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平成30年 第5回定例会(第1号) 名簿 2018年12月05日
平成30年 第5回定例会(第1号) 本文 2018年12月05日

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  1. 六ヶ所村議会 2018-12-05
    平成30年 第5回定例会(第1号) 本文 2018年12月05日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット議長橋本隆春君) おはようございます。  これより平成30年第5回六ヶ所村議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において11番松本光明議員、16番三角武男議員を指名いたします。  日程第2、会期決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会会期は、本日から12月12日までの8日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、会期は8日間と決定いたしました。  この際、私から報告いたします。  去る11月5日に、村長とともに日本原燃株式会社に対し、再処理施設早期竣工地域振興について要望書提出いたしました。  福祉教育常任委員長から、10月3日に電子黒板タブレット端末を活用した授業調査のため、会議規則第74条の規定により、委員派遣承認要求書提出がありましたので、9月18日に承認をいたしました。  むつ小川原エネルギー対策特別委員長から、10月29日から31日にかけて、第11回全国原子力発電所立地議会サミット参加するため、会議規則第74条の規定により、委員派遣承認要求書提出がありましたので、9月7日に承認をいたしました。  産業建設常任委員長から、12月7日に所管課長主要事業状況を調査するため、会議規則第74条の規定により、委員派遣承認要求書提出がありましたので、本日承認をいたしました。  監査委員から例月出納検査報告がありました。報告書事務局に備えつけてありますので閲覧してください。  議長出席行事一覧はお手元配付のとおりでございますので、ご了承願います。  日程第3、本定例会提出案件議案50件、承認1件、報告1件、同意3件を一括上程いたします。  村長より提案理由説明を求めます。村長村長(戸田 衛君) おはようございます。
     平成30年第5回六ヶ所村議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとご多用中にもかかわらず、ご出席を賜り心から感謝申し上げます。  それでは、提案理由説明に先立ちまして、村政にかかわる主な事項について申し上げます。  初めに、第一次産業状況でありますが、稲作に関しては、台風による被害もなく、順調に生育し、10月15日現在の作況指数は103のやや良と発表され、60キログラム当たりの概算金は昨年より高い価格で出荷されております。  畑作に関しては、基幹作物であります大根を初め、長芋については順調に生育し、病害虫被害も少なかったことから、比較的安定した価格で取引されているところであります。ゴボウは、播種作業がおくれたことで成長にばらつきがあったものの、その後順調に生育したことで、平年よりも高値で取引され、今後も高値が続くことを期待するところであります。  畜産に関しても、天候に恵まれ、飼料作物である牧草は平年並み、デントコーンは、質、収量とも平年を上回る状況になりました。  一方、漁業に関しては、主力であるイカ釣り漁を初め、定置網漁はえ縄漁刺し網漁等における直近でとりまとめた漁獲高は平年を大きく下回ることが見込まれることから、先般、漁業者の生活や漁業継続支援対策を講じたところであり、今後の漁獲量の回復を心から願うものであります。  次に、六ヶ所村食生活改善推進委員会が、去る10月23日、愛知県で開催された平成30年度全国食生活改善大会において、地区組織の部で、青森県内活動組織の中で唯一厚生労働大臣賞を受賞されました。このたびの受賞は誠に名誉なことであり、村民の皆様とともに心からお祝い申し上げます。今後とも、村民健康意識向上食生活改善推進に一層お力添えを賜りますようお願い申し上げます。  次に、原子燃料サイクル事業についてでありますが、去る11月5日、橋本村議会議長とともに日本原燃株式会社に対し、地域経済活性化及び再処理工場等早期竣工等に関する要望を実施いたしました。要望に対しては工藤社長から、共存共栄を図るため、当社の発注業務については可能な限り地元業者にお願いしていくとの回答を得たところであります。今後も機会を捉え、日本原燃株式会社に対して要望活動等を行い、村の経済活性化地域振興につなげてまいりたいと考えております。  また、長期間が余儀なくされていた再処理工場の新規制基準への適合性審査につきましては、平成26年1月に新規制基準への適合申請等提出から4年8カ月の歳月を要し、去る9月14日に開催された審査会合において、ようやく地震や火山による安全上の問題はないとする事業者の考えが了承されたところで、本年10月5日に15回目となる事業許可申請書の一部補正が行われたところであります。現在、原子力規制庁において、基準への適合性を示す申査書案の作成が行われているところですが、同案が一日も早く作成され、意見公募を経た上で、原子力規制委員会の了承が得られることに期待を寄せるところであり、村といたしましては、2021年度上期竣工に向けた原子力規制委員会及び事業者対応状況を引き続き注視してまいりたいと考えております。  次に、国際熱核融合実験炉イーター計画につきましては、ブローダーアプローチ活動の一環として、六ヶ所核融合研究所において、原型加速器研究開発が着実に進められており、第3段階目の超伝導加速器等の機器が搬入され、組み立てに向けた作業が進められております。順調に作業が進めば、来年秋ごろには原型加速器が完成すると伺っております。  また、ブローダーアプローチ活動は、2020年よりフェーズIIへ移行する予定となっており、フェーズIIではIFMIF・EVEDAで完成した原型加速器長期連続運転に向けた高度化を図るとともに、原型炉設計活動やそれらに必要な研究開発を進めていくこととしております。本職としては、国際的な研究が着実な成果を上げ発信されていることは、誠に誇らしく、今後さらなる研究の進展にご期待申し上げるところであります。  次に、防災行政についてご報告いたします。去る11月10日及び翌11日の2日間にわたり、本村を初めとする96機関、約1,200人の参加のもとで、東北電力株式会社東通原子力発電所重大事故を想定した青森原子力防災訓練が行われました。このたびの本村としての訓練は、尾駮地区に居住する約40名に住民避難訓練参加していただき、地震津波災害発生に備えた施設への避難及び原子力災害における広域避難に至るまでの段階的な防護措置等について、東通原子力発電所を対象とした六ヶ所村避難計画原子力編)に基づき、実施したところであります。訓練終了後には、住民避難訓練参加者に対する防災意識向上を図るとともに、村の避難計画の啓蒙に役立てるため、防災研修も実施いたしました。  また、去る11月16日に、茨城県那珂市役所において、本村同市との間で、災害時における相互応援に関する協定を締結したところであります。これは、フランスのカダラッシュで進められているイーター計画と並行して、本村とともにブローダーアプローチ活動を展開する同市との間で、近年、大規模かつ多様化する災害発生に備え、被災した場合の相互応援業務を円滑に実施するための諸事項について、本協定において定めたものであります。引き続き、いつ発生するかわからないあらゆる災害から、村民の生命と財産を守るために、公助力を強化していくとともに、自助・共助といった地域防災力の強化にも努めてまいりますので、今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。  それでは、提出議案について、その概要をご説明申し上げ、ご審議の参考に供したいと思います。  初めに、議案第87号平成30年度六ヶ所村一般会計補正予算(第6号)についてご説明いたします。  歳出予算の主なものは、青森人事委員会給与改定に関する勧告に鑑み、職員並びに特別職職員等給与改定に伴う人件費補正のほか、総務費に、選挙に係る期日投票において、投票者の待ち時間の短縮や事務効率化を図るため、期日投票システム導入に係る委託料及び工事請負費を計上し、民生費に、補助金交付要綱の一部改正に伴い、乳幼児等医療費助成システム改修業務委託料を計上し、土木費は、各事業費確定したことに伴い、工事請負費等を減額したところであります。また、教育費に、千歳平小学校改築に伴い、建物の老朽化を総合的に評価するため、調査設計委託料を追加し、諸支出金には、各特別会計及び公営企業会計における事業費確定給与改定による人件費補正などに伴い、繰出金を追加したものであります。  次に、歳入予算の主なものについてでありますが、村税に、固定資産評価替えに伴う下落率が見込んでいた率より低くなったことから固定資産税を追加し、国庫支出金には、障害児通所サービス利用の増に伴う障害児施設措置費負担金を追加したほか、諸収入に、北部上北広域事務組合過年度分返納金を追加し、繰入金では、財政調整基金繰入金を減額し調整を行ったものであります。  その結果、既定の歳入歳出予算総額歳入歳出それぞれ3,579万円を追加し、歳入歳出予算総額を153億6,916万8,000円とするものであります。  次に、議案第88号平成30年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算事業勘定第3号)から議案第95号平成30年度六ヶ所村工業用水道事業会計補正予算(第2号)までの各特別会計及び公営企業会計補正予算については、主なものとして給与改定に伴う人件費補正のほか、国民健康保険特別会計事業勘定)において、平成29年度国民健康保険高額医療費共同事業負担金確定に伴い、国庫支出金返還金を追加したものであります。  次に、議案第96号六ヶ所村職員給与に関する条例等の一部を改正する条例については、青森人事委員会職員給与等に関する報告及び勧告に鑑み、職員給料月額並びに宿日直手当期末手当及び勤勉手当額等改定、その他所要の改正を行うため提案するものであります。  議案第97号六ヶ所村特別職職員給料等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第98号六ヶ所村議会議員報酬並びに費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、一般職職員給与改定に伴い村長等及び議員期末手当支給割合を改めるため、提案するものであります。  議案第99号六ヶ所村コミュニティーセンター条例の一部を改正する条例については、尾駮コミュニティーセンター供用開始に向け提案するものであります。  議案第100号六ヶ所村税条例の一部を改正する条例については、個人の村民税及び固定資産税に係る前納報奨金制度を廃止するため、提案するものであります。  議案第101号六ヶ所村国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、青森国民健康保険運営方針において、赤字補填を目的とした一般会計からの繰り入れを計画的に解消するよう定めていることから、税率等を見直すため提案するものであります。  議案第102号六ヶ所村防災会議条例の一部を改正する条例については、災害対策基本法の一部改正に伴い、六ヶ所村防災会議所掌事務を改めるため提案するものであります。  次に、議案第103号北部上北広域事務組合規約変更については、北部上北広域事務組合の共同処理する事務変更に伴い、同組合規約変更について、議会議決を要するため提案するものであります。  次に、議案第104号公施設指定管理者指定については、六ヶ所村一般廃棄物最終処分場について、公の施設に係る指定管理者指定手続等に関する条例規定により、指定管理者指定を提案するものであります。  議案第105号から議案第136号までの公の施設指定管理者指定については、平成30年度末で、指定管理期間が満了する非公募施設61施設について、平成31年4月からそれぞれの公の施設管理及び運営を効果的かつ効率的に行わせるため、指定管理者指定を提案するものであります。  次に、承認第12号平成30年度六ヶ所村一般会計補正予算(第5号)の専決については、イカ釣り漁等の漁獲不振に伴う漁業支援に対し、早急に予算補正が生じたものであり、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、これを報告し、議会承認を求めるものであります。  次に、報告第20号議会の委任による専決処分報告については、村の事務に属する損害賠償額決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分したので、これを報告するものであります。  次に、同意第4号から同意第6号六ヶ所村固定資産評価審査委員会委員の選任については、現在委員であります福田嘉洋氏、高橋壽政氏鳥谷部信一氏の任期が、来る平成30年12月25日をもって満了となることから、引き続き福田氏、高橋氏、鳥谷部氏を委員として選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会同意を求めるものであります。  以上、提出議案概要についてご説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、ご質問に応じ、本職を初め関係者から詳細にご説明申し上げますので、何とぞ慎重にご審議の上、原案どおり議決、ご承認並びにご同意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明といたします。 議長橋本隆春君) 日程第4、陳情については、お手元配付の請願・陳情等文書表のとおり、No.8「自営定置網購入に対する助成要望書」については、産業建設常任委員会へ付託いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、12月6日午前10時、一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   平成31年2月20日     六ヶ所村議会議長   橋 本  隆 春     議事録署名者     松 本  光 明     議事録署名者     三 角  武 男 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....