• 横領(/)
ツイート シェア
  1. 千葉市議会 2017-03-02
    平成29年予算審査特別委員会総務分科会 本文 開催日: 2017-03-02


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前10時0分開議 ◯主査(秋葉忠雄君) おはようございます。  ただいまから予算審査特別委員会総務分科会を開きます。  なお、お手元に2月28日の総務局の分科会審査において、川岸委員より要求のありました資料につきましては、お手元に配付してありますので、お願いいたします。  本日の審査日程につきましては、お手元に配付のとおり、まず総合政策局及び行政委員会等所管の審査を行った後、指摘要望事項の協議をお願いいたします。  傍聴の皆様に申し上げます。分科会傍聴に当たっては、傍聴証に記載の注意事項を遵守いただきますようお願いいたします。                 総合政策局所管審査 2 ◯主査(秋葉忠雄君) それでは、これより平成29年度当初予算議案の審査を行います。  それでは、総合政策局所管についての説明をお願いいたします。総合政策局長。 3 ◯総合政策局長 おはようございます。総合政策局でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、初めに平成28年第3回定例会決算審査特別委員会におきます指摘要望事項の措置状況について、初めに御報告させていただきます。  報告書では19ページとなります。  措置状況でございますけれども、1の障害者スポーツの推進でございます。  (1)の指導員の養成と確保、これにつきましては、平成28年度、29年度、ともに市民局の所管でございますので、別途、御報告があろうかと思います。省略させていただきます。  (2)でございます。市民への普及啓発の展開、施策の拡充につきましては、平成28年度は市民局が所管をしておりましたが、29年度より総合政策局で所管をすることとしておりますので、御説明させていただきます。  初めに、平成28年度の状況でございますが、東京パラリンピック開催競技の理解の推進、障害者スポーツへの関心を高めるために、28年度はパラリンピアなどによります学校訪問20校、各区区民まつり会場障害者スポーツ体験会千葉ポートアリーナでのパラスポーツフェスタを実施したところでございます。  平成29年度は、オリンピック・パラリンピックの開催に向けまして、大会機運の醸成とともに、障害者スポーツの理解、普及に係る取り組みを拡充し、さらにはロンドンの視察を踏まえまして、障害の有無にかかわらずスポーツを通じて交流する機会や障害者みずからと、その家族がスポーツを体験する取り組みなどを実施する予定でございます。  当初予算案には、右側に記載のとおり、3,248万5,000円を計上したところでございまして、具体的な事業は記載のとおりでございます。
     指摘要望事項につきましては、以上でございます。  次に、平成29年度の当初予算案の概要につきまして、分科会資料に基づきまして、御説明いたします。7ページをお願いいたします。  初めに、基本的な考え方につきまして、総合政策部につきましては、第2次実施計画の最終年度といたしまして、計画事業の結実に向けました進捗管理と各局への支援を行うとともに、まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げます重点事業を踏まえまして、各施策の推進に努めることとし、一つといたしまして、新基本計画のまちづくりの取り組みを結実させるべく、第3次実施計画を策定いたします。あわせまして、政策評価制度の再構築を行うほか、これからの政策立案をために必要な基礎調査、あるいはデータ分析に関する取り組みを行います。  2つに、千葉市らしさや強みを生かした取り組みといたしまして、都市アイデンティティーの確立、国家戦略特区を生かした規制緩和、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けました各種施策を引き続き実施するほか、自転車を活用したまちづくりのための取り組みを一層推進してまいります。  東京事務所につきましては、情報収集活動を充実させまして、本市のプロモーション活動を推進することとしております。  2といたしまして、予算額の概要でございます。  初めに、一般会計でございますが、平成29年度の予算は2億3,040万4,000円でございます。前年に比較いたしまして、7,378万4,000円、47.1%の増となっております。これは、東京オリンピック・パラリンピックに向けまして、取り組みの拡充を図ることによるものでございます。  歳入の主なものにつきましては、記載のとおりでございます。  次に、特別会計でございますが、公共用地取得事業特別会計2,217万6,000円、前年度同額でございますが、これは平成21年度に取得いたしました弁天地区の用地にかかります市債利子の償還でございます。  次に、3の重点事務事業について、御説明いたします。  初めに、総合政策部でございます。  (1)実施計画策定62万円でございますが、新基本計画に基づきます第3次の実施計画を策定するための経費でございます。  (2)政策立案のための基礎調査及びEBPに向けましたデータ分析プロジェクト800万円は、平成27年度の国勢調査を踏まえまして、政策立案の基礎となります本市の社会移動や経済の動向などを調査するとともに、EBP、証拠に基づきます政策立案に向けたデータベース整備や分析試行プロジェクトを行うものでございます。  3点目、都市アイデンティティーの確立1,240万円は、4つの地域資源を活用しながら、絵本の配布、あるいはシンポジウムの開催など、年代別のアプローチを行うとともに、映像制作などによりまして、プロモーション活動を推進するものでございます。  4点目、東京オリンピックパラリンピック開催に向けた取り組み4,254万3,000円でございます。幕張メッセでの両大会の開催に向けまして、開催機運を高めるため、普及イベントを行うほか、民間組織を主体といたしました都市ボランティアの体制を構築するものでございます。  (5)障害者スポーツの推進2,491万5,000円は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けまして、障害者を対象といたしましたスポーツ体験会、障害の有無にかかわらずスポーツに親しむことができる交流会を行うものでございます。  (6)国家戦略特区の推進850万円は、民間主導によります近未来技術の実証実験を実施するとともに、そのほか国家戦略特区を活用しました規制緩和事業を推進するものでございます。  (7)自転車を活用したまちづくり430万円は、関係機関などと連携をしながら、自転車の自発的な利用や交通安全への理解を深めるためのシンポジウム、あるいは自転車リーダー育成講習会などを実施するとともに、(仮称)自転車を活用したまちづくり推進計画を策定するものでございます。  次に、東京事務所でございます。  東京事務所運営1,378万6,000円は、国会、各省庁などとの連絡調整や情報収集活動を行うほか、都内での市政情報の提供を行うとともに、企業誘致活動及び東京オリンピックパラリンピック競技開催準備活動への支援を行うものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 4 ◯主査(秋葉忠雄君) それでは、御質疑等がありましたら、お願いいたしますが、委員の皆様には、平成29年度の予算審査であることを十分踏まえ、御発言をいただくとともに、指摘要望事項に対する措置状況への質疑や御意見等がありましたら、あわせてお願いいたします。  それでは、御質疑等がありましたら、お願いいたします。岩崎委員。 5 ◯委員(岩崎明子君) 一問一答でお願いいたします。  自転車を活用したまちづくりについてなんですけれども、このまちづくりを考えるに当たって、昔の事業なんですけれども、市民シンクタンクというのができて、一般の市民の方が自転車を活用したまちづくりについて考える、そして政策提言をしていくという活動がありまして、ここのところ、政策提言をもとに条例に政策提案が反映されるという動きがあったところですが、せっかく意思を持って集まってくださったメンバーの方々が、平成29年度は何か活動を予定されているのかどうか、お伺いしたいんですけれども。 6 ◯主査(秋葉忠雄君) 政策企画課長。 7 ◯政策企画課長 政策企画課長、藤代でございます。よろしくお願いいたします。  第1期のモデル事業につきまして、平成29年度におきましても、これはシンクタンクの皆様、独自の活動も行っていただいているところでございます。例えば、交通安全等にかかわることを担当したグループにおきましては、みずから、我々、市のほうで主催するイベント等に出向きまして、自分たちの成果等を公表したり、そういうことも行っているほか、今、中心的に動いておりますのが自転車を使って楽しもうという部分、例えば、ポタリングを行うとか、そういう部分につきまして、さらにステップアップして、自分たちで自走できないようなところまで考えながら、今、取り組みを進めていただいているところでございます。我々も、それにしかるべき形で関与していきたい、そのように考えております。  以上でございます。 8 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 9 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。  せっかく、意思を持って集まってくださった方々ですので、常に市との関係性を薄くしないように、何かしらの形でかかわっていっていただけたらと思っております。  次に行きまして、都市アイデンティティーの確立にちょっと関係するか、あれなんですけれども、平成4年4月に千葉市が政令指定都市に移行したので、平成29年度が25周年じゃないかと思うんですけれども、たしか20周年のときは、記念のシンポジウムなんかを行っていたと思うんですけれども、25周年記念って何かの行事を企画されてないのでしょうか。 10 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 11 ◯総合政策部長 25周年については、今のところ予定はしてございません。 12 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 13 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。  それは、25周年というのはやらないけれども、30周年はやるとか、都市アイデンティティーのほうに力を入れているので、政令市移行記念はあえてやらないとか、そういった何か理由とかがあれば。 14 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 15 ◯総合政策部長 記念行事を何年、例えば、5年刻み、10年刻み、そこは明確に決めているところはございません。20周年やった中で25周年というのは、今、予定してないところなんですが、例えば、都市アイデンティティーを進めていく中にありましても、当然、30周年というのは開府900年に向かっての中での、ある意味、節目という形になってまいりますので、具体的なところはまだこの後の検討になりますけれども、そういった節目というものを活用していく、そのような考えを持っているところですので、その近くになった段階では、またそのあたりは検討したいと思います。 16 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 17 ◯委員(岩崎明子君) わかりました。  千葉氏の開府の記念の年に当たるときに、一緒にやったほうが効果的なのかもしれないですね。  あと、都市アイデンティティーの見える化を図るための今度は新しい市民シンクタンクを立ち上げられて、たしか去年の秋ごろに立ち上げられたと思うんですけれども、メンバーの方々は今の時期、何をされていて、今後の平成29年度は、どんな活動をする予定なのか、お願いします。 18 ◯主査(秋葉忠雄君) 政策企画課長。 19 ◯政策企画課長 政策企画課でございます。  第2期の市民シンクタンクのメンバーの皆様方におきましては、今、都市アイデンティティー、4つございます。これらのそれぞれについて、どのような形で千葉市のデザインの中に取り込んでいけるのか、それをグループごとに検討いただきつつ、これをトータルで横串を刺す形で全体会議なども行いながら、今、進めていただいているところでございます。まだ、10月にスタートしたばかりですので、細かく何がという動きはございませんけれども、それぞれのグループがフェース・トゥ・フェースであったり、あるいはメールを使ったり、さまざまな手段を通じて議論をしていただいていると伺っております。でき得れば、今年度中に何か一つステップを見せるということは考えていらっしゃるようですが、なかなかいきなり集まった皆様方でございますので、簡単に取りまとまるわけではございません。このあたりは、ちょっと様子を見ていきたいと考えております。 20 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 21 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。  お話を聞いていると、割とメンバーの方々の自主性に活動を任せていらっしゃって、市は見守っている感じなんでしょうかね、そういった理解でよろしいんでしょうか。 22 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 23 ◯総合政策部長 市民シンクタンク、1期目の最初からそうですけれども、集まっていただいた方が運営等についても、基本的に皆さんで決めていただく。最後の当然、取りまとめに向かって、どのようなアプローチをする、どういうふうに取りまとめていく、この辺というのは、その意味では新たな取り組みということで、我々はどちらかというと支援をするというところに徹するような形で進めております。 24 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 25 ◯委員(岩崎明子君) わかりました。  平成29年度中に、ここまでやってねとか、何年度までに政策提言してねみたいなことを、目標としてはっきりは言ってないということでよろしいんでしょうか。 26 ◯主査(秋葉忠雄君) 政策企画課長。 27 ◯政策企画課長 政策企画課でございます。  当面の年限として、1年間で何か見えるものというようなお話はしてございます。ただ、今回のテーマ、特に広がりが大きいものですし、深みもあるのかなと考えております。そのあたりは、我々のほうでシンクタンクの検討を見ながら、コントロールではないんですけれども、うまく関与して、彼らがいいものを出していただけるように考えていきたいと思います。  ちなみに、第1期目のシンクタンクにおきましても、1年という形ではとっておりましたけれども、実際にはその後も活動を継続して提言まで至ったという経緯がございますので、このあたりは余り縛らずに、そのように考えております。 28 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 29 ◯委員(岩崎明子君) わかりました。  市民の方の自発的な活動を促す形で、市がかかわっていただいて、何かせっかく4つの地域資源ということに決めたわけなので、市の都市アイデンティティーの確立にうまく役立っていただけるといいかなと思っております。  次に行きまして、東京オリンピックパラリンピック開催に向けた取り組みなんですけれども、都市ボランティアがたくさん必要になると言われていますけれども、今回は民間組織を主体とした都市ボランティアの体制を構築するというふうに、あらましのほうにも書かれているんですけれども、これはどういった形を考えていらっしゃるのか。 30 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 31 ◯総合政策部長 都市ボランティア大会ボランティアは組織委員会でという形になりますが、観光や通訳、あるいは競技の紹介など、さまざまな形でボランティアとしてかかわっていただこうと考えている中で、今は本当に概算ですけれども、やはり2,000人規模、さらに今、メッセ会場で観客席がどのぐらいというところも、まだ示されておりませんので、そういうところも含めると、当然、さらに広がるのかという部分もございますが、そういう方たちを募集して、育成して、実際に当たっていただく。当然、その中には大学、企業、もちろん市民の方、それは市外の方も含めて、そういう形の方を募集、育成、いわゆる活動するための管理をする。なかなか、このあたりというのは行政でもノウハウがないというところがございますので、そういう実際に運営をする事務局的な機能のところを、委託をする形の中で、申しましたように、行政の関係、あるいは企業であったり、大学であったり、そういうさまざまな方を取り込んでいく形、そういう形を一つ形づくるということが、オリンピック・パラリンピック大会が終わった後にも継続できるような、そのような方向での仕組みづくりというのをしていきたいと考えております。 32 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 33 ◯委員(岩崎明子君) 民間に事務局を委託して、大会後もそういった体制がとれる、継続していけるようにということで、わかりました。事務局を委託する先の民間というのは、どういったところを想定しているんでしょうか。 34 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 35 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック推進室長でございます。よろしくお願いします。  今の部分については、平成29年度、委託というお話がありましたので、プロポーザル方式をとって決めていきたいと考えております。 36 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 37 ◯委員(岩崎明子君) プロポーザル方式で事務局、委託先を決めていくということで、了解いたしました。  これから、事務局が決まったところで、実際に都市ボランティアの募集などは、そちらの事務局が行っていくとは思いますけれども、ボランティアの方々を集めるために、市のほうでも何かワークショップをやって、その参加者をボランティアに引き込んでいくとか、何かそういった工夫もされていけたらいいんじゃないかなというふうに思っていて、事務局を全部任せたというのではなくて、市もきちんとボランティアのほうに、かかわっていけるようにしていただくということを、お願いしたいと思います。  それから、障害者スポーツの推進についてなんですけれども、障害の有無にかかわらず、スポーツに親しむことができるスポーツ交流会というのは、具体的にはどういったものをお考えでしょうか。 38 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 39 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック推進室です。よろしくお願いします。  大学とか、企業の企画により、種目は車椅子とか、ボッチャ、ゴールボールなどを回数的には年4回、開催いたしまして、参加予定数は1回100名程度を予定しております。  以上です。 40 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 41 ◯委員(岩崎明子君) パラリンピックの競技になっているような、そういった競技を障害の有無にかかわらず参加者を募って行うというイメージということでよろしいんですか。 42 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 43 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック4競技種目はもとより、車椅子バスケットなり、ゴールボールなり、障害者スポーツを広く普及していきたいと考えております。 44 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 45 ◯委員(岩崎明子君) わかりました。  障害者スポーツとして、競技として確立しているものを中心に、交流会を行うというイメージですね。  何か、特定のそういった競技というのもいいんですけれども、私、どこかのテレビで見たんですけれども、トラックを障害者の方も健常者の方も一緒に走るマラソンというのを、どこかの自治体でやっていて、車椅子の方を健常者の方が押して、マラソンを走るというのをやっていて、すごくみんな楽しそうなところが報道されているのを見ました。そういった、ただ走るだけですけれども、一緒に走るというのが、すごくよい効果をもたらすと主催者の方もおっしゃっていたので、そういったことも検討していただけたらなと思います。これは意見です。  次に、ギャンブル等依存症に対する基礎調査を新規で行うというふうに伺っておりますが、これはまずギャンブルなどという「など」には、どの辺まで含まれているんですか。 46 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 47 ◯総合政策部長 今回、いわゆるIR推進法、国会のほうの議論を見ていましても、附帯決議等も含めまして、ギャンブルというものと、今はいわゆる風営法の遊戯という形で位置づけられていますパチンコなど、こういうところも過去のギャンブル依存症の疑いのある方というデータの中には入っているという見解も示されておりますので、そういう部分も含めてということで、「など」という表記をしてございます。 48 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 49 ◯委員(岩崎明子君) わかりました。IRの中に入らない部分という意味ですかね。  これ、具体的には、意識調査とされていますけれども、どのように調べるのでしょうか。 50 ◯主査(秋葉忠雄君) 幕張新都心課長。 51 ◯幕張新都心課長 幕張新都心課の中臺でございます。よろしくお願いします。  具体的な調査の方法につきましては、基本的にまず市政のウエブモニター、こういったような民間の登録されている方々がいますので、これを約2,000人ぐらいの方々のサンプルを収集しまして、千葉市のギャンブル依存症に対する実態なり、市民の意識、こういったものを調べていきたいと思っています。  さらに、もう一つ対面的な調査といたしまして、千葉競輪場、これ千葉市のほうで競輪事業を行っていますので、こちらのほうの来場者に、具体的に対面で街頭アンケートのような形をとりたいと考えております。  以上でございます。 52 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 53 ◯委員(岩崎明子君) わかりました。ウエブモニターと千葉競輪のところで街頭アンケートという形ですね。  これは、この意識調査は市の独自調査とすることで、今後、どういったことに生かしていくということでしょうか。
    54 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 55 ◯総合政策部長 大きく2つあると考えています。  いわゆる、IRというもの、これが事象案がどういう形になってくるかわからない中で、今、何とも言えない中立的なところですが、これらを考えていくに当たって、実際に千葉市内で、どういう状況にあるかということを、一つの資料とするということが1つ。  それと、その結果によりましては、もしギャンブル等依存症、この対策をするべきというようなものであれば、保健福祉局とも連携をする中で、その対策等について検討していく、こういうような大きな2つであろうかというふうに考えています。 56 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 57 ◯委員(岩崎明子君) 私たち市民ネットワークとしては、ちょっとIRのほうに反対をしている立場ですので、IRを進めていいんだなという材料にならないようにしていただきたいなとは思っております。  あと、何かに依存するというのは、依存するメカニズムというのはギャンブルに限らず、薬物でも、お買い物に依存するとか、そういったことも全てメカニズムが同じであると言われていますので、そこら辺を保健福祉局とも連携して、広く対策として考えていただきたいというふうに思います。  それから、もう一つ、東京事務所のほうなんですけれども、これは人事関係で大学に採用の案内をかけたりとかというのも、東京事務所がかかわっていらっしゃるんでしょうか。 58 ◯主査(秋葉忠雄君) 東京事務所長。 59 ◯東京事務所長 行政の中で中心は人事委員会事務局というのがございます。ただ、東京の私立大学に出向くときに、私どもも一緒に行って、千葉市のPRをしたりということで、今年度も一緒にPRを行っています。 60 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 61 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。せっかく、東京に事務所があるので、どんどん優秀な人材にアピールを積極的にしていただきたいと思っています。  あと、ちょっと東京事務所というのがあるんだよということを、市民が意外と知らなかったり、どういう動きをしているのかがわからなかったりすることがあると思うんですけれども、ホームページのほうにフェイスブックへのリンクが張ってあったんですけれども、それを押すと、このページは今、閲覧できませんとなってしまったんですけれども、何か理由があるんでしょうか。 62 ◯主査(秋葉忠雄君) 東京事務所長。 63 ◯東京事務所長 まず、基本的に組織として市の中には全部で10局ございますが、総務、総合政策、財政、これの主たる対象というのは市民ではなくて職員なんです、内部管理部門なんですね。それ以外の市民、保健福祉、こども未来、環境以下の7局というのは、特に市民がお客さんという対象になっているところでございます。  東京事務所に実はフェイスブックあったんですけれども、なかなか主たる私どもの仕事の対象は職員であったり、国であったり、国会議員であったりということで、余りフェイスブックをやっても情報の発信する価値がないんだろうということで、1年間やったんですけれども、そこで休止したところでございます。 64 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 65 ◯委員(岩崎明子君) 1年間やって休止ということですので、ちょっと残念な気がします。フェイスブック、何か使い方によっては東京事務所の存在意義をアピールできたりとか、千葉市の動きを外に知らせる一つのツールになり得るんじゃないかなと思っていたので、そこは残念だと思いますが、何かほかの方法でも東京事務所があっていいんだなとみんなが思えるような、アピールもしていただけたらなというふうに思いました。  以上で終わります。ありがとうございます。 66 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 67 ◯委員(蛭田浩文君) よろしくお願いします。一問一答でお願いします。  大体、予算のあらましのほうで聞かせていただきたいと思うんですけれども、自転車を活用したまちづくりということが掲載されて、これ拡充されているんですけれども、その前に議案で第33号ですか、千葉市自転車を活用したまちづくり条例というのが出ておりまして、これは多分7月1日制定された以降、さまざまな方法や機会を通じて、条例の基本理念とか、その辺は幅広く周知していくことだということと、また意識の醸成を図ることが重要と考えているんですけれども、この自転車を活用したまちづくりを改めて聞くんですけれども、ここに記載されています交通安全への理解を深めるためのシンポジウム、それと自転車リーダー育成講座ということが書いてあるんですけれども、改めて目的と内容について、お伺いさせていただければと思います。 68 ◯主査(秋葉忠雄君) 自転車のまちづくり推進担当課長。 69 ◯政策企画課自転車のまちづくり推進担当課長 政策企画課自転車のまちづくり推進担当課長の村松でございます。よろしくお願いします。  まず、1点目のシンポジウムの目的でございますけれども、条例を契機としまして、自転車を活用したまちづくりを全庁的な取り組みとするために、開催するものでございまして、条例の理念であったり、環境、健康、地域活性化などといった自転車の特性への理解と自転車利用のルール遵守、マナーの向上といった交通安全の確保など、市民の意識の醸成を図るために実施するものでございます。  内容でございますけれども、著名人を招いての基調講演や自転車施策関係者によるパネルディスカッション、あわせて自転車走行のイベントなどを実施する予定でございます。  2点目の自転車リーダーの育成講習でございますけれども、目的といたしまして、自転車に関心のある市民の方、興味のある市民の方に本市が取り組みます自転車を活用したまちづくりの理念等を理解していただきまして、市民生活等における自転車の利用促進であったり、交通安全の知識普及といった、それぞれのフィールドにおけるリーダーとなっていただくことで、この自転車への取り組みの拡大の役割を担っていただくというものでございます。  平成29年度につきましては、連絡協議会、23団体ございますが、それらの会員の方々の協力のもとに、育成講習を行いまして、効果的な育成方法、知識等の伝達効果などを検証してまいりたいというふうに考えてございます。  内容につきましては、自転車のルール、マナーといった安全利用や自転車の有用性、楽しみ方といった利用促進等の理解、知識を習得していただき、本市から提供します教材等を活用していただきまして、それぞれの地域や事業所におきます周知、啓発活動といったものの実施を考えております。  以上でございます。 70 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 71 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございます。  今ほどのお話の中で、まず1つ目、全庁的、市民に自転車の利用促進というか、ルールを守って活用してもらう、進めていくというのがあったんですけれども、全庁的という言葉もあったんですけれども、要するに自転車に関することだと建設局のことでもありますから、多分そういうことでいいのかどうかという、要は庁内の横の中の理解を深めるということでいいんですか。 72 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 73 ◯総合政策部長 申しわけございません。その意味では、庁内的にも当然、今、さまざま部署がかかわっておりますので、全庁的な体制、あと庁外的にも今、協議会等をつくっております。ただ、全市的に市民の皆さん、あるいは事業所の皆さん、あるいは通学、通勤で来られる方に、いかに伝えていくかということだと考えておりますので、その意味では全市的にというようなニュアンスのほうが強いと考えております。 74 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 75 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございました。わかりました。  それから、今、自転車リーダーの育成のほうで、23団体に会員の方々と行っていくという中で、一つ、今出ているかどうかわかりませんけれども、言葉の中に著名人という言葉があったんですけれども、具体的に今考えているところ、何か案というか、例えば、競輪選手なのか、それとも私もどういう範囲なのかよくわからないんですけれども、何かそういう範囲というのが、もしどういう方か、わかっていれば教えていただけますか。 76 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 77 ◯総合政策部長 まだ、具体的に絞り込みはしておりません。ただ、今回この一連の自転車によるまちづくり、これを進める中でいろいろな方に2年前ぐらいからヒアリングしたりしています。その中には、会社等で言えばイオンバイク等もありますけれども、あとレーサーの片山右京さんであったりとか、あと日本に住んでいらっしゃいませんけれども、プロのBMXの池田貴広さんであったり、こういったような方、あるいはもともとそういう自転車というものを研究している方等にも、お会いしていますという中で、安全と活用を図るという意味合いから、具体的にどういう方というところは、申しわけありませんが、ちょっとこれから、その辺は考えていきたいと思います。 78 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 79 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございました。  非常に、66万円から430万円ということで、予算も拡大になっているんで、市民に啓発、広げていくということでは、1回限りで終わるんじゃなくて、それが以降も続くような形でうまく持っていっていただければという形でつくっていただければと思います。  次に、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた取り組みということで、先ほど岩崎委員からも、いろいろ民間組織とかということで、それに対応して民間企業、大学とか、そういうスポーツ団体という御答弁がございました。といっても、それは十分わかります。幕張でやるオリンピック・パラリンピックの7種目の競技団体があるんですけれども、あくまでもいきなり行政が市民とか、そういうところに入っていくというのは、なかなか難しいかなと思うんですけれども、今のところ、競技団体との連携というのは、どのぐらい進んでいるのかというところだけ教えていただきたいんです。もし、進んでいれば。 80 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 81 ◯総合政策部長 各競技団体のほうの方ともお会いさせていただいています。一番具体的な例といたしますと、パラリンピックの4競技につきましては、チーム幕張というものを先般、結成していただきまして、市長とも意見交換をしていただきました。目的は、もちろん大会の成功に向けてもそうなんですが、皆さんこの障害者の方のされるスポーツ、これが選手としての意味、あるいは競技人口をふやす、それは経験しない人が経験をする、こういうような形の中で、パラリンピック以降についても、いかにそれを継続させるかと、こういう考えは我々のほうと同じということで、さまざまな面で、これからも連携してやっていこうというような方向で具体的なところは、これからまた協議していきたいと思います。 82 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 83 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございます。  ボランティアで2,000人ということですけれども、1991年に世界卓球をやったときも、いろいろな多くの方にボランティアに協力いただいて、その指導が市役所の職員の方々を初めとする県の職員の方とかが中心になってやって、成功裏に終わったというのがあるので、ぜひとも音頭取り、その辺は行政のほうもうまく進んでいくような形で、お願いしたいと思います。  次に、国家戦略特区について、ちょっとお伺いしたいんですけれども、今回850万円という予算をつけているんですが、この冒頭に民間主導と書いてあるんですけれども、この辺の予算に対する民間主導というのと、どういう、何に対する予算かというのか、その辺をお伺いしたいと思います。 84 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 85 ◯総合政策部長 国家戦略特区で、特に幕張新都心を中心に近未来技術の実証実験という形で進めさせていただいています。これらの取り組みについては、基本的にはやはり民間の事業者の方が、みずからの負担に基づいてという形がベースであるものと考えています。ただ、実証実験をするための環境を整備する、例えば、今ドローンを行っている、そうすると当然、よりこの後、大がかりになってくるにしたがって、今も例えば、職員が出て危険なエリアに入らないようにだったりとか、あるいはこの後、自動車の関係等にしても、そうするとより発着、終着場、このあたりの整備といいますか、確保であったり、いわゆる実証実験をするに当たっての最低限のある面、環境を整える。この部分については、本市の負担もやむを得ないだろうということで、今回その部分の最小限という意味で計上のほうをさせていただいています。 86 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 87 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございました。  私の認識がちょっと薄かったので、実際にやるほうに回るのかなと思ったんですけれども、実際はそのやる方の民間の方のフォロー、サポートをする環境を整えるということですね。ありがとうございました。  今ほどの説明で、国家戦略特区は幕張新都心を中心として、今ほどお話があったドローンなど、近未来ということなんですけれども、特区は幕張新都心だけでなくて、千葉市全域がたしか指定されているというふうに考えているんですけれども、特区指定によって、どのような規制緩和が可能になって、今後どのように取り組んでいくのかというところを、また教えていただければと思います。 88 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 89 ◯総合政策部長 御指摘いただいたように、幕張新都心というのが、かなりクローズアップ、しかもドローンというものが千葉市と結びついているというイメージはあるかと思います。ただ、おっしゃっていただいていますように、これは千葉市を区域として、東京圏の中の一つとして組み入れられたものという形であります。そういう中において、今、ドローン等以外につきましても、これもちょっと幕張になりますけれども、道路の占用の特例であるマネジメントの関係、あるいはNPO法人、これの設立の期間を短くすると。こういうところは具体的に千葉市のほうも認定を受けているところですが、当然、今、規制改革のメニュー、55ありまして、外国人材の関係、観光の関係、あるいは農業、医療、そういったさまざまな分野は当然ありますので、このあたりについてというのも、民間事業者の方ともいろいろお話をさせていただく中で、ぜひ規制緩和というもので、メニューに該当するもの、さらに言えば、今メニューになくても、こういう規制というものが、どうしても自身の事業のみならず、市の活性化であったり、産業界の活性化であったり、そういうものというのも提案できるという立場であろうと考えておりますので、そういうところにつきましても、積極的に進めていきたいというふうに思います。 90 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 91 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございました。  今ほど、55のメニューというふうにございました。今、どうしても千葉市だけじゃなくて、テレビで見ると必ず、もうドローンを使った映像というか、そういう報道が多いんですけれども、どうしてもドローンというので先行して、それだけなのかというイメージがあるんですけれども、今言った農業なり、医療なり、外国人の方とか、いろいろなメニューで特区の特性が生かせるように、検討を進めていただければと思います。  そんな中で、先日、うちの山本幹事長の代表質疑で、国家戦略特別区域の諮問会議の議長より、サンドボックス制度を創設して、ドローンなどの分野で先行導入していくという旨の発言というか、答弁があったと思うんですけれども、サンドボックス制度というのは、どのようなものかというのを、ちょっとお伺いできますか。 92 ◯主査(秋葉忠雄君) 幕張新都心課特区推進担当課長。 93 ◯幕張新都心課特区推進担当課長 国家戦略特区推進担当課長、秋庭と申します。よろしくお願いします。  サンドボックス制度ですけれども、これは特区内において事前規制、それから手続の抜本的な見直しなどにより、自動運転、あるいはドローンなどの近未来技術の実証をより円滑に、また迅速に行えるような仕組みとされておりまして、おっしゃっていただいたように、2月に開催されました国家戦略特区諮問会議におきまして、議長である内閣総理大臣から導入する旨の発言があったものでございます。今後、今国会に提出される見込みであります特区の改正法案の中に、この改正法案施行後1年以内をめどにして、特区内において必要な措置を講ずる旨の規定が盛り込まれる予定であるというふうにされております。  本市といたしましては、そういった国の動向を注視して、安全性には十分配慮しつつ、自動運転、あるいはドローンの実証実験をより一層活性化させ、ドローン産業の集積、あるいは幕張新都心の回遊性の向上という目的を達成できるように、取り組んでまいります。  以上でございます。 94 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 95 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございました。  要は、今ドローンとか、いろいろやることに対しての、やる環境を柔軟にすぐ受け入れるような形になるということの理解でよろしいんですか。 96 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 97 ◯総合政策部長 我々もドローンを、民間を中心に実証実験をするに当たって、基本的に第三者の上空を飛ばせないというものがあります。そうすると、この先、我々やはり都市部において、宅配等がどれだけ有効かというところを詰めていきたいんですけれども、そういう実証実験ができないことには、なかなかそういったいい面、悪い面のデータもとれない。そういう中で、内閣府、国のほうにも、実証実験においては、より緩和をして、ただ安全性であり、あるいは場合によって事後の評価であったり、そういうようなということも求めている中で、このサンドボックス制度も、これはドローンに限らず、自動運転等、こういう近未来の部分を中心に、まず入り口はやわらかくして、安全も一定確保する中で、まず実証実験については、やりやすくというような方向であるというふうに考えております。 98 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 99 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございました。  規制緩和というか、国家戦略で特区ということで、それを生かして、いろいろな形で、これはあくまで国のあれが変わらないとなかなかできないと思うんですけれども、国のほうを注視して、それを生かせる取り組みをお願いしたいと思います。  最後に、もう1点、オリンピック・パラリンピックに戻るんですけれども、オリンピック・パラリンピック2020年と、お尻がもう決まっているということで、もうあと3年しかないんですけれども、ここに来て今ボランティアの募集とか来ているんですけれども、大体、競技団体の関連した大会が、例えば日本でやる、この近く、東京でやるとか、当然、最後は2020年幕張なんですけれども、その辺のスケジュール感というか、大会が今後こういうのがあって、またボランティアは、これから2,000人という数が出ている中で、どういうふうな形で進めていくのかとか、そういうスケジュール感みたいな、段取りというか、そういうのが、もしわかっていれば教えていただきたいと思います。 100 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 101 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック推進室、塚越です。  2017年後半から、2018年にかけて、2次にわたってボランティアの募集を行っていきまして、そこの中で参加者を登録いたしまして、養成講座、都市ボランティアの育成講座をしていくと。  大会については、2018年に世界ソフトボール大会が8月に開催されまして、2019年にはワールドカップラグビー、あとプレ大会が実施されますので、そこのところに体験していただいて、2020年に本番という形で取り組んでいきたいと考えております。  以上です。 102 ◯主査(秋葉忠雄君) 蛭田委員。 103 ◯委員(蛭田浩文君) ありがとうございました。わかりました。  これから、来年、再来年と競技種目は違っても、世界大会という、大きな大会が来るということなので、ぜひそこに向けてボランティアを集めるというのと、育成も進めてほしいなというふうに思いますし、誰もがおもてなしをして、それで成功裏に終わらせたいという気持ちは、誰もが一緒だと思うので、取り組んでいただきたいと思うんですけれども。  最後に、いつも私自身思っているんですけれども、今回、質問させてもらった自転車のこと、オリンピック、また国家戦略特区ですけれども、他部局にどうしてもかかってくる案件が多いですよね。市民局なり、建設局なり、もしかしたら経済農政局もかかってくると。やはり、ここは総合政策局が先頭になって、他局を引っ張っていく、リードしていくような形で、ぜひともこういう案件を進めていただきたいということを、お願いして質問を終わらせたいと思います。ありがとうございました。 104 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 105 ◯委員(桜井秀夫君) 一問一答でお願いいたします。  かなり質問が出ましたので、絞って行わさせていただきます。  まずは、全体的な基本的な考え方について、お伺いいたします。  総合政策部のほうとしては、まち・ひと・しごと総合戦略に係る重点戦略を踏まえて、いろいろ進められるということでございました。  まず、そこで重要になるのは、政策立案のための基礎調査、あとは何かデータ分析プロジェクト、EBPに向けたデータ分析プロジェクトを行うということで、800万円という形で計上されております。素人感覚ですとわかりにくいのが、以前というか、平成28年3月に千葉市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンのほうが発出されております。ここで、かなり具体的なデータをもとにして、議論させていただいたので、こういう客観的なものは大事だなということを、つくづく感じているので、こういった作業自体は必要なんだろうと思う一方で、こちらの先ほど言った総合戦略のデータのほうは国費で800万円ぐらいだったですか、かけてやっていただいたということで、これがあるけれども、改めてこういう新たな基礎調査であるプロジェクトをやるといったことですので、その違いについて、わかるような形で教えてください。 106 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 107 ◯総合政策部長 2つ意味があると思っております。  1点は、おっしゃっていただいた人口ビジョン、基本的にその当時は平成22年の国勢調査、これをベースに国の社会保障・人口問題研究所、そこも含めて、そういうような人口推計を行っています。それが、先般、平成27年の国勢調査が行われた中で、本市の人口についてピークとしていた97万4,000、97万3,700人ですけれども、これに現時点でかなり近づいてきているというようなところが見えてきました。そういうような中で、国の統計局のほうからも、今は基本的な人口であり、世帯であり、こういう部分の公表になっていますが、この後、さらに仕事の関係、あるいは仕事のための移動の関係、こういったデータも出されてきます。そういう中で、人口ビジョンで捉えていましたような人の動き、あるいは経済の動き、こういうものについて、やはり平成27年国調も踏まえてどうかというあたりを、まず考えていきたいと、分析していきたいというのが1点でございます。  もう一つ、EBPのほうなんですけれども、これは、それこそ国のまち・ひと・しごと総合戦略改定版の中でも、将来的にはPDCAサイクルというものに、そういう客観的な因果関係、アウトカムをもって分析していく。こういうものをPDCAサイクルにもという方向が示されております。なかなか、今これが各都市で取り組んでいるところというのも、なかなかないところですけれども、ちょうど我々、今年度に国のRESASデータ等を使って、庁内でも分析のプロジェクトを行いました。ただ、やはりどうしてもデータそもそもの不足、あるいは職員のデータ分析、それを政策に結びつけるノウハウ、やはりこの辺がないという中で、今後の展開も踏まえる中で、まずそういうEBP、そういう考え方、分析の仕方等についてを、一つ民間のほうのノウハウも中に取り組んでいきたい、これが一気にそういう状況になるとは思ってはおりませんが、その取っかかりとしての取り組みを、まず来年度行っていきたい。その2つの意味合いというものを、あわせて表現してございます。 108 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 109 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。  一般的、かなりエビデンスベースをポリシーメーキングや社会科学とか、いろいろな分野で言われているんですけれども、実際にはなかなか取り入れられてこなかった。ところが今回、そういった取り組みをされるということは評価するところだろうと思います。その一方で、今おっしゃったようにPDCA、これだけ単体ではなくて、当然そのサイクルの中で盛り込まれるところなんですけれども、ほかのいろいろな事業との兼ね合いで、もうちょっとこの基礎調査とか、そういったプロジェクトの位置づけがわかるような形で御説明いただけますでしょうか。PDCA全体の中でどういった扱いになっていくというか。 110 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 111 ◯総合政策部長 PDCAの中、このサイクルを回すという中で、いわゆるチェックをする、今、我々も政策評価というものを取り組んで、来年度そもそもからまた再構築を考えなければいけない。そのときに、目標とする、例えば指標であったり、その数値というものについてが、必ずしもアウトカムという形になっていない。さらに言えば、本来、行った施策、政策に対して、どれだけのアウトカム的なデータがあるか。この因果関係の優劣とかも含めて、根拠というものを求めていく、ここがある面、エビデンスという部分だと思います。
     今、実際に政策とそういう結果、アウトカムというところもなかなか結びつけられていない。今、我々の行っている政策評価のところも、なかなかそういうような指標、あるいは目標値となっていない。先ほど申しましたように、一気にそういうふうにがらっと変えられるわけではないんですけれども、できるだけ政策を行っていくときに、アウトカム、成果というもの、これを意識する中で次の政策のときに、どういうような形で目標を定めていくか、こういうところの展開につなげていく、そういう形の一歩としていきたいというふうに考えております。 112 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 113 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。ということで、この単体だけではなくて、今後、実施計画を策定されたりとか、あと政策評価をいろいろされていく中で真の価値が見えてくるのかなというところでございますので、それは引き続き注視させていただきたいと思います。  その一方で、ここで調査とかでいろいろ上がってきたものですけれども、前回、さっき言った地方創生の国の予算で上がってきたこれは、平成28年3月に出てきて、その場でも若干データとかは何か伝わってきたような気がするんですけれども、こういった形で市民の方が共有できる状況になるというか、今回のこの基礎調査とかが、市民の方も共有して使えるようになるというのは、いつぐらいになるんでしょうか。 114 ◯主査(秋葉忠雄君) 政策企画課長。 115 ◯政策企画課長 政策企画課でございます。  この事業のアウトプットがいつ市民が共有できるかという話でございますが、基本的にはまず政策立案の基礎調査につきましては、国勢調査の新しいものに基づいて変えた後には、これはもう公表していくものになるというふうに考えております。そうした中で、この総合戦略なりを修正する、あるいは人口ビジョンを修正する作業が必要と我々のほうでも判断させていただいた場合には、これは我々、附属機関にかけながら、これをお示しをする。また、議会の皆様方にも総合戦略の改定等については、お示しし、御意見をいただく形になりますので、それと同時に市民の皆様にも、お使いいただけるようになるのかなと考えております。  EBPのほうでございますけれども、こちらのほうは試行プロジェクトとなってまいりますので、我々とすると、それを1年間回させていただきたいなと。1年間回した成果につきましては、当然、今回RESASを使ったプロジェクトについて、議員の皆様方も御案内をさせていただきまして、同様な形で、これはああいう形でやるかどうかは別としまして、外向きに見えるような形で、これをお示ししたい、そのように考えております。  以上でございます。 116 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 117 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございました。  今までの話をトータルで考えて、単純に機械的に出てくるものでもないのかなという気がしました。今おっしゃったような形で、総合戦略の見直しが必要であるかどうかということも踏まえて、いろいろアウトプットされていくということなんですけれども、最初の話だと一見何か国勢調査のたびに、これぐらいの予算規模で毎回、こういう調査を行えるのかなという印象を持ちながらも、2つ目の話では、そうとも限らないのかなというふうに思ったんですが、これ今後も国勢調査のたびに、こういう見直しというか、大もとのデータが変わる以上は、こういうことをしなきゃいけないというふうに理解したほうがよろしいでしょうか。 118 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 119 ◯総合政策部長 一番わかりやすいのは、人口推計等を行う、これまでも第2次実施計画をつくっていく際にも、その前に新基本計画をつくるときに行った人口推計の見直しを行っています。そういう意味で、人口推計等このあたりというのは、どうしても国勢調査というものがベースになっておりますので、その部分というのは必要なときに、必要な見直しというのをしていくことになろうかと思います。  もう一方、EBPのほうは、まだこれは取り組んでいって、その後どういう展開をするかというところも、あわせての検討だというふうには思っております。  以上でございます。 120 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 121 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。  今後、議論の水準の向上に一致するような形で期待しております。  あとは、個別に若干の質問させていただきます。  都市アイデンティティーの確立の事業なんですけれども、重点事務事業として上がってきたと思うんですけれども、ちょっと私の理解が間違っていたら御指摘いただきたいんですが、その一方で重点事項なんですけれども、去年よりも700万円ぐらい下がっていますでしょうか。まず、そこの確認からさせていただきたいと思います。 122 ◯主査(秋葉忠雄君) 都市アイデンティティ推進室長。 123 ◯都市アイデンティティ推進室長 都市アイデンティティ推進室長の市倉でございます。  予算としては、昨年度よりも700万円程度削減しておるんですけれども、その部分といいますのは、本年度実施いたしました千葉氏サミットを実施するための市としての負担金が約590万円ございましたので、その部分で削減という形になっております。ただ、来年度行おうとしている事業につきましては、また新たなものを行っていきますので、そういった意味で拡充という形であらましのほうには書かせていただいております。 124 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 125 ◯委員(桜井秀夫君) そうですね、そういうビッグイベントがないんだということで、規模としては下がるけれども、扱いとしては決して縮小ではないんだというふうに理解させていただくのかなというところです。となると、お金は下がるけれども、そういうビッグイベントではなくて、また違う形での知恵を使っていくんだという理解をさせていただいたんですけれども、そういった意味では説明にありました年代別アプローチであるとか、あと映像制作、そういうのをやっていくんだと書いてございますので、その点について、どんな考え方のものなのか、特に映像制作については、こんなことに力点を置いて考えているんですということを、教えていただきたいと思います。 126 ◯主査(秋葉忠雄君) 都市アイデンティティ推進室長。 127 ◯都市アイデンティティ推進室長 都市アイデンティティ推進室長の市倉でございます。  まず、映像制作のほうですけれども、今年度も千葉氏につきましては、映像を作成することとしております。まだ、でき上がっていないんですけれども、年度内に完成する予定でございます。これとあわせまして、4つの地域資源ということで、都市アイデンティティーとしては重点に取り上げておりますので、残り3つのものについてを来年度作成する予定でございます。  また、年代別アプローチという部分ですけれども、今年度、「千葉常胤公ものがたり」という漫画を作成いたしまして、これが主に小学校の高学年の郷土教育に使うということで作成したものですけれども、それ以外の年代の部分には、まだまだ御存じない方もいらっしゃるということで、まずは絵本というものは、それよりも小さな方に入門編ということで、これは千葉氏に限ったものではなく、千葉市のいろいろな魅力について知っていただくものをつくります。それから、小中学校は漫画で対応しておりますので、新たに市立高校に対して、日本史の特別授業を実施する予定でございます。また、社会人につきましては、今年度もサミットを行いましたけれども、シンポジウムを引き続き実施していきたいと思っております。  以上です。 128 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 129 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございました。  それなりなことを考えていらっしゃるということですけれども、若干、映像制作については、もうちょっと具体的なコンセプトなんかがわかればいいのかなというふうに思いました。  委員会で去年、視察に行ったと思うんですけれども、そこで堺市だったですか、仁徳天皇陵ですか、御陵とかを、博物館か何か視察させていただいた記憶がございます。向こうでの自虐ネタですけれども、これ現物見たらただの森ですわという、雑木林なんですわみたいな話をしながらも、その一方でかなり立派な映像作品がつくられていたなという記憶がございます。今はやりのドローンを思い切り活用して、あとCGとリアル映像を組み合わせてという形ですけれども、現物よりそっちのほうが、はるかによかったというぐらいの印象を持っているので、やはりインパクトは重要かなと。  その一方で、さんざんドローンは使われていますので、その視点が。そろそろ、もういいのかなということもあるので、千葉市としては、ドローンの視点で見るというよりも、ドローンを見るという形のほうがいいのかなという印象を持ちました。先ほどの蛭田委員の質問とも絡みますけれども、そういった形でいろいろ視点を変えて、前回の質問でも外国人の視点から、もっと千葉氏を宣揚したらどうですかということも提唱させていただきましたけれども、さまざまな視点から、今後もしっかりコンセプトを持って展開していただきたいと思います。  あと、障害者スポーツについては、極めて評価させていただきたいというふうに思います。特に、家族のことも考えていただいたというか、本当に措置状況報告でも書いていただいているように、障害者本人だけではなくて、また高齢者の方だけでも、介助者のことを考えていただいているというのは、本当に重要な視点だろうというふうに思っています。そこで、初めて本当のインクルーシブなスポーツなのかなというふうに思います。  その一方で、若干確認させていただきたいことがあるんですが、インクルーシブ・スポーツ、私、前回の議会でもさんざん提唱させていただきながら、苦言を呈すわけじゃなくて、気をつけないといけない点があるなというふうに思っています。というのも、インクルーシブでみんな一緒にやろうよと言うと、本当のインクルーシブというのは、正確に差異を理解した上での平等ということが大前提になりますので、当然、いろいろな障害のレベル持っている方が、全く同じスポーツができるというわけでは当然ないので、そこがわからない、私たち素人、がちゃっと一緒になって、わっとやって、安全面も含めて心配される方が出てきてもおかしくないのかなと思っています。  ついては、今後インクルーシブな障害者スポーツとか、インクルーシブ・スポーツを進めていく上で、具体的に何か専門家を入れて、若干そこら辺の選別をしていくとか、できる競技、できない競技の選別を指導していくとか、そういった考えがあるのかどうかを、お聞きしたいと思います。 130 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 131 ◯総合政策部長 来年度予算計上させていただいている中で、障害をお持ちの方を対象としたスポーツ体験会というのがございます。こちらのほうは、ある面、そういうスポーツに携わる機会がない方に、やはり経験していただいて、そのスポーツに広がりを持つということで、場合によってはトップアスリートへということもあり得るのかもしれないのですが、その際に障害者の方が必ずかかるお医者さんと理学療法士さんのうちの中で、県のほうの理学療法士協会と既に話をしておりまして、理学療法士さんみずからも、まず体験する。それをした上で、かかわっていらっしゃる障害者の方の程度であったりと、どういう部位であったり、どういう状況、こういうものを踏まえて、このスポーツであればという形で、ある面そういうアテンドをしていただく、このような形での取り組みというものを考えております。こういうものも踏まえながら、交流会においても家族の方も含めてという中で、取り組んでいきたいというふうに考えております。 132 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 133 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。  理学療法士が入ってくださるのは、本当に重要なことだなと思っています。その上で、ちょっと今の段階で、どこまで詰まっているかわかりませんけれども、具体的に現場に入ってこられるのか、計画の段階で見ていただくのか、どんな感じのかかわり方をされるのかなというのを、今の段階でわかる範囲でお願いいたします。 134 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 135 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック推進室長です。  今回、理学療法士さんについては、どの程度できるかというのを、体験していただいて、そこでそういった方たちを呼んでいただくという形で考えております。  以上です。 136 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 137 ◯総合政策部長 ちょっと補足をいたします。  先ほど申しましたように、まず理学療法士さんみずからも競技というものが、どういうものか、これは先方から、そういうものを体験しないと次につながらないということのお話をいただいて、そういう方向に考えています。恐らく、そういうものを体験して、実際の体験会というときに、その体験会のほうに一緒に来ていただくというところまでも考えておりますが、具体的には、どういうやり方がいいかというところは、具体的に協議していく中で明確にしていきたいというふうに思っております。 138 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 139 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございました。  先週だったですか、ボッチャの関東大会が花見川区で行われていて、私もそこに伺ったんですけれども、やはり私みたいな素人では何もできないなということを実感した次第でございまして、本当にそういった専門家の方が、ぜひとも1人でも現場にいてくださると、いろいろな面でボランティアの方も安心なのかなと思いますので、その方向で、ぜひとも検討していただきたいと思います。  最後になりますが、ギャンブル等依存症に対する基礎調査ということで、先ほどもほかの委員の方から御指摘ありましたけれども、どういうふうにデータを使うかは、データの客観性のためにやることなので、目的は目的として、若干、今話題になっているところもございますので、確かめておきたいのは、定義がやはり難しいんだろうなと思います。厚生労働省のほうで、もともとは医療的な定義でやっていたのが、先ほどお話しあったように、薬物、アルコール以外のものにも若干広げた形で、厚生労働省のほうも何か対応しているような、その分ちょっとどこまで含めるかというのが、非常に何か難しいのかなという印象を持っていまして、そこを細かくやっていくと難しいんですけれども、1点だけ千葉市ということもありますので、これ競輪なんかは入ってくるようなイメージでしょうか、お答えください。 140 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 141 ◯総合政策部長 具体的な調査内容は、これからという形になりますが、先ほど課長のほうが申しましたように、対象としますと、千葉市の場合は競輪場があり、長らく開催しておりますので、来られた方々に街頭でのアンケートというところも予定しています。いわゆる公営ギャンブルと言われているもの、それから先ほど申しましたように、風営法で遊戯とされているもの、そういう形を幅広くという、どういうものに対して、直接どう思うかという聞き方になるかわかりませんが、対象とすると、ある程度広くというような方向であろうと想定しております。 142 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 143 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。  本当に、今みたいな議論は難しくて、何でうちの業者が入っちゃうのかとか、何であそこは入らないんだとか、ややこしい話があるかもしません、今後。そういった意味では、厚生労働省も苦慮しているなという印象はあるんですけれども、きっちり理論武装も、きちんと説明できるような形が必要なのかなというか、そういうふうに思います。  その一方で、今回の事業は、すごく最後の評価という形になるんですけれども、重要だなと思っていますのは、本当に日本では、ギャンブル依存症が放置されてきたという経緯がございます。今回、IR推進法の是非は、ここで問うものではありませんけれども、ギャンブル依存症が放置されていた事実はございますので、あの議論を通じて、特に参議院からついてきたという話がございますので、そういう点では本当に良識の府として重要な提案をしていただいたのかなと、それを踏まえての調査ということになりますので、今後、日本で今までなかった事業者負担の理論も出るかもしれませんし、また反社会的勢力に対して、資金が流れてないかどうかとか、マネーロンダリングの話とか、そうなると今度は県という話になるとは思うんですけれども、かなりいろいろな可能性を秘めているからこそ、いろいろな人が関心を持つので、しっかり定義を含めて、厳密な議論に耐え得るようなものを、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 144 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 145 ◯委員(川岸俊洋君) 一問一答で、忘れずに申し上げました。  最初に、先ほどの桜井委員の質問のときの部長のお答え、言葉としてはよくわかるといいますか、言葉としてはわかるんですけれども、具体的に政策企画課の職員の方が、どうやってそういう仕事を進めていくのかというのが、なかなかイメージできないんですね。政策立案のための基礎調査及びEBPに向けたデータ分析プロジェクトですか、言葉として飛び交っていた言葉はよくわかるんですけれども、具体的にそういうことを、特に私なんかからは、どんなふうにそういう仕事を進めていくのかなという、民間を活用するのか、どうやって仕事を進めていくのかというのが、よくわからないので、もう少しそういう仕事はこんなふうに何人ぐらいの職員が、こういうかかわり方で民間のこういう人たちを使ってとか、何かそういうことが言えるのであれば、おっしゃっていただければと。 146 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 147 ◯総合政策部長 EBPの関係だと思いますが、一つヒントとしますと、先ほども申しましたが、今年度行いましたRESAS、あるいは既存の庁内データを使っての分析プロジェクト、これはテーマは庁内に募集する中で、経済関係のほうと高齢者の方の関係ということで、関係する所管と公募によって集まった職員、それに政策企画課と統計課のほうがチームをある面組んで行いました。その中で、やはり先ほど申しましたような、限界というものも見えてまいりましたので、このEBPについてのテーマについても、今後、庁内に募集をかけていくことを考えています。例えば、外国人の方が来られたときに、どういうような形で動かれるのか、RESASの中でもある程度の動きはわかっても、その先POSシステムのデータであったりとか、どういうような行動をする、経済活動を含めて、そうなると民間のデータというものが必要になってこようと思います。そういう部分についてを、民間から買うということ、それで庁内で一つのプロジェクトチームというような形で、政策企画課と統計関係のほうが、それに常に携わるような形の中で、その分析を進めてまいります。  そこで、課題にありましたデータを分析するための処理、これは民間のほうがノウハウがありますので、処理ということと分析そのものを、さらに、それをいかに政策に結びつけるノウハウ、これもやはりなかなか職員の中ではないと思います。こういうような関連性、つなぎというものに、民間の持つノウハウというものを入れる。そのノウハウというのを、ある面、政策企画課であり、統計部門に一つ蓄積をしていきたいということで考えています。そういう意味では、来年これを、例えば、一つのテーマをやっただけで、十分なノウハウが積み上がるというふうには、思ってはおりませんので、ある程度やり方はわかりませんけれども、そういうことを継続する形の中で、職員に対してのリテラシーの向上であったりというものも含め、ノウハウとともに蓄積をしていきたい、このような形を考えております。 148 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 149 ◯委員(川岸俊洋君) 余り突っ込んで聞いてもしようがないかもしれませんけれども、先ほどおっしゃったデータがあって、分析して、そこから出てくるいろいろなものを政策につなげる部分のノウハウがないから、そこの部分を民間から持ってくるとかというような、おっしゃり方をしましたけれども、そういう民間というのは、どういうところなんですか。 150 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 151 ◯総合政策部長 ある面、やはりシンクタンク的なところになるんだろうなと。ただ、今回、いわゆる予算に当たっての見積もりをとる中でも、明確にそういう部分について示してくる業者が、余りまだないというところも事実です。その辺というのが、自治体等でも、なかなか進んでいないというところだと思いますけれども、恐らくはそういうシンクタンクを中心に、こういうような考え方に対してということで、選考の仕方、これからになりますけれども、そういうあたりが想定されるところかというふうには思っております。 152 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 153 ◯委員(川岸俊洋君) 以前、私たち会派で熊本に行きまして、熊本が何かそういうのを職員の中で研究の部門のようなものを持っていて、独立させたような形で一つの部門という形で持っていたんですよね。そういう研究部門のようなものを、これからの、先ほどのアイデンティティーとか、そういうような話になってきてとか、あるいは歴史の問題とかいうことに、特にそういう部分で千葉市の中で蓄積された、そういうものが必要なんだろうという感じのことを、熊本へ行って思ったんですね。いつでしたか、森山議員が代表質問で取り扱っていたんですね。できれば、今後、こういうことを積み重ねていく中で、そういう研究部門のようなものも、総合政策局がそういう部門に当たるのかもしれませんけれども、本来的には職員が、そういうことを研究していって蓄積していくというようなものが、多分必要になってくるんじゃないかなという気がしますので、こういう作業を進めると同時に、そういう部門というのが、行政の中に必要なのかどうかということも、ちょっと検討いただければと、そういうことは多分必要になんだろうと思った。森山議員が代表質問でも、そういうことが必要なんじゃないかというような指摘をしていたと思いますので、課題として頭に置いといていただければと思います。  それと、あと自転車の話でちょっと気になることがございまして、条例という言い方で、先ほど桜井委員が聞かなかったもので、私がかわりに聞きますけれども、条例の中で遵守事項という形で書いてあるんですが、市民の遵守事項ということで、乗車用ヘルメット着用するとなっているんですね。私たちも、日常生活の中で自転車をちょい乗りとかいう形で、どこかへ何かコンビニ行ったときに、何か買いに行くとき、ひゅっと使ったりするわけですけれども、そのとき乗車用ヘルメット着用するというのは、これはしんどい話だなと思ったり、特に若い女性の人なんかは、ヘアスタイルなんか気にする人は、こういうことをするのかなと。遵守事項と書いてある、条例だと条例違反ということは、どうなるのかなというふうに、ふと心配になったんですけれども、簡単なことですけれども。 154 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 155 ◯総合政策部長 確かに、実は道路交通法の中では幼児、児童についてというのは、そういう規定があります。今回、これをどういう範囲とするかというところも、確かに議論がありました。千葉県の条例では、18歳以下と、あと高齢者を対象にしています。それに今回、我々のほうは全ての世代においてという形であります。ただ、どうしても今重大な事故が、自転車に関係する事故というのが多くなっている中で、頭を打ったときに、やはり重篤化、あるいは亡くなる方、こういうのは、どうしても多いという形の中で、ヘルメットの持つ有効性というのは、確かにデータでも示されている部分ございます。確かに、これを一気に、それこそ皆さんがというのは、なかなか難しいところですが、自分みずからがみずからの命を守ると、そういうあたりを粘り強く訴えていく中で、理解をしていただく中で、ぜひかぶっていただけるような形というものを、つくり上げていきたい。  ちなみに、罰則はないからしなくていいということではなく、みずからがというところを、より理解していただけるような形で、周知、啓発に取り組んでまいりたいと考えております。 156 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 157 ◯委員(川岸俊洋君) 遵守事項となっているのが、なかなか大変だなというふうに思って、そこをどう判断するかなということを突き詰められると困るなというような思いがありますけれども、ということにしておくしかないのかなと思います。  それと、自転車リーダーというのが出てきます。先ほど、23団体でそれぞれのフィールドでどうのこうのという話がありました。23団体というのは、どういう団体かわからないのと、それぞれのフィールドで何かいろいろなことをリーダー的にということをおっしゃるんですが、これも言葉としては非常にわかる言葉なんですけれども、千葉市の中ではいろいろなところでリーダーというのが、広く広範な形で啓蒙されるような施策の中で、リーダーを育てるという施策がございます。シニアリーダーとか、あるいは言葉は違いありますけれども、何とかサポーターとか、ただ概してそういう人たちが、果たしてリーダーの役割を担っているかとなると、言われている割にはリーダーというようなことを担っていないんじゃないかと思われるのと、お金をかけてリーダーを育成するんだったら、その先のこともきちっと決めておくべきなのに、そこがほとんど、なおざりにされているということがあります。リーダーというのを、お金をかけて育成するのであれば、そこがきちっとしておくべきなんじゃないかと。それが、実際に想定した形で効果を発揮しているのかどうかというのを、判断すべきなんじゃないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 158 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 159 ◯総合政策部長 今回、この自転車、安全の意味、あるいは活用の意味、これを先ほどのヘルメットもそうですけれども、いかに市民の方、あるいは事業者の方、皆さんがそれを理解していただけるかということが、一番のポイントであると考えています。そういう中で、リーダーという方、行政だけがいろいろ言ってもという部分あれば、そういうところは当然連携をしていって、地域であったり、あるいは職場の中であったりという、その中でそういうところをまずは理解していただける方を、リーダーとしてと考えているところですが、実際には来年度はある程度、実証的な形で、どのような内容を、どういうふうに伝えていったらいいかということも、あわせて考えていくという形のものとしようと考えていますが、今現在、関係団体の中では自治会もそうですけれども、老人クラブであったりとか、あるいは障害者団体の方、あるいは自転車を売る側であったり、小中高の校長会、あるいはPTAだとか、あとJRだとか、バス、モノレール事業者、こういうようなところで、その意味では、さまざまな方が入っていると思っています。  今も実際、そういう方がみずから、どういう活動ができるかという意見交換もしておりますけれども、そういう中から先ほど申しました、まずどういう伝え方をしていったら、あるいはどういう内容を伝えていったらというような部分を、その意味では最後の終着点が見えていないという御指摘が、そのまま当てはまってしまうのかもしれないのですけれども、まずそういうところについてを、来年、実証的に行っていきたいというふうに考えています。当然、パンフレットとかも、チラシとかもつくるし、県のほうもちょうど内容は若干違いますけれども、4月1日から施行するので、連携も行っていくんですけれども、やはりそれだけではなかなか広がらない。こうすれば、広がりがという答えもなかなか難しいところだとは思っておりますので、そういう部分、来年度、こういう取り組みの中でも考えていきたいと思っております。 160 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 161 ◯委員(川岸俊洋君) 強く否定するものではないんですけれども、でも高齢者のほうのシニアリーダー、別の防災のほうで防災リーダー、あるいは別のところでボランティアリーダーと、いろいろなリーダーをつけています。つけているけれども、ほとんどそれが具体的な施策として展開されてないというところが、非常に残念だなと思いますし、そうであるならば、もう少し名前をつけないで、啓蒙という形に、広く啓蒙していくという意味では、何かそうなんだろうなと思うんですけれども、何かシニアリーダーと、あるいは防災リーダー、リーダーということをつけて、その人たちに何かをお願いしているんだということでもって、先ほど部長が言ったような、この施策の展開を想定しているような言い方がなされているというのが、ちょっと逃げ道のような感じがするので、そこは気をつけていただいたほうがいいんじゃないかなと思いますということを、意見として申し上げたいと思います。  それと、あと自転車を活用したまちづくりアクションプランというのを、今後はつくっていくというのがあります。推進計画というのもつくっていくというのもあります。それと、別のところではちばチャリ・すいすいプランというのが、もう既にでき上がっている。この辺が、ちょっとよくわからないんですけれども、どういう違いがそれぞれあるんでしょうか。 162 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 163 ◯総合政策部長 基本的には、推進計画を中心にしていきます。その中には、今おっしゃっていただいたちばチャリ・すいすいプランであったり、自転車の取り組みは、これまでも各局さまざま行っている、それを一つまとめ上げるということと、その中の体系化をするという意味だと思っておりますので、個別の計画と推進計画というものはリンクをさせていくということだと思っています。  推進計画を平成30年度からといたしましたのが、ちょうど第3次実施計画が来年度、29年度策定作業に入ってまいります。この実施計画の策定と、ある程度その中の議論も踏まえる形の中で、それと足並みをそろえる形で推進計画をと考えた中で、そうすると平成29年度、単年度をどうするかというときに、まず個別計画との関係、あるいは体系化という部分は、このアクションプランの中でも示していけると考えていますので、1年間をアクションプランで、正式的には推進計画という形の中で行っていきたいと考えております。 164 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 165 ◯委員(川岸俊洋君) よくわかりました。  次に、先ほど来、議論がありました国家戦略特区を活用した云々かんぬんという話なんですけれども、これについても、それはわかりましたと。この国家戦略特区を活用した規制緩和事業を推進していくというのは、千葉市全体という話も先ほどありましたが、幕張新都心のまちづくりとして、これを事業としてやっているんでしょう。やっているんだと思うんですが、これをどういうふうに幕張新都心のまちづくりにつなげていくのかというところが、よく見えないんですけれども、違うんですか、私のイメージしているのは。 166 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 167 ◯総合政策部長 我々のほうが、この特区の指定を受けるために提案をした内容の中心として、この幕張新都心は、これまで県の企業庁のほうが職、住、学、遊という形での発展を遂げてきた。ある面、先端を先端を、先を先をというような町であったというところだと思っております。そういう中で、今、幕張はさまざまな動きがある中で、第2のステージという、そうすると特に近未来技術、ドローンであったり、自動走行であったり、こういうものというものも、一つの活用ということの中で、幕張の最先端的な形での活用を図る。例えば、都市部でのドローンであれば、当然あそこに住まわれている方に対しての利便性であったり、あるいは今いわゆる事業者のほうのラストワンマイルではないですけれども、そういうようなものの活躍の場、解決の場ということを、一つは幕張というもののイメージというものにつなげていくというところがあろうかと思います。  ただ、その中で一つ、特にパーソナルモビリティーと言っている部分につきましては、そもそも幕張の持つ回遊性の低さ、これをどういうふうにしなければいけないというのが、市の課題としても持っているところでございますので、こういうところにおいて、個人乗りの自動で動くような、そういうモビリティーというものを活用する、それができることによっての回遊性に結びつけていくと、そのような形でイメージという部分、ブランド的な意味合いと、そういう実の部分ということで考えているところです。特に、近未来誘致の部分では、幕張というものを中心にしているところはございますけれども、先ほど申しました特区のほうも、かなりいろいろな形で広がってきています。当然、そういう部分以外、産業の部分等、あるいは農業の部分でもあります。こういうところは、直接、そういうような事業展開をすることによって、付加価値を高めたりということもできる部分でありますので、それは場合によっては国にとっても、あるいは当然、千葉市にとってもという中で、さらに広げるような形というものは考えていく必要があると思っております。 168 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 169 ◯委員(川岸俊洋君) 別に、それを否定しているつもりはないんですけれども。それはわかるんですけれども、同時にそれをどうまちづくりにつなげていくのかなという部分が、よく見えないというのと、そこはそうじゃなくて、全体ではいわゆる研究というような意味合いが強いんですよというような感じになるのかですかね。イメージを上げるということと、あとそういうことの企業を集積していくとか、そういうことはわかるんですけれども、もう少しこういうことが、どういうふうにまちづくりにつながって、先ほどおっしゃった回遊性とか、あるいは活性化とかいうところに、もう少し具体的につながってくるようなことも考えていただければということを思ったのと、もう一つ、幕張新都心のにぎわいづくりというのがあったじゃないですか。そことの絡みというのはないのかどうなのかということも、もう1件、追加して。 170 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策局長。 171 ◯総合政策局長 若干、部長がお答えしたのとかぶるところがあるかもしれませんけれども、そもそも私どもが国家戦略特区に手を挙げましたのは、テーマといたしまして、幕張新都心から挑戦する近未来技術都市というようなことをコンセプトに、主に幕張におきますドローンの宅配でありますとか、自動運転、あるいは回遊性向上のためのモビリティー、あるいはエリアマネジメントと申しまして、あの地域をどうにぎわせていくか、道路の占用の特例を使った場合のエリアマネジメント、こういったものをイメージして、国家戦略特区に手を挙げ、千葉市全体が国家戦略特区としての指定を受けたところでございます。
     それで、メーンのコンセプトは幕張におけますにぎわいでありますとか、近未来技術的な都市にしていこうというものがございます。そういった中で、これまでも答弁しておりますけれども、ドローン宅配を実現することによりまして、ドローン関連産業を集積するでありますとか、そういった新しい技術をあそこに集積して、まちづくりをしていく。あるいは、まちのにぎわいを高めていくということを目指しているところでございます。  それ以外に、国家戦略特区は先ほどもございましたけれども、千葉市全体が指定になっておりますので、それ以外におきましても、農村部であるとか、あるいは医療機関でありますとか、それ以外の産業につきましても、規制緩和の対象になりますので、そういったものを使いまして、千葉市全体のポテンシャルを上げていくと、このような取り組みを、あわせて進めていくと、こういうことでございます。 172 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 173 ◯委員(川岸俊洋君) 決して、特区ということを否定するものではございませんけれども、今もおっしゃられた関連産業を集積してくるという、具体的にどういうふうな集積に向けての動きがあるのかとか、あるいはにぎわいづくりというところで、どういうふうにそこをうまく利用して、にぎわいをつくりつつあるのかと、そこの部分をもう少し光を当てる必要があるんじゃないかなという、ドローンの部分ばっかりに光が当たっていっているので、本来、考えたのが、そこをどうつくっていく、町をどうつくっていくかというところだったんじゃないでしょうかという思いがあったので、そこの部分に、もう少し焦点を当てたお話が出てきてもいいんじゃないかと思ったので、そう申し上げたんですけれども、具体的に関連産業とか、その辺はどんな動きなんでしょうか。 174 ◯主査(秋葉忠雄君) 幕張新都心課特区推進担当課長。 175 ◯幕張新都心課特区推進担当課長 特区推進担当課長でございます。  企業の集積につきましては、平成28年度から企業誘致の補助制度の中に、現時点で実績としましては、自立制御システム研究所が幕張新都心に移転したというのが1件だけでございます。ただ、所管は経済の部門になるんですけれども、そちらのほうでは、ほかにも相談が数件来ておりまして、なかなか企業の誘致、すぐに決まって、すぐに移転できる、あるいは立ち上げるとか、なかなかできないものとは思うんですけれども、今後に向けて、そういったような動き、期待できる動きが数件はあるというふうに聞いております。 176 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 177 ◯委員(川岸俊洋君) その動きというのもないじゃないかということを、別に言うつもりはありませんので、そうであるならば、そういうところに狙った動きというのもあっていいんじゃないかなと思いますので、ぜひドローンがどうのこうのというところに、話を集中していかないで、そういう企業をどう誘致してくるかというところにも、もっと焦点を当てて戦略的に考え、まちづくりということを考えていっていただきたいと、このように思います。  最後です。オリパラ関係なんですが、今ここで上がってきていますのが、開催機運を高めるとか、あるいはボランティアの体制をつくるとか、あるいは障害者のスポーツをつくるという形のことが、具体的なあらましの中では上がってきているんですけれども、それ以外の全体的な取り組みというのは、ちょっと名前定かに覚えていません、行動計画でしたっけ、そこで全体の考えというのはつくられていっているんだろうと思うんですけれども、具体的に、もうあと4年後という形になってきているんですけれども、行動計画に立てられている取り組みというのは、これ以外に主なことというのは、どういうことがあって、その中でも、こういうことはこんなふうに進んでいますよということがあれば、お示しいただければと。  それと、体制的には県とのすみ分けというのもあるんでしょうから、その辺どうなっているのかも、あわせてお話しいただければと思います。 178 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 179 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック推進室です。  今回、行動計画については、4つの柱ということで、大会を成功させること、またスポーツ文化の定着、多様性を尊重し自然に交流できる共生社会の実現、国際的なおもてなしができる魅力あるという形で言っているんですが、主に総合政策局といたしましては、パラリンピック、障害者スポーツを盛り上げる。また、多様性、そういったものをやっているんですが、あと各所管においても、こういった4つの分野において、進めておりますので、今そういう状況でおります。 180 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 181 ◯総合政策部長 申しわけありません。ちょっと補足をさせていただきます。  行動計画につきましては、来年度予算等含めて、また今年度末までに改定をしてまいりたいと思っております。基本的に、やはりそういう形のローリングをしていくというつくりと考えておりますので、そういう中で大きく4つの柱に向かってということの中で、例えば、予算関係を見ますと、我々どもの今回の取り組み、あと道路のバリアフリー等は建設局のほうで行っています。あと、オリンピック・パラリンピック教育の推進、この辺は総合教育会議での絡みでもありますけれども、このあたり先般、報道等もされたような学校での授業化、こういうものは教育委員会のほうで行っているところです。  そういう形で、基本的に我々が、ある面、事務局的な束ねになっていますけれども、間違いなく、これはもう全庁的に行っていくところだと思っておりますので、そういう意味で各方向性に従いまして、各局で行っていくもの、そういうものを行動計画の中に織り込んでいくと、逆にそれに従って行っていく、このような考えでいるところです。  もう1点、県との関係でございますが、ちょうど今いわゆる幕張メッセの費用の負担の部分というところが、まだ見えてないところであります。ただ、基本的にあそこは県であり、幕張メッセ下部の施設になりますので、そういう意味においては、千葉県のほうが主としてということであるかと思います。我々は、いわゆる競技開催都市として、その周辺の、先ほどバリアフリー、道路の環境を申しましたが、ああいう部分、あるいはボランティアの関係、当然、例えば、ボランティア等も広域的に、千葉県とともにと、我々も千葉市民だけを対象ということではないと思っていますので、そういう部分は連携して取り組んでいく。それは、県であり、周辺の自治体でありという形で考えていく中で、ただ実際、会場都市とすると、そういう部分というのは、ある程度メーンたる考えで進めていく必要があると思いますので、場面によって、我々がどこまで前に出るかというところはあるのだろうと思っていますが、全体的に情報共有しながら、県と進めていくという部分は間違いないと考えております。 182 ◯主査(秋葉忠雄君) 川岸委員。 183 ◯委員(川岸俊洋君) ありがとうございました。いずれにしましても、あと4年という形になってまいりましたので、4年間なんていうのは、あっという間に過ぎちゃうものだと思いますので、しっかりと体制をとって進めていただきたいということを申し上げて終わりたいです。  以上でございます。 184 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 185 ◯委員(野本信正君) それでは、何点か質問させていただきます。  まず、第1に政策立案のための基礎調査の問題なんですけれども、人口推計の根拠については、先ほど部長から説明がありましたけれども、この根拠と、これがいろいろ政策立案について、影響を与えると思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 186 ◯主査(秋葉忠雄君) 一問一答ですよね。総合政策部長。 187 ◯総合政策部長 本市で行っています人口推計、これはそれぞれ各局での個別計画に、もちろんその基礎データとすると。あるいは、中長期的な指針であったり、具体的な個別の事業、こういう中で一つの基礎的な資料データということになっているということではあると思います。  以上です。 188 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 189 ◯委員(野本信正君) 質問が十分伝わらなかったんだと思うんですけれども、この人口推計が政策事業決定に与える影響について、もう少し答弁いただきたい。 190 ◯主査(秋葉忠雄君) 政策企画課長。 191 ◯政策企画課長 政策企画課でございます。  各事業に人口推計が、どのような影響を与えるかというお話がございました。  基本的に、今、部長が申し上げましたように、各種事業計画をつくるに当たりましては、例えばエリアごとの人口がどうであるとか、そのあたりが事業の方向性、あるいは内容にかかわってまいりますので、ほぼ全ての事業に違ったデータを使っているものもございます。ただ、おおむね全ての事業に、この部分はかかわってくるものと考えておりますので、私どもといたしますと、この人口推計に変化がある。あるいは、動向に変化がある場合には見直し等をこれまでも行い、可能な限り、その事業、あるいは施策に反映させてきている、そのように考えております。  以上でございます。 192 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 193 ◯委員(野本信正君) 人口推計に基づいて、いろいろな事業が計画されてくるということがあるわけですよね。これは、長期計画も実施計画もいろいろありますけれども、そういう中で個別の事業で言えば、例えば、今モノレール事業が非常に困難になっているけれども、これは昭和50年当時、人口100万都市という人口推計があって、それに基づいてやったんですよ。それで、その当時のマスタープランで言えば、千城台から都賀駅、千葉駅、そして大宮台の循環ルート、それからさらに市役所から先の幕張まで海浜を通っていくと、穴川から稲毛に行くということで、乗客人員40万人というふうに推計していたんですよ。今、4万7,000人しかいない。だから、こういうような人口推計がもとで行った事業が、大きくそれが変化してしまって、今、千葉市の赤字を抱えたり、困難な経営になっている原因にもなるんだということを、自覚しているのかどうかなということがある。  もう一つで言えば、千葉市水道局というのがありますけれども、これも給水人口7万2,000人でやったんだけれども、今は4万7,000人しか給水がないために、ここ毎年、一般会計から14億円も赤字補填をしなければいけない事態になっている。これも、人口推計から計画を立てているわけです。人口推計というのは、それほど重いものだと思うんですけれども、そういうことについて、実際にこういう人口が推計どおりいかなかったことによって、いろいろな障害が出ている事業に対して、どう思うのかと。皆さん方が責任とれと言ったって無理かもしれないけれども、でもどこかが責任とらないと、こういうのは本当に困るよね、どうですか。 194 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策局長。 195 ◯総合政策局長 人口推計が、さまざまな事業の基礎になっていることは、委員がおっしゃるとおりだと思います。その時々のモノレールでありましたり、それから水道事業におきましても、全体の人口推計、あるいはそれ以外の要因等を基礎に、その時点でのベストという推計をしているんだというふうに思います。その後、現在に至るまでに、さまざまな社会的な要因でありますとか、そういう状況におきまして、乗客数、あるいは給水人口に大きな変化があったということも、これも事実であろうかと思います。繰り返しますけれども、推計人口はさまざまなものの基礎になっている、これは事実だと思っています。 196 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 197 ◯委員(野本信正君) 局長、お認めになったように、人口推計というのは、そういう点では非常に大きな影響を与えるものなので、科学的に、客観的に、よく分析して出してもらいたいなということを申し上げておきます。  それから、次に実施計画についてですけれども、第2次実施計画は今年度終わるんですか、平成29年度で。その到達状況ということについて、概略をお示しいただきたいと思います。 198 ◯主査(秋葉忠雄君) 政策企画課長。 199 ◯政策企画課長 政策企画課でございます。  平成29年度当初予算、今、御提案申し上げまして、御審議をいただいているものでございます。この時点での進捗状況でございますけれども、計画事業335に対しまして、おおむね目標事業に達成するもの、こちらのほうが179、53.5%、そしておおむね達成する見込みの事業43、12.8%、未達成のものが113、33.7%となっております。この未達成のものでございますけれども、社会情勢の内容等において、内容の変更をせざるを得なかったもの、そういうものもございます。あとは、市民、事業者から申請が上がらなかったもの、あとはハード物でよくございますけれども、関係者との調整に、あるいは相続等が発生した場合に、そのために事業が延伸になったりしたもの、そのようなものとなっております。  以上でございます。 200 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 201 ◯委員(野本信正君) わかりました。  それで、第3次実施計画というのは、来年度から3年間ということだと思うんですけれども、この中で第2次実施計画から継続されていく事業と、それから新規にいろいろな市民ニーズ、その他、状況を踏まえて、加えなければいけない事業があると思うのですが、その割合とか、見通しとか、そういうのは今わかりますか。 202 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 203 ◯総合政策部長 第3次実施計画につきましては、来年度、平成29年度に策定作業に入ってまいります。今、その策定に向かっての策定方針というものの御意見を頂戴しているところですけれども、そういう意味で実際の作業は来年度になってまいりますので、現時点ではまだ見えておりません。ただ、考える中で第2次実施計画、その中で事業の進捗状況、そういうものも踏まえ、行革、財政健全化、あるいは未来の投資、こういうものを、さまざまな観点を踏まえて、総合的に判断するというふうに考えております。  以上でございます。 204 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 205 ◯委員(野本信正君) 大体、総合政策局の答弁、特に部長の答弁を聞いていると、大体そういう抽象的なのが多くて、ある意味なるほどな、いろいろ苦労して、いろいろな文章つけ加えて話しているのかなと思うとともに、具体性に乏しくて、聞いていてもおもしろくないなというのがあるんですよね。それは、この局の宿命かもしれないけれども、だけど、要は行政というのは単年度主義だから、年間で予算組んでやっていっている。でも、これを計画行政ということで基本構想をつくったり、それから実施計画ということをやってきて、そういう状況になっているんだけれども、問題は第3次というのが、どんな事業がやられていくのかということについて、それは行政だけの判断でやることではないと思うんですよね。やはり、市民のいろいろな声を聞いて、それを把握した上で必要な事業は加えていかなければいけない。こういうことが必要だろうと思うけれども、いかがかということと、問題は平成30年度からの3年間の事業にのらないと、大事な事業は3年間置き去りにされて、その3年後にならなきゃやれない、こういうことになってしまっては大変だと思うんだけれども、その辺のことについて説明いただけますか。 206 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 207 ◯総合政策部長 来年度、策定作業に入る中で、当然、今各局のほうでさまざま市民の方から伺っている御意見、こういうあたりをある面、取りまとめていくということもあろうと思います。それと、この策定をしていく中で、秋口になると予定してございますが、一度その計画事業案というような形で、御意見のほうも議会はもちろん、市民の方にもいただいていく。最後、策定の前段階ではパブコメも行っていく、そういうような形で御意見のほうは伺いながらということであろうと思っております。  それから、3年間での第3次実施計画を予定してございます。当然、来年策定する段階で必要な事業というものは、計上していく、のっけていくというところではありますが、当然、3年間の中では、いろいろ社会情勢の変化等を含め、その動きというものはあるわけですので、必ず実施計画にのらないものが、その後追加というふうにならないかと、事業を実施しないかということについては、そうではないと考えております。 208 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 209 ◯委員(野本信正君) 事業量があって、事業計画があっても、財政局との調整が必要になってくるわけですよね。そういう点では、財政の見通しがこれだから、これだけしかできないよということもあるんだとは思うんだけれども、しかし、市民要望とか、あるいは市政の発展のために必要なことについては、3年間で財政確保も努力して、そういう事業もできるだけのっけていこうという形になってもらわないといけないのではないかなということを、申し上げておきたいなと思います。  お聞きしておきますけれども、実施事業の取りまとめが総合政策局であって、実施事業のそれぞれどんなものをやるかという主体は、各所管から出してくるんだ。あなた方は、取りまとめである、ちょっと言い過ぎちゃうと、だけであると言いたかったんだけれども、取りまとめであるということですか。 210 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 211 ◯総合政策部長 作業の流れとしますと、各局に対しまして、のせるべき事業案というものを集めます。ただ、当然それを束ねるということではなく、この先を考えたときに必要な事業、あるいは追加すべき事業というものは、各所管とも協議をする中で、一つの意味合いを持った実施計画、3年間の計画という形のまとめを、我々のほうでしてまいります。 212 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 213 ◯委員(野本信正君) 単なる取りまとめじゃないようにしてください。  次に、都市アイデンティティーの確立の問題ですけれども、4つの地域資源ということで、いろいろやっておられます。その中で4つの地域資源の市民への浸透状況というのは、どうでしょうか。 214 ◯主査(秋葉忠雄君) 都市アイデンティティ推進室長。 215 ◯都市アイデンティティ推進室長 都市アイデンティティ推進室、市倉でございます。  市民への浸透状況ということですけれども、都市アイデンティティ戦略プランの進捗状況を確認するために、プランの中には幾つかの指標がございますけれども、その指標となっている4つの地域資源に関する認知度などにつきましては、3月1日から3月10日まで市のウエブアンケートにおいて実施することにしております。 216 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 217 ◯委員(野本信正君) ということは、これからであって、浸透状況はそれほど、まだ報告できるようなものはないというふうに受けとめました。  千葉氏については、絵本などを作成したようですけれども、普及数とか、関心が高まっているのかということを、お聞きしますけれども、高まっているというお答えなんだから、その根拠をちゃんと明確にしてもらいたいんですけれども、どうですか。 218 ◯主査(秋葉忠雄君) 都市アイデンティティ推進室長。 219 ◯都市アイデンティティ推進室長 都市アイデンティティ推進室でございます。  まず、千葉氏の絵本とおっしゃられたものは、漫画「千葉常胤公ものがたり」のことかと思いますけれども、漫画の「千葉常胤公ものがたり」につきましては、制作をした部数は総数で1万7,500部ございました。そのうち、学校等へ配布したのが9,200部、図書館、公民館へは約200部、それ以外に銀行、郵便局、病院、薬局、理容場、いわゆる床屋さん等の民間施設には約1,800部の配布をしております。そういった中で、市民の皆様から、ごらんになった皆様から、ぜひこれを購入したいという御意見を多数いただきまして、6月から販売を開始いたしましたところ、本年1月末までに約2,600部の販売実績になっております。こういったことから、一定の反響はあったものと考えております。 220 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 221 ◯委員(野本信正君) 2,600部が多いのか、少ないのかと、今、本を読まない時代になってきて、本屋さんも売れなくて困っていますけれども、そういう中でこの数をどう評価するかというのは、私にはよくわかりませんけれども、しかしこの千葉氏というものが、本当に千葉市の基礎をつくった人ということで、市民に深く心の中に広がっていくのかな。あるいは、ほかから見ても、それが千葉市なのかということになっていくのかなという点で、まだまだちょっとわからないことがあると。  それから、ポスターの張り方等について、全然センスがないよと指摘だとか、あたかも郷土博物館にある肖像が千葉氏だと決めつけて宣伝しているのはおかしいよと。写真があるわけじゃない、書いた絵があるわけでもない、徳川家康なんかはあるんだろうけれども、そういう何か本当によくわからない肖像を、そのまま千葉氏ですと書いて出すのは、私おかしいと指摘しました。だから、千葉氏らしき肖像とか、何かそういう注釈がつけば、まだいいんですけれども、あれが本当に千葉氏だと思って市民に宣伝するというのは、やはりまずいんじゃないですか。 222 ◯主査(秋葉忠雄君) 都市アイデンティティ推進室長。 223 ◯都市アイデンティティ推進室長 都市アイデンティティ推進室でございます。  確かに、当時の肖像画は残っておりませんので、現在、ポスターに使っているものは、郷土博物館にございます像の、いわゆる千葉常胤公のイメージということになります。 224 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 225 ◯委員(野本信正君) 私が言っているのは、だからそれしかないんだから、それらしきものだとか、これしか残ってないとか、何か市民に説明しないと、あたかも行政がやっていることですから、熊谷市長がやっていることだから、これが千葉氏だったのかって信じちゃってまずいんじゃないのかと。私、当時の職員に聞いたんですよ。何とかさんという人が、あれを持ってきたんです。それで、そこにおさまっちゃって、あたかもそれが千葉氏になっちゃっているんだと、当時の職員に聞いて、退職した人ですよ、現職だと差しさわりがありますけどね。そういう人に聞きましたけれども、だからそういうものを千葉氏だと決めつけてやるのはよくない。何か、ちょっと注釈つける、残っているのはこれしかありません、何とかやらなきゃまずいですよ。どうですか、局長。 226 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策局長。 227 ◯総合政策局長 以前の委員会でも、同じような御質問をいただきまして、私もあれにつきましては、常胤公のイメージであるというふうにお答えしました。ただ、これは私どもが千葉氏というものを市民に広く知っていただくためには、必要なイメージであると思いますので、これをあえてイメージというふうに、お断りするかどうかにつきましては、現在は、あえてそこまでする必要はないのかなというふうに考えております。 228 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 229 ◯委員(野本信正君) 事実じゃないものをやるということは、正しくないですよ。どこかから訴訟でも起こされて、詐欺行為だなんて言われたら、どうしますか。そういうことで、もうちょっと判断してください。  それから、次に加曽利貝塚なんですけれども、特別史跡の見通しと、お客がふえると道路とか、駐車場が心配になると。地元住民との調和が必要になると思うんです。これは、所管事項は教育委員会だからなんて言わないで、あなた方がアイデンティティーということで一番先頭に立って宣伝しているわけですから、責任持って答えてください。 230 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 231 ◯総合政策部長 申しわけありませんが、教育委員会から聞いている形ということで、お答えを申し上げます。  まず、国の特別史跡の指定の関係でございますが、教育委員会として、これまでさまざまな学識経験者、あるいは文化庁、こういうところと協議をする中で、やはり価値、評価というのは高いという中で、指定されるであろうということで考えているというふうに聞いております。  あと、来客がふえた場合の駐車場につきましては、今年度も1回イベントのときにそうだったようなんですが、臨時の駐車場等を整備する、整えるという形で聞いております。  あと、今回こういう特別史跡化の動きの中で、周辺の自治会の方等については、その都度、御説明等もしているという形で聞いております。 232 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 233 ◯委員(野本信正君) 特別史跡になっていくことは、すばらしいことだと思うし、評価されることはいいことだと思うんです。ただ、私ども地元にいる者としては、地元住民から、だからといってバスが何十台も入ってきたり、お客さんがいっぱい来たら、どこで駐車するの、どうなるのと、住宅地にどんどん入ってくると、そういう心配あるわけですよ。ですから、これを宣伝して、特別史跡にしようとする側は、そういう対策はやはりとっていかなきゃいけないだろうということ、それはあなた方にも責任あるだろうと思うんですよ。私、教育委員会から資料もらいましたよ。国道51号の正面に入る入り口から入ってきて、7.2メートルの道路にバスと乗用車の駐車場、5台と10台確保するという資料が届きましたけれども、あの道は細くて今でも危険なんですね。そういうところに、どんどんバスが入ってくるようなことになると、地元にも迷惑かける。そういうことは、地元との了解もちゃんと得てやらなきゃいけない仕事であって、何でもいいや、これはもうこのアイデンティティーでどんどん盛り上げて、熊谷市長の市長選挙のいい材料にしようなんて、そんな考えでやられたら、これはまずいと思うんですよ、ちゃんとやってくださいよ。 234 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策局長。 235 ◯総合政策局長 今、お話しいただいた点につきましては、教育委員会にしっかり伝えていきたいと思います。 236 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 237 ◯委員(野本信正君) 教育委員会に伝えますで済んじゃうんだね、縦割り行政というは。あなた方にも責任あるんですよ。  それから、都市アイデンティティーの確立は4つの資源で、こうやって市民に知らせていくのも悪くはない。4つの資源を私は悪いと言ってないよ。これが、いろいろ千葉市らしさの一つになっていくことはいいんだけれども、しかし上から押しつけてアイデンティティーというのは確立していくものではないと思うんです。市民の中から、いろいろな声が出て、それが醸成していくのが本物のアイデンティティーだと思う、その辺いかがですか。
    238 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 239 ◯総合政策部長 この4つの地域資源、やはり本市の固有の独自性のあるという形の中で、ただ千葉氏を中心に、やはりなかなか知られていないと、こういうようなギャップがある中で、まずこういうものが存在している、存在していたというものは知っていただくということは必要かと思っております。そういう中で、これを知っているということだけじゃなくて、千葉市の誇りに結びつけたいと、そういうところで、また市民の方がどういうふうに考えられるかというところは、この先あるのかもしれないですが、まず我々としますと、千葉市固有の独自性のある地域資源、こういうものというものを知っていただく、知っていただいた上で、あわせてお考えいただきたいという形での取り組みをしてまいりたいというふうには思います。 240 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 241 ◯委員(野本信正君) 千葉市らしさというのを醸成していくということで、4つの地域資源、これは我々否定はしてないけれども、それだけでは千葉市らしさを、市民が誇りにするということにはならないんじゃないかということなんですね。加曽利貝塚があるから、千葉市にずっと住んでいたい、暮らしやすいんだ。あるいは、千葉氏の町だから、ここにずっと長く住んでいたいとか。あるいは、海岸線があるのは、これはすばらしいけれども、そこで生活すると生活が豊かになるからとか、そんなことはないわけですよ。ですから、千葉市らしさというのは、4つの資源だけではなくて、本当に千葉市らしさという生活しても、教育にしても、いろいろな問題がしっかりとできるというか、市民に、ちゃんとニーズに応えられるようにすることが、千葉市らしさじゃないかということで、私は何回も提案してきました。さっき、決算審査特別委員会の指摘事項をいろいろ受けとめて云々と局長答えましたけれども、私、決算審査特別委員会でも言っているんですけれども、その辺は参考にしていないんですか。 242 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 243 ◯総合政策部長 おっしゃるとおり、この4つの地域資源だけをもって、住みたい、住み続けたい、あるいは引っ越してきたい、この辺は基礎調査をやった段階でも、当然それが90、100%というわけではないというところは承知しています。実施計画、あるいは地方創生、こういう中でも子育ての部分、高齢者の方の部分、教育の部分、こういうところは当然その部分も進めていく中で、千葉市というものを、例えば語るときに、その生い立ち、成り立ちというような部分に、こういうものも含めて語ることができる、そういう形というものを目指していく千葉市の千葉市らしさというところに、つなげていきたいということで、必ずしも、これだけをもってということではなく、そのあたりはトータル、総合的な中で進めていくところだと考えています。 244 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 245 ◯委員(野本信正君) その割にはアイデンティティーで、この4つの資源しか出てこないところは、言っていることと、やっていることが違うんじゃないかと私は思うんですよ。私、12月議会の代表質疑で言ったのは、江戸川区と流山市も例にして、こういうことはどうかと。例えば、東京23区で一番人気のある江戸川区では、年少人口の構成比が約4分の1、ゼロ歳から14歳が23区1位なんですよね。それから、合計特殊出生率も23区1位とか、それで若い人がいっぱいいると。特にすごいなと思ったのは、高齢者が元気で医療費、これが23区中一番少ない。それから、介護保険を利用している人も一番少ない、そういうことで高齢者が元気だと、こういうようなことが住みやすい町にするための大事な基礎じゃないのかということを提案しました。  流山市の問題は、これはすごいですよね。「母になるなら流山」、このフレーズで人がどんどん集まって、そんなような対策もやっていますけれども、流山市に聞きましたら、「母になるなら流山」というフレーズは、職員がつくったんじゃなくて、職員の中に民間の方をお招きして、市の職員になってもらって、民間の人の発想ですと言っていました。だから、役人だけでは無理なのかなと思ったけれども、「母になるなら流山」、そういうことで本当に若い人がいっぱい集まってきたんですよね。そういうような、本当に住みやすい町にしていくということが、アイデンティティーの基礎であるし、千葉市らしさの基礎じゃないかということを、もう一度申し上げますけれども、いかがですか。 246 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策局長。 247 ◯総合政策局長 今、例に取り上げていただきました2つの町につきましては、そういうようなことで大変特徴のある、住民の方にとって住みやすいまちづくりが進んでいるものと思います。私どもが、このアイデンティティーの中で目指しておりますのは、この4つの地域資源をきっかけに、市民の皆様に千葉市のよさ、千葉市らしさ、こういったものを市民の心の内にあるものとして、持っていただきたいということのきっかけとしての4つの資源を提案しているところでございます。そうしまして、住みやすさにつきましては、このアイデンティティーだけで成り立つものではなくて、さまざまな保健福祉、あるいは教育、環境、さまざまな施策の上で成り立つものだというふうに思っておりますので、そういった中でアイデンティティーの醸成につきましても、寄与できればというふうに考えております。 248 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 249 ◯委員(野本信正君) 私も50名の議員の1人です。共産党議員団7名で構成しています。市民の声をよく聞いて発言しているんですから、議会の声も真摯に受けとめて検討してください。自分たちがやっていることだけがいいなんて、そんなおごった気持ちじゃだめですよ。熊谷市長が、これやれと言ったからやっただけじゃだめですよ。ぜひ、本当に市民が住みやすい町にするために、真剣にお互いに考えようじゃありませんか、いい町つくりましょう、ちゃんと参考にしていただきたいと思います。  次に、ギャンブル依存症の調査ですけれども、これも全国の実態は、どういうふうにつかんでいますか。 250 ◯主査(秋葉忠雄君) 幕張新都心課長。 251 ◯幕張新都心課長 幕張新都心課でございます。  ギャンブル依存症の全国の実態ということでございますが、国のほうでは平成25年度に5年ごとなんですけれども、調査しておりまして、25年度の調査の結果でございますけれども、ギャンブル依存症実態把握といたしましては、ギャンブル等の依存症が疑われる者として、成人人口の4.8%に当たる536万人と推計されております。  以上でございます。 252 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 253 ◯委員(野本信正君) 何に使うために調査するの、意識調査はどういう形でやるのか、どこへ委託するのか、お伺いします。 254 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 255 ◯総合政策部長 先ほどもお答えした部分になりますが、一つすると今ちょうどIR、統合型リゾート、こういうものが推進法を成立したというのがきっかけであるというところは、間違いないと思います。これについて、本市においては、まだ中立的なところでありますけれども、これを考えるに当たって、一つの実態がどうか、意見がどうかというところをつかんでいく必要があるだろうということが1点であります。  それから、やはり国としても、今ギャンブル等の依存症というものが、かなりクローズアップされております。国会両議院でも、かなり議論になっております。そういう中で、この依存症対策として進めるべきというような部分も、千葉市としてどうかというところも、あわせてということかと考えています。委託先につきましては、先ほど課長から申しましたように、ウエブモニター等を行うリサーチ会社、こういうところに対してだろうということで、今、想定をしてございます。 256 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 257 ◯委員(野本信正君) 先ほど、千葉市には競輪もあるから、競輪場へ行って入場者に意識調査するんだということですよね。競輪場の実態を、本当に承知して、そんなことを言っているんですか。今、競輪場にどのくらいの人が来て、どんな人が来ているか知っているんですか。 258 ◯主査(秋葉忠雄君) 幕張新都心課長。 259 ◯幕張新都心課長 幕張新都心課でございます。  入場者数につきましては、平成27年度でございますけれども、5万7,137人となっております。  以上でございます。 260 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 261 ◯委員(野本信正君) そのとおりで、1日平均1,242人ですよ。ピーク時の昭和49年は140万人、1日当たり3万5,000人、こうだったんですよ。このころギャンブル依存症調査していれば、これは効果あったかもしれない。今、来ている人、どういう人だか知っていますか。オールドファンですよ、ほとんど年金で暮らしている人たち、年金が支給されると競輪場に来て、1枚100円の車券を1枚、2枚買って楽しんで、1日そこにいられるわけですよ。こういう人に依存症調査して、本当に効果あると思うんですか。だから、発想がおかしいですよ。そんなこと、本当に思っているのかどうか聞きたいのと、それから今、依存症と言うならば、日本はパチンコのほうが相当大きくなって、一晩で10万円、15万円使っちゃう人もいる。パチンコ屋の前へ行って、パチンコをやっている人に意識調査したほうが、よっぽど効果あるけれども、そんなことをしたら相手から怒られるんじゃないかと思うけれども、本当に競輪場の実態を知ってやろうとしているのか。パチンコ屋の前でやる気ありますか、お伺いします。 262 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 263 ◯総合政策部長 実際、調査の内容、聞く項目等については、これからということで、その辺というのは、例えば、保健福祉局等とも連携をしながらということだと思っています。それで、競輪場について、当然、その売り上げ、あるいは来られる方というのが、もうピークに比べてもぐっと落ちているという状態で、ギャンブル依存症という形の名目になっていますけれども、その実態という意味においては、例えば、どういう頻度で来られるかと、そういうようなことというのも、恐らくは調査、聞く内容として入ってくるんだろうとは思っておりますので、同じような形でウエブの部分と街頭の部分というのは、同じような形で調査するということで考えています。 264 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 265 ◯委員(野本信正君) 部長、本当に依存症という言葉、その実態、それがどういうものであるかということを認識した上で、調査しようとしているんですか。これは、WHO、世界保健機構が精神及び行動の障害の一つにしている、そういう病気だという記述されているわけですよ。何から、どんなことになるかというと、難しい問題から逃避するため、不快感気分を解消するため、ギャンブルで金をすった後、別の日で取り戻そうする、ギャンブルへのめり込みを隠すため、家族、そして近親者にうそをつく、ギャンブルの資金を得るため、偽造、詐欺、窃盗、横領など、非合法的な手段に染める、こういうようなことで危険だ、これが依存症ですよ。こういうようなものを調査するのに、競輪場のお年寄りのところへ行って、できるはずないじゃないですか。それで、パチンコのところにも行かないで、これがわかるわけないじゃないですか。これ何のためにやるのか、さっぱりわからない、説明してください。 266 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 267 ◯総合政策部長 いわゆるギャンブル依存症であるかどうか、これをその方に直接というのは、これは恐らく我々では無理であって、当然、医師の診断ということだと思っています。ですので、調査をするという質問項目についても、例えば、国等でも一通り週何回行くであるとか、負けたときにどうか、こういうようなスクリーニング的なところもあります。やれる範囲というのは、ある面そういうところと、あとは意識としての部分であろうと考えています。 268 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員、残り10分ですので、おまとめのほうをお願いします。 269 ◯委員(野本信正君) わかりましたけれども、さっき答えがあったように、国のギャンブル依存症の推計人口で、人口の4.8%、こう言っていますよね。そうなると、千葉市は何も調査しなくたって3万8,213人ということになるんですよ。そういうことわかるんですよ。わざわざ調査しなくたって、みんなわかっているんですよ。それを、あえて何で調査するのかというところを、私は疑問に思うし、そこの今回の調査というのが、何でやるのかということになれば、IR、カジノを幕張新都心に誘致するということを諦めてないんだから、あなた方は、市長も言っているんだから、そのために裏づけというか、アリバイづくりのために依存症調査をしている、こういうことじゃないんですか。本当に、千葉市民の中のギャンブル依存症の方を、お救いしよう、そういうことをなくしていくために、努力しようというならば、今、いらっしゃる方々に対して、有効な手だてをとって、予算を組んでやらなきゃいけませんよ。国では、依存症対策にギャンブルで稼いだ金でやるんだなんて、ばかなことを言う人も国会議員にはいますけれども、そういう問題じゃない。だから、今回の調査は市長がIR、カジノを諦めていない、そのために依存症調査はやるんですよと、そういうこともちゃんとやって進めるんですよというアリバイづくりというか、口実づくりというか、そういうことのためにやっているんじゃないんですか。IR、カジノ誘致のために、ギャンブル依存症調査がある、こういうふうに私は思うけれども、局長どうですか。 270 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策局長。 271 ◯総合政策局長 今回のIR推進法をきっかけに、カジノを含みます大型リゾートを国内に初めて進めていくということが、推進法として決まりました。具体的には、この後1年以内に決まります実施法に委ねられておりまして、その中で賭博の関係であったり、さまざまな法的な措置がとられることとなっております。  特に、この推進法の成立の過程におきまして、先ほど桜井委員のお話にもありましたけれども、衆参両院の内閣委員会におきまして、この法案の成立に当たっての附帯決議がなされております。附帯決議の中では、幾つかポイントがございまして、例えば、地方公共団体がこういったものの施設の申請を行う場合には、一つは議会の同意が必要であるというようなこと。あるいは、特に国民の間で懸念されております今お話の流れの中にありますギャンブル等依存症につきましては、カジノにとどまらず、いわゆる遊戯を含めて、全般的な対策が必要であろうということで、これにつきましては、関係閣僚会議が既に発足しております。  そういった中で、私ども千葉市といたしましては、まだこれのカジノにつきましては、IRにつきまして、推進するとも、それから推進しないとも、これは決めたところではございません。中立的な立場の中で、今回の法律の成立をきっかけに、これまで千葉市として長年にわたってやってきました公営ギャンブルであります競輪も抱えておりますので、そういった中でギャンブル依存症に対して、これからどういうふうに対応していくのがいいのかということのための基礎調査を、今回実施しようというものでございまして、予断を持って導入をする、あるいはしない、こういったもののための調査ではございません。 272 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 273 ◯委員(野本信正君) 局長、さっきから言っているけれども、競輪は対象にならないと言っているの。あなた、競輪場に行ってみなよ。高齢者が本当に足を引きずりながら来て、でも100円ずつかけて、1日あそこにいられるというのが、これが家の中に引っ込んじゃうよりいいから、これはそれで一つの健康法なのかもしれない、こういうことなんですよ。もうけたら何とかするからよなんて、もうかったためしなんかないんですよ、そんなものは。  それから、本当に依存症を調査して解消したいなら、何であなた方の局がやるんですか。保健福祉局がやればいいじゃないですか、そこの仕事なんだから。それを、総合政策局、しかも幕張新都心課が行うというのは、これはもうIR、カジノ、これを持ってきたいから調査することを、きちっとやっているんですよ、そういうこじつけしかないじゃないですか。しかも、まだ誘致するとも、しないとも決めてない。局長、依存症を本当になくしたいならば、カジノなんか持ってこないのが一番いいんじゃないですか、ちゃんとお答えください。 274 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策局長。 275 ◯総合政策局長 まず、私どもの局が、これを所管した件につきましては、実際に予算を計上するに当たりまして、庁内的に調整を行いました。今回は、国民的な議論が高まってくるギャンブル依存症に対して、IR推進法がきっかけになっているということと、それからIRに関しましては、MICE都市としての幕張新都心がございますので、そういったものを含めまして、きっかけとして我々が、これについて調査を行うということで、庁内的な整理をしてございます。  それから、カジノがギャンブル依存症の原因になるということにつきましては、これはIR、あるいはカジノにつきまして、社会的な懸念の中の一つと承知しております。実際に、そういう懸念はあるということは事実でございますし、国としてそれに対する適切な対応をしなければならないという認識をしているというふうにも考えております。  以上です。 276 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 277 ◯委員(野本信正君) 我々も、やはりいろいろ研究してみましたよ。そうしたら、ラスベガスでもカジノはだんだん利益が薄くなっているんだそうですよ。ラスベガスの大手が日本に来て、日本の銀行や財界に対して、日本につくると言うならば、1兆円からの融資して、いろいろなノウハウも提供しますよと、盛んに誘って日本を市場にしようとしているんですよ。そのバックには、きっとトランプさんがいるんだと思うんですけれども、そういうようなときに、のこのこと千葉市が、こういうところに手を挙げるような、そんなことはおかしいんじゃないですか。しかも、健全なまちづくりを標榜する千葉市の行政が、不健全の最たるもののカジノに、諦めないで引き続きギャンブル調査もしていく、こんなことは、これはおかしい。やはり、5月の市長選挙で、そういうことを推進する熊谷市長に対して、徹底的に我々は批判しますよ。そういうことで、これは私はやめたほうがいいと、引っ込めなさいよ、そのことを申し上げて終わります。 278 ◯主査(秋葉忠雄君) 休憩に入りたいと思いますが、あと質問者は1人でよろしいですか、2人、わかりました。  暫時休憩にしたいと思いますが、午後1時20分再開でよろしくお願いします。                  午後0時21分休憩                  午後1時18分開議 279 ◯主査(秋葉忠雄君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。  中島委員からいきますか。では、中島委員お願いします。 280 ◯委員(中島賢治君) 高貴な米持先生は最後に締めていただいて、素朴な中島賢治が何点か、ちょっとお聞きしたいと思いますので、おつき合いのほどよろしくお願いをいたします。  まずは、このあらましの27ページ、政策調整課のほうの障害者スポーツの推進ということで、総合政策局では一番多くの2,491万5,000円と予算計上されておりますけれども、具体的には、どのようなことを予定されておるのか、ちょっと内容をお示しいただければと思います。 281 ◯主査(秋葉忠雄君) 一問一答でよろしいですよね。 282 ◯委員(中島賢治君) ごめんなさい。そもさんせっぱで。 283 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 284 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック推進室長です。よろしくお願いします。  障害者スポーツの推進の主な取り組みについては、主にパラリンピアンの学校訪問が主に1,000万円……(「学校訪問。学校訪問に1,000万円」と呼ぶ者あり)はい。今回は、20校から50校にふやしているという形にしておりますので。  続きまして、障害者スポーツ交流会体験会ということで300万円、あと、パラスポフェスタ100万円と、あと、パラスポーツ体験会ということで、区民まつりのほうで100万円ほど計上しております。  以上です。 285 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 286 ◯委員(中島賢治君) そうすると、これは50校1,000万円というと1校20万円ですよね。そうすると、交通費程度しか出ないということなんですかね。 287 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 288 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック・パラリンピック推進室です。  主な経費といたしましては、講師謝礼という形になります。(「講師謝礼」と呼ぶ者あり)はい。  以上です。 289 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 290 ◯委員(中島賢治君) わかりました。  これパラリンピックに関連してくると思うんですけれども、千葉市には、世界で名立たる車椅子メーカーが、オーエックスさんありますよね。去年でしたっけ、陛下が会社に来られたということをお聞きしておりますので、ぜひ、これはオーエックスさんは絡んでいないんですか。こういうパラ系の行事には。 291 ◯主査(秋葉忠雄君) オリンピック・パラリンピック推進室長。 292 ◯オリンピック・パラリンピック推進室長 オリンピック推進室長です。  主にイベント等において、車椅子の展示とか、そういった形で活躍していただいております。  以上です。 293 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 294 ◯委員(中島賢治君) わかりました。  ぜひ、この後の都市アイデンティティーの確立のほうにも関連してくると思うんですけれども、本当に、オーエックスさんってすごい有名なんですよね。この会社が千葉市にあるというのは、海外の人はほとんど知らない。  だから、ちょっとこれをアイデンティティーのところに一つ加曽利貝塚、オオガハス、千葉氏、海辺、オーエックスと、これを入れていただければありがたいなという、ちょっと気持ちもあるんですけれども、その点についてどうでしょうか。 295 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 296 ◯総合政策部長 アイデンティティー、それぞれの市民の方が、何をもって千葉市と、あるいは何をもって千葉市の誇りというところはあると思うんですが、今は、余り広げるとという部分はやはりどうしてもあると思いますので、まずはこの4つでということで考えています。  ただ、特にパラリンピックの関係については、さらに連携の方向を考えたいと思います。 297 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 298 ◯委員(中島賢治君) わかりました。じゃ、オーエックスさんひとつよろしくお願いします。  もう1点、私よく視察に行くと、千葉から来たんですよと言いますと、若い方はああ、東京ディズニーランドの千葉ですねというんですね。大体、中年層ぐらいになると、ああ、成田空港、国際空港があっていいですねといって。大体、60歳から上の人は、千葉の女が乳搾りという。これ聞いたことあります。ストレートコンビ、ストレートコンビね。  局長、大体あれですね。テレビで見ていたんですかね、これね。そういう話が出ますので、だから、高齢者の方向けに酪農も千葉は盛んですので、千葉に来ると乳搾りができるような、千葉の女が乳搾りというタイトルでやると、結構年配の方が当時を思い出して、千葉に行けば乳搾れるのかといって、結構観光都市の一つにはなるんじゃないかなと思いますので、その辺の見解についてお聞かせいただければ。 299 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 300 ◯総合政策部長 都市アイデンティティー、地域資源の4つに加えるかは、ちょっとさておきまして、一つ、いわゆる地方創生の中でも、一つ周辺都市との連携ということとともに、やはり千葉、東京のこの距離感でありますけれども、やはり千葉の持っている都市の部分と、ある意味そういう農村、あるいは里山の部分、こういう二面性がある。場合によっては、2地域居住を同じ場所でできる、こんなような特性というところもあると思っています。  そういう意味では、そういうようなライフスタイルが、千葉であり、その周辺の都市においてできるんだというところは、やはりこれを俗に都心方面にも訴えていかなきゃいけないと思っていますので、そうしますと、そういう要素の中では、そういう酪農の関係であったりとかも、当然入ってくるんだろうなというふうに思っています。そういう取り組みの中で考えていきたいと思います。 301 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 302 ◯委員(中島賢治君) じゃ、ぜひストレートコンビよろしくお願いします。  続きまして、自転車を活用したまちづくり、これはライン引いているのは、建設局のほうになるんですかね。ですから、建設局のほうにお話しする内容かと思うんですけれども、広い道幅のある道路であればいいんですけれども、今、無理やりに狭い道でも何か青い矢印べたべたやっちゃっていますんで、その辺を、ひとつ総合政策局のほうからも、なるべく狭い道は引かないようにということで、お話ししていただきたいのと、ライン上は自転車走っていいと思っていまして、逆走する自転車が大変多いんですよね。
     特に、高校生になるのかな、年配の方ですと女性が多いですよね、女性が。ですから、その辺をシンポジウムなんかを開く予定にはなっておりますけれども、こういうのを来られる方って、多分マナーのいい方しか来ないと思うんですね。  ですので、ぜひその辺のマナーの啓発ですよね。逆走するというのは、もう論外ですので、その辺を何らかちょっと考えていただきたいと思うんですが、その点について御見解を。 303 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 304 ◯総合政策部長 順番逆になって恐縮ですけれども、マナーの関係で、そもそも道交法で自転車については車道の左側というところであります。おっしゃるとおり、なかなか左側ということも含め、さまざまな点でマナー、ルールが守られていないというのが現状だと思います。  例えば、高校についていいますと、市立高校については、先ほどのヘルメットの関係も含め、やはり学校と連携して取り組んでいくというところがあります。  それと、先ほど述べましたように4月から県のほうも若干中身は違いますけれども、条例が施行される。特に、ルールの部分については、当然そのあたりは同じでありますので、県のほうから、県内各高校等についてもと、それぞれ小中高、それ以上の方を含めて、それぞれの場面に対して、協議会に学校の校長会とかも入っていますし、さまざまな形で、このルール、ここは自転車という意味だけではなくて、歩行者とも共存するんだと基本に考えていますので、そういう意味においても、安全と活用、常にセットという形で、啓発のほうに努めていきたいというふうに思います。  もう1点、自転車のレーンのほう、済みません、ちょっと細かい数字、今私わからないんですが、建設局のほうも、いわゆるちばチャリ・すいすいプランの中で、道路の幅員等に応じて、自転車専用道、あと矢羽根の関係だとかいう形で、可能なところで進めているところだと思います。一定の幅員以上であり、例えば、その道路、時速何キロの道路かと、あと、交通量と、このあたりでたしか決まっていたかというふうに思いますので、その点に従ってやっているとは思いますが、一応お話のほうは伝えさせていただきたいと思います。 305 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 306 ◯委員(中島賢治君) わかりました。  先ほども、オーエックスさんの話をしたんですけれども、私、どちらかというと自転車よりは車椅子に優しいまちづくりを進めたほうがいいんじゃないのかなと、個人的には思っておりますので、ぜひ駅前半径1キロとか2キロは、車椅子でも安全ですよというような、そういうのをうたいにすると、ああ千葉市は障害者の方に優しい町なんだねという、それも売りになると思いますので、ぜひ、その辺もちょっと今後考えていただきたいというのと、あと、このギャンブルのさっきの依存症の話なんですけれども、先ほど、とある委員の方から、競輪場のところで調査と、云々とありましたけれども、これ具体的に競輪場で調査するんですか。 307 ◯主査(秋葉忠雄君) 幕張新都心課長。 308 ◯幕張新都心課長 幕張新都心課でございます。  おっしゃるとおりでして、具体的に競輪場のほうに伺いまして、来場されている方に、具体的に対面で、アンケートをさせていただくという予定でございます。 309 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 310 ◯委員(中島賢治君) 私も、先ほどの委員さんと考え一緒で、競輪場ってほとんど今お客さんいないような状態で、本当に年金が出て、そのまま競輪場に行くような、100円、200円買ってるような方だと思うので、ちょっと考えたほうがいいのかなと思いましたね。  それで、先ほどIR絡みの話も出ていたんですけれども、千葉にIR誘致、カジノ誘致だなんて話もあったんですけれども、私が聞く限りでは、今、自民党のちょっと役員もやっていまして、2週間に1回党本部のほうに行っておるんですけれども、もう沖縄で決まったというところまで話ありますので、多分、千葉は来ないと思います。  ですので、千葉は大丈夫ですから、もしIR絡みでこれを調べるというのであれば、250万円なんで、大金ですけれども、その辺を考慮しながら、ひとつ予算執行していただければと思いますので。  続きまして、今、東京事務所長と目が合っちゃったんで、何か聞かなきゃいけないなと思うんですけれども、今まで東京事務所のホームページ見ますと、都市のPRだとか、いろいろうたっておりましたけれども、今年度は千葉市のPRには予算は使われないんですかね。 311 ◯主査(秋葉忠雄君) 東京事務所長。 312 ◯東京事務所長 積極的に、うちが主体となって事業展開するのではなくて、経済部とか、農政部とか、ほかの部局の後方支援に当たろうということが仕事でございます。 313 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 314 ◯委員(中島賢治君) わかりました。ぜひ、では、東京事務所にもオーエックスさんのチラシ置くようにしていただいて、ぜひ千葉のPRに努めていただければと思います。  それともう1点は、ごめんなさい、前後しちゃって申しわけないんですけれども、今、千葉氏のゆるキャラというのは考えられているんですかね。 315 ◯主査(秋葉忠雄君) 都市アイデンティティ推進室長。 316 ◯都市アイデンティティ推進室長 都市アイデンティティ推進室でございます。  特に現在のところ、千葉氏のゆるキャラというのは考えておりません。 317 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 318 ◯委員(中島賢治君) では、ぜひ、やっぱり今ゆるキャラブームですので、幾らもかからないと思うので、立派な千葉氏のゆるキャラを作成していただくことを切にお願いして、終わります。 319 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 320 ◯委員(米持克彦君) まず、千葉氏のアイデンティティーの生かし方なんですけれども、千葉氏を市民の方に知らしめるのに一生懸命やっておられますけれども、それを外部まで知らせるということに対しては、どんなことを考えておられるのか。  千葉市民で精いっぱいで終わっちゃうんじゃないかと、アイデンティティーの生かし方って、どうなるのかお知らせ願いたいと思います。一問一答です。 321 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 322 ◯総合政策部長 昨年策定しました都市アイデンティティ戦略プラン、開府900年を目指してという形の中で、当然、市内、市外からも、やはり千葉市といえばというような形で考えていく方向としています。  その際に、まず、市民の方がまだ知られていないという意味では、今の段階は、ある面市内、市民の方にというところがメーンだというふうに思っています。それで、知っていただく中で、市外の方にも、その市民の方からも伝えていただく、そのような流れも一つだと思います。  それと、もう一つは、今年度行いました千葉氏サミット、関連するゆかりのある都市、この間でも、千葉氏サミットのときの宣言の中でも、この認知度を高めていこう、共同して高めていこうというような方向で、宣言をしておりますので、そういう市外のゆかりのある都市とも、その方策について具体のところは、考えていきたいと思います。 323 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 324 ◯委員(米持克彦君) 私ども、いろいろ視察行きまして、特に姫路城だとか、岐阜城だとか、関西へ行くと、とにかくいわゆる名所、旧跡が多いんですよね。それを見るたびに、これはかないっこないやというような感じは受けているんですけれども、それを千葉市民に知らせながら、それで外へ発信していくというのは、非常に時間のかかる大変な問題じゃないかなと思っております。  もう少し、千葉氏の知らせ方とか、そういうものを工夫しながらやっていかないと、とても外まで配信するまでいかないんじゃないかなという、そんな心配をしておりますので、その辺をもう少し工夫していただきたいと思っております。  それと、この海辺ですけれども、これは、いわゆる人工海浜があるんですけれども、あれを目当てに引っ越してくる人多いんですよね。私は磯辺に住んでいるんですけれども、あの辺引っ越してくるんですよ。わざわざ海を求めて。  だから、これは、しかし、ある意味では、アイデンティティーの資格は十分生かされるのかなという感じはしております。ですから、この海辺もいいんですけれども、お宅のほうでは直接、総合政策局の一環だと思うんですけれども、いわゆる港湾管理権を千葉市へ持ってこないと、なかなかこの海辺のアイデンティティーというのは生かされませんからね。  ですから、港湾管理権も、総合政策局として、千葉市に持ってくるように、骨を折っていただきたいと思っております。  それと、この総合政策局の重点事務事業を見てみますと、ほとんど美浜区に関係してくるところが多いんですよね。戦略特区なんかも、幕張の、ベイタウンを中心としたメッセを拠点として、戦略特区という見方をしているんですけれども、その戦略特区の推進の、戦略特区というエリアは、どうなっているんでしょうか。 325 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 326 ◯総合政策部長 いわゆる指定を受けたものは、千葉市としてですので、市域全体になってございます。 327 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 328 ◯委員(米持克彦君) そうすると、いわゆるベイタウンだとか、幕張メッセのあの辺でなくて、ほかの地域も戦略特区として、それを活用していくということは考えているんでしょうか。考えているとすれば、どういうようなことを考えているんでしょうか。 329 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 330 ◯総合政策部長 もともと、提案の中では、幕張新都心の近未来技術というところが、ある意味メーンになっているところありますけれども、指定は千葉市域内という形で、東京圏の中に位置づけられています。  規制改革メニュー、農林業等も含めて、今55という形のメニューになっていますので、当然、このあたり民間主体というような形の取り組みの、勉強しながらというようなことで、さらに積極的に、さまざまな面でこのメニューを活用できる、そういった取り組みをしてまいりたいと思っております。 331 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 332 ◯委員(米持克彦君) 55のメニューがあるということなんですけれども、そうすると、例えば、若葉区とか、緑区とか、そういうところにはどういうメニューをというものを考えて、頭の中にあるんでしょうか。 333 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 334 ◯総合政策部長 どのメニューがどこに、限定という形ではありません。ただ、例えば、農林関係につきましては、通常考えれば緑区であったり、若葉区であったり、花見川区であったり、そういうような中でありますし、あと、今、道の駅等についても緩和の方向になってきています。  このあたりというのは、バイパスといいますか、主要幹線というようなところでということもあると思いますので、なかなかそのあたりのほかのメニューの取り組みが、至っていないところがありますので、いろいろなメニューを、改めて再検討する中で、市域に広げていきたいというふうには考えております。 335 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 336 ◯委員(米持克彦君) そうすると、戦略特区の指定を受けるときに、一応、メニューの提示というのはやって、戦略特区の指定を受けるんではないのですか。受けてから考えるということなんですか。 337 ◯主査(秋葉忠雄君) 総合政策部長。 338 ◯総合政策部長 指定を受けるに当たっての提案に際しましては、一つが幕張新都心においてのドローンであったり、自動走行、これの近未来技術というような意味合いのもの。それと、あとは民泊、それと、制度が変わってしまいましたが、保育士の養成試験についてを、これまで県が、県といいますか、1回しかなかったものを拡充をすると、そういったようなところを合わせる形の中で、提案をして、指定を受けている。  ただ、受けた後については、その55あるさまざまなメニューも使えますし、そのほかにも改めて千葉市のほうから、新たにこういう規制緩和をしてもらいたいというような提案もできる、そのような形になっております。 339 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 340 ◯委員(米持克彦君) 今言われたソフト面の保育士のあれですか、採用というんですか、試験というんですか、それは非常に戦略特区ではいいことだと思いますけれども、あと、私はこの間、ちょっと質問したんですけれども、意外だったのは、英語教育は千葉県千葉市が非常にすぐれているということ。  これは、非常に意外な結果を、意外なって失礼な言い方ですけれども、意外な結果を、全国でトップのほうへ位置づけられているのが、何で千葉県なのか、何で千葉市なのかというのを不審に思ったぐらいなんですけれども、そういうソフト面のいわゆる戦略特区を生かしながら、ソフト面のアイデンティティーみたいなのを、これからも一つ築き上げていっていただきたいと思っております。  いわゆるソフト面のというと、メニューというのはどんなものを挙げられているんですか。 341 ◯主査(秋葉忠雄君) 幕張新都心課特区推進担当課長。 342 ◯幕張新都心課特区推進担当課長 特区推進担当課長でございます。  例えばになるのですが、今お話が出たのと多少関係があるかもしれませんが、外国人人材の活用ですとか、あとは医療分野ですとか、あとは保育の今の保育士のほかにも、公園を使った保育所が可能になるですとか、あとは雇用の関係、そういったようなものがございます。 343 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 344 ◯委員(米持克彦君) せっかく戦略特区の指定を受けているんですから、そういうソフト面の戦略も、十分に活用していっていただきたいと思っております。  それと、せっかく東京事務所長が出てこられたので質問しますけれども、よく、こんな近くて、千葉の東京事務所要らないんじゃないかということを言われていますけれども、首都圏で、東京事務所を持っている県というのは、どこがあるんですか。 345 ◯主査(秋葉忠雄君) 東京事務所長。 346 ◯東京事務所長 都市で言いますと1都7県、東京都も、東京事務所というのを都道府県会館なんかに持っています。都道府県以外、都市でいきますと、政令市、さいたま市、千葉市、相模原市、横浜市、川崎市、それと、あと一般市でつくば市が出しております。以上、6つが出しております。 347 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 348 ◯委員(米持克彦君) そうすると、いわゆる千葉に限らず、首都圏の主要な都市は、みんな一応事務所を持っているということなの。昔、この東京事務所というのは、徳川時代の江戸屋敷なんですよね。  だから、とてもじゃないが飛脚で間に合わないから、いわゆる江戸屋敷を設けて、そしてそこへ駐留させておくというのあったんですけれども、そうするとあれですか、首都圏もそういうこんな近いところに東京事務所持っていて、効果というのはあるんですか。 349 ◯主査(秋葉忠雄君) 東京事務所長。 350 ◯東京事務所長 具体の例出しますと、さっき局長がIRの参議院で附帯決議が出たというのございますが、国のほうは、まだ院の規則で文書、紙で資料配付ということが決められております。  したがいまして、院から出たものは、ネットには載るのにはちょっと時間かかりますから、すぐそこで参議院の事務局へ私どもが行って、それを情報提供する。要は、リアルタイムにできるだけ早く情報を本庁に伝えるための機能というのが、一つの特徴であるというふうに認識しております。 351 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 352 ◯委員(米持克彦君) 最近の東京事務所の所長の実績でもいいですけれども、こういうのが東京事務所で実績上がりましたですよという、そういう報告を顔を上げてしゃべっていただきたいと思います。 353 ◯主査(秋葉忠雄君) 東京事務所長。 354 ◯東京事務所長 申しわけございません。特にございません。 355 ◯主査(秋葉忠雄君) 米持委員。 356 ◯委員(米持克彦君) いわゆるやりようだと思うんですよね。東京事務所でも、仕事やらないでおけばのんびりやっていられるし、そこでそれを生かしながら、実績上げようと思えば上げられることですので、こう見ると、非常に所長さんは、腰が軽いというんじゃなくて、フットワークがいい、フットワークがよさそうですので、ぜひとも、いわゆる実績を上げて、こちらへ帰ってこられるように望んでいますので、頑張っていただきたいと思っております。  以上です。ありがとうございました。 357 ◯主査(秋葉忠雄君) ほかに御質疑等がなければ、以上で、総合政策局所管の審査を終わります。  総合政策局の方々、御退室をお願いします。御苦労さまでした。            [総合政策局退室、各行政委員会等入室]                 各行政委員会等所管審査 358 ◯主査(秋葉忠雄君) それでは、会計室、選挙管理委員会、人事委員会、監査委員及び議会所管については、一括して審査をいたします。  まず、会計室所管について、説明をお願いいたします。会計管理者。 359 ◯会計管理者(会計室長事務取扱) 会計管理者、皆川でございます。よろしくお願いいたします。座って御説明させていただきます。  会計室の予算案につきまして、当初予算案の概要の9ページをお願いいたします。  初めに、基本的な考え方でございますが、適正かつ効率的で安定した会計事務の遂行に努めてまいります。  次に、予算額の概要ですが、平成29年度歳出予算額は1億5,046万5,000円で、前年度に比べ341万円、2.3%の増となっており、物品管理経費の増によるものでございます。歳入の主なものは、市収入証紙の売りさばき収入4,046万3,000円でございます。  次に、重点事務事業ですが、会計管理事務として、市税等の収納データを処理する委託費及び各課が使用する共通物品を調達するものでございます。  会計室当初予算案の説明は以上でございます。 360 ◯主査(秋葉忠雄君) 次に、選挙管理委員会所管について、説明をお願いいたします。選挙管理委員会事務局長。 361 ◯選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局長の深山でございます。座って説明をさせていただきます。  平成29年度当初予算案の概要10ページをお願いいたします。
     初めに、1の基本的な考え方でございますが、平成29年5月28日執行予定の千葉市長選挙に万全を期するとともに、選挙が適正に執行されるよう政治意識の向上を図り、明るい選挙の推進に努めてまいります。  次に、2の予算額の概要でございますが、平成29年度予算額は3億8,121万4,000円で、前年度より2億1,862万9,000円、36.4%の減額となっております。減額となった主な要因でございますが、前年度は参議院議員選挙と千葉県知事選挙の2つの選挙に係る経費を計上させていただきましたが、今年度は千葉市長選挙のみの経費を計上したことにより、減となっております。  次に、3の重点事務事業でございますが、千葉市長選挙2億7,000万円でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 362 ◯主査(秋葉忠雄君) 次に、人事委員会所管について、説明をお願いします。人事委員会事務局長。 363 ◯人事委員会事務局長 人事委員会事務局長、松浦でございます。よろしくお願いいたします。座って説明をさせていただきます。  概要の11ページをお願いいたします。  初めに、1の基本的な考え方ですが、1つに、市政の担い手となる優秀な人材の確保に努めること。2つに、市職員給与と民間企業従業員の給与との均衡を図るため、職員給与等の報告及び改定についての勧告を行うこと。3つに、職員の身分上及び経済上の権利利益を公平審査等により保護すること、これらの業務を通じまして、本市職員の適正な人事行政の執行に努めるものでございます。  次に、予算額の概要ですが、平成29年度予算額は1億2,871万6,000円で、28年度と比較いたしまして132万7,000円、1.0%の減となっております。なお、歳入はございません。  次に、3の重点事務事業ですが、1点目は、職員採用試験で予算額1,198万7,000円でございます。上級、中・初級、民間企業等職務経験者の採用試験及び身体障害者を対象とした採用選考等を実施するものでございます。  2点目は、職員給与等の報告及び勧告で、予算額129万円でございます。民間企業従業員と市職員の給与実態調査を行い、市議会及び市長に対しまして公民給与較差についての分析結果を報告し、必要に応じて是正措置の勧告を行うものでございます。  3点目は、公平審査等で、予算額14万7,000円でございます。職員から、勤務条件に関する措置要求及び不利益処分に関する審査請求を受けた場合の審査や職員からの苦情相談の処理を行うものでございます。  説明は以上でございます。 364 ◯主査(秋葉忠雄君) 次に、監査委員所管について、説明をお願いします。監査委員事務局長。 365 ◯監査委員事務局長 監査委員事務局長の植草でございます。よろしくお願いいたします。座って説明させていただきます。  概要の12ページをお願いいたします。  初めに、1の基本的な考え方でございますが、本市の行財政運営の健全性及び透明性を確保するため、実施方針及び年間計画に基づき、人員等の監査資源を重点的に配分することにより、監査を効果的、効率的に執行いたします。また、監査の結果は、市民にわかりやすく情報提供を行うよう、努めてまいります。  次に、2の予算額の概要でございますが、予算は一般会計の歳出のみでございます。平成29年度の予算額は2億607万9,000円で、前年度と比較しますと555万2,000円、2.8%の増となっております。主な理由は人件費の増によるものでございます。  次に、3の重点事務事業でございますが、(1)の監査事務313万4,000円は、各種監査、審査等に係る事務経費でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 366 ◯主査(秋葉忠雄君) 次に、議会所管について、説明をお願いします。議会事務局長。 367 ◯議会事務局長 議会事務局でございます。よろしくお願いいたします。座って説明をさせていただきます。  概要の13ページをお願いいたします。  まず、1の基本的な考え方でありますが、さらなる議会の機能強化に取り組み、二元代表制の一翼を担う議会として、その役割が十分に発揮できるよう努めるとともに、議会広報の充実を図り、議会の活動を広くわかりやすく情報提供し、市民の議会への関心と理解を高めるよう努めるものであります。  次に、2の予算額の概要でありますが、議会費の総額は13億3,102万3,000円でありまして、前年度と比較し54万8,000円、0.04%の減で、前年度とほぼ同額でございます。  なお、議会費のうち給与費については10億9,069万円であり、前年度と比較し115万5,000円、0.1%の減となっております。減額の主な理由は、議員共済費負担金の減によるものであります。  次に、3の重点事務事業につきましては、市議会だよりの発行経費といたしまして1,796万5,000円、議会中継経費として302万7,000円を計上しております。  説明は以上でございます。 368 ◯主査(秋葉忠雄君) それでは、御質疑等がありましたらお願いをいたします。野本委員。 369 ◯委員(野本信正君) それでは、一問一答でお願いいたします。  最初、会計室ですけれども、証紙について改善が図られてきたと思いますが、その後はどうなりましたでしょうか。 370 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計管理者。 371 ◯会計管理者(会計室長事務取扱) 収入証紙の見直しの状況ですけれども、市立千葉高校、稲毛高校附属中学校の入学検査料につきましては、平成29年入試から最寄りの銀行で受験料を納付して、受験手続を行う流れといたしました。  また、懸案でありました狂犬病予防注射済票の交付手数料、これは年間1万件ほどが毎年繰り返し証紙を購入してから注射済票受領の申請をしておりましたけれども、平成29年度より現金納付に変更する予定でありまして、見直しの効果は大きいものと思われます。  このように、ここ数年、順次切りかえを推進してまいりましたので、特に申請件数が多くて、しかも市民サービスの向上に資する収入証紙の見直しは一段落するものと考えております。 372 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 373 ◯委員(野本信正君) 会計室というところがあるわけですけれども、市民にとっては何をやっているのか余りわからないというふうにも思います。議会はよくわかっているのかどうかは、私は室長のことはよくわかりませんけれども、いずれにしても、議会や市民に見えにくいような感じがするんですけれども、これはきちっと見えるようにして、その役割の大切さを周知していくのは、あなた方の役割じゃないでしょうか。 374 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計管理者。 375 ◯会計管理者(会計室長事務取扱) 会計室の役割が見えにくいということですけれども、まず、会計室の役割は、若干説明させていただきますと、会計室の重要な役割としまして、資金管理業務というのがあります。  一般会計、特別会計、合わせて9,000億円については、主に上半期にその事業が予算執行されますけれども、財源であります市税等は、年間を通じて収入となりますので、支出と収入の時期の違いから、収支不足が生じますので、それを毎日、基金から一時的に資金を借りるよう資金計画というものを立てています。  その計画に見誤りがあると、金融機関からの一時借り入れということになってしまいますので、会計室の責任は非常に重いものがあります。  また、その予算を執行して、請求書を受領しましたら、正確、速やかに支払いができるように役所内の事務手順の効率化も追及すること、これが重要な業務でございます。  その一方で、1月から開始をしましたウエブ口座振替受付サービスと、これは市税等の口座振替をインターネットから申し込める仕組みですけれども、これは金融機関のほうから提案がありまして、それを庁内の各部署につなげる役割を会計室が果たしたもので、その会計室のホームページに申し込み受付窓口を設けましたことから、公金収納の役割を担う会計室という部門の存在を知っていただくよい機会となったものと考えております。  そういうことから、今後も、このような機会をふやしていくとともに、会計室の役割について、より積極的に情報発信するよう、努めてまいります。 376 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 377 ◯委員(野本信正君) 市政だよりにそういうことが出ていることは、余り見たことないんですけれども、会計室も市政だよりにたまには登場してもいいのかなと思うんですけれども、ちょっと、私はやっぱりこの事務室が何となく閉鎖的な感じがするんですよ。プラスチックのガードしちゃって、中がよく見えない。見えるか、見えないね、余りね。  あれ私が議員になったころはあんなことなかった。ちゃんとオープンだったんですね。ところが、道村とかという人が収入役になったころだったかな、急にあんなの張っちゃって、何なんだろうと、みんな議員の間からも声があったんですね。なぜああいうものが必要なのか。取っちゃってもいいのかなという、いや取っちゃだめなのかな。よくわかりませんけれども、あそこで、万札数える銀行みたいなことやっているわけではないですよね。だったら、やっぱりああいうものなくたっていいんじゃないですか。もっと。 378 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計管理者。 379 ◯会計管理者(会計室長事務取扱) 会計室の窓口では、実はお金も預かっておりまして、市証紙を売ったりとか、お客様が来てお金のやりとりをしているということ、それから、現金に限らず、現金にかわるものを職員に渡して、その職員が振り向いて千葉銀行でお金をもらうという、そういうようなことから、一見閉鎖的なほうに見えるかもしれませんけれども、その辺も、開かれた市役所という観点からも、いろいろな意味で見直しをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 380 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 381 ◯委員(野本信正君) わかりました。  次に並んでいらっしゃるのは、選挙管理委員会か。期日前投票所の商業施設での効果について、若干、簡潔に述べてください。 382 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 383 ◯選挙管理委員会事務局長 期日前投票所の商業施設ということで、去年の参議院選挙、平成28年7月10日の参議院選挙と、商業施設を設置していない参議院選挙は、平成22年7月11日に行われた参議院選挙がございますので、6年間の比較ということで、美浜区のイオンマリンピアで実施しました参議院選挙は、8日間で、22年のときが4,969人、これは高洲コミュニティセンターですけれども、これがイオンマリンピアになったことによって、1万877人と、約5,900人の増です。美浜区全体で見ますと、1万2,495人が1万9,267人と増加をしております。  次の、稲毛区のイオン稲毛店ですけれども、これも平成22年は長沼のコミュニティセンターということで、比較をいたしますと、22年が1,492人が去年の28年が8,500人と、約7,000人の増。稲毛区全体の期日前で見ますと、1万2,314人が1万8,229人と約5,900人の増となっております。  前回、中央区で実施いたしました、そごう千葉店につきましては、その前は、6年前は蘇我コミュニティセンターですけれども、4,782人が9,630人と約4,800人増。全体で見ますと、1万1,978人が1万8,087人と、6,100人増というような形で、それぞれの期日前投票所を商業施設にしたことによる影響だと思われますけれども、それぞれ増加しております。 384 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 385 ◯委員(野本信正君) すぐ計算できないけれども、2倍ぐらいになっているってところは、効果あるんだなと思います。課題は何かありますか。 386 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 387 ◯選挙管理委員会事務局長 課題は、設置に当たり、急な解散総選挙とか、そういうものがあった場合に、大体商業施設ですと、お歳暮だとか、お中元をやっている時期に当たりますと、そういう広い施設はそういう催し物会場に使われるということで、実際に選挙になったときの投票する場所の設置に、時間というか協議を要して、設置するのに難しいときがあるということで、イオンマリンピアは何回か場所を変えさせていただいています。  それと、あと、最近時間が長いとかいう形等がございまして、投票管理者とか、立会人の方に、なっていただくのに各区が苦慮しているというところがございます。あと、商業施設ですと、先ほど、場所等が変わりますと、インターネットのLAN回線を引いて二重投票の防止ということで二重投票ができないように、LAN回線でそれぞれ結ぶということで、その工事等が毎回やらなくてはいけないということで、そういうところがちょっと課題となっております。 388 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 389 ◯委員(野本信正君) 投票率は上がっても、そこに人が行くことによって、商業施設のお客さんもふえるとか、そういうメリットというのはやっぱり出ているんですか。 390 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 391 ◯選挙管理委員会事務局長 駅に近いということで、商業施設あるんですけれども、通勤通学の帰りにも投票ができると、そういうようなメリットと、あと買い物をされたついでといっては怒られちゃいますけれども、買い物に来たときに一緒に投票ができるというような、何かのついでに一緒に投票していただけるということと、あと、公共施設ですと駐車場の数が限られておりますけれども、商業施設ですと、ある程度駐車場の台数を確保していただいているというか、ふだんから車で来られる方が多いということで、駐車場の数が多いということで、便利だということを伺っております。 392 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 393 ◯委員(野本信正君) わかりました。  次、若葉区では、今度、ラパークということだそうですけれども、あそこは立体駐車場なんで、やはり高齢者とか、車椅子の方を連れて、一緒に送ってきたとか、一緒に来たときには、平面駐車でぱっとつけて出すほうが便利だということになっちゃう。そういう問題点があるような気がしますけれども、大丈夫なんでしょうか。 394 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 395 ◯選挙管理委員会事務局長 知事選挙から、若葉区につきましては、ラパークを商業施設ということで、期日前投票所を使わせていただきますけれども、身体障害者の駐車場ということで、ラパークの駐車場には、2階、3階にそれぞれ身体障害者用駐車場ということで、4台ずつ8台、とめられるようになっております。  期日前投票所のときには、1階で期日前投票をやっていただきますけれども、施設管理者と協議をして、駐車場がわかりやすいように表示していただくよう、お願いしたいと思います。 396 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 397 ◯委員(野本信正君) どうも、私も見る限りでは、目の前の路上に駐車がふえていく懸念があるなという気がします。選挙期間中は、警察が大目に見てくれればいいんですけれども、選挙に来て、駐車違反で捕まったなんていうと、またこれも困りますし、この辺がちょっと懸念しているところです。  あと、投票率向上という点でいくと、高齢者や障害者などが、特に超高齢者化社会ですから、在宅投票などがもっと改善されるということが必要だと思うんですが、働きかけは国にしておりますか。 398 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 399 ◯選挙管理委員会事務局長 在宅投票の基準緩和ということで、現在、郵便投票、要介護5の方が対象になっておりますけれども、要介護4の方まで拡大しようということで、法改正が閣議決定されたというニュースもありましたが、いまだに改正されておりません。  総務省では、有識者等で構成される投票環境の向上方策に関する研究会でも、郵便投票は要介護4までを対象にしようという動きがございますので、我々指定都市としても、連合会を通じて国に早急に改正していただけるよう要望しております。 400 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 401 ◯委員(野本信正君) じゃ、最後ですけれども、18歳選挙権が付与されまして、直近の動向と、投票率の投票行動の促進対策、大学での期日前投票などというのは、結構先進市ではやっていて、千葉市も淑徳大だけやりましたけれども、そういうものについても、今後取り組みを強めていく必要があると思いますけれども、いかがですか。 402 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 403 ◯選挙管理委員会事務局長 まず、参議院選挙の18歳、19歳の投票率でございますが、18歳は57.32%、19歳は49.40%、18から19の平均が53.29%となっております。市全体の投票率と比べますと、市が52.47%ですので、高い結果となっております。  総務省が9月10日に発表した18歳から19歳の全国平均ですけれども、それが46.78%ということで、千葉市の場合53.29%ということで、大幅に上回っております。これにつきましては、本市の学生、18、19歳の方の関心が高かったものと考えております。  若者の投票行動の促進ということですけれども、参議院選挙前に平成27年11月から、28年5月にかけて、高校3年生を対象に出前授業を11校、約2,000人に対して実施したところでございます。  初めて選挙権を持つ18歳から20歳の方、約2万8,000人に対しても、選挙ということで、啓発はがき、今回選挙できますよというような形の、行ってくださいというような個別郵送をさせていただきました。  これからは、専門学校等まだやっていませんので、そういう大学を含めた形で、啓発の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 404 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 405 ◯委員(野本信正君) わかりました。私ども若葉区でも、東京情報大学とか、植草学園大学、最近すごいんだよ、植草、生徒数がふえてね。割とやると、きっと上がるんじゃないかなと期待しておりますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  次は人事委員会事務局ですけれども、障害者雇用の現状と課題、改善点については、いかがでございましょうか。 406 ◯主査(秋葉忠雄君) 人事委員会事務局長。 407 ◯人事委員会事務局長 今年度の障害者対象の採用選考なんですけれども、採用予定人員が5人に対しまして、受験者が10人、合格者が6人で、競争倍率は1.7倍でございました。  昨年度は採用予定が6人に対し、受験者が11人、合格者が7人で、競争倍率が1.6倍ということで、近年、受験者が余り多く確保できず、競争倍率が低下しているということが課題であるというふうに思っております。  改善点なんですけれども、今年度から、採用選考におきまして、昨年度までは自力通勤が可能なことというのを受験資格の要件としていたんですけれども、こちらにつきましては、障害者雇用促進法が改正されましたので、こちらの趣旨を踏まえまして要件を撤廃してございます。  あと、視覚障害者の方には、点字の問題も提供していたところなんですけれども、今年度からは試験問題の読み上げと、解答作成用に音声パソコンを点字と併用できるというふうに配慮をしているところでございます。  さらに、受験者確保ということで、この3月1日から配布を開始いたしました今年度の職員採用試験に向けました職員募集パンフレットにおきまして、身体障害者選考で入所した職員を紹介するページをつくっておりまして、一層これから広報を強化していきたいというふうに思っております。  以上です。 408 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 409 ◯委員(野本信正君) わかりました。障害者の問題もそうですし、女性の登用とか、いろいろ努力していっていただきたいと思います。  次に、監査委員事務局ですけれども、監査によって行政の健全化等に貢献している実態というのは、形でわかるんですか。数字で何かわかるんですか。
    410 ◯主査(秋葉忠雄君) 監査委員事務局長。 411 ◯監査委員事務局長 監査は、年間を通じまして、定期監査や決算審査、行政監査、財政援助団体等の各種監査を実施しているところでございます。  具体的な例ですけれども、今年度の第1期の財務定期監査では、こども未来局、都市局、花見川区役所、美浜区役所などを対象に、監査結果としては、請負契約に係る検査に関するものなど、15点の指摘事項がございました。  また、同じく、今年度第1期の工事定期監査では、建設局、水道局などを対象として実施しまして、道路の改築に伴う損失補償の処理に関するものなど6件の指摘事項がありました。  過去5年間の累計では、監査の指摘事項は合計163件ございまして、そのうち155件が市長等から措置を講じた旨の通知を受けておりまして、その内容は全て告示及びホームページにより公表をしております。  この措置の割合が、全体では95.1%となっておりまして、監査の結果は生かされているものと考えております。  以上でございます。 412 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 413 ◯委員(野本信正君) 監査委員の中に、議会から2名選出されていますけれども、役割が果たされているのか、私、行ったことないんでわからないんですけれども、具体的に示してもらいたいんですが。 414 ◯主査(秋葉忠雄君) 監査委員事務局長。 415 ◯監査委員事務局長 議員のうちから選出されている監査委員の方々につきましては、議員活動を通じた幅広い見地から監査を行っていただいていると認識をいたしております。  定期監査などの各種監査の過程におきまして、対象局への質問ですとか、監査結果の検討の中で、さまざまな御意見を頂戴しているところでございます。  具体的には、監査の結果は4名の監査委員全員の合議で、全会一致で決定するために、個々の委員の意見が明確に監査結果に表示されることはございませんけれども、最近の事例ですと、平成27年に実施しました26年度決算審査意見書の審議におきまして、住宅使用料のより一層の徴収率の向上を求める意見ですとか、それから、基金への一般会計への貸し付けにおきます基金の設置目的に即したものとなるよう、貸し付けの縮減を求める意見、それから、国民健康保険事業におきまして、レセプトなどのデータを活用した保険事業の充実を求める意見などが意見に残されておりまして、これは議会選出の委員さんの発言をもとに、監査委員の意見として追加されたものであります。  以上でございます。 416 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 417 ◯委員(野本信正君) 議員活動を通じた幅広い意見が反映されている、監査に生かされているというんですけれども、議員活動を通じた幅広い意見というと、それは、議会の当選から今まで、短い人も長い人も、いろいろそれは持っているんだろうけれども、やっぱり長い人のほうが余計持っているんじゃないのかね。そういう人がやっぱり出ていかないのは、こういう意見の反映というのは、うまくされるのかなという疑問も。  それから、監査委員というと、何か自民党と公明党と民進党が分け合っていて、いつも市長のことに賛成する人ばかり行っているわけですよ。そういうことで、監査が有効にやられるのかと、いつも疑問を持っているんですね、やっぱりね。  市長の意見に対しても、きちんと言うべきことを言って、しっかり意見を言う。そういう野党的な議員も出ていくことが、監査の本当に役割を果たせるということになるんじゃないのかなと思いますけれども、何かありますか。 418 ◯主査(秋葉忠雄君) 監査委員事務局長。 419 ◯監査委員事務局長 議会選出の監査委員につきましては、市長が議案を提案して、議会の議決によって選ばれているものでございますので、これに私どもは、その選ばれた監査委員が監査を執行する補助機関でございますので、選任につきましては、お答えする立場にないということを、御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 420 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 421 ◯委員(野本信正君) それで、最後に、住民監査請求についての実態はどうでしょうか。 422 ◯主査(秋葉忠雄君) 監査委員事務局長。 423 ◯監査委員事務局長 過去5年間、平成23年度から27年度までに提出されました住民監査請求は、10件ございました。全て、監査委員会議の議題として上程をいたしまして、その取り扱いについて協議をいたしました。  このうち、要件を満たす適法な監査請求として監査を実施し、結論を得たものは4件でございます。この内訳でございますが、平成23年度はなくて、24年度が1件。内容は、青葉病院の非常勤職員の勤務に関するものでございました。平成25年度がなく、26年度が1件。これは、町内自治会の事務委託料の不当利得返還請求に係るものでございました。それから、平成27年度が2件で、1件が千葉朝鮮学園に対する外国人学校地域交流支援事業の補助金に関するもの、それから、幕張新都心におけるIR統合型リゾートの導入可能性調査委託業務に関するものでございました。監査の結果につきましては、全て公表いたしまして、記者発表と同時にホームページに掲載をしてございますが、結論はいずれも請求人の主張には理由がないものとなってございます。  以上でございます。 424 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 425 ◯委員(野本信正君) 地方自治の中で、住民自治と言われている制度的な補償として、この請願、陳情とか、また監査、住民監査請求というのは、これは大きなやっぱり比重を占めている制度なんですね。  ですから、こういうもので住民が、監査で行政をただしていくとか、請願、陳情で意見を要望していくとか、そういうことについて、やっぱりもっと住民に知らしめて、こういう制度があるんですよと、活用ができますよということを、知らせていくことも大事だろうというふうに思うんですね。  やっぱり、そういう点では、それを監査委員事務局がやるのかどうかという点も、私はよくわからないけれども、でも、そういうことも大事なんだということで、申し上げておきたいというふうに思います。  それから、最後に、議会もおいでになっていますので、一つ、二つお伺いしますけれども、市民に開かれた議会について、事務局の役割というのは、どういうことなんでしょうか、事務局長。 426 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局次長。 427 ◯議会事務局次長 次長の深山でございます。  千葉市議会が定めます基本理念の中で、開かれた議会につきましては、千葉市議会は真の地方自治の実現に向け、市民への情報発信や市民との情報共有など市民参加の推進に努めるとされております。  こうした理念の実現に向けて、積極的に議員の皆様方をサポートしていくのが議会事務局の役割であると認識しております。社会情勢とか、他市の状況などをアンテナ高く情報収集しまして、検討すべき手法は正副議長と相談しながら、積極的に提案をしてまいりたいと思っておるところでございます。 428 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 429 ◯委員(野本信正君) 開かれた議会という点では、だんだん何かガードが固くなっているような感じもするんですけれども、セキュリティーという問題もあるけれども、なかなかそこは、もうちょっと考える必要があるのかなと、ただ、千葉市議会の場合、県議会みたいに傍聴者に空港に入るときのボディーチェックのような、そういうものはしないですよね、今のところね。  安全じゃなきゃいけないということはあるけれども、もう一方で余りガードが固くなって、看板だらけで歩くこともできないですよ。議員までぶつかっちゃうような看板いっぱい立てるというのは、どうなのかという気がしますね。  幹事長会議で決めているんで、議会事務局に言われても困りますと言われれば、それまでの話だけれども、幹事長会議で決める人たちも決める人たちだよね、全くね。  それで、次に、議会棟の改修について、議場の改修で何が改善されたのかと、他の改修はありますか。 430 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局次長。 431 ◯議会事務局次長 議会棟の改修についてでございますけれども、今年度につきましては、つり天井の落下対策を行うという工事を行いまして、既存の天井、これは石こうボードでございましたけれども、これを撤去しまして、新規に幕を取りつけるとともに、落下防止のためにシャンデリアを撤去いたしたところでございます。  このほかの改修、来年度以降の改修等につきましては、幹事長会議で新年度の予算要望事項となりましたセキュリティー対策として、会派控室のドアの修繕と鍵の設置を予定しているところでございます。  以上です。 432 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 433 ◯委員(野本信正君) これは、何ですか、財政局のほうの管財課がやった工事だということなので、向こうにも聞いてみましたけれども、国のほうから天井の脱落ですか、こういうところについて直ちにやりなさいということが出て、千葉市もやったということで聞きました。  前から、シャンデリアが危ないなと思って、大体建てたときの人たちがあんなものつくるからいけないんだけれども、そのころはそのころで、またあったんだろうと思いますけれども、ちょうど東方沖地震でしたっけ、あったときに、我々議場にいたんですよね。  ちょうど、福永議員が壇上で質問中にぐらぐら揺れて、あらこれシャンデリアが落っこちるんじゃないかと、俺はシャンデリアの下じゃないななんて思って、今の余計なことですけれども、見ていましたけれども、本当にこれは、取られてよかったなと思いますけれども、3,000万円もかかったんだ、やっぱりね。3,000万……(「44万」と呼ぶ者あり)3,044万円だ、5,200円。さすが元官僚。何かこれだけの工事して、すぐ壊しちゃ建てかえなんていうのはもったいないから、大事に使いましょうね。  それから、もう一つ、傍聴者の中から、質問、答弁が聞こえづらいという苦情が、ずっとあって、大分改善されたように思っているんですけれども、今もそういう苦情は出るんですね。  たまたま来られた方が、多少難聴の方もいらっしゃるかもしれないけれども、でもやっぱり開かれた議会ということでは、傍聴がきちっとできて、しかも傍聴者がよく聞こえてというようなことは大事かなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 434 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局次長。 435 ◯議会事務局次長 傍聴者が聞きづらいというお話がございましたけれども、事務局のほうの苦情でございますけれども、平成24年第1回定例会から音響設備を改善いたしまして、その後は、事務局におきましては、今のところ特に苦情をいただいていない状況でございまして、今回も、天井の工事後の音響についても、職員が確認いたしましたところ、特段聞きづらい状況はございませんでした。  ただ、話し方、説明員等の答弁の際の話し方は、スピードや滑舌、それからマイクの使い方によっては、聞こえにくいことがあるかと思います。これにつきましては、新しく議場説明員となられた方につきましては、マイクの使い方などを事前に予行演習していただく機会を設けておりまして、必要に応じて行っていただいている状況でございます。 436 ◯主査(秋葉忠雄君) 野本委員。 437 ◯委員(野本信正君) わかりました。  それで、やはり市議会が、さまざまな点で改革をし、そして、より議会としての仕事をし、権威も高めていくということが大事であろうかというふうに思うんですけれども、次長が答弁して、事務局長が自重しているようですけれども、最後に、この議会の今申し上げたような、発展のためにどういうことをしたらいいかと、かなりあなたも長くなりましたけれども、一言言ってください。 438 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局長。 439 ◯議会事務局長 今、地方議会の問題として、やっぱり市民にわかりづらいということで、定数だとか、報酬が高いとか、多いとか、いろいろ言われていますけれども、実際は議員の皆様は、それぞれ一生懸命活動していると思うんですが、それがわかりづらいという点では、事務局も、議員の皆さんと一体となって、単なる事務補助じゃなく、一体となって仕事をしていかなければいけないということで、事務局も一生懸命取り組んでいかなければならないと考えております。  以上でございます。 440 ◯主査(秋葉忠雄君) ほかに。岩崎委員。 441 ◯委員(岩崎明子君) 一問一答になるかな、一問一答でお願いします。  会計室のほうなんですけれども、適正で効率的な会計事務を行うために、会計事務を担う人たちの人材育成というのが大事ではないかと思うんですけれども、どのような研修とか、意識向上のための取り組みとか、どういうことをされているでしょうか。 442 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計管理者。 443 ◯会計管理者(会計室長事務取扱) 安定した会計事務ということで、会計職員そのもの、それから、庁内で経理を行う方、経理を行う方につきましては、会計室の職員が講師となって、事務の行い方、進め方、スピードアップ、こういったことについて指導しています。  それから、会計室の中は、人数が少ないので、それぞれで切磋琢磨しながら、あるいは、係を人事異動させるなどしまして、中でルーチンワークを変えていくということで、高い水準を維持しております。 444 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 445 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。  そういうやり方を、進めている上で何か課題とか、特にないですか。 446 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計管理者。 447 ◯会計管理者(会計室長事務取扱) やはり、定例的な人事異動で各課の皆さんが短い間で、せっかくなれた仕事ですけれども、また異動してしまって、また一からということで、そういったこともありますので、今回、4月からは、電子決裁が導入され、あるいは財務会計システムが新しくなって、決裁のルートを所管課、主管課、会計という、3つの流れの真ん中を取って、所管課から会計というふうにして、会計のほうに責任を大きくして、会計の中で十分な研さんをしていけば、安定したそういう適正な仕事ができますので、そういうような工夫をしています。 448 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 449 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。これからも、適正で、効率的でという会計事務の遂行を進めていただきたいと思います。ありがとうございます。  次が、選挙管理委員会なんですけれども、先ほどのお話にも少し出ましたけれども、高校生向けの選挙出前授業を、平成27年度からですかね、行っていると思うんですけれども、これ29年度も、出前授業というのは予定されているんでしょうか。 450 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 451 ◯選挙管理委員会事務局長 平成29年度も、模擬選挙につきましては、小学校は今までと同様にやらせていただきますし、高校生の出前授業につきましても、高校のほうから御要望があれば、全て、できるだけやりたいというふうに考えております。  まだ、平成29年度につきましては、まだやっていただきたいという形の要望が来ていませんけれども、両市立高校につきましては、毎年ずっとやっていますので、29年度も同様に実施する予定でございます。 452 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 453 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。  今までやられた学校の名前とかを、ホームページで見させていただいたんですけれども、まだまだやったことのない高校がたくさんあると思いますので、ぜひいろいろなところに声をかけて、この出前授業が広がるようにしていただきたいと思うんですけれども、すごくたくさん依頼が来ちゃったときに、人員的に対応が厳しいとか、そういう懸念はないですか。 454 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 455 ◯選挙管理委員会事務局長 応募状況にもよりますが、要は、選挙が近いと、どうしてもできませんので、選挙事務が優先になりますので、平成29年度でいきますと、5月末に市長選挙が終わりますので、5月、6月から小学校の模擬選挙が始まるのが11月から1月ぐらいなので、その辺の重ならない、うちのほうで言う授業が重ならないところで実施をしていきたいと思うんですけれども、それぞれの高校のほうでも、文化祭、体育祭があったりとかということで、うちのほうの日程とかみ合わない場合が、今までもありましたので、できるだけ日程を調整させていただいて、希望がある学校につきましては、極力させていただきたいというふうに考えております。 456 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 457 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。  できるだけ、要望には対応するということで了解いたしました。これからも、すごく役に立つ授業ですし、選挙管理委員会がやってくださるということに意味があると思いますので、ぜひ、これからも進めていただきたいと思います。  あと、もう一つ、障害のある人が投票しやすい環境というか、選挙についてなんですけれども、確認なんですが、千葉市では、選挙の前に送られる入場整理券に点字の表記というか、点字みたいなのをつけたりはしていないですか。 458 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 459 ◯選挙管理委員会事務局長 入場整理券に点字の表示ということですけれども、まことに申しわけございませんが、千葉市の場合は、やっておりません。 460 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 461 ◯委員(岩崎明子君) 済みません、わかりました。何か、調べたところ、希望者に点字のシールを張って、これが投票のときの入場整理券ですよとわかるようにしている自治体が幾つかあったみたいなので、できれば、御検討いただければと思いました。  選挙管理委員会については以上です。  次が、人事委員会さんなんですけれども、ホームページで見たところ、平成27年度の職員の募集と、合格した数という表を見たところ、技術職の中でも、建築の方の競争倍率が低かったようなんですが、ここら辺をちょっと、技術職の建築って、募集自体が少ないわけじゃないと思うんですけれども、この辺はどうして競争倍率が低いとお考えですか。 462 ◯主査(秋葉忠雄君) 人事委員会事務局長。 463 ◯人事委員会事務局長 技術職、特に建築、ほかにも土木、電気、機械等を募集してございますけれども、技術職に関しましては、今、民間企業との人材の取り合いが非常に激しくなってございまして、私どもとしても非常に苦慮をしているところでございます。 464 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 465 ◯委員(岩崎明子君) すぐに改善できることが、何かあるのか、お考えのことがあれば、どうしたらうまくいく。 466 ◯主査(秋葉忠雄君) 人事委員会事務局長。 467 ◯人事委員会事務局長 昨年度からなんですけれども、技術職員向けの採用募集のパンフレットも作成をしまして、これも、今年度も引き続き作成してございます。  あと、やはり技術系の大学のOB、OGを中心に、そういった卒業生を出している大学には積極的に訪問をしまして、職員の名簿等も提供しながら、受験者の確保に努めてまいりたいと思っております。 468 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。
    469 ◯委員(岩崎明子君) 技術職用のパンフレットというのは、昨年度からだったと思うので、少し何か効果が見えたりはしましたか。ちょっと難しいかな。 470 ◯主査(秋葉忠雄君) 人事委員会事務局長。 471 ◯人事委員会事務局長 平成27年度と28年度を比較しまして、若干ではあるんですけれども、上級技術の受験者の数はふえてございます。あと、採用予定に対して、平成28年度の採用予定に対して、合格者が、27年度は合格者を採用予定まで出せなかった職種というのもあるんですけれども、28年度に関しましては、その職種も少なくなってきているというところでございます。 472 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 473 ◯委員(岩崎明子君) ありがとうございました。少しずつ効果が出たということで、よかったと思います。  ほかにも、看護師ですとか、保育士の競争倍率も低い状態が続いているので、引き続き、いろいろな工夫をして、千葉市に優秀な人材が集まるようにしていただきたいと思います。ありがとうございました。  それから、監査委員のほうで、監査のホームページを見させていただくと、大分監査の報告も、全て市民の方が普通に見られるようになっていますし、仕事の内容についても、すごく詳しく書いてあって、監査の仕事が市政にどういうふうに役に立っているかということが、わかるようになっています。  あと、市民への出前講座というのもあると思うんですけれども、監査の仕事を市民に知らせる方法として、ホームページと出前講座以外には、何かありますか。 474 ◯主査(秋葉忠雄君) 監査委員事務局長。 475 ◯監査委員事務局長 政令市とも情報交換しながら、こういった取り組みをしておるんですが、今のところ、出前講座も実績としては、まだないんですね。メニューとしては御用意しているんですが、あくまでも市民の方に呼ばれた実績はありません。  それから、ホームページでできるだけいろいろなことを情報提供、それから、住民監査請求を出したい方には、それを出すためのやり方も特別にホームページで用意はさせていただいております。  以上でございます。 476 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 477 ◯委員(岩崎明子君) そうですね、住民監査請求の出し方というのは、すごく丁寧に書いてあって、これは、本当にやりたい人が見たらできるなと思っているので、なかなか監査のお仕事は、市民に伝えるのは難しいと思いますが、今後も工夫をして、本当は出前講座も何か要請が幾つかあるようになるといいと思いますので、私も、議員からも地域の人にPRしたりとかもしてみたいと思います。  これからも、出前講座のメニューをなくさないようにしておいていただければと思います。ありがとうございました。  それで、最後、議会なんですけれども、千葉市議会だより発行事業のところですが、今度、市政だよりが変わって、24ページ立てになって、全戸ポスティングになるということなんですけれども、そうなると、千葉市議会だよりは、市政だよりの中に別紙みたいに折り込んで入る形ができるのか。それとも、別々に新聞折り込みを続けていくのか。そういった見通しはどんな感じになっているんでしょうか。 478 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局調査課長。 479 ◯議会事務局調査課長 調査課です。  現在、広報委員会におきまして、その話題も検討の一つと上がっております。  そして、広報委員会では、有志の方が集まって、その配布方法の見直しに対して、どう対応するかを現在検討を始めているという状況で、今まで2回、有志の方が集まって、検討をしております。  新聞、市政だよりのほうに掲載できるかどうかも含めて、今検討しておりますので、今、我々の都合だけではなくて、執行部のほうの都合もありますので、できる、できないはちょっと今お答えはできません。済みません。 480 ◯主査(秋葉忠雄君) 岩崎委員。 481 ◯委員(岩崎明子君) わかりました。いろいろな兼ね合いがあると思いますので、本当は市政だよりの中に入れちゃうと、経費の節減にもなるかなと思うんですけれども、広報委員のお話し合いの行方を見守りたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 482 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 483 ◯委員(中島賢治君) 済みません、今の市議会だよりの関連なんですけれども、この予算は、何をもっての予算なんですかね。新聞折り込みか何かを見て、一千七百何がし見ているんだか、それちょっと教えてもらえますか。 484 ◯主査(秋葉忠雄君) 一問一答でよろしいですか。 485 ◯委員(中島賢治君) 一問一答、そもさんせっぱです。 486 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局調査課長。 487 ◯議会事務局調査課長 調査課です。  議会だよりの経費、今回ですと1,700万円の中には、議会だよりの製作で730万円、新聞折り込み委託で1,000万円ほど、あと、そのほか……(「いいですよ」と呼ぶ者あり)以下、そういう数字です。 488 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 489 ◯委員(中島賢治君) 折り込みで見ているということですね。わかりました。  じゃ、これ全戸配布、ポスティングになると予算上がっちゃいますよね。その上がっちゃった場合はどうしますか。上がったら、たらればの話で。 490 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局調査課長。 491 ◯議会事務局調査課長 予算のことを私がコメントするのも何ですが、いろいろな方法を検討して、市政だよりのほうも、若干予算が上がったような、今予算が提出されていると思いますので、上がる場合も、議会だよりであると思いますが、いろいろ削減の努力も必要かなとは、事務方では考えておりますので、そこら辺は広報委員会の有志の方でも考えていただけると思っております。 492 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 493 ◯委員(中島賢治君) じゃ、この予算は骨格予算ということで理解させていただきたいと思います。  質問する予定じゃなかったんですけれども、今ふと思ったんで手を挙げてしまったんですが、会計室、ちょっとお聞きしたいんですけれども、多分、公共工事の支払い等も、最終的には会計室さんのほうからの支出になろうかと思うんですけれども、一般論でいいんですが、工事が終わって、検査が終わった後、一般的には何日後の支払いという、何か決まり事みたいなのはあるんですか。 494 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計室長補佐。 495 ◯会計室長補佐 会計室長補佐の石橋と申します。よろしくお願いいたします。  検査が終わりましてから、請求をもちまして、契約書に盛り込まれておりますと30日以内(後に「40日以内」に訂正)というような形になりまして、ない場合は15日以内に支払うという形になっております。 496 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 497 ◯委員(中島賢治君) 契約書にあれば30日、なければ15日以内ということで、これは、平成28年度は、今のところ順調に支出は行われているんですか。 498 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計室長補佐。 499 ◯会計室長補佐 所管の請求をもちまして、滞りなく支出をしております。 500 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 501 ◯委員(中島賢治君) わかりました。市内業者さんにおいては、なかなかやりくりが厳しい業者さんもいらっしゃるということをお聞きしておりますので、ぜひ、払うものをきっちり払うように、これからも御努力をお願いしたいと思います。  済みません、選挙管理委員会にお聞きしたいんですけれども、平成29年度は市長選挙ということで、3億8,100万円予算上がっているんですけれども、これ先ほど人件費という御説明かと思ったんですが、ポスターの掲示板設置費用は含んでの予算ですか。 502 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 503 ◯選挙管理委員会事務局長 市長選挙2億7,000万円の中には、ポスター掲示場とか、一連の経費全て入ってございます。 504 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 505 ◯委員(中島賢治君) ごめんなさい。2億7,000万円でしたね。これ平成29年度3億8,100万円、これは。 506 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 507 ◯選挙管理委員会事務局長 3億8,100万円は、選挙管理委員会全体の経費でございまして、2億7,000万円の市長選挙を除いた1億何がしは、選挙管理委員会の委員の人件費だとか、我々職員の人件費、あとは選挙啓発経費とか、事務費等でございます。 508 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 509 ◯委員(中島賢治君) わかりました。  ちなみに、掲示板の設置費用というのは、これはお幾らほどかかるんですか。 510 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 511 ◯選挙管理委員会事務局長 掲示板の設置は、ポスター掲示場の設置、撤去で約2,000万円でございます。(中島委員「2,000万円」と呼ぶ)はい。 512 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 513 ◯委員(中島賢治君) わかりました。そうですよね、3月に今、知事選のが張り出ししてあって、2カ月もたないですもんね、あれ。もてば、そのままにしておけば、2,000万円浮いたかなと思ったんですけれども、何かそれについて、何かありますか。 514 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 515 ◯選挙管理委員会事務局長 千葉県知事選挙のポスター掲示場は、県のお金でやっていますので、終わったら撤去しないと、県からお金がいただけないという形になりますので、それと、2カ月間設置しておきますと、安全管理がその間ずっと業者さんに見ていただかなくちゃいけないという形になります。  風で倒れたりだとか、そういうことがあるといけないので、終わったらすぐ撤去をして、次の市長選挙、確かに、2カ月置いておけば、経費が多少浮くだろうという御意見がございますけれども、そういう管理経費とか、そういうものを考えますと、撤去して、県からお金をもらって、市長選は新たなものを立てたほうが、実際に、掲示場が1,188カ所立てますので、約2,000万円という形で、お金はちょっとかかるような形になりますけれども、それを全て業者さんに、撤去するまで管理をしていただくという形になっていますので、御理解いただきたいと思います。 516 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 517 ◯委員(中島賢治君) これは、あれですか。在庫ともで2,000万円ということでいいんですかね。材料費も入って。(「そうです」と呼ぶ者あり)そうすると、そんな高いものじゃないんですね。わかりました。そのままにして、風が吹いて、板が当たって亡くなっちゃったといったら、2,000万円じゃ全然補償ききませんので、じゃ、安全第一ということでお願いします。  ちなみに、国政選挙は国からおりて、県知事選挙は県、市長選挙は自前ということでいいんですかね。 518 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 519 ◯選挙管理委員会事務局長 委員おっしゃるとおりでございます。 520 ◯主査(秋葉忠雄君) 中島委員。 521 ◯委員(中島賢治君) わかりました。じゃ、終わります。 522 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 523 ◯委員(桜井秀夫君) 一問一答でお願いいたします。  まず、最初に、会計室のほうから、済みません、もうそんなに目新しい話ではないと思います。いわゆる各課が使用する共通物品を調達するということで、いわゆる一括調達とか、一括購入といわれるものだと思いますけれども、一応確認です。  現在、それは何品目ぐらい、そういうふうにされているのかというのと、あと、済みません、私がちょっと把握していないので教えてもらいたいのは、市役所の各課だけで共通物品を調達されているのか。例えば、区役所とか、千葉市立のほかの機関とも共同でされているのか、お示しください。 524 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計管理者。 525 ◯会計管理者(会計室長事務取扱) 共通消耗品は、全部で121の品目がありまして、全ての課が対象になりますので、全ての課で使う文房具類、それから印刷物、そういったものが対象になりますので、全ての課になります。本庁ももちろんですけれども、区役所、それから各出先機関、除くとすれば病院だとか、学校ですね。そういうところ以外は、全て我々のほうで管轄してあります。 526 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 527 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。病院は、かなり専門性が高いという器具の関係があるかと思いますけれども、若干、学校についてはまだ余地があるのかなという、そういう印象を持った次第です。また今後も検討していただけたらと思います。  続きまして、選挙管理委員会です。  まず、1点目です。先ほど、市長選が、今度2億7,000万円かかるというお話をされていました。昨年は、参議院の選挙だったということ、あと、昨年度、今年度ですけれども、知事選含めてのちょっと比較ができないので、前回の市長選と比べてどうなのか、お示しください。 528 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局次長。 529 ◯選挙管理委員会事務局次長 選挙管理委員会事務局次長の舩越でございます。  前回の市長選挙は、補欠選挙と一緒だったんですね。その分、分けられないんですが、そのときは、3億2,400万円かかっております。  ちなみに、その前の平成21年度の市長選のときも、3億2,000万円ほどかかっております。 530 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 531 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。ということは、補欠選挙の動きがあるので、若干、純粋に比較ができないということですけれども、下がっているというふうに理解してもよろしいでしょうかね、その経費のほうは。 532 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 533 ◯選挙管理委員会事務局長 経費につきましては、選挙ごとといってはおかしいですけれども、経費を見直せるところは見直して、国の基準の範囲内で執行できるよう、努めております。 534 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 535 ◯委員(桜井秀夫君) そういった形で、合理化等をいろいろ進めていただいているというところだと理解しました。  その一方で、先ほどもお話がございましたけれども、投票所の話題がよく出ます。若葉区でも、今度商業施設でされるということですけれども、今の段階で、決定していなければ別に検討中だという形で結構なんですけれども、その若葉区の商業施設以外で、ほかに変更がある、例えば、どこどこのコミュニティセンターがなくなりますとか、そういったお話は、次回の市長選挙で、その投票所の変更はございますでしょうか。 536 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 537 ◯選挙管理委員会事務局長 期日前投票所につきましては、各区役所、中央区は蘇我コミュニティセンターでやっていますけれども、あと、増設1カ所ということで12カ所、これにつきましては、場所等は知事選と市長選、変更する予定はございません。  あと、当日投票所につきましても、基本的には、知事選挙と市長選挙は同じにしたいと思っております。  ただし、学校の体育館等を活用させていただいておりますので、学校等で行事が入った場合に、その学校の中の場所が変わる可能性がありますけれども、基本的に、3月の知事選挙と、5月の市長選挙につきましては、投票所については変更の予定はございません。 538 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 539 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。当然、いろいろ地域のコミュニティセンターなんかがなくなったりとか、いろいろすると、投票所として。いろいろな意見が出るのは当然なのかなと思います。  というのも、やはり投票率の向上という側面だけでも、やっぱり投票機会の均等というか、平等性というか、その機会を確保するという趣旨でも、いろいろ安定的に運用されるのが必要なのかなという気はしております。
     その一方で、啓発的に大学とかも使われたということですけれども、昨年聞いた話では、議会のほうで御紹介いただいた数字では、若干ゼロベースで見直してもいいのかなというような、そういう状況もあるのかなと思います。  啓発については、ある一定の役割が終われば、啓発としてやっていたような投票所とか、そういうのについては、再検討してもいいというか、そういったことが費用対効果でしっかり考えていただけたらいいのかなというふうに思います。  それで、最後にちょっと、立会人の確保が苦慮されるということなんですけれども、例えばですけれども、高校生の立ち会い、当日の投票所については、かなり39名から59名ぐらい、たしか1年でふえて、高校生の立ち会い、投票所の事務ですね。事務従事者をふやしていただいたという経緯があったかと思うんですけれども、その高校生が、立会人をやるということについては、どういうふうにお考えになりますでしょうか。  その確保困難であれば、例えば、高校生どうですかという意味合いです。 540 ◯主査(秋葉忠雄君) 選挙管理委員会事務局長。 541 ◯選挙管理委員会事務局長 高校生の事務従事は、選挙権がなくても、事務従事ということでできますけれども、立会人につきましては、その投票所内の投票権を有する方しかできませんので、逆に、高校生に立会人をお願いするというのが難しいと思います。  現在、立会人の依頼につきましては、そこの投票所のある自治会だとか、そういうところの役員さんを通じて推薦をしていただいて、なっていただいているというところで、その推薦をいただいて、なっていただける方が、なかなか高齢化して、なり手がいないという実情だということで、ちょっと御理解をいただきたい。 542 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 543 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。専門家の立場からすれば、何を言っているんだろうと思うかもしれませんけれども、昨年度、その事務従事者でぐっと高校生がふえて、かなり現場からは好評を得ています。  というのも、昔は考えられなかったというような意見です。それは、前向きな意味で、高校生が迎えて、そういった選挙事務従事をやっていると。大人としては襟を正して臨んだというか、逆に、というようなお話を聞いたものですから、若干、フレキシブルに今後考えていただいてもいいのかなというか、彼らも、もうおっしゃるとおり、高校生全員が有権者ではないですけれども、逆に、新有権者もいるということも考えれば、学校の生徒会長さんも含めて、いろいろな形で携わることも、柔軟に考えてもいいのかなというふうに思います。  これは最後、要望でございますけれども、我が会派、翌日投票や翌日開票を求めておりました。というのも、やっぱり安全面の問題、夜ずっと従事されて、開票作業されると、いろいろな問題も昨年ございました。  実際に、中央区なんかでも、朝8時に解放されたという状況であります。私は、稲毛区のほうの開票に立ち会いましたけれども、朝4時に宮野木の体育館から出たという次第で、職員さんの方々は、まだずっとそれでも作業されて、その後、翌日朝から勤務されていたということがございます。  会派としても、そういうのを求めてきて、働き方改革という意味でも、ちょっとやっぱりもう考えなきゃいけないのかなといったところで、今後、ぜひとも検討を進めていただきたいというふうに思います。  済みません、長くなって恐縮ですけれども、最後に、人事委員会のほうに確認をさせてください。  今回、議案第28号について、千葉市の人事委員会のほうから条例案に対しての意見を出されております。その趣旨というか、概要についてお示しください。 544 ◯主査(秋葉忠雄君) 人事委員会事務局長。 545 ◯人事委員会事務局長 今回、一般職の職員の給与に関する条例案に対する意見ということなんですけれども、そもそも、一般職の職員の給与というのは、地方公務員法に定めます給与決定の原則によるべきものであるというふうに考えておりますので、今回のこの給与の減額措置というのは、極めて残念であると言わざるを得ないという状況にございます。  しかしながら、本市の大変厳しい財政状況のもと、財政を再建するために行われるものであるということを考慮いたしますと、やむを得ないというふうに考えてございます。  今後は、この地方自治法の趣旨に鑑みまして、また、職員のモチベーションへの影響等も考慮いたしまして、早期に解消されることを求めてございます。  以上でございます。 546 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 547 ◯委員(桜井秀夫君) ありがとうございます。これは、勧告なのか、意見なのか、その何か拘束力の違いというか、法的効力の違いというか、そういったことをちょっと教えていただけますでしょうか。 548 ◯主査(秋葉忠雄君) 人事委員会事務局長。 549 ◯人事委員会事務局長 こちらの意見を求められておりまして、人事委員会として意見を申し上げているということで、こちらを参考にしていただいて、議会のほうで議決をしていただければというふうに考えてございます。 550 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 551 ◯委員(桜井秀夫君) ということなので、やっぱりかなり効力というか、意味合い的には弱いという印象がございますので、そんな目くじら立てて、こんな言うことではないのかもしれないんですが、それは、そのレベルの次元だったということを理解した上で、やはりこれがかなり長年続いているという印象がございます。  そうなると、人事委員会の存在意義というか、この手続自体がどの程度、果たして意味あるのかという議論も、起きてきても不思議ではないのかなと、8年、9年もこういう形のやりとりが続いてしまうと、そういった意味で、私、身を切る改革を否定するわけではないんですけれども、そろそろちょっと何か、身を切る覚悟を否定するんじゃなくて、手続的にどうなのかなということを、検討しなきゃいけない段階に入りつつあるのかなという気がしています。  身を切る改革、ちゃんとした形でといったら変ですけれども、こういう人事委員会の意見が全く取り入れられていると思えないので、長年にわたって、こうやって同じような意見が続いているわけですから、そういったことを、もうちょっと整備した上での改革を、検討されてもいいのかなという気はいたします。  最後になります。議会事務局です。今のに若干関連いたします。  議員の報酬とか政務活動費、こちらの分野ですよね。  そのちょっと議論を前提として確認したいんですけれども、大体議員の報酬、ざっくり言って6億円台、年間の話ですけれども、政活費が1億8,000万円ぐらいかな。ほかに、例えば、議員がいることによってかかるいろいろな経費というのは、何か代表的なもので、ほかにございますでしょうか。 552 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局総務課長。 553 ◯議会事務局総務課長 議会事務局総務課です。  そのほかに、議員共済費のほうがかかりまして、こちらのほうが1億5,000万円ぐらいです。それから、あと調査旅費ですとか、そういうものがかかっております。これが大体、議員さん1人当たりに直しますと、約2,000万円ぐらい、全体ですけれども、議員に関係する経費が約2,000万円ぐらいです。  以上です。 554 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 555 ◯委員(桜井秀夫君) 私のこうしてほしい、ああしてほしいという話じゃないので、そもそもそちらで意見を言う話じゃなくて、単純な話として、いろいろな議員報酬の議論とかも出やすいんですけれども、減らしましょうとか、ふやしましょうとか、いろいろな話もあるんですけれども、それぞれ性質が当然違うんだろうというところでしょうかね。  例えば、その中でも、政務活動費なんていうのは、比較的別に条例を変えなくても、単純に執行率を下げれば、単純に市の財産にバックアップ、キャッシュバックが生じるというような性質かというふうに理解しているんですけれども、いかがでしょうか。 556 ◯主査(秋葉忠雄君) 議会事務局総務課長。 557 ◯議会事務局総務課長 確かにおっしゃるとおりで、額を変えなくても、執行率が下がれば、残る、返す金額が出てきますもので、そういうお考えも言えると思います。 558 ◯主査(秋葉忠雄君) 桜井委員。 559 ◯委員(桜井秀夫君) というふうに、若干お金の性質を、市民の方にもいろいろ理解していただいて、何かそうしたほうが、何か正確な議論が伝わるのかなという気がしております。そういう方法であれば、一番手っ取り早く、市民にキャッシュバックじゃないんですけれども、言い方は悪かったですけれども、そういう市の財政のほうに、例えば、改革として寄与したいんだという御意志があれば、そういった形での寄与が可能だということは、理解できるのかなと思いました。  以上です。ありがとうございました。 560 ◯主査(秋葉忠雄君) 会計室長補佐。 561 ◯会計室長補佐 申しわけございません。先ほど、中島委員さんから御質問いただきまして、支払いの時期ということで、公共事業という特定の御質問ということで受け取らせていただきますと、工事につきましては、請求書をいただきましてから40日以内というふうになり、その他につきましてが30日で、定めがない場合が15日となります。訂正させてください。申しわけございません。 562 ◯主査(秋葉忠雄君) では、よろしいですか。  では、御質疑がなければ、各所管の審査を終わります。各所管の方々は御退室お願いします。御苦労さまでした。                 [各行政委員会等退室]                 指摘要望事項の協議 563 ◯主査(秋葉忠雄君) これより総合政策局及び各行政委員会等について、指摘要望事項の有無、またある場合は、その項目について御意見がありましたらお願いをいたします。  なお、先日の分科会において御説明しておりますが、1分科会当たりの提案件数は原則2件までとさせていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。  また、仮に発言がお一人であっても、内容がふさわしく、反対する意見がなければ、指摘要望事項の候補とすることも可能といたしますので、このことを御了承の上、御協議をいただきますようお願いをいたします。  初めに、総合政策局所管についてはいかがでしょうか。野本委員。 564 ◯委員(野本信正君) 総合政策局には、ギャンブル依存症だとか、国家戦略特区だとか、何か難しい言葉のやつが多いんだけれども、障害スポーツの推進というのは、やっぱりこれなかなか大事なことだというふうに思うし、いいんじゃないかなと思うんで、こういうものを上げたらどうかなという提案します。 565 ◯主査(秋葉忠雄君) ほかには。(「障害者スポーツ」と呼ぶ者あり)ですね。蛭田委員。 566 ◯委員(蛭田浩文君) 障害者スポーツもそうですし、2020年オリパラも決まっているので、結構そういう話も出たんで、うまくつなげていただければなと思っています。 567 ◯主査(秋葉忠雄君) その2つをね。じゃ、両方、何かうまくマッチングするよう、野本委員。それは別々にしたほうがいいですか。 568 ◯委員(野本信正君) オリパラの場合は、今、東京都と委員会で何か依頼しているように、余り金ばんばん使うようなことになるような意見にしないで、控え目にちゃんと。 569 ◯主査(秋葉忠雄君) 控え目に。 570 ◯委員(野本信正君) 控え目というか、当たり前のことをやらないとね。オリンピックだからっていっぱい金使っていいってもんじゃないから、その辺うまく書いてください。 571 ◯主査(秋葉忠雄君) 次に、各行政委員会の所管についてはいかがいたしましょうか。こっちが出たからいいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)こっちに対しては。  それでは、ただいまの御意見を踏まえ、正副主査において指摘要望事項の案文を作成させていただき、8日水曜日の本会議散会後に開催されます分科会におきまして御検討をお願いいたしたいと思います。  それでは、本日は、これをもって散会といたします。  御苦労さまでした。                  午後3時11分散会 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...