八戸市議会 2017-09-11 平成29年 9月 定例会-09月11日-02号
当プロジェクトは、南郷地区の主要作物である葉たばこの生産が、近年国内でのたばこ需要の減少に伴い落ち込んできたことから、それへの対応として、代替作物をワイン用ブドウとし、そのブドウを活用して、市内でのワインの生産に結びつけることにより、6次産業化を目指す取り組みとして平成26年度に始めたものであります。
当プロジェクトは、南郷地区の主要作物である葉たばこの生産が、近年国内でのたばこ需要の減少に伴い落ち込んできたことから、それへの対応として、代替作物をワイン用ブドウとし、そのブドウを活用して、市内でのワインの生産に結びつけることにより、6次産業化を目指す取り組みとして平成26年度に始めたものであります。
1点目として、葉たばこの代替作物としての位置づけで登場したワイン用ブドウ栽培であります。そうしたことから、ワイン用ブドウ栽培の収益性について気になるところであります。 そこで、現状で収益性についてどのように捉えているのか。また、今後の規模拡大の可能性について伺います。
まず、八戸ワイン産業創出プロジェクトのこれまでの実施状況についての御質問ですが、国内のたばこ需要減少により、南郷地区の農業経営を支えておりました葉たばこの生産縮減に対応していくため、市では、平成26年5月に八戸市南郷新規作物研究会議を創設し、その検討の結果、代替作物として南郷地区の気候と土壌への適応性の高いワイン用ブドウ等を選定いたしました。
当市では、国内需要の減少により、南郷地区の農業経営を支えておりました葉たばこの生産縮減に対応していくため、ことし5月に南郷新規作物研究会議を創設し、その代替作物として、気候と土壌への適応性の高いワイン用ブドウ等を選定いたしました。研究会議につきましては、これまでに3回開催をし、ワイン用ブドウの品種選定、生産方法及びワインの醸造方法の検討等を行っております。
アシタバについては、東日本大震災により津波被害を受けた市川地区の塩分濃度の高い農地におきまして、イチゴの代替作物として試験栽培を開始いたしました。
また、南郷区の主要農産物である葉たばこの生産減少を受け、今年度より南郷新規作物研究事業を通じ、ワイン用ブドウや薬用作物といった代替作物の研究や、将来の6次産業化に向けた取り組みを始めております。本年7月には、当市が提案した八戸ワイン産業創出プロジェクトが総務省の委託事業に選定され、10月以降、南郷区においてワイン用ブドウの試験栽培を行うこととしております。
また、今回の被災によりましてイチゴが塩害などに非常に弱いという作物であるため、代替作物としてアシタバという作物に取り組んでおられる方が数名いらっしゃいます。これはかなり労力的に非常に軽量というか、余り苦労しないような作物であり、一度植えますと、数年間栽培が可能と、栽培も容易といったことで、今後こういった作物が産地化になっていければなと、そこはちょっと考えております。 以上でございます。