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平成29年 第2回定例会(第1号) 名簿 2017年06月01日
平成29年 第2回定例会(第1号) 本文 2017年06月01日

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  1. 六ヶ所村議会 2017-06-01
    平成29年 第2回定例会(第1号) 本文 2017年06月01日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット議長橋本隆春君) おはようございます。  これより平成29年第2回六ヶ所村議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において6番木村廣議員、10番木村常紀議員を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会会期は、本日から6月8日までの8日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、会期は8日間と決定いたしました。  この際、私から報告いたします。  去る5月25日青森町村議長会議長会主催による町村議会広報研修会が実施されました。実施に当たっては、六ヶ所村議会会議規則第128条の規定により、議長において緊急を要するものとして処理いたしました。  監査委員から例月出納検査報告がありました。報告書事務局に備えつけてありますので、閲覧してください。  議長出席行事一覧はお手元に配付のとおりですので、ご了承願います。  日程第3、本定例会提出案件議案33件、承認12件、報告1件、諮問1件、同意1件を一括上程いたします。  村長より提案理由説明を求めます。村長村長(戸田 衛君) おはようございます。  本日ここに、平成29年第2回六ヶ所村議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には何かとご多用中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。  それでは、提案理由説明に先立ちまして、村政にかかわる主な事項について申し上げます。  初めに、本村基幹産業である第一次産業の状況でありますが、昨年の台風被害による農業生産活動支援するため、平成28年度の一般会計12月補正予算に計上された台風被害対策事業に係る経費の執行については、農業部門では117経営体に対し3,082万3,000円、畜産部門では40経営体に対し818万8,000円、水産部門では2経営体に対し86万4,000円、合計159経営体に対し3,987万5,000円の支援を行ったところであります。その中でも特に被害の大きかったナガイモにつきましては、ゆうき青森農業協同組合からの聞き取りでは、現段階において見込まれるナガイモ作付面積は、昨年度と比較し1割程度の減少が見込まれるものの、種子不足に対応するため、切りイモ作付面積の維持に努める経営体もあると伺っております。
     また、記録的な不漁に見舞われたイカ釣り漁業不漁対策助成として、泊漁業協同組合所属イカ釣り漁業の52経営体に対し2,077万8,000円余りの支援を行ったところであります。引き続き第一次産業生産性向上が図られるとともに、安定した経営が確保され、所得の向上につながることを期待しているところであります。  次に、本年1月から募集を行っておりました「地域おこし協力隊」については、青森市出身の杉本 愛氏により応募があり、4月1日付で、本村第1号となる地域おこし協力隊として委嘱いたしました。  今後は、特産品販売促進や新商品開発地域資源の発掘などの活動に携わっていただくほか、協力隊活動を通じ、村の魅力を広くPRしていただきたいと考えております。  次に、消防行政についてご報告いたします。  既に議員の皆様にもご案内を申し上げているところでございますが、来る6月4日(日)、大石総合運動公園駐車場において、上十三地区消防協会北部上北協議会連合観閲式を挙行いたします。  ご承知のように、消防観閲式消防団員が一堂に会し、人員・服装や訓練礼式などの点検を行い、規律厳正なる舞台訓練消防技術を披露することで士気の向上団結力の強化を図ることを目的として毎年開催しているところであります。  3年ぶりに本村で開催される観閲式には、幼少期から防火・防災に関する知識を身につけ、地域防災思想の普及が効果的に図られることを目的として、おぶちこども園幼年消防クラブが結成されました。当日は44名の年長園児によるまとい振りやポンプ操法などのアトラクションも予定しているところでございます。  議員の皆様におかれましては、北部上北管内消防団の人員・服装等について、観閲いただきますとともに、おぶちこども園幼年消防クラブの皆さんに温かいご声援を賜りますようお願い申し上げます。  次に、国際熱核融合実験炉(ITER)関連につきましては、去る4月27日にBA運営委員会第20回会合が本村で開催され、IFMIFやサテライト・トカマク計画などの事業についての進展を確認するとともに、高周波四重極加速器の調整運転に向けての準備について活動報告がなされました。本職としては、国際的な研究や実験が本村で行われることに対し、まことに誇らしく思うものであり、今後の実験成果に心からご期待申し上げるものであります。  次に、青森県が進めておりました原子力人材育成拠点青森量子科学センターにつきましては、本年10月の開設に向け、この4月より青森県職員が駐在し、現在、研究機材等の搬入を行っていると伺っているところであり、当センターは、原子力関連施設が集積する本村立地環境を生かし、原子力関連施設安全確保原子力放射線利用促進等の基盤となる人材育成研究開発活動を計画的かつ効率的に推進していくことを目的とした施設であります。  次に、むつ小川原開発地区建設が進められておりました「未来創電上北六ヶ所株式会社」による大規模太陽光発電所竣工式が、去る5月11日に行われました。  未来創電上北六ヶ所株式会社の大規模太陽光発電施設、いわゆるメガソーラーは、約27万枚の太陽電池モジュール設置パネル容量としては、71メガワットと国内最大級施設となっております。村としては、大規模太陽光発電施設を含む多様なエネルギー施設地域資源として、産業観光の推進に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、原子力行政についてご報告いたします。  東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故の反省や国内外からの指摘等を踏まえて策定された新規制基準に係る適合性審査の状況についてでありますが、平成25年12月に核燃料施設等の新規制基準が施行され、日本原燃株式会社は、翌年1月7日に再処理工場等に係る事業変更許可等の申請を提出し、本年3月に約3年の歳月をかけ、ようやく事業者説明原子力規制委員会に了承されたところであります。  そのことから、村及び青森県には、再処理工場及び高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの「基準地震動を700ガルに引き上げたことに伴う耐震補強を行うこと」、「外部からの衝撃による損傷防止対策として、薬品を貯蔵するタンクを地下に移設すること」、「落雷から設備を守る保安器を安全上重要な施設設置すること」などを盛り込んだ補正申請を国に提出するために、去る4月24日に安全協定に基づく事前了解の申し入れがあり、了解に当たっては、「施設処理能力貯蔵能力」、「年間の放出管理目標値」、「被ばく評価変更を伴うものではないこと」及び「既設設備の機能・性能へ影響が及ばないこと」などを確認した上で、回答したところであります。現在、事前了解した2施設に加え、MOX燃料加工施設を加えた3施設適合性審査原子力規制委員会において行われております。  なお、ウラン濃縮工場につきましては、本年4月14日に原子力規制委員会事業変更許可申請の最終的な補正書が提出され、去る5月17日に許可されたとの報告を受けており、同施設につきましては、今後、「設計及び工事の方法の認可」の手続及び新規制基準に適合させるための工事が行われる計画であると伺っております。  このような新規制基準に係る適合性審査の一連の手続につきましては、村民の安全・安心を大前提とした国及び事業者の迅速かつ的確な対応に期待するとともに、村としては、今後の対応状況を注視してまいります。  いずれにいたしましても、原子燃料サイクル事業については、これまで同様、村民安全確保を第一義に慎重に対処してまいる所存であり、議員各位のご理解、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、提出議案について、その概要をご説明申し上げ、ご審議の参考に供したいと思います。  初めに、議案第44号「平成29年度六ヶ所村一般会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。  歳出予算の主なものは、人事異動に伴う人件費補正や、商工費に、六ヶ所工業用水を使用する事業者に対する支援補助金及び特産品販売所開設に伴う開設準備支援業務委託料を、土木費道路維持費に、労務単価等の改定に伴う工事請負費を追加計上したほか、消防費水路つきはしご自動車分解修理事業の実施に係る事業主体変更に伴い、特別負担金を追加計上したものであります。  歳入については、国庫支出金電源立地地域対策交付金事業費等変更に伴い交付金を追加計上したほか、不足する財源については、繰入金の財政調整基金取り崩しにより調整を行ったものであります。  その結果、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,806万8,000円を追加し歳入歳出予算の総額を143億749万1,000円とするものであります。  議案第45号「平成29年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算事業勘定第1号)」から議案第52号「平成29年度六ヶ所村工業用水道事業会計補正予算(第1号)」についての主なものは、人事異動に伴う人件費の過不足のほか、水道事業会計においては、電源立地地域対策交付金事業費変更に伴い、国庫補助金及び建設改良費を減額するなど、早急に予算補正が必要なものを計上したものであります。  次に、議案第53号から議案第56号までは、公の施設である「六ヶ所村立郷土館」を初め、「六ヶ所村民図書館」や「六ヶ所村二又夢はぐ館」、「六ヶ所村ふれあい笹原館」に、公の施設に係る指定管理者制度の導入に向け、指定管理者が行う管理基準及び業務の範囲等必要な事項を定めるため、本条例の全部改正を提案するものであります。  議案第57号「六ヶ所村立認定こども園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」については、六ヶ所村立南こども園設置及び指定管理者制度導入のため、本条例の一部改正を提案するものであります。  次に、議案第58号「内子内農山広場改修工事請負契約締結」については、経年劣化による人工芝の損傷及び磨耗が著しく、利用者の安全を図るため、昨年度に引き続き人工芝張りかえ工事を行うものであります。  議案第59号及び議案第60号は、「千歳平3号線道路改良舗装工事」に伴う工事請負契約締結についてであり、これは経年劣化による舗装の磨耗及び亀裂等が見られることから、車両や歩行者の安全な通行を確保するため、落蓋式の側溝整備を含む改良舗装工事を行うものであります。  議案第61号から議案第63号は、「平沼川及び老部川の環境維持工事」に伴う工事請負契約締結についてであり、これは経年によって堆積した土砂等により河道の流下能力が低下していることから、河川の景観を回復させるとともに、大雨等に伴う氾濫による災害を未然に防止するため工事を行うものであります。  議案第64号から議案第67号は「特産品販売施設整備」に伴う「建築工事機械設備工事電気設備工事外構工事」の工事請負契約締結についてであり、これは村の農・畜・水産加工品販売促進地域活性化を図るとともに、周辺の温泉施設等と一体とした観光・交流の拠点として整備するものであります。  議案第68号から議案第70号は、「(仮称)倉内地区コミュニティーセンター整備」に伴う「建築工事」及び「外構工事」の工事請負契約締結についてであり、これは、地域住民がさまざまな活動を展開する場として、また、災害時や非常時における一時避難場所として整備し、生活の利便性と福祉の向上を図るものであります。  議案第71号から議案第73号は、「(仮称)尾駮レイクサイドパーク整備」に伴う工事請負契約締結についてであり、これは、尾駮沼北側周辺に、地域住民本村への来訪者が楽しめる施設として園路・広場などを整備するものであります。  議案第74号「熊野近隣公園休憩所建設工事請負契約締結」については、地域の憩いの場として、また、災害時や非常時における一時避難場所として整備し、生活の利便性と福祉の向上を図るものであります。  議案第75号「除雪ドーザ購入契約締結」については、冬期間において迅速かつ適切な除雪体制を確保し、交通の安全及び利便性向上を図るため購入するものであります。  次に、議案第76号「新たに生じた土地の確認」については、白糠漁協焼山地区)区域内の公有水面埋め立てにより、新たに生じた土地を確認するため提案するものであります。  次に、承認第1号「平成28年度六ヶ所村一般会計補正予算(第8号)の専決」から承認第8号「平成28年度六ヶ所村下水道事業会計補正予算(第5号)の専決」については、年度末における額の確定や不用額の精査に伴う予算補正が生じたものであります。  承認第9号「平成29年度六ヶ所村一般会計補正予算(第1号)の専決」については、公共工事の積算に用いる労務単価等の改定に伴い、早急に予算補正が生じたものであり、いずれも地方自治法規定により、専決処分したので、これを報告し、承認を求めるものであります。  承認第10号「六ヶ所村税条例の一部を改正する条例」については、地方税法改正に伴い、村民税延滞金計算期間配当所得等に係る課税方式医療費控除特例制度の導入、家庭的保育事業居宅訪問型保育事業等に係る固定資産税特例措置などの改正を、承認第11号「六ヶ所村国民健康保険税条例の一部を改正する条例」については、地方税法等改正に伴い、国民健康保険税減額措置に係る軽減判定所得算定方法改正を、承認第12号「六ヶ所村原子力発電施設等立地地域における固定資産税特別措置に関する条例の一部を改正する条例」については、減収補填制度を定める省令の改正に伴い、不均一課税の期間を延長するため改正するものであり、いずれも議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、専決処分をしたので、これを報告し、承認を求めるものであります。  次に、報告第1号「平成28年度六ヶ所村一般会計繰越明許費繰越計算書」については、やむを得ない事由により、翌年度へ繰り越して使用するもので、放射線防護対策施設常用発電機設置事業のほか6事業に係る繰越計算書報告するものであります。  次に、諮問第1号は、「人権擁護委員候補者の推薦」についてであります。  現在、委員であります「簗田信義氏」の任期が来る平成29年9月30日をもって満了となることから、引き続き簗田氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。  次に、同意第15号は、「六ヶ所村教育委員会委員の任命」についてであります。  現在委員であります「伊藤夏子氏」の任期が、来る平成29年9月11日をもって満了となることから、引き続き伊藤氏を教育委員会委員としてご提案申し上げ、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会同意を求めるものであります。  以上、提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、ご質問に応じ本職を初め関係者から詳細にご説明申し上げますので、何とぞ慎重にご審議の上、原案どおりご議決、ご承認並びにご同意を賜りますようお願い申し上げ、提出議案説明といたします。 議長橋本隆春君) 日程第4、陳情については、お手元に配付の請願・陳情等文書表のとおり、No.3の「前川河川管理道路舗装工事についての要望書」とNo.4の「市柳川上流部水路村有化についての要望書」は、産業建設常任委員会へ付託といたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、6月2日午前10時、一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   平成29年 6月 30日     六ヶ所村議会議長   橋 本  隆 春     議事録署名者     木 村  廣 正     議事録署名者     木 村  常 紀 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....