八戸市議会 2019-03-05 平成31年 3月 定例会-03月05日-03号
先般亡くなった堺屋太一さんが、困ったときは歴史に聞けと言っています。最近特に感じることですが、おかげさまとか、お互いさまとかという言葉を聞かなくなりました。自分をへりくだらせて、相手を立てる表現です。江戸しぐさにおける傘かしげや肩引きなども、相手に対する思いやりの動作です。利己ファーストではなく、利他ファーストの社会をつくり上げることが大事なのではないでしょうか。
先般亡くなった堺屋太一さんが、困ったときは歴史に聞けと言っています。最近特に感じることですが、おかげさまとか、お互いさまとかという言葉を聞かなくなりました。自分をへりくだらせて、相手を立てる表現です。江戸しぐさにおける傘かしげや肩引きなども、相手に対する思いやりの動作です。利己ファーストではなく、利他ファーストの社会をつくり上げることが大事なのではないでしょうか。
通商産業省にいた堺屋太一さんも、迷ったときとかいろいろなときは過去の事例を参考にしながら前に進んでいこうというようなことを提唱しているのですが、なかなかそういうことすらもわかっていない人たちが非常に多いのです。 まさしく教育長が言ったみたいに、勉強されている人たちは多少はそのことはわかるのですが、でも全体的に見ると、物すごい勉強されている方々は少数派なのです。
自民党政府は、二兎を追う者は一兎をも得ずと財政再建策には手を触れず、景気浮揚策を第1に掲げ、平成の高橋是清こと宮澤喜一氏を大蔵大臣に、また経済学者の堺屋太一氏を経済企画庁長官に据えましたが、しかし、景気は今なお不透明感を増すばかりであります。