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平成28年 第4回定例会(第3号) 名簿 2016年09月08日
平成28年 第4回定例会(第3号) 本文 2016年09月08日

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  1. 六ヶ所村議会 2016-09-08
    平成28年 第4回定例会(第3号) 本文 2016年09月08日


    取得元: 六ヶ所村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 議長(橋本隆春君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  日程第1、議会への報告の件を議題といたします。  報告第8号から報告第10号を一括議題といたします。  担当課長の説明を求めます。財政課長財政課長(田中 諭君) それでは、報告第8号から報告第10号までご説明いたします。  議案書の56ページをお開き願います。  報告第8号は、議会の委任による専決処分の報告についてであります。  地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次のページの専決処分書であります。  工事請負契約の変更について。  本件は、平成27年6月11日に議会の議決を経て締結されました屋内温水プール整備事業建設工事建築請負契約)について、金額の変更が生じたものであります。契約金額9億7,524万円に356万4,000円を追加し、変更後の契約金額を9億7,880万4,000円としたものであります。  専決理由は、プール内をより衛生的に維持するための排水溝の増設が必要となったこと等により、契約金額を追加する必要が生じたため、議会の委任による村長の専決処分事項の指定について、第3項の規定に基づき専決処分したものであります。  なお、予算については入札残等の残額予算で対応をいたしました。  次に、報告第9号、議案書58ページをお開き願います。  報告第9号は、平成27年度健全化判断比率についてであります。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成27年度健全化判断比率別紙監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。  次のページの平成27年度健全化判断比率実質赤字比率は、一般会計及び一般会計に属する特別会計を合わせた普通会計に生じている赤字の大きさを村の財政規模に対する割合であらわしたものであります。本村の平成27年度普通会計一般会計のみとなっており、実質収支は2億84万8,000円の黒字のため、指標については数値が表示されません。  次に、連結実質赤字比率は、普通会計特別会計及び企業会計を含めた全8会計の赤字・黒字を合算し、赤字があった場合にその額を村の財政規模に対する割合であらわしたものであります。全会計とも黒字となっていることから、指標については数値が表示されません。  実質公債費比率は、村の全会計及び一部事務組合等の起債の返済額の合計額を村の財政規模に対する割合であらわした指標であります。国で示している算定方法では、過去3カ年の平均であり、5.1%となっております。
     将来負担比率は、一般会計の起債残高や公営企業及び加入している一部事務組合の起債借入残高合計に対する一般会計の繰入見込み額退職手当支給予定額など、現在村が抱えている負債の大きさを村の財政規模に対する割合であらわしたものであります。村の負債総額に対して充当可能な基金等の額が上回っているため、この指標については数値が表示されません。  なお、この4つの指標のうち1つでも括弧内の早期健全化基準以上になりますと、財政健全化計画の策定を義務づけられる財政健全化団体となります。  次に、報告第10号、60ページをお開き願います。  報告第10号は、平成27年度資金不足比率についてであります。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度資金不足比率を別紙、監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。  次のページの平成27年度資金不足比率は、上下水道や公立病院などの公営企業資金不足公営企業事業規模である料金収入等と比較して指標化し、経営状態の悪化の度合いをあらわしたものであります。村の公営企業水道事業会計農業集落排水事業会計下水道事業会計とも流動負債より流動資産が上回っていることから、資金不足が生じないため指標については表示されません。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 議長(橋本隆春君) 説明が終了しました。ただいまの説明に対して質疑を許します。質疑はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 質疑なしと認め、報告第8号議会の委任による専決処分の報告について、報告第9号平成27年度健全化判断比率について、報告第10号平成27年度資金不足比率について終了いたします。  日程第2、決算審議を行います。  認定第1号から認定第8号までを一括議題といたします。  審議に先立ち、代表監査委員の意見を求めます。代表監査委員代表監査委員(海津清美君) おはようございます。代表監査委員の海津でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議長より、平成27年度一般会計等決算審査について意見を求められましたので、その概要を申し上げたいと思います。  お手元にお配りしてございます意見書がございますけれども、こちらの3ページをお開きいただきます。  平成27年度各会計決算審査基金運用状況審査意見書であります。  第1の審査の概要であります。1の審査の対象、平成27年度各会計決算の審査につきましては、村長より提出されました一般会計ほか4特別会計、3公営企業会計の計8会計の決算及び証書類並びに基金運用状況について厳正に審査をいたしました。  審査の期間につきましては、ここに記載のとおりでございます。  3の審査方法でございます。決算審査に当たっては、一般会計及び特別会計について、提出されました歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書実質収支に関する調書及び財産に関する調書について、計数を確認いたし、資金管理、財産管理等については、それぞれの関係諸帳簿及び証書類と照合、歳入については収入未済額不納欠損額等の妥当性について担当課から説明を求め、予算の執行については、議決されました予算の趣旨に沿って適正に執行されたかの観点から審査をいたしました。  また、公営企業会計決算審査に当たっては、提出されました決算報告書事業報告書、財務諸表及び関係証書類等について、会計記録及び関係者からの説明並びに例月出納検査の結果等を参考にして審査いたしました。  基金運用状況については、設置目的に沿って合理的かつ効率的に運用されているかに主眼を置き、例月の出納検査の結果等も勘案し、審査を行いました。  次に、4ページに入ります。  審査の結果について申し上げます。  1の六ヶ所村各会計決算についてでありますが、審査に付されました一般会計及び特別会計歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書実質収支に関する調書の計数は、それぞれの関係諸帳簿及び証書類と照合した結果、会計全般にわたり誤りも見受けられず、この決算は適正であると認めました。  また、公営企業会計については、決算報告書並びに財務諸表等はいずれも関係法令及び企業会計原則に準拠して作成されており、かつ計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認めました。  次に、2の各種基金につきましては、証書を確認・検査した結果、計数は正確であり、運用状況についても目的に従って適正に処理されており、良と認めました。  次に、8ページをお願いいたします。  表の1、平成27年度各会計歳入歳出決算総括表でございます。計の欄で申し上げます。平成27年度一般会計並びに4特別会計予算の総額175億2,928万5,855円に対し、歳入決算額が175億1,667万6,345円で、収入率は予算現額に対して99.93%となりました。歳出決算額は172億3,388万5,528円で、執行率は98.32%であります。歳入歳出差引額は2億4,981万2,415円となっており、うち翌年度へ繰り越すべき財源は4,896万4,576円、基金の繰入額が1億7,000万円、差引残額は6,382万6,241円となりました。  次に、9ページに入ります。  表の2でございますが、平成27年度公営企業会計歳入歳出決算総括表でございます。決算額合計で申し上げます。水道事業農業集落排水事業下水道事業収入合計は21億7,807万9,430円で、支出合計が25億2,583万6,050円で、合計収支差引額は3億4,775万6,620円のマイナスということになりました。  なお、小計欄のところにございます資本的収入資本的支出の差額、三角の4億2,947万6,004円につきましては、損益勘定留保資金等で補填したものでございます。  次に、戻っていただきまして4ページをお願いいたします。  第3の審査意見について、その概要を申し上げます。  (1)の一般会計特別会計、1)の総括でございます。  平成27年度における一般会計決算額は、歳入149億617万9,617円、歳出が146億5,636万7,202円で、平成26年度と比較して歳入で0.46%の減、歳出0.66%減の決算規模となり、予算現額149億3,923万855円に対し収入率99.78%、執行率98.11%となっています。  歳入減の主な要因としては、諸収入及び村税などが減少したことによるものであり、歳出減の主な要因としては、諸支出金、衛生費等の減によるものでございます。  また、4、特別会計決算額の合計でございますが、歳入26億1,049万6,728円、歳出が25億7,751万8,826円で、平成26年度と比較し歳入13.24%の増、歳出で13.32%の増の決算規模となっており、予算現額25億9,005万円に対し収入率100.79%、執行率が99.52%となっております。  歳出面でございますが、予算に対する執行率は一般会計及び特別会計合計で98.32%の執行率となっており、おおむね適正に処理されているものと認められます。不用額につきましては、一般会計の不用額は1億4,534万4,077円で、平成26年度が1億9,769万3,455円でございましたので、比較して26.48%の減となっております。特別会計の不用額は1,253万6,674円で、平成26年度が1,669万603円でございましたので、比較して24.89%減となっております。  不用額の主なものは、一般会計では総務費が4,052万6,424円、農林水産業費が2,452万9,168円であり、特別会計では、国民健康保険特別会計事業勘定)が908万2,485円、国民健康保険特別会計千歳平施設勘定)が198万4,284円などとなっております。  5ページに入りますけれども、一方、平成27年度の財政力指数は1.619、前年度の平成26年度は1.634で、その他、財政構造の弾力性を示す経常収支比率が77.3%、平成26年度が70.7%となっております。財政力指数は引き続き高い数値を示しておりますが、平成26年度との比較では0.015ポイント減少しております。  また、経常収支比率は、平成26年度と比較すると6.6ポイント増加しております。  実質公債費比率でございますが5.1%、平成26年度は4.8%でございまして、平成26年度と比較すると0.3ポイント増加しております。  地方公共団体における財政の健全化を判断するための4つの指標、健全化判断比率においても基準以下となっておりまして、財政運営の悪化は認められておりません。  以上の決算状況から、平成27年度の財政運営は健全であると認められるところでございます。  次に、2)の一般会計特別会計の個別の指摘事項でございます。  平成27年度の税等の不納欠損額は、14ページに表-7というのがございますが、表-7のとおり村税、国民健康保険税介護保険料で約1,507万7,000円となっております。  また、平成27年度の村税等の滞納額は、14ページの表-6というのがございますけれども、約1億4,872万2,000円で、個人村民税固定資産税国民健康保険税が約93.19%を占めております。これに税外徴収金の滞納額を加えた滞納額全体では、15ページの表-8の2に示すとおり、約1億9,049万2,000円でございまして、依然として多額に上っているところでございます。  不納欠損処分や滞納は、負担の公平原則あるいは歳入確保の面で影響が大きいことから、取り扱いについては今後とも慎重かつ厳格に対応することが肝要でございます。善良な納税者等の納入意欲を損ねることのないよう、長期的な滞納の抑制及び一層効果的な徴収対策を行い、収納率の向上に努めるとともに、村民の納税等の意識向上にも引き続き積極的に取り組まれるよう要望するものでございます。  また、税外徴収金の滞納は、同じく15ページの表-8のとおり年々増加傾向にあり、滞納期間も長期化しているものも見受けられております。特に奨学資金、公営住宅使用料は年々滞納額が増加傾向にあり長期化しているので、受益者負担の考えのもとで利用者の受益と負担の意識啓発を十分に図っていただきまして、積極的に徴収に努めるよう要望するものであります。  また、不用額の対応につきましては、当初予算計上時に必要性や実効性を十分に検討するとともに、積算根拠を精査し、欠損見込みで不用額が生じる場合は安易に留保することなく、財政運営の効率化の観点からも減額補正を行うよう努めていただきたいと思います。  加えて、急速に進む高齢化社会の中で、住民の福祉増進事業基幹産業振興事業上下水道事業生活基盤整備事業等に多額の財政需要の増加が予想されているところでございます。このことから、引き続き税を初め各種負担金、使用料等、財源を確保するため納税組合の育成指導や滞納整理組合との連携等、徴収体制の充実強化を図り、安定的な収入の確保のためにも収納率を向上させていく必要があります。  また、限りある歳入と行政資源を活用して最大の行政サービスを提供するため、次の6ページに入りますが、経費全般にわたる見直しと新たな行政課題・需要に的確に対応できるよう、組織一丸となって財政運営の健全化になお一層努めていただきたいと思っております。  次に、(2)の公営企業会計でございます。  水道、農業集落排水事業あるいは下水道事業の3企業会計決算状況は次のとおりであり、おおむね良好と判断するものであります。  3企業会計合計の利益高は、前年度3,239万2,947円に対し平成27年度は8,154万1,235円となり、対前年比151.7%と大幅に増加しました。水道事業会計において、旧水道施設の解体工事が終了したために利益を計上できたものでございます。農業集落排水事業及び下水道事業会計においても利益を計上できたために、3企業会計連結決算においても前年度比で利益は増加しております。今後も経営努力を継続していただきたいと思っております。  また、営業収益料金収入)は前年度費で微減しております。料金収入の減少は資金不足比率に直接影響を及ぼすものでありますので、常に経営状況を把握し、今後の建設事業等に着手することが肝要でございます。  また、平成26年度から会計基準の見直しが実施されたことに伴いまして、3公営企業会計とも収益及び費用の額は増加しているというところでございます。当公営企業会計資金不足比率は平成21年度から算定されない安定状態にございまして、今後とも引き続き安定状態を継続していただきたいと思います。  次に、2)の水道事業個別指摘事項でございます。  本年度の給水状況につきましては、34ページに表-26というのがございます。昨年度に比べると85人の減となっておりまして、年間の総配水量も昨年度より1万8,556立米減少しております。それに伴って、表-27になりますが有収水量率も0.8%減少しておりまして、平成23年度からごらんいただきますと下がり続けているような状況になっております。有収率の減少は直接、事業利益に影響するものでございますので、漏水箇所の早期発見・早期対応に努めることが肝要でございます。  次に、34ページの表-28の経営成績表を見ますと、昨年度に比べ営業収益では1.7%の減、営業費用では52.3%減少となっています。  営業収益の減少は、給水人口の減、有収率の減が直接影響しているので、施設の建設・補修とあわせて適切な保守点検作業にも着眼し、有収率の向上を目指していただきたいと思っております。  また、35ページになりますけれども、表-30の水道料金の未収金、平成23年度から平成27年度につきましては回収の成果は認められますものの、平成27年度分として522件、591万1,712円となっており、平成23年度からの総額では836件で約1,392万7,000円の残高を有しております。早期の回収はもちろんでございますが、新たな未収金を発生させないように、今後とも引き続き徴収方法を工夫するなど、未収金の回収に組織的に取り組むよう要望するものでございます。  次に7ページに入りますが、また、給水人口が年々減少していく中で、水道事業を取り巻く経営環境は厳しい状況が続くと思われますが、財政状況に十分配慮し、水道施設の適切な維持管理と整備などを推進して、安全で良質な水を低廉かつ安定的に供給されますよう望むものでございます。  3)の農業集落排水事業個別指摘事項でございます。  経営状況につきましては、36ページの表-32のとおり、昨年度同様、利益を計上しております。今後も引き続き努力していただきたいと思います。  また、37ページの表-33の年度別未収金につきましては、固定化にならないよう早期回収に努力をしていただきたいと思います。  下水道事業整備が進む中で、農業集落排水事業浄化槽補助事業で対応している地域の現状を踏まえて、将来の処理事業を総合的に検討する時期にあると思われることから、施設の老朽化等を契機に早急な対応を望むものでございます。  次に、4)の下水道事業個別指摘事項でございます。  38ページになりますが、表-34のとおり、区域内の人口及び処理区域内人口の減少と相まって、処理人口の減数は、今後の事業に大きな影響を及ぼすものと思われます。建設改良事業についても、財政状況を見きわめながら総合的な処理に取り組むことを望むものでございます。  同じく38ページの表-35がございますが、経営成績においては、営業収益営業費用とも増になり、当期利益は昨年度と比較して72.4%増となったのは努力の成果でございます。今後とも引き続き欠損金の解消に努力をしていただきたいと思っております。  また、平成27年度末における未収金につきましては、39ページになりますが、表-36のとおり278人、金額では130万4,860円となっております。回収動向を見てみますと固定化している傾向も見受けられますので、早期の回収はもちろんのこと、新たな未集金を発生させないように今後とも引き続き組織的に取り組むよう要望いたします。  以上、平成27年度各会計決算審査並びに基金の運用状況審査につきましての意見とさせていただきます。  どうもありがとうございます。 議長(橋本隆春君) 次に、認定第1号から認定第8号まで順次説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(橋本隆春君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。  初めに、認定第1号平成27年度六ヶ所村一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。2番。 2番(寺下和光君) 2番でございます。  一般会計ですので、95ページの民生費の老人福祉費の報償費のところの敬老会記念品の内容と、長寿祝い金については資料がございますのでわかるんですけれども、この米寿祝い金に5万円プラス記念品を支給しているかと思うんですけれども、それで間違いないか。敬老会の記念品のところ、これについて各分館のほうに交付しているのかどうか、その記念品が1個当たり幾らなのかお知らせください。 議長(橋本隆春君) 福祉課長福祉課長(田中幸雄君) お答えいたします。  米寿祝い金につきましては、特別に88歳までということですので、敬老会のときに他の方々とは別に特別に記念品を差し上げております。中身につきましては、27年度米寿祝い金につきましては1万円相当の品物をおあげしております。以上でございます。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 大体はわかりましたけれども、1つ提案をさせていただきたいのでございます。この長寿祝い金、今年度うちのおふくろももらいました。ありがとうございました。5万円はいいんですけれども、記念品がたしかすごい大きな箱に入った毛布だったと記憶してございます。これについては、そういう品物ではなくて例えば金券を、記念品として物ではなくて金券を、今1万円と言っていましたけれども、多分入札をすれば8,000円からその辺で落ち着くと思うんですけれども、その程度の金券を支給することによって事務の効率と村内の商店等の活性化につながると思いますので、それをぜひ検討していただきたいと思います。  あと敬老会の記念品についても全く同じで、物ではなくて金券、2,000円だったら2,000円相当の金券を発行するとか、例えば商品券を発行するとかということで、考え方をちょっと変えることで事務の効率化につながると思いますけれども、村長、いかがでしょうか。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 今、敬老会の記念品等々についてのお話がありましたが、この件については確かにいろんな対応があるかと思います。これらにつきましては、これまでも記念品等々を授与している方々との毛布とかそういうふうな物の関係を、意見を伺いながら変えるところがあれば、そのようなことも検討することもやぶさかではありませんので、よろしくお願いいたします。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) ぜひ村長、毛布をもらって88歳の人がそれを持ち帰るということになれば大変なわけでございますので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。  次に、97ページの単位老人クラブ補助金90万、交付しているわけでございますけれども、これをいろいろお聞きしてみたときに、単位老人クラブで補助金をもらうために会員を50人以上集めないともらえないと。金額は5万円なんですけれども。1つの集落で50人以上集めるということになれば、小さい集落は全く集められない。聞くところによれば、50人の名前を確保するために寝たきりの人とか、とにかく大変な苦労をなさっているということを聞いてございます。  青森県の老人クラブ補助金要綱を見れば、30人以上で六ヶ所村の老人クラブを立ち上げることができます。ですから、単位老人クラブの補助要綱にあっては、50人という数字ではなくて、20人とかそういう数値に変えていただきたいと思ってございます。それについて、担当課のほう、いかがですか。 議長(橋本隆春君) 福祉課長福祉課長(田中幸雄君) 単位の老人クラブの組織人数ということでのご質問ですが、実は、もうかなり前になるんですけれども、当初は50人で組織するということで発足したところでございますが、県のほうはこのごろおおむね30人以上ということでございましたので、村としてもそれに倣いまして、このごろはおおむね30人以上ということをやってございます。しかしながら、一部の単位の老人クラブにつきまして、村のほうの指導が足りない部分もありまして、まだ50人ということで捉えている部分もあるかと思います。その辺については、おおむね30人以上ということでしっかりと単位老人クラブのほうには伝えていきたいと考えております。  ただ、例えば20人とか30人、それもいいんですが、村としては、余り人数を少なくするよりはある程度のところで人数を確保したい、老人クラブの会員を確保したいという考えもございまして、余り少なくするのもどうかなと考えているところであります。いずれにしましても、現実は、さっき議員がおっしゃったとおり、人数を確保するために歩けない人たちとかも入っているということは承知いたしておりますので、その辺を十分勘案しながらこれからもまた人数につきましては検討させていただきたいと思います。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) ぜひ、人数確保もわかりますけれども、5万円の補助金をもらうために老人の方々が大変な労苦をなさっているという実態を把握していただいて、人数については早目に見直しをしていただきたいと思います。  次に、101ページの広域保育所入所委託料4,462万6,000円余りが執行されているわけでございますけれども、具体的に村外のどこの保育所に何名程度行っているのか、人数がわかればお知らせしていただきたいと思います。
    議長(橋本隆春君) 子ども支援課長。 子ども支援課長(福岡 剛君) お答えいたします。  村外の東北町、野辺地町、三沢市、近隣の町村になりますけれども、15施設に42名でございます。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 課長、例えば東北町に何名、三沢市に何名、わかりますか、内訳。 議長(橋本隆春君) 子ども支援課長。 子ども支援課長(福岡 剛君) お答えします。  東北町3施設で29名、三沢市3名、野辺地町が2名と青森市1名、横浜町1名、十和田市1名となります。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) ありがとうございます。  私がどうも疑問に思うのが、子育て支援等々を考慮した場合、当然それぞれの事情によって村外の保育所に入所するということについては全く異論はございません。ただ、聞いていると、六ヶ所の保育所に入れたくないから例えば東北町に入れているんだとか、そういう噂も聞き及んでおります。この4,462万6,000円のうち国からの補助金、県からの補助金を合わせれば2,800万円ほど、村の負担が1,660万円余りございます。どうも広域入所については、条件が勤務先が例えば東北町とか三沢市である、そういう事情については当然理解いたしますけれども、先ほど言ったただ単に六ヶ所の保育所に入れたくなくて近隣の保育所に入所させているという噂も聞いておりますので、来年度からは条件、広域入所させる場合の条件についてよく精査をした上で対応していただきたい。  また、ご承知のとおり、村内の保育所については順次こども園のほうに移行するということももうはっきりしているわけでございますので、その辺についてぜひ検討をしていただきたいと思います。  次に、169ページの教育費なんですけれども、この決算を見れば、学校の規模に関係なく図書費が30万円計上されてございます。これについては、私も学務課長の経験がございますけれども、学校図書の充実を図りなさいという指摘をされてございまして、この30万円がいいとか悪いとかではなくて、やはり学校の規模に応じて50万なり70万なりを予算計上すべきだと。財政課長にもよろしくお願いをしておきます。学校図書充実については、これは急務な課題でございますので、その辺について予算査定のときに十分配慮をしていただきたいと思っております。  議長、関連質問でよろしいですか。これから関連質問をちょっとしたいんですけれども。 議長(橋本隆春君) 許します。 2番(寺下和光君) 県内においていじめによると思われる2名の生徒の尊い人命が奪われたことは、皆さんご承知のことと思います。本村においていじめ等の対策や実態調査を行っているのか、教育長からお聞きしたいと思います。 議長(橋本隆春君) 教育長。 教育長(橋本博子君) お答えします。  関連はなかったものの上北中学校の男子、それから浪岡中の女子の生徒が亡くなったことについては、若い命が失われたということでとても悲しく痛ましいことと残念に思っております。  村では、8月26日の東北町に関する新聞報道を受けて、同日午前、速やかに臨時校長会を開催しました。村教育委員会と村内の小中学校が共通認識のもと、とるべき対応策について協議いたしました。  各学校においては、臨時の職員集会を開き、温度差のない対応をすること、職員は決して動揺しないこと、命の大切さに関連した指導をすること、アンケートを実施すること、子どもたちへの普段以上の細かい目配りに努める、特に不登校気味の子供には毎日の状況を確認、把握を続けること、さらに、保護者の信頼を損なわないよう各校で工夫して連絡することなどを共通事項として確認しました。  私からは、特に子供たち、保護者から信頼される学校であることが一番大切なことであるということを各学校にお願いいたしました。さらに、9月6日、おとといですが、定例校長会が開催されましたので、そのときに臨時校長会での確認事項への取り組みが各学校から報告されました。全ての学校で緊急に対応が必要な問題は確認されませんでしたが、各学校へは今後も現在の対応を継続することを指示いたしました。そして、今後とも児童生徒の小さな変化に気を配り、事件・事故の未然防止に努めてまいりたいと考えております。以上です。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 教育委員会の早い対応に対しまして敬意を表したいと思います。きょうの新聞にも報道されてございますけれども、20代の方々で自殺を考えた人が27.1%もあると。全国で15番目に高かったという報道もされてございますので、学校だけに任せることなく、教育委員会も一体となって今後対応していただくようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) 決算の計数については、代表監査委員から報告のとおり問題がないということでございますので、私は、事業の成果について2点お聞きしたいと思います。  27年度の主要施策等の成果報告書の13ページ、これは企画調整課の事業、住民対策事業、それから原子燃料サイクル施設対策事業、この2点、これは毎年やっているわけでございます。1つは原子力発電施設等の知識の習得というふうな視察見学、もう一つは、原子燃料サイクル施設、これはいわゆる六ヶ所村にあるサイクルの施設に対する研修ということで予算をとっているんですが、この区分の仕方、それと実際毎年こういうふうに23名、それから後者は百何十名という方々が参画しているわけですけれども、どうも状況を見ていると、地域で同じ人たちが、毎年ではないんですけれども、何年後に行くとか、そういうふうに見られていると。恐らく募集では今まで見学をしていない人、広く六ヶ所の住民に知識を得てもらう事業だと私は理解しているんですが、その辺の内容についてお伺いしたいと思います。 議長(橋本隆春君) 企画調整課長。 企画調整課長(中嶋 勉君) 原子力発電所等、全国に施設がございますけれども、サイクルの立地村とすれば各施設を住民に研修してもらっていろいろと考えてもらう、そういうことを目的に実施しております。各集落から割り振りして順番に、例えばトータルで30人とか、そういう募集の仕方をしております。交付金を充当してやっているわけでございますけれども、行程的に2泊3日とか、そういう行程になるものですから、目標の人数を集めるのになかなか苦慮しているという状況もあります。そういうことで、なるべく1回行った人には遠慮してもらってというふうなお願いはしておりますので、続けて参加しているという人はいないと思います。そこら辺で実効性、内容もそうなんですけれども、広く皆さんに参加してもらうように努力しているところでございます。以上でございます。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) 今、課長の答弁で理解はいたしますけれども、そういうふうなことがきちんと、情報が漏洩といいますか、聞こえてこなければいいんですが、結局同じ人が行くものですから、結局旅行気分といいますか、村の旅行に行ってくるというふうな雰囲気の人もあるんですよ、実際、地域では。ですから、そういうふうなのはやはり遠慮してもらう、あなたは何年前に行っていますからと。どこの施設に行っても原子力施設はほとんど同じで、そういうふうな知識の中でやはり理解をしてもらう。だとすれば、行く人がなければやはり人数をさらに限定してもいいのではないのかというふうに思います。こういう施設の研修だけにしか使えない事業なのか、パンフレットというふうなこともありますし、もっと広く施設以外のものにも使えるような形で今後検討していただければと思います。  次に、21ページに自立支援法に伴う補助事業があります。これは、自立支援法が確立されてから、知的障害者が自立して生活していくためにどうしても仕事とかそういうものもさせようというふうなことで、これは村長が非常に理解をいたしまして障害者のためのグループホームとかそういう施設にも村が積極的に事業の資金を出したという経過がございます。そういう人たちが、地域で働く場所を見つけながら働いているわけです。1番目の障害者の通所施設交通費の給付事業、これは、恐らくそこに通所している人たちが働くための雇用の場までの交通費の助成だと私は理解するんですが、それでよろしいでしょうか。 議長(橋本隆春君) 福祉課長福祉課長(田中幸雄君) お答えいたします。  自立支援育成医療費ということでありますが、18歳未満の児童で身体に法律で定められた障害を有する方が対象となっておりまして、その交通費等を自己負担というのは、医療費は1割ですね、ですから、村のほうが9割の負担ということで実施している事業でございます。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) 済みません。私は、21ページの一番上の知的障害者のことを言ったんですけれども。今のはその下ですよね。その下もそうなんですが、まず1番目のほうからお願いいたします。 議長(橋本隆春君) 福祉課長福祉課長(田中幸雄君) 大変失礼いたしました。  目的、内容ということでございますが、知的障害者の移送にかかわる交通費の一部を助成するということで、利用者負担の軽減を図ることで障害者福祉の向上に寄与するということでこの事業を実施しております。対象施設としてはかけはし寮ということで、実際に対象となっている方は3名でございます。以上です。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) またくどいとやじが飛ぶかもわからないですが、今、課長がおっしゃったことは全部ここに書いてあるのをしゃべっているんですよね。私が聞いているのは、この交通費というのは知的障害者が作業をするために向かうまでの交通費のことですかと言っているんです。 議長(橋本隆春君) 福祉課長福祉課長(田中幸雄君) 作業をするというよりも、かけはし寮に通所するというその交通費ということで、その一部を助成するということでございます。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) わかりました。  そうすれば、2番目にも関連しますけれども、知的障害者、それから障害児、並びに障害者、この3様があるわけです。この人たちは非常に自分の体にそういうふうな重要な欠点をお持ちになって、それでもなおかつ今、自立支援法にしたがってそういう施設から出て行かなければならない。自分みずからが自立していかなければならない。そのためには、働ける人は働く、そのために一般の人たちの企業もそういう人たちを雇う、そういうふうな努力を今全国でやっているわけですよね。その人たちが働くために行くんですけれども、我々一般の人たちと違って労賃が非常に安い。恐らく10分の1か、幾らの料金だと思うんですよ。働くためには、そこに行くまでの交通費は結局かかるわけですよね、一般の人と同じく。そのお金を私は過去に補助をしているというふうに聞いていました。これは大変六ヶ所村ではいいことだというふうに思っていたものですから、この事業がそれなのかなと思っていたんですが、そうではないというふうなことですか。 議長(橋本隆春君) 福祉課長福祉課長(田中幸雄君) この事業は、例えば他の市町村のそういう作業所というんですか、そういった部分ではなく、あくまでもかけはし寮に通う子供の障害者のための事業ということでございます。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) そうすれば、私が今聞いたそういう事案はないということでよろしいですか。 議長(橋本隆春君) 福祉課長福祉課長(田中幸雄君) 村外の事業所に通っているということだと思うんですけれども、そういった方は、ちょっと今資料は持ち合わせておりませんが、何名か、1人、2人はたしかいたと思っております。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) 最後にいたします。では、村長にぜひご答弁いただきたいんですが、村長はいわゆる住民の安全・安心、福祉の増進というふうなことをおっしゃっておられます。今、この部分のお金を村で助成しているんですけれども、さらにやはり事業の中身を見た中で、これはもっとこういうふうにしたほうがいい、ああいうふうにやるともっと福祉が充実するという考え方の中で今私が質問しました。せっかく働きに出かける、だけれども交通費をとられるとほとんど労賃が見えてこない、そういうふうな人たちがいるんです、はっきり言って。これは村だけが補助をするのではなくて、地域の雇うほう、雇用側のほうももう少し、では交通費も出してやろうとか、いろいろなことを考えていかなければならないと私は思います。ぜひその辺について、村と雇う企業側との話し合いとかそういうのを含めて、こういう弱者と言われている知的障害者、障害児、それから障害者、そういうふうな人たちのためになる事業というものを充実することについて、村長から。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 国が自立支援法を制定した目的等々、これは障害を持つ方々の1つの生活基盤を確立するための法律でありまして、いろんな国からの支援もありますし、もちろんそれに対しては村としてもさまざまな一般財源でも対応しておりますけれども、今のご意見の企業等と会社のほうとのそういう1つの就労を促すことに対しましての交通費等々については、これはやはり自立を促すということを促進するためにも、私は今後この対応を検討すべきことかと思っております。  実は、私も弟の障害者を控えておりまして、いろんな形で障害者の育成の施設については、今後いろんな充実を図っていきたいと思っておりますが、さまざまこの制度上の関係もありますから、その点については国あるいは県の補助体制とともに村としての充実を図っていきたいと、このように考えております。 議長(橋本隆春君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより認定第1号を採決いたします。  お諮りします。  認定第1号平成27年度六ヶ所村一般会計歳入歳出決算認定について、認定することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、認定第1号平成27年度六ヶ所村一般会計歳入歳出決算認定は、認定することと決しました。  次に、認定第2号から認定第8号までについて質疑を行います。質疑はありませんか。2番。 2番(寺下和光君) 2番でございます。  監査委員の意見書の6ページ、水道事業個別指摘事項について、上下水道課からお尋ねをいたします。  監査委員から昨年度も有収水量率の減少について指摘をされてございます。そして、昨年度の決算を見れば、村内の配水老朽管の更新事業として3カ所延長3,645メーターほどを更新してございますけれども、これについては、漏水調査をした結果、ある程度特定ができたからその箇所をやったという理解でよろしいか、それが1点です。そして、今後どのような対応を考えているのか、お尋ねをいたします。 議長(橋本隆春君) 上下水道課長。 上下水道課長(橋本大策君) 有収水量率の低下についてでございますが、管の老朽化に伴う漏水による有収率の低下というのが原因だと思われますけれども、27年度からいろいろ調査をしながら、そして今年度28年度からはさらに地区ごとに調査を実施してございまして、年次計画で老朽管を順次更新していくという計画を今立てております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 課長、1点教えてください。老朽管と判断するのは、例えば何年経過した物を老朽管と呼んでいますか。 議長(橋本隆春君) 上下水道課長。 上下水道課長(橋本大策君) 管自体の耐用年数というのは結構長い期間あるのですが、ただし、古い管、一定の区間において漏水箇所が何カ所も見受けられるという部分については、特に集中的に更新とかをしてございます。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) わかりました。  この老朽管の更新事業につきましては、村長にもお願いをしたいんですけれども、早い、3年だったら3年の計画で集中的に工事を行うべきと考えておりますけれども、村長のお考えをお聞きします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 確かに老朽管等々の調査した結果、早急にすべきという1つの結果が出ればそれにしますが、やはり1つの会計等との財源との調整もありますから、でき得る限りという考え方でこの改善対策には努めてまいりたいと思っております。 議長(橋本隆春君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより認定第2号から認定第8号までについて討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより認定第2号から認定第8号までを一括採決いたします。  お諮りします。  認定第2号平成27年度六ヶ所村国民健康保険特別会計事業勘定)歳入歳出決算認定について、認定第3号平成27年度六ヶ所村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号平成27年度六ヶ所村国民健康保険特別会計千歳平施設勘定)歳入歳出決算認定について、認定第5号平成27年度六ヶ所村介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算認定について、認定第6号平成27年度六ヶ所村水道事業会計決算認定について、認定第7号平成27年度六ヶ所村農業集落排水事業会計決算認定について、認定第8号平成27年度六ヶ所村下水道事業会計決算認定について、以上7件を認定することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、以上7件を認定することと決しました。  日程第3、議案審議を行います。  議案第69号を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(橋本隆春君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。
     質疑はありませんか。2番。 2番(寺下和光君) 12ページ、除雪対策費の融雪溝整備調査業務委託についてお伺いをいたします。資料を見ますと、泊地区を選定してやっているんですけれども、泊地区が悪いということではありません。なぜ泊地区を今回整備調査するに至ったか、お尋ねをします。 議長(橋本隆春君) 建設課長。 建設課長(戸田幸光君) 泊地区をなぜ選定したかということでございますけれども、村内の状況を見て全体を見てみたところ、泊地区の場合、道路が一般的に狭いところが多いところ、それに伴って雪を除雪しておく場所が少ない、そういったことなどから、雪が降った場合、排雪がこれまでも他の地区よりは多く必要な状況となっていること等がございます。これらのこと等から泊地区に融雪溝を整備した場合に、それらの課題の解決の一助になるのではないかということで先に調査して、いわゆる整備ができるかどうか、それから整備した後の運用でどのような課題等があるのか、それらもあわせて調査してみたいと思っております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 課長の理由もわからないわけではないんですけれども、もしそういう理由であればもっとやるべき地域があるはずなんです。今回はそういうことで理解はいたします。  そして、私はこれを一般質問で取り上げたわけでございますけれども、そのときに私がお話ししたのが尾駮地区、それこそ尾駮地区の本村のアスファルトについても傷みがひどいですよ、側溝も一部沈下しているところもありますよ、ですからそういうところを優先的にというお話をしたのでございますけれども、今回泊地区ということでございますので、それについては理解をいたします。  今後、これを各地区を調査する考えがあるか、ないか、お尋ねします。 議長(橋本隆春君) 建設課長。 建設課長(戸田幸光君) 今回泊地区を選定して調査する計画としてございますけれども、その調査の結果を踏まえて有効だという方向性が見出せれば、当然他の地区にも順次その整備に向けて調査なり検討なりをしていきたいと考えております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 課長の今の答弁だと、有効であるかないかがわかれば他地域にも拡大していくんだと。それは全く話が違うのではないですか。泊の一部だけを調査をして、可能かどうかを判断して拡大していく。全く違うんじゃないですか。各地域を調査してみて、これが事業として成り立つかどうか検討すべきものではありませんか。もう一度答弁を求めます。 議長(橋本隆春君) 建設課長。 建設課長(戸田幸光君) ちょっと私の説明が不足していたと思います。また、今、議員のおっしゃるとおりのことだと思います。  泊地区において有効性というのは、いわゆる運用の問題が私は一番課題になろうかと思っていましたので、ちょっとその辺を説明してお話しできませんでしたのをおわびいたします。当然、地区ごとによって条件は違いますので、できるのであれば順次調査をして可能性のあるところを選定していきたいと考えてございます。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) わかりました。  私は、この流雪溝については、一般質問の答弁にもございましたけれども、傾斜角度とかいろいろな課題がありますよと。ところがよく考えてみますと、側溝は全て傾斜がついていますよね。それに例えば、私は端的に海水をくみ上げて高いほうから低いほうに流せばいいのではないかと。それで十分私は確保ができると思っておりますので、ぜひ村内各地域を調査して事業実施をしていただきたいと思います。  あと、経費削減のために、一般質問のときもお話ししたとおり、朝例えば6時から8時までだとか、夕方は5時から7時までだとか、そういう時間設定をして対応することで経費の節減も絶対できるはずです。ですから、その辺についてはさらに検討を加えて何とか事業実施になるようにお願いをしておきます。  議長、また、大変申しわけございません。関連でよろしいですか。 議長(橋本隆春君) はい。簡潔にお願いします。 2番(寺下和光君) 先般、北部上北広域事務組合の議会全員協議会がございました。そして、その中では議員の皆様もご承知のとおり、野辺地病院については今後新築しなければ、耐震上の問題があって新築しなければならないと。先般示されたのが概算で40億円程度かかるのではないかと。それに対して、建設費を圧縮してやるべきではないかということもお話をしてございます。  そして、その翌日東奥日報に、病床数を31減の120床にした場合、同組合を構成する野辺地、六ヶ所、横浜の3町村の負担額を引き上げないと経営の黒字化は困難と強調、必要な負担額についても年度内に示すとしたという報道がされてございます。  我々には、全員協議会の席上において、負担額を引き上げないと経営黒字化は困難とか、必要な負担額についても年度内に示すとしたという発言は一切ございません。それについて、副管理者でございます村長のほうから北部上北の管理者会議があった際に、厳重に抗議をしていただきたい。議員にも管理者、副管理者にも説明していないことを事務方が勝手に情報発信しないように厳重注意をお願い申し上げます。村長の所感をお伺いします。 議長(橋本隆春君) 村長。 村長(戸田 衛君) 先般の北部上北の全員協議会等々は私も出席しておりまして、その1つの会議内容等々については承知しております。その中で、先ほど新聞で報道されておりました内容については、私の記憶ではその場ではそういうふうな1つの審議等々について発言はなかったものと私も理解しております。これはいつの時点での、事務局かわかりませんが、この内容については私も、これからまた管理者会議もありますので、その真意を求めてまいりたいと、このように思っております。 議長(橋本隆春君) 2番。 2番(寺下和光君) 村長、真意を求めるのではなくて、厳重な抗議を野辺地病院のほうに、事務方に、病院長も含めて自分勝手な情報発信はしないようにということで厳重に口頭で申し入れをお願いして、終わります。 議長(橋本隆春君) 7番。 7番(高橋文雄君) 11ページの商工費、これは先般の全員協議会でもやりました工業用水のソフトの購入費なわけですけれども、工業用水を村に移管を受けるということで村長の強い思いを受けて、これは当然六ヶ所村もそれに基づいてやっていかなければならないだろうと思うわけでございますが、この支出に当たって県は一切村に負担をかけないというようなことで、7ページに雑収入で入っているんですよね、同じ金額が。これは県の負担金だとか県の支出金の中に項目があるわけですけれども、用途がはっきりしているのになぜ雑収入に組み込むのか。他意はございませんけれども、財政課のほうから確認したいと思います。 議長(橋本隆春君) 財政課長財政課長(田中 諭君) 雑入、計上したものが、内容を聞きますと、県と新むつですか、そちらからお金が来るというお話を聞いています。今のところ確定していない部分というのが、どちらかなんですけれども確定していない部分がありますので、雑入のほうに計上いたしました。 議長(橋本隆春君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより採決いたします。  お諮りいたします。議案第69号平成28年度六ヶ所村一般会計補正予算(第4号)を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号から議案第74号までを一括議題といたします。  順次担当課長の説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(橋本隆春君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより議案第70号から議案第74号までについて討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより議案第70号から議案第74号までを一括採決いたします。  お諮りします。議案第70号平成28年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算(事業勘定第2号)、議案第71号平成28年度六ヶ所村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第72号平成28年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算(千歳平施設勘定第2号)、議案第73号平成28年度六ヶ所村介護保険特別会計補正予算(保険事業勘定第2号)、議案第74号平成28年度六ヶ所村下水道事業会計補正予算(第2号)、以上5件を原案のとおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、以上5件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号から議案第77号を一括議題といたします。  担当課長の説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(橋本隆春君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより議案第75号について討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより採決いたします。  お諮りします。議案第75号六ヶ所野菜予冷庫及び野菜選別施設条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号について討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより採決いたします。  お諮りします。議案第76号六ヶ所村立保育所条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第77号について討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(橋本隆春君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより採決いたします。  お諮りします。議案第77号六ヶ所村立レスリング道場施設条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(橋本隆春君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は、9月9日午前10時に開きます。  本日はこれにて散会いたします。  大変お疲れさまでした。  議事録の顛末を証するためここに署名する。   平成28年 10月 14日     六ヶ所村議会議長   橋 本  隆 春     議事録署名者     寺 下  和 光
        議事録署名者     高 田  博 光 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....