弘前市議会 2012-12-06 平成24年第4回定例会(第4号12月 6日)
かつての政府の臨時教育審議会第一部会や文部科学省の徳育に関する懇談会は、いじめの根本にある問題は子供が規範意識や共感性を欠如していることにあるという報告をいたしました。そして、例えば弱い者いじめは人間として恥ずべき悪い行為だという規範意識の形成や、相手の痛みを自分の痛みとして感じる共感性をはぐくむ愛着の形成こそが家庭教育の2大役割であるとしたのです。
かつての政府の臨時教育審議会第一部会や文部科学省の徳育に関する懇談会は、いじめの根本にある問題は子供が規範意識や共感性を欠如していることにあるという報告をいたしました。そして、例えば弱い者いじめは人間として恥ずべき悪い行為だという規範意識の形成や、相手の痛みを自分の痛みとして感じる共感性をはぐくむ愛着の形成こそが家庭教育の2大役割であるとしたのです。
生涯学習社会への取り組みについては、昭和60年の臨時教育審議会の学校中心の考え方からの脱却を目指し、生涯学習体系への移行が提言された第一次答申に始まり、平成4年の生涯学習審議会の生涯学習の振興策についての答申によって、生涯学習社会の構築を目指すべき教育改革が進められてきたと思います。社会教育はその中でも重要な位置を占めており、社会教育行政は中核的な役割を果たさなければならないとされております。
小学校での英語教育は、1986年の臨時教育審議会の答申が契機となり、その後、総合的な学習の時間の中で外国語会話を行うことを可能とするなどの学習指導要領の改訂を経て、2008年3月に外国語活動を導入した新しい小学校学習指導要領が告示され、2011年4月から完全実施する運びとなったわけであります。
これは、昭和61年の臨時教育審議会第二次答申において既に提言されたものであります。この答申は、それまでの学校教育が閉鎖的、硬直的であるとの反省に立ち、学校施設を地域に開放するとともに、学校教育活動への社会参加、ボランティア活動の導入を行う開かれた学校を求めたものであります。
臨時教育審議会第2次答申の中で、教育上の配慮に名をかりた学校の閉鎖性は、いじめ等の教育荒廃の早期発見と解決を妨げ、学校の責任体制をあいまいにし、社会の信頼を急激に低下させていると指摘し、開かれた学校の発展的なあり方として描かれています。一方で、臨時教育審議会が指摘したように、教育上の配慮に名をかりた学校の閉鎖性を地でいくような体験を、教育責任者から身をもって知らされたのであります。
我が国の教育につきましては、これまで中央教育審議会、臨時教育審議会、教育改革国民会議の提言に基づく改革を初め、時代の要請を受けてさまざまな改革が行われてまいりました。
鹿内議員、御提言の長期教育計画を、本市での策定はどうなっているのかにつきましては、鹿内議員の御質問の中にありましたように、差し当たり社会教育総合計画策定を手がけておるところでございまして、全般的には、現在、国の臨時教育審議会が国全体の教育に関する諸課題について、段階的な答申をしている状況にありますので、その動向を見きわめながら、さらに県の計画策定の内容などを勘案の上、対処してまいりたいと考えているところでありますので
84年に首相の諮問機関として臨時教育審議会、いわゆる臨教審が設立。個性重視、選択の機会、機会の多様化をキーワードに活発な審議が行われ、こうした審議経過は国民に教育シンポジウムの役割を果たしていました。 しかし、教育改革が軌道に乗るまで、それから10年の時を経なければなりませんでした。
学校五日制は、昭和六十一年四月の臨時教育審議会第二答申で、初めて検討課題に挙げられました。文部省は、平成二年四月から二カ年の予定で、全国公立六十八校の調査研究協力校を指定し、実験校として試行を開始しました。その中には、青森県を初め、東北地方の学校は含まれていないのは周知のとおりです。