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  1. 千葉市議会 2013-09-25
    平成25年決算審査特別委員会都市建設分科会 本文 開催日: 2013-09-25


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前9時59分開議 ◯主査(向後保雄君) おはようございます。  ただいまから決算審査特別委員会都市建設分科会を開きます。  本日の審査日程につきましては、お手元に配付のとおりでございます。  また、発言の際は必ずマイクを使用していただき、説明員の2列目以降の方は、起立の上、所属を述べていただきますようにお願いいたします。                  建設局所管審査 2 ◯主査(向後保雄君) それでは、建設局所管について説明をお願いいたします。建設局長。 3 ◯建設局長 おはようございます。建設局でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、建設局の一般会計の歳入歳出決算額の状況につきまして御説明申し上げます。  なお、下水道事業会計の決算の状況につきましては、既に19日の総括説明で御説明しておりますので、省略させていただきます。  それでは、お手元の主要施策の成果説明書、218ページと219ページをお願いいたします。  一般会計の歳入について御説明いたします。  なお、各表の金額は円単位となっておりますが、1,000円未満につきましては切り捨てで御説明いたします。  歳入の総額は、一番下の計の欄、予算現額150億3,962万1,000円に対し、調定額は106億4,353万1,000円、収入済額106億3,893万1,000円となっております。  予算現額に対する収入済額は大幅に減となっておりますが、これは翌年度繰越事業の未収入特定財源である国庫支出金等27億246万円を翌年度に繰り越ししたことなどによるものです。  次に、歳入の主な内訳を御説明いたします。  款14・交通安全対策特別交付金ですが、交通安全対策事業を実施するための交付金で、収入済額3億1,028万3,000円となっております。  次に、款16・使用料及び手数料ですが、収入済額14億4,182万7,000円となっております。
     主なものとしまして、備考欄に記載の道路橋梁使用料8億3,111万4,000円、自転車整理手数料5億7,257万6,000円で、これは地下埋設管や電柱などの道路占用料及び自転車駐車場利用料に係る手数料でございます。  なお、不納欠損額5万2,000円が生じておりますが、これは道路占用料の収入未済が時効となる5年を経過したものでございます。  また、収入未済額452万5,000円は道路占用料ですが、今後とも徴収に努めてまいります。  次に、款17・国庫支出金ですが、収入済額15億6,132万7,000円となっております。  主なものとしては、備考欄に記載の地域自主戦略交付金収入街路分で3億4,999万円、社会資本整備総合交付金収入橋梁分で3億948万9,000円でございます。  次に、款24・市債ですが、収入済額70億3,970万円となっております。  主なものとして、備考欄に記載の道路新設改良債40億1,000万円、排水整備債13億4,000万円でございます。  続きまして、220ページ及び221ページをお願いいたします。  一般会計の歳出について御説明いたします。  歳出の総額は、計の欄、予算現額282億5,738万7,000円に対し、支出済額235億1,590万4,000円、執行率は83.2%でございます。翌年度繰越額は30億6,839万9,000円となっております。  次に、歳出の主な内容について御説明いたします。  最初に、款8・土木費ですが、予算現額279億8,853万1,000円に対し、支出済額232億7,545万3,000円、翌年度繰越額は30億6,839万9,000円となっております。  土木費の主な内訳といたしまして、項2・道路橋梁費、目2・道路維持費、支出済額25億6,059万5,000円は、市道等の舗装、補修などを執行したものでございます。  目3・道路新設改良費、支出済額50億1,724万8,000円は、道路の新設改良や舗装、側溝の改良などを執行したものでございます。  次に、項5・都市計画費、目1・都市計画総務費、支出済額92億3,531万5,000円は、下水道事業会計への負担金などでございます。  目3・街路事業費、支出済額13億7,623万2,000円は、主要幹線街路新港横戸町線などの整備を行ったものでございます。  目4・排水施設費、支出済額18億9,608万5,000円は、野呂調整池ほかの施設の買い戻しなどを行ったものでございます。  なお、土木費における不用額は16億4,467万7,000円となっております。  その主なものは、道路橋梁費の6億7,513万1,000円で、これは舗装や側溝の改良工事などに係る契約差金などによるものでございます。  また、都市計画費8億5,021万6,000円で、これは下水道事業会計負担金の減などによるものでございます。  次に、款12・諸支出金ですが、予算現額5,345万4,000円に対し、支出済額5,345万3,000円となっております。これは公共用地取得事業特別会計に対する繰出金でございます。  次に、款14・災害復旧費ですが、予算現額2億1,540万2,000円に対し、支出済額1億8,699万7,000円となっております。これは、東日本大震災により被災した道路などの復旧工事を行ったものでございます。  続きまして、222ページ及び223ページをお願いいたします。  公共用地取得事業特別会計について御説明いたします。  歳入は、一般会計からの繰入金ですが、予算現額3億6,117万2,000円に対し、収入済額3億6,117万1,000円でございます。  歳出の予算現額と支出済額は、歳入の予算現額及び収入済額と同額であり、道路用地の先行取得に伴う公債費の償還に係る支出でございます。  以上が建設局に係る歳入歳出決算額の状況でございます。  続きまして、主な施策の概要及び成果につきましては、各部長より御説明申し上げます。 4 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 5 ◯土木部長 土木部です。よろしくお願いいたします。  それでは、主要施策の成果説明書の224ページをお願いいたします。  主な内容を御説明いたします。  事務事業名1の舗装新設は、市道16路線、延長1,437メートルの整備を行ったものです。  2の舗装改良ですが、1の県道につきましては13路線、延長3,435メートル、2の市道につきましては71路線、1万3,155メートルの整備を行ったものです。  3の側溝新設は、市道22路線、延長1,832メートルの整備を行ったものです。  4の側溝改良は、市道64路線、延長6,496メートルの整備を行ったものです。  5の電線共同溝整備ですが、1の県道につきましては穴川天戸線の穴川地区、2の市道につきましては千葉港5号線の問屋町地区ほかで電線共同溝整備工事などを行ったものです。  次に、225ページをお願いいたします。  事務事業名7の私道整備助成は、生活環境の向上を図るため7件の助成を行ったものです。  8の狭隘道路拡幅整備は、幅員4メートル未満の道路について、39件の寄附を受け、延長174メートルの拡幅整備を行ったものです。  9の交通安全施設等整備ですが、1の歩道等整備につきましては、県道の千葉川上八街線ほかで補償工事や歩道整備工事などを行ったものです。  次に、226ページをお願いいたします。  続きまして、市道につきましては、犢橋町66号線ほかで歩道整備工事などを行ったものです。  2の安全施設等整備ですが、県道につきましては、千葉臼井印西線ほかで道路照明灯の設置などを行い、市道につきましては、南町大森町線ほかで道路照明灯の設置及び歩道段差解消などを行ったものです。  次に、227ページをお願いいたします。  事務事業名10の橋梁の整備ですが、1の橋梁耐震強化の市道につきましては、根崎橋ほかで落橋防止や橋脚補強などを行ったものです。  2の橋梁長寿命化の県道につきましては、千葉市橋梁長寿命化修繕計画に基づき、浜野橋ほかで床版補修や橋面防水などを行い、市道につきましては、幕張陸橋ほかで塗装塗りかえや剥落防止などを行ったものです。  11の道路橋梁施設災害復旧は、磯辺83号線ほかで東日本大震災で被災した道路の復旧工事を行ったものです。  12の道路台帳整備は、新認定などに伴う台帳の修正などを行ったものです。  次に、228ページをお願いいたします。  事務事業名13の自転車走行環境の整備は、新規事業として、新港穴川線ほかで自転車レーンの整備を行ったものです。  14の自転車駐車場整備は、蘇我駅ほかで自転車駐車場の整備などを行ったものです。  15の自転車駐車場管理は、自転車駐車場の定期利用及び一時利用における受け付け業務や駐車場内の整理などを行ったものです。  16の放置自転車対策は、放置自転車の撤去及び放置自転車の防止を図るための放置指導員を配置したものです。  以上が土木部の主な施策の概要及び成果でございます。 6 ◯主査(向後保雄君) 道路部長。 7 ◯道路部長 道路部でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、説明書の229ページをお願いいたします。  主な内容を御説明させていただきます。  事務事業名1の道路新設改良ですが、1の県道は、浜野四街道長沼町線ほか2路線で道路新設工事と用地取得、補償などを行ったもので、浜野四街道長沼線の更科工区約3キロメートルを本年3月に供用開始いたしました。  2の市道は、三角町柏井町線から穴川4号線までの26路線で用地取得、補償等、道路新設工事などを行ったものです。  3の誉田駅周辺まちづくりは、市道の誉田町215号線で舗装工事などを行ったものです。  次に、230ページをお願いいたします。  5の道路直轄事業負担金は、国が実施している事業に対する道路法第50条に基づく負担金で、市役所前交差点を立体化する国道357号の湾岸千葉地区改良などです。  次に、事務事業名2の交通安全施設等整備でございますが、千葉大網線ほか3路線で用地取得、補償と交差点改良工事などを行ったものです。  次に、事務事業名3の街路整備ですが、1の主要幹線街路整備は、新港横戸町線及び美浜長作町線など5路線で街路樹植栽、街路築造工事と用地取得、補償などを行ったもので、美浜長作町線の武石地区は、本年4月に武石インターチェンジまで520メートルの道路拡幅が完成いたしました。この完成により、幕張新都心と京葉道路までが4車線化されました。  次に、231ページをお願いいたします。  2の幹線街路整備は、幕張町弁天町線から南町宮崎町線までの5路線で電線共同溝の引き込み・連系工事委託と用地取得、補償などを行ったものです。  3の誉田駅周辺まちづくりは、街路事業で実施している誉田駅北口線で下水道整備工事と用地取得、補償などを行ったものです。  次に、事務事業名4の公園整備ですが、1の緑化重点地区総合整備は、新港横戸町線沿道の公園や緑地の整備工事などを行ったものです。  道路部は以上でございます。 8 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長。 9 ◯下水道管理部長兼水道局次長 続きまして、下水道管理部、下水道建設部の主な施策の概要及び成果について御説明いたします。  初めに、一般会計の事業概要から御説明いたします。  主要施策の成果説明書の232ページをお願いいたします。  事務事業名1の河川改修ですが、坂月川ほかにおきまして河道築造工事などを行ったものでございます。  次に、2の急傾斜地崩壊対策ですが、貝塚町ほかにおきまして崩壊防止工事などを行ったものでございます。  次に、233ページでございます。  3の排水施設整備ですが、宇那谷調整池及び高田排水路ほかにおいて工事などを行ったものです。また、野呂調整池ほかを都市整備公社から買い戻しいたしました。  次に、4の都市下水路整備ですが、八千代都市下水路ほかで関係市が施工した工事に対しまして負担金などを支出したものでございます。また、六方都市下水路の改修施設を都市整備公社から買い戻しいたしました。  以上が一般会計の事業概要でございます  続きまして、下水道事業会計の事業実績の概要について御説明いたします。  下水道事業会計決算書の16ページをお願いいたします。  イの経営状況についてでございます。  損益収支の総収益は、前年度に比べ1.0%、2億1,799万2,000円減少し、219億2,876万9,000円となりました。  これは主に下水道使用料が有収水量の増加により、前年度に比べ0.9%、1億1,540万7,000円増加し、130億1,667万7,000円となったものの、一般会計からの繰入金が繰入対象経費である支払い利息の減少などにより、前年度に比べ3.1%、2億8,398万2,000円減少し、87億6,668万7,000円となったほか、特別利益が前年度に比べ80.0%、9,980万円減少し、2,501万1,000円になったことによるものでございます。  一方、総費用でございますが、前年度に比べ1.0%、2億1,027万4,000円増加し、210億2,926万8,000円となりました。  これは主に支払い利息が前年度に比べ5.5%、3億5,585万4,000円減少し、61億5,938万1,000円になったものの、業務費が前年度に比べ10.1%、2億3,550万4,000円増加し、25億5,883万9,000円になったほか、処理場費が前年度に比べ11.2%、1億6,898万6,000円増加し、16億8,418万2,000円になったことによるものでございます。  この結果、総収益と総費用の差し引きで8億9,950万1,000円の純利益が生じることから、議決をいただきまして、全額を減債積立金に積み立てし、企業債の償還財源とするものでございます。  今後も、より安全で快適な都市環境を実現するため、雨水排除による浸水の防除及び公共用水域の水質の保全、衛生的な生活環境への改善などを着実に推進するとともに、建設投資の適正化や経営の合理化、効率化などの行動計画及び経営の見直しを盛り込みました下水道事業中長期経営計画に基づき、より一層の経営の健全化に努めてまいります。  なお、ここに記載はございませんけれども、別途報告してございます債権放棄につきましては、水洗便所改造資金貸付金ほかで1,503万円を千葉市債権管理条例に基づき放棄いたしました。  以上が下水道事業会計決算の概要でございます。よろしくお願いいたします。 10 ◯主査(向後保雄君) それでは、これから御質疑等をお願いしたいと思いますが、平成24年度の決算審査であることを十分に踏まえて御発言をお願いしたいと思います。このような趣旨から余り外れた場合には、発言の権利を奪うわけではございませんけども、途中で方向修正をさせていただくこともあるかもわかりませんので、御了承いただきたいと思います。また、御意見等もありましたらあわせてお願いいたします。  なお、一問一答で質問を行う場合は、最初にその旨を述べていただき、御答弁を含め、おおむね30分以内でお願いいたします。質問方法についての発言がない場合には一括質問として扱いますので、御了承願います。  また、答弁に当たっては、所管より簡潔明瞭に御答弁をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、御質疑等がありましたらお願いいたします。伊藤委員からいきましょう。 11 ◯委員(伊藤康平君) おはようございます。それでは、2点ほどお伺いしたいと思います。一括でお願いします。  まず、1点目は、不用額について伺いますが、先ほど御説明いただきましたとおり、全体の不用額としまして16億7,300万円ということになっておりますけれども、当初予算額より実際の支出が少なく、より効果的な事業執行ができていると見るのか、それとも非常に判断が難しいところではあるんですけれども、平成24年度決算を受けて、当局としてのこれらの不用額についての主な要因について、1点お聞かせいただければと思います。  続いて、下水道事業についてなんですけれども、先ほど御説明いただきましたが、平成24年度千葉市公営企業会計決算審査意見書というものに、3事業会計のことについて書かれていますけども、その中にまとめとして、大きく業務の状況、損益の状況、経営状況ということが示されておりまして、監査委員のほうからも最終的には要望という形にはなっているのですが、実態の状況として、細かく言うと、総処理水量が1億2,046万立米で、そのうち汚水処理水量は1億1,703万立米であると。また、有収率は、汚水処理水量に対し、有収水量が9,591万立米で82%となっていると。前年度に比較し、0.7ポイント低下しているというふうな表現をされているんですけども、また下水道汚水普及率は97.2%で前年度と同率であり、接続率は非常に頑張っていただいていると思いますが、99%で前年度に比較して0.2ポイント上昇しているというような状況が示されております。  また、ちょっとこの辺がよくわからないんですけども、損益の状況として、当年純利益が8億9,950万円で、前年度に比較して4億2,826万円減少していると。経営状況として、資本費平準化債が増加したものの、建設企業債が減少したことにより、前年度に比較し42億3,976万円減少しているというような状況が示されているのですが、これらの監査委員からの評価を受けて、当局として、平成24年度の取り組みというのは、簡単に言うと、それでもよく頑張ったほうなんだと評価されるか、いやいやもっと改善すべきことがたくさんあるんだというような評価となるのか、その辺見解を伺わせていただければと思います。
     以上でございます。 12 ◯主査(向後保雄君) 答弁をお願いします。建設局長。 13 ◯建設局長 それでは、私のほうから1点目の不用額について、影響というか、要因のもと、原因とか、そういうものについて御説明申し上げます。  不用額、一般会計で約16億7,000万円出ているわけなんですけども、これは主な要因としましては、国庫補助金、これは社会資本整備総合交付金地域自主戦略交付金の大幅な減、約8割の内示だったということで、それに伴いまして、事業を一部先送りするといった形になりました。結果的に事業の工事スケジュールの見直しなどによって、大きな影響はございませんと私は思っております。あと、多少の契約差金等を含めまして17億円、そういう金額が発生している状況でございます。  詳しく各部ごとの要因につきましては、各部長のほうから御説明させます。  また、下水につきましては、下水道部のほうから。 14 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 15 ◯土木部長 土木部の不用額は4億9,800万円でございます。その主な要因は、やはり国の内示減によるものが2億2,900万円ございます。そのほかにつきましては、契約差金等によるものでございます。  以上でございます。 16 ◯主査(向後保雄君) 道路部長。 17 ◯道路部長 道路部でございます。  道路部の不用額は、全体で4億4,500万円ほどあります。全体に占める割合は25%ぐらいですが、理由としては、建設局長の申したとおり、国の内示減によるものがそのうち約2億7,000万円でございます。その他は、請負差金等によるものでございます。  以上です。 18 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長。 19 ◯下水道管理部長兼水道局次長 初めに、不用の理由について申し上げます。  まず、下水は二つございますので、まず一般会計のほうから申し上げますと、一般会計の下水道関連の主な不用額につきましては、土木費の都市計画費、都市計画総務費で5億9,400万円の不用となっております。これは下水道事業に対する一般会計からの繰出金で、下水道事業会計におきましては、経費節減に努めた結果、雨水処理負担金など繰入対象経費の減少によって、繰り出しの必要がなくなったといった性格の不用額でございます。  続きまして、下水道事業会計でございますけれども、主な不用につきましては、資本的支出において17億1,800万円の不用が発生しております。これは国庫補助金の内示減に伴いまして、事業費が16億8,000万円減少したことなどによるものでありまして、事業を一部先送りするなどして対応しているところでございます。  不用については、以上でございます。 20 ◯主査(向後保雄君) 建設局次長兼水道局長。 21 ◯建設局次長兼水道局長 下水道事業の経営の状況ですが、当初予算に比べて純利益が4億円程度下回っておりますけれども、利益を確保できたという点では、先ほど内示減等がありましたけども、おおむねの事業は執行されておりますので、適切に執行されたものと判断しておりますが、いかんせん、今後、改築事業や使用料の低下も見込まれることから、さらにコスト縮減、あるいは収納率の向上など、経営努力に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 22 ◯主査(向後保雄君) 伊藤委員。 23 ◯委員(伊藤康平君) 御答弁ありがとうございました。  まず、最初の不用額についてですけども、きのうも都市局のほうにもお伺いしたのですが、不用額について、いろいろなお考えがあるかと思うんですけども、不用額が多いほど節約できていると評価すべきなのか、それとも不用額が少ないほど適切な行政執行がなされていると判断できるのか、少なくとも私が考える中では二通りが考えられるのかなと思っております。当局は当然適切な事業執行を行われてきたと思うんですけども、平成24年度決算は、適切な事業執行ができたとお考えなのか。いやいやと、まだまだ改善の余地があるんだというお考えなのか。  また、きのうもお聞きしましたけども、当初の予算額と不用額というのが大体どれぐらいであれば、あくまでも単年度で考えるとするならば、大体どれぐらいの割合であるということが、よき事業執行ができたと当局として判断できるのかということをお聞かせいただければと思います。  それは、きのうも明快な回答は出てこなかったんですけども、それは何でかというと、財政健全化ということを図っていく中で、この辺が先ほども言いましたけども、国の内示が云々とか、差金が出たことによって不用額が出てきたという御説明ですけども、当初予算というのをしっかりと組み上げていく中で、単年度の中でしっかりと適切に事業を執行していくということが、事業を執行する側の大きな役割ではないかなと思っております。ですから、なかなか難しい回答かもしれませんけれども、今、局としてお考えになっていることについてお聞かせいただきたいなと考えております。  あと、下水道事業のほうですけれども、端的に言うと、こういう評価を受けているけども、下水道としてはしっかりと頑張ってきたんだというようなお話だったかなと思いますが、1点私が気になるのは、接続率が99%、ほとんど100%に近いということは、これだけ有収水量がふえてくる、これ以上取り込むところはないというようなお考えになるかと思うんですけども、一番気になるのは、総処理水量に対して、年間の汚水処理水量が大きく下回っている。単純に引き算すると、年間の総水量に対して汚水量を引くと343万立米出てくるんです。これは雨水とか、そういったものも入っているかと思うんですけども、続いて汚水処理水量に対して有収水量が9,591万立米だったと。汚水処理水量に対して9,591万立米ということは、わからなくなっちゃっているものが2,112万立米あるわけです。俗に多分これは不明水という形になるかと思うんですけども、99%まで接続率が進んできた中で、そして一般会計からの繰入金もあると。下水道事業の健全化経営ということを考えたときに、この不明水対策ということをしっかりやっていかないことには、収入はふえていかないのではないかなと思います。単純に不明水を汚水処理原価で掛けると、2,112万立米の下水道原価を掛けると約28億円もの不明水が入っていることになるんです。適切にこれを排除していくならば、この分がどんどんマイナスになっていく。単純計算なので一概には言えないと思いますが、不明水対策ということについて、そして今後どういうふうな対策を講じていきながら、下水道運営、そして健全化に向けての取り組みをしていくのかということについて、1点伺わせていただければと思います。  以上です。 24 ◯主査(向後保雄君) 建設局長。 25 ◯建設局長 不用額の適正な執行という話ですと、我々としてはやるべきことはほとんどできたのかなと思いまして、ただどうしても事業を効率的にやるためには、補助金の投入というものを第一に考えていくべきだと。それは千葉市の財政的な面からいっても、補助金でやれるべきことを単年度で、特別に急ぐものであれば、交付金ですので、そこに重点的に交付金を宛てがうこともできますので、そういった形で2年おくれても、1年おくれてもいいものと選別して、効率的に使っていっている状況でございます。そういった中で不用額が出ているというのもいたし方ないのかなと。  あと、不用額の中には、どうしても例えば除雪費とか、そういうものを確保しておかなければいけないとか、あと用地買収も、どうしても売ってくれそうな人がいて、急遽売ってくれなくなってしまったとか、私たちは繰り越しも30億円あるわけなんですけども、繰り越したものの中では、ほとんど次に不用額を出していないと。これは必要な額だから、当然繰り越ししているわけで、繰越額の執行については、当然不用額は出さないように、これもどうしても相手がいることなので、再度の事故繰り越しができないという関係がございますので、そういう不用額は多少あるかと思います。  それで、どんなものが例えば執行できなかったのかといいますと、除雪費だとか、あとどうしても工事請負費の請負差金というのは、90%ぐらいでとっていますので、1割程度はどうしても発生する、これもやむを得ないことかなと。今まででしたら、その1割で道路の改良事業とかなんかを先行してやらせてもらっていたというのが実態で、箇所づけされている内示ではございませんので、財政からの内示が道路の新設改良の中でも舗装が傷んでいるところとか、道路維持のほうで執行したり、そういうことで使っていましたけども、今はこういう御時世なので、できるだけ予算に基づいて執行を控えているというような状況でございます。  私のほうからは、以上でございます。 26 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長。 27 ◯下水道管理部長兼水道局次長 下水のいわゆる不明水、それから有収率との関係でございますけれども、委員おっしゃるとおり、不明水を圧縮することは下水道経営にとって影響は大きいものと考えております。現状の有収率が82%、要はお金が取れていないのが18%あるということなのですが、これは若干高目かなと我々は思っています。ただ、計画上は、不明水はおおむね10%程度は想定するということですので、それに比べれば若干高いということでございます。  これまでも不明水対策としましては、老朽化が進んでいます大規模団地、例えばみつわ台ですとか、西都賀などで管路の調査を行っておりまして、その調査の結果、ふぐあい箇所が出てくれば、順次補修しているという形で取り組んでおります。また、管渠の改築更新についても有効な手段ということですので、不明水対策として今後も取り組んでいきたいと考えております。いずれにしろ、不明水が現状のままでいいとは思っておりませんので、今後も積極的に取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 28 ◯主査(向後保雄君) 伊藤委員。 29 ◯委員(伊藤康平君) ありがとうございました。3回目ですので、所感と要望を話させていただければと思います。  建設局長の適切なというか、丁寧な御答弁ありがとうございました。非常に難しいお話かと思いますけども、御説明の中で気になっていたのが、実は大きいところでは落札差金が物すごく大きいというところが気になったんです。今、大体90%程度で落札しているので、残りの1割が差金として出てきているんだというような趣旨の御説明だったかと思います。  細かく言うと、実際に委託でも工事でもそうですけども、皆さんが設計書をつくって、それが100%だという形で入札をかけていくわけだと思うんですけど、その中でいろいろな経費を査定していく中で、例えば図面があるから、この分はもっと安くできるとか、そういった中で全体の金額を決めて出していると思うんです。だから、そこまで細かいところは、我々は実際はわからなくて、人によっては90%近くで落札しているから、業者間での話し合いみたいなことをやっているのではないかとおっしゃる方もいらっしゃいますけれども、実際、差金という額をより少なくすることによって、あと皆さんがどう判断されるかですが、地元の企業がその仕事を請け負ったときに、民間企業の皆さんは仕事をとるために、自分たちの利益を削ってでも、自分たちがとれる額で応札していると。  結果、それが90%なのかもしれませんけども、実際はその業務を皆さんは適切な歩掛から、そして単価を用いて発注していますよと言うけれども、ブラックボックスになっている部分、さっき言った事前に設計ができているので、この分はマイナスできるとか、いろいろな要因の中で査定されている部分というのはわからないわけですよね。ということは、実際受けた業者からすると、例えば受けたけれども、この事業は皆さんからすれば適切な金額で発注していると言うけれども、受けてみると、ほかの契約以外のことも仕事としてやっていかなければ、契約した業務をやっていけないという現状も多々あるんだということも御理解いただければなと思います。その中で、高い率で地元業者に仕事をとってもらえば、最終的にはそれが税収としてフィードバックして返ってくるんだということも皆さんは御存じのとおりだと思いますが、そういったことも考えながら、事業のほうを進めていっていただければと思います。  そして、不用額については、なかなかこれという明快な回答は出てきませんけれども、建設局としての御意見として伺わせていただきます。また、私自身もしっかりとほかの局のお話を伺いながら、どういうふうにしていくことがいいことなのかということも含めて、私自身も勉強していきたいと思っております。  下水道のほうなんですけども、細かい話で恐縮ですが、82%で、その分不明水が18%ということで、今、御答弁にもありましたとおり、この部分をしっかりと頑張っていくんだと、取り組んでいくんだというような趣旨のお話だったかと思います。監査委員からの評価の中の意見で、節水意識の高まりとか、そういったような表現が含まれています。当初、千葉市が下水道事業を行ってから、すごい長い年月がたっていて、当然計画の見直し等をしてきているかと思いますけども、それでもさらに節水意識や、また今に始まったことではないですけども、超高齢化社会を迎えていくんだという話がずっと出ていますけども、高齢化社会を迎えるに当たって、今度どういったことが下水道事業の中にはね返ってくるかなと考えたときに、要はお年寄りになると1日に使う水量というのも大幅に減ってくると思うんです。  下水道の水量を決めるに当たって、1人当たりの1日に使う水量から減単位というのを決めていくことになっているかと思うのですが、ますます水量が減っていく可能性がある中で、そうすると収入として入ってくる分も少なくなってくるわけですよね。そうすると、入ってくる使用料が少なくなってくるのに、不明水がたくさん入ってくるということは、要はお金としてフィードバックして返ってくるものがより少なくなって、なおかつより多くの処理をしていかなければいけないことになってくると思うんです。それを考えると、別に予算立てをして、不明水対策を行っていくということを考えると、また莫大な費用がかかっていきますから、今、管の修繕とか改修とかをされながらやっていく中で、不明水対策ということもしっかりと行っていくということが大切かなと思います。  さまざま話していけばたくさんありますけども、今後の下水道事業適正化に向けて、しっかりと不明水対策ということもとり行っていただければと思います。要望としてお話しさせていただきます。  私からは、以上です。 30 ◯主査(向後保雄君) それでは、山本委員、どうぞ。 31 ◯委員(山本直史君) 大きく4点お伺いしたいと思います。  一つは、道路の占用料のところで看板です。道路の部分の空中部分に当たるので、なかなか把握が難しいと思うんですけども、また道路にはみ出した部分になりますので、規定があると思うのですが、まず対象となる市内の看板をどの程度把握されていらっしゃるか。これは大変厳しい質問だと思うんですけども、対象物がどれぐらいあるのか。日々、看板業者がふやしていると思いますので、どの時点でどういった調査が行われているのかわかりませんけども、まずそういった前提があって、なおかつ大きさであるとか、その辺が本来定められているものを超えている、いわゆる違法なものについてはどの程度あるのか。仮にそれが全て条例どおり、ちゃんと占用料をいただけるとしたならば、幾ら市に入ってこなければいけないものが、結果的に幾ら入ってきていて、その率は何%なのかということを、大変厳しいと思いますが、お伺いしたいと思います。  2番目ですけども、磯辺茂呂町線についてなんですが、これは非常に重要な道路だと御答弁を以前いただいておりますが、財政難な折、なかなかそう簡単には進まないだろうなと思っています。また、計画から既に50年以上たっていますし、以前、答弁では新たにやると20年ぐらいかかるという話は聞いていたのですが、少なくとも園生町の交差点のところからヴィルフォーレのところまで、結構長いところが事業認可を受けているのはたしか5年だったと思うのですが、いつまでのものが今進捗率何%なのかという点についてお伺いしたいと思います。  3番目は、226ページにあります交通事故データ調査、各種調査のところなんですけども、今、ビッグデータとか、オープンデータとかありまして、それらを活用できるのではないかと思う意味からの質問なんですけども、調査して、985万円出しているわけですけども、どのような結果が得られて、今後どのような活用をしていくのか。もっと言えば、なぜこのような調査をやろうとしたのか。その辺のこととかも含めて、展望をお伺いしたいので、そのことについてお伺いしたいと思います。  最後に、橋梁の長寿命化計画とかがあるんですけども、確かに新設は難しいので、今あるものをどう安全を確保した上で長寿命化して、資産をよりよく保全していくかということになると思うんですけども、そういった意味に関しますと、かけかえではないので、塗装というのがメーンの考え方になるのかなと思うのですが、そうすると今後、私は塗装に市内企業をどこまで育成していくのかということが非常にポイントになるかなと思っているんです。大きい企業が受けて、その中で下請、孫請という方もあると思うのですが、塗装がメーンだとしたならば、そこがメーンで受けて、実績をつくっていくような仕組みはできないかなという思いがあることなので、そういう観点から現状の考え方や、決算における塗装工事の金額はどれぐらいのものがあるのか、規模感についてお伺いしたいと思います。  以上、4点です。 32 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 33 ◯土木部長 まず、違法看板の現状を把握しているかという御質問でございますが、違法看板という中でビルから看板が出ている突出看板と言われている看板でございますが、これは委員おっしゃられるように日々新設されたり、撤去されているものでございますが、平成22年度末の状況で約7,700枚の看板があるということを現在把握しているところでございます。そのうち、基準に適合して、占用料が発生する枚数は約4,700枚と認識しております。  次に、占用料が今、4,700枚が発生するわけですが、そのうち現在、占用料を取っているのは約2,000万円程度で、約1割弱の状況になってございます。  次に、交通事故の調査の件でございますが、交通事故データというものにつきましては、毎年、千葉県の警察から個人情報を抜いた事故の情報というもの、事故の位置や発生日時、事故の累計といったものをデータとして提供していただきまして、これに基づきまして、活用方法としましては、交通安全の対策実施箇所の要因分析に使ったり、その後、整備の事業効果の検証の資料として活用しております。また、日々ここが危ないのでというような御要望をいただいておりますので、そのときの対策を検討する上での資料として活用していっている状況でございます。  ただし、今900万円と書いてありますが、実際そのほか交通安全の総点検事業とか、他の調査費用も含まれておりますので、ただいま説明した事故データ調査費用としては353万円の決算額でございます。  続きまして、橋梁等の塗装の考え方、現状という件でございますが、まず塗装の工事としまして、橋梁の塗装工事につきましては、原則的に市内業者の育成の観点から市内業者に発注しているのが現状でございます。ただし、橋の下が鉄道だとか、非常に交通量の多い道路だとか、そういった場合において、耐震補強とあわせて塗装を行う場合には、大手業者の選定を行うこともございます。今後も原則的には市内業者の考え方は変える方向はないです。  あと、金額につきましては、維持管理課長よりお答えさせます。 34 ◯主査(向後保雄君) 維持管理課長。 35 ◯維持管理課長 維持管理課、佐藤でございます。  金額についてでございますが、平成24年度、橋梁の塗装関係の工事が10件ほどございました。その中で大手というか、準市内が1件、9件が市内でございます。その金額の内訳が、合計でございますが、市内が約2億円、準市内のほうが1億4,000万円となってございます。 36 ◯主査(向後保雄君) 磯辺茂呂町線は。街路建設課長。 37 ◯街路建設課長 よろしくお願いします。  磯辺茂呂町線についてですが、事業認可期間は、当初平成18年度から平成24年度の7年間で取得いたしました。ただし、完了が困難なことから、平成24年度に期間の延伸を行い、現在は平成31年度となっております。  次に、進捗状況についてですが、用地取得率は12.5%となっております。  以上です。 38 ◯主査(向後保雄君) 山本委員。 39 ◯委員(山本直史君) ありがとうございました。  先に数字をお伺いしたのは、次、2回目にやるためなのですが、違法看板につきまして、事業者は大きな看板で目立ちたい、少しでも効果的な看板をつくりたい。しかし、条例とか、きちんとその辺で、町並みもそうですが、定められていると。ですから、その番人は誰ですかと言われたら、建設局が仕事をするしかないのですが、現状はイタチごっこだと思いますし、なかなか地権者にも会えないとか、現場のことを考えたら、そんな理想論は難しいなと思うのは重々承知しています。  しかし、1割の方は払っていても、9割の方が払っていないとなると、払っているほうがばかばかしくなってくるという社会にしてはいけないということもありますし、場合によったら看板事業者が来ても払わなくても大丈夫ですよなんて仮に言っていたとしたら、とんでもないことだなという思いもありますので、きちんとその辺は正していかなければいけない。もしくはエリアを定めて、このエリアは逆に言えば看板特区ですと。すごく変な言い方ですよ、私は看板特区を進めたいわけではないんですけど、都市景観デザインに関して、町なかに看板が香港みたいにとどんどん出てくるのは決して好ましいことではないと思いますが、実情を合わせるのであれば、一定のものであれば認めてあげる。もしくは、そうでなければ、期間を定めて撤去する。もしくは、きちんと求めていくという形にしていかないと、なかなか建前になっちゃうと、言っていることとやっていることが違うことになっちゃうと。そのことを正していかなければならないのではないかという私の役目から今お話しさせていただいていますが、これは以前にお伺いしたときに、千葉市だけの問題ではない、ほかの政令市も皆さん同じ問題で困られているという状況も聞いておりますが、その辺を含めて、もう一度所感というか展望というか、どういうふうにしていくのかということについてお伺いしたいと思います。  それから、磯辺茂呂町線に関しましても、先ほど平成18年から24年で、もう一度24年から31年で今度は新たに延長いたしましたが、恐らく31年度までに完成するのはやはり難しいのが現状ではないかと思うのですが、その辺の展望についてお伺いしたいのと、一方で、このエリアは土地の買収や、まさに今、家に住んでいらっしゃる方もいらっしゃるのがありまして、さすがにここは4車線道路が通るのかなと。行ってみたら、50年以上たってきちゃったから、これは通らないのではないかという、いろいろな意見が出てきているのが現状ありますが、市の建前というか、意思としては、着々とやっていきますよということだとは認識しておりますが、特に今後、平成31年から先については、工区を一括ではなくて、例えば交差点の事故が多そうなところを集中的にやっていくような手法に切りかえるとか、その辺のことはどう考えているのかについてお伺いしたいと思います。  3番目、交通事故データ調査につきましては大変よくわかりました。逆に言えば、個人情報がないデータこそ、地域におろしていくことによって、地域の皆さんによってこの交差点は事故が多かったのだなと。そのためには、きのう京都で幼児が巻き込まれた事故がありましたけども、直接の因果関係はわかりませんが、交通事故が多いエリアについて、これこそオープンデータ化することによって啓蒙を図っていくと。まさにほかの所管との連携になると思うんですけども、そういう形によって、地域の人たちが自分たちの地域で気をつけるような仕組みとして活用していくということについてどう考えているか、お伺いしたいと思います。  それから、橋梁につきましてはよくわかりました。これでいくと3億4,000万円なんですけども、これも以前、モノレールの塗装のことについて質問したことがあるんですけども、交通の激しいところとか、鉄道の下とか、特殊な安全面だとか、簡単に塗れるものではないというのも承知している部分なんですけども、願わくば、先ほど部長からもおっしゃった仕方なく大手に、市内業者でなく発注せざるを得ない1件につきましても、結果的には誰かが塗るわけなので、その辺の施工の技術移転というのを含めて、市内のものは市内で塗装ができるような仕組みはできないものかについてお伺いしたいと思います。  以上です。 40 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 41 ◯土木部長 違法看板の対応についての今後の展望ということでございますが、委員おっしゃられますように、現在違法となっている状態の看板の9割がまだあるという状況が健全な状況であるとは認識しておりませんし、これは遺憾に思っているところでございますが、これにつきまして、今、シラミ潰しに強制的に対応していくということにつきましては、費用対効果の面からなかなか難しい現状であります。  そういったところに鑑みますと、まずは占用していても、中には道路の建築限界といって、道路の高さ、歩道ですと2.5メートル以下に物を置いてはいけないのですが、そういった道路の構造上、また通行の安全が危惧されるような、出ているものについては、きちんと指導していくという強化をしていかなければならないと考えております。  また、地区につきまして、特区というような御表現ですけれど、特別な区を重点的にということにつきましては、千葉市全体の公平性からして、特区という特別な区だけをというのはなかなか困難だと思いますが、従前より突出看板の多い中央区、美浜区や花見川区や稲毛区につきましては、再任用の職員を使って、少しでも占用の指導が強化できるように取り計らっているところでございます。今後も占用の状況を把握しながら、道路交通上支障があるものを重点的に、また地区も多いところを重点的にというところにつきましては心がけていきたいと考えております。  次に、大手が橋梁の塗装をしているところも何とか市内業者にということを考えられないかという御質問でございますが、特にJR下、鉄道が走っているところについては、私どもが指導する技術以上の鉄道の規定とか、条件等がございまして、なかなかそこに市内業者がなれていくというのは難しいし、塗装をやっていることによって、鉄道事業者等の運行に支障を来してしまうということがございますので、なかなかその辺は難しいなと思っているところでございますが、そういった御意見があった中で、ほかに今まで通常大手だったものを市内でできるものがあるのかどうかということにつきましては、念頭に入れながら発注していきたいと思っております。  オープンデータ化につきましてですが、先ほど1回目の答弁で御説明しましたように、個人情報を抜いたデータをいただいていますが、現在、警察のほうから種々の危惧の観点から、この調査というものについては、行政がこういった交通安全対策を実施する上での基礎資料として使用する許可のみでデータをいただいているという現状でございますので、今の段階でオープンデータ化というのは困難かと思います。今後、全てのデータについてオープンにするという方向、大きな流れがある中で推移を見守っていきたいと思います。現状では、なかなか難しいのが現状でございます。  以上でございます。 42 ◯主査(向後保雄君) 道路部長。 43 ◯道路部長 道路部でございます。  磯辺茂呂町線のことについてお答えいたします。  まず、1点目、展望のことなんですが、この道路は道路部といたしましても大変重要な道路だと思っています。臨海部、内陸部をつなぐ環状道路としての意味も非常に高いのですが、御存じのように、財政事情が厳しいことから、第1次実施計画では、早期に効果が発現できる道路としては位置づけられなかったということから、余り予算がついていない路線とはなっておりますが、健全化プランに基づき好転してきましたら、最重要な道路と捉えて予算を投入できればなと考えております。また、そういうふうにしていきたいなと思っております。  それと、2点目の長くかかるということから、危険な交差点の改修ということですが、具体的には国道16号からヴィルフォーレの間にあります園生町111号線という、行き違いもろくにできないような狭い道路がございますけども、ここで現在ある道路と磯辺茂呂町線が計画上重複する箇所がございますので、そこについて用地を買って、そこに待避所等が設けられれば、少しでも交通安全に寄与できるのかなと思いまして、ことしから調査を始めているところでございます。  以上でございます。 44 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 45 ◯土木部長 補足説明させていただきます。  橋梁の塗装で大手に先ほど1.4億円あったという答弁をさせていただきましたが、これは耐震補強と塗装を一緒にやったもので、丸々塗装ということでなくて、今、1億4,000万円のうち幾らが塗装か、細かいデータは持っておりませんが、それほど大きなものではないと考えております。 46 ◯主査(向後保雄君) 山本委員。 47 ◯委員(山本直史君) それでは、3回目ですので、意見を述べたいと思いますが、道路占用料の違法看板につきましては、誠意のある答弁だと思いますし、現状も私たちも考えていかなければ、無理難題をこの場で言うところではないなと思うのですが、どうしても納得いかないというのは、対応でなくて現状に納得いかないのは、まじめに払っている人と払っていない人が混在していて、9割が払っていないと。場合によったら、土地のオーナーは知らないと。入居者は、看板がもともとついていたから、入れかえたと。だから、主体が誰かもわからないし、わざわざ会いにも行けないし、皆さん道路維持で安全を維持されている方が毎日看板を見てお仕事するのも本来の仕事ではないというのは重々承知していますが、ただしこういうルールが、定めがある以上、それを黙認するのはどうなのか。  でも、だからといって、私も具体的な提案が今出てこないのですが、少なくともこれは違法看板ですよと。それから、本来であれば、これだけの占用料がかかるはずなんですよと周知していかない限り、これは動き出さない。逆に言えば、債権を発生させちゃうと回収しなければいけませんので、債権を持ったら、建設局は何をやっているんだと逆になっちゃいますから、みずから自作自演をやるのもかわいそうだなと思うんですけども、でもそれが本来の規則、ルールだとしたならば、その辺は政令市の中で緩めるのか、正すのか、実情に合わせるのか、何かしらこの時代にやらなければいけないので、それはしっかりと考えて、こちらもいいアイデアがあれば出していきたいと思いますので、それはしっかりとやっていただきたいと思います。  それから、磯辺茂呂町線につきましてはわかりました。今お話がありましたように、長い路線であれば、どこから着手するかという考え方があると思うんですけども、現実問題、部分部分をやっていって、少なくとも道路というのは完成して道路になりますけども、一部供用という考え方、一部交差点改良が理にかなっていれば、その期間安全に過ごせるという意味においてはいい執行の仕方だと思いますので、その辺については柔軟性を持つということについては非常にいい御判断だと思いますので、十分財政状況も考慮に入れなければならないのも理解しておりますので、地元の要望や最も効果が高いところから優先順位をつけてやっていただきたいなと思います。  所管として、これから公共施設をどう統廃合してどうやっていくかとか、少子・高齢化に対してどういうふうにしていこうということで、千葉市だけでなくて、さまざまな自治体が悩んでいるところで、なかなか財政が好転しましたというのは、脱・財政危機宣言で財政が好転しました宣言はなかなか出にくい状況の中で、好転したらというのは、そのとおりなんですけど、なかなか現状は難しい中でどう位置づけて、どう現状と折り合っていきながらやっていくかということですので、その辺については質問いたしませんが、今までのやり方でなく、より効果の高い方法で、また安全度をより高めていくやり方で進めていただければという要望をいたしたいと思います。  交通事故のデータ調査につきましては、警察からそういう状況でいただいているといったものを、千葉市のほうで公開いたしますというのはできないというのは十分承知しました。しかし、警察も事故のない社会を目指していきたいと思っているでしょうし、建設局だって事故のないインフラを整備していきたいと思っていることについてはそうですし、住民も同じ意見だと考えていたら、個人情報もそうですし、何かふぐあいがなければ、それは環境整備をしていきながら、正しくデータを反映しながら、みんなで事故をなくしましょうよというのを千葉市のほうから警察のほうに提案していただきながら、新しい取り組みをスタートするというのも一つのきっかけになると思いますので、今回の私の決算審査の意見を一つの意見として、十分趣旨は理解した上での、これは警察と千葉市だけでなくて、地域も一緒になって事故をなくしていきましょうよという意味で活用していきたいんだというのを言っていただくのは市の仕事だと思いますので、それは要望したいと思います。  最後、橋梁の補修についてわかりました。1対9の話ですので、私が想定したよりも地元への発注は十分考慮していただいているなということはすごく評価していきたいと思うのですが、よくある大手ゼネコンが上に来て、下に次の建設会社が来て、最後に地元企業が来て、一番おいしいところは上が持っていっちゃって、下はいつまでたっても潤わないという構図になるとしたなら、せっかくお金が出ているのに地元育成にならないのは嫌だなという観点での質問でしたので、先ほど申し上げたJRとか、確かに安全度というのはなかなか単純に物ではかれないと思いますし、実績というのは当然重要だと思うのですが、実績をつくる機会として、あえてJVにするとか、何か実績をつくる機会として、これは千葉でできるねという形にしていくような道を検討していただきたいなということでとどめたいと思いますので、御検討していただきたいと思います。
     以上で、質問を終わります。 48 ◯主査(向後保雄君) ほかにありますか。植草委員、どうぞ。 49 ◯委員(植草 毅君) よろしくお願いします。  まず、土木部のほうからお聞きしたいのですが、交通安全施設等の整備等で多分関連すると思うんですけど、通学路の安全対策について、緊急合同点検の概要を教えていただきたいというのと、平成24年度の主な施策内容とその効果を教えていただきたい。  続きまして、227ページの橋梁整備耐震補強についてという部分で、耐震補強が必要な橋梁の選定基準はどういうふうになっているのか。整備のプライオリティーというのはどういうふうになっているのか。あと、耐震補強の進捗状況というのはどういうふうになっているのか、お聞かせ願いたい。  そして、次のページの228ページなんですけど、自転車走行環境の整備というところで、平成24年度、新港穴川線ほか自転車レーン1,823メートルとありますけれども、平成24年度に整備した路線と整備延長がどのくらいか、教えていただきたい。  また、ちばチャリ・すいすいプラン策定前に整備した理由というのはどういうことなのかというのと、ちばチャリ・すいすいプランの整備手法に適合しているのかという点を教えていただきたい。  そして、その下の放置自転車対策について、放置自転車の移動台数、返還台数とありますけれども、放置自転車数の推移を教えていただきたい。  そして、道路部のほうですが、まず直轄事業負担金の主要事業についてお教えいただきたい。また、平成24年度の決算の内訳について教えていただけたらと思います。  そして、229ページの主要地方道浜野四街道長沼線の整備、道路新設工事で976メートルとありますが、進捗状況について教えていただきたい。また、本年度の具体的な事業内容についても教えていただけたらと思います。  そして、主要道路鎌ヶ谷松戸線用地取得95平米とあります。また、補償4件とありますけど、進捗状況について教えていただきたい。また、今後の整備予定についても教えていただきたい。  また、橋のかけかえですか、穴川天戸線、亥鼻橋、橋梁詳細設計委託ほかとありますし、あともう一個、柏井橋、三角町柏井町線の用地取得とありますが、本年度の具体的な事業内容について教えていただきたいのと、今後の予定について教えていただきたい。  そして、次のページに行って、道路直轄事業負担金、国道357号線千葉地区改良工事について、平成24年度の事業内容についてお教えいただきたいのと、供用予定はいつごろになるのかというのを教えていただきたい。  あと、新港横戸町線をつくっていただいたんですけども、渋滞がかなりということで、最近の渋滞状況についてお教えいただきたいのと、今年度実施する渋滞対策についてお教えいただきたいということです。  あと、下水道のほうで、伊藤委員とかぶるところがありますけれども、目線を変えてお聞きさせていただきます。  平成24年度の徴収率というのはどのぐらいになっているのかと、徴収一元化の協議状況というのはどういうふうになっているのか、お聞かせいただきたい。  また、下水道の接続状況、平成24年度の接続率は99%ということでありましたけれども、政令市の中でどれぐらいの順位になっているのかというのと、未接続世帯というのはどのぐらいあるのかというのを教えていただきたい。  あと、下水道事業会計による企業債の状況について、下水道施設整備に要した企業債の残高というのは今どれぐらいあるのか。企業債の借入利率ごとの残高はどのようになっているのか。あと、過去に高い利率で借り入れた企業債を低利のものに切りかえるという措置をとっているのか。昨年とっていると言っていますけど、ちゃんととっているのか。  雨水対策整備促進について、現在の取組状況についてお教えいただきたい。  あと、マンホールトイレの整備促進について、これまでの取組状況と、マンホールトイレというのは大規模地震が来ても大丈夫なのかという点をお教えいただきたい。  あと、河川改修工事です。河道築造工事ということで、勝田川220メートル、坂月川250メートルとありますけれども、整備状況をお教えいただきたい。  以上、お願いいたします。 50 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 51 ◯土木部長 土木部に関連する御質問、4点あったかと思いますが、通学路の安全対策につきましては維持管理課長より、放置自転車に関しましては自転車対策課長より御説明させていただきます。私のほうからは、橋梁の耐震補強と自転車レーンにつきまして御答弁させていただきます。  橋梁の耐震補強の質問のうち、耐震補強が必要な橋梁の選定基準はという御質問ですが、道路橋の耐震補強につきましては、技術的な指針のバイブルのようなものが道路橋示方書というものがございます。これが、昭和55年に耐震設計が組み込まれたことから、昭和55年の道路橋示方書より古い設計で設置された橋梁と、平成8年度に道路防災総点検というのを行っております。この結果、耐震補強が必要とした橋につきまして選定しているものでございます。  次に、整備のプライオリティーでございますが、橋梁というものは、震災時の緊急輸送道路における交通確保や二次災害を防止することを多く目的としていることから、緊急輸送道路にかかる橋や緊急輸送道路や鉄道をまたぐ橋を優先的に耐震化を進めているところでございます。その進捗状況でございますが、道路管理者が管理する橋梁446橋のうち、耐震対策が必要と判断したものは139橋あります。平成24年度までに耐震済みの橋梁は88橋となっているところでございます。  次に、自転車レーンの御質問でございますが、平成24年度に整備した路線と整備延長でございますが、新港穴川線の1,823メートルのほかは、通称京葉線通りと呼ばれている市道名高洲中央港線で443メートルの整備を実施したところでございます。  これらをちばチャリ・すいすいプラン策定の前に整備した理由はということでございますが、両路線とも既存の道路において自転車レーンの整備に必要な幅員や一定の整備延長が確保されていることから、先行的整備として警察と協議を行ったところ、了解が得られましたので、整備を実施したものでございます。  また、ちばチャリ・すいすいプランの整備手法に適合しているのかという御質問ですが、ちばチャリ・すいすいプランにおきましては、自転車レーンの最少幅員を舗装面で1メートル以上としているところでございますが、新港穴川線、高洲中央港線につきましては、いずれもプランに適合しております。  以上でございます。 52 ◯主査(向後保雄君) 維持管理課長。 53 ◯維持管理課長 通学路の緊急合同点検について御説明いたしますと、市内小学校は116校ございますが、その小学校のうち、学校要望に基づきました28校42カ所について、平成24年7月から8月にかけて、小学校、警察、道路管理者等の関係者により合同点検を実施いたしまして、41カ所について安全対策が必要と判断しております。そのうち37カ所については、平成24年度中に対策を完了し、残りの箇所につきましても、25年度内の完了を予定しております。  なお、対策を実施した箇所につきましては、小学校にアンケート調査を行いまして、おおむね効果があった旨の回答を得ているところでございます。  続きまして、平成24年度の主な内容についてでございますが、道路管理者としては、路面標示、路肩のカラー化、イメージハンプや注意喚起看板の設置などの即効性の高い対策を講じたところでございまして、小学校におきましては、通学路の変更ですとか、教職員によるセーフティウオッチャーの見守り隊の強化というようなものを行ったと。また、警察については、横断歩道や信号機の設置等についての検討を行っているところでございます。  以上でございます。 54 ◯主査(向後保雄君) 自転車対策課長。 55 ◯自転車対策課長 自転車対策課、須藤でございます。  放置自転車の推移ということでございますが、平成17年1万5,000台ありました放置自転車が、本年25年6月には約3,000台となりまして、大幅に減少いたしております。  以上でございます。 56 ◯主査(向後保雄君) 道路部長。 57 ◯道路部長 道路部でございます。  御質問7点ほどございましたが、1番の直轄事業については私のほうからお答えさせていただきまして、あとそのほかについては担当課長より御説明させていただきます。  まず、直轄事業負担金の主要な事業ですが、これはまさしく今、市役所の前で行っております国道357号湾岸千葉地区改良がメーンで、そのほかに国道126号の加曽利町における歩道整備などがございます。  また、平成24年度決算の内訳ですが、決算額の合計は8億9,000万円で、主要事業別の内訳では、357号湾岸千葉地区改良が6億2,000万円、126号加曽利町の歩道整備が5,000万円、その他で2億2,000万円となっております。  以上でございます。 58 ◯主査(向後保雄君) 道路計画課長。 59 ◯道路計画課長 道路計画課、佐瀬でございます。  直轄事業負担金の流れで、私のほうから357号の件でお答え申し上げます。  まず、平成24年度の事業内容についてですけれども、地下立体区間では登戸交差点から市役所前までの本体工事、ボックス工事です。それと、市役所前から新宿中学校前交差点間の掘削工事を実施いたしました。また、平面改良区間では、千葉西警察入口交差点から陸運支局入口交差点までの区間において、6車線化の改良工事を実施しております。  なお、現在の進捗率ですが、地下立体部、平面改良区間ともに約5割となっております。  それと、供用の予定ということですけれども、工事自体はおおむね順調に進められていると千葉国道事務所のほうから聞いておりますので、予定どおり平成26年度に地下立体部、それと平面交差部の供用開始になると伺っております。  以上でございます。 60 ◯主査(向後保雄君) 道路建設課長。 61 ◯道路建設課長 道路建設課、相田でございます。  まず、浜野四街道長沼線についてお答えさせていただきます。  進捗状況ですが、浜野四街道長沼線は、全体が延長約4キロでございます。それを2工区に分けまして、更科工区3キロと大井戸工区1キロで仕事をしております。更科工区3キロにつきましては、976メートルを含めまして、この3月18日に供用開始いたしました。現在、大井戸工区の470メートルが完成しておりまして、下田大橋の工事を整備しております。全体延長4キロのうち3キロが開通しましたので、整備率は75%でございます。  それから、具体的な事業内容ですが、今年度は大井戸工区の橋梁、下田大橋の橋台2基の工事を行います。  それから、今後の予定ですが、橋梁を整備した後、平成28年度の完成に向けて仕事を進めてまいります。  次に、まず柏井橋のほうの具体的な事業内容を説明させていただきます。柏井橋につきましては、用地取得を昨年やりまして、今現在は仮橋を架設するための整地工事、それから仮橋の架設、それから迂回道路築造工事を行い、平成28年度までに橋梁を完成させる予定としております。(後に訂正する発言あり)  以上でございます。 62 ◯主査(向後保雄君) 街路建設課長。 63 ◯街路建設課長 街路建設課長です。  主要地方道千葉鎌ヶ谷松戸線の整備についてですが、まず進捗状況についてですが、用地取得率は95.2%となっております。  また、今後の整備予定ですが、平成28年度の供用開始を目指しております。  以上でございます。 64 ◯主査(向後保雄君) 特定街路整備室長。 65 ◯特定街路整備室長 特定街路整備室です。  新港横戸町線についてお答えします。  まず、最近の渋滞状況についてですが、9月6日に朝7時から夕方7時までの12時間について渋滞調査を実施いたしました。調査結果ですが、穴川方面では夕方4時台にピークとなり、渋滞延長850メートル、通過に約22分かかっております。また、幸町方面の黒砂橋交差点では、11時台にピークとなり、渋滞延長420メートル、通過に約6分かかっております。  次に、今年度実施する渋滞対策についてですが、今年度は渋滞対策として四つの対策を予定しております。1点目は、穴川インターチェンジの海側から木更津方面への右折レーンの延伸。2点目は、穴川3丁目交差点の稲毛方面への右折レーンの延伸。3点目は、黒砂橋の交差点改良工事により、本線の市役所方面への左折専用レーンの供用開始をいたします。また、4点目は、渋滞情報提供装置を県警により設置する予定でございます。  以上でございます。 66 ◯主査(向後保雄君) 道路部長。 67 ◯道路部長 1点、訂正と追加でございます。  柏井橋なんですが、先ほど平成28年度に全ての工事を完了と申しましたが、おおむね主要な工事を平成28年度終わりまして、29年度に取りつけ道路及び仮設の橋の撤去を行いまして、29年度供用開始と考えておりますので、よろしくお願いいたします。 68 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長。 69 ◯下水道管理部長兼水道局次長 それでは、下水道の関係の御質問に順次お答えします。  初めに、下水道の使用料の徴収状況であります。平成24年度の徴収率ですけども、現年度分が98.3%、過年度分が67.1%、合わせまして94.5%となりまして、前年度と比べますと0.2ポイント上昇いたしております。  次に、県水道局との徴収一元化の協議状況についてですけれども、一元化協議会におきまして協議を進め、おおむね整いつつある状況でございます。年度内にできましたらば基本的な条件、基礎的な条項について、県水道局とそれぞれが覚書を締結したいと考えておりまして、今後具体的に協議を進めていきたいと考えております。  次に、下水道の接続状況であります。委員おっしゃられるとおり接続率は99%となりまして、この数字が政令市でいきますと政令市中9位でございます。平成23年度は11位でございましたので、若干上昇しております。  それから、未接続世帯でありますが、平成24年度では約4,400世帯となりまして、23年度は約5,000世帯ございましたので、約600世帯減少しております。  次に、下水道事業会計の企業債の状況でございます。平成24年度末の企業債の残高でございますが、約2,609億円となっております。  次に、残高のうち借入利率ごとの分類ですけども、借入利率が2%未満のものが961億円、利率が2%以上3%未満のものが、ここが一番多くて1,255億円、それから3%以上5%未満のものが393億円でありまして、5%以上の利率のものは現在ございません。  それから、これまでの高利率の借りかえについてですけども、平成22年度から24年度にかけまして、5%以上の企業債の借りかえを行いまして、利息の負担の軽減を図っております。借りかえの実施した額ですが、170億円、これによりまして利息の軽減額が41億円となっております。  以上でございます。 70 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設部長。 71 ◯下水道建設部長 それでは、私のほうからは、雨水対策の現在の取組状況とマンホールトイレのこれまでの取組状況を説明させていただきます。  マンホールトイレの耐震性のことと河川の整備状況につきましては、マンホールトイレは下水道建設課長、河川の整備状況については都市河川課長のほうから説明させていただきます。  まず、雨水対策の整備促進の現在の取組状況でございます。対策が必要な箇所が33カ所現在ございます。そのうちですけども、平成24年度末までに花見川区のさつきが丘、あるいは若葉区の加曽利、それから中央区の東千葉等々、8カ所が対策済みということでございます。  それから、現在の取り組みでございますけども、中央区の松波町、神明町、それと若葉区高品町などで継続的に工事を実施している状況でございます。  それから、マンホールトイレのこれまでの取組状況でございますけども、マンホールトイレ全体で平成28年度までに55カ所を整備する計画でございます。そのうち、平成24年度末までに整備した数は、小学校に10カ所というところでございます。 72 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設課長。 73 ◯下水道建設課長 下水道建設課、石井でございます。  マンホールトイレは大規模地震が来ても大丈夫かという御質問でございますけれども、マンホールトイレにつきましては、大規模地震に対しまして機能が確保できるように設計の上、施工しております。具体的に申し上げますと、耐震性能にすぐれました材質を用いますとともに、埋め戻し土には砕石を使うなどの対策をすることによりまして、液状化の影響を受けにくい構造となっております。  以上でございます。 74 ◯主査(向後保雄君) 都市河川課長。 75 ◯都市河川課長 都市河川課の風戸と申します。  河川の整備状況についてお答えいたします。  初めに、勝田川についてですが、平成24年度末現在におきまして、全体計画延長3,530メートルのうち約3,010メートルが完成し、85%の進捗となっております。  次に、坂月川についてですが、同じく平成24年度末現在で全体計画2,926メートルのうち約340メートルが完成し、約12%の進捗となっております。  以上です。
    76 ◯主査(向後保雄君) 植草委員。 77 ◯委員(植草 毅君) ありがとうございます。おおむね了解いたしました。  通学路に関しては、小学校のほうと対策をとってということで非常にいいかと思います。まだ道路自体が狭いところ、どうしようもないところも結構ありますので、そういうところはどうしたらいいかというのをまた学校と協議していただいて、対策をとっていただけたらと思います。通学路対策について、平成25年度の予定というのも教えていただけたらと思います。  橋梁整備、446カ所あるところの139カ所が必要ということで、88カ所終わっているということなので、あとの51カ所は完成予定というのはどれぐらいで行われるのかというのと、耐震補強したからといって橋の寿命が延びるわけではないと思うので、その後にかけかえ工事というのが出てくるかと思います。順次行うとは思うんですけど、どのように予定しているのかということもお聞きしたい。  また、自転車走行環境の整備についてなんですけれども、平成24年度に公開された千葉市自転車走りやすさマップとちばチャリ・すいすいプランというのは、関連というのはどのようになっているのでしょうか。また、ちばチャリ・すいすいプランでは、5年間で何キロほど整備するのかというのを教えていただきたいと思います。  また、放置自転車対策については、1万5,000台が3,000台に減少したということなので、放置自転車が減少した理由と、また大型店舗等への自転車の附置義務を課したと思うのですが、現在までの相談件数というのはどのぐらいあるのか、お聞かせいただきたい。  そして、道路部のほうです。直轄事業負担金のほうについては、国道357号線、また国道126号線、加曽利町の歩道が主な内訳ということで、今後の負担予定というのはどれぐらいあるのでしょうか、お聞かせいただきたい。  また、357号線につきましては、平成26年度供用予定ということですので、確実に供用していただいて、渋滞が少なくなればいいのですが、つくったことによってまた渋滞がふえてしまわないように、先ほどもありましたけれども、新港横戸町線のような出口のところで渋滞が起こってしまうということがないようにぜひお願いしたいと思います。  柏井橋、亥鼻橋のかけかえについては、おおむね了解いたしました。柏井橋のほうは平成28年までにほぼ事業が終わって、29年供用開始ということで、亥鼻橋のほうも32年度供用開始ということで、おおむね了解いたしました。  浜野四街道長沼線工事も、ほぼ75%、供用開始が平成28年度ということで、おおむね了解いたしました。  新港横戸町線につきまして、渋滞対策のほうをとっていただきまして、車が多いので、なくなるということはないんでしょうけども、緩和できたらと思います。ちなみに、公園緑地の進捗状況についてお教えいただけたらと思います。  鎌ヶ谷松戸線の整備状況についても平成28年度供用開始ということで、間近ですね、よろしくお願いいたします。  そして、下水道部のほうで、徴収一元化の協議のほうはどのようになっているかということなのですが、今後順次行っていくんですけども、いつごろになったら一元化できそうなのか、お教えいただけたらと思います。  また、下水道の接続状況については、接続世帯というのがほぼ99%で、政令市で9位ということで、残り4,400世帯ということらしいですが、下水道が通っていないところがないということはできないのでしょうけれども、極力なくしていただけるようにと思っております。  下水道事業会計における企業債の状況については、おおむね了解いたしました。5%以上のものがなくなったということ、了解いたしました。  では、3%から5%、まだ幾らか高いものがあるかと思うのですが、今後の借りかえ予定というのがあるのかどうか、お聞かせいただきたい。  雨水対策整備状況について、33カ所、平成24年にはさつきが丘、加曽利、東千葉とやっていただきまして、本年度、松波町、神明町、高品町ということで、今後の取組状況というのもお聞かせいただけましたので、雨水対策というのは、近年、毎年ゲリラ豪雨というのが起こっているかと思いますので、今後の取り組みについてというところで、もうちょっと詳しく教えていただけたらと思うのですが、それ以上のことがないということであれば結構でございます。  マンホールトイレについては、平成28年度までに55カ所ということで、今後の取り組みで55カ所まで行うということをお聞かせいただきました。こちらのほうは、多分、公共施設、小学校、中学校等を基準としてやられるかと思います。それ以外のところでつくるということがありましたら教えていただけたらと思います。  また、河川改修の促進、勝田川、坂月川の整備状況として、勝田川85%、坂月川が12%ということで、今後の整備予定というのを教えていただけたらと思います。  2回目でございます。 78 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 79 ◯土木部長 橋梁の耐震補強につきまして、全ての橋梁がいつごろ終わる予定なのかということにつきましてですが、先ほど説明しましたように、残り51橋ございますが、平成25年度に16橋の工事を予定しており、残り39橋(後に「35橋」に訂正)につきましては、今のところ平成32年度までの完了を予定しておりますが、財源確保等努力しながら、できる限り可能な限り前倒しを進めていきたいと考えております。  また、補強に伴うかけかえとの関連でございますが、橋梁の長寿命化修繕計画、おおむね50年間の修繕計画をもとに、なるべく橋梁を長もちさせようということで、適時補修しているところでございますので、橋梁の耐震補強にあわせて、並行して同時に補修も行っておりますので、かけかえにつきましては極力ないように適切な保全、補修をしていきたいと考えております。なお、現在、柏井橋と亥鼻橋のかけかえを行っておりますが、こちらにつきましては修繕計画においてもかけかえの位置づけになっている橋梁でございます。  続きまして、千葉市自転車走りやすさマップとちばチャリ・すいすいプランの関係でございますが、千葉市自転車走りやすさマップにつきましては、市民のボランティアを含めて、市の職員が千葉市の主要な道路を走って、実体験として走りやすい道路というものを選定し、地図に示したマップでございます。こういった道路を、比較的走りやすい路線を活用して、ちばチャリ・すいすいプランのマスタープラン等を策定したものでございます。  ちばチャリ・すいすいプランでは5年間で何キロメートルの整備をするのかということでございますが、5年間で自転車レーン整備を約30キロメートル、車道混在整備型の整備を約10キロ、合わせて40キロメートルの整備を現在予定しているところでございます。  以上でございます。 80 ◯主査(向後保雄君) 維持管理課長。 81 ◯維持管理課長 交通安全点検、平成25年度の予定はということでございますが、25年度も引き続き実施しておりまして、小学校の統廃合等がございまして、今年度113校でございますが、そこに対しまして、学校要望に基づいた64校、104カ所について、ことしの7月から8月上旬にかけて点検を実施済みでございます。  以上でございます。 82 ◯主査(向後保雄君) 自転車対策課長。 83 ◯自転車対策課長 放置自転車対策のうち、放置自転車が減少した理由はということでございますが、平成20年3月に策定いたしました千葉市自転車等駐車対策に関する総合計画に基づきまして、駐輪場の整備を進めておりますのと、放置自転車の撤去の強化を図っております。1日2回やったり、時間をずらしたり、その辺ちょっと強化しているといいますか、常に同じ体制で撤去しているのをちょっと変化して対応させていただいております。  それと、大型店舗等への附置義務を課したけども、現在までの相談件数ということで、月平均3件ぐらいで総数20件ぐらい来ております。実施した事例は、今のところまだございません。  以上でございます。 84 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 85 ◯土木部長 済みません、先ほど答弁したところに誤りがありました。訂正させていただきます。  橋梁の耐震補強の完了予定の答弁の際、平成25年度16橋の工事を予定して、残り39橋と私答弁しました。残り35橋となります。訂正させていただきます。おわびさせていただきます。  以上です。 86 ◯主査(向後保雄君) 道路計画課長。 87 ◯道路計画課長 道路計画課、佐瀬でございます。  直轄負担金の今年度の予定、平成25年度の予定でございますけれども、国から5月に通知が参りまして、その額で申しますと17億900万円が今年度の負担金に相当する額ということで示されております。  続きまして、地下立体化されますので、出口の渋滞対策をということでございまして、それにつきましても千葉国道事務所と協議等を今でも重ねておりますので、今後また十分に詰めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 88 ◯主査(向後保雄君) 特定街路整備室長。 89 ◯特定街路整備室長 街路建設課特定街路整備室です。  新港横戸町線の公園緑地の進捗状況についてお答えいたします。  平成24年度末では計画全体面積4.7ヘクタールのうち2.7ヘクタールを整備して、進捗率は57%となっております。  以上です。 90 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長。 91 ◯下水道管理部長兼水道局次長 下水道管理部でございます。  初めに、県水との徴収一元化はいつごろ具体化するのかというお話ですけれども、まだ現状ではいつということを申し上げるような状況にはなっておりません。基本的には、先行事例として我々が捉えております神奈川県では、統合まで6年という期間を要しております。私どもも協議会に参加している市が11市ございますけれども、その共通のシステムの構築等々、一定の時間はかかろうかと思っておりますので、鋭意取り組んでまいりますけども、一定の時間が必要だと考えております。  それから、企業債の今後の借りかえの予定でございますけれども、平成25年度、今年度は東日本大震災で被災した団体に限定して、4%以上の地方公共団体金融機構から借り入れている企業債について借りかえが認められております。したがって、本市におきましても借りかえを実施する予定でございます。借りかえの実施予定額は約59億円、これによります利息の軽減予定額が約10億円となっております。  下水道管理部は、以上でございます。 92 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設部長。 93 ◯下水道建設部長 まず、雨水対策の今後の取り組みでございます。先ほど私、33カ所のうち平成24年までに8カ所が終わったと申しました。現在、松波町、神明町等々で工事を実施しているということでございますけども、今年度、平成25年度時点で考えますと、8カ所が対策中ということになります。ただし、そのうち、ことしの7月までにみつわ台、これは調整池の容量拡大でございますが、それと小仲台、これは貯留槽を築造しておりまして、その二つが平成25年7月までに対策済みということでございます。  それから、残りの17ということになるんでございますけども、これは床上浸水、あるいは市民生活に深刻な影響を与える緊急性の高い地区から、その地区に応じたバイパス管、先ほど申しました調整池の容量拡大、貯留槽等々の効果的な施設整備をやっていきたいと考えております。  マンホールトイレの小学校、中学校等、ほかには何があるかということでございますが、マンホールトイレ55カ所と先ほど申しましたが、そのうち小学校が53カ所でございます。残りの2カ所は、広域避難所に当たります千葉公園、青葉公園の2カ所を考えております。  それから、私のほうは以上でございますけども、河川の今後の予定につきましては、都市河川課長から答弁させていただきます。 94 ◯主査(向後保雄君) 都市河川課長。 95 ◯都市河川課長 都市河川課です。  勝田川、坂月川の今後の整備予定についてですが、初めに勝田川につきまして、平成25年度には、み春野橋上流部、約360メートルの河道整備を実施いたします。平成29年度完成を目途に、残り340メートルの護岸工事、また最上流部の道路横断部の整備を計画しております。  次に、坂月川につきまして、平成25年度につきましては、国道126号線上流部から小桜橋まで1,280メートルの河道整備を実施いたします。平成28年度を完成目途に、残りの1,310メートルの護岸工事及び関連する管理用道路の整備を計画しております。  以上でございます。 96 ◯主査(向後保雄君) 植草委員。 97 ◯委員(植草 毅君) ありがとうございました。  橋梁についても、橋が落ちるなんて、とんでもないことがないとは言えませんので、万が一の場合に備えて、対策をとっていただけたらと思います。また、橋というのは、見た目もきれいなほうが渡る人はいいかと思いますので、ぜひとも見た目もきれいになるように見ていただけたらと思います。  また、交通安全対策についても、今後、64校104カ所と、多いか少ないかわからないんですけれども、対策しなければいけないところがあるということがありますので、順次対策していただいて、子供たちの安全についても考えていただけたらと思います。  さらに、ちばチャリ・すいすいプランですが、現在いろいろテレビで問題にもなっておりますけれども、自転車のマナーというものが問題になっております。走りやすいのはもっともなんですけども、スピードが出過ぎてもいけないし、安全についても看板のほうも目立つような看板、また歩行者に対しても安心できるような走行レーンのほうをつくっていただいて、自転車人口がふえて、排気ガスが減るというのはとてもいいことだと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。  また、放置自転車対策については非常に努力されているようで、1日2回を時間差をかけてという、とめるほうも考えてとめなくてはいけないと。放置自転車がいいかどうかはわからないんですけども、とめるほうも考えなければいけないということが必要になってきたというのがよいことだと思います。  また、自転車を置くところがないと言われていたことが、今いろいろなところに有料でとめられるところができてきておりますので、そこにとめれば、1日幾らという安い金額でとめられるので、ぜひともそこにとめやすいような環境をつくっていただきたいというのと、大型店舗への自転車附置義務というのを課したということで、相談が20件、多いのか少ないのかわからないんですけれども、ぜひ実施していただきたいということを市のほうからもお願いしていただけたらと思います。  続きまして、直轄事業負担金について、まだ17億900万円あるということですので、これも必要なものなので仕方ないとは思いますけれども、ちょっとびっくりしました。  また、国道357号の渋滞対策も、できてからでないとわからないというのもあるんでしょうけれども、事前に対策できるものは対策していただけたらと思います。  新港横戸町線につきましては、公園緑地、まだ57%ということですので、できましたら早目に緑地のほうもつくっていただいて、市民の憩いの場というのもつくっていただけたらと思います。  下水道使用料徴収一元化の協議、11市で行っているということで伺いまして、事例として6年かかったということなんですけども、あと5年ぐらいかけて、11市が合意するかどうかわからないと思うのですが、協議を重ねて早目に一元化できればよいと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  そして、下水道事業会計における企業債の状況については、4%以上の59億円が借りかえが今回できるということで、10億円の利息の軽減ができる、非常によいことだと思います。本当は3%のものも4%のものも、2%ぐらいに変えられればもっと楽になるのではないかなと思うんですけれども、貸しているほうもそうもいかないでしょうから、ぜひこの機会に変えていただいて、対策をとっているということがしっかりわかりましたので、これからも順次続けていただきたいと思います。  雨水対策のほうも対策をとっているということで、自然のことに関するものなので、いつ起こってもおかしくないので、ぜひ早目早目でお願いしたいと思います。  河川改修促進も、自然が相手ですので、なるべく早目に河川のほうも直していただいて、市民の憩いの場というか、河川の脇を楽しく歩けるような場所もつくっていただけたらと思います。  以上、所感を含めて、3回目ですので、終わりにしたいと思います。 98 ◯主査(向後保雄君) それでは、お昼になりましたので休憩にしたいと思いますが、質問者の方、先ほど挙手されていましたけども、もう一度、済みません、何名ぐらいいらっしゃるのか、確認したいと思います。5名、わかりました。  それでは、審査の都合により暫時休憩といたしますが、再開は午後1時ということでよろしくお願いいたします。御苦労さまでした。                  午前11時59分休憩                  午後0時59分開議 99 ◯主査(向後保雄君) それでは、時間少し前ですけども、全員そろいましたので、休憩前に引き続きまして分科会を開きます。  残り5名いらっしゃると思いますが、それでは先ほど挙手された岡田委員からいきましょうか。どうぞ、岡田委員。 100 ◯委員(岡田 慎君) それでは、一括でお願いいたします。  まず、先ほどの冒頭の説明をお伺いしてちょっと気になったんですけれども、市道の状況について、舗装率が現在、本市は何%なのか。それは、政令市の中では何位なのか、お伺いしたいと思います。  続いて、同じように街路整備の状況についてなんですけれども、こちらのほうも都市計画道路の状況で整備率のほうが何%で、こちらのほうも政令市で何位ぐらいなのか、お伺いしたいと思います。  次は下水道事業のほうなんですけれども、こちらのほうは伊藤委員と植草委員のほうで質問があって、大分重なってしまったので、私のほうでは1点だけ、徴収率の向上対策ということで、口座振替に力を入れていらっしゃると思うんですけれども、県水との一元化が進めば必要なくなるのかもしれないですけれども、先ほどのお話では、神奈川県では6年ほどかかったということなので、一元化するまでは口座振替の推進というのは非常に重要なことになると思いますけれども、現在の全体の中で占める口座振替を利用している方の割合と、平成23年度と比べて24年度は口座振替を利用された方がどれくらいふえたのか、お伺いしたいと思います。  質問は以上です。よろしくお願いします。 101 ◯主査(向後保雄君) 路政課長。 102 ◯路政課長 路政課の椎名でございます。  市道の舗装率ですが、平成25年4月1日現在で91.0%です。政令市との比較ですが、ちょっと古くて平成23年4月1日のデータで、政令市19市中11位でございます。  以上です。 103 ◯主査(向後保雄君) 道路計画課長。 104 ◯道路計画課長 道路計画課、佐瀬でございます。  都市計画道路の整備率ということでございますが、平成24年度末で71.1%でございます。それと、各政令市での比較ということですが、申しわけございません、平成24年度末でのデータがございませんで、23年度末ですと千葉市は10位になっております。  以上でございます。 105 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長兼水道局次長。
    106 ◯下水道管理部長兼水道局次長 下水道使用料の口座振替の関係ですけれども、平成24年度の口座振替の収納件数ですけれども、183万8,000件ということで、口座振替の利用率は75.88%となっておりまして、23年度と比較しますと件数で2万8,000件の増で、口座振替率、利用率ということで申し上げますと0.1ポイントの増ということになっております。なお、金額ベースで申し上げますと約109億8,300万円、これは平成24年度分でございますけども、これを対23年度と比較いたしますと8,100万円の増という状況になっております。  以上です。 107 ◯主査(向後保雄君) 岡田委員。 108 ◯委員(岡田 慎君) ありがとうございました。  市道の舗装率と街路整備の状況ですけれども、本市の状況というか、位置からすると大体そんなところなのかなという感想でございます。100%は難しいのかと思いますけれども、なるべく高くしていただけるようにお願いいたしたいと思います。  下水道のほうなんですけれども、こちらのほうも口座振替のほうは大変重要となってきますので、今後も下水道使用料が伸びない状況で、一方、老朽化とか、耐震化の改善で多額の費用が必要となりますので、また企業債の償還ですか、こちらのほうも平成30年がピークと聞いていますけれども、そういった厳しい状況が続きますけれども、下水道中長期経営計画ですか、これにしっかり取り組んでいただきたいと思っております。  以上でございます。ありがとうございました。 109 ◯主査(向後保雄君) それでは、前からいきましょう。安喰委員、どうぞ。 110 ◯委員(安喰武夫君) それでは、お願いします。大きく四つについて質問します。  まず、土木部ですけども、土木事務所のことについてなんですが、土木事務所、地域の生活道路の修繕とか、かなり市民に密着した仕事をしているという点では非常に重要なところですが、土木事務所の予算について、決算額で3年間、どういうふうになっているのか。あわせて技能労務職員の人数について、3年間の人数をお示しください。  それから、二つ目に、道路や歩道などの修繕についてなんですが、昨年度どれくらい市民の方から要望があったのか、件数でわかればお示しください。  それから、道路や歩道が壊れていて、それが原因で市民の方がけがをしたというような事例はどれくらいあるのかというのをお願いいたします。  それから、次に二つ目、私道の整備助成についてなんですが、成果説明書の中で7件の補助をやりましたということで載っているのですが、補助金というのは状況によっては8割補助とか、6割補助とかになっていると思うのですが、その7件というのは8割補助が何件で、6割補助が何件あったのかということと、7件というのは申請して通ったので補助金が出たわけですが、それ以外に申請は幾つかあって、残念ながら申請が通らなかった事例はあったのがどうかということです。  それから、申請は出るところまではいかなくて、ただ土木事務所などに相談が持ち込まれて、いろいろ話したけど、結局まとまらずに申請を出すところまでいかなかったという事例なんかはあったのかどうか、お示しください。  それから、三つ目に自転車走行環境整備についてなんですが、この間、新港穴川線とかで自転車レーンの整備がされてきていますけども、レーンができたところで実際はどう活用されているのかということと、それから自転車走りやすさマップというのができたわけですけども、私も見せていただいたのですが、これについては市民の皆さんからどんな感想が寄せられているのか。また、利用状況などをつかんでいたらお示しください。  それと、自転車での事故の件数とかをつかんでいましたらお示しください。  それから、最後に都市下水路整備についてなんですが、成果説明書の中で草野水のみちの護岸塗装というものがありますけども、昨年の予算時には、草野水のみちのかさ上げのことも載っていたわけですが、実際それはその後どうなっているのか。あわせて、それ以外の水害対策などを行う予定ですけども、その点ではどうなっているかということです。特に稲毛地域で説明会が昨年度の中で起こっているんですけども、そのときの説明も含めて、水害対策について具体的な中身をお示しください。お願いいたします。  以上です。 111 ◯主査(向後保雄君) では、土木部長。 112 ◯土木部長 土木事務所の御質問でございますが、決算額の3年間の推移でございますが、平成22年度の土木事務所に関する決算額は62億1,300万円、平成23年度の決算額は50億7,400万円、平成24年度は54億9,100万円となっております。  技能労務職の人数でございますが、平成22年度が34名、23年度が35名、24年度が36名でございます。これは再任用の職員も含めた数でございます。  次に、平成24年度の要望件数は1万2,983件ございました。  次に、歩道が壊れた等による道路管理瑕疵の事例の件数ですが、けがをした事例ですけれど、済みません、今、データを持っておりませんので、後ほど回答させていただければと思います。  あと、私道助成の件でございますが、それでは先に自転車レーンにつきましては、自転車対策課長のほうから答弁させていただきます。 113 ◯主査(向後保雄君) 自転車対策課長。 114 ◯自転車対策課長 自転車対策課でございます。  新港穴川線でレーンができたところをどう活用されたかということですが、自転車レーンをつくりまして、オープンしてすぐ利用の案内みたいな形で、朝、歩道は危ないのでレーンを使ってくださいという形で啓蒙活動を行いまして、かなり使っていただけるようになっていると思います。  それと、マップを配った感想なんですが、使いやすいという言葉は何件かはいただいております。マップの利用状況なんですが、5,000部つくりまして、約2カ月でなくなりましたので、かなり使っていただいて、雨にも強いような紙でつくらせていただいていますので、かなりよくなっていると思います。  それと、事故件数につきましては、平成23年に、新港横戸町線ではないのですが、高洲中央港線のほうで1件事故があったような形で話は聞いております。  以上でございます。 115 ◯主査(向後保雄君) 維持管理課長。 116 ◯維持管理課長 維持管理課でございます。  私道助成の件について回答させていただきたいと思います。  昨年度ございました8割、6割の件数の比率ということでございますが、80%の補助を出しているものが4件、60%のものが3件でございます。  また、通らなかったようなものはなかったのですかという点でございますが、1件ほどございました。これは、申請者が私道に対して2名以上の関係者がいなくてはいけないんですけど、それが1名だったということで、これは基準に適合しないということで通ってございません。  相談件数につきましては、昨年24件ほどになってございます。  以上でございます。 117 ◯主査(向後保雄君) 下水道維持課長。 118 ◯下水道維持課長 草野水のみちのかさ上げの進捗についてお答えいたします。  平成24年度予算で稲毛小学校から京成線までの約260メートルの区間でかさ上げ工事を予定しておりましたけれども、入札不調によりまして、業者が年度内に決定できなかったことから、明許繰越により平成25年度で事業を行うもので、10月下旬からかさ上げ工事に入る予定としております。  それと、説明会云々という件でございますが、説明会の折にゲリラ豪雨対策ということで、警報装置についての御質問があったかと思いますけれども、満潮と大雨が重なるなど草野都市下水路の水位が上昇した場合、赤色回転灯やサイレンなどによりまして、付近住民の方に水位の上昇を周知することとしております。具体的には、稲毛小学校脇に設置した水位計が路面から95センチの水位を感知した場合に赤色回転灯による周知、さらに雨が続きまして、水位が上昇しまして、路面から70センチまで上がった場合には、サイレンにより異常水位を周辺の方々に周知することとしております。  また、そのほかにつきましては下水道建設課長からお答えいたします。 119 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設課長。 120 ◯下水道建設課長 下水道建設課、石井でございます。  先ほどお話のございました草野水のみちの浸水対策についてでございますけれども、説明会につきましては、ことしの3月2日に稲毛小学校におきまして実施いたしました。内容といたしましては、今後の浸水対策の進め方、どういったことをやるのかということを説明させていただいたわけでございますけれども、そのときには、今ある草野水のみちの能力検証を行いまして、浸水被害を軽減する方策を考えてまいりますということで説明させていただきまして、基本的には変わっておりません。具体的な内容といたしましては、護岸のかさ上げとか、護岸の平滑化、そして橋梁のかさ上げといったものを実施していく予定でございまして、現在、渇水期に工事ができるように関係機関などと協議を進めているところでございます。  以上です。 121 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設部長。 122 ◯下水道建設部長 ゲリラ豪雨についてその他の対策はないかという質問でございますけども、公的整備でできるだけその地区に合った効果的な軽減策を検討し、とっていきたいと思っております。ただ、なかなか公的施設整備だけでは、ゲリラ豪雨でございますので、対応に限界がございます。それにプラスで自助による防水板ですとか、宅内の浸透施設の設置などを促進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 123 ◯主査(向後保雄君) 先ほどの未修繕の道路で市民がけがをした事例というのは、資料提供は本日中、回答は可能ですか、大丈夫ですか。(「本日中には」と呼ぶ者あり)安喰委員のみでよろしいですか、ほかの方は。では、湯浅委員、山本委員、三瓶委員、安喰委員と以上4名、よろしくお願いします。  それでは、安喰委員、どうぞ。 124 ◯委員(安喰武夫君) 先ほど歩道などの修繕などで市民からの要望ということで、大体1万3,000件近くあると話が出ましたが、かなり多いと思います。私のところにも結構そういうのが来ますけども、それに応えていくということでは、一つ一つは小さいのが多いと思うので、しかしそうはいっても、予算やそれに対応する人員などがしっかりしていないと対応できないと思うんです。先ほど予算額、3カ年を示していただきましたけども、年によって、もちろんでこぼこはありますが、大体60ちょっとから50億円というところだと思うのですが、それで今後もさらにこれはふえていく可能性はあると思うのですが、今、ちばレポということで、まだ実証実験ということでやっているわけですけど、ああいう中からも、恐らくあそこを直してとか、結構来ると思うんです。今のところ実証実験ということで、全部対応ということではないですが、必要なものはやりますよとなっているわけで、先ほどデータがないということだったのですが、壊れたところに足をとられて転んだりと、こういうのは現実にあるわけで、そういう点できちっと対応しないと大変な事故にもなると思うんですね。  それで、ちばレポが実証実験でやられているのですが、これを始めてから、こういうのを直してほしいという声は実際多くなっているのか、その辺を確認したいと思います。  それから、私道の件なんですけども、申請を出したんだが通らなかったというのもあるし、そこまでいっていないのもあると思うので、市内には私道の舗装されていないところがまだまだ残っていると思うのですが、市としては私道の舗装されていないような実態というのはつかんでいるのかどうか、その辺を確認したいと思います。  それから、この制度というのは、みんながよく知っているというわけではないと思うので、この制度について、どのようにこの間、市民の皆さんにお知らせしているのかというところと、相談が土木事務所に入った場合は、どういう形で土木事務所としては相談に乗っているのかというところをお願いいたします。  それから、自転車走行環境整備の点なんですけども、実際私も新港横戸町線の側道はよく通るので、どうしても歩道のほうが広かったりして、そっちを通っちゃう人もいると思うんです。ですから、まだまだ活用されていないという状況があると思うんです。人によっては車道を通るのは怖いという思いはありますし、また子供さんとか、そういう方たちも安全なところへと親がもちろん言っているから、ですからどういうルールで使っていくかという点のルールづくりをしっかりやって、啓蒙していくことが必要ではないかというところをお聞きしたいと思います。  あと、自転車走りやすさマップなんですが、こういうものをつくるというのは非常に重要だと思うし、市民の方の協力も得てつくったということで、非常に重要だと思います。私も見たのですが、ちょっと見て、これは色分けで一番安全なのは青でしたか、緑となっていると思うんですけど、緑色のところで稲毛区内でこれは危険じゃないかなと思ったところが実はあるんです。具体的に言いますと、磯辺茂呂町線が終わって、それで宮長橋のほうに行く狭い道なんですね。狭いんですが、バスは通るところなんですよね。朝の通学時間、高校生が自転車でよく通るのですが、バスはとまっちゃったりするんですね、自転車が通り過ぎるまで。  だから、実態と違うのではないかなというところも率直に感じたところがあったので、今後、これを使いながら改善が必要だと思うんです。よりここは危険だとか、最初から全部そういうものができるわけではないので、今後の改善が必要だと思うのですが、その点でどういう見解なのか、お示しください。  それから、草野水路の水害対策なんです。とにかくできるところからどんどんやっていっていただきたいと思うのですが、先ほどのかさ上げの点とか、平滑化とか、そういう工事というのは、先ほどかさ上げは10月からということだったのですが、来年また、これからもまだわからないんですけども、来年のことを考えれば早くなんですが、実際何月ごろにはこれは完了していくのか、確認したいと思います。  それから、先ほど回転灯で警報システムの話が出ましたけど、これについては水かさが上がってきて、それで警報を鳴らすというシステムなんですが、あそこの草野水路のところで、床上以上の浸水で被害があったのが2010年9月8日のことだったわけですが、あのときは1時間たしか70ミリとか80ミリの強い雨が降っていて、ちょうど大潮とこれがぴったり重なって起こったということなので、大潮とか、満潮時と大雨というのが重要なポイントなので、いつ満潮になるかとか、大潮はいつの日かというのはわかるわけですよね。大雨の点では、なかなか予想は難しいのもありますが、ただ台風の接近とか、いろいろ今レーダーの発達なんかもあって、ある程度は予想できるので、大潮と大雨が重なりそうだとか、そういうのはある程度予想できるので、そういう情報というのは前もって住民の人たちに知らせるというのも重要ではないかと思うのですが、その点についてはどういうふうな取り組みをできるのか、この点についてお聞かせ願いたいと思います。  以上です。 125 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員、少し決算審査からずれているところもありますので、平成24年度決算であることを踏まえて、そのように質問していただきたい。それでは、土木部長。 126 ◯土木部長 ちばレポが実証実験をやっている間、通常である要望件数がどのくらい変わっていったのかという御質問ですが、ことし実証実験をやっている平成25年7月から8月の2カ月間に約2,000件の要望が土木事務所等に入っております。同時期の昨年度の件数も約2,000件でございますので、ちばレポの実証実験に伴って今まで通常の要望件数に変化があるかということになりますと、特に変化はございません。ふえてもいないし、減ってもいない状況です。  あと、私道の砂利道を把握しているのかということですが、私道につきましては、具体的に私ども千葉市では所管しておりませんので、把握していないという状況です。  私道助成のお知らせの仕方でございますが、常時ホームページにはその制度を記載しているとともに、5月の市政だよりに掲載して、市民に周知を図っているところでございます。  あと、私道の助成の制度の各土木事務所の説明につきましては事務所長より、また自転車レーンについては自転車対策課長よりお答えさせていただきます。 127 ◯主査(向後保雄君) 自転車対策課長。 128 ◯自転車対策課長 先ほど、どういうルールで啓蒙活動を行っていくかという話でございますが、自転車は、自転車安全利用5則というものがございまして、自転車は車道が原則ですよ、車道の左側を走りなさいとか、そういう五つがありますので、それは市民局のほうのホームページには載っておるのですが、来月、マナーアップフェスタですか、市民局のほうでやられると思いますので、そちらのほうに協賛といいますか、一緒に活動していくつもりでおります。  それと、マップのほうで実態と違いますよと、改善が必要だと思いますという話で、次回はいつごろ直すのかという話なんですが、こちらは私どもがつくったのではなくて、市民の方と一緒に走ったメンバーのアンケートをもとに作成させていただいてございます。今、委員のような意見が来るようであれば、再度確認して、次回作成するときには見直ししていきたいと思っております。  以上でございます。 129 ◯主査(向後保雄君) 下水道維持課長。 130 ◯下水道維持課長 先ほどのかさ上げの工事の完了の件でございますが、一応平成26年2月を予定しております。それと、大潮の件でございますが、大雨や台風の発生が見込まれるときには、建設局のほうで地元のパトロールを実施するとともに、市民局のほうでもパトロールをしてくれると聞いております。  特に大潮について、我々のほうから市民の皆さんにお伝えするということでは考えていないんですけれども、これは新聞などで潮位情報というのが載っておりますので、そういったものを活用していただきたいということと、草野都市下水路につきましては、警戒避難マニュアルというものを危機管理課のほうで作成いただきまして、地元に周知しているということでございますので、事前に地元の方にはいろいろな情報が入ったり、我々がパトロールしたりするということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 131 ◯主査(向後保雄君) 中央・美浜土木事務所長。 132 ◯中央・美浜土木事務所長 中央・美浜土木事務所の宇佐美でございます。  地域の方々が土木事務所に私道の整備をしたいんだということで御相談に来られた場合の事務所の対応でございますけれども、私道につきましては、千葉市私道整備の助成に関する要綱というようなものが取り決められておりまして、これに基づきまして大きく二つお話をさせていただいております。  一つは、この要綱に基づきまして、書類の申請がありますので、申請書の書き方、それからいろいろと承諾をいただくということもございます。先ほど私道で隣接するお宅の軒数の話も出ましたけれども、そういう私道の助成を申請するに当たって必要な条件を満たしているかどうか、こういうのにまず御相談に乗っていると。  それから、もう一つは、地域の方々が舗装したい、あるいは雨水をとるための側溝をつくりたいということで御相談に参りますので、相談を受けた職員が現地に行きまして、一つには、どういうようなもので整備をしたほうが得策であろうかということもあわせて相談に乗っているというようなことでございます。  以上です。 133 ◯主査(向後保雄君) 土木部長、どうぞ。 134 ◯土木部長 先ほど答弁を保留させていただきました事故の件数がわかりましたので、お知らせいたします。  平成24年度では、道路の管理瑕疵件数は17件ございまして、そのうち、けが人が発生した件数は1件でございます。  以上でございます。 135 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員、どうぞ。 136 ◯委員(安喰武夫君) 先ほど、ちばレポが始まっても変わらない。要するに道路の修繕の問題というのは、常日ごろ市民の認識になっていて、壊れたら土木事務所に頼ろうというのはしっかりあると思うので、そういう状況があるわけですから、そこにしっかりと応えられるように予算上も、さっき技能労務職員はふえている流れがあるので、しっかりと確保するし、技能を、ちゃんと能力も保たれるように引き続きやっていただきたいと思います。  それと、私道の件なんですけども、実態を余り把握していないと。千葉市の道ではないのでというのはあると思うのですが、しかし、これは市民が生活に使っている道路でもありますので、そういうことを把握していく必要があるのではないかと。それと、制度を知らせるのも、多くはそういうところが少ないわけで、そういうところがあるのは限られている地域であるわけですから、できればそういう一定の時期を決めて、その地域に制度を知らせるチラシをまくとか、そういうことも必要ではないかと私は思うのですが、これについて見解をお願いしたいと思います。  それから、自転車の走行環境整備についてなんですが、私はマップをつくったのはいいことだと思っていまして、どんなものでも最初から全部把握してやれるわけではないので、ここがもうちょっとこうだよという意見が、あれができたからこそ出てくると思うので、地域の危険な場所とか、さらにこの地域は走ると気持ちいいとか、あれを通してそういう市民の意見をどんどん吸い上げていく、そういうものに大いに活用したらいいのではないか。それで、もちろんつくったばかりですから、すぐ改定とはならないと思うので、ちゃんと時期を見て、よりいいものをつくっていただきたいなと。これは要望しておきます。  それから、都市下水路の件で、草野水路の件なんですが、先ほどパトロールをしていただいているということで、とにかく気持ち的には、地域の人たちは雨が多く降ってくる、また台風が近づいてくるというときには非常に不安の声も上がっているので、事前にそういう情報をしっかり伝えていくというのが、もしもの場合きちっと行動できるように必要なことですので、その点はしっかりやっていただきたいと思うんです。  それと、今、異常気象ということで、気象庁もこれまでに経験したことがないような大雨とか、そういうことが言われるような状況になっているのですが、そういうことで千葉市の基準については、そういうことを踏まえて、今後検討していく必要があるのかどうか。この間の取り組みも踏まえて、今後について最後お聞かせ願いたいと思います。  以上です。 137 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 138 ◯土木部長 私道助成の広報の工夫をという件でございますが、確かに今現在ホームページ等で公開している情報だけでは不足しているという状況も考えられますので、いろいろな工夫をして広報していこうと考えておりますが、具体的には今、市役所とか区役所とか、市民がお見えになるところに配架しておくということを少し始めてみたらどうかということで、そのほかにつきましても研究してまいりたいと思います。  以上です。 139 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設部長。 140 ◯下水道建設部長 ゲリラ豪雨、かなりの雨の話でございますが、確かに79.何ミリだとか、平成22年には81.5ミリぐらいでしたか、そういう雨が降っております。うちのほうの考え方とすれば、以前、既往の30年の降雨をもとにしまして、公式を立てて整備しております。実際に平成22年に見直しをしたのでございますけども、ただこれはあくまでも分母がゲリラ豪雨だけじゃないものですから、その他いろいろな雨が降ったものを分母としてやりますので、そうしますと逆に今、10年確率53.4ミリの整備をしているんですけども、それよりも下回ってしまうということが起きましたので、逆に安全をもって、10年確率の整備をしているということでございます。  それと、79ミリ、例えば80ミリというと、200年に一度の整備という形になりますので、それはちょっと現実的ではないのかなということを考えております。また、平成22年の社会資本整備審議会の中でも、確かに今はかなりの雨が降っていると、時々かなりの確率で降るけども、それを目標にしたのでは、先ほど私が言いましたように200年に一度とか、そういう大きな目標になってしまうので、あくまでもそういうハード的な整備と、先ほどちょっと私が申しましたソフト的な整備、例えば自助による防水板の整備等を組み合わせて整備するのが今のところはいいのではないかという答申もございます。  済みません、長くなりました。以上でございます。 141 ◯主査(向後保雄君) それでは、残り3名いたと思いますけども。こちら側から、三瓶委員、どうぞ。 142 ◯委員(三瓶輝枝君) ありがとうございます。私からも幾つか伺いたいと思います。
     まず、今、雨水の100年に一度とかというのは無理だと伺っているのですが、毎年同じところで道路冠水とか、床下・床上浸水があるところはどのぐらいのカウントになっているのか、ここ3年間ぐらいの推移をお願いしたいと思います。同じところが何回もと。100年に一度が来なくても、そういうところがあるのではないかと思いますので、お伺いいたします。  それから、もう一つは、駐輪場の件なんですけれども、これは我が会派で前からオートバイの駐輪場をと、一部そういうものが欲しいと要望も出させていただいているのですが、その整備の進捗状況などはどのようになっているのか、伺います。  また、ここの228ページのところには、予算書の中には放置指導員ということでされているのですが、中には整理員ということもあると思います。その方たちは何人いらっしゃるのかということもお示しいただきたいと思います。  また、放置自転車対策ということと、それから緊急雇用対策のほうで同じような人数がいらっしゃるわけですけども、地域的にどのように配置されているのか、伺います。  我が会派の議員の話なんですけれども、いつも全然いなくて困ってしまって、課のほうに連絡いたしますと速やかに来てくれるんだけども、言わないと来てくれないというようなことがございまして、しかも駅のすぐ直近のところなんですけども、それについてはどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。  もう一つは、駐輪場の受け付けなんですけれども、受け付けの方たちがいらっしゃるんですけども、そこで例えば集金というんですか、お金を扱うという仕事がございます。そのときに盗まれたとか、そういった事件に見舞われてしまったということがあって、整理員の中には、なぜ自分たちがそのような状況下に置かれなければいけないのか、何か対策はないのかというようなことをおっしゃっているのですが、これについて何か改善策などがありましたらお示しいただきたいと思います。  それから、市内の業者を私たち議員だったら誰でも使っていただきたいと思っているわけですけれども、先ほどは幾つかの点についてお示しもいただきましたが、下水道の点検について、市内業者、あるいは市外、どれだけ件数があって、どれだけの金額やっていただいているのか。それともう一つは、新設道路建設においても、市内と市外、3年間分、決算において。道路の補修工事、これも3年間分、市内と市外を分けて、お示しいただきたいと思います。  もう一つは、実は用地買収など、職員の方は一生懸命やっていただいている姿、私もよく拝見させていただいておりまして、会派の中でもよく話し合っているのですが、職員の育成も、中年の方、あるいは少し若い方ということで、かなりやり方とか、伝承といいますか、伝承というのは言い方がおかしいかもしれませんが、申し渡しとか、申し送りとか、そういった意味で職員育成が結構なされていると思うのですが、総体的に用地買収というのはお金が絡んで、市民の方に納得していただかなければならない部分だと思いますけれども、そういった意味でどのような研修をされたり、あるいは年配の方から若い方たちへの職員育成はどのようになされているのか、伺います。  もう一つは、先ほど技能員のお話が出ました。再雇用も含めて、再任用も含めてと伺ったんですけれども、この分、再任用の方はいずれやめなきゃならない時期が来るわけなんですけども、その際には新規で新しい職員を雇用するということがきちんとわかっているというか、働いている方たちも不安でしようがないと思いますけども、数は担保されていくのか。あるいはもっとふやしていく用意もあるのか、その辺もお示しいただきたいと思います。  もう一つは、最後ですけれども、道路の安全対策なんですけれども、確かにできるところは本当に積極的にやっていただいていると思います。その点については評価させていただいております。ただし、何としてもなかなか前に進まない条件があって、条件といいましょうか、前に進めたいけれども、いろいろな条件で前に進まないというところもたくさんございますけれども、その中で市民の皆さんの声を生かして道路づくりがされていくと思うのですが、その際に最初に計画ありきで、後から市民の方の安全対策の声が来た場合、なかなかそれが受け入れられないという場面も私は幾つか拝見させていただいているのですが、安全対策について、道路をつくる前の市民の参加、市民の声をどのように今後担保されていこうとしているのか、一つ伺いたいと思います。  それと、今後は高齢社会で障害者の方も今や車椅子で、あるいは電動シルバーカーで外に出るような状況になってまいりましたけれども、段差のない歩道をつくっていただいたり、あるいは歩道のほうもインターロッキングではなくて、がたがたしないように走れる、それは乳母車だけではなくて、まさに車椅子とか、電動シルバーカー、まさにお年寄りの皆さんにも対応できるようなものをふやしていただきたいと思うのですが、ここ近年、そういった対応はどの程度なされてきたのか、平成24年度の分についてお伺いいたします。  それと、最後になりますけれども、先ほども信号機等のお話が、もしかしたら警察のお話が出ていたんですけれども、例えば幾つかあると思うんですね。信号機には右折レーンは出てないんだけれども、時差式というんでしょうか、対向車線の車をとめて、こちらが右折できる時差式というんでしょうか、そういう場面もあったり、右折の信号が出ていない場合です。そういったところもあれば、右折の信号機がつけてあるところもあります。まさに時差式で右折の信号、右のほうに行けるよということで、車がスムーズに行けるところもある。そういういろいろなところがあるのですが、その違いというのは警察とどのように、例えばここに右折のマークの信号を設置してもらいたいとか、そういう要望が出ているところ、そのところはまさに時差式になっていなかったりするわけなんです。そういう要望がたくさん出ているところもあると思うのですが、それにはどのように対応してきてくださっているのか、お伺いいたします。  以上です。 143 ◯主査(向後保雄君) それでは、だんだん質問の項目が出尽くしてきたものですから、どうしても平成24年度決算から外れやすくなっているような気がしますので……(三瓶委員「委員長、私、24年度を中心に聞いておりますので、よろしくお願いいたします」と呼ぶ)わかりました。その辺、御協力のほどお願い申し上げたいと思います。  それでは、御答弁、自転車対策課長。 144 ◯自転車対策課長 オートバイの状況という話ですが、ことし2月から募集をかけまして、4月1日から受け入れしておりますが、11駅15カ所、8月末現在で30台の利用となっております。  あと、駐輪場の整理員という話ですが、整理員につきましては168名を使っております。こちらにつきましては、駐輪場の中の整理ということで、放置対策とは違う整理員のほうでございます。  放置自転車の放置指導員というのが、朝の7時から10時、おおむねやっております。駅的には、幕張本郷、新検見川、稲毛、西千葉、千葉、蘇我、都賀、浜野、海浜幕張、検見川浜、稲毛海岸、鎌取、以上12駅の対策をしております。先ほど委員がおっしゃったのですが、指導員がいないという話なんですけど、たまたま放置自転車を撤去する日に限って、一部時間帯をずらしている駅もございます。  緊急雇用対策の放置指導員なんですが、こちらにつきましては午後1時から17時まで4時間でございます。見ている駅といたしましては、新検見川、海浜幕張、西千葉、蘇我、千葉、稲毛、稲毛海岸、検見川浜、千城台ということで、こちらにつきましても放置の多い箇所をやっております。  続きまして、管理棟の関係でお金が盗まれて、どういう対応をしているのかということなんですけど、昨年、管理棟1カ所が壊されまして、その後、管理棟にはおつり銭も置かずに、全て管理棟の管理をしている人間が自宅に持って帰って、翌朝また持って帰ってきてくれて、それで営業してくれということでお願いしておりまして、今現在は管理棟にはお金は置いてございません。  以上でございます。 145 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 146 ◯土木部長 技能職の再任用が退職した際、必要な対応をどう考えているかということですが、それぞれ退職、また雇用人数が減った場合に必要な人数を確保するように要望してまいりたいと考えております。  次に、道路をつくる前、安全対策を含めて、地元の意見を聞いているのかということですが、道路を拡幅する際には、当然用地買収も含め、地元の方々に計画の概要を説明しておりますので、その際にさまざまな意見を伺いまして、構造上、道路管理上問題ない範囲では、皆様の意見を聞きながら計画を少し見直す場合もあるかと思います。  次に、歩道の段差があるもの等々の進め方でございますが、現在の歩道の整備に当たりましては、セミフラット型ということで、極力段差がないような整備をすることを基本として進めております。また、地域の方々の御理解をいただければでございますが、既存のタイル等でがたがたしているものは、黒舗装でタイルにしたほうがよろしいというような御意見があれば、そういったところも改良していっているところでございます。  あと、信号機はどのように表示の仕方を決めているのかという御質問でございますが、信号機を設置するのは、大きな二つ目的がございます。一つは、当然交通安全、事故防止のために行う場合と、もう一つは、渋滞が発生しないようにと。両極端とはいいませんが、相反するものでございまして、安全だけを確保するために確実に右矢といいますか、右に曲がるシグナルを出す場合、どうしても渋滞を発生する可能性が高くなる、こういった相反するところもございますので、その交差点の状況や方向別の交通量の分析をした上で、両方が一番よろしいということについて、交通安全面では警察、渋滞の面では道路管理者、双方の意見をまぜ合わせながら決定していっている状況でございます。  あと、補修工事で過去3年間の市内、市外の決算額ということでございますが、決算額の数値としては今把握しておりませんが、補修工事につきましては、おおむね市内業者が実施していると御理解いただければと思います。  以上でございます。 147 ◯主査(向後保雄君) 先にこちら、道路部長からいきますか。 148 ◯道路部長 道路部でございます。  関係のあるところについてお答えさせていただきます。  まず、用地買収に携わる職員の育成という点でございますが、私どもも用地買収というのは市民の財産に係ることに携わっているわけで、非常に大事なことを積算しているわけですが、この知識を伝承していくということは非常に大事で、最近、団塊の世代のベテランの方が退職されて、その知識の伝承ということで、もちろん国や県の研修がありますと、これに積極的に参加させたりしております。それと、市の中のベテラン職員を講師として、職員を集めて研修会を毎年行っております。それは知識を伝承していくということを目的として行っております。  それと、もう一点、土木部長も答えたのですが、道路の計画の際の計画ありきでという話がございましたけども、道路部は、都市計画道路やほかの道路の改築計画を起こす場合に、正式に認可とかを取る前に、地元へ1回説明会を行います。それで、そこからいろいろな要望が上がってきます。中には物理的に無理なものもあるわけですが、そういうのは事前に聞いた上で、なるべく計画に盛り込んで対応できるものは対応していくようにしています。  それと、だんだん買収が進んで、部分的に工事をやっていくわけですが、そうすると都市計画道路等新しい道路ですから、取りつけ道路がくっついてきますけど、ここで市民の方も私たちも当初予想できなかった形態が出てきて、新たなる問題が確かに出てきます。これはその都度聞かせていただいて、できるものは対応しているつもりで今のところおりますので、ちょっと時間がおくれたり、道路をいじるというのは私どもだけではできないんです。警察と協議して、これでいいか、安全対策が一番になりますから、そういうことで時間はかかりますが、やっているつもりでおりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 149 ◯主査(向後保雄君) 下水道維持課長。 150 ◯下水道維持課長 下水道維持課でございます。  下水道管渠の点検についてお答えいたします。  下水道管渠につきましては、三つのタイプで点検しておりまして、簡易カメラによる点検というものと、これは40年以上の管渠について点検しておりますけれども、目視点検ということで、20年以上の管渠について、ふたをあけて目視の点検をする。あるいは、過去に下水管が詰まったことのあるような管渠につきましても、ふたをあけて定期的に点検するという三つのタイプでございます。いずれも市内業者に委託しております。  以上です。 151 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 152 ◯土木部長 一つ答弁漏れがありました。申しわけございません、たびたび。  段差の解消として、平成24年度決算としては253カ所の段差の解消を行っております。  また、説明不足だったのですが、信号機の件に関しましては、あくまで道路改良に伴う信号機の設置等についての答弁でございまして、信号機だけをつけるというものにつきましては、警察の所管で警察が判断しております。  不足して、大変申しわけございませんでした。 153 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設部長。 154 ◯下水道建設部長 ゲリラ豪雨による最近の被害箇所というのがございますけども、大きな雨ですと平成21年8月9日の時間最大79.5ミリ降ったことがございました。そのときには被害箇所は、床上とすれば、殿台、椿森、港町などがございました。それから、床下として、椿森、長洲、殿台などがあります。  それから、平成22年9月8日、これが今、千葉市で最大の既往の雨でございますけど、時間最大で81.5ミリというのがございます。このときには、床上の場所が草野水路の周辺の稲毛3丁目、5丁目、稲毛東5丁目、6丁目、それからみつわ台2丁目、殿台町などでございます。床下につきましては、長洲、みつわ台、それから先ほど申した稲毛都市下水路の周辺でございます。  それと、平成24年に50ミリを1ミリだけ、時間最大51ミリでございますけれども、1ミリだけ超えているのですが、このときは10分間降雨で20ミリ、次の10分が17ミリと本当に集中的に10分、20分で降った雨でございますけど、そのときに床上浸水と床下浸水がございまして、そのときの床上は若松町、床下は都賀の台1丁目とみつわ台5丁目という形の事例がございます。  以上でございます。 155 ◯主査(向後保雄君) 道路部長。 156 ◯道路部長 答弁漏れがあったようなので。道路の新設に係る業者の問題ですが、特殊な難しい工事を除きまして、基本的には市内業者に発注する考え方で工事はやっておりますので、御理解いただければと思います。  以上です。 157 ◯主査(向後保雄君) 三瓶委員、どうぞ。 158 ◯委員(三瓶輝枝君) 御答弁ありがとうございました。  今、どの工事、下水道においても、カメラ等、目視においても市内の業者を使っていただいていると。道路のほうも、大体が市内業者ということで、こちらのほうは評価させていただきますし、今後も鋭意この方向で取り組んでいただければと思います。  また、もう一つは、先ほどの職員の皆さんの育成についてですけれども、私も現場をかいま見させていただいて、相当我慢強くやるしかないのかなと思ったんですけれども、やり方も工夫していただいて、なかなか大したものだなと私も思いまして、そういったテクニック、変な言い方ですけれども、やり方の工夫というのは人それぞれによって違うものもあろうかと思いますけれども、いいところはつなげていくという取り組みをこれからもやっていただきたいと思います。  それから、技能労務者の方たちもきちんと人を配置していただくということは、これからもやっていただきたいと思います。東日本大震災のときに、いち早く土木事務所のそういった技能員の方が張り切ってやっていただいたおかげで、かなりきれいになる速度があったということで、市長がどこに行っても褒めていました、はっきり言って。ですから、そういった観点からも、ふだんの仕事もそうですけれども、ふだん悪いところを点検していくということも必要ですし、速やかにやっていかなければいけませんし、こういった大災害のときにもいち早く先頭に立って必要な箇所を取り組んでいく必要もあると思いますので、これが最大限度の人数だと、逆に言えばもっとふやしていただきたいと思いますので、この辺のほうは市長のこうした発言も踏まえて、さらに取り組んでいただきたいと思います。全員が先ほどの御答弁、一番最初にあったような期間限定の方だけでは困ってしまう。それこそやり方においても、こちらのほうも技術の伝承というのが少なからずあると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。正職員の方の確保という観点からもぜひお願いしたいと思います。  それから、オートバイの駐輪場の確保ということで、少しずつふえてきていただいていますけれども、受け付けのときにこれで間に合っているのか。もっとふやしてもらいたいという声はないのか、一つ伺いたいと思います。  それと、受け付けで集金していただいて、家に持ち帰るという負担ですよね、精神的な負担というのはどのように捉えていらっしゃるのか。ほかにもっとやり方はないのかと思うんですけれども、この辺についてこれが最大の取り組みなのかというのを、ほかにもあるんじゃないかと、他市なんかはどうやっているのかというようなこともお示しいただきたいと思います。  それと、整理員と指導員ということで、指導員は外に出ていろいろと駅の周りとかで言っていただいて、整理員は駅周辺にある駐輪場の中で整理していただくということがあると思うんですけども、ある一定の時間になれば、最初はがちゃがちゃしていたものを本当にきれいにしていただいていますので、ある意味、指導員としての役割も持っていただいてもいいのではないかと。1人、2人でその辺ぐるぐる回って言っていても、どうなのかなと。例えば管理していただく方が最低1人はいなきゃいけないと思いますけども、その辺、中にだけいるんじゃなくて、周辺ですね、直近のところで、道一つ、6メートル、8メートルぐらいの道一つ隔てて駐輪場があり、反対側には放置自転車がされてしまうというところもあります。そういった意味でも、指導員が多いほうが、そういう部分はなくなっていくのではないか、改善できるのではないかと思いますので、一つ考えを伺いたいと思います。  それから、毎度同じところばかりとめられるところがあるんですね。それへの対策というのは、そろそろやっていただいてもいいのかなと。常に指導員がいないときはぞろっととめられてしまって、いるときは何とかなっているというような状況ですと、なぜそういうことが必要なのか。常に、例えば救急車や消防車が入りやすいようにしなきゃいけないとか、あるいはそこにとめたら本当に放置してしまう方たちが車との接触があったり、そういうこともあるし、そういうところにとめてもらっちゃうと、歩行者にもえらい迷惑なんだということがあるわけですから、その辺いいかげんにいつも指導員ばかり配置していればいいというものではないんじゃないかと思うんですけども、お考えを伺いたいと思います。  それから、歩道などの安全対策で、先ほど私が伺ったところで、フラット式も要望があれば順次していくし、それからインターロッキングなども歩きにくいし、ヒールのある人は本当に歩きにくいし、それから電動シルバーカー、車椅子の方たち、乳母車を引いている方たち、障害のある方たちにとっても、非常につっかかったりなんかするものですから、要望のあった順番で変えていただくというので、これについては市民の方にも私のほうからもアピールしたいと思いますが、そういった要望が今どのくらい、すぐにはできないと思うんですけど、今、平成24年度の確認されているだけで、どれだけ道路の安全対策が求められているのか。何件ぐらいあるのか。先ほどもしかしたら御答弁あったのかもしれませんが、もう一度その辺お伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。 159 ◯主査(向後保雄君) 答弁お願いします。自転車対策課長。 160 ◯自転車対策課長 自転車対策課でございます。  1点目の受け付けの増員という形の話をされておりましたが、今現在、おおむね2人ずつ配置しておりまして、1人がお手洗いに行っても残っていられるということで、特に増員の必要性については、申しわけございません、感じておりません。  あと、お金の持ち帰り、負担にならないかということですが、銀行に預けるにしましても、翌朝またおつりがなくなってしまうとか、朝、誰かが持っていっても、同じ時間に全ての管理棟があきますので、誰かが配付する、誰かが回収するというわけにもいかないもので、こちらにつきましては他市の状況とか確認させていただいて、検討していきたいと思っております。  それと、整理員を指導員として使えという話でございますが、指導員の方は、申しわけございません、ある程度、言い方は失礼ですけど、シルバーの方が多いのですが、シルバーは自分が市民なんですね。市民ですので、おれも市民だぞという形で、かなり強く言っちゃいますと、苦情がかなりございまして、それこそ言葉の研修、こういう形で対応してくださいとか、そういう研修から全て始めなきゃいけなくなってしまいますので、ちょっと難しいかなと考えております。それで、整理員のほうは時間を短くしておりますので。  あと、同じ場所にとめている対策なんですが、うちのほうとしましても、撤去の日付、土曜日にやってみたり、日曜日にやってみたり、午前、午後2回やったり、先ほども言いましたけども、いろいろ工夫はしております。それでもまだだめな場所があれば、また教えていただければ、何らかの対応を考えたいと思います。  以上でございます。 161 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 162 ◯土木部長 歩道を歩きやすく、安全対策の要望件数はということでございますが、安全施設等に関する要望につきましては、段差の解消だけではございませんが、全体としては、昨年度は1,840件の要望がございました。これは本当に局部的にちょっと段差が生じているよとか、歩きづらいよというところを補修していく要望が主であります。それも含めまして、ことし、平成25年度予算では201カ所の段差の解消を行う予定でございます。また、全体的に道路、歩道を計画的に進めていくというのは、現在バリアフリー化の観点から、バリアフリー経路を計画的に進めておりますので、それ以外の要望につきましては、局部的な要望であれば、その時点で可能な範囲で補修等をしていきたいと考えております。  以上でございます。 163 ◯主査(向後保雄君) 三瓶委員、3回目です。 164 ◯委員(三瓶輝枝君) どうもありがとうございました。御答弁いただきました。  駐輪場で、他市の状況も調べて、お金を持って帰る、人のお金で、またそこで自分が通勤途中で何か事件とかに巻き込まれかねないという心配事もあるということです。精神的な負担を軽減するような、他市の状況も調べていただいて、何らかの対策を講じていただきたいと思います。これにについては、また期待してまいりたいと思います。  それと、これも全く堂々めぐりというふうに市民の方が見ておりまして、同じ場所にばかり、とめやすいところにうまいぐあいにとめるものでして、余り邪魔にならないように。でも、やはり交通安全上、車を運転している人から見ても、歩行者から見ても、ちょっと危ないかなというところもありますので、接触事故もあったというようなことも伺っておりますので、余り頻繁に起こるようなところは、逆に何らかの経常的な対策を講じてもいいのではないかと。指導ばかりするのではなくて、逆に駐輪場をその場所に設置できるところがあるならば、設置していくということも必要ではないかなと、逆にこの間感じているところです。これについては、他市並びに千葉市内の状況などの中から、できるところはぜひ進めていただきたいなと、これは要望でございます  それから、もう一つは、道路の段差などの解消についても、201カ所というように、1,840件ある中で、ちょっとした段差ならというような御指摘だったのですが、結構1カ所、2カ所だったら、恐らくやっていただけるんでしょうけども、それが数メートルにわたってというようなところもありますので、これについてはまた要望をしっかりと反映できるように、順番などもつけていただいて、いつぐらいまでにはできるとか、皆さん必要性があって、危険性があって、障害者の方とか高齢者の方からの御意見が随分と来ていると思いますので、それが反映できるように今後とも進めていただければと思います。よろしくお願いします。  ありがとうございました。 165 ◯主査(向後保雄君) それでは、残り2名ですので、湯浅委員、どうぞ。 166 ◯委員(湯浅美和子君) では、何点か、よろしくお願いします。一括でお願いしたいと思います。  まず、午前中に御説明いただきました歳入歳出決算額状況表からなんですけれども、翌年度への繰越金が約30億円、不用額は約17億円ということなんですけれども、本年2月補正のときに私たちは国の政策もございますけれども、多くのものが繰越明許ということで、目の前を通り過ぎていったのを記憶しているんですけども、それは平成25年度予算に入っているかと思うんですけども、そうしますとちょっと確認なんですけれども、24年度予算で前年度より繰り越された額というものはどの程度あったのか、それをまず確認したいと思います。  それから、今回ここに上がっております繰越額の中で事故繰越というものはなかったのかどうか、これは一般会計分と下水道事業会計分と両方お伺いしたいと思います。  それと、執行できなかった事業ということに関しましては、不用額の中でということで、執行できなかった事業は、午前中の御説明でいろいろ出ておりましたので、それはそれで了解いたしました。土木部は四億幾らで道路部が四億幾らということだったのですけども、一つ気になったのが、災害復旧費が2,840万円なんですけれども、これが道路橋梁施設災害復旧費ということで不用額というふうになっております。これは事業として、午前中御説明いただいたものは、これはいろいろな優先順位の中で次年度に先送っても構わないんですけども、災害復旧ということですから、これはどういうことでこういうふうな不用額となってしまったのかなということを御説明いただけたらと思います。  あと、災害復旧というものは、昨年9月で一応完了したということで御説明を受けていたんですけれども、幾つかこの中にも出てきておりますが、災害復旧は基本的には原状へ復帰させるというものだと聞いています。ただ、市民からしてみますと、どうせ工事するのであれば、きちんと災害対策なども同時にとってほしいと思うんですけども、その辺そういうこともきちんと加味した上でそういった復旧事業は行われたのかどうか。特に下水道などですと、接続部分をどうするかとか、災害対策にかかわる復旧の仕方もあったのではないかなと思うんですけども、そのあたりがどこまでされていたのか、お伺いしたいと思います。  あと、もう一点、決算状況の中で収入なんですけれども、財産収入ということで、予算現額が、額はそんなに多くはないんですけども、2,360万円であったものが、収入済額は4,970万円と上がっています。貸し付けが予算よりはかなり低かったようなんですけども、不動産の売り払いに関しまして1,656万円の予算現額であったものが、収入済額としては4,800万円入っているということですけれども、この差というのはどういうことで起こってきたのか、御説明ください。  次に、各事業なんですけれども、自転車走行環境整備に関しましては、財源の内訳の中で国費が入っておりますけれども、国費を入れるということは、例えば計画をつくっていなければいけないとか、そういった条件の中で出されたものなのかどうか、そのあたりはどうなのでしょうか。  それで、自転車走行環境整備、要するに自転車レーンで、私も毎朝通ります京葉線通り、毎朝、車で私は通って、議会棟のほうに出勤してきていますので、いつも通るんですけども、中には思い切り逆走している人がいるんですね。そういったこともあって、事故とかが気になっていたんですけども、先ほどどなたかの御説明の中で1件事故の報告はあるけれども、それ以外はないということなのでいいんですけれども、ただ私なんかは逆走してこられたら、ちょっと怖いなと思いますし、こちらが後ろから行くときに通っておられたら、なるべく離れて、ゆっくり通るということはしているんですけれども、そんなこともあったりして、トラブルとまではいかなくても、苦情的なもの、やっぱり怖いよとか、そういった苦情などは私のところには幾つかありますけども、市のほうまで来ている苦情があるのかどうか、そのあたりはどうなのでしょうか。  自転車の走りやすさマップに関しても、これも何人かの方が聞かれていたんですけれども、5,000部を印刷されたということです。私たち議員もたしか1部ずつ配付していただきまして、見せていただきました。ただ、これは無料でたしか配布されていたかと思うんですけども、どんな配布の仕方をされたのか。たしか区役所とかにも置いてあったかと思うんですけども、みずから欲しいよと言ってきた人はいたんでしょうか、そのあたりはどうなのでしょうか。  反響としては、わかりやすいとかという声もありましたということなんですけれども、そういうふうに欲しいと言ってきた人があるかどうか、その辺は確認したいんですけれども、無料で配布ということで、実は他市でも同種のこういった走りやすさマップというのはつくっておられるところは幾つかございますけれども、私はお金を出して取り寄せて買った覚えがございます。印刷金額をお伺いしたいなと思ったんですけれども、印刷金額は幾らであるかということと、今後5,000部で終わってしまっていいのかどうか、もう少しみんなに使ってほしいと思うのであれば増刷も必要かと思うんですけれども、他市ではそういうふうな同種のものを販売しているところもあるということでして、そのあたりの検討はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。  放置自転車対策も非常に頑張っておられるということが皆さんの質疑の中で確認させていただきましたが、放置自転車の数は非常に減っていると。平成17年が1万7,000台あったものが、25年3月では3,000台まで減少しましたという御説明があったんですけども、移動台数、これは撤去された台数だと思うのですが、撤去台数の変遷というのを教えていただけたらなと思います。  その下に返還台数というのがございます。半分ぐらいしか返還されていないということなんですけども、この推移もできれば教えていただけたらと思います。  撤去なんですけれども、撤去の時間を変えてみたりとか、すごい頑張ってやっていますということだったんですが、大体頻度として、月1回なのか、2カ月に1回なのか、1週間に1回なのか、そのあたりどの程度やっておられるのか、お伺いしたいと思います。  あと、撤去に関しては、やってはほしいんですけれども、すごくお金がかかることだというふうに思っています。1台撤去するのにかかる費用というのは、どのくらいかかるのでしょうか。内訳として、運搬の費用と処理の費用がありますけれども、その内訳を含めてお示しください。  返還時、たしか本人は2,000円負担されているかと思うんですけれども、そう思うと高いという人もいるかと思うんですけども、これだけの費用がかかっているということをお示しいただいて、もっと返還、取りに来てほしいと思うんですけども、そのあたりどのような形で皆さんにお伝えしているのか、お伺いしたいと思います。  それから、道路照明なんですけど、安全施設等整備ということで、道路照明設置というのも幾つか出ておりました。千葉市の場合、道路照明は今どんな形というのか、例えば水銀灯であるとか、どういう照明の内容になっているのかということと、それにかかっています電気代というのはどの程度あるのか、お伺いいたします。  それから、下水道関係で、私は平成24年度に1回質問いたしまして、原発事故に係る東京電力への求償額を求めたことがございました。そのとき、平成24年6月だったんですけども、下水道関係では380万6,659円というふうな御回答をいただいたんですけども、その後、いろいろと東電の求償のマニュアル的なものも整ってきたというふうに聞いているんですけども、その後、何か東電に求償してまとまった話というのはあるかどうか、そこを確認させていただきたいと思います。  1回目は、以上です。 167 ◯主査(向後保雄君) 答弁お願いします。建設局長。 168 ◯建設局長 私のほうから繰り越しの推移というんですか、ことしは30億6,800万円相当が来年度、平成25年度に繰り越したわけなんですけども、前年度から24年度に来た23年度分の繰り越しが28億900万円でございます。
     あと、執行できなかった事業、先ほども私のほうで申し上げましたので、もう一遍繰り返しますと……(発言する者あり)いいですか。  あと、災害復旧について、以下、各担当所管部長から。 169 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 170 ◯土木部長 災害復旧事業の不用額2,840万円の内容でございますが、やはり請負差金の金額と、災害復旧事業といいますと、非常に短期間に査定を受けて実施するという関係上、どうしても現場で設計変更が生じるという可能性が高い事業でございましたので、当初の予算のときに設計変更分を少し見込んだ上で予算組みをしていた関係上、不用額が2,840万円発生したということで、本来の目的は全て達成しておりまして、先送り事業はございません。  次に、災害復旧は原状復旧ということ、委員がおっしゃったとおりでございますが、災害復旧は施設を原形に復旧するための対応しか可能ではございませんが、今回の地震におきまして、道路部においては、海浜幕張駅につきまして、液状化対策を実施したものがございます。これは従来の災害復旧の枠以外に拡充して災害復旧を行ったものでございます。  次に、自転車の走行環境整備についての御質問ですが、国費は今回地域自主戦略交付金というものを活用しておるわけですが、もともと地域自主戦略交付金は、地方自治体が自主的に選択した事業に対して交付いただいているものでございますので、何らかの計画がないと整備できないといったような制約、条件はございません。  あと、これまでに市に自転車レーンを整備したことによるトラブル、苦情というものについてはあるのかということですが、確かに私個人的にも歩道を歩いていて怖い思いをしておりますので、ないということではないのですが、市に直接危ないとか、おかしいといった苦情は今のところ届いていない状況です。  あと、自転車走りやすさマップにつきましての金額でございますが、1部360円でございます。  どのように配布したかというのは、先ほど委員が申し上げましたように、各区役所に5,000部のうち3,000部を配架しております。そのほか、観光情報センター等にも配架しているところでございます。  今回無料だが、販売していく考えはないのかということですが、走りやすさマップは初めての試みでございますので、最初から有料にして、何ら配布できなければ、本来の目的が達成できないということがありましたので、まず反響を見るための無料配布を実施したものでございます。ただ、殊のほか反響がよろしくて、すぐなくなってしまった状況でございますので、次回、先ほど委員の御質問があったように、状況は刻々と変化しております。道路整備によって、また走りやすさの見直しも必要になると思います。そういった見直しの必要が生じ、新たに作成する場合については、有料化につきましても検討していきたいと考えております。  以上でございます。 171 ◯主査(向後保雄君) 維持管理課長。 172 ◯維持管理課長 道路照明灯についての御質問についてでございますが、現在、千葉市内の道路照明灯、大小合わせまして約2万2,500基ほどございます。このうちの種別の内訳でございますが、水銀灯が1万3,400基、ナトリウム灯が4,300基、その他メタルハイドロランプですとか、蛍光灯が約4,800基という内訳になってございます。また、それにかかります電気代でございますが、平成24年度決算で約3億6,400万円ほどかかってございます。  以上でございます。 173 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設部長。 174 ◯下水道建設部長 まず、災害復旧のことでございますけども、災害復旧は下水も、委員言われたとおり、原形復旧ということで原則で行いました。ただし、液状化によりまして浮上したマンホールが15カ所ほどございました。それにつきましては、浮上防止対策、いわゆるマンホールの重量化というところを図っております。それは災害復旧事業にあわせて図ったということでございます。  それから、繰り越しの件でございますけども、下水の建設改良の繰越額は約16億円ほどございました。その中で事故繰越があるかというお話でございましたが、実際に2件ございまして、総額としては1億7,700万円ほど事故繰越を行っております。それから、一般会計のほうの事故繰越はゼロということでございます。  以上でございます。 175 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長兼水道局次長。 176 ◯下水道管理部長兼水道局次長 東京電力への賠償請求の件でございますけれども、汚泥の焼却灰などの処分に係る費用の増加分を東京電力に賠償請求しまして、平成24年度、合わせまして2,492万6,000円を請求いたしまして、全額を受け入れております。  以上でございます。 177 ◯主査(向後保雄君) 自転車対策課長。 178 ◯自転車対策課長 放置自転車対策についてお答えいたします。  撤去の頻度でございますが、有料の駐車場、35駅ございますが、千葉駅で月に6回、幕張本郷、稲毛、西千葉、蘇我、海浜幕張、検見川浜、稲毛海岸では月2回以上、その他の駅で1回以上を移動撤去しております。  移動の台数でございますが、推移ということで、平成22年2万7,313台、23年2万7,005台、24年2万8,037台。返還台数でございますが、平成22年1万2,689台、23年1万3,471台、24年1万6,554台でございます。  1台撤去するのにかかる費用とその内訳ということでございますが、平成22年、移動関係で4,127円、保管、返還関係で880円、22年は5,007円でございます。23年は、移動関係3,940円、保管、返還関係1,424円、1台当たり5,364円。平成24年度につきましては、移動関係で3,477円、保管、返還関係1,265円、4,743円でございます。  もっととりにいくように催促できないのかという話でございましたが、私どものほうでは、条例に基づきまして、移動した旨、保管場所を明記した告知板を移動した場所に張り出ししております。それと、自転車の利用者を調査いたしまして、利用者に自転車を引き取るよう通知しております。こちらにつきましては、警察に照会しまして、はがきを出しております。  以上でございます。 179 ◯主査(向後保雄君) 街路建設課長。 180 ◯街路建設課長 街路建設課です。  財産貸付収入が予算現額よりも減っている理由についてでございますが、当初は都市整備公社への土地の貸付料約560万円を見込んで計上しておりましたが、平成24年度から都市整備公社への貸付事務は管財課が一括して行うことになったことから、貸付料は財政局の収入となっており、建設局の収入となっていないことから、予算現額よりも減額となっております。  以上です。 181 ◯主査(向後保雄君) 路政課長。 182 ◯路政課長 路政課の椎名でございます。  不動産売り払いが大幅にふえている理由でございますが、路政課のほうで千葉市が管理する道路敷地で道路としての機能を消失しているもの、それから将来にわたって道路として使う計画がないものを、隣接地権者の申し込みに基づきまして売り払いしております。その歳入が平成24年度約3,900万円ございます。これは当初予算に見込んでおりません。主な理由は、その分でございます。  以上でございます。 183 ◯主査(向後保雄君) 湯浅委員、どうぞ。 184 ◯委員(湯浅美和子君) どうもありがとうございました。  まず、繰り越しのところなんですけれども、昨年度、平成23年度から24年度、予算現額に繰り越されたものが28億円ということですから、若干、24年度決算のほうがふえているのかなという感じはいたします。ただ、どうして伺ったか、繰越明許はいつも私たち説明を受けるんですけども、それがどうなったのか、なかなか見えないところもあって、わかりにくいなと前から感じていましたので、そのあたりがどうかなとお伺いしたんですけども、若干毎年増減はあるかと思うんですけども、このところの例えば傾向というのがあるのかどうか。  それから、今回、これは2億円程度ですから、ふえた理由をお伺いしても、余りはっきりわからないのかもしれませんけれども、何かありましたら御説明いただけたらと思います。  事故繰越に関しましては、2件、1億7,700万円、これは下水道の企業会計のほうですけれども、事故繰越はそれこそ繰越明許でもなく、こちらにとっては事後報告ということになるのかと思うんですけれども、報告になるんですよね、事故繰越というのは。どうしてこういうふうなことになってしまったのか、御説明いただけたらと思います。  それから、執行できなかった、これは請負差金とかということですので、災害復旧に関しては、当初予定は全て終了したということで了解いたしました。  災害復旧に関しまして、一部はそういった液状化対策等も加味した復旧も行われたということで、そちらのほうが私たちとしてはありがたいなと思うんですけども、何度もその後に掘り返すというのはやめていただきたいというのがあるので、そういうことをわかっている時点で一緒にやっていただくということはいいなと思うんですけれども、下水道のほうで、マンホールの15カ所、浮上防止対策を行いましたということなんですけども、あと管も随分いろいろなところで断絶してしまったように思います、美浜区などは。それに対して、それはただつないだだけなのか、先ほど申し上げましたけども、接続部分がかなり余裕があるような対策もとれると聞いたんですけれども、それはされなかったのでしょうか。そのあたりはどうか、確認させてください。  財産収入に関しましては、こういうふうなことがあったということですので、了解いたしました。  自転車走行環境のトラブルは、直接苦情はないということなので、それはそれでよかったなと思うんですけれども、ほかの委員からも出ておりましたけれども、まだまだ使い方等を御存じない方、全然逆走しても問題ないと思って走っている人もいますので、このあたりは何らかの方法で啓発ということをやっていただきたいと思います。それはお願いということでお願いいたします。  走りやすさマップに関しては、今回走りやすさマップをつくって、また問題等が出てきたときには、再度作成するということなので、そのときには有料制も検討するということだったんですけども、今、5,000部配布されて、5,000部出回っているという状況なんですけども、それ以上は今の段階では追加されないわけですね。もうちょっと皆さんに持ってもらったほうが私はいいかなと思うんですけども、それは御検討されないのか。3年間調査して、いろいろなボランティアの方が入って、力作だと思うんです。問題はいっぱいあると思いますけども、そういうことも含めて、私は皆さんにそういうことを知ってもらいたいと思いますし、もっと皆さんに持ってもらいたいと思いますので、もう少し増刷とかということを考えてもいいかなと思うんですけど、ただ増刷するのに当たって1部360円と聞きましたので、単に無料で配布するだけというのはちょっと厳しいかなと思いますので、全額ではないにしても、若干有料でお渡しするということは考えてもいいのではないかと思うんですけども、そのあたりはどうでしょうか。  それから、放置自転車に関してですけれども、本人負担は2,000円ですけれども、5,000円近くかかるわけですから、その他のところは税金で賄われている。本当にここを何とかしたいなと思います。返還台数も若干ですけれども、先ほどの御答弁だと少しずつ上がってきているのかなという感じはしますけれども、それでもまだ半分ぐらいしか取りに来られていないというのはどんなものかなと。確かに今買うと安いというのもあるので、それも問題かなと思うんですけども、その辺もう少し何とかしたいなと思うのですが、はがきを出しているということなんですけども、それの費用も多分ここに入っているのかなと思うんですけども、ほかのところで何かやっているとか、返還をもう少しふやすような工夫というのはないのかなと。  それと、さっき御説明で返還等の処理に幾らという御説明だったんですけども、返還の事務とかでなくて、処理するにはどういう形で、例えば売っているのかわからないですけれども、有償でどうされているのかわからないんですけれども、本当の処理費はどうなっているのか、もう一度確認させてください。  それと、鉄道駅周りにみんな放置しているわけです。前から言っているんですけども、その周りに駐輪場をつくるのは千葉市のお役目ということでやっているわけですけども、それで放置自転車対策も千葉市がやっているわけです。明らかに鉄道を利用している人たちなのに、せめて鉄道事業者が負担しないのかといつも思うんですけども、そういった話というのはまるで起こらないのでしょうか、どうなんでしょうか。その辺のところはどうか、お伺いしたいと思います。  道路照明に関しましては、内容と電気代3億6,400万円かかっているということで了解いたしました。これは何度か議会質問等を通して御提案させていただいていますけれども、他の都市では、これをLED灯にかえていくということで、それもリースの手法を使ってということで検討して、実際に行っているところもあると聞いていますので、その検討はどうですかということも申し上げたことがあるんですけども、検討状況などありましたら御説明いただけたらと思います。  東電の求償に関しましては、今、平成24年度2,492万円ということなんですけど、これ以上はもう発生しないのか。まだ予定が幾ばくかあるのかどうか、その辺をお伺いします。  以上です。 185 ◯主査(向後保雄君) 建設局長、どうぞ。 186 ◯建設局長 一般会計の明許繰越の傾向といいますか、これは毎年、基本的には2月補正の額がどのくらい国の内示が来て、それが丸々繰り越しになっちゃうのは、もちろん2月だと工期がとれませんので、その増減によって多少の変動があるということで、おおむね毎年30億円ぐらいいっているということで御了解願いたいんですけど。 187 ◯主査(向後保雄君) 下水道建設部長。 188 ◯下水道建設部長 まず、事故繰越物件2件の理由でございますけども、一つは、みつわ台の調整池でございます。もう一つは、稲毛の小仲台の貯留槽という工事でございます。両方とも低地部につくる工事でございまして、確かに当初から若干の出水があるということはわかっていたのですが、予想以上に、やはり山をしょっている関係で出水したために、やむを得ず繰り越しを行ったものでございます。  それから、継ぎ手を災害復旧のときに一緒にやらなかったのかという話でございますが、先ほども私申し上げましたけども、まず原形復旧して、早く流下能力を確保して、普通の生活に戻ってもらおうということを第一に考えましたので、それでそのときにはやらなかった。ただ、ヒューム管等で非常にひどいところはそっくり塩ビ管に取りかえております、塩ビ管は若干余裕がありますので。それから、ヒューム管でひどいところは、中を塩ビの材料で巻き込んでいるということがありますので、一体化がとれているということがございます。  それと、マンホールについて若干おくれぎみなんですが、平成26年度から、先ほど言ったマンホールの地震対策をやっていこうと思っていますので、その中で必要なものについては、マンホールジョイント等の実施も考えていきたいと思っております。  以上でございます。 189 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長兼水道局次長。 190 ◯下水道管理部長兼水道局次長 東電への今後の求償の予定ですけれども、今、平成24年度分の賠償対象経費の算定をしている途中でございまして、おおむね約7,000万円を今後東電に求償していく予定となっております。  以上でございます。 191 ◯主査(向後保雄君) 下水道経営課長。 192 ◯下水道経営課長 下水道経営課の永嶋でございます。  下水道事業会計における繰り越しの推移でございますが、平成22年から23年への繰り越しが27億1,300万円ほど、23年度から24年度の繰り越しが40億4,700万円ほど、24年度から25年度の繰り越しが17億7,500万円、そのような推移になってございます。  以上でございます。 193 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 194 ◯土木部長 自転車関連の御質問ですが、マップにつきましては、即座に増刷する必要もあるのではないかという御意見でございますが、まず5,000部というのが一気にはけたという事実は非常に喜ばしいんですけれども、それ以上に皆さんがさらに増刷したときに配布が余らないかというのは、まだ少し疑問な点がございます。その中でホームページでは常に見れるようにしておりますので、こういうものがないのかというような声が上がってきたものを少し見据えて判断させていただければと思っております。  あと、鉄道事業者との関係の話でございますが、通称の自転車法においても、鉄道事業者は鉄道用地の譲渡や貸し付けに積極的に協力しなければならないということが法令、または条例等も含まれておりますので、常に鉄道事業者とは駐輪場の整備を行う際、協議させていただいているわけですが、そういったことで鉄道の用地を無償、または非常に安価な単価での有償での借り上げが可能となっておりまして、鉄道で19カ所、有償または無償の鉄道用地の借り上げを行いまして、駐車場の整備に協力してもらっているという状況でございます。  そのほかのもう一点の質問については自転車対策課長、またリース化につきましては維持管理課長より答弁させていただきます。 195 ◯主査(向後保雄君) 自転車対策課長。 196 ◯自転車対策課長 自転車対策課でございます。  処理費の件でございますが、平成24年度で言いますと、撤去台数2万8,000台と返還台数が1万6,554台、リサイクルを一部しております、9,810台。さびたり、タイヤがなくなっていたり、フレームが壊れていたり、椅子がなくなっていたり、そういうのが1,673台ございます。リサイクルにつきましては1,548円で引き取りをお願いしまして、海外のほうで処理いたしております。5,000円近く処理費がかかるので、ちょっと考えろということですので、今後少し勉強させていただきたいと思います。  以上でございます。 197 ◯主査(向後保雄君) 維持管理課長。 198 ◯維持管理課長 道路照明灯のリース化によるLED化についてでございますが、他市の事例等を参考に、また課題等どのようなものがあるのか等について今勉強させていただいているところでございます。  以上でございます。 199 ◯主査(向後保雄君) 湯浅委員。 200 ◯委員(湯浅美和子君) どうもありがとうございました。  繰越明許は大体了解いたしました。ただ、いつも繰越明許ということで、議会などで御説明いただいて、それがどうなってしまったのか、決算の中で見るということが、見にくいような状況になっておりますので、聞かせていただきましたけれども、確かに国の2月補正など、本当に時間がないので、それをするしかないということで、ことしなんかは本当にそういう感じですごくたくさんのものがいってしまって、次年度の決算で見なくてはいけないなということになっているかと思うんですけども、なるべくこういった繰り越し、国の方針があるとはいえ、繰り越しというものは少なくなるほうがわかりやすいのかなという感じはいたしておりますので、その辺はよろしくお願いいたします。  事故繰越もいたし方なかったということで、仕方がないんですけども、これも本来はないほうがいいわけですから、いつも言われるような、当初より、ここは出水量が多かった、水が出る量が多かったということですけれども、そういったことをちゃんと予想しながらしていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、自転車のマップの増刷というか、ちょっと疑問なところもあるということで、確かに私が買いましたのは、京都の自転車マップです。走りやすさマップということで買いましたので、千葉と京都では利用する方の用途も違っているであろうし、なかなか同じということではないかなと思いますけれども、できればもう少しあるといいかなと思いました。それは御検討いただけたらと思います。  返還、お金がかかっているということも改めて見て、これは物すごい税金を投じながら処理しているということを多くの人に知っていただくべきで、それでそれを誰が負担していくのか、税金で負担するのは皆さんの税金ですので、一部こういうふうに放置された方たちの税金だけではないということを考えると、もっと対策は打てないのかなという気はいたしますので、御検討いただけたらと思います。  道路照明に関しましては、何度も申し上げていますけども、まだまだいろいろ省エネということに関して、千葉市全体でやることはいっぱいあると思っておりますけれども、一つ大きな可能性があると思っておりますので、ぜひとも御検討いただけたらと思います。  東電の求償は、平成24年度で7,000万円の予定ということですから、全部で1億円弱ということなんですけども、別に東電が憎いというわけではなく、それだけの費用がかかるのだということを私はみんなが知るべきだと思います。だから、原子力に頼るということが、これだけのリスクをはらんでいるということを知るためにも、しっかりと私はこれは求償していくべきだと思っていますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 201 ◯主査(向後保雄君) 建設局、最後になりますけども、川村委員、どうぞ。 202 ◯委員(川村博章君) 一問一答でお願いいたします。  今回、平成24年度の決算を拝見する中で、限られた予算の中でこれだけの事業をされたというところは非常に評価すべきところかなと感じておりますけれども、同時に各ところでさまざまな課題があったりとか、こういう苦労があったみたいな話があると思うんですけれども、そこでお尋ねしますけれども、24年度の決算に当たってというか、事業を振り返られて、どのような問題点があって、課題というのはどういうものがあるのかというところについて、局長の所感をいただければと思います。 203 ◯主査(向後保雄君) 建設局長。 204 ◯建設局長 大きな課題というのは特に私のほうは感じていなかったんですけども、代表質問の中で実施計画のおくれが何本かあるということで、精査してみたところ、計画事業57本のうち順調にいったのは31本、その中で繰り越しがほかに21件あったということで、この繰り越しの扱いがおくれだと評価されたのは残念で、さっき私どもが説明した30億円の繰り越しも、当該年度、繰り越しを直ちに取りかかって、その中から不用額は一切出していない。たまたま先ほどの災害復旧費かなんかは出てきても、目的を達した以外のものは不用額が出る可能性があるんですけども、ほとんど出していないということで、実態的には順調に進んでいたというところで、評価がそうなったのが非常に、こういう制度だと評価される我々にとってみると、繰り越しも前向きの繰り越しと、やっていいものとやっていけない繰り越しがあるということだけ理解していただければと、私の気持ちでございます。  あと、自転車の話もあったんですけども、自転車のお金の問題とかにつきまして、いろいろな外部の方が入って、金銭的な経理をやるということで、たしか2万円程度のお金でおつり銭を持って帰ったりするわけなんですけども、これからはその中で自動販売機みたいな形で、全部機械化を図っていけたら、そういうことをしなくてもよくなるのではないか。これも、次回からの自転車駐車場対策検討会、新たな自転車駐車場総合計画の中でそういうものを位置づけていこうかなと思います。防犯カメラとか、セットで考えていかなくてはいけないものだと思います。それと、借り上げている土地が、借りてやっているというのは、地代を払っているというのはすごく不経済なので、自転車問題はずっとこれからいきますので、土地は全部買っていきたいということで、独立採算的、特別会計的なものができていけば、先ほどの処分するのも全部ひっくるめて自転車事業というのが独立していけばいいのかなと方向的に考えているところでございます。  あと、自転車の税金をかけたりというのができない関係ですけども、警察のほうが最初に防犯登録で500円取っているわけなんですけども、その費用は全く我々のほうには入ってきません。あのおかげでということは、先ほども所有者がわかっちゃうんです。これもどんなに傷んでいても、サドルだけが飛んでいても、何が飛んでいても、本体のフレームに番号がある限りは、所有者がわかるということで、そのおかげでごみ扱いできないという課題、これは自転車をやっていく上で私も何年かやっていたんですけれども、自転車をごみとして判定できないということで、何らかの形で1年のうち、きょうほかの政策でミニ家電を集めるとあったんですけども、自転車を捨てる日をつくって集めてみると、いい自転車は1,500円で売れるわけです。それで事業が成り立つのかとか、そういった面で新たな考え方をしていったら、自転車会計の独立みたいに考えていったらいいのかなと考えているところでございます。  以上でございます。 205 ◯主査(向後保雄君) どうぞ、建設局次長兼水道局長。 206 ◯建設局次長兼水道局長 下水道につきましては、下水道使用料が前年と比べて1億1,500万円ほど増加したものの、処理場経費などが増になっております。この結果、純利益が前年度に比べて4億円ほど薄くなっております。今後、中長期計画を見直すなどしながら、できるだけ純利益を確保し、経営の健全化に努めていきたいと考えています。  以上でございます。 207 ◯主査(向後保雄君) 川村委員。 208 ◯委員(川村博章君) それと、二つ目として出てくると思いますのは、平成24年度というのは、先ほどの中の千葉市でいうと実施計画の3年間の初年度だったという形の中で、事業のおくれは、私もどちらかと言うと、今回の実施計画の中の先ほど局長が言っていたのは、おくれだとは余り思っていないんですけれども、ただその他の中で事業の中でも、どうしても例えば用地取得ができなかったりとか、逆に入札で業者が決まらなかったみたいな形の中でおくれが生じているものもないわけではないでしょうから、こういうことに関しては、特に用地買収なんかのところの中では、どうしても地主の同意が得られない場合には、収用法じゃないですけれども、そういう強行的なところも見ながらやっていかないと、なかなか道路というか、公共財の場合には、個人のためにほかの多くの方が迷惑するみたいなところがあると思いますから、その辺は重々気をつけてやっていただきたいなと、今伺っていて感じたところであります。  それで、特に二つ目といいますか、平成24年の事業というところを見る中で、最近よく言われるのは、朽ち果てるインフラという言い方がありますけれども、インフラがだんだんある意味では、つくってから長くなっちゃったから壊れる、中央道のトンネル崩落は、その最たるものでしたけれども、そういうものに対する対策というのはどのような形で、特に今、橋梁なんかは耐震化も含めてやられていると思うんですけれども、そういう朽ち果てるインフラへの対策だとか、それから長寿命化というところについて、一番力を入れているところはどこなのか、その辺を教えていただきたい。
    209 ◯主査(向後保雄君) 土木部長。 210 ◯土木部長 委員御指摘のように、安全な町をつくるためには、今までつくったインフラを健全な形で長もちさせなければいけない。また、今まで絶対壊れないと思っていたものが壊れている。こういった現状を真摯に受けとめて、まず今は点検作業に入っております。具体的には、平成24年度の繰り越し、本年度への繰り越しが主でございますが、トンネルボックス、道路標識、モノレールの看板等々、今のところ壊れて物が落ちてしまったようなことがあった場合に、交通に大きく障害が及ぶ、または人の安全が確保できないというものについては、まずは点検を開始するということで、本年度からほぼ点検を開始したものでございます。  ただ、照明灯につきましては、非常に数が多いもので、本年度はまず道路照明灯については国県道を、次年度以降、市道を、数が多いので1年では終わりませんが、逐次点検していきまして、その際ふぐあいが生じている、特に崩落等の危険がある場合は、既に落として、その場で緊急対応しておりますし、今のところ大きなふぐあいを発見している状況ではございません。今後とも道路施設の点検は着実に進めていきたいと考えております。  以上です。 211 ◯委員(川村博章君) 建設局次長兼水道局長。 212 ◯建設局次長兼水道局長 下水道施設につきましても、老朽化問題は今後の重要な課題と考えているところでございます。下水道につきましては、施設、いわゆる処理部分と管渠の部分、二つに分かれて対策をとっているところですが、処理施設につきましては、平成24年度までに長寿命化計画をつくり、25年度から計画的にコスト縮減を図りつつ、整備を進めているところでございます。管渠につきましても、耐用年数の50年を過ぎたものを中心にカメラ調査をして、優先度の老朽度の高いところから順次更新工事をしているところでございます。  いずれにしても、更新事業は多額の費用がかかりますので、下水道中長期計画の中で適宜見直しつつ、コストの縮減と平準化を図って、健全な下水処理が維持できるように今後とも取り組んでいきたいと考えているところでございます。 213 ◯主査(向後保雄君) 川村委員、どうぞ。 214 ◯委員(川村博章君) ありがとうございました。  それと、今、インフラの部分の中でこれから長寿命化という問題がありましたけど、片や、これからは道路だとかは特にそうですけれども、道路をふやしていくというよりは、維持していく時代に、平成24年度を見ていても思うんですけど、変わってきた。安喰委員からも、それで土木事務所の件をお話が出ていたわけですけれども、そうした中でどう維持していくところにお金をかけないようにしていくかという方策みたいな、そういうようなことは特にどのように臨んでいたのか。道路のほう、下水道のほうも何かそういうことがあれば、事例として言っていただければと思います。 215 ◯主査(向後保雄君) 答弁をお願いします。建設局長。 216 ◯建設局長 道路一般に確かに道路維持費もふえることなく、減ってきているのは事実で、新設改良費の中で補っているような状況で、皆さんも道路を走っていて、白線が消えているところが結構多く見えようかと思います。また、これが横断歩道とか停止線、ここまで随分消えているということで、たまたま横断歩道とか白線につきましては、警察の所掌になるということで、今まででしたらお金がこれだけあって、切削かけて、全部道路管理者のほうで道路をやり直す関係上、全部白線を引き直していたという実態があるんですけども、それが今そこまで限界、どの辺で限度を超えるかという維持修繕要綱というのがあるんですけども、そこにいかないまでも、白線が先に消えてしまっているという実態も結構あるので、その辺についても警察のほうから費用負担できないものでしょうかという、当然うちだけでやるんじゃないですよという、中には警察だけが引いているのが、横断歩道の停止線だけ引いていくんです。30メートル手前までが停止線とセットなんですけども、実線の部分までも費用負担で進めていこうかと。できるだけお金をかけないで。  それから、街路樹も道路施設なんですけども、大きくなり過ぎているということで、電話柱、電線とかに絡み合っているところが随分あると。実際そういうところで絡んでいるところは、本来ならば彼らが剪定なり、切ったりする費用も電線の占用者なのでやるべきだというところが、公園部局にちょっとその辺が行っているもので、我々のほうからもう少し提案できて、安くできないか考えている。  千葉市の造園組合のほうは、余り大きな分けをされちゃうと、かえって積算しづらいのかもわかりませんけど、電線とか電話線とかがある程度負担してもいいのかなと、お金を取れないかなと、その辺を考えたりして、できるだけお金をかけないで、それ相応の方々から負担してもらって、道路管理をやっていきたい。一部のところ、そういうふうに考えております。 217 ◯主査(向後保雄君) 建設局次長兼水道局長。 218 ◯建設局次長兼水道局長 下水のほうの事例で、長寿命化計画の中の事例をちょっと御紹介いたしますと、これまで修繕等について、例えばマイクですと、全体を交換するというスタンスから、健全度を判断して、例えば部品のところを一部取りかえればまた長もちさせると、そこに今までは単費を導入していたのですが、長寿命化制度を活用することによって、国庫補助金を活用することによって、コストの出費を抑えるような取り組みを今しているところです。管渠については、とにかく点検を早くしようということで、先ほども下水道維持課長の話がありましたけども、目視点検、カメラ調査を順次計画的にやっていくという取り組みをしているところでございます。 219 ◯主査(向後保雄君) 川村委員。 220 ◯委員(川村博章君) ありがとうございました。  特に下水道のほうは理解しましたし、道路のほうで少し申し上げておいたほうがいいかなと思っているのは、維持管理の中に今の建設局長がおっしゃられたように、道路が削れてくる消耗みたいな部分においては、よく聞くのは、一時期公共事業を抑えようということで、単価を抑えた分だけ、安かろう悪かろうに結果的になっちゃって、非常に傷みが早くなったという議論もあったと思うんですけれども、そういう部分で維持していく意味で、例えば毎年舗装し直している費用と、5年に1回で済むのだったら、どっちのほうがいいのか。そうすれば、単純計算したときには、1年に1回やるのだったら、5年に1回だったらば5倍の予算が使えるみたいなところもあるでしょうから、その辺何かしら大きい面をうたって、お考えをいただきたいなというところが一つ。  それから、最近、ヨーロッパでは当たり前、日本にも最近入ってきているという中で、ラウンドアバウトという交差点があると思いますけども、ラウンドアバウトにして、最大のところというのは、結局信号機だとかが要らなくなる。そういう維持管理費というのがかからなくなるという利点もあると聞いていますし、交差点での半分は車をとめている形になっちゃいますから、そういう意味では環境にもよくないという形の中から生まれてきている点も聞いていますので、そういう一種これから今ある公共インフラを生かしつつ、長持ちさせるかというところは、ぜひ御検討いただきたいと思います。  それと最後に、私の意見的なことを申すと、これからの中で特につくる時代から維持する時代に変わったという中では、特に土木事務所の役割というのはこれから重きをなしてくると思います。そういう意味で、別に花見川の所長に頼まれたわけじゃないですけど、予算のすぐ対応できるという部分の中では、そういう部分のところは各3事務所ともふやしていただきたいし、それとともにスタッフの部分、機能充実というところでは、安喰委員も言っていましたけど、ぜひ充実させていただければなと思います。  以上でございます。 221 ◯主査(向後保雄君) それでは、御質疑等これで終わりましたので、建設局の審査を終了いします。建設局の方々、御退室を願います。御苦労さまでした。                  [建設局退室] 222 ◯主査(向後保雄君) それで、皆さんにちょっと御相談ですが、ここで午後3時を回りましたので、休憩をするか、それともあとは水道局だけですので、続けてやってしまうか、その辺を御相談したいと思いますが、いかがいたしましょうか。じゃあ10分だけトイレ休憩ということでとらせていただきたいと思います。再開、午後3時20分でお願いいたします。                  午後3時10分休憩                  午後3時20分開議 223 ◯主査(向後保雄君) それでは、休憩前に引き続きまして分科会を開きます。                  水道局所管審査 224 ◯主査(向後保雄君) それでは、水道局所管について説明をお願いいたします。建設局次長兼水道局長。 225 ◯建設局次長兼水道局長 水道局でございます。よろしくお願いいたします。  平成24年度水道事業会計の決算について御説明いたします。  水道事業会計の決算書をお願いいたします。  まず、事業の概況と決算状況につきましては、先日の総括説明におきまして御説明いたしましたので、今回は予算額に対して増減の大きな項目について御説明いたします。  決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。  1,000円未満は四捨五入して御説明いたします。  初めに、収益的収入及び支出でございます。  まず、収入でございますが、第1款・水道事業収益は、決算額20億182万8,000円で、予算額に比べ決算額の増減は3,385万2,000円の減となりました。  この主な理由は、新規加入者の増により、営業収益が増額となりましたが、経費の節減等により、第2項・営業外収益の一般会計補助金が減額となったためでございます。  次に、支出でございます。  第1款・水道事業費は、決算額19億1,927万2,000円で、不用額は3,138万2,000円となりました。  不用額の主な理由は、第1項・営業費用において、受水費や配水施設の維持管理など経費の節減によるものでございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出でございます。  まず、収入でございますが、第1款・資本的収入は、決算額29億2,665万3,000円で、予算額に比べ決算額の増減は8,516万9,000円の減でございます。  減となりました主な理由は、第1項・企業債で建設改良費の減に伴い借入金が減となったことのほか、負担金や補助金が減となったことによるものでございます。  次に、支出でございます。  第1款・資本的支出は、決算額36億9,977万2,000円で、不用額は8,266万2,000円となりました。  不用額の主な理由は、第1項・建設改良費において契約差金が生じたことなどによるものでございます。  欄外でございますが、この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額7億7,311万9,000円は、過年度分損益勘定留保資金などにより補填いたしました。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 226 ◯主査(向後保雄君) それでは、御質疑等をお願いしたいと思いますが、御意見等もありましたらあわせてお願いいたします。なお、答弁に当たりましては、所管より簡潔明瞭に御答弁をお願いいたします。  それでは、御質疑のある方は挙手をお願いします。安喰委員。 227 ◯委員(安喰武夫君) よろしくお願いします。一問一答でお願いします。  水道のほうは、緑区とか若葉区のほうが中心なんですが、市政全体にとってもこれをどう経営するかというのは重要な問題だと思いますので、質問させていただきます。  それで、決算書の15ページなんですが、総括事項の中で支出では配水施設の運転管理などを見直し、経費の抑制に努めましたとあるのですが、配水施設の運転管理などを見直しと、具体的にはどんなことをしたのか、お答えください。 228 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長兼水道局次長。 229 ◯下水道管理部長兼水道局次長 運転管理の見直しの内容でございますけれども、基本的には給水に支障のない範囲でポンプの給水圧力を下げる、そのための省電力運転を行ったほか、電力受給の契約に当たりまして、契約方法の見直しによりまして、より安価な電気事業者と契約したというようなことでございます。 230 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 231 ◯委員(安喰武夫君) そういう努力をされているということなんですが、それで経営状況の中に一般会計補助金は8億3,500万7,000円となって、前年度と比較して3,728万8,000円減って、4.3%の減少とあるのですが、まず一般会計補助金の中身を説明していただきたいのと、これが減少したというのは、先ほどのそうした努力によるものなのか、お願いいたします。 232 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長兼水道局次長。 233 ◯下水道管理部長兼水道局次長 一般会計の補助金ですが、ここは赤字補填の部分であります。ここが減少したということは、当初に比べまして受水費の減、それから契約差金等によりまして、事業費用が3,000万円減少したということ。それから、新規加入ですけれども、これが当初予算を上回って、収益が約2,000万円増加した。これらの要因から、一般会計からの補助金が少なくて済んだというような状況でございます。 234 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 235 ◯委員(安喰武夫君) そういう中で、千葉市全体は県水が多くはやっているわけですが、そういうことで、市民によって県水のほうと千葉水道局のほうで支払いが違ったり、そういうのは不公平になってしまうから、そういうのは値段的には一緒にやっていると思うのですが、現在、実際に千葉市水道局として、給水原価と供給単価というのは今どういう状況になっているのか、お願いいたします。 236 ◯主査(向後保雄君) 水道総務課長。 237 ◯水道総務課長 水道総務課長の林でございます。よろしくお願いします。  ただいまの御質問、給水単価と給水原価の数字でございます。平成24年度におきまして、供給単価につきましては202.30円、給水原価につきましては403.25円でございます。  以上でございます。 238 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 239 ◯委員(安喰武夫君) 前もほかのときに聞いたことがあるのですが、ほとんど変わらなくて、原価が約400円で、供給するのが200円ということで、そういう意味では本当に赤字補填という問題が出てくるのは当然で、これはどうしても現状では出てくると。  それで、まず概況の中で現時点での給水人口が4万6,834人となっていて、率が82.0%とあるのですが、それで今後さらに広げていくということなんですが、それで給水人口については、今後どう変化していくかというのが一つ大きな問題と思うのですが、若葉区地域はそんなに今後人口がふえる状況ではないと思うのですが、土気地域については今後人口というのはふえる見込みがあるのか、その辺はどう考えていらっしゃるのでしょうか。 240 ◯主査(向後保雄君) 水道事業事務所長。 241 ◯水道事業事務所長 土気につきましては、今、土気地区の区画整理事業、土気東区画整理事業が残っておりますので、そこが若干張りつく予定になっております。 242 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 243 ◯委員(安喰武夫君) 大体人口的にはどれぐらいふえそうかというのは見込みはあるのでしょうか。 244 ◯主査(向後保雄君) 水道事業事務所長。 245 ◯水道事業事務所長 今すぐ出てきません。 246 ◯主査(向後保雄君) 後で調べて回答いただいていいですか。安喰委員、そういうことで。 247 ◯委員(安喰武夫君) そうすると、今、4万6,834人というのが、土気東でさらにふえたりして、そういうところにも普及していくと、もちろんさらに人口がふえるわけです、給水人口が。まず、現時点で千葉市の水道局は、原水としては何人分確保しているのか、お聞きしたいと思います。 248 ◯主査(向後保雄君) 答弁をお願いします。下水道管理部長兼水道局次長。 249 ◯下水道管理部長兼水道局次長 今進めております第3次拡張事業の中では、目標が平成32年でございますけれども、水源が見直しをしておりまして、当初3万3,700立米であったものが今は1万9,500立米ということです。これが計画値となっております。水源としては、霞ヶ浦の開発が2万8,800立米だったものが2万8,800立米、これは一緒です。房総導水路の使用権という形で2万8,800立米、これを房総導水路を使って水源として活用するというような形になっております。ですから、計画の最大給水量としては、一番最初に申し上げました1日当たり1万9,500立米ということでございます。 250 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 251 ◯委員(安喰武夫君) 人口で言うと何人を確保しているのか、お願いします。 252 ◯主査(向後保雄君) 下水道管理部長兼水道局次長。 253 ◯下水道管理部長兼水道局次長 平成32年度の目標で計画給水区域内人口が5万7,600人で、計画給水人口としては5万900人を見込んでおります。 254 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 255 ◯委員(安喰武夫君) そうすると、このぐらい5万7,600人という数字があるわけで、実際4万6,834人と、これがふえたとしても、なかなかこれぐらいにはならないと思うんですけども、その辺はどうでしょうか。 256 ◯主査(向後保雄君) 答弁をお願いします。下水道管理部長兼水道局次長。 257 ◯下水道管理部長兼水道局次長 率直に申し上げて、ここまではなかなか届かないだろうと想定しております。そのために1回見直しを図ったんですけれども、5万900人ということで、当初から比べれば大分落としましたけれども、今の情勢から考えますと、人口があの地域だけ急速に張りつくということは考えにくいと思っております。 258 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 259 ◯委員(安喰武夫君) 人口もそんなにふえないと思うし、今、1人当たりの水を使う量というのもかつてよりは下がっているし、節水というのがかなり意識にも入ってきているので、この前提と現実というのがかなり乖離している問題というのがあると思いますので、これを改善していかないと、経営の改善の方向というのは見出されないと思うんですけども、改善の方向については現時点ではどういうふうに考えていらっしゃるのでしょうか。 260 ◯主査(向後保雄君) 建設局次長兼水道局長。 261 ◯建設局次長兼水道局長 先ほどの人口の乖離の問題がございまして、その中でも既に水源として確保しておりました霞ヶ浦導水の事業について、詳細、再検討した結果、そこまでの需要は見込めないという判断のもと、水道事業運営委員会の委員の皆様の御意見も聞きながら、現在、霞ヶ浦導水路事業からの撤退を国交省に提案しているところでございますが、まだ向こうからの返事は来ていないというところが現状で、できるだけ人口に見合った水源にしていこうということの、これからでも費用がかかるものは、できるだけかからないような努力をしていこうという一つの取り組みはしております。 262 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 263 ◯委員(安喰武夫君) 改善の努力はぜひしていただきたいのですが、それで県水との一緒にとか、いろいろ統合の話とか、県水と関連させて改善という、だからそういう点での一定の議論というのもあったと思うのですが、その点では今どんな状況になっているのでしょうか。 264 ◯主査(向後保雄君) 建設局次長兼水道局長。
    265 ◯建設局次長兼水道局長 千葉県におきましては、県内の水道事業を一元化しようという動きで各事業者に対して説明を行っているところですが、現時点において、まず九十九里地域用水企業体、あるいは南房総企業体との経営の統合をまずリーディングケースとして県は考えているということで、その中で県はまずは揚水事業を行いましょうと。末端自治体については、配管のところの給水事業を行うような形の取り組みを提案しているところですが、なかなかその辺の意見がまとまっておらず、現在としては県内の一元化の進捗はないという状況でございます。  千葉市においては、その動向を見つつ、最適な千葉市の水道事業を模索しているところですが、機会あるごとに千葉市のこういう状況を踏まえて、給水単価の低減とか、あるいは千葉市の水道事業と一緒になっていただけませんかとか、そういう話はしているところですが、県としては、まずは九十九里のほうの取りまとめを優先したいという方向で進みたいという話を伺っているところでございます。 266 ◯主査(向後保雄君) 安喰委員。 267 ◯委員(安喰武夫君) 最後ですが、意見ということで、なかなか大変な状況は率直にあると思うんです。これを改善していくというのは非常に大変と。そういう意味では、この方の知恵を集めていかないといけないということで、ぜひいろいろ関係者、そういうところの意見、もちろん県に対しても言うべきことはしっかり言って改善すると。とにかく水というのは、生活にとって、命にとって重要なわけで、今、若葉区のほうでも地下水の汚染の問題とかありまして、安全な水を供給するというのは千葉市の重要な仕事ですので、そういうことで大いに知恵を集めて、問題の解決に当たっていただきたいということで、終わります。 268 ◯主査(向後保雄君) ほかにありますか。湯浅委員。 269 ◯委員(湯浅美和子君) では、今、安喰委員のほうからの質問の中にも出ていたんですけれども、そこで御回答いただいて、2011年でしたか、だから平成23年度、たしか霞ヶ浦導水からの撤退というのを表明されて、実は24年度にどういう反応があったのかとお伺いしようと思ったのですが、今、御回答がありましたので、それは了解いたしました。国交省のほうからの回答待ちいうことで、そこでどんなふうな分担金などが出てくるのか聞きたかったんですけれども、それは了解いたしました。  水源の確保ということで、水源と給水人口の予想に乖離があるというのは、まだ解消されていないところもあるのかなと感じるんですけども、水源として、私たちは井戸水の涵養ということで今までも求めてきていたんですけれども、たしかこの間、伺ったところ、千葉市は七つ井戸を持っていて、二つは活用している状態でしたか、そのあたり。あと、今活用していないということで、すぐには使えないと伺ったんですけれども、そのあたりをもう少し常に使えるようにしていけばどうかなと思うのですが、これは放射能対策のときにも、井戸水には放射能の影響が少なかったということでありますので、井戸水の活用ということをもう少し考えたらどうかなと思うので、そのあたりのお考えをお伺いしたいと思います。  以上です。 270 ◯主査(向後保雄君) 水道事業事務所長。 271 ◯水道事業事務所長 現在、井戸は7本ございまして、リサーチパークが1本、更科が2本、土気が2本、このうち5本は使っておりまして、平川浄水場と大木戸浄水場に緊急用井戸として確保しています。これは緊急用ですので、非常事態でないと動かさないということで、環境のほうの許可をもらっていますので、この2本を常時動かすということは考えておりません。  以上でございます。 272 ◯主査(向後保雄君) 湯浅委員。 273 ◯委員(湯浅美和子君) 済みません、私が勘違いしていたので、5本が置いてあって、2本だけ活用しているのかと思ったら、そうじゃなくて2本が緊急用ということですね、わかりました。それは地盤沈下等のことがあるということで、今は使われていないということですけれども、たしか5本使っているのも、混合して使っていたんでしたっけ、水源としては。何かと混合して使っているかなと思うんですけども、とにかく水源をどうするかということが、今、すごくお金をかけて確保しているところかと思うんですけども、これをもう少し井戸のほうの割合をふやすとか、そういうことは考えられないのでしょうか、そのあたりどうでしょう。 274 ◯主査(向後保雄君) 答弁お願いします。建設局次長兼水道局長。 275 ◯建設局次長兼水道局長 基本的に井戸のくみ上げる水の量と、県のほうから受水している水の量に大きな乖離がございますので、井戸水だけで今の皆さん方に水を全部供給するということは不可能でございますので、やはり水源を確保していくのが水道事業としての安定供給のためには必要だと考えております。 276 ◯主査(向後保雄君) 湯浅委員、3回目になりますよ。 277 ◯委員(湯浅美和子君) これで終わりますが、先ほどからも過大な予想によって、今まで水源を確保してきたということもあるので、そのあたり私は霞ヶ浦導水から撤退を表明したということは、既にかなりお金を払っていた部分もあるんですけども、これは一つの大きな画期的な方針転換だと思っていますので、それは評価したいなと思っているんです。今後も、今、必ず必要だという話の中でやっていくだけではなくて、そういうふうな状況に応じて方針転換というのはどんどんしていっても、むやみにしてはいけませんけども、きちんとした予測に基づいて、そういったことは今後も考えていっていただきたいなと思っております。  以上で終わります。 278 ◯主査(向後保雄君) それでは、御質疑ないようですので、以上で水道局所管の審査を終わります。水道局の方は御退室願います。御苦労さまでした。                  [水道局退室]                 指摘要望事項の協議 279 ◯主査(向後保雄君) それでは、建設局及び水道局所管について指摘要望事項の有無、また、ある場合はその項目について御意見がございましたらお願いいたします。なお、申し合わせにより、昨日もお話ししましたが、分科会における各委員の発言の中から反対のない事項を指摘要望事項とすることとなっておりますので、このことを踏まえて御発言をお願いいたします。  三瓶委員、どうぞ。 280 ◯委員(三瓶輝枝君) 幾つかあるとは思うのですが、その中の一つに駐輪場の整備とか、あるいは対策、管理について、これだけお金がかかっているということを市民にももっと知らせたほうがいいのではないかというような御意見もあったように思いますので、そちらのほうも入れていただきながら、対策、放置自転車のさらなる取り組みをしていただきたいというのが私の要望とさせていただきたいと思います。 281 ◯主査(向後保雄君) ほかにございますか。駐輪場の管理には多額の税金が投入されていることを踏まえて、それを周知……(三瓶委員「周知することと、あと放置自転車対策もさらに取り組んでいただきたい。ちょっと相反したことなんですけど、市民への周知と放置自転車対策」と呼ぶ)わかりました。安喰委員、どうぞ。 282 ◯委員(安喰武夫君) やはり道路など、かなり年月がたって壊れると。先ほど横断歩道の線が消えているとかという、とにかく土木事務所の役割は市民にとっても重要になっているので、その予算とか、職員の数を確保するようにというところは全体で一致できるのではないかと思うので、意見として述べておきます。 283 ◯主査(向後保雄君) ほかにございますか。川村委員、どうぞ。 284 ◯委員(川村博章君) 私も今、安喰委員が言っていましたけれども、確かにインフラの建設から維持にということと土木事務所の充実ということは私も申し上げていますし、こちらのほうがどちらかというと全体多かった意見のような気がしますので、その辺あとは正副主査で御判断をいただければと思います。  以上です。 285 ◯主査(向後保雄君) 水道局に対してはいかがですか。特になしということでよろしいでしょうか。それでは、指摘要望、水道局については行わないということにいたします。  それでは、ただいまいただいた御意見を踏まえ、正副主査で案文を作成しますので、明日の本会議散会後の分科会での御検討をお願いいたします。(川村委員「具体的にあしたの正副主査案の流れだけもう一回確認を」と呼ぶ)明日の本会議の散会後に開催する分科会の前に、我々の正副主査案を委員長、副委員長にチェックしてもらいます。それで相反するものはないのかどうか、各局で相反するものがあるとまずいので、そういったチェックをしてもらった後、最終的に分科会に提案させていただきますので、そのような流れになりますので。(川村委員「きのうも都市局でやったわけじゃないですか。だから、都市と建設で1本ずつ出すのか、2本出すのか、それとも1本なのかということ」と呼ぶ)各局一つということになっていますので、都市局で1本、建設局で1本ということで、先ほど水道局はなしということになりましたので、そのような形で取りまとめていきたいと思いますので、御承知おきください。  それでは、以上で本日の日程は終了いたしました。  次回は、あすの本会議散会後に都市建設分科会を開きますので、よろしくお願いします。  本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでございました。                  午後3時49分散会 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...