、今年も予定されたところの用地の手当てが不十分でございましたので、今後引き続き峰台については努力していきたいというふうに考えております。       〔財政部長小杉幸治君登壇〕 ◎財政部長(小杉幸治君) 中山競馬場の開催についてお答えを申し上げます。  ご指摘のとおりでございますが、具体的な五十五年度の実績でまいりますと、一回の開催が八日以内ということでございますけれども、中山競馬の場合には五十五年度で四十日、それから東京競馬がやはり四十日ということで、非常に開催回数が多いわけでございますが、例年──特に最近の競馬場周辺の交通混雑が非常に悪化してございますので、毎年──五十六年度中もこの十二月二十日までに年末は終わるようにということで申し入れを行っております。今後これらの公害問題に関連して会営競馬所在都市協議会を通じまして、中央競馬会にはご指摘の点については十分申し入れをし、是正措置を図ってまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。       〔二十八番千葉満君登壇〕 ◆二十八番(千葉満君) まず、あとの方から再質問をいたしたいと思います。  中央競馬会の法律に基づかない状況で年六回行っているということに対して、船橋市としては何の異議も申し立てないで今日まで来ておる、こういうふうに理解してよろしいんでございましょうか。日数が通常でしたら四十八日、四十日に昨年割りました、こういう答弁しかないわけでございますけれども、そしてこれの開催に関連をいたしまして実施要綱がございますけれども、その実施要綱の四条の中には、迷惑料としての換算基準が書いてあります。売上額に対して五〇%、入場者に対しては二五%、開催日数については二五%、こうなっております。問題は、開催日数が多いことによって弊害をもたらすわけであります。売り上げを多く基準をとるということよりも、開催日数と入場者の数がこの地域に大きな迷惑を及ぼす、こういうことであります。最も船橋で有利な条件にこの要綱を変える必要がある。さらにもっと行えば、三回にすることがギャンブル公害から市民を開放することになる、こう考えるんでありますけれども、四十八年にせっかく本会議の議会におきまして意見書を提出をし、少しでも少なくしてほしいという願いがかなっていない、その努力の影も見えない、こういうふうに感じがするわけであります。  したがって、市長にお尋ねをしますが、中央競馬会に対して──ただし書きは異常の異常であります。年三回というのが本文の精神でありますので、競馬会の方の都合によって船橋に二回、三回と開催日数を多くすることについては極力やめてほしい、そういうことを要請するお考えがあるか。さらに、この要綱の修正をするお考えがあるか、お尋ねをしておきたいと思います。  北部清掃工場につきましては、理解をいたします。そして、このガスプラントの成功というのが北部清掃工場の意義をさらに深める、そういう重要なものではないか、こう考えますけれども、問題は、ガスプラントの成功によりまして地域で出したごみが都市ガスになるということについて、第三セクターをもち運営をする、こういうことになるわけでありますけれども、これが市民にメリットになるような方向、その方向も検討を特にお願いをしておきたい、こう思います。  余熱利用に関しましては、将来お考えになるという、そういうことでございますけれども、地域の皆さんの考え方やあるいは数多くの市民の皆さんが、このごみの陳情が出て、前々市長が工場をつくるときには余熱利用するという約束をされ、市民が待ち望んでおる問題でもございます。そしてこの工場を稼働することによって出てくる熱を利用することは、これはマイナス要素では全くございません。したがって、この余熱利用について至急実現をするように、温水プールをつくり、小学校、中学校に定期的にそこに連れていって水泳を行う。わずか小学校、中学校では三カ月しか使えないのを一年じゅう使えるようなことについては大変なメリットがあるであろう、そう考えるんでありますけれども、市長ちょっとお願いをします。ぜひこの余熱利用を至急検討に入っていただきたい。多目的施設として考える必要があると考えておりますけれども、市長の所見を承るとともに、教育長に、温水プールがあることによって小中学校の体育向上に大変役立つと思うんでありますけれども、教育者の教育的見解からのその有効性についてご説明をいただきたい、こう思います。  公共下水道につきまして、市長が重要を認めつつ、来年度から公共下水道元年という考え方をお持ちでないようであります。来年度から公共下水道元年にして、これを一つの出発点として長期的、計画的に公共下水道の普及をすることが、私は市民の待望の願いにこたえることである。とりわけ船橋市は、隣接する市町村から比べますと、その普及率がおくれております。それは今日までの予算執行方針、それの誤りといいますか、公共下水道を軽んじた、そういう原因だ、そう言われても仕方がない、私はそう思います。したがって、明年度から下水道元年ということで出発をする、そういう重点施策としてやるお考えがあるかないか、もう一度お尋ねをしておきたいと思います。──元年というのは適当でないですね、ごめんなさい。初年度ということで、出発年次ということでご理解をいただきたい。  次に、菊田川水系の関連でございますが、いま部長のご答弁では、計画の見直しを行って、事業の進捗がおくれておるということに理解をしたわけでございますけれども、これは協定書にも相互で行うということになっておりますけれども、大橋市長さんは習志野の市長さんともじっこんでございますから、ぜひひとつこの点については早急に対策が講ぜられるようにお願いをしたい。とりわけ船橋から流れる雨水が習志野地区で冠水を起こす。習志野地区にいたしますと、もらい公害のような状況がいまあるわけでございます。  したがって、市の方は三百十七ヘクタール、習志野は三百四十五ヘクタールということで、ほぼ同じような面積を持っておりますこの地域であります。私は、船橋がかなりリードをとって早期に完成をするように努力をしていただきたい、そのことを特にお願いをしておきたいと思いますが、市長のお考え方をもう一度お願いをいたします。  最後に、先ほど質問申し上げることが落ちました件が一つございましたので、お願いをいたします。  農地課税に関連をいたしまして、耕作に供していない農地が宅地並み課税をのがれておるケースがたくさんございます。(「不公平税制の最たるものだ」と呼ぶ者あり)これは、かなり私は適正に処置をすべき問題ではないか。春ちょっと土を動かして、耕作しているように見せかけて、一年中物をつくらない、草ぼうぼうにしてある、そういうところがたくさん散見されるわけでございます。これは投機的に持っておるといいますかね、そういう農地がたくさんあるわけでございますので、この点について適正に処置するお考えがあるかどうか、もう一度お尋ねをしておきます。  以上で、二問を終わります。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 再質問にお答え申し上げます。  中央競馬会の関係でございますが、中央競馬会の方では天変地異その他やむを得ない事由により──その他やむを得ない事由によって開催回数をふやしているようでございますが、従来から中央競馬会に対して極力開催回数を減らすように要請してまいっておりますので、今後もこの方針をとって中央競馬会に強く働きかけたいと思います。  北部清掃工場余熱利用について、プールの例を挙げられましたが、新年度予算編成に当たってはスポーツ振興を特に重視したいと考えておりますので、(予定時間終了五分前の合図)これらの利用を十分考えてまいりたいと思っております。  公共下水道については、市民の要望が非常に強い事業でございますし、本市は一四%という低い普及率になっておりますので、重点施策として全力を挙げたいと思っております。  菊田川の公共下水道の関係につきましては、最近習志野の吉野市長ともお会いしまして、この点について話し合いました。今後力を注いで整備に当たりたいと考えております。       〔教育長伊藤秀三君登壇〕 ◎教育長(伊藤秀三君) 温水プールは小中学校に対しての関連でございますが、これを学校の教育内容に取り込むということになりますと、ヨーロッパのように小さくとも各学校にあることがいいと思います。しかし、清掃工場の余熱を使っての温水プールができることは、これを希望する者、一般市民としてもまた小中学校の中の希望者が、あるいはクラブ活動などで行って利用することは、体育の向上のために大変有利であるというふうに考えます。       〔税務部長萩原忠君登壇〕 ◎税務部長(萩原忠君) 市街化区域内の農地の問題でございますが、この適正化でございますが、農地につきましては、市街化区域は全部宅地並み課税でございますので、非売管理のなされているものにつきまして除外いたしまして、適正な課税をいたしたいと思います。       ───────────────── ◆三十三番(林利嗣君) 暫時休憩願います。 ○議長(長谷川勝巳君) この際、暫時休憩いたします。        午後二時二十一分休憩       ─────────────────        午後三時六分開議 ○議長(長谷川勝巳君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  この際、諸般の報告をいたします。  先刻開かれました予算特別委員会において、委員長に椎名政雄君、副委員長に松崎節生君が互選された旨、報告がありました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) 日程第一の一般質問を継続いたします。  三十四番中村伸君。       〔三十四番中村伸君登壇、拍手〕 ◆三十四番(中村伸君) 通告に準じて質問を申し上げたいと思います。  先番議員さんの質問の中で北部清掃工場等の質問が出まして、理事者側の答弁の中で大部分解明されたところでございますが、角度を変えまして、ひとつ質問を申し上げたいと考えております。  まず、九月の定例議会に私は前面の広場を青少年の広場として開放すべきだ、こういうふうなことで、そのようにしたいという答弁の中で、どういうような手続で今日までそういう広場を借用させたことがあるのか、また借用する場合にはどういう手続をするならばできるのか、またどこが管理者としてなるのか、まず一点お尋ねしてみたいと思います。  次に、部長の答弁の中では、試運転に入っている、こういうような話でございますが、地元住民の声ですと、試運転じゃないんだ、機械に欠陥があって期間が延びているんだ、こういうような声があるわけですけれども、本会議場において、欠陥なのか、それともどういうようなことで期間が延びているのか──。それからもう一点あわせてお尋ねしたいことは、白井住民の要望に対する締結ができてないからおくれているのだというようなことで、その件についてはどうなのかということも、あわせてお尋ねしてみたいと思います。  なお、話を聞きますと、大分白井住民の方の要望の強いことにはわれわれも恐れ入るわけですけれども、かつて船橋市において市民が要求してもなかなか施設ができないにもかかわらず、今回の北部清掃工場に対し、隣接の白井住民からの利便施設、こういうものを一つ取り上げてみますと、スポーツ施設の中には、温水プールあるいは競技プール、五十メートル九コース、あるいは幼児プールについては百平米、テニスコートについては四面のうち二面は白井住民に優先的に使用させること、あるいは野球場についても二面のうち一面については白井住民に優先的に使用させること(「とんでもない」と呼ぶ者あり)、そういうような形が要望の中に出ているそうですけれども、われわれ船橋住民の立場から考えてみた場合、船橋にもそのようなまとまった施設がない、現在ないにもかかわらず、今回の北部清掃工場の開設に伴って、そういうような隣接の住民の要望をかなえない限りあそこで稼働ができないのかどうか、その点をひとつはっきりと伺っておきたいと思います。(「公害がないということは認めているんだから」と呼ぶ者あり)  なおそれから、公園あるいは中には児童館、老人・身障者の憩いの家、図書館、勤労者・婦人等の社会教育関係施設、集会室、会議室、展示室、小体育室においては卓球、バドミントン等のできるところ、またレストラン、食堂──こういう施設まで隣接の住民に要望をされているということについては、われわれとしては、船橋の住民が市政に対して要望してもなかなかできないのに、隣接の人が要望した場合には船橋としてはやる考えなのか、この辺をはっきりと答弁を願いたいと思います。  次に、習志野駅前の総合福祉センターの件ですけれども、先般の九月定例議会に沿いても、国有地の払い下げが決定したわけでございます。その中で、話を聞くところによりますと、二年以内に建物を建設するというような条項があるやに聞いておりますが、市長におきまして、五十七年度予算でそこに建てる計画と決意があるのか、市長にお尋ねをしておきたいと思います。(「白井住民のためにつくるんじゃないんだよ」と呼ぶ者あり)  それから次に、児童ホーム建設の状況についてという見出しでございますが、毎年一館建設しているそうでございますが、実施三カ年計画、そういう予定されている地域住民の方においては、いろいろ待ち望んでいるわけであります。三カ年計画の実施に伴い、そういう落ちこぼれのないように、これは市長に特段の配慮と、そして強く要望を申し上げておきたいと思います。  次に、総合教育センター建設についてでございますが、前市長から念願の船橋市内に総合教育センター建設ということで打ち出しておりますが、新しい市長になってこの問題等についても十二分に理解があろうかと思いますが、この船橋市内に総合教育センターの建設ということで、五十七年度の予算に用地買収あるいは建設までお願いをしたいところでございますが、その考え方について市長からお尋ねをしておきたいと思います。  次に、海老川水害対策その後の見通しについてということでございますが、隣の松戸市においては、二十四号台風の被害について、十二月定例議会には三億四千万の補正を組んで、そして住民の要望に幾らかでも、その被害に二度と遭わないような施策を講じようというような施策が載っておりましたが、本市においては十二月の定例議会において、二十四号台風あるいは海老川の先般被害に遭った住民からすれば、当然何らかの市の考え方として補正に出てくるのではないか、という期待を持っていたのではないか、私はこういうふうに考えるわけでございますが、いまだにそういう話がないということになると、天災でどうにも仕方がないんだというような考え方のように見受けられるわけでございます。  そこで、私は宮本ポンプ場の排水口が海老川水門の中にあるというふうな話を聞いたわけです。そこで、被害に遭った住民から、幾らポンプで排水しても海老川の水門がとまっていて、そしてその水がまた上にいって下に流れて、ポンプでくんでいる、これは循環しているんだからいつになっても水害はなかなかとれないよ、こういうような話を耳にしているわけでございますが、本当に宮本ポンプ場のくんだ水が海老川の方に向いておるのか、この点を一点お伺いをしておきたいと思います。  なお、海老川の水門の──私は、前回の質問の中で、どうしても海老川水系にたまった水をいま以上のポンプの力を使って海に排水することによって、水害から免れるのではないか、また、県においても海老川の問題等については揚水機等をつくりながら住民の安全を図っていくという、いわば生ぬるい考え方ではないだろうか、こういうふうにわれわれは考えるわけでございます。また、建設局長の話の中でも、ルートを変えて排水口をほかに持っていくというような話を聞いておりますが、やはり限られた財政の中で、船橋市のいま現在の海老川対策ということになると、いささか本当に問題のあるところではないだろうか、このように考えるわけでございます。  そこで、私は一部の市民に対しては、考え方ですけれども、かさ上げを一メートルぐらいしたならば何らか水害から免れるじゃないか、こういうような話を聞くわけですけれども、今回補正予算の中に出ておりませんけれども、二十四号台風を契機として、そして災害救助法を船橋が出された経緯から言って、来年の台風が来たらまた水害になってしまうんだよという形ではなくて、人災という形でも前回市長の話の中にも出たわけですけれども、やはり船橋として幾らかでも改善の方向に予算をつけるべきだ、こういう考えを持つわけですけれども、その辺の考え方等について、また来年度の台風に備えての船橋市の考え方はこうなんだということがありましたら、お聞かせを願いたいと思います。  以上で、一問を終わります。       〔環境部長竹下昭治君登壇〕 ◎環境部長(竹下昭治君) ご質問にお答えいたします。  北部清掃工場の現在前面にあります広場、これは将来工場を建てかえる場合に残してある広場でございますけれども、それは、現在職員の厚生施設ということで、あそこをだれでも遊べるような広場にした方がいいんじゃないかという議会のご提案等もございまして、私どもは、職員の厚生施設と同時に、できれば付近住民にも開放したいということで、これは特にだれに限ってという制限を設けておりません。申し込みがあれば、私どもの工場の方の事務担当の方で、その利用について受け付けをしておるということで、現在は地域周辺の少年野球の方々が何か使っておられるということでございます。将来、管理面で問題等があるようであれば、私どももその管理について、その制度そういうものも検討をしてみたいというふうに、これは申し込みがふくそうしてまいりますと、ある程度整理をしなければいけないだろうというふうに考えております。  それから、試運転に関しまして、機械の欠陥があったのではないか、それで延びているんではないかというお話ですけれども、白井住民との協定との関連、ご質問者もおっしゃられましたように、約三カ月ほど、その影響で期間が延びております。というのは、白井地域の運転前の大気の現況調査、これをどうしてもやれということがありまして、なかなか試運転に入れません。試運転もときどきそれをやめまして、調整をしながら、白井地域の大気の測定をする期間を設けなければいけないというような協定との話の詰めがありまして、その期間を実は設けておるわけでございます。たまたま私ども調整運転の中で、炉底部の砂出し部分に若干のシール性の悪い部分がありましたので、それを調整等の修理もしております。そういうものも徹底的に直そうということで、その炉を休んで大気測定をしている期間に徹底的に直させようということで、その辺の調整も兼ね、性能運転等に入っているということで、現在若干期間がおくれておりますけれども、順調に業務は進んでおるわけでございます。  それから、白井住民の要望でございますけれども、ご質問者がおっしゃられたいろいろ要望があるわけでございます。これは、ただそのものを白井地区につくれということではなくて、いわゆるあそこにごみの工場が建ったということで、あの周辺に悪いイメージを与える、そういうことがないように、要するにあの辺は文化的な施設をつくって、北部地域を一大レクリエーション地域にすれば、あの地域が非常にやはりごみ工場があっても引き立ってくるのではないかという理念の中で、白井住民も船橋の行政を気遣っていただいている、というふうに私どもは解釈しているんですけれども、それをつくった場合にはわれわれにも使わせろという要望があるわけです。先ほどおっしゃられたような、温水プール、テニスコート、野球場、総合市民センター、こういう施設を配置して一大レクリエーション地域にしてほしいんだ──それはさっきも言いましたように、そのごみ工場があるという悪いイメージを飛ばすわけなんだということを言っておりますけれども、私どもは、やはり市の総合計画の中でそういったものは考えていきます、皆さま方に使ってもらえる施設あるいは使わせることのできる施設については、可能な限り考えていきましょう、というご返事を申し上げておるわけでございます。  以上でございます。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 中村議員のご質問にお答え申し上げます。  総合福祉センターの建設についてでございますが、この事業は前市長が特に重視していた事業でもありますし、また市制四十周年の記念事業にもなっておりますので、五十七年度建設の予算を組むように努力し、予定どおり建つように全力を尽くしたいと考えております。  児童ホームの建設につきましては、これまでのご質問にもお答えしてまいりましたが、三カ年計画の見直しはしますけれども、市民の要望の強いもの、また従来特に重視されていたものはできるだけ尊重していきたいと答弁してまいりましたが、市民の要望の強い事業でありますので、新年度予算の編成に当たりましては、十分配慮してまいりたいと考えております。  総合教育センターの建設につきましては、最近も伊藤教育長と相談しておりますが、本年度の用地取得の起債の見通しが非常に暗い状況にございます。もし本年度起債がもらえない場合には、来年度全力を尽くそうということで相談したばかりのところでございます。財源的に非常に苦しい時代ではございますが、私も教育を担当した経験もあり、この総合教育センターの必要性は十分承知しておりますので、前市長の重点施策を引き継いでまいりたいと思っております、  なお、沼田知事に対しましても、また財政担当の総務部長に対しましても、千葉市から西側に対してどうも県の行政の向き方が少ないんではなかろうか。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)その点、本市の議長も公の席で強く意見を述べられておりましたので、これらの点を踏まえ、総合教育センターの建設については県のできるだけの援助をいただきたい、こういう意味で強く要望し、今後の市政の重点施策として努力いたしたいと考えております。       〔下水道部長松沢勇君登壇〕 ◎下水道部長(松沢勇君) 二十四号台風時期における宮本ポンプ場が加害者ではないかというご指摘について、お答えいたします。  当日の宮本ポンプ場の運営状況につきましては、臨時議会でもお答えしてますが、当日約十八センチ程度の降雨量が船橋であったわけでございます。これらを宮本ポンプ場の揚水量で約十四万トン──十五時間かかって十四万トンの雨水を排除しているわけでございますが、これを降雨量に換算しますと五十センチぐらいの雨が降ったことになるわけでございまして、これらは下水道区域外に降った雨が海老川の護岸を越流したことによって下水道区域に浸入したことによるわけでございまして、当日の河川の水位状況からしましても、国鉄総武線付近の海老川水位と宮本ポンプ場はき出し個所における水位を比較しますと、一メートルぐらいの落差があるわけでございまして、宮本ポンプ場のはき出し水が上流へ逆流して浸水の原因になったというようなことは、絶対ありません。       〔建設局長篠塚弘治君登壇〕 ◎建設局長(篠塚弘治君) 二十四号の災害に関連する海老川の問題でございますけれども、海老川の手だてにつきましては、三つの手法を県と話し合いまして、現在やはり緊急対策の事業としては、現河道を拡幅することと調整池の設定が急務であるということは、県、市とも十分共通の認識に立って作業を進めておるわけでございます。  そういった中で、いま質問者のご提言のあった現在の護岸のかさ上げの問題でございますけれども、これは昭和三十年後半には船橋市の管理から県管理に移行した時点で、海老川の第一次の改修を行っております。その後、災害、冠水を受けた後の処置として、本市においても河川特別委員会などが設けられ緊急提言などもございまして、京成のガーダーのかさ上げ、あるいは丸山さん付近のコーナーの改修、その他国鉄の上流部におけるかさ上げ、あるいは下流の架橋の橋梁のかさ上げ──いろいろな手だてはしてきたわけでございますけれども、やはり緊急五十ミリ対応の現河道を広げることと調整池の設定はどうしても必要である、という認識に立っておるわけでございます。  そういった中で、現在現状において現河道の買収を進めておるわけですが、非常に流下能力の障害となっております本町通りの交差点付近でございますけれども、東魁楼の大きな建物もここで県の交渉によって妥結し、解体完了をいたしております。そういったことから、この本町通り架橋の海老川橋部分については今回の災害の状況などを含めて、特に重点的な買収手だてをして打開を図っていくということでございます。  それから、本年度の災害などに向かって今回船橋が補正をしていなかった事情でございますけれども、海老川流域の中で河川改修の状況はいくつか、本年度計上を見ております、実施を見たものもございます。長津川につきましては、ここでちょうど渇水期から今年度末──来年の三月に向かって幾つかの工事が発注をいたしております。過日も長津川の流域関係の陳情を受けたわけでございますが、緊急対策の恒久的なものは別として、部分的なご指摘もございました。こういったことに対しては二十三日に部長以下担当課長が現地へ出向いて、現地で対処できるものはすぐに対処していく、というようなことでの対応を約束をしておるのが実情でございます。  いずれにいたしましても、海老川の持つ問題は非常に大きな問題でございますが、私どもは所管の中の最重点的な事業といたしまして、県ともども努力をしてまいりたい、このように考える次第でございます。       〔三十四番中村伸君登壇〕 ◆三十四番(中村伸君) 二問質問させていただきます。  いまの下水道部長への質問の中で、私はそこまで質問してないわけです。排水溝が海老川にあるのかそれとも水門の外にあるのかという質問なんです。あんな詳しく、百八十ミリ降ったらどうのこうのと聞いてないわけです。  それからもう一つは、部長が、海老川の水門と上流の方では落差が一メートルあった──そういうことであるならば、素人考えでもその落差が一メートルあるならば、その上流に大きなポンプを据えつけて水門の外に持っていく、こういうことであれば水害がなかったんじゃないか、こういうような素人考えですけれども、そういう意見があるわけです。  ただ一点として、宮本ポンプ場の排水については、今回の台風については被害はありませんというような大きなみえを切って、あれだけの水の量は、この水は宮本のポンプ場から来た水ですよ、これは海老川の方、上から流れてきた水ですよとだれも見分けがつかないわけです。  そこで、私としては確かに部長の苦労もよくわかりますけれども、被害に遭った人、災害に遭った人の考え方からするならば、市の行政の中の指導において災害救助法まで船橋市が出して、そうして市長以下理事者が一生懸命に徹夜までして、そうして住民の被害を幾らかでも少なくしようという努力をしている中にあって、私は下水道部長の答弁においてはいささか不服がある。  そこで、要望ですけれども、その辺等については建設局関係で相談をして、来年度の台風にはできる限り被害を少なくするように努力をしていただきたいということを、要望にとどめておきます。  なお、詳しいことについては、建設委員会等もございますので、そこで明らかにしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、習志野駅前の総合福祉センターの問題、児童ホーム建設の問題、総合教育センターの問題、市長の答弁でよくわかりました。限られた財政の中で、大変苦労があろうかと思いますが、できるだけ市民の要望に向かって、市長の市政方針の中にもあるように、努力をしてほしいということを再度要望申し上げて、この問題等については終わりたいと思います。(「いい質問だ」と呼ぶ者あり)  それから最後に、北部清掃工場と隣接白井住民とのことですけれども、ここで部長の話の中で、一部住民においては、そういう新しいものができたから、それについて公害だとかあるいは被害だとか言って、住民が騒げばそういう施設ができるのかどうか、この辺が私は問題ではないだろうか。  かねてから、船橋においても実施三カ年計画あるいは五カ年計画の中で、教育施設はここまでとかいろいろあるわけです。その中で、たまたま北部清掃工場があそこにできたから、隣接住民から要望されてそれをつくらなければならないんだということは私はないんじゃないかと思うのですよ。むしろそれよりも、船橋市民が地域からいろいろ要望がございます。その要望を満たすことが市民の幸せであるというふうに考えるわけですけれども、たまたま北部清掃工場の建設に伴って、隣接の町会から五カ年ぐらいで完成するようにというような要望も出ているそうです。だけど、五カ年計画の中で、いま白井住民が船橋市に要求しているいろいろな施策が全部できるのかどうか。私は限られた予算の中で、確かにいま私も三点挙げた中でも、大変な市長の苦労があると思う。その中で北部清掃工場ができたから、白井住民から言われたからといって、私は船橋の人口からいって、私も北部出身ですけれども、人口の比率からいったら、本当に多目的に市民が使える、そういう施設をやはりつくるべきだ、そのためには、あの地域だけにそういうものを、五カ年計画ぐらいで市民との締結をするなんということは、私は問題があるんじゃないか、こういうふうに考えるわけです。  確かに余熱を利用したり、そういう老人の憩い、あるいは温泉のような施設をつくるとか、あるいはそのときそのときによって、やはり住民とそして市の財政とを勘案した上で、こういう施設をつくろうじゃないかということについては、われわれも賛成をしたいというふうに考えておりますが、この北部清掃工場の開設と、そして隣接の白井住民とのコンセンサスの中での要望については、私は受け入れ体制としてはできない。また、住民として、そういう白井の人たちが言うなら、船橋の住民だって黙っていない(「そのとおりだ」と呼ぶ者あり)こういうふうに考えるわけですけれども、その辺の見解については、もう一ぺん部長からはっきりと決意のほどをお伺いしたい。  以上で、二問を終わります。(「いい質問だ」「市長は白井の町議会に陳情を紹介してやれや」と呼ぶ者あり)       〔環境部長竹下昭治君登壇〕
    ◎環境部長(竹下昭治君) 私は、先番議員に対しましても、また今回の答弁の中でも、やるということは言っておりません。(笑声)あくまでも船橋の総合計画に基づいてやるべき船橋の市政の問題である、できた場合の利用についてはそれは考えてもよろしい、というふうに先方にご説明もし、先方は、それをやらなければ協定を締結しないということは言っておりません。ただ、白井住民の希望もこれは聞いておいてもらいたいということでの、これは当初はそういう強い要望があったのですが、私どもはじゅんじゅんとその辺の船橋市の市政なり、行政のあり方についてご説明を申し上げ、その辺についてはある程度納得をしていただいております。  したがって、私どもは船橋市の、あくまでも総合的な施設計画、設備計画等に基づいて、その建設については考えていくんだということを申し上げておりますので、その辺ご了解を願いたいと思うわけでございます。       〔三十四番中村伸君登壇〕 ◆三十四番(中村伸君) 三問をしたいところですけれども、要望にとどめたいと思いますが、確かに部長から言われている答弁の中でも理解するわけです。  そこで、せっかく船橋が日本一の設備ができて、隣接の人にも公害として迷惑のかからない、(「東洋一だ」と呼ぶ者あり)東洋一ですか、そういう北部清掃工場としての使命を汚さないためにも、これは公害がないんだ、そして船橋市が誇っておる北部清掃工場なんだと胸を張って、営業あるいは運転ができるように努力をしてほしいし、また住民の要望の中でいろいろあろうかと思いますけれども、先ほどの千葉議員の質問の中でも、温水プールどうのこうのという質問がございましたけれども、温水プールも確かに必要ですけれども、われわれは北部地区においては、青少年の育成の、そして舎営のできる施設をつくるべきだ、こういうような考え方を持つものでございまして、ひとつその辺もあわせて要望をお願いを申し上げまして、三問を、終わりたいと思います。       ───────────────── ○議長(長谷川勝巳君) 十一番志位明義君。       〔十一番志位明義君登壇、拍手〕 ◆十一番(志位明義君) 発言通告には二つの問題を挙げておきましたが、学童保育の方は非行をなくす対策の一つとして取り上げるようにしたいと思います。  総理府は、十二月十一日、五十六年度版の青少年白書を発表しましたが、ことしの白書には、大きな社会問題となっている校内暴力、家庭内暴力の現状と問題点が取り上げられております。この白書によれば、昭和五十五年度中に警察に補導された校内暴力の発生件数は千五百五十八件、補導人員は九千五十八人、被害者は四千八百二十七人に及んでおり、その八割近くが中学生の事件であり、しかも教師に対する事件の九五%までは中学生というショッキングな数字が示されております。事件が起きやすい地域は大都市周辺で、都市化、住宅化の急速に進んだ地域であること、昭和二十六年と三十九年がこれまでの二つのピークであったが、いまは戦後第三のピークとなっており、遊び型非行の増加と非行少年の低年齢化が特徴であることが挙げられています。この白書に挙げられている問題は、船橋でも例外ではなく、小中学校に子供を通わせている市民の多くが深刻な不安を感じております。  私は、ここ一カ月ほどの間に独自に調査を行い、市内の教師と父母からどういう事態が起きており、どう対処しているか、どう考えているかを聞きました。  船橋市内の中学校でどういう事態が起きているかということですが、具体的に生々しく話すことは不適当ですので、やや一般化してまとめてみますと、初めに特に中学校の中に見られる非行現象ですが、広範な子供たちの中に生活の乱れ、言葉の乱れ、弱い者いじめ、まじめな子供へのいやがらせ、異常な性的関心など、非行の底辺とも言うべき状況が広がっていること。スーパーなどでの万引きが日常化している、これはいわゆる遊び型非行で、万引きしたものを学校へ持って来て売る者があらわれていること。学校内の落書きが多くなり、その内容が卑わいなものになっている。物がなくなることは数知れず、廊下に平気でつばを吐き、学校のものを壊すなど荒廃が進んでいること。シンナーやたばこを校内で吸う者があらわれていること。卒業生の暴走族グループや他校の非行グループとつながりを持つ者がふえていること。生徒同士の暴力事件で負傷したり、女生徒が乱暴される事件が起きていること。このような事態が見られるわけであります。  次に、教師との関係では、かなり多くのクラスで、子供たちの私語や勝手な行動が多く、授業が成り立たない状況が起きていること。暴走族や他校の非行グループとつながりのある生徒には、教師も恐ろしくて手が出せない状況が起きていること。教師が聞くに耐えない言葉で生徒からおどされたり、廊下で後からつばを吐きかけられたりすることが起きていること。教師が生徒から殴られて負傷する例も起きていることが、挙げられます。  市内のどの中学校でも、程度の違いはあっても、十年前には考えられなかった荒廃した事態が急速に進行していることが確認されます。騒ぎを起こしている子供は少数ではあっても、大きな影響があります。こういう事態に直面して、教師や親たちがどう対応しているか。多くの教師が、起きてしまった事件の後始末に追われるという事態が起きています。先生方は、本来の教育活動、教科の研究に充てていた時間が、いまでは生活指導にほとんどとられてしまうと嘆いており、学校の荒廃した姿にやり切れなさを感じています。日夜を問わず、非行への対応に力を費やしておられる先生方は、精神的にも肉体的にも限界に達しております。親たちの悩みもまた深刻です。最近では、わが子の動向によく注意する人がふえていますが、学校や教師に対して不満や不信の念を持っている人が多く、進学と非行問題にはさまれていらいらしている人がふえています。  青少年の非行問題、特に暴力的な傾向を持つ非行問題は全国的な現象で、東京に比べれば船橋はまだましだ、大人社会の退廃に比べればまだましだ、発達した資本主義国はどこも悩んでおり(「社会主義国も同じだ」と呼ぶ者あり)、アメリカに比べれば日本の方がよほどましな状態なんだ、仕方がないのだ、などと言っても気休めにもなりません。わが子が非行に陥った場合の親の苦しみ、またその子自身が人生の大事な時期に取り返しのつかない回り道をしてしまうことを考えると、この問題は衆知を集め、市民的な合意のもとで克服していかなければならない課題であります。  ここで初めに、教育委員会はこの問題について、いまの事態の特徴をどうとらえておられるか、教育委員会としてどういう点に責任を感じておられるか、またどのように対処しておられるか、お伺いいたします。       〔学校教育部長鎌田初君登壇、「日教組のおかげでございますと答弁しておけ」と呼ぶ者あり〕 ◎学校教育部長(鎌田初君) お答えいたします。  少年の非行につきましては、お話がありましたように戦後第三のピークと言われています。お話のように、第一のピークが昭和二十六年であり、第二のピークが三十九年オリンピックの年であったというように言われておりますが、それぞれにそれなりの背景があったわけでございますが、それにつきましては省略させていただきまして、いわゆる第三のピーク、いわゆる現在の状態の背景につきましては、第一次オイルショック以来経済が非常に高度成長から安定成長へと移行をいたしまして、不確実、不安定な世相を反映して国民生活の多様化、社会連帯意識の希薄化、規範意識の低下を招き、加えて社会的風潮として享楽的なムードが強くなっているということが背景と言われております。  物は豊かになったが心は貧しくなったと言われますが、戦後わが国が歩んできたさまざまな変化の中で、少年たちがこれらの影響をまともに受けてきたことは否定できないと思います。高校の進学率が九五%を超え、大学進学率も三〇%を超えている。教育の量的な拡大から来るひずみであり、また教科偏重の教育ではなかっただろうかという教育界の反省から、教育課程の改訂等がなされるようになったわけでございます。  現在の非行の特徴ということでございますが、一つには、万引き、自転車、オートバイを盗む等、いわゆる遊び型非行が主流を占めております。二番目に低年齢化傾向が一層顕著になっていること。三番目に、校内暴力等の暴力非行が目立ってきたこと。これはいままでの非行になかったことでございます。四番目に、シンナーとかたばこ等が増加してきたこと。五番目に女子の非行がふえてきているということが言われます。  これにつきまして、教育委員会はどのように対策を講じているかということでございますが、児童、生徒に対する直接の指導は担任の教師であり、あるいは学年や教科の教師であり、あるいは生徒指導主事、教頭、校長等、つまりその学校の教師であります。人間関係のない部外者がその中に入り込む余地のないところにむずかしさがあると思います。したがいまして、教育委員会としては、これらの指導に当たる教師に対する指導、助言を与えるという、側面的な対策をとらざるを得ません。問題が発見されましたら、直ちに担当指導主事を派遣し、場合によりましては部課長を含めて出かけていき、教職員とともに対応を検討しております。  なお、教育相談等につきましては、本人並びに父母等について補導センター、指導課、研究所で相談に応じております。そのほか、学校内外の環境の浄化、美化に努めることはもちろんでございますが、情操の陶冶につきましても努めております。  なお、生徒指導等の研究学校の指定、学校と警察連絡協議会、生徒指導主事連絡協議会、校長会、教頭会、教務主任会、あるいはPTAの連合会、家庭教育学級、生徒指導に関するいろいろな講演等、教育委員会も主催し、あるいは後援し、協賛というような形をとりまして、積極的に取り組んでおるわけでございます。  以上でございます。       〔十一番志位明義君登壇〕 ◆十一番(志位明義君) 教育委員会の把握しておられる点も、大体私が把握している最近の変化をとらえておられるように思います。問題は、非常にスピードを早めてきているというか、急速にいろいろな問題が起こっておるようなので、これに対処するには、やはり対処する側でも考え方を一つにして当たっていかなければならない重大な時期にきているのではないか、と私どもとらえる次第です。  この非行の広がりが全国的に見られるということは、部長も言っておられましたように、二十年間にわたる高度経済成長政策の社会的なひずみがもたらした構造的な非行である、こういうことが言えると思うのです。社会、学校、家庭のそれぞれに原因があり、それは互いに深く関連しており、いわば精神的な複合汚染といえる異常状況、こういうことが言えると思うのです。  これに対処するのに、それは教育委員会、教育行政の当事者だけで解決できないことは、言うまでもありません。しかし、特に青少年の教育に責任を持っておられる教育行政の立場にある方が、やはりこの問題について正面からこれを見据えて責任を果たしていくことが必要なんだと思うのです。そういう点では、私、これから幾つかこの非行問題を解決していく基礎になるような問題、大きな問題や小さな問題、いろいろありますが、七つほど申し上げましてお考えを聞きたい、そのように考える次第です。  非行に対処する第一点でありますが、学校運営の民主化の問題であります。  自民党政府の文部省がここ二十年来一貫して進めてきたのは、学校の管理体制の強化でありました。教頭の法制化に続いて、教務主任、学年主任、生徒指導主任を制度化する、そしてこれを人事管理のてこにして校長を中心に縦割りの管理システムを完成させる、この方向を一貫させて進めてきました。この管理体制の強化は、もともと教育という仕事の性格になじまないものであり、教師の自主的、創造的な活動を萎縮させ、学校を荒廃させるものであると、私どもは前から主張してまいりました。いま非行問題が深刻化する中で、文部省流の管理体制ではもはや対処できない重大問題になってきていると思います。  非行、それも集団的な非行に対処するには、教職員の間の正しい教育観に基づいた意思統一と行動の統一がどうしても必要なのに、いまの状態ではそれができず、ばらばらであります。父母に対してもきわめて閉鎖的で秘密主義的になっています。取りつく島のない冷たい学校だと言われています。  教師は、真に民主的な学校運営の中でこそその能力を発揮できるのに、また、教職員が話し合いを尽くし、知恵と力を寄せ合わなければ非行問題に対処できないのに、いまの体制ではそれができないのです。これは全国的な問題でしょうが、船橋市教育委員会も責任を感じてもらわなければならない第一点であると私は考えます。  第二点は、学習の落ちこぼれをなくす問題です。  総理府の青少年白書にも、暴力事件を起こした生徒の成績は下が八五・三%に上り、学習意欲が乏しく必ずしも能力的に劣るとは限らないが学力は低い、とあります。小学校の低学年から落ちこぼれを出さない教育に一層力を入れるべきであることは、言うまでもありません。  ここで、二つの問題を指摘しておきたいと思います。一クラスの人数の問題です。先日、共産党、社会党の反対を押し切って強行されたいわゆる行政改革法は、十二年計画で実施されようとしていた四十人学級制を向こう三年は先に延ばしてしまい、実施のめどは立たなくなりました。これは、非行を出さないという点から考えても大きな問題であります。教育委員会は、あらゆる機会をとらえて、政府に対し、聞違った措置を是正し、一学級の人数を減らして行き届いた教育が実現できるようにすることを、求めるべきです。  もう一つは、いまだに中学校でかなり行われている無免許教科の授業であります。どうしても授業時数が半端になるということがあるのでしょうが、無免許でよいはずがありません。三教科も受け持っているという例があるということですが、これでは先生も生徒もかわいそうです。これは、教育委員会の責任で、一日も早く解決すべきことだと思います。  第三点は、高校進学問題、特に入試の制度の問題です。  高校入試をめぐる状況は、年々悪化しております。テスト業者がはじき出す学力偏差値はますます精密なものとなり、一つの高校に入学希望する生徒たちの偏差値の幅はますます狭くなり、いわゆる薄切りになってきております。生徒たちの中には、必死で受験勉強をして偏差値を一点でも上げようとするグループと、どうにかなるさとあきらめてしまっているグループが、はっきり分かれてしまっています。親たちの中には、幼稚園のときから英語と数学の塾に通わせることが受験戦争を勝ち抜く秘訣だ、というようなことが真剣に言われています。  客観的に見れば、全く正気の沙汰とは思えない受験競争の中で、子供たちの心と体が傷ついている、友情をつちかう大切な時期に、受験競争は結局は友達を押しのけることであり、多くの子供たちがやりきれなさを感じております。学力低下の問題と絡んで、いまの入試のあり方は多くの落後者を生み出し、それが非行に落ち込む原因になっています。  単独校選抜制に逆戻りさせたときから、今日の事態は予想されたわけですが、このゆがみをどう是正していくのか、教育委員会は、このことに責任があると思います。高校間の格差をなくす方向に流れをかえなければなりません。成り行き任せでなく、子供たちのために真剣に対処することを要望します。  第四点は、体罰の禁止の問題です。  ずうっと以前に私がこの問題を取り上げたとき、教育長は、体罰は学校教育法でも禁じられています。しかし、熱心の余りコツンとやるぐらいは体罰ではありません。要は、教師と生徒の信頼関係です──という答弁をされておりました。  教育長が「コツンとやるぐらいは」と言われると、現場では大ぴらに殴るけるの体罰がどんどん行われているんです。教育長が、絶対だめです、厳重に禁止します、と言われてちょうどいいぐらいです。  私は、体罰は教育の手段としては全く成り立たない。昔はともかく、いまでは信頼関係の中で体罰をやるなどということは全くあり得ないと思いますが、いま心配されることは、教師の暴力行為が生徒の校内暴力の引き金になるおそれが十分にあるということです。学校というところは、世間では暴行罪、傷害罪になることが、何ら罰せられることもなくやれるところだと、子供たちに思わせることになるではありませんか。事実、教師の暴力の次は生徒の暴力という例がたくさんあるんです。暴力で生徒に言うことを聞かせるというような手間省きをやっていれば、必ず大きな報いがきます。体罰、生徒への暴力行為を一切厳重に禁止する、こういう措置をとられるよう要望します。  第五点は、学童保育の問題です。  子供たちの生活環境が年々悪化している。共働き家庭もふえている。万引きなど遊び型非行がふえている。こういう中で、学童保育の必要性はますます高まっております。ちょうど一年前、市は突如として学童保育の私立幼稚園の委託と児童ホームからの締め出しを、多くの関係者の反対を押し切って決めました。その後、経過を見ておりますと、法人委託はさっぱり進まず、ただ、新しく学童保育ができるのを抑える効果があったように思われます。昨年の措置の誤りは、いまでは明白であります。  私は、これまでの経過にこだわらず、市が子供たちを守る立場にあって、学童保育事業をとにもかくにも前進させることがいま求められている、それが非行対策としても大切な課題であると思います。(「指導員が子供をほっぽり出してきているじゃないか、どうなっているんだ」と呼ぶ者あり)これは市政の重要課題として真剣に対処されるよう、市長に要望いたします。(「日教組が二十九分間のストをやるからいけないんだよ」と呼ぶ者あり)  第六点は、教育相談所、教育一一〇番の設置についてです。  育児や非行問題、進学問題などで多くの父母が深刻な悩みを持っているのに、心おきなく相談できる相手がいないという声をよく聞きます。本来、学校の先生方がひざ突き合わせてよく話し合ってくれればよいのですが、それがうまくできない場合に、電話でも面接でも気軽に相談できる場を、市としてぜひつくっていただきたいものです、少年補導センター、また指導課や研究所の仕事の中でやっておられるということをお聞きしますが、市民に広く開かれた教育相談所を開設し、市民から寄せられる問題を解決するとともに、そこに出された問題を行政にも各学校にも反映させていく、そういう機能を果たすようにしてほしいと思います。これは提案しておきます。  第七点は、がくらん服など突っ張りスタイルや非行用品を販売する専門店が市内にあらわれている問題です。  新しい客を連れて行くとお小遣いをくれる店まであるそうです。何を売るのも自由な世の中でしょうが、行政側としては何とかやめていただく手だてを講ずることができないものでしようか。これも問題点として指摘しておきたいと思います。  以上、七点にわたって、広い意味での非行対策として教育委員会にすぐにでもしていただきたいことを申し述べました。これについて教育委員会のお考えをお伺いいたします。また、市長もお考えがあればお伺いしたいと思います。  以上で、第二問を終わります。(「まあ日教組、努力してここまでやってくれたよ、教育委員会、後始末しろとよ」と呼ぶ者あり)       〔学校教育部長鎌田初君登壇〕 ◎学校教育部長(鎌田初君) 再質問にお答えいたします。  まず最初の問題、学校運営の民主化についての問題でございますが、どんなに小さな非行でありましても、その背景には潜在的なものが含まれております。職員間でお互いに見たり聞いたりあるいは感じたりしたことについて、包み隠すことなく出し合える雰囲気をつくらなければならないと思います。また、そうあってほしいと思います。船橋の場合、若年教師が過半数を占めております。むしろ若年教師が年々これからもふえる傾向にありますが、その中で中心的になる人というのが学年主任であり、あるいは教科主任であり、その方々が指導とまとめ役をする必要があるわけでございます。したがいまして、ご質問者がおっしゃるように必ずしも主任制度というものが作用していないわけではないと思います。いまこそ職員が一致団結して生徒の指導に当たらなければならないというように考えます。  二番目に、学習の落ちこぼれをなくすること、この問題につきましては、わかる授業はどうあればよいかということにつきまして、もろもろの研究学校を指定したり、あるいは校内の授業研究を盛んにしたりいたしまして、子供中心の授業研究に取り組んでおります。特に学習意欲──わかる喜びを育てることが大切であると思います。  免許外教科指導の件でございますが、定められた定員数と教科時数のバランスの関係上、特に小規模の学校におきましては多少残っております。年々、改善には努力をしているところでございます。  次に、高校進学の問題でございますが、現在の選抜制度が最善であるとは考えておりません。全国にはいろいろな選抜制度を取っているところもありますが、非行と直接的には結びつかないと考えております。高校は年々増設されておりまして、五十五年の進学率は船橋市で九五・三%であります。本人の学習意欲と父母の理解があれば、高校への進学は可能になってきております。ただ、親のみえとか友達が行くからというような安易な考えで、しかも普通高校へ進学する生徒においては、途中で退学をしていくというようなケースが多いようでございます。これらにつきましては、一人一人のその能力、適性に合った進路の指導ということが、これからも非常に大切になってまいります。  体罰につきましては、教育の現場においてはもちろん許されるべきではありません。厳しく指導、助言をしております。  なお、一一〇番というご提案でございますが、教育相談につきましては、一例を取りますと、この四月から十一月まで教育研究所で五十二件、指導課で百件、補導センターで三百十三件。  昨年に比べまして三〇%増加しております。  電話相談につきましても行っているわけでございますが、現在は研究所が二本電話がございます。うち、直通一本、指導課内線が三本、補導センターは直通が二本。教育相談は電話だけではなくて──電話でありますとちょっと不十分になる点がありますので、できるだけ電話をもらって、来所を勧めて、来ていただいて相談をする、ということにしておる現状でございます。  ただ、電話相談につきましては、PR不足の面もありますので広報等でPRに努めていきたいと思います。ご提案の一一〇番というような件につきましては、名称等もあるし電話等の関係もありますので、この点につきましては検討をさせていただきたいと思います。  なお、相談委員につきましても、補導センターを中心にいたしまして行っております。これらの相談につきましては、総合教育センターができました暁においては、その中で一まとめにして、十分市民の要望にこたえられる教育相談ができるものと確信しております。  以上でございます。       〔教育長伊藤秀三君登壇、「はっきり言ってやれ」「はっきり自民党はだめと言ってやれ」と呼ぶ者あり〕 ◎教育長(伊藤秀三君) 質問の中で私からお答えすることがありますので、第一番目は、非行がふえてる原因が管理体制にあるということが大きく取り上げられておりますが、私は、民主的であることが非常に大事だというふうには考えております。しかし、教頭の制度とか主任の制度とかというものが非行の原因だというふうには考えておりません。というのは、やはり管理体制ではないんで、これは指導的な立場での職務であります。ですから、むしろそういう指導的な体制がすっかり一貫しているところからは、私は非行が出ていないというのが現状でございます。もちろん、民主的な学校運営であることはこれは言うまでもございません。  それから次の、クラスの学習の落ちこぼれ、これはもちろん先ほど部長が言ったとおりですが、クラスの四十人学級については要望すべきであるということですが、私どもはこれについては要望いたしております。ぜひ実施するようにと──いま凍結の状態でございますが、これは強く要望しております。ただ、学級の数が減ったら非行が出ないということでは、私はないと思うんです。これは、教師の心構えが一番大事なんで、アメリカあたりでは二十五人、三十人学級であるはずなのに、非行が世界で一番多いというのも、これも私は教師のあり方にあるのではないかというふうに考えます。もちろん、私どもとしては四十人学級を推進するように、要望は今後は続けていきたいと思います。(「戦時中の小学生に非行はなかった」と呼ぶ者あり)  それから、一番私が申し上げなければならないことは、体罰の禁止の問題でございますが、どうも私の真意がそのまま受け取られていないので、これがそういうふうな形で言われては私も大変責任がありますので、(「立場がないよな」と呼ぶ者あり)私がここでコツンとやるのは体罰でないということを言ったのですが、その前後を省略いたしますと、「コツンとやるのは体罰でない」と言ったとなると、聞いた人は、これは大変なことを教育長言ったなというようになると思いますが、私は、これを言ったときには、本当に子供をよくしようという気持ちが強くて、こんなことでどうするんだとコツンとやるのは、これは体罰じゃない、体罰でないからこれは差しつかえない、というふうに私は言ったので、ですから、そうでない体罰は絶対にいけませんということは強く職員にも要望しております、教員にも要望しています。ですから、そういう誤ったとられ方をしているところがあれば、これは私もよく説明をしなければいけません。これからもやっていきます。  それから、学童保育の問題でございますが、これを方針を出しまして、法人委託あるいは児童館で一般の児童と一緒に扱っている、これは非行をなくする健全育成の一環だというふうに考えております。ただ、その方針が間違いではないかという点ですが、私は間違っていると思っておりません。三児童保育をやっておりますけれども、大変成績がよろしいので、子供たちからも父兄からも喜ばれております。ただ、いま受けるところがないから、それからふえていかないし、また中途でふやすことはしない。ですから、来年度はまた受けるところはやっていくことをふやしていきたい。また、新しいものも、そういう形では今後もふやしていきたいというふうに考えております。  その他のことについては、先ほど部長が答弁したとおりです。       〔学校教育部長鎌田初君登壇〕 ◎学校教育部長(鎌田初君) 失礼しました。答弁漏れがございましたので……。  いわゆるがくらんと言われる学生服の販売店が何カ所かあるということでございますが、私どももこの点につきましては、調査は終わっております。校長会の方といたしましても、この件につきましては相談をしているようでございますが、(予定時間終了五分前の合図)何しろこれは有害図書の問題等もありますが、それらとのからみでなかなかむずかしい問題がありますけれども、できるだけきちんとした服装を販売していただくように要望をしていきたい、というように考えます。  以上でございます。       〔十一番志位明義君登壇〕 ◆十一番(志位明義君) 時間がありませんが、教育長と意見が変わった、大いに違うところだけちょっと申し上げておきたいと思うのです。  管理体制の問題ですが、学校の中が校長、教頭を中心として運営される、そして主任を通じていろいろなことが校長さんや教頭さんの方へ上がっていくけれども、そういうシステムの中で、学校の中で隣りの学年のことがさっぱりお互いにわかり合えない、そういう声をよく耳にします。また、いま、すべて校長も教頭も主任も任命制という中で、必ずしも一般の先生方から信頼を得ている人が任命されているとは限らないわけです。そういう中で、ここに二十年来進めてこられた管理体制の強化が、先ほど学校教育部長が言われたような、先生方が心おきなく話し合って、本当に団結して非行問題に当たっていくというような、そういう点で、非常にいまマイナス点が出てきていると私ども考えるわけです。この点は、どうこれをこの管理体制を見ていくかという根本的な問題ですので、また機会を改めて議論していきたいと思います。  体罰の禁止の問題については、本当に子供をよくするならば体罰ではない、そういうふうに確かにおっしゃいました。しかしですね、いま実際に学校で起こっている事態というのは、たとえば、どうしてもこの高校を受けたいのだと、そうしたら先生の方は、いやあんたの偏差値じゃここなんだと、それで、いや私は受けたいのです──これ、女の子ですよ。そうしたら、ほっぺたを一つボインとひっぱたかれたというんですね。私は、ひっぱたくような人間関係がどういうふうにできていたか知らないけれども、その受け取った子供の方は非常に不安動揺したと言うんです。こういう場合は少なからず聞くので、教育長さん、もう少し現場の実態をようくごらんになって、そして実際に愛情をこめてたたいているような体罰があるのかないのか、ここのところをぜひ実態把握なさるよう、おすすめします。  以上で、発言を終わります。(「教育長、答弁要らないよ」「教育長、笑いごとじゃないよ」と呼ぶ者あり)       ───────────────── ○議長(長谷川勝巳君) 四十八番津賀俊君。       〔四十八番津賀俊君登壇、拍手〕 ◆四十八番(津賀俊君) 皆さん、もう少しですから、おとなしくがまんして聞いてください。五時になれば終わります。  質問する前にちょっとお話があるんですが、私、けさ信号のところをこちらに入ってきたんですが、ところが、あそこの毎日鳴っているんですが、ここ何日か「通りゃんせ通りゃんせ」の音の信号がないんですよ。ご承知のように、私、障害者なもんですから、あの音だけ頼りに来るのですね。いつまでも立っていると、どうしたんですかと言われる。こういう問題で、非常に私だけではなくて、視力障害者の方も大ぜいいらっしゃるので、ずいぶん困っているんじゃないか、もし事故でも起きたらどうするんだろうかと思って、私、自分の身につまされて、非常に心配になったわけです。そういう点で、ことしは障害者年だということを盛んにここでもおっしゃっておられますが、空念仏にならないように、これはご希望申し上げておきます。(「時間がなくなっちゃうよ」と呼ぶ者あり)これは、質問前です。  最初にお伺いしたいのは、駅前の再開発の問題でございます。ご承知のように、国電船橋の駅前ですが、これはもう船橋の表玄関なんですね。市長がこの間──お話聞きますと、大橋市長さんのお名前で、権利者のところに通達が行っているんですね。で、来年の三月または四月ころまでに素案をつくります、こういうような通達が行っております。で、この通達によりましてどういう素案が現在お考えになっておられるのか、まず聞きたいわけです。  まず私がお聞きしたいのは、ご承知のように、あの場所ですから道路の問題、いわゆる公共施設、道路の問題、あるいは駅前広場の問題、あるいはその他の公共施設、再開発に伴うところのいろいろな方法、こういう問題についてどういうお考え方なのかお聞きいたしたい、これが第一点でございます。  それから第二点は、大変はしょりまして恐縮なんですが、この間市の広報がございますね、市の、このいただいた広報によりまして、広報の中で、私、大変驚くべき発見したんですが、この前八月一日の広報の中では、言語障害の前市長がお話しができないのが、何か「あとのことは任せた、しっかり頼む」、繰り返し繰り返し言われましたというようなことが書かれているんですが、障害者の方があの八月一日の広報ではお話しになったことになる。ところが、今度の十二月十五日の広報では、七月の選挙でたしか私の記憶では四人さんが当選していると思う。ところが、この広報を見ると一人消されてしまう。(笑声)一体どうしたのか。これは一人消されちゃう、いつの間にかいなくなっちゃう。三人しか当選していないことになっている。一体どうしたことなんでしょうか。これをまずお伺いしたい。(笑声)笑いごとじゃないんです、本当なんですよ、これは。四十八万市民に十五日、全部配られているんですから。  それから次にお伺いしたいのは、せっかく市民に職員の給与表を公表されたのに、市の職員の三分の一に該当する千二百七十一名の職員の給与については発表されていない。一体これはどういうこと、これを伺っておきたい。  それからあとの、交付金の不当支出、公有財産の管理の問題、これについてはせっかく議会の中からもりっぱな監査委員さん二名出ていらっしゃいます。それから、常勤の監査委員さん、民間の監査委員さん、いずれもごりっぱな監査委員さんが出ていらっしゃいますので、これは厳正な監査がされるものと期待いたしまして、きょうの質問から省いておきます。  以上です。       〔都市部長高橋博君登壇〕 ◎都市部長(高橋博君) 南口の都市整備事業の関係で、素案をつくるということであるがどういうことか、ということで答弁申し上げます。  これは、その中で広場、道路、事業方法ということでございますが、広場、道路につきましては、現在の都市計画決定を活用しつつ、将来を見通しながら、どのくらいの程度の広場が必要かということで進めてまいりたいというふうに考えております。  それから、事業方法につきましては、現在の法律の中でいろいろ検討を権利者と続けてまいったところでございますが、現法の中では都市再開発法を活用するしかなかろうかという結論に出ております。  それから、素案でございますが、まだできておりません。これは十一月の代表者会議というのを持っておりまして、この中で今後の事業の進め方ということで、権利者の皆様とお話をしてまいったところ、その申から権利者の皆様から、市からひとつたたき台を出していただいて、それをたたいて今後の計画決定等に持っていったらどうかということで、先般たたき台作成のために意見を聞くということで招集したわけでございます。これから戸別に当たりながら、それをもとに三月あるいは四月に原案のたたき台を出し、意見を聞いてから出し、それを再度住民の皆様にたたいていただくという手順でございます。  以上です。       〔広報部長大石喜美夫君登壇、「答えちゃだめだってば」「誤植だから謝っちゃえ」と呼ぶ者あり〕
    ◎広報部長(大石喜美夫君) 広報十五日号の記事につきましてお答えを申し上げます。  ただいまご指摘のとおり、四名の議員さんの当選を三名というふうに誤りました。まことに申しわけなく思っております。これは、一月一日号で訂正のおわびを申し上げたいと思います。       〔総務部長山口重年君登壇〕 ◎総務部長(山口重年君) お答え申し上げます。  給与表の公表におきまして、三分の一の千二百七十一名の給与については発表されていないがどういうことかということでございますが、恐らくこれは技能・労務職員のことが言われているんではないかと思いますが、私どもといたしましては、この職種の中には看護婦、保健婦、学校教育職、また医療技術職等、多岐にわたりますことから、標準職といたしましての一般職のみを掲載したものでございますので、ご了解願いたいと思います。       〔四十八番津賀俊君登壇〕 ◆四十八番(津賀俊君) 最初に広報のことから入りますが、とにかく市長は、お聞きするところ、広報の原稿も全部一応ごらんになっている、当然だと思うのですが、しかし、できたものもごらんになっていると思うんです。で、私、先ほど申し上げたように、私は視力障害者なんです。視力障害者の私が見つけるのに、あなたが事前に見つけないというのはおかしいと思う。(笑声)こういう、議員を一人消してしまうような、そういう広報を全市に配っているんですよね。一月一日まではだれも三名しか当選していないと思っている。こういうことについては、市長も私より目がいいんだからその点はきちっとつかんでやってください。人間は間違いはあるんだから……。間違いを私は申し上げているんじゃない、間違いを少なくすることが大事なんです。そういうことです。  それから、同じ広報の問題でいろいろお話がありましたが、少なくともこの広報というのは、本当のことを市民に知らせる、三分の一に当たる職員の方が、こうこうこういう理由だから給与表に出しませんよ──これは筋が通らないですよ、市民の側から言って。特に働く方は、皆技労職の方でしょう。市民と直接接する方ばかりなんです。官庁やこちらにおいでになる方と違うんです。直接市民に接触する方々の、あなた方の給与はどうなんですかと、一番知りたいところなんです。これを知らせていない。これはすぐ次の号で改めて記載するかどうか、これは市長からお答えをいただきたい。  次に、本論の方に入りますけれども、まずその前に京成の問題、ちょっと触れたいんですが、京成は、年が明けて三月か四月というふうに聞いているんですが、都市計画決定は大体いつになるのか、確実に……。大体年度内ということは聞いておりますが、そのとおり間違いないのかどうか、年度内で。それから、それに基づいて事業決定、立ち入り調査、測量、その他の調査は大体いつごろの時点で……。そういう点をお聞きしたい。それから、まず住民のいろいろな要求が出ておりますが、この要求をどういうようにお答えするつもりなのか、これらについてお答えをいただきたい。  それから、駅前の広場の件でございますが、これは先ほど申し上げたように、素案はできていない──素案というのはたたき台なんですよ、成案じゃないの。市長は、住民には、三月か四月──年明けてからなりますよ、と通知しているんです。読んでみましょうか、簡単だから。時間がないから省略しちゃっているんですが、「皆様からご要望のあります船橋駅南口都市整備事業の素案については、京成線高架化事業の都市計画決定が年度内に行われる場合には、昭和五十七年三月か四月に皆様にお示ししたいと考えております」、これは昭和五十六年十二月十日、船橋市長大橋和夫さんからの関係権利者への通達なんです。  こういう正々堂々たる通達などをお出しになっておってですね、いま議会で聞かれて、あと何カ月あるんです。いま参事か部長か、その辺がお話しした点はありましたけれども、まだ何にもできていないじゃないですか。これで、議会で聞かれて、大体の答弁もできないというのはちょっとおかしいですよ。これだけの文書を出したら、少なくとも議会にも責任を持たなければならないと思う。議会に聞かれた場合、駅前広場はどのくらいにする予定だ、道路、通路についてはどう考えているのか、地下街についてはつくるのかつくらないのか、あるいは災害の安全等についてはどういう計画が必要なのか、あるいは駐車場はどう考えているのか、緑地帯についてはどうなのか、あるいは公共施設についてはこのビルの中にどういうものを考えているか、こういうものがある程度のたたき台、素案だからできていなければならないと思う。それがいまの部長の話だと何にもない、一体どうなんですか。  しかも、現在の駅広はどのくらいあると思います。市長ご存じのように、九百八十平米。九百八十平米しかないんですよ。それで、いままでとっている六千百平米、これはいま、都市計画が四十二年三月十六日にとつた決定なんですね。しかも、この都市計画決定と同時に、二十メートルの都市計画道路が三和銀行がどんとぶつかっているんですよ。その間に、いつも申し上げるように、京成と三和銀行の間に八メーターの通路があるでしょう。この通路の買収すら、いま中途半端でちっとも進んでいない。どうしたのでしょうか。こういう実態で、駅前問題をどうつかんでいるのか。  一体、ここに一日どのくらいの乗降客が、市長、降りるとお考えですか。私の調べによりますと、一日二十六万ですよ、船橋の駅の。その六割が南口ですよ。京成は十三万、毎日乗降客。それだけじゃないですよ。驚くことに、南口には京成のバスが四線入っているんですね。それで、台数が五十三台。五十三台がフル運転して、一日にどのくらいか。一日に二百六十六台出入りしているんです。そのほかにタクシーでしょう。競馬やオートレースのときでもごらんのとおりです。これが、わずか九百ちょっとしかない、こういう小さな箱庭のようなところを使っている。一体これをどうしてやっていいんですか。  しかも、この中で、私はこういう状態を放置しておく問題について、まず市長からお伺いしたい。どうしてこういう状態を放置されているか。いまもって議会で素案を、あなたが素案をつくりますよと言っている。にもかかわらず、議会で聞かれてもあと二カ月か三カ月しかないのに、素案すらできていない。素案というのは、ご承知のように一日ぱっと一晩でできるんじゃない、年月の中でできるものなんです。いままでも長い間住民と話し合いをしているわけですから、当然これはつくっていなければならない。  それから、お聞きしたいのは、昭和四十三年の第三回定例会に提案されまして、四十四年の第一回定例会で採択になった、これに関係する陳情があるんですよ。船橋駅前市街地改造計画案反対に関する陳情。この点は、先般船橋駅前市街地改造事業について市より説明があったが、私たちは、市が駅前広場拡張計画から除外している──ここのところをよく聞いてくださいよ──長太郎ビルの一角を拡張計画に含めることこそ、駅前広場として住民の福祉を増進するものと考える。よって、私たちの意思に反した区域指定やビル化等の計画をとりやめていただきたい──。こうして、周辺の四十七名の連署をもって代表者の方が陳情している。  で、この議会では採択になっている。この陳情が採択になった。これはもっともだ。というのは、あの長太郎長太郎ビルの一角を含めない最初の計画の六千百平米、こういう計画については反対ですよという──。ですから、まずこの陳情、議会で採択になったこの陳情を、今度の素案の計画の中ではどういうふうにこれをお考えになっているのか、これは市長からお答えをいただければ結構だと思います。  まず第二問は、以上で終わります。  それから、京成の方は先にお答えしてくださいね京成の方。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 津賀議員の再質問にお答え申し上げます。  まず、広報の点につきましては、広報部長がおわびいたしましたように、まことに申しわけないと思っております。なお、広報の編集に当たりましては、基本的なことの相談はございますが、ほとんど原文については事前に私は見ておりません。広報部長以下スタッフを信頼して、ほとんど任せております。なお、四名を三名と誤った点については、おわび申し上げます。  職員の給与関係につきまして、ご指摘の点は技能職の方だろうと思いますけれども、これらの点については、今回の職員の給与の公表は初めてでございまして、国なり県なりから一定のひな形がきているわけでございまして、各市もそれに従ってほとんど出しているわけでございます。そういう面で、これは全国的な問題でございますから、形式の面についてはご指摘の点もあわせて十分今後検討、研究いたしたいと考えております。  船橋の駅前の南口の改造につきましては、大問題でございますので、関係住民の方々、権利者の方々と十分相談する必要があるわけでございまして、私も南口の改造につきまして、駅前広場について反対陳情があり、それが採択されたことも十分承知いたしております。また、総武線沿線の中で、国電船橋駅が一番乗降客が多いことも十分承知しているだけに、この問題については、よほどの準備が必要だと考えているわけでございまして、まだ結論を得ているわけではございません。  関係の方、権利者の方々、また議会のご意向も十分聞いた上で素案をつくりたいと思っておりますが、この素案の作成について、担当部長初め関係者が鋭意努力しているところでございますが、大問題でございますので、かなりの時間がかかると私は思っております。  国電船橋駅の南口の事情につきましては、津賀議員さんが非常に詳しいということを聞いておりますので、(笑声)いろいろな考え方についてお教えいただければありがたいと思っております。(笑声)       〔土木部長真田勉君登壇〕 ◎土木部長(真田勉君) 京成の件につきましてご答弁いたします。  計画決定の時期はいつかということでございますが、これは五十六年度以内ということで、いま私の方でも事務的に国、県を通じまして折衝しております。  事業決定の時期ということでございますが、これは計画決定がされなければ事業決定ちょっとできませんので、事業決定は計画決定がされた後、早急にやるという考え方でございます。  三番目の、住民の要求にどうこたえるかということでございますけれども、これは先般地元の説明会等やりまして、問題点が何点か出されております。一番大きな問題としましては、実際の工事上の騒音、それからできた後の騒音、日照、振動ですか、実際、一番前段で出てくる問題といたしましては代替地。実際かかって移転しなくちゃならない方には代替地の問題、それから営業補償の問題というのがございます。そういう問題については、十分われわれの要望についてこたえてもらいたいということでございますので、これは関係者との話し合いがつかなければ移転もできませんから、これは十分話し合いに応じていただくということでわれわれも考えております。そういう中で、時間的には事業決定がされた後、すぐ測量に入るということでございますから、測量を実際やって土地の地形、それから建物の関係ですか、そういうものを押さえて、私の方である程度の試算をしながら、関係地主の方とも交渉に入るということでございます。一応、考え方はそういうことでやっております。  事業決定については、五十七年度早々というぐらいの時間的なものになろうかと思います。(予定時間終了五分前の合図)  以上です。       〔四十八番津賀俊君登壇〕 ◆四十八番(津賀俊君) 広報の問題で、市長がおっしゃるように、技能職の方々ですよ。で、これは私、聞き損なったら訂正いたしますが、その次の号に出していただけるというお約束はできるんですか、この技能職の千二百七十一名というたくさんの方々の問題。それで平均年齢が四十三歳、平均給与が十八万八百円、こういうふうになっております。これお出しになっていただけるのかどうか再度、お答えがもしなかったらお答えをいただきたい。  それから、このように私は三分の一に近い職員の表をここから削除したという、このお考え方の中には、この給与表はなぜ今度発表したか。恐らく市長個人のお考え方ではなかったと思う。これは少なくとも国の方針に見習ってお出しになったに過ぎないのではないか、こう私は思うわけです。そうでなかったら、なぜこのような大事な職員の、特に技能職の労働者の皆さん方をここから落とすという理由は考えられない。その点では本当にこのようなことがあってはいけない、あくまでも自治体なんだから船橋自身、市長自身の頭で考えてやっていただきたいと思いますが、この点についてのお考え方をひとつお願いしたい。  それから、素案については一体いつごろできるのか。ほら、もうあなたが先ほどしたように、三月か四月という時期まで切って関係権利者にお話している。そうすると、これはいつおできになるのか。できた場合に、これは議会筋にはお話しになるのかならないのか、この点も伺いたい。  それから、皆さんがお出しになったいろいろなパンフレット等には、住民とともに町つくりをしたい、こう考えている、とおっしゃっている。これは結構なことです。したがって、具体的には住民参加のこうした町づくりというものはどういうふうにしておやりになるのか。私は、これはたとえば船橋駅南口駅前都市再開発についての、あるいは都市づくりについての対策協議会、こういうものをつくってその中に市なり県なり、あるいは住民の代表なり、こういうものが参加してそういう対策協議会のようなものをつくって、今後この町づくりを本当に住民と一緒につくっていく、こういう姿勢があってしかるべきだ、こう考えるがこの点について市長のお考え方はどのようであるか、この点も伺っておきたいわけです。  それから、関係住民のいろいろなご意見、いままでも十数回やってますが、これはもっとやっていますね、やっていますが、一方先ほど陳情のあった方の住民については、全然説明会をやっていないんですよ。(「時間がないんだから」と呼ぶ者あり) ○議長(長谷川勝巳君) 時間が余りありませんから……。 ◆四十八番(津賀俊君) (続)ここは、ですからこの説明会をやっていないところの意向について、特に陳情についてのお考え方をもう一度、私、耳遠かったもので聞けなかったのですが、確認したい意味で、これはどう扱っていくお考え方か、この点もあわせて伺っていきたいわけでございます。  時間がないので、以上で終わります。(「あと一分」と呼ぶ者あり)       〔助役野村誠一君登壇〕 ◎助役(野村誠一君) 給与の公表の関係につきまして、私から再質問にお答えしたいと思います。  ご質問者の言われるように、技能・技労職につきましては、これを公表からあえて外したわけでございます。これは、事務担当者が各市の担当者と相談の上、非常に市町村の場合には職種が多岐にわたります。たとえば、国と比較する場合も、国の技能・技労職との職種の範囲というのが非常に差があるわけでございます。(予定時間終了の合図)そういう意味で、単純にそれを比較するのはかえって誤解を招く。しかも一般職の標準職というものの比較の中において、給与の水準等の比較は端的にできるわけでございますので、そういう意味で誤解を招くということで省いたということでございます。(「自治省の広報じゃないんだよ」と呼ぶ者あり)今後、これについてどうするかということでありますが、直ちに技能・技労職について掲載することは考えておりません。今後の問題としましては、関係市ともその辺十分詰めながら、次の段階におきましてどうするか、その段階でまた検討したいと思っております。       〔都市部長高橋博君登壇〕 ◎都市部長(高橋博君) 市長にかわりまして、答弁させていただきます。  広場の考え方ということでございますが、確かにご質問のとおり、広場は現在六千百、計画決定しております。それと西武の前の広場は、現在使っている広場は約二千五百ございます。これを足して、まだ将来に対しての広場が足りませんので、一万強をあの広場の中で今後取りたいということで、都市計画上考えております。  それから、街路につきましては一本、三四一一号線がございます。これが二十二ございますが、これを事業の中から見い出していきたい。広場とこの街路を一本でございます。  それから、住民参加の町づくりの今後の進め方ということでございますが、これは非常に権利が絡みますのでむずかしい問題でございます。そのようなことで、現在は研究会ということで説明会を進めているわけでございますが、やがて私権に及んでまいりますので、皆様の研究会から今度は──失礼しました、初めは勉強会で進んでおりました、で、現在研究会にきております。これからどうするかということを、権利者の皆様と踏まえながら組織づくりも考えていこうというお話で、ご了解をいただいているところでございます。  それから、素案ということで非常に大きな仕掛けがあるようなご質問でございますが、決してそういうことはございませんので、グロスのお話で進めていく考えでございます。広場、道路、そしてどのくらいの商業、あるいは行政、あるいは事務というフロアーの使い方を議論していく考えでございます。  それから、西側についてはわかったが、東側についての説明がないということでございますが、これは昭和五十三年にたしか私どもが乗り込みまして行きましたところ、市で案を持ってこいということでございます。その中には、ご質問者が先ほどご質問のありました昭和四十四年第一回定例会での反対陳情の内容、こういうものが全部盛り込まれております。ですから、今後素案を出す場合には、そこら辺十分踏まえた上で、将来の船橋の南口の案という中で示していかざるを得ないということで、鋭意努力して三、四月までに素案の素案を出す考えでございますのでよろしくお願いいたします。  以上です。(「議会に、できるのかできないのか」と呼ぶ者あり)  これはあくまで素案の素案でございますので、そこら辺ご容赦願いたいと思います。       ───────────────── ○議長(長谷川勝巳君) 以上をもって、一般質問を終結いたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) 日程第二、陳情取り下げの件を議題といたします。 ○議長(長谷川勝巳君) お手元に配付いたしましたとおり、陳情第二三号につきましては、提出者から取り下げいたしたい旨の申し出があり、総務委員会において承認済みであります。  お諮りいたします。陳情取り下げの件については、これを承認することにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長谷川勝巳君) ご異議なしと認めます。  よって、陳情取り下げの件は、承認することに決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) 日程第三の請願陳情を議題といたします。 ○議長(長谷川勝巳君) 請願陳情三十件は、お手元に配付いたしました請願陳情文書表記載のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) 日程第四、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十一条の規定により、議長において、    二十番 安 藤 久 子 君 及び   三十一番 滝 口 四 郎 君 を指名いたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) お諮りいたします。  議事の都合により、明十七日から二十三日までは休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長谷川勝巳君) ご異議なしと認めます。  よって、明十七日から二十三日までは、休会することに決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長谷川勝巳君) 次会は、十二月二十四日、定刻より会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。        午後四時五十七分散会       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 〔出席者〕   出席議員(五十一人)         議  長  長谷川 勝 巳 君         副 議 長  野 村   清 君         議  員           一番  大 野 幸 治 君           二番  櫛 田 信 明 君           三番  岡 本   功 君           四番  石 川 敏 宏 君           五番  佐 藤   昭 君           六番  徳 江 栄 進 君           七番  半 場 千代松 君           八番  興 松   勲 君           九番  滝 口 宗 治 君           十番  和 田 善 行 君          十一番  志 位 明 義 君
             十二番  佐 藤 重 雄 君          十三番  長谷川 正 平 君          十四番  市 川 義 平 君          十五番  池 沢 敏 夫 君          十六番  木 村 久 子 君          十七番  芦 田 良 光 君          十八番  田久保 尚 俊 君          十九番  春 田 嘉 文 君          二十番  安 藤 久 子 君         二十一番  小仲井 富 次 君         二十二番  松 崎 節 生 君         二十三番  吉 田 公 一 君         二十四番  山 本 和 宏 君         二十五番  増 尾   博 君         二十六番  本 間 清 吉 君         二十七番  伊 藤 浅 由 君         二十八番  千 葉   満 君         二十九番  三 山   操 君          三十番  大久保 博 夫 君         三十一番  滝 口 四 郎 君         三十二番  小 川 新之助 君         三十三番  林   利 嗣 君         三十四番  中 村   伸 君         三十五番  滝 口 三 郎 君         三十七番  小 池 英 一 君         三十八番  佐 川 隆 雄 君         三十九番  椎 名 政 雄 君          四十番  松 永 勝 進 君         四十一番  林   栄 蔵 君         四十二番  佐 藤 佐 平 君         四十四番  大 沢 元 吉 君         四十五番  矢 野 正 男 君         四十六番  田久保 友 吉 君         四十七番  川 崎 忠 治 君         四十八番  津 賀   俊 君         四十九番  池 田 志津雄 君         五十一番  菅 井 長 七 君         五十二番  中 台 久 男 君   欠席議員(一人)         三十六番  服 部 幸 枝 君       ─────────────────  ▽説明のため出席した者     市長        大 橋 和 夫 君     助役        野 村 誠 一 君     収入役       皆 川   博 君      建設局長     篠 塚 弘 治 君      広報部長     大 石 喜美夫 君      企画部長     成 田 知 示 君      総務部長     山 口 重 年 君      財政部長     小 杉 幸 治 君      税務部長     萩 原   忠 君      市民部長     渡 辺 茂 之 君      福祉部長     田 上 一 太 君      保健衛生部長   本 田 行 夫 君      環境部長     竹 下 昭 治 君      経済部長     浅 川 英 昭 君      市場部長     鷹 木 虔 一 君      管理部長     大 沢 正 得 君      都市部長     高 橋   博 君      土木部長     真 田   勉 君      下水道部長    松 沢   勇 君      建築部長     佐 藤 国 俊 君      消防局長     柳 原 義 明 君      消防局次長    天 津 照 雄 君     教育長       伊 藤 秀 三 君      管理部長     大 木 林太郎 君      学校教育部長   鎌 田   初 君      社会教育部長   川 城   隆 君      選挙管理委員会事務局長               西 塚 正 太 君      農業委員会事務局長高 橋 奎 吾 君     代表監査委員    石 井 速 雄 君      監査委員事務局長 松 戸 正 夫 君       ─────────────────  ▽議会事務局出席職員     事務局長      須 田 精 次      議事課長     渡 辺 正 雄      議事課長補佐兼委員会係長               堀 内 清 彦      議事係長     幸 田 郁 夫      庶務課長     伊 藤 照 雄      庶務課長補佐兼庶務係長               首 藤   宏      調査係長     大 橋 武 彦      庶務課副主査   小 倉 俊 夫      主任主事     素 保 憲 生      主任主事     寺 村 登志子        主事     太 田   勲        主事補    岡   和 彦       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。           船橋市議会議長  長谷川 勝 巳           船橋市議会議員  安 藤 久 子           船橋市議会議員  滝 口 四 郎...