八戸市議会 2022-02-28 令和 4年 3月 定例会-02月28日-02号
世界人権宣言では、子どもは特別な保護及び援助についての権利を持ちます。子どもの権利条約では子どもの人格、才能、精神的、身体的な能力をその可能な最大限まで発達させることと言われておりますが、これらは世界の合意となっているものです。国も自治体もこの精神で様々な施策に取り組んでいかなければならないと考えます。学校嫌い、勉強嫌いをつくる学習指導要領は見直すべきです。
世界人権宣言では、子どもは特別な保護及び援助についての権利を持ちます。子どもの権利条約では子どもの人格、才能、精神的、身体的な能力をその可能な最大限まで発達させることと言われておりますが、これらは世界の合意となっているものです。国も自治体もこの精神で様々な施策に取り組んでいかなければならないと考えます。学校嫌い、勉強嫌いをつくる学習指導要領は見直すべきです。
1948年12月4日、第3回国連総会で世界人権宣言が採択されたことを記念した日であります。宣言から73年たってもなお、人権問題は世界中に、そして我が国にも重く横たわり、差別、不平等にあえぐ方々がおられる実態があります。デジタル社会の進展で、ネット上の誹謗中傷の問題が深刻化していますが、人権侵害との意識の欠如が招いている現象とも言えます。
第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの妻であり、アメリカ国連代表として世界人権宣言を起草したアナ・エレノア・ルーズベルトはこう述べました。
種子法の制定は1948年、昭和23年12月、国連で世界人権宣言が採択され、全ての者が飢餓から免れる基本的権利を有し、各国が食料生産方法などを改善するよう決められたことが出発点になっております。主要農産物種子法は、1952年、昭和27年ですが、この年に制定され、主要農産物である稲、麦、大豆の優良な種子の生産、普及のため、国、都道府県に開発、供給を義務づけてきました。
私は、ILO憲章の前文にある同一価値の労働に対する同一報酬の原則の承認、あるいは世界人権宣言第23条の「すべて人は、いかなる差別をも受けることなく、同等の勤労に対し、同等の報酬を受ける権利を有する。」と規定されている、このような本当の意味での同一労働同一賃金の実現であれば賛成を惜しまないものです。
人格の完成という考え方は世界人権宣言に盛り込まれ、人類共通の原理として豊かに発展しています。子どもの権利条約は述べています。児童の人格、才能並びに精神的及び身体的な能力をその可能な最大限度まで発達させること、こうした目から見て、国連・子どもの権利委員会は日本の競争教育に対して、政府に2度にわたる警告を発しています。
世界人権宣言、国際人権規約、労働組合法、ユネスコ憲章、こういうのが欠落している教科書なんです。こういうことは、教育基本法にも憲法にも全く反する内容ではないですか。さっきの太平洋戦争についても、こういう記述を教えられた子どもたちが――これから日本の子どもたちが海外で活躍する場がふえるでしょう。八戸市も、中国や韓国と友好を結んでやっています。
憲法第11条には基本的人権の尊重が明記されていますが、基本的人権は日本人のみに認められるものでないことは、世界人権宣言、世界人権規約などによって明確だというのが国際的常識であります。