chibalog - 千葉県市区町村議会議事録検索

1. 千葉市議会 2020-10-06
   令和元年度決算審査特別委員会（第２日目） 本文 開催日: 2020-10-06

   
   取得元: 千葉市議会公式サイト
   最終取得日: 2021-09-28
   ↓ 最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 　　　　　　　　　　　　　　　　　午後３時10分開議 ◯委員長（白鳥　誠君）　ただいまから決算審査特別委員会を開きます。 　出席委員は50名、委員会は成立いたしております。 　本日の審査日程につきましては、お手元に配付のとおりでございます。 　　　　　　　　　────────────────────────── 　議案自第119号至第137号分科会報告、意見表明、採決 2 ◯委員長（白鳥　誠君）　それでは、議案第119号から第137号までの19議案について、分科会報告、意見表明、採決を行います。 　分科会報告につきましては、お手元に配付のとおりでございます。 　　　　　　　　　────────────────────────── 3 ◯委員長（白鳥　誠君）　意見表明の通告が参っておりますので、通告順に従い、お願いいたします。岩井美春委員。 4 ◯委員（岩井美春君）　未来民主ちばの岩井美春でございます。 　会派を代表いたしまして、令和元年度決算議案について、認定の立場から意見表明を行います。 　令和元年度の一般会計決算では、歳入においては、市税や財産収入が予算に比べ大幅な増収となったことや、歳出においても効率的な予算執行に努めたことから、58億円の黒字が確保されました。また、健全化判断比率では、実質公債費比率が12.9％に、将来負担比率が138.3％にそれぞれ低下したほか、全会計の市債残高について９年連続で削減しました。 　市債残高１兆円以下を維持するとともに、第３期財政健全化プランの取組を着実に推進するなど、財政健全化への歩みを進められており、大いに評価するところであります。 　次に、各施策についてですが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けた取組については、大会の成功に向け、競技の魅力等を周知するためのイベント実施等の機運醸成、都市ボランティアの育成やパラスポーツの普及啓発などの準備等を着実に推進したことは、高く評価します。 　保育所等の待機児童対策については、保育所等の整備による保育の受皿の確保により、待機児童ゼロを５年ぶりに達成したほか、医療的ケア児の受入れ体制の充実などについては、大いに評価します。 　放課後子ども教室推進については、子どもルームとの一体型モデル事業の各区１校への拡充や総合コーディネーターによる支援など施策の充実が図られており、評価いたします。 　ナイトタイムエコノミーについては、前例や他都市の取組の事例も少ない中、昨年度初めて制度化を行い、公募、選定した民間イベントを支援する形で事業を実施し、千葉市における夜の景観、雰囲気の形成やにぎわいの創出につなげたことを評価します。 5 ◯委員長（白鳥　誠君）　残り30秒です。 6 ◯委員（岩井美春君）　（続）以上が決算認定の主な理由ですが、新型コロナウイルス感染症対策や将来負担とのバランスに配慮しつつ、未来に向けた投資を的確に行い、本市ならではの資源を生かした魅力あるまちづくりに向け、執行部の方々の最大の努力をお願いし、未来民主ちばを代表しての意見表明といたします。
   7 ◯委員長（白鳥　誠君）　桜井秀夫委員。 8 ◯委員（桜井秀夫君）　公明党千葉市議会議員団を代表して、令和元年度決算議案の認定に賛成の立場より意見表明を行います。 　令和元年度決算における一般会計と特別会計14会計の実質収支は、77億2,100万円の黒字となりました。一般会計においても、実質収支は58億4,000万円となり、前年度と比べても33億9,400万円の増となっておりますが、財産収入が土地売払い収入の増額により伸びたことが大きく影響しており、楽観できる状況でないことに変わりはありません。 　その一方で、主要債務総額の削減についての、令和３年度までに4,800億円まで削減するとの目標に対し、市債発行や債務負担行為設定の抑制、さらに基金借入残高の削減によって、既に目標を達成するなど、財政健全化に向けた取組にも進展が見られると判断いたしました。 　各施策につきましては、まずは、市民の生命を守る施策について、千葉市受動喫煙防止条例の周知事業、そして店内を禁煙化する飲食店を支援する補助事業が実施されたこと、さらに風疹・麻疹対策の積極的な推進や、新たに始まった骨髄移植ドナー推進のための事業者への支援事業は大いに評価するものであります。 　また、超高齢社会に向けた取組として、認知症初期集中支援チームの増設、あんしんケアセンターの増員は、会派の要望に沿うものでありました。その他、市民の福祉、健康の向上に資する施策としては、障害者グループホームの増設、ちばシティポイントを活用した健康づくりとしてのウオーキング促進事業の開始なども、一定の評価をしているものであります。 　なお、昨年の学校施設などの台風被害に対する年度内の復旧や本年の新型コロナウイルス感染症対策についても、令和元年度内で迅速な対応を開始したものとして認められたところです。 　今後、コロナ禍の影響による厳しい財政運営が見込まれますが、市長をはじめ、執行部の皆様には、財政健全化へのさらなる取組とともに、市民福祉の維持向上、活力ある千葉市への復興を目指し、ウイズコロナ、ポストコロナの成長戦略を見据えたなお一層の努力を求め、公明党千葉市議会議員団を代表しての意見表明といたします。 9 ◯委員長（白鳥　誠君）　野本信正委員。 10 ◯委員（野本信正君）　日本共産党千葉市議会議員団を代表して、不認定の立場から意見表明を行います。 　不認定の第１の理由は、福祉カットの決算であることです。 　国民健康保険料、介護保険料の値上げで負担増を市民に押しつけています。中でも、心身障害者福祉手当カット、おむつ支給事業改悪など、真に必要な福祉をカットするたちの悪い福祉カットを強いています。この福祉カットは、コロナ禍で浮き彫りになったように、公的責任を後退させ、切り捨てられた弱者に自己責任を求める新自由主義の千葉市版であり、認められません。 　第２の理由は、福祉カットをする一方で、急がなくてよい市庁舎建設や不要な競輪場建設など、大型開発には多額の投資をしていることです。 　大型開発は抜本的に見直して、その予算を市民福祉向上に振り向けるべきであります。 　第３の理由は、安倍政権に追随し、千葉県政に毅然と意見の言えない市政についてであります。 　代表質疑で、安倍政権が集団的自衛権行使を閣議決定して立憲主義を壊し、二度にわたる消費税値上げなど、国民生活と地方自治体に深刻な打撃と分断と対立を与えたことに対する見解をただしたところ、市長は、地方行政の安定に貢献したと答えたのであり、安倍政権へのこれは追随であり、厳しく批判するものであります。 　以上で意見表明といたします。 11 ◯委員長（白鳥　誠君）　松井佳代子委員。 12 ◯委員（松井佳代子君）　市民ネットワークを代表して、令和元年度決算議案について、認定の立場から意見表明を行います。 　昨年秋の台風被害や今年に入ってからの新型コロナウイルス感染症の広がりは、市民の日常生活が一変するほどの影響を及ぼしました。令和元年度は、災害復旧費が補正予算で計上され、また、新型コロナウイルス感染症対策として、市民の命と健康を守るための緊急的な取組が行われました。これら市民の暮らしや健康を支えるための各種事業に加えて、子育てや教育をはじめ、将来に向けての事業にも積極的に取り組んでいます。扶助費の増額が続く中でも、工夫をしながら施策を展開したことを評価します。 　以上のことから、適切な財政運営が行われたと判断いたしました。 　決算全般についてですが、第３期健全化プランに掲げた主要債務総額の削減に向け、効率的な予算執行に努め、一般会計において平成以降で最大の58億円の実質収支黒字を確保しています。主要債務総額は、前年度と比較して83億円の減少となり、4,673億円まで削減されました。歳入確保と歳出抑制の取組を着実に進めてきたことを評価します。 　課題もあります。 　実質公債費比率の12.9％は、依然、政令市20市中最下位となっており、公債費の割合が高い状態です。また、建設事業債の発行が310億3,200万円で、前年度に比べて123億900万円増加しております。小中学校の普通教室へのエアコン整備や美術館のリニューアル工事への歳出が増加したとのことですが、今後も事業の精査をしながらの起債を求めます。 　令和元年度の各施策については、防災対策、外国人生活相談、パラスポーツの推進、生活困窮者対策、妊娠・出産包括支援、障害者の日常や就労に対する支援、児童相談所での歯科検診、口腔衛生指導、子供の放課後の居場所に対する支援、地産地消の推進、ごみ削減の取組などの事業を評価いたします。 　引き続き、新型コロナウイルスの影響や…… 13 ◯委員長（白鳥　誠君）　残り30秒です。 14 ◯委員（松井佳代子君）　（続）市民生活の変化を見据え、新たな事業展開を進めるとともに、今、市民が必要としている支援をきめ細やかに着実に推進していただけるよう求め、市民ネットワークの意見表明といたします。 15 ◯委員長（白鳥　誠君）　鷲見隆仁委員。 16 ◯委員（鷲見隆仁君）　自由民主党千葉市議会議員団の鷲見隆仁でございます。会派を代表いたしまして、決算議案につきまして、認定の立場から意見表明をいたします。 　令和元年度一般会計の決算は、市税や財産収入が予算に比べ増収となったことなどから、実質収支は58億4,000万円の黒字となりました。これは、財政健全化に向けた取組の成果でもあり、一定の評価をするところであります。 　しかし、病院事業の赤字や基金からの借入残高は多額であることなど、財政状況はいまだ厳しい状況にあり、今後も取組を確実に進めていく必要があります。 　次に、各種施策についてであります。 　保健福祉施策では、改正健康増進法を上回る本市独自の規制を定め、受動喫煙対策を積極的に進めるとともに、子育て施策では、保育所の整備により、５年ぶりに待機児童ゼロを達成しました。 　病院事業では、医業収支が改善し、第４期病院改革プランの経営指標に係る数値目標もおおむね達成し、教育施策では、小中学校全校の普通教室でエアコン整備を進め、本年６月から稼働を開始したところです。 　地域経済の活性化では、企業立地の積極的な誘致活動のほか、産業用地の確保についても、ネクストコア千葉誉田において、民間事業者と連携し、本年３月に造成工事を完了しております。 　防災・減災対策では、高齢者や障害者の方々向けに電話やファクスへ緊急情報を配信するサービスを開始したほか、避難所を円滑に開設、運営できるよう、手順を動画にして啓発を図っていることなど、取組の強化が図られています。 　以上のように、各種施策の実施について評価するものであります。 　財政健全化については、今後も引き続き取り組んでいただくよう要望するとともに、新年度の予算編成に当たっては、市民の切実な要望や我が会派の指摘をしっかりと受け止め、的確な対応を求めまして…… 17 ◯委員長（白鳥　誠君）　残り30秒です。 18 ◯委員（鷲見隆仁君）　（続）自由民主党千葉市議会議員団の意見表明といたします。 19 ◯委員長（白鳥　誠君）　以上で意見表明を終わります。 　お諮りいたします。ただいま議題となっております議案のうち、議案第119号を原案どおり可決することに御異議ございませんか。 　　　　　　　　　　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯委員長（白鳥　誠君）　御異議ないものと認め、可決することに決しました。 　続いてお諮りいたします。議案第122号から第124号まで、第129号及び第131号の５議案を原案どおり認定することに御異議ございませんか。 　　　　　　　　　　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯委員長（白鳥　誠君）　御異議ないものと認め、認定することに決しました。 　続いてお諮りいたします。議案第120号、第121号、第125号から第128号まで、第130号及び第132号から第137号までの13議案を原案どおり認定することに賛成の方の起立を求めます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　〔賛成者起立〕 22 ◯委員長（白鳥　誠君）　起立多数、よって認定することに決しました。 　以上をもちまして、決算審査特別委員会を終了いたします。 　長期間、慎重審査ありがとうございました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　午後３時25分散会 　　　　　　　　　────────────────────────── 　　　千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。 　　　　　決算審査特別委員長　　白　鳥　　　誠 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...