銚子市議会 > 2012-03-23 >
03月23日-06号

ツイート シェア
  1. 銚子市議会 2012-03-23
    03月23日-06号


    取得元: 銚子市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    平成24年  3月 定例会             平成24年3月銚子市議会定例会    議 事 日 程 (第6号)               平成24年3月23日(金)                                午前10時開議      日程第1 議案第1号から議案第15号及び議案第19号から議案第37号                (委員会委員長報告、質疑、討論、採決)                     日程第2 請願第3号、陳情第12号及び陳情第13号                         (委員会委員長報告、質疑、討論、採決)                     日程第3 議員の派遣                                   日程第4 議案第38号 銚子市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについ            て                                     (上程、説明、採決)                              日程第5 発議案第1号 銚子市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について            (上程、説明、質疑、討論、採決)                        日程第6 発議案第2号 銚子市議会会議規則の一部を改正する規則制定について             (上程、説明、質疑、討論、採決)                        日程第7 発議案第3号 利根川の管理を国の責任で行うことを求める意見書について           (上程、説明、採決)                                                                          〇本日の会議に付した事件                                  議事日程のとおり                                                                                〇出席議員(21名)                                      1番   桜  井     隆  君      2番   星     伸  人  君   3番   地  下  誠  幸  君      4番   越  川  信  一  君   5番   宮  内  和  宏  君      6番   加  瀬  庫  藏  君   7番   笠  原  幸  子  君      8番   三  浦  眞  清  君   9番   伊  藤  隆  司  君     10番   秋  元  賢  二  君  11番   加  瀨  竹  二  君     12番   釜  谷  藤  男  君  13番   広  野  恭  代  君     14番   工  藤  忠  男  君  15番   桑  村  邦  博  君     16番   鈴  木  一  実  君  17番   岩  井  文  男  君     18番   根  本     茂  君  19番   宮  川  雅  夫  君     20番   石  上  允  康  君  21番   宮  内  昭  三  君                                                                    〇欠席議員(なし)                                                                                〇説明のための出席者                                     市  長  野  平  匡  邦  君     教 育 長  房  州  洋  一  君  危  機  飯  森  利 兵 衛  君     政策企画  明  石     博  君  管 理 監                    部  長  総務部長  鴨     芳  正  君     民生部長  箱  家  秀  晴  君 (税務課長  事務取扱)  産業観光  伊  東  晴  彦  君     都市環境  佐  野     收  君  部  長                    部  長  病  院  青  柳  清  一  君     消 防 長  溝  口  光  男  君  対 策 監  教育部長  嶋  田  一  男  君     会  計  神  原  弘  明  君                          管 理 者  水道課長  外  川  忠  男  君     秘書政策  笹  本  博  史  君                          課  長  財政課長  久  保  英  二  君     公  平  鈴  木  敏  子  君                          委 員 会                          書 記 長  選挙管理  鈴  木  敏  子  君     監査委員  椎  名     崇  君  委 員 会                    事務局長  事務局長  農  業  高  橋  政  伸  君  委 員 会  事務局長                                            〇事務局職員出席者                                      事務局長  宮  内  康  博        書  記  原     孝  一     書  記  佐  野  仁  美                                     午前10時00分  開 議 ○議長(宮川雅夫君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(宮川雅夫君) この際、諸般の報告をいたします。  本日、市長から追加議案1件及び市議会議員から発議案4件が提出されましたので、ご報告いたします。  これが取り扱いにつきましては、議会運営委員会を開催いたしましたので、議会運営委員会委員長からその報告を求めます。  根本茂君。          〔根本 茂君登壇〕 ◆根本茂君 議会運営委員会を開催いたしましたので、そのご報告を申し上げます。  本日、市長から議案1件の追加提案がありました。これが取り扱いにつきましては、お手元に配付してあります議事日程(その3)のとおり、本日の日程に追加し、正規の手続を省略し、即決することに決定いたしました。  次に、本日、市議会議員から議案第10号 平成24年度銚子市病院事業会計予算に対する修正案が提出されました。これが修正案の取り扱いにつきましては、各委員会委員長報告、質疑の後、修正案の提出者の説明を求め、修正案に対する質疑を行い、各委員会委員長報告及び修正案に対する討論を行った後、採決を行うことに議会運営委員会としては決定いたしました。  次に、本日、市議会議員から銚子市議会委員会条例の一部改正の発議案第1号と銚子市議会会議規則の一部改正の発議案第2号及び意見書提出に係る発議案第3号の提出がありました。これが取り扱いにつきましては、本日の日程に追加し、発議案第1号及び発議案第2号につきましては、上程、説明、質疑の後、委員会付託を省略し、討論、採決することに、また発議案第3号につきましては、正規の手続を省略し、即決することに議会運営委員会としては決定いたしました。  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましては、議事運営についてよろしくご協力くださるようお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で議会運営委員会委員長の報告は終わりました。  この際、暫時休憩いたします。          午前10時03分  休 憩                                                      午前10時21分  再 開 ○議長(宮川雅夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議案第1号~議案第15号、議案第19号~議案第37号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宮川雅夫君) これより日程に入ります。  日程第1、議案第1号から議案第15号まで及び議案第19号から議案第37号までの34議案を一括議題といたします。  去る3月2日及び3月13日の本会議において各委員会に付託いたしました各議案について、これよりその審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。  最初に、総務企画委員会委員長、岩井文男君。          〔岩井文男君登壇〕 ◆岩井文男君 おはようございます。総務企画委員会委員長報告を申し上げます。  去る3月2日及び13日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、3月16日午前10時より全員協議会室において委員会を開催いたしました。  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査をいたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成23年度銚子市一般会計補正予算(第8号)中関係予算、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算中関係予算、議案第10号 平成24年度銚子市病院事業会計予算、議案第19号 千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について、議案第20号 銚子市暴力団排除条例制定について、議案第21号 銚子市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第22号 銚子市火災予防条例の一部を改正する条例制定について、議案第23号 銚子市消防団条例の一部を改正する条例制定について、議案第35号 平成23年度銚子市一般会計補正予算(第9号)、議案第36号 銚子市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、以上の10議案であります。  まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案のうち、議案第1号中関係予算及び議案第19号から議案第23号は全員異議なく、議案第35号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。議案第36号については、可否同数のため、委員会条例第17条第1項の規定に基づき、委員長裁決により可決すべきものと決しました。議案第8号中関係予算及び議案第10号については、賛成少数により、原案は否決すべきものと決しました。  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。最初に、議案第1号中関係予算、議案第8号中関係予算、議案第10号及び議案第35号について申し上げます。  問 市立病院に対する交付税について、その見込額を伺います。  答 市立病院に対する交付税措置は、平成23年度は特別交付税のみで1億5,296万円です。平成24年度は、普通交付税で2億7,981万6,000円、特別交付税は1億1,537万8,000円が措置される見込みで、合計3億9,519万4,000円措置される予定です。  問 徴収補助員の職務内容の見直しによる効果額504万9,000円を見込んでいますが、その職務内容の見直しについて伺います。  答 コンビニでの納付も可能となったことから、徴収補助員による訪問徴収を原則廃止し、現年度滞納者対策として電話催告や財産調査を全面的に実施します。徴収補助員は3人から2人になります。  問 財政調整基金と減債基金の平成23年度末残高を伺います。  答 財政調整基金は、今回の補正で2億1,434万5,000円繰り戻しましたので、今年度の繰り入れを7億2,000万円と見込んだため、2億8,473万6,000円となる見込みです。減債基金は、今回の補正で2億円繰り戻しましたので、2億75万7,000円となる見込みです。  問 コンビニ収納の導入に伴う市の負担について伺います。  答 コンビニ収納の市の負担は、コンビニ処理収納手数料として1件56円、データ集約データ管理料として1件6円です。  問 市制施行80周年記念事業経費市民ミュージカル実行委員会負担とありますが、なぜミュージカルなのか伺います。  答 ミュージカルは、作品を作る企画段階から当日の会場の運営など、一つの作品に多岐にわたる作業が必要となり、非常に多くの人手を必要とします。それを若者から年配者まで世代を超えて参加していただくことで、ふるさと銚子への愛着や地域住民としての交流も促進され、まちづくりにつながるという認識を持っています。今回のミュージカルは、市民自らが実行組織を立ち上げ、必要な財源や活動場所などを行政が支援することで地域づくりが推進されるものと考えています。  問 知事選挙と市長選挙の費用が予算計上されていますが、同日選挙の可能性はあるのか伺います。  答 任期満了の選挙は、任期満了日前30日以内が原則となっています。知事の任期が4月4日、市長の任期が5月16日ですので、重複しないため、同日選挙はありません。  問 防災メールは大事な情報伝達手段ですが、災害時には発信規制されるなどにより遅配等がありますが、その対応について伺います。  答 防災メールについては、想定していたよりも送受信に時間を要したことがわかりましたので、今後運用方法を検討したいと思います。  問 財政調整基金が平成24年度末で8,498万4,000円になった理由と年度途中で積み立てることを考えているのか伺います。  答 財政調整基金は、今年度末で2億8,473万6,000円になる見込みです。新年度は、決算剰余金の積み立てを2億円と見ています。利子積立24万8,000円を見込み、取り崩しは一般財源の不足分4億円を見込んでおり、平成24年度末の現在高を8,498万4,000円と見込みました。しかし、これは予算編成時のものであり、その後の調査で例年どおりの剰余金が出るようですので、最終的には3億5,000万円程度増加する見込みです。また、年度途中で契約差金が発生した場合、減額補正し、財政調整基金の取り崩しをやめて財政調整基金を増やすという考えでいます。  問 防災アセスメント調査は、どのような内容で行うのか伺います。  答 防災アセスメント調査業務の目的は、地震・風水害等の災害に対する危険性を把握するための調査、その危険性を基にどのくらいの被害が出るのかという被害の想定を行います。このデータを基に銚子市の地域防災計画の修正を行います。具体的な災害の種類は、これまでの地震や風水害という区分けに、地震の中にあった津波を別項目にして調査することになると考えています。  問 市民意識調査の中に、市立病院再生機構に係る項目について入れる考えがあるか伺います。  答 市民意識調査の設問項目としては、地域医療や市立病院に関する項目については検討したいと思いますが、前回の調査と同様に自由記入欄になる方法でも市民の意見を反映できるのではないかと考えています。  問 消防団員の状況は、機構改革しても危機的な状況が来るように思いますが、その対応をどのように考えているのか伺います。  答 消防団の活動支援について、今回提案しました機能別消防団により火災・災害等に協力していただくように考えています。  問 公用車が老朽化している中で、リースにするメリットを考慮して、全車両リースにする検討はしているか伺います。  答 公用車は、車検やメンテナンスなどを考慮してリースに移行しています。  問 市立病院再生機構の理事の報酬・給与に関する議論がいろいろある中で、その引き下げについての考えを伺います。  答 医療法人では、年俸総額のバランスという考えの基に、その総額を2つに割り、理事報酬の体系と実働給与の体系に振り分けています。報酬・給与、そして全体の役職のランキングによる年俸の位置づけ、そういったものの中で大胆な節減を医療法人にお願いすることにします。市民が納得されるような対応を医療法人に求めたいと思います。  問 法人関係の裁判については、和解したということですが、この和解に伴う負担は入っているのか伺います。  答 和解があったことは聞いていますが、予算には計上されていません。  問 再生機構への4億円の貸し付けは、一般質問などで月5,000万円の赤字を見込み計上したと答弁がありましたが、赤字解消の見通しについて伺います。  答 新しい医師が来れば、患者も増え、人件費が増えても収支の改善は図られるのではないかと期待しています。昨年の経緯から見ますと、医師が増えて、外来患者も増えた実績がありますので、それが収支の改善につながればと思っています。  問 指定管理に係る仕様書の中にあるリスク分担表の考え方について伺います。  答 リスク分担表の項目ごとに病院側がリスク分担に任ずると書いてある意味は、単に丸がついているだけで十分ではなくて、その内容の欄に要件の文言が入っているわけですから、その文言に該当するかどうかということを議論しなければ、リスク分担欄の法人側に丸がついているから、その項目が全部法人側の負担になり、収支補てんの対象にならないというような論理にはならないと思います。  問 リスク分担表に基づいて具体的に収支の中身を検討して、どこに該当しているか議論したのか伺います。  答 このリスク分担表にある項目については、再生機構が一生懸命取り組んだ結果、生じた赤字を相手に負担させて、市が負担を免れることを想定したものではないと考えています。そのため、今回は相手に負担を求めるような事態ではないものと解釈して、検討はしていません。  問 病院再生機構の実質的な経営者である副理事長は、病院経営の経歴がないようですが、効率的に将来の経営戦略など立てられるのか非常に不安を感じます。その見解を伺います。  答 理事5人で構成する再生機構の経営会議の中で、副理事長にその能力がないと思っている人は一人もいないと思います。副理事長でなければできないと、経営のエキスパートがやっているから、ここまでできたという思いで皆さん信頼していると思います。経営のプロである副理事長を中心にして引き続きやりたいということで、ここまで来ているのではないかと推測しています。  問 4月以降入職される医師の見通しについて伺います。  答 再生機構から受けている報告は、新年度に向けて常勤の医師となっていただけるような数名の医師と交渉していると聞いています。  問 仕様書に毎年度事業評価を行いますとありますが、平成22年度に行ったのか伺います。  答 事業評価の実施には、評価基準が必要になると思います。市立病院の場合、基本協定書等によって徐々に業務を拡大することも可というような状況になっていることから、評価時点でのサービスの水準を評価する基準そのものがありません。また、遂行状況を評価する基準としては、強いて挙げれば再生事業計画がありますが、現実と計画との乖離が著しくなっていることから、これを評価の基準とするようなことが適正かどうか疑問があったため、昨年度は厳密な意味での評価は実施していません。  問 指定管理料の平成22年度と23年度の執行率を伺います。  答 指定管理料の執行率は、平成22年度が予算2億円に対して82.66%、23年度は予算2億5,000万円に対し現在95.17%です。  問 法人が新年度の事業計画骨子案議員協議会で示しましたが、仕様書に示された再生計画との関係について伺います。  答 市立病院のあり方や運営方針などについて事業計画を定めたものですが、再開時のものであり、差異が生じてきていることから、院長の下、その見直しを検討していると伺っています。  問 再生計画を法人の方で見直すことはできないと思いますが、その見解を伺います。  答 再生機構が現在の計画を踏まえて見直しするものは、あくまでも再生機構の案です。それを受けて銚子市と再生機構が協議をし、成案にしたものが最終的な計画になると思っています。  問 医師の招聘については、大学病院などに真正面から市長が自ら何回も足を運ぶ。場合によっては正副議長も加わる。病院幹部も行く。他の医療機関は今もそのようにしています。そうしないと事態は改善できないと思いますが、市長の見解を伺います。  答 医師の招聘を正面からできるような評価がある病院であればいいと思いますが、旧病院の休止以降はそれができない病院になってしまったと痛切に感じました。県の部長や課長とともに千葉大学や旭中央病院も訪問しましたが、医師を一人も出せないと言われました。そのような中でも、医師を集めなければ市民の要望にこたえられないから、こういう特別の手法をとっているわけです。正面からお願いするやり方は当分無理です。しかし、やっていないわけでもありません。非常に慎重に細い糸をたぐりながらやっています。  問 東京事務所で医師の面接は誰がやっているのか伺います。  答 東京事務所での面接は、田中副理事長、川野氏が行い、その後最終的に院長が行います。  問 事業計画と基本協定の考え方は、基本的に変わらないということでいいのか伺います。  答 再生計画に対する市の方針は、今のところ変わっていません。  問 再生機構の理事の報酬に対する考え方が変わった理由を伺います。  答 それは、政府・日銀・国会議員、国家公務員などの報酬・給与などが減額されている社会情勢を見て、市からの報酬等の減額要請に応じていただける集団であろうと思いました。しかし、個々人の金額の名指しの減額要請については対応しないプライドの持ち主たちと思っています。  以上のような質疑応答の後、討論に入り、一委員より、議案第8号については、本委員会所管分における防災ラジオの配布を初め他の委員会所管分において評価すべき施策が予算計上されているものの、昨年の東日本大震災の教訓を活かす取り組みが希薄であると受け止められることから、反対いたします。  また、議案第10号については、病院経営の様々な問題点が浮き彫りになり、その都度指摘し、是正を求めてきましたが、改善はほとんどされていないということが現状であり、その最大の要因は市長の政治姿勢にあると考えます。市民の願いは、2次救急のできる市立病院の速やかな再生であります。今後、市立病院の管理運営における財政規律と透明性を発揮し、市民の願いにこたえる病院経営と再生に努めるよう強く要望し、議案第10号に反対いたしますとの反対討論がありました。  また、一委員より、全議案について賛成いたします。補正予算及び新年度予算は、防災から市民を守ることまでたくさんの重要な施策が盛り込まれていると思います。  議案第10号については、すべてが納得するというような状況にはならないのは大変残念ではありますが、病院の資金をショートさせるわけにはいかないというのが一番の理由であります。そうした中で、経営陣と議会側との意思疎通が図れる場所を作っていただくことを要望しまして賛成いたしますとの賛成討論がありました。  また、一委員より、議案第8号については、議論してきたとおり、指定管理料を含めた4億円の貸し付け、また所管委員会以外にも疑義がありますので、反対をいたします。  議案第10号については、市長は青天井で病院に資金を供給する仕組みを作ってあるということですから、議会で何を議論しようが、どういう議決をしようが一切関係ない。病院には無条件で資金を注入し続けることができる。また、指定管理料の使われ方や再生機構の運営自体が不透明です。本来は、市立病院に対して心から応援したい。しかし、以上の理由から議案第10号に反対いたしますとの反対討論がありました。  次に、議案第19号から議案第23号まで及び議案第36号について申し上げます。  問 機能別消防団員を新たに増員しようとするようですが、具体的に機能別というのはどのようなものなのか伺います。  答 平日の日中に発生する火災等の災害に対して、消防団の後方支援を担っていただきます。また、大災害時の避難誘導や避難所の支援なども行うもので、女性や大学生にも協力していただきたいと考えています。  問 暴力団排除条例が制定されて、暴力団員であるかどうかはどのように判断するのか伺います。  答 暴力団員であることの判断は、暴力団対策法により警察が認定することになっています。市の条例におきましても、警察と密接に連携・協力を図りながら運用していくことになると思います。  問 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物が危険物に追加されるということですが、どのような危険物なのか。また、どこでどのように使用されているのか伺います。  答 過炭酸ナトリウムは、加熱、摩擦、衝撃などによって分解され、酸素を大量に放出し、火災を助長する危険があるため、危険物に指定されました。過炭酸ナトリウムを主成分にする商品には、スーパーなどで販売している漂白剤・除菌剤などがあります。しかし、スーパーなどで流通している漂白剤などは酸素放出量が少ないため、該当しません。現在、銚子市内に危険物に該当する過炭酸ナトリウムを貯蔵、取り扱いしている施設はありません。  問 議案第36号の現給保障を廃止する理由を伺います。  答 この現給保障制度は、本則ではなく経過措置として設けられ、廃止の時期が明確でなかったことから、現在まで約6年間現給保障が続いています。本来現給保障制度は、激変を緩和するために設けられた経過措置であり、いずれ廃止すべき時期を決める必要があります。また、人事院勧告では、平成25年度から定年延長等を見据えると、早急にこの経過措置を廃止し、高齢層の給与の是正を図る必要があるとされています。なお、国でも本市と同様に平成26年3月31日をもって廃止となります。  問 議案第36号が実施された場合に下がる最高額を伺います。  答 現給保障の最高額は3万3,854円です。  以上のような質疑応答の後、討論に入り、一委員より、議案第19号については、今回は県の事務組合の改正なので、賛成はしますが、基本的には不公平感がどこで扱われるかということについては考えていただきたい。銚子市の中でも補償するようなことを考えていっていただきたいという要望を述べて賛成いたしますとの賛成討論がありました。  また、一委員より、議案第36号については、平成18年度から実施された給与構造改革に伴う現給保障として支給していた給料を廃止するためとのことですが、経過措置を行うと導入しながら、これを途中で廃止するという措置は問題であることから反対いたしますとの反対討論がありました。  以上のとおりでありますので、報告いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 次に、教育民生委員会委員長、笠原幸子君。          〔笠原幸子君登壇〕 ◆笠原幸子君 教育民生委員会委員長報告を申し上げます。  去る3月2日及び13日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、3月14日午前10時から全員協議会室において委員会を開催いたしました。  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成23年度銚子市一般会計補正予算(第8号)中関係予算、議案第3号 平成23年度銚子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第5号 平成23年度銚子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第6号 平成23年度銚子市介護保険予防支援事業特別会計補正予算(第2号)、議案第7号 平成23年度銚子市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算中関係予算、議案第11号 平成24年度銚子市国民健康保険事業特別会計予算、議案第13号 平成24年度銚子市介護保険事業特別会計予算、議案第14号 平成24年度銚子市介護保険予防支援事業特別会計予算、議案第15号 平成24年度銚子市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第24号 銚子市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第25号 銚子市心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について、議案第26号 銚子市地域活動支援センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について、議案第27号 銚子市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第28号 銚子市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第29号 銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第30号 銚子市印鑑条例等の一部を改正する条例制定について、議案第31号 銚子市立高等学校設置条例の一部を改正する条例制定について、議案第34号専決処分の承認を求めることについて(平成23年度銚子市一般会計補正予算(第7号))中関係部分、議案第37号 銚子市立高等学校教育職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例制定についての20議案であります。  まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算、議案第3号、議案第5号から議案第8号、議案第11号、議案第13号から議案第15号、議案第24号から議案第28号、議案第30号、議案第31号、議案第34号及び議案第37号については全員異議なく、議案第29号については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。  問 シルバー人材センターについて、500万円を貸し付ける理由と運営状況について伺います。  答 貸付金は、年度当初に運転資金として貸し付けるもので、同年度内の返還としています。運営状況については、不況の影響により仕事量は減っていますが、順調に業務を行っています。  問 国民健康保険について、モデルケースで結構ですので、保険料の近隣市との比較について伺います。また、加入者1人当たりの年間医療費と保険料について伺います。  答 近隣市との比較についてですが、モデルケースとしては、世帯主と妻と子ども2人の4人世帯で世帯主の給与収入が320万円、固定資産税が10万円課税されているという設定で試算しますと、銚子市では、改定前で38万2,000円、改定後で40万3,700円になります。旭市は32万9,000円、匝瑳市は24年度料率改定を予定しており、その設定で計算しますと38万3,000円になります。神栖市は35万2,200円になります。また、1人当たりの年間医療費については、予算ベースで22万3,615円、保険料額については、同じく予算ベースで11万8,887円になります。  問 国民健康保険料の滞納状況、収納率の推移について伺います。  答 22年度の収納率は、現年度分で83.7%になります。24年1月末の現年分収納率は、現年同時期と比較し、約2ポイント上昇しております。これは、徴収嘱託員の努力や納付意識の向上など、これまでの取り組みの成果だと思います。  問 国保運営協議会での審議状況について伺います。  答 審議状況については、諮問後、計3回の審議の中で、未収金への対応強化など収納率の向上についての指摘や、医療費を抑制するための事業展開を図ってもらいたいなどの意見がありました。また、諮問の保険料率では負担が大きいという意見が大勢を占め、引き上げ幅を半分程度に縮小した答申がなされました。引き上げ幅減少による不足分約9,000万円については、現下の厳しい経済状況等を考慮し、平成10年度以来行っていない一般会計からの法定外繰入れで対応することといたしました。  問 国保料の法定外繰入れについて、近隣市の状況を伺います。  答 22年度決算の状況では、旭市は一般会計から5億5,000万円、匝瑳市は3億2,500万円、神栖市は6億2,600万円の法定外繰入れを行っていると聞いています。  問 国保料の法定外繰入れで今回9,000万円を予定しているとのことですが、これに対する国からの補助や交付税措置はありますか。  答 国からの補助や交付税措置はなく、一般会計からの繰入れとなります。  問 介護保険事業計画は、3年に一度全国的に見直すと聞いていますが、介護保険料の算定方法について伺います。また、市独自の方法で算定を行っているのか、あわせて伺います。  答 介護保険事業計画は、3年に一度全国的に見直しを行っており、本市も平成24年度から26年度の3年間の計画になります。介護保険料の算定については、市独自の方法ではなく、国で定めた方法により算定します。具体的な算定方法は、計画期間中3年間の介護保険事業に要する総事業費をまず算出します。そのうち第1号被保険者、つまり65歳以上の方が21%の負担をしなければなりませんので、この割合分の総額を第1号被保険者数で割ったものが1人当たりの保険料基準額となります。参考として、第1号被保険者保険料以外の財源構成は、国が25%、県と市がそれぞれ12.5%ずつ、40歳以上65歳未満の第2号被保険者保険料が29%の負担になります。  問 体育館耐震改修工事について、契約金額と落札業者、また入札もしくは随意契約、どちらで行われたのか伺います。  答 2月20日に入札公告を出しまして、3月6日に一般競争入札を行いました。契約金額は3,465万円で、岡田土建株式会社と3月7日に契約を締結しました。  問 四中と八中の統合による新年度予算の積算根拠について伺います。また、それに伴う遠距離通学補助についての検討経過について伺います。  答 四中と八中の統合に伴う予算についてですが、校歌、校章の作成者に対する謝礼として100万円、校門へ校名板をつけたり校章のレリーフをつけるなどの工事費として150万円、校名変更に伴う備品購入経費で約83万円などを見込んでいます。統合に伴って遠距離になる生徒に対する補助については、具体的な補助内容について新年度に入ってから協議・決定する予定ですので、今回の予算には計上されていません。  問 新年度予算の関連で、小学校外国語活動補助事業経費について、この事業を始めた経緯について伺います。また、新年度予算で事業継続の要望をしたかどうか、あわせて伺います。  答 県の緊急雇用創出事業補助金を活用しまして、21年度から23年度の3年間限定で外国語補助教員3名を配置しました。また、県の補助金は来年度に交付がなくなりますが、一般財源として事業を継続したいという要求をして、校長会の方へは、財政当局と交渉している旨の回答をしました。しかし、市の財政も大変厳しい状況であることを理解してほしいということもあわせて伝えました。  問 小学校外国語活動補助事業経費について、ぜひ継続して実施していただきたいと思いますが、一般財源で捻出できない額なのか伺います。  答 来年度の当初予算では、財政の総枠として考えた場合、継続は難しいという判断をしましたが、必要性が高い事業であれば、来年度に入って補正予算として計上するための議論をすることはできると思います。  問 市営プールについて、再開の要望がかなりありますが、その見通しはどうでしょうか。また、プール関係経費で5,000円計上されていますが、この内容について伺います。  答 市営プールについては、プール本体などかなり老朽化しており、平成20年度から休止している状況です。プールの修繕費や衛生面、安全面等、費用対効果の面から、市営プールについては廃止の検討をしたいと考えており、廃止後の施設の利活用を含む維持管理等、ある程度方向性が見えた段階で廃止の手続をしたいと考えています。また、プール関係経費の5,000円は建物損害共済基金分担金の計上です。  以上のような質疑応答の後、討論に入り、一委員より、議案第29号 銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、近隣市に比べて銚子市の保険料が高く、モデルケースによると、改定後で40万3,700円、それに対し、旭市では32万9,000円、匝瑳市は38万3,000円、神栖市は35万2,000円ということで、かなりの開きがあること、また法定外繰入れについて、銚子市は9,000万円ですが、旭市は5億5,000万円、匝瑳市は3億2,500万円ということで、近隣市に比べて繰入額が少ないこと、さらに今回の改定によって収納率が下がるなど悪循環に陥るおそれがあることなどの理由から、値上げ率をもう少し引き下げて、その分法定外繰入れを増やすことが必要だと思うことから反対いたしますとの反対討論がありました。  以上のとおりでありましたので、報告いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 次に、産業建設委員会委員長、工藤忠男君。          〔工藤忠男君登壇〕 ◆工藤忠男君 産業建設委員会委員長報告をいたします。  去る3月2日の本会議において当委員会に付託されました議案審査のため、3月15日午前10時から全員協議会室において委員会を開催いたしました。  当日は、委員全員が出席し、理事者側から市長及び関係部課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、議案第1号 平成23年度銚子市一般会計補正予算(第8号)中関係予算、議案第2号 平成23年度銚子市水道事業会計補正予算(第4号)、議案第4号 平成23年度銚子市下水道事業特別会計補正予算(第5号)、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算中関係予算、議案第9号 平成24年度銚子市水道事業会計予算、議案第12号 平成24年度銚子市下水道事業特別会計予算、議案第32号 銚子市工場立地法準則条例制定について、議案第33号 銚子市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第34号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度銚子市一般会計補正予算(第7号))中関係部分、以上9議案であります。  まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号中関係予算、議案第2号、議案第4号、議案第8号中関係予算、議案第9号、議案第12号、議案第32号、議案第33号、議案第34号中関係部分の9議案については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。最初に、議案第1号中関係予算、議案第4号、議案第8号中関係予算、議案第12号、議案第32号、議案第33号、議案第34号中関係部分について申し上げます。  問 銚子セレクト市場開設経費が新年度に予算計上されていないようですが、これに代わる支援策があるのか伺います。  答 この事業は、国のふるさと雇用再生特別基金事業を活用した事業で、今年度をもって国の補助が終了するため、新年度予算に計上していません。事業者からは、今後自助努力により事業を継続していくと伺っています。また、新たな支援策については現在のところ特に考えていません。  問 プレミアム付き地域商品券の概要と販売の時期及びPR方法について伺います。  答 発行主体となる銚子商工会議所と協議して決定する予定ですが、事業の主な概要として、発行総額は1億1,000万円、そのうちプレミアム分は1割の1,000万円で、販売の時期は、加盟店の募集、商品券の印刷などの関係から、秋頃に開始する予定です。また、PRの方法については、広報やマスコミへの発表、市のホームページへの掲載やチラシなどを各町内に隣組回覧で配布するほか、ポスターなども検討したいと思っています。  問 マリーナの復旧工事の内容と進捗状況について伺います。  答 マリーナ関係は、2億4,000万円の事業費を計上しており、センターハウスの復旧工事に約8,700万円、ハーバーハウスの復旧工事に約3,300万円、電気設備復旧工事に約2,600万円、浄化槽設備復旧工事に約2,400万円、そのほか外構などの復旧工事として約7,000万円を予定しています。復旧工事のスケジュールについては、千葉県が実施する浮き桟橋の復旧工事と一体的に進めていく必要があるため、県の工事と調整を図りながら実施していく予定です。  問 住宅リフォーム補助制度の実施期間と対象となる施工業者について伺います。また、他市の状況と補助内容についてあわせて伺います。  答 実施期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間を予定しています。本制度は、生活環境の向上とともに、地域経済の対策として、産業の活性化及び雇用の創出を図ることを目的としているため、市内業者のみを対象としています。他市の状況と補助内容については、我孫子市、鴨川市などの3市3町が実施しており、補助額は概ね補助経費の5%から10%で、限度額は10万円から30万円となっています。  問 住宅リフォーム補助制度と地域協働課で行っている地震災害被災住宅補助制度との違いについて伺います。  答 住宅リフォーム補助制度では、施工業者は市内業者に限定していますが、地震災害被災住宅補助制度では、屋根工事等で市内業者だけでは早急に修繕ができないことから、市外業者も対象としています。また、対象住宅について、リフォーム制度では、市内の方が居住している住宅のリフォーム工事を対象としていますが、地震災害被災住宅補助制度では、東日本大震災で被災した個人住宅の修繕を対象としているなどの違いがあります。  問 市民環境活動推進経費60万円が計上されていますが、この内容について伺います。  答 環境保全に関する市民の自主的な活動を支援促進するために、緑化活動、環境問題に関する普及啓発活動、環境学習を推進する活動等を行っている団体に対し、補助対象経費90%に相当する額で10万円を上限に補助しています。平成23年度においては、5団体に総額で35万4,000円を補助しました。  問 昨年3月11日の震災以降における市民からの土木関係の要望件数と整備件数について伺います。  答 平成24年1月31日現在で、現場の直営対応は、要望件数が988件、補修件数は970件で、補修率は98.2%、また工事対応は、要望件数が182件、整備件数は70件で、整備率は38.5%です。  問 イオンショッピングセンター内にある行政サービスコーナーの利用状況について伺います。  答 平成23年4月から平成24年2月まで、住民票の発行件数が1,355件、前年度と比べ5件の増、市税等の証明件数が140件、前年度と比べて35件の増となっています。  問 都市計画マスタープランの策定に当たって、どのように考えているのか伺います。  答 策定に当たっては、市の総合計画との整合性を図るとともに、庁内で横断的な策定会議や、地域の実情、要望等の意見を集約するために、用途地域、風致地区、景観等のテーマごとに市民にも参加してもらえる研究会を立ち上げる考えでございます。また、平成24年2月に立ち上げた銚子市都市再生研究会での専門家からの意見や資料を策定会議や研究部会に提供し、議論を深めていけたらと考えています。多方面での議論や意見を都市計画マスタープランに効果的に反映されるよう努めていきたいと思います。  問 利根かもめ大橋周辺の利活用について、測量調査を実施するようですが、関係機関との協議の進捗状況について伺います。  答 利根かもめ大橋周辺の利活用については、河川敷を多目的広場として利用できないか、利根川下流河川事務所と継続して協議しています。その中で、河川敷の占用は可能であり、基盤整備の部分は利根川下流河川事務所で施工可能であるとの回答を受けています。そのため、平成24年度に整備場所、整備面積を確定するため、測量費の予算を計上しています。  問 ワンタッチ道路となる四日市場町地先の市道整備について具体的に伺います。  答 国道356号銚子バイパス2期工事に伴い、工事用車両の進入路とバイパス完成後の連絡道路として、四日市場町地先の市道30046号の拡幅工事の整備を進めるものです。今年度は、用地測量の270メートルと用地買収に係る不動産鑑定を実施しており、24年度は調査設計業務及び用地買収を実施し、356号バイパスの早期完成を目指し、ワンタッチ道路の整備を進めてまいります。  問 農業振興地域整備計画の修正経費について、なぜ修正が必要なのか伺います。  答 本市では、農業振興地域の整備に関する法律に基づき、平成4年にこの全体計画の見直しを行ってから20年近くたち、市内の社会経済事情の変動により計画の見直しを行うものです。具体的には、これまで住宅の混在等の区域の見直しや山林等を開墾して畑にしているところもある中で、集団的に農地を優良農地と定め、そこを保全し、農業発展のための施策として今回見直しの予算計上をいたしました。  問 耕作放棄地の現状とその対応について伺います。  答 耕作放棄地は、農地法の改正により、平成22年から地元農業委員を中心に毎年1度農地の利用状況調査を実施しています。今現在の耕作放棄地の面積は約234ヘクタールで、市内農地の約10%に当たります。銚子市の特性として、谷津田と言われる田んぼが耕作放棄地の約8割を占め、耕作がしにくいことから、相当な年数そのまま放置されております。耕作放棄地の解消については、この田んぼが非常に大きな問題で、今のところ具体的な解決策がないのが現状です。  問 魚食普及経費25万円の具体的な内容について伺います。  答 銚子漁港に水揚げされるイワシ、サバ、サンマ、キンメダイ、生マグロなどの需要拡大と魚価の向上、安定を図るため、イベントなどの販路拡大に取り組んでいます。特に銚子市漁業協同組合が実施しているきんめだいまつりに対し、事業費の一部の25万円を補助しようとする経費です。きんめだいまつりについては、平成23年度9月4日にイオンショッピングセンターの駐車場で開催され、約3万人の来場者がありました。  問 不法投棄監視カメラの設置台数と設置形態について伺います。  答 不法投棄監視カメラは、5年のリースで行っており、台数は移動式で3台設置しています。  問 公衆便所管理経費について、市内の公衆便所の数と管理の状況について伺います。  答 現在37か所の公衆便所の清掃を行っており、清掃の状況は、銚子駅のトイレなど、場所により重要なところは清掃の回数を増やすなどの形態をとっています。  以上のような質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。  次に、議案第2号及び第9号について申し上げます。  問 議案第2号 水道事業会計補正予算について、債務負担行為の内訳を伺います。  答 水資源機構への災害復旧事業費負担金であり、その内訳は、霞ヶ浦開発分は、災害復旧費の総額約26億7,200万円のうち、市の負担額は4,536万5,015円、利根川河口堰分は、総額約3億7,125万円のうち、市の負担額は89万7,825円、東総用水分は、総額5,250万円のうち、市の負担額は41万489円です。  以上のような質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。  以上のとおりでありましたので、報告いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で上程議案に対する各委員長の報告は終わりました。  この際、10分間暫時休憩いたします。          午前11時26分  休 憩                                                      午前11時36分  再 開 ○議長(宮川雅夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案中、議案第10号については、越川信一君ほか18名から修正案が提出されております。  この際、提出者の説明を求めます。  越川信一君。          〔越川信一君登壇〕 ◆越川信一君 議案第10号に対する修正案について、要旨並びに提案理由を説明いたします。  本修正案は、議案第10号 平成24年度銚子市病院事業会計予算について、第3条中、収益的支出について、1款病院事業費用の1項医業費用を8億4,208万8,000円から7億9,208万8,000円に、4項予備費を100万円から5,100万円に改めようとするものであります。  次に、提案理由を申し上げます。市立総合病院の全面休止から1年7か月の時を経て、指定管理者による公設民営方式で再開した銚子市立病院は、間もなく丸2年を迎えようとしています。現在月間4,000人の外来患者さんが来院し、入院病床も再開しました。病院関係者の懸命な努力が今も続いています。一方で、短期間での院長や医師の交代、法人東京事務所に対する疑問、効率的運営が大きなメリットであるはずの公設民営方式にコスト意識の希薄さが見られるなど、その課題も浮き彫りになってまいりました。情報開示のあり方についても、さまざまな議論が行われているところであります。今なお再生途上にある銚子市立病院が今後真の再生へと向かうためには、法人運営、病院経営の一層の透明化とともに、健全な緊張感を持った運営、経営が求められます。そして、何よりも市民との信頼関係の構築が必要であります。  本修正案は、銚子市の厳しい財政状況の中で病院経営の健全化を図り、市民に信頼される病院を構築するための提案であります。銚子市が平成24年度銚子市病院事業会計で医療法人財団銚子市立病院再生機構に支出する銚子市立病院の指定管理料について、2億5,000万円を2億円に減額修正しようとする提案であります。指定管理料は、1年目の平成22年度に2億円だったものが23年度は2億5,000万円にアップされました。これを当初の2億円の限度額に戻していただきたいということであります。指定管理料の主な項目は、医師等の招聘、広告宣伝、東京事務所維持、医療法人財団運営、医師宿舎確保の各事業費であります。病院経営の健全化のためには、病院会計の赤字削減とともに、指定管理料の各項目についても、各事業の費用対効果を精査した上で経費削減を図り、使途を透明化することが求められます。つきましては、次に述べる7項目の是正による指定管理料の減額修正を提案するものであります。  第1に、広告宣伝費については、費用対効果を検証し、その削減を図ることであります。平成23年度の指定管理料における平成24年2月24日現在の広告宣伝費使用額は7,429万7,000円であります。医師招聘のために重要な広告宣伝費ではありますが、その主な原資が税金であることを踏まえ、広告宣伝事業の費用対効果を十分に検討し、その削減を図るべきです。  第2に、医師招聘に当たっては、医師派遣会社以外に医科大学、医療機関へのアプローチに努めていただきたいということであります。全国的な医師不足、医局機能の低下によって、医師派遣は困難なことであります。しかし、医科大学、医療機関との連携抜きに安定した手術、入院体制の構築は考えられません。銚子市立病院の真の再生は考えられません。医師紹介、派遣会社による医師招聘事業は、医師不足の中で有効な方法ではありますが、多額の医師紹介手数料や短期間で医師が交代してしまうことも考慮すべきであります。再生機構による直接的な医師招聘の働きかけも含め複合的なアプローチを工夫し、医師紹介手数料の削減を図るべきであります。  第3に、理事報酬の額及び決定方法の妥当性について、第三者評価を実施し、削減を図るとともに情報を開示することであります。理事報酬については、議会でさまざまな議論が行われてきました。公設民営における個人情報のために、各理事の報酬額は示せない、理事報酬は理事会で決めたものだという説明がなされてきました。しかし、理事報酬を含む法人運営費はすべて銚子市の支出であります。銚子市からの指定管理料で賄われる理事報酬を理事みずからが理事会で決めるだけでいいのか、その額はほかの指定管理者と比べて妥当なのか、適正なのか、理事報酬の額及び決定方法の妥当性について、専門家による第三者評価を実施した上で適正な額を協議する必要があると思います。  第4は、再生機構東京事務所の存在、人員の見直しにより経費削減を図ることであります。銀座6丁目に構えた再生機構東京事務所は、3名の役員、職員が常駐し、多額の経費を要しています。東京でなければ、これだけの面接はできない、東京事務所は何としても必要だと説明されてきました。本当に銚子に医師招聘の本部を置いて銚子を拠点に医師招聘活動を行うことはできないのか、東京事務所を継続するにしても、その人員と経費は妥当なものなのか、再検討する必要があると思います。  第5は、労使関係の健全化とコンプライアンスの徹底です。銚子市立病院は、昨年銚子労働基準監督署から給与不払いなど10項目の是正勧告を受けました。今後は、法令遵守と労使関係の健全化を図り、反則金や訴訟費用など本来不要な支出の発生を防ぐことに心がけていただきたいと思います。  第6は、再生機構の常勤理事の医師給与については、法人の病院会計で支出し、本部会計、財源は指定管理料での処理、つけかえは行わないということであります。平成23年度は、再生機構からの申請により、2,375万円のつけかえを銚子市は承認し、行いました。医師給料は、本来病院の医業費用で支出されるべきものであり、指定管理料を財源とする法人本部会計で支出すべきものではありません。適正な勘定科目を遵守されることを強く求めます。  第7は、銚子市の病院再生室においては、指定管理料の支出項目及び支出額の妥当性を事前に十分にチェックすべきだということであります。病院会計と法人本部会計のつけかえを厳正にチェックし、多額の費用を要する広告宣伝費や医師招聘事業についても十分な精査を行い、安易な承認を行わないことが求められます。  以上7項目の是正、改善、厳格化によって指定管理料の5,000万円の減額修正を提案いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 説明は終わりました。  ただいまの修正案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 質疑を終結なしと認めます。  これよりただいまの各委員長報告及び修正案に対する討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  最初に、三浦眞清君。
    ◆三浦眞清君 私は、日本共産党議員団を代表して、各委員会に付託された34議案中、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算、議案第10号 平成24年度銚子市病院事業会計予算、議案第11号 平成24年度銚子市国民健康保険事業特別会計予算、議案第13号 平成24年度銚子市介護保険事業特別会計予算、議案第14号 平成24年度銚子市介護保険予防支援事業特別会計予算、議案第15号 平成24年度銚子市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第27号 銚子市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第29号 銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第36号 銚子市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、議案第37号 銚子市立高等学校教育職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例制定についての10議案に反対の討論を行います。  第1は、一般質問でも申し上げたように、昨年の3月11日に発生した東日本大震災は、国と地方自治体が取り組むべき課題として、災害時に住民の命を守れるまちづくりを突きつけたと思います。この議会開会中の3月14日には、震度5強の地震が発生し、銚子市において災害時に住民の命を守れるまちづくりがいよいよ抜き差しならぬ課題であることが現実のものとなっており、新年度予算によってどのように具体化されているかは予算案の是非を判断する上で重要であると考えます。野平市長による予算編成の基本的な考え方は、市立病院の診療体制の充実や東日本大震災からの復旧復興など各種施策推進のために、限られた財源の重点的、効率的な配分に徹したとのことであり、実際新年度予算では、例えば私ども市議団も要求し、銚子市議会として実施を要望した防災無線の拡充や防災ラジオの配備を初め、地域経済の活性化と耐震対策に役立つ住宅リフォーム助成制度、民間住宅耐震改修補助制度の創設など防災対策として有効な施策が盛り込まれており、この点については評価し、賛成いたします。しかしながら、昨年の大震災の教訓から、市民が要望している津波避難ビルの設定や海抜高の表示、避難所体制の拡充など多くの防災対策は地域防災計画の策定に合わせて対応する方針になっており、昨年の東日本大震災の教訓を生かす取り組みが希薄であると受けとめざるを得ません。  2つ目でありますが、私は災害時に住民の命を守れるまちづくりは住民の福祉を守るという自治体の原点と相通じていると考えております。したがって、市民の暮らしと福祉の課題にどう取り組んでいくのかも予算案の是非を判断する上で重要と考えます。この立場で新年度予算案を見ますと、学童保育所運営の充実、保育所保育室へのエアコン設置、インフルエンザワクチンへの一部助成額の引き上げ、75歳以上の高齢者に肺炎球菌ワクチンの接種費用へ一部助成など評価すべき施策が盛り込まれております。しかし一方で、小学校外国語活動補助事業や学習支援員配置経費、ひとり暮らし高齢者への見守り事業など、市民から継続してほしいという声があるにもかかわらず、これらを廃止しようとしております。  また、既に所得に比べて高過ぎて、払いたくても払い切れない水準にある国民健康保険料や介護保険料を値上げするということも問題であると考えます。例えば国民健康保険料の値上げでありますが、新年度に6.53%引き上げるという条例改正であります。これが実施されますと、1世帯当たり平均1万2,293円の値上げになります。この結果、1世帯当たりの平均国保料は20万620円になり、負担は所得の20%という水準になってしまいます。とんでもない負担です。国保加入者の実態は、例えば国保加入世帯の所得水準が年々低下し、平成22年度の1人当たりの所得は116万5,000円で、5年前の平成17年度の86.5%になっていること、しかも所得の稼得区分別納付義務者数では、総所得金額のない者が平成23年度では3,377世帯、24.5%となっているなど大変厳しい状況にあり、全体として所得に比べて高過ぎる国保料になっております。その結果、国保料の滞納世帯数は平成22年度決算で2,697世帯、加入世帯の約2割に達しているのであります。私は、このような状況のもとで、さらに負担強化となる国保料の値上げにはどうしても賛同できません。値上げを中止すべきと考えます。  また、介護保険料の値上げについては、保険料基準額を年額3万4,350円から4万8,300円に40.6%も大幅に値上げするという条例改正であります。介護保険の保険料は、本人の年金収入と本人及び世帯の住民税が課税であるか非課税かで10の所得段階に分けられて決められており、これがさまざまな矛盾をつくり出しております。例えば世帯の中に課税者がいる場合、本人が無年金であってもこの方の保険料はこれまで年額3万920円であり、これ自体高過ぎると言わざるを得ないところであります。これが今回の値上げで4万3,470円に1万2,550円も値上げになります。また、本人の年金収入が年120万円を超えていても、住民税が世帯全員非課税世帯であれば、これまで2万2,330円の保険料でしたが、今回の改定で9,070円の値上げの3万1,400円になります。このように、本来税金を支払わなくてもよいという高齢者にも収入に比べて高額の保険料を支払わせる介護保険制度の矛盾がいよいよ深刻化すると言わざるを得ません。いずれにしましても、年金が連続して引き下げられようとしている中、介護保険料の大幅な値上げは認めるわけにはまいりません。  結局、国民健康保険料と介護保険料の値上げは、国保運営では、保険料滞納の増加で収納率の悪化や保険証不交付世帯の増加をつくり出し、市民が医療を受ける権利を制限されかねない事態を生じさせてしまうのではないかと考えますし、介護保険事業では、保険料は年金天引きで支払うものの、介護サービスに係る利用料が払えず、介護サービス利用を控える事態が一層進みかねません。しかも、特別養護老人ホーム待機者数は300人以上おり、ひとり暮らし世帯で介護度4ないし5の方が、この方はベッドでしか暮らせない人でありますが、14人もいるという状況は、依然として施設サービスが充足されていないということであり、これらの改善なしの値上げでは、まさに負担あって介護なしと言わざるを得ません。後期高齢者医療事業については、千葉県の広域連合で保険料率が据え置かれたとはいえ、高齢者1人当たりの保険料は1,758円値上げになっており、引き続き高齢者への負担転嫁が行われていることがうかがえます。これでは、市民の暮らしも命と健康を守ることもできないと考えます。よって、議案第8号、11号、13号、14号、15号、27号、29号に反対いたします。  3つ目に、病院事業についてでありますが、市長は予算編成の基本的な考え方で東日本大震災からの復旧復興とともに市立病院の診療体制の充実を重要な柱として掲げております。このこと自体は評価できますし、私たちも市民の願う2次救急ができる総合病院としての一刻も早い再生を要望しているところであります。しかし、新年度予算の内容や一般質問などでの市長発言を伺って、野平市長のやり方で果たして市民の望む方向での再生が可能なのかと疑問を持たざるを得ません。例えば指定管理者への銚子市からの赤字補てんは、銚子市立病院施設の管理運営に関する基本協定書第9条のリスク分担によって、仮に指定管理者に収支不足を起こした責任があった場合でも、最終的にはその負担分は銚子市が持つということなど、まさに赤字補てんは青天井という仕組みになっていること、医師確保における東京事務所の役割の不明瞭さ、理事の報酬等の不明瞭さなどであります。これらの問題点は、既に繰り返し議会で取り上げられ、その改善が求められていますが、新年度予算編成に当たっても根本的な改善はなされておりません。この最大の要因は、野平市長の政治姿勢にあると考えます。市民の願いは、2次救急のできる市立病院の速やかな再生であり、市長が決定した市立病院の再生計画の確実な達成が何としても求められます。今後市立病院の管理運営における財政規律と透明性を発揮し、市民の願いにこたえる病院経営と再生に努めるよう強く要望し、議案第10号に反対します。  なお、今回正副議長を除くすべての議員の賛同で提出された議案第10号の修正案については、指定管理者に対し、病院経営における経費節減と使途の一層の透明化を求めているものであり、現時点において病院経営の健全化を求めて議会が対応し得る方法の一つとして妥当であることから、賛成いたします。  なお、議案第36号及び37号については、市職員において、改正の理由として、平成18年度から実施された給与構造改革に伴う現給保障として支給していた給料を廃止するためとのことであり、経過措置を行うと導入しながら、これを途中で廃止するということは問題であることから、また市立高校の教育職員において、市職員と同様な措置とともに、小中学校教職員との給料表統一による給与の引き下げが発生することなどから、これらの条例改正に反対いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 次に、越川信一君。 ◆越川信一君 私は、議案第8号に対する賛成討論、29号に対する反対討論を行います。  まず、8号、銚子市一般会計予算についてですが、同予算中、銚子市立病院再生機構への4億円の貸し付けについては、これまで私は、当初事業計画の赤字予算額を超える部分については、その一定額を指定管理者に対する市からの貸し付けにすべきだと提案してまいりました。今回基本協定書の改定が行われ、貸し付けができるようになったことは一歩前進であり、今回の4億円の貸し付けについては賛成いたします。しかしながら、市長が思い描いているように、貸付金の4億円の償還は9月議会での全額市の赤字補てんで賄うということは到底賛成できるものではありません。9月議会を含め、しっかりと議論していきたいと思います。  一昨年の議会で、私は、病院の赤字については、一定額をこころクリニックと同じように貸し付けにすべきだ、それが資金ショートをさせない最善の方法であると提案いたしました。そもそも市長自身が22年の病院再開時に貸し付けという方法はあり得るとまで述べていたからであります。しかし、その後「病院の赤字補てんは契約なので、青天井だ。青天井は契約なので、変わらない」と市長は説明してまいりました。しかし、それでは放漫経営で幾ら赤字を出したとしても、すべて銚子市が負担することになってしまいます。指定管理者は、全く痛みもなく、コスト意識も働かないことになってしまいます。私は、星議員や桜井議員が要望したように、赤字限度額をきちんとルール化して設けるべきだと思います。その上で、それを超える赤字については、9月の赤字補てんで精算しないで、9月以降も一定額を貸付金のまま残しておくべきだと思います。  事業計画では、5年目の2014年度に1億2,650万円の単年度黒字が見込まれています。市長も「5年目で黒字にできないような法人はだめなんだ」とまでおっしゃっています。その5年目の黒字の一部を返済に充てていただき、返済し切れない部分については、市が再度補てんすることも必要になってくるかもしれません。それはそれで、黒字の状況、赤字の状況に照らしてきちんと協議をすればいいことであります。初めから償還金は全部市が面倒を見ますから、貸し付けますよ、心配しなくていいですよというのはおかしい。全くコスト意識が生じないことになってしまいます。4億円の貸付金の償還方法については、すべて市が赤字補てんするのではなく、一部を貸付金として残し、将来見込まれる黒字の中から幾らかでも返済してもらうべきであります。4億円の償還方法については、今後徹底的に議論し、是正を求めていくことを強く訴え、今回の4億円の貸し付けには賛成いたします。  次に、議案第29号に対する反対討論を行います。銚子市国民健康保険料の改定案については、当初の12.9%の引き上げ案が銚子市国保運営協議会において6.53%に抑制する答申が出されました。それに沿った提案であることは評価されるところであります。しかし、徴収率の低下が見られ、払いたくても払えないと言われる国保料の中で、これを6.53%値上げすることは市民生活に大きな負担を強いることになります。標準世帯の比較では、値上げ後、銚子市の年間40万3,700円の保険料に対し、旭市は32万9,000円、約8万円安い。神栖市35万2,200円、匝瑳市38万3,000円と、大きな開きがあります。銚子市は高い。この料金の差は、法定外繰り入れの額にあります。  銚子市は、これまで法定外繰り入れを行ってまいりませんでした。新年度、初めて9,000万円の法定外繰り入れが予定されています。これに対して近隣市では、旭が5億5,000万円、匝瑳が3億2,500万円、神栖は6億2,600万円の法定外繰り入れを行っています。銚子は9,000万円であります。法定外繰り入れを行うことによって国保料を少しでも安くし、払えるような水準にする、それによって収納率をアップし、国保財政を健全化していくことが銚子市に今求められているのではないでしょうか。銚子市よりはるかに財政規模の小さい匝瑳市でさえ3億2,500万円の法定外繰り入れを行っているわけですから、せめて同水準にすべきだと思います。そうすれば、今回の値上げは抑えられるはずであります。値上げによって保険料の滞納がふえ、資格証明書や短期保険証の発行がふえることになれば、国保財政にとっても、市民のセーフティーネットにとってもマイナスであります。保険料の安い旭市や神栖市への転出、移住も加速されることになります。法定外繰り入れを近隣他市並みに行うことによって値上げを抑えるべきであります。以上のような理由から、議案第29号については反対いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  星伸人君。 ◆星伸人君 病院関係、特に発議案第4号について賛成の討論をさせていただきます。  総務企画委員会の委員長報告にもありましたとおり、病院事業の第10号、原案は賛成少数で否決されました。またこれが本会議で否決されますと12月議会の二の舞であります。議会が否決して、市長が原案執行する、このような事態は絶対に避けなくてはならないというふうに私は思っております。そうした中で、今回、先ほど越川信一議員、提出者から説明がありました内容で、銚子市議会として、病院の存続を大前提として各会派の議員が話し合い、意見を出し合い、修正案を出すことにまとまったものであります。この銚子市議会のまさに良識が発揮されたものと、私は大変に評価をしております。また、提出者の越川さんにも大変にご苦労さまでしたと申し上げたいと思います。再生機構並びに市長は、指定管理料の修正に至った理由、先ほど来7項目の提案理由が申しつけられましたけれども、ぜひこのことを真摯に受けとめていただいて、市立病院の本当に市民の願いである形で再生をしていただきたい、このことを強く念願いたします。今後とも全力を挙げていただくことを要望し、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(宮川雅夫君) ほかに討論はありませんか。  加瀬庫藏君。 ◆加瀬庫藏君 提出議案34議案中、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算、議案第11号 平成24年度銚子市国民健康保険事業特別会計予算、議案第13号、平成24年度介護保険事業特別会計予算、議案第27号 銚子市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第29号 銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第36号 銚子市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第37号 銚子市立高校の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の7議案に反対討論を行います。  議案第10号 平成24年度銚子市病院事業会計予算については、7項目の経費節減と使途の一層の明確化を求める内容の実行を求め、委員会では反対をしましたが、修正案の提案者となりました。議案第11号、議案第29号についてでありますが、提案では、平成24年度は2億5,000万円の赤字、平成25年度は2億9,000万円の赤字、2年間で5億4,000万円の赤字で、財源不足が予想されるということが保険料値上げの理由であります。そもそも国民健康保険の支出は、医療、福祉と密接に結びついているものであります。銚子市は、がんの死亡率、脳血管疾患の死亡率、心疾患の死亡率が県下のみならず全国平均の倍以上であります。このことは、医療、福祉が一体となって病気を予防する地域医療の確立が求められていることを示しています。銚子市は、市立病院再開時、病気を予防する地域医療について全く検討しないばかりか、すべてを再生機構に丸投げしてしまいました。このような検討なしの値上げは反対であります。  議案第13号、議案第27号について、第4期の基準額、世帯のだれかに住民税が課税されているが、本人は住民税が非課税であり、公的年金等収入と合計所得金額の合計が80万円を超える方、この方の第4期保険料は3万4,350円、今回提案された第5期保険料は4万8,300円、1万3,950円の値上げであります。銚子市は、高齢化率も高まり、高齢者、第1号被保険者の収入は低い人が多く、介護保険料の負担はかなり重くなっているのが現状であります。今回の提案は、低所得層の負担軽減のため、現行の3段階を2分割しとしていますが、いずれも4,240円から9,070円の値上げであります。これ以上高齢者の負担がふえることは反対であります。  議案第36号、37号であります。平成18年度から実施された給与構造改革に伴う現給保障を今変える必要はありません。2年間の据え置きとのことですが、対象者は113名で、最高額は3万3,000円の減額になります。今あえてこれを行う必要はありません。  議案第8号 平成24年度一般会計予算であります。この予算は、防災対策等、評価する予算は数多く計上されています。しかし、国保や介護保険、再生機構への病院の収支不足のため、4億円の貸し付け等が計上されています。特に4億円の貸し付けは、貸し付けとは名ばかりで、事実上の補助金であります。本来収支不足については、基本協定書に基づいて病院側のリスクを検討するようになっています。リスクの検討をしないばかりか、病院側の責任で赤字になった場合であってもすべて税金で補てんするようになっているとの見解が市長より示されました。これが赤字補てんは青天井と市長が説明している中身であります。このことをより進めていけばどうなるのか。指定管理料は、上限が決まっていても、今修正案が提案され、5,000万円減額しても、収支不足になれば幾らでも税金で補てんするとなってまいります。これでは、幾ら議会で議論しても、議論する前から既に税金投入が決まっていることになり、議会は茶番劇を演じていることになるわけであります。まさに詐欺まがいの協定書ということになります。今の再生機構のやり方は、市立病院を人質に無原則な税金投入のルートができ上がった上で指定管理料や赤字の補てんが議論され、しかも内容は全く秘密であります。理事会の議論も秘密、医師でないスタッフの高額な報酬も秘密、相次ぐ医師の退職も秘密であります。これが2年間で15億円使っている再生機構の実態であります。  本日全協で市長より5項目の提案がありました。それは、本日開かれる再生機構理事会で行った内容が明らかになりました。要旨は、東京事務所の見直し、副理事長報酬の大幅カット、スーパー医局の今後の見きわめ等々であります。この中で特に問題なのは、5番目のスーパー医局についてであります。市長は、質疑で「元院長がスーパー医局に異を唱えたので、途切れている」このように見きわめを要請した理由を明らかにしました。我々は、スーパー医局が途切れている理由がこのことだと初めて聞かされました。これが事実なのかどうなのか、議事録が秘密でありますので、全く不明確であります。秘密な議事録なのに、なぜか元院長のことだけは公表している。さらに、辞任して反論できない元院長をまたまた非難してスーパー医局が機能していない理由とすることも問題であります。このようなことを繰り返していたのでは、まともで常識的な常勤医師はこのような市長のもとでは怖くて来れなくなると危惧しているのであります。これらのことの改善が見られない中では、議案第8号 平成24年度一般会計に賛成することはできません。 ○議長(宮川雅夫君) ほかに討論はありませんか。  地下誠幸君。 ◆地下誠幸君 私は、今議会に上程されております議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算について賛成討論と議案第27号 銚子市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第29号銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について2点反対の討論をしたいと思います。  議案第8号についてでございますが、先週の金曜日、16日に開催されました私の所属している総務企画委員会において、私は反対の立場をとらせていただきました。しかしながら、まず8号についてですが、賛成討論をさせていただきたいと思います。議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算には、私が要望してまいりました八木地区や春日台地区への防災無線の整備や防災ラジオの整備等が含まれており、市民生活に密接に関与するものであり、賛成でございます。先日14日夜も震度5強の地震が発生し、改めて積極的に防災対策を推進しなければと思うのであります。よって、本日の議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算は賛成の立場をとらせていただきますが、議案第8号の中には市立病院の予算も含まれております。市立病院再生機構の理事報酬など、先輩議員からも何回も要望が出ておりますが、市民の皆様から市立病院再生機構へは多額の税金を投入しているものであり、市立病院再生機構はそのようなことを強く認識し、業務活動を行っていただきたい、そして資金の流れの明朗会計化、情報の透明化を強く要望し、賛成いたしたいと思います。  次に、議案第27号 銚子市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてと議案第29号 銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についての反対討論でございますが、先ほど何名かの先輩議員からも話が出ましたが、こういう市民の皆さんに密接するお金の値上げというのは納得できないのであります。現在こういう銚子市内が経済が低迷している中、若い方にしても高齢者の方にしても生活は苦しいのであります。市民の皆さんが100万円をためるというのがどれだけ大変なことなのか、市長を初め執行部の皆さんはご承知なんでしょうか。そして、私たち若い者にしても、銚子市内に家を建てるにしても、住宅ローンを組むのに、夫一人の稼ぎではローンを組むのも大変なんです。夫婦連名じゃないと組めないほど経済が低迷していると私は思うんです。そういった中で、若い方々からも、銚子は住むのは苦しい、そういう意見が多々出るのであります。そういった中で、若い方々は子どもが生まれると近隣の旭市ですとか神栖市へ引っ越していってしまう、そういう現状があるのではないのでしょうか。こういった福祉関係の予算というものは、できれば安くやっていただけなければ、今後も少子高齢化が進み、ますます銚子の人口は進んで、銚子がどんどん、どんどん寂れていってしまうのではないかと思うのであります。今後このようなことが改善できることを強く要望いたしますが、今回のこういう値上げについては私は到底納得できません。よって、この2件、議案第27号 銚子市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてと議案第29号銚子市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、反対の討論をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮川雅夫君) ほかに討論はありませんか。  宮内和宏君。 ◆宮内和宏君 私は、議案第11号を除いて、ほか発議案第4号を含めてそれぞれのすべての議案に賛成いたしますが、議案第8号及び10号については、私なりの留保条件というものがありますので、それを含めて討論をさせていただきます。  まず、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算の中の4款1項1目21節銚子市立病院再生機構への貸付金4億円でありますが、これまでは、同僚議員からも説明がるるございましたように、議会ごとに収支不足の補てんという形での補正予算案で来ました。新年度は貸付金の予定であります。貸し付けであるからには、貸すほう、借りるほう、双方の契約が当然必要となるわけであります。4億円を貸すからには、その条件等がその契約書案に明らかにされていなければなりません。今議会においても、少なくともその契約書案が、私たちの審議、議決に際してその資料が不可欠な要素であります。ところが、それを示すことの姿勢が全くありません。基本協定にあらかじめ仕組まれていて、戻ってこないとわかっている貸付金、銚子市から一方的に再生機構へ出るのみの貸付金が果たして貸付金という名に値するのでしょうか。  総務企画委員会でもさんざん議論された基本協定とその仕様書、これに付随するリスク分担表に基づく双方の責任、いずれかの所在でありますが、銚子市執行部はこれまで病院再生機構と基本協定に規定のあるリスク分担についての協議すらしておりません。という銚子市の管理監督のずさんさであります。百歩譲って最終的に銚子市が100%の負担をするにいたしましても、リスク分担に基づく責任の所在ははっきりとすべきことは言うまでもありません。これは、最低限の義務、責任と思うからであります。したがって、この最低限の履行改善を初め、再生機構理事報酬額の理事会だけのいわゆる内輪での決定、決め事のこの方法の是正、改善、また東京事務所の存在自体への疑義の解消、これらの改善努力の実現が不可欠であります。これについては、一般質問で市長に投げかけてあります。その回答がまだ来ていない状況であります。文書での回答が速やかに来るというふうに私はお待ちしていたわけですが、いまだにありません。早急に客観的な目にたえ得る回答をお願いしたいと思います。  今回は、銚子市と再生機構の病院経営姿勢に対する請願、陳情、それにほとんどの議員の方々の意思による病院予算修正案が出されている状況は特記すべき事柄であります。これらに対する是正、改善が6月議会、少なくとも9月議会までに示されるか否かが銚子市立病院の行方を大きく左右することは間違いありません。こうしている間にも医師がやめる情報が私の手元に届いております。3月21日に届いております。そこには、3月いっぱいで6人の医師がやめ、4月いっぱいで追加1人の医師がやめるということになっております。非常に残念であります。こういうことがこれまでも繰り返されてきました。そのたびに年収の2割がその紹介料として銚子市から再生機構に渡ったお金から支払われているのであります。それがどんどん、どんどん雪だるま式で大きくなってくることは言うまでもありません。これが赤字ということに相当寄与していると言ったら言葉がおかしいかもしれませんが、そのように貢献しているのであります。これはマイナスの貢献ですね。言うまでもありません。  それから、10款2項1目、小学校の外国語活動補助事業経費でありますが、これが本年度限りで打ち切られてしまいます。理由は、緊急雇用創出事業が終わるからとのことであります。外国語活動、いわゆる英語活動であります。3年前に学校現場からの要望を背景に教育委員会が手を挙げて開始された事業と伺っております。現場の意見、要望は、小学校13校全部が、多少の濃淡の差こそあれ、継続を希望している状況であります。これは、私は13校全部調べてありますので、間違いはございません。この間の委員会の中でも詳しく説明をさせていただきました。この外国語活動というのは、教育課程、指導要領の中にも明記され、英語教育の必要性と同時に、この間の委員会の中でも教育長も言われていたように、コミュニケーション能力の育成等、大切な趣旨が掲げられ、楽しく英語が勉強できるよう英語補助員と担当との協力体制が緒についたばかりの年数ではありませんか。担任は、それでなくても準備の時間も確保しなければなりません。授業以外の雑務が多く、多忙な小学校の教師であります。予算的には340万円程度であります。248億円の一般会計からすると、決して無理難題な額ではないというふうに私は思います。次代を担い、国際化の中で生きていくことが当たり前の時代を考えるならば、これに対応していく人間を育成していくことは、今社会に責任を持つ私たち大人の当然なすべきことだと強く思うのであります。このような願いから、少しの期間があいてしまうのはこの段階になって仕方のないこととは思いますが、ぜひとも次の議会での復活を求むものであります。決して再び私の手を煩わせることのないようあわせてお願いをいたします。  次に、議案第11号 平成24年度国民健康保険事業特別会計予算については反対であります。言うまでもなく、国民健康保険事業は社会保障制度の一つでもあります。詳細については、同僚議員からもるる述べたとおりでありますので、省略いたしますが、市民の命綱とも言えるこの事業運営が難しいからとて安易に市民に負担を押しつけてはいけません。それぞれの自治体では、市民の負担を少しでも軽くするため、法定外の繰り入れを行っております。先ほども同僚議員からもありましたように、繰り返しますが、本市は9,000万円、隣の神栖市は、財政力が違うにしても、6億円は例外としても、隣の旭市は5億5,000万円、その隣の匝瑳市は3億2,500万円、億単位の繰り入れを行っているのが実態であります。銚子市は、野平市長は「いのちの市政」を大々的に掲げ、市政を担当しているわけでありますから、それを具現する意味からも市民の負担を少しでも軽減すべきと考えます。よって、国民健康保険の値上げには反対であります。  以上、私の討論といたします。 ○議長(宮川雅夫君) ほかに討論はありませんか。  石上允康君。 ◆石上允康君 それでは、市民クラブ、会派を代表して討論いたします。  初めに、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算についてですが、その一般会計予算中、4款衛生費、1項保健衛生費の銚子市立病院再生機構への給付金4億円についてですが、この4億円については、当初予算から市立病院の収支見込みが立たないといった、お粗末としか言いようのない理由により提案されております。これは、指定管理者である医療法人財団銚子市立病院再生機構の病院再生に向けてのずさんな計画の結果であり、またこのことは市長の銚子市立病院再生機構への監督管理に問題があったことに起因する。安易に銚子市立病院再生機構へ4億円を貸し付ける予算であり、極めて問題があります。しかしながら、議員には予算の提案権もなく、また権限も非常に制約されている現状から、平成24年度予算案は市民、市政運営に直結する重要予算も組み込まれていることから、この貸付金4億円については未執行とすることを主張し、議案第8号 平成24年度銚子市一般会計予算についてはやむなく賛成いたします。  また、平成24年度の銚子市立病院の会計の修正案についてですが、従来の2億5,000万円の指定管理料のうち広告宣伝費及び東京事務所経費に相当する1億円の減額を市民クラブとしては主張してまいりましたが、7項目などの要件を認め、修正案に賛成いたします。 ○議長(宮川雅夫君) ほかに討論はありませんか。  桜井隆君。 ◆桜井隆君 先ほどの議案第10号 平成24年度銚子市病院事業会計予算に対する修正案に対して討論を行います。  国の制度のもと、全国的に顕在化している医師不足と地域医療、それの問題、病院そのものも社会インフラの中で重要な役目を果たしていると思います。その中で、一度中止した病院の再生は簡単ではなく、時間のかかることであると思います。ここまで来ると、病院の再生は銚子そのものの再生であり、安心できる昼夜の救急体制が一日も早く整うことを願うものであります。医師1人から始まり、ここまで来たものの、当初計画から見て大幅な赤字額とその補てんには、一般会計より病院といえども1会計に多額の繰り入れは警戒しなければならないと思います。相次ぐ常勤医の退職についても、機構の責任のとり方もあってよいのではないか、そう思います。しかし、5年計画からすれば、まだ折り返しまで来ておらず、私はあと半期ほどの経過を見てもよいかと思います。さらなる再生機構の経費、業務の見直しを要求して、議案第10号に対する修正案、発議案第4号に対して賛成をいたします。 ○議長(宮川雅夫君) ほかに討論はありませんか。  桑村邦博君。 ◆桑村邦博君 私のほうからは議案第29号についてだけ反対の討論をしたいと思います。  先ほどから反対の主な理由は三浦議員を初め今の宮内議員のほうから詳しくありましたので、その点については私も全く同感であります。ただ一つ、執行部のほうの議案の提案の仕方について意見があります。先ほどの笠原委員長の報告では、一委員のほうから他市の状況について報告願いたいということがありました。そういう中で、先ほどから意見が出ています、旭市のほうからは5億5,000万円という法定外繰り入れ、匝瑳市は3億2,500万円、神栖市は6億2,600万円という数字が明らかになってきました。どうしてこれを最初から討論の資料として出さないかということですよね。議員報酬の切り下げのときは、近隣の市、千葉県全体の自治体、それから関係する規模の全国の自治体の資料をどっさり出してきました。中にはいろいろおかしな資料もありましたけども、やはりそういうふうにできるだけ客観的になるような、討論がそうなるような資料を提出すべきじゃないですか。どうしてこういうふうに隠しておくというふうな、隠しておいたというのはちょっと語弊があるかもしれませんけど、もっと正々堂々と客観的に議論できるように資料をあらかじめ出しておくという、そういうことが望まれるというふうに思います。今後こういう態度をぜひ改めていただいて、客観的な討論をできるように資料を提出していただきたい、そういうふうに思っています。 ○議長(宮川雅夫君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) これをもって討論を終結いたします。  ただいま議題となっております議案について、これより採決を行います。  お諮りいたします。最初に、議案第1号から議案第7号までの7議案について、各委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第8号について、総務企画委員会委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。  議案第8号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第9号及び議案第12号の2議案について、委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第11号及び議案第13号から議案第15号までの4議案について、委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第10号に対する越川信一君ほか18名から提出された修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。  修正部分を除くその他の部分については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立多数であります。  よって、修正議決した部分を除くその他の部分は原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号、議案第20号及び議案第22号から議案第26号並びに議案第28号及び議案第30号から議案第33号までの12議案について、各委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第21号について、委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第27号について、委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第29号について、委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第34号について、各委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第35号について、委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、議案第36号及び議案第37号の2議案について、各委員長報告のとおり原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立多数であります。  よって、さよう決しました。  この際、休憩いたします。          午後 零時40分  休 憩                                                      午後 1時40分  再 開 ○議長(宮川雅夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △請願第3号、陳情第12号、陳情第13号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宮川雅夫君) 日程第2、請願1件、陳情2件を議題といたします。  去る3月2日の本会議において各委員会に付託いたしました請願及び陳情について、これよりその審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。  最初に、総務企画委員会委員長、岩井文男君。          〔岩井文男君登壇〕 ◆岩井文男君 請願及び陳情につきまして、総務企画委員会委員長報告を申し上げます。  去る3月2日の本会議において当委員会に議案とともに付託されました請願1件及び陳情1件について、議案審査終了後、慎重に審査をいたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。  初めに、請願第3号は、銚子市愛宕町3212、銚子市民の生活を良くする会代表、鎌倉金氏からの市立病院再生機構副理事長田中肇氏の報酬等の是正を求める請願であります。  本請願につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  次に、陳情第13号は、銚子市豊里台3丁目1068の8、銚子の地域医療をつくる会代表、中村元勇氏ほか7名からの銚子市立病院に対する第三者評価制度の導入に関する陳情であります。  本陳情につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  以上のとおりでありましたので、ご報告いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 次に、産業建設委員会委員長、工藤忠男君。          〔工藤忠男君登壇〕 ◆工藤忠男君 陳情につきまして、産業建設委員会委員長報告を申し上げます。  去る3月2日の本会議において当委員会に議案とともに付託されました陳情1件について、議案審査終了後、慎重に審査いたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。  陳情第12号は、香取市佐原イ4149、国土交通労働組合佐原分会分会長、堀米正和氏からの利根川の管理を国の責任で行うことを求める陳情であります。  本陳情につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  以上のとおりでありましたので、報告いたします。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 討論なしと認めます。  ただいま議題となっております請願及び陳情について、これより採決をいたします。  お諮りいたします。最初に、請願第3号について、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、陳情第12号について、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。  次に、陳情第13号について、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。 △議員の派遣 ○議長(宮川雅夫君) 日程第3、議員の派遣を議題といたします。  お手元に配付の議員派遣の件のとおり、各議員を派遣することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、この際、お諮りいたします。ただいま議決いたしました議決事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任されたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  続いて、人事案件及び発議案が提出されておりますので、先例に倣い、全員協議会室において議員協議会を開催いたします。  この際、暫時休憩いたします。          午後 1時47分  休 憩                                                      午後 1時53分  再 開 ○議長(宮川雅夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △議案第38号の上程、説明、採決 ○議長(宮川雅夫君) 日程第4、議案第38号を議題といたします。  議案を職員に朗読させます。          〔職員朗読〕 ○議長(宮川雅夫君) 提案理由の説明を求めます。  市長。 ◎市長(野平匡邦君) 議案第38号 銚子市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて提案理由をご説明いたします。  本市の固定資産評価審査委員会委員3名のうち小澤薫代氏が本年3月1日をもって職を辞されました。つきましては、後任者として加瀨綾子氏を選任いたしたいのであります。固定資産評価審査委員会の委員は、固定資産課税台帳に登録された価格について、納税義務者から不服審査の申し出がなされた場合、これを適正、公正に審査し、決定をしていただくものであります。この点、加瀨氏は人格、識見ともにすぐれた方でございますので、適任と認めるものでございます。  加瀨綾子氏は、習志野市にお住まいで、昭和54年生まれの32歳、銚子市の出身であります。日本国税理士並びに米国公認会計士の資格を有し、現在は銚子市内の税理士、加瀨昇一事務所に勤務されております。固定資産評価審査委員会委員の選任に当たりましては、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を得るよう定められておりますので、ご提案するものです。  ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮川雅夫君) 説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号については、正規の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) ご異議なしと認めます。  よって、直ちに採決をいたします。  議題となっております議案第38号については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、これに同意することに決しました。 △発議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮川雅夫君) 日程第5、発議案第1号を議題といたします。  発議案を職員に朗読させます。          〔職員朗読〕  発議案第1号 銚子市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について    平成24年3月23日提出                          提出者 銚子市議会議員 根 本   茂                          賛成者    同    桜 井   隆                           同     同    釜 谷 藤 男                           同     同    宮 内 和 宏                           同     同    笠 原 幸 子                           同     同    桑 村 邦 博                           同     同    石 上 允 康 ○議長(宮川雅夫君) 提案理由の説明を求めます。  根本茂君。          〔根本 茂君登壇〕 ◆根本茂君 提出いたしました発議案第1号 銚子市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明をいたします。  銚子市行政組織条例の一部が改正されたことに伴いまして、銚子市議会の常任委員会の所管事項について所要の改正をしようとするものであります。  以上のとおりでありますので、各議員におかれましてはよろしくご賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 討論なしと認めます。  これより採決をいたします。  議題となっております発議案第1号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。 △発議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮川雅夫君) 日程第6、発議案第2号を議題といたします。  発議案を職員に朗読させます。          〔職員朗読〕  発議案第2号 銚子市議会会議規則の一部を改正する規則制定について    平成24年3月23日提出                          提出者 銚子市議会議員 星   伸 人                          賛成者    同    釜 谷 藤 男                           同     同    越 川 信 一                           同     同    地 下 誠 幸                           同     同    加 瀬 庫 藏                           同     同    三 浦 眞 清                           同     同    桑 村 邦 博                           同     同    岩 井 文 男 ○議長(宮川雅夫君) 提案理由の説明を求めます。  星伸人君。          〔星 伸人君登壇〕 ◆星伸人君 提出いたしました発議案第2号 銚子市議会会議規則の一部を改正する規則制定につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。  提案者は、私、星伸人ほか議会改革特別委員会委員7名であります。今回の提案は、議会改革特別委員会において検討したものでありまして、地方自治法の一部改正による議会活動の範囲の明確化及び引用する条項の移動に伴い、銚子市議会会議規則について所要の改正をしようとするものであります。  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましてはよろしくご賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) 討論なしと認めます。  これより採決をいたします。  議題となっております発議案第2号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。 △発議案第3号の上程、説明、採決 ○議長(宮川雅夫君) 日程第7、発議案第3号を議題といたします。  発議案を職員に朗読させます。          〔職員朗読〕  発議案第3号 利根川の管理を国の責任で行うことを求める意見書について    平成24年3月23日提出                          提出者 銚子市議会議員 根 本   茂                          賛成者    同    桜 井   隆                           同     同    釜 谷 藤 男                           同     同    宮 内 和 宏                           同     同    笠 原 幸 子                           同     同    桑 村 邦 博                           同     同    石 上 允 康 ○議長(宮川雅夫君) 提案理由の説明を求めます。  根本茂君。          〔根本 茂君登壇〕 ◆根本茂君 提出いたしました発議案第3号について提案理由の説明をいたします。  この発議案につきましては、お手元の案文のとおりでございますので、案件の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。  発議案第3号 利根川の管理を国の責任で行うことを求める意見書について。  なお、この発議案につきましては、地方自治法第99条の規定により関係機関へ提出いたしたいため、提案したものでございます。  以上のとおりでありますので、議員各位におかれましてはよろしくご賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第3号については、正規の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮川雅夫君) ご異議なしと認めます。  よって、直ちに採決をいたします。  議題となっております発議案第3号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○議長(宮川雅夫君) 起立全員であります。  よって、さよう決しました。 △市長あいさつ ○議長(宮川雅夫君) 以上をもって今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  この際、市長からあいさつがあります。  市長。          〔市長 野平匡邦君登壇〕 ◎市長(野平匡邦君) 本年度を閉じ、新年度を迎える最終市議会におきまして、先ほど来全議案の議決をいただきましてありがとうございました。特に全議員の総意ということで病院事業会計の修正動議、全員賛成のもとに可決をされまして、これは177条の規定による私の義務的な再議の必要のない内容であるということで、このとおり受けとめることになりました。今後、きょうの夜に予定されております再生機構の理事会で、私が先ほど説明したような問題について議論が行われて、それなりの反応があした以降返ってくるのではないかということで、それに期待をし、見守っていきたいと思います。  それから、昨年の12月に1億5,000万円の特別交付税が突如入ってきました。来年度の7月の本算定で2億5,000万円の普通交付税を期待しております。これはルール計算ですので、合わせて4億円は多分確保できると思います。そういう意味で、9月に赤字の収支差の補てんの議案を出させていただくことになろうかと思いますけども、そういう意味で7月の時点でそういった財源の4億円についても恐らく確定しているのではないかということで、まだ議会にご相談をさせていただきたいというふうに思っております。  本日、先ほど県から電話がございまして、本年度の特別交付税が確定したという電話がございました。史上最高の額でございます。昨年度は3億円でございましたが、今度は11億7,000万円でございます。これは、さまざまな要素があって最終的にこのようになったということでございます。昨年の3億円に対して本年度の予算は5億円を計上させていただいておりましたけれども、これが11億7,000万円になりました。そういう意味では、財政的には非常にありがたい棚からぼたもちであろうというふうに思っておりますが、もちろんさまざまな財政需要に果敢に対応していくために大事なお金でございますので、財調がふえるという形に一たんは整理をさせていただいて、また新年度の補正財源等を議会と相談をさせていただきながら進めさせていただきたいというふうに思っております。そういうことで、財政的に突発的な大変うれしいニュースが数時間前に入ってまいりまして、確認もとれました。そういうことで、いろいろご心配をいただいておりますけれども、わきを締めながら、また病院につきましても経費の削減を法人に求めながら、病院を守るという市議会の全員のご意思とともに歩んでまいりたいと思っております。  このたびはありがとうございました。 ○議長(宮川雅夫君) 以上で市長のあいさつは終わりました。 △閉会の宣告 ○議長(宮川雅夫君) これにて平成24年3月銚子市議会定例会を閉会いたします。  慎重審議ご苦労さまでした。          午後 2時08分  閉 会...