千葉市議会 2011-02-24
平成23年予算審査特別委員会第2分科会 本文 開催日: 2011-02-24
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時1分開議
◯主査(米持克彦君) 皆さん、おはようございます。
ただいまから
予算審査特別委員会第2分科会を開きます。
なお、石橋委員より欠席する旨、また、向後委員より5分おくれる旨、小松崎委員、湯浅委員よりおくれる旨の連絡が参っておりますので、御了承願います。
本日の審査日程につきましては、お手元に配付のとおりでございます。
湯浅委員が今、おくれて参りました。
本日も、昨日と同様、皆様の御協力により、5時までに終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
都市局所管審査
2 ◯主査(米持克彦君) それでは、都市局所管について説明をお願いいたします。都市局長。
3 ◯都市局長 おはようございます。都市局の23年度当初予算案の概要について説明させていただきます。座って説明させていただきます。
局別当初予算案の概要の46ページをお願いいたします。
まず、1の基本的な考え方でございますけれども、都市部から順に説明させていただきます。
一つ目として、土地利用の高度化と商業業務機能などの集積のため、都市基盤の整備を進め、魅力ある都心づくりを推進してまいります。
二つ目として、効果的な都市交通体系を整備するため、総合的な交通政策を計画的に推進いたします。
三つ目として、快適な市街地環境を整備するため、検見川・稲毛地区、寒川第一地区及び東幕張地区の
土地区画整理事業を推進いたします。
次に、建築部についてですが、一つ目として、安全で安心して住み続けられる住まいづくりを目指し、良好な住宅ストックや快適な居住環境の形成に向け、民間住宅に対する各種施策を実施いたします。
二つ目として、
住宅セーフティネットを構築するため、市営住宅の再整備を進めます。
次に、公園緑地部についてですが、一つ目として、緑地の現況などの各種調査を行い、豊かな緑と水辺を生かしたまちづくりを推進するための新たな計画、新みどりと水辺の基本計画を策定いたします。
二つ目として、うるおいをはぐくむ緑と水辺の保全と創造を図るために、公園緑地などの用地取得を行うとともに、市民主体による緑地の維持管理を促進いたします。
三つ目として、市民が安全で快適に公園を利用できるよう、公園施設の調査及び改修を進めます。
以上、8項目が都市局の基本的な考え方でございます。
次に、2の予算額の概要ですが、一般会計から説明いたします。
一般会計の歳出予算は99億5,100万円で、前年度より18億3,400万円、15.6%の減となっております。これは、主に千葉港
黒砂台線整備事業における用地取得費の減などによるものでございます。
右欄の歳入の主なものについては、市営住宅の使用料を初め、国庫補助金として
社会資本整備総合交付金や公園整備債、
千葉マリンスタジアム及び蘇我球技場の
施設命名権収入、公園使用料のほか、新規といたしまして、
千葉マリンスタジアムの施設改修のための
マリンスタジアム基金繰入金が追加となっております。それぞれの額は記載のとおりでございます。
次に、特別会計ですが、47ページをお願いいたします。
都市計画土地区画整理事業特別会計の歳出予算は7億4,400万円で、前年度より1億4,400万円、24.2%の増となっております。これは、主に検見川・稲毛地区の事業費の増などによるものでございます。
右欄の歳入の主なものでございますが、検見川・稲毛地区の国庫補助金及び市債のほか、一般会計からの繰入金で、額は記載のとおりでございます。
次に、市街地再
開発事業特別会計の歳出予算は12億7,400万円で、前年度より3億300万円、19.2%の減となっております。これは、主に土地開発公社からの用地買い戻しの減によるものでございます。
歳入の主なものでございますが、千葉駅西口地区整備のための国庫補助金及び市債のほか、一般会計からの繰入金で、額は記載のとおりでございます。
次に、
動物公園事業特別会計の歳出予算は11億1,100万円で、前年度より1億6,300万円、12.8%の減となっております。これは、主に施設整備費などの減によるものでございます。
歳入の主なものでございますが、
動物公園使用料のほか、一般会計からの繰入金で、額は記載のとおりでございます。
次に、
公共用地取得事業特別会計の都市局分の歳出予算は2億5,800万円で、前年度より2億4,000万円、48.1%の減となっております。これは、仮称椿森5丁目公園の用地取得費の減によるものでございます。
次に、3の重点事務事業ですが、都市部から順に説明をいたします。
参考までに、平成23年度当初予算案のあらましでは、都市局分は70ページから記載されております。
1の千葉駅
西口地区市街地再開発6億600万円は、道路や電線共同溝などの公共施設の整備や再開発ビルを建築するものでございます。
2の千葉港黒砂台線整備2億7,000万円は、道路整備及び擁壁、階段築造のほか、電線共同溝などの整備を行うものでございます。
3の土地区画整理の推進9億600万円は、各地区の建物移転や道路整備を行うものでございます。
続きまして、48ページをお願いいたします。
4の総合交通政策300万円は、総合的な交通政策全般について、具体的な取組方針などを示した推進計画を作成するものでございます。
5の鉄道駅の耐震補強3,300万円は、京成千葉駅場内の耐震補強に係る経費の一部を助成するものでございます。
6のバス運行の推進3,900万円は、市内3路線の
コミュニティバスの運行を引き続き行うものでございます。
7の
都市モノレール車両購入補助1億4,000万円は、
千葉都市モノレール株式会社が行う車両更新に際し、国の制度を活用し、車両経費の一部を助成するものでございます。
8の
中心市街地情報発信の推進4,100万円は、地元商店街などの地域情報の発信を引き続き行うほか、主要公共施設や観光施設などに関する案内板を整備するものでございます。
次に、建築部でございます。
1の
高齢者等居住支援12万円は、保証人の確保が困難な高齢者などが
民間賃貸住宅入居支援制度により債務保証会社を利用する場合に、保証料の一部を助成するものでございます。
2の
太陽光発電設備設置助成1,100万円は、住宅に
太陽光発電設備を設置する市民に対し、費用の一部を助成するものでございます。
3の
分譲マンション再生合意形成支援100万円は、
分譲マンションの建てかえなど再生の検討を進める管理組合に対し、活動経費の一部を助成するものでございます。
4の
特定優良賃貸住宅家賃補助3億9,000万円は、
特定優良賃貸住宅の入居者に家賃を助成するものでございます。
49ページをお願いいたします。
5の
耐震診断改修助成1,400万円は、旧耐震基準により建築された住宅の耐震診断や改修費用の一部を助成するものでございます。
6の
住宅建築資金利子補給100万円は、耐震性に劣る住宅の建てかえなどを行うため、金融機関より資金を借り入れた市民に対し、利子補給をするものでございます。
7の
アスベスト対策助成100万円は、アスベストの分析調査や除去などに要する費用の一部を助成するものでございます。
8の住環境整備200万円は、
密集住宅市街地改善に向けた事業計画を作成するとともに、
地元まちづくり協議会の活動を支援するものでございます。
9の
住生活基本計画推進250万円は、
住生活基本計画の見直しを行うため、基礎資料の分析などを行うものでございます。
10の市営住宅の改善6億4,800万円は、計画修繕や空き家修繕などを行うものでございます。なお、空き家修繕の中には、局横断的な取り組みとしまして、
生活保護自立支援向け40戸の修繕を含んでおります。
11の市営住宅建てかえ2億2,400万円は、宮野木町第1団地第2期の建物解体及び敷地造成などでございます。
50ページをお願いいたします。
12の
既設市営住宅改善600万円は、市営住宅の空き家住戸を高齢者向けに改善するものでございます。
13の
既設市営住宅駐車場の有料化700万円は、3団地を対象に、駐車場を有料化するため、区画線などの表示を行うものでございます。
11の
建築基準法指定道路調書整備2,000万円は、建築基準法上の道路について、路線ごとの位置、種類などを明示した指定道路調書を整備するものでございます。
なお、見直しした事業としまして、
住宅リフォーム資金利子補給は活用事例がなかったことから、平成22年度をもって廃止します。
次に、公園緑地部でございます。
1の新みどりと水辺の基本計画の策定300万円は、豊かな緑と水辺を生かしたまちづくりを進めるため、新しい基本計画を策定するものでございます。
2の都川水の里公園整備5,000万円は、千葉県が整備する
都川多目的遊水池を活用した総合公園の整備を推進するため、用地取得などを行うものでございます。
3の
蘇我スポーツ公園整備5億2,600万円は、都市再生機構が行っている用地取得と施設整備に対する負担金でございます。
4の街区公園の整備1,000万円は、緑区高津戸町公園の用地取得でございます。
5の身近な公園の
リフレッシュ推進700万円は、トイレなど遊具以外の公園施設について、
長寿命化計画を策定するものでございます。
51ページをお願いいたします。
6の
QVCマリンフィールド、
千葉マリンスタジアム改修1億4,300万円は、トイレ改修のほか、特殊消防施設の更新、夜間照明架台の修繕を行うものでございます。
7の
ホームタウン推進800万円は、
千葉ロッテマリーンズ、
ジェフユナイテッド市原・千葉のホームタウンとして、市民意識の高揚を図るため、両チームとの交流促進のイベントなどを開催するものでございます。
8の
特別緑地保全地区の指定1億3,000万円は、市街地やその周辺に残された貴重な緑地を保全するため指定した
特別緑地保全地区内で、買い取り請求に応じ、必要な用地を取得するものでございます。
9の市民緑地の整備100万円は、市民緑地を4カ所設置し、市民主体の維持管理を促進するものでございます。
10の緑地現況調査900万円は、市民の森などの管理運営方針及び植生管理計画を策定するため、緑地の現況調査を行うものでございます。
11の花のあふれるまちづくりの推進2,100万円は、市民、企業との協働による各種事業を展開するものでございます。
以上で、都市局の平成23年度当初予算の概要の説明を終わります。審議のほどよろしくお願いいたします。
4 ◯主査(米持克彦君) 御質疑等がありましたらお願いいたします。
なお、答弁に当たっては、所管より簡潔明瞭に御答弁願います。お願いいたします。はい、中村委員。
5 ◯委員(中村公江君) お願いします。
まず、幕張駅の南口の再開発というのは、もう今頓挫したんですけれども、その周辺についてのまちづくりを今後どうしていく予定があるか、都市局としてのお考えを伺います。
それと、二つ目は、公園整備についてなんですけれども、身近な公園のリフレッシュ700万円、遊具以外のトイレの整備ということで、内容をもう少し詳しくお示しください。
それと、検見川・
稲毛土地区画整理事業と
東幕張土地区画整理事業の現在の進捗状況と、いつから事業が始まったのか、今後の整備予定についてを伺います。
それと、市営住宅についてですけれども、今、新年度の計画修繕、空き家が332、一般292、一般修繕1,493、生保40戸ということで伺いましたが、昨年度はどのぐらいで、今年度は、これはふえたのか減ったのか、そこら辺を伺います。
それと、市営住宅の家賃減免は、実際に今、世帯のうちどのぐらいされているのか、お知らせしたときに対象者がそうした手続をしているのかどうか伺います。あと募集倍率も伺います。
それと、蘇我の
スポーツ公園整備についてですけれども、住民参加で今後の話し合いというのはやられておりますが、その状況についてをお示しください。
以上です。
6 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、都市部長。
7 ◯都市部長 都市部でございます。
私のほうから、東幕張地区のまちづくりと、検見川・稲毛地区と東幕張地区の状況について説明をさせていただきます。
まず初めに、幕張駅南地区のまちづくりということなんですけれども、以前、千葉市のほうとしても、南口については再開発を進めるということで地元に入った経緯があるんですけれども、地元の合意に至らずに頓挫したという状況で、現在は、地元の皆さんの育てる会だとか
まちづくり協議会がありますんで、地元の皆さんと意見交換は進めていますけれども、まだ具体的にどういう形で進めるという方向には至ってはいません。現在、地元の皆さんとの意見交換の中では、南口については具体的にまちづくりに対する大きな問題は今のところないというようなお話も伺っておりますけれども、今後も市としては、地元の皆さんと一緒にまちづくりについて考えていきたいと。そのためには、うちで持っているやってみようよ
まちづくり支援制度がありますので、こういうものを活用しながら、地元の皆さんと意見交換をしながら、まちづくりについて、引き続き協議していきたいなというふうに考えております。
それと、検見川・稲毛地区と東幕張地区の進捗状況なんですけれども、検見川・稲毛地区の進捗状況といたしましては、22年度末の見込みで、事業費ベースで60.9%の進捗となっています。建物移転率でいきますと46.7%、東幕張地区につきましては、同じく事業費ベースで34.1%、それと、建物移転率でいきますと18.2%という状況になっています。
それと、いつから事業が始まったのかという話なんですけれども、事業認可は、検見川・稲毛地区については昭和61年1月に事業認可を取得し、事業に着手しております。東幕張地区につきましては、平成8年10月に事業認可を取得して、事業に着手しているところでございます。
今後の進め方についてなんですけれども、両地区とも区画整理事業で順次移転をやっているところなんですけれども、遅延している大きな理由としては、財政の問題もありますけれども、それ以外に、現在の生活環境を維持しながら、宅地、道路、供給処理施設の整備を進めていかなきゃいけないというような状況がありますんで、そういう調整に日時を要していること、それと、地権者の皆さんが建物移転をする際に、新たに新築するというような地権者さんがいらっしゃいますんで、どうしても土地の二重使用というような状況が生まれてきて、計画的な事業が進まないというような要因が大きな遅延の要因となっているんじゃないかなというふうに思っています。
今後の進め方としましては、そういう要因をなるべくなくすような地権者さん、あるいは関係機関との調整をなるべく速やかにするように、スムーズな事業が進められるような行政をすることと、あと今、個別の移転をやっているんですけれども、なるべく個別ではなくて集団的な移転を、地権者の皆さんの協力を得ながら、集団的にまとまった建物をグループ的に移転をできるような対策を今後考えていきたいということと、地権者さんの要望によって、現在は仮換地の状況は決まっているんですけれども、市の土地、あるいは市が先行買収しているような
換地調整用地等を活用して、仮換地の変更等もしながら、事業の進め方については工夫しながら、今後進めていきたいなというふうに考えております。
以上です。
8 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
9 ◯建築部長 建築部長の山本です。
まず、市営住宅の修繕に関しまして、修繕は、計画修繕、空き家修繕、一般修繕と3種類ありますけれども、昨年と比較しまして、計画修繕は大体同じでございます。それから、一般修繕も、同じ件数の予算をいただきました。それから空き家修繕に関しましては、
生活保護自立支援向け40戸がふえましたので、約3,500万円ほどアップとなっております。
それから、減免につきましては、住宅整備課の
住宅管理室長のほうから回答します。
それから、募集倍率ですが、市営住宅の応募状況なんですが、22年度は6回募集が終了いたしまして、23.4倍ということになりました。
それでは、室長のほうから。
10 ◯主査(米持克彦君) はい、
住宅管理室長。
11
◯住宅管理室長 住宅管理室長の志村でございます。
減免についてお答えいたします。
昨年度、21年度の減免件数が634件、入居世帯に占める割合は9.8%でございました。現在、22年度1月末現在ではございますけれども、入居世帯数に占める減免数は659件、10.1%でございます。
以上でございます。
12 ◯主査(米持克彦君) はい、
公園緑地部長。
13
◯公園緑地部長 公園緑地部長の鈴木でございます。
まず、身近な公園の
リフレッシュ推進700万円の内容ということでございますけれども、今まで、公園の遊具の
長寿命化計画を推進するということが大事であったということで、ここ2年間で、今年度で遊具が一通りまとまりますので、遊具以外のトイレなどの公園施設についての
長寿命化計画に着手いたします。
それから、
蘇我スポーツ公園の市民参加の状況ということでございますけれども、二つございまして、まず、11月の半ばから1カ月間、市民の皆さんに提案を募集いたしました。50件で約160の提案がございました。
その中には、広場の活用ということで、スポーツではソフトボール、
グラウンドゴルフ、サッカー、野球などいろいろと種目がございまして、20種類ぐらいの提案がございまして、それ以外に
レクリエーションということで、散策、憩い、ジョギング、
ウオーキングコースなどが欲しいというような提案がございました。
それから、運営については、でき上がったときには、そのグラウンドの管理などについては、市民の皆さんの御協力を得て進めていったらどうかということと、イベントをいろいろ短期間でありますけれども、いろいろな各種イベントを、B級グルメだとかそういうのがございますが、そういうのをやってみたらどうかということ。それから、防災公園でありますから、防災公園の防災拠点としての整備が急務ではないかということでございます。
それから、もう一つ、地元の町内自治会、あるいは蘇我特定地区の商業者や事業者、URさんと検討会を行いました。これを11月から3回行いまして、なるべく区画を区切らないで大きな広場として整備をしたらどうか。それから、多様な
レクリエーション、当然大きな広場ですから、対応できるということというような意見がございました。
今、それで、その意見を踏まえまして、見直しの案を調整しているところでございます。
以上でございます。
14 ◯主査(米持克彦君) 中村委員。
15 ◯委員(中村公江君) まずは、幕張駅の南口の件なんですけれども、今から10年以上前ですか、その当時は、今後どうするかということで、市側がかなり積極的に
都市計画研究所とか大学、千葉大とか、都市局の職員の方もかかわって駅前整備を行って、私も汗をかいて、この間10年以上、駅前の花壇の整備も含めてやってまいりました。ただ、地元の自治会は再開発をしない、特に何もしないというもとで、結局、その花壇の整備だけにとどまるようなまちづくりに至っております。ただ、その10年、私たちはやってきたわけですけれども、もうみんな高齢化をして、やっぱりずっと続けられないと。本当に1年じゅうやるというのは、水をやって、ごみをとって、草をとってと、本当に大変なことなんですよ。本来は、こういう、ただ私たちは駅前花壇をやりたくてまちづくりにかかわったわけじゃなくて、はっきり言えば、はしごを外されたという状況で、これは来ているんですね。やはり、駅前はほかに整備のしようがないといっても、せめてその三角の花壇のところを、ポケットパーク的な部分として市が公園として整備をするということも検討をしていただく時期にもう来ているかなというふうに思います。駅をおりてから、バスも来たり、タクシーも来たり、人を待ったりするのにベンチとかあって、せめてそういう対応が図れればいいかなというふうに思うんです。
それと、特に問題ないようなお話ですけれども、駅を使っている方、地元の方もいらっしゃいますけれども、やっぱり車と歩行者が入り乱れて危ないし、点字ブロックは敷けないし、決して安全上どうかといえば、率直に言えば、そういう障害のある人があの駅を使うのは非常に危ないですよ。でも、建設局に言っても、道幅がないから、結局、点字ブロックもつけられないということで、じゃその駅周辺を使う場合にどうしたらいいか、総論は賛成であっても各論は反対で結局今日まで至っているという状況を、ただ地元の自治会だけで本当に話を進めることだけがすべてなのかというのは、外野と言われれば、私たちは外野かもしれませんけれども、もう少し議員も含めて、地域の人、超党派ででもかかわって、やっぱりどういうふうに進めていくのかということを、より建設的に話し合いをしていって対応することが必要じゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
それと、公園の整備なんですけれども、トイレをやる場合、以前、幕張本郷にある幕張台公園が、男女共用トイレだということで、今、それを変えてほしいということでの要望はしておりますが、やっぱり男女一緒のトイレってもう今どきは本当にないわけで、その仕切りね、やっぱり一定のことの対応も図っていただくというのは、この機会にぜひお願いしたいということと、この間、公園を見させていただく中では、やっぱり排水の課題があったり、階段があるのに手すりがないとか、あと、あずまやというんですか、ちょっとしたベンチはそれぞれにあるんだけれども、ちょっとテーブルがあって、いすがあって、話し合える集いができるような、そういう公園、うちの地元で言えば、中道公園というんですけれども、そこだとあって、非常にコミュニティーの場として公園が成り立っているというか、そういう公園のつくりだと非常に集まりやすいというか、そういうつくり方、すべてにそうしなさいという意味じゃないんですけれども、皆さんが使いやすい公園にという点で、ぜひ御検討いただければというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
それと、検見川・稲毛地区の
土地区画整理事業も、もう61年から約四半世紀、24年たって、46%の移転で60%の進捗ということで、今までの進捗は、どちらかというと整備しやすい場所だったと思うんですけれども、今後は、本当に土地がくぼ地になっていたり、家が密集していたり、もっともっと大変時間がかかるんだというふうに思うんですね。そういう際に、予算がつかずにずっとこのまま来てしまっていて、下水道の整備が結局区画整理がやられるまで敷かれないということになると、本当にここは、整備をしてきれいにしようとしていながら、取り残されてずっとおくれてしまうということについては、非常に問題があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
また、幕張も含めて、東幕張地区もそうなんですが、集団移転しようとした場合には、それを集団移転しようとする家の確保という点では、戸数が足りないということもあるので、それもあわせて整備をしていかなければ、なかなか集団で移転をざっとするというふうにはできないというふうに思いますし、これからしていく中で、地権者が亡くなって子の世代になったら、またそれを引き継いででもやろうという意志がないという話も、先日伺ったりしていて、なかなか土地を同じように、区画整理を待って同意して進めていくことがより時間がたつにつれ非常に難しい課題になっていくのかなというふうに思うんですけれども、市は、今後のスタンス、進め方というのは、今までと同じようなテンポで予算をつけて対応を図っていくという、そういうスタンスなんでしょうか、伺います。
それと、市営住宅なんですけれども、6,471世帯中634世帯、減免率が9.8%ということで、あとほかの政令市を見ますと、名古屋は50.6%とか、堺が41%、神戸は45%ということで、低いところもありますけれども、結構減免が進んでいるところもあります。千葉市は、それでも減免が受けやすくなるというチラシをまいて、それで一定の効果が出て申請もされたとはいえ、やはり1割に満たない減免というのは、これが適正なのかというふうにお考えでしょうか。
先日私は、県営住宅の家賃の減免の相談ということで、これを幕張県営住宅で大体420世帯ぐらいあるんですけれども、そこで、これだけ政令月収で安ければ減免できますよというチラシを配ったら、5人ほど相談に来られて、4人減免の対象になるということがわかったんです。1人は政令月収はゼロだったということで、8割減免できるということになったんですが、なかなか自分で手続するのが大変だという、障害を持っていたりする方だと、こちらで住宅供給公社に電話をして、書類が来たら対応しましょうかという話にはなったんですが、こういうハードルを高くしてしまうと、減免する対応というのがやっぱりやりづらい、もしくは自分がそういう対象かということまで考える理解にまで至らないかなと、このチラシを見てても、これで、自分がそういう対象かとよくよく見てわかるという人はそんなに多くないんじゃないかなというように思うので、もっと知らせ方の工夫が必要じゃないかなというように思いますけれども、いかがでしょうか。
それと、蘇我のスポーツ公園の整備は、どういうふうにしていきたい、特に、お金をかけずに整備をするということの方向性そのものを別に否定するものでは全くありません。ただ、B級グルメをやろうとしたときに、煙にしろ、灰にしろ、食べ物を扱う場所が率直に言えば、工場のわきで果たしてどうなのかなというのは、個人的には非常に懸念することがあります。実際この事業費が本当に財政が厳しいという中で、この事業を本当に急いで行わなきゃいけないのか、そもそものところで、この市民参加で話し合いをする前の段階でもっと見直しをするということの検討は、さっきの区画整理と比較して考えていただいても、四半世紀、下手をすれば、区画整理を待っていた人が亡くなってしまって、いつまでも待っている状況が片やありながら、この公園整備を本当に急いでやる必要性があるのかどうか、そのあたりは、見解としては、都市局としていかがでしょうか。
以上です。
16 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、都市部長。
17 ◯都市部長 最初に、幕張南地区の件なんですけれども、確かに、今管理していただいている土地は、花壇として管理していただいている皆さんが高齢化していて大変だというお話は伺っております。その部分については、今後も地元の皆さんとお話し合いをしながら、土地の管理については、適正にやっていきたいなというふうには考えていますけれども、いずれにせよ、あの土地については、幕張駅南口の駅前のこれから整備をしていく上でも、千葉市としても貴重な土地でありますので、その活用の方法等につきましては、地元の自治会だけではなくて、地元のまちづくりを考える会の皆さんだとかを含めて、いろいろなまちづくりを検討していただいている地域の皆さんがいらっしゃいますんで、その皆さんと意見交換をしながら、その活用方法等についても考えていきたいなと。その方針が決まるまでは、うちのほうで、もし今の状況で管理するのが難しいというようなことであれば、千葉市のほうで適正な維持管理は続けていきたいなというふうに考えております。
それと、検見川・稲毛地区と東幕張地区の進捗状況と今後の進め方の件なんですけれども、確かにグループ移転なり、集団移転をやるということになっても、かなりその土地がないというようなこともあって、今、その模索をしているところなんですけれども、具体的な検見川・稲毛地区なんかにつきましては、小学校予定地だったところを今現在造成等をやりまして、保留地で売却をやっているんですけれども、その一部に換地調整用地ということで、今後、密集市街地に移転が進む中で、移転先を希望される方については、そういう用地を活用して、換地変更しながら進めていきたいというふうに考えています。
それと、東幕張地区につきましても、今後、密集市街地の中に事業が入っていって、駅前線ないしは駅前広場の方向に事業を進めていきたいというふうに考えていますんで、そういった部分では、そのグループ移転をどうしてもしていかなきゃいけないというようなことになりますんで、その移転先として、現在、仮設住宅を6棟ほど用意はしているんですけれども、この棟数ではとても足らなくて、今後、財政状況等もありますけれども、仮設住宅の建設なり、そういう移転仮住居を確保するような部分で、要望活動をしていくようなものにしていきたいなというふうに考えています。それと、どうしても財政状況の問題がありますので、国の補助制度を拡充していただくような、国への補助金の拡充の要望等も含めて、一緒にやっていきたいなというふうに考えております。
以上です。
18 ◯主査(米持克彦君) はい、都市局長。
19 ◯都市局長 私からは、全体のまちづくりという視点だと思うんですけれども、区画整理との絡みの質問で、
蘇我スポーツ公園をなぜ急いでやらなきゃいけないかという、急いでいるわけではないんですが、一応先ほど、一番最初に言っていたB級グルメというのは一つの案ということで出たんで、これからいろんな検証をしていかなきゃいけないと思うんですが、まずは都市局というか、市の仕事としては、URにもう土地を取得していただいているということで、それは買い戻しというか、補助金を活用して買い戻していかなきゃいけないというふうに考えております。それとあわせまして、広域防災拠点という役割がありますんで、広域防災拠点の機能が確保できる土を盛らなきゃいけないわけですけれども、そこまでの仕事は最低限やっていくことによって舞台が整うと。それで、今、いろいろ住民参加とか、市民の意見を聞いたり、検討会をやっていますんで、その方々の御協力をいただいて、整備に関してはできるだけ時間をかけない方向で用地が取得できるわけですから、それをやっぱり活用しなきゃいけないということで、人が集まれば、蘇我全体の活性化にもつながるというふうに考えていますんで、引き続き最低限の仕事はしていきたいというふうに思っています。
それと、区画整理につきましても、今、都市部長のほうからお話ししましたけれども、まだまだちょっと工夫していかなきゃいけないところがあるとは思っていますんで、地権者、住民の方々を含めて検討していければというふうに考えています。
以上でございます。
20 ◯主査(米持克彦君) はい、
公園緑地部長。
21
◯公園緑地部長 身近な公園をコミュニティーの場として使っていただくということは、これは私ども一番考えているところでありますので、ただ、公園が整備してから非常に古くなってきておりますので、それで先ほどのように、
長寿命化計画を立てて順番に改修あるいは整備をしていこうということでございますけれども、トイレについては、本当にかつての基準でつくっておりますので、今は必ず分離しているということですので、今後、改修に向けて、なかなか厳しい財政状況でありますけれども、努めたいというふうに思っています。
それから、排水の問題ですけれども、これは公園のパトロール、遊具の点検などのパトロールや、年間でその清掃に入っている業者さん、あるいは清掃協力団体の皆さんが月2回の清掃をしていただいていますんで、そういうところで、もしたまっているふぐあい、我々もなるべく早く見つけて、砂などを入れて改善はしたいというふうに思っておりますけれども、御連絡をいただければ、また対応していきたいと思います。
それから、階段で手すりがないところ、それもなるべくないように進めているわけですけれども、本格的にはできませんけれども、各事務所とも修繕費を持っておりますので、それで対応していければというふうに思っております。
そのように、使いやすい公園という意味では、意識して進めていきたいというふうには考えております。
以上でございます。
22 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
23 ◯建築部長 市営住宅の家賃収入に係る減免制度の周知の件ですが、家賃の決定通知書や納付書を送付するときに、減免制度の周知を今全世帯に図っております。委員の指摘のとおりに、わかりやすいチラシをこれからつくって、工夫していきたいと考えております。
以上です。
24 ◯主査(米持克彦君) はい、中村委員。
25 ◯委員(中村公江君) じゃ、幕張駅の南口については、ぜひ関係者の方と話し合いをしていく中で、適切に対応をしていただきたいというふうに思います。
公園の件ですけれども、排水が根本的な改善を要するというんですかね、ちょっと砂を入れればいいという段階じゃなくて、かなり管を入れたりしないと、お祭りとかよくやるときに、もう水がいっぱいになって全部水だらけになってしまって、本当にどうにもならないというような状況の公園もあったりすると、やっぱり根本的に対応しなくちゃいけないということもあるので、そこにはやはり、予算がこの700万では全市をカバーするのはとても追いつかないなということで、やはり公園の整備、充実にはお金がかかるかなというふうに思っております。
区画整理は、確かにこの整備を進めていく原則はよくわかるんですけれども、実際に移転の補償になるそのときに、やっとその家の資産を見て、それでその家が大体このぐらいのお金が出るというふうに、それで家を建てるという担保ができるじゃないですか。だけれども、もう何年も家がたっちゃうと、結局、もうリフォームしたいのにいつになるかわからなくて、それでずっとリフォームできない。それでじゃ新築にかえる、だけれども、そこで自分が資金を使った。そうしたら、新築にしてしまったら、その家の費用はだれも持ってくれないという、そういうジレンマがもうどこでも起こっているということで、果たしてそれはだれの責任だと言えるのかと、区画整理がずっとこうおくれているがために、結局、本当だったら進んでいれば、ここで建てかえられるだろうと思っていても、だましだましずっときていて、これでいいのかということで、せめてそういう救済策というんですかね、おくれているがために、いや、本当は建てかえなきゃいけないときに、建てかえた分を区画整理をずっと待っていて、新築になるのを。何ていうか、新築になる部分のお金の補償をその時点でするまで待つというところのその考え方のところは、何か柔軟に対応しないと、非常に不満だけ残って、先に進んだ人との関係の対立だけ生んじゃうのかなというところで、回っていると非常にそういう感じがしますので、そこへの対応をぜひ検討していただければ、ありがたいかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
やはり、
蘇我スポーツ公園の整備は、そのURの土地の買い戻しを本当にしなければならないのか。財政的に本当に厳しいんだということでのUR側がやはり話し合う余地があるんだとすれば、そこの額のより引き下げも含めた延期についてをしながらでも、そこをもう少し抑えた形で、やはり区画整理なら区画整理も含めて、地元で本当に困っているところに、もっと予算を配分して、例えば都市局の中のパイがあるんだとすれば、せめてそういうところをやってほしいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
以上です。
26 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、都市部長。
27 ◯都市部長 区画整理事業の進め方の中の新築をしたい地権者さんに対する優遇策というか、対応というようなお話なんですけれども、確かに、区画整理事業区域内に入りますと、仮換地の指定が終わりますと、区画整理法の76条で、建築の行為が停止されますんで、移転をする前に建物を新築するということについては、一定の制限をかけさせてもらっているところです。それで、新築した場合には補償費も上がっちゃうというようなことから、事業費がふえるということから、今のところ、地権者さんの皆さんに御不自由というか、不便をかけている状況で、我慢をしてもらっているというような状況なんですけれども、今後それに対してどうするかという話なんですけれども、なかなか新築をしてもらった場合には事業費が増大するというような課題もありますんで、市、国の補助要綱の中でも、そういう新築した物件の補償費を補償するというような規定が今認められておりませんので、そこの辺の対応も含めて、今後、国の制度も含めて、かえていただくようなことの要請をするような必要が出てくるかなということで、ちょっとなかなか難しいところがあります。
それとあと、移転の事業がまだ長期化する部分もありますんで、移転計画等をもう一度きちっと定めまして、長期になるエリアと早くできるエリアというものをはっきりある程度区別して、地元の皆さんにも、もうちょっと具体的に進め方を含めたお知らせができるような形で進めていきたいなというふうに考えています。
以上です。
28 ◯主査(米持克彦君) はい、都市局長。
29 ◯都市局長
蘇我スポーツ公園の件なんですが、委員御指摘のとおりなんですが、今、非常に財政厳しい中なんで、URとは、買わなきゃいけないというのも決まっているんですが、期間の延伸等の必要もあるだろうということで協議を諮っていますんで、御理解いただければと思います。
30 ◯主査(米持克彦君) はい、村尾委員。
31 ◯委員(村尾伊佐夫君) それでは、何点かお尋ねをいたします。
まず最初に、
中心市街地情報発信の説明の中で観光施設などに関するわかりやすい案内板を整備するということなんですけれども、具体的には、どのような場所に何カ所ぐらい整備されるのか、その中身について御説明をいただきたいと思います。
それから2点目、
高齢者等居住支援で説明をいただきましたが、もう少し詳しい、新しい新規事業でありますので、新規に導入するに当たってのそういった背景、あるいは目的、あるいは効果をどのように考えておられるのか、もう少し詳しい説明をいただければと思います。それから、高齢者などということなので、その対象はなどというくくりの中では、具体的にはどのような対象者が考えられるのか、御回答をいただきたいと思います。
それから、
既設市営住宅駐車場の有料化については、今回は、新年度で区画線などの表示を行うということで、有料化に向けて一歩進めるわけですけれども、対象団地が3団地とあります。その3団地はどこの団地のことを言うのか。それから、いつごろから有料を予定しているのか、これまでの協議も含めて、お尋ねをいたします。
それから、3点目に、保存樹木調査、これも新規事業で、420万円事業経費が上がっております。これも、新規としての事業のその目的や趣旨、あるいは具体的な事業内容について、お尋ねをいたします。
それから次に、花のあふれるまちづくり推進、事業費として約1,000万円ぐらいが削減されております。この花いっぱい市民活動助成については、伺ったところでは、登録団体がかなり3倍以上ふえていると。そういった中、予算がなかなかふえない中で、どうしても配布する苗の数が年々減ってきているという、そういった登録されている方からどうなっているのかという、そういった要望もいただいておりますので、そういった状況と、その減に対する対応はどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。
以上です。
32 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、都市部長。
33 ◯都市部長 都市部です。
最初に、中心市街地の案内板の設置の考え方と、どこの場所にというようなお話なんですけれども、今回は、中心市街地のよそから来られる来街者の皆さんに、千葉市の公共施設であり観光施設を回遊性を高めるための誘導を図るために案内板を設置したいということで設置するもので、基本的な考え方としては、千葉駅と京成千葉中央駅を起点として、公共施設のきぼーる、美術館、郷土博物館、市民会館などの公共施設を案内するための歩行者動線の交点の部分に案内板を設置していきたいというふうに考えています。
案内板の種類といたしましては、うちのほうで言い方をしているんですけれども、情報拠点ということで、大型の地図と方向を表示した大型の看板、それと、情報分岐点という言い方をしているんですけれども、動線の交点の部分に小さな地図と方向表示をした看板をそれぞれつけたいなということで、23年度につきましては、情報拠点の看板については1カ所、それと、情報拠点という形で、動線の交点部分に設置する看板26基(後に14基と訂正)を予定しています。これにつきましては、23年度、24年度の2カ年で中心市街地の全体を整備していきたいというふうに考えていまして、主に23年度につきましては、千葉駅から各公共施設、ないしは民間の大きな施設に案内するような看板をメーンに設置できればなというふうに考えております。
以上です。
34 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
35 ◯建築部長 建築部です。
高齢者等居住支援につきまして、この背景ですが、まず、国は民間賃貸住宅を含む
住宅セーフティネットを構築する目的で、
住宅セーフティネット法というのを平成19年7月に制定いたしました。千葉市も、平成21年5月からこの入居支援ということで、主に高齢者などが民間賃貸住宅に入居する際に拒まれないような、そういった住宅を登録していただいて、情報提供するという、そういった事業を平成21年から行ってきました。相談件数としては、今までは111件あって、情報提供としては34件あったと。そこで契約されたのが5件ほどございました。
今回のこの支援は、そこで保証人の確保が困難で、債務保証会社を活用する場合に保証料の一部を助成しようというものでございます。助成件数は1件2万4,000円で、5件を予定しております。そういった情報を提供するということと、それから補助金を助成するということで、高齢者等の住宅の確保が容易にできるようなという、そういう目的でございます。
対象者等ということですが、60歳以上の単身者、または、60歳以上の高齢者を含む世帯、それから、義務教育修了前の子供を含むひとり親世帯、その二つでございます。
それから、市営住宅の駐車場の有料化の対象団地ということですが、まず、対象団地は3団地、桜木町第2団地、貝塚団地、鎌取団地、この3団地でございます。
それから、これまでの協議の流れにつきましては、住宅整備課長のほうから発表いたします。
36 ◯主査(米持克彦君) はい、住宅整備課長。
37 ◯住宅整備課長 住宅整備課長でございます。
駐車場有料化についての経緯について、御説明申し上げます。
平成20年2月に5団地、桜木町第2、貝塚、鎌取、おゆみ野第1、浜野、この5団地の役員の皆様に有料化の基本方針を御説明いたしました。それを受けまして、6月に市営住宅自治会連絡協議会、市住協と呼んでおりますが、こちらの団地から要望書が出されまして、その内容は、料金のこと、区画の増設、あるいは無断駐車への対策等の要望が出されまして、あわせて、今後の協議の窓口は市住協とするようにという要望が出されました。それを受けまして、9月から昨年6月まで、市住協と計10回にわたって協議を重ねてまいりました。その間、平成21年11月に、22団地を対象といたしました説明会を開催いたしました。昨年の22年6月、市住協との最後の打ち合わせで、これ以降は個別のそれぞれの団地の事情がございますので、個別に説明をするようにということで、7月から12月にかけまして、20団地の自治会役員等に説明を行いました。その中で、桜木町第2団地と貝塚団地につきましては有料化について御理解いただきましたので、1月の中旬に料金と募集の案内をいたしまして、2月1日から15日まで受け付けを行いまして、現在、その資格の審査をしているところでございます。決定通知を3月上旬に出しまして、有料化は7月1日から行うというスケジュールになっております。
もう1団地、鎌取団地につきましては、現在もまだ説明をしているところでございまして、料金の提示等につきましては4月以降ということで、秋の有料化を目指しております。
以上でございます。
38 ◯主査(米持克彦君) はい、都市部長。
39 ◯都市部長 済みません、私、先ほど、案内板の設置基数について、情報分岐点の設置箇所を26基というような御説明をしたと思うんですけれども、23年度、24年度の2カ年で26基で、23年度分については14基を予定しているということで、間違えて答弁しましたので、訂正をお願いします。
40 ◯主査(米持克彦君) はい、
公園緑地部長。
41
◯公園緑地部長 保存樹木の調査については、緑政課長から説明をいたします。
花のあふれるまちづくりの削減とその対応策は、緑と花の推進室長から説明をいたします。
42 ◯主査(米持克彦君) はい、緑政課長。
43 ◯緑政課長 緑政課長でございます。
まず、緊急雇用創出事業のうち、保存樹木調査についてでございますけれども、保存樹木といいますのは、市街化区域及びその周辺にございます地域のシンボルとなるような大きな木について、所有者と協定を結びまして、その保全に努めておるところでございますが、制度自体は昭和46年度からスタートしておりまして、現在、624本ございます。その後、当初指定されたものについては40年近くたっているわけですけれども、実態調査というのはその後一切行っていませんでしたので、近年、環境の変化とか、また老朽化というか、古木になったということで、樹木の傷みが結構激しいというような意見も地権者の方から出ておりますので、ここで1回、保存樹木全体について調査を行いまして、台帳の整備を行うとともに、また、簡単に治療できるものについては治療していきたいというふうに考えております。
また、それに伴いまして看板のつけかえとかも出てくると思いますので、そういったことについて今後行っていきたいと考えております。
以上です。
44 ◯主査(米持克彦君) はい、緑と花の推進室長。
45 ◯緑と花の推進室長 緑と花の推進室長でございます。
花のあふれるまちづくり推進の減額分が前年比、花いっぱい市民活動だけですと630万円の減額となっております。これに伴って、配布数が年2回でございますが、1回当たりマックスで100株が、23年度につきましては80株の配布を予定しております。この減額分の対応でございますが、現在、種から育成する方向にシフトをしております。あわせて、宿根草を利用した花壇に移行するようにお願いをしておるところでございます。また、配布前に必ず園芸講習会を開催しております。また、平成20年度に設立しました花と人のネットワーク実行委員会だとか、緑と花の地域リーダーの人材を育成しておりますので、これらの方々の活用を図りながら、配布団体の皆さんの栽培技術の支援を行ってまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
46 ◯主査(米持克彦君) はい、村尾委員。
47 ◯委員(村尾伊佐夫君) はい、ありがとうございました。
まず、
中心市街地情報発信については、具体的な整備内容をお示しいただきました。ぜひその、いわゆる市外から来られるそういった観光客に対する千葉市の観光施設の魅力を情報発信するわけですので、当然、わかりやすい案内板は心がけていただきたいと思うんですけれども、私も一度、本会議の一般質問で、いわゆる観光施設の名前があって、その横にQRコードを配置することによって、情報端末からその施設の情報を簡単にその場で入手できて、行ってみようかなというそういった気持ちになるような、そういった取り組みがあるんで、それをぜひお願いしたいと思いますけれども、見解を伺います。
それから、
高齢者等居住支援につきましては、高齢者などの中でひとり親の方も対象となるということになりますと、対象が結構多いんじゃないかなという、そういった思いの中で、今回は120万円、助成件数が5件という、新規事業であることは評価いたしますけれども、その規模について、どのように考えておられるのか。あるいは、他政令市で同じような取り組みがなされていて、こういった状況ということがあるんであれば、お示しをいただきたいと思います。
それから、駐車場の有料化につきましては、鎌取が秋以降になるということで、さまざまほかにもまだ有料化されていない市営住宅がある中で、今後整備をされていかれると思います。地域によっては、さまざまな課題があると思います。料金の問題、あるいは区画の問題、あるいは、今現在は無料駐車場として、無断駐車の対策はどうするのかとか、さまざまな課題があるかなと思いますけれども、今後進めていく中では、団地個別にということなので、丁寧な協議をしていただきながら、不公平感のないようなそういった取り組み、対応をお願いしたいと思います。
それから、保存樹木の調査につきましては、これは今まで1回も調査がなされていないということで、今回調査をするわけで、ちょっと私も条例をホームページから見てみましたら、第6条の中で、「所有者は、保存樹木等について、枯損の防止その他その保存に努めなければならない」とありますけれども、具体的に言えば、所有者はどのようなことをなさっているのか。第7条では、「市長は、保存樹木等の保存に関し必要があると認めるときは、予算の範囲内で当該費用の一部を補助することができる」とあります。どのような補助が今現在なされているのかお伺いをいたします。
それから、1回目の答弁の中で具体的な事業内容がなかったので、緊急雇用創出事業ですので、具体的な、いつぐらいから始めていつぐらいまでに終わるのか、どのような具体的な調査、本数は先ほど624本とありましたけれども、何カ所ぐらいにそういったものがあって、何名の方が具体的に事業として行うのか、その辺をもう一度御説明をいただければと思います。
それから、調査したデータを今後どのように活用していこうとするのか、あわせてお尋ねをいたします。
それから、花のあふれるまちづくりにつきましては、状況はわかりました。ただし、新年度もさらに20本ぐらい苗が減ってしまうと。ですから、登録しているボランティアでやっている方はまたがっかりするのかなという、ちょっとそういったことで、私どものほうにおしかりの意見が来るのかなと思うんですけれども。そういった中、種から、あるいはいわゆる多年草であるとか、そういった工夫もされています。そのために説明会もなされているということなんですけれども、伺ったところでは、説明会も1カ所でやっているということで、なかなかその400以上ある登録団体の人がそういったところに行って、出向いて、その説明を聞いて、理解されればいいんですけれども、その参加するのにもなかなか困難な状況がありますので、今後の対応策として、年2回場所を決めて、花の苗を配布しているわけですから、そういったところを使って、説明会に来られない団体に対しても、何らかのわかりやすい、今、千葉市がこういうことをやっているんですよと。種から植えて花を咲かすことによって、やっぱり育成するという喜びも、苗をもらうのとまた違った喜びもあるわけですから、そういったことも含めて、丁寧な説明、資料の提供等をされることによって、またこの花のあふれるまちづくり推進という事業ですから、後退じゃありませんので、推進ですので、そういった工夫をお願いしたいと思いますけれども、見解をお願いいたします。
以上、2回目です。
48 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。都市部長。
49 ◯都市部長 中心市街地の情報発信の案内板の件ですけれども、委員御指摘のとおり、これまでの案内板というのは、高い位置にあったりとか、道路の端っこにあったりということで、わかりにくい案内板が中心市街地の中に設置されているというような状況で、今回設置させてもらう部分については、文字の大きさだとか地図の位置なんかについても、人の目線というか、目の高さで見やすいようなものにしていきたいということと、文字の大きさなんかについても、わかりやすいようなものにしていきたい。文字表示なんかについても、日本語だけではなくて、5カ国語、何カ国語かわかりませんけれども、海外の言語も表示していきたいというふうなことで、わかりやすいようなものにしていきたいというふうに考えています。その中で、QRコードの取り込み等により観光案内というような方法等もありますので、それについては、取り込めるようにしっかりと取り組んでいきたいなというふうに考えています。
以上です。
50 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
51 ◯建築部長
高齢者等居住支援につきまして、まず規模ということで、5件を今回助成件数として出しましたけれども、それにつきましては、これは平成21年度の5月からその情報を提供していたわけで、その中で、ことしまでで5件ほど契約できたというようなことがありましたので、一応5件ということで件数を決めさせていただきました。ただ、新規事業ですので、どういう状況になるかちょっと見えないところがありますので、応募状況を見ながら、工夫して今後対応したいと思っております。
以上です。
52 ◯主査(米持克彦君) はい、
公園緑地部長。
53
◯公園緑地部長 はい。まず、保存樹木調査ですが、条例上、所有者には何をしているか、奨励金を些少でございますけれども、年間1本当たり3,000円を出しているということで、それでその範囲でやっていただければということはございます。ただ、全くやってこなかったわけではありませんで、適宜状況は把握をしていたつもりですけれども、今回、緊急雇用創出ということで、市の負担がかからないということもきっかけにしまして、全体を調査してみようということであります。それで、高齢者の方々が行き届かないんで、やはり的確なアドバイスや樹木医で簡単な診断もいたします。それで、その場でできるものはするということですし、かなり大がかりになってしまうものについてはまた別途ということになると思います。
あと、その具体的な事業の内容については緑政課長、それから、花のあふれるまちづくりの説明会、1回ということで、回数の関係等につきましては、緑と花の推進室長がお答えいたします。
54 ◯主査(米持克彦君) はい、緑政課長。
55 ◯緑政課長 緑政課長です。
今、部長から答弁がなかった点で、まず、保存樹木の所有者の維持管理に関しては、病害虫防除ですとか、剪定ですとか、そういったことが考えられると思います。補助については、先ほど部長から申し上げました1本、1年当たり3,000円ということです。
それから、実施時期でございますけれども、一応6月から10月ぐらいを考えております。保存樹木の箇所ですけれども、おおむね170カ所程度で、本数は先ほど言いましたとおり624本。それで体制ですけれども、一応指導者1名、これは樹木医を考えておりますが、それと失業者2人の3人の班で、約90日を想定しております。
データの活用方法でございますが、台帳の整備だけではなく、これで実際にどういうところにどういう大きな木があるということがわかりますので、例えば、個人の住宅にある木はなかなか紹介しにくいんですけれども、例えば社寺林ですとか、そういったところにある大きな木については、ホームページ等でどういうところにどういう木がありますということで紹介するなどをしていきたいと考えております。
以上です。
56 ◯主査(米持克彦君) はい、緑と花の推進室長。
57 ◯緑と花の推進室長 緑と花の推進室長でございます。
園芸講習会に参加できなかった団体へのフォローでございますが、これにつきましては、年2回の花苗配布時に、例えば栽培マニュアルを花苗と一緒に配布するなどして対応してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
58 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
59 ◯建築部長 答弁漏れで済みません。
高齢者居住支援の他の政令市の状況について、住宅政策課長のほうからお答えします。
60 ◯主査(米持克彦君) はい、住宅政策課長。
61 ◯住宅政策課長 住宅政策課長、桜田です。
他の政令市の取組状況ということですけれども、補助があったり、また補助の内容も多少違うものも含めまして、住宅の情報提供事業としてやっているところが5市あるというふうに把握しております。横浜市、川崎市、さいたま市、仙台市、福岡市と、五つの政令市で実施されているというふうに聞いております。
以上です。
62 ◯主査(米持克彦君) はい、村尾委員。
63 ◯委員(村尾伊佐夫君) ありがとうございました。
中心市街地の情報発信については、QRコードも対応していただくということで、また、わかりやすい案内板を心がけていただきたいと思います。
それから、
高齢者等居住支援については、平成21年5月に支援を始めて、そのときはそういった半額支援というのはなかったわけなんで、それでも5件契約に結びついたということで、今回は補助があるわけですので、需要はもう少し多いかなという、そんな気がいたします。初めてやる事業ですので、今後そういったものを踏まえながら、しっかりと継続できるような形でお願いできればと思います。
それから、保存樹木につきましては、データを生かしていくということの答弁もありましたし、一つ見解を求めたいのが、そういった意味では、170カ所に624本のそういった保存樹木があると。これは、行政を含めて地域の皆さんが保存樹木としてやっぱり見守っていくと、ちょっと言い方はあれかもしれませんけれども、そういった象徴的な樹木だと思います。そういった意味で、他市で一部行っているものの中で、例えば今、環境対策として、CO2の削減というのがあります。例えば、保存樹木のそういった大木が1年間でこのぐらいのCO2削減をしているんですよという、指定看板を掲げるということなので、指定看板のその横でも下でもいいですけれども、この保存樹木は1年間でCO2何トン削減しているという、そういったことも、今、計算はそんなに難しくないということなので、今後の検討の中で、そういったこともぜひ行っていただきたいと思いますけれども、これだけちょっと見解を求めたいと思います。あとは理解いたしました。
以上です。
64 ◯主査(米持克彦君) はい。
公園緑地部長。
65
◯公園緑地部長 個人のお宅でもありますので、地域で見守っていくということは非常にありがたいと思っております。
CO2の削減の効果の紹介というのは、これはホームページ、あるいはそのチラシ等ではしたいと思うんですけれども、看板ですと非常に、なるべくそのようにさせていただきたいと思いますけれども、看板の指定内容に含めて、その削減効果もあわせてというのは、ちょっとこれは検討させていただきたいと思います。
以上でございます。
66 ◯主査(米持克彦君) はい、福永委員。
67 ◯委員(福永 洋君) 4点お尋ねをいたします。
一つは、先ほどありました
高齢者等居住支援ですが、保証料って幾らを払うのかということと、他市の先行例を今聞かれたので、最も川崎との関係でどういうふうに考えておられるのかお聞きいたします。
それから、特優賃がもう終息段階に来ますが、これはどういうふうにするのかですね。いろいろ議会で、20億円放棄をしたわけで、大問題になった。間もなく終息いたしますが、このソフトランディングというか、どういうふうに考えておられるのか。
それから、市営住宅に生活保護の特枠で40戸入るというシステムですが、具体的にどういうふうにされるのか、これについて。
それから、これは局長にお尋ねをしたいんですが、西口再開発で、A棟の入居者はいつ決まったのか。市長にいつ報告したのか。プレス発表はしたのかどうか。
以上。
68 ◯主査(米持克彦君) はい、都市局長。
69 ◯都市局長 西口のA棟の御質問でございますけれども、特定建築者は22年10月に決定しまして、12月に基本協定をしたということで、特定建築者が詳細設計、管理運営計画を始めたのが2月でございまして、その業務の中で、ホテルが具体的に決まったというふうに報告を受けたと。(福永委員「いつかと聞いているの。いつ聞かれたかと」と呼ぶ)2月の上旬でございます。(福永委員「日にちをちゃんと決めてくれ。あいまいじゃなくて。いいかげんな話じゃだめだよ。ちゃんと日にちを決めなさいよ。局長が知らないということはないでしょう」と呼ぶ)いずれにしましても、特定建築者がいろいろ活用面で決定したということで、(福永委員「千葉市はいつ知ったかと聞いている」と呼ぶ)
70 ◯都市局長 済みません。(福永委員「局長がわかんないでどうするんだ、こんなことが」と呼ぶ)
71 ◯主査(米持克彦君) はい、西口再開発事務所長。
72 ◯西口再開発事務所長 西口再開発事務所長でございます。
先ほど局長がお話ししましたように、今、2月の頭からちょうど詳細設計と、それから、ビル全体の管理運営計画を特定建築者が実施し始めたというところでございまして、その中で、A棟の富国生命が取得すると。最終的に取得するのは事業が終わった後、建物ができた後、特定建築者が1回とって、それからということになるんですが、それを前提に管理運営計画ということ。それから、全体のビルの(福永委員「主査、そういうことを聞いていない。時間がもったいない。いつ知ったかと聞いているんだから、それは担当じゃなくて、局長が答えるべきなんだよ。何を言っているんだよ、全く。そんな大事なことを局長が知らないということはないでしょう。いつなんだよ、それは」と呼ぶ)
73 ◯主査(米持克彦君) はい、都市局長。
74 ◯都市局長 失礼しました。
先ほど言いました2月の上旬に(福永委員「上旬、日にちを言いなさい」と呼ぶ)私どもは知りました。
75 ◯主査(米持克彦君) 日にちは言えないんですか。はい、都市局長。
76 ◯都市局長 2月の、ちょっと記憶がなくて申しわけないんですけど、2月7日ごろだったと記憶していますが。(福永委員「市長にいつ言ったかも聞いているんだから」と呼ぶ)
77 ◯主査(米持克彦君) 市長に言ったのはいつ。はい、都市局長。
78 ◯都市局長 市長には逐次報告したんですけど、日にちは、ちょっと今の段階でわかりません、済みません。
79 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
80 ◯建築部長 まず、高齢者居住支援の保証料につきましては、住宅政策課長のほうからお願いします。
それから、特優賃を今後どうするかという点ですが、特優賃は平成5年から11年にかけてつくりましたので、20年で一応特優賃は終わりになります。ですから、平成25年から平成31年で、一応、特優賃制度としての供給は終わりになります。
それから、生活保護受給者の自立支援の40戸ということなんですが、これは、まず保健福祉局のほうで自立支援者の認定をしていただきまして、自立できるという方を認定してもらいまして、そこで建築部といたしまして、特別枠として市営住宅を決めて、そこに限定して公募をするという形になります。それが40戸という形になります。それで、生活保護の方がこの市営住宅を足がかりにして自立できるような、そういった制度にしたいと考えております。
それで、保証料について、住宅政策課長のほうから。
81 ◯主査(米持克彦君) はい、住宅政策課長。
82 ◯住宅政策課長 住宅政策課長です。
保証料につきましては、1契約の2分の1かつ2万4,000円を上限ということで、保証料を助成いたします。そして、4月以降に情報提供窓口のほうに申し込みいただきまして、成約になった順番に助成していきたいというふうに考えております。
それと、川崎の制度との関係ということですけれども、川崎市は12年度からやられているというふうに聞いておりまして、対象者が千葉市では60歳以上の高齢者と、それからひとり親世帯、生活保護者ということで今やっているんですけれども、川崎市の場合はこれ以外に、障害者の方、それから、外国人登録されている方というふうに、対象が少し広くなっております。それでまた、補助のやり方も千葉市と若干違うという形で聞いております。その辺が違うところかと思います。
以上でございます。
83 ◯主査(米持克彦君) はい、都市局長、何か答えられますか。
84 ◯都市局長 不明確で申しわけございませんでした。
先ほど、2月7日ということで、そのころだったと思ったんですが、最終的には、2月議会、市長答弁の中で、2月15日にお示ししてございます。
85 ◯主査(米持克彦君) はい。福永委員。
86 ◯委員(福永 洋君) 一つは、高齢者の居住支援ですが、私も、すぐ川崎を調べたんですよね。横浜とさいたまはその後すぐやるというんだって、私が、一番大事なことは何だと聞いたら、川崎は市が入っているわけですよ。保証料は、大体幾ら出すと、団体からもやると。大事なことは、市内の不動産業者に対して、協力を求めてやっているんですよね。ここが大事だと思うんですよ。もしそこで何か不払いがあったり、トラブルがあったら、市が入って解決をする、だから不動産協会も協力すると。そのネットワークを持っているのは、やっぱり不動産協会だというんで、これがないと、ただ補助をしただけでは余り来ませんと言われたんですね。ただ、千葉市の場合は、これは補助するだけだったら、まさに魂が入らないと私は思うんですよ。先行市はそこを考えて、横浜、私が聞いたのは、さいたまも一緒に来ましたと。私が行ったときに、その前に来ましたと言うんで、調べたんですね。そうなっているわけですから、ここのところはきちんと学んだほうが、ただ助成をすればいいという問題ではない、住宅の問題って、解決がつかないと思うんです。これはどうですか。
それから、市営住宅の生活保護もそうなんですが、ここは、多分福祉事務所のケースワーカーとかをやらないと、これもどういう形にやるかわかりませんが、多分都市局はそんなノウハウを持っていないと私は思うんですよね。だからここは、本当に自立させるというんだったら、要するに、保健福祉局とどういう連携をするのかということを、どういうふうに考えているのかについてやらないと、それでいいかと、ただやればいいということではないと思うんです、私は。そういうことをお尋ねしたいと思うんです。
それから、特優賃は、あの20億円の債権を放棄するときに、ソフトランディングをどうするんだと、議会では、20億円もつぎ込んで問題だと言ったにもかかわらず、結局、出して処理をしたわけですよ。議会の猛反対というか、最後はあれでしたが、どうするんですか。その後、契約者との関係で言えば、信用してやっていたんです。その後どうするかと。それはやっぱり、市がつくって、市営住宅なりつくったわけですが、それがこういうふうにやめるとなれば、その後、建物はどうするんだということを含めて、これは支援体制をやっぱりやるべきじゃないかと私は思うんです。そのまま、終わりましたからと言ったら、これは市民との信頼関係がなくなってしまうわけですよ。だから、それはどういうふうに考えているのかということを今から打ち出していかないと、平成25年になってから考えますというわけにいかないから、その当時、議論はどうかということを言われたんですね。
それから、西口再開発の問題ですが、ちょっと答弁がよくないんで、2月15日に市長が答弁することになったということですが、議会は、これは新聞報道によると、17日の、そうするとわずか2日後に、議会で徳永副市長が説明をしているわけですよ。こんなことをだれも知らないので、私はずっと見てきて、ホテルができるということと大手の業者が入るということだけだったわけ。個名なんか全然聞いていないんですよ。これはまさに、だれも説明しなくていいことかと思っているから、こういうことになったと思うんだけれども、こういう姿勢が今まで代表質疑の中で、答弁で個名が出たことがあるのかどうか。何でこうなったのか。15日に知ったとすれば、17日の代表質疑でこれは答えたということになるんですか、よくわかりませんが、その過程をちょっと明らかにしていただけませんか。
87 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。
88 ◯主査(米持克彦君) じゃ、建築部長。
89 ◯建築部長 まず、高齢者支援に関してですけれども、千葉市も協会のほうとの連携をしないとこれはできないものですから、不動産協会と千葉県宅地建物取引業協会と一緒に連携しながらやっています。
それからもう一つは、自立支援のことですけれども、保健福祉局と連携しながらやっていきたいと、それは思っております。
それから、特優賃の今後をどう考えるかということなんですけれども、特優賃の今オーナーの中には、特優賃終了後も今まで20年間のこの住宅供給公社との関係がございますんで、今後も住宅供給公社と管理してほしいと言っているオーナーもいますので、今後、そういう管理に関して協議していくということを考えております。
以上です。
90 ◯主査(米持克彦君) はい、都市部長。
91 ◯都市部長 済みません、西口の関係なんですけれども、西口の件につきまして、西口再開発ビルの中に入居される入居者の企業につきましては、基本的に特定建築者、うちのほうで建築ビルの建設を依頼しています特定建築者のほうで、入居者の募集をかけて選定をするというのが基本的なルールになっておりますので、今回の富国生命とサンルートという企業が西口再開発ビルの中に入るんですけれども、特定建築者と各企業の契約に基づいて入居されるということになっておりますので、本来であれば、その特定建築者のほうからの発表が本来の姿ではあるんですけれども、先ほど局長のほうから説明させてもらったように、特定建築者のほうから詳細設計、あるいは管理運営計画を作成する中で、そういうお話を受けましたので、報告をさせていただいたというような状況でございます。
以上です。
92 ◯主査(米持克彦君) はい、福永委員。
93 ◯委員(福永 洋君) さっき私、聞いたのは、ちょっと高齢者等の支援について、本当に市がかかわっていかないといけないということで、そうなったんですね、やっぱり、それなりの研究をされているわけですから。川崎はまちづくりの中でこれを考えているわけですから、幅がかなり。そこだけの問題ではないですね、全体のまちづくりをどうするかという中で、高齢者とかそういう人たちの保証人制度をどうするかと、だからかなりこの幅を広く考えた上で、これを市がかかわって保証しようということになった。私は、大変これはいい制度だと思うんですよね。だから、育てていただいて、これは大変深刻な問題なので、それをこれから充実することを祈っております。
それから、生活保護については、保健福祉局と連携をするということですので、ぜひそれはそうしていただきたいというふうに思います。
それから、特優賃は、もともとこれは当然そうでして、どうするか。当時、確かになくて、市がお願いしてあちこちにつくったんですが、とてもじゃありませんが、その後どうかということがあって、これはもともと、国のほうもちょっと失敗だというふうな言い方をしているわけですよ。それを、市に責任をとれというのは、私は、国の責任もあるし、ただ、乗った市の責任もあるわけですから、これはやはり、もう少し再検証すべきだろうと思います。
それから、西口の再開発の問題というのは多く言いませんが、こういう問題について、新聞報道で、議会で出るということはないと私は思うんですよね。きちんとやはりそれは、こういう情報って、いつそれを知ったのかの段階で直ちに、今まではどういうことだったかとおっしゃるんだったら、言わせていただきますが、私は二十数年かかわっておりますが、業者が決まらない、こうなりましたということは、別にないんだけれども、一応説明はあったんで、一番肝心なところは全く議会に報告というか、ないわけですよ。我々は新聞報道で知るということになって、議会をないがしろにするということはあっていいのかどうかね。これについて何でこうなったのかと、不思議と言われたから、私はこれは、普通議会全般にわたって、関係者に素早く、その日の朝でもいいですから、知らせるべき話じゃないんでしょうか。これを見て、多くの、いわゆる市の幹部も知らないと言っているわけですよ。こんなことがあるのかな、こんな大事な千葉市の大きな一大事業ですよ。その個名が決まるかどうかについて、最後はいいというんだったら、これは信頼関係がなくなってしまいますよ、議会との関係、市民との関係、関係者の関係で。これについて、最後、じゃ局長の答弁を求めたいと思います。
94 ◯主査(米持克彦君) はい、都市局長。
95 ◯都市局長 先ほど、都市部長がお話ししましたけれども、本筋からすると、やはり特定建築者からすべきだったということだと思います。
それで、いずれにしましても、内容については、特定建築者、その協議の中でのお話なんで、委員御指摘がありますけれども、そういう情報提供をしないままの形で進めたということでございます。
以上でございます。
96 ◯主査(米持克彦君) はい、山田委員。
97 ◯委員(山田京子君) はい、お願いします。
村尾委員と大分重なってしまったので、削りながら、ちょっと別な角度から伺いますが、花のあふれるまちづくりなんですけれども、ことしトピアリーをやめた経緯がありますが、その土台の部分ですね、その活用の仕方がどうなっているのか。そして、どういう経費が今までどのぐらいかかっていたのか伺います。
それから、中央公園での花壇コンテストもことしはありませんでしたけれども、次年度についてはどういうふうにするのか伺います。
それから、75ページの緑視率調査ですけれども、これをやろうとするに至った背景のようなものと、どういうことを目標としてやっているかということ。
それから、緊急雇用の方たちが延べどのぐらい働く日数になるのかということを伺います。
それから、公園のことですが、公園も、長い年月が経ちますと、本当に身近な街区公園なんかは、最初は子供さんがいっぱい使っていても、もう今はがらんとしているということがうちのそばなんかでもそうなんですが、ありまして、その利用の仕方について、やっぱり調査が必要なのかなと思うんですが、その辺を行う予定はないのかどうか伺います。
それから、市営住宅の駐車場のことですけれども、今後有料化するという話が始まって、全体として、有料化している団地数がどのぐらいで、有料化していない団地がどのぐらいという、大ざっぱな数と割合を聞きます。
それから、3団地を有料化して、またどのぐらい進むのかということですね。
それから、全部有料化なのか、それとも有料化しないところもあるのかというあたりの区別があるのかどうか。
それから、先ほどのお話を聞くと、料金については個別にお話を進めているのかもしれませんが、例えば市で一律に決めようとしているのかどうか。
それから、料金徴収の事務と、それから、駐車場内の管理については、だれがどのように行っていくのか、もう既にやっているところもあると思いますが。
それから、料金収入ですね、駐車場料金はどこに入るのか。
以上で1回目を終わります。
98 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、建築部長。
99 ◯建築部長 それでは、建築部の駐車場の有料化のことから入ります。
まず、駐車場の今まで有料化している大ざっぱにということですけれども、今まで市営住宅は52団地ありますけれども、平成6年以降に入居を開始した建てかえ団地とか新築の団地、12団地の971区画を有料化しております、今現在。それで今回、この3団地を有料化してどのくらい進むのかということなんですが、3団地ですから、残っている団地が22団地ありますんで、そのうちの3団地ですので、7分の1、2割ぐらいというぐらい進むということでよろしいでしょうか。
それから、全部有料化するのかということなんですけれども、今、22団地をこれからやると言いました。今までで12団地ですから、34団地をやるわけですけれども、52団地中。有料化できない団地がございます。それはまず駐車場がないとか、駐車場と、そういう面積的にない団地です。そういうところはできないし、また、今後木造だとか準耐火住宅は建て直しをしますので、そういったところは、駐車場を今回有料化しないと。ですから、全部はいたしません。22団地をやろうとしております。
それから、料金につきましては市のほうで決めますけれども、その地域によりまして、一律ということではなくて、その団地ごとに決めていきたいと思っています。
管理はどうするかということなんですけれども、今、12団地につきましては、住宅供給公社のほうで行っております。住宅供給公社は、各団地の駐車場の管理組合に受託をしているということでございます。各団地の管理組合に受託しているということでございます。
料金はどこに入るかということなんですが、これは市のほうに入ってきます。
以上でございます。
100 ◯主査(米持克彦君) はい、
公園緑地部長。
101
◯公園緑地部長 まず、順番が入れかわりますけれども、公園の利用実態調査ですけれども、これは、数年間に1回、国のほうから調査依頼が来て、街区公園とか近隣公園とか、平日や土日の利用の実態を調査してほしいということで行っております。ただ、今回、これは額が少ないんで、当初予算のあらましには出ておりませんけれども、緊急雇用創出事業を活用いたしまして、この際ですので、これは失業者の雇用が目的でありますけれども、もう少し公園の数をふやして、各区で5カ所程度ですか、やってみようということを考えております。
それから、花のあふれるまちづくりのことと緑視率に関しては、それぞれ花と緑の推進室長と緑政課長から御説明をいたします。
102 ◯主査(米持克彦君) はい、花と緑の推進室長。
103 ◯緑と花の推進室長 それでは、手づくりトピアリーの利活用につきまして、2月18日現在で121基あったトピアリーにつきましては、小学校に引き続き設置をしているものが29基でございます。それと、学校から引き揚げたものを再配置ということで、公共施設への利活用、これは、各公園事務所とか動物公園とか、グリーンビレッジだとか、あるいは保育所等でございますが、これにつきましては、50基の利活用を図ることで現在進めております。それと、平成15年につくったものが非常に劣化の著しいものがありましたので、これについては、今年度、29基を廃棄の処分にしております。未配置が最終的には13基あります。これについては、今、全庁的に利活用の再照会をお願いしているところでございます。
それと、トピアリーのかかった経費でございますが、21年度に事業が廃止になったわけでございますが、22年度に再配置の費用として450万円を今年度予算づけされて、今説明した再配置を行っているところでございます。それと、それを継続した場合に、どのぐらい1年あたりかかるかというと、約1,400万円ほどお花を小学校にお配りしますものですから、費用的には、そういうふうにかかってまいります。
それと、3点目の中央公園のフラワーフェスティバルが平成22年度に休止ということでございますが、これにつきましては、23年度この中でやっておりました花いっぱいの花壇コンテストというのが実はありまして、これの名前をかえまして、中央公園のコンテナガーデンコンテストということで、名称をかえながら、イベントを市民参加で復活するということで、行政はお金の支出はございませんけれども、これでまた中心市街地の活性化に寄与していきたいと。それとあわせて、市民の皆さんの花壇づくりの成果を発表できる場を提供していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
104 ◯主査(米持克彦君) はい、緑政課長。
105 ◯緑政課長 緑視率の調査の関係ですけれども、まず、緑視率といいますのは、人の視界に入る緑の割合を示すものでございます。
こういった調査をやるようになった背景でございますけれども、中心市街地などですと、なかなか緑を平面的に確保するというのが非常に困難になっております。そこで、視覚的に緑をふやすことによって、緑の量がふえたというような感覚を持ってもらうために、例えば街路樹ですとか、民有地の接道部の緑化、そういったことをこれからどんどん進めていかなければならないと考えておりますが、現状でそういったどの程度の緑視率があるかという調査を全く千葉市では行っておりませんので、今回、緊急雇用創出事業を活用しまして、市内の大体400カ所ぐらいを考えておるんですが、そういったところでまず写真を撮りまして、その写真の中で、緑がどのぐらいの割合を占めているかというのを調査したいと。一般的に言われておりますのは、その視覚に入ったうちの25%、大体4分の1が緑になっていると、人は緑が豊かだと感じると言われておりますので、そういったものに今後近づけるために、現在行っております緑の基本計画の見直しとか、そういったものを通じまして、これから中心部の緑化を進めていきたいと考えております。
あと、日数ですけれども、失業者8人を30日間、延べですと240人の雇用を考えております。
以上です。
106 ◯主査(米持克彦君) はい、山田委員。
107 ◯委員(山田京子君) はい、ありがとうございました。
花のあふれるまちづくりの予算が削られたことで、皆さんはいろいろがっかりしたり、御心配したりした方も多かったと思うんですが、お金をたくさん使えば、市民の皆さんのそういう花に対する気持ちの醸成ができるかというのはまた別なことで、減ったら減ったなりの工夫をこれからしていくということはとてもいいことだと思います。トピアリーも、その土台がとてもお金がかかると、この議会の中で知って、本当にびっくりしたんですけれども、今後活用される予定を聞いて、ちょっと安心しました。残っているものについて、全庁的に照会しているようですけれども、例えば民間の大きな会社が会社の門の辺に使うとか、そういうふうな民間活用もちょっと考えたらどうかなと思うんですが、その辺の御見解を伺います。
それから、フラワーフェスティバルも来年市民の力でやっていくということで、とてもいいことだと思います。やっぱり、ただいっぱいいただいて、いっぱい使うというだけではないので、やっぱり工夫とか市民の力を引き出すという意味では、お金がないところから逆にいい力が生まれてくると思いますので、期待したいと思います。
それから、公園の調査も、いい機会だなと思います。やっぱり、使い方がとてもかわっていて、例えば遊具も、これからどういう方向で変えていくとか、形状もまた、もし修理のときにはどう変えていくかということを考える参考になると思いますので、何か各区で5カ所ということで、ちょっと私ももうちょっとできるといいなと思ったんですが、これをきっかけに、公園の利用の仕方については、また検討をお願いしたいと思います。
それから、緑視率は初めての試みのようなので、都会なんかはこういう視点って大事なのかなと思います。また、この結果を生かすということに対しては、期待したいと思います。
それから、市営住宅のほうですが、もう既に有料化しているところで、申し込みはない、あいている駐車場に無断でとめている例があるということをよく聞くんですね、市民の方からのお話で。そういう管理の面で、地元の自治会に委託しているようなんですが、結局、御自分のところの方たちのことを管理することになるので、とてもやっぱりやりにくいのかなと思います。その辺、時々市が関与をして、適正に使われているのか、それはチェックしないといけないんではないかと思います。ちゃんと駐車料金を払って置いている方と、全く無断で置いている方がいるということについては、公平感がなくなりますし、余りよくない。近所の関係もよくなくなるので、ちょっとその辺の管理体制について、何か御見解があればお伺いしたいと思います。
以上です。
108 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、
公園緑地部長。
109
◯公園緑地部長 いろいろと意見をいただきまして、トピアリーの民間活用の御質問ですが、まず市の中で公共施設の中で活用するのが一番かなということで、いろいろと声をかけて、かなり、小学校に引き続きというところもございますけれども、ほかにも再配置ができる。この民間活用で検討を、ちょっとどういう形かわかりませんけれども、どういう活用をされるかわかりませんが、やはりちょっと声をかけてみたいというふうに考えます。
以上でございます。
110 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
111 ◯建築部長 市営住宅の駐車場の有料化ですけれども、無断でとめていると、そういうことで管理はどうなっているかということなんですけれども、一応住民の方にお願いしているわけですけれども、そういう問題が起きれば、市の住宅整備課と公社で現地に赴いて、どういう状況かというのは必ず確認して、そういった管理を今までもしておりますので、今後ふえていきますので、その辺についてはまた対応を考えていきたいと思います。
以上です。
112 ◯主査(米持克彦君) 山田委員。
113 ◯委員(山田京子君) 駐車場のことですけれども、問題が起きてから対応というよりも、やはり時々ちゃんと市は見ているんですよということを示していく必要があるかなと思います。あと、使っていない駐車場に関して、人間的に考えると、あいているからちょっととめてもいいかなと思っちゃったりすることはあるんですけれども、ただ、本当に無料でしたらどこにとめてもいいですけれども、お金を払ってとめていらっしゃる方との公平感がなくなりますので、例えば、何か置いて使えなくするとか、何番は今登録がありませんということを明示しておくとか、何か勝手にとめられない物理的な工夫ですよね、そういうのも考えていただきたいと思いますので、要望しておきます。
以上です。
114 ◯主査(米持克彦君) はい。あと何人いますか。それじゃ、午前中あと1人。はい、常賀委員。
115 ◯委員(常賀かづ子君) よろしくお願いします。
1点だけなんです。新みどりと水辺の基本計画の策定について伺います。
まず、策定に当たってのポイントはどういうものなのか、どういうことなのか。
それから、策定に向けてのこれまでの取り組み、特に、市民参加はどのように図られてきたのか。平成23年度の取り組みを含め、今後のスケジュールについて。
それから、現在の緑被の状況はどうなっているのか。計画目標を達成しているのかどうか。
以上です。
116 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、
公園緑地部長。
117
◯公園緑地部長 まず、策定のポイントですが、今までは、量的な追究が非常に多かったんですけれども、公園は、千葉市の場合ですと、1人当たりは9平方メートルぐらい近い、大都市の中でも多いほうだということでありまして、その辺はある程度達成をできたのかなということですけれども、やはり大事なのは、これから今ある緑をどのように守っていくかというところだというふうに考えております。
市民参加の取り組みに関しましては、これまでも市民勉強会という形でやってきておりますので、今後は、だんだん案としてまとまってきますので、意見を募集、あるいは、最終的には今年度いっぱいですけれども、パブリックコメントをということを年度の終わりのほうでやりたいというふうに考えています。
それから、ちょっと細かい話になりますけれども、緑量ですけれども、今年度調査を行っていまして、これは速報値ですけれども、48%という速報がございます。これは、前回の調査と比べまして、制度が若干異なりますので、単純には比較できないんですけれども、市街化調整区域にはまだまだ残されているということです。すべて法的に担保したものではございませんけれども、緑としては残っているということです。あとは、残念ながら、市街化区域は若干減ってきておりまして、数量的には、速報値で18%という数字が出ております。
以上でございます。
118 ◯主査(米持克彦君) 常賀委員。
119 ◯委員(常賀かづ子君) はい、わかりました。
最後の緑被の状況はわかったんですけれども、目標には達成しているのかどうかということがちょっとお答えがなかったような気がします。
それから、策定に当たってのポイントは、まさしく都市緑花懇談会でも出ていましたし、また、私たち市民ネットワークでも、会派としても、量よりもまずとにかく今ある緑をどのように保全していくか、守っていくかということと、もう一つあるのは、質を高めるということがあるのではないかと思うんですけれども、この辺の質を高めるということについて、どのようにお考えかと、あと、どのようにそれを施策に反映させていったらいいのかということをちょっと伺いたいと思います。
それから、勉強会をされてきたということで、大変これは市民の声を聞いていくということを私たちも言っていましたし、そもそも、やはり緑の保全というのはなかなか市民に伝わってこない。また、その現状がどうなっているかということが、市民、要するに私たちがなかなか意識がないということもあると思うんですけれども、それを丁寧に伝えていくことは非常に大事なので、今回、その勉強会を開かれたということは評価したいと思います。で、主な意見、どのような意見が出されたのかということと、それをどのようにこれから計画に反映させていくのかということをお答えください。
また、今後のスケジュールの中で、市民意見の募集と、それから、年度末にパブリックコメントということを伺いましたが、市民意見の募集というよりも、私たちは今回策定に当たって、もっと市民に身近な計画になるようにするためには、実効性を高めるためには、やはり市民の意見募集だけではなくて、市が各区に出向いてぜひ市民説明会というものを行っていただきたいなと考えているんですけれども、その辺のお考えをお聞かせください。
では、以上です。
120 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、
公園緑地部長。
121
◯公園緑地部長 目標は、市街化区域及びその周辺ということで、30%です。これは法的に担保をされたということで、現在の緑量としては、これは担保もされていない部分も含めて、全体で48%が残っている。これをだから今後どうしていくかということでございます。
それで、先ほど、今ある緑をどのように守っていくかと、あと、質を高めるということの御質問がございましたけれども、これは、質を高めるには例えば市民の皆さんが、先ほども見守っていくというお話がございましたけれども、やはり見守っていただくだけではなくて、参加していただく。例えば、市民緑地が最近大分皆さんの参加があって、民有地の保存樹林は、悩みがあったんですけれども、そういう市民参加でやっていただくとか、そういった質を高める、皆さんが参加をすることによって質を高めていくということが大事なのかなというふうに思います。
それから、勉強会の意見とその反映方法、それから、今後のスケジュールで、市民の身近な実効性を高める方法については、緑政課長のほうから御説明いたします。
122 ◯主査(米持克彦君) はい、緑政課長。
123 ◯緑政課長 緑政課長です。
まず、市民勉強会で出された主な意見ということですが、例えば、緑を守り育てる人材を育成する必要があるとか、無償のボランティアはなかなか続かないので、行政の支援等が必要ではないかというような意見、それから、行政が考えたお勧め事業ではなく、市民が考えた事業を行政が認めていくというようなやり方がいいんではないかというような意見、あと、一般的なことにもなるんですが、水辺に親しめる空間がもっとあるといいとか、昆虫のとれる森や原っぱがあるといいというような、いろいろな意見が出されております。これを今後どう反映させていくかということですが、これから今、基本計画の見直しということでやっておりまして、具体的な施策については23年度にやっていきますので、その際また市民の意見、また、策定委員会の意見等を聞きながら、具体的にこういったものを反映していきたいと考えております。
あと、各区に出向いて説明会をやったらどうかということなんですが、市民意見の募集、これは間違いなくやる予定ですけれども、そのやり方については、説明会、勉強会をやったんですが、だんだん参加の人が減ってきちゃったとかということもありますので、そのやり方については、今後検討していきたいと考えております。
以上です。
124 ◯主査(米持克彦君) はい、常賀委員。
125 ◯委員(常賀かづ子君) ありがとうございました。
今、逆からなんですけれども、説明会ですね、各区ごと。確かに、勉強会でも市民の方が減ってきているということなんですけれども、それをうまく市が盛り立てていくというか、醸成していく、機運を高めていく努力もやはりもうちょっと必要かなというのが一つと、例えば、勉強会に出てこられた方に、もっとその辺でもうちょっと周りの方にお話をするような機会を設けていくなど、そのようなこともぜひ努力していただきたいなと思いますし、それから、ほかの所管での施策ももっとあると思うんですね、緑にかかわること、水辺にかかわること。そういうところの連携もぜひしていっていただいて、説明会というのが本当に具体化するかどうかわかりませんけれども、盛り上げていって、それで説明会をしていくことで、なぜかというと、やはり計画を具現化していくのは、市民と市と協働でやっていかなくてはいけないと思いますし、この計画が計画倒れ、宝の持ち腐れにならないためには、やはり実りある計画づくりということで、市民参加も、これは私たちがもう随分前から言っていることですけれども、当たり前のことになりましたけれども、もっとそれを市と協働でしっかりとつくり上げていっていただきたいなと思いますので、区ごとに特に緑と水辺は特性があると思いますので、意見募集だけじゃなくて、ぜひ各区ごとの説明会を検討していただけたらと思いますので、その辺を要望しておきます。
以上です。
126 ◯主査(米持克彦君) 審査の都合により、暫時休憩いたします。
再開は1時といたします。
午前11時59分休憩
午後1時0分開議
127 ◯主査(米持克彦君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。
質問者はあと7人ほど(「6人」と呼ぶ者あり)いらっしゃった、6人か。我が会派は、1人、馬謖を切って1人減らしましたので、6人ほどいらっしゃったかと思います。この後、建設局、水道局の審査も残っておりますので、質疑または答弁に当たりましては、簡潔明瞭にテンポよくお願いいたします。
それでは、質問される方は挙手をお願いいたします。向後委員。
128 ◯委員(向後保雄君) それでは1点、あるいは要望もちょっと少し言わせていただいて、質問についてはということでございます。始めます。
まず、千葉駅西口再開発事業について。事前にちょっとお話ししたんですけれども、特定建築者が昨年決定されまして、右往左往していたこの開発がある程度方向性が出たということだと思いますので、改めて、今後のこの進捗状況といっても、今、とまっちゃっているので、その裏で動いている部分というか、そういったものも含めて、事務的な動きですね、裏というのはです。そういったものも含めまして、今後の進め方について、予定で結構ですので、何年度をめどにとか、そういったことでお話をいただきたい。
それから、もう一つ、西口についてなんですけれども、聞くところによりますと、14億円で売却が成立したというふうに前、聞きました。これは、22年度中の収入になるんでしょうか、それとも繰り越しで次の、いつごろそれが確定になるのか、収入になるのか、ちょっと教えていただきたいです。
それから、西口関連はもう一つ、これは確認ですけれども、千葉港黒砂台線がまだ開通しておりませんけれども、私が、地元へ行きますと、いつ開通になるんですかという話を何度も聞かれるので、23年度中には開通しますよという話をもうしているんですけれども、それは事前にそういった情報をもらったものですから、していますけれども、23年度中に必ず開通できるのかどうか、きちっとした御回答をいただきたいと。
それから、そのときに、今非常に問題になっている、質問なんかもさせてもらいましたけれども、道路形態が定まらないから信号はつけられませんという話だったですけれども、開通と同時に当然信号がつくと思いますけれども、その辺もきちっと御回答をいただきたいと。
西口についてはこんなところで、それから、先ほど村尾委員からも出ましたけれども、花のあふれるまちづくり運動の中で、市長は以前から、科学の都がどうのこうのという話をしていて、花の都・ちばは継続するんですよねということに対しては、継続していきますという回答だったにもかかわらず、財政事情があるということで、予算がカットされているわけですけれども、この中に、今、3都心フラワープロムナードという来年度の事業の何か予算づけがありますけれども、これはまず、千葉駅、そして海浜幕張、それから蘇我ですか、ここで花を飾るというようなことが書いてありますけれども、この内容について、ちょっと詳しく御説明をいただきたいと思います。
それからあと、まちづくり推進課絡みですけれども、千葉中央港の旅客船桟橋の整備状況なんですけれども、依然として私が、質問で市長に漁連との関係をうまくやってもらいたいという話を、漁連とは言いませんですけれども、させてもらったところ、市長個人からは、私は漁連に友達がいるんで、何とか工事が4、5、6、7でしたか、5、6、7、8、9かな、そこしかできないという、すごい不合理を感じておりますので、それを何とか解決してくださいという話をしました。今でもそういう状況なのかどうか、工事ができない状況なのかどうか、そういったことが解決しないと、やはり早期の実現は難しいんではないかなと思いますんで、その辺の御意見をいただきたいと思います。
それから、あとは、中心市街地のほうは村尾委員に質問されてしまったので、とりあえず1回目は以上です。
129 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、都市部長。
130 ◯都市部長 まず初めに、西口再開発事業の今後の進め方というか、今後の予定なんですけれども、再開発ビルのほうにつきましては、先ほども答弁させていただいたように、現在、特定建築者のほうで詳細設計の作業を進めています。今後の進め方としては、ことし4月には中高層条例に基づく地元説明会を開催させていただいて、6月ごろには確認申請を申請して、ことしの秋に工事に着工し、25年の秋ごろに完成したいというふうに考えております。ビルのほうのスケジュールは、そういうスケジュールなんですけれども、もう一方で、公共施設の整備ということで、千葉港黒砂台線のほうの整備なんですけれども、今年度、建物の移転が間もなく完了しますので、全部用地買収が完了するということで、今年度の事業として、京成線から山側というか、千葉駅側方向に向かう道路の擁壁工事の発注に間もなく着手します。今後、擁壁工事をやりまして、来年度、道路の本線の工事に入っていきますんで、23年度末の段階で、京成線の下から駅前広場の入り口、それから、農業会館に向かう現在の市道に結ぶような形で車道の開通はさせていきたいというふうに考えています。ただし、駅前広場につきましては、ビルの作業ヤードとして使ったりということもありますんで、ビルの建設に合わせて駅前広場を整備するというような状況になります、大づかみのところは。
そういったところで、信号はつくのかという話なんですけれども、現在、警察協議の中では、駅前広場の入り口の部分と千葉港黒砂台線の交差点になる部分については信号をつけるということにはなっているんですけれども、警察協議の中で、暫定的に23年度末の車道本線を通過させたときの信号を設置するか、させないかということについては、まだ警察のほうでは、設置をするということではなくて、駅のほうから入ってくる道路の交通量等も見合せながら検討していきたいということで、そこの部分は、暫定のときの信号についてはまだ未定という状況でございます。
それと、14億円の売却については何年度の収入かという話なんですけれども、一応この14億円は、特定建築者がビルを取得する保留地相当分の敷地持ち分割合を14億円で売却するということになるんですけれども、収入については、25年度秋に完成した段階で一括納付というようなことになっております。
それと、もう一点、中央港の桟橋の整備についてですけれども、現在、漁連、あるいは千葉港を航行する船との調整で、工事期間が制限されたりということで、今までも難航している状況ですけれども、現在もなかなか漁連さんの理解がまだ得られなくて、引き続き協議はしていて、工事期間内に延期の申し入れは、県のほうでも、漁連さんのほうにしてくれてはいるんですけれども、まだその期間の延伸というような状況には至っていない状況です。
以上でございます。
131 ◯主査(米持克彦君) はい、
公園緑地部長。
132
◯公園緑地部長 3都心フラワープロムナードの内容ということですけれども、花と緑の推進室長のほうから御説明させていただきます。
133 ◯主査(米持克彦君) はい、花と緑の推進室長。
134 ◯緑と花の推進室長 3都心プロムナードの概要でございますが、事業費が170万円でございます。
千葉駅前につきましては、花壇200平米、21個のプランターがございまして、この21個のプランターにつきまして、駅前のビルのテナントさんに13社が通常の維持管理に参画をいただいております。
それと、蘇我の駅前でございますが、これにつきましては、地元の婦人会の皆さんが年2回、植えつけ、それと管理を行っております。また、蘇我の東西2号線、357号線とフクアリの間でございますが、これにつきましても、今年度、ジェフと一緒に市民参加で花を植えていくという事業もこの中に含まれております。
それと、海浜幕張でございますが、これにつきましては、国際大通りの部分で、幕張新都心には44の企業さんがこの
まちづくり協議会に参画をいただいておりますので、この方々の御支援をいただいて、国際大通りの106個のプランターに年2回花を植えていただいておるのが3都心プロムナードの概要でございます。
以上でございます。
135 ◯主査(米持克彦君) 向後委員。
136 ◯委員(向後保雄君) ありがとうございます。
まず、ちょっと順番をかえました。花のほうからですけれども、これは、フラワープロムナードという書き方をしているんですけれども、国際大通りだとか、千葉駅前であれば中央公園のほうに行く大通りがありますし、蘇我はどちらかというと、ちょっと規模は小さくなりますけれども、ただ、ジェフに向かうあの大通りとか、花の都・ちばと言うからには、やはりそういった通りに花を、今でも、冬でも咲いている花はたくさんあるわけで、やはりそういった花の都・ちばというイメージづくりとしては、この3都市というか、その駅からの通りにぜひ、先ほど室長が宿根草という話もしていましたけれども、そういった宿根草も含めたところで、植えっ放しで管理がそんなにかからないようなものを植えていくとか、あるいは、季節季節で予算づけをしてもらって、花いっぱい運動の中で市が率先してやっていくような、これはやっぱりぜひともお願いしたいと思います。科学の都に280万円使うんであれば、やはり花の都・ちばを削らずに、ぜひそちらにも予算を割いてもらいたいと思います。それでないと、約束してくれたことが前へ進みませんので、ぜひ予算どり、皆さんにおかれまして、都市局の皆さんには大変だと思いますけれども、我々も一生懸命市長に質問をという、そういった面でバックアップをしたいと思いますので、予算どりをお願いしたいと思います。やはりそれでないと、花の都・ちば、ただ駅前だけあるのでは、ちょっとちんけなのではないかなと思います。季節を通してずっと花があふれているようなまちづくりを計画していただきたい。どちらかといえば、花とひとのネットワーク実行委員会の中で、そういった意見が出ていないのかどうか。花びと会ちばが立ち上がっているわけですから、ぜひそういった話も、業者もいると思いますんで、市からの提案ということで、していっていただきたいと思います。以上、これは要望させていただきます。
それから、千葉駅西口再開発ですけれども、14億円については、25年の完成ということを理解できましたので、それから、千葉港黒砂台線についても、23年度中に開通していただけるというふうに私も理解させてもらいました。ぜひよろしくお願いします。ただ、信号はないと、今でも歩行者が危険を感じるような状況だということを聞いていますんで、何とか警察と協議していただいて、開通と同時にできるような、交通量を見ながらということでなく、もう明らかに交通量がふえるのはわかり切っていることだと思うんですよ。ですから、みんなが待ち望んでいる道路ですから、ぜひ、何かあってからつけるということでなくて、警察に要望していただきたいと思います。これは、地元の非常に強い要望でございますので。
それからあと、これはちょっと質問というか、お願いですけれども、この間、自民党の代表質問の中で、B棟については、将来的に、商業施設を設けるような都市計画変更をしていってもらいたいというような意見を出させていただいていると思うんですけれども、今現状、この経済不況の中で、人を呼べる、事務所ばっかりではやはり人が集まりませんので、やっぱり商業施設がにぎわいを創出するには必要なんではないかなと思うんで、その辺は積極的に。答弁の中では、前向きでという話だったんで、これはそのようにやっていただけるとは思いますけれども、ぜひ強く要望をさせていただきます。
それから、中央港については、非常に時間がかかることだとは思いますけれども、中央港というのは非常に可能性を秘めたところでございますので、船出プロジェクトもあわせて今やっておりますので、ぜひ、千葉からお客さんが外へ出ていくということでなく、千葉に来ていただけるような、そういった事業展開をしていただきたいと思いますので、きちっといろいろと研究をしていただきたいと思います。
それでは、以上、要望いたしまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。
137 ◯主査(米持克彦君) はい、富田委員。
138 ◯委員(富田和男君) 2点御質問いたします。
まず1点は、
住生活基本計画推進事業についての質問です。これは、社会経済情勢の変化に対応して、
住生活基本計画の見直しを行うため基礎資料を収集し、分析するということで、先日の議案研究の際にもちょっと確認しましたけれども、たしか、高さ制限についても、この新しい
住生活基本計画の中に盛り込む方向だというように伺いました。高さ制限ということになると、今、都市計画審議会のほうでも、議案ではありませんけれども、もう既に住民に高層については31メートル以下、ほかの低層については20メートル以下ということで、既に市民に意見を聴取しておりますから、皆さんの事業というよりは、もう市民に周知の事業になってきているわけですね、まだ提案は出ていませんけれども。そういったことで、この高さ制限については、非常に、特に私は美浜区選出ですから、大きな影響が及びます、間違いなく。そこで、この基礎資料を収集し、分析するということになっていますけれども、この基礎資料というものは一体どういう資料でしょうか。まず、これが1点ですね。
次に、建築基準法指定道路図・調書整備事業、これは2,000万円上がっていますけれども、これは私は以前から建築基準法上の道路、このデータベースを整えるということを、建築指導課、審査課のほうで整えるという必要性は以前からずっと強く感じていました。今、道路というと、建設局のほうのたしか路政課のほうで、市道認定等も含めてデータが整っていると思います。路政課のデータをそっくりそのまま持ってくるだけではなく、一般市民から見れば、道路といいますと、これはもう建築基準法上の道路ですから、道路法の道路だという認識はないんですね。建築確認申請を出す際に、当然基準法の中に2メートル以上道路と、基準法の道路と2メートル以上接することというのがありますから、この接する道路、これを、これからデータをきちんと整えるということですけれども、私は、例えば姉歯の問題がありましたね。構造計算書を偽造していた、虚偽の申請によってどんどんマンションがつくられた。結果として、取り壊しをしなきゃならないと。あれだけの被害が出たんですけれども、あのときに、大体皆さん方は特定行政庁ということになりますよね、基準法上の。特定行政庁としては、業者が出してきた図面を、そっくりそのまま信用しただけですということで、私どものほうには責任はないんだと。そういう抗弁をずっと使っていたんですけれども、私は、もうそういう抗弁は一切使えない時代になったというように考えています。これから、建築基準法の確認申請が出たときに、簡単な方法で虚偽の申請というものを見破っていかなきゃならないと。そのためには、この調書が整備されるまでの間、建築確認申請に道路と接するものについては、今までの道路番号だけじゃなくて、境界については、その番号と、それと座標値というものをつけさせるように指導するべきだと私は思っています。これは一種、窓口による規制になるかもしれませんけれども、こういったことは、
虚偽申請を簡単に受付担当者が見破る方法としては非常に有効だと思っています。これについて、建築部長さんの見解を求めます。
139 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、建築部長。
140 ◯建築部長 まず、
住生活基本計画の中に高さ制限を盛り込むというお話を今、議案研究の中で、そういう言い方を私のほうがしたと言いましたけれども、この中に盛り込むということはありません。それをちょっと言いたいと思います。
それから、基礎資料については、住宅政策課長のほうから御説明いたします。
それと、確認申請の中に境界のその座標を設けるべきだということですけれども、これから研究していかなくちゃいけないのかなと思っていますけれども、今の規定の中では非常に難しいと一応考えております。
じゃ、住宅政策課長。
141 ◯主査(米持克彦君) はい、住宅政策課長。
142 ◯住宅政策課長 住宅政策課長の桜田です。
基礎資料の収集する内容ですけれども、現状住宅関連施策の評価ですとか、それから上位計画、関連計画との関係調査、それから成果指標というのがありますけれども、こういう成果指標の現状把握や、目標とする成果指標の検討等々のために基礎資料を収集し、分析していくということで考えております。
以上です。
143 ◯主査(米持克彦君) はい、富田委員。
144 ◯委員(富田和男君) はい。ちょっと順番がかわりますけれども、座標値については現状難しいということで、それは私もわかってはいるんですけれども、それこそ地区計画について、これは建築部じゃなくて都市部になると思いますね。都市計画法上の地区計画の変更についても、これは所有者等の3分の2以上の同意ということで法律上はなっていますけれども、実際には窓口のほうでは、おおむね9割以上の同意が必要だという規制をかけていますよね。そういう意味で、住民間のトラブルを防止するために、行政の担当のほうで、窓口のほうで規制をある程度加重することは必要だと私は思いますし、その有効性があるとわかっていれば、これはちゅうちょなくやるべきだと思っています。法律上難しいということは、私も重々承知していますけれども、やはり虚偽の申請によって家ができてしまう、大体業者さんというのは、そのまますぐ建築途中に売ってしまいます。現実に売れてしまえば、買った人は、これは善意の第三者ということで、もう取り壊しはできないわけですよね。売る業者というのは、それを見越して初めからこれぐらいはわからぬと。こういうデータをつける必要がないんだから、絶対わかるはずがないということは、あらかじめわかっていながらそういうことをやってくるわけですよ。それを、やはり皆さんは防がなきゃならないんですよ。先ほど言ったように、結果として虚偽の申請を出されてしまいました、見破れませんでした。我々は最善を尽くしましたけれども、責任はありません。これはもう通用しないということは、皆さん認識していただきたいんです。これは要望にしておきますけれども、検討していただきたいと思います。
戻りますけれども、
住生活基本計画、これは確かに建築部のほうで上がってきていますんで、先ほどの高さ制限については、私も都市計画審議会の委員をやっていますんで、これは都市計画法なんで、建築基準法の中に盛り込めるわけがないなとは思っていました。で、ちょっとこれは、先ほどは確認だったんですけれども、逆に都市部さんに聞きたいんですけれども、今、都市計画審議会、私も委員として出席していますけれども、この大事な話し合いの中で、今、学者の委員さんが何人かいらっしゃいますね。前回、都市計画審議会に出たときに、委員が欠席していながらペーパーで意見を回すということをした委員もいますね。そのほかにもう1人、前回は欠席したけれども、よくわからないと。ただし、意見だけはずっとしゃべっていた委員がいました。私は、あの2人の委員はおかしいと思います。あの2人の委員に、はっきり言えば、前回欠席したと言ったって、議事録と話し合いの内容は送っていますし、必ず議案はちゃんと文書で送っているわけですから、前回欠席したからどういうことかわからないなと、そんなことを言う委員が何で高さ制限に、はっきり言えば、その話し合いに参加するのかどうか、あれが私は信じられないですよ。私は、都市計画審議会の中でも言いましたけれども、これは、高さ制限をされれば、美浜区内の今建てかえ計画、これは全滅しますよ。建てかえというのは、お話ししましたけれども、これは今ある建物以上のものをつくって、その余剰のものを売却する形で建築費用を捻出すると。これは区画整理法だって同じですし、再開発法だって基本的には同じ考え方ですよ。その大事な建てかえ計画が先ほど言ったような委員、やる気のない委員ですよ。あんな委員に規制されたら、私は、住民は怒ると思いますよ。あの委員、私は、きちんと議事録を調べた上で、場合によっては住民監査請求の対象にしたいと思っています。ああいう委員に日当を払っているんだったら、間違っていますよ。これに対して私は、局長に意見を求めたいんですけれども、局長は今年度限りということを聞いておりますので、かわりと言ってはなんですけれども、都市部長にお聞きしたいと思います。
145 ◯主査(米持克彦君) はい、都市部長。
146 ◯都市部長 今回の都市計画審議会の中で、学識経験者、委員の中で、欠席された委員の意見をもらったというのが一つありましたけれども、これにつきましては、なるべく多くの皆さんに、今いろいろと市民の皆さんに提案させていただいています高さ制限について、幅広い委員の皆さんから意見をいただきたいというようなこともあって、当日は欠席なんですけれども、その案に対してどういう意見をお持ちなのかということで、書面で回答いただき、それを皆さんに回覧していただいたということで、対応させていただいたものです。
それと、前回欠席したからわかりませんという話の中で、話があったというお話なんですけれども、確かに、そういう発言はあったのかもしれませんけれども、当然、その当日の案件については、その内容を見ていただいていますし、委員から言われたように、前回の内容につきましても、議事録ないしは当日の都計審の資料もお配りしていますので、当然目を通していただいての当日の発言だったというふうに思っておりますので、うちのほうとしては、適正に対応していただいているというふうに考えております。
147 ◯主査(米持克彦君) はい、富田委員。
148 ◯委員(富田和男君) 今、いろいろ理由は言われましたけれども、最後に、適切に対応していただいていると。これは、ちょっと私は認めるわけにはいかないですよ。今後、間違いなく住民の皆さんには、あの2人の委員の件についてはきちんと伝えた上で、先ほどお話ししましたとおり、日当が払われているはずですから、これから払われるかもしれません。これは、住民監査請求という形で、きちんとした対応をとろうと思います。その上で来年度、この高さ制限については、住民感情を著しく毀損します、絶対に提案にはしないようにと。もう既に意見は集約されているということですから、あの意見を見ていただければわかると思います。絶対に提案はしないようにと。よろしくお願いいたします。
149 ◯主査(米持克彦君) はい、次。奥井委員。
150 ◯委員(奥井憲興君) じゃ、時間も時間ですから、テンポよくやりたいと思います。簡潔にお願いします。
3点お伺いしたいと思っています。一つは、太陽光発電の設置助成についてですが、これも、昨年の一般質問でもお話ししましたけれども、大変これは申請日にはもう足りないというような状況だったというふうにお話がありましたけれども、今回、200件ぐらいあるのかと思ったら、30件しかふえていないということなんですが、この130件の根拠についてお伺いしたい。
それから、そのときもお話ししましたけれども、募集の方法についても改善すべきだというふうに申し上げてきたんですが、どのように改善されたのかお伺いしたいと思います。
それから、
特定優良賃貸住宅の件ですけれども、これは午前中、福永委員からもお話がありましたけれども、……
本当に19年度に20億円の決算の精算をしたわけですけれども、その後の20年、21年、22年、この3カ年の決算状況、そしてまた、入居率についてお伺いをしたいと思います。
それから、この空き家対策として、若者世帯の支援のための市営住宅として借り上げるというようなことをやってきたわけですけれども、この子育て支援としての効果、また実績について、お伺いをしたいと思います。
それから、3点目は、住環境整備ですけれども、これも、本当にかなり長くこの事業を続けてきているわけでありますけれども、これの今の進捗状況についてお伺いします。
以上。
151 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、建築部長。
152 ◯建築部長 まず、太陽光の30件の根拠だと思うんですけれども、一応、22年度の応募状況というか、昨年応募してもらったときに、補欠者が30名近くいたということで。それで、当日130を超える人が朝早くから来てくれたということで、一応130件分を今回いただきました。
それで、その募集方法をこれからどうするか。今まで先着順でやっていたもんですから、朝、非常に早い時間から並ばれたりしたということがありましたんで、今度は公開による抽せんでやりたいと今考えております。
それから、特優賃のまず入居状況ですけれども、平成19年度は、これは一括借り上げ分29団地についてですけれども、80.6%、それから20年度は88.5%、21年度が94.2%になりました。ことしですけれども、まだ終わっていないんですが、96%以上にいくんじゃないかと。また上がっております。いわゆる欠損金ということなんですけれども、その決算ということなんですけれども、債権放棄した19年度のときは1億6,800万円ほどありましたが、平成20年度は6,894万円ですね、1億円ほど下がりました。それで、平成21年度、去年ですけれども、欠損金はゼロということになりました。ことしはまだ出ていませんけれども、今のところ、維持ができればプラスにいくんじゃないかというふうに考えております。
それから、住環境整備事業の今の進捗状況ということですが、20年にまちづくり提案書が市に地元の代表から出されまして、それに基づきまして、今、整備計画書をつくっているところでございます。その整備計画書の承認をいただいた後、23年度においては事業計画をつくる予定でございます。そして24年度ごろからおおむね10年ぐらいの事業期間で整備をしたいと考えております。
以上です。
153 ◯主査(米持克彦君) もう一つか。はい、建築部長。
154 ◯建築部長 済みません、もう一つ。子育て支援の成果がどうかということで、住宅政策課長のほうから。
155 ◯主査(米持克彦君) はい、住宅政策課長。
156 ◯住宅政策課長 住宅政策課です。
子育て支援の成果ということで、子育て支援世帯の対象となっていますのが、12歳以下のお子さんがいる世帯ということを対象にしておりまして、その世帯数で申し上げますと、まず平成20年が394世帯で、21年、22年と427、468というふうに、徐々にふえております。参考までに、全入居者に占めます子育て対象世帯は43%、44%、47%と増加傾向になっております。
それから、子育て支援制度をつくりましたのは20年で、21年から実施しておりますので、申し添えます。
以上です。
157 ◯主査(米持克彦君) はい、奥井委員。
158 ◯委員(奥井憲興君) まず、太陽光ですけれども、やっぱりその前に、政令市とかほかの県内の市の状況を一応参考までにちょっとお伺いできればなと思います。
それから、住環境のほうですけれども、このほうは協議会から意見が提案されたということですので、差し支えなければ、その提案の内容がどんなものかちょっとお示し願えればと思います。
それから、それを踏まえて市としては、どのようなビジョンというか青写真を考えているのかお聞かせ願えればと思います。
それから、特優賃のほうですけれども、これについては、大体状況を示していただいて、大変決算状況もいいということですから、そういう心配はまた市から繰り出しをしなきゃいけないということはないんだろうというふうに思います。ただ、25年度からこの制度も、先ほど話もありましたとおり、終息していくわけですので、今後の方向性というか、そういうものについて、どのようにしていくのかお伺いしたい。あわせて、これは国の事業がありますので、国の方向性というのはどういうふうになっているのか、どういうふうに示されているのか、その点もお伺いしたいと思います。
以上。
159 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、建築部長。
160 ◯建築部長 太陽光の他の政令市の状況、それについては、整備室の住環境対策室長のほうからお願いします。
それから、特優賃、25年度に終息する団地が2団地ありますけれども、特優賃というそういう制度はなくなりますんで、終息という話になってきます。それについては、今後、オーナーの建物ですから、オーナーにもう返してくれと言われれば返さざるを得ないし、今まで20年間公社と一緒になってやってきたわけですから、そういう関係がございますんで、このまま管理をしてほしいということであれば、またそこでいろいろな協議が出てくると思います。ですので、今後検討していかなくちゃいけないなと考えております。
じゃ、まず他の政令市について、整備室のほうからひとつお願いします。
161 ◯主査(米持克彦君) はい、住環境対策室長。
162 ◯住環境対策室長 住環境対策室の野田と申します。
太陽光発電の他の政令市における状況でございますけれども、現在、千葉市を含めて19政令市がございますけれども、その中で、仙台市以外はすべて実施しているという状況でございます。
以上です。
163 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
164 ◯建築部長 それと、特優賃の今後の国の状況については、住宅政策課長のほうから。
165 ◯主査(米持克彦君) はい。住宅政策課長。
166 ◯住宅政策課長 住宅政策課です。
国のほうでも、特優賃制度が終わりました後に使えるような地域優良賃貸住宅というような制度があります。ただ、これが対象層が絞られたりとか、条件が今の本市でやっている特優賃制度とは若干違いますので、今後、特優賃が終わっていった先に、仮に引き続きこの制度に変えた形でどういうふうにするかというのを検討する場合に、その国の地優賃というこの制度が使えるかどうかというのも含めまして、検討してまいりたいというふうには考えております。もしやるという方向でいって、使えるようでしたら使っていきたいなというふうに、参考にしたいとは思っています。
以上です。
167 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
168 ◯建築部長 住環境整備の重点密集の地元からの要望ですけれども、2地区ありますけれども、大まかに言いますと、今現在、緊急車両等の大型車が円滑に通行できないために、そういった道路を整備してほしいと。それから、災害時に円滑に消防活動ができるように、公園があるんで、そこに貯水槽をつくってほしい。そういったものが住民から出まして、それをもとに、今、我々は整備計画をつくっていますけれども、例えば、椿森3丁目に関して言いますと、道路整備については、2本の基幹、太い道路をつくって、消防活動が円滑にできるようにしよう、公園の中に消防活動ができるように貯水槽を設置しよう、それから、稲毛5丁目地区につきましても、やはり緊急車両が通れるような道路を今3本考えていますけれども、そういったものを整備しようと。それから、耐震性の貯水槽、そういったものを公園の中に設置しようと、そういった形で、今整備計画をつくっているところでございます。
以上です。
169 ◯主査(米持克彦君) はい、奥井委員。
170 ◯委員(奥井憲興君) 答弁漏れも少しあったみたいですけれども、それはともかくとして、今の整備計画なんですけれども、要は、その要望というのはもう出てくるというのはわかっていたという、それが問題だから何とかしなきゃいけないという話だったわけですけれども、そういう意見を踏まえた上で、市で青写真というか、どんな感じにするという、何かそういう、いわゆる、例えば高層住宅にするとか、何かそんなことを考えているのか、そこら辺のその青写真が本当は知りたかったのですけれども、それがもし決まっているのであれば、決まっているというか、そういう考えがあるのであれば、1回示していただければと思って。そこまでまだ構想が練られていないというんであれば、またそれはそれで結構だと思います。あと、今後のスケジュールについて、またちょっとお伺いできればと思います。
それから、太陽光の話ですけれども、さっき私は、県内の主要都市の状況も聞きたかったのですが、いずれにしても、私は、もっとやっぱり数、ただ、30件なんていうんじゃなくて、もう少しふやしてもらったほうがいいのではないかと。私も申し込みをしたけれども、できなかったとかという声が結構ありましたので、30件じゃ少ないんじゃないかという思いがあるので、ちょっと申し上げたところですけれども、よろしくお願いしたいと思います。これは、できるだけ募集方法についても、皆さんから苦情が出ないような方法をしっかり考えていただきたい、これは要望をしておきたいと思います。
それと、特優賃については、これは先ほども申し上げたんですけれども、若者支援ということで、子育て支援として結構実績をもう上げてきて、皆さんに喜ばれているこの方たちが25年度以降終息してくると、その人たちが出ていかなきゃいけないのか、どういう形。今度は家賃がもっと上がっていくのか、そういうことが非常に危惧されるわけですけれども、今、市営住宅として借り上げて住んでいらっしゃる人たちの、これからのその人たちに対する対応について、最後にお伺いして終わりたいと思います。
171 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
172 ◯建築部長 まず、密集事業のほうで、これは道路整備みたいな形で進めていきますので、再開発みたいなビルをつくっていくという、そういうものではまずない。消防自動車が通れるような道路をつくっていくと、そういう考えでございます。
それから、特優賃の借り上げ、公営住宅、市営住宅として今3団地をやっていますけれども、その人たちはどうなるのかという質問だと思うんですけれども、一応、入居するときに、借り上げのその公営住宅に申し込みをするときに、30年で明け渡しをしてくださいとは言っているんですけれども、ただ、それで、そのまま居続けるとなると、今度、オーナーとの家賃の交渉になっちゃうわけで、高くなっちゃうわけで、我々としては、ほかの市営住宅を特定入居ということで、無抽せんで見つけていこうかというふうに思っています。ですから、そこに高い家賃で居続けるか、それか、ほかの市営住宅に移るか、また違うアパートを探すか、幾つかの選択が出てくると思いますので、そのときに協議したいと思っております。
以上です。
173 ◯主査(米持克彦君) はい、山浦委員。
174 ◯委員(山浦 衛君) それでは、2点お願いします。
まず、総合交通政策ですけれども、これは、前回の総合交通政策会議に私も出てみたんですけれども、ここに書いてありますように、推進計画を策定するとありますが、私も、しょっちゅう出たわけじゃないんで、会議の進め方、今後の方向性がちょっとわからなかったんですけれども、市としてこの推進計画を作成してもらっているんでしょうが、期待している方向性というのは、市としてはどんなことを考えているんでしょうか。
それと、もう一つ、昨年が800万円、ことしが300万円ということは、ぼつぼつこの総合交通政策会議も中身がまとまってきているから、これから終息というか、終わりの方向ということで減っていると思うんですけれども、いつごろこの推進計画が市のほうに提出されるんでしょうか。
それから、もう一つ、アスベスト対策なんですけれども、これは、まだまだもちろん古い建物があるので、アスベスト対策は当然必要で、助成する必要があると思うんですけれども、本年度はわずか6棟の分析で、工事が1棟とありますけれども、今後の見通し、なかなかこれは難しいと思うんですけれども、解体するしないということ自身が難しいし、ただし、市としてある程度の予測をしていると思うんですけれども、今後どのような推移をたどるのかということについて教えてください。
以上です。
175 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、都市部長。
176 ◯都市部長 総合交通政策会議の進め方と推進計画等の関係なんですけれども、総合交通政策会議につきましては、今年度、今まで3回の会議を進めておりまして、これまでの会議の中では、各委員からプレゼンテーションをやっていただいて、意見交換をしていただくと。今年度最後になりますけれども、3月に第4回目の総合交通政策会議を行いまして、この中で、今年度各委員さんからいただいた、いただいたというか、プレゼンテーションやフリーディスカッションをやっていただいた内容を取りまとめていただいて、今後の23年度の会議の進め方について議論をしていただく予定になっています。23年度につきましては、おおむね3回ぐらいの委員会を開催していただいて、最終的に千葉市の総合交通政策、今後の計画についての助言、提言を委員会のほうからいただきまして、その助言、提言をいただいたものを踏まえ、あるいは市民の皆さんの意見も踏まえまして、今後の交通の実施をしていくための推進計画については、千葉市のほうで取りまとめをするというようなスケジュールを考えております。
それと、総合交通政策会議にどのような方向性を期待しているのかという話なんですけれども、現在、交通ビジョンの中でも示してありますけれども、千葉市の骨格となる交通のルートを幾つか示してありますけれども、今後、少子・高齢化というような社会状況の中で、千葉市の今後の交通ネットワークというものがどうあるべきかという話、考え方、それから地域に密着するような交通のあり方というものについて、専門的な委員の皆さんから意見をいただきたいなと。それが、今後進める推進計画の中で、長期的に実際事業を進める場合には、非常に長期にかかる事業と、すぐにできるものと、中期にできるものというような、スケジュール感が出てきますので、その中で、すぐにできるものについてはすぐに取りかかるということで推進計画に位置づけて、長期なものについてはいろいろと調整をしながら進めるというような、スケジュールを含めた推進計画を取りまとめていきたいというふうに考えています。
177 ◯主査(米持克彦君) はい、建築部長。
178 ◯建築部長 アスベスト対策についてですが、今後の見通しということですが、アスベスト問題は、平成17年ごろから始まりまして、今、建築指導課のほうで指導をしていると、特定建築物や何かに対して。特に、不特定多数の人が出入りする百貨店とかスーパーマーケット、銀行、そういう建物については、もう対応済みであると。今指導中の建物が11棟ほどございます。それを今指導している、撤去してくださいとか、除去してください、そういう形で指導しているというところでございます。
以上です。
179 ◯主査(米持克彦君) 山浦委員。
180 ◯委員(山浦 衛君) わかりました。
総合交通政策会議の中身といいますか、市の考えていること、期待していることがわかりました。それで、先ほど部長もおっしゃったように、今直ちにできること、これは大きく言ったら、高齢化社会の対策で特にいろいろな交通問題がありますんで、これについては、市のほうがいうまでもなく、会議の中で議論されると思いますけれども、具体的に、できる限りその高齢化社会の対策ということでの具体的な交通政策を市のほうに計画として提出してもらうように助言していただければと思います。あと、すぐにはできないということですが、確かに、例えばの話、私の住んでいる稲毛区の稲毛駅のところの交通渋滞というのも、慢性化しておりまして、これ以上発展が望まれない。とはいいながら、一方ではマンションが結構まだまだ開発計画があると。そうなると、末恐ろしいというか、動きがとれなくなってしまうということで、これは、直ちに解消できないけれども、ほかにもあると思うんですけれども、例えばの話、稲毛区の交通問題をどうするんだということを、モノレールをこうやって美浜から稲毛駅、それから、稲毛駅から園生のほうまでモノレールをやるとかいうようなことを、もうちょっと、今の市の状況からは別、全く無理ですけれども、しかし、長期的視野に立つと、そういったことをはっきりと打ち出しておかないと、いつになったって解消しませんので、町の発展ということも含めても、その辺のことを言うまでもなく織り込んでくれるとは思うんですけれども、市のほうでも、その辺はちゃんと見ていただきたいというように思います。
それから、アスベストは、そのとおりで、今なおかつアスベスト問題というのは大事なことですから、進めていただければと思います。
以上で終わります。
181 ◯主査(米持克彦君) はい、布施委員。
182 ◯委員(布施貴良君) それでは、3点なんですが、
分譲マンション再生合意形成支援、それから、
住生活基本計画推進、それと、新みどりと水辺の基本計画の策定の三つであります。
一つは、
分譲マンション再生合意形成支援100万円を計上してございますが、合意形成とある以上は、ただお金を出すだけではなくて、具体的に合意ができるようないろいろな支援をされていると思いますが、その内容を明らかにしていただきたい。
それから、先ほど富田委員からも話がありましたが、美浜区の中で老朽化した分譲団地を何とか建てかえようという動きが持ち上がっては消えるというのが続いている状況であります。特に追い打ちをかけているのが高さ制限の関係なんですね。ですから、この高さ制限の問題について、昨年いろいろな市民から、あるいは団体からアンケートをとったり意見を聞いたりしておりますが、これを基本的にどのようにしようという考えであるのか、改めて伺いたいと思います。
それから、二つ目の
住生活基本計画推進のほうですが、先ほど市営住宅の関係で、確か私の聞き間違いでなければ、市営住宅の申し込みの倍率が23倍だったかというふうに伺ったわけですが、それだけ市営住宅の申し込みが多い現状を、これをどうするのかということも当然この計画の中では検討されていかなければならない課題だろうと思うんですね。今までの市の方針としては、これ以上新しい市営住宅の団地をつくることは考えていないと。そのように私も受けとめてはいるんですが、しかしそういう実態からすると、ではどうするかと。特優賃、市営住宅を何軒か借りておりますので、それを今後検討しながら、借り上げの市営住宅を設定するのか、あるいは民間住宅の家賃補助という形で、住宅のセーフティネットを形成するのか、その辺の基本的な考え方を伺いたい。市営住宅の申し込みを私なりに考えれば、高齢化が進みまして、子供たちが外に行って、老夫婦2人になる。どっちかが欠けて、特に夫が欠けたりしますと、例えば公団住宅ですと、収入の上限がありますから、その上限以下になってしまうということで、民間に移らざるを得ないというようなことも、あるいは、であるからこそ市営住宅に入りたいというような人もかなりいるんじゃないかなというふうに思います。いずれにしても、そういう高齢化ということも一つの大きな要素として、需要がふえ続けているんではないかなというふうに思いますので、その点のことを含めて、お答えをいただきたいと思います。
それから、新みどりと水辺の基本計画の策定でありますが、たまたま私が黒砂水路をのぞいておりましたら、コイが泳いでおりまして、かつてこの黒砂水路というのは、汚泥のたまった水路と称する、あるいは海面ですか、実際上はね。ということのようですが、大分きれいになってきております。そういうことを考えますと私は、せっかく緑と水辺の都市宣言を千葉市がやっているわけでありますから、新しい計画をつくるに当たっては、やっぱりこの緑と水辺を千葉市の基本的な要素にしていく必要があるんじゃないかなと。これはひとつ、都市局長の意気込みを伺っておきたいなというふうに思います。
以上です。
183 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、建築部長。
184 ◯建築部長 まず、
分譲マンションの合意形成の内容につきまして、例えばそこの組合で行うマンションの今の現状の調査とか老朽化の判定とか、それから建物の再生方法、建て直すのか、補修するのか、そういった再生方法の検討とか、それから居住者の意識調査というアンケート、そういったものを再生活動のそれに援助をしようという考えで今おります。
それと、高さ制限については、都市部のほうで答えてもらいます。
それから、
住生活基本計画を見直しする中で、市営住宅がどういう位置づけというか、なっていくのかということだと思いますけれども、今回、見直しに当たりましては、幾つかの課題というか、そういうものを考えていますけれども、例えば一つ目が、住宅のセーフティネットの構築、まさにこれが市営住宅のこれから位置づけというか、考えていかなくてはいけない、最終的な住宅のセーフティネットという守りどころでございますんで、この中で、市営住宅の数についてもどうするのか、借り上げていくのかつくっていくのか、いろいろなことを考えていきたいと思います。
1点目がそのセーフティネットの構築で、それから2点目としては、少子超高齢社会への対応、今、委員おっしゃられましたけれども、これから高齢社会に向かって、そのようなときに市営住宅というものをまたどういう位置づけにするか、そういったものも、ここで考えていきたいと思います。
それと、3点目は、老朽化したマンション、団地の再生。まさに、千葉の今の大きな問題であると思いますので、その辺についても、この
住生活基本計画、見直しの中で考えていきたいと。
4点目は、安全な市街地の形成や地球環境に配慮した住宅、住環境の整備。この四つを今課題として考えながら、
住生活基本計画の見直しをしていきたいと思っています。その中で、市営住宅を位置づけていきたいと思っておりますんで、以上でございます。
185 ◯主査(米持克彦君) はい、都市部長。
186 ◯都市部長 高さ制限の意見募集の内容とその対応等につきましては、都市計画課長のほうから説明させていただきます。
187 ◯主査(米持克彦君) はい、都市計画課長。
188 ◯都市計画課長 都市計画課長の増田でございます。
ただいまお尋ねのあった意見募集等の状況でございますけれども、ホームページ等にも出させていただいておりますけれども、31名の方から69件の意見が寄せられております。これは期間内ということで、その後にも管理組合を通して、いろいろと意見は承っております。先日、都市計画審議会のほうに状況も報告させていただいたんですが、私どもとしては、今、意見の内容を大きく分けて、五つほどに分類をさせていただいております。一つは、より厳しい高さ制限、例えば15メートルというようなものが必要だとする意見。それから、二つ目としまして、商業系、あるいは工業系用途地域にも高さ制限をする必要があるだろうと、こういう意見。それから三つには、高さ制限のほかに、関係法令を見直す、あるいは新たに条例等の設置をしたほうがいいんじゃないかというような、そういう意見。それから四つ目に、容積率が有効活用できない、高さ制限は不要と、意見募集の方法などに問題があるという、こういう意見。それから最後に、建てかえが制限されるという意見もございました。この中でも、特に建てかえが制限をされるというような意見につきましては、美浜区の方からやはり多くいただいております。ですから、このことについて私どもはまたよく考えていかなくてはならないと思っておりますが、そもそも私どもが高さ制限を考えるに至ったもとというのは、いわゆる中高層紛争の防止条例がありますけれども、それだけでは今なかなかうまく作用していないという経緯が19年、20年、21年とありましたんで、これを受けて、私どもは何かの手だてをしなければいけないということで考えておりますんで、市民の方から結構厳しい意見をいただいているのは事実でございますので、そのあたりも十分に勘案しながら、また、市民の方たちとキャッチボールをしながら、できれば案をまとめていきたいというふうに考えております。
以上です。
189 ◯主査(米持克彦君) はい、都市局長。
190 ◯都市局長 御質問の中で、緑と水辺のまちづくりというふうにくくらせていただきたいと思うんですが、いずれにしましても、本市にとっては非常に、先ほどの質問でもありましたけれども、市街化調整区域が半分から若干少なくはなってきているものの、非常に財産的にはもっているということがありますんで、その緑はやはり非常に一つのセールスポイントにもなるという意味から、守っていかなきゃいけない。あわせまして、緑があれば当然水も重要な要素ということになります。本市には当然高い山がないから、高い山がないから逆に安全・安心な町というということも言えるかもしれませんが、やはり緑はそういうことで守り育てていくということとあわせまして、水の財産というのがなかなか、海の活用はありますが、川は本数としては多いんですけれども、そんなに山がない関係で、川が育っていないといいましょうか、人工的なものだということで、委員がおっしゃったその水路一つとっても、また調整池を一つとっても、大切な資源として守り育てていかなければいけない。いずれにしましても、先ほど来出ている市民との協働というんですか、そういう考えを根底に据えて進めていくべきだというふうに考えています。
以上でございます。
191 ◯主査(米持克彦君) はい、布施委員。
192 ◯委員(布施貴良君) じゃ、緑と水辺のほうについては、局長のお答えを基本的に了承いたしました。例えば、都川だとか花見川だとか、こういった河川については、その河川敷を含めた緑と水辺ということで御検討いただきたいなと。都川には桜を植える会というようなことで活動されているところがあるやに伺っておりますけれども、ひとつあそこを全部桜の花で飾れるような、そういうことを推進しようではないかとか、いろいろなアイデアはあるだろうと思いますが、ぜひそういうことでまとめていただきたいと思います。
それから、
分譲マンションのほうなんですが、これも要望にとどめますが、難しいのは、入っている人は高齢化するんですね。若い人も、代がわりして入ったりなんかしますが、若い人は比較的何とか建てかえたい。しかし、高齢の方はいや、おれは先があと何年もないから別にいいよということで、なかなか合意形成が難しいという状況がありますよね。しかし、もう一方老朽化がどんどん進んでいくということの中で、どうしても戸数をふやして、各戸の負担を減らそうというのは自然の流れであるわけで、そうするとやっぱり高さ制限をされると非常に困るというようなことになっていると思うんですね。ですから、仮に高さ制限をするにしても、ある一定のそういうマンションの建てかえ等については除外する規定を設けるとか、緩和できるとか、そういったことも含めて、今後十分検討していただきたいなというふうに思っておりますので、お願いしたいと思います。
それから、住生活のほうですが、これも、セーフティネットとしての市営住宅の位置づけ、あるいは、住宅の位置づけをやっぱり基本としてやっていただきたい。日本の場合には、市営系を合わせても、公団住宅が低所得者向けというかどうかはちょっとわかりませんが、公的住宅の割合は、全住宅の中に占める割合としては非常に低いと、こういうふうに言われていますよね。ですから私は必ずしも今、市営住宅の数が千葉市が多いとは思っていないんです。思っていないんですが、しかしこれをつくるに当たっては、多額の経費が要る。建築部では市営住宅は市の資産になるからいいじゃないかという話も伺ってはおりますが、いずれにしても、今の財政の状況等からして、そう簡単には市営住宅団地を整備するというのはなかなか難しいかなというふうに思っておりますので、もう一方で、ふえ続ける高齢者等の市営住宅の需要をどういうふうにするのかということをあわせて、住宅のセーフティネットをぴしっと決めていくんだと、そういう意気込みでぜひ計画を推進していただきたいと思っております。意見だけで終わります。
193 ◯主査(米持克彦君) はい、山本委員。
194 ◯委員(山本直史君) 市営住宅のやっぱり家賃滞納、ずっと私は言い続けていますが、大体改善されたと聞いていますけれども、やはり待っている人がいるので、当たり前なんですけれども、入っている人は、当然その適したことで払わなければいけないという観点からしますと、大分改善したとは聞いていますが、その現状についてと、あと課題ですね。ちょっとそこについてお伺いしたいと思います。
195 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、建築部長。
196 ◯建築部長 一応、目標を決めて今アップに努めています。20年から21年に約1.5%アップすることができました。今も、毎月毎月どのぐらい、毎月家賃が入ってくるものですから、いろいろな形、そういうものをチェックしながら、昨年と今現在の状況がどうなのかということを毎月チェックしていまして、それも今のところ昨年より、ことしの月のほうが高い収納を上げております。ですからいろいろと結果は出てきていると思っております。
以上です。
197 ◯主査(米持克彦君) はい、山本委員。
198 ◯委員(山本直史君) 今回の市営住宅の駐車場の問題もそうですけれども、何かこっちに入ったらお金をもらわなくて、こっちだったら要は払わなきゃいけないとか、それから、何も言わなかったら督促が来ないようなとか、そんなことはないんだとは思うんですが、市民との信頼を積み重ねていくことにたゆまぬ努力をしていくことの過去の延長が今にあって、今の延長があしたにつながると思っておりますので、日々の御努力は十分評価した上で、やはりこれは税金の問題もそうですし、こういう使用料だとかこういったものを含めて、これはやっぱりお金がないお金がないと言って、職員の皆さんのカットするのでやっても、それがまた今は生活保護費のほうに回っちゃうぐらいの今財政難な状況にありますので、これについては、やはり正しい人が日の目を見るというか、当たり前のことをやる、たゆまぬ努力を継続していただきたいなというエールを送りまして、御意見とさせていただきます。
以上です。
199 ◯主査(米持克彦君) はい、三須委員。
200 ◯委員(三須和夫君) 最後になりまして、いろいろお答えが出ておりますが、私の要望と若干質問をいたします。
まず、質問ですけれども、建築基準法指定道路図・調書整備ということでありますけれども、これはどこまでどのようなことをやるのか質問したいと思います。
それからあと、要望、じゃ、とりあえず、それだけ先に質問をお願いします。
201 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、建築部長。
202 ◯建築部長 建築審査課長のほうから答えてもらいます。
203 ◯主査(米持克彦君) 建築審査課長、はい、お願いいたします。
204 ◯建築審査課長 建築審査課長の厚澤でございます。よろしくお願いいたします。
今まで、建築基準法の道路の情報については、特に規定がございませんでした。それで、建築基準法施行規則を見直しまして、全国一律のルールにより、指定道路図及び指定道路調書を整備することによって、また、これらを閲覧図書の対象に位置づけることで、建築しようとする人たち、また土地の売買を行おうとする人たちに対して、事前に的確な情報提供を行い、市民サービスの向上等、建築確認事務の効率化を図るものでございます。
それで、指定道路図につきましては、道路の種類、位置等を明示した図面を整備することです。また、指定道路調書というのは、指定道路図の路線ごとに道路の種類、指定年月日、道路の地名、地番、道路の延長及び幅員などを記載したものを整備しまして、それらを閲覧に供するということでございます。規則改正は平成19年に行われまして、本市としては、平成20年度から調書の整備を始めておりまして、今まで全体の指定道路図の基本図、それとあと、花見川区、稲毛区の市道認定の2項道路の調書を作成、それが21年度です。22年度は中央区と緑区の2項道路、市道認定の2項道路の調書の作成を行っております。平成23年度につきましては、若葉区の指定道路の調書の作成を行い、また、花見川区と稲毛区の一部の、これは道路位置指定になりますけれども、それの調書整備を行う予定でございます。
以上でございます。
205 ◯主査(米持克彦君) はい、三須委員。
206 ◯委員(三須和夫君) 大体わかりましたけれども、今の調書整備と絡むかどうかわかりませんけれども、我々、この美浜とか、新しい区画整理を終えたところはいいんですけれども、我々が守備範囲としているところは田舎なもんで、道路にしても、境界が決まっていないところがいっぱいあって、例えば大網街道でさえ、境界が決まっていないところが結構あるわけですね。今、例えば我々がぶつかっている誉田駅前に、今、一方通行の旧大網街道と称するものが一つあって、駅の前に大網街道が走っていると。これが、新しいバイパスだと言われております。これは、110年かそこら前の話なんで、今知っている人はだれもいないんですけれども、その一方通行が昔は大網街道と同じ4間あったんだぞという市の説明があるわけだけれども、市のほうにしても、それが実際に4間あると、そういう寸法が入ったものは何もなくて、最終的には紙公図というわけがわからない図面しかないと。これだけで、じゃ今は3間になっていて、おまえらは3尺ずつ出っ張ってきちゃったじゃないかという話なんですけれども、これは非常に説得に欠けると。要は、現場主義で、行って立ち会って、立ち会わなきゃ、みんなが立ち会って合意が出なきゃだめだというような話なんですけれども、私とすれば、もう少し、とにかく文献がないんですよ、いろいろ市の方も苦労して資料を集めてくれるんですけれども、戦争に負けた後のアメリカ軍が飛行機で撮ったぐらいの写真しかなかったですね。あと、紙公図というわけのわからない、本当に紙公図というのは、寸法も入っていないし、どこからどこがどうなっているんだか全然わからない、ただ漫画を描いたみたいなものなのだけれども、それをもとにまちづくりが進んでいるわけです。だから、私らが言いたいのは、こういう文献も、もう少し千葉市としても集めてもらって、やはりもう少しわかりやすくしてもらいたいなと、そういうものが一つお願いです。
それから、花のあふれるまちづくり、うちの向後委員からもお話が出ていましたけれども、我々も、何か市長がかわるたびに、花の都・ちばから、今度は科学の都千葉市、急に種子島に行ったみたいな話で、何かやっぱり市民イメージが定着しないというか、今までやってきたのは何なんだということになっちゃうんですね。だから、できるものならやっぱり、市長がかわったらころっと変わることなく、せっかく花のあふれるまちづくりを、ここまで続けてきたんだから、各学校なんかも、何でことしからやらないのとか、今まで子供らが一生懸命やっていたのが、急にトピアリーなんかも中途半端になっちゃうし、例えば我々がひとつ公園の中で花をずっと植えてきたわけだけれども、これらもだんだん数が少なくなって、何かだんだん貧弱になってきちゃうわけですよ。我々が個人で、その不足している分を用意して植えてもらうような形になっちゃうんだけれども、何かこの辺がやっぱり行政として一貫性を持ってそういうものをやってほしいなと。市長がかわったら、ころっと変わっちゃうというのは、困りますよね。その辺のことをひとつお願いと、特優賃のほうも聞きたかったんだけれども、何となくお話はわかりました。
あと、平成25年度で終わりなんですかね。その中で、我々とすれば、これもバブルの落とし子で、非常にそのときはそういう形で市営住宅のかわりに補助金を出して建てようということでよかったんだろうけれども、だんだん世間は景気が悪くなり、バブルははじける、今、時代としてはまた逆行しているわけで、大家さんも大変なんだろうけれども、市のほうも国のほうも、その分、金を入れているわけですけれども、そういう中で、せめて入居率をアップして、あと何年ですか、あと二、三年の話ですか、頑張ってもらいたいなと思います。
それから、太陽光発電も話が出ました。我々も、太陽光発電は結構話が来るんですけれども、補助金がもうすぐなくなっちゃうということで、これは今回、100件から130件にふやしたということで、30件ふえたということは事実ですけれども、環境に負荷をかけないこういうものについては、やはりもう少し、もう少しというか、倍ぐらいの件数を入れてやるべきではないかなと。これはやはり、この太陽光発電をやることによって、電気を起こす原子力で起こすのか、水で起こすのか、石炭で起こすのかわかりませんけれども、そういう地球上のエネルギーが要らなくなるわけですので、これはやはりそんなおもちゃじゃないわけで、もう少し力を入れてほしいなと思います。
最後に、高さ制限が出ていましたけれども、我々も、不動産業界の顧問をやっておるんですけれども、やっぱりこの高さ制限をすることによって、町がスラム街になってしまうと。高さは、先ほどいろいろな委員から話が出ていましたから、それ以上、細かいことは言いませんけれども、やはり高さ制限、今の中で建てかえもできなくなってしまうというのは、地域の皆さんの声で、また業者もそういう話を、たくさん声が出ております。船橋で高さ制限を決めたと、そうしたらマンション業者がその場所から出ていったというような話も、話ですけれども、聞いておりますので、私としては、その高さ制限はやるべきではないと、そういうことを申し上げて終わりにしたいと思います。よろしく。
207 ◯主査(米持克彦君) 以上で、都市局所管の審査を終わります。都市局の方々は御苦労さまでした。
[都市局退室、建設局入室]
建設局所管審査
208 ◯主査(米持克彦君) 次に、建設局所管について、説明をお願いいたします。建設局長。
209 ◯建設局長 建設局でございます。よろしくお願いいたします。座らせて説明させていただきます。
それでは、平成23年度当初予算案の概要について御説明いたします。
お手元の平成23年度局別当初予算案の概要の52ページをお願いいたします。
初めに、1の基本的な考え方でございます。
土木部につきましては、市民生活に密着した道路の舗装や側溝の新設改良を推進するとともに、快適な道路環境を守るため、効率的な維持管理に努めてまいります。
都市災害への対応と安全で快適な歩行空間を確保するため、橋梁の耐震補強の推進や電線共同溝の整備を継続いたします。
道路橋の安全性及び信頼性を維持するため、予防保全型の維持管理に転換することを目的に策定した橋梁長寿命化修繕計画に基づき、橋梁の修繕を実施いたします。
歩行者の安全確保や利便性の向上のため、バリアフリー新法に基づく構造基準に沿って、歩道整備、段差解消、視覚障害者誘導用ブロックの設置などを推進するほか、踏切内に歩道を設置いたします。
市民の生活環境の保全と都市機能の維持を図り、良好な都市環境を形成するため、自転車駐車場を整備するなど、放置自転車対策を推進いたします。
次に、道路部につきましては、体系的な道路ネットワークを確立するために、県道、市道の整備を推進いたします。
広域的な主要幹線街路として、新港横戸町線ほか3路線の整備を推進いたします。
都市活動の円滑化、効率化や拠点アクセス強化のための幹線道路として、幕張町弁天町線ほか3路線の整備を推進いたします。
誉田駅周辺まちづくりについては、駅北側の幹線道路などの整備を推進いたします。
次に、下水道管理部、下水道建設部につきましては、安全・安心のまちづくりの実現に向け、老朽化した管渠による道路陥没等の未然防止と流下能力を確保するため、更新改良及び耐震化を行うとともに、浄化センター及びポンプ場の機能を保持するため、老朽化した設備の更新改良を行うほか、防災対策としてマンホールトイレの設置を行います。
浸水対策として、平成23年度供用開始を予定している中央雨水1号貯留幹線の関連事業を行うとともに、局地的な集中豪雨などによる浸水被害を軽減するため、雨水管渠などの整備を行うほか、新たに市民による防水板設置費用の一部を助成します。
また、勝田川と坂月川の改修や排水施設などの整備を引き続き行います。
良好な水環境を整えるため、南部浄化センターの高度処理施設の整備を進めるとともに、合流式下水道の夾雑物流出対策を進めるほか、汚水管を整備し、未普及地域の解消に努めてまいります。
浄化センターの維持管理業務については、引き続き包括的民間委託を行います。
下水道事業の運営については、より一層の経費の節減と管理の効率化を図り、健全な下水道経営に努めてまいります。
次に、53ページをお願いいたします。
2の予算額の概要ですが、金額は、100万円単位で説明させていただきます。
平成23年度一般会計の予算額は238億400万円で、前年度当初予算額と比較しますと、28億6,300万円、10.7%の減となっております。
歳入の主なものは、道路占用料の8億3,600万円、自転車整理手数料の7億6,900万円、
社会資本整備総合交付金収入は、県道、市道、幹線街路などの整備及び橋梁の耐震補強などに係る国庫補助金で16億5,000万円、道路新設改良債は、道路整備及び電線共同溝の整備に係る市債で42億300万円でございます。
次に、平成23年度下水道事業会計の予算額は444億3,600万円で、前年度当初予算額と比較しますと、10億9,600万円、2.5%の増になっております。
収入の主なものは、下水道使用料の137億6,400万円、他会計負担金は雨水処理等に関する一般会計からの繰入金で90億7,600万円、建設企業債は施設整備にかかわる企業債で50億5,000万円、資本費平準化債は、建設企業債償還に関わる財源で39億4,300万円、国庫補助金は37億6,200万円で、下水道施設の維持管理を適切に行っていくことを主眼に、改築更新に重点を置くとともに、良好な水環境を整えるため、高度処理施設の整備を進めることによるものでございます。
次に、平成23年度
公共用地取得事業特別会計の当初予算額は3億7,600万円で、平成23年度において、三角町線ほか10路線の用地について償還するものでございます。
次に、3の重点事務事業でございます。
初めに、土木部につきましては、舗装側溝新設改良は19億1,000万円で、道路の舗装側溝の新設改良でございます。
次に、電線共同溝整備は1億3,900万円で、穴川天戸線などの整備でございます。
次に、橋梁の整備は15億2,800万円で、耐震補強対策と橋梁の修繕でございます。
次に、54ページをお願いいたします。
交通安全施設整備は5億8,900万円で、歩道整備、道路照明灯などの安全施設等整備及び踏切道の安全対策でございます。
次に、放置自転車対策は1億2,100万円で、自転車駐車場などの整備、自転車等放置防止指導、駐輪場利用誘導及び自転車駐車場休日整理業務でございます。
次に、道路部につきましては、道路新設改良は7億4,300万円で、県道、市道の整備でございます。
次に、主要幹線街路整備は7億7,000万円で、新港横戸町線などの整備でございます。
次に、幹線街路整備は2億4,400万円で、幕張町弁天町線などの整備でございます。
次に、誉田駅周辺まちづくりは1億2,100万円で、誉田町215号線の電線共同溝工事などでございます。
次に、55ページをお願いいたします。
下水道管理部、下水道建設部につきましては、下水道施設の更新改良は48億9,600万円で、ポンプ場、浄化センター設備や管渠の改築更新でございます。
次に、雨水対策の推進は14億100万円で、新たに市民による防水板設置工事費用を助成するほか、中央雨水1号貯留幹線取水施設及び中央雨水ポンプ場場内整備を行うとともに、雨水管などの整備でございます。
次に、高度処理化の推進は20億700万円で、南部浄化センターC系の水処理機械電気設備工事及び管廊建設工事でございます。
次に、56ページをお願いいたします。
汚水処理施設の整備は3億9,800万円で、赤井町、宮崎町などにおける汚水管の整備でございます。
次に、合流式下水道の改善は1億2,000万円で、夾雑物流出対策と増補管の布設でございます。
次に、浄化センター等包括的維持管理は19億500万円で、中央浄化センター、南部浄化センター及びポンプ場の維持管理でございます。
次に、上下水道料金徴収事務は債務負担行為の設定で、13億1,200万円でございます。平成24年度からの市水道局との上下水道料金徴収事務の一元化に向けた電算システムの改修、収納業務などの委託でございます。なお、徴収一元化の対象世帯数は約1万7,000世帯ですが、今回の一元化にあわせ、下水道がなく、市水道のみの給水世帯約1,000世帯につきましても徴収を行うこととなります。
次に、水路等河川は23億円で、排水施設、都市下水路、河川などの整備を進めるほか、新たに草野水のみち警報装置を設置し、集中豪雨に対し、周辺住民に警戒を促すこととしております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
210 ◯主査(米持克彦君) 御質疑等がありましたらお願いいたします。
なお、答弁に当たっては、所管より簡潔明瞭に御答弁願います。はい、常賀委員。
211 ◯委員(常賀かづ子君) それでは、お願いします。
新港横戸町線について伺います。
一つは、平成23年度の予算で、副道工事、それから生活道路の整備、公園整備などがありますけれども、それぞれの現在の進捗状況と終了はいつなのか、伺います。
それから、新港横戸町線本線が開通したわけですけれども、開通した後の状況について伺います。一つは、大気の汚染、騒音、振動について、どういう変化が見られたか。次は、穴川交差点の渋滞の緩和策について。それから、きのうも実は、消防局のほうで、中村委員のほうから指摘がありました穴川方面に向かう緊急車両の通行について、どのような対策が今行われているのか。
それから最後に、昨年9月8日のゲリラ豪雨による浸水被害について、伺います。まず、被害状況とその件数、それから、どのようにそれに対して対応をしたのか。工事の説明会では、騒音や大気など、環境への配慮、また検討はされてきましたけれども、水害については、説明会などでどのような配慮がなされてきたのか、また、市民からの意見はなかったのか。
以上、お願いします。
212 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、道路部長。
213 ◯道路部長 まず最初に、来年度予算のことと新港横戸町線の開通後の環境対策については担当課長から申し上げますが、まず、穴川区間の渋滞の状況と対策についてですが、まず、穴川3丁目交差点から穴川インター間においては、可能な範囲で交差点改良などを行って、交通の円滑化を図りましたが、時間帯によりまして、いまだに混雑している状況でございます。
この対策についてですけれども、あらゆる手段を講じましたが、あとできることは、交通の円滑化に向けて、交差点の信号のタイミングなどの調整による渋滞緩和を図ってまいりたいと考えております。これについては、千葉国道事務所と県警との協議を行っております。
次に、稲毛区役所前の緊急車両ですが、副道と本線路が合流する部分で、緊急車両が速やかに出られないケースが見受けられております。しかしながら、副道の選定に当たっては、一般車両が信号で停車中であっても、緊急車両、消防車だとか救急車が速やかに出動できる計画でおりましたが、公安委員会との協議によりまして、合流部分が広くなりますと、通常時に一般車両が並走してしまうので危険な状態だということで、今の状況に至ったものでございます。救急車の場合は、ドライバーが左側に寄ってくれれば通行できますので、問題がないと聞いております。
次に、9月9日のゲリラ豪雨ですけれども、新港横戸町線に接続している被害が3件ございまして、床上が2件、床下が1件でございました。
どのような対策をしたかといいますと、現在は、緊急対策として、道路冠水が発生した状況には宅内に入らないようにますを設置して、暫定ポンプを設置しております。
以上、あとは担当課長からお願いいたします。
214 ◯主査(米持克彦君) はい、課長、どうぞ。
215 ◯特定街路課長 特定街路課長の富田です。よろしくお願いします。
まず、大気の件につきましてからお答えさせていただきます。
稲毛区役所前の常時観測所で二酸化窒素NO2と浮遊粒子状物質SPMを観測しております。結果ですけれども、NO2のほうは、開通前と開通後の比較で、日平均ですけれども0.005ppmふえました。SPMは、日平均で0.003ミリグラム・パー・立方メートルふえまして、微増ですけれども、いずれも基準の範囲におさまっております。
次に、騒音についてですけれども、騒音につきましては、副道が完成した場所で個別に測定いたしました。最大値で昼間開通前66デシベル、開通後も66デシベルでした。また夜間は、開通前と後も変化なく、64デシベルでした。
次に、振動についてですが、副道が完成した場所で同じように計っております。最大値ですけれども、昼間は、開通前49デシベル、開通後50デシベル。夜間は、開通前46デシベル、開通後49デシベルでございました。
次に、新港横戸町線の来年度予算についてですけれども、まず、副道にあわせまして、信号機の移設工事とか副道の整備が完了した箇所の街路樹の植栽工事を行います。副道の完成時期ですけれども、23年度末全線開通を予定しております。緑化につきましては、25年度末完了予定で、生活道路は26年度末完了予定で進めております。
以上でございます。
216 ◯主査(米持克彦君) はい、常賀委員。
217 ◯委員(常賀かづ子君) ありがとうございました。
ちょっと納得いかない御説明もあったので、ちょっと2回目を行いたいと思います。
一つ、あと意見なんですけれども、平成23年度の予算について、予算の工事については了解いたしました。いずれにしても、最終が26年度末ということなので、本当に長い間この沿道の住民の方は我慢を強いられているなということが本当によくわかりました。本線が開通しても、まだまだ問題は山積みで、今回のこともそうなんですけれども、質問したこともそうなんですけれども、本当にほっとして沿道の方が安心して暮らせるのはいつの日のことかということをちょっと思ってしまいました。
大気と騒音、振動については、まあまあ基準値以内であるということがわかったわけですけれども、微増ということなので、これからも徹底的にきちんと観測を定期的にしていただいて、渋滞も緩和されればまた少し違うのかもしれませんけれども、私は何回か経験しましたけれども、幸町の方から向かってきますと、国道126号が何か、例えば事故があったりすると、物すごい渋滞なんですよ。延々と出られない日が1日ちょっとあったので、3分間短縮でしたか、9分間だったかな、済みません。ちょっとその辺が本当に問題だなということを思いますので、今、穴川交差点のほうも警察と協議中だということなので、ぜひこの少しでも改善ができる方向で、一日も早く改善していただきたいなと思います。
それから、緊急車両のことなんですけれども、いずれにしても、救急車はあそこの側道を通っていても、1台乗用車が寄れば通れるということはわかるんですけれども、今、部長が答弁されましたけれども、では、大型車両の場合は一体どのように考えているのか。それが本当に救急車はまあまあ何とかというところはありますけれども、その辺をちょっともう一度きちんと御説明いただきたいですし、実は、きのうもあんまり消防のほうがはっきりとお答えがなかったんですね。きちんと消防のほうと話し合いをしているのかどうかも、あわせてお伺いします。
それから、被害件数と状況、状況というより、床下が1件で床上が2件ということだけがわかったんですけれども、新聞紙上で書いてありましたので理解はしているんですけれども、もう一度ちょっと、なぜここのところが被害に遭われてしまったのかということがわかる範囲でお示ししていただきたいと思います。
それから、対応については、わかりました。
じゃ、2回目、以上です。
218 ◯主査(米持克彦君) はい、お願いいたします。はい、道路部長。
219 ◯道路部長 まず、消防の消防車の件でございますけれども、これはやはり、消防車1台であれば、当然スムーズに通るようになっていますけれども、乗用車が並走すると無理でございますので、今後協議してまいりたいと思っております。
あと次に、豪雨によって浸水した、なぜかといいますと、やはり新港横戸町線が現況道路よりも1メーターほど上がってしまって、壁ができたということもございますけれども、基本的には、50ミリ対応で排水ができるように修理はしているものの、行き場を失ってしまったという原因で、このような状況になってしまっております。
以上でございます。
220 ◯主査(米持克彦君) はい、常賀委員。
221 ◯委員(常賀かづ子君) はい、ありがとうございました。
緊急車両のほうは、協議していきますということでは、やはり皆さんも納得していないと思うんですよね。本当に、火事の場合もそうですし、人命救助が優先ですので、早急にそれは協議というだけではなく、対処していただきたいと思いますので、よろしくというか、やっていただきたいと思います。
それから、浸水のほうなんですけれども、実は、ちょっと沿道の方からもお話を伺って、本道ができたことで、今部長がおっしゃったように、今まで副道であったところが宅地よりも低かったにもかかわらず、その本道ができたことで、黒砂31号線でしたか、それが上をまたがなくちゃいけないということで、要するに、その部分が高くなった、かさが上がったということで、一つそれがあって、それから、大きな道路ができたことで東と西が分断されて、ダムのようになってしまった。何かそういうことを伺って、それは配慮を、先ほど、その話はお答えいただいていなかったのかな。要するに、説明会のときに、本当に環境は周りの方もかなり力を入れて頑張っていらしたので、住民の方たちも。検討はされてきたようなんですけれども、もう一度じゃ再度伺いたいんですけれども、この水害については、本当にどのように対処されたのかということを、もう一度御説明いただきたいと思います。
いずれにしても、水害からもう5カ月たっているんです。要するに、短期的なますをつくってと、ポンプを使って吸い上げるという対策はされたということなんですけれども、いつまた同じような被害に遭われるかわからない、水害に遭われるかわからないということで、実は住民の方は非常に水害のトラウマに遭っているということで、なかなか解放されないということをおっしゃっています。今回のこの問題というのは、道路、新港横戸町線ということで伺っているんですけれども、下水道さんも一緒になったことなので、ぜひしっかりとこの地域の排水整備について、もう一度関係部局と協議していただいて、一日も早くこの住民の方が安心して住まわれることができるように、長期的な対策を実施していただけるように強く要望したいと思います。
そして、これは3回目なので、最後なんですけれども、とにかく、この道路ができたことで沿道の住民の方たちは本当に我慢を強いられてきたと、さっきも申しましたけれども、できてよかったと、沿道住民の方が思えるようなことが一つでもあればいいなと思いますので、ちょっと繰り返しちゃいますけれども、とにかく今回の水害で被害に遭われた方たちへの対策というか、長期的な対策を早急にしていただきたいと思います。
以上です。
222 ◯主査(米持克彦君) はい、道路部長。
223 ◯道路部長 今回の水害の状況をもともと想定していなかったものですから、大変申しわけなくて、説明会では説明しておりません。ただし、新港横戸町線の排水能力は、通常下水が5分の1確率ですけれども、新横の場合は10分の1確率で、多目にカウントしてございまして、新横だけは十分な対応をさせていただいております。
あと、ここまで本線をつくるまでは、本当に皆さんには御迷惑をかけましたけれども、これからは、生活道路と緑化が地元と緑化検討会を開いていますので、十分対応していきたいと考えております。
224 ◯主査(米持克彦君) はい、村尾委員。
225 ◯委員(村尾伊佐夫君) それでは、何点かお尋ねをいたします。
今、本市では、公共事業コスト構造改善プログラムという取り組みがなされております。その中で、特に建設局の占める割合というのは相当高いと思いますので、最初にお尋ねしますけれども、現在建設局が取り組んでおられる今のコスト縮減について伺いますけれども、具体的な取り組みと、それから、平成22年度のこれまでのコスト縮減の実績がわかれば、数字でお示しをいただきたいと思います。
それから、2番目に自転車対策でありますが、最初に、いわゆる放置自転車が問題になっているわけですけれども、その放置自転車の台数がどういう状況なのか、19年度から21年度までの推移をお示しいただければと思います。その中で、放置自転車の、いわゆる千葉市が指定している禁止区域に放置されている割合と、それ以外の公共の場所での割合がわかれば、お示しください。
それから、その後、放置自転車は条例に従って移動、保管がなされるわけですけれども、移動、保管の後、引き取りがある割合は、今現在は何%ぐらいなのか。そして、引き取りがないことがあるわけで、その後さまざまな照会、警察とかいろいろ、原付であれば、各区の課税課への照会等をして、いわゆるだれのものなのかということを調べていくわけですけれども、そうした中、引き取りがあるのは、大体その後何%ぐらいなのか、ないのが何%ぐらいなのか。最終的に処分、リサイクルを含めてされるわけですけれども、大体その割合がどういった割合なのかお示しをいただきたいと思います。
それから当然、放置自転車に対しては、対策費があるわけで、そのうちのいわゆる放置自転車を移動するための移動関係の費用と、それから移動後保管、あるいは返還に至る等までの関係費が分かれていると思うんですけれども、20年度、21年度のそれぞれの推移、それから、撤去台数はふえているのか減っているのか、その辺をお示しいただきたいと思います。
それから、三つ目として、マンホールトイレの設置が新年度、三つの小学校で設置されます。これは、たしか平成20年度から始まった事業かなと思いますけれども、これまでの事業の状況と、それから新年度三つ設置されることによって、全体的にはどのぐらいの割合になるのか。それとあと、いわゆるマンホールトイレが何基ぐらい整備されるようになるのかお願いしたいと思います。
それから、雨水対策の助成制度、防水板設置工事助成というのが、今回これは新規で事業が考えられております。具体的にいつからやるのか、それから助成率、上限額等があると思いますけれども、その辺の具体的な方法と、それを、こういった新規事業が始まりますという広報に特に力を入れていただかなくちゃいけないと思いますけれども、具体的な事業内容についてお伺いをいたします。
以上、1回目です。
226 ◯主査(米持克彦君) はい、土木部長。
227 ◯土木部長 まず、私のほうから、1点目の建設局で取り組んでいるコスト縮減についての取り組みについてですけれども、現在、先ほどおっしゃっていました22年度から26年度までを取り組み期間とします公共事業コスト構造改善プログラムに取り組んでございます。この改善目標は、19年度ベースで16%を改善するということで、縮減するということで、工事コストの改善に加え、増大する維持管理費用等に対応するものでございます。
具体的な取り組みとコスト縮減の具体的な実績については、担当課長のほうから申し上げさせていただきます。
次に、放置自転車の実態ですけれども、ちょっと19年度から21年度の推移については課長からお答えさせていただきますけれども、実態につきましては、ピークが17年6月の調査ございますけれども、1万5,143台という最高から徐々に減少しまして、千葉市の駐車対策に関する総合計画を着実に実施したことによりまして、22年11月の調査では5,350台と、およそ3分の1に減少するまでに至ってございます。
あと、引き取り率につきましては50%なんですけれども、この辺の詳しい割合は、課長のほうから説明させていただきます。
228 ◯主査(米持克彦君) はい、自転車対策課長。
229 ◯自転車対策課長 自転車対策課長の海宝でございます。
まず、1点、禁止区域等以外の割合でございますけれども、正確な数字はちょっと今手持ちにないんですが、ほとんどが禁止区域の自転車を撤去という形になっています。禁止区域以外につきましては、ある程度長期間放置されている自転車がぼつぼつとあるような状況でございます。
次に、引き取り割合の正確な数字でございますけれども、これは21年度で47.3%の引き取り率になってございます。
それからあと、照会した後の引き取り率等については、申しわけございません、それについてはデータを持ち合わせてございませんけれども、最終的な全体の引き取り率として47.3%、21年度でやっております。
それから、移動、保管の20、21年度の推移でございますけれども、ちょっと細かく分けていないので申しわけないのですが、済みません、分けておりません。
手数料としまして、ちょっと21年度、22年度の予算上の手数料、これは保管場所の管理費用ですね、これにつきましても済みません、ちょっと確認させていただきます。
それから、撤去の増減でございますけれども、撤去の増減につきましては、平成20年度が1万3,638台、平成21年度が1万4,599台となっております。
230 ◯主査(米持克彦君) はい、技術管理課長。
231 ◯技術管理課長 技術管理課長の土屋です。
公共事業コスト構造改善プログラムの具体的な取り組みについてですが、現在、橋梁長寿命化修繕計画に基づく修繕や、下水処理場へのコスト縮減に有効な新型機器の導入などが主な取り組みでございます。
次に、平成22年度のコスト縮減の実績についてですが、平成22年度の上半期において建設局では、改善率で6.4%、改善額として約2億3,000万円でございます。
以上です。
232 ◯主査(米持克彦君) はい、次。はい、下水道建設部長。
233 ◯下水道建設部長 下水道建設部長の高橋でございます。
まず最初に、マンホールトイレの実績でございますが、これまで新宿小学校、朝日ケ丘小学校、今年度は泉谷小学校と、3カ所に整備しております。23年度は記載のとおり3カ所でございます。
今後の予定でございますが、現時点では、耐震化された体育館があるとか、あるいは防災井戸があるとか、1ヘクタール以上の避難所とかをターゲットとしておりますが、当面は計画しておりますのは、平成28年までに12施設を考えているところでございます。
次に、防水板についてでございますけれども、助成の限度額につきましては、1件あたり75万円を考えております。助成率については2分の1でございます。それから、いつから助成をするかということになりますと、23年4月1日からを予定してございます。広報につきましては、制度の概要について、3月中旬に市のホームページにまず掲載したいと思います。それから、建設局で発行しています「水だより」という機関紙がございますんで、これにつきましても、3月中旬に自治会あてに配布したいと思います。それから、市政だよりの4月1日号に掲載を予定しているところでございます。
以上でございます。
234 ◯主査(米持克彦君) はい、自転車対策課長。
235 ◯自転車対策課長 済みません、まず、ちょっと1点訂正させてください。
撤去台数でございますけれども、先ほどは引き取り台数を申し上げてしまいまして、申しわけございません。撤去台数が、20年度が2万9,475台、21年度が3万857台となっております。
それから、撤去保管に関する費用でございますが、手持ちで21年度の数字しかございませんので、ちょっと20年度がございませんが、21年度で660万円でございます。
以上でございます。
236 ◯主査(米持克彦君) はい、村尾委員。
237 ◯委員(村尾伊佐夫君) ちょっと幾つかちょっと理解できないところもあるんですけれども、まず、公共工事コスト縮減の取り組みについては、改善率は6.4%、上半期で取り組みをなされている。これは、もう10年以上前からこのコスト縮減については取り組んでおられて、ありとあらゆることを新しい取り組みを含めてやっておられる、そういった状況に今あるのではないかなと思います。ただし、非常に財源を有効に活用する、そしてまた、公共事業費等が減少している中でのそういった取り組みが必要とされているわけですので、今後ともしっかりとした知恵を出し合っていただいて取り組んでいただければと思います。
それから、自転車対策につきましては、幾つかお示しをいただいたわけで、放置自転車の台数は3分の1まで少なくなってきたと。これまでの取り組みの成果になるかなと思います。そういった中、私が調べた段階では、放置自転車の対策費の中で、いわゆる移動と、それから保管にかかわる費用が、保管とかその辺は保管場所がある程度決まっていますから、委託料であるとか、そういったものに関してはあんまり変わらないと思うんですけれども、移動に関する費用で調べた限りでは、21年度が20年度に対して約2,000万円ぐらい対策費として上がっているということで私は見ているのですけれども、放置自転車が少なくなっている中で、移動に関する対策費がふえているその理由、私が間違っていなければ、その理由について。それから、新年度、あらましにあるように、幾つか事業が展開をされます。これによってどのくらいの改善が見込めるのか、再度お尋ねをいたします。
それから、防水板雨水対策につきましては、助成率2分の1、上限が75万円ということであります。他市、あるいは東京の板橋区なんかでも、これは先行してやっているみたいですが、板橋区では、法人と個人を分けて、助成率も違いますし、上限額も違うんですけれども、その辺はどのように考えておられるというか、この決定に至ってのその辺の検討はなされたのか。
それから、上限額75万円、2分の1ということで、これを本市の中で恐らく利用されるだろう見込みの件数としましたら、個人あるいは法人で分けた場合の見込みはどのように思っておられるのか。
それから、この助成制度を使って工事が終わって、助成してもらうわけですけれども、これはやっぱり、工事が終わった後、とりあえず全額を自己負担して、後から助成されるのか、契約あるいは途中の段階で業者に支払うときに助成金が賄えるのか、その辺をちょっと確認させていただきたいと思います。
以上、2回目です。
238 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、自転車対策課長。
239 ◯自転車対策課長 移動費用がふえているということでございますけれども、当然、移動費用というのは、トラックの運搬費になりますので、撤去台数等がふえてくるに従って、その費用はふえてくる形になっております。
あと、今後ことしの整備でどのくらいの改善が図られるかということでございますけれども、来年度に新たに西千葉駅の保管場所が新設されることによりまして、西千葉駅周辺の放置自転車、それから現在、それを都賀の保管場所のほうに持っていっておりますので、その分が減ることによって、都賀駅から先のモノレールの駅等のほとんどごみの自転車になりますけれども、その辺の撤去が大幅に改善されるということでございます。
以上でございます。
240 ◯主査(米持克彦君) はい、じゃ防水板。はい、下水道建設部長。
241 ◯下水道建設部長 下水道建設部長でございます。
防水板についてお答えいたします。
まず、個人と法人の区別につきましては、近年の他都市の助成制度について検証した結果、個人、法人の区別を行っていない事例が多くありましたので、本市においては区別は設けておりません。
それから、大体どのくらい見込めるかということなんですが、予算的に最大10件ぐらいを考えているところでございます。
それから、助成金につきましては、工事について、市が最終確認をする必要がございますので、工事が完了してからの助成を今考えております。
以上でございます。
242 ◯主査(米持克彦君) はい、村尾委員。
243 ◯委員(村尾伊佐夫君) 自転車対策につきましては、しっかりやっていただければ、改善に向けてお願いしたいと思いますけれども、質問の中身と答弁がちょっとすれ違いがあったような気がするんですけれども、また後日お伺いしたいと思います。
そういった中の、これは新聞に報道があったんですけれども、福岡県北九州市で自転車共有システムというのを、昨年3月に事業化スタートされたと。その中身は、簡易登録するわけですけれども、北九州、JR小倉駅とか市役所、いわゆる市中心部に7カ所、それからその他のところに3カ所、サイクルステーションを設けて、電動自転車を116台予定して、24時間使えるという。簡易登録をされた方は、利用料金を1時間ごとに105円ということで、これは目的として、一つには、自動車の使用を抑制し環境保護ということもあるし、違う見方をすれば、放置自転車対策等につながっていくわけなんで、こういったものが北九州市を初めいろいろなところで何かこう始めているような、そういった取り組みを目にするわけですけれども、本市は、そういったことに対する考え方があれば、見解をお伺いしたいと思います。
それから、防水板雨水対策につきましては、見込み10件ぐらいということで、ただ、この制度がせっかくあるわけですので、使い勝手のいい制度としましたら、当然、法人と個人とでは工事費も多分違うだろうと。個人においても当然、その状況に応じて工事費も違ってくるわけですけれども、仮に50万円かかったとして、2分の1の上限がありますので、25万円助成していただけるわけですけれども、初めから50万円用意するのと半分で済むのとでは、じゃ使おうかな、どうしようかなという、その辺も個人のこう、あると思いますので、今後は使いやすい制度設計を、ぜひともやっていただければと思います。
最後なので、その共有自転車について。
244 ◯主査(米持克彦君) はい、村尾委員。
245 ◯委員(村尾伊佐夫君) 済みません。もう一個、要望を忘れていました。
マンホールトイレの整備状況がわかりました。きょうも、出てくるときにテレビで目にしたんですけれども、ニュージーランドのクライストチャーチでああいった状況で、大変な状況があるわけで、そういった中、市民の方はトイレが使えなくて、自分の庭に穴を掘って済ませているという、そういった状況もあって、まだ復旧のめども立っていないと。こういったときに、このマンホールトイレがあれば、身近にあればまた利用できるという、そういった防災対策としての有効な事業だと思われますので、前倒しして、しっかりとその事業に取り組んでいただければと思います。特に公明党がずっと昔から取り上げた事業ですので、よろしくお願いいたします。
以上です。
246 ◯主査(米持克彦君) はい、土木部長。
247 ◯土木部長 自転車の共有システム、いわゆるレンタサイクルにつきましては、私どももかなり研究はしておりまして、他都市の状況など等を照らし合わせまして、検討してまいりたいと思っていますが、他都市の状況を聞きますと、採算ベースで利用者数がふえていかないだろうというような話を伺っております。そういった観点から、これからさらなる検討が必要じゃないかというふうに認識しておりますので、研究させてください。
248 ◯主査(米持克彦君) 3時を過ぎました。休憩にしたいと思いますが、質問者は何人ぐらいおられますか。4名。(「6人です」と呼ぶ者あり)6人。
それじゃ、暫時休憩いたします。
再開は3時35分です。
午後3時15分休憩
午後3時35分開議
249 ◯主査(米持克彦君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。
残り6人いらっしゃると思いますが、終了5時を目途としておりますので、御協力のほどをよろしくお願いしたいと思います。はい、奥井委員。
250 ◯委員(奥井憲興君) 簡単に聞きたいと思っておりますので、よろしく、簡潔明瞭に答えてください。
まず、一つは、新港横戸町線のことですけれども、これは本当は早ければ、込んでなければ本当に便利になったなというふうには思うんですが、渋滞は本当に先ほどもお話がありましたとおり、大変ひどいもので、そういう要望をいっぱい私もいただいています。それと、それに交差するように道路があるわけですけれども、もうそこにもすごく渋滞が波及していますので、ここの辺もちょっと認識しているかどうか、お伺いします。もし認識していれば、その対応について、どういうふうに考えているのか、お伺いしたいというのが1点。
それから、道路の振動対策ですけれども、この間、環境のほうでもお話をしたんですが、道路の振動の苦情、これはどの程度、どういうような内容の相談が入っているかどうか、また、件数の推移について、お伺いしたいと思います。
それと、もう一点、雨水対策ですけれども、今、本当に最近の雨水の集中豪雨、これはゲリラ豪雨と言われるように、対応が本当に難しいんだとは思うんですが、そういう中で、新しい防水板という話が出てきましたけれども、それはそれとして、これまで、浸透ますの設置を促すということでこういう事業があったと思うんですが、この浸透ますの普及に対して、進捗状況はどうなのか、お伺いしたいと思います。
それから、しょっちゅうこのゲリラ豪雨のときに、いろいろ情報はつかんでいると思うんですが、それに対応して、学校なんかで運動場の下に貯留管というんですか、貯留槽というのかな、そういうものを計画されていると思いますが、これの計画状況といいますか、進捗状況というか、そういうものをちょっとお伺いしたい。
以上、3点。
251 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、道路部長。
252 ◯道路部長 新港横戸町線の渋滞対策で、穴川区間についてでございますけれども、信号の間隔が非常に短いことから、どうしても渋滞が発生している状況でございます。それで、先ほど申し上げた信号機のタイミングの調整でございますけれども、これは松戸市で警察がとり行ったものでうまくいっていると聞いたんですけれども、それと同じようなことを県と協議でやろうとしています。しかしながら、千葉市の場合の信号機は、主道路の国道16号、国道126号の方向と直角している、交差している市道、これも非常に交通量が多いので、お互いの交通が競合してしまうので、うまくいくかどうかはわかりませんが、とにかくいろいろ繰り返しながら一番いいタイミングを探そうと、こういうことで、今警察と協議を進めております。
あと、振動でございますが、副道がまだ完成していないところで多少の苦情がございました。
私からは以上でございます。
253 ◯主査(米持克彦君) はい、土木部長。
254 ◯土木部長 今、道路部長が答えたところを私のほうでお答えさせてもらいます。道路の振動の主な苦情なんですけれども、やはり段差とかがあったり、舗装の継ぎ目などで、そこにそれなりの大型車が通ったときに、特に夜なんですけれども、寝られないとか、そういった苦情が多うございます。件数について、ちょっと今調べてございますので、後ほど課長のほうからお答えさせていただきます。
255 ◯主査(米持克彦君) はい、下水道管理部長。
256 ◯下水道管理部長 雨水対策のうち、浸透ますの状況について御説明いたします。
浸透ますの事業につきましては、平成10年よりスタートさせた事業でございますけれども、この事業につきましては、宅内の工事が伴うということで、21年度、また22年度は年度途中でございますけれども、非常に件数的に少なくなってきております。21年度の決算で申しますと、予定浸透ますの戸数は150件に対しまして、実績は残念ながら11件でございます。また、その前年、平成20年度は、これが逆でございまして、予定70件に対しまして、実績が倍の143件という形になっています。これにつきましては、やはり業者さんに対するPR等々があったわけなんですけれども、その後の業者の変更によりまして、このような状況に現在は至っておるところでございます。
以上です。
257 ◯主査(米持克彦君) はい、下水道建設部長。
258 ◯下水道建設部長 校庭を利用した貯留に関してでございますが、市の都川の流域でございますけれども、全体で33個を予定してございます。平成23年度、加曽利町を予定しておりますけれども、23年度までで30個、30カ所終わる予定です。ですから、24年度以降3カ所が残ると。ただ、その他の都川の他の地域につきましても、雨水対策として、その地域に応じて、学校の校庭等への貯留槽の設置なども引き続き検討していきたいと思っております。
以上でございます。
259 ◯主査(米持克彦君) はい、奥井委員。
260 ◯委員(奥井憲興君) 最近の集中豪雨というか、ゲリラ豪雨については、なかなか対応が本当に難しいということですから、やはりこの浸透ますをしっかり進めていくということがまず一つ大きな点だと思うんですね。今の実績を聞いても、減っているということは、この辺はもう少しやっぱり考えて、対策を打たなきゃいけないんじゃないかということを感じますので、これも要望ですけれども、あと貯留槽ですか、これはお金がかかりますので、なかなか大変な事業だと思うので、これは本当に計画的にやっていくしかないとは思いますけれども、しっかりやってもらいたいと思います。
また、これは、できるかどうかはわかりませんけれども、本当に新築するときとか、マンションが建つときには、必ず新築の場合は浸透ますを、そしてまた、マンションなんかの場合は貯留槽を義務づけるというような条例をつくって、そういうふうにやっていかないと、今の集中豪雨の、ゲリラ豪雨の対応は難しいんじゃないかと思いますが、ちょっとその辺の見解をお聞きしたいと思います。
それから、道路の振動なんですけれども、これは、どういうふうに対応をしているのかについてお伺いしたい。
以上です。
261 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、土木部長。
262 ◯土木部長 振動の対応なんでございますけれども、目視により現状がすぐ確認できて、そういう場合は、また大型車が通ったときに、すぐ振動がうかがえるような場合は、私どもも速やかに路面の補修を実施してございます。
それとまた、現地調査は隣近所の住民に聞き取り調査をしていてもわからない、原因がわからないような、最近、軽微な振動に対する苦情が多うございまして、そういった場合は環境局のほうに振動測定を依頼しまして、現地の状況の把握に努めまして、補修方法を検討して対応を図っている次第でございます。
263 ◯主査(米持克彦君) はい、建設局長。
264 ◯建設局長 振動の件数についての推移なんですが、振動自体の件数は、今ここでちょっと出ませんが、土木事務所の要望件数が大体19年度だと8,400件、全体でですね、4土木事務所で。20年度に1万817件、21年度に1万3,900件で、22年度に9,380件、それが事務所関係全体の苦情の件数を把握しておりますが、それは振動がそのうち幾つか振動関係があったのかというのは今把握しておりませんので、今後集計して、報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
265 ◯主査(米持克彦君) はい、下水道管理部長。
266 ◯下水道管理部長 浸透ます等につきまして御説明いたします。また、開発行為等につきましては、可能な限りそういった浸透施設について設置するようにお願いをしておるところでございます。
それから、対市民に対します実績につきましては、先ほど御答弁したとおりなんですけれども、やはり、宅内業者さんに対します指導といいますか、お願いというようなことを徹底しまして、やはり業者さんのほうでオーナーのほうに積極的に働きかけてもらうという、そういうような仕組みをつくりたいというふうに考えております。
以上でございます。
267 ◯主査(米持克彦君) はい、奥井委員。
268 ◯委員(奥井憲興君) 本当に、今の浸透ますについては、しっかり取り組んでいただいて、やっぱり進めていかないと、今の集中豪雨には対応できないというふうに思います。これをしっかりやっていただくことと、貯留槽のことも、これもしっかり取り組んでいただきたいと要望しておきたいと思います。
それから、道路の振動については、今、よく対応しているというんですけれども、よく我々のところに話が来るのは、やっぱりなかなか、きのうの環境にも話したんだけれども、測定するだけで終わっちゃっているという。実際に測定するというのは限られた時間帯しかやらないから、要するに本当にわからないんだと。我々も、よく行って家の中のひび割れを見たり、やっぱりしてくると、本当に何とかそれはしてあげないといけないというふうに思うので、この辺を本当に協議していただいて、相談窓口でもつくって、やっぱりもっと親身になって考えてあげていただきたいと思うんですね。測定値がこれですから、これは仕方がありませんとか、つっぱねるような感じだと、やっぱり市民の方も納得していないので、この辺はもうちょっと窓口でもつくって、しっかり親身に対応していただきたいということを要望しておきたいと思います。
269 ◯主査(米持克彦君) はい、湯浅委員。
270 ◯委員(湯浅美和子君) それでは、お願いいたします。
今、奥井委員のほうから出ておりました浸透ますの件で、最後ちらっと条例制定についても聞いておられたかと思うんですけれども、それに対してお答えがなかったんですが、ちょっとその辺をどういうふうに考えておられるのか。事業者への指導といっても、やっぱりなかなか厳しいものがあるかと思います。しっかりとやっていくために、他市なんかでこれは条例を制定しているところもあるというふうに聞いていますので、その状況を調べておられるのか、また、市としてどんなふうに考えておられるのか、引き続きですけれども、御説明いただけたらと思います。
あとそれから、千葉みなとの駅前の一等地に中央雨水ポンプ場が整備されていますよね。これは23年度に供用開始というふうに、ここにも出ているんですけれども、今、どんな状況になっていて、いつごろの供用開始となるのか。それとあと、これから供用開始後、非常にこの辺の維持管理が莫大になるというふうな繰り上げがそこでふえるというふうに聞いているんですけれども、それはどの程度予想をされているのか。
それから、やはり下水道の件ですけれども、繰上償還がここ3カ年されるということになっておりますけれども、23年度のその効果額、それが中期経営計画に対する影響というものがどうなっているのか。昨年これは下水道使用料金、引き上げられましたけれども、その中期経営計画の中で、今後、4年後に4.4%また引き上げるというふうに、計画にはなっておりますけれども、この繰上償還によって、効果額がかなりの額に上りますので、この引き上げ、下水道料金にこれがどんなふうに反映するのか、それはどのように見ておられるのか、御説明いただけたらと思います。
あと、上水道の料金の一括徴収が今回取り上げられているんですけれども、一括となる対象世帯は、今回1万7,000世帯。プラス1,000世帯があるということで1万8,000世帯なんですけれども、現在、そちらの1万7,000世帯の水道の徴収率というのは、把握されているでしょうか。その下水道としての効果額の算定はどのようになっているのかということも、まずお伺いしたいと思います。
以上です。
271 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、下水道建設部長。
272 ◯下水道建設部長 まず、中央雨水ポンプ場の整備状況でございますが、ポンプ場の主要な部分の工事は、現在完成しております。現在、総合的な試運転をしてございまして、4月の運転開始を予定しておりますが、場内整備ですね、周辺の整備については、フェンス等の工事も含めて、23年度に引き続き実施する予定になっております。
以上でございます。
273 ◯主査(米持克彦君) はい、下水道管理部技監。
274 ◯下水道管理部技監 下水道管理部の椎名でございます。
供用開始後の維持管理、中央雨水ポンプ場の件でございますが、年間で施設管理費、動力費、薬品費等で約3,000万円を予定しております。
以上でございます。
275 ◯主査(米持克彦君) はい、下水道管理部長。
276 ◯下水道管理部長 下水道関係の、まず、浸透ます関係条例制定についての見解について、お話をいたします。
この条例制定につきましては現在、我々のほうで調べた限りでは、千葉県の市川市のほうで導入をされているというような情報があり、その内容について分析したところでございます。
具体的には、やはりちょっと条例で建築の関係の浸水被害を防除するというものはなかなか難しいものがあるのかなということで、今の時点では、本市の中で条例制定という方向には移っておりませんけれども、また検討してまいりたいというふうに考えております。
それから、今回別途、補正予算に伴います借換債の関係なんですけれども、約3年間で36億円の利息の軽減が図れるという御説明をしてあるところでございます。また、平成22年から32年までの、平成21年に策定いたしました下水道の中長期経営計画の中には、当然のことながら、この36億円についてはカウントしておりません。というようなことから、この36億円の利子軽減相当分につきましては、企業債の利子という形になるわけですので、汚水分と雨水分というふうに、大きく二つに分かれます。全額が汚水のものではありませんので、という形になるわけですけれども、およそ今の我々の計算では、15億円相当分が汚水に参入していい経費なのかなというふうに考えております。というようなことになりますと、先ほど申しましたように、中長期経営計画上は、この15億円、36億円も含めてなんですけれども、計算されておりませんので、それが収入として入ると、また、支出として削減されるということになりますので、26年を予定しております現行計画の中の4.4%の下水道使用料の改定については、ほかの収入、あるいは支出が変わらなければ、その率については下がるものというふうに考えております。
次に、水道局との一元化の問題ですけれども、現在、水道局のほうで、1万7,000世帯分が下水道を使われておるというような状況でございまして、現行の水道事業の21年度の徴収率99.7%というふうに伺っております。この水道共有エリアの中の下水道の使用料の徴収率は、そこから1%落ちました98.7%という形ですので、これは現年分です。過年度分ではありません。現年分なんですけれども、1%相当分の収入が上がるというふうに見ておりまして、効果額につきましては、調定額は5億円ですので、約500万円相当かなというふうに見込んでおるところでございます。
以上です。
277 ◯主査(米持克彦君) 湯浅委員。
278 ◯委員(湯浅美和子君) はい、ありがとうございます。
条例に関しましては、市川市がつくっておられるということで、確かに市川とつくられた経緯というのが千葉市とは若干違うということは、あるのかもしれないんですけれども、やっぱりこういった、私は美浜区ですけれども、美浜区でさえ、この間の豪雨で浸水をしてしまうというようなこともありましたので、何らかの形で浸水対策を進めていかなくてはいけないというときに、条例制定ということも一つの視野に入れて検討いただけたらなというふうに思います。これは要望ということでお願いします。
あと、繰上償還に関する中期経営計画への影響ということなんですけれども、下水道使用料というのは、本当に市民生活に大きくかかわることでして、この料金というのは、やはり市民の方もきっちりとその料金の体系というのか、料金体系とその料金の持っている意味というものを理解していかないといけないと思っています。たしか委員会などがつくられまして、その中で、そういった料金も今後考えていかれるということですけれども、やっぱりそういった情報がきちんと市民の方に伝わって、こういった繰上償還なんて非常に難しい話ではあるかと思うんですけれども、中期経営計画というものも、すごく立派なものが公表されていまして、非常にいろいろ書いてあって、情報はいっぱいあるんですけれども、なかなかわかりにくいところもありますし、これまたこういったことが、要素が加わってくると、本当に何かわかりにくいかと思うんですけれども、やはりブラックボックスになってしまうということを下水道なんかは言われるんですけれども、そうならないような形で情報開示をして、きちんと下水道料金の算定、本当に次何%にするのかというのは、市民参加の中で考えていただきたいと私は思うんですけれども、これは今後のことということですけれども、そのあたりどういうふうな形で市民も参加した形でそういったことが検討されるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
あとそれから、上下水道の件に関しましては、これは一部千葉市水道の非常に小さい部分を一緒にやるということですから、いいんですけれども、私なんか、やっぱり美浜区ですと県水を使っていまして、こちらとの上下水道の一括徴収はどうなるのというふうに聞かれることがあるんですけれども、このあたりの進捗はどうなっているのか、御説明いただけたらと思います。
279 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、下水道管理部長。
280 ◯下水道管理部長 まず、借りかえの関係なんですけれども、御指摘のとおり、先ほど申しました中長期経営計画につきましては、非常に下水道としても重要な位置づけを持った計画だというふうに認識しておるところでございます。そのために、昨年6月、条例制定をお願いしました下水道の経営委員会、この経営委員会の目的の一つが今申しましたこの経営計画のチェック機能を果たしていただくというようなことにあります。その結果として、汚水相当分につきましては下水道使用料の算定にも当然関与していただくということですので、今後も昨年設立しました経営委員会、これの活用を図りまして、問題点等について検討をお願いするというような考え方でおります。
それから、上下水道の一元化の関係なんですけれども、千葉県との交渉経緯でございます。これにつきましては、平成12年、10年ほど前から現在11市でつくっておるんですけれども、下水道使用料等事務連絡協議会というものをつくっております。今年度、22年度は、会長が市原市なんですけれども、これまで積極的に千葉県水道局と一元化について交渉したところでございます。この背景につきましては、御承知のとおり、平成15年に神奈川県が一括徴収を導入しましたので、千葉県もということでお願いしているところなんですけれども、今回、平成22年度にもう11市あるんですけれども、残念ながら1市が参加していませんでした。その1市が22年、昨年参加することによりまして、一応千葉県とのお話の一枚岩になってくださいというようなことはクリアできたのかなというふうに考えております。また、22年度につきましては、その協議会を中心とした活動、あるいは県、市の懸案事項等々の要望、あるいは副知事と市長との意見交換会など、そういったあらゆる機関の中で要求をしてきたところでございます。また県のほうからは、昨年各11市に対しまして、執行状況につきましてアンケート調査を実施されるなど、県のほうも前向きに考えていただいているのかなというふうに考えております。
今後の予定なんですけれども、23年度につきましても、11市を中心とした協議会の中で早期導入につきまして、積極的にお願いをしていく所存でございます。
281 ◯主査(米持克彦君) はい、湯浅委員。
282 ◯委員(湯浅美和子君) はい、ありがとうございます。
県水との一括徴収のことに関しましては、実際、県にとっては余りメリットがないのかなという気もしないではないのですけれども、やはりこれは行政改革という点で、いろんなところが導入を図っていることなので、検討していただきたい、協議を進めていただきたいというふうに思います。
あとそれから、下水道の使用料金に関しましては、経営委員会というものもできましたけれども、本当にさっき申し上げたように、結構市民の中でもよくわからないがままにというふうな、下水道料金の成り立ちというのがわからないということもありますので、そのあたりもきちんとした情報開示を、やっぱりすごい事業があるわけですから、そういったことも示しながら、料金改定に向かっては考えていただきたいなというふうに思います。
以上です。
283 ◯主査(米持克彦君) はい、中村委員。
284 ◯委員(中村公江君) 自転車の放置自転車対策についてですけれども、京成検見川駅前にラック式が70台、今度の新年度予算では対応されるということなんですけれども、その翌年から今度有料化すると、24時間100円でやるというような話なんですが、有料化で設置ということは、私は望んでおりませんで、本来は監視員がいて整理をするだけで、ここの地域は対応できるんじゃないかなというふうに思う部分があって、実際こういうことで対応を図ると、ほかの会派とかから要望はあったのかもしれませんけれども、一応そういうことは苦言として呈したいというふうに思っております。
新港横戸町線については、昨日も私は指摘をしましたが、この間、この新港横戸町線ができるに当たって、稲毛の消防署が実際にこういった出動する際に支障があるんじゃないかということは、共産党はかねてより指摘をし続けてきて、問題ないというふうに回答をしてきたと。ほかの会派もしたというふうに御発言がありましたが、一貫してこの問題を取り上げて、私どもは指摘をしてきたというのは、共産党だけでございます。(「そんなことはないよ」と呼ぶ者あり)そうでしょう。新港はそうです。それで、この問題については、やはりこれだけほかの会派からも問題が出されているような、渋滞の解消につながると言いながら、その先で渋滞になってしまったということでは大変問題があるんじゃないかなというふうに思いますので、対応を図っていただきたいということを要望を申し上げます。
また、豪雨のゲリラ豪雨も含めた浸水対策なんですけれども、何人かからお寄せいただいたんですが、今度のやっぱり新年度予算の中で、このゲリラ豪雨も含めた床上浸水がかなりいろいろな場所でやられましたが、それが今度の予算の中では防げるということではないと思うのですが、そこへの対策、展望というのは、具体的にはどうなっているでしょうか。
それと、5,000平米の土地を宅地造成するということで、結局、開発行為をしないで宅地造成をする場合は、土木事務所が余り指導ができずに、雨水の排出に絞ってやらざるを得ないというふうに相談を受けたときに対応したというふうに伺っているんですが、5,000平米あるところを宅地造成をした場合の、それが雨水として流れていく場合の影響というのは、具体的にどのぐらいあるものかどうかというのをちょっとお聞きしたいと思って、質問しました。
以上です。
285 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、下水道建設部長。
286 ◯下水道建設部長 ゲリラ豪雨に関してでございますが、委員おっしゃるとおり、下水道の公的施設だけでは根本的に解決することは困難な状況がございます。しかし、生活に深刻な影響のある可能性のある地域につきましては、軽減策を検討していきたいと思います。新年度でも幾つかの地区については、計上しているところでございます。整備が完了しても、基本的には10年確率という整備をするんですが、昨今の集中豪雨によって、10年確率降雨が発生したとしても、浸水被害の発生は避けられない状況があります。そういうことを加味しまして、新年度は新たに自己の生命、財産を守る市民に対して防水板助成制度を創設したところであり、このいわゆる公的施設と防水板などによる自助などの組み合わせを重ね合わせまして、災害に強いまちづくりを目指していきたいと思っております。
以上でございます。
287 ◯主査(米持克彦君) はい、下水道管理部技監。
288 ◯下水道管理部技監 済みません、下水道管理部の椎名でございます。
500平米以上の宅地開発の。(中村委員「5,000平米でいい」と呼ぶ)5,000平米ですか。(中村委員「5,000平米でいいから」と呼ぶ)5,000平米とちょっと定義されますと、なかなか計算もしていないんですが。
289 ◯主査(米持克彦君) はい、中村委員。
290 ◯委員(中村公江君) 私が、ゲリラ豪雨のほうの関係は、やっぱり防水板云々だけでは、抜本的な対策には結局なっていないわけで、やっぱり床上浸水を繰り返すようなところは、もちろん今回、一定の軽減策は確かにあったと思うんですけれども、何度も繰り返すような地域に対しての本当に根本的な対応というのは急がれるというふうに思いますので、そこへの重点的な配分というのは、もっと急いでいただきたいなというふうに思います。
先ほど言ったのは、開発行為が500平米以上だというのは、十分わかっています。問題なのは業者の対応で、こういう5,000平米あるところを11期に分けて、それで宅地造成をしちゃうという、そういう業者があるわけですよ。それで、ここが実際には11期に分けちゃうから、500平米未満で整備をしていくということで、法の目を抜けて対応していると。だから、5,000平米のところで実際はそういう対応をするから、土木事務所にそういう雨水をつなげるときの指導としては、結局、開発行為にならないから、そういった正規の指導がちゃんとできないと。だから、ほかの共通する管のほうに持っていくときに、できるだけ絞って出してくださいと。そういう指導をされたと、そういうふうに業者から先日説明があったんですよ。これは、花見川区の作新台のテニスコートの跡地で、実際に今後整備するという方向で住民に説明会があって、私は、ちょっとそれに参加したんですけれども、そういう5,000平米もの土地を、結局、本来は500平米以上だったら開発行為で、もちろん雨水整備をしなくちゃいけないという手だてを図らなきゃいけないのに、11期に分ければ開発行為をしなくて済むと。だから結局、宅地課も含めた強制的な指導はできない。雨水の対応なんかもできない。それでただ、そういうふうにするしかなかったんですと、大手の業者は手を出さずに、他市から業者が出てきて、こうやって対応するというようなことがまかり通っちゃうということで、非常に問題なわけなんです。だから、こういうことが本来あってはならないし、5,000平米という、このかなり広大な土地がありながら、その雨水を絞れといったってどうなんだというのが、率直に言えば、影響は大きいと思うんですよ。だから、そういうことに対して、今は法の限界があるから指導はできないとおっしゃれば、そのとおりなんですけれども、でもそれでいいのかというのは、もう現場も含めた実態からすると、非常にこう何か問題が起こったときに、後手でやっていいのかなということが非常に懸念されるということで、それについての見解、別に何をするとかできるとかということじゃないんですけれども、影響があるんじゃないかということを問題として投げかけているわけで、それについての認識だけお示しいただければと思います。
以上です。
291 ◯主査(米持克彦君) はい、下水道管理部長。
292 ◯下水道管理部長 当該の問題につきましては、ちょっと下水道の管理部のほうでは明確なお答えはできないと思われます。宅地開発指導要綱等開発行為の最終権限者、具体的には、都市局のほうではないかなと思いますけれども、下水道部門と都市局のほうで今の事例につきまして、ちょっと協議したいと思っております。
293 ◯主査(米持克彦君) はい、中村委員。
294 ◯委員(中村公江君) もちろん宅地課のほうにも言って、対応もやりとりもしています。ただ実態としては、結局、開発行為にならないから、宅地課も手が出しようがないし、ただ業者は、相談はするけれども、かなり硬直化した状況で、今、業者と住民とがやり合っているという状況なんですよ。やっぱり、こういう状況をつくらないような手だてを図らないといけないんじゃないかなということでは、それがまかり通って当然だと、柏井町でも16区画かな、こういう公園もつくらないで整備ができましたと、そういうふうに平然と言って、こういうところがたくさん出てきちゃうと、本当に問題が大きいんじゃないかということはぜひ認識をしていただいて、どうしたら、予防も含めて指導を、具体的に何か最善策が得られるかということを、都市局とも連携をとっていただければということを要望して終わります。
295 ◯主査(米持克彦君) はい、山浦委員。
296 ◯委員(山浦 衛君) 1点だけ。奥井委員、それから中村委員からも話があったんですが、建設局の市民生活の安全・安心という観点からの役割というのは、非常に大きいんです。かつ、具体的にやっていただいていることは大いに敬服するんですけれども、一昨年8月、10月の大雨ですね、それから昨年9月の大雨を踏まえると、今回の予算というのに、それがどのように、その集中的な豪雨でいつも被害をこうむっているところが、どのように改良していくかということについての中身が見えてこない。具体的には、その防水板の言葉、それから草野水のみちの警報装置なんて言葉がありますけれども、私も一般質問で言ったんですけれども、一昨年8月、10月、それから昨年9月等のことを踏まえれば、洪水マップのようなものをつくれば、集中的に、どこがいつも被害をこうむるんだということが、それ以外のところでも、それ以外のときにも、クレームが来ていると思うんで、重点的に整備できる材料があるはずなんですよ。にもかかわらず、そのことが今回の予算でなかなか見えていないと私は思うんですけれども、その辺の教訓を踏まえて、今回の予算にどのように取り入れたのか、具体的にちょっと教えてください。
297 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、下水道建設部長。
298 ◯下水道建設部長 集中豪雨、昨今の被害が出ていると思いますが、対策まで行くにはやはり検討から入るということで、確かに時間がかかっているところは事実でございます。当初予算案のあらましの中にも何カ所か掲載してございますが、地域に応じて、公園に貯留槽をつくったり、あるいは、学校に浸透マンホールをつくったり、あるいは、既存の施設を最大限有効活用した施設の改修等で対策をとってございます。
昨年の大雨に関しては、警報装置等の設置をしているところでございますが、新年度予算では、いかに効率的な対策、軽減策がとれるかを検討するための費用は計上しているところでございます。
以上でございます。
299 ◯主査(米持克彦君) はい、山浦委員。
300 ◯委員(山浦 衛君) 検討のための費用を計上しているということですが、具体的にどこにあるのか、ちょっと私はよくわかりませんけれども、ちょっと言葉は悪いんですけれども、のど元を過ぎれば熱さを忘れるで、もう洪水が、大雨が終わったから、どうもその辺がおろそかになっているんじゃないかという気がしてなりません。また必ず、必ずという言い方はないですけれども、ことしもそういうのがある。そのように予想しないと、行政のほうは成り立たないんで、その辺のことを踏まえて、もうちょっと市民にわかりやすい洪水対策を具体的に取り組んでいただきたいと思います。これは、意見です。
それから、もう一つ意見ですが、先ほど、常賀委員が言われました黒砂の2件の床上浸水、それから床下浸水につきましては、私がそれを10月に取り上げまして、私のレポートにもしっかり書いて、市が速やかにそれを改善してくれたということがあります。それは市が速やかに取り組んでくれたことに関しては、非常に市の対応としてよかったことと思っております。
それから、これも意見といいますか、状況報告なんですけれども、私の地元のいわゆる新港横戸町線、私の家から柏台に行くのに、通常今まで15分で行けるんですよ。ところが新港横戸町線ができて、これはたまたまというか、時間帯がいつかわからないということがあるんですが、私は、午後4時に柏台で会議があるということで、3時15分ぐらいに出たんですよ、家を。そうしたら、区役所の前から入れないんですね。何と着いたのが50分後、15分かかるところが50分かかっているんですよ。それで私は、もうそれ以来、あそこは、朝と夕方は通りません。裏道ということじゃないんですけれども、小仲台のほうを通って行くことにします。それで、そういったことを北警察のほうにもちゃんと言いました。そうしたら北警察も、ある意味では真剣に考えているんでしょうけれども、ちょっといかがなものかと思うのは、山浦議員、それは県警に言ってくださいと。私どもも困っているんですと、そういう言い方です。ですから、先ほど来、市のほうが県警ともよく打ち合わせると言ったことに対しては、非常にそれは心強いことなんで、ぜひとも積極的に市が県警とかけ合って、早急に解決するように、よろしくお願いいたします。
以上です。
301 ◯主査(米持克彦君) はい、福永委員。
302 ◯委員(福永 洋君) では、8点のうち、2点だけを聞きたいと思います。一つは、私道整備と狭隘道路の解消について、どのぐらいのところがどういうふうになっているのかということで、これは前から言っていたんですが、予算はずっと同じ金額、大体1,000万円程度で、なかなか進まないと。これは、苦労もわかるんですよ。しかし、ここのところの問題点は何かということについて、お聞かせをください。
それから、交通安全対策で、私が思うのは、やっぱり千葉市ができるのは、白い線を引く。何と言いますか、前、ずっとあれをやって、単に効果があった、あれはね、交通事故防止に。具体的に効果があるんだけれども、あれは白線が消えているところもあるわけで、それは、そういうところは改善してもらいたいと思うんですが、あのことによって、要するに、昔言ったら、警察がどうのこうので黄色い線が引けないんで、千葉市が独自にそういうことでこのセンターラインをつくったり、それから、ちょっと停止ラインを下げたり前へ出したりして、いろいろ調整をするわけ。私は、これはお金をかけないで、かなり交通安全対策になっているわけですよ。このことはもっと市民に言って、交通事故の防止になっているわけ。私は、カーブミラーなんかより、よっぽどこれは効果があるんじゃないか、カーブミラーは効果はありますよ。だけれども、かなりこれは、いや、だってお金がないと言うもんだから、でも、あの白線というのは相当、人間の心理に、それを引くことによって、相当渋滞を防げるんですね。そういうことについてかなり取り組まれているとは思うんですが、その効果について、まずお尋ねいたします。
303 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、土木部長。
304 ◯土木部長 私道と狭隘道路の予算ということで、効果はどうだということだと思うんですけれども、私道1,000万円と上げてございますけれども、実際、この額で足らなかったり足らしたりというか、足らなかった場合は、補正をするまでもなく、差額等で倍程度にふやしたりしている、決算ベースになっていますので、また来年度もそういう対応は図れるのかなと。
それと、狭隘道路につきましては、補助金が入ってきましたので、今のところ、この程度でも対応できているのかなとは思っております。
次に、白線の消えているという御指摘と、その停止線とか効果ということだと思うんですけれども、白線のほうも、実は、消えているというのは、やっぱり交通量とかの、確かに舗装道の補修のときに、今までですとすべて引き直したりするんですけれども、今、舗装補修を部分的補修ということで、節約しているというか、本当に悪いところだけをまず直しているような状態でございます。このために、白線も消えているところを引いていくというような状況で、昔ですと全部一斉に引いたから、かなりきれいに見えたかと思うんですけれども、それは交通量に応じまして、これからできるだけ白線のほうを消えているところは引いていくように考えてまいりたいと思います。
また、停止線は、私どものほうで、舗装のとき、打ちかえのときに引きますけれども、現在、消えているところを引くところは、公安委員会のほうで本来引くべきものとなっております。
以上です。
305 ◯主査(米持克彦君) はい、福永委員。
306 ◯委員(福永 洋君) 私道整備と狭隘道路というのは、これは当市もそうなんで、今までは公道の整備にずっと重点でお金を入れていたんですよね。今から17年ぐらい前から、私道にも手を入れることになってきたんですが、なかなか進まないわけです。これは、所有関係はよくわからないから進まないんですけれども、要するに、東京なんかは、私、当時も17年前調べたときは、要するに私道に相当助成を入れて、ほぼ舗装率とか、改善は行ったんですよ。それは、行政がお金を入れたから行ったんですけれども、しかし、こういうところに住んでいる人というのは、大体地域が決まっていて、言われることは、おれたちはもう戦前から住んでいるんだと。何でおれたちの税金をつぎ込んでくれないんだと、こう言われるわけですね。そんなことを言ったら、だれか、もちろん調べてくれと、こう言いたくなるところだけれども、なかなかわからないことがあるんで、そこはやっぱり市が特段の配慮をしていただいて、ところが一方で、舗装する費用がなくなってきて、そっちもなんて、私はこれは、その当時はこの議会でずっとやっていたんですよね。でもそれは、まず公道を先に舗装したら、その後私道に手を入れますからと、入ったんだけれども、そうしたら財政が下がっちゃったもんで、今度、そっちも行かなくなっちゃったわけですよね。だから、そのとき言ったことは、私はちゃんと覚えておりますので、やっぱりきちんとその私道に対する、私はもうちょっと、大変苦労していると思うんですが、所有権とか何かについて、うまく解決できるように、いろいろなところを取り組みをしていることはわかりますが、やっていただきたい、要望です。
それから、道路の問題ですね。これは、事故防止という点で、私はこれも前言ったんだ、ただ警察と県警なんですよね。ところが県警だと、結論が出るまでかかってしようがないので、独自に調べて、どこの線をやるとか、いろいろな交通安全対策をしていただくという、お金をかけない方法で交通安全対策をしてもらいたいということは、重々現場にも言ってありますから、お願いをしておいて、終わります。
307 ◯主査(米持克彦君) はい、小松崎委員。
308 ◯委員(小松崎文嘉君) 済みません、よろしくお願いします。
まず1点目は、新港横戸町線なんですが、先ほどからこの近辺の方が皆さん聞いていますんで、質問は割愛させていただきます。
私も実は、一昨日ですけれども、17時13分にちょうど新港横戸町線に乗りまして、18時22分、1時間9分かかりました。幸町から乗って、あそこの消防署のところまでですね、信号までですから。実は、これは一言言いたかったのは、私も大変困ったんですけれども、私はさすがに立場があるんで、顔が割れたらまずいんで行けなかったんですが、余りにも込んでいるので、外で用を足している方がいたんですね。これは本当に危険なので、できれば、このくらい込んでいますという表示をちょっとつけてもらえたらいいなというので、要望をさせていただきます。
あと、済みません、あとは、もう一個だけ要望ですね。逆に、幸町のほうに行くところなんですけれども、以前にも私、一般質問でお話をさせていただいたんですが、私だけが言っていることじゃないかもしれませんけれども、合流化、国道126号からの合流のところが非常に右と左に合わさるところが危ないんですね。だから、ちょっとそこの安全対策を考えていただければありがたいなと思います。
あとは、質問をさせていただきます。
まず、山王町8号線の進捗状況と勝田川流域の雨水の流れの進捗状況。それから、作草部26号線の千葉信金から千葉経済大学までの間のところの交差点のところが若干込んでいますので、その辺のところを整備計画があれば、教えてください。
以上です。
309 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、道路部長。
310 ◯道路部長 山王町8号線の進捗についてお答えいたしますが、まだこれは計画の段階で、現地に入っておりませんけれども、来年度というか、今回市にいただいている23年度で用地取得を1件しか予算はございませんが、一歩一歩整備してまいりたいと考えております。
311 ◯主査(米持克彦君) はい、都市河川課長。
312 ◯都市河川課長 都市河川課長、元吉でございます。
勝田川の進捗状況でございます。現在、平成23年度予算で470メートルをやることを予定しておりまして、2,180メートル、約62%の進捗になることになります。
以上でございます。
313 ◯主査(米持克彦君) はい、道路部長。
314 ◯道路部長 申しわけございません、御質問の作草部26号が、今、事業を起こしていないかと思いますので、場所がわからないので、後ほど場所を教えていただきまして、何らかの御回答をしたいと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。
315 ◯主査(米持克彦君) はい、小松崎委員。
316 ◯委員(小松崎文嘉君) 済みません、それでは、要望をさせていただきます。
ちょうど山王町8号線のところなんですけれども、用地取得で、実は、あそこにちょっとガス管がちょうど埋まったんで、いい機会だから一気に舗装してもらえば、行政の費用はかからないかなと思ったら、1年おくれちゃったんで、残念だったなというのが感想なんですが、引き続き事業を、ちょっとずつでいいので、進めていただければありがたいと思います。私だけが言っている話じゃないんで、お願いします。
それから、勝田川流域についても、この整備が非常に他市との協議がある中で難しいというのはわかっていますので、だめであれば、先ほども話が出ていましたけれども、山王小学校あたりでぜひ校庭の下で貯留管とかができれば、私もありがたいなと思っております。
なお、作草部26号線というのは、ちょうど、逆に轟町側からのことは、歩道を整備するなんていう話もあったりしたようなので、その辺のところをよく考えて、逆に今、千葉信金側のほうは、右側がまだ建物が建っていなかったりありますので、ここで1回、仮に建物なんかが建ってしまうと、整備なんかもしづらくなると思いますので、その辺をよろしくお願いします。
以上でございます。
317 ◯主査(米持克彦君) 以上で、建設局所管の審査を終わります。建設局の方々は御苦労さまでした。
[建設局退室、水道局入室]
水道局所管審査
318 ◯主査(米持克彦君) 次に、水道局所管について説明をお願いいたします。水道局長。
319 ◯水道局長 水道局でございます。よろしくお願いいたします。
23年度の水道事業会計予算案の概要につきまして御説明申し上げます。座って説明させていただきます。
局別当初予算案の概要の57ページをお願いいたします。
1の基本的な考え方につきましては、先日の総括説明で御説明いたしましたので、2の予算額の概要から御説明させていただきます。なお、金額は100万円単位で申し上げます。
23年度の予算額の合計は41億5,000万円で、前年度に比べ1億1,300万円、2.7%の減でございます。収入の主なものは、給水収益9億9,800万円、他会計補助金9億2,200万円、企業債11億2,200万円となっております。
次に、3の重点事務事業でございますが、(1)の第3次拡張は、予算額13億2,700万円で、1)の配水管布設は、大広町へ給水するための工事ほかで、延長1,460メートルでございます。
2)は、22年度に中田町ほかに配水管を布設した道路の舗装本復旧工事で、面積は6,200平方メートルでございます。
3)の霞ヶ浦開発事業負担金、及び4)の房総導水路建設事業負担金は、債務負担行為に基づく23年度分の負担金でございます。
次に、(2)の既設配水管等改良は予算額3,700万円で、1)は大木戸町にございます水管橋の耐震化補修工事でございます。2)は、高根町ほかの下水道関連の排水管仮設工事でございます。3)は、設置から18年経過する平川浄水場の電気設備を更新するための実施設計業務委託でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
320 ◯主査(米持克彦君) 御質疑等がありましたらお願いいたします。
なお、答弁に当たっては、所管より簡潔明瞭に御答弁願います。はい、福永委員。
321 ◯委員(福永 洋君) 一つは、霞ヶ浦開発事業負担金と房総導水路建設事業負担金、申しわけないんですが、それぞれ幾らなのかということをお示しいただきたい。これは結論を言っておきます。これはもう負担をすべきではない。
次に、古い水道管の改修計画を立てないといけないと思うんですが、これは、ことしどのぐらいで、要するに、今は大体、千葉市当局は新設が多いんですが、古いのを受け持っているので、それはどのぐらいになっているのかということについて、この改修計画の費用とどのぐらいかを伺います。
それから、下水道と統一料金の徴収になりましたが、これで幾ら軽減されるのかということについて。
それから、もう一つは、あれは厚生労働省が、要するに、今、こういう厳しい経済状況のもとで、ライフラインですね、ガス、水道、電気を無慈悲に切るなという通達を出したんですが、このことによって、千葉の土気の、要するに千葉市の水道局範囲内で、料金を払っていないからとめてあるというケースがあるのかどうか。それが国の通達との関係でどうなっているのかだけ、ちょっと説明いただきたい。
以上です。
322 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。はい、水道局長。
323 ◯水道局長 まず初めに、霞ヶ浦開発事業負担金、それと房総導水路建設事業負担金の額でございますが、霞ヶ浦開発事業負担金につきましては5億8,011万6,000円。房総導水路建設事業負担金は6億3,236万6,000円でございます。
2問目の老朽管につきまして、ことしどれだけあるのかという御質問でございますが、私どもの水道は非常に歴史が浅いために、今のところ、水道管は耐用年数40年と地方公営企業法で定められておりますので、そこからいきますと、今現在、老朽管はございません。ただ今後、昭和50年度から水道事業として運営しておりますので、50年に布設したものが今後平成27年度以降、漸次発生してまいります。
あとは、3問目、下水道との料金徴収一元化に伴います軽減額でございますが、基本的には私どものところで水道事業ベースから見ていった場合、軽減額はほとんどないのかなと考えております。口座振替が私どものところは非常に多うございまして、そこで口座振替の手数料が下水道料金と一体化になれば、おのおのそこで約100万円ぐらい浮くかなという程度でございます。
もう一点が、水道料金の未納に伴う給水停止の件でございますが、今、私どもが水道料金が未納になっておられる方に対しては、料金を払っていただくように徴収業務を強化しておりますが、この中で、実際にとめたままというのは、今現在、ほとんどございません。ただ、一時的におとめすることはございます。毎月毎月やっておりますが、それはせいぜい10件あるかないかというところでございます。でもそれは、大体翌日には給水を開始しておるというのが現状でございます。
以上でございます。
324 ◯主査(米持克彦君) はい、福永委員。
325 ◯委員(福永 洋君) 給水ストップの件は、これはかなり徹底をしていただいて、大変なというか、生活できないということで、電気をとめられてろうそくにしたら火事になったと、かえってコストが高くついたということもあるので、水道も命にかかわるので、そこはまた十分ぜひお願いしたいと思います。
それからあと、下水道との、600万円と聞いたんですが、そうではないんですね。一元化をすることによって、それはいいことだと思うんですが、そういう心配りがなくなってくると、これはやっぱりいろいろ事情があって払えないということもあるから、それは十分酌量していただくということだと思います。
それから、今後、千葉市の水道局の進む道は老朽管になったときに、今、経済的に基金をつくっておかないと、これは、これから人口がふえるというわけでもないわけでして、県との事業の統合があるかもしれませんが、そうでない限りは、千葉市がこれから負担がふえるわけですよね。今までよかったのは、新興住宅がどんどんできてきたから、その開発によって潤ってきたんですよ。これからはそれがなくなってくるので、その辺も、5%水道局と言われないように、何とかそこら辺の見通しを立ててやっていただきたいなということを申し上げておきます。
以上。
326 ◯主査(米持克彦君) はい、湯浅委員。
327 ◯委員(湯浅美和子君) ちょっと上下水道の料金の一括徴収のことが出ておりましたけれども、今、こちらの水道料金の徴収率がたしか99.7%というふうに、先ほど建設局に聞きました。そのように把握しているということだったんですが、下水道が今、98.7%ということです。これが恐らく1%上がるだろうというのが建設局側のもくろみというようなことなんですけれども、よく料金を一括した場合に、水道料金の徴収率が下がるというふうな話も聞くんですけれども、その辺は、皆さんにとってはリスクではないかなと思うんですけれども、どのように考えておられるのか、ちょっと御説明いただけたらと思います。
あとそれから、平川浄水場の設備更新というように実施設計が上がっていまして、これは議案研究のときにお伺いしたら、1,900万円ほどかかるということでした。恐らくあそこの浄水場にございます給水場であるとか、浄水場など、無人で一括管理をしているところの電気機器の更新ということだと思うんですけれども、千葉市水道局にとっては、非常に、もう本当にコアの部分だと思うんですけれども、どれほどの金額がかかるのか、それと、一体どんなふうな更新ということを考えておられるのか御説明ください。
あとそれから、第3次拡張の件ですけれども、昨年、千葉市水道局の水需要予測精査を行われたかと思います。その結果がどのようなものであったのか、その数値をどのように今後使っていかれるのか、御見解をお伺いします。
とりあえず以上です。
328 ◯主査(米持克彦君) はい、水道局長。
329 ◯水道局長 下水道料金との一元化に伴っての水道局サイドのリスクということでございますが、水道局としますと、下水道料金と一体化で徴収するという形になりますと、単純な話ですが、料金が何か2倍、今、水道料金だけをお支払いいただいておるわけですが、それはいっときに下水道料金もオンされると。そうすると、何か料金が倍になったようなイメージを与えかねないのかなと。それに伴いまして、収納がちょっとおくれることもあり得るかなとは思っております。ただ私ども、先ほど、福永委員からもお話がございましたように、水道料金を納めていただけない方に対しては、鋭意努力して収納を催促しておるんですが、やむを得ず給水停止という最終手段、現実にとっております。これをしているからこそ99.7%だとかという、これは5月末時点での数値でございますが、99.7%台、これを維持できるわけでございます。ここら辺を建設局側から見れば、非常にうらやましいところなんだと思っております。リスクについては、今申し上げた程度しかないのかなと。
次に、平川浄水場、また水需要予測等につきましては、水道施設課長のほうから御答弁させます。
330 ◯主査(米持克彦君) はい、水道施設課長。
331 ◯水道施設課長 水道施設課長の齊藤でございます。よろしくお願いいたします。
平川浄水場の設備更新について、どのくらいの費用か、あるいは更新の仕方という御質問であったと思いますが、まず、どのくらいの費用かということです。まだ基本計画を策定する段階でおりまして、あらあらの数字でございますが、平川浄水場の今回の工事については5億8,000万円と見込んでおります。
それから、更新工事の仕方ですけれども、現在、平川浄水場の中央監視制御設備というものは、浄水場など給水区域の中に7カ所ほどございます。それからあとは、地下水の井戸というのが5カ所、合わせて12カ所を1人の人間が平川浄水場で管理しております。ほとんどが自動運転ということですけれども、できるだけコストのかからないような運転方法、あるいは工事の仕方も、費用のかからない方法で現在検討しておりまして、来年度それを具体化する実施設計に着手するものでございます。
次に、水需要精査なんですけれども、その結果につきましては、平成32年にピークを迎えるということでございまして、給水人口が5万900人、1日最大給水量は1万9,500立方メートルというふうな結果を得ております。この数値につきましては、今後、国のほうと協議、調整した上で決定してまいりたいというふうに考えております。
また、その水需要をどう使うのかということですけれども、国庫補助事業、補助金をいただく場合の再評価という事務手続がございます。その関係で、その再評価に使用してまいります。
以上です。
332 ◯主査(米持克彦君) はい、湯浅委員。
333 ◯委員(湯浅美和子君) ありがとうございます。
一括徴収のほうは、先ほど福永委員からもありましたけれども、丁寧に徴収をされていることによって、それだけの今徴収率を得ているということですから、そういうもちろん丁寧に行くということは、それぞれのいろんな事情の中で払われない人に対しても、そういうふうに訪問することで支払っていただくというふうな努力をされているということですから、それに対しては、本当にそういうことがあってのこの徴収率ということですから、下水道と一括になっても、本当にただ取るだけじゃないような、それで倍になってしまって、本当に別々に払いたいと思っていた人も一緒になってしまうというのもどうかなという気はするんですけれども、そのあたり、払えないからすぐ切ってしまうというようなことがないように、これは本当に、私のほうからもお願いをしておきたいと思います。
あと、平川浄水場の設備更新なんですけれども、今おっしゃっていたように、非常に1万7,000戸の水を預かっているその機能の、1人で見ているというので、ちょっとびっくりなんですけれども、これは非常に額の大きな更新のようですけれども、そのあたり、本当に1人で大丈夫なのかと、こう思ったりもするんですけれども、そのあたり、きちんとやっぱり機器に関して、その見られていく人がいないというのもちょっと不安な気がするんですけれども、そのあたりは、人がこれからどんどんまた減らされていくようなことがあるかもしれないんですけれども、そういった水道のいろいろな機器に関して、精通している人をきちんと育てていくということはしっかりやっていただきたいと思うんですが、そのあたりの人材の育成とかというのはどうなっているのかちょっと気になったんで、御説明いただけたらと思います。
あと、今の水需要精査に関して、5万9,000人で、1万9,500立方メートルということで、これは当初の需要予測のほぼ半分、3万3,700立方メートルということでしたから、半分とは言わないですけれども、かなりな乖離があるということですよね。これをどう考えるのかということなんですけれども、要らないというふうに言うべきではないかなというふうに思うんですけれども、そのあたり、千葉市としての考えをお伺いしたいんですが、ただこの間、これは霞ヶ浦導水であるとか、それから千葉市がかかわっているのは、利根川水系の八ッ場ダムの事業であるとか、思川開発とそれから霞ヶ浦導水事業ということがあるかと思うんですけれども、この間国のほうがダムに頼らない治水対策ということで、検証をずっと続けてきています。ちょっとそれが国のごたごたの中でどうなっているのかというところもあるんですけれども、先日、大阪のほうでも、これは国とはまた違って、大阪府知事の判断ということで、もう既に本体工事に着工していた槙尾川ダムでしたか、そこも中止ということを決めたというふうな報道がありましたし、熊本のほうも、これも国の直轄事業のダムが中止になった。青森のほうでもそのような事業が廃止になったというふうなことを、ぼつぼつ報道があるんですけれども、今の、さっき申し上げましたような、千葉市がかかわっているその開発に関しての検証が今国のほうでどうなっているのか、そしてそれに対する千葉市の考えというものをお聞かせいただきたいと思います。
334 ◯主査(米持克彦君) はい、答弁願います。水道局長。
335 ◯水道局長 平川浄水場の中央監視制御装置の置きかえに伴います人材の育成という点でございますが、まず、今現在、中央監視部分については、昼間は私どもの職員も立ち会っております。そのほかに委託業者ですね。休日もしくは祝日等においては、業者さんの対応人数、これがふえる形で緊急の場合の対応を図っております。それでもやはり大きな雷等によっての停電だとか、これは随時発生する恐れが多々ございますので、そうしますと、職員の呼び出しという形、これはもう日常の業務の中で行っておるところでございますので、特段のあえて何か研修等を新たにするだとかじゃなくて、通常業務の中で、これはもう即応体制といいますか、それは組んでおります。そういう中で、人材育成というんですか、改めてやるということではなくて、通常もうやっておるということでございます。
水需要予測でございますが、今後の、先ほど委員おっしゃられましたように、当初は3万3,700立方メートルが1万9,500立方メートルと。まだこれは、数字的には今後、厚生労働省等と協議していかなければ確定はいたしませんけれども、それにいたしましても、約1万数千トンほどやる見込みでございます。この減る見込みのものをたまたま今国におきましては、先ほどお話にございましたように、ダムの治水に頼らない方策という検討をしておりますので、その中に、当然我々は治水じゃございませんけれども、利水者として参画意思、確認を求められてきております。その中で、まだ数量的には確定はしておりませんけれども、私どもが水源の一つとしておりますのが霞ヶ浦導水事業、先ほど委員、八ッ場ダムと、また思川という点も言われましたけれども、この八ッ場と思川には私どもの水源は持ってございませんので、霞ヶ浦導水事業だけでございますが、ここの事業の意思確認と参画を継続するか否かの意思確認をされております。まだ今のところ、事務的に来ておりますので、我々としましては事務的にお答えをしております。先ほど申し上げましたように、1万数千トン不要になる見込みでございますので、当然参画はしないという意思表示をしております。ただこれが今後、正式には法に基づいた形で申し上げますと、まず事業再評価を図った上で、当然、国土交通省及び厚生労働省、これは補助金等々の絡みがございますので、そこで協議をした中で、最終的にどうなるかと、そこはまだ非常に未知数でございますが、今後の動きとしますと、再評価した中で、撤退という形を表明せざるを得ないのかなと考えております。
以上でございます。
336 ◯主査(米持克彦君) はい、湯浅委員。
337 ◯委員(湯浅美和子君) どうもありがとうございました。
既に撤退を表明している組合も県内にあるということですので、千葉市としても、余りにも違ったこの水需要予測が、これはもう犯罪的に違っていると思われますので、しっかりとその辺は、再評価に関しては意思表示をしていっていただきたいと思います。
以上です。
338 ◯主査(米持克彦君) 以上で水道局所管の審査を終わります。水道局の方々は御苦労さまでした。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
明日は、午前10時より第2分科会を開きます。
本日は、これをもって散会といたします。
御苦労さまでした。
午後4時50分散会
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