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平成31年 第1回定例会(第2号) 名簿 2019年03月06日
平成31年 第1回定例会(第2号) 本文 2019年03月06日

  • 福祉除雪(/)
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  1. 六ヶ所村議会 2019-03-06
    平成31年 第1回定例会(第2号) 本文 2019年03月06日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 議長(橋本隆春君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  日程第1、一般質問を行います。  5番鳥谷部正行議員の質問を許します。5番。 5番(鳥谷部正行君) おはようございます。新風会鳥谷部でございます。よろしくお願いいたします。  村長は、2期目の村政を担うに当たり、「果たすべき責任の大きさに決意を新たにするとともに身の引き締まる思いであります」と、村政運営の所信を述べられました。村長が村民の皆様と議会に約束したことですから、忘れることなくしっかりと守って、今後の村政運営において実行していただくよう申し上げておきたいと思います。  通告している「除排雪対策について」伺います。  冬期の道路交通確保は、経済活動や緊急時対応、通勤、通学など生活そのものに与える影響は非常に大きいことは、私から申し上げるまでもありませんが、村民が安全で安心な暮らしのためには避けて通れないのが除排雪事業であり、命にかかわる事業だと言っても過言ではないほどの重要なことだと私は認識しております。  高齢化が進む本村において、安心して住み続けられる村を実現するために、除排雪の対策は欠かせない。特に要望の多い、間口の雪の塊、屋根の雪おろし等総合的に検討し、冬期間の安心・安全と生活環境の確保をしなければならないと思うが、このような実態に対してどのような具体策をもって対処するのか伺います。  1、毎年大雪の際、村民からの苦情の電話があると聞いているが、その事実関係と抜本的な対策について、ことしの除雪事業に反映させたのか。  2、排雪作業がおくれている原因は何か、具体的に示せ。  3、今後、ますます多くなると思われる高齢者世帯に対する除雪対策について。  4、空き地を利用した雪捨て場を設ける考えはないか。  ただいま質問した内容は、直接地域住民から届けられた切実な思いでありますので、村長の誠意ある答弁を求めます。よろしくお願いいたします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) おはようございます。  5番鳥谷部議員のご質問にお答えいたします。  除排雪事業については、降雪等による交通障害を防止し、地域の産業活動住民生活、また、防災活動への支障を来さないよう地域の特性を十分に勘案し、安全・安心のまちづくりのために除雪計画書を策定し、除排雪の業務を行っております。  1点目の、「大雪の際、村民から苦情の電話があると聞いているが、その事実関係と抜本的な対策について、ことしの除雪事業に反映させたのか」についてでありますが、一晩に30センチ以上の降雪があった場合等の大雪の際には、除雪が遅いなどの苦情がございました。村の除雪計画では、午前7時までに除雪作業を終えることとしていますが、大雪により除雪が長時間となる場合には早目に出動するよう指示しております。しかしながら、幹線道路の確保を優先する必要があることから、その他の路線については通常より時間がかかる場合もございます。また、地域の実情に合わせた除雪体制を構築するため、村内全域を20工区に分け、きめ細やかな除雪を行うようにしており、大雪警報等が想定される場合には降雪状況に応じて随時出動させるなど万全の態勢をとっております。  2点目の、「排雪作業がおくれた原因は何か、具体的に示せ」についてでありますが、昨年の12月28日に千歳平地区において30センチ以上の降雪があり、排雪が必要な状況となったことから、業者に年内の排雪作業について問い合わせしたところ、年末休暇に入ることから車両や人員の確保が難しく排雪はできない状況でありましたが、年明け早々排雪作業を行ったところであります。なお、排雪までの間に住民生活に支障を来さないよう車道の確保に努めたところであります。また、積雪状況気象情報等により排雪を指示する場合には、業者の作業体制準備等に2日程度必要となっております。
     3点目の、「今後、ますます多くなると思われる高齢者世帯に対する除雪対策について」でありますが、村では冬期間における日常生活の不安を解消し、福祉の増進に資することを目的として、高齢者世帯等除雪支援事業を実施しております。この事業は、六ヶ所村シルバー人材センターに委託し実施しており、65歳以上の高齢者世帯及び要介護認定世帯身体障害者世帯のうち自力で除雪ができない世帯及び近隣に除雪支援者がいない世帯を対象としております。除雪範囲については、玄関から道路までのおおむね1メートル幅を確保することとしており、今年度は55世帯の登録があり、全世帯を対象に実施しております。また、今年度から新たにシルバー人材センター除雪が終わってからの道路の除雪作業による寄せた雪が高齢者世帯等の負担にならないよう、その地域の工区を請け負っている村道除雪業者が工区の作業終了後に対象世帯寄せ雪の除去をしております。屋根の雪おろしにつきましても、住居の倒壊等危険を伴うと判断した場合は業者委託により実施しております。今後も高齢者世帯等が安全で安心して暮らせるよう、除雪支援をしてまいりたいと考えております。  4点目の、「空き地を利用した雪捨て場を設ける考えはないか」についてでありますが、村では雪捨て場として広い敷地が必要であることから、国や県から河川敷等を借用し、雪捨て場を3カ所設けており、広報で周知しております。千歳平地区については、千歳平号幹線の北側に道路の排雪場として雪捨て場を設けておりますが、個人でも利用できるよう検討してまいりたいと考えております。また、その他の地域についても空き地を利用した雪捨て場の設置について、その必要性について場所の選定や利用方法なども含めて、地域の方からのご意見をいただきながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上で、鳥谷部議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。 議長(橋本隆春君) 5番。 5番(鳥谷部正行君) 私、現場の写真を撮って配付していると思うんですけれども、それを見て村長が答弁したとおりに本当にそれがなされているか、理解してくださいと言われるんですけれども、現実はそうでしょう。正月前にもできない、それから2月14日ですか、そういう状態の中でなぜ対応していけるか。村長は、村民のためにいるんでしょう。なぜそれをやらない。私は過去26年ですか、過ごしているんです。そのときには回数をふやす、村民に道路を確保するって言ったでしょう。今現在さ、私は村民の怒りの声だと思っているんですよ。村長は直接そういう声を聞きましたか。もし聞いて、どのように聞いていたらどのように対応したのですか。私が見る限りは全くだめな除排雪ですよ。もう一度お願いします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) この年末等々のこの降雪に対する排雪あるいは除雪の対応等々については、これは担当の者から私のほうにも報告をしております、受けております。その際に、その降雪の状況、これはそれぞれの地域によって降雪量がこれまた同じ積雪量ではないので、その千歳平地区からの苦情等々に対してはすぐに現場を見て対応して判断してくださいという形で話し合いをしておりまして、すぐに体制を整えるというふうな先ほども私のほうからご答弁申し上げておりますけれども、やはりその準備のために、体制のこの年末であったものですから、準備のためにやはり意見を伺いましたら大体その重機の確保の関係、あるいはその一つの運転手除雪の運転の体制づくりは、やはり時間がかかるというそういう現場の業者からのご意見を伺ったものですから、それの体制づくりにやはり時間はかかったということでありますので、それ直ちに、そういうふうなところの体制づくりは努力しておりますが、そういうふうなおのおののこの業者の体制づくりには時間がかかったということはご理解願いたいと、このように思っております。 議長(橋本隆春君) 5番。 5番(鳥谷部正行君) 私は考えていますが、正月であれ何であれ、緊急時になるわけですからね。それを早目、早目にやっていけばこういう事態が発生しないと思うんです。課長に伺いますけれども、あなたはパトロールしていますか。パトロールしてそれを見て、どう感じましたか。今すぐ対応しなきゃならないと思わなかったのですか。課長お願いします。 議長(橋本隆春君) 建設課長建設課長戸田幸光君) 私も見てきております。それで、その排雪必要性についてその場で判断して、すぐ手配をさせました。が、先ほど村長が答弁したとおり、時間を要したもの、特に年末の降雪の際には時間を要しました。ただ、2月の排雪は2月の千歳平地区においては2月の14から16にかけて行いましたけれども、これは12日の日の降雪を確認して直ちに、朝の時点でもう確認して直ちに排雪の指示を出したところでございますけれども、業者さんの手配の関係でどうしても14からでないと始められないというふうな状況なんで、直ちに一番早い日程で行うよう指示したところでございます。  以上です。 議長(橋本隆春君) 5番。 5番(鳥谷部正行君) 私が聞いているのと大分違うんです。なんかダンプの手配ができないとかいう情報が入っているんですけれども。ダンプの心配は別にしなくてもいいんです。委託された業者がちゃんと準備するわけですから。いろいろ言いましたけれども、とにかく早目の対応をしてください。あれだけのさ、もしあれ、通学している人たちが全て転んで車の下に入ったりなんか重大な事故になるわけですよ。見通しが悪い、そんな危険な状態をつくるのがあなた方の役目じゃないでしょう。村民をしっかり守るのがあなたの役目だと思っておりますので、よろしくお願いします。  じゃあ、2点目に入ります。  課長もパトロールしているということでございますけれども、その割には排雪がなされない。なぜ遅いか。それならば、自治会、町内会連携してですよ、情報交換してさ、こういう状況である、今も私も見て来ましたけれども、あれ2月の13か14だね。排雪したの。排雪後の歩道と車道の壁がすっかり取り除かれていないんです。落雪によっていまだに数カ所通れない状況があるんです。あなたは確認していますか。 議長(橋本隆春君) 建設課長建設課長戸田幸光君) 車道と歩道の間の雪については、おっしゃるとおり車道は車道で除雪排雪しており、また歩道は歩道で除雪をしており、車道からの寄せ雪がどうしても多少残っている状況にございます。ただし、交差点付近とかそういったところは車道というか横断歩道等へ出れるようになってやっているつもりでございます。ただ、もう一つ屋根雪の件ですけれども、確かに屋根雪が直接歩道車道へ落ちてくるような状況のところもございます。それについては、当然今もいつ落ちるかわからない状況でありますので、そこら辺はこれからも私どものほうでもパトロールはしますけれども、特に地域の方々の情報とか、それから業者さんのほうにもパトロールを多くしてもらって対応に努めてまいりたいと思います。 議長(橋本隆春君) 5番。 5番(鳥谷部正行君) 私が言っているのは、壁があるために落雪の際に逃げれないんです。そして高いから状況がわからない。これは前にも質問しているはず。そのときは対応してきちんと雪の壁をとってくれています。そして今現在、ここ数年見て全くなされていないんです。村長あなたが指示しているんですか、現場をちゃんと見て課長に指示してくださいよ。もう一度お願いします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) この雪の点については、これまでどういう形でその生活の一つの利便性、また、村民の安全を守ったらいいのか、いろいろとそういう体制についてはこれまでも協議しております。しかしながら、この一つの雪の解決、除雪の解決のためにはいろんなそれはさまざまな、先ほども申し上げておりました屋根雪とか周りの除雪した後の雪の塊等々がまだ残っているとか、さまざまなこれは課題がありますけれども、そういう現場の、現場のそういうふうなところをこれはいろんな形ででき得る限り担当の課のほうには話をしてパトロール等々するようにということは、私のほうからも指示をしておりますので、それは私が見て現場を見るのと、担当課長の方々がそれを見るのもこれは同じ考え方をとっております。内容は同じであると思いますので、その報告は随時受けているところであります。 議長(橋本隆春君) 5番。 5番(鳥谷部正行君) 村長よろしくお願いします。このように、身近なところに危険が潜んでいるということを忘れてはならない。村民のとうとい命を守るためにも、それが原因で重大な事故が起こる前にきちんと対策してくださるよう強く要請します。  次に、3番。今後、捨て場は3カ所ということでございましたけれども、私が言っているのは、一般家庭が雪を捨てる場所ということですよ。今現在、捨て場が少なくて大変困っている。それともう一つが、雪を捨てたいけれども車がない。ある自治体では、軽トラックとか今は軽のダンプもありますので、それを活用したこともやっている自治体があります。今後そのようなことは考えられませんか。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) その一般家庭の雪の除雪の件でありますけれども、いろいろとその地域によって、やはりその雪捨て場の確保のそれら可能性等々がこれは考えられますが、その点について、じゃあ行政そのものでその除雪を、雪を運搬、雪捨て場まで運ぶそういう車両の確保とか、いろんなことそれはさまざまなことを考えられますけれども、いろいろとこの排雪という時期に、さまざまこれはそういうふうな体制づくり一般家庭の雪等々でも、そのときに一斉に排雪する場合もあるでしょうし、さまざまそれは自治会とか地域の方々の協議の中で除雪の運搬する考え方をこれまとめることは、これはこれからも重要じゃないかなとは思っておりますし、もう1点は、地域のその雪捨て場の確保、これ先ほどの3カ所というのは村全体の幅広い可能なところを確保を今、している状況ですが、その地域に対しても今後、じゃあ排雪するときの場所の確保等々には、いろいろとその一般家庭の分の除雪もそこに運搬できる可能性を含めながら、これからは検討してまいりたいと、このように思っております。 議長(橋本隆春君) 5番。 5番(鳥谷部正行君) 冬の除排雪作業は、大変なことです。まずはこれじゃあ地区の除雪で湿った雪の塊なんかはさ、人力ではどうにもならない。今は農家の皆さん、大きな機械持っていますよね。そういう人たちにお願いして、排雪することも考えていかなければならないと思いますよ。村長いかがですか。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) この雪の問題はいろいろと、この一つの除雪あるいは排雪等々のこれはさまざまな課題はあることは重々承知しておりますが、その一つのそういうその一般家庭の中で除雪する、排雪する、その周辺のこの雪の問題を解決することができない困難な高齢者世帯とかそういう方々のことには、これ私どものほうの行政のほうとしてもいろんな形で対応しているつもりでございます。その中で、じゃあさらに一歩踏み込んだ一般家庭のその除雪をどうするのかということになった場合に、やはりその住民の方々、村民の方々の協力がどうしても必要です。そういうことを踏まえながら、じゃあ困難なときにはどうすればいいのかということは、これは後々のそういう課題のための考え方をこれから捉えて解決に向けて努力したいと、そのように思っております。 議長(橋本隆春君) 5番。 5番(鳥谷部正行君) 村長、つもりじゃだめでしょう。ちゃんとやらなきゃだめだと、そう思うけれども。このように少子高齢化の現状を踏まえ、高齢者障害者、住みなれた地域で健康で生き生きとその人らしく安心して暮らせる生活環境を充実させて、それよりそして何よりも人に優しく、より丁寧な除排雪作業をしてくださるよう約束してくださいよ。強く要請して、私の質問を終わります。ありがとうございました。 議長(橋本隆春君) 以上で5番鳥谷部正行議員の質問を終わります。  次に、2番寺下和光議員の質問を許します。2番。 2番(寺下和光君) おはようございます。2番寺下です。  昨年、一般質問をした中学3年生を対象としたピロリ菌検査無償化及び障害児福祉施設サービス利用料の助成を平成31年度から実施予定であることに、心から感謝を申し上げます。  それでは、通告に従い次の4件について一般質問をいたします。  1件目。泊地区国道338号西側公図上「道」及び「公衆用道路」の村道整備に向けた進捗状況について。  平成29年9月定例会で、泊地区は、最大クラスの津波が発生した場合には、集落の約半分が津波浸水区域であり、さらには約4分の3が要避難区域となっております。国道338号の西側は、津波災害の心配がないことなどから、近年、多くの住宅が新築されているところです。しかしながら、火災が発生しても消防車が侵入できない、そして国道沿い以外は消防水利も未整備である現状に加え、雨が降れば砂利等が道路に流れ出し、交通事故の発生も懸念されることなどから、泊地区国道338号西側馬門公園から明神川の間にある、公図上に「道」又は「公衆用道路」となっている13路線については、早期に用地買収を行い整備することで、津波浸水区域や要避難区域土石流危険区域に住む方々が住宅を新築できるよう誘導することは、住民の生命、身体及び財産を災害から保護することに大きく寄与し、災害対策上からも有効な手段と考えることから、土地所有者の理解を得て早急に村道として整備を行う考えはないかとの質問に、「幅員が3メーター程度の場所がほとんどであり、緊急車両の通行などにも支障があり、幅員や勾配などの課題や地権者状況など用地買収可能性を調査し、整備可能な路線は具体的な検討をしたい」との答弁を頂きました。  そして、平成31年度当初予算に、この西側にある路線を生活道路として整備するための予算が計上されたことから、次の2点について質問をいたします。  1点目。質問した13路線の調査の進捗状況について。  2点目。平成31年度に予算計上された路線は、雨が降れば国道に土砂が流出し、路盤の一部も浸食され、何度となく維持補修されてきたものと思慮しております。緊急性が高いのはわかりますが、なぜ村道として整備できないのか。  2件目。事務事業見直しについて。  職員の皆様には、村民のために一生懸命頑張っていただいておりますことに心から感謝を申し上げます。  庁内の行財政改革検討委員会において、事務事業見直しやさまざまな議論を経て、村民の負担軽減経費節減に努め、さらには、今定例会提案理由の中で、村長は行財政改革をより一層進めるとしていることから、次の2点についてお伺いします。  1点目。六ヶ所村役場の封書のカラーと規格を統一し、一括発注することで事務の効率化負担軽減を図る考えはないか。  2点目。封書の裏面を有効活用することを目的に、各企業の広告を有料で掲載する考えはないか。  3件目。予定される大型連休時の対応について。  皇位継承に伴い4月27日から5月6日までの10連休中に、子育て中で子供の面倒を見てくれる人がいない、そして仕事を休めない保護者にとっては、土曜日を除きこども園保育所も休園、休所となることから、大変な事態であると思慮するところです。  国においては、「国民生活に支障がないよう万全を期すべきだ」とする付帯決議も採択されているものの、国からは具体的にとるべき対応も示されていない状況であると認識していることから、次の2点についてお尋ねします。  1点目。こども園等に入所中の保護者の実態を調査しているか。  2点目。医療体制も含め、本村における課題はないか、検討しているか。  4件目。こども園等利便性向上について。  村内4こども園等において、各種行事が行われ、多くの保護者が参加し、保育教諭と子供、保護者が一体となり取り組んでいることはまことに喜びに堪えないところです。  そして、それを支えている園長・所長さんを初め、保育士及び保育教諭の方々の創意と工夫には、ただただ頭が下がる思いです。  そこで、1つ提案ですが、12月頃に行われるお遊戯会については、屋内で行われるために保育士の方々も寒風吹きすさむ中を早朝から出勤、保護者は席を確保するために夜明けから屋外に敷物等を抱え並び、開園を待つのが当たり前のように行われている現状を解消しなければ、保育教諭保育士及び保護者ともに健康を害することなどが予想されることから、次の3点についてお伺いします。  1点目。各こども園が順次新築されていることから、避難所に指定し、床に敷くマットを購入配置する考えはないか。  2点目。避難所に指定する考えがないのであれば、職員及び保護者等負担軽減を図るために、利便性向上の観点から、各こども園のホールに敷くマットに一定の面積ごとに区画し、番号を記したものを購入し、事前に保護者から抽選をしてもらい、当日はその番号の区画に座ってもらうことと、前日には保護者の協力を得て敷物を敷いていただくことで、職員、保護者負担軽減をすることが可能であると考えるがいかがか。  3点目。こども園等の行事には、多くの保護者や家族が来園していることから、駐車スペースがなく、路上駐車等が多く見受けられ交通事故等の発生が懸念されることから、特に、おぶちこども園向かいにある職員駐車場を拡幅するとともに、駐車場から直接村道に出れるよう、側溝等を改良整備し、職員の負担軽減保護者等利便性向上を図る考えはないかお伺いします。  以上、4件について村長の答弁を求めます。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 2番寺下議員のご質問にお答えいたします。  1件目の「泊地区国道338号西側公図上「道」及び「公衆用道路」の村道整備に向けた進捗状況について」の1点目。質問した13路線の調査の進捗状況についてでありますが、用地調査を行った結果、13路線のうち住家が存在し生活道路として利用されている7路線について、その地権者を確認したところ、対象となる土地が156筆であります。このうち、未相続用地が18筆、筆界未定地が1カ所9筆となっており、未相続用地の解消や筆界未定地の境界画定など村道として整備するに当たり、用地取得が可能かどうか継続して調査してまいりたいと考えております。  2点目の、「なぜ村道として整備できないのか」についてでありますが、予算計上された路線については先ほど述べさせていただきましたが、未相続用地が6筆、筆界未定地が1カ所など、現段階では村道整備へ向けて解決しなければならない課題がありますので、その解決に向けて取り組んでまいりたいと考えております。また、これまでも村道整備に当たり、用地取得に難航し事業を取りやめた事例もありますので、事業を進める上で地権者の意向確認等については慎重に取り組まなければならないと考えており、今後も地域の方々と協議を重ねながら整備に向けて検討してまいりたいと考えております。  次に、2件目の「事務事業見直しについて」の1点目。  六ヶ所村役場の封書のカラーと規格の統一についてでのご質問についてでありますが、これまで使用頻度の高い長形3号及び角形2号などの4種類の封筒については総務課において一括発注し、各所属が利用できるようにしております。それ以外の封筒につきましては、議員ご承知のとおり各課で印刷をし利用している状況でございます。本年2月上旬、総務課において各所属で印刷している封筒について調査したところ、長形3号については規格は5種類、カラーは13種類、年間の印刷枚数は約2万7,000枚で、発注金額は約48万円となっており、角形2号については規格は1種類、カラーは5種類、年間の印刷枚数は7,500枚で、発注金額は約21万円となっております。規格外の封筒については、14種類、カラーは9種類となっており、年間の印刷枚数は約8万3,000枚で、発注金額は約160万円となっております。同一の課において数種類のカラーを使用している考え方を確認したところ、ご高齢の方などからの問い合わせを考慮し色分けしている場合があるとのことであり、内容が不明のまま問い合わせがあった際に職員の方から封筒の色を確認することによって送付した書類の内容がわかり、担当課あるいは担当者への引き継ぎをスムーズに進められることから、相手方に対してもお待たせする時間を短縮でき、住民サービスの向上と事務の効率化が図られていると考えるところでございます。また、規格につきましては、システムから印刷される通知書等のサイズに合わせていることから、複数の種類の封筒を作成しているところでございます。しかしながら、このような特別の事情がある場合を除き、住民サービスの低下につながらない範囲において統一化が可能と考えられる場合については、経費節減及び事務の効率化を図る観点から一括発注を進めるよう検討してまいりたいと考えております。  2点目の封書の裏面を有効活用することを目的に、有料による各企業の広告掲載をする考えはないかとのご質問についてでありますが、現在、封筒の裏面を活用しているものは住民課の封筒のみであり、これには住民移動に伴う届等の要件に必要なものや届け出期間などを載せて活用しております。議員ご提言の封筒裏面への各企業の広告掲載につきましては、広告の媒体となる資源を活用し自主財源の確保や経費節減を図るために広告掲載を実施している地方自治体の広告収入の状況や、これに伴う事務等について情報収集し検討してまいりたいと考えております。  次に、3件目の「予定される大型連休時の対応について」の1点目。  こども園等に入所中の保護者の実態を調査しているかについてでありますが、10連休の就労状況については現在のところ調査はしておりません。村のこども園保育所は10連休中4月27日土曜日は開設し、以降9連休の予定となっておりますが、10連休の休日保育対応について県内各市町村に確認したところ、公立では10割、全体では8割の市町村が暦どおり休日予定としているとのことであります。長期間にわたる休日に伴い、政府は保育施設を利用する労働者の子供の保育が確保されるよう、当該労働日の勤務日、勤務時間について、その勤務先事業者ができるだけ配慮するようにすること、複数の保育施設等における連携が確保されるようにすることと、適切な対応をとることとしております。村ではその趣旨を踏まえ、休日である4月30日と5月2日の利用希望者のアンケートをとり、休日保育の必要性について検討してまいりたいと考えております。  2点目の、医療体制も含め本村における課題はないか、検討しているかについてでありますが、村内3カ所の医療機関における診療体制につきましては、千歳平診療所は4月27日土曜日から10日間休診となることから、慢性疾患の方への処方について服薬などの不足に対する不安を解消するため、事前診療において対応することを予定しております。次に、泊診療所では4月28日日曜日から休診となりますが、4月30日から5月2日の3日間、予約診療にて事前に電話等により予約した方に対応する予定であります。次に、地域家庭医療センターでは5月2日に通常診療を予定しており、同日は送迎バスの運行も行うこととしております。また、村内全域の救急対応についても従来どおり随時受け入れを行ってまいります。なお、村民の皆様への周知につきましては、広報6カ所及び村内放送での対応を予定しております。今後も村内医療機関と連携を図り、村民が安心した生活を送ることができるよう適切な医療サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。  次に、4件目の「こども園利便性向上について」の1点目。  こども園避難所に指定し、床に敷くマットを購入配置する考えはないかについてでありますが、災害対策基本法が改正され、切迫した災害の危険から逃れるための緊急避難場所と一定の期間滞在し避難者の生活環境を確保するための避難所が明確に区別されたことを受け、平成29年3月に緊急避難場所27施設、避難場所13施設、福祉避難場所2施設について指定の見直しを行ったところであります。見直しに当たっては、避難所ごとの想定される災害種別を精査するとともに、避難対象となる地域住民の受け入れスペースが十分に確保できることなどを確認の上で指定し、現在は避難所としての機能を高めるために非常食の備蓄や非常用発電機の設置等を順次行っているところであります。こども園避難所への指定については、同施設周辺には小中学校が所在していることから、現時点においては指定する考えはないところであります。  2点目の、避難所にする考えがないのであれば職員及び保護者等負担軽減を図るとともに、利便性向上の観点から各こども園のホールに敷くマットの活用についてでありますが、ホールは子供たちの衛生面等の観点からフローリングとしており、管理上マットの配置を予定しておりません。お遊戯会保護者が見学するたびに大変なご負担がかかっていることについて、園長を初め保育教諭たちは毎年検討し、現在の朝7時に整理券を配布し、順番に好きなところに座るという方法をとっているということで大きなトラブルもないと聞いておりますが、あらかじめ一定の区画ごとに番号を記し、事前に抽選し、席を決めて当日はゆっくりとしていただく等、方法については父母の会の意見を伺いながら今後も現場の経験と工夫を生かし、よりよい園の行事を実施できるようにしてまいりたいと考えております。  3点目の、こども園駐車スペースがなく、路上駐車が多く見受けられ交通事故等の発生が懸念されることから、職員駐車場拡幅し側溝等改良整備して利便性向上を図るべきと考えるがいかがかについてでありますが、おぶちこども園の行事の際には、尾駮小学校、第一中学校、職員駐車場を開放し保護者に駐車していただくようお願いしております。やむを得ず路上駐車をしている保護者の方には、ご不便をおかけしますが安全上の観点から駐車場への移動をお願いするとともに、園児・保護者の安全が図られるようおぶちこども園職員駐車場の拡幅について前向きに検討し、駐車場確保に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上で、寺下議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 1件目のこの西側の「道」及び「公衆用道路」1点目でございますけれども、そうした13路線のうち住居が存在するのが7路線ですよと。そして、全体では156筆あるんですよというお答えをいただきました。課長からちょっとお聞きしたいんですけれども、この7路線のうち、それぞれの路線に直接接している地権者数と、その地権者のうち相続登記等が終わっていない所有者がもし存在するとすれば何名ぐらいあるか把握していますか。 議長(橋本隆春君) 建設課長建設課長戸田幸光君) 7路線について住家の存在するのが、ちょっと北のほうから順番でいきたいと思いますけれども、1本目の路線に住家1軒ありまして13筆あって、ここには未相続用地がありません。それから、この北から住家があるところで4番目の路線になって、ここがいわゆるコーポ橋本があるところですけれども、ここは住家が1軒ありまして隣接地は19筆、このうち未相続の筆が2筆。それから、さらに筆界未定地が1カ所ありまして、そこには9筆があります。次に、6番目の路線ですけれども、ここは住家が1軒、隣接筆数が19筆。このうち未相続が6筆あります。次に7本目ですけれども、ここは住家が1軒、隣接している地権者が19筆。ここにも未相続が1筆あります。それから8番目、ここが武寿司の向かいのあたりの路線になりますけれども、ここには住家が4軒、それから隣接している地権者が27筆。このうち未相続が4筆となっています。それから、11番目の路線になりますけれども、ここは住家が1軒、それから隣接しているのが25筆で、このうち未相続が2筆。12番目の路線になりますけれども、住家が4軒ございまして、隣接している地権者が34筆。このうち未相続が3筆。合わせて7路線のうち6路線で18筆の未相続がありまして、さらに筆界未定地が1カ所9筆となっております。  以上です。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 実際聞いてみると非常に筆界未定ですとか未相続の部分があって、なかなかこれ難しいのかなとは思っていますけれども、やはりこの辺については担当課としても今後、地域に入りまして説明をしながら、例えば相続終わっていない方等についてはなるべくその相続登記等が終われるような形で進めていただきたいなと思っております。  2点目でございますけれども、先ほど村長の答弁の中で筆界未定地がありますよというお話がございました。ここ、課長わかったらもう一回ここの今、31年度に予算計上されている南側の路線、これの直接接している筆数と、もし未相続者がいるとすれば、ここちょっと具体的に教えていただけますか。 議長(橋本隆春君) 建設課長建設課長戸田幸光君) 来年度予定している路線のうち南側の路線、これは先ほど言いましたけれども武寿司のあるところの向かいのところの路線になります。先ほど説明した中で8番目の路線で、隣接している筆数が27筆。このうち未相続となっているのが4筆ございます。筆界未定地のほうは、北側のほうの路線になりますので。  以上です。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) この2点目の、この武寿司さんの向かいの土地なんですけれども、これ今緊急的に生活道路として仮に整備したとしても、私は将来的にはこれはもう当然村道として整備すべきだと思ってございます。ご承知のとおり東日本大震災では、陸奥   で3,7メーターの津波が観測され、国道338号が冠水をして通行どめになったと。それから、高瀬川河口や鷹架沼、尾駮沼の一部がこの津波によって浸食されたという事例もございます。そして先般、2月26日に発表した政府の地震調査委員会によれば、青森県東方沖及び岩手県沖北部におけるマグニチュード7.9以上の発生予測は5%から30%。そして、マグニチュード7から7.5程度は90%以上ということが報道されてございます。やはりこのような状況に加えて、村長の答弁にもございましたとおり、泊地区土石流危険区域でもありますし、また火災が発生した場合の水利確保、それから消防車両の進入、それから上下水道などの課題が山積していると私は思っております。やはりこのような状況をしっかりと地域に説明をして、村とすれば待つのではなく積極的に住民に呼びかけて、そして理解を得て、防災減災はもとより住民の利便性向上にも大きく寄与するということは明らかであると思っております。やはりこのようなことから、生活道路として整備しても恒久的な対策とはならないし、私は二重投資になるというふうに考えております。この辺について、いま一度立ちどまって将来を見据えて村道整備に向けて地権者と協議をするべきと考えておりますけれども、改めて村長の考えをお伺いします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) この道路整備の必要性については、それぞれの住民の生活等々の利便性、あるいはそういうふうな緊急用等々についての必要性というのは重々承知しております。先ほどもご説明申し上げましたけれども、その生活道路と村道との考え方の相違なんですが、生活道路としてはこれはさまざまなその幅員とか、これも御承知のことと思います。村道になりますと一定のその規格等々が必要性がありますので、これもまたそういうふうなところには地権者のご協力がどうしても必要になります。そういう点については、これは努力してまいりますので、何を解決するにしてもやはりこの土地の所有者、地権者のご協力、それがもう必要になりますから、この道路の関係につきましてはそういうことを踏まえ、もう一点はやはりこの財政状況を踏まえながら計画的な村のその整備計画を作成することも必要でありますから、その点これから解決に向けた道路については逐次そういうふうなことに努力してまいりたいと、このように考えております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 村長のほうも地権者に協力を得て考えていきたいということでございますので、ぜひ生活道路もこれいいんでしょうけれども、非常にこの再処理工場の竣工も間近に迫ってございます。そうして、その大規模償却資産税の課税の問題も当然村長も念頭にあると思います。私も全くそのとおりでございます。ただ、この財政基準需要額のやはり一番の問題は人口増、これがもう本当に手っ取り早いんでございますけれども、そのほかにもさまざまな要因があるわけでございますので、その1つとして私は早急に村道認定するべきものはして、やはり整備をしていくんだという基本的な考え方を持っていただきたいなと思ってございます。そうして、第4次六ヶ所村総合振興計画の7施策にある、安全の力、生活環境の力を高めることにもつながると思いますので、行政が一歩前に出て積極的な道路整備を行っていただくよう強く要請し、次に入ります。  2件目の「事務事業見直しについて」でございますけれども、役場の封書のカラーと規格を統一しという問いに対して村長から説明がございました。カラーについては、村長の答弁をそのまま足しますと27色。それで封書の枚数が年間約12万枚程度になるんですかね。金額にすれば230万ほどということ。ただ、この封書については、私もこれまで議会で再三指摘をさせていただいております。私どもが職員の時代には、封書については各課でつくらないんだという前提で今まできたはずなんですよ。それがなぜ、今こういう状況になっているのか。それは、私言わせれば全く理解ができません。議案の審議の中でも再三このことについては質問をしてまいりましたけれども、依然としてそれが解消されていないということで今回質問したわけでございますけれども、村長の答弁の中でちょっと確認したいのが、これ多分総務課長のほうでわかっているかもしれませんけれども、現在その役場の何課で独自に封書の印刷が行われているのか。課の数がわかりましたら教えてください。 議長(橋本隆春君) 総務課長。 総務課長(古泊 崇君) ただいまのご質問にお答えします。  これは出先機関を含めた数で申し上げますが、全部で16の所属において封筒を印刷してございます。  以上でございます。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 16ということで、正直言ってびっくりしています。我々はよく役場から来る封書の中では福祉課であったり、健康課であったり、保健センター、あとは議会事務局、あとは教育委員会のほうのもたまに来ますけれども、村長の答弁の中では住民からの問い合わせがあったときに色でその区分けをして聞いているんだと。私はそれは全くただの言いわけに過ぎないと思ってございます。やはり、六ヶ所村のカラーは1色でいいんだと思います。そして封書の中には、当然担当課の課名があるわけでございますので、そこについては平仮名で打つか、片仮名で打つか、漢字を使わなければ、これは多分誰でもわかると思うんですよ。その辺について、私はこの封書についてはカラーを統一してサイズも統一することによって、この16所属がそれぞれ発注しているということであれば、単純に支払い伝票が16枚必要でございます。そして契約事務も16発生しているはずなんですよ。これが行財政改革の基本だと私は思っております。この辺について、再度改める考えがないかどうかお伺いいたします。
    議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) この封書、封筒等の統一の問題。先ほど私のほうもご答弁申し上げた考え方をこれ申し上げておりました。その中で、先ほどご意見がございました、高齢者の方々のその色分けをして、色分けをした形でその一つの要件等々の確認をスムーズに行っているんだということの、これもまた1つはいろんなこの要件の中で、やはりご高齢方は内容についてはさまざますぐにそういうふうな問い合わせをすることが困難なときもありますから、もちろん担当課のほうではその色であれば、この色がこういう文書でこちらのほうから差し出ししているということの確認ができますので、これが今後じゃあどのような方向でこの効果の問題を、これは検証して高齢者の方々とそういうふうなところのことは、これ検証する必要があるのかなというふうに思っております。ただ、これが高齢者の方々が、「いや、もうすごく、こういうふうなわかりやすい、要件の解決するのにはこれがいい」ということがあれば、これは引き続きこういうふうな考え方をとってまいりたいと、このように思っております。  それからもう一点、その封書じゃあ全てを、全てをカラーのほうの色の統一をしたほうがいいんじゃないかと。これらはこれはさまざまな考え方があるでしょうが、1つは今のこのご提言を踏まえて一括発注、この問題の解決に向けてまず努力してまいりたいと、そうした方向でじゃあ色の統一もどうなのかということも、これも一体となってやっぱり考えるべきことでありますので、その点は先ほど申し上げました行革の中でいろんな形でご提言を議論してまいりたいと、このように考えております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 村長は一括発注をしたいということでございますので、それによっても事務の効率化に当然つながると思います。いずれにいたしましても、庁内の中は、こうと決めたらやはりこれを守っていただく、今の現状を見れば、笛吹けど踊らずの印象しかございません。こういうことについては、早期に解消をしなければならないし、村民の納税意識にも少なからず影響すると思いますので、今後は行財政改革検討委員会等で決定したものは全庁挙げて周知徹底はもちろん、予算は村民の税金がその原資にあることをしっかりと理解をしていただきたいと思います。  そして2点目でございますけれども、これについては村長から前向きなご発言がございました。封書の裏側については、現在県内でもこれをもう既に実施している市町村もございますので、情報収集をしていただいて少しでも収入を得れるものは得るという前提のもと、お考えをしていただきたいと思ってございます。また、ホームページ上にございますバナー広告、これについても職員の発案でこれを実施しているわけでございますので、これも含めて収益が出る施策も展開することを視野に入れて財政運用を目指していただくようにお願いをいたします。  そして3件目でございますけれども、「予定される大型連休時の対応について」ということで、こども園等に入所中の保護者の実態を調査しているかについては、調査をしていないんだと。いないんだけれども、4月30日、5月2日については今後保護者の意向調査をするということでございましたので、ここで担当課長からお聞きしたいんですけれども、ここで例えば、おぶちこども園であれば今170数名が入所していると思うんですけれども、どの程度の方から要請があれば開園を検討するのかお伺いします。 議長(橋本隆春君) 子ども支援課長。 子ども支援課長(沼尾槇子君) ただいまのご質問にお答えします。  おぶちこども園は、全体で保育にかける子供、保育に必要な子供ですね、その子供さんだけを見てやっていて、まだ人数については利用者を把握してから決めたいと考えておりますので、何名ということはまだ決定しておりません。  以上です。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 何となく今の答弁には理解に苦しむものがございます。例えば、前提条件があって調査をするんであればいいんですけれども、前提条件がなくて調査をしますよ、じゃあ例えばその10人要請があれば開園するのかどうか、その辺が今課長も多分熟考していると思いますので、そういう場合は事前にこの程度であれば開園をするとかという前提条件があればこそ我々も、質問しているほうも理解しやすいので、今後そのような対応をしていただきたいと思ってございます。  2点目の医療体制については、村長から答弁がございましたとおり、千歳平、尾駮診療所、泊診療所について詳細に説明がございましたので、これについては村長の答弁どおり早い段階で村内広報もしくは4月号になるんですか、5月号になるんですか、広報ろっかしょでの見やすい箇所に広告を出していただくようにお願いをして、3件目については終わります。  4件目の「こども園利便性向上について」の1点目でございますけれども、これについては現段階のほうの答弁だったと思うんですけれども、避難所として指定する考え方はございませんよと。それについては私も理解をいたします。しかしながら、この泊保育所、これについては平成33年度供用開始に向けて用買等にこれから入っていくと思います。この泊地区については、ご承知のとおり泊中学校は土石流危険地帯の中にございます。そういうことも加味すれば、この泊については泊保育所こども園になると思うんですけれども、この泊こども園については、やはり避難所として私は指定をすべきだと思ってございます。その辺については、ぜひ担当課においてもご検討いただければと思います。  2点目でございますけれども、ホールに衛生上の観点からマットは敷く購入する考えはないという。私が言っているのは、常時このホールにマットを敷くという意味合いではございません。このお遊戯会等のときにのみ使うためのマットを購入すべきではないかという考えのもとで質問をしたんですけれども、そこがちょっと行き違いがあったのかなと思ってございます。それでも事前に抽選を行うことを検討したいという答弁だったと記憶していますけれども、それで間違いないかもう一回確認させてください。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 先ほどもご答弁申し上げている、そのマット等々の活用については、先ほども申し上げているとおり、このマットの活用については事前に、例えば何日前とかそういうふうな抽選をしまして、そして配置を決めて、そういうふうなことの活用を図るという考え方でございますのでご理解願いたいと思っております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 村長の答弁で、事前に抽選を行うんだということで、朝並ぶことについては多分解消されると思います。でき得れば、おぶちこども園であればホールとランチルームなんですかね、そこを多分両方開放してお遊戯会等に利用していると思うんですよ。課長が実際にそのお遊戯会の中に行ったことあるかないかはわかりませんけれども、私も行く機会がございまして、約ホールの3分の2が大体人が座っているんですね。そして後ろのほうは、ほとんど立ち見席という形でやってございます。私は、やっぱりこのマットを購入して、事前にそのお遊戯会のときに使う形でもし利活用できるんであればそうしたほうがいいのかなと思ってございます。そしてその収納場所については、ランチルームとそのホールの上に、左右に人が歩くほどの通路がございます。各小学校、中学校にマットを購入して配置してございますけれども、それぞれの学校もそういう場所を活用してマットを保管をしているという事例もございますので、これについてはぜひそういう方向で再度検討していただくようにお願いをいたします。  3点目の駐車場の件でございますけれども、これは現地に行ってみれば、この駐車場の西側が窪地になってございまして、その先が村がつくった遊歩道になってございます。そしてここは常に水がたまって非常に、衛生上も非常によくないと思ってございます。そして、村道からこの駐車場の間は、村長もご承知のとおり木がぼうぼうでございます。そしてたしかフェンスもぼろぼろの状態でございます。今現在あるこの駐車場の出入り口は、スクールバスの出入り口と競合しているんですね。ですから、やはりその辺も踏まえて駐車場の拡幅、これについては村長は前向きに考えていきたいということでございました。これについて、私はあそこはやはりそういう環境上の問題もございますし、学校も当然あるわけでございますので、ぜひ早期に駐車場の拡幅に着手していただきたいと思っていますけれども、再度村長のお考えをお聞きします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 場所等々については、先ほども2番議員お話のとおりのあのエリア、学校の西側のエリアのことを指しているというふうに理解しておりますが、その一つのそこに職員の駐車場が一部あります。もちろんまた車両の一つの倉庫等々もありますし、その中で学校としてあの用地の活用、これから将来の活用等々もこれありますので、教育委員会のほうとのその将来の一つの学校の内部のその用地の確保、活用等々も勘案しながら、将来そこのところはこういう衛生面等々があって、駐車場等々にしても差し支えないという判断をすれば、私は前向きに考えたいと、このように思っております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 私も実際に見てまいりました。今、村長が学校の敷地の関係云々かんぬんって言いますけれども、ここについては学校の敷地の一部に多分今現在もなっていると思いますけれども、ここは駐車場から遊歩道まで約10メーターほどしかないんでございます。そして2メーターぐらい低くなってございまして、非常に環境上よくない。そういうことでございますので、ここについては学校云々ではなくて前向きに検討していただきたいと思っております。ここは今現在、駐車スペースが40台ございます。ご承知のとおり、おぶちこども園に配属されている職員は多分4月1日現在で34名と記憶してございます。ですから、職員が駐車をすればほとんどスペース的にはなくなりますよと。ただ、その保育園の中にもたしか駐車場はございますけれども、そこはほとんど駐車はしてございません。土曜、日曜であれば確かに村長の答弁のとおり、尾駮小学校の駐車場あるいは一中の駐車場、これらも実際に使ってございます。それでも入り切らないで、実際路上駐車も多く見受けられていることを、この辺もきっちりとご理解をしていただきたいと思ってございます。そして、ここを整備する際には、第一中学校にたしかオリンポスの丘って記憶しているんですけれども、記憶間違いかどうかわかりませんけれども小高い丘がございます。ここの植栽もぜひ手入れをしていただくように、あわせてお願いをいたします。村長においては、ぜひ前向きにこの駐車場の拡幅については取り組んでいただくように強く要請をして私の一般質問を終わります。 議長(橋本隆春君) 以上で、2番寺下和光議員の質問を終わります。  次に、7番高橋文雄議員の質問を許します。7番。 7番(高橋文雄君) 皆様おはようございます。私は今定例会に当たり、3項目について村長の考えをお聞きいたします。  まず、尾駮レイクサイドパーク事業について伺います。  本事業は平成26年から30年まで、総額約10億円の事業費を投じ完成しました。その目的は、徒歩で楽しむ散策路、幅員5メーターの管理道路、広場等複合的な観光施設を整備、地域に根差した観光業の振興を図る。あわせて、村民の健康と福祉の増進も見込むものであります。さらには、洋上で楽しむプレジャーボートなどの施設も整備されて多くの観光者の利用が見込まれ、六ヶ所村の観光拠点として期待されるところであります。今後の六ヶ所村の観光発展を願うとき、このレイクサイドパークをどう生かしていくのか注視していきたいと思います。  そこで、次の3点について質問をいたします。  1つ、尾駮橋に歩道を整備することで観光拠点が広がると思うがどうか。  2番、プレジャーボートなどで観光客が期待されるが、漁業関係者との連携はとれているのか。  3番、計画当初、現在整備された終点からさらにレイクタウンまでの歩道整備や、尾駮沼を一望できる場所にホテルの建設計画があったように聞き及んでいるが、今後そのような計画はあるか。  以上、3点についてお伺いいたします。  次に、「しもきたTABIあしすと(旧下北観光協議会)との連携について」質問をいたします。  下北半島市町村が連携する観光が人気を呼んでいます。当村は、地形的に下北半島の柄の部分に当たり、半島の一部だと認識しております。村独自で観光開発するよりも、しもきたTABIあしすとと連携し活動することが、より観光客の増大につながると思うが、今後の連携についてどのように考えておられるのか。  最後に、バスの待合室の設置について質問します。  バスの待合室は、役場庁舎前にありますが、他には見当たりません。これはあくまでも村が関与した待合室という意味でございます。各地域には、商店がなくなり買い物客はリーブに集中するようになり、老齢者のバス利用が多くなっています。レイクタウン停留所には待合室がなく、利用者は不便を感じている状況であります。レイクタウン以外にもバス停留所があり、その対策も今後の課題だと思いますが、老齢者の利用頻度の多いレイクタウン停留所の待合室設置について早急に対処してほしいと願うものであります。待合室設置について、村長の英断を期待するところでございます。  以上、3項目について村長の所信をお伺いいたします。以上でございます。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 7番高橋議員のご質問にお答えいたします。  1件目の尾駮レイクサイドパーク事業についての1点目。  尾駮橋へ歩道整備をしていかがかについてでありますが、ご承知のとおり、尾駮レイクサイドパークは地域の身近な生活の中で、観光を楽しむ、いわゆる住環境の拠点として水辺の景観形成、散策路や広場等を複合的に整備し、地域に根差した観光業の振興とあわせて住民の健康や福祉の増進を図ることを目的とした施設であります。  尾駮橋については、尾駮沼や尾駮レイクタウンの四季の移ろいなど美しい景観の場所として尾駮レイクサイドパークと一体的な観光拠点と考えております。尾駮橋の歩道整備については、村の観光地点とする考え方と、道路としての考え方などの課題があるとの認識を踏まえながら、青森県に対し要望してまいりたいと考えております。  2点目の、「プレジャーボート等で観光客が期待されるが、漁業関係者との連携はとれているか」とのご質問でありますが、尾駮沼で漁業を営む漁業者は青森県よりほぼ年間を通じ特別採捕の許可を得て操業しております。尾駮沼での漁法といたしましては、たて網や刺し網などの網漁であり、船外機と動力のついたプレジャーボートや水上バイクの乗り入れにより、網の破損や漁の妨害となる可能性が高いことから、動力つきの船は禁止とし、水上利用についてはカヤックやカヌーなど手動の小型舟艇に限定することと考えております。また、村海水漁業協同組合や漁業者等の漁業関係者との連携については、整備工事及び開設に当たりご理解とご協力を得て進めてまいりましたので、今後の管理・運営においても緊密な連携を図ってまいりたいと考えております。  3点目の、レイクタウンまでの歩道整備やホテルの建設計画についてのご質問でありますが、尾駮レイクサイドパークは幅員5メートル、延長770メートルの管理園路を整備しております。管理園路の延伸については、レイクタウンの西地区にあります定住促進住宅付近までを結ぶ全体構想があり、本年度概略設計を実施したところでありますが、園路の線形や工法などの   を初め、縦断勾配や土地の有効利用等を考慮し慎重に進めてまいりたいと考えております。  また、ホテル建設計画については、民間の活力によるホテル事業者の進出に向け、  としても誘致を図っているところでありますが、立地場所に当たってはホテル事業者が経営等を鑑みて決定するものであり、尾駮レイクサイドパーク周辺と特定されているものではありません。ホテル誘致につきましては、今後も次世代エネルギーパークなど本村固有の観光拠点に加え、情緒豊かな自然や味覚など本村の持つ魅力を活用した観光施策を進めることにより、ホテル事業者の進出にも弾みがつくものと大いに期待をしているところでありますので、引き続きホテル誘致に努力してまいりたいと考えております。  次に、2件目の「しもきたTABIあしすととの連携について」のご質問でありますが、村では平成23年度まで三沢市、旧上北町、六ヶ所村の3市町村で構成する小川原湖広域観光協議会の活動の中で、小川原湖を中心とした観光客誘致を進めてきたところでありますが、平成24年度同協議会の解散以降は村単独で観光ルート開発、観光客誘致を実施してまいりました。しもきたTABIあしすとは、むつ市、下北郡、横浜町の6自治体のほか、民間9団体の計15団体の会員で構成する一般社団法人であり、しもきた地域全域を観光地として捉えた戦略のもと、魅力ある観光地域づくりに取り組んでいると伺っております。議員ご指摘のとおり、観光ルート開発や誘客活動は1つの自治体で行うより地域が連携して行うことで、より効果的、より効率的であると認識しておりますので、今後は下北半島圏域の自治体としての連携や広域的な観光団体への加入を検討してまいりたいと考えております。  次に、3件目のバス待合室の設置についてのご質問でありますが、村のバス路線には17カ所のバス待合室があり、村や公共交通機関等が設置したもののほか、地域の自治会で独自に設置した待合室もございます。高齢者の運転免許証の返納等により交通弱者の増加が見込まれるなど、社会情勢が大きく変化していく中、地域の路線バスが住民の日常生活経済活動を支え、地域の活性化を果たしていくには路線バスの利用環境が重要であると認識しております。議員ご指摘のレイクタウン停留所については、待合室の設置スペースや土地の利用制限等、公共交通機関などと調整を図りながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上で、高橋議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) レイクサイドパークの1番目の歩道の件なんですが、これ私は確かに観光拠点としての尾駮橋の歩道というふうなお話をしました。その答弁の内容は、交通といいますか、その機関と観光が連携できるのかというふうなことを検討したいというふうにおっしゃいました。私はそういうふうな問題ではないというふうに思います。先般、2月の12日に私たちは村長とあわせて県に国道の歩道の整備を要望してまいりました。国道394、338、六ヶ所を通る国道についてはほとんど歩道が整備されておりません。現に国道338号線においては、むつ小川原港から尾駮の市街地に来る人が交通事故で亡くなりました。これは何年か前ですけれども。そういうふうなことで、利用している人たちは歩道が必要だということは、どの場所でも、どういう開催の地域の場所でも言っています。私も全く同感であります。尾駮の橋に歩道ができれば、確かに尾駮沼が一望できる観光拠点になる。四季の彩りを見ることができる。これは私が今お話したのと村長の考えは一緒でございます。しかし、県と協議する上では、それだけじゃなくて道路の交通安全という意味から、やっぱり村はそういうことを含めて要望する必要があるのではないかと。観光もそうですけれども、まず最初に歩行者の安全を守るために歩道をつくってもらう。そういうふうな観点から要望することによって、もっともっと県も考えるのではないのか。国道338号線の尾駮までの、鷹架から尾駮まで歩道が整備されたとすれば、じゃあ尾駮の橋をどう歩行者が渡るのか。また危険を伴います。そういう意味からいくと私は歩道の整備は単純に考えることじゃなくて、もっともっと真剣に考えることだというふうに思うわけです。そういう観点からいくと、今、観光と道路の意味合いが違うという答弁に私はちょっと納得しがたい。もっともっと県に対して要望する、強い意気込みを出してほしいと思いますが、村長いかがでしょうか。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) この国道、県道の道路整備の中での歩道整備が、これまでもさまざま各地域に対して要望しております。そんな中でいろんなその歩道の整備の必要性等々は、これはもう先般も県のほうに要望にまいったときにもその点には、強くこの点を訴えておりますが、今、その道路としての橋だけの問題の考え方で、これはもう私のほうでも考えておりますので、その点についてはこれもさまざま、国道338号のいろんな形での道路整備のその観点としながらも、考え方としながらも、この尾駮橋ということの  捉えますと、あそこにじゃあ一帯として歩道を整備するには、じゃあその一つの通行上の歩道とする考え方も踏まえたところはこれはまた当然そのような考え方もとらなきゃならないと、このように思っておりますので、先ほど高橋議員おっしゃいましたそういうふうなご提言を踏まえた、考え方も踏まえて、これから要望してまいりたいと、このように考えております。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) ぜひ、道路施策としての歩道、さらには観光の施策としての歩道という意味合いを込めて要望していきたいと私は思いますので、その辺に村長の努力を要望したいというふうに思います。  次に、2番目のプレジャーボートなどで観光というふうなことで、これは私は非常に画期的な事業だというふうに思います。ただ、答弁の中でプレジャーボート等は禁止するというふうな答えがございました。確かに、漁業者との連携をした中でこういう計画をしたわけですけれども、実際操業が11カ月以上に及ぶというふうなことの意味を含めると、これも致し方ないのかなというふうに思うわけですけれども、ただ、それだけでいいのかと。やっぱりこれからの若い人たちはプレジャーボート、そういう水上スキーといいますかそういうふうなものが物すごく人気がある事業だというふうに思います。そういう意味からいくと、やはり漁業者とさらに連携を深めて、例えば、期間限定とかそういうふうな形でやっぱりそういうふうな希望者には遊ぶことができるんだ、そういう六ヶ所村なんだ、そういう尾駮沼なんだというふうなことをアピールするのも観光拠点の大きな目玉になるのではないかと私は思うんですが、その辺の今後の漁業者との対話といいますか、連携といいますか、そのことについてはいかがでしょうか。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) この沼の関係、利用等々については、高橋議員ご承知のとおり、これはもう県のほうの管轄等々でもいろいろとその特別採捕等々で1年ずつの更新を受けて利活用しておりますが、この点について、今後これはもう海水漁協の関係者等々にも、これまでのレイクサイドパークとしての公園整備については話し合いをしながら進めてまいりました。今後の管理運営については、この問題についてはまだ話し合いは行っておりませんので、今後、今のご意見を踏まえて、どういう方向でお互いに一つの漁業を営む方の関係、そしてレジャーを楽しむことの関係がどう両立できるのか、この点は今後いろいろとそういうふうな一つの観光的なことも踏まえてお願いはしてまいりたいと、このように考えております。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) そういうその、何ていいますか、レジャーを制限するというふうなことは、この観光拠点を、いわゆる魅力を半減すると私は思います。ぜひそういう形で漁業者とまずきちっとした連携をとる、それが第一条件ではないのか。確かに県の特別採捕というふな環境にあるわけですから、ぜひ県とも協議した中でそういう、せっかく計画したのであれば、そういうふうなものもやれるんだというふうなところにやっぱり前向きに検討していただきたいというふうにお願いをしたいと思います。  次に、3番なんですが、3点目なんですけれども、今後の計画というふうなことで私非常に気になるのは、ホテルの答弁でございます。確かに六ヶ所村、今の観光だけではホテル業はなり立たないのかもしれません。いろいろな工事の関係者とかそういうふうな方々は宿泊所が足りないというふうなことで、私が認識している中では尾駮の周辺にはホテルといいますか、そういうふうなものが建っているというふうに聞いております。そういう意味では、六ヶ所村がもっともっと誘致場所といいますか、場所を積極的に提供する必要があるのでないかというふうに思うんです。これは民間にそのホテルを建てる場所を任せるというよりは、六ヶ所村が積極的にこの場所をこういうふうな形で提供したいと言ったほうが、むしろホテルを進出する契機になるのではないかなというふうに思います。先般、六ヶ所村でも半島振興法ですか、そういうふうな形でホテルの事業についてもいろいろな補助対策を講じて、今それを3月議会に提案しているわけですよね。そういうふうな魅力、六ヶ所村特有の魅力というふうなものをやっぱりホテル事業関係者に積極的にアピールするというふうなことが私は必要だというふうに思います。そういう観点からいくと、民間に任せるんじゃなくて、このレイクサイドパークをどのような将来構造にしていくのか、ただただ散策路を延ばすだけじゃなくて、管理道路を延ばすだけじゃなくて、その後に何を施設を付随させていくのか、そういうふうな将来的な展望をやっぱり私は、より早く、より急いで事業者に、そして村民に発信していく必要があるのではないかというふうに思いますが、その辺についてはどうでしょうか。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) このホテルの建設の一つの建設母体については、これはもうもちろんご承知のとおり民間活力、民間の企業の一つの活力を導入する考え方、もう一点は自治体が主体となって建設する、この手法等々があると思いますが、現在のところ、この民間活力の導入という考え方で私みずから東京中央首都圏のほうへ出向いて、そのトップといろんな折衝もしておるのも事実です。ただ、この問題については、やはりいろいろとその一つの資金面とかさまざまな面等々の考え方等々にも整理する必要もありますし、もちろん先ほどもおっしゃいました行政のほうではこのところを提供しますからということも、これも1つの考え方かもわかりませんが、私のほうでは3点くらいの候補地等々は民間の方々に提示申し上げさせて直接現地に来てもらって、そして決めていただく。村としては、ここということの考え方はなかなかそういう点では決定することは、民間の事業者の考え方にもありますので、そこは整合性をとりながらこれから進めております関係からご理解願いたいという考え方を持っております。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) 村長の考え方、趣旨というのは私も理解します。しかしながら、どうも私としてはまだまだ、もっともっと積極的でいいんじゃないのか。六ヶ所を売る、そういう意味ではもっともっと村長が強い発言力を、行動力を出すべきじゃないのかなというふうに思います。私は3点の拠点をつくるとかなんとかというよりは、やっぱり六ヶ所村の観光拠点はここなんだというふうなことを踏まえた中で、どういうホテル事業をやるのか、これは私は村でやれというふうなことではありません。あくまでも民間でやる上でも、民間が経営が成り立つ場所を、きちっとした六ヶ所村の政策でつくってやるべきじゃないのかなというふうに思いますので、ぜひその辺も検討いただいて、今後の六ヶ所村の開発拠点といいますか観光拠点といいますか、その辺について早急的な検討を加えていただきたいなというふうに思います。  次に、2つ目の項目に入ります。  しもきたTABIあしすと、これはもう答弁が積極的にやるというふうなことで、非常に気になるのはこの案件についても村長、検討するというふうなことをおっしゃいました。なぜ検討なんでしょうか。平成24年から六ヶ所村が単独で観光をやってきました。果たしてその成果はどうだったでしょう。環境協会も設立されました。そういうふうな、やっぱり村から手を離れて観光協会が独自に事業を進めている上で、もっともっとやっぱり観光協会も積極的に事業ができるようなシステムをつくる。これは村独自ではなかなか難しいのではないか。そういう意味で、しもきたTABIあしすとというふうなことを私提案いたしました。もう、あすにでも加入するというふうに答えてもいいのではないか。それだけ金がかかりますかというふうに私は思うんです。どういう検討をなさるのか、何カ月検討するのか。私は即刻いいものはやるべきだというふうに思いますが、担当者、課長はどういうふうに考えておられるのかお伺いします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 私のほうから答弁させていただきます。  この検討というこの件についてのご意見等でございますけれども、これも先ほど高橋議員がおっしゃいました、村の観光協会等々がございますので、その点といろいろと協議しながら進めるという観点から検討という言葉を、文言を使っておりますので、どうかひとつご理解願いたいと、このように思っております。それから加えまして1つ、先ほどのホテル建設の件なんですが、これちょっと私の言いぶりが誤解を招いているかと思いますので、ちょっと整理させていただきますがよろしいでしょうか。                (「はい」の声)  実は3点ほどの場所についてそごしましたが、私側がいいとしている考え方は、3点ほどの地点を大体それくらいの前後のところを候補地として提示していただいて、そのうちの1カ所ということの考え方でございますので、どうぞご理解願いたいと、このように思っております。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) 大変、村長の発言といいますか答弁を理解できなくて申しわけございませんでした。ぜひそういうふうな形でお願いしたいと。観光協会、いずれにしても観光協会についても村の資金というふうな形で今はそういう状況にある、やっぱり観光協会が独自の事業というふうな形でひとり立ちできることが一番いいといいますか、いい条件だろうと私は思います。そういう意味で、ぜひ、まだまだ観光協会に村が積極的に関与していかなきゃならないのはわかるんですが、その辺を含めて観光協会に指導といいますか、助言をしていただいて、早速しもきたTABIあしすとに参画して、この観光を広めていただきたい、そういうふうに思います。  次に、3つ目の項目でございます。  バス待合室というふうなことで、私、村長の英断を期待しますというふうなことで、質問の中でそういう発言をしたんですけれども、これも前向きに検討というふうな言葉でございました。今、私が話したみたいに老人の皆さん方が早いバスでリーブに向かう。なかなかリーブが時間があかない、待っていなきゃならない。そして買い物が終わって、またバスの停留所で立って待っていなきゃならない。雨風が降ると非常に寒い、老人の体にはこたえる。そういう思いで私が今この発言をしております。立っていることは非常に苦痛です、老人に対して。そういう意味からいくと、待合室1つつくるための予算って大体どのぐらいかかるんでしょう。私は大きさは1坪もいらないんじゃないかなというふうに思っています。1坪の予算がどのくらいかかるのか。今、村長が17カ所ありますよって言いました。一挙に17カ所やったってさほどの金額じゃないのかと私は思ったりもします。そういう観点から見ると、私はできるものは即刻やりますという英断を期待したいというふうに思って、この発言をいたしました。確かに交通機関との、何ていいますか、協議っていいますか、それも必要でしょう。果たして建設許可が必要なんでしょうか。交通機関が、六ヶ所村が待合室をつくってくれるというふうなことに対して、だめだと言うんでしょうか。私は六ヶ所村の英断だと思いますが、その辺をもう一度村長お伺いしたいと思います。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) いろいろとこの待合室の考え方等々については、これはもういろんな方向で建築設置に向けた考え方をとってまいりたいと思っておりますが、ちょうどその今のリーブの前の駐車場のそばでご承知のとおり停留所がございます。その中でのスペースの関係等々はこれはもう工夫すればできるんじゃないかと申し上げておることは、これは重々承知しておりますが、そこのところにいろんな関係の、じゃあどういうふうな考え方でそこに設置したらいいのか、もちろんその待合室というのの効能、効用等々の利便性についてはこれはもう申し上げるまでもなく、そのような一つの高齢者の、特に高齢者の方々が大変な買い物をしての待ち合いするという考え方では、これ同感でございますので、いろいろとその点については現地のそこを工夫した形で、じゃあどういうふうな、できるところの考え方であれば早急にそのところは設置を検討してまいりたいと、このように思っております。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) レイクタウンの場所に今の、現在の場所に設置をですね、いろいろな問題がある。だとすれば、その停留所の場所の変更というのは、やはりこれは交通機関との協議なんでしょう。やっぱりそういうふうな前向きに考えると、いろいろな対策が出てくるんじゃないのかなというふうに私は思います。いずれにしても、今の六カ所においてどれだけの予算がかかるのかというふうなことも含めて、私は早急にやれる事業だというふうに思っています。例えば、今年度の予算書を見ますと予備費が3,000万あります。この予備費の使い方については、どういう順序といいますか、どういうふうなときに何を先に、目的にして使うのかというふうなことの取り決めというのはあるんでしょうか。これどうでしょう、副村長よろしくお願いします。 議長(橋本隆春君) 副村長。 副村長(橋本 晋君) お答えいたします。  予備費の使い方でありますけれども、本来予算計上していない中において緊急に必要だと、1点言えば災害に対応するのは一番先にそうだと思います。そういう部分で緊急に必要な部分、住民サービスに係るその必要性に応じて予備費を支出すると、そういうふうに考えております。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) まさにそのとおりだと思います。災害が起きれば、そんなこと待っていられない、すぐやらなきゃならない。いわゆる予備費がなくてもそういうふうなことはやらなきゃだめなんですよ。そういうふうな現状にあるわけですから、ぜひ予備費の活用も含めた中で、私は早急に検討をしていただきたい、これは私の要望でございます。  今、六ヶ所村を築いてきた老人が、どういうふうな形で六ヶ所村に生きながらえていくのか。村長の言う、安らぎと豊かな六ヶ所村、そういうふうな観点からいくと言葉だけじゃなくて実際にそういうふうな小さな事業が六ヶ所村を豊かにする、私はそういうふうに思っています。ぜひ村長の英断を期待して、私の一般質問を終わります。 議長(橋本隆春君) 以上で7番高橋文雄議員の質問を終わります。  本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、3月7日午前10時から議案審議を行います。  本日はこれにて散会いたします。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   平成31年4月11日     六ヶ所村議会議長   橋 本  隆 春
        議事録署名者     木 村  廣 正     議事録署名者     橋 本  猛 一 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....