青森市議会 2000-09-13 旧青森市 平成12年第3回定例会(第3号) 本文 2000-09-13
その汚染の原因である黄色ブドウ球菌の毒素は、北海道の大樹工場での脱脂粉乳製造工程の中で、去る3月31日に停電事故が発生し、高温のまま約3時間放置され、黄色ブドウ球菌が大量に増殖をしたと見られていますが、なぜ放置されてきたのか。指導も含め衛生管理体制はどうなっていたのか等々、雪印工場や国の責任等に徹底的にメスを入れ、今後このような中毒事件の発生を防止するようにしなければなりません。
その汚染の原因である黄色ブドウ球菌の毒素は、北海道の大樹工場での脱脂粉乳製造工程の中で、去る3月31日に停電事故が発生し、高温のまま約3時間放置され、黄色ブドウ球菌が大量に増殖をしたと見られていますが、なぜ放置されてきたのか。指導も含め衛生管理体制はどうなっていたのか等々、雪印工場や国の責任等に徹底的にメスを入れ、今後このような中毒事件の発生を防止するようにしなければなりません。
院内感染を防止するためには、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を初め各種感染症の発生時における的確な対応と診療、迅速な処理が大切なことから、毎月1回、院内感染対策委員会を開催し、院内感染防止のための調査研究及び対策を講じているところであります。
通常の砂場の調査では、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌を初めとする大腸菌群、犬猫のふん便に起因するふん便性大腸菌群及び回虫卵の調査が主体となっております。 今までの経過につきましては、平成6年度より試験的に、専門業者を通じて住宅地に囲まれた地区の小学校8校について調査しましたが、各校とも大腸菌群等について陽性でありました。
院内感染の中でも、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症への早急な対策が必要だと考えます。 病院内で検出された黄色ブドウ球菌の中でMRSAの占める割合は、北欧やスイスでは〇・一から二%、アメリカ一五%、フランス、イタリア二六%でありますが、日本では五〇%を超えている調査結果が報告されております。
中でもMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の院内感染が大きな問題となっているのであります。そしてまた、MRSA感染は、院内感染にとどまらず、市中感染に広がりつつあるという不気味な兆しも見え始めております。 去る七月、厚生省研究班は、全国五百床以上の大病院三百五施設を対象に調査を実施、二百五十三施設から回答を得たのであります。