十和田市議会 2022-09-09 09月09日-一般質問-04号
2003年12月時点でのWHO(世界保健機関)の報告によると、疑い例を含むSARS患者は8,069人、うち775人が重症の肺炎で死亡、致命率9.6%。
2003年12月時点でのWHO(世界保健機関)の報告によると、疑い例を含むSARS患者は8,069人、うち775人が重症の肺炎で死亡、致命率9.6%。
その結果、SARS患者であると判明した場合や、その疑い例に該当する場合は、直ちに青森保健所へ連絡し、受け入れ医療機関へ患者の受け入れを要請するとともに、市の生活衛生課に対しても状況報告を行うこととなっております。
まず患者の区分ですが、疑い例とは次に該当したものであります。38度以上の急な発熱、せきが出るなどの呼吸困難、発症前10日以内の発生地域への渡航ないしは発症者との濃厚な接触があったこと。可能性例とは、疑い例の患者にレントゲン及び血液検査などにより、特有の所見が認められた場合を言います。疑い例については、国、県では公表しないことになっております。
このほか、県内6カ所の保健所には相談窓口を開設、また開業医を含む各医療機関には中国広東省や香港への渡航経験者で感染が疑われる患者が訪れた際には、疑い例として他の患者と接触しない措置をとるよう指導したほか、5月15日から23日まで県内3市で医療関係者を対象に、新型肺炎に関する診療知識や感染の疑いのある患者が発生した場合の初期対応、2次感染の防止策など、医療現場での留意点を確認した研修会を開催しております