八戸市議会 2000-06-14 平成12年 6月 定例会−06月14日-02号
姉妹港提携による経済効果についてでありますが、現在の八戸港とマニラ港との貿易品目としては、輸出はニッケルスラグ、輸入はニッケル鉱石が大宗貨物でありまして、コンテナ貨物としては輸出は亜鉛塊、これは八戸製錬が生産しております。中古自動車部品、中古機械部品、輸入はマニラ麻、石材、玉石などとなっておりますが、その取り扱い量はまだ少ないのであります。
姉妹港提携による経済効果についてでありますが、現在の八戸港とマニラ港との貿易品目としては、輸出はニッケルスラグ、輸入はニッケル鉱石が大宗貨物でありまして、コンテナ貨物としては輸出は亜鉛塊、これは八戸製錬が生産しております。中古自動車部品、中古機械部品、輸入はマニラ麻、石材、玉石などとなっておりますが、その取り扱い量はまだ少ないのであります。
それはどういうことかと申しますと、ニッケルをニューカレドニアから輸入をしてまいりまして、クロムを南アフリカから輸入をしてまいりまして、ニッケルとクロムと鉄を合わせます。これがステンレスでございます。18−8ステンレスという名前がありますが、そういうステンレスをつくって市場へ出そうということに転換をしたわけでございます。付加価値の向上を求めたわけです。
大平洋金属株式会社は、ステンレス綱の国際価格下落などから業況が悪化し、フェロニッケル、スラブ加工品、金属粉末製品、ハイニッケル合金、ステンレス綱の主要生産品目の中で、ステンレス綱の部門、スラブ、ビレット、線材、丸棒、鋼帯のうち、線材や丸棒の不採算部門からの撤退を決定いたしました。これに伴いまして、約270人の人員削減計画が5月13日発表となったものであります。
去る2月9日から14日まで、フランス領でありますニューカレドニアのヌーメア市を訪問してまいりましたが、当市とヌーメア市との交流は、昭和32年、当市に立地した企業がヌーメア市からニッケル鉱石を輸入したことから始まっております。
先ほども申したように、五万トン埠頭はニッケル鉱石、石炭、亜鉛鉱石の陸揚げに使われ、ほとんど休みがないくらいにふくそうしているのであります。その上、E埠頭はコンテナ船専用岸壁として使われております。
現在、八戸港からの輸出は、フィッシュミールや紙等であり、一方輸入は、ニッケル鉱石、チップ、亜鉛鉱石、穀物等であり、輸入貨物の方が多い港であります。今後の八戸港は、国際物流貿易港としての整備が待たれているところであります。
ところで、私は、この新清掃工場へ乾電池処理プラント附帯を取り上げ、その後、いろいろ調べたところ、国内で乾電池処理が技術的に確立され、乾電池に含まれている水銀、亜鉛、マンガン、鉄、ニッケルが完璧に回収できるプラントができていることを知りました。しかもこのプラントは、燃焼灰も固化でき、建設材に活用できるものだというのであります。