八戸市議会 1999-03-01 平成11年 3月 定例会−03月01日-02号
ダイオキシン類は農薬の製造過程や廃棄物の焼却過程などで非意図的に生成する有機塩素化合物でありまして、毒性が強く、その環境汚染が社会問題となっておりますことから、国では主な発生源であります廃棄物焼却炉や製鋼用電気炉に対する排出基準を定めるとともに、大気環境の指針値を設けるなど各種の法整備を進めているところであります。
ダイオキシン類は農薬の製造過程や廃棄物の焼却過程などで非意図的に生成する有機塩素化合物でありまして、毒性が強く、その環境汚染が社会問題となっておりますことから、国では主な発生源であります廃棄物焼却炉や製鋼用電気炉に対する排出基準を定めるとともに、大気環境の指針値を設けるなど各種の法整備を進めているところであります。
ダイオキシン類対策についてでありますが、国は平成9年8月に大気汚染防止法施行令の一部を改正し、ダイオキシン類を有害大気汚染物質に追加指定するとともに、排出抑制基準及び大気環境指針にかかわる値を設定し、また排出施設としては、製鋼用電気炉と廃棄物焼却炉の2施設を指定しておるところであります。
環境庁と厚生省は、廃棄物処理炉と製鋼用電気炉から排出されるダイオキシンを規制するために、大気汚染防止法と廃棄物処理法の政省令を改正し、12月1日から実施されました。ダイオキシンの法的規制がようやく実施されることになりました。発がん性があり猛毒のダイオキシンは、塩素系のビニールやプラスチック、また塩素漂白された紙などを燃やした際に合成され発生すると言われています。