令和 2年 12月 定例会 令和2年12月
銚子市議会定例会 議 事 日 程 (第6号) 令和2年12月21日(月) 午前10時開議 日程第1 議案第3号から議案第10号及び議案第13号、議案第14号 (
委員会委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第2 陳情第17号 (
委員会委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第3 発議案第1号
有限会社太田サービスによる
産業廃棄物最終処分場設置反対に関する意見 書について 発議案第2号
株式会社エコテックによる
産業廃棄物最終処分場設置反対に関する意見書 について (上程、説明、採決) 日程第4 発議案第3号
銚子市議会議員の議員報酬の特例に関する条例の一部を改正する
条例制定 について 発議案第4号
銚子市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する
条例制定につ いて (上程、説明、質疑、討論、採決) 〇本日の会議に付した事件
議事日程のとおり 〇
出席議員(17名) 1番 宮 崎 光 子 君 2番 桶 谷 範 幸 君 3番 野 平 仁 人 君 4番 吉 原 祐 真 君 5番 笠 原 幸 子 君 6番 池 田 健 一 君 7番 石 上 友 寛 君 8番 鎌 倉 金 君 9番 石 神 嘉 明 君 10番 加 瀬 栄 子 君 11番 桜 井 隆 君 12番 釜 谷 藤 男 君 13番 広 野 恭 代 君 14番 石 上 允 康 君 15番 地 下 誠 幸 君 16番 岩 井 文 男 君 17番 加 瀬 庫 藏 君 〇欠席議員(なし) 〇説明のための出席者 市 長 越 川 信 一 君 副 市 長 島 田 重 信 君 教 育 長 石 川 善 昭 君 秘書広報 鴨 作 勝 也 君 課 長 企画財政 安 藤 隆 君 市民課長 林 広 泰 君 課 長 税務課長 柴 紀 充 君 子 育 て 山 口 学 君
支援課長 高 齢 者 伊 藤 浩 幸 君 水道局長 網 中 紀 之 君 福祉課長 〇
事務局職員出席者 事務局長 石 田 智 己 書 記 佐 野 仁 美 書 記 林 友 見 午前10時00分 開 議
○議長(
岩井文男君) これより本日の会議を開きます。
△諸般の報告
○議長(
岩井文男君) この際、諸般の報告をいたします。 最初に、市長から報告がありました
地方自治法第180条の規定による専決処分2件は、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、
市議会議員から発議案4件が提出されましたので、ご報告いたします。 発議案の取扱いについては、
議会運営委員会を開催しましたので、
議会運営委員会委員長からその報告を求めます。
石上友寛議員。 〔
石上友寛君登壇〕
◆
石上友寛君
議会運営委員会を開催いたしましたので、そのご報告を申し上げます。 本日、
市議会議員から発議案4件の提出がありました。これが取扱いにつきましては、お手元に配付してあります
議事日程(その2)のとおり、
意見書提出に係る発議案第1号及び発議案第2号につきましては
議事日程第3として本日の日程に追加し、正規の手続を省略し、即決することに、また発議案第3号及び発議案第4号につきましては
議事日程第4として、上程、説明、質疑の後、
委員会付託を省略し、討論、採決することに
議会運営委員会としては決定いたしました。 以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、
議事運営についてよろしくご協力くださるようお願い申し上げまして、
委員長報告を終わります。
○議長(
岩井文男君) 以上で
議会運営委員会委員長の報告は終わりました。
△議案第3号~議案第10号、議案第13号、議案第14号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
岩井文男君) これより日程に入ります。 日程第1、議案第3号から議案第10号及び議案第13号、議案第14号の10議案を一括議題といたします。 去る12月1日の本会議において各委員会に付託いたしました各議案について、これよりその審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。 最初に、
総務企画委員会委員長、
桜井隆議員。 〔桜井 隆君登壇〕
◆桜井隆君 おはようございます。
総務企画委員会委員長報告を申し上げます。 去る12月1日の本会議において当委員会に付託されました
議案審査のため、12月15日午前10時から本会議場において委員会を開催いたしました。 当日は、
委員全員が出席し、
理事者側から市長及び
関係課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第8号 銚子市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例制定について、議案第9号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定について、以上の2議案であります。 まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第8号及び議案第9号については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。 問 議案第8号 銚子市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例制定について、改正する条例の文言、被保険者としない者に当たる方がいるかいないか、またいるのなら何名いるのか伺います。 答 今回条例で定めようとする対象者は、
児童福祉施設に入所している児童などで
扶養義務者のない者を被保険者としない旨を規定しようとするものですが、この対象者は現在も
国民健康保険に加入していないため、人数などの把握はできていません。 問 議案第9号
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する
条例制定について、対象者はどれくらいになるか、また見直しによる影響があるか伺います。 答 今回の改正では、通常の延滞金の率は変わらず、徴収猶予の場合の延滞金と
還付加算金に関するものであり、対象者及び影響額はないと考えています。 以上のような
質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。 以上のとおりでありましたので報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
教育民生委員会委員長、
加瀬栄子議員。 〔
加瀬栄子君登壇〕
◆
加瀬栄子君
教育民生委員会委員長報告を申し上げます。 去る12月1日の本会議において当委員会に付託されました
議案審査のため、12月11日午前10時から本会議場において委員会を開催いたしました。 当日は、
委員全員が出席し、
理事者側から市長及び
関係課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第10号 銚子市
養護老人ホームの設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定について、議案第13号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(銚子市
海鹿島保育所)、議案第14号 公の施設に係る
指定管理者の指定について(銚子市
放課後児童クラブ)、以上の3議案であります。 まず、議案の審査結果から申し上げます。 当委員会に付託されました議案第10号及び議案第13号については
全員異議なく、議案第14号については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。 問 議案第10号 銚子市
養護老人ホームの設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定について、現在入所している者が何人いるか伺います。また、今後新たに措置すべき者が出てきた場合どのように対応するのか伺います。 答 今年度当初7人の入所者がいましたが、11月18日をもって他の施設への移動が完了しており、現在入所者はいません。新たに措置すべき者が出てきた場合、市内の
盲養護老人ホーム猿田の
丘なでしこをはじめ
近隣市町村の
養護老人ホームに空きがあるため、入所可能な施設を提示した上で、本人の希望も確認しながら措置の手続を進めていくことになります。 問 議案第13号 公の施設に係る
指定管理者の指定について、事業団との協議状況や保護者への説明など、
海鹿島保育所の閉所に向けた進捗状況はどうなっているか伺います。 答 事業団とは、
指定管理者の応募の調整も含め、継続的に協議しており、本議案が可決されれば、基本協定や年度協定の詳細を詰めていくこととなります。保護者へは、11月に
転所希望アンケートを実施するとともに、来年度の入所受付では令和4年度末の
海鹿島保育所の閉所を保護者に説明しながら行いました。転所が必要となる児童については、できる限り希望に沿えるよう配慮したいと考えています。 問 議案第14号 公の施設に係る
指定管理者の指定について、
放課後児童クラブの
指定管理者が変更になるが、現在勤務している支援員の待遇などはどうなるのか伺います。 答 募集要項の中で、
指定管理者が変更となる場合、現在
放課後児童クラブに勤務し、今後も勤務を希望する者については、
放課後児童クラブの安定的、継続的な運営のため、引き続き雇用を継続するように努めることという一文を入れており、希望する支援員は原則雇用が継続されるものと認識しています。また、
指定管理者の候補者の提案では、支援員の
キャリアアップ、
給与アップに加えて、永年勤続制度や各種祝金などの福利厚生の充実を図るとのことから、支援員の処遇の向上、働きやすい
環境づくりにも期待しています。 問
選定業者の提案内容が事業が始まってから実際に行われているかの検証をどのようにしていくか伺います。 答
放課後児童クラブを運営する中で、日常的に担当課においてチェックしていくことになります。また、毎年度終了後に
事業報告書を提出させるため、そこでも評価検証することとなります。これとは別に、利用者の評価や
第三者評価の実施も検討したいと考えています。 以上のような
質疑応答の後、討論に入り、一委員から、議案第14号 公の施設に係る
指定管理者の指定について、評価するところは多くありますが、学童保育というのは生活の場であることが基本です。最近では、保育園を請け負っていた
大手事業者が急に経営悪化し、市町村に突然撤退の意向を出したという報道もあり、
子どもたちの安心安全を第一に考えると、今までの地元業者から一斉に
大手事業者に変更することに懸念があります。
選定委員が全員一致でなかったということもありますので、反対しますとの反対討論がありました。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
予算委員会委員長、
加瀬庫藏議員。 〔
加瀬庫藏君登壇〕
◆
加瀬庫藏君
予算委員会委員長報告を申し上げます。 去る12月1日の本会議において当委員会に付託されました
議案審査のため、12月11日午後1時30分から本会議場において委員会を開催いたしました。 当日は、
委員全員が出席し、
理事者側から市長及び
関係課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第3号 令和2年度銚子市
一般会計補正予算(第6号)、議案第4号 令和2年度銚子市
水道事業会計補正予算(第1号)、議案第5号 令和2年度銚子市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第6号 令和2年度銚子市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第7号 令和2年度銚子市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上の5議案であります。 まず、議案の審査結果から申し上げます。 当委員会に付託されました議案第3号から議案第7号については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。 問 議案第3号、
一般会計補正予算中、
中小企業事業継続支援金について、予算額約1億円に対し
決算見込額が約960万円であり、約9,100万円の不用額が出ている理由を伺います。 答 この事業は、
売上げ減少率50%以上が対象となる国の
持続化給付金や千葉県の
中小企業再建支援金の対象とならない事業者に対する銚子市独自の支援策で、
売上げ減少率30%以上50%未満の事業者に対して1件当たり10万円を交付するものです。この事業の予算額については、
銚子商工会議所が4月当初に実施した会員向けの
緊急アンケートの結果に基づき、1,000の事業所を対象として算定したものです。実績としては、94件に支援金を支給しましたが、これは
緊急事態宣言の期間が延長され、
新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期に及び、売上げの減少幅が当初に見込んだよりも大きくなったため、国や県の給付の対象となる事業者が増加したことが本事業の実績に影響したものと考えます。 問
都市計画図デジタルデータ整備経費について、具体的な
事業内容及び
事業効果を伺います。また、公開時期はいつになるのか伺います。 答 内容については、
航空撮影活動と
都市計画図をデジタル化した後、
ウェブ情報として公開できるように
システムを構築するものです。この
システム構築により、都市計画に関する情報、道路台帳などをウェブ上で詳しく閲覧、確認できるようになるとともに、
新型コロナウイルスの
感染リスクの低下、業務の効率化、窓口での対応時間の短縮など、窓口業務のサービスの向上につながると考えています。公開は、令和4年4月を予定しています。 問
市民センター換気システム改修経費について、
改修内容を伺います。 答
改修内容は、
新型コロナウイルス感染拡大防止策として、主に
市民センターの北側部分である会議室、
調理実習室等の老朽化した空調設備を換気機能があるものに更新する工事です。改修の
スケジュールとしては、今年度中に
設計業務委託を終了し、4月に工事を発注して、8月中の完成を目指す予定です。会議室などは、それほど期間を要せずに工事ができると考えていますが、可能な限り利用者に影響を与えないように調整を図っていきます。 問
GIGAスクール構想加速化経費における
家庭学習用通信機器の
購入台数の根拠を伺います。 答
家庭学習用通信機器の購入に当たり、財源については
全額国庫補助となりますが、この補助申請では、令和元年5月現在の要保護・準要
保護世帯児童生徒数に調整率を掛けたものが
補助上限額となっており、本市においては小中学校合わせて595万8,000円となっています。それを1台
当たり単価の1万円で割ったものを
購入予定台数としています。今後は、
アンケート調査などによりニーズを把握し、実際の
購入台数を決定していきます。 問
主要公共施設適正化基本方針策定経費における
市庁舎倒壊防止策作成支援業務について、この
事業内容と不用額が多く出ている理由を伺います。 答
公共施設の再編については、市庁舎、
青少年文化会館、体育館などの主要な施設の在り方を優先的に検討することとして、今年度の当初予算で322万5,000円を計上しましたが、
主要公共施設全体の配置について
基本方針を定めるには、広く
まちづくりの観点から多岐にわたり議論を進める必要があり、短期間の策定が困難な状況にありました。このため、今年度は
基本方針の策定に向けた第1段階の事業として、最優先となる市庁舎の応急的な補強による
安全確保策について調査・検討することとし、
業務委託契約を締結したところです。なお、本契約の金額が約59万6,000円であったことから、当初予算との差額である262万9,000円が不用額となり、減額補正することとしたものです。
委託業務の内容は、市庁舎の現状を整理した上で、
倒壊防止工法について、安全性、工事費用、工事期間などを検討し、提案していただくものとなっています。 問
市道改良整備経費における銚子市跨
線人道橋緊急補修業務及び
市道補修等緊急対応工事について、この工事内容と今後の整備の方針を伺います。 答 この経費の内訳は、銚子駅跨
線人道橋緊急補修業務が600万円、
市道補修等緊急対応工事が500万円となっています。銚子駅跨
線人道橋緊急補修業務は、人道橋の手すりが経年劣化により腐食しており、さびの塊がJR銚子駅のプラットホーム上に落下する事案が生じていました。このまま対策を講じない場合には事故の発生が懸念されるため、応急的に
防護ネットを設置しようとするものです。人道橋の抜本的な改修については、費用対効果や利用状況を確認した上で、JRと協議しながら、あらゆる方向から橋梁の在り方を検討しています。
市道補修等緊急対応工事は、市民要望に基づく道路舗装の穴埋めや側溝の破損箇所の補修などです。市直営での補修が困難な場合に緊急に対応する工事の予算が不足していることから、
補正予算を計上したものです。 問 小学校大
規模改修経費における
明神小学校防災機能強化工事について、当初予算で計上しなかった理由を伺います。また、
業者選定方法及び設置完了までの
スケジュールを伺います。 答 この工事は、
国庫補助金である
学校施設環境改善交付金を利用して執行するもので、来年度予定している工事の前倒しの執行が9月に国で採択されたことにより、
補正予算で計上したものです。
スケジュールとしては、今年度中に設計業務を完了し、工事は繰越しとなります。来年4月に
一般競争入札により請負業者を選定し、耐震性の高い受水槽及び高架水槽を新設するもので、
夏休み期間中に工事を完了させる予定となっています。 問
高等学校整備経費における
PFI事業の
割賦金利について改定前後の金利を伺います。 答 今回の金利改定は、
事業契約書の規定によるもので、令和2年度の後期分から改定後の金利が適用されます。改定前の
割賦金利は1.893%、改定後は0.779%で、1.114ポイントのマイナスとなります。 問 議案第6号、
介護保険事業特別会計補正予算について、当初予算に計上しなかった理由と
介護保険システムの
改修内容を伺います。 答 今回の
補正予算に計上した経費は、令和3年4月からの
介護保険の
制度改正に対応するための
システム改修経費です。昨年の令和2年度当初予算の編成時点では、令和3年度に
制度改正があることは予想されていましたが、改正内容が不明であったことから、当初予算ではなく今回の
補正予算で計上したものです。内容については、現在国で見直しが進められている
総合事業の対象者の弾力化、介護認定の有効期間の上限の延長、介護報酬の改定などに伴う
システムの改修を予定しています。 以上のような
質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 以上で上程議案に対する各委員長の報告は終わりました。 ただいまの各
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 最初に、
桶谷範幸議員。
◆桶谷範幸君 それでは、議案第14号について反対の立場から討論させていただきます。 この議案は、
指定管理業者の指定に関する議案でありますが、
プロポーザル方式での公募に2社の応募があり、5名の
選定委員のうち3名の賛成の結果、事業者が候補者として選定されたということであります。
事業内容に伴った書類審査、面接審査、
質疑応答及び討論の審査を経て選定されたことは承知しておりますが、今回選定された事業者は
銚子市内に事業所が設置されていない事業者であるということ、また、現在の
指定管理業者であり、今回も応募した事業者のこれまでの実績評価の審査に対して異論を唱えたいと思います。 まずは、市内に事業所を置かない事業者を市の
指定管理業者で受け付けることに対してですが、日頃より財政難の
銚子市内で、なおかつこのコロナ禍で歯を食いしばって事業をしている
市内事業者をないがしろにしていると強く感じます。このようなことを続けていますと、市内で事業をすることへの不信感を与え、労働意欲の低下を招き、ひいては事業所の流出にもつながりかねません。いま一度
地元事業者を守るような取り計らいをしてほしいと感じます。 また、今回選定されなかった事業者は、5年間の運営実績はもとより、銚子市子ども・
子育て会議の場においても銚子市の子育てに対して一方ならぬ助言、提言をしており、銚子市における貢献度は計り知れないものであります。しかし、今回の審査においてそのような内容が正しく評価されていないと強く感じました。これらの2点のことを踏まえて、今回の
事業者選定について到底納得することはできません。 以上の理由をもって、
市内事業者を守る
市議会議員の立場として議案第14号について反対いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
笠原幸子議員。
◆笠原幸子君
日本共産党の笠原です。私は、議案第14号について反対の討論を行います。 議案第14号は、銚子市
放課後児童クラブに係る
指定管理を令和3年4月1日から令和8年3月31日の5年間、
シダックス大新東ヒューマンサービスが受託するという議案でございます。
放課後児童クラブは、児童の放課後や長期の休みの期間、保護者が仕事で自宅で過ごすことが難しい生徒が生活する場であります。
子どもたちの過ごす場であるためには、指導員の対応、生活環境の整備に至るまで、子どもの安心安全に配慮したものでなければならないと考えます。その点で言えば、大手の企業でありますので、幅広い経験が備わっているかと思います。 しかし、私が懸念する2つの理由を挙げます。1つは、地元の事業者ではないということです。公設公営から
指定管理になり、今まで地元の事業者が運営を行っておりました。そして、今度の運営は
大手事業者になるということです。少子化に拍車がかかり、急激な経営悪化や、利益にならない地域では撤退することもあり得るというのが大企業であるからです。 もう一つは、この
指定管理を選定した委員会で委員長を除く5人の
選定委員のうち3名が賛成したということです。専門家から成る委員会で大多数の賛成で指定されたわけではないということが理由です。
子どもたちの生活の場である
放課後児童クラブの
指定管理を
シダックス大新東ヒューマンサービスが受託するという議案には反対いたします。
○議長(
岩井文男君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) これをもって討論を終結いたします。 ただいま議題となっております議案について、これより採決をいたします。 採決は、各議案ごとに行います。 お諮りいたします。最初に、議案第3号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第4号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第5号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第6号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第7号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第8号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第9号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第10号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第13号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第14号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
岩井文男君) 起立多数であります。 よって、さよう決しました。 この際、10分間休憩いたします。 午前10時39分 休 憩 午前10時49分 再 開
○議長(
岩井文男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△陳情第17号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
岩井文男君) 日程第2、陳情1件を議題といたします。 去る12月1日の本会議において委員会に付託いたしました陳情について、これよりその審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。
総務企画委員会委員長、
桜井隆議員。 〔桜井 隆君登壇〕
◆桜井隆君 陳情につきまして、
総務企画委員会委員長報告を申し上げます。 去る12月1日の本会議において当委員会に議案とともに付託されました陳情1件について、
議案審査終了後、慎重に審査しましたので、これよりその結果について報告申し上げます。 陳情第17号は、銚子市西小川町1062、根本茂氏からの
銚子市議会議員の定数削減を求める陳情であります。 本陳情につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、人口流出の原因、あるいは財政難であるという原因は
市議会議員の数にあるわけではなく、ほかに原因があるわけで、その原因を究明すべき、あるいは議論すべき議員の数を減らすことには反対しますとの意見から、
全員異議なく不採択とすべきものと決しました。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 以上で委員長の報告は終わりました。 ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 討論なしと認めます。 ただいま議題となっております陳情について、これより採決をいたします。 お諮りいたします。陳情第17号について、
委員長報告は不採択とすべきものであります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
岩井文男君) 起立多数であります。 よって、さよう決しました。 続いて、発議案が提出されておりますので、先例に倣い、全員協議会室において議員協議会を開催いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午前10時53分 休 憩 午前10時58分 再 開
○議長(
岩井文男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△発議案第1号、発議案第2号の上程、説明、採決
○議長(
岩井文男君) 日程第3、発議案第1号及び発議案第2号の発議案2件を一括議題といたします。 発議案を職員に朗読させます。 〔職員朗読〕 発議案第1号
有限会社太田サービスによる
産業廃棄物最終処分場設置反対に関する意見書につ いて 令和2年12月21日提出 提出者
銚子市議会議員 石 上 友 寛 賛成者 同 地 下 誠 幸 同 同 野 平 仁 人 同 同 石 神 嘉 明 同 同 桜 井 隆 同 同 釜 谷 藤 男 同 同 石 上 允 康 発議案第2号
株式会社エコテックによる
産業廃棄物最終処分場設置反対に関する意見書につい て 令和2年12月21日提出 提出者
銚子市議会議員 石 上 友 寛 賛成者 同 地 下 誠 幸 同 同 野 平 仁 人 同 同 石 神 嘉 明 同 同 桜 井 隆 同 同 釜 谷 藤 男 同 同 石 上 允 康
○議長(
岩井文男君) 提案理由の説明を求めます。
石上友寛議員。 〔
石上友寛君登壇〕
◆
石上友寛君 提出いたしました発議案第1号及び発議案第2号について説明いたします。 これら発議案2件につきましては、お手元の案文のとおりでございますので、案件の朗読をもって説明に代えさせていただきます。 発議案第1号
有限会社太田サービスによる
産業廃棄物最終処分場設置反対に関する意見書について 発議案第2号
株式会社エコテックによる
産業廃棄物最終処分場設置反対に関する意見書について なお、この発議案につきましては、
地方自治法第99条の規定により関係機関へ提出いたしたいため、提案したものでございます。 以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、よろしくご賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
岩井文男君) 以上で説明は終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号及び発議案第2号の発議案2件については、正規の手続を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決をいたします。 お諮りいたします。最初に、発議案第1号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、発議案第2号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。
△発議案第3号、発議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
岩井文男君) 日程第4、発議案第3号及び発議案第4号の発議案2件を一括議題といたします。 発議案を職員に朗読させます。 〔職員朗読〕 発議案第3号
銚子市議会議員の議員報酬の特例に関する条例の一部を改正する
条例制定につい て 令和2年12月21日提出 提出者
銚子市議会議員 石 上 友 寛 賛成者 同 地 下 誠 幸 同 同 野 平 仁 人 同 同 石 神 嘉 明 同 同 桜 井 隆 同 同 釜 谷 藤 男 同 同 石 上 允 康 発議案第4号
銚子市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する
条例制定について 令和2年12月21日提出 提出者
銚子市議会議員 石 上 友 寛 賛成者 同 地 下 誠 幸 同 同 野 平 仁 人 同 同 石 神 嘉 明 同 同 桜 井 隆 同 同 釜 谷 藤 男 同 同 石 上 允 康
○議長(
岩井文男君) 提案理由の説明を求めます。
石上友寛議員。 〔
石上友寛君登壇〕
◆
石上友寛君 提出いたしました発議案第3号及び発議案第4号について、提案理由の説明をいたします。 最初に、発議案第3号
銚子市議会議員の議員報酬の特例に関する条例の一部を改正する
条例制定については、現下の社会経済情勢及び本市の緊急財政対策の趣旨を踏まえ、
市議会議員の議員報酬の減額期間を令和4年3月31日まで延長しようとするものであります。 次に、発議案第4号
銚子市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する
条例制定については、発議案第3号と同様の理由により、令和3年4月から令和4年3月までの間、会派の所属議員1人当たりの政務活動費の月額を1万5,000円減額しようとするものであります。 以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、よろしくご賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
岩井文男君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第3号及び発議案第4号の発議案2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 討論なしと認めます。 これより採決をいたします。 最初に、発議案第3号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、発議案第4号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。
△市長の挨拶
○議長(
岩井文男君) 以上をもちまして今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 この際、市長から挨拶があります。 市長。 〔市長 越川信一君登壇〕
◎市長(越川信一君) 12月議会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 慎重審議の上、全ての議案につきまして議決をいただきました。心から感謝を申し上げます。今年令和2年は、新型コロナというかつて経験したことのない脅威と向き合い、格闘し続けた1年でありました。市議会の皆様には、特別定額給付金や地方創生臨時交付金の迅速な執行を図るため、予算議決対応にご協力をいただきました。また、PCR検査、感染防止対策、こども食事券の期間の延長など、二元代表制の特徴をフルに発揮していただきまして、議会からのご提案をしっかりと受け止め、軌道修正をしながら進めてきたコロナ対策、市政運営であったと感じております。様々なご提案、ご協力に改めて感謝を申し上げます。 新型コロナとの闘いは、まだまだ続くことになります。傷ついた市民生活、事業者の支援も必要であります。また、コロナ禍での生活を余儀なくされている
子どもたち、高齢者のサポートも必要であります。市議会の皆さんと知恵を出し合い、このコロナ危機を乗り切っていかなければなりません。 令和2年もあと10日となりました。ご自愛をいただき、新たな気持ちで新年を迎えましょう。来る令和3年がコロナに打ち勝ち、銚子市にとって希望の年となることを心から祈念し、閉会の挨拶とさせていただきます。1年間、本当にありがとうございました。
○議長(
岩井文男君) 以上で市長の挨拶は終わりました。
△閉会の宣告
○議長(
岩井文男君) これにて令和2年12月
銚子市議会定例会を閉会いたします。 慎重審議、ご苦労さまでした。 午前11時10分 閉 会...