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令和元年 第6回定例会(第1号) 名簿 2019年12月06日
令和元年 第6回定例会(第1号) 本文 2019年12月06日

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  1. 六ヶ所村議会 2019-12-06
    令和元年 第6回定例会(第1号) 本文 2019年12月06日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット議長高橋文雄君) 皆様、おはようございます。  これより令和元年第6回六ヶ所村議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において2番附田角栄議員、16番三角武男議員を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会会期は、本日から12月13日までの8日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長高橋文雄君) ご異議なしと認めます。よって、会期は8日間と決定いたしました。  この際、私から報告いたします。  去る11月6日に発生した米軍三沢基地所属F-16戦闘機による模擬弾落下事故を受け、11月29日、村長とともに正副議長総務企画常任委員会正副委員長と、模擬弾早期回収事故原因究明再発防止の徹底などについて米軍に対し申し入れするよう、東北防衛局長要請を行いました。  要請活動の実施に当たっては、六ヶ所村議会会議規則第128条の規定により、議長において緊急を要するものとして処理いたしました。  なお、要請活動概要については、お手元配付しております資料のとおりであります。  産業建設常任委員長から11月4日から5日にかけて陸上養殖視察研修のため、会議規則第74条の規定により、委員派遣承認要求書提出がありましたので、10月10日に承認をいたしました。  むつ小川原エネルギー対策特別委員長から12月11日にむつ小川原開発区域内に立地された施設調査のため、会議規則第74条の規定により、委員派遣承認要求書提出がありましたので、本日承認をいたしました。  また、去る11月13日に行われた全国町村議会議長会創立70周年記念式典において、町村議会議員として30年以上在職し功労のあったとして、17番橋本猛議員が永年功労表彰を受賞いたしました。  監査委員から例月出納検査報告がありました。報告書事務局に備えつけてありますので、閲覧してください。  議長出席行事一覧はお手元配付のとおりですので、ご了承願います。  日程第3、本定例会提出案件議案19件、報告4件、同意1件を一括上程いたします。
     村長より提案理由説明を求めます。村長村長(戸田 衛君) おはようございます。  それでは、提案理由を申し上げます。  本日ここに、令和元年第6回六ヶ所村議会定例会を招集いたしましたところ、議員皆様には何かとご多用中にもかかわらずご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  それでは、提出案件説明に先立ちまして、村政にかかわる主な事項について申し上げます。  初めに、関東、甲信、東北地方などで記録的な大雨となり、広範囲にわたり甚大な被害をもたらした台風19号の発生から2カ月を迎えます。各地で発生した土砂崩れや洪水により多くの尊い命が奪われ、寒さが一段と厳しさを増す現在もなお多くの方々避難生活を余儀なくされております。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。村では、被災地の一日も早い復旧・復興を願い、宮城県角田市に3名の職員を派遣し、人的支援を行ったところであります。  次に、去る11月6日に発生した米軍三沢基地所属F-16戦闘機による模擬弾落下事故についてでありますが、重さ約226キログラムの模擬弾が落下した地点の近傍には住家を初め小中学校こども園などがあり、大惨事になりかねないことから大変厳しく受けとめ、直ちに職員を現場に派遣し、状況確認及び情報収集を行ったところであります。  さらに、謝罪に来庁した米軍三沢基地司令官ストルーヴィ大佐に対して、事故発生の翌日に報告されたことに強く抗議し、直ちに訓練を中止するよう要請するとともに、二度とこのような事故発生させないためにも速やかな原因究明F-16戦闘機全機の整備点検を強く求めたところであります。  また、防衛省渡辺孝一政務官に対しましては、米軍三沢基地司令官に求めた要請事項について国からも強く要請をお願いするとともに、今回の事故対応状況等について村議会に対して直接説明するよう求めたところであります。  議員皆様には、去る11月25日の議会議員全員協議会において熊谷昌司東北防衛局長から説明させたところ、大変厳しいご意見を拝聴したことから、同月29日に、村議会議長及び副議長総務企画常任委員会委員長及び副委員長の同行をいただき、議員皆様のご意見を踏まえ、改めて東北防衛局長に対し要請を行ったところであります。  いずれにいたしましても、長年にわたり航空機騒音に悩まされ続ける中で、近年の頻発する米軍等による事故村民の不安が増幅するものであり、引き続き厳しく対処してまいる所存であります。  次に、本村基幹産業であります第1次産業状況についてご報告申し上げます。  稲作に関しては、台風による被害もなく、順調に生育し、作況指数は106の良と発表され、60キログラム当たり概算金は昨年より高い価格で設定されております。  畑作に関しては、基幹作物であります大根、ゴボウは、少雨の影響により生育不足が懸念されましたが、その後は順調に回復したものの生産量過剰による市場価格の下落が続き、生産農家への影響が心配されるところであります。長芋については、収量及び品質は平年を上回る見込みとなっており、今後の取引価格の動向に注視してまいりたいと考えております。  畜産に関しては、天候に恵まれ、飼料作物である牧草及びデントコーンは、質、収量とも平年を上回る状況になりました。  一方、漁業に関しては、主力であるイカ釣り漁を初め、定置網漁はえ縄漁刺し網漁等における直近で取りまとめた漁獲高は平年を大きく下回ることが見込まれることから、今後の漁獲量の回復を心から願うものであります。  次に、本村で展開されている核融合エネルギー早期実現を目指す国際熱核融合実験炉(イーター)計画ブローダーアプローチ活動に関するご報告を申し上げます。  ブローダーアプローチ活動を展開する六ヶ所核融合研究所では、去る10月16日に、核融合反応発生した熱の取り出し及び燃料の生成を行う装置開発のため、ブランケット工学試験棟建設に着手しました。  また、11月26日には、日本独自で原型炉建設を可能とする核融合エネルギー発電実証に向けた原型炉基本設計が完了した旨の報告を受けました。これは六ヶ所核融合研究所設置されたオールジャパン体制原型炉設計合同特別チームによる成果で、今世紀半ばには64万キロワットの電気出力で発電することを目指すものであり、脱炭素社会実現に重要な役割を担うものであります。我々といたしましても核融合エネルギー早期実現に期待するとともに、原型炉誘致活動にも積極的に取り組んでまいります。  次に、来春4月から第二中学校に統合する千歳中学校閉校記念式典が去る11月1日に挙行されました。地域からまた一つの学びやが消えていくのは、地域皆様はもとより、卒業生、在校生の気持ちを思うとこの上ない寂しさを感じる次第ですが、子供たち教育を第一義にお考えいただいた地域や保護皆様のご英断を無駄にすることがないよう、教育環境の充実、強化に努めてまいります。  次に、去る9月29日に開催したエネルギーパークマラソン大会についてでありますが、当日は秋晴れの晴天にも恵まれ、村内外から約800名のランナーを迎え、大きな事故やトラブルもなく成功裏に終えることができました。同大会については、大会運営に係る反省点を改善し、来年度以降も実施してまいりたいと考えております。  また、去る11月2日から2日間にわたり、ろっかしょ産業まつりを開催いたしました。ことしはサケの不漁により、サケのつかみ取りの数量制限をせざるを得ない状況となりましたが、当日は好天にも恵まれ多くの来場でにぎわい、無事終了することができました。  各種行事の開催に当たり、ご多忙のところご出席を賜りました議員皆様に厚くお礼申し上げますとともに、ご協力を賜りました村民皆様にも心から感謝申し上げます。  それでは、提出議案について、その概要をご説明申し上げ、審議のご参考に供したいと思います。  初めに、議案第90号令和元年度六ヶ所村一般会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。  歳出予算の主なものは、青森人事委員会職員給与等に関する報告及び勧告に鑑み、職員並びに特別職職員等給与改定に伴う人件費補正のほか、総務費に、地域情報基盤運営事業に係る工事請負費追加し、民生費に、障害に係る自立支援医療費追加及び令和3年4月開園を目指して整備を進めている(仮称)泊こども園敷地造成に係る工事請負費を計上し、農林水産業費に、酪農振興センター給水施設計画見直しに伴い、同施設設置工事請負費を減額し、土木費に、村道等舗装補修工事請負費追加し、諸支出金には、各特別会計及び公営企業会計における給与改定による人件費補正負担金追加などに伴い繰出金調整するとともに、今年度から新たに交付される再編関連訓練移転等交付金乳幼児等医療給付費に充てるため、駐留軍等再編対策事業基金積立金を計上したところであります。  次に、歳入予算の主なものについてでありますが、国庫支出金に、防衛省所管再編関連訓練移転等交付金を計上し、県支出金に、障害自立支援医療費の増加に伴う更生医療給付費負担金追加したほか、財産収入に、公用車売り払い代金を計上し、諸収入に、北部上北広域事務組合過年度分返納金追加し、不足する財源については、財政調整基金の取り崩しによる繰入金で調整を行ったものであります。  その結果、既定の歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ3億2,846万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を147億4,777万6,000円とするものであります。  次に、議案第91号令和元年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算事業勘定第3号)から議案第98号令和元年度六ヶ所村工業用水道事業会計補正予算(第2号)までの各特別会計及び公営企業会計補正予算については、主なものとして、給与改定に伴う人件費補正のほか、後期高齢医療特別会計に、広域連合分賦金の確定に伴う保険料等負担金追加し、介護保険特別会計に、介護予防生活支援サービス事業費負担金追加し、水道事業会計に、配水管等修繕費追加するとともに、水道事業収益に、日本原燃株式会社社員寮建設に伴う水道加入負担金追加したものであります。  議案第99号六ヶ所村職員給与に関する条例等の一部を改正する条例については、青森人事委員会職員給与等に関する報告及び勧告に鑑み、職員給料月額及び勤務手当額等を改定し、並びに、時間外勤務手当等に係る勤務1時間当たり給与額算出方法、その他所要改正を行うため提案するものであります。  議案第100号六ヶ所村特別職職員給料等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第101号六ヶ所村議会議員報酬並びに費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、一般職職員給与改定に伴い、村長及び議員等期末手当支給割合を改めるため提案するものであります。  議案第102号六ヶ所村駐留軍等再編対策事業基金条例の一部を改正する条例については、防衛省所管再編交付金交付が平成30年度で終了し、令和元年度からは新たに再編関連訓練移転等交付金として交付されることに伴い、当該交付金を積み立てるため提案するものであります。  議案第103号六ヶ所村国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、青森国民健康保険運営方針に基づき、赤字補填を目的とした一般会計からの繰り入れの計画的な解消を図るため、税率等改正を提案するものであります。  議案第104号六ヶ所村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例については、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律整備に関する法律の施行に伴い、所要改正を行うため提案するものであります。  議案第105号六ヶ所村立認定こども園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、六ヶ所村立泊こども園設置するため提案するものであります。  議案第106号スクールバス購入契約の締結については、来年4月に千歳中学校が第二中学校に統合することに伴い、生徒の通学用スクールバスを新たに2台購入するものであります。  議案第107号青森市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森市町村職員退職手当組合規約変更については、三戸郡福祉事務組合令和2年3月31日をもって解散することに伴い、青森市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約変更について、関係地方公共団体と協議する必要が生じたので、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定に基づき、提案するものであります。  議案第108号公施設指定管理指定については、六ヶ所村有機堆肥センターを公の施設に係る指定管理指定手続等に関する条例第5条第1項の規定により、指定管理指定を提案するものであります。  次に、報告第12号から報告第15号までの議会の委任による専決処分報告についてでありますが、まず、報告第12号については、村の義務に属する損害賠償額を決定したものであり、報告第13号から報告第15号までは、本年6月の議会定例会議決を経たごぼう貯蔵選別施設建設に伴う建築工事において、高力ボルトの納期が延びたことから工期延長が必要となり、これに伴い建築工事の進捗に合わせて施工する必要のある機械設備工事及び電気設備工事についても工期延長するとともに、工期延長に伴う各工事ごとの諸経費が増額となり契約金額変更が生じたもので、いずれも地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次に、同意第3号六ヶ所村監査委員の選任については、現在監査委員海津清美氏の任期が来る12月23日をもって任期満了となることから、引き続き海津清美氏を監査委員として選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会同意を求めるものであります。  以上、提出議案概要についてご説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、ご質問に応じ、本職を初め関係から詳細にご説明申し上げますので、何とぞ慎重にご審議の上、原案どおり議決及びご同意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明といたします。 議長高橋文雄君) 日程第4、陳情については、お手元配付の請願・陳情等文書表のとおりであります。No.8「若い人も高齢も安心できる年金を求める意見書採択陳情」は議員配付といたします。No.9の「日米地位協定の抜本改定を求める陳情」については、総務企画常任委員会へ付託いたしました。また、「厚生年金制度への地方議会議員加入を求める意見書」は議員配付といたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、12月9日午前10時、一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   令和2年 3月 2日     六ヶ所村議会議長   高 橋  文 雄     議事録署名     附 田  角 栄     議事録署名     三 角  武 男 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....