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平成30年 第4回定例会(第1号) 名簿 2018年08月31日
平成30年 第4回定例会(第1号) 本文 2018年08月31日

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  1. 六ヶ所村議会 2018-08-31
    平成30年 第4回定例会(第1号) 本文 2018年08月31日


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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット議長橋本隆春君) おはようございます。  これより平成30年第4回六ヶ所村議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において4番鳥山義隆議員、9番小泉 勉議員を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りします。  本定例会会期は、本日から9月7日までの8日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、会期は8日間と決定いたしました。  この際、私から報告いたします。  教育委員会から地方教育行政組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、平成29年度教育に関する事務の点検及び評価に関する報告書が提出されました。  監査委員から例月出納検査報告がありました。報告書事務局に備えつけてありますので、閲覧してください。  議長出席行事一覧はお手元に配付のとおりですので、ご了承願います。  日程第3、本定例会提出案件議案9件、報告3件、認定9件、諮問1件、同意2件を一括上程いたします。  村長より提案理由説明を求めます。村長村長(戸田 衛君) おはようございます。  本日ここに、平成30年第4回六ヶ所村議会定例会を招集いたしましたところ、議員皆様には何かとご多用中にもかかわらずご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  提案理由説明に先立ちまして、2期目の就任にあたってご挨拶を申し上げますとともに、今後の村政運営に臨む所信の一端を申し述べさせていただきます。  私は、去る6月24日に執行されました村長選挙におきまして、議員皆様村民皆様の力強いご指示ご支援を賜り、引き続き村政を担わせていただくことになりました。このことは、これまでの4年間「より躍進 より幸福に」を村政運営基本理念に掲げ、むつ小川原開発優位性を生かして、原子燃料サイクル事業をはじめ、エネルギー産業などの振興を図り、村民等しく経済的にも精神的にも満たされた生活の向上を目指すため、それぞれの行政分野における課題への取り組みや、公約実現のための各種施策に対する政治姿勢評価いただけたものと受けとめている反面、2期目の村政を担うにあたり、果たすべき責任の重さと使命の大きさに、決意を新たにするとともに、身の引き締まる思いであります。私の2期目出馬にあたっての基本的な考え方は、昨年12月議会定例会でも申し上げましたが、国策を抱える本村にとりまして多くの課題が山積しており、むつ小川原開発においては、開発用地有効活用を図るべく企業誘致活動、また、原子燃料サイクル事業においては再処理工場竣工課題ITER関係では原型炉誘致課題があり、これらに道筋をつけなければならないものと考えているところです。
     また、これまでの4年間を振り返る中で、村民皆様にお約束いたしました政策実現については、一定の評価をいただいているものと受けとめておりますが、まだ成果が出ていない事業や、やり残している政策もありますので、今後4年間においてもこれまで取り組んでまいりました政策を引き続き公約として踏襲して参りますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、今後4年間の村政を担うにあたって政策方針であります公約の5項目の主たる取り組みについて申し述べさせていただきます。  1点目の、基幹産業である第一次産業振興についてでありますが、環太平洋経済連携協定参加11カ国の新協定TPP11の関連法案が本年6月に可決成立し、政府は年内の発効を目指し、各国に手続の加速を促す中で、7月には日本とEUのEPA(経済連携協定)に署名がなされ、さらに、中国やインドなど16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携の交渉を進め、年内の大筋合意を目指しているとの報道がされているところであります。このように迫り来る、「自由貿易」の荒波を乗り越えるため、これまで実施してきた施策の強化・見直しを行いながら、新たな政策への支援をして参ります。  具体的には、農業では、ごぼう貯蔵選別施設整備、6次産業化推進再生可能エネルギー活用ハウス整備担い手確保対策促進を図って参ります。  漁業では、人口魚礁整備資源管理型漁業推進、昆布など採捕用道路整備担い手確保対策促進を図って参ります。  酪農においては、飼料確保対策促進酪農ヘルパー利用促進担い手確保対策促進を図って参ります。  2点目の、エネルギー産業振興についてでありますが、むつ小川原開発推進による企業誘致を引き続き促進するとともに、原子燃料サイクル事業については、昨年暮れに安全性向上対策工事を主な理由として、再処理工場は2021年度上期へ、MOX燃料工場は2022年度上期へ、それぞれ竣工時期を延期しましたが、地域における産業経済活動への影響が深刻な状況となっていることを踏まえ、これまで同様、地域振興対策経済対策を講じて参りたいと考えております。また、日本原燃株式会社に対しては、立地基本協定の精神を尊重し、責任と使命を持って安全対策地域振興対策等を講じ、早期竣工に努力するよう引き続き要請して参ります。  ITER関係につきましては、ブローダーアプローチ活動を積極的に支援し、引き続き、次世代炉である原型炉誘致活動に取り組んで参ります。  再生可能エネルギー関連については、次世代エネルギーとして注目を集めております水素エネルギーについて、エネルギー関連事業が集積するという本村のポテンシャルを活かし、来るべき水素社会の構築に向けた実証等事業を実施して参りたいと考えております。  3点目の、医療・健康・福祉充実についてでありますが、村民皆様が健康でいきいきと暮らせるまちづくりを目指して、医療機関との連携による健診受診体制の拡充を図り、引き続き健診受診率青森県一を目指して参ります。  さらには、多様化する医療ニーズに対応できるよう、医師確保対策促進による医療サービス水準向上を図るため、以前から医療センター運営している地域医療振興協会眼科の新設を要望していたところ、この程、実現する運びとなりましたので、本議会定例会にその関連予算を計上させていただきました。眼科の新設により、村民皆様村外医療機関への通院による負担軽減を図ることができるものと考えております。  また、少子高齢化人口減少により、地域の繋がりの希薄化課題となっている中、地域において暮らしや生きがいをともに創り、高め合うことのできる社会の実現を目指していくため、村の地域福祉計画に基づく福祉施策の拡充を図り、村民皆様が住みなれた地域で、生涯にわたり、健康で安心した生活を送ることができるよう取り組んで参ります。  子育て支援充実については、就学前の子供に対する教育保育を一体的に提供する保育所型認定こども園泊地区整備を進めるとともに、休日保育の試行など、特別保育を一層充実させ、児童の健全育成保護者の仕事と子育て両立支援を図って参ります。  また、子育て家庭を取り巻く環境は大きく変化してきている中、子育て孤立感などの解消や軽減に向け、妊娠期から子育て期に切れ目のない支援を行う子育て世代包括支援センター並びに子供とその家庭及び妊産婦を対象とした包括的・継続的な支援を行う「子ども家庭総合支援拠点」の設置に向けても取り組んで参ります。  4点目の、教育振興についてでありますが、未来を担う子供たち教育充実教育環境整備等を確保するため、村立小・中学校配置計画に位置付けております、泊小・中学校併置校並び千歳平小学校整備については、本議会定例会でその関連予算を計上させていただいているところであり、基本構想等を策定し、早急に具体的な整備等に取り組んで参ります。また、人材育成推進については、それぞれの教育活動と密接に連携を図りながら実践力を育成し、心のふれあいを大切にしながら、道徳教育生徒指導などの充実を図るとともに、情報化国際化に対応できる児童・生徒の育成に努めて参ります。  5点目の、商工業振興についてでありますが、商工会をはじめとする各種団体連携を深め、ニーズを的確に把握し、必要な支援策を実施していくとともに、あらゆる産業において、村民皆様が働きやすい、起業しやすい環境づくりに努め、将来に繋がる産業基盤の構築を目指すほか、ホテルの誘致にも積極的に取り組んで参ります。  また、本年4月に開設した特産品販売所六旬館では、地元の農畜産物や海産物などを一堂に取り扱うことで第一次産業及び関連産業活性化を図るほか、出荷者生産意欲向上に繋げるため加工品開発取り組みに対し積極的に支援して参ります。  今後4年間は、これまでの村政の歩みを礎として、常に村民皆様と謙虚に向き合うことを大切にし、村政の更なる飛躍を目指して第4次六ヶ所村総合振興計画達成状況を確認しながら、重点政策実現に向け、限られた財源を有効かつ効果的に運用することはもちろんのこと、より一層の事業の選択と集中を行い、持続可能な財政基盤を強化するとともに、村民皆様との信頼関係をこれまで以上に深め、村政運営に全力で取り組んで参りますので、議員各位をはじめ、村民皆様の温かいご理解と一層のお力添えを賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。  さて、来る9月2日には、第26回青森県民駅伝競走大会が青森市において開催されますが、本村選手団は、村の部6連覇を目指して、1本のたすきをつないで走ります。選手皆さんのご健闘を心からご期待申し上げるものであります。  また、村民皆様スポーツを通して、地域間交流健康増進向上を図り、運動初心者でも楽しめるよう「六ヶ所村軽スポーツレクリエーション大会」を来る9月9日に開催することとしております。議員皆様におかれましては、選手皆さんに温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、提出議案について、その概要をご説明申し上げ、ご審議の参考に供したいと思います。  はじめに、議案第78号平成30年度六ヶ所村一般会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。  歳出予算の主なものは、総務費村税前納報奨金を追加したほか、室ノ久保集会所新築に伴う外構工事調査設計業務委託料及び室ノ久保地区学習等供用センター解体工事実施設計業務委託料を、衛生費には、六ヶ所村地域家庭医療センターに、平成31年4月から新設する眼科診療室整備するための工事請負費及び同診療科に必要な医療用備品購入費を計上したところであります。  農林水産業費には、施設園芸実証ハウス加温機を設置するための工事請負費を追加し、土木費村道泊中央線歩道整備に伴う実施設計委託料を計上、教育費に、新たな村立小・中学校配置計画に基づき、泊小・中学校併置基本設計業務委託料及び千歳平小学校整備基本設計業務委託料を計上したほか、諸支出金に、各特別会計及び公営企業会計における事業実績決算に伴う返還金及び繰越金など、過不足を補うため所要の予算措置を講ずることとしたものであります。  歳入予算については、国庫支出金に、ごぼう貯蔵選別施設整備事業費の増に伴う、強い農業づくり交付金を追加したほか、平成30年度当初予算に計上した水素導入可能性調査事業補助対象事業に認められたことから、エネルギー構造高度化転換理解促進事業費補助金を計上し、諸収入に、平成29年度障害者総合支援事業実績額の確定に伴う国負担金を計上したほか、不足する財源については財政調整基金の取り崩しによる繰入金で調整を行ったものであります。  その結果、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,222万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を153億687万8,000円とするものであります。  次に、議案第79号平成30年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算事業勘定第2号)から議案第83号平成30年度六ヶ所村下水道事業会計補正予算(第2号)までの各特別会計及び公営企業会計補正予算については、国民健康保険特別会計事業勘定)における国保システム改修委託料の追加や、決算剰余金に伴う繰越金の追加など、所要の予算措置を講じることとしたものであります。  次に、議案第84号六ヶ所村都市公園条例の一部を改正する条例については、尾駮レイクサイドパーク供用開始に向け、提案するものであります。  次に、議案第85号及び議案第86号債権の放棄については、旧尾駮診療所医療費及び水道料金に係るそれぞれの債権放棄について、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を求めるため提案するものであります。  次に、報告第17号平成29年度六ヶ所村一般会計継続費精算報告書については、平成28年度から平成29年度までの継続費で実施しました酪農振興センター号牛舎整備事業の完了に伴い、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、議会報告するものであります。  次に、報告第18号平成29年度健全化判断比率及び報告第19号平成29年度資金不足比率については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律規定に基づき、平成29年度決算における健全化判断比率及び公営企業会計における資金不足比率の算定に伴い、監査委員意見を付して議会報告するものであります。  次に、認定第1号平成29年度六ヶ所村一般会計歳入歳出決算認定から認定第9号平成29年度六ヶ所村工業用水道事業会計決算認定までの9件は、一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに公営企業会計決算認定についてであり、地方自治法及び地方公営企業法規定に基づき各々の決算書監査委員意見を付して、議会認定をお願いするものであります。  次に、諮問第2号は、人権擁護委員候補者の推薦についてであります。現在委員であります野坂玲子氏の任期が来る平成30年12月31日をもって満了となることから、引き続き野坂氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会意見を求めるものであります。  次に、同意第2号は、六ヶ所村副村長の選任についてであります。現在、副村長であります橋本晋氏の任期が来る平成30年9月21日をもって満了となることから、引き続き副村長として橋本氏をご提案申し上げ、地方自治法第162条の規定に基づき、議会同意を求めるものであります。  次に、同意3号は、六ヶ所村教育委員会教育長の任命についてであります。現在、教育委員会教育長であります橋本博子氏の任期が来る平成30年9月11日をもって満了となることから、引き続き教育委員会教育長として橋本氏をご提案申し上げ、地方教育行政組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会同意を求めるものであります。  以上、提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、ご質問に応じ、本職をはじめ、関係者から詳細にご説明申し上げますので、何とぞ慎重にご審議の上、原案どおりご議決、ご承認並びにご同意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由説明といたします。 議長橋本隆春君) 日程第4、陳情については、お手元に配付の請願・陳情等文書表のとおり、No.7「臓器移植環境整備を求める意見書の採択を求める陳情」については議員配付といたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、9月3日午前10時、一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   平成30年10月23日     六ヶ所村議会議長    橋 本  隆 春     議事録署名者      鳥 山  義 隆     議事録署名者      小 泉    勉 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....