• 部落(/)
ツイート シェア
  1. 千葉市議会 2010-03-08
    平成22年予算審査特別委員会第1分科会 本文 開催日: 2010-03-08


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                午前10時0分開議 ◯主査(宇留間又衛門君) おはようございます。  ただいまから予算審査特別委員会第1分科会を開きます。  なお、木村委員、中野委員よりおくれる旨の連絡が入っております。  本日の審査日程につきましては、お手元に配付してあるとおりでございます。  なお、5日の分科会において、高橋委員の人事委員会所管に対する質疑で答弁保留となっておりました職員の採用年度別退職者数に関する資料、及び村尾委員の選挙管理委員会所管に対する質疑への答弁内容の補足として選挙における無効投票の状況に関する資料につきましては、それぞれお手元に配付してありますので、お願いをいたします。                市民局所管審査 2 ◯主査(宇留間又衛門君) それでは、市民局所管について説明をお願いいたします。市民局長。 3 ◯市民局長 市民局でございます。よろしくお願いいたします。  座って説明させていただきます。 4 ◯主査(宇留間又衛門君) はい。 5 ◯市民局長 お手元の平成22年度局別当初予算案の概要の19ページをお願いいたします。  初めに、1の基本的な考え方でございます。  1点目は、防犯・防災対策など安全・安心のまちづくりや、コミュニティーの振興など、参加と協働のまちづくりを推進するとともに、市民に身近な行政サービスの向上を図ってまいります。  2点目は、新しい千葉文化の創造や男女共同参画社会の形成に向けた施策を展開するとともに、労働対策と消費者支援を推進してまいります。  次に、2の予算額の概要でございます。  22年度の歳出予算額は52億円で、前年度と比較して1億9,700万円、3.7%の減となっております。  歳入の主なものといたしましては、戸籍住民基本台帳手数料3億4,100万円、駐車場用地貸付料6,900万円、地域防災無線整備に伴う都市防災体制整備事業債1億2,300万円でございます。
     次に、3の重点事務事業について御説明いたします。  初めに、市民部でございます。  1の市民公益活動促進1,600万円は、市民活動センターやボランティアズカフェの運営などを行うものでございます。  2の住民記録オンラインシステム改修1億8,500万円は、関係法令の改正に伴い、所要のシステム改修を実施するものでございます。  3の区民ふれあい3,100万円は、区民意識の醸成及び地域の活性化を推進するため、自主事業を拡充するほか、新たに区長による区民対話会を実施するものでございます。  4のインターネットモニター200万円は、各種政策の企画立案などに当たり、市民意識を迅速に把握するため、インターネットを活用したアンケート調査を行うものでございます。  5の集会所建設等助成3,200万円は、町内自治会集会所の建設等に対し、事業費の一部を助成するものでございます。  6の防犯対策の推進2億2,000万円は、新たに防犯街灯の落下など不測の事故から生じる損害に備え、賠償責任保険に加入するほか、防犯街灯を設置管理する町内自治会等に対し経費を助成するものでございます。  20ページをお願いいたします。  7の路上喫煙等の防止2,800万円は、路上喫煙等禁止地区で巡視活動を行い、公共の場所での喫煙防止を周知、啓発するものでございます。  8の防犯対策の強化1億7,800万円でございますが、まず、土砂災害警戒区域調査は、千葉県が指定する土砂災害警戒区域の現地調査を行うものでございます。  次に、地域防災無線整備は、地域防災無線のデジタル化を進めるものでございます。  次に、自主防災組織育成は、防災資機材の購入助成や防災リーダー研修会などを実施するものでございます。  そして、防災備蓄品整備は、災害時の食料、簡易組み立てトイレ及び貸し出し用発電機を整備するものでございます。  市民部は、以上でございます。  次に、生活文化部でございます。  1の文化芸術の振興5,900万円は、市民に質の高い文化芸術に触れる機会を提供するため、芸術文化新人賞や市民芸術祭などを行うものでございます。  2の男女共同参画の推進1億8,300万円は、新ハーモニープランの見直しを行うほか、女性センターの管理、運営などを行うものでございます。  3の労働対策の推進7,800万円は、労働相談事業を行うほか、国と共同してふるさとハローワークを運営するとともに、若者支援を含めたキャリアカウンセリング、技能功労者等の表彰を行うものでございます。  4の消費者支援の推進1億4,400万円は、各種の消費者啓発事業や消費者相談を行うほか、暮らしのプラザの管理運営に係るものでございます。  生活文化部は、以上でございます。  次に、債務負担行為について御説明いたします。  お手元の財政局資料の2ページ、平成22年度都市整備公社公共施設整備事業調書をごらんください。  市民局に係るものは、左の欄の一番上、庁舎整備の中のコミュニティセンター改修600万円でございますが、これは幕張コミュニティセンター体育館の屋根の改修を行うものでございます。  次に、その下の区役所等改修900万円でございますが、これは、緑区役所の熱源設備等の改修を行うものでございます。  市民局の当初予算案の概要につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。 6 ◯主査(宇留間又衛門君) 御質疑等がありましたらお願いいたします。  なお、答弁に当たっては、所管より簡潔明瞭にひとつ御答弁を願います。  御質疑等があれば。はい、村尾委員。 7 ◯委員(村尾伊佐夫君) それでは、3点お願いいたします。  まず、第1点目は、地域安全課の防犯街灯管理者賠償責任保険についてお伺いいたします。  本市では、防犯街灯を所有、管理している組織として、町内自治会を初め、公団、あるいは管理組合等があると伺っております。本来、保険は、ここで書いてありますが、防犯街灯管理者賠償責任ということでいえば、管理者が保険料を払って保険に加入するということで認識しておるわけですけれども、今回新規ということで、予算は75万円ではあります。そういった意味では、自治会の役員の方初め、公団、あるいは管理組合の役員の方が、市のほうが賠償責任に入っていただいたということでは安心していただけたということで、それは一定の理解はいたすわけでございますけれども、いわゆる設置者、管理者が本来入るべき保険を市が予算に立てて入られた、その理由というか、どのような検討がなされたのか、お伺いしたいと思います。  そしてまた、他市の例で結構なんですけれども、いわゆる自治体が所有者、管理者でない、このような形で防犯街灯の保険を市が加入して料金も払っているというところはあるのかないのか、実例がありましたら教えていただきたいと思います。  それから、質問の2は、総合防災課の土砂災害警戒区域調査についてお伺いいたします。  これは、新規ということで約2,700万円、少額ではないと思うんですけれども、緊急雇用創出事業で行うわけでございますが、これによって何人の方が雇用がなされ、その雇用の期間はどのぐらいなのか、雇用については、一定何らかの条件があるのかないのか。  それから、ここに事業内容として、警戒避難体制の整備を図るべくということで書いてあるんですけれども、どんな調査がなされるのか、その調査に当たっては専門性を有するのかどうか、ちょっと教えていただきたいと思います。  それから、この調査については、過去に同じような調査が行われているとしたら、どのくらい前に行われているのか、教えていただければと思います。  3番目は、自主防災組織の育成についてお伺いいたします。  本市では、町内自治会を単位として自主防災組織が結成されていると伺っておりますけれども、現在、その世帯数は、全世帯に対して加入率が何件ぐらいで、結成率は何%ぐらいなのか、直近のデータでいいですから、教えていただければと思います。  それから、自主防災組織それぞれがさまざまな防災のための機材というか、器具等を購入する際に助成制度があると思いますけれども、今の助成額に対する助成申請はどういった状況になっているのか、教えていただければと思います。  それから、自主防災組織が訓練等を行う場合にも、同じく助成制度があると聞いていますけれども、そういった意味では、自主防災組織それぞれがいろいろな機材をそろえつつ訓練することが大事と思われますけれども、訓練が実施されている状況について教えていただければと思います。  以上、第1回目、よろしくお願いいたします。 8 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 9 ◯地域安全課長 地域安全課長の北川です。よろしくお願いいたします。  初めに、千葉市が防犯街灯の賠償責任保険に加入する理由でございますけれども、まず、1点目といたしましては、防犯街灯を維持、管理する約1,000団体の町内自治会、また、そのほかに管理組合などがございます。これらの方と個別に契約いたしますと、金額が上がってしまうと。また、物理的に保険会社のほうではできないというようなお話を伺っております。それとあと、町内自治会と防犯街灯の約20組織がありますけれども、これを包括する組織がないということで、千葉市が加入するということでございます。  また、所有権につきましても、第三者の所有権でございます町内自治会ですとか管理組合の所有する防犯街灯を千葉市が保険管理することにつきましては、業者のほうから第三者が加入することについては問題ないというふうに聞いております。  2点目の、他市で保険に加入しているというような御質問でございますけれども、政令市では横浜市、川崎市がございます。また、県内では市川市が加入しております。  以上でございます。 10 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、総合防災課長。 11 ◯総合防災課長 総合防災課長の川田でございます。  最初の御質問の土砂災害に関することでございますが、まず、どのような調査をするのかということでございますけれども、これにつきましては、現地で過去に土砂崩れがあった経緯があるかどうかとか、現在の土質の状況、それから場合によって、これは可能性があるというようなときには、避難をする場合にはどのような経路で避難をしたらいいか、そういったものまで調査をする予定でございます。  それから、専門性を有するかという御質問ですが、これにつきましては、現在、どういったところに委託するかといいますと、土木コンサルですとか測量会社、こういったところに委託をしたいというふうに考えております。  それから、過去に同様の調査をしたのかということでございますが、これは、これまでには特にございません。ただ、急傾斜地として指定をされているところにつきましては、毎年、全部ではないんですけれども、消防局、区役所、それから下水の関係、それと総合防災、こちらのほうで現地のほうの確認業務に行っております。  それから、雇用についてでございますけれども、全員で12名、期間は半年間を予定しております。この中で、失業された方は3名の方、それから先ほどの委託をしようとしている事業者さんの専門の方を1名というふうに想定をしております。  それから、次に、自主防災組織についての御質問でございますが、まず、加入率でございますけれども、21年12月31日現在でございますが、877の組織がございまして、世帯数は39万7,140世帯でございます。組織率といたしましては65.7%。失礼しました、全世帯数というのは市内の全域の世帯数でございまして、このうちの加入世帯数は26万960世帯でございます。これを割り返しいたしますと、65.7%となっております。  それから、次に、助成に関することでございますけれども、まず、資機材助成についてですが、平成18年度については73組織、実績の額でございますけれども、526万円、それから19年度が79組織で570万円、それから20年度につきましては76組織で545万円の助成を差し上げております。  それから、現在、活動助成といたしましては、どういった活動に対して支援をしているかといいますと、自主防災組織が消防署のほうに申し込みをいたしまして、実際に消防署の職員が現地に出向きまして行う訓練、それに対する訓練に支援をしております。ちなみに、活動助成につきましては、平成20年度は976万円(後に430万円に訂正)の支援をしております。  それから、資機材購入等の申請の状況でございますけれども、これは、各区のほうを経由いたしまして申請が上がっておりまして、大体予算額満額を支出するような状況になっております。  以上でございます。 12 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。答弁漏れございませんか。 13 ◯総合防災課長 済みません、修正をさせてください。 14 ◯主査(宇留間又衛門君) はい。 15 ◯総合防災課長 活動助成のほうなんですが、20年度で430万円でございます。ちなみに、相手方なんですけれども、組織は437組織、人の数ですと2万8,716人でございます。  以上でございます。 16 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、村尾委員。 17 ◯委員(村尾伊佐夫君) 御説明ありがとうございました。  まず、防犯街灯管理者賠償責任保険についてでありますけれども、御説明いただきまして理解はいたしましたが、例えば、政令市で横浜市、川崎市が入っていると。前に伺ったんですけれども、横浜市は、入っているのが防犯協会連合会というふうに聞いていますし、川崎市は全町内会連合会と。例えば、川崎市ですと全町内会連合会ということなので、川崎市の中にも本市と同じように公団とか管理組合があると思われますけれども、それも、この全町内会連合会の中に組織化されているんでしょうか。いないんであれば、先ほど御説明いただいた中で、各団体個別にすると高くなるということと、保険会社ではそういった契約はできないという説明があったので、川崎市はどうなのか、横浜市はどうなのか、再度お聞きしたいと思います。  それから、御説明の中で、個別にすると高くなると言われましたが、じゃ、どのくらい高くなるのか、参考までにデータがあれば教えていただきたいと思います。  それから、今回、市として保険に入ったわけですけれども、当然1年間の中で防犯街灯は少しずつふえるということもあると思いますが、年度中にそういった新規で設置された防犯街灯もこの保険の対象となるのか、確認をさせていただきたいと思います。  それから、2点目の土砂災害警戒区域調査についてお伺いいたします。  これは、緊急雇用創出事業ですので、国の予算ということで10分の10だと思うんですけれども、今までに調査をされたことはなかったということで、今回、新たにということで、意味があるものと思います。  お話の中にもありましたが、急傾斜地崩壊危険区域等も以前から本市ではさまざまな形で調査をされているんですけれども、この土砂災害警戒区域と急傾斜地崩壊危険区域については、それぞれもととなる法律が、例えば、土砂災害警戒区域では土砂災害防止法に基づいていると聞いていますし、また、急傾斜地のほうはまた違う法律に基づいていると聞いていますけれども、じゃ、どこにそういったものがあるのか、指定されているのかというのは、意外と重なる部分はあるかなと思うんですけれども、その辺はどのように考えたらよろしいのか。何%ぐらいそういったものが重なっているのか、急傾斜地と土砂災害ですね、ちょっと教えていただければと思います。  それから、区域別カルテや避難マニュアルの作成に向けとありますけれども、避難マニュアルはわかりますけれども、区域別カルテをつくって、どのように活用されようとしているのか、その辺をちょっと確認をさせていただきたいと思います。  それから、自主防災組織の育成につきましては、状況が説明でわかりました。中で1点ちょっと説明がなかったので、訓練等への助成があることはわかったんですけれども、説明の中で、877団体がある中で、例えば、平成19年、それから20年度、あるいは21年度、これまでにその自主防災組織が訓練した実績というのは全体の何%ぐらいになっているのか。やはり訓練しなければ、せっかく組織をつくっても意味がないと思われますので、その辺の取り組みが大切かと思われます。再度説明をいただければと思います。  以上、2回目でございます。 18 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 19 ◯地域安全課長 はい、地域安全課長の北川です。  川崎市でも管理団体も含まれているのかということでございますけれども、大変申しわけございません。現在、資料がなくて、先ほど委員さんのおっしゃられましたように管理組合だとか、そういったものが入っているのかということで、ちょっとわからない状況でございます。  また、高くなるデータはあるのかということでございますけれども、私ども、今回75万円という中で参考見積もりを出させていただきましたけれども、幾らになるのかというのはちょっとわかりませんけれども、当然その手数料ですとかそういったもので高くなるだろうというふうに考えておりまして、また業者のほうからは、やはりその旨のお話、高くなるというようなニュアンスのお話を聞いております。  あと、新規でも対象になるのかということでございます。今、4万9,000ちょっとの防犯街灯がございまして、今回の防犯街灯につきましては4万9,950灯ということで、新規の分も含めております。  以上でございます。 20 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、総合防災課長。 21 ◯総合防災課長 それでは、御質問でございますが、まず、土砂災害についてですけれども、区域が重なっていると。その率でございますけれども、まず、急傾斜地につきましては全部で292カ所、これを急傾斜地崩壊危険箇所としております。このうちに千葉県のほうの基礎調査の中で指定をしておりますのが、特にハード対策が未実施だとか、それから過去に土砂災害、災害とはいかなくとも、ちょっと土砂崩れがあったとか、そういった危険性の高いところを138カ所指定しております。ですから、292のうちの138カ所ですので、御質問に対するお答えですと、100%重なっているというふうにお答えしたいと思います。  それから、ただ、千葉市のほうで急傾斜地としてとらえておりますのは、その292カ所のうちに種類が三つに分かれまして、そのうちの一つ、これは、被害を及ぼす可能性のある人家戸数が5戸以上のところというふうにとらえております。ですから、防災に関するマップ等でもこの箇所を表示しておりまして、これは103カ所でございます。ですから、この103カ所も138カ所の中にはすべて含まれるという状況になっております。  それから、二つ目のカルテについてどのように活用するのかということでございますが、現地調査をして、先ほど申し上げましたように危険性の高いところ等につきましては、地域の皆さんに、こういう状況になっているから、こういった場所に避難するようにしてくださいということで、個々の避難マニュアルとともにマップをつくりまして皆さんに注意啓発をしていきたいというふうに考えております。  それから、三つ目の自主防災組織についての御質問でございますが、訓練の活動の割合ですけれども、21年度につきましては、877組織のうち、現在活動しておりますのが、数が、ちょっとお待ちください。失礼しました。平成20年度の活動なんですけれども、877分の437組織になりますので、割り返しますと49.8%、約50%の組織ということになります。  以上でございます。 22 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、村尾委員。 23 ◯委員(村尾伊佐夫君) 御説明ありがとうございました。  防犯街灯につきましては、幾つか疑問を呈したわけでございますが、それに対して残念ながら明快なる御説明、御回答はいただいておりません。後で結構ですので、ペーパーで、もしいただけるんであればいただきたいと思います。今回、そういう形で市として予算を組んだわけですが、これはこれで市民の皆さんにとってみれば安心できるものと評価しておりますので、しっかりと対応をお願いしたいと思っております。  それから、土砂災害警戒区域調査につきましては、一方で急傾斜地のそういったマップになっているのもあるし、今回、土砂災害警戒区域の調査、いろいろな資料を整理することによって広く市民の皆さんに、警戒区域、ここですよということを普及していただくことが、また防災につながる第一歩だと思っております。しっかりやっていただきたいということと、1点だけ質問を申しわけないんですけれども、県のほうではこういった調査というのはやっているのかいないのか、それだけ確認をさせてください。  それから、自主防災組織につきましては、平成20年度で約半分の組織が訓練等を行っていらっしゃるということで確認をいたしました。それが高いのか低いのか、もうちょっと訓練等につきましては、毎年1回でなくてもいいと思うんですけれども、2年に1回、3年に1回ぐらいはそれぞれの防災組織で訓練をできるような、そういった市のほうから投げかけをやっていただければと思います。  本市の場合には町内自治会が一つの単位となって防災組織を組んでいるわけですけれども、先日、我が会派として神戸市を視察させていただいて、神戸市では自主防災組織として防災福祉コミュニティーというのを組織化して取り組んでおられます。当然、御存じのように神戸は阪神・淡路大震災を15年前に経験した上でのそういった市民の防災に対する意識と、残念ながら本市の防災に対する意識というのは、比較はなかなかできないかなと思うんですけれども、参考になったのは、防災福祉コミュニティーというのは、町内会はもちろんのことでございますけれども、あるいは婦人会とか、あるいは民生委員児童委員協議会とか、あるいは子ども会とか、あるいはPTA、そこの事業所などがすべて含まれて、それぞれがブロック組織を組んで、その上に防災福祉コミュニティーというのを組織化して、いわゆる小学校単位で一つの地域として防災に関するさまざまな準備、訓練をされているということを、説明を伺ってきました。  そういった意味では、非常に進んでいる取り組みが神戸でなされておりますので、ぜひ本市においてもそういったものを参考にしていただきながら、今、地震、あるいは防災に対していろいろなことが起こっております。そういった意味では、そういった機会をとらえていただいて、しっかりと防災に対する意識啓発等も含めて取り組みをお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 24 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、総合防災課長。 25 ◯総合防災課長 総合防災課でございます。  土砂災害でございますが、県の調査なんですけれども、県は21年度から22年度にかけまして基礎調査を実施いたします。現在も実施しておりまして、その調査に基づきまして区域指定をいたしますので、その後は、県と市が共同して地域の皆さんに御説明なりを実施します。現在は、緑区のほうで土気のあすみが丘プラザ、それから緑区役所、この2カ所に分けまして、実際に住民の皆さんに説明会を実施いたしたところでございます。  以上でございます。 26 ◯主査(宇留間又衛門君) はい。ただいま、村尾委員より防犯街灯管理者の保険制度につきまして資料要求がございましたので、いかがいたしましょうか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    27 ◯主査(宇留間又衛門君) 全員ですか。              [「はい」と呼ぶ者あり] 28 ◯主査(宇留間又衛門君) では、全員配付していただきますようお願いいたします。  ほかに。はい、小関委員。 29 ◯委員(小関寿幸君) じゃ、幾つかお尋ねいたします。  一つは、集会所の建設と助成についてなんですが、市民局からいただいた資料によりますと、大体の予算額2,800万円ですか。それで、その中にはすべて新築ということで7カ所あるんですね。稲毛区5自治会共同というのは、どういうことなのか、お聞かせください。  それとあと、大体前年度から見ると半額ぐらいになったんですかね、建設費の助成というのが。たしか、今までは800万円助成していたと思うんですが、半分になった。そのもとで、結局、市の助成が少なくなった、自己資金が足りなくなったからやめたというような自治会はないのか、お聞かせください。  それから、次に、雇用の問題についてお尋ねいたします。  現在の千葉市内の雇用状況について、どのように認識しているのか。  それから、二つ目に、市内の失業率、結構高いと思うんですね。それに対する対策は、どのように考えているのか。  それから、緊急雇用創出事業、これ、24事業でいいですか。それで雇用するのは388人、資料で見ますとそういうふうになっていますけれども、それに対する効果をどのように見ているのか。  それから、千葉市の雇用対策については、ふるさと雇用緊急基金ですか、こういう事業がありますけれども、それ以外に千葉市で独自に雇用対策として考えているものはないのかどうか、伺います。  それから、次に、国の方針で独立行政法人が全国に設置している地域職業訓練センター、これを廃止するというのを新聞でも発表されています。厳しい情勢のもとでこの訓練センターを廃止するというのは、やはりこれは、言ってみれば今の雇用情勢に対して何ともいたしがたい施策だと思うんですね。これは、やっぱり食いとめなきゃいけないということだと思うんです。それで、伺いますけれども、現在、この施設を利用している方々は何人いるでしょうか。  それから、二つ目に、千葉市では、この廃止の影響を受ける機関はどこか。  それから、三つ目に、廃止について千葉市が把握している状況はどのようになっているのか。  それから、最後は、市として職業訓練等の継続を求めるべきだと思うんですけれども、その考え方についてお聞きいたします。  以上です。 30 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 31 ◯市民部長 集会所の建設の関係でございます。  2,800万円で、ただいま7カ所という御質問でございましたけれども、実質的に建設箇所は3カ所という形になっております。1カ所、これは共同で建てるということになっておりまして、これが一つの町内会にプラス4町内会、合わせて5団体で一つの施設を建てるという形になっておりまして、そうすると、自治会としては個々に建てるものが二つに、一つが5団体で建てるということで、7団体への助成ということで2,800万円になっております。助成につきましては、一つの施設、最高3分の2補助で800万円までという形になっておりまして、2件で1,600万円、それにもう一つにつきましては、共同で建てる場合につきましては800万円プラスその他の団体は100万円という形になっておりますので、1件これが1,200万円ということで合計2,800万円となっているところでございます。  また、前年度から比べますと半減になっているんではないかということでございます。昨年度につきましては、新築、建てかえ、増築等、これ7件やっておりまして、今回新築が3件ということで減っております。申請そのものは増改築でもう2件ありましたけれども、増改築分につきまして、今年度予算につきましては、もうしばらくそのまま使っていただくということでお願いしたいということでございます。  以上でございます。 32 ◯主査(宇留間又衛門君) 勤労市民課長。 33 ◯勤労市民課長 勤労市民課長の菊谷でございます。  現在の千葉市の雇用情勢と市内の失業率ということでございますが、こちらのほう、市内のほうの失業率というのは毎月測定しているものではなくて、総体的に申しますと国勢調査のときに数字が出るものでございまして、済みません、失礼しました。千葉市の完全失業者の数というのは、数字として出るのは国勢調査の数字で出ているものでございまして、次回は来年やりますので、古いデータでいいますと、平成17年のデータになるんですが、こちらが、2万6,599名が完全失業者の数でございます。  現在の失業者の数でございますが、こちらは総務省のほうでやっております労働力調査のほうでまいりますと、こちらは平成21年度の平均ですと、完全失業率が5.1%という形でございまして、それから、年の完全失業者の平均が336万人という形でございまして、22年1月の月例経済報告でございますが、景気は幾分持ち直してきているところでございますが、失業率としては依然と高水準にあるというような公表がされております。  それから、続きまして、緊急雇用創出事業の効果についてでございますが、こちらは2年目を迎えるところでございますが、昨年度が緊急雇用創出事業のほうが227名の雇用を創出しているところでございますが、こちらは平成22年度新規、来年度の予定でございますが、388名と。周知されてきまして、順調に雇用数としてはふえているということでございますので、雇用の効果としては上がってきているのかなと考えております。  また、千葉市のふるさと再生特別基金事業以外に独自のものがあるのかということでございますが、現在のところは、私どもは緊急雇用創出事業とふるさと再生特別基金事業の2本で雇用創出を図っておるんですが、平成22年度組織改正によりまして経済部のほうに私ども所管がえをいたしますので、そちらのほうで本格的な企業誘致ですとか、あとインキュベーション等の新規事業を扱って雇用を創出する部門と連携させていただきますので、そちらで雇用の創出と雇用の紹介事業を連携させていこうと考えております。  地域訓練センターの状況でございますが、こちらのほうにつきましては、22年度より全国83カ所の地域職業訓練センターを全廃するという方針が出されておりまして、私どもが聞きましたのは、千葉市内ですと、職業訓練法人テクノピラミッド運営機構が受託をしておりますちば仕事プラザというところが市内の職業訓練センターということで該当になるんですが、こちらのほうが、利用者の数としましては、年間利用者が約3万5,400人というような形で紹介を受けました。  また、影響を受ける機関はということでございますが、当然ながら、この業務を請け負っております職業訓練法人テクノピラミッド運営機構と、あと県のほうでも職業訓練をやっておるんですが、こちらで職業訓練がなくなるということになれば影響が出てくるのかなというふうに判断しております。  市といたしまして継続を求めるということでございますが、今やっている3万5,000人の御利用の方がいらっしゃいますので、当然継続を要請するというふうな考えを持っておりますし、こちらが廃止という形になれば、その関係する都道府県のほう、県のほうにも引き続いてその事業をやっていただきたいという要請をしていこうということで考えております。  以上でございます。 34 ◯主査(宇留間又衛門君) 小関委員。 35 ◯委員(小関寿幸君) 集会所の建設事業の補助金については、わかりました。  雇用についてなんですけれども、21年度5.1%、きょう、ちょっとラジオで聞きますと、雇用の状況はますます悪化しているという、そういうニュースも流れていました。そういう意味では、もちろん雇用創出事業を22年度で終わらせることなく、引き続きこれを求めていくということが必要だと思うんですけれども、その見解について伺います。  それから、千葉市独自の雇用対策、ふるさと基金の事業をやっていますけれども、もっと拡大することができるんでないかというふうに思うんですね。特に、これ、緊急雇用の創出事業で放置自転車対策が出ていますけれども、私、ずっと求めてきたのは土日、祭日、ここの放置自転車がまだ野放しになっている。皆さんも、各駅の放置自転車の状況というのはわかっていると思うんですね。わかっていて、なかなかその対策をとらない。その理由は何なのか、伺います。  それから、地域職業訓練センターの廃止の問題については、年間で3万5,400人も利用されているわけですよね。これ、廃止すると、結局国が2分の1、県が2分の1ずつの補助金でやっているという事業ですから、これ全部やるということになると、県がその事業を全部請け負ってやるということになると思うんですね。県も財政が厳しいから、これ、やめると言いかねない。ですから、これは存続を強く求めていくことが必要だと思うんですね。やっぱりこういう職業訓練で訓練を受けて、そして再就職または就職できるという方々もたくさんいるわけですから、それに対する手だてをきちっととることが必要だと思うんですが、どうでしょうか。  はい、以上です。 36 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、生活文化部長。 37 ◯生活文化部長 今の地域職業訓練センターにつきましては、県に確認をしているところでございますけれども、廃止の方針が示されたけれども内容が未定ということで、県のほうも今、とまどっているような状況でございます。県のほうは今後、国から具体的な要請があり次第、検討をしていくというようなことでございますので、私どもも、やはり国のほうが廃止されれば、県のほうも100%やらなくちゃいけないような事業になってくるかと思いますので、県のほうに引き続き要請などをしていきたいと思っております。 38 ◯主査(宇留間又衛門君) 勤労市民課長。 39 ◯勤労市民課長 委員の御質問にありました雇用創出事業、22年度だけではなくて引き続きということでございますが、緊急雇用創出事業、3カ年事業でございまして、平成23年度まで続くわけでございますが、引き続きまして事業の拡大等、雇用の拡大とイコールになりますので、周知させていただいて、各所管で利用していただくような対応をとらせていただきたいと考えております。  また、先ほどの放置自転車の関係でございますが、こちらのほうは、土日、祭日の実施につきましては所管課のほうで直接契約等を行っておりますので、私どものほうではそこまで把握しておりませんので、こちらのほうは自転車対策課のほうでやっております。申しわけございませんが、そちらのほうで回答という形になるかと思います。  以上でございます。 40 ◯主査(宇留間又衛門君) 小関委員。 41 ◯委員(小関寿幸君) 雇用の問題では、極めてやっぱり深刻な事態なんですね。緊急の雇用創出事業だって388人しか雇用しないんです。それも期限が限られている。一番長いので1年間ですよね、今、とりあえずそういう事業計画をしているのは。先ほど言われましたように、21年度で5.1%失業しているという状況から見ると、これは本当に数が少ないですよ、雇用する数が。ここをもっと千葉市は真剣に考える必要がある。先ほど自転車のそういう放置自転車の対策なども言いましたけれども、それ以外にも頭をひねって、この雇用創出事業をもっともっと拡大するということを考える必要があると思うんですけれども、それらについての見解を求めて質問を終わります。 42 ◯主査(宇留間又衛門君) 勤労市民課長。 43 ◯勤労市民課長 全くおっしゃるとおりでございまして、雇用が388人ということで、他市と比べても若干数字が少ないものですから、こちらは補正予算も含めまして、今、当初予算の論議をしていただいているところでございますが、補正予算も含めまして周知に努めまして、拡充に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 44 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、鈴木委員。 45 ◯委員(鈴木友音君) よろしくお願いいたします。  まず、消費生活センターについてなんですけれども、来年度から30分相談時間がふえるということをお聞きしておりますけれども、ただ、相談件数自体は減っていたというふうに思うんですけれども、その点で相談の内容の質というのが変わってきているのかなというふうに想像できるんですが、相談件数が減っている中で相談時間は増加しなくてはならない、そういったことになった背景についてお聞かせください。  それから、2点目は、例えば、架空請求であるとか、それから、いわゆるワンクリック請求のようなものですね。そういったものと、あと振り込め詐欺について、そういった相談の中で大きな割合を占めるというふうなことだったと思うんですけれども、ただ、最近いろいろな対策ができてきて、そういった件数が随分減ってきたというふうに聞くんですが、それぞれ架空請求と振り込め詐欺の相談件数について、ピーク時からどのくらい、幾つから幾つぐらいまで減ってきているのかということをお聞かせください。  もう一つは、消費者庁が新たにできて、特に重大事故の報告ですよね。何か生命にかかわるような重大な事故が起きたときに、すぐに情報を共有していくというようなことで重大事故報告が行われているかと思うんですけれども、これについて、千葉市のほうで実際報告したものについてどのくらいの数があるのかということと、それから、そういった内容についてどのような形で市民の方に周知をしているのかということをお聞かせください。  大きく二つ目は、大規模災害時における全庁的な取り組みとしての業務継続契約、BCPについての検討なんですけれども、前々回ですかね、私も一般質問のほうでそういった計画をつくったほうがいいんじゃないかということでお聞きしておりますが、既に情報システムのほうではそういった計画に着手をしておりますけれども、全庁的な取り組みという観点で必要性についてどう、今、検討されているのか、改めてお聞かせください。  それから、最後に、犯罪被害者からの相談とか、そういった問い合わせに対して情報提供をするような窓口として、犯罪被害者相談窓口というものが全国にあって、各都道府県と、それから政令市に設置できるということになっているんですが、もう既に県のほうでは設置されていて、また政令市の中でも半分くらいはこの窓口を設置しているというふうに聞いております。千葉市ではまだ未設置という状況ですけれども、今後の検討状況、予定はどうなのか。また設置する上での課題、人的な部分、それからコスト面においての課題がもしあればお聞かせいただきたいのと、それから、恐らくこの窓口を設置しますと、県警ですとか弁護士会、そういったところとの連携なんかも必要になるのかなというふうに思うんですが、その辺、どのような関係機関との連携が必要なのかということも、あわせてお聞かせください。  以上です。 46 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、消費生活センター所長。 47 ◯消費生活センター所長 消費生活センターの鶴岡でございます。  まず、1点目の相談時間の延長は、相談件数との関係はというお話でございますが、相談件数につきましては、平成16年1万538件をピークに、昨年で6,591件ということで、かなり減少しております。  ただ、相談の内容が大分違ってきておりまして、平成16年時点におきましては、架空請求といいましても、はがきで何々税務署でありまして、おたくはまだ納付されておりません、至急納付してください、でないと裁判に訴えますというような簡単なはがきでありまして、これにつきましては無視してくださいということで済んだのでありますが、最近は多重債務の相談ですとか、今、委員のお話のありましたインターネット等を使ったワンクリック詐欺ですとか、これは携帯電話ですが、そんなような電子関係の相談になりますと、プロバイダー等々のやりとりも非常に時間がかかるというようなことでありまして、1件当たりの相談時間が非常に時間がかかるというようなことでありまして、そういうことと、それから千葉県等々が相談時間が、今、9時から4時半までやっております。他の機関の兼ね合いもございまして、相談時間を30分延ばしたということであります。  それから、架空請求の関係でございますが、これにつきましては、架空請求も平成16年約6,000件の架空請求がありました。昨年度は約1,364件ということで、架空請求、かなり減少しておるというようなことであります。それから、振り込め詐欺とワンクリック詐欺、そういったところの内容もというお話ですが、うちのほうとしてはそこまで細かく分析はしていないというようなところでございます。  それから、消費者庁の件でございますが、重大事故、千葉市では、今現在、2件ございました。組み立て式の自転車のハンドルが外れたという事故、それからはしごの足が折れたというような事故の2件であります。これらにつきましては、各メーカー、それから国で原因の調査をしておりまして、自転車につきましては2月に結果が出たところであります。そういうことでありますので、市民への周知につきましては、結果が最終的に出た段階で行うというようなことでありまして、今現在はまだしておりません。早急にインターネット等で周知したいというふうに考えております。  以上です。 48 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、総合防災課長。 49 ◯総合防災課長 総合防災課の川田でございます。  BCPの件でございますけれども、現在、本市ではBCPに関するものといたしましては、21年に非常に流行いたしました新型インフルエンザの関係の取り組みがございます。これにつきましては、保健福祉局が中心になって取り組んでおるんですが、市の中に危機管理推進委員会がございます。また、その下に危機管理担当参事を頭といたしました幹事会という組織を設けてございまして、今年度、現在まで3回ほど開催をしておりますが、第2回目の9月11日に開催をいたしました幹事会議で、中心はその新型インフルエンザに関するものでしたが、BCPについて各所管において検討を進めてくださいというようなお話をさせていただいております。  現在の状況でございますが、消防局のほうにつきましては策定済みという情報が入っております。  それから、今後でございますけれども、市全体のBCPにつきましては、御質問のありましたそのほかの大規模災害等を含めて各所管で対応していかなくてはいけないというふうに考えておりますので、今後新たなといいますか、取り組みを促進するように促していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 50 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 51 ◯地域安全課長 地域安全課の北川でございます。  犯罪被害者の検討状況でございますけれども、現状におきましては、さいたま市、川崎市など、ほか7市が犯罪被害者に関する総合窓口を設置しておりますけれども、本市におきましては、委員のおっしゃるとおり総合窓口を設置しておりませんが、今後検討してまいりたいというふうに思っております。  また、設置する上での課題でございますけれども、やはり法律ですとか、あと個人情報等、かなり難しい問題がございます。設置に当たりましては、まず、関係機関、警察も今現在では犯罪被害者の窓口となっております。そういうところと今後も連携していかなければいけないというふうに思っておりますが、まだ検討段階も現状では入ったばかりというようなことでございますので、そちらにつきましてはまた今後警察、その他、あと市内でいえば保健福祉局等と連携を図ってまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 52 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、鈴木委員。(「よろしいですか」と呼ぶ者あり)消費生活センター所長。 53 ◯消費生活センター所長 済みません。ちょっと先ほど市民への周知のところで補足をさせていただきたいと思います。  事故が起きた時点におきまして、市町村から消費者庁に報告が行くのですが、その報告のものにつきましては、毎週水曜日に消費者庁からインターネットにおきまして公表されております。そういうことですから、市民の皆さんもインターネットを見ていただくと、どういう事故が今起きているということは承知できるような体制になっております。  以上です。済みませんでした。 54 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、鈴木委員。 55 ◯委員(鈴木友音君) わかりました。  消費生活センターに関しては、重大事故ですとか、それから、今お話を聞くと、新たな詐欺の手口ですとか、そういったことがあると急にふえて、また、その後、落ち着けば終息するというような形だと思いますので、やはり事前の情報をいかに早く市民の方に知らせるかということと、それから、相談時間もふやさないといけないということは、かなりスキルも必要となってくると思いますので、その人的なスキルアップの体制についてもぜひ、今までもやられていたかと思いますけれども、今後とも一層頑張っていただきたいと思います。  それから、BCPについては、新型インフルエンザのほうは検討を始めたということで、それは高く評価したいと思いますけれども、やはり大規模災害のときにもどういった状況になっても最低限必要な行政サービスを行わなくてはならない。そうじゃないと、さらに混乱に拍車がかかるということもありますので、最低限何ができるのかということだけでも早目に整理をしていただきたいなというふうに思います。これは要望です。  それから、最後に、犯罪被害者相談窓口の件は、政令市のような大きなところですと、どうしても犯罪も多発しますし、そういった被害者も多いかと思いますので、ちょうど検討を始めたばかりで、まだ課題の整理とかもこれからだと思うんですけれども、ぜひ積極的に進めていただきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。  以上です。 56 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。中野委員。 57 ◯委員(中野 弘君) 1点に絞って質問したいと思います。  予算のあらましを見ますと、市民局の窓口は大変広くて、これは市民の根幹をなす窓口で大変だと思います。ほとんどは、これを見ますと、町内自治会に依存し関連するものと思料されますけれども、基本的に、市はその存在理念をどういうふうに考えているか。それと、各区の加入者数、組織数、世帯当たりの助成金、これを教えてもらいたい。  なお、政令市のわかる範囲の状況も教えていただきたいと思う。  それから、新しい組織が、有識者組織ですか、これはつくるという話を聞いていますけれども、自治会と、それから議会と、どういうふうに関連していくのか、その関連性を教えていただきたい。  以上です。 58 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 59 ◯市民部長 自治会をどのように考えておるかということでございますけれども、自治会については、非常に千葉市の自治を支える上での重要な団体だと認識しております。地域の連帯意識の向上でありますとか、安全な生活環境の実現を図るため、町内自治会と行政が一体となって参加と協働のそういう関係を築いていかなければいけないかと思っております。  細かいことにつきましては、所管のほうから御説明させていただきます。 60 ◯主査(宇留間又衛門君) 地域振興課長。 61 ◯地域振興課長 地域振興課の野老でございます。  町内自治会の加入数が1,033団体、加入世帯数が29万1,559世帯でございます。加入率にしまして72.4%、これは22年1月現在でございます。 62 ◯主査(宇留間又衛門君) 答弁漏れはございませんか。いいですか。(「世帯当たりの助成金」「政令市の金額」と呼ぶ者あり)金額。 63 ◯地域振興課長 申しわけございません。他市の状況は、ちょっと資料ございません。  それから……(「世帯当たりの助成金」と呼ぶ者あり)行政事務委託料につきましては、現在400円でございます。トータルにしますと、1億1,600万円でございます。
     以上でございます。 64 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民総務課長。 65 ◯市民総務課長 市民総務課長の大曽根でございます。  委員、今、有識者会議ということでございますけれども、市民局では有識者会議というのを設定しておらないんですけれども、自治会長との関係ということでございますでしょうか。当然、自治会長さんは千葉市の市政を支えていただいているというふうに考えております。なものですから、有識者会議のほうで自治会長さんを入れるかどうかというのは、ちょっと申しわけございません、うちのほうで把握しておらない状況でございますけれども、いずれにしろ、会長さんの意見というのは非常に重要だというふうには認識しておるところでございます。  以上でございます。 66 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 67 ◯市民部長 行政事務協力費の関係でございますけれども、これはぴったりその協力費というような形でやっているかどうかというのは、各市によってまちまちで一概に比べることはできないような状況になっております。自治会のほうにそういったものを出していないというのは、こちらのほうで調べている中では6団体ほどございます。また、いろいろな文書等をお願いしているということの中でも、例えば、千葉市で市政だよりのようなものもあわせて配っていただいたりしているような団体等もございます。また、町内会というよりも、そこに町内の個人あて、協力員的な形の方に配布しているというような状況で、いろいろなまちまちの状況になっておりまして、一概に比べることができないような状況でございます。  以上でございます。 68 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、中野委員。 69 ◯委員(中野 弘君) 今度の予算で世帯当たりの助成金ですか、事務協力費が100円減るというようなふうにお聞きしましたけれども、もともと日本の歴史を見ますと、部落があって、それが村になり、市になり、県になり、国になったと。いわゆる政治の原点というのは、今でいう自治会だと思うんですよ。世界を相手にして国が今ありますけれども、やはり市民生活の向上というのは部落単位、今でいう自治会単位で行われているというふうに解釈してもいいんじゃないかと思います。そして、配布資料等もどんどんふえてきている。そこら辺を、財政局長がいらっしゃいますけれども、職員の皆さんの判断と、やはり市長の判断がそれぞれ食い違うと思うんですけれども、その辺のこれからの行政のあり方について、ひとつ十分配慮していただきたいということが言いたいことなんですけれども。  もともと自治会の中には、有識者にちょっと返りますけれども、有識者ということについては95万、今、千葉市いますよね。その中にいらっしゃる方々がほとんどだと。千葉市のためにとってはね。その方は、ほとんど自治会にも加入しているわけですよね。自治会の中ではいろいろな要望や意見がございます。ちなみに、私の自治会の中にも東大の教授もいます。千葉大の教授もいます。そして、その有識者を、これは関連づけて考えてくださいね、市民局の方。有識者ということも、これは自治会と関連しますから。そういう意見がどういう形で出てくるか、あるいは今後その有識者をどういう選考方法で選んでいくのか、その辺もひとつ自治会と関係してくると思うんですよ。そういうことで、意見になりますけれども、今後の有識者会議と自治会の関係を十分意識してもらって、市民局の大事な仕事を遂行してもらいたいと、こういうふうに思います。  以上で終わります。 70 ◯主査(宇留間又衛門君) 要望ですか。(中野委員「はい、最後は要望です」と呼ぶ)はい、中村委員。 71 ◯委員(中村公江君) 2点について伺います。  まずは多重債務の問題です。  先ほど鈴木委員からもお話があったんですけれども、相談件数は減っているということですが、相談件数と、それと弁護士が入っての相談と件数の内訳の推移ですか、5年ぐらいで。弁護士のほうが入ったのは最近だと思うので、わかる件数での推移をお知らせいただければというのと、あと、休みの日にもたしか実施がされるようになりましたけれども、その利用の実績などもお示しいただければと思います。また、過払いなどについては、法テラスができたことによって実態が改善されたというようなことがおありかどうか、把握されているかどうか。  あと、最終的に多重債務、生活再建するまでの対応というのは、新年度組まれているのか。  庁内での連絡協議会というのは、年に何回行われて、今後はどうされるのか。これを行うことによって、関係する部局からの紹介の掘り起こしというのがもっとふえるという状況になるのか、そのあたりの工夫について伺います。  それと、2点目は、ハーモニーというか、女性センターというんですか、離婚なども含めた相談についてなんですけれども、ハーモニー相談などでの取り組み、特にそういった相談への対応と課題についてを伺います。特に、ハーモニー相談に相談に来ようとしたきっかけというのは、主にどこから来るのか。例えば、福祉事務所のほうから相談を受けて相談に来ているのか、何かのチラシやホームページとかを見て来るのか、どんな感じでその周知がなされて御本人がそこに来られたのかどうか、伺います。  以上です。 72 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、消費生活センター所長。 73 ◯消費生活センター所長 消費生活センター、鶴岡でございます。  まず、最初に、多重債務の相談の件数の推移でございますが、多重債務ということでの相談につきましては、平成16年が276件、平成17年301件、平成18年373件、平成19年482件、平成20年435件で、今年度なんですが、12月までで271件ございます。これを単純に9で割りまして12を掛けまして1年間ということで推計しますと、約360件ぐらいになろうかということでありまして、今年度はかなり減少しているような状況でございます。  それから、弁護士による相談ですが、20年度は13回ございまして、68件の相談に応じております。それから、21年度、今年度につきましては、月2回やりまして12月までで18回実施しておりまして、94件の相談を受けております。  それから、休みの日の土曜日の相談の件数ですが、これにつきましては、12月末現在で138件、1日平均7.7件ということでありまして、当初の予測が6件から7件ということでありますから、当初の予測程度の相談ということになっております。  それから、過払い金の解消等々の実態ということでございますが、それも含めて生活再建の件でございますが、これにつきましては、多くの場合が弁護士さんにつながせていただいておるんですが、その結果といいますか、解消しましたとか、そういうことについて相談者へは、できれば報告してほしいというお話をさせていただいておりますが、回答がないというのが実態でございます。  それから、庁内連絡会議でございますが、年2回実施しております。年2回実施しておりまして、1回目は全体の会議ということでありまして、報告等させていただいて掘り起こしの要請をしております。2回目につきましては、関係の職員、実際に現場に出ていく職員の皆さんにお出かけいただきまして、講演会を開きまして多重債務についての勉強をさせていただいているというようなところでございます。  それから、多重債務の相談の、掘り起こしの実績でございますが、今年度につきましては1月現在で32件ということです。内訳につきましては、福祉関係が5件、税関係が19件、その他ということになっております。  以上であります。 74 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、男女共同参画課長。 75 ◯男女共同参画課長 男女共同参画課長、丸島でございます。  女性センターにおけるハーモニー相談の御質問についてお答えします。  まず、1点目のハーモニー相談におけます離婚に係る相談件数でございますが、18年度実績から、今、手持ちがございますが、18年度で316件、19年度399件、20年度476件、今年度、12月末でございますが、414件でして、離婚に係る相談はこのようにちょっと増加傾向がございます。  それから、女性センターにおきましては、相談業務の後に弁護士相談と医師相談をやっておりまして、弁護士相談が必要な方はハーモニー相談の後に弁護士相談につなげることとしております。こちらは月2回実施しておりまして、離婚において弁護士相談を行った方が18年度は40件、19年度は39件、20年度は38件、21年度、今年度は33件の現状でございます。こちらについては余り、弁護士相談についてはそんなには増加傾向にはない状況となっております。  それから、課題でございますが、離婚につきましては、さまざまな内容で離婚の相談をされる方がございまして、それが一概に弁護士さんだけでいいのかとか、離婚の内容がさまざまでございます。そういったものをどういった形でこれからつなげていくのかというのが課題だと思っております。  それから、相談に至るきっかけでございますが、こちらは、実は相談内容に深くかかわることですので、どういった状況で相談に来られたかということは、実は私どもは把握はしておりません。ただ、できるだけ女性センターのハーモニー相談は女性の何でも相談と位置づけをしておりますので、幅広く広報しておりますので、そういったものから目について御相談をされているんだとは理解しております。  以上でございます。 76 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、中村委員。 77 ◯委員(中村公江君) 多重債務のほうは、やはり弁護士さんが相談をしていただけるということで、先日も私も同席させてもらって、相談員の方がやはり何年前からどのぐらい借りていたかと見ただけで、これなら過払いでしょうねという話をした後に、整理をされてから、それから弁護士さんとお話をされて、この方の場合、資産がないから、それだったら法テラスに基づいて一定の手だてはできるんじゃないかということで非常にスムーズにいって、ありがたかったなというように思ったんですけれども、必ずしもこうやって同席をして対応するとも限らないし、あと御本人がどういうふうにそこをまた選んで相談に行くかという点でいえば、先ほど掘り起こしでいえば32件と、福祉部門にしても、税にしても、まだまだ大変少ない状況だというふうに思います。実際には、なかなか払いたくても払えない、その根底にある多重債務の問題を解決しないことにはどうにもならないということもたくさんあるかなというふうに思いますので、そういう点で、ぜひ今後掘り起こしの工夫をもう少し、もっと本当に担当のすべてが徹底できるような形に持っていけるように、これは、恐らく消費生活センターだけでは難しいかなと思うので、もうちょっと全庁挙げて対応していただくということでどうかなというふうに思うんですけれども、それは、もう少し上の立場の方がもしお答えがあれば、お願いしたいというふうに思います。  この間、やはり過払いの問題で、先ほど件数も減っていると言いますけれども、やはりコマーシャルで弁護士事務所がPRしたり、この間、派遣村とかやっていると、そういったところの弁護士さんが来て、やはりもうけになるというか、仕事になるというか、そういうところへ来て、結局自分たちの仕事を確保していくという部分もあって、非常に複雑な思いもしています。だから、そういう点で、決してそういう人だけじゃない、本当に困った人たちへの手だても本当は図りたいんだけれども、そういうところへの弁護士さんとのつなぎが、自分たちがキャッチしている、私たちでいえば私たちがキャッチしているところでは、手当ては図るけれども、なかなかすべての人がいろいろ気軽に相談するというところにまでいっていないかなというように思うので、法テラスも認知度、まだまだ一般には知られていないかなというように思うんですね。ですから、いろいろ消費生活センターが法テラスのというふうには単純にならないとは思うんですけれども、相談の経緯の中での情報の知らせ方として、よりお示しいただければなというふうに思いますので、そのあたり、もう少しPRをしていただければどうかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。  それと、離婚が本当にふえているということで、離婚だけじゃなかったり、内縁のとか、本当にこの間、ちょっといろいろなそういう深刻な相談がふえています。やっぱりそういう問題を進めようとした場合に、比較的男性側は割と働いていて養育の問題とか年金の問題とか財産の問題とかで一定の権利をお持ちになって、女性の方が離婚を切り出したり対応するのに、例えば、内容証明で文書を書く一つにしても、そういう書式をちゃんとまとめて書こうとすること一つだって本当に大変な状況があったりして、弁護士さんやお医者さんにいろいろ相談ができるという点では非常にありがたい制度なんですが、ハーモニープラザまでまたつなげたり、紹介したりというところにまで全体として市民の、特に女性の方が周知しているというところまでいっているかなというのは、こちらが相談を大体された場合にはそういうふうにつなげたりとかしているんですけれども、あと福祉事務所も恐らくやっていると思うんですけれども、なかなかそれ以外は本当に、何かあったら女性センターへという合い言葉になるぐらいまで女性の中に落ちているところまでいっているのかというのはちょっと簡単じゃないのかなというふうに思うんですけれども、そのあたりのPRの仕方とキャッチの仕方というんですか、どのように広報、啓発を進めようとされているでしょうか、伺っております。 78 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、生活文化部長。 79 ◯生活文化部長 多重債務者につきましては、消費生活センターだけでは大変難しいというようなこと、確かにそのとおりでございます。税とか福祉とか教育とか区役所とか、連絡会議は年に2回開いて、いろいろと担当者などを集めて十分な周知はしているんですけれども、それぞれの担当者が一件一件掘り起こして、それをいただいて消費生活センターのほうへ連絡をしていっていただかないと、なかなか難しいわけでございます。そのために、全庁的なそういった組織をつくって、いろいろと各担当者から消費生活センターのほうに現在連絡を入れているんですけれども、そういったところをさらにこれからも強化するように努力してまいりたいと考えております。 80 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、消費生活センター所長。 81 ◯消費生活センター所長 消費生活センター、鶴岡でございます。  まず、過払い金等々、多重債務者へ対しての情報提供、PRということでございますが、相談員の人たちには、法テラスですとか弁護士さんへのつなぎですとか、それに加えて簡易裁判所の特定調停につきましても勉強していただきまして、そちらへもつなげるようにということ、それから、より丁寧にきちっとした聞き取りをするようにということで、そのような努力をさせていただいております。  ちなみに、簡易裁判所の見学ということで、今月の19日だったと思うんですが、みんなで行くということにさせていただいております。  それから、市民の方々なんですが、3月の終わりになりますが、町内の回覧ということでチラシをつくっておりまして、その中でもPRしたいということで、ほかの手だてもいろいろ考えながら、委員おっしゃるように積極的にそういう多重債務の方々にPRをしていきたいというふうに思っております。  以上です。 82 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、男女共同参画課長。 83 ◯男女共同参画課長 男女共同参画課でございます。  確かに、委員おっしゃられるように、こういった相談業務の窓口については、できるだけPRしたいと我々も考えております。  なお、今年度につきましては、DV被害者支援金事業に絡みまして、携帯のモバイルホームページでも相談窓口等が閲覧できるように新たにホームページを開設しております。こういった形で、次年度以降もできるだけ多くの市民の方に広報できるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 84 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、中村委員。 85 ◯委員(中村公江君) よくDVの学生の、デートDVとか何かの話も前にしたときには中学生からという話をしたんですけれども、どうしても中学生までは比較的周知がしやすくて、その後、就職しちゃったり、どこか高校も別になったりすると、なかなか、いろいろ先々の将来を考えるいい時期に、もし可能であるならば、お金の工面の面では何かあったらこういうところがあるよとか、女性として何か本当に困ったときにはこういう場所が実はあるんだよということが子供のうちから何か知らせられるような、教育委員会とも連携をとっていただいて、していただけるとありがたいかなと。なかなか子供はほとんどわかっていないというんですか、女性センターの存在そのものも、中央区の千葉寺付近でしたらわかるでしょうけれども、なかなか千葉市全体での子供たちの認知度というのは厳しいかなというふうに思っていますので、そのあたり、ぜひ周知徹底していただければと思います。  あと、多重債務の問題では、例えば、生保の場合に相談員の人が面接をして、借金はありますかとか聞くわけですよ。聞いて、幾らですとか書いたりするわけですから、そうしたら、書いたんだったら、その時点で借金は別ですねという話だけより、そういう話をした時点で、マニュアル的に紙でも、そういうときにはこの紙を渡すとか、これを添えて、こういうところがあるから一回電話してみたらとか、一々相談員の人が声をかけたり電話したりするのが大変であるならば、そういった借金した人たちに対して、こういうものもあるよというような、何か工夫というんですか、そういうのがあると、全体として徹底しやすいかなというようにも思うので、ぜひ保健福祉局と連携などもとっていただいて対応いただければと思いますけれども、もしあれば。  以上です。 86 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、あれば。ないですか。はい、川岸委員。 87 ◯委員(川岸俊洋君) 済みません、3点ほど伺いたいと思います。  まず、1点は、行政事務委託料の件なんですが、これは、委託料というふうに言っているからには、現在400円というふうに設定されているんですが、協力費というようなニュアンスがあるんだろうとは思うんですが、基本的に、委託料というふうに言っているんですから、これだけのものを委託するから400円なんですという考え方があって、それを300円に下げるというんだったら、100円下げるんだから、委託する内容をこれだけの形に下げるから300円にするんだという、そういう基本的な考え方があるはずだと思うんですが、ただ、これまでの説明を聞いている限りにおいては、その辺の明確な、別にきちっと委託料というふうにふさわしい事務量というような形の考え方が説明されていないと思うんですね。ですから、その点、まず、1点御説明をいただきたいと。  2点目に、青色防犯パトロール事業が休止になるという形になっていますが、これまで地域の防犯力を高めるためにさまざま取り組んできた事業があると思います。防犯パトロール隊への物品支援や、あるいは防犯アドバイザーの派遣等々があるわけですが、これまでの取り組みについてどのような評価がなされているのか、また、それらの事業は新年度においてどういう形になるのか。それと、最初に申し上げた青色防犯パトロールの休止ということの考えについて伺わせていただきたい。  それと、このことに関しまして、平成18年3月に地域防犯計画というのが策定されています。これは、犯罪のない安全なまちづくりを目標に22年度に向けて、一定の市民生活指標というような数値を掲げて取り組んできているわけですが、その進捗状況、あるいはその効果というものについて伺いたい。  4点目に、文化の関係なんですが、文化芸術振興の予算が約4割ぐらい今年度に比べて新年度は減になっています。このことについての説明を伺いたい。  それとあわせまして、あらましには出ていませんが、計画として、花見川の第三、第四小学校の統合か何かで、その施設を利用しての文化芸術関係の施策があったと思うんですが、これが先延ばしされているんだろうと思います。このことについての御説明を伺いたい。  以上です。 88 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 89 ◯市民部長 最初に、行政事務委託料でございます。  協力費的なニュアンスもあるんではないかということでございます。実質的には、自治会にとってはそういったような形にもなるかと思います。ただ、こちらのほうは、町内自治会連絡協議会と、今、委員さんおっしゃいましたように事務委託契約ということで締結いたしまして、市からの各種資料等を町内自治会で回覧、配布していただく、そういったことに対しての委託料をお支払いしているというような状況です。  こういった中で、現在、年間120から130ぐらいの配布物がございます。町内自治会のほうにも大分、配布等に当たりまして事務量、負担が非常に多いということでお聞きしておる状況でございます。そういった中で、配布物を厳選する。例えば、市政だより等で出るようなものにつきましては重複して配布しないとか、そういったようなことの中で配布物の厳選をする。また、現在、週1回町内自治会さんのほうに配布してございますけれども、それを月2回にするというようなことで減じようと思っております。また、各所管から別々に送られているようなケースが多かったので、できるだけ、これにつきましても地域振興課のほうでまとめまして配布するようなことを考えておりまして、こういった中で、できるだけ半減以上にしたいと思っております。そういった中で、金額的には100円の減をさせていただいて、どうして100円かというのもなかなか厳しい状況でございますけれども、やはりこれまでの町内自治会との関係がございますので、業務量を半減以下にするけれども、100円の減額ということでお願いしたいと考えているところでございます。  また、青色防犯パトロールの関係でございますけれども、これにつきましては、やはりこれまで警備会社のほうへの委託をしておりましたけれども、できるだけ行政のほうでやっていくということで、本庁におきましては地域安全課、また各区の地域振興課が事務連絡等、業務上で外出するときには公用車に青色回転灯を装着いたしましてパトロールをするということにしてございます。そのほかに、防犯パトロール隊への支援物品にこれまで入っておりませんでしたけれども、着脱式の青色回転灯を追加いたしまして、市民の方へもこういったことに参加していただければなと思っております。  また、地域防犯体制の強化という意味で、地域防犯ネットワークをさらに充実させるとともに、警察との連携、また防犯キャンペーン等を展開して地域防犯体制の強化と市民の防犯意識の向上を果たしてまいりたいと思っております。地防計画の進捗状況につきましては、所管のほうからお答えさせていただきます。 90 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 91 ◯地域安全課長 地域安全課、北川です。  地域防犯計画でございますけれども、平成18年に策定をされております。その中で、市民生活指標ということで、地域防犯パトロールへの参加市民人数ということでございます。22年度の目標値として、6万7,800人の市民防犯パトロールの参加者数を予定しておりましたけれども、平成21年度の1月現在では4万4,457人で、残念ながら2万3,000人ほどまだ足りていないという状況でございます。  そのほか、犯罪発生件数でございますが、犯罪発生件数は22年度値、目標値が1万5,600件を目指しておりました。これは、平成8年度の発生件数に戻したいというようなことで計画されておりまして、これにつきましても2,800弱の件数がまだ目標値より多いということでございます。  ただし、こちらの効果につきましては、犯罪発生件数は13年度から9年連続して減少しておりまして、今、暫定値でございますけれども、暦年、21年末で1万8,379件ということでございますので、効果はあるものと考えております。  以上でございます。 92 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、生活文化部長。 93 ◯生活文化部長 文化事業費の予算が減になったということの御説明でございますが、外部評価員を10月23日から11月6日まで千葉市44事業、外部評価が行われたものでございます。その中に文化関係3事業ほど入っておりまして、事業評価につきましては、外部評価員の外部評価を参考にいたしまして今後の方向性を検討し、市の方針を出し、その結果、東京フィル、また「あでるは」、舞台芸術鑑賞事業など3事業につきまして、今回、文化事業費についての削減が行われたものでございます。 94 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、文化振興課長。 95 ◯文化振興課長 文化振興課の朝生でございます。よろしくお願いいたします。  いわゆる旧花見川第五小学校跡の件でございますけれども、アーティストインキュベートということで、花見川第五小学校跡校舎をシルバー人材センター、子どもルーム、フィルムコミッションなどとともに、文化の、いわゆる創作活動の場として活用していくことを予定しておりましたけれども、今回予算的にはかないませんで、また次年度以降に要求をしていくような形となっております。  以上でございます。 96 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、川岸委員。 97 ◯委員(川岸俊洋君) 青色防犯パトロールの件は今おっしゃられましたけれども、私は、青色防犯パトロールについては地域の諸団体がさまざまな防犯活動をやっていると。それを後押しするような形で、市が各区6台という形でふやしてきたわけですよね。その考え方は、地域の団体が活動してくれている、それをさらに効果的に発揮させるためのものだったと思うんですね。そういう点では、青色防犯パトロールというのは非常にすばらしいというふうに私は思っていました。市川なんかでは、小学校で1台ずつ回しているというようなこともあって、ただ、そこまではやる必要ないだろう、妥当な線じゃないかというふうに思っておった次第です。  今お聞きしても、まだ地域防犯計画に沿った効果というのが目標に達成していないと。こういう状況の中で、そういう青色防犯パトロールというのを休止するというのは、基本的にきちっとした計画を立てて、その効果がある程度発揮されてきていて、その効果の上から、こういう事業は変えていっていいだろうということであれば、それも納得性はあるわけですけれども、まだ目標は達成していない中で、千葉市として大きな防犯力を高めるための一つの事業であったものを休止するという考え方自体が、非常に理解が難しいなというふうに思っています。そういう点では、計画というのを立てて、その線に沿って物事が進んでいくわけですから、そこで事業を考えていかなくちゃいけないはずのものが、そこの基本的な考え方を崩しているという点で、皆さんの考え方がいかがなものかと、こういうふうに思っています。  それと、もう一つ、文化芸術に関しましても、平成20年3月に文化芸術振興の計画が策定されました。東京フィルとか、あるいは舞台芸術鑑賞というものも、その振興計画でしたっけ、その中にきちっと位置づけられたものなんですね。これも、基本的な考え方があって、基本的に計画がつくられて、策定されて、その計画に基づいて事業が進行していく中で、それを、外部評価というようなことがあったかもしれませんが、そういう点ですっとやめちゃうという、その考え方も非常に私は疑問に思います。本来、行政というものが計画を組んで、その計画に従って物事を組み立てていく中で、その計画の基本的な考え方を、どうなんだということをきちっと表明しないままに事業だけを変えていくという、それはいかがなものかというような思いをいたしております。  改めて、今申し上げたことにつきまして、犯罪防止ということと、もう一つ、文化芸術ということに関しまして、見解があればお答えをいただきたいと思います。 98 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 99 ◯市民部長 青色防犯パトロールでございます。  ただいま委員のほうからおっしゃられました、まだ計画につきましては未達成でございます。ただ、計画は、一応22年度までという形になっておりますので、ただいま申し上げましたことを総合的にやっていきまして、計画を達成できるように頑張っていきたいと思います。 100 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、生活文化部長。 101 ◯生活文化部長 先ほどの東フィル、「あでるは」、舞台芸術鑑賞事業など削減を行ったわけでございます。そういった形で、計画全体に対する一部の影響は確かにあったと思います。ただ、現在、芸術文化新人賞、市民芸術祭、市民オペラ公演などは引き続き事業を実施していくわけでございます。ベイサイドジャズにつきましては、国体を開催する10月に新たに幕張の会場を拡大いたしまして、関係者が国体で多数千葉にやってまいりますので、そういった方々も見てもらえるような、そのようなことで会場を新たにふやしたりしていることと今回したものでございます。  文化芸術振興計画に基づきまして、いろいろ各種文化事業の推進をこれからも図っていかなきゃいけないというふうに思っております。できる限り鑑賞の機会の提供に私ども、努めていきたいと考えてございます。 102 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、川岸委員。 103 ◯委員(川岸俊洋君) 済みません、防犯に関しましては、しっかりと地域の皆さんと連携をとって、千葉市の事業が減ることによって、その防犯力の高まりというのが薄れていくことがないように、しっかり連携をとって取り組んでいただきたい。代替案のようなものも何か考えていらっしゃるようですから、それはしっかり地域の皆さんに周知されるように、よろしくお願いしたいと思います。(「納得しちゃうのか」と呼ぶ者あり)  文化芸術振興につきましては、やっぱりいよいよ3年目というような期待をしておりました。期待をしている中で、さらに拡充というような芽が出てこないというのは非常に残念に思っております。これも納得しちゃうのかとか、理解を示すのかというふうに言われちゃうと、次の言葉がありませんので、しっかりと取り組んでいただきたい。  それと、済みません。2点目にお聞きするのを忘れてしまいまして、400円を300円にマイナス100円、コストを落とすということで、その分、事務量というような、というふうに言っていいのかどうかわかりませんけれども、それを半減するというようなお話でございました。この点についても、きちっとした形の、半減するということであれば、何と何をどうするんだというようなことをもう少し明確にアナウンスしていただかないと、なかなか理解が得られないんじゃないかと。  それとあわせて、半減するということは非常に作業量を減らすというわけですから、それは負担が減るわけだからいいとは思うんですが、半減することによって、今まで市民の皆さんに行政がお伝えしていたことが、情報がある意味半減してしまうということにもなりかねないんだと思うんですね。その辺の、ですから、400円を300円に100円マイナスするかわりに半減するということが果たしていいものなのかどうなのか、そこにも一つ問題があるんじゃないかというふうに思います。
     この後、どう言おうかというふうに考えておりますが、お金がないからいたし方ないんだというような顔が部長とか局長の顔ににじみ出ているような気もしますので、なかなか難しいところもございますが、そういう状況にあるということをよく御理解していただいて、今後の対応を皆さんも考えていただきたいと、このように思います。  以上でございます。 104 ◯主査(宇留間又衛門君) 要望ですか。(川岸委員「はい、終わりです」と呼ぶ)はい、布施委員。短く。 105 ◯委員(布施貴良君) 短くね。はい、わかりました。委員長の御指示に従って、短くやります。  一つは、防犯街灯の関係ですが、この保険については、かねてから我が会派も強く要望しておりましたので、これにつきましては評価しながら、漏れのないようにやっていただきたいなとお願いをしておきます。  そこで、自治会等のエリア以外の公園の周りですとか、あるいは学校の周りですとか、こういうところについての防犯街灯の設置はどのようにされるのか。一部、学校等が設置していただいているところもありますけれども、管理の区分等も含めまして、どういう対策をおとりになっているか、お答えいただきたいと思います。  防災の関係で伺います。  せんだって、何十年ぶりかで本市にかかわる海岸線にも津波警報が発令をされました。これについては、広報無線で、津波警報が発令されたので、海岸付近の方は高台に避難してくださいと、こういう広報がされたわけですね。これは、総務省のシステムを導入しているということで、何か全国一律流れたということでございますが、それを聞いた稲毛海岸地区のお年寄りが、おれはどこに逃げたらいいんだということで非常に心配をしたという話でございますが、この総務省のシステムは、ちょっとそういった意味で使い勝手がどうなのかという疑問があるわけですが、やはりそれはそれとしても、市独自の無線で、例えば、東京湾で1メーターを超えるような津波が発生するというのはちょっと考えにくいわけですよね。ということを考えますと、もうちょっと広報の中身をあらかじめ設定をして考えておいたほうがいいんじゃなかろうか。少なくとも海岸付近の方は離れてくださいとか、そういったような内容で検討するべきではないかなと思いますので、お願いしたいと思います。たまたま私、あの海岸付近を通っておりましたら、パトロールの方に近づかないようにという注意はされましたけれども、それはそれで結構だと思います。  それから、労働対策でありますが、これにつきましては、まだ市内も確かに深刻な状況がありますけれども、特に新卒者ですね、高卒。大卒の方もあろうかと思いますが、これらの就職の促進につきまして状況の把握と、市でどのような対策をされているか、お答えいただきたいと思います。  以上です。 106 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 107 ◯地域安全課長 地域安全課、北川でございます。  防犯街灯でございますけれども、町内自治会と町内自治会のはざまになっておったり、また学校の近所で、その周りに町内自治会、また管理組合などがない地域のことだと思いますけれども、こちらにつきましては、現状のところ、町内会で設置をしていただく、はざまであれば、設置をしていただければ100%、通常ですと80%の補助でございますけれども、100%補助をということでやっております。これにつきましては、ほかの議員さんからもそういった問題、出されておりまして、私どもも前年の10月だったと思いますけれども、ちょうど高等学校の周りの部分でそういったものを設置できないかというようなことがございました。これにつきましては、高等学校のほうに参りまして、育成委員会ですとか、PTAのほうで設置していただけないか、補助につきましては100%補助で、管理についてしていただけないかというようなことでやってまいりましたけれども、学校側としてはそういったところ、ちょっと出せませんというようなお話がございまして、じゃ、ほかにいい方法はないかということで今検討しているというような状況でございまして、やはりそういった個々個々の場所がございますので、それにつきましては、周辺の町内会等を見させていただきながら検討していきたいというふうに思っておりますので。  以上でございます。 108 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、総合防災課長。 109 ◯総合防災課長 総合防災課長の川田でございます。  津波の件でございますけれども、まず、この津波の警報がどのように発令されたかといいますと、これは、御指摘のとおり消防庁のシステムを使っております。J-ALERTというシステムを使っておりますが、今回の場合には原因となった地震自体が外国、チリのほうで発生したということで、到達までには約1日近くがかかっております。しかし、これが近隣の海域で起きた場合には数分で津波が到着するということもございまして、そのために、確かに東京湾北部地震の発生を予測した中では東京湾内湾での津波は約50センチメートルというふうに想定をされています。しかし、先ほど申し上げたようなこともありますので、このシステムを活用しているところでございまして、御理解をいただきたいと思います。  ただ、今回の警報のシステムがちょっとおかしかったということで、新聞等でも報道されております。このことにつきましては、現在、千葉県のほうで既に国のほうにシステムについて改めるようにということで要望書を提出しております。  ちょっと余談になりますけれども、今回は津波警報のうちに二つに分かれておりまして、大津波警報と、それから津波警報、この二つの部分が発令されておりましたけれども、大津波警報が解除になって津波警報に切りかわったときに、既に津波警報が発令されていたところも、継続中なんですが、新たに警報が発令されたということでサイレン等が鳴ったところでございます。  美浜区の方からの御案内なんですけれども、確かに、津波については高台に避難をしてくださいということで御質問のことがありますけれども、ただ、これは一般的にテレビの画面等で岸壁の崖っぷちが映りますけれども、そういったものだけではなくて、美浜区の場合でも避難をしていただいて、頑丈なビルの上のほうであれば、これは避難ができますので、そういったことで高台という一律の表現をしているところでございますので、先ほど言いましたように、国のほうでは地方の要望を受けて現在検討中でございますので、また改正がされることもあるかと思います。  以上でございます。 110 ◯主査(宇留間又衛門君) 勤労市民課長。 111 ◯勤労市民課長 委員の御質問の県内の新卒者の就職の率でございますが、昨年の12月1日現在の就職率でございます。高卒の方ですと63.8%の方、それから大卒の方が46.9%の方が就職内定したということでございまして、非常に低い率でございます。  千葉市といたしましても、11月に高卒の方の合同面接会を労働局と共同で開催いたしましたが、先ほど言ったような非常に内定率の低い状況でございますので、労働局のほうでも事業所訪問や求人開拓等を積極的に行いまして、その後に県内で4カ所新規就職の方の面接会を実施し、そのうち1回、2月4日に市内で面接会を実施されているというような状況でございまして、私どもとしましては、合同でやったのは労働局と1回という形でございます。  以上でございます。 112 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、布施委員。 113 ◯委員(布施貴良君) それでは、労働対策のほうは若者の就職の相談支援、これは引き続き強化をしていただきたい。これも、実は治安の問題ともかかわるわけですね。そういったことを含めてやっていただきたいなと。  それから、防災の関係については、了解はいたしました。いたしましたが、いずれにしても、高齢者がふえているという状況等も含めまして、わかりやすく、また速やかな広報について引き続き検討してもらいたいなと。  それから、もう1点、1回目に言うのを忘れてしまったんですが、要望にしますけれども、昨日、NHKの9時からの番組で高層ビルにおける長周期の地震動の問題が指摘をされております。かなり遠方で、地表では震度が2とか3程度であったとしても、超高層ビルの上階のほうでは震度が増幅をしまして非常に大きな被害が出るおそれがあるということでございます。特に、美浜区もこういう超高層ビルがふえておりますし、市内でもふえておりますので、これらの対策については、建築部等々とも連携をとって、今後ひとつ対策について研究、検討を進めていただきたい。これは、要望にいたしておきます。  それから、防犯灯につきましても、なかなかこれ、設置区分は難しいかと思いますが、例えば、市の施設管理部門、学校にもしつける場合には教育委員会と、公園内につける場合には都市局のほうと公園緑地部のほうと、それからまた、やむを得ず道路につける場合には道路管理者たる建設局のほう、本来建設局のほうは道路照明灯はやっているわけですが、ここに併設をするとか、何か工夫をして、それぞれ所管のほうと検討しながら照明灯の設置については努力していただきたいと思うんです。  ついでに申し上げますと、青パトの話もございましたけれども、安全・安心メールでは毎日ほぼ一、二回、どこそこでこういう犯罪が発生したと。そういったことについて、多分データはとっているんじゃないかと思いますが、私が見るところ、やはり一定の地域ではある程度多いけれども、一定の地域では少ない。こういったこともあるかと思いますね。それの検討をしていただくことも必要であるわけですが、そういったことを踏まえて、防犯灯の設置についてはさらに今後とも努力していただきたいと思います。  以上で終わります。 114 ◯主査(宇留間又衛門君) 休憩にしたいと思いますが、あと何人いらっしゃいますか。5人ですね。はい。  それでは、審査の都合上、暫時休憩いたします。  なお、再開は13時といたします。よろしくお願いいたします。                午後0時0分休憩                午後1時3分開議 115 ◯主査(宇留間又衛門君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。  なお、あと5人ですね。自民党ですけれども、何か打ち合わせをやっているみたいなんですけれども。いや、いろいろ議会対策をちょっとやっておりますので。もう1時ですから、時間にやらないと、きょう、指摘要望事項もございますので、お願いいたします。  福谷委員。簡潔明瞭にお願いします。 116 ◯委員(福谷章子君) はい。それでは、お願いいたします。  まず、先ほどから出ておりました行政事務委託料ですか、これが400円から300円になったということなんですけれども、そもそも400円だったときの根拠についてちょっと伺いたいなと思います。  それと、先ほど週に1度でしたっけ、1週間に1度から月に2回ぐらいに負担軽減ということだったんですが、ほかに市民局関係で、例えば、広報費なんかで減らしたものというのは何かあるんでしょうか。もしそれがあれば、お聞かせいただきたいと思います。  それから、防犯なんですけれども、やはり、今、治安といっても特に体感治安ですか、が高くて、防犯意識というのは非常にこの間広まってきているのかなと思います。それで、何か防犯の帽子をかぶった人だとかベストを着た人なんかもふえてきて、結構その活動が浸透してきたのかなというふうに思うんですけれども、先ほど聞いておりましたら、犯罪の発生率が、私が知っているデータでは一応は減ってきているんですね。ここのところ、ずっと減ってはきています。ただ、防犯計画の市が立てている計画値はまだ達成していないということで、それは残念といえば残念なんですけれども、減ってきている中でも、特にどういう犯罪が多いのかというのをお示しいただければなと思います。  その点、お願いいたします。 117 ◯主査(宇留間又衛門君) 地域振興課長。 118 ◯地域振興課長 地域振興課の野老でございます。よろしくお願いします。  行政事務委託料の根拠というものは、特にございません。平成元年度が280円で、平成2年度から300円、平成5年度から350円、平成8年度から400円という形で続いてまいりました。  それから、回覧等につきましてですが、今現在、行政管理課、広報課、それから市政情報室等と協議しているところでございますけれども、各課から配布するもので特に町内自治会さん等にアンケートをとりまして、それからまた内部で、市政だよりに載っているものはもう回覧はしないということ、それから冊子についても回覧しないということで、今、検討しているところでございます。  以上でございます。 119 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 120 ◯地域安全課長 地域安全課の北川でございます。  どのような犯罪がふえているのかということでございますが、平成21年、暦年でございますが、21年の犯罪発生件数は1万8,379件でございます。そのうち、凶悪犯ですとか粗暴犯、窃盗犯、知能犯、風俗犯、その他ということで犯罪の種類がございますけれども、その中で一番多いのが窃盗犯でございます。1万8,000件に対しまして、1万4,000件の窃盗犯がございます。窃盗犯のうち多いものが、自転車盗、車上ねらい、自動車盗という三つの盗難が多くなっております。自転車盗で申しますと、平成21年は5,120件でございます。その次に、車上ねらいが1,720件、自動車盗が1,115件というようなことになっております。  以上でございます。 121 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民総務課長。 122 ◯市民総務課長 はい、市民総務課でございます。  広報費で減があるかということでございますけれども、全庁的な調査は、申しわけないんですけれども、しておりません。市民局としては、特に減にしているようなものはございません。  以上でございます。 123 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、福谷委員。 124 ◯委員(福谷章子君) はい、ありがとうございます。  委託費400円だったことについての根拠は特にないということなんですが、これは、ここだけではなくて千葉市全体に、市民のいろいろな団体に委託という形でお願いしていることがほかにもあると思うんですが、根拠のないものが結構あるようで、ここら辺は今後財政が厳しいときに、きちんとこういうところも見直していく必要はあるのかなというふうには思います。  今回、実は自治会の会長さんとかに、あるいは連協の会長さんなんかにも私はお尋ねをしたんですが、実は400円から300円になると聞いているけれども、それは実はけしからんと。だけれども、こういう厳しい状況のときに我々が反対をするというようなことでもないかもしれないけれども、ただ、それは市民感情として、みんながしようがないだろうというのは実はひしひしと感じているからということなんです。ただ、今まで広報を一生懸命回覧しても、なかなか自治会の会員さん一人一人に伝わっていないのが実は現状だと。加入率もなかなか上がらなくて、非常にそっちの方面でも苦労していると。今後、広報活動ということに関しては、もちろん回覧は回すけれども、市のほうにむしろやっていただきたいのは、自治会に対して啓発的な働きかけという、そういう後方支援のようなことをしっかりやっていただければ、私たちは非常に助かるというふうにおっしゃっているんですね。したがって、そういう市全体の広報活動ですね、自治会に対して。もちろん自治会でできることは限界がありますので、市からのお知らせを配布するだとか、それから防犯街灯や何かで地域の安全を図るとかという最低限の住民の安全を図ることであって、今の社会状況で、新しい活動なんかはほかの市民団体で当然やっていって、お互い補完できればいいんじゃないかというような御意見は聞いております。  そこで、伺うんですが、自治会がそういう市からの委託されたことを行っていくと。その一方、市民活動として団体が必要なことを企画をして、それで、だれでも参加できるような公益性の高い活動をどんどんできるようにしていって、双方で補完できるようにしていくことが大事だと思うんですが、そういった市民の提案するような活動に対しての配慮は今後あるのかどうかを伺いたいと思います。  それと、もう1点、防犯のほうなんですけれども、今伺うと、自転車盗とか車上ねらいとか、そういう重大なものではなくて、そういうものが多いと。私は、住宅への侵入とか、そういうものが多いのかなと思ったら、むしろ路上とか外でのことが多いんですけれども、これに対しては、恐らくほかの局でも地域の安全を守るということでいろいろな防犯関係の活動がされていると思うんですね。そういうものを把握されているのかどうか、この点について伺います。 125 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民総務課長。 126 ◯市民総務課長 市民活動というか、市民の提案するような活動を依頼する配慮ということでございますけれども、確かに、これからそういった活動に対する市とのかかわりい合いというのは、非常に強くなってくると思います。ですから、そういう動きの中で、市は、当然配慮していく必然性というか、必要性に今後さらになっていくというふうに考えております。  以上です。 127 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。市民部長でいいよ、先、先。 128 ◯市民部長 防犯の関係で、他局との連携ということでございますけれども、現在、千葉市地域防犯推進協議会、これは庁内で持っておりますけれども、セーフティウオッチャー等を持っている教育委員会、また各区役所、防犯関係に携わる局等を中心にして協議会を設置いたしまして、情報交換等をやっておるところでございます。 129 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 130 ◯地域安全課長 今、市民部長からの地域防犯推進協議会の中でもう少しちょっと細かいお話になりますけれども、一つとしては市民を主体とした防犯活動の支援と。これにつきましては、ほとんどが地域安全課が所管になっておるところでございます。また、そのほかに地域防犯ネットワークの構築というものが2点目にございます。3点目として、子供を犯罪から守るという観点での計画がございます。そのほかに、防犯に配慮した公共施設などの整備ということで、こちらのほうは土木部ですとか、そういったところが該当してまいります。そのほか、軽微な犯罪、犯罪には至らないけれども、義務違反対策との連携というのが5点目としてございます。これで28課が連携をしておりまして、事業としては48事業ございます。  以上でございます。 131 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、福谷委員。 132 ◯委員(福谷章子君) はい、ありがとうございます。  まさに、地域のほうでは地域の生活者の側の目から見ますと、防犯に関する活動って結構たくさん行われています。私は、たまたま青少年育成委員会のほうにもかかわっていると、子ども110番の家だとか、それから、最近、セーフティウオッチャーさんだとか随分ふえていますし、それから、育成委員会なんかでは環境関係の人たちがパトロールをやっぱりしています。そういうときによく言われるのが、防犯をかさに着て余り厳しいまなざしで見てしまいますと、特に青少年なんかは逆に反発を持ってしまうようなところがあって、温かいまなざしで声をかけるというようなことが大切だよというようなことをよく言われたりします。防犯に力を入れていくのは非常に大事ですけれども、それと同時に、やっぱり人の見守りの温かいまなざしをつくるみたいな文化をつくっていかないと、犯罪は、ただただ回ればいいというものでもないのかなと思いますので、それは意見として申し上げておきたいと思います。  それと、防犯パトロールに関しては、この間いろいろふえてきて、こういう状況で地域のほうでは育成委員会のほうのパトロールもあり、自治会もあり、やれ自主的なものもありというふうで、相当一部の人に偏って疲弊をしてきているというようなこともありますので、その辺はよく実態を自治会の方などに聞いていただいて、再考をしていただくのはいいチャンスなのかなというふうにはとらえております。  それと、事務委託費のほうに関しては、自治会のほうは、許しがたいけれども、しようがないというような感覚のようです。だれだって、それは多ければ多いほうがいいからねというふうなことを会長さんはおっしゃっているんですけれども、それにしても、やはり市のほうのバックアップというのは、財政的なものはもちろんありますけれども、自治会に対する加入促進の呼びかけのようなものと同時に、自発的な市民活動もどんどん促進をするような仕組みを早くつくってほしいというふうに思いますので、それは要望として申し上げておきます。  以上です。 133 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、三瓶委員。 134 ◯委員(三瓶輝枝君) それでは、まず初めに、今の町内の配布物のことなんですが、実際に半分ぐらいに減らしていくということも伺ってまいりました。あとは、会長さんのほうに届けられるそれぞれの各局から配られるものが、ばらばらばらばら来るというようなこともあるんですが、その辺の改善点は今後どのようにされようとしているのか、お伺いしたいと思います。  それと、もう一つ、2番目に多重債務の件なんですけれども、先ほど来より質問もございましたし、答弁も伺ってまいりました。その中で、私が地元の方、数人なんですけれども、いつも伺っているのは、立ち直りのためにはどうしても千葉市独自の貸し出しできる資金が必要なんだという部分なんですが、皆さんのところで多重債務でこれだけのいろいろな相談なり取り組みがされていますけれども、多重債務の方たちの意見、要望、そういったものはまとめられているのか、あるいは聞き取りなどもしようとされてきているのか、そういったこともお伺いしたいと思います。  また、先ほどもお話もございましたように、多重債務の方はしたくてしているというよりも、どうしても生活上からこのような多重債務にならざるを得ない状況にあると。それから、相談に乗ってもらって、いろいろな経費が実はかかるわけですね。先ほども、弁護士の先生に払ったりというようなことも出てまいります。それは、実は分割で払っている方も多いんですけれども、生活を立て直すためには、やっぱりその辺の資金が必要だと。その必要な資金が、実はまた、どこも市のほうに相談しに行ってもしようがないし、銀行に行っても、なかなかというところがありまして、結局どこから借りるかというと、実は町金から借りているという状況が発生しております。これについて、皆さんも恐らく把握されているんだろうと思いますけれども、これは見逃すことのできない現象なんだろうと思いますが、この点についてもどのように把握されているのか、お伺いしたいと思います。  次に、文化施設の件でございます。  この32ページのあらましの中を見ますと、ソフトの面で5,900万円で約6,000万円、そして、ハードの部分が10億円というふうに思ってよろしいんでしょうか。ハードの中にも指定管理者が自主事業という形でやっていらっしゃるようですけれども、その自主事業を各会派のメンバーの方にもらって少し見させていただきましたら、自主事業、何か余りうまくいっていないと申しましょうか、やるにはやるけれども、赤になっているという状況もあるようでございますが、それぞれのここに載っております七つの文化施設の管理運営費なんですが、それぞれの指定管理者はばらばらです。それは仕方ないと思いますが、それぞれのいろいろな経費の中で、随分ここは安くやっているじゃないかとか、経費節減につながっているじゃないかという場合に、指定管理者同士で横の連携というのはとれないものなんでしょうか。また、とることによって、やはり税金の無駄遣いと言うのはちょっといささか語弊があるかもしれませんが、歳費を削ることにもつながるんではないかというふうに思うんですが、その辺のお考えについて伺います。  最後に、自主防災についてでございます。  これについて、先ほど伺っておりますと、50%毎年自主防災の活動をされていないというふうなお話でございました。そうしますと、せっかくつくられた自主防災組織であるにもかかわらず、活動がされないままになっているというのは、やはりせっかくの資機材を税金の中から提供したりしているわけでございますので、この辺についての打開策をどのようにされてきているのか、また、どのようにお取り組みしようとされているのか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。 135 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域振興課長。 136 ◯地域振興課長 地域振興課の野老でございます。  町内自治会の回覧物につきましては、現在、毎週1回水曜日に送る形になっていまして、各課がばらばらに送っているということでございますので、今後月2回ということで課をまとめて一つの封筒で送付したいと考えております。  以上でございます。 137 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、消費生活センター所長。 138 ◯消費生活センター所長 はい、消費生活センターの鶴岡でございます。  まず、一つに、多重債務に対する市の相談等々に対する意見、要望ということだと思いますが、意見、要望や、それから、そういったことに対する聞き取り、まとめはしておるかというお話ですが、今現在は多重債務者の多重債務の解消ということで一生懸命やっておりまして、相談の中でのお話を聞く程度でありまして、改めて意見、要望ということで聞き取ったり、まとめたりはしておりません。  次に、債務解消のために経費がかかっておる、それから、解消後の生活再建には資金が必要だということで、結果として町金から借り入れている状況があるようだ、市はセンターとして把握しているかということでございますが、今現在、先ほど申し上げましたが、弁護士さん等々につないだ後の状況なんですが、うちへお知らせくださいというお話を申し上げているんですが、なかなか連絡いただけていないというところで、今のところは把握ができていないということでございます。  以上です。 139 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、文化振興課長。 140 ◯文化振興課長 はい、文化振興課でございます。
     いわゆる指定管理者間での横の連携ということでございますけれども、それぞれの指定管理者ごとに異なる経費としてのやりくりというのはできないわけでございますけれども、各館の館長及びそれぞれの会社の責任者または担当者等の方と定期的に横の連携を図るべき会議を行いまして、いろいろなノウハウ等についても共有し、市民サービスにもみずからの経営にも寄与できるような話し合いの場を設けているところでございます。  以上でございます。 141 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、総合防災課長。 142 ◯総合防災課長 総合防災課長の川田でございます。  自主防災組織についての御質問でございますが、まず、活動していない団体が50%あるということでございますけれども、午前中の御質問にお答えした約50%といいますのは、活動助成を受けている団体の率でございます。それで、実際に市のほうからの助成を受けないで活動をされているところもございます。  活動の中で支援をする対象としておりますのは、消防署が間に入りまして、消防署のほうに申請をいただいて、消防職員が実際に行って、ご説明をした訓練に参加をしていただいた方たちでございます。それと今後のPR等についてなのですが、現在行われております防災リーダー講習会等で実際に実技を含めた訓練等も行っておりますので、そういったものを活用していただいて、地域に持って帰っていただいて、さらに皆さんに周知していただくようにお願いをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 143 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、三瓶委員。 144 ◯委員(三瓶輝枝君) はい、ありがとうございました。  町内会への配布物なんですけれども、一つの袋で送るということなので、一定の改善をしようとしているところも見えますので、ひとつ、これをやっていただいた後、これでよしというわけじゃなくて、常に町内会長さんたちの、あるいは役員さんたちの意見も聞くような仕組みづくりをしていただきまして、困ったことを改善していけるような、そういった協議会というんですか、町内での、あるいは町会長さんたちのそれぞれの合同会議などの中で集約をしていって、よりよいものにしていただければと。このお金に関しても、そして配布の仕方にしても、また、自主的な活動にしても、いい活動しているところの自治会の多くのほかの方たちも共有化できるような、そういった仕組みづくりなどもあわせて取り組んでいっていただけますようにお願い申し上げたいと思います。それに対して御意見があれば、また伺いたいと思います。  また、多重債務のことなんですけれども、相談に乗っていただいているのは本当にありがたいと思います、確かに。先ほども出ておりました、相談者が話を聞いて法テラスのほうでやってもらったり、行ってもらったり、あるいは弁護士の先生に対策を講じてもらったりということは、本当に頭の下がる思いでございますが、それでも、やっぱりただでできないものもあるということになってまいります。実際には、多目に払っていて、それでよかったねということもあるかもしれません。それはそれもあるかもしれませんが、実際にはまとめて、やっぱり払い続けていかなきゃいけない。多く、あちらから、こちらから借りた、多重債務というぐらいですから、それを一本化にして払いやすくするというか、そういったものを自分できちんと計画的にもしていけるというものもあると思います。したがいまして、払い続ける方が確実にいるわけでございまして、その方の生活再建はやはり必要になってまいります。年金をもらっていたり、あるいは仕事についていたとしても、どうしてもそこまでなかなか手が回らないというような方も出てきております。  先ほど御説明にございましたように、相談には乗るけれども、相談の中にも恐らく出てきているんだろうと思うんです。例えば、まとまって返せるようになったので助かりましたとか、あるいはまた、でも、どうしても返していくのに銀行も貸してくれないし、どうしたらいいんだろうと、そういった切実な声というのは恐らく入っているんだと思うんですね。そういった声が出ているはずです。私自身にもそのような声が寄せられておりますので、実際に区役所の中でどこで、じゃ、貸してくれるんだということ、市役所でどこにあるんだろうと。いろいろな、例えば、勤労市民に貸し付けるような制度があったりもするわけですけれども、どうしてもそういったところが対象にならないというものが出てきておりまして、何か自分の身を削るようにといいますか、食べるものも削りながら、そういった毎日の生活を送っている方もいらっしゃいますので、できましたら、これを早期に千葉市がそういった方たちに対する対策を講じられるように切にお願いしたいと思います。  実際に、先ほど伺ってみますとそんなにたくさんの方がいらっしゃるわけでもないんですよね。ほとんど解決に向けて取り組まれておりますし、また、千葉市内、庁内の掘り起こしなんかも全部で32件。この掘り起こしの中だけでも、やはりしっかりと話を聞いていただく中で、今申し上げたようなことが出ないはずないと思っております、私。実際に、私も税金をためちゃって、これをどうしたらいいだろうという、これは多重債務とはまた違う面なんですけれども、要するに税金の払いをどうしたらいいだろうと相談に行ったときに、これを払っちゃうと自分の生活がきつくなっちゃうんだけれども、何とか庁内でそういう貸付制度があるといいんだけれどもねという話。他市でやっているものを、やっぱり皆さんも知っていらっしゃるわけですよ、実際に。市民の生活の立て直しのために市が全力を挙げて、そういった方たちの対策を講じているということをテレビやいろいろなことで知っているわけですよ。そうすると、千葉市にもそういうのをぜひ欲しいというふうな意見が出るのも仕方のない話なのかなというふうに思いますので、千葉市で貸し付けできる制度に対する庁内での検討会というものは、この間、開かれているのかどうか、また、開かれていたら、どのような状況になっているのか、あわせてお伺いしたいと思います。  次に、文化振興の件でございます。  定期的に横の連携をとってもらって会議もしていただいているというふうに伺いましたけれども、いいサービスも提供していただかなきゃならないし、ある意味、指定管理者となったら行政ではなかなかできないような、また、民間の活力を生かしてということもあろうかと思いますので、その民間の活力を生かしたサービスというんでしょうか、提供が赤になっているという部分、これについて先ほどちょっとお答えがなかったように思いますので、その辺について、今後の解決策をどのように図られようとしているのか。自主事業になりますと、ほとんどというわけじゃないんですが、中には赤を出しているところがあります。せっかく指定管理者で民間のいいところを反映させていこうという仕組みが、まだ生かされていないのかなと非常に残念な気もいたしますが、その辺はどうなっているのか。  それと、もう一つは、経費的な面で、やはり例えば、清掃に関しても、あるいはボイラーがまだあるかわかりませんが、そういった清掃に関すること、あるいは修理修繕に関することで低廉な、そしていい仕事をしていただけるということも、やはり千葉市民の税金を使ってやっていただくわけですから、その部分も改善できるような仕組みをつくっていただきたいと思います。これは、行政でいえば、例えば、こちらのほうの民主党の議員が取り組んでおりますように、エレベーターの設置の問題等があります。そういった課題も庁内では取り組んでいけるような形ができるわけですから、指定管理者だから、そういった経費のことについてはノータッチというわけにはいかないんじゃないかと思います。その点についての再度の御見解を伺いたいと思います。  自主防災組織なんですが、わかりました。活動の助成金がなくても自主的に活動されているというのは、じゃ、それも含めて全体でどのぐらいの活動になっていらっしゃるのか、それも含めると全体では、先ほどの50%ぐらいも含めると、どのぐらいになっているのか。あるいはまた、全く活動がされていないというところも把握されていると思います。そういったところの働きかけというのはどのようにされようとしているのか、されてきたのか、お伺いしたいと思います。お願いいたします。 145 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、消費生活センター所長。 146 ◯消費生活センター所長 消費生活センターの鶴岡でございます。  まず、多重債務に関しまして、相談者の声に耳を傾け、よく聞いてくださいということでありまして、これにつきましては、相談の中で要望というものを今のところ、全くそこまでチェックはしていませんが、相談員さんにお話しして、要望がある場合には出すようにということで、ちょっと調べるというようなことでさせていただくと。  それから、貸付制度についてでございますが、庁内に検討会を設けてはという話ですが、現在、その検討会を設けるということは全く考えておりません。ただし、千葉市多重債務者支援庁内連絡会議がございますので、この中で、先ほど申し上げましたが、職員の研修、それから各所管の横の連携等々をとる中で、そういうこともあるということで、また勉強をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 147 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 148 ◯市民部長 1点目の町内会のほうの意見を聞くような仕組みづくりというお話がございました。これにつきましては、これからも自治会の連絡協議会、市連協ですとか区連協等、そういったようなことで役員会等がございますので、そういった中でしっかり意見を聞いていきたいと思っております。 149 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、総合防災課長。 150 ◯総合防災課長 自主防災組織の活動についての御質問でございますが、まず、全体での活動の割合というものは、残念ながら、把握はしておりません。  それから、先ほどのお答えの中で、もう一つあるんですけれども、実際には活動をしていても、その対象となるものの申請をしていないというものもございます。  それで、今後のPRなんですが、現在、区の地域振興課の中に安全・安心係がございます。また、そのほか、消防署の各窓口のほうにこういった助成の制度についてのパンフレットも置かせていただいて、市民の皆さんにできるだけ広く活用していただくようにPRに努めているところでございます。また、おかげさまで出前講座のほうも大変好評をいただいて、たくさんの数をやっておりますので、こちらの中でもPRをしていきたいと思っております。  以上でございます。 151 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、文化振興課長。 152 ◯文化振興課長 はい、文化振興課でございます。  初めに、自主事業で赤字になっている事業もあるという件でございます。  まず、自主事業につきましても、私どももちろん各指定管理者のほうのいろいろなお考えに沿って御尊重してはいきますけれども、その事業の効果、また経費面についてもいろいろ相談もしくは協議等は適宜行っております。そうした中で、指定管理者の安定した経営について、私どもとしても御一緒に考えさせていただいているところでございます。  また、いわゆる修繕とか清掃とかも含めました、そういった仕組みづくりということでございますけれども、次年度と申しましょうか、ことしの夏から秋にかけましては、次の指定管理の募集も始まるところでございます。そうした中で、今までのいろいろ指定管理者の抱えた課題、それから私どものやはり抱えた課題等を十分織り込みながら、またよい募集がしていけるように努めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 153 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、三瓶委員。 154 ◯委員(三瓶輝枝君) 御答弁ありがとうございました。  文化振興の件で、やはりソフトの面が、先ほどもありましたようにかなり減ってきてしまっているという点で、大変危惧をしております。財政難ですから、この辺は仕方ないかなというふうには思いますけれども、やはり千葉市民の文化振興のために少しでも寄与していただければと。今のところは我慢をしていかなきゃいけないかなと。その反面、施設管理におきますと、なかなかまだまだそこまでいっていないのかな、到達していないのかなと思います。いろいろな課題はあろうかと思いますけれども、指定管理者側、あるいは千葉市側の、先ほども御答弁ございました課題、これは、まさしく税金の使い方に尽きるんだろうと私も考えております。その課題の解決のために、ぜひまた御奮闘していただきたいと思います。  それとあと、自主防災についてはどこがやっているかどうか、まだ把握されていない部分もあるというふうに伺いました。お金をもらってやれば把握できるんでしょうけれども、そこまで、お金をもらっていなくて自主的にやっているところは把握できないという御答弁でございましたので、それらも含めて、これは市民の命と財産にかかわることですので、その壁を乗り越えて把握されるような仕組みづくりとか制度づくり、自主防災については、町内自治会だけじゃなくて、いろいろな団体がやっていらっしゃいますので、その団体から報告をいただくとか、改善点もできるんじゃないかと思います。やはりやっていないところの掘り起こしにもなりますので、ぜひ対策を講じていただきたいと思います。  あと、多重債務については、今後、この要望なども伺っていくというふうに伺いましたので、ぜひその把握に努めていただいて、特に税金を払いに行くときに市民の切実な声が出ておりますので、そういった窓口に当たっている方にも実際にそういった声を拾い上げてもらえるような取り組みをぜひしていっていただきたいと思います。これは要望です。よろしくお願いいたします。 155 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、小川委員。いいですか、後で。 156 ◯委員(小川智之君) いいです。指名されちゃったから言います。はい、質問させていただきます。  市民局は、予算が結構いろいろ大変な状態になっているということなので、逐一いろいろ聞いていきたいなというふうに思っています。  まず、市民公益活動促進につきましてですが、市民活動センターの運営とボランティアズカフェの運営でありますけれども、ボランティアズカフェが、私の印象だと、余り何か機能がうまくしていないのかなという印象がございます。そこで、市民活動センターの運営状況、それとボランティアズカフェの運営状況についてお聞かせ願います。それと、登録団体数というのは、推移はどうなっているのかということも、あわせてお願いいたします。  それから、区役所等の改修なんですけれども、緑区の熱源設備等改修実施設計とありますが、今、現状、緑区役所のこの熱源設備はどのような状況なのか、今すぐ対応しないとやばい状況なのかどうか、それとも計画的な修繕期間なのかということをお聞かせ願います。  それから、区民のふれあいにつきまして、自主事業が若干ふえてはいるものの、防犯ウオーキングが33万円ほど減っています。これの減額の理由を説明していただくとともに、昨年、区民まつり以外の自主事業はどのようなことをやられたのかということをお聞かせ願います。  それと、拡充という感覚、観点はどういう考えのもとでの拡充なのかということをあわせてお伺いします。  続きまして、インターネットモニターなんですけれども、インターネットモニターの今の登録状況というのはどの程度なのか、目標数というのはどのぐらいなのか、お聞かせ願います。  それから、地域振興課に関しては、先ほど来出ている行政事務委託料の件なんですが、連協と契約ということなんですが、この契約書というのがあるのかないのか、お聞かせください。  それから、地域振興課だと、美しくする会の事務局を地域振興課が兼ねていると思うんですが、千葉市を美しくする会の主要な財源というのは、たしか100円募金で成り立っていると思います。そこで、100円募金の、いわゆる自治会拠出分はどのぐらいを占めているのか、金額はどのぐらいなのかということをお聞かせください。  続きまして、路上喫煙等の防止なんですが、なかなか私、路上喫煙の禁止の巡回に会ったことが余りないんですよね。活動時間はどういう時間なのかということをお聞かせください。自動車、自転車はよく会うんですけれども、この路上喫煙は全然会わないということで、よろしくお願いします。  それから、ちばし安全・安心メール、これについても今の登録状況というのはどれぐらいで、もともとの目標数というのはどのぐらいなのか、お聞かせください。  それから、防災はいいかな、みんなが聞いていましたので。  文化振興に関しまして、千葉市はたしか5か年計画か何かで第7章、さまざまな交流から新しい文化を創造するというふうに書いてありますが、今、この政策目標はどのように達成されているんでしょうか。  それと、文化芸術振興に関しまして、今回市民オペラが300万円増額、ベイサイドジャズが200万円増額されておりますけれども、その理由をお聞かせください。  それから、そのベイサイドジャズに関しまして、例えば、モントルーという千葉市の姉妹都市がジャズフェスティバルが非常に有名な都市なんですけれども、こういったところとの交流を図っているのかということもあわせてお伺いします。  それから、女性センターに関してなんですけれども、名称変更を我が会派でずっと求めてきたんですが、各市で女性センターという名称を使っているところはどのくらいあるのか、お聞かせ願います。  それから、ふるさとハローワークについてですが、今、これまで蘇我のほうの勤労市民プラザか何かで、たしか千葉市の相談というような業務もやっていたんですけれども、これの今、利用状況はどういう状況になっていたのかということをお聞かせください。  それから、労働対策で技能功労者表彰がありますが、これの今年度の予算の金額、それからいつ行われるかということをお聞かせ願います。  あと、済みません、さっきの行政事務委託料のところなんですけれども、集団回収のほうも減額になっているということは、当局は理解していたのかどうかということをお聞かせください。  以上。 157 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民総務課長。 158 ◯市民総務課長 はい、市民総務課でございます。  市民活動センターとボランティアズカフェの運営状況でございますけれども、当初、市民活動センターは平成14年開設しております。当初のうちは市独自でやっていたんですけれども、平成15年からNPO団体のほうに運営をお任せしております。一方、ボランティアズカフェなんですけれども、平成19年7月に開設いたしまして、こちらは、当初、社会福祉協議会のほうに運営を委託しておりまして、翌年からNPO法人のほうに運営を委託するようになりました。  それから、登録団体数でございます。数字的には毎年非常にふえておりまして、平成14年から申し上げますと、191件、平成15年が252件、16年が292件、17年度が320団体、18年度が358、19年が377、20年が425で、平成21年度なんですけれども、これ、申しわけございません、12月末現在ということで申し上げますと、451団体ということで、毎年数はふえている状況でございます。  あと、ボランティアズカフェのほうなんですけれども、委員おっしゃるとおり、利用者が非常に、非常にというか、少のうございまして、平成19年度が1,417人、20年度が1,813人、21年度が、これもまた12月末現在なんですけれども、1,534人ということで、私どものほうも何とかこの利用者数を、場所的には非常に、駅前ということでいいところなものですから、何とかふやしたいということでポスターをつくったり、いろいろ工夫しているところでございます。また、委託団体のほうでいろいろなイベント等を催していまして、利用者は、徐々にではございますけれども、ふえているところでございます。いずれにいたしましても、今後さらにふえるように催し物をさらにふやすとか、いろいろ情報発信していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 159 ◯主査(宇留間又衛門君) 区政課長。 160 ◯区政課長 はい、区政課長、片桐でございます。  まず、1点目、緑区役所の熱源の改修についてですが、現在、すぐ改修しなければいけないという状況ではございませんで、建ててから17年の年数が経過したことに伴う経年劣化で、計画的に修繕するものでございます。  それから、2点目、防犯ウオーキングが減になっている理由でございますが、基本的には登録者数が年々減ってきておりまして、この登録者数の実態に合わせて購入数を昨年に比べて減らしたということでございます。  それから、3点目、ふれあいまつり以外の自主事業、どんなことがあるかということですが、主だったものを三つほど申し上げますと、例えば、花見川区では藤棚、花見川区の川沿いに藤棚がございますけれども、これの整備事業というのがございます。あと、稲毛区では子供たちのためにクリスマス映画会とかというようなことをやったり、あと緑区では花のあふれるまちづくりとして花壇づくりを地元の方々とやったりしております。  それから、最後ですが、拡充の考え方ですが、基本的には個別の事業について、来年度の事業については、現在、区においてどういう事業が効果的かということについて検討しておりまして、現時点で申し上げているのは、金額面で約210万円ほど昨年に比べて多いという点から拡充という考え方で整理しております。  以上でございます。 161 ◯主査(宇留間又衛門君) 地域振興課長。 162 ◯地域振興課長 はい、地域振興課の野老でございます。  まず、1点目のインターネットモニターの登録者数でございますが、当初、目標数が登録者数2,000人ということでございました。2月1日現在、本年度2,029名でございます。しかしながら、当初、回答率を60%で見込んでございましたけれども、若干60%に届いていないということでございますので、さらに応募をかけて2,200名程度を予定しております。回答率がちょっと悪くて、アンケートの信頼度が、そうしますと、60%でありますと95%ということで、当初の目標の回答率が悪いということでございます。  それから、市連協と行政事務協力費の契約書でございますが、千葉市町内自治会連絡協議会会長さんと市長とで契約をしております。  次に、美しくする会の募金等でございますけれども、美しくする会の賛助金、寄附金につきましては、20年度決算で1,393万円でございます。そのうちの75%、1,047万円が町内自治会さんからの御寄附でございます。本年度3月5日現在で、若干減っておりますが、町内自治会さんの御寄附、賛助金が937万円でございます。  以上でございます。 163 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 164 ◯地域振興課長 地域安全課長の北川です。よろしくお願いします。  路上喫煙の活動時間ということでございますが、現在、平日は午前9時から午後4時まで、16時まで実施しております。また、金曜日につきましては、7時から14時というようなことで実施をさせていただいております。また、土曜、日曜につきましては、これは各1回ずつになりますけれども、午前7時から14時、また12時から19時というような形で月各1回ずつ実施しております。これにつきましては、JR千葉駅の東口約8ヘクタールの部分で、まず、4人がここで従事しております。そのほかに、JR稲毛駅周辺で2人で巡視しております。また、JR海浜幕張駅で2人で、オレンジ色のベストを着て巡視しておりますので、一応目立つ姿で巡視活動を行っております。  以上でございます。  済みません。それとあと、安全・安心メールの回数でございますけれども、今の登録者数は3万540人でございまして、現在のシステムの登録容量というものが5万人になっておりますので、目標というものは定めておりませんけれども、一応5万人を目標としておったというふうに考えております。  以上でございます。 165 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、文化振興課長。 166 ◯文化振興課長 はい、文化振興課でございます。  文化に関係する御質問のうち、まず、5か年計画の関係でございますが、さまざまな交流から新しい文化を創造するということになっております。私どもといたしましては、平成20年3月に文化芸術振興計画を策定いたしまして、個性豊かな新しい千葉文化の創造という理念のもと、個性、世界性、そして市民主体という基本目標を掲げて、これらに向けて全力で取り組んでおるところでございます。その中で、庁内の横断的な全庁に及ぶ会議、それから外部委員による意見をいただく会議を設けるほか、庁内の各課における事業の文化等にかかわりのある事業、約60事業ほど今ふえてまいりましたが、そういった事業の展開を全庁的に進めようとしているところでございます。  それから、オペラとジャズでそれぞれ300万円、200万円と増額になった理由でございます。  まず、オペラにつきましては、青少年ミュージカルと隔年で開催をしておりまして、前回、第9回を行ったときの、いわゆる市からの補助金が800万円でございます。こちらにつきましては、市民オペラの実行委員会が行う事業費はもっと大きい額があるわけですが、そのうち、市のほうで負担する額が800万円でございました。しかし、そのさらにもう1回前は約1,300万ほど市から補助しておったのですが、全体の補助金も下がった中で、前回に限っては、それまでニューフィルさんを使っていた、いわゆるオーケストラが使う費用が出なくなりまして、工夫を実行委員会のほうがされて、ピアノ1台とチェンバロ1台という形式で趣向を凝らしたような形での市民オペラの開催となったところでございます。ただ、本来やはり規模は、いろいろ考え方も演目によっても違いますけれども、オーケストラが呼べるオペラを目指すということで、今回300万円、前回と比べれば300万円増額した1,100万円という形になっております。  また、ベイサイドジャズでございますけれども、ことし9月末から10月に行われる千葉国体にあわせて実施時期も例年の9月の1週から10月の1週に移して実施しようと考えておりますが、選手宿舎等の多い幕張にも会場を設けて、国体と絡めながら展開をしていこうとするものとして若干増額となったところでございます。  最後に、モントルーとのジャズフェスティバルとの交流でございますが、交流はしておりません。  以上でございます。 167 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、男女共同参画課長。 168 ◯男女共同参画課長 男女共同参画課長、丸島でございます。  女性センターの名称についての御質問でございますが、現在、本市以外で女性という名称を使っている女性センターは、18政令市中、千葉市以外では静岡市、堺市の2市でございます。  以上でございます。 169 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、勤労市民課長。 170 ◯勤労市民課長 ふるさとハローワークの蘇我勤労市民プラザで行っております就職相談の件数でございますが、平成21年度は来所者数が2,616人で、紹介件数が342件、そのうち就労に結びついた方が52人、これは昨年の12月末現在の数字でございます。  それから、技能功労者表彰でございますが、これは平成22年、ことしの11月9日、千葉市文化センターのほうで行います。予算額としましては267万4,000円を計上させていただいております。
     以上でございます。 171 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 172 ◯市民部長 団体回収費が減になることを承知しているかということでございます。環境部のほうで所管しております資源回収促進奨励補助金につきましては、自治会でありますとか、子供会、PTA等が古紙、布類の集団回収を行ったときに奨励補助金といたしましてキロ単価3円から2円に交付単価が減額されるということは承知しているところでございます。  以上です。 173 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、小川委員。 174 ◯委員(小川智之君) はい、済みません、細かくいろいろとお聞きしまして。  これからさまざまな、熊谷市長も結構市民活動とかに力を入れていくということで、やっぱりそういった部分での市民センター、ボランティアズカフェの運営というのは重要になってきます。ボランティアズカフェも全然、立地はいいんですけれども、場所は悪いんですよね、実を言うと。皆さん多分、知っている人は少ないんじゃないかなとかと思っています。そういった部分で、そういう情報発信、周知というのは、やっぱりつくった以上は活用してもらわないと困るわけですから、これはすべてのことに言えるんですけれども、そういった観点をしっかり持って運営してもらいたいなと思っています。  一方で、順番がまちまちになっちゃいます。順番どおりいったほうが忘れなくていいのか。  熱源改修なんですけれども、これは、計画的に修繕をしているということであります。先ほど会議指針がありましたよね。計画的にいろいろなものが進められているということがあるんですけれども、今回そういう計画をほとんど無視したような予算を組まれていて、対症療法的な予算が多いという実感なんですね、正直言って。であれば、ここも対症療法的にやるべきじゃないかというふうに私は思います。いや、だから、使えるんだったら、少しでも延命してもう少し使って、今回の予算から見送るべきなんじゃないかなというのは、考えとしてはあります。こっちは片や計画的に、片や何かそういう無計画に外部評価を受けたからとかというわけのわからない理由でやられてしまうというのは、ちょっと私としては納得いかないところかなというふうに思っております。  それから、区民のふれあい事業なんですけれども、拡充の考えがしっかりしていないのに拡充するというのがおかしいですよね。どういう理由で拡充するのかというのがあって初めて拡充、今、予算が少ない、少ないと言って、お金がつけられないとみんなが悩んでいる中で、少しお金をどこで削ろうかとやっているのに、拡充しているのに、ちょっと今、私は区政課長の答弁はひどいんじゃないかなというふうに。正直、これから考えます的な部分で事業をやっていくのか。拡充するには、それなりのねらいというか、あるわけですから、もう一回その辺の答弁をお願いしたいなというふうに思っております。  防犯ウオーキングの件は、了解いたしました。  インターネットモニターなんですけれども、私、インターネットモニターにしても、ちばし安全・安心メールにしても、これはこの間の代表質疑でも、最後に早口になっちゃっていろいろ言ったんですが、これも今後の広聴・広報機能として非常に重要な役割を果たすわけですね、インターネットモニターって。お金をかけずに市民に対して情報を周知したり、市民からの情報を吸い上げるという部分での可能性というのは、非常に高いジャンルなわけですよ。そこにやっぱり力を入れるべきなんじゃないのかなと。ということであれば、積極的に、例えば、市の広報物、さっき行政事務委託料の中で言っていましたけれども、いろいろな広報物が千葉市から出ますけれども、千葉市の広報物に必ず登録をお願いしますとか、そういった啓発をちょっと載せるだけで十分効果的だと思うんですね。そこにQRコードを載せるだとか、URLを載せるだとか、URLを載せるだけじゃなかなか難しいので、QRコードだとか、最終的には、私はフェリカ貸与とかができて、フェリカでとれるとかとなると、すごく簡単に登録もできるようになりますし、そういったことを視野に入れつつ、ちばし安全・安心メールもインターネットモニターも積極的に拡大を図るべきだと。サーバーが5万人しか対応できないということであれば、それはもう拡大すべき内容であって、安全・安心メールはやっぱり市民に対して一番周知してほしいわけじゃないですか。95万人で5万人ですよ。何割ですかという話ですよね。そういう感覚で、ぜひ取り組んでもらいたいなというふうに思います。  あと、行政事務委託料に関しましては、後で契約書を見させてください。  それと、私の意見としては、ここの部分、100円募金をやめちゃったらどうだという話ですよね、そうしたら、行政事務委託料を取るのであれば。といっても、ツーペイにはならないですよね。多分、今回減らすやつが約2,900万円ぐらいですから、これを返したところで1,000万円ちょっとですから、ツーペイにはならないにしても、お金は巻き上げる。巻き上げるという言い方は失礼ですけれども、お金はほぼ強制的に、募金という名の、募金じゃないですよね、ほとんどみかじめ料みたいな感じで取られていますけれども、参加料なのかわかりませんけれども、美しくする会のための参加料なのかもしれませんけれども、そこら辺をもう少し精査したほうがいいのかなというふうに思います。じゃないと、先ほど言ったように集団回収の件、部長は承諾していますと言っていますけれども、承諾していたら、はっきり言って自治会の運営費がどんどん減っちゃうんですよね。子ども会がやっているところもあるし、自治会が運営しているところもありますけれども、主体はさまざまですけれども、でも、子ども会だって自治会の中の一部であって、では、その地域で一生懸命頑張っている人たちがだんだんやる気をなくすような形になっていく。だから、そこら辺が、私、どちらかというとセクショナリズムというか、所管は、これはどちらかというと環境局、これは市民局だから、余りその辺をどういうふうに考えているのかという自治体に関する考え方というのが、やっぱり統一的な見解が出ていないんじゃないかなというふうにしかとれないという感じなんですよね。だから、そういう部分で、もう少し市全体で考えていただきたい内容であります。  この路上喫煙の防止なんですけれども、多分聞いている人みんなが思ったんですけれども、こんな時間に人は歩いてねえよという時間にやっているんですよね。一番効果的な時間がいつなのかということを考えて、逆に言うと、これを減らしてでも、私は土日に人数をふやすべきだと思います。土日も一番人が多い時期とかで、夜とか何かはひどいですよ、はっきり言って、路上喫煙なんていうのは。そういった部分で、やっぱり効果的なところ、人がいるところに啓発活動をしなければ、これこそまさにお役所仕事以外の何物でもないですよね。だから、この時間、9時から16時って普通みんな仕事をしていますから、外を歩いていませんから、歩いているのはサラリーマンが営業で歩いているぐらいで、そういう人よりかは、むしろやっぱりもっと効果的に人が歩いている時間帯というのをねらってやるべきだということを申し添えておきます。  それから、文化振興に関してなんですけれども、ちょっと私、1問目で質問するのを忘れちゃいましたけれども、文化振興財団が結構「あでるは」を削られたり、地域文化支援事業、舞台芸術鑑賞というやつですね、これも事業費が2分の1に減らされて、平成23年以降廃止というふうになると、文化振興財団、そろそろ何か存在価値がなくなってきたなという感じがするんですが、当局として文化振興財団にこれから期待することというのは何かということも一回お聞きしておきます。  それから、ベイサイドジャズと市民オペラの件。増額の件は、納得はするんですけれども、一方でほかのところのイベント、産業まつりを初めとしたイベントが軒並み、21のイベントがたしかゼロ回答で休止になっていると思ったんですが、そういった状況でふえるとなると、何か国体がと言われたら、ほかのイベントの人たちも、我々も国体に協力するから補助金をふやしてよと言われたら、それまでになっちゃいますよね。そこら辺も、ここは所管が違うからという感じでやられているのであれば、私は残念な対応だなというふうに思います。  ベイサイドジャズに関しても、私はすごくいい事業で、取り組みで、これからも頑張ってもらいたいというのに、例えば、姉妹都市をやっている部分、それはモントルーですごい有名なジャズフェスタがあるのは皆さんも御存じだと思うんですけれども、もともとのモントルーとの交流の始まりは、確かに国際映像祭なんですけれども、国際映像祭を千葉のほうがやらなくなって、どっちだっけ、どっちかがやらなくなっちゃったんですよね。どっちもやらなくなっちゃったのかな。国際映像祭だったんですけれども、だけれども、やっぱりジャズは両方ともまだ継続的にやっているわけですから、このジャズの部分で交流するとか、たしかほかの政令市も、ヒューストンだかテネシーだか忘れちゃいましたけれども、どこかもすごい有名なジャズフェスティバルをやっているんですよね。  そういった部分で、ここでいうと、さまざまな交流から新しい文化を創造すると、こうやって言っているわけですから、国際交流課は市長公室ですから、我々は市民局ですから関係ありませんということではないと思うんですよね。まさに、こここそ、こういう国際交流の中から新しい千葉市の文化を創造していってほしいなと思うところです。そういうことによって、このベイサイドジャズというものに対する千葉市民の思い入れというのも強くなってくるんじゃないかなと。そうすれば、多分予算がふえた分に関しても納得という部分はあるかもしれませんけれども、現状のままで国体があるから200万円増額ですというのは、なかなか納得が得られないところではないのかなというふうに思います。  それから、女性センターの件は、もう堺市と静岡、政令市といっても後発政令市のところだけですので、これはもう早く女性センターの名称というのは、むしろ逆差別的な話になっちゃいますよね。男性センターはあるのかというふうになってしまいますので、それは目的が男女共同参画社会を目指すということであれば、男女共同参画センターというのがふさわしい名前なんじゃないかと思いますけれども、今後アンケート調査等によってふさわしい名称を募集されると思いますけれども、女性センターの名称改称については早くお願いしたいというふうに思います。  それで、ふるさとハローワークの件というか、蘇我のほうも、私、思った以上に人が来ていないと思うんですよね。これは、やっぱり周知が徹底していないのと、どうしても私の印象だと、就労関係はハローワークに行かなきゃいけないという印象があって、しかも、ハローワークも一番はすぐそこのハローワーク、幸町のハローワークが多分みんなが行くところで、あそこはめちゃめちゃ込んでいますよね。だけれども、その他のハローワークはそんなに込んでないんですよ。そうなると、せっかくつくった稲毛のふるさとハローワーク、人が来ない可能性が非常に高くなっちゃう。この辺をどう機能的にしていくかということも、しっかり考えていただかないといけないのかなというふうに思います。私は代表質疑で言いましたけれども、設置しました、だれも来ませんでしたということであったら、国がせっかく金出して、やろうぜと言っていることに関して、千葉市はやっていますけれどもというだけではだめだと思うので、そこら辺は、本当に、あそこの幸町に来ている人たちにも、こっちでもこういうのをやっていますとかというのを知らせたりだとか、全体的な情報発信というのをしっかりしていただきたいと思います。  技能功労者表彰につきましても、これはすごくいい制度なんですけれども、見ている人が関係者だけなんですよね、いつもね。私がいつも思うのは、表彰関係というのはやっぱりいろいろな人に認めてもらって、千葉市にもこういうマイスターがいるんだということを知ってもらうのが重要だと思うんですね。それによって、表彰された人もすごくうれしいというふうに思うんです。せっかく11月にやるんであれば、私は、市民の日に一緒に統合したほうがいいと思います。市民の日に統合したほうが、より多くの市民にアピールできるし、どっちにしろ、あそこでは表彰をやっているわけです、市政功労表彰とか。そういう人たちも、技能功労の表彰で来る。応援する人たちもそこに来る。そうすると、違う人の表彰も見れるということで、効果が倍増されるわけですね。かつ260万円という金額が必要なくなるわけですよ、そこで。だから、やっぱりそういったところの統合も考えて、局をまたいで同じような似た業務の統合というのを考えていかないと、これだけ財政厳しいと言われているんだから、それはやっぱり横串を一串刺すという感覚がないと、本当に財政がよくならないと思いますので、ぜひそこら辺も含めて御検討いただきたいなというふうに思っております。  とりあえず2回目は、以上です。 175 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、生活文化部長。 176 ◯生活文化部長 今回、事業評価によって削減された文化振興財団の事業でございます。  舞台芸術鑑賞事業につきましては、市民にすぐれた音楽、演劇等の鑑賞の機会を提供するという事業でございます。今、財団といろいろ話をしてございまして、これから財団みずから収益性のある事業を厳選して実施するなど、自立性のある事業展開に移行できるような、そんな話をしているところでございます。  また、「あでるは」につきましては、「あでるは」の補助金がなくなってしまうということで、文化振興財団と、今、綿密にいろいろと話をし、お互いの考え方も交換し合っているような状況がございます。私ども、文化情報紙の発行の必要性については十分認識をしておるところでございまして、スポンサー企業の発掘や掲載内容の規模の見直し、さまざまな工夫を行いまして、文化振興財団が引き続き情報発信できるような、こういう支援をしていきたいと考えてございます。財団は、大分規模は縮小するようでございますけれども、引き続き「あでるは」を発行していきたいと、このように言っております。市内の文化イベント情報などを引き続き発信をしていきたいと考えてございます。 177 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、区政課長。 178 ◯区政課長 はい、区政課長、片桐でございます。  まず、1点目、緑区役所の熱源改修についてですが、先ほど十分な説明が至りませんで、申しわけございませんでした。  まず、現状を申し上げますと、経常的な修繕というのは頻発しております。かといって、今すぐとまるという危機的な状況にはないというところでございます。ただ、来年度予算を仮に措置していただきましても、1年間設計の年次が必要になりますので、それから工事がもう1年先ということになりますので、実際新しい熱源が稼働するのはあと2年先ということになります。したがいまして、今は危機的な状況にないにせよ、あと2年先にはかなり経常的な修繕が頻発するだろうという想定のもと、現在、若葉区役所、それから中央区役所で熱源の改修を行っておりますので、それに続いてこちらを修繕するという意味で計画的修繕というふうに私は申し上げました。  それから、2点目、ふれあい事業につきましても、言葉が足りませんで、申しわけございませんでした。区役所機能強化の中で、これまでは区役所というのは窓口サービスの提供というのをメーンに考えておりましたけれども、これだけ市民ニーズが多様化してくる中で、予算が縦割りになってくる中で住民のニーズにどうやってこたえるかということを考えていくと、そうするとやはり、地域の行政のサービスを担う区役所である程度区長裁量による事業展開をすべきであろうということが、各政令市を見ているとごらんいただけると思います。つきましては、千葉市も縦割りの予算ではなく、区長の裁量によってどれだけ住民の意を反映した事業、個別のふれあい事業を展開できるかということを検討していくという意味で、来年度から200万円ほどでございますけれども、拡充をさせていただいて、皆さんの意見を、例えば区民対話会等で聞きながら、よりよい行政を展開していきたいと、そういう意味で拡充をさせていただいた次第でございます。  以上でございます。 179 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 180 ◯地域振興課長 地域安全課の北川でございます。  今、小川委員からおっしゃられましたように、安全・安心メールにつきましては、いまだ加入者は不足していると感じております。今後につきましては、登録者の増加に向けましてホームページへの掲載ですとか、あと防犯パトロール隊への案内、連絡等ございますので、そういった中に、また安全・安心メールの加入方法ですとか、協力依頼ですとか、そういったものを掲載していきたいというふうに考えております。また、そのほか、地域安全まちづくり講座等のイベント等もございますので、そちらにつきましても、そのイベント開催の中でお話をしていきたいというふうに思っております。  また、路上喫煙の時間につきましても、ちょっと説明不足ですとか、今の状況を私どももかねてからいろいろ御意見をいただいているところでございます。平成22年度から、早朝は6時30分から、また夜につきましては19時ぐらいを範囲の中にいたしまして、1日7時間を割り振っていきたいなというふうに思っております。それと、また土日につきましては、平日、休日区別することなく、そのような時間帯、例えば、6時30分からですと1時半ですか、また9時から16時、あと12時から19時というような中の交代の中でやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 181 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 182 ◯市民部長 100円募金をやめたらどうかという御提案がございました。先ほど地域振興課長が答えましたように、約900万円ぐらいの募金が集まっているわけでございます。そうした場合に、親子三代夏まつりの実施がどういうふうになるのか、そういったようなことも含めまして、美しくする会と協議、検討させていただきたいと思います。 183 ◯主査(宇留間又衛門君) 勤労市民課長。 184 ◯勤労市民課長 ふるさとハローワークの周知の関係でございますが、御指摘のありましたとおり、実際に御利用いただかないと、やっぱり絵にかいたもちになりますので、今後、国のほうと運営の協議会を設立する予定になっておりますので、その中で周知についても積極的に行っていくような協議を進めてまいりたいと考えております。  また、表彰の関係でございますが、委員御指摘のように、市民の日の市民表彰ですとか、あと教育委員会でやっている教育功労表彰とか、いろいろな表彰がございますので、そういった所管と意見交換もしくは情報交換をさせていただきまして、できるだけ統合できるところは統合するようなことを今後調査してまいりたいと考えております。  以上でございます。 185 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、文化振興課長。 186 ◯文化振興課長 文化振興課でございます。  ベイサイドジャズの関係でございますけれども、ベイサイドジャズの実行委員会、それから千葉市文化振興財団の主催者2団体と私どもも含めた3者が一体となって、今年度13年という歴史を重ねてきておりますが、さらなる充実、発展していけるように、先ほどの国際交流のお話等も含め、工夫、改善に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 187 ◯主査(宇留間又衛門君) ほかに。はい、小川委員。 188 ◯委員(小川智之君) はい、ありがとうございます。  やっぱり答弁はしっかりしてもらわないと、区政課長、特に誤解を生みますので、その辺をしっかり答弁してもらいたいのはありますけれども、一方で、自主事業の件なんですけれども、これだけ軒並みほかのやつも削減している中で、私は区民まつりだって削減しなきゃいけないのかなと思っています。ただ、私は実行委員の方々からいつも怒られて、弁当代も削られて、もうやる気もなくなっちゃうよねと言われていますので、余り削るのもどうかなとは思うんですけれども、工夫の余地はあると思うんですよね、いろいろと。  その辺を踏まえて、自主事業だってお金ありきじゃなくて、やっぱりその辺は、まずは各区で自主事業をやるというのは大事なので、いろいろな知恵やアイデアは、お金はなくても出せるものは幾らでもあると思います。そういった部分の中で、私は、本当は減るところだったんだけれども拡充しましたみたいなというぐらいの感覚で、現状維持ぐらいでよかったのかなというふうに思っています。その中で頑張っていただいてやれるというような方法で考えてもらうのがいいでしょうし、区民対話会のお金をうまく流用するのもいいのかもしれないですけれども、いずれにしても、もう少しやっぱり、あれだけ市民の方に、今回の予算というのはほかのイベントに対してもゼロ回答とかするぐらいとか、事務手数料まで削るという、禁断ですよね、まさに。聖域の部分に手をつけてしまったのにもかかわらず、やっぱりここで拡充するときの理由づけをしっかりしておかないと、どうやっても市民感情的には納得いかないところだと思いますので、そこら辺を踏まえて、今後執行面に当たってもしっかりやっていただきたいなというふうに思っております。  それから、ほとんどに関しては前向きな答弁をいただいていますので、路上喫煙等も今後の課題を認識していただいているようですから、しっかりやっていただきまして、安全・安心メールも登録のほうを進めていただきたいと思いますし、インターネットモニターもあわせて当然そのようにしていただきたいというふうに思っております。  文化振興に関してなんですけれども、実は前も言いましたけれども、政策評価では、いわゆる市民指標の中で、千葉市に対する文化的に充実しているかといったら、していないという回答のほうが、いわゆる満足度は低いわけですよね、文化的に関しては。それなのに、文化振興の費用が削られるということをやっております。これもお金がないんだからしようがないと言われますけれども、お金がないなら知恵を出して工夫する、独自性をやっぱり出していく。千葉にはどういうものがあるのかという、やっぱりそういう一つ一つの資源を大事にしていく。さっき言ったような、私は一例をあくまでも申しただけで、必ずそれをやれというわけではありませんけれども、さっき言ったような、例えば、そういうモントルーなんかでの有名なジャズフェスティバルがあるのに、千葉でもこういうベイサイドジャズというのをやっているのに、それが全くやってこなかったということは、私は逆に言うと驚きですよね。もったいないですから、やっぱりそういう千葉市が持っている資産というのはいろいろなものがあるんですよ。別に、土地とか建物が資産じゃなくて、ソフト事業だっていろいろな資産があるわけです。そういうものを有効活用していくという発想を常に持っていかないと、この財政厳しい折の中で千葉市の独自性を出す、都市間競争に勝ち抜くんだというふうになってくると、やっぱりそういう独自性というのが大事になってきますので、ぜひそういった部分で力を発揮していただきたいなというふうに思います。  私、ちょっと1点質問するのを忘れちゃったものがありまして、最後にこれを1点質問させていただきたいんですけれども、千葉市が実施している結婚相談所の対応が悪いという、事務的であるというふうに聞いているんですけれども、どのような職員が対応しているのか。また、本人以外の相談は受け付けないとのことであるが、だとすれば土日に対応すべきじゃないか。ウィークデーは、一般的にはなかなか婚活したくてもできない人が多いので、結婚相談も先ほど言ったように結局効果的にやるにはいつやるべきかということを考えてやっぱりそういう窓口対応を土日にやるべきじゃないかと思いますけれども、その見解をお聞かせ願います。  というか、結婚相談所に関しましても、そろそろいろいろな結婚相談センターとかありつつも、前も質問しましたけれども、これに関しても千葉市で何でやる必要があるのと言ったときの答弁も、いろいろ公的なところで何か信頼度が高いだとか何とか、そのような話だったと思うんですけれども、そういったものも含めて、もう一度御答弁をいただいて、いずれにしても、最低限やっぱり接遇という部分、この後、もう3回目だから言えないので、言っちゃいますけれども、接遇面というのは非常に今後大事になってくると思うんです。接遇って、マクドナルドで書いてありますけれども、スマイルはゼロ円なわけですよ。お金がかからないわけですよね。接遇態度で文句を言われるのはもったいないですよね、はっきり言って、正直言って。そういった意識をやっぱりちゃんと皆さんそれぞれが、結構ここに来ている皆さんはよくわかっているんですよね。肝心かなめの窓口の人はここにはいないので、そういった部分の意識というものをしっかり持っていただくことをお願い申し上げ、今の質問にも御答弁いただきたいと思います。  以上です。 189 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域振興課長。 190 ◯地域振興課長 地域振興課の野老でございます。  結婚相談所の相談員につきましては、教育委員会のOBの女性の方でございます。  それから、申し込みにつきましては、本人が申し込みに来るということが前提でございます。土日の開催につきましては、現在、政令市でやっているところはございません。それで、本市も、今、検討をしておるところでございますので、今のところ土日は考えておりません。  以上でございます。 191 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、湯浅委員。 192 ◯委員(湯浅美和子君) はい。じゃ、洗いざらいやられた後なんですが、残りを。  それで、じゃ、残ったところで、先ほど市民公益活動促進でボランティアズカフェとか市民活動センター、なかなかちゃんと機能しているんでしょうかというふうな御質問だったかと思うんですけれども、これ、ずっと前から聞いていまして、市民活動センターの運営に関してはもう少し長期的に、委託をする団体に、長期の委託でなくてはなかなか市民活動を盛り上げていくというのは、やっぱり3年とか5年とか、そういった視野を持って計画を立てていきたいけれどもできないということで、それを申し上げていたら、新しい場所をつくったときにそれは考えてまいりますというふうなことだったかと思うんですけれども、ちょっとそちらのほうが先延ばしになるのではないかなと思うんですが、やはりその辺は早くこれ、やっていかないと、本当に市民活動を育てるって結構大変なことで、千葉市にそういうのが根づいていないというのは、地域資源をきちんと使えていないということにもつながるかと思いますので、そのあたりはどうされるおつもりなのか、御見解を伺いたいと思います。  それとあわせて、市民参加条例のことなんですけれども、こちらのほうも見直しをしますというふうなことを伺っております。それで、自治基本条例は新しい委員会をつくるのに反対される方もいらっしゃるようなんですけれども、市民参加条例のほうは既にその条例の中で設置されている推進員会議でしたっけ、そちらのほうに付議をして見直していくというふうに伺っています。これ、もう既に21年度その付議をするというふうに聞いていますので、それがもう動きかけているのかどうか、そのあたりのことを教えていただきたいと思います。  実は、この市民参加条例、私たちは、条例を制定されるときには反対をさせていただきました。今のこの時代にこの市民参加条例はちょっと不十分だということで反対はしたんですけれども、私、その中で唯一認めていたのが市民と職員の学習会の場を提供していくというふうな、そういうことが含まれていたことは、それはすごく評価をしていました。20年度、21年度かな、たしかそれをやられたかと思うんですけれども、それが今回見直しをするということの中で、22年度もそれはちゃんと続いて行われていくのかどうか。これまでに2年間ほどやってこられたと思うんですけれども、それがどんなふうに、ただやっただけでは、それは研修みたいな感じですから、どんなふうにそれを施策に生かされているのか、そのあたりを説明していただけたらと思います。  それから、あと、さっき小川委員が一つ抜かした交通安全教育なんですけれども、これは、もうずっと前からもう十年一日のごとくやられていた項目なんですけれども、いろいろなところで見直しをしてはどうかとか、必要ないんじゃないかというふうなことを言われてきたかと思うんですけれども、今回若干予算も減らされているようですけれども、このお金の使い方はどんなふうな形で使われているのか、教えていただきたいと思います。  これを取り上げたのは、実は私の近くの方が、この1年の間にお二人、非常に大きな交通事故というのか、自転車の事故に遭われました。1人は、私よりかなり高齢の女性なんですけれども、走ってきた自転車、中学生が乗っていた自転車にぶつかって、こけて骨折をしました。これは、本当に啓発の部分のことだと思うんですけれども、もう一人の方は、私とほとんど同い年なんですけれども、これはちょっと自爆的に、これは恐らく道路構造の問題だと思うんですけれども、それでこけられて半年ほどになりますけれども、なかなか仕事に復帰できないというような、そんな大きな大変な事故を起こされたんですね。自爆したほうは、これは道路の構造の問題ですから、この次の建設局のほうにいくのかなと思うんですけれども、前半の啓発の部分というところで、これは読みますと、幼稚園、保育所、小学校ということなんですが、この間事故に遭われたのは中学生の方が走ってきてというふうな、そういうことがあったんですけれども、私、美浜区に住んでいるんですけれども、美浜区では以前、社会実験をして自転車専用道をつけたんですけれども、そのときも地域の方の意見を聞く会というのが催されまして、地域安全課の方がいらしていたかどうか、それはちょっと私、覚えていないんですけれども、そのときに高校生なんかの乗り方が非常に危険だから、社会実験をやった近くにも高校が幾つかあるので、そういったところにもきちんとマナーというのか、啓発活動、あるいはわかりやすいような形の啓発活動をしてほしいというふうなことが地域の方からも御意見がありまして、そのときはたしかクイズみたいなもので啓発に行かれたかと思うんですけれども、この1年間、ちゃんとそういうことが続いて行われてきたのかどうか、そのあたりを確認をしたいなというふうに思います。  あと、それから、先ほど布施委員も美浜区の高層マンションの地震のことをおっしゃっていたんですけれども、中央区にもすごく高層のができましたけれども、美浜区には実は30階建ての高層マンションが幾つかあります。確かに長周波というのか、揺れが増幅されるというのも危険なのと、それと一たんエレベーターなんかがとまってしまったら上層階の人は本当に困るんですね。それで、都内のほうでは、そういったことに備えて10階ごとずつぐらいに分けて、それで備蓄の倉庫などもつくっているというふうな、そういう話を聞いているんですけれども、千葉の場合もこれからまた、今あるところがどうなっているのかということと、それからそういうことに関して何か研究というのか、対策とか考えておられるのか、そのあたりを聞かせていただけたらと思います。  以上です。 193 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民総務課長。 194 ◯市民総務課長 市民総務課でございます。  まず、ボランティアズカフェと活動センターなんですけれども、長期の委託化ということでございますけれども、今、毎年契約というか、委託業者に提案いただいてやっているわけでございまして、基本的には以前お答えしたとおり、弁天のほうで決まるまでは1年ずっとやっていきたいというふうに考えております。これまで1年ずつやってきたんですけれども、利用者数もふえておりますし、長期化すればしただけ計画的な運営ができるという意味では、確かにそれは一理あるんですけれども、いろいろな団体、逆に、ことしというか、今まで実際委託している団体が特定してきちゃっているというようなこともありますので、できればいろいろな団体に委託に加わっていただいて、そういう団体を育てるという意味もありますので、できれば、私としては1年ずつこのままやっていきたいというふうに考えております。  次に、市民参加条例についてなんですけれども、改正については、自治基本条例にあわせて、その中でいろいろなものが出てくると思いますので、そういう中でやっていくと。あと、今年度については、規則改正、取り組みというか、参加の手法についてパブコメがメーンで書かれておりますので、ほかの参加の方法について入れていきたいというふうに考えております。  あと、もう一つ、学習会の効果というんでしょうか、どんな施策に生かしているのかということでございますけれども、まだこういう施策の効果があったというのは、正直言って目に見えていないというか、職員を育てるというんでしょうか、ファシリテーターとか、そういうものについてのノウハウを学習させているという状況なものですから、これが何年か続いていく中で花開いてくるのではないかなというふうに考えております。  以上でございます。 195 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域安全課長。 196 ◯地域安全課長 地域安全課、北川でございます。  交通安全教育でございますけれども、本市におきまして、まず、幼稚園、小学校、あと高齢者というような形の中で実施されております。これにつきましては、実施主体は当然千葉市もありますし、警察もあります。その他、現在ですと、トラック関係の協同組合なども一部やっているようなところも聞いておるところでございますけれども、現状、警察のほうで児童ですとか生徒、あと高校生をかなり教育、教室として研修をしております。その中で、高校につきましては50回ですとか、あと中学生につきましては35回、あと小学生については286回というような中でやっております。この中で、幼児につきましてが25回しかやっておりません。全体188の幼稚園、あと保育所、保育園というような中でございます。したがいまして、千葉市のほうといたしまして私どもがやっているのは、主に幼稚園、保育所等の部分を実施させていただいているというようなことでございます。  これにつきましてのお金の使い方ということでございますけれども、19年度につきましては1回当たりの単価が8万5,000円、20年度が約8万9,000円、21年度でいきますと9万円を若干切るのかなというようなところでございまして、かなり高額だということも前回いろいろ言われておるところでございまして、平成22年度につきましては、全体で215回実施をしていきまして、これを今回の予算であります1,300万円で割らせていただきますと約6万2,000円ぐらいで実施をさせていただきたいなというふうに思っております。  先ほど自転車事故ということでよろしいのかと思うんですけれども、学校での自転車交通安全教育といたしましては、4回ほど実施しております。越智中学校、花見川第一中学校、それと市立千葉高校でございます。それと、誉田中学校の4件になっておりまして、内容につきましては、交通安全講話、あと自転車安全運転というような中で実施しているところでございます。  以上でございます。 197 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民総務課長。 198 ◯市民総務課長 済みません、市民総務課でございます。答弁を一つ漏らしておりました。  学習会なんですけれども、来年度も実施する予定でございます。  以上でございます。 199 ◯主査(宇留間又衛門君) 総合防災課長。 200 ◯総合防災課長 地震に関する御質問でございますけれども、まず、長周期地震活動についてなんですが、現在、千葉市のほうでは具体的な取り組みはございませんが、八都県市、4月には九都県市になりますけれども、こちらのほうの取り組みの中で、このような長周期の地震についての危険性を特に東京都のほうから提案がございまして、共同で研究をしていこうという動きになっております。  ちなみに、内閣府で開催をします検討会議のほうにも各市町村も参画くださいということで、現在、今年度中からもう既にその中に参画を始めております。特に、東京都のほうの事例では、1993年の北海道の南西沖地震、これは奥尻島の津波があったときなんですけれども、このときに都庁のほうまで、東京都のほうまで地震が伝わってきて都庁のエレベーターがとまったと、そういうような事例があるというふうに伺っております。いずれにしましても、そういうところに参画をしながら情報を仕入れていきたいと考えております。  以上でございます。  済みません。備蓄の関係でございますけれども、これは、基本的にはそれぞれのお宅、またマンション等の組合等で取り組んでいただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 201 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、湯浅委員。 202 ◯委員(湯浅美和子君) はい、どうもありがとうございました。  マンションの件は、確かに備蓄というのはそれぞれの管理組合とか、そういうところがやるわけですけれども、既にもう建ってしまっているマンションでそういうことがなかった場合に、そういったことを訴えかけていくということがあってもいいのかなと思って、ちょっと取り上げさせていただきました。  自転車というか、安全教育のほうなんですけれども、今回はかなり金額を落としてやられることになったということで、やればできるんだなというふうに思いました。中身がどうなるのか、ちょっと心配ではありますけれども、その中で効果的な安全教育というものを進めていって、そのためには、恐らく今までどおりとかということじゃなくて、どういう人を使っていくのか、どういう人に協力してもらうとか、そういうことも同時に考えていただけたらいいなというふうに思いました。地域で結構、私たちがやっていても、こういった交通問題とかボランティアというのか、市民活動の中でやっていらっしゃる方もいますので、そういった方たちともプログラムなんかを一緒につくりながらやっていっていただけたらなというふうに思います。  先ほど自転車の件をちょっと取り上げて、それでいろいろ中学校、高校とかでもそういった講話とかやっていらっしゃるということなんですが、自転車の乗り方に関して、道路交通法もいろいろ変わってまいりまして、それが変わってきた後、自治体の中にはそういった自転車を安全に乗るための条例づくりなど、既に幾つかのところがあります。以前と違って、ただ啓発をしていきましょうというものと、それから道交法が変わったので、きちんとそういったことも書き込んだような条例をつくっているところもあるんですけれども、できれば、市民としては、きちんとした道路構造が自転車とか歩行者とか安全な形になるようになっていて、プラスそういった啓発もというふうに思っているんですけれども、なかなか千葉の場合は自転車そのもの、ハードの部分は今は建設局に行ってしまって、こちらの市民局のほうは啓発だけを担当されているというふうなところがありますので、そのあたりを私は一緒になって、自転車なんかは特に、ハードとそして啓発とマナーと両方が兼ね備わっていないといけないかなと思うんですけれども、まだほかのところの自治体を見ていても、そこまで一緒になったのはなかなかないんですけれども、今後私は検討していってほしいなと思っているんですけれども、そういった見解などありましたら、聞かせていただきたいと思います。  それから、市民参加というのか、市民活動センターのほうなんですけれども、確かに、おっしゃるように委託を受けている団体が固定化されてきていると思います。これは、単年度でありながら固定化しているというのが非常に私は問題だと思うんですね。でも、例えば、3年とか5年とか、そういった感じで委託をするのであれば、その中でやっぱりどんなものが効果的に市民の方にいろいろな活動の場を与えていくことができるかとか考えていくには、ちょっと中長期的な計画があってもいいんじゃないかなと思いますので、それができるような形に市民活動センターがならないかなと思います。実際、千葉市の中にああいった形で、いわゆる中間組織というんですか、NPOを支援するNPOというのは、そういうところが確かに余りない。だから、これから育てていくということは大事だと思うんですけれども、すぐにそういってもなかなかないかなと思うんですが、そのためにも、やはり私は中長期で、毎年毎年この1年間の計画を立ててやっていくんじゃなくて、やはり3年とか5年とか、そういった区切った中での計画を立てていくということで、その中間組織のNPOも育っていくんじゃないかなと思いますので、それができる市民活動センターを検討していただきたいんですけれども、どうでしょうか。 203 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。
    204 ◯市民部長 安全教育の関係で、ハードとソフトを一緒にするという部分でございますけれども、所管を一緒にするというのはなかなか厳しいと思います。ただ、いろいろな意味で教育委員会とか、いろいろな部局と協議していかなければいけないことがございますので、しっかり情報交換をしながら対策をとっていきたいと思っております。 205 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民総務課長。 206 ◯市民総務課長 活動センターなんですけれども、法的に言いますと、公の施設ではないので、長期継続というか、それはちょっと今、難しい状況、指定管理者的になれば5年とかなるんですけれども、法的には非常に難しい状況でございます。申しわけございません。  以上です。 207 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、湯浅委員。 208 ◯委員(湯浅美和子君) はい、どうもありがとうございました。  だから、その活動センターをそれができるような施設にしていってほしいということをずっと今までも申し上げてまいりましたので、次、施設を建てるまでとかと言わないで、何らかの工夫を私はしていっていただきたいなと思います。よろしくお願いします。  それと、ハードとソフト、これ、部局を超えるのはかなり難しいとかと、今の時代にそんなことは言わないでいただきたいなと思いますので、おっしゃっていたようにしっかりと連携をしていっていただきたいと思います。  以上です。 209 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、納元委員。 210 ◯委員(納元政幸君) かなり重要な御意見だとか、出てまいりましたけれども、できるだけ重複を避けながら何点かお伺いさせていただきたいと思います。  今回の予算配分、これまでにない、執行部の皆さんもつらい部分があったかもわかりませんが、きょう出た意見を伺うだけでも相当やはり各議員、地域で御苦労されているなという感が受けとめられたんじゃないかと思います。やはり本当に残念でならないわけでありますが、まず、安全・安心なまちづくり、青色防犯パトロールカーの関係、これをやめていくということで、これまでも犯罪に対しての抑止力に十分になったという効果、成果は皆様もお認めになられておられるわけでありますが、あと、各地域でいろいろな形で協力をして、自分たちの地域は自分たちで守るんだという、車をみずから提供しながら、あるいは青色のランプをつけながら、これには許可が必要であるというふうなことで、何台かは見かけたことがありますが、これは市内でこれまで許可をして実際に活動してきている車というのは何台ぐらいあるのか、これをまず、お伺いしたいと思います。  それから、次の問題は、やはり行政事務委託費というんですか、この問題なのであります。  400円を300円に25%減をされたという、こういうことで地域のほうでは本当に行くところ、行くところ、私たちもおしかりを受けっ放しなんですが、これを先ほど来お話を伺っていますと、事務量を削減をすると。本当にこれ、削減ができるんでしょうか。これまでの各町内に対しての重要な事項、恐らく連絡している中で、私たちも一緒に活動していますから、どんなものが回覧されているかというのはわかるんですが、本当にこれを半減までできるんでしょうかという、こういう疑問がやはり残ります。半減をして400円を200円にするんだけれども、100円乗せたみたいな、そういう言い方を町内の方々にはおっしゃらないほうがいいと思いますね。  つまり、お伺いしたいことは、このお金に対して、その支出基準というものが、何は使ってもいいとかというふうなことがもしあるんだとしたら、それをお伺いをしたいと思います。つまり、各地域では地域のコミュニティー、あるいはまた、高齢者の方を地域でお互いに面倒を見合っていっているという、非常にトータル的な活動を自治会の中でやっている中で限られる事務費を有効に活用されている。そういう工夫をしながら、いろいろな事業展開をしているという、本当に苦労されているという実態が、皆さんがわかっているような、そんなふうには感じられない。だから、ここまでできたんじゃないのかなと。  市長は、かなり各地域の中に入っていって、いろいろな実態なんかも見ているという、こういうふうに言っていますから、本当はわかるかもわかりませんが、非常に意識のずれというんですか、結局、そういう地域の中で、先ほどのような高齢者の生きがい対策活動まで今回切っていっているというような、こんなことになりますと、これまで果たしてきた町内の方々の非常に献身的で、やっぱりこれは行政が本来やらなきゃいけないところまでも、各町会の方々が自主的に、あるいはまた行政の依頼を受けてやっているという部分が多々あると思うんですね。そういう何か感謝の気持ちというんですか、重要な任務をなされているということを皆さんは認められていないように感じるわけです。確かに、地域の方々がそのようにおっしゃっていますから、この点については本当にどうにかならないものなのか、こういうふうにも感じているところです。そういう使い道だとか、あるいはまた地域に事前にお話をしていない、相談もしていないということで言い切っていましたけれども、これはあってはいけない話であって、しかし、ここまである程度市の考え方がわかった地域の方々が市のほうにも連絡をされているというふうな話もあります。その声を率直にお伺いをいたしたいと思います。  本当に困ったものなんですが、もう事業評価、事業仕分けという、本当に切ってはいけないところまで切っているような。  最後に、もう1点だけにします。  先ほど来出ております文化振興事業、文化のこの点については、やはり千葉ならでは、千葉の特色あるまちづくりだとか、千葉という特に観光資源もどちらかというと他市のような歴史的なそういったものも余りない中において、新たにこういう千葉のイメージづくり、都市のにぎわいをという、そんなことも含めまして、市民芸術祭だとか市民オペラ等々、特に東京フィルハーモニーの方々との関係が、これが半減をして、さらにこの次はもう廃止をしていく、提携を切っていくという、こういうお話を聞いて本当に愕然といたしましたね。  確かに、交響楽団のフルの編成なんかですと、これは大変な金額がかかるというのもわかります。これは恐らく500万円、600万円と、フルの場合にはかかるんだけれども、それを全部入場者の方々に割っていくと、とても高い金額になるから、これもできるだけ市のほうで援助をしていって、低廉で文化の本当に生の音楽を味わっていただきたいという、こんなことからなんですけれども、これを、ですから少し編成を小さくしたり、あるいはまた本当に限られたパートだけの編成でやることによって、かなりその補助金等についても抑えられるというふうな、そんな工夫もできたんじゃないのか。ここでずばっと一回切っちゃいますと、東フィルが、果たして千葉市をどういうふうに今ごらんになっておられるのか、その辺が危惧されるところなんですが、交渉されていって提携を今後将来切っていくという、そういう交渉に当たっての先方さんの率直なお考えだとか意見なんかもあったと思いますから、その辺がちょっと、将来にわたっての千葉市の文化という、こういう視点からしますと非常に残念で、大きな危惧を私はいたしておりますから、その辺のところをお伺いをしたいと思います。  そのぐらいにしておきます。お願いします。 211 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、市民部長。 212 ◯市民部長 行政事務委託費の関係でございます。  事務量を半減できるのかということでございました。これにつきましては、繰り返しで申しわけございませんですけれども、配布するものの厳選を行う、また配送日数を減らす、そういったようなことで半減以上のものにしたいと思っております。  また、一番心配なのは、担当がかわったりして、またいつの間にかなあなあでふえちゃうということが、それはあってはいけませんので、今後とも各所管のほうには周知徹底を図ってまいりたいと考えております。  あと、支出基準でございますけれども、これにつきましては、こちらのほうでお願いしております配布等につきましてやっていただくということの中で、何に使うという部分については特に決まっておりません。  あと、地域への相談がなかったということでございます。今後、あらゆる機会を活用いたしまして、町内会のほうに御理解を賜りますように御説明していきたいと思っております。  以上でございます。 213 ◯主査(宇留間又衛門君) 地域安全課長。 214 ◯地域安全課長 地域安全課、北川でございます。  青色防犯パトロールとして何台あるのかというようなことでございますけれども、今現在、市民による防犯パトロール隊でございますけれども、688団体の方々が活動されておりますけれども、その中で15団体58台の車が青色防犯パトロールとして活動されております。これにつきましては、私どももこのような状況になった中で、今後重要なことだと考えております。また、そのほかに各警察署に1台ずつ青色防犯パトロールが設置されておりまして、これらの利用といたしましては、自治会で利用されているものが年間で76回、それと防犯パトロール隊として利用されている回数が267回ということでございます。  以上でございます。 215 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、文化振興課長。 216 ◯文化振興課長 はい、文化振興課でございます。  東京フィルとの提携の関係でございます。  まず、東京フィルの平成22年度予算につきましては、従前の3分の1、そして23年度からはゼロという形を現在のところ予定しております。東京フィルハーモニーの公演でございますが、既に御承知のように、今まで3,000万円という費用で大体推移しておりまして、3,000万円の費用の支出に対して入場料収入が1,000万円という形で歳入がありました。そもそもの話といたしまして、委員がおっしゃったように1公演にフルオーケストラですと四、五百万円程度がかかります。さらに、京葉銀行文化プラザの定員が719名でございますので、700人の収容に対して、例えば、低廉な料金ということで4,000円を設定しておりますが、そうしますと、全部完売して、その料金設定ですべて売ったとしても280万円ということで、オーケストラ公演自体を今の規模で自立していくのは市の支援がないとなかなか難しいとは思います。そこで、委員が先ほど申されたように、編成を小さなものにする、もしくは室内楽にするなどの工夫等については、提携自体は今後も維持は続けていきますので、その中で財団東フィルとともに何かいろいろ研究や検討はできるだけ鋭意進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 217 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、納元委員。 218 ◯委員(納元政幸君) はい、ある程度わかりました。  まず、文化振興の関係は、本当に、補助はすることはできないけれども、提携は続けていくということでありましたら、そういう規模に合わせて、千葉の場合には残念ながら700とか1,000とか、大きくて音響は悪いけれども2,000だとか、その程度のキャパを持ったホール、会館しかありませんから、その容量に合わせた編成でもって、無理のない提携をせざるを得ないんだろうなというふうには思います。他市なんかですと、音楽の専用の会館をかなり持っていて、独自でもって補助がなくて本当に営業のできる会館があるわけですが、これは仕方がないとは思いますが、今後できる範囲内で、無理のない範囲でも提携をしながら、何とか千葉市の皆さんにいい音楽をぜひ提供をしていただくように、また今後とも御尽力をいただければと思います。  それから、青色のパトカーのお話、各地域の方々が、自分たちが提供をして58台という非常に大きな協力をもらってきている。その方々のことを考えましても、今回市が独自でもって、ずばっ、ずばっと切ってきたという、本当にその心がどういうところからできるのか。  さらに行政事務費についてもそうなんです。自治会の活動というものがどういうふうに地域の方々の中で、役員の人たちは好きだからやっているだとか、いろいろなことを言われながらも、地域の中で温かいコミュニティーをつくっていこうということから頑張っておられる。ですから、そういう方々に対して、何か重要視をしていないかのようなことを思われても、これはやむを得ないと思うんですね。ただ、事務量を減らすだとか、そういうことだけではないんですが、その事務費を半減をするということ、じゃ、具体的にどういうこれまでの回覧物だとかというものを削るという、そういうことが考えられていて、後で25%減にしたんでしょうから、どういう回覧物を削減をしていって、これを可能にする、半減をするというふうにお考えになったのか、具体的にその1点だけお伺いしたいと思います。 219 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、地域振興課長。 220 ◯地域振興課長 地域振興課の野老でございます。  昨年、全町会ではございませんが、町内会長にアンケートをとりまして、市から送ってくる回覧物で不要なものというか、地元で要らないという意見も取り上げまして、あと所管と今協議しているところでございますけれども、具体名を出しますと、秘書課で出している年賀名刺交歓会の開催についてとかというものとか、あと市政だよりに載せてあって、また再度町内会に回覧しているというものについては、原則これから送らないということで考えております。  以上でございます。 221 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、納元委員。 222 ◯委員(納元政幸君) 本当に苦しい中で、そういうお話を聞いて、そのままにしていたのではなくて、恐らく切るにはこれまでも切ってきたと思うんですよ。さらにそれをまた具体的にこれから切っていくという大変なことでしょうけれども、今お話の中にありますように、要るものも要らないものも回していたとは思えないですよ。それは、これは不必要だと思えば、これまでも私たち、町内の中でもみずから切っていましたから。  ですから、そういうことで、先ほどのお話にもありましたように、支出基準が明確でないと。本当にそういうことからしますと、地域の中で高齢者のこと、子供さんのこと等々、補助金だとか、お金での援助をしながら、その地域の中でいい形の、市がこれまで考えてこられてきたようなコミュニティーづくりをやってきている。このことを改めてこれからお話をされるということですけれども、お話は幾らされても、地域、自治会に対してのそういう考え方がある以上は、非常にギャップがあって、どこまでいっても納得いくようなところまでいかないと思います。ですから、何らかの形でこれは一時期しのいでいただきたい。そのうち、何らかの形で、ほかの形で市のほうも地域の方々にバックアップをしていくようなことをこれからも考えていくというぐらいのことはやっておかないと、これまで自治会がやってきたのが何なのか、これからも苦労しながら、どういう視点でもって活動していけばいいのかということで悩みが大きいと思いますから、どうぞその辺のところを踏まえまして、きょう皆さんから出された本当に貴重な意見でありますから、それを肝に銘じて地域振興活動に当たっていただきたいと思います。  以上であります。 223 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、御質疑等がなければ、以上で、市民局の審査を終わりにします。  市民局の方、御苦労さまでございました。                [市民局退室] 224 ◯主査(宇留間又衛門君) この後、建設局の審査がございますが、3時を過ぎておりますので、15分ぐらい休憩でいいですか。              [「はい」と呼ぶ者あり] 225 ◯主査(宇留間又衛門君) それでは、3時20分からひとつやりますので、暫時休憩といたします。                午後3時4分休憩                午後3時21分開議 226 ◯主査(宇留間又衛門君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。  先ほど村尾委員より要求のありました市民局の防犯街灯の保険に係る資料につきましては、お手元に配付してありますので、お願いをいたします。                建設局所管審査 227 ◯主査(宇留間又衛門君) 次に、建設局について説明をお願いいたします。建設局長。 228 ◯建設局長 はい、建設局でございます。よろしくお願いいたします。  では、座らせて説明させていただきます。 229 ◯主査(宇留間又衛門君) どうぞ。 230 ◯建設局長 はい、まず、予算編成方針につきましては、市民の日常生活や経済活動に欠かせない道路の維持管理の充実に重点を置くことといたしました。  それでは、平成22年度当初予算案の概要について御説明いたします。  お手元の平成22年度局別当初予算案の概要の21ページをお願いいたします。  まず、1の基本的な考え方でございますが、土木部につきましては、(1)の市民生活に密着した道路の舗装や側溝の新設改良を推進するとともに、快適な道路環境を守るため、効率的な維持管理に努めることとしております。  次に、(2)の都市災害への対応と安全で快適な歩行空間の確保をするため、橋梁の耐震補強の推進や電線共同溝の整備を継続することとしております。  次に、(3)の歩行者の安全確保や利便性の向上のため、交通バリアフリー法に基づく構造基準に沿って、歩道の整備、段差解消、視覚障害者誘導用ブロックの敷設などを推進することとしております。また、地下道の安全対策のため、冠水情報を表示する道路情報提供装置を整備することとしております。  次に、(4)の市民の生活環境の保全と都市機能の維持を図り、良好な都市環境を形成するため、自転車駐車場を整備するなど、放置自転車対策を推進することとしております。  次に、道路部につきましては、(1)の体系的な道路ネットワークを確立するために、県道、市道の整備を推進することとしております。  次に、(2)の広域的な主要幹線街路として、新港横戸町線ほか3路線の整備を推進することとしております。  次に、(3)の都市活動の円滑化、効率化や拠点アクセス強化のための幹線街路として、誉田駅前線ほか4路線の整備を推進することとしております。  次に、(4)の誉田駅周辺のまちづくりについては、駅北側の幹線道路などの整備を推進することとしております。  2の予算額の概要ですが、金額は100万円単位で説明させていただきます。  平成22年度の一般会計の当初予算額は151億円でございます。前年度当初予算額と比較いたしますと、マイナス22億4,100万円、12.9%の減額となっております。  次に、歳入の主なものは、道路占用料の14億1,200万円。次の自転車整理手数料の7億4,300万円、次の地域活力基盤創造交付金収入、道路は、県道、市道の整備及び橋梁の耐震補強などに係る国庫補助金で3億9,200万円。次の街路は、幹線街路などの整備に係る国庫補助金で4億1,500万円。次の道路新設改良債は、道路整備及び電線共同溝の整備などに係る市債で44億2,100万円。次の道路交通安全施設整備債は、歩道整備や自転車駐車場などの整備に係る市債で23億7,800万円となっております。  次に、公共用地取得事業特別会計ですが、予算額は3億8,000万円でございます。これは、平成22年度において美浜長作町線ほか10路線の用地について償還するものでございます。  次に、22ページをお願いいたします。  3の重点事務事業でございます。  土木部は、舗装・側溝新設改良のほか4事業であります。  まず、(1)の舗装・側溝新設改良は12億900万円。ほかに、都市整備公社の債務負担行為といたしまして5億6,000万円でございます。  事業内容は、舗装新設改良で94路線、延長1万3,715メーター、側溝新設改良で103路線、延長9,350メーターを整備することとしております。  次の(2)の電線共同溝整備は、1億900万円でございます。  事業内容は、幕張町弁天町線、小仲台6丁目地区ほか2地区におきまして、延長360メーターを整備することとしております。  次の(3)の交通安全施設整備は、6億300万円でございます。  事業内容は、歩道等整備で7路線、延長110メーターの整備と用地取得1,352平米でございます。  安全施設等整備では、引き続き道路照明灯、道路案内標識などを整備するとともに、歩道の段差解消を推進してまいります。  また、地下道安全対策として、道路情報提供装置の整備を商高前地下道ほか2カ所に行うこととしております。  次の(4)の橋りょう維持は、10億7,800万円でございます。  事業内容は、耐震補強対策を浜田陸橋ほか5橋、橋梁補修を幸町1号橋ほか23橋行うこととしております。  次の(5)の放置自転車対策は、1億9,700万円でございます。  事業内容は、JR稲毛駅などにおいて自転車駐車場の整備を行うこととしております。また、自転車等放置防止指導、駐輪場利用誘導による放置自転車対策を実施していくこととしております。  続きまして、道路部に係る4事業でございます。
     (1)の道路新設改良は、7億6,300万円でございます。  事業内容は、県道、市道合わせて28路線、延長1,051メートルの整備と用地取得2,804平米を行うこととしております。  (2)の主要幹線街路整備は、16億2,600万円でございます。  事業内容は、新港横戸町線ほか3路線の用地取得1,443平米などでございます。  (3)の幹線街路整備は、2億9,500万円でございます。  事業内容は、誉田駅前線ほか4路線の延長316メートルの整備と用地取得180平米でございます。  (4)の誉田駅周辺まちづくりは、1億7,300万円でございます。  事業内容は、誉田町215号線の道路改良工事と用地取得158平米などでございます。  なお、お手元に配付されております財政局資料の平成22年度都市整備公社公共施設整備事業調書のうち所管する事業について御説明いたします。  左の欄の下から2段目の道路整備の欄をごらんください。  舗装・側溝新設改良で5億6,000万円の債務負担をお願いしております。  事業内容は、舗装新設改良で23路線、延長4,175メートル、側溝新設改良で25路線、延長3,100メーターの整備をすることとしております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 231 ◯主査(宇留間又衛門君) 御質疑等がありましたらお願いいたします。  なお、答弁に当たっては、所管より簡潔明瞭に、明瞭に御答弁をください。  それでは、野本委員。 232 ◯委員(野本信正君) 3点お伺いします。第1は、土木事務所の予算についてであります。  1、この間の推移と新年度予算。  二つ、各土木事務所の予算と前年度比。  三つ、生活道路整備、橋の安全、歩行者の安全などがどの程度確保されたのか。  4、安心・安全のまちへ必要な予算が確保できたのか、その関係でお伺いします。  五つに、地元業者への工事発注はどうか。  2点目は、国道直轄事業負担金、357号の費用対効果についてであります。  一つは、総事業費が幾らで、うち千葉市負担は幾らか。今までの負担、新年度予算と今後、残りの負担額について。  二つ、道路改善が必要になった問題点は。  三つ、何がどのように改善されるのか。  四つ、費用対効果。  3点目は、千葉駅前ドームのエスカレーター故障についてであります。  一つは、故障の原因について。  二つは、復帰の見通しについて。  三つは、ドームの屋根の修理があるのか。  四つは、それぞれの事業費について。  以上、お尋ねします。 233 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、土木部長。 234 ◯土木部長 土木部長でございます。  これまでの推移と新年度予算についてですが、平成16年から20年までは、決算ベースでお答えいたします。平成16年度90億8,000万円、平成17年度71億3,600万円、平成18年度73億7,000万円、平成19年度80億400万円、平成20年度55億2,000万円。平成21年度及び22年度は、予算ベースでお答えいたします。平成21年度49億400万円、平成22年度50億9,000万円は国の補正6億4,500万円と合わせますと57億3,600万円となります。前年度に比べ8億3,000万円増額となっております。  次に、各土木事務所の予算と前年度比でございますが、土木事務所の主な事業の21年度と、補正を組んだ22年度予算案を比較しますと、中央・美浜土木事務所においては、平成21年度約21億900万円、それに対しまして、22年度予算と補正と合わせたもので23億5,000万円でございます。12%の増加となっております。  花見川・稲毛土木事務所におきましては、平成21年度約12億7,000万円で、22年度予算案と補正を合わせたものでは17億1,900万円となっておりまして、35%の増加となっております。  若葉土木事務所においては、平成21年度8億9,500万円に対しまして、22年度予算、補正と合わせまして9億6,700万円となっております。8%の増加となっております。  緑土木事務所においては、平成21年度6億3,100万円、22年度予算と補正を合わせまして6億9,800万円となりまして、11%の増加となっております。  次に、生活道路整備、橋の安全、歩行者の安全などがどのように確保されたかでございますが、市民生活に密着した事業であることから、22年度予算案の増額や国の2次補正を活用いたしまして事業費の拡大に努めております。この結果、21年度と22年度予算案に補正を加え比較いたしますと、生活道路整備に関しましては、平成21年度18億4,800万円、22年度予算案に補正を加えまして18億6,700万円。  橋の耐震補強補修工事につきましては、平成21年度7億2,500万円に対しまして、22年度と補正を加えまして10億3,500万円となっております。  交通安全施設等整備費につきましては、平成21年度4億9,200万円から、平成22年度と補正を加えまして7億7,400万円と、いずれも増額となっております。  次に、安心・安全のまちへの必要な予算との関係でございますが、前段でお答えいたしました内容に加えまして、市民が安全・安心に暮らせるために必要となる道路の維持管理費といたしまして、舗装の補修や清掃、草刈りなどの維持費としまして、平成21年度16億6,000万円に対しまして、約19億5,000万円となっておりまして、前年度と比較して約2億9,000万円、17%の増額となっております。  地元業者への工事発注でございますが、土木事務所における平成20年度の地元業者への発注は、全189件の工事のうち174件、92%となっております。平成21年度の地元業者への発注は、2月末現在で196件の工事のうち186件、95%となっております。市民に密着した予算も増額しておりますので、地元業者への発注も増加するものと考えております。  以上でございます。 235 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、道路部長。 236 ◯道路部長 道路部でございます。  まず、市役所前で整備されている国道357号の湾岸千葉地区改良についてお答えします。  まず、総事業は、約228億円です。負担金総額は、約76億円でございます。今までの負担額ですが、平成15年度から平成21年度までの7年間で約42億円です。この新年度の予算案では、湾岸千葉地区のこの改良に関する負担金は、16億9,800万円でございます。これで平成23年度以降の負担額は、残額約17億円を予定しております。  道路の改良が必要になった理由ですが、国道357号は、市川から船橋の間、それと千葉市の西警察署から蘇我陸橋の先までが渋滞が激しいこと、また交差点の登戸交差点及び市役所前交差点で平成10年から18年までの9年間に約150件の交通事故が発生しておりますので、この安全対策が必要になったということでございます。  あと、どのように改善されるのか、また費用対効果ですが、登戸交差点から市役所交差点までの660メートルが地下化されます。その前後170メートル前後が掘り割り構造となっております。国の事業評価によりますと、費用便益費は2.4となっております。  改善点ですが、走行速度が安定し、渋滞が解消されます。また、環境負荷減にも寄与するものと考えております。それと、交差点が立体化されることから、安全性が向上し、交通事故が減少すると考えております。  以上でございます。 237 ◯主査(宇留間又衛門君) 中央・美浜土木事務所長。 238 ◯中央・美浜土木事務所長 中央・美浜土木事務所の岩成です。  千葉駅前広場のクリスタルドームとその下のエスカレーターの故障についてお答えをいたします。  まず、エスカレーターの故障の原因ですけれども、一つには、クリスタルドームの屋根の目地からの雨漏りが一つの原因でございます。それから、もう一つは、昨年の8月と10月に大雨がありましたけれども、この大雨によりましてエスカレーターのほうに冠水がありました。この二つの原因で、現在、エスカレーターが故障してとまっております。  それから、次の復旧の今後の見通しについてですけれども、現在、エスカレーターへの雨漏り対策として、今のドームの下に、二重にはなりますけれども、小屋根といいますか、小さいシェルターを設置する工事を建築部のほうにお願いをして進めているところでございます。この小屋根を設置した後にエスカレーターの修理に入りたいと思っておりますので、ちょっと期間はかかりますけれども、今後約8カ月ぐらいの期間が必要であるというふうに聞いております。  次に、クリスタルドームの屋根の修理についてですけれども、現在のクリスタルドームを修理しますと、約7,000万円以上の工事費がかかる予定でございます。このため、今回、当面は今回設置する小さな小屋根でエスカレーターと階段部の雨漏りを防止したいというふうに考えております。そのようなことで、ドーム本体の修理時期等については、当面は見合わせたいというふうに思っております。  次に、それぞれの事業費についてですけれども、現在、建築部のほうに依頼しております小屋根の新設事業費がおよそ1,700万円でございます。それから、これからのエスカレーターの当面の修理費が約2,500万円でございます。  以上でございます。 239 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。野本委員。 240 ◯委員(野本信正君) お答えいただきました。  土木事務所の予算については、市民の生活、安全を守るために大事な予算であるということから、私どもも、ずっと下がり続けてきた、かつては90億円からあった予算が減ってきているわけですから、大変心配をしていたわけであります。今回やっと少し右肩に上がったようでございますが、ことしふえた理由は何か、お聞きします。  私、昨年の決算の委員会での私の質問に対する建設局長答弁を読んで見ました。「道路は本当に重要な施設、経済活動、皆さんの通勤通学、それからレジャー、すべてに、うちを一歩出れば、やはり道路を使用しなければ何もできないという、道路があってやはり今の文明が発達してきたということは、本当に私も、そういう重要な施設を維持管理しているということで、責任と誇りを持って建設局一丸となって努力していきたい。その気持ちを財政局に伝えたいと思います。予算を確保していきたいと思います」というふうに、なかなか崇高な格調高い答弁がされましたけれども、こういう答弁と、ことしの予算が、あなたの思いを込めた答弁のとおりになったのか、それともまだまだこれからか、その辺も含めて一言いただきたいと思います。  それから、各土木事務所において、やはり予算の伸びが違うということで、別にどうこう言うわけじゃないですが、若葉区が一番少ないのはなぜなのかなという気もしますが、いかがでしょうか。  それから、稲毛・花見川なんですけれども、ここは随分伸びております。35%の伸びですね。花見川・稲毛ですね。失礼しました。35%伸びる理由は何なのかということと、大きな予算になったところで不透明なことをやってこられた小梛という人がいなくなって、これで透明性がずっと高まるのかどうか、お伺いします。  それから、この問題の最後に、やはり生活道路の安全を確保すると。やっぱり経済事情、それから予算が厳しいときには、今ある施設を本当に安全に守っていくということが大事だと思うんです。その辺の努力と、特に道路や側溝や橋やいろいろな施設の問題で、年間、やはり市民の安全を守るためにはこれだけ必要だから、これだけの予算が欲しいんだという説得力がなきゃいかんと思うんですね。その辺はどのように説得力ある根拠をつくる努力をしているか、お伺いします。  次に、357号線ですけれども、76億円も負担するんですか、千葉市がね。いや、国はけしからんですね。本来させてはいけないことをずっとやり続けてきて、新年度が17億円、23年度以後も17億円、まだこれで34億円ですか、新年度を入れてね、あると。これがすっぱり断れれば、もう行政事務委託料を初め、今問題になっているやつは全部解決しちゃうわけですね。こういうことについて、やはり国に対して3年後とか何とか言っていないで、直ちに直轄負担金はなくすべきだということできちっと言うべきではないのかというふうに思うんです。その辺についてお尋ねをしておきたいと思います。  それから、最後に、千葉駅前ドームのエスカレーターの故障は、私も地下道を栄町側から入ってドームのところで上ろうとしたらば、バリケードがしてあって使えないんですね。なぜかなというふうに思って、いつもあの辺で、うろうろじゃなくて、活動している幹事長に聞いてみましたらば、いや、故障しているんだよということでありました。今お話を聞くと、雨漏りがするからということで、当面はドームの改修をすると金がかかるから、やらないと。ドームを改修すると、本当は幾らぐらいかかるんですかね。  それから、小屋根をつくると言うけれども、これはちょっと何か幹事長から借りてきたんですけれども、小屋根をつくるというのは、こうやって屋根の下に、また屋根をつくるって。(「屋上屋を重ねるんだ」と呼ぶ者あり)上だったら屋上屋なんだけれどもね。これ、雨漏りがする家で傘を差しながら生活するようなもんですよね。これはもう、本当におかしな話なんですけれども、こういうような千葉市の表玄関の一番目立つところで、言うならば屋上屋じゃなくて屋上下に屋根を構えなきゃいけないような事態というのは、やっぱり……(「みっともない」と呼ぶ者あり)みっともないと、今、お隣のベテランが言っておりますけれども、いかがでしょうか。  それから、もう一つの問題は、エスカレーターがとまって、もう既に6カ月たつんですよ、半年。エスカレーターですね。これがまだ直らない。これから先8カ月もかかるということになると、14カ月かかるということですか、エスカレーターを直すのに。国体もあるんですよ。そういう中で、本当に千葉市の表玄関がこういうことでいいのか、もっと急いでやらなきゃいけないんじゃないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。  最後に、こういうようなことが起こったことは、もともとこの工事は千葉市がやったわけなんですか。どこがやったんですか。JRがやったんですか、千葉市がやったんだか知りませんけれども、どこがやったんだか知らないけれども、何の欠陥があって、こんなことが起こっちゃったのか、このことについてお尋ねします。  以上です。 241 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、建設局長。 242 ◯建設局長 土木事務所の予算が増額した理由ということですが、決算のときに重要な施設を管理している責任と誇りを持って財政と22年度の予算編成に当たりたいというところで、我々建設局一同も、そういう気概で財政局と当たりました。今、我々が考えているのは、今の社会ストック、重要な社会の基盤構造である道路という施設を、やはり健全な状態で次世代に引き継いでいかなければいけないということを財政局にも御理解いただいて増額したものと考えております。  それから、花見川・稲毛土木事務所の予算がなぜ多いかということですが、一番重要な道路の安全を図るためには、今、長寿命化修繕計画を立てておりますが、橋梁というものが一番安全・安心にかかわって重要なものでございます。その橋梁の補修、耐震が花見川・稲毛土木事務所が今回一番多いので、そういうのが一番影響しているものと考えております。  それから、3点目の質問は、生活道路をというか、道路を守っていく予算が確保できたのかというところでしょうか。その質問でよろしいんでしょうか、申しわけありませんが。(野本委員「はい」と呼ぶ)それで、我々、先ほども申したとおり、必要な予算の確保について、建設局一同、財政課に必要だということを細かく説明して、理解していただいたということで、財政状況厳しい中で、できる限り市民要望にこたえられるような必要な予算を確保できたものと考えております。 243 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、道路部長。 244 ◯道路部長 直轄事業負担金についてでございますけれども、政令指定都市市長会を通じて要望活動を行ってまいりました。この結果のあらわれとして、まず、第一歩として、平成22年度から橋梁やトンネルなどの特定の事業を除き、維持管理費の負担金は廃止されます。23年度からは、全廃されるようになっております。また、平成25年度までに負担金制度そのものの廃止について結論を得ようとしていると、このように整理されております。  以上でございます。 245 ◯主査(宇留間又衛門君) 中央・美浜土木事務所長。 246 ◯中央・美浜土木事務所長 まず、1点目のドームを本格的に改修したときに幾らかかるかということですけれども、本格的に改修しますと7,000万円以上がかかります。今回、小屋根をつくっておりますけれども、この費用が約1,700万円ですので、本来ですとドームの改修が望ましいんですけれども、費用が6,300万円ぐらい軽減できるということで、このようなことになっております。  それから、二重屋根はみっともないということですけれども、一応、現在のドームを設計した当時のデザインの専門家であるとか、都市局のほうの都市景観審査会の委員等の意見を聞いて、今回の二重屋根に決定をしております。  それから、とまって6カ月というか、正確には11月にとまりましたので、現在まで4カ月たっております。これから修理に8カ月かかりますけれども、当然もっと急いではやるべきですけれども、エスカレーターは使えませんけれども、すぐわきにエレベーターがございますので、基本的には交通弱者の方、いわゆる車いすであるとか身体障害者等につきましては、このエレベーターを使っていただきたいというふうに考えております。  それと、4点目の、どこがやった工事かですけれども、これにつきましては、平成7年ぐらいに千葉駅前のアンダーパスの立体交差事業を都市局が行いました。そこの都市局の駅前地下道建設室がございましたけれども、あわせて駅前地下道と千葉駅の東口広場を整備したときに、駅前広場のシンボル的な施設として、このクリスタルドームをつくっております。ですから、現在まで約15年ぐらい経過した中で目地から雨漏りが発生しておるという状況でございます。  以上でございます。 247 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、野本委員。 248 ◯委員(野本信正君) 土木事務所関係予算が久しぶりにふえたということで、今年度はどうにか必要なことはできそうな状況ですが、やはり毎年毎年施設も年齢を経ていくわけですから、必要な改修があるわけです。それに関する、やはり路線ごととか橋ごととかの費用計算もきちっとして、これだけは最低必要だというものをきちっと出すようにしていくことが必要だと思いますが、今そういう努力もされていると思いますけれども、どんなふうに進んでいるのかということです。  それから、今、財政局長が、財政厳しい中でも大いに努力して予算を確保したということでありますけれども、たびたび財政局の理解も得たということでございました。決算のときも、財政局長、そこに座っておられまして、削っちゃだめよと私も言ったんですけれども、今回どのくらい削ったのか、その結果、頑張ってここまでつけたとか、何かもう財政局長も、お名残惜しい時間が来ておりますので、その辺の思いをちょっと述べていただけたらというふうに思います。今回は、本当にあちこち大々的に派手に切りまくっている中で、ここだけは切らないで上げたわけですから、このことに限って言えば、よくやったというふうに思うんですね。ほかのことは、だめですよ。ですから、そこのことについて、やっぱり思いを述べていただけたらというふうに思います。  それから、直轄事業なんですけれども、やはり私は熊谷市長になって期待していたことの一つというのは、こういう直轄事業だとか県事業負担金だとか県の補助金とか、こういう国や県に向かって堂々と物を言うんじゃないかと思って期待していたんですよ。あちこちでテレビへ出たり、雑誌に出たり、派手にパフォーマンスはあるんですけれども、国のトップと話したとか、前原さんと話したとか、そんなことが全然ないんですね。だから、国のパイプも余り太くないんですね。それから、県の知事ともよく握手したりしているので、もっと言っているのかと思ったら、意外とだめなんですね。やっぱりもっと民主党推薦の市長ということで、全国最年少ということで、国に向かって、こんなこと払えないよ、何とかしなよ、前原さんと言って、そのくらい言えないのかね。やっぱりそこのところはすごく物足りないですね。切りやすいところをどんどん切っちゃって、それで、こういうところには切り込めないということになると、ちょっとこれはやっぱり大きなイメージダウンだと思うんですけれども、どのくらい市長がこの直轄負担金を削減するために努力したのか、市長会と努力しただけであって、御自身は何も努力しなかったのか、その辺はわかる範囲でお知らせいただきたい。  最後に、ドームのエスカレーターの問題なんですけれども、やはり表玄関なんですからね。今、エレベーターを使っていただくということでしたらば、やはりこれはエスカレーター、雨で故障して御迷惑をおかけしておりますが、エレベーターをどうぞ御利用くださいって親切な看板をあちこちへいっぱい立てて、もっとたくさんつくったほうがいいんじゃないんですか、わかりやすくね。そういうことをしながら、しかし、あと8カ月もかからなきゃできないなんていうのは、ちょっとこれは問題であって、やっぱり一日も早く復旧するように、これは強く要望しておきますけれども、これは局長から、やっぱり答弁をもらって、決算のときのようにいい答弁してくれないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。  以上です。 249 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、建設局長。 250 ◯建設局長 今度の道路の必要な予算をどうやって確保していくのかということで、今、橋梁の長寿命化計画を立てております。これにつきましては、450橋近くある橋梁をいかに効率よく管理していくかということで、長寿命計画で50年先の予算まで立てております。それは、50年先の修繕計画とかけかえ計画を市の政策会議にかけて、計画的にやっていくというところで、何年に幾らの予算が必要だということは示しております。それは市民に公表しておりますので、その予算は市としても確保していきたいということでございます。  それから、橋梁だけでなく、生活道路というのは、やはり皆さんの要望とか、いろいろありますが、幹線道路については、やはり橋梁と同じように、アセットマネジメントという長寿命化修繕計画を立て、いつ、幾ら必要だということの計画も次期実施計画の中で立てていきたいと思います。そういうことで長期的な予算を、何年に幾らかかるかということも示しながらやっていきたいと考えております。  それと、市長がどのように努力したかと。直轄負担金です。  直轄負担金につきましては、来年度は維持管理費がなくなると。それから、事務費関係もなくなるということで、それは特定事業、一部橋梁の耐震補強とか重要なことはちょっと負担していただくこともあると。その詳細についてはまだ出ておりませんが、ただ、23年度につきましては維持管理費が撤廃、25年度までに直轄負担金の改築費もどういう形で市が負担するのか、もうさせないようにするのか、しっかり決めていくとそういう方針が出ております。それは、市長のほうも整備局長なりが来たときに、私も同席しておりましたが、そういうこともちゃんと計画的に進めてほしいということは物申しておりますので、そのような努力はしているものと私は考えております。  それから、ドームのエスカレーターのことにつきましては、私どものほうも早く復旧はしたいんですが、在庫がなくて、新規の部品製作に時間がかかるということで、その間は市民の皆様にわかるように看板などをわかるところに立てて周知を図ってまいりたいと考えております。
     以上でございます。 251 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。最後ですね。財政局長。 252 ◯財政局長 土木部の予算で高評価をいただきまして、ありがとうございます。安全、安心の施設整備につきましては、非常に大事な事業というふうに考えております。ただ、公債費負担適正化計画というのを立てておりまして、その中で市債の発行限度をにらみながらの22年度予算編成だったわけですが、その範囲の中で、道路関係の維持補修、側溝改良、舗装改良、それから耐震促進計画に基づきました教育委員会の校舎、あるいは屋体のそういった補強計画整備につきましても、可能な限り予算化に努めたところでございます。  以上でございます。 253 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、黒宮委員。 254 ◯委員(黒宮 昇君) はい、3点ほどお聞きします。  特定経路など、バリアフリー事業を進めるとしておりますので、平成22年度の特定経路整備について、天台79号線ほか3路線となっております各路線の整備延長と予算額についてお聞きします。  浜野四街道長沼線でありますけれども、我々は浜四街道と呼んでますけれども、平成8年度より用地買収に着手していることは承知しておりますけれども、長年懸案となっておりました共有地の問題がありまして、これらが大きく進んだと伺っております。共有地といっても、大変多くの共有地だったそうでありまして、今後の展開のためにもぜひ確認しておきたいので、お聞きしたいんですけれども、今までは本当にこれがあるから進まないようにも聞いておったんですけれども、どのような形でこれが解決なされたのか、お聞きしたいと思います。  それから、自転車走行整備、環境整備というんですかね。22年度、これはどんなふうに進むのか、お聞きします。  以上3点、よろしくお願いします。 255 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、維持管理課長。 256 ◯維持管理課長 維持管理課、宇佐美でございます。  天台79号線ほか3路線でございますが、冒頭申し上げました79号線以外に、ほかに幕張町弁天町線、440メーターで7,200万円でございます。高洲33号線、200メーター整備いたしまして2,500万円です。4路線目といたしまして、磯辺畑町線、約100メーター整備いたしまして1,200万円。これら4路線合わせますと、840メーターで1億2,100万円の予定でございます。  以上です。 257 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、道路部長。 258 ◯道路部長 浜野四街道長沼線の共有地についてお答えします。  この共有地は、登記名義人が33名ございました。これに関係する相続関係人が312名であります。それで、平成19年10月に道路部で解決方法について決定し、着手いたしました。平成21年、昨年11月13日までの約2年間で312名の登記を完了いたしました。  以上でございます。 259 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 260 ◯自転車対策課長 自転車対策課長の海宝でございます。  自転車環境整備、どのように進めるかという御質問でございますが、22年度におきましては、走行環境マップを作成いたしまして、それに基づき整備計画を立てることとしております。その後の整備方法につきましては、路肩の広い道路等については自転車レーンを、これは警察との協議が必要になってきますが、それを行っていきたいと思います。  また、その他の路線につきましては、道路改良等の工事にあわせて、自転車レーンなどの整備を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 261 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、黒宮委員。 262 ◯委員(黒宮 昇君) はい、初めの特定経路整備事業ですけれども、そうしますと、今の4路線で、これでこの4路線が完了しますと、今度は道路整備率としてはどのくらいの整備率になるか、お伺いします。  それから、浜四ですけれども、1点目として、22年度の予算額を教えてください。  残事業費について、事業費の残は幾らになるか。  3点目は、残事業の主な内容についてお聞きします。  自転車走行環境整備事業ですけれども、何度も皆様から言われているとおり、環境への取り組み、また健康志向というものが大変高まっている中で、なかなか難しいとはいえ、多くの方のこうした要望があると思います。本当に少しずつでも着手していかないと、いつまでたってもできない事業でありますので、頑張って少しでも進めていただくよう要望します。  では、2点お願いします。 263 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、維持管理課長。 264 ◯維持管理課長 維持管理課です。  整備率でございますが、特定経路、今年度840メーターやるわけでございますが、全体延長は58.4キロメートルでございます。22年度予定分を合わせますと、その整備延長は31.5キロメートルとなると見込んでおりまして、その整備率は約54%となる予定でございます。  以上です。 265 ◯主査(宇留間又衛門君) 道路部長。 266 ◯道路部長 はい、浜野四街道長沼線の平成22年度の予算額は、更科工区と大井戸工区、両方合わせまして1億7,200万円でございます。  この平成22年度の予算が承認されますと、平成23年度以降、残事業は約16億円となります。  残事業の主な内容ですが、用地取得が完了しますので、大井戸工区にある橋梁1橋、これは長大橋になりまして、橋長が124メートルございます。その橋梁と舗装の新設が残っております。  以上でございます。 267 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、黒宮委員。 268 ◯委員(黒宮 昇君) 本市の高齢化率を見ますと、本年、平成22年に20%に達すると言われておりまして、人口がピークになります平成27年、このときには高齢化率25%というふうに予測されております。今、整備率54%とお聞きしましたですけれども、まさに27年に25%まで高齢化率が達するわけですので、ぜひその辺に向けて、これらが進んでいくことが大事だと思っていまして、こうした財政状況が厳しい中、これらがどのように進捗していくか、しっかり見てまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。  浜野四街道長沼線ですけれども、ともかく一たんは我々もあきらめたぐらい厳しい状況の、今聞きますと312名の相続人の整理が完了したということで、本当に御苦労さまでございました。これは期待しているところでございますので、あれだけもう進んでいる工事があるわけですから、何とか進んでいただきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。 269 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。向後委員。 270 ◯委員(向後保雄君) 4点お聞きします。  まず、最初に……(「端的にね」と呼ぶ者あり)はい、端的に。  77ページの地下道安全対策の、これ、新規ですけれども道路情報提供装置というのは、どういうものなのでしょうか。そして、どこに設置する予定でしょうか。それから、今後、これはどういうふうに展開されていくのか、お聞きします。  それから、2点目、建設局土木部技術管理課では、先日、日刊工業新聞というのに出ていたんですが、工事業務委託の総合評価落札方式において、新年度からコンティニュアス・プロフェッショナル・ディベロップメントというCPDの実績を評価対象に加える方針だと伺っておりますけれども、その中身はいかなるものなのか、お聞きします。また、それに伴ってCPD運営団体というのを募集しているそうですが、なぜ募集をするのか、お聞かせください。  それから、3点目、国道の管理を、以前から話があったようなんですが、国道の管理を市に移管をするという話があったと。当時、資金的な補助ですか、資金を出してくれるのかどうかも含めて、どのような話がまとまったのかどうか、今、どういう状況にあるのか、お聞かせください。  それから、最後に、先ほどクリスタルドームの修理費が1,700万円ほどかかるよというふうに聞きましたけれども、これは今回の当初予算の中に入っているんでしょうか。その点をお伺いします。  以上です。 271 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、技術管理課長。 272 ◯技術管理課長 はい、技術管理課長の福本でございます。  2点目のCPDの募集についてお答えいたします。  まず、評価の内容でございますけれども、私ども、総合評価のいろいろな技術者の評価をしている中で、いろいろな技士だとか、そういう資格、国家試験を皆さん保有しておりますけれども、ただ、この国家試験はとればずっと保有できると。ただ、その中で、やはりいろいろとその年代年代によっていろいろな技術の進歩だとか、そういう制度だとかというものもいろいろ変化してございます。そういうものを常に継続的に自己研さんしていく、そういうところを今後、より品質を高めるためには必要じゃないかという中で、今、CPD制度が高まってございますので、そういうものを今後評価していきたいと考えております。  それから、なぜ募集をするのか。今回公募しておりますけれども、これにつきまして、CPDという制度というか、講習会を開いているいろいろな団体が結構ございます。これを調べた中で、結構ございましたけれども、その中には、ただ自己申告的な、自分で学習をしていたというだけの自己申告だけでそれを評価して通してしまうような評価団体もございましたので、私どもは、それを本当にやっているかどうかというのがそこで確認できませんので、その成果をちゃんと認めて、その成果を評価してくれる、そういう評価団体を評価したいと考えておりますので、今回そういうところはどういうところがあるのか、それぞれ公募して、その内容を私どもで吟味させていただいて、こういう団体であれば、そこでの受講がこのCPD継続講習に適正だというようなところで判断したいというところで、今回いろいろなところのそういう制度を持ってやっているところの団体を公募しているというところでございます。  以上でございます。 273 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、維持管理課長。 274 ◯維持管理課長 維持管理課でございます。  道路情報提供装置でございますが、これは、近年のゲリラ豪雨時におきまして道路が冠水する、こういうときに道路わきに設置しましたセンサーが雨の水位を感知いたしまして、地下道の入り口に設けた電光表示板に通行注意、あるいは通行どめ、このような表示を行いまして、ドライバーに注意を促す装置でございます。平成22年度につきましては、商高前地下道、末広地下道、弁天地下道の3カ所を予定してございます。  なお、今年度は前倒しなどで武石地下道など5カ所を実施する予定でございます。  また、これらのアンダーパスの箇所につきましては、市内に12カ所ございますけれども、このうち10カ所が完成予定でございまして、残り2カ所につきましては、その必要性について今後検討してまいりたいと考えております。  以上です。 275 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、道路計画課長。 276 ◯道路計画課長 道路計画課長の永名と申します。  御質問の国道の移管についてでございますが、平成20年11月26日に千葉市におきましては国道126号の若葉区中野町から中央区中央1丁目の約16.7キロと、一般国道51号、中央区本町1丁目から若葉区桜木北1丁目間の4.7キロにつきまして、移管を前提に国と協議をしてまいりたいという形で、国と意思確認をとったところでございますが、この移管につきましては、地方分権改革推進の一環として地方に管理を任すことでサービス水準を向上しようという目的で話を進めておりますが、現段階では国のほうで、まだその新たな進め方の方針が出ておりませんので、その後の国との具体的な進展というのは、まだないという状況であります。  しかしながら、推進改革というものにつきましては、今後いろいろな課題を整理をし、進めていくと思いますので、それをその時期に適切に、私どもは必要な財源の確保を主張し、進めていきたいと思います。  以上でございます。 277 ◯主査(宇留間又衛門君) 中央・美浜土木事務所長。 278 ◯中央・美浜土木事務所長 クリスタルドームの修理費1,700万円が22年度予算に入っているかという御質問ですけれども、これにつきましては、できるだけ急ぎたいということで、21年度予算で対応しております。既に、ことしの1月に工事を発注いたしまして、建築部のほうにお願いしまして、ことしの1月に工事を発注しまして、3月末までが工期でございます。  以上でございます。(発言する者あり) 279 ◯主査(宇留間又衛門君) ちょっと待って。いいの。 280 ◯中央・美浜土木事務所長 済みません。ただいまのものは、屋根だけでございます。エスカレーターの修理費については、22年度予算でお願いしております。 281 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、向後委員。 282 ◯委員(向後保雄君) まず、道路情報装置については、理解をしましたので、大雨、ゲリラ豪雨等で甚大な被害が出ているところもございますので、今後きちっと対応していただきたいと思います。  それから、CPDについてなんですけれども、そうすると、これは自己研さんをしているかどうかの実績をきちっと評価する、証明するところを団体に任せるということに今、理解したんですけれども、具体的には、例えば、どういった団体を想定しているんでしょうか。NPOだとか、いろいろあるんでしょうけれども、どういったところを想定しているのか、お聞かせください。  それから、国道の管理を市に移管する件については、126号と51号、東金街道と成田街道ですか、その一部についてということを聞きましたけれども、市民の生活に直結する部分の道路については、市民生活が向上するように、ぜひともきちっとした整備をしてもらいたいと思いますし、そのためにはお金がかかりますので、その資金についてはぜひ国から、財政厳しい千葉市でございますので、何とか引っ張ってもらえるように国にきちっと意見を申し上げてもらいたいと思います。  それから、クリスタルドームの件ですけれども、1,700万円というのは、その財源というのはどこから出ているのでしょうか。補正であったような記憶もないので、どこから出たのか、ちょっとその点を伺います。 283 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、道路部長。 284 ◯道路部長 国道の移管についてでございますけれども、生活水準の向上と道路のサービス水準、これを維持するためには国の財源の移譲を前提として協議を進めてまいります。  以上です。 285 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、技術管理課長。 286 ◯技術管理課長 技術管理課でございます。  今ほどの質問ですけれども、NPO、それから財団法人とか法人、要するに非営利団体を基本的には対象として、今、募集をかけているところでございます。NPOも含まれております。  以上でございます。 287 ◯主査(宇留間又衛門君) 中央・美浜土木事務所長。 288 ◯中央・美浜土木事務所長 1,700万円のクリスタルドームの補修費の財源ですけれども、21年度予算の道路新設改良費、道路を舗装したり、改修したりする土木事務所の予算の中で対応しております。クリスタルドームですから、あれも道路の一部ということで土木事務所で管理しておりますので、道路新設改良費を使っております。 289 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、向後委員。 290 ◯委員(向後保雄君) 国道の管理については、ぜひとも、部長からそういうお話をいただきましたので、よろしくお願いします。  それから、CPDについても、きちっとした評価が、総合評価落札方式に応用するということだと思いますので、恣意性の入らないようなきちっとした評価ができるような、実績の評価をもらえるような団体をきちっと行政で見きわめて、指定というか、認定をしてもらいたいと思います。また、その結果等は、また我々にも報告していただきたいと思いますけれども。  それから、クリスタルドームの修理費なんですけれども、もう既にかかってしまったので仕方ないとは思うんですけれども、国体があるからということなのかもしれませんけれども、あれ、もともと外にあるので、余り漏ってきてザーザー漏るような漏れ方なのかどうか知りませんけれども、果たして不要不急の工事と言えるのかどうか、ちょっと何かそういうところが疑問に感じます。もう既に入ってしまったので、しようがないとは思いますが、八ツ場ダムみたいに途中でやめますというわけにいきませんので、これはもうしようがないことですが、今後はやはり、予算の少ない時期ですから、ぜひとも本当に必要な部分に税金を使っていただきたいと思います。  以上です。 291 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、福谷委員。 292 ◯委員(福谷章子君) 1点だけ、自転車について伺います。  放置自転車対策で駐輪場の整備工事があるんですが、ここに千葉寺駅自転車駐車場ですか、これは京成線だと思うんですが、JRの駅などは随分駐輪場整備が進んできているような気がするんですが、京成線のほうはどういうふうになっているのか。それで、この千葉寺駅は、具体的にどんなふうに整備をされるのか、伺います。  それと、先ほど黒宮議員の質問にもありましたけれども、今後、自転車の走行環境を整備していく、そのためにマップをつくっていくということで、基本は路肩の広いところに自転車レーンということなんですが、私、最近参加した勉強会で、自転車はやはり歩道を走ると危ない。というのは、一番自転車で大きな事故が多いのは、7割が駐車場とか出てきた車と自転車がぶつかるというのが多くて、結構危険を認識して車と並走しているところの事故よりも、出会い頭が多いというふうに学んだんですけれども、そうなりますと、やはり歩道走行というよりも、自転車は車道走行と、これは、当然道路法がそうなっているわけだから、そうなんですが、意識の中では、やはりどうしても歩道を走ったほうが安全だという感覚があるんですが、そうなんです、あるんですが、だけれども、やはり絶対的に歩道を走ったほうが事故は多いという数値が出ているんですね。その辺については、どんなふうな認識をお持ちで、これから道路整備を進めていこうとされているのか。道路予算がどんどん減っていく中で、これはうまく同時にやっていかないと、効率よくやっていかなきゃいけないと思うので、早目にその辺は方針をお決めになったほうがいいのではないかと思うんですが、そのあたりを含めて2点伺います。 293 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 294 ◯自転車対策課長 はい、自転車対策課長、海宝でございます。  まず、1点目、千葉寺駅の具体的な整備内容でございますが、22年度は管理棟の設置を行います。(福谷委員「管理棟」と呼ぶ)はい。こちらについて、駐輪場の整備は、本年度の補正予算で対応させていただいていますので、来年度は管理棟を設置いたします。  それから、走行環境のほうでの歩道走行についてということですが、私どもも歩道走行は危険なものだという認識ではおります。そのために、先ほども申し上げましたけれども、基本は自転車レーンを基本として、今後整備計画等を立てていきたいと考えております。  以上でございます。(「京成線の、どう考えるか」と呼ぶ者あり)京成線の……(「整備」と呼ぶ者あり)
    295 ◯主査(宇留間又衛門君) 京成線にもつくるかと。 296 ◯自転車対策課長 済みません。申しわけございません。  京成線の今後の計画でございますが、今、学園前駅で駐輪場の整備を行っておりまして、こちらが来年度完成いたしますので、それにあわせて学園前及びおゆみ野駅等については、その後に有料化等をしていきたいと考えております。その他の駅につきましては、総合計画にのっとって今後順次整備等を行い、駐輪場や管理棟などの施設が整備できた段階で有料化等を考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 297 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、福谷委員。 298 ◯委員(福谷章子君) 道路整備のほうは、なかなか状況が難しい場合もあるかと思うんですけれども、自転車走行環境整備に頑張っていただきたいなと。これから、それこそ環境の面からも、健康の面からも、自転車の交通というのはもっともっと見直されていくべきだと思いますので、そのための道路整備については、厳しい中で進めるというのは大変だとは思うんですけれども、工夫をしていただきたいなというふうに、これは要望で。もし何か御意見があれば、伺います。  それと、学園前駅のほうも、今、進めているということなんですが、京成線、学園前も千葉寺もそうだと思うんですが、それからおゆみ野も、今、有料ではないんですね。無料の状態で、学園前とかおゆみ野は、実際に、もう既にもともときちんと整備された市の駐輪場があるんですが、現状はそちらではなくて路上のほうにいっぱいとめてあって、そっちはがらがらにあいているという状況なんですね。その辺が今後うまく進めていかないといけないだろうなというふうに思うんですが、駐輪場の有料化に当たっては、いろいろと今までただでとめていたところをどうしてというようなことも市民の皆さんはおっしゃったりして、非常に進め方は難しいと思うんですけれども、そこはどんなふうに段取りを踏んでやっていかれるのか、伺いたいと思います。 299 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 300 ◯自転車対策課長 はい。現在、おゆみ野駅などはそうですけれども、駅の入り口のちょうど反対側に駐輪場がございまして、ほとんど使われていない。また、学園前につきましても、ちょっと位置が悪いのか、ずっと下に、見た目は道路の反対側なんですが、ずっと上がってこなきゃいけないという状況で、ほとんど使われていない状況にございます。今後、有料化するに当たりまして、ある程度皆さんに御利用いただくということが必要なことであり、放置自転車の危険性というものを訴えながら、有料化に対して皆さんの御理解を得ていきたいと考えております。 301 ◯主査(宇留間又衛門君) 福谷委員。 302 ◯委員(福谷章子君) 先ほど市民局のほうでのやりとりで、自転車盗の犯罪が一番犯罪の中でも多いというような議論がされていて、なおかつ自転車の安全教育をどうするかということも議論されていたんですが、今のお話と、建設局がやっている事業は、事業なんですけれども、そういう自転車利用ということに関してはどちらも切り離せないことだと思うんです。自転車盗の犯罪が減るというためには、駅前の自転車がきちんと整然と置かれているということが非常に必要な条件になってくると思いますので、その辺のソフト面もお考えに入れていただきながら整備を進めていただきたいというふうに思います。基本的に、公共の場に私物を置いておくわけですから、ほったらかして置いといていいとも思えないんですけれども、非常に条件が悪い場所とか、いろいろありますので、その辺よく考えていただきたいということを要望して終わります。 303 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、三瓶委員。 304 ◯委員(三瓶輝枝君) はい、ありがとうございます。  駐輪場の件なんですけれども、まだ無料のところがあるやに伺っているんですけれども、地域住民の方からは、これでいいのかと。整理員の方がわざわざ来て整備をして、きちんと整理整頓しているけれども、このままの状態でいいのかというような話が出ているんですが、その辺の改善点、今後どうされようとしているのか、お伺いしたいと思います。  それと、そういった無料で貸していると申しましょうか、無料で使ってもらっている駐輪場というのは、千葉市内で何カ所あって、何台分設置されているのか、お伺いしたいと思います。  それとあと、駐輪場の場所だとか、距離ですよね、駅からどれだけの距離かということで利用料金などの改善がされてきたと思いますけれども、それについて、今までと比べて、入ってくる金額がどんなふうに変化してきているのか、その辺伺いたいのと、それから、実際にあいている、今まで近いところにどうしても入れたかったけれども、場所がないから、少し離れたところの駐輪場、安くなっているわけですけれども、そこを借りてはいるんですが、実際にはそこにとめないで、いわゆる路駐しちゃうというところが最近随分ふえているんじゃないかと思うんですが、その辺は例年と比べてどのように把握されているのか、あるいはまた、それと同時に、改善されたところと、また逆に、改善がされずにどんどんひどくなってしまっている地域は把握されているのかどうか、そういったこともお伺いしたいと思います。  それと、もう1点でございます。  側溝のふたかけなんですけれども、例えばの話、これ全部規格が同じに改善しているんでしょうか。既に側溝ができているところについては、例えば、グレーチングなどをかけたほうがメーター当たり8,000円ぐらいでできるんじゃないかと思います。わざわざまたそれをつくり直すとしますと、コンクリートのふたをかけるためにつくり直そうとすると、2万3,000、5,000円ぐらいでしょうか、それぐらいかかるというふうに伺っているんですが、そうすると、お金をかける割にはふたかけの仕事が、私の聞いた話によりますと、大体3倍違ってきちゃうのかなと。相当数違ってくるように思うんですけれども、何かふたかけについてはグレーチングじゃだめだとか、あるいは千葉市の基本姿勢としては必ずコンクリートのふたをかけるようにしなきゃだめだとか、そういったものが内部的に決められたものが何かあるのかどうか、そういったものをお伺いしたいと思います。  また、町内会の方たちに、例えば、今ある、側溝はあるけれども、大きい側溝じゃなくて本当に小さい側溝があるんだけれども、その側溝のふたをかけてもらいたいという話の中で、今、させていただいているんですけれども、その側溝のふたかけについて金額的にこんなふうに違うんだけれども、皆さん、どういうふうに考えますかというような、町内自治会に対して説明などしていただいているのかどうか、そういったこともお伺いしたいと思います。  以上です。 305 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 306 ◯自転車対策課長 はい、自転車対策課長、海宝です。  まず、無料のところをこのままでいいのかということでございますが、これについては、やはり無料で整理員等の配置というのは市民の方に多大な負担をおかけすることになりますので、駐輪場及び管理施設等の設置を順次進めていき、有料化していきたいと考えております。  それから、無料のところが何カ所かということでございますが、18駅24カ所4,709台、現在無料駐輪場がございます。  続きまして、利用料金を改定したことによって、どう改善されたかということですけれども、稲毛の第3駐輪場等のように遠くで利用率が悪かったところが利用率等が上がっておりまして、放置等についても極端にふえたとかというところはない状況でございます。  申しわけございません。歳入については、現在持ってございませんので。 307 ◯主査(宇留間又衛門君) わからなければ、後で御報告願います。 308 ◯自転車対策課長 はい、済みません。後で報告させていただきます。 309 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、建設局長。 310 ◯建設局長 側溝のふたかけにつきましては、多分昔の、あごがない、ふたが入らないようなU字溝で、それをふたをかけたほうが安いんではないかという御指摘だと思うんですが、ふたにあごがないと、その上にそのままコンクリのふたを乗せてしまうということになると、やっぱり安定が悪いので事故につながるということがあります。だから、今はソケットつきということで、ふたがすっぽりはまる形でやっておりますので、ただ上にかけたら安いですが、安全のことを考えると、やっぱりふたつきの側溝をつけたほうが、将来、逆に安く上がって、やっぱり安全、安心に通行できるということになりますので、そういう方法をとっております。  それから、グレーチングにつきましては、グレーチングのほうが全然コンクリートのふたより高いんです。ソケットつきで正式なやつはですね。だから、ソケットがなくて、昔のただのU字溝でそこにかけるという簡単な物は、ただ、車も乗れませんので、それはすごい薄い物ですので、それは安いですけれども、それは車が乗ったりすると、すぐ側溝もふたも壊れてしまうということになってしまいます。だから、今のやり方がやっぱり最適なことと考えておりますので、そういう方向でやりたいと思っております。 311 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、土木部長。 312 ◯土木部長 土木部長の君塚です。  自治会等に、ふたかけをするときにどんな種類ですとか、金額ですとか、相談するかどうかという御質問なんですけれども、これについては、大きさですとか規格、そこに合った施設を検討した上で敷設していきますので、そのサイズ等について、あるいはふたかけの大きさとかやり方について、特に自治会等に御相談することはございません。ただ、工事をやるときに、こういう工事をやりますということは御説明いたします。  以上でございます。 313 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、三瓶委員。 314 ◯委員(三瓶輝枝君) ありがとうございました。  今、グレーチングは高いというふうに伺ったんですが、私が聞いているところによりますと、メーター当たり8,000円じゃないかと言われておりまして、全部今ある小さい側溝をそっくり取り除いて、新しくそこそこの大きさのをやりますと、それだけで2万4,000円から2万5,000円かかると、メーター当たり。そうしますと、お金がそれだけかかりますと、先にまた進まないわけですよ。本当に住民の皆さんは、早く、いつ自分のところがふたかけになるんだというふうな話になっておりまして、ぜひこれについては取り組んでいただきたいのと同時に、今、グレーチングは車も乗れないとおっしゃったんですが、実はこの地域でその小さい、もともとある側溝の上で自分たちで買ったんだか、ちょっとそこは確認しておりませんけれども、グレーチングが乗っておりまして、ずれないような、下に支え、羽みたいなのがくっついていて、それを使っているところもあるわけですよ。実際にそこで車が出入りしている。スーパーの前なんかにもそういうのがあっても、別段傷んでいる様子はないですし、どういうふうな計算でそういうふうにおっしゃっているのかよくわからないんですけれども、実際には、小さい、今までの側溝が壊れているという状況は私の目には映らないわけなんですよ。そうしますと、わざわざ金のかかるものを大工事して、今までの小さい側溝を引き上げて大きな側溝につくりかえるというのは、またお金のかかる話じゃないかなと。同じかけるんだったら、私が言うような手法もあり得るんじゃないかというふうに私は思いますが、再度お話をいただきたいと思います。  そして、今度また、駐輪場の件なんですけれども、今、順次進めていくというふうに伺いました。18駅24カ所4,709台分。そうしますと、この部分が整理員さんの配置のこともあるのかもしれませんが、やはり市民の皆さんから、無料なところと、それからそうじゃないところの差があるじゃないか、どうなっているんだというようなお話が来ています。やはり同じ市民の、使っていない方からも来るし、それから使っている方たちからも、やっぱりあっちのほうはただなのに、こっちのほうはお金を取られると。ましてや、駅から近いところは無料で、何でこっちはこんなんなんだというようなお話も来ていますので、これ、いつまでに進められるんでしょうか。いつから、こういった無料な駅をなくそうと始められて、今どのぐらいなくなってきた、今18駅と聞きましたけれども、これは、始められたときからどのぐらい解消されたのか、これから、どういうふうな計画になっていくのか、伺いたいと思います。  それと、もう一つは、改定で今、出ていないというふうに伺ったんですけれども、料金を改定して、私の知っているところでは、やはり安いところに一たんは登録しても、別なところに、便利なところに置いてしまうという放置自転車がかなりふえているのかなというふうにも思います。その点について、実は近くに公園があるもんですから、道に置きますと、すぐ持っていかれちゃいますから、ですから、逆に、公園の中に自転車を置いてしまって、それで公園の中に置かれたものは、皆さんにとっては関係ないということで、公園のほうが何か一生懸命やっているんですけれども。 315 ◯主査(宇留間又衛門君) 要望ですか。 316 ◯委員(三瓶輝枝君) 今これから言うんですけれども。  それで、公園課の方と、例えば、ほかにももっとあるんだろうと思うんですね、放置自転車に関しまして。道路だけじゃないところに置かれてしまう、公園なんかのほうにも置かれてしまう、また、場合によってはこれから想像もしなかったところに置かれるような場合も出てくるんだろうと思います。そういったところに速やかな対応をしていただけるように庁内連絡なんかもとっていただければと思いますけれども、その辺の取り組みはどのように進んでいらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 317 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、建設局長。 318 ◯建設局長 はい、側溝につきまして、ちょっとお答えさせていただきます。  側溝につきましては、普通の昔のU字溝の上にふたをかける方法もありますが、そういうのを改善してほしいということで、今までほとんどの地域でソケットつき、ふたがすぽっとおさまる形のちゃんとした、車が乗っても小さい車だったら大丈夫ですけれども、それをソケットつきのU字溝にして、ある程度大型がその上を通っても大丈夫なような、歩きやすい側溝にしてくれということで、そういう改善を今まで各地域で行っております。  ただし、そういうことで、今の旧の側溝にふたをかけて、それで十分だということで地元がそういう要望であれば、我々もそういう形をとっていきます、そこの地域に関してはですね。我々は、基本的にはふたをかけて、やっぱりソケットつきのU字溝で安全、安心を図った形で側溝をつくっていきたいと考えておりますけれども、そこの地域だけ、そういう形でどうしてもやってほしいということであれば、それにこたえていきたいと考えております。 319 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 320 ◯自転車対策課長 有料化の時期についてですが、直近で18年度に京成稲毛駅で有料化を行っております。また、今後につきましては、27年まで総合計画で事業計画を立てておりますので、その中で順次整備をし、有料化を図っていきたいと考えております。  それから、公園等、道路以外の施設に置くものの取り組みについてですが、公共施設等については、施設管理者が各管理規程を持っていると思いますので、そちらのほうの規程でやっていただくようにお願いしているところでございます。  あと、先ほどの歳入の差なんですが、資料がございまして、約9,000万円の増額になっております。  以上でございます。 321 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、三瓶委員。 322 ◯委員(三瓶輝枝君) ありがとうございました。  今、地域の要望があればというふうに伺ったんですけれども、それも含めて、どれが一番経済的なのか、そして今の状態を改善できるのかということをやはり考えていただければと思います。これは要望でございます。  そして、二つ目の駐輪場の件でございますが、先ほどの台数、4,709台、この部分をそれぞれ場所によって金額も違うと思いますが、これらを有料化することによって、どれだけの増収になるのか、計算されていらっしゃるんでしょうか、1台幾らでというふうに。何でそんなに計画的に、例えば、今はもう駐輪場として使われているわけじゃないですか。その部分をなぜすぐに有料化にできないのかだけ、じゃ、質問させていただいて、それと同時に、これだけ、4,709台無料で使われているということに関しまして、これも増収になると思うんですよね、今やっぱり。これについて、なぜすぐにできないのかということを最後に聞いて、終わりにしたいと思います。よろしくお願いいたします。 323 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 324 ◯自転車対策課長 なぜ有料化にできないかということでございますが、有料化するに当たりまして、放置禁止区域を私ども定めてやっております。そうしますと、そこの部分については自転車をとめられない、放置した場合にすぐに撤去ということになりますので、そうすると駐輪場が不足している駅、今、無料化にしている駅につきましては、乗り入れ台数に対してある程度の駐輪場を確保できていない部分のところが無料化で一応やっておりますので、そういうことで、駐輪場の確保、それから、あと当然有料化にすることによって管理人等が常駐しないと駐輪場ががたがたというか、きちんと利用されなくなりますので、申しわけございません、きちんと利用されなくなりますので、そういうことで、管理棟等の設置もあわせて行った段階で有料化していくという考えで、現在やっております。 325 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、建設局長。 326 ◯建設局長 ちょっと今のことにつけ加えますと、先ほど言いましたのは、その駅の需要台数、ありますよね。その需要台数をある程度確保できませんと、その残りの人たちはみんな放置してしまうことになります。例えば、需要台数が1,000台あるところに200台しか駐輪場が確保できませんと、残りは、全部有料にして放置禁止区域にしてしまいますと、全部撤去という形になります。そうすると、そこを使用している皆さんに配慮が足りなくなってしまいますので、ある程度、その駅の需要台数を駐輪場で確保できた段階で有料にすると。今、そういうふうに課長が説明したと思いますので。 327 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。あと何人ぐらいいますか。1人ですか。はい、小関委員。 328 ◯委員(小関寿幸君) はい、放置自転車対策についても、いろいろ意見なども出されましたけれども、緊急雇用創出事業で12名ふえますよね。この人たちはどこに配置されるのでしょうか。  それから、JR稲毛駅の駐輪場が整備されるんですが、これによってどれぐらい放置自転車が改善されるのか。  その2点についてと、それから新港横戸町線について伺います。  本来であれば、今月末で完了する予定でしたよね。大体資料をもらいますと2015年までかかると。あと3年間かかるということでありますけれども、そのおくれた原因は何でしょうか。  それから、新年度予算で13億3,500万円の事業内容ですけれども、この予算でどういう事業がされるのか、お聞きします。  それから、稲毛消防署の出入り口、これ、副道と交差するんですね。救急車、消防車の出入り。大体この道路ができますと、3万台の通行量ということですけれども、副道も合わせていたと思うんですが、副道なども結構利用する人が今でもいますからね。だから、ここ、本当に安全対策で大丈夫なのかどうなのかというのをお聞きします。  それから、穴川十字路の大気汚染や騒音について問題はないのか。  それから、今月6日の日に緑化検討委員会を行いましたよね。ここで出された意見や要望はどういうものが出されていたのか、それに対する対応はどう考えているのか。  それから、最後に、区役所近くの工事で、振動によって屋根のかわらが破損したというお宅があって、それに対する補償をしてほしいというのがあるんですが、ここの、いわゆる現況調査、事前にされたのかどうか。何か話を聞きますと、現況調査はしましたと。でも、屋根まではやっていませんと。だから、この屋根は老朽化して壊れたんですというようなことを言われたと言うんです。非常に失礼なことを言う役所だと言われましたけれども、それに対する対応の仕方はどうなっているのか。  以上お聞きします。 329 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 330 ◯自転車対策課長 はい、自転車対策課です。  緊急雇用でふえたところはどこかということですが、西千葉駅に4名、それから千城台駅に2名、半年間ですので、この倍になって12名にふえます。  それから、稲毛駅で配置して効果が出たのかというお話ですが……(「配置じゃない」と呼ぶ者あり)稲毛駅の整備によってどう解消されるのかということですが、稲毛駅につきましては、放置の毎年度調査を行っておるんですが、20年度の11月と21年度、これは12月になりますが、調査した結果によると、約150台ぐらいの減になっておりますので、ある程度効果は出ているものと考えております。 331 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。特定街路課長。 332 ◯特定街路課長 特定街路課の椎名でございます。  まず、当初、新港横戸町線は21年度末で開通する予定であったのではないかということでございますが、これは第2次5か年計画の見直しによりまして、若干おくれてまいりました。  それから、ことしの13億3,500万円の事業でございますが、ことしの国体前の供用開始するために、案内標識の設置、それから全体的に副道の工事を予定しております。  それから、穴川の大気観測所の状況でございますが、今のところ、たしか10月ぐらいからはかっておるんですが、環境基準値内にはおさまっております。  それから、稲毛消防署前の出入り口についてでございますけれども、橋には十分な幅員をとっております。それから、出入りの際には緊急ということになりますので、サイレン等を鳴らして右側から来る車両に十分気をつけて出ていただくということを考えております。  それから、6日にありました緑化検討会でございますが、これは、まず、穴川地区の街路樹等の詳細設計を今やっております。その辺で、樹種とか、そういうものについてどうかということを聞きまして、高木についてはヤマモモ、それから低木についてはツツジ系を植えてほしいという意見が多くございました。  それと、区役所近くのかわらの屋根の補修でございますが、家屋の事前調査は20年度にやっております。  以上でございます。 333 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 334 ◯自転車対策課長 済みません。先ほど、稲毛駅の整備をすることによってどのくらい放置が解消するかということで、その答弁が間違っておりまして、放置自体は、先ほど申し上げましたとおり370台ほどございまして、350台分の駐輪場を設置いたしますので、これについては大幅な放置の減少が見込まれるのではないかと考えております。  以上でございます。 335 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。答弁漏れはございませんか。小関委員。 336 ◯委員(小関寿幸君) 駐輪場の関係では350台ぐらい緩和されるということでありますけれども、私、以前にも指摘したんですが、平日はそういうふうにして要員がいて整理されるんですよ。でも、土日、祭日、ここは私が指摘しなくても、もう既にわかっていると思うんですね。この改善を求めてきたんですが、それが一向に改善されない。ぜひ千葉市の雇用対策事業の一環としてでも、これはやっていただきたいというふうに思うんですね。  それから、新横線の関係なんですが、どういうふうに話をされたかというのがよく聞き取れなかったんですけれども、区役所近くの工事で振動によって屋根が壊れたという事例を出しましたけれども、今後の対応をどうするのかということなんですね。もう一度ちょっとお答えください。  稲毛消防署の出入りね、大丈夫だろうでいいんですか。これは、もちろん橋は幅員をちゃんととっていますよ。だけれども、この間、信号、あそこについていますよね、信号がね。非常に短い。信号の変わりが短い、危険だという話があるんですが、どうですか。  それから、大気汚染の関係で大丈夫だという話でしたっけ、大気汚染、それから騒音。これは環境基準からいっても大丈夫だということが言えるんですか。  はい、以上です。 337 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 338 ◯自転車対策課長 土日、祝日の改善ということですが、現在、緊急雇用において土曜日までの追放指導は行っておりまして、来年度、千葉駅において日曜、祝日の追放指導をやる予定にしております。これの効果等を踏まえて、今後他の駅について検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 339 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、特定街路課長。 340 ◯特定街路課長 特定街路課でございます。  まず、区役所の近くのかわら屋根の件でございますけれども、できれば工事が終わりましたらば、お伺いをして事後調査をさせていただいて、その対比で話し合いをしていきたいと思っております。  それから、稲毛消防署前の出入り口の関係ですけれども、これはもう一度供用開始前に警察とよく立ち会っていきたいと、今考えております。
     それから、大気観測所の件ですけれども、その前に遮音壁が今後立つ予定になっております。遮音壁が立つようになっておりますので、今、遮音壁を立てない状況ではかっております。今後、本線が供用されて台数もある程度ふえるかもしれませんが、そのときには遮音壁を立てた中で測定して、何とか基準内を守っていくという考えでおります。  以上です。 341 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、小関委員。 342 ◯委員(小関寿幸君) 駐輪場で、1回目の質問の中で、緊急雇用特別事業で12人ふえた中身について、どこに配置するかと言ったら西千葉駅4名、千城台駅2名ということで6名ですか。あと6名足りないね。それはどうなっているのか。  それから、新横線の関係では、これは当初予算が700億円でしたよね、700億円。そうですよね。それで、この間、資料をもらったら六百数十億円になっているんですが、それはそれだけ減額になるということでいいんですか。  以上、お答えください。 343 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、自転車対策課長。 344 ◯自転車対策課長 済みません。説明が不足しております。  6名で半年でございますので、倍の12名になるということでございます。申しわけございませんでした。 345 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、ほかに。はい、道路部長。 346 ◯道路部長 新港横戸町線の全体事業費、今までずっと全体は700億円と、このように話を申し上げてきました。それで、事業がだんだん終息を迎えますと、決算をずっと足していくと、おのずと今までの額が出ることと、残事業がございます。そうすると、本線と生活道路、千葉港黒砂台線だとか緑化重点とか、そういう四つの事業を足していきますと、最終的には732億円(後に737億円に訂正)ほどになります。これは、私どものこの事業が市民参加型の事業を行っておりまして、道づくり協議会からの意見、要望など、妥当だと考えられたものについては、それを増嵩しております。例えば、道路のふたかけなどは、当初の予定したよりも相当量のふたかけになっております。そのような関係で、地元から要望を受けた額を集計してみますと、約12億から13億円ほど増額になっております。そのほかに、私どもの判断し切れなかった部分、掘ってみたらがらが出てきてしまっただとか、そういうものが約12億円ございまして、トータル合わせると、今申し上げた700億円からオーバーした分がそれに該当してしまうのかなと、このように考えております。  以上です。  先ほど732億円と言いましたが、737億円でございます。失礼しました。 347 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、御質疑等がなければ、以上で、建設局所管の審査を終わります。  建設局の方は御苦労さまでした。速やかに退席してください。                 [建設局退席] 348 ◯主査(宇留間又衛門君) 委員の皆様には、この後、指摘要望事項の検討をお願いしたいと思います。  正副主査で協議いたしますので、暫時休憩といたします。  なお、再開は6時10分ごろを予定しておりますが、多少時間が前後する場合がございますので、追って事務局より連絡させますので、各会派の控室でお待ちください。                午後5時10分休憩                午後6時30分開議 349 ◯主査(宇留間又衛門君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。                指摘要望事項の検討 350 ◯主査(宇留間又衛門君) 委員の皆様には、これから予算審査特別委員会第1分科会としての指摘要望事項の検討をお願いいたします。  まず、正副主査案を発表いたします。  指摘要望事項。  1、財政運営については、今後も極めて厳しい状況にあることから、引き続き将来債務の縮減に取り組むとともに、創意工夫による新たな財源の確保に努めるなど、財政健全化に向けて最大限の努力をされたい。  2、防災対策については、災害時には迅速に対応するため、安全・安心メールなどの情報通信機能を強化するとともに、自主防災組織率の向上を図り、市民の安全・安心の確保に努められたい。  3、市営住宅については、計画的な修繕により延命化を図るなど、既存ストックの有効活用に努めることにより、市民の良好な住環境の整備に向けて取り組まれたい。  という以上ですが、いかがでしょうか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)  はい、野本委員。 351 ◯委員(野本信正君) 正副主査案は、言うならば可もなし不可もなしというやつで、実際に我々が初日は8時まで慎重審査をし、さまざまな意見を言ったことがほとんど反映されていません。特に、事務事業見直しについては、あらゆる角度からさまざまな意見が述べられていたことは周知のとおりであります。しかも、すべての会派がそういう懸念は示しております。そういうことについて喚起をしないで、この予算審査分科会が何をやったのかということになっちゃうと思うんですよ。そういう点では、私は、こんな生ぬるい報告は認められないというふうに主張します。やっぱり事務事業の見直しなどについては、厳しい意見があったということをきちんと言わなきゃだめですよ。しかも、それを一方的に決めるなんていうのは、本当に言語道断ですよ。そこまでいくと、うちの討論になっちゃうけれどもね。そういうニュアンスのことは出ていたんだということ。  それから、何を基準にやっているか知りませんけれども、私は、長い議員経験の中で、3会派以上が発言したことが指摘要望事項になるということを認識しておりますから、そこもきちっとやっていただきたい。  それから、一番最初の長期債務の減少というところですけれども、我が会派はそんなこと言っておりません。市民生活の安定のためには、25%を少し超えるときがあったっていいじゃないかということで、債務の減少ということは言っていませんからね。それは全会一致じゃないですよ。そこをきちっととらえてやってもらわないと。  残念ながら、これは承知できません。 352 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、松坂委員。 353 ◯委員(松坂吉則君) 自治会の委託費に関しては、ほぼ全会派が賛同していなかったというか、削減すべきじゃないというふうに僕は感じておるんですけれどもね。(「そんなことはない」と呼ぶ者あり)じゃ、あなたの会派はそういうふうにね。わかりました。  私は、そう思っているので、そこはぜひ入れていただきたいなというふうに……(「3会派以下」と呼ぶ者あり)3会派どころじゃないじゃないですか。(「否定していない。要は、それに対して賛同していないじゃない。我々は否定を完全にしたけれども、ほかの人たちも認めるとは言っていないわけだから、否定はされていないわけですよ、はっきり言って」と呼ぶ者あり)入れてほしいんです。  以上。 354 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、布施委員。(「賛同するなら賛同すると言ってくださいよ」「そうだよ。言わないで、今になってだめだよ」と呼ぶ者あり) 355 ◯委員(布施貴良君) 自治会の件については、私どもは、これはやむを得ないと、こういう立場ですから。(「わかりました」と呼ぶ者あり)そういうことで発言をしなかっただけですけれども、これはいろいろな場所でそういう立場のことは言っておりますが、予算自体についてはそういうことで基本的に私どもは賛成の立場だと、こう言っていますから。  それから、野本委員の御意見もわからないわけではないんですが、これは野本委員の一つの見識ということでお伺いをいたしましたので、そういうことで、ひとつ私は委員長案でいっていただきたいということです。 356 ◯主査(宇留間又衛門君) はい、福谷委員。 357 ◯委員(福谷章子君) 自治会の事務委託費についてなんですけれども、私もこれに関しては意見を言いました。自治会長とお話しして、その言葉を引用して、全くもってけしからぬという言葉は引用しました。けれども、この財政状況でそれは理解できるということで、うちの会派もいたし方ないという発言をしているはずですので、そこは、私はそういうふうに中で発言をしております。  仕方がないだろうという、そういうスタンスです。賛成のスタンスです。 358 ◯主査(宇留間又衛門君) 指摘要望事項について、前のをかんがみて、これは複数の会派が賛成するもの、ここで賛成は各会派の賛成が得られるものですということで、ここで審査して全員が賛成するものに対しては指摘要望、それ以外は指摘要望にはなじまないということで、何か前回のことがあるということで、だから、意見が分かれた……(「分かれちゃったものは受け入れられないんですよね」「だめですよね」と呼ぶ者あり)そうそう。意見が分かれた場合には受け入れない。(「ちゃんと証明しなきゃだめだよ」「今言ってはだめだよ、そんなの。その前に言わなきゃだめだよ」と呼ぶ者あり)今、野本委員が言っているのは、3会派以上あれば入れてもいいですよということらしい。(「それじゃ、私が言ったこと」と呼ぶ者あり)ちょっと待って。手を上げて。だれ。野本委員。 359 ◯委員(野本信正君) 二つありまして、一つは、全会一致でなければ指摘要望事項になじまないというようなことは、そういうことは今まで決めたことはありません。特別にだれかが委員長をやったときに勝手にやったことです。今まで、3会派以上の発言があれば指摘要望事項に入れるというのは、長い経緯の中で、みんなで認識したことです。それが一つ。  それから、全会一致だということであるならば、長期債務の削減ということが、要するに25%を超しちゃいけないということも含めて言っているんだと思うんですよ。私どもは、こういう時期には少々そこが上回っちゃっても仕方ないだろうと。それより市民生活を守るためにしなきゃいけないんだという主張ですから、全会一致じゃないですよということを言っているわけです。  その二つです。はい。 360 ◯主査(宇留間又衛門君) はい。布施委員。 361 ◯委員(布施貴良君) おおむね3会派以上というのは、要するに、正副委員長が案を決めるに当たって、そういう内容をしんしゃくしながら原案をつくって、各会派に回って、何のために回るかといったら、要するにこの場で全会一致になるような内容をまとめましょうということで今までやってきたはずなんですよ。ですから、最終的に指摘要望事項については、ここで委員長案について採決をするということは一回もなかったはずなんです。  ということで私は理解しておりますので、個々的には私どももいろいろなことがありますけれども、せっかくこれだけ時間をかけて、この予算案の審査分科会をやってきましたから、それを踏まえての御意見であろうかと思いますので、私どもはこれでいこうじゃないかと。あと、それぞれの各会派の意見は当然あるわけですから、それは、これから一般質問もあるし、常任委員会もあるか、常任委員会、一般質問、最後は討論でそれぞれの立場を明らかにしていくということで、私は進めていただきたいと思います。 362 ◯主査(宇留間又衛門君) ほかに。松坂委員。(「もう一遍読んでください」と呼ぶ者あり)はい、指摘要望事項ですか。  1、財政運営については、今後も極めて厳しい状況にあることから、引き続き将来債務の縮減に取り組むとともに、創意工夫による新たな財源の確保に努めるなど、財政健全化に向けて最大限の努力をされたい。  2つ、防災対策については、災害時には迅速に対応するため、安全・安心メールなどの情報通信機能を強化するとともに、自主防災組織率の向上を図り、市民の安全・安心の確保に努められたい。  3番、市営住宅については、計画的な修繕により延命化を図るなど、既存ストックの有効活用に努めることにより、市民の良好な住環境の整備に向けて取り組まれたい。  この三つです。(発言する者多し)この案でどうでしょうか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] 363 ◯主査(宇留間又衛門君) いいですか。(「反対、異議あり」と呼ぶ者あり)賛成多数のようですので、これでいきますので、ひとつよろしくお願いいたします。また、いろいろありますけれども。  なお、分科会報告の作成等につきましては、正副主査に御一任願います。  以上で、予算審査特別委員会第1分科会を終了いたします。  御苦労さまでした。                午後6時44分散会 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...