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令和元年 第3回定例会(第2号) 本文 2019年06月10日
令和元年 第3回定例会(第2号) 名簿 2019年06月10日

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  1. 六ヶ所村議会 2019-06-10
    令和元年 第3回定例会(第2号) 本文 2019年06月10日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット議長高橋文雄君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  日程第1、一般質問を行います。  4番寺下和光議員質問を許します。4番。 4番(寺下和光君) 皆さんおはようございます。4番寺下です。  通告に従い、次の3件について一般質問を行います。  1件目、高齢者等無料入浴券交付年齢見直しについて。  本村においては、高齢者等無料入浴券を満70歳以上、または障害者等手帳交付を受けている人や生活保護費受給者運転経歴証明書交付者対象入浴促進及び経済的負担軽減を図り、もって福祉増進に資することを目的に行っていることは大変喜ばしいことであります。  近年の少子高齢化核家族化などの進展に伴い、無料入浴券交付対象年齢を65歳以上に見直してほしいとの声も聞かれておりますことから、無料入浴券交付対象年齢を65歳以上に見直すべきと考えるが、いかがか。  2件目、廃船処理にかかる費用に対する助成について。  少子高齢化に伴い、後継者不足などから白糠漁港泊地区)や尾駮船揚げ場及び湖沼周辺に放置された漁船が見受けられ、環境面からも好ましくない状況下にあります。特に、尾駮船揚げ場周辺においては、毎年産業まつりが開催され、多くの方々が参加し、盛大に開催されているものの、数多くの廃船と思われる漁船が陸上に置かれております。このことからも上限を定め、廃船処理にかかる費用に対し、村として助成する考えはないか。  3件目、千歳平小学校新築について。  先般示された六ヶ所村小中学校配置計画概要及びスケジュールによれば、第二中学校千歳中学校統合は、令和年度とされ、千歳平小学校については、令和2年から3年度新築工事がなされ、令和年度供用開始の案が示されたところです。  そして、新築工事に対し3案が示されておりますが、いずれの案も新築工事期間中は講堂校庭が使えないなど、児童及び教職員には負担をかける内容であります。  なぜ千歳中学校令和年度に第二中学校統合され、校舎を使用しないにもかかわらず、千歳平小学校が完成するまでの間利活用することで、体育館校庭も使え、さらには騒音、振動など、児童教職員への負担も最小限に抑えられることから、現千歳平小学校校舎を解体し、その跡地に新築することで負担軽減経費節減にもつながると思うが、いかがか。  村長答弁を求めます。 議長高橋文雄君) 村長村長戸田 衛君) おはようございます。  4番寺下議員のご質問についてお答えいたします。  1件目の高齢者等無料入浴券交付年齢見直しについてのご質問についてでありますが、高齢者等無料入浴券交付事業につきましては、入浴促進により高齢者健康維持増進及び経済的負担軽減を図ることを目的として、平成18年度より70歳以上の高齢者対象に、年間50回分の入浴券交付とともに、無料入浴バスの運行により、事業を開始いたしました。
     その後、村民からの要望も踏まえ、平成23年度には回数制限を撤廃し、高齢者等はいつでも入浴できる環境整備に取り組んでまいりました。  本年4月現在の無料入浴券交付対象者数は、長期入院施設入所者を除く70歳以上の高齢者は約2,000人、身体障害者手帳所持者生活保護費受給者等は約250人、合計約2,250人となっており、平成30年度利用率は約50%となっております。  また、年間の無料入浴利用者数は、地域交流ホーム老人福祉センター泊地区ふれあいセンター、スパハウスろっかぽっかの4施設で平成28年度は約9万5,000人、平成29年度は約9万3,000人、平成30年度は約10万6,000人となっており、今後超高齢社会が進む中でさらに利用者の増加が見込まれます。  無料入浴券交付対象年齢を65歳以上とした場合、本年4月末現在で約780人の方が対象となり、事業費の増加が見込まれますが、無料入浴券交付により、健康維持増進が図られるとともに、地域住民同士の交流や閉じこもり防止につながると、長期的な介護予防健康寿命の延伸が期待されることから、65歳以上の方への無料入浴券交付を検討したいと考えております。  次に、2件目の廃船処理に係る費用に対する助成についてのご質問についてでありますが、現在白糠漁港泊地区及び尾駮船揚げ場に陸揚げされ、放置されていると思われる漁船については、白糠漁港泊地区泊漁業協同組合現地を確認したところ、15隻で、そのうち11隻はFRP船、4隻は木船でありました。組合としては、これまで木船、いわゆる磯船以外の所有者のわかるFRP船については、所有者に対し適切に処理するよう、漁港管理者である県とともに指導し、徐々に放置されている漁船は減少してきておりますが、所有者廃船処理費用負担等の問題で、現在も放置された状況となっております。  また、尾駮船揚げ場については、六ヶ所村海水漁業協同組合現地を確認したところ、FRP船15隻で、組合ではその15隻が他の漁船の陸揚げへの影響が少ないことから、所有者に対し移動、撤去などの指導は行っていないとのことでありますが、今後経年劣化による腐食や強風による周辺への飛散など、景観、安全上の観点から、好ましい状況ではないことから、所有者の意向を確認し、管理者である県と連携しながら、適切に処理するよう指導を行っていくとのことでありました。  それ以外の漁港湖沼周辺に放置されていると思われる漁船につきましては、その数や所有者意向等調査を各漁業協同組合に依頼し、その実態を把握したいと考えております。  村としては、使用しなくなった漁船については、漁業者自らの責任において適正に処理されることが原則であり、適正な廃船処理がなされるよう、各漁業協同組合指導や周知の徹底を図るとともに、議員ご指摘のとおり、少子高齢化に伴う後継者不足や漁獲不振など、漁業を取り巻く環境は厳しい状況を踏まえ、廃船に係る処理費用の一部助成については、各漁業協同組合協議してまいりたいと考えております。  次に、3点目の千歳平小学校新築についてのご質問についてでありますが、議員承知のとおり、去る2月28日に開催されました福祉教育常任委員会において、六ヶ所村立小中学校配置計画概要及びスケジュールについてご説明させていただきましたが、千歳平小学校整備事業につきましては、令和年度供用開始に向け、本年度校舎改築等実施設計を行うこととしております。  現在の校舎講堂は、東西に配置されており、改築に伴う南北の配置案では、議員ご指摘のとおり、改築工事中は講堂校庭利用できない期間があり、その間地区体育館等利用していただくこととなっておりますが、工事に伴う教育環境が変わることへの児童教職員への負担軽減地域特有風雪等を考慮したところであります。  また、令和年度に第二中学校統合となる千歳中学校利活用し、児童教職員負担軽減経費節減にもつながると思うが、いかがかについてでありますが、千歳中学校につきましては、昭和42年度の建設から50年以上が経過しており、経年による著しい老朽化に加え、生徒数の減少に伴う教育環境の充実を図るため、その早急な対応として、平成年度に建設した第二中学校統合するものであります。  このような状況の中で、千歳中学校利活用に当たっては、中学校の現在の教室数普通教室は3教室特別支援教室が1教室に対し、小学校として必要な普通教室が6教室特別支援教室が2教室に対応するための4教室確保を初め、トイレの増設など、建物の構造上、改修が困難なことから、現有校舎利用しつつ、工事を進める案としたところであります。  いずれにいたしましても、千歳平小学校規模決定に当たっては、将来的な活用も考慮し、過大とならないよう実施設計において十分検討し、事業費の削減に努めてまいりたいと考えておりますの、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上で寺下議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。 議長高橋文雄君) 4番。 4番(寺下和光君) まず、1件目の高齢者等無料入浴券交付年齢見直しについて、村長のほうから答弁がございましたけれども、現在70歳以上の対象者が2,250人で、約50%の方が利用されていると。延べ人数についても説明がございました。  決算書によれば、平成27年度から29年度の3カ年の平均入浴利用者補助金については、約2,380余りとなっております。予算的にも極端な増額とはならないと私は思ってございます。  それに加え、本年度から野辺地ホームが民間に移譲されたことから、その負担がなくなるわけでございます。その経費を財源にすれば、私はもう当然可能だと思ってございます。  それに、ちょっと懸念されるのは、今年度平沼にございます老人福祉センター利用できないことから、当然ろっかぽっかを利用する方々が多くなるということが予想されます。  それぞれの村が直営でやっている施設とろっかぽっかは、料金が違うわけでございます。ろっかぽっかの利用者が多くなることによって、予算的にもかなり厳しいということも思料されます。  今後このろっかぽっかとげんねん企画になると思うんですけれども、この老人福祉センターが使えない間、料金を下げてもらうとか、そういう交渉も今後やっていただいて、今年度中に何とか対応できないものかどうか。村長から改めて答弁を求めます。 議長高橋文雄君) 村長村長戸田 衛君) この老人福祉センターの温泉の件でありますけれども、先般も広報等々でこの温泉の十分な確保ができなく、長期間の休業という、休館という考え方に立ちましたので、これは大変いろいろとこれまでもその温脈の確保に向けてさまざまな努力してまいりましたけれども、今結果として、やはり長期間休館を要するということになりましたので、ご不便をおかけしますが、ご理解願いたいと、このように思っております。  その件につきましてのこのろっかぽっかの利用活用についての考え方なんですが、これも改めて今老人福祉センターの代替のその1つの休業、休館という考え方に立ちまして、管理者経営者でありますげんねん企画のほうにもこれは出向いてお願いしてまいりたいと、このように考えております。 議長高橋文雄君) 4番。 4番(寺下和光君) いわゆる、この65歳以上に見直しをしたいということの答弁ございました。これについては、先ほど来お話ししているとおり、野辺地ホームの、例えば民間移譲に伴って財源がある程度余裕があるわけでございますので、ぜひ今年度中にこの65歳以上を対象として見直しを検討していただくように強く要請をして、次の質問に入ります。  廃船処理にかかる費用に対する助成についてでございますけれども、課長が早速現地調査をした結果、先ほど答弁にございました。数とすれば、泊、尾駮合わせれば、約FRPの船については30隻ほどということで答弁がございましたけれども、そして、助成についても漁協等と相談をした上でという答弁でございました。  この助成をするに当たっては、当然その所有者が特定できないと助成はできないものと思ってございます。そしてまた、所有者が判明しない場合については、当然港湾の管理者でございます青森県と協議をして、例えば代執行で処理をしていくとか、そういうさまざまな方法があると思いますけれども、いずれにしても、漁業協同組合と連携が必要なことから、漁協の協力を得て、所有者が特定できた場合には個人的な希望としては、最低でも3分の2の助成考えてほしいと私は思ってございます。  そして、木造船も当然あるわけでございますけれども、このFRP船については、ちょっと聞いているところによりますと、トン当たりの単価が約10万円ほどではないかとも言われてございます。それぞれの処分費がどの程度なのかを調査をした上で、上限を定めて、早期に予算措置をしていただくようにお願いしたいと思いますけれども、再度村長答弁を求めます。  来年度からでも結構だと思うんですけれども、その助成についてもいつからやるのかについてお願いを申し上げます。 議長高橋文雄君) 村長村長戸田 衛君) この件につきましては、先ほどもご答弁申し上げておる考え方に立って、この事業については、各漁業協同組合協議しながらという考え方をとっておりますが、その内容等々についても、木船等、またFRP船等、これさまざま形態等々が違いますし、もちろん処理費用も違います。こういうふうなことはご承知のとおりだと思いますので、これを新年度からできればという、これは調査とか、さまざまなこと、また、県との兼ね合いもありますので、協議の段階ですぐ新年度から実施しますということは、ちょっと断定できないんですが、この点は調査等々要する期間だけはご理解願いたいと、このように思っております。 議長高橋文雄君) 4番。 4番(寺下和光君) 村長の言うことも重々こちらも承知をしてございます。  いずれにいたしましても、早期に予算措置をしていただくように強く要請をして、次の質問に入ります。  千歳平小学校新築についてでございます。これについては、答弁だと、千歳中学校は昭和44年度に建設されて劣化が進んでいるんだと。そして、小学校であれば、小学校が仮に千歳中学校に行くとすれば、当然6教室プラス特別支援教室教室ですね、それと特別教室が必要になるわけでございますけれども、私がこの担当課長でございました平成17年から3年間おったわけでございますけれども、当時倉内小学校が耐震の関係で第二中学校空き教室利用し、校舎を解体して、その跡地プレハブ校舎が完成するまでの間小学校を併置したいきさつがございます。  そのことで、校庭には一切手をつけずに、経費節減を図ったということもございます。  よって、千歳平小学校新築に際しても、私は当然参考にすべきであると思うんですけれども、校舎新築場所については、村長答弁のとおり、南北にという答弁がございました。  それについては、既に決定しているようなので、触れませんけれども、ただ、その千歳平小学校が完成するまで約2年間を要するわけでございます。講堂校庭が使用できないことが当然明らかであることからも、工事期間中の騒音、振動がどの程度なのか、類似の状況学校が新築された他市町村に課長及び学校長を派遣をして、聞き取りをしたり、千歳中学校利活用については、通学についてはスクールバスが運行されていることから、私は問題ないと思ってございます。  さらには、その答弁でございました教室確保、これについても私なりに平面図を見てみますと、その6教室プラス特別支援教室、それと特別教室が3教室ぐらい必要だと思うんですけれども、それについても私は確保ができるという理解をしてございます。  そして、問題になるのが小学校中学校と何が違うかといいますと、既設の校舎利用する場合、階段の角度等がございます。これについては、文科省から確認をしてございまして、暫定的に中学校小学校が使用する場合については、階段の角度等についても問題がないとの回答も得ております。  課題があるとすれば、答弁にはありませんでしたけれども、小学校中学校トイレの数、それと水飲み場の数、これがはっきりと違います。小学校が当然多いわけでございます。そうなったときに、このトイレ水飲み場確保については、千歳中学校技術室が別棟で渡り廊下になってございますけれども、そちらのほうに改修をすれば設置は私は可能だと思ってございます。  そのためにも、当然予算はかかるわけでございますけれども、それが可能なのであれば、私は校舎講堂体育館も同時に解体することで、案に示されているグラウンド整備費の削減や工期が短縮され、竣工時期が早まるのではないかと考えているところでございます。  そのことで、2年ではなく、もっと早く児童が新校舎で快適な学校生活が送られるのではないかと思慮しているところでございます。  そのためには、今回質問したわけでございますが、専門家ではありませんので、今後実施設計受注業者からも聞き取りをし、児童のための最良の教育環境を保持するために、学校とも十分協議をし、最も望ましい方法を模索し、対応していただきたいと思いますけれども、教育長考えはいかがですか。 議長高橋文雄君) 教育長教育長橋本博子君) 今お話を聞いていて、再度議会終了後に学校協議して考えていきたいなと思いました。 議長高橋文雄君) 4番。 4番(寺下和光君) 教育長から再度協議してみたいと。やっぱり校舎講堂を一気に壊すことによって、私はグラウンドそのもの改修が必要なくなるのではないかと。案で示されておりますのが、あくまでも概算の工事費でございますけれども、9,000万円、それと外構工事が約4,000万円、いわゆる合計すれば1億5,000万円。千歳中学校改修に仮に1,000万円かけたとしても、私は1億5,000万円の大半が、大半というより半分以上が削減できるという理解をしてございますので、ぜひ再度検討していただきたいと思ってございます。  そして、倉内小学校が耐震の問題で倒壊のおそれがあって二中に併置をしたんだと。そのときに、引っ越しに要した日数は、教職員保護者学務課職員の総勢30名近くで1日だったと記憶をしてございます。  ぜひ参考にしていただいて、教職員負担軽減を図るためにも、もし千歳中学校活用するとの結論に至った際には、業者に委託し、引っ越しすることを検討していただきたいと思いますけれども、教育長考えはいかがですか。 議長高橋文雄君) 教育長教育長橋本博子君) 今教職員の仕事、働き方改革も言われているので、もし千歳中学校活用することになった場合は、引っ越し業者に委託することも考えていきたいと思います。 議長高橋文雄君) 4番。 4番(寺下和光君) もしそうなった場合の仮の話でございますけれども、仮にそうなった場合には、やはりぜひそういうことについても考えていただきたいと思ってございます。  新校舎が仮に完成して、旧校舎そのまま使ったとしても、いずれにしてもそこで引っ越しは当然必要になってくるわけでございます。  倉内小学校が二中に引っ越しする際には、椅子、机は当然のことながら、一番問題になるのが教職員が使う教材ですよね。この教材については、各学年ごとに段ボールに入れて運んだといういきさつがございます。  ですから、戻ってくるときは、恐らくその教材プラス電子黒板ですか、そういうたぐいのものしかないと私は思ってございます。  ですから、2回引っ越しすることに、仮に使うとすれば2回引っ越しすることになるんですけれども、いずれにしても、新校舎が建設される場合、現校舎を使ったとしても1回の引っ越しは当然必要になってくるわけでございます。  ですから、私はそういう関係からすれば、余り負担がかからないのではないかという理解もしてございます。  また最後に、教職員が現在利用している駐車場の一角に計画によればスクールバスの車庫の新築計画もあるようなので、旧千歳保育所跡地利用も検討すべきであると考えてございます。  先般の神奈川県で発生した児童等死亡殺傷事件などのためにも、放課後教室学校の敷地内か直近に新築することを視野に入れて、さらには、これまで一般質問もしてきましたけれども、まだ実現はしていない。本村で初めてのオートロック機能を備えた学校としていただくよう、村長に強く要請をして、私の一般質問を終わります。 議長高橋文雄君) 以上で4番寺下和光議員質問を終わります。  本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、6月13日午前10時から議案審議を行います。  本日はこれにて散会いたします。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   令和元年7月23日     六ヶ所村議会議長   高 橋  文 雄     議事録署名者     橋 本    竜     議事録署名者     木 村  常 紀 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....