青森市議会 2019-09-05 令和元年第3回定例会(第3号) 本文 2019-09-05
風疹の感染は、免疫がない人にはせきなどの飛沫感染でうつり、1人の風疹患者から5人から7人にうつす強い感染力があります。また、風疹への免疫が不十分な妊娠20週ころまでの妊婦が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が起こることがあります──先天性風疹症候群。妊婦のみならず、周りにいる人が風疹に感染しないよう予防することが大事です。実は風疹、昨年から流行しています。
風疹の感染は、免疫がない人にはせきなどの飛沫感染でうつり、1人の風疹患者から5人から7人にうつす強い感染力があります。また、風疹への免疫が不十分な妊娠20週ころまでの妊婦が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が起こることがあります──先天性風疹症候群。妊婦のみならず、周りにいる人が風疹に感染しないよう予防することが大事です。実は風疹、昨年から流行しています。
国立感染症研究所によると、11月28日現在で風疹患者累積報告数は2313人となり、過去2番目に多い報告数となっています。国によるワクチン政策によって、現在は風疹患者の中心が小児から成人へと変化しています。特に30代後半から50代前半の男性の抗体保有率が低いことが明らかになっています。現時点では、青森県内での風疹患者の報告がされていないものの時間の問題です。
平成24年度中、全国の風疹患者数は2,392人、ことしに入って1万人を超え大変な増加傾向にあり、青森県でも上十三、弘前、青森管内に続き、むつ管内などにも感染者が発生しています。 風疹の予防接種は、1歳過ぎと入学前、そして中学2年の定期接種で公費負担です。
現在、全国の都市部を中心に風疹患者が急増しております。国立感染症研究所によると、全国の風疹の罹患者は5月22日現在で7540人にも上り、昨年1年間の既に3倍を超えている現状にあります。 特徴的なのは、約8割近くが男性患者で、中でも働き盛りの20代から40代が多く、ほとんどがワクチン接種を一度も受けたことがないか、接種歴が不明な人たちだということです。
国立感染症研究所は、ことし、全国の風疹患者数が4月28日までに5000人を超えたと発表しました。これは過去5年間で最多だった2012年1年間の患者数の2倍を既に上回っています。こうした中で、妊娠中の方が感染したことによって先天性風疹症候群の子どもが昨年10月から既に10人以上確認されるなど、過去最悪の事態となっています。