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令和2年 第4回定例会(第1号) 名簿 2020年09月04日
令和2年 第4回定例会(第1号) 本文 2020年09月04日

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  1. 六ヶ所村議会 2020-09-04
    令和2年 第4回定例会(第1号) 本文 2020年09月04日


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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット議長高橋文雄君) おはようございます。  これより令和2年第4回六ヶ所村議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において12番橋本隆春議員、14番相内宏一議員を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会会期は、本日より9月11日までの8日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長高橋文雄君) ご異議なしと認めます。よって、会期は8日間と決定いたしました。  この際、私から報告いたします。  去る8月27日、青森町村議会議長会主催による新人議員研修会実施されました。実施に当たっては、六ヶ所村議会会議規則第128条の規定により、議長において緊急を要するものとして処理いたしました。  産業建設常任委員長から9月8日に、六ヶ所村ごぼう貯蔵選別施設現地調査のため、会議規則第74条の規定により、委員派遣承認要求書提出がありましたので、本日承認をいたしました。  教育委員会から地方教育行政組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、「令和年度教育に関する事務の点検及び評価に関する報告書」が提出されました。  監査委員から例月出納検査報告がありました。報告書事務局に備え付けてありますので、閲覧してください。  議長出席行事一覧はお手元配付のとおりでありますので、ご了承願います。  日程第3、本定例会提出案件議案13件、報告3件、認定9件、諮問1件、同意1件を一括上程いたします。  村長より提案理由説明を求めます。村長村長(戸田 衛君) おはようございます。  本日ここに、令和2年第4回六ヶ所村議会定例会を招集いたしましたところ、議員皆様には何かとご多用中にもかかわらずご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。
     提案理由説明に先立ちまして、職員による不祥事につきましてご報告いたします。  このたび、平成30年4月1日から令和2年3月31日まで、福祉課で勤務していた二十代男性職員日本赤十字社青森県支部六ヶ所村分区の社資及び六ヶ所村赤十字奉仕団と六ヶ所村戦没者遺族会活動費の一部を不正に着服していたことが判明いたしました。このような不祥事を起こしたことにつきましては、議員皆様をはじめ村民皆様関係者の方々に多大なご迷惑とご心配をおかけするとともに、公務への信頼を損なう事態となりましたことを心からおわび申し上げます。  着服した社資等につきましては全額返済されたところでありますが、当該職員を公務員として最も重い懲戒免職処分とし、併せて管理監督者としての日頃の監督不行き届きに対し、担当課長及び担当課長補佐を戒告、前課長補佐及び前グループマネージャー文書訓告とし、厳しく戒めるとともに、村ホームページへの掲載と報道機関への公表を行いました。  また、この度の不祥事により村政運営に混乱をもたらしたことから、村政運営責任者として、本職給料の10分の1を3か月、副村長につきましては給料の10分の1を2か月減額する処分を科することとし、給料を減額する条例案を本議会定例会提出しているところであります。本職といたしましては、この度の不祥事を重く受け止め、課長職を招集し、公金等を取り扱う事務チェック体制強化現金出納帳管理の再徹底について訓示を行ったところであり、今後このような不祥事を再び起こさぬよう職員意識改革組織管理体制強化に努め、本職をはじめ全職員が一丸となって村民皆様信頼を一日も早く回復できるよう全力を傾注してまいる所存でございますので、議員皆様の特段のご理解を賜りますようお願い申し上げまして、ご報告といたします。  次に、村政に関わる主な事項について申し上げます。  初めに、新型コロナウイルス感染症に係る生活支援対策事業等についてご報告いたします。  国が国民1人当たり10万円を給付する特別定額給付金と併せ、村独自の支援策として行った村民1人当たり一律5万円の支給、また大学生等に対して一律20万円を支給する生活支援対策事業につきましては、去る8月19日をもって申請の受付を終了いたしました。特別定額給付金実績といたしましては、対象の4,919世帯のうち4,888世帯、1万182人に給付し、その給付率は99.3%、大学生等に対する給付については150人へ給付いたしました。  小売業飲食業などの経営者で売上げが前年同月比で30%以上減少した、小規模な事業者及び個人事業者に対する支援につきましては、8月末現在47人に給付しておりますが、当給付金申請期限令和3年1月末までとなっておりますので、引き続き支援してまいりたいと考えております。  また、高校生等保護者に対し、村独自に一律10万円を給付する高等学校等就学支援給付金につきましては、本年8月1日を基準日として在籍する約270人の高校生対象とし、9月3日現在の給付実績として117人の高校生等給付したところであります。  なお、新型コロナウイルス感染拡大が懸念されておりますが、村内における感染拡大を防止する観点から、村の恒例行事のろっかしょ産業まつり及び新年を語るつどいにつきましては、関係団体等とも調整の上、今年度開催を中止といたしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  次に、原子燃料サイクル事業についてご報告いたします。  平成26年1月の申請から6年余りの審査期間を要した六ヶ所再処理工場の新規制基準に係る事業変更許可申請については、去る7月29日に原子力規制委員会から事業者に対して事業変更許可がなされ、翌30日に日本原燃株式会社増田代表取締役社長から直接報告を受けました。  本職としては、この度の許可については再処理工場基本的設計方針妥当性が確認されたものと受け止めており、原子燃料サイクル事業との共存共栄を掲げる本村としては、着工から長い道のりであったと振り返っております。事業者に対しては安全確保の最優先と、今後予定されている安全対策工事に傾注し、予断を持たずに邁進するよう要請したところであります。  また、原子力規制庁には事業変更許可に至った考え方等について、直接説明を聞くことが必要と判断し、去る8月5日に原子力規制庁長谷川安全規制管理官をはじめ関係職員に来庁していただき、審査概要等に関して説明を受けました。  本職としては、世界で最も厳しいとされる新規制基準に再処理工場が適合した旨の審査結果が取りまとめられたものと受け止めたところであり、村民の安全・安心確保には安全対策工事完了や使用前検査に合格するなど、一日も早く新規制基準に適合する必要があるものと認識することから、今後事業者申請する再処理工場に係る設計及び工事計画認可申請について厳正かつ迅速な審査を求めるとともに、保安活動品質保証活動に対する厳しい指導なりについて要請したところであります。  そのような中、去る8月21日には日本原燃株式会社津幡代表取締役社長から、2021年度上期としていた再処理工場竣工時期について1年間延期し、2022年度上期とする旨の報告を受けました。  本職としては、竣工時期の延期による地元経済への影響を深刻に受け止め、その対策を講じるよう強く求めたところであります。  なお、当事案につきましては、来る9月9日に議会議員全員協議会開催をお願いし、事業者から直接議員皆様説明することにしておりますので、忌憚のないご意見を賜りますようお願いいたします。  さらに、8月26日には、海外から返還されたガラス固化体を一時貯蔵している高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターについて、新規制基準適合に係る事業変更許可が出されるとともに、安全対策工事完了時期を本年11月から2021年度上期に延期されたところであります。  本職としては、村民の安全・安心確保が最優先であり、今後の設計及び工事計画認可安全対策工事など、国及び事業者対応を注視していくところであります。いずれにいたしましても原子燃料サイクル事業については、これまで同様村民安全確保を第一義に慎重に対処してまいる所存でありますので、議員皆様のご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、提出議案について、その概要をご説明申し上げ、ご審議への参考に供したいと思います。  初めに、議案第77号令和年度六ヶ所村一般会計補正予算(第5号)についてご説明いたします。  歳出予算の主なものは、総務費青森県のクリスタルバレイ構想の一環として、平成16年度電源立地地域対策交付金を活用して関連企業起業や新事業創出等支援を行うため、公益財団法人21あおもり産業総合支援センターが創設した、クリスタルバレイ産業振興基金に1億2,000万円を補助しておりましたが、このたび補助事業者事業を廃止したことから、補助事業者から返還される基金の残額を青森県に返還するため、電源立地地域対策交付金過年度分県返還金を計上し、職員の休暇や時間外勤務などの手続システムで可能とする庶務事務システムの導入に伴い、村内の小中学校及び放課後教室にパソコンを整備するとともに、放課後教室にインターネットを接続するため、リモートアクセス環境整備業務委託料を計上し、民生費に95歳到達者に対して商品券を新たに贈呈するため、敬老会記念品事業業務委託料を追加したところであります。  農林水産業費には、有機堆肥センターの攪拌機及び走行用レールカバー等経年劣化により堆肥攪拌作業に支障を来していることから、機械設備改修工事請負費を計上し、土木費尾駮レイクタウン北側市街地土地分譲に係る土地購入助成金及び建築助成金を追加計上し、教育費に国が進めるGIGAスクール構想に基づき、児童生徒1人1台端末環境早期実現と校内の高速大容量の通信ネットワークを整備するため、工事請負費及び備品購入費等を計上したところであります。  諸支出金には、各特別会計における事業実績決算に伴う返還金及び繰越金など、過不足を補うため所要予算措置を講ずるとともに、来年度以降に予定されている事業に充てるため、電源立地地域対策交付金事業基金積立金及び核燃料物質等取扱税交付金事業基金積立金を計上したものであります。  歳入予算については、村税個人村民税及び固定資産税を追加計上し、国庫支出金社会保障税番号制度事業補助金を追加計上するとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金及び公立学校情報機器整備費補助金を計上し、県支出金青森新型コロナウイルス感染症対応地域経済対策事業費補助金を計上したものであり、財産収入尾駮レイクタウン北地区の土地売払い代金を追加計上し、不足する財源については財政調整基金の取崩しによる繰入金で調整を行ったものであります。  その結果、既定の歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ2億7,892万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を166億8,544万9,000円とするものであります。  次に、議案第78号令和年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算事業勘定第2号)から議案第83号令和年度六ヶ所村下水道事業会計補正予算(第2号)までの各特別会計及び公営企業会計補正予算については、各特別会計決算剰余金に伴う繰越金を計上し、国民健康保険特別会計千歳平施設勘定)に新型コロナウイルス感染症対応医療従事者等慰労金給付事業補助金を新たに計上し、介護保険特別会計介護給付費交付金過年度分国庫返還金及び介護給付費交付金過年度分県返還金を計上するとともに、水道事業会計には出戸・猿子沢地配水管整備工事実施設計委託料の計上など所要予算措置を講ずるものであります。  次に、議案第84号六ヶ所村特別職職員給料の特例に関する条例制定については、冒頭でご報告いたしました職員不祥事を重く受け止め、管理監督責任者として本職及び副村長給料を減額するため、本条例制定を提案するものであります。  議案第85号六ヶ所村出張所設置条例の一部を改正する条例については、平沼出張所の位置を改めるほか、所要改正を行うため提案するものであります。  議案第86号特別職職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、六ケ所村新庁舎建設検討委員会委員報酬額を定めるため提案するものであります。  議案第87号六ヶ所村ひとり親家庭等医療費給付条例の一部を改正する条例については、所得額の要件を改めるほか、所要改正を行うため提案するものであります。  議案第88号債権の放棄については、水道料金に係る債務者が死亡または所在不明等債権を回収できる見込みがなく、かつ消滅時効が完成しているものについて、地方自治法第96条第1項第10号の規定により提案するものであります。  議案第89号公施設指定管理者指定については、六ヶ所村ごぼう貯蔵選別施設管理及び運営を効果的かつ効率的に行わせるため、六ヶ所村公施設に係る指定管理者指定手続等に関する条例第5条第1項の規定により、指定管理者指定を提案するものであります。  次に、報告第12号令和年度六ヶ所村一般会計継続費精算報告書については、平成30年度から令和年度までの継続費実施いたしました高齢者生活福祉センター改修事業完了に伴い、地方自治法施行令第145条第2項の規定により議会報告するものであります。  報告第13号令和年度健全化判断比率について及び報告第14号令和年度資金不足比率については、地方公共団体財政健全化に関する法律規定に基づき、令和年度決算における健全化判断比率及び公営企業会計における資金不足比率の算定に伴い、監査委員意見を付して議会報告するものであります。  認定第1号令和年度六ヶ所村一般会計歳入歳出決算認定から認定第9号令和年度六ヶ所村工業用水道事業会計決算認定までの9件は、一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに公営企業会計決算認定についてであり、地方自治法及び地方公営企業法規定に基づき、おのおのの決算書監査委員意見を付して、議会認定をお願いするものであります。  次に、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦については、現在委員であります貝塚恵子氏が来る令和2年12月31日をもって任期満了となりますので、新たに本間睦美氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会意見を求めるものであります。  次に、同意第15号六ヶ所村教育委員会委員の任命については、現在委員であります簗田信義氏の任期が来る令和2年12月15日をもって満了となることから、引き続き簗田氏を教育委員会委員として任命したいので、地方教育行政組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会同意を求めるものであります。  以上、提出議案概要についてご説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、ご質問に応じ、本職をはじめ関係者から詳細にご説明申し上げますので、何とぞ慎重にご審議の上、原案どおりご議決、ご認定並びにご同意等を賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明といたします。 議長高橋文雄君) 日程第4、陳情については、お手元配付の請願・陳情等文書表のとおりであります。  No.7「後期高齢者医療費窓口負担現状維持を求める意見書提出陳情書」及びNo.8「学校給食無償化」を求める陳情については、議員配付といたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、9月7日午前10時、一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   令和2年  月  日     六ヶ所村議会議長   高 橋  文 雄     議事録署名者     橋 本  隆 春     議事録署名者     相 内  宏 一 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....