青森市議会 2003-06-09 旧青森市 平成15年第2回定例会(第3号) 本文 2003-06-09
この地域はもともとの湿地帯でありまして、水量が多い地域であります。それだけに、もしさまざまな工事などを行う場合は、十分な水対策、水流確保が特に求められるのは当然であります。ちょうどこの地域の上流区域ではB社による盛り土工事が行われており、調べたところ、その水処理はつぶれた水管がむき出しになっている状態で、極めてずさんな工事であることが調査の中で明らかになりました。
この地域はもともとの湿地帯でありまして、水量が多い地域であります。それだけに、もしさまざまな工事などを行う場合は、十分な水対策、水流確保が特に求められるのは当然であります。ちょうどこの地域の上流区域ではB社による盛り土工事が行われており、調べたところ、その水処理はつぶれた水管がむき出しになっている状態で、極めてずさんな工事であることが調査の中で明らかになりました。
シンポジウムの内容としては、縄文文化における晩期の特徴や低湿地遺跡の調査方法などをテーマとして検討中であり、その開催時期は平成15年秋ごろを予定しております。シンポジウムの発表者については、是川遺跡に強い関心を示している著名な芸術家や研究者を視野に入れながら人選を進めたいと考えております。
現地には立派な沢があり、また水源がありますが、土砂が堆積し、杉木立も雪害で倒木し、湿地の環境は変化しており、ミズバショウは辛うじて成育していました。現在、ミズバショウと親しむためには、新郷村や東通村などに足を運ばなくてはなりません。 一刻も早く最良の方法を考えなければ、貴重なミズバショウの群生も絶滅しそうであります。
五、六年前まではヤード跡地が低い湿地で、自然の遊水池の役割を果たしていたのに、湿地を埋め立て、高い土手が積み上げられています。その後、水路の改良が行われたものの、昨年の大雨を初め道路や宅地への浸水を繰り返しているといいます。宅地からヤード跡地を見上げると、ダムの内側に家が建っているように見える地形になっています。
しかし、今、欧米諸国では、川を直線にし治水すると、流量が一時的に膨らむなどの弊害をもたらすとして、沿岸に湿地や平原、森をつくり、流量を緩和する方策を試みており、日本においてもこのような手法が進むことを期待いたします。