六ヶ所村議会 2014-03-12
平成26年 第1回定例会(第3号) 本文 2014年03月12日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 議長(橋本猛一君) 議員の皆さん、おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
日程第1、議案審議を行います。
議案第1号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。財政課長。
財政課長(木村英裕君) 1ページをお開き願います。
議案第1号は、平成25年度六ヶ所
村一般会計補正予算(第4号)についてであります。
歳入歳出予算の補正は、第1条で
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6億212万2,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ172億9,101万5,000円とするものであります。
第2条の継続費の補正は、変更であります。
第3条は繰越明許費で、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度へ繰り越して使用するものであります。
第4条
債務負担行為の補正は、追加及び変更であります。
第5条地方債の補正は、変更であります。
2ページをお願いいたします。
第1
表歳入歳出予算補正の款に基づきまして補正額の概要を申し上げます。
まず、歳入でありますが、1款村税に1億166万3,000円を追加した主なものは法人と個人の村民税及び固定資産税であります。
7
款ゴルフ場利用税交付金に100万円を追加し、13款分担金及び負担金に34万9,000円を追加したものは
老人福祉費負担金であり、14款使用料及び手数料を11万円減額した主なものは土木使用料であります。
15
款国庫支出金を2,854万7,000円減額した主なものは、
防衛施設周辺防音事業補助金と
特定防衛施設周辺整備調整交付金であります。
16款県支出金を1,756万3,000円減額した主なものは、
農業費補助金と
電源立地等推進対策交付金であります。
17款財産収入を270万7,000円減額した主なものは、
土地建物貸付収入と利子及び配当金であります。
18款寄附金に100万円追加したのは
ふるさと寄附金であり、19款繰入金を2億3,211万円減額した主なものは、
財政調整基金繰入金と
人材育成基金繰入金であります。
3ページをお願いいたします。
21款諸収入を3億6,609万7,000円減額した主なものは雑入の
平沼小学校移転補償金であり、22款村債を5,900万円減額したのは
尾駮保育所改築整備事業債の減額であります。
次に、歳出であります。
1款議会費を562万8,000円減額した主なものは議会費の
共済組合負担金で、2款総務費を1億1,723万1,000円減額した主なものは、総務管理費の負担金補助及び交付金と工事請負費であります。
3款民生費を2億3,448万円減額した主なものは、社会福祉費の(仮称)
総合医療福祉施設整備事業費と児童福祉費の
尾駮保育所改築整備事業費であります。
4款衛生費を3,800万6,000円減額した主なものは、保健衛生費の予防費と清掃費の塵芥処理費であります。
4ページをお願いいたします。
6
款農林水産業費を9,393万9,000円減額した主なものは、農業費の
長芋洗浄選別貯蔵施設整備事業費と
酪農振興センター費であります。
7款商工費を214万円減額したのは、商工費の(仮称)
尾駮レイクサイドパーク整備事業費であります。
8款土木費を4,348万8,000円減額した主なものは、
道路橋りょう費の
特定防衛施設周辺整備調整交付金事業費と千歳平1号・2
号幹線道路改良整備事業費であります。
9款消防費を1,330万5,000円減額した主なものは常備消防費の負担金であり、10款教育費を5,653万6,000円減額した主なものは保健体育費の
学校給食センター整備事業費であります。
11
款災害復旧費に647万5,000円を追加したものは
農地災害復旧費であり、12款公債費を80万円減額したのは一時借入金利子であります。
13款諸支出金を304万4,000円減額したのは
特別会計等繰出金であります。
合計で、
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6億212万2,000円を減額し、
歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ172億9,101万5,000円とするものであります。
5ページをお願いいたします。
第2表継続費補正は、変更であります。
3款民生費1項
社会福祉総務費、事業名、(仮称)
総合医療福祉施設整備事業費のうち、平成25年度、26年度事業である外構工事及び
備品購入事業が契約されたことにより、総額と年割額を補正前から補正後に変更するものであります。
第3表繰越明許費の設定であります。
6
款農林水産業費1項農業費、事業名、平沼二階
坂農道整備事業、金額、5,039万2,000円。10款教育費1項教育総務費、事業名、旧
平沼小学校教員住宅解体事業、金額848万7,000円。10款教育費2項小学校費、事業名、旧
平沼小学校解体事業、金額、1億763万6,000円。11
款災害復旧費1項
農林水産業施設災害復旧費、事業名、
酪農振興センター災害復旧事業、金額、652万1,000円。
以上4件、平成25年度内の事業完了が困難であるため、翌年度に繰り越して使用するものであります。
第4表は
債務負担行為の補正であります。
1の追加は、
議会会議録検索システム保守管理委託から、7ページの下段の
学校インターネット回線利用保守委託までの47件につきましては、期間は平成25年度から平成26年度までとし、限度額につきましては、それぞれ表記載の金額であり、合計金額は6億4,054万5,000円であります。
8ページをお願いいたします。
2の変更は、住宅賃借につきましては、契約期間及び契約金額に合わせて変更するもの、
電気自動車保守点検業務委託については消費税アップに伴う限度額の変更であり、
指定管理業務委託については、
消費税アップ分と管理料見直しによる変更であります。
農業経営基盤強化資金利子助成事業については、実際の借入期間や繰上償還等、返済実態に合わせて期間と限度額を変更するものであります。
第5表地方債の補正は、変更であります。
尾駮保育所改築整備事業の事業費の減額等により、限度額を6億円から5億4,100万円に変更するものであります。以上であります。
議長(橋本猛一君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。7番。
7番(橋本 勲君) 村長、副村長、それから課長の皆さん方に申しわけないと思います。実は若い議員の皆さんに質問を委ねて私は余りしないということで先般の、きのうですか、一般質問もしなかったし、全員協議会でも余りしなかったはずですが、村長、どうも我慢していたら私も体調がすぐれなくて、やっぱり少しやらないとまずいなと思っていました。ひとつ勘弁してください。簡単にお聞きしますから。
まず、財政課長かな、今この3ページの中で3億6,606万7,000円、ここについてはさっと濁して次に入って、ここ終わったんだけれども、3億6,606万7,000円、これはどうして入ってこなかったのかな。新年度を見るというと、新年度ではまた見ている。なぜ聞くかというと、私は前々から言っているけれども、皆さん、余り聞きたくないでしょうけれども、私も最初余り質問しません、再質問に対しては。
これだけの額がいわば議決をした、これ皆さんを信頼しているわけですから、だから説明も省略したりしているんですな。ところが、直ちに減額した3億6,000万。そしてこれ、新年度にまた見ているということは、私たちのチェック機能がやっぱり足りないのかなと。皆さんの努力が足りないということでないですよ。そういうことですから、もう少し真剣に──真剣にやらないわけはないでしょうけれども、もう少し調査、あるいはそういった動向を十分に見きわめながら、でき得れば今後ですな、財政課長、予算の計上に当たっては留意してほしいなと、こう思います。まずこの理由はいかがですか。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 議員の質問にお答えいたします。
平沼小学校移転に伴う校舎・
講堂等解体撤去につきまして、補償金等を計上しておりました。
これは、年度内の解体、工事完了を目指して、去年度の春から再三、関係機関である東北防衛局の補償担当課の職員と現場で立ち会いまして、村側の要望と地域の方々の要望等と住民の生活に欠かせない施設として用地外の
老人福祉センターまでの連絡通路、これは学校前の道路でございます。
あと上下水道管、校庭の擁壁及び立木、旧中学校と小学校の閉校記念碑、あと電柱とか防犯灯、防犯灯用のスピーカーを残すようにお願いして、その交渉をした結果、12月末ごろまでかかりましておおむね了承をいただきました。
それで、年度内に向けて工事を発注する予定でございましたけれども、冬期間の工事であること、また東日本の震災復興や増税前の民間発注の
駆け込み需要等の影響がありまして、工事にかかわる職員の不足等を考慮して、今回、繰越予算として計上をお願いしたものでございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 今の話、率直わかりました。ただ極めてそれでもやっぱり見きわめ方、見通しがちょっとそういう関係で3・11もあったわけですから、そういう影響等考えれば、余り無理をしなくても新年度に見ればよかったのかなという思いで質問していますから、今後十分気をつけながらひとつ提案してください。
それから、議長、いいですか、続けて。
議長(橋本猛一君) はい、どうぞ。
7番(橋本 勲君) ここもちょっと、ただ、補正前のやつを補正後に移行するものだという継続費、第2表、そういう説明があったが、ここ全体で見ますと9,735万5,000円ぐらい減額になっているけれども、これには何も触れなかったが、これは財政課長から。何でも財政課長で申しわけないけれども、ここをちょっと説明してください。
議長(橋本猛一君) 福祉課長。
福祉課長(戸田幸光君) この
総合医療福祉施設整備事業の全体の取りまとめを福祉課のほうでやっておりますので、その件についてお答えいたします。
この補正については、先ほど財政課長のほうからご説明ありましたとおり、外構工事及び継続費で設定している外構工事、それから備品購入費が契約になったことからその残額を、要するに入札残額を今減額したものであります。
外構工事につきましては1億9,530万で契約になっており、そのうち26年度に予定している事業費は2,801万4,000円でございます。
なお、備品購入費のうちの電子カルテ、いわゆるカルテでなく電子カルテですけれども、これについては昨年議決いただいておりますけれども、1億2,348万円で契約しており、そのうち26年度に予定している事業費は2,469万6,000円というふうなことで、これらの事業費が、予算額から契約した結果、その分減になったため、今回継続費のほうも補正させていただくものであります。以上です。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 福祉課長、わかった。特にこれはもう少し聞きたかったけれども、わかった。一生懸命答えているから。特に25年度で額が非常に大きいと。そういうことになっているものだから、よしわかった。
そこで次、議長、そのまま続けます。
明許費、財政課長は非常に対応するに困難なため明許費としたと、こうあるが、これは財政課長ね、私の知っている限り、私も古いほうなんだが、この問題は例えば財源の寄附金、あるいは起債の強化、あるいは国の補償金の確定で、こういったものが確定しなかった場合に繰越明許費は当然のこと、重要だけれども、その他災害、あなたが説明したとおりどうしても困難でできなかったということがだけれど、困難でできなかったというのは、これはもし説明できれば簡単に説明してください。法律に仮に抵触しなくても、そういった問題であれば明許費として繰り越すことはできるけれども、安易にそういう繰越明許費にすることは好ましくないと、こう物の本によればあるものですから、そこひとつわかったら教えてください。簡単でいいです。
議長(橋本猛一君) 財政課長。
財政課長(木村英裕君) お答えいたします。
農林水産課所管の平沼二階
坂農道整備事業につきましては、本年度用地取得まで見込んで予算のほうを計上しておりました。ただ、設計の段階で、先ほど学務課のほうの説明ありました東日本の関係で、それから台風18号の災害の関係で、測量屋さんのほうがかなりそちらのほうに引っ張られたというふうなことで、要は用地取得の前段となる成果品が上がらなかったということで、工期を延長してございます。その関係でそこの部分については今年度用地取得ができないというふうな課のほうの決定でございまして、その分を繰り越しさせていただきたいというふうなことでございます。
次の
平沼小学校教員住宅の解体と旧平沼小学校の解体事業につきましては、先ほど学務課長から説明があったとおりでございます。
災害復旧費、
酪農振興センターの部分でございますけれども、これも台風18号による被害というふうなことで現地調査をして、災害査定を受けて、予算が県のほうと協議をしてついたのが2月中ごろというふうなことで、工事はできないだろうというふうなことで繰越明許費の設定をお願いしているところでございます。以上でございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) そうすれば、これ、平沼も、それから旧小学校、二階坂の農道、こういったものは結局、災害等によるのかどうわからんけれども、前にも何かの事業についての説明を受けましたが、補助金とかあるいはそれに伴う起債とかそういったものの確定がおくれたと、そういうぐあいに理解していいんですな。
4番の一番最後の災害復旧費というのは当然、今説明されたとおりでありますから、これは万やむを得ないということでありますからわかりました。今申し上げたとおり、その2つのことについてはそういうことで理解してよろしいんですな。
補正については、これで私は終わります。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) 10款の教育費のところの減額になったあれが
教育センター事業費となっていますが、その内訳を教えてください。5,600万。
議長(橋本猛一君) ページわからないな。岡山議員、何ページ。
6番(岡山勝廣君) 4ページの10款、5,653万6,000円の減額の内訳をお願いします。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 給食センターの契約に伴う入札等の残でございます。
議長(橋本猛一君) よろしいですか。
6番(岡山勝廣君) はい。
議長(橋本猛一君) 他にありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論ありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより採決いたします。
お諮りいたします。議案第1号平成25年度六ヶ所
村一般会計補正予算(第4号)を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第2号から議案第11号まで一括議題といたします。
順次担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第2号から議案第11号までを一括採決いたします。
お諮りいたします。
議案第2号平成25年度六ヶ所
村国民健康保険特別会計補正予算(事業勘定第4号)、議案第3号平成25年度六ヶ所
村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第4号平成25年度六ヶ所
村国民健康保険特別会計補正予算(尾駮施設勘定第4号)、議案第5号平成25年度六ヶ所
村国民健康保険特別会計補正予算(
千歳平施設勘定第4号)、議案第6号平成25年度六ヶ所村
介護保険特別会計補正予算(
保険事業勘定第4号)、議案第7号平成25年度六ヶ所村
定住促進特別会計補正予算(第2号)、議案第8号平成25年度六ヶ所
村土地区画整理特別会計補正予算(第2号)、議案第9号平成25年度六ヶ所
村水道事業会計補正予算(第2号)、議案第10号平成25年度六ヶ所
村農業集落排水事業会計補正予算(第2号)、議案第11号平成25年度六ヶ所
村下水道事業会計補正予算(第3号)、以上10件を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、以上10件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。財政課長。
財政課長(木村英裕君) 117ページをお開き願います。
議案第12号は、平成26年度六ヶ所
村一般会計予算についてであります。
第1条、
歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ133億8,000万円と定めるものであります。
第2条は
債務負担行為で、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項を定め、第3条は一時借入金で、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入最高額を20億円と定めるものであります。
第4条は、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により歳出予算の流用について定めるものであります。
118ページをお願いいたします。
第1
表歳入歳出予算について、歳入からご説明いたします。
1款村税に73億9,347万2,000円を計上した主なものは、固定資産税及び村民税であります。
2款地方譲与税に5,900万円を計上した主なものは
自動車重量譲与税で、3
款利子割交付金に300万円を計上、4
款配当割交付金に120万円を計上、5
款株式譲渡所得割交付金に25万円を計上、6
款地方消費税交付金に1億6,000万円を計上、7
款ゴルフ場利用税交付金に498万4,000円を計上、8
款自動車取得税交付金に1,400万円を計上、9
款国有提供施設等所在市町村助成交付金に600万円を計上、10
款地方特例交付金に200万円を計上しております。
次のページをお願いいたします。
11
款地方交付税に670万円を計上、12
款交通安全対策特別交付金に106万7,000円を計上、13款分担金及び負担金に1億1,536万7,000円を計上した主なものは、
民生費負担金と
教育費負担金であります。
14款使用料及び手数料に1億2,995万4,000円を計上した主なものは、土木使用料の住宅使用料であります。
15
款国庫支出金に35億5,563万4,000円を計上した主なものは、国庫補助金の
電源立地地域対策交付金のほか、
防衛施設周辺民生安定事業補助金及び
特定防衛施設周辺整備調整交付金であります。
16款県支出金に7億3,122万8,000円を計上した主なものは、
民生費県負担金と
電源立地地域対策交付金及び
核燃料物質等取扱税交付金であります。
17款財産収入に6,640万9,000円を計上した主なものは、土地売り払い代金と利子及び配当金。18款寄附金に1,000円を計上。19款繰入金に4億1,764万7,000円を計上した主なものは、
電源立地地域対策交付金事業基金繰入金と
財政調整基金繰入金であります。
120ページをお願いいたします。
繰越金に3,000万円を計上し、21款諸収入に6億8,208万7,000円を計上した主なものは、雑入の
産業振興助成金と旧
平沼小学校移転補償金であります。
次に、歳出についてご説明いたします。
1款議会費に1億3,676万8,000円を計上し、2款総務費に27億3,512万8,000円を計上した主なものは、総務管理費の財産管理費や徴税費であります。
3款民生費に15億5,636万8,000円を計上した主なものは、社会福祉費の
障害者福祉費と児童福祉費の児童措置費であります。
次のページです。
4款衛生費に12億円4,641万6,000円を計上した主なものは、保健衛生費の診療諸費と清掃費の塵芥処理費であります。
5款労働費に73万6,000円を計上し、6
款農林水産業費に22億8,393万8,000円を計上した主なものは、水産業費の
製氷貯氷施設整備事業と
漁業振興対策助成金であります。
7款商工費に1億9,234万7,000円を計上した主なものは、(仮称)
尾駮レイクサイドパーク整備事業費であります。
8款土木費に10億7,450万7,000円を計上した主なものは、
道路橋りょう費の
特定防衛施設周辺整備調整交付金事業費と除雪対策費であります。
9款消防費の9億9,686万8,000円は、
常備消防費負担金が主なものであります。
10款教育費に16億1,863万8,000円を計上した主なものは、教育総務費の事務局費と保健体育費の
室内温水プール整備事業費であります。
122ページをお願いいたします。
11
款災害復旧費に20万円を計上し、12款公債費に5億9,829万円を計上。13款諸支出金に9億979万6,000円を計上した主なものは、特別会計及び企業会計への繰出金で、14款予備費に3,000万円を計上したものであります。
合計で、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ133億8,000万円とするものであります。
次に、第2表
債務負担行為は、事務機器等賃借については期間が平成26年度から平成27年度まで、限度額は29万3,000円。
以上であります。よろしくお願いいたします。
議長(橋本猛一君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。7番。
7番(橋本 勲君) これも財政課長だけに名指しして、財政課長悪く思わないでね。あなたが説明しているからあなたなので。
134ページ、財源の大切さということに私は重点を置いているものですから、あえて聞くんですが、ここに
電源立地地域対策交付金26億9,943万2,000円。ところが、たしか前に渡した充当表見れば28億ぐらい入っているんだな。この辺は精査しなくてもいいんですけれども、その辺が大体、大まかに充当、予算の単行案と配分書のあそこと違うということはどういうところが違っているのか。その辺わかりませんか。あれすればいいですよ。わかる。
議長(橋本猛一君) 財政課長。
財政課長(木村英裕君) 134ページにつきましては、国庫補助金ということで電源立地対策交付金の歳入を計上してございますけれども、そのほかに137ページに県経由の同じ電源立地対策交付金として1億1,450万円が歳入として見込まれてございます。これらの合算というふうなことになりますので、数字が少し合わないのかもしれない。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 財政課長、どうもどうも。
今、1億1,400万のほかに1億6,100万、1億1,000万というのがあるものだから、恐らくこのことじゃないかなと思っていましたから、わかりました。
それから、続けて今度は。議長、このまま続けてよろしいですか。
議長(橋本猛一君) はい、どうぞ。
7番(橋本 勲君) お願いが、財政課長、1つある。これは毎年お願いするけれども、なかなかそうもいかない。こういう数々あるものですから、これは当初予算だけのほうに、予算委員会かなんかで議論したほうがいいんじゃないかな。私でも細かくてほとんどわからないのがある。だからなかなか同僚議員たちも大変だと思うんでありますが、ここの今の電源立地の関係だけれども、140ページの上か、例えば5,570万ってあるけれども、電源立地、財政調整基金だとこれはいいんですよ、財政調整するためだから。対策交付金事業基金取りくずしとある。これ当然取り崩しだ訳だな、しゃべらなくても。そうすると、説明に何となくなっていない。例えば代表的な事業でもいいから、何々に充当するため取り崩したよというのであればよいが、ただ「取りくずし」だば同じことだよ。基金から取り崩すのは当たり前ですから、できたら、お手数でなかったら、そういうぐあいにひとつ改正してくれればありがたいなと。それはお願いします。
それから、これは議長、私はちょっと2款を飛んで、別なほうを先に質問するかもわかりませんから、その辺はひとつ。
それから194ページ、これはどこの方かわからんけれども、指定管理者というのがあるな。ここに6,000万。制度導入準備費交付金6,000万。それから今度下のほうに行って、六ヶ所村医療センター指定管理交付金が1億6,000万かな1億5,000万かな。ここあるけれども、この違いというのはどういうことだべな。どう理解すればいいかな。194ページね。
議長(橋本猛一君) 福祉課長。
福祉課長(戸田幸光君) 先に指定管理者制度導入準備費交付金6,000万、これについてお答えします。
これは介護老人保健施設について、今の医療センターのほうで8月から開設することとしております。それで、指定管理者については昨年議決をいただいて、医療協会さんのほうへこの4月から始まることになっておりますけれども、その老健施設を開設するに当たって4月から7月の間、開設するための準備が必要でございます。その中には人件費とか施設の保守とか、その他開設するに必要なもの、例えば施設の案内するパンフレット等とか、そういったものがいろいろとございますので、その4カ月間、開設準備するための経費を見込んだものでございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君)もう一つある。医療センター、指定管理。
議長(橋本猛一君) 尾駮診療所事務長。
尾駮診療所事務長(古泊 崇君) それでは、指定管理交付金の1億5,000万についてご説明させていただきます。
先ほど福祉課長のほうから、6,000万円についてはあくまでも8月に開設する老人保健施設のための収入が入ってこなくて、人も配置しなくてはいけないという事業で準備金として6,000万円が必要であったと。下の1億5,000万円については、いわゆる診療施設と老健施設の指定管理に係る交付金というふうなことでご理解いただきたいと思います。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) そうすると、これは、私余計なことを考えているかもわからないけれども、今の6,000万と1億5,000万の指定される会社は違うよ、同一じゃないよと理解すればいいのかな。そこはどうです。
議長(橋本猛一君) 尾駮診療所事務長。
尾駮診療所事務長(古泊 崇君) 6,000万の交付金も1億5,000万の交付金も、同じ指定管理者であります地域医療振興協会に交付するものでございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) もう一回、悪いけど。
そうすると、指定管理が定まったと、スタートしたよと。職員のほうの人件費のあれはどうなんだか聞いたから、これは私はあえて触れません。それは関係ないんですが、そうすると翌年度からは、正式にスタートした場合ですよ、この6,000万というのはいわば削除されるんだと、次からの指定管理費としてはそういうふうに理解していいのかな。
議長(橋本猛一君) 福祉課長。
福祉課長(戸田幸光君) 準備費交付金については、あくまでも開設準備のための交付金でございますので、来年度、指定管理が始まってからは、これは必要ないことになります。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) それから、農水課長かな、これは私も不勉強で申しわけないんでありますが、201ページの中あたりから、括弧して一社とある。この一社というはどういう意味なのか。1社しかないよという意味で一社とやったのか。
それから、六ヶ所村農業総合公社補助金、この補助金、農業公社というのは前々からあったんだべな。これはどういう内容なのか。
それから、同じまた下がって、野菜等産地生産・販売力強化事業補助金、これは1,300万ある。それから土づくりだ、有機、これ前にも聞いたことあるけれども、これに対し助成補助金、事業補助金972万。例えば私がここに行って買った場合に、補助金かなんかあるのかどうか、そこの事業者だけにやるのか。
それから、六ヶ所村施設園芸研究会補助金、どこにあるんだか、さっぱりわからない。だから、細かくやれば、これ、予算委員会設けないというと、議長、これからは大変だと思うよ。それについてひとつ簡単に説明してください。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。
まず最初に一社、これは1つの社でなくて、社団法人とか財団法人が、法人が法が変わりまして一般社団法人というふうな形になっておりますので、そういうふうなご理解をしていただければいいと思います。
それから、次の野菜価格安定事業費補助金のご案内がございました。こちらにつきまして……失礼しました。野菜等産地生産販売力強化事業費補助金でよろしいですか。
7番(橋本 勲君) はい。
農林水産課長(橋本和夫君) こちらのほうは、毎年ある機械とか、農業の方々が機械を買う事業の補助金でございまして、県費が4分の1、村が4分の1、そして50%の補助で対象となる農家に補助金を流すものでございます。
なおまた、次の土づくり有機堆肥購入事業助成金でございますが、もちろん村民の方がお買い上げになった場合は半分の補助を村で出しております。これは買うときにも半分減額されて買うので、その分は半分は村で持っていると、そういうふうなことです。
それから、最後の六ヶ所村施設園芸研究会補助金でございますが、昨年9月のときに補正で計上させていただいた部分でございますが、いわゆる6次産業化を目指した形でいろいろな知識とかリーダーを育てるとか、そういうふうな形で、それらの調査研究のために補助金を出しているものでございまして、代表は先回お尋ねになったとおり中岫和彦さんでございます。以上です。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) いや本当に不勉強で、土づくりの有機堆肥、これを今度買うときに私ももらうことになるかもわからないけれども、わからなかった。
ところで、一社の一般社団だか何だか公社、これはどこでどういう組織でやっているの。野菜のこれも、どこの辺でどうやっているの。これ、園芸だったか、中岫さんがやっているのは、どっちだったか。野菜だったか。施設園芸か。これもそういう組織だとすれば、まあいいが。
この野菜のやつと一社のやつ、これはどういう組織、どこら辺でやっているの。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) それでは、お答えいたします。
六ヶ所村農業総合公社は、村の第2分庁舎のほうにございまして、管理のほうは二又の公営牧場、それから出戸の牧場、さらには富の沢のカイハタとかの部分の管理になっておりまして、村のほうから補助金を出して、その中で牛の放牧とかいろいろな仕事をしていただいております。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 農業公社と言えば、そこの2階でやっているのはわかっているんだもの。括弧して一社なんとかなんて、わからない、初めての言葉を使うものだから、あえて聞いているんだということだ。他意も何もないですよ。それから野菜の生産というの、そういったのを本当にどこでどうやっているのかわからないのがいっぱいあるわけよ。そういう思いで今聞いていますから、そこはひとつ余り気持ちを悪くしないでくださいよ。
それから、203ページ、ここも俺の不勉強だから、皆さんを責めるんでないが、ここに強制発酵施設屋根塗装工事で、強制発酵施設屋根。前にもこういう名称使っていたべか。これは何ですか。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) お答えいたします。
ただいまのご質問の場所なんですが、
酪農振興センターの中の建物の名称でございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) こういうぐあいに恐らく、これ私の記憶違いなら失礼だけれども、今までこういうのは余り聞いたことない。課長かわったらこういうのがどんどん出てきた。これは大いに、副村長、人事は適切にこういう新しい人やれば新しいことちゃんと覚えてくるんだからそのために人事ある。いやいや課長、大したものだよ。もっと頑張って、私たちがわからない言葉があったら教えてください。わからないんだもの、こういうふうに。今使って聞くから。
それから、ここに207ページ、製氷貯氷、これ私たちがやったときから使っているから、この言葉はすぐわかるんだ。
これ、財政課長のほうがいいかもわからないな。比較予算で見ますというと、これ充当しているのは全部国庫補助だな。国庫補助、電源の立地の交付金だと思うんだ。15億1,941万3,000円。やるのが悪いというんじゃないよ。ところが充当する国庫補助金14億3,304万2,000円というと、私が計算すれば94.3%の充当率だ。そうすると一般財源が8,600万になっているけれども、こういうぐあいにどんとここにだけ集中してやっても、そのほうがかえってやりやすいか、分離して、その辺教えてください。
議長(橋本猛一君) 財政課長。
財政課長(木村英裕君) 電源立地対策交付金については、所管が企画調整課ということで、交付金のその年度に交付される額とあと各現課が持っている事業を張り合わせながら、できるだけ一般財源が少ないような形で協議をして、それぞれの事業に張りつけております。結果としてそういうふうな形になっております。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 211ページ、ここは前にむつ会社の関係で、前にもどういうむつ会社がやるのかどうかということを聞いたが、ここも簡単に説明してください。皆さん一生懸命頑張っているんだから。
ここの(仮称)尾駮レイクサイドパーク整備事業、恐らく橋の向こう側、沼の南側につくるということだと思うけれども、ここで実施計画が6,094万5,000円というような莫大な実施計画委託料になっているけれども、どこが担当だかわからないけれども、どういうものをつくる。これ、将来的に考えれば、恐らくむつ会社のものでないかと思うが、これに対してむつ会社が全然関与しないのか。土地を移動するのかということももしわかったらひとつ簡単に説明してください。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) それでは、お答えいたします。
事業といたしまして、尾駮沼の北側というふうな場所です。トヨタフローテックさん等がある場所を全体的に今計画しているのが公園として2ヘクタール、概要的には管理道路が700メーター、それから駐車場、あずまや等、ですから橋の係留といいますか、そういう形の事業でございます。
むつ会社の土地が一部ございますけれども、そこは公園として協議しております。買収とかは考えておりません。ほとんど公有水面埋め立ての計画になりますので、そういう事業費になります。
設計につきましては、測量業務、それから調査解析、これはボーリング調査、それから公園の設計、それから桟橋・護岸の設計、それから建築設計等でございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 非常に村の中心地として悪いことじゃないが、そうすると尾駮沼の北側というと、橋の手前、右側の食堂があるあたりの。この前、何だか伐採みたいなのをやっていた。あの辺を埋め立てするのか。
そうすると、公有水面の関係のほうの交渉も大体みんなついているのか。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) お答えします。
県のほうと今協議を進めておりまして、公有水面埋め立てがいいのか、いろいろな方法がございますが、そこを今協議中でございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) むつ会社も少しあるけれどもと言えば、あそこの土地でむつ会社はどこを持っているの。こっちの道路の手前か、どっち。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) トヨタフローテックさんの西側の傾斜地の一部、あの辺でございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君)それでは、飛び地になるわけだな。今の計画して、公有水面の埋立地、飛び地にならない。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) 飛び地にはなりません。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) それから、ここに大学の奨学資金、村長、一生懸命で非常にいい成績をおさめているということが学校関係わかるけれども、大学分の奨励金で3,672万、突出しているけれども、ところでこれの回収というか返還の状況はどうなっているでしょうかな。償還金の問題。(「何ページだ」の声あり)
7番(橋本 勲君) 225。貸付のところの大学分が3,600万円。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 本年度、現年分として調定額4,870万、収入額4,000万、現年度分につきましては現在83%の徴収率でございます。
あと過年度分につきましては1,985万8,000円の調定額ですけれども、収納率で13%ぐらいでございます。以上です。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 説明わかりました。
村長、13%といえばただじゃないと思うし、どの程度だかまだはっきりわからないところもあるけれども、できるだけ努力して回収を速やかに進めてください。教育長、お願いします。
それから、250ページ、私は非常に興味を持っている野球場の関係ですけれども、ここで7,741万2,000円かかるというと、何か当時、このくらいでできたような気がするんですよ、照明のやつが。これは全面的に照明灯を改修する、やり直すということですか。それともどうですか、所長、私はこれずっと前からも照明灯の形が向きが変わったりしてもしていたことは十分知っていましたから、これはもっと前にやっていたらこういうふうにかからなかったんじゃないのかなと思うけれども、その辺の管理、教育長でいいです、どうです。
議長(橋本猛一君) 社会教育課長。
社会教育課長(大関博英君) それでは、ただいまの質問にお答えします。
総合運動公園の第3球場の照明灯は完成から20周年、約30年ぐらい経過しているんですけれども、使用頻度も多く、照明灯の劣化により著しく支柱のさびとかそういうふうな状況で老朽化しているんです。
それで今回お願いしているのは、キューピクルも当然1基と、架設工事6基、それから照明全体で6基ありますので、支柱の塗装、それも6基、そういうふうな感じで設備改修するというようなことです。
いずれにせよ、もっともこうなる前に手をかけたほうがよかったんじゃないかなというようなことに関しては、まさしく高い支柱が立っていますので、そういうふうな架設だとかいろいろな状況で大幅になるというのが現実ですので、今回予算要求をお願いしたというところです。以上です。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 課長、説明よくわかった。
そこで、副村長、やるからにはいいものを思い切ってつくるなり、改修のその面でもですな、そういう方向でぜひ進めてほしいと、こう思います。
それから、そのまま続けます。
252ページ、公有財産、温水プールだ。村長、それこそ夢だと、こう言って子供たちと約束したから、何としてもつくらなければならないという非常に意欲的な温水プールでありますが、公有財産購入費1億1,612万9,000円。これは場所はどこで、聞きにくいことも聞くよ。この土地にまた我々同僚議員が関与するようなことになるの、それとも職員が関与することになるの。その辺だけ、まだしゃべれると思うからさ。どうなるんですか。
議長(橋本猛一君) 社会教育課長。
社会教育課長(大関博英君) お答えいたします。
関与するようなことはございません。以上です。
7番(橋本 勲君) はい、わかりました。
議長(橋本猛一君) 課長、場所は。
社会教育課長(大関博英君) 場所は、診療所の東側になります。以上です。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) それから、同じく253ページ、ここに当初予算で見ているけれども、財政課長、利子、一時金から20億当初で見たんですな、今。限度額を20億としましたな、一般、当初予算で。そうでしょう。あなたが朗読したんだから。そこで120万見ているけれども、これ前にこのくらい資金調達で苦労して借りて利息払っているの。そういう見込みでここに122万ってやったの。安全パイみたいに、何かがあれば困るから予算措置をしたというぐあいに理解すればいいのか。どうです。
議長(橋本猛一君) 出納室長。
出納室長(橋本 操君) 一時借入金の利子については、出納室が担当になりますので、私のほうからお答えいたします。
先ほど言われたとおり、この金額は安全を見てという金額を想定しております。実際にはここ二、三年は金融機関からの借り入れは極力しなくてもいいようなことで資金運用しておりますけれども、ここ2年ぐらいはありませんでしたけれども、26年度は20億、短期間でありますけれども借り入れる予定を今計画しております。最終的には、足りなくなっても困るということなんですけれども、金利も下がっているので、もうちょっと精査すれば当初予算の計画の金額も来年ころからは下げても安全かなというふうには考えております。以上です。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) できるだけ借り入れしないように努力してください。万やむを得なければ借り入れしなければなりませんけれども。
最後になります。172ページに戻ります。これは選管の担当の課長はいますかな。
ここで今予算、村長選の選挙費を見ていますけれども、これは大体告示日が決まれば投票日が決まるでしょうけれども、そういう予定とか、そういった委員会等を開いて、これは村民なり一般の方々にも公表できるような段階はいつごろになっていますか。
議長(橋本猛一君) 住民課長。
住民課長(相内重男君) お答え申し上げます。
7月6日、任期満了に伴う村長選挙でございますけれども、うちのほうの予定といたしましては、委員会にはまだかけていないんですけれども、3月31日、農業委員会の委員の確定名簿の委員会があるのに伴い、それと一緒に日程等について協議するつもりでございます。予定といたしましては、任期満了日が7月6日でございますので、まず2週間前ぐらいに選挙期日を予定しております。そうすれば選挙期日が6月22日。選挙期日の告示になりますけれども、6月17日でございます。以上でございます。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) 選挙は課長でない局長になるか。局長、やっぱり大したものだ。見込んで言っているからね。それ、できるだけいろいろと組織がない限りそこに落ち着くかもしれませんけれども、そういうように、そして早く定めて、早く交渉するようにしてください。
議長、そのまま続けます。
そこで村長に尋ねます。
村長、私は12月に一般質問の中で、村長、立候補するの、どうなのと言ったら、白紙だと言った。白紙はいいけれども、その後、何となくいろいろと聞こえてくる内容によりますと、私が考えればどうも余り好ましくないような状況かな。例えば一部の者で、その1人より立てないようにして申し合わせするなんて、本当私は、場合によっては事情聴取される可能性がありますよ、公職選挙法から言うと。そういうことになったというのも一つの原因は、村長、あなたが優柔不断だからだと私は理解しています。いや、これ、何も悪い意味で言っていないですよ。そういう意味で、責任があるわけですから、そこでいまだなお白紙の状態ですか、村長。
それともう一つは、私は村長は本当に潔癖な人だと思っていますよ。村民の多くもそう思っているんですよ。ただ、このままでいるというと、村長は何か駆け引きしているなという印象を与えかねない。策を弄しているのかなという声が高くなってきていますよ。やっぱりもうそろそろ、選挙の費用も村長は提案しているわけですから、近いうちにでもいいし、早い機会にやっぱり答えるべきだと。私の今のこの答えに対して答えられる段階にあるならぜひとも答えてください。私は公の立場で質問しているわけですから。
議長(橋本猛一君) 村長。
村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。
決して、優柔不断でも何でもありません。慎重に慎重に対応を工夫して今いるところであります。最終日に自分の進退等も含めて発表したいと、こう思っています。以上であります。
議長(橋本猛一君) 7番。
7番(橋本 勲君) はい、わかりました。
慎重も度が過ぎるというと優柔不断だと言われますから、村長は最終日にということを聞きましたから、ぜひとも期待して、村民の皆さんに的確に公表できるような態度で臨んでください。お願いします。終わります。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) 195ページの廃棄物不法投棄監視員の報酬ですけれども、この報酬に対しては何も問題ありませんけれども、私は前にもここに触れた経緯がありますけれども、やはり不法投棄は村内に多いということで、監視員をもっとふやしたほうがいいのでないかなというお願いをしてまいりましたけれども、一向にこれがまた多くもなりませんので、この点についてどういう考えを持っているのかお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 福祉課長。
福祉課長(戸田幸光君) お答えします。
ご指摘のとおり不法投棄監視員につきましては、村のほうで今現在、泊地区のほうに2名お願いして監視、調査をしていただいております。さらにご指摘のとおり、南のほうも探してはいるんですけれども、なかなか適任者がいないというふうな状況でございますので、もし適任者がいたらご紹介いただければ助かりますので、よろしくお願いいたします。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) 今、泊のほうも出ましたけれども、私もこういうふうに議員同士で地元から携わっていますけれども、うちの近辺にもごみの収集箱がありますけれども、やはり私が一番悪者にされているという点も聞こえてきます。地元に村会議員がいても一番だらしがないと、あの辺がというふうに言われます。
そういう観点から、やはり監視員となったら権威を持った監視員をしてもらいたいと。そうでなければ一向によくならないわけです。見て見ぬふりをされないという。ほとんど我々の近辺の人は清掃をしているんだけれども、夜中とか人の見えない時間帯に来て置いていくと。それが非常に多いので、うちのほうばかりでなくてほとんどのところがそういうふうに見受けられますので、ひとつそういう権限を持たせた監視員にしてもらいたいと。そして夜間のパトロールをできるような監視体制をしていただきたいと思いますが、その点についてお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 福祉課長。
福祉課長(戸田幸光君) ご指摘のとおり、泊地区に関しては町内会さんのほうからも不法投棄の関係でいろいろとご相談を受けております。町内会さんのほうも、ごみ収集場所にいわゆる収集日じゃない、収集時間じゃない時間帯、議員おっしゃるとおり夜間に捨てられないようなもの、例えばテレビとかそういったものが夜間の時間帯に置かれているというふうなことでも泊の町内会さんのほうでその対応に非常に困っているという状況がございます。
不法投棄の監視員につきましては、現在のところ、調査をしてその報告をしていただいて、その報告の内容について状況を私のほうで確認して、ひどいようなところから、また多く捨てられているようなところは回収に村のほうで行くなどして対応しております。
ただ、やっぱりごみ収集場所への不法投棄は、収集時間とか収集日以外の投棄については多分というか、憶測になるんですけれども、泊地区以外の方が捨てているんじゃないかなと、捨てられたものから見るとそういった状況も見受けられますので、そこら辺の対策についてもまた検討していかなければならないものと考えております。以上です。
それから、済みません、投棄の権限につきましては、現在のところは監視員のほうがいわゆる民間人でございますので、権限を持たせて、逆に投棄した人を探してとか、そういった状況になった場合、監視員の方に危険が及ぶ可能性がございますので、権限でなくて村のほうへ報告していただいて、その対応は村側でとるというふうな方向で考えております。以上です。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) やはり目に見えるような、それから効果のあるそれこそ監視体制をやるべきだと。もうさくさく進まないようなただの監視であるのであれば、それこそ不法投棄が多くなるだけです。
今言ったとおり、役場が余り力を入れないのかなという私は感じがいたします。行政なら行政って、自治会に任せるとか、再三言っていますけれども、私も貸さなくても、それこそ私の場所にごみ箱がちゃんと設置されているわけです。だから私は今まで言ってこなかったけれども、やはりそういう点は耳を傾けるべきだと。人のところに勝手に置くんでは不法投棄になるわけですね。だからそういうことも踏まえながらきちっと、うちの近辺のほうにもごみの収集箱がある。そういう観点から、それが不法投棄に当たらないんだ、でも、それこそ道路のほうまで出していれば不法投棄になるわけですね。そこまで誰も貸しているわけないと思います。ただ収集箱とかそういうものを置くために貸しているので、周りの近辺まで置かれても誰もそれを貸していないと思いますよ。だからその点は周りもきちんと見て、余りにも多過ぎるものですから私はそういうふうに発言をするわけですけれども、はっきりした監視員ももう少し権限のあるような監視員をやって、村のごみ収集をよくしてもらいたいと。これはこの辺で終わります。
議長、まだ3点ありますので、続けてお願いいたします。
議長(橋本猛一君) はい、どうぞ。
11番(松本光明君) 197ページの運搬の委託費ですけれども、私は常にこれを言ってきましたけれども、下水道が整備をされてきている。ほとんど下水道が整備されてきていますので、それで今どのくらいの量で運搬する車が運んでいるのか一つお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 公営企業部門理事。
公営企業部門理事(中嶋 勉君) ただいまの質問にお答えします。
平成25年度の実績はございませんが、平成24年度で5,005キロリットルでございます。平成17年からの調査がありますけれども、年々少しずつではございますが減っている現状でございます。以上です。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) 私は頭悪くて五千何ぼというのはよくわかりませんけれども、車に例えれば1カ月で何回これを回しているのかお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 公営企業理事。
公営企業部門理事(中嶋 勉君) 1カ月当たりというご質問でございますが、平均して1日当たり最低2回、もしくは多いときで3回でございますので、60から70台が1カ月運搬する回数になろうかと思います。
11番(松本光明君) もう一回教えてもらえないでしょうか。1カ月これ何回ぐらい運搬されているのか、車で。
議長(橋本猛一君) 公営企業部門理事。
公営企業部門理事(中嶋 勉君) 1カ月当たり60から70台でございます。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) 1カ月に60台といえば、日にちが30日しかないわけですけれども、それを1日2回という意味ですか。
議長(橋本猛一君) 公営企業部門理事。
公営企業部門理事(中嶋 勉君) 1日当たり2回、多いときで3回、運搬されているみたいで、合計で60から70回、1カ月当たりになろうかと思います。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) どうも私そういうのよりは、普通の運搬がどういう車両、どういう車でそういうふうに2回歩いているのかお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 公営企業部門理事。
公営企業部門理事(中嶋 勉君) 大きいローリーみたいな格好で、10トン車クラスでございますが、午前中に1回、午後から1回、多いときで1日3回往復していると、そういう現状でございます。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) わかりました。後で聞きに行きます。これ以上聞きません。
それから、206ページのさけ稚魚の放流の委託料ってありますけれども、これはどこに委託をしているのかお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) ただいま稚魚の放流ということでご質問いただきました。これは昨日の一般質問にもご案内あったとおり、50万粒ずつ馬門川、それから老部川、そしてまた市柳川の3カ所に放流してございます。以上です。
議長(橋本猛一君) 委託先です。どこに委託しているかと聞いている。
農林水産課長(橋本和夫君) これは委託先、購入先でございまして、奥入瀬鮭鱒増殖協同組合のほうに委託しております。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) 私は先般の、議員の方が放流事業に対しては理解を持って、こういうふうにいいことだなと思ってみんなでそれこそあれをしているんだけれども、ところで私は一番気になるのは、幾ら放流してもサケは4年あれば帰ってくるというのが基本ですので、やはり帰ってくるのは川なわけです。ただやりっ放しでやると、戻ってくる環境づくりが問題でないかなと私は一番いつもこの自分たちの委員会でもこれを言うんだけれども、戻ってくる環境づくりが一番必要でないのかなと、私はそういうふうに思います。
ところで、今、馬門川と言いましたけれども、このほかに漁業振興対策費として定置網には漁協を通じて毎年薬というか、網の泥を落とすという、それが大量な予算化されているわけですけれども、それをやっぱりかけて、あの薬は劇薬ですね、人の手も焼けるような。川でまたそれを洗ってやると、放流した川に。だからその辺も今後そういう川をきれいにしなければならないわけですね。せっかく役場で調整しながらまた川を汚すと。片方、放流しながら戻ってこないような環境もつくっているわけですので、今後、せっかくの機会ですので、そういう共同で作業させるようなプールのようなものをつくって洗って、使った薬を取るような方法をして川をきれいにしたほうがいいと私は思いますので、ただやるだけ、放流、放流じゃなくて戻る環境もやるべきでないのかなと。その点について、今後どのような考えを持つのかお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) ただいま非常にいい提言を受けました。私どもも防汚剤については、ずっと漁業経営の安定化のために補助させていただいているんですが、その後の処理部分までは確認できていませんでした。今後とも定置網とかの漁業経営体のほうと相談しながら、なおかつまた共同のプールがどうなのかという部分についても相談していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) わかりました。
それから、青森県漁協青年部連絡協とありますけれども、これは恐らく県漁連の中にあるあれだと思いますけれども、この同じ名目で女性連絡協議会というものがあるはずですけれども、そういうところに補助はないですか。普通であればこの2つの組織が青年部とか今までの漁協婦人部とかそういうものはあったけれども、やはりこれでやれば片方だけやれば偏り過ぎないのかなという感じを持っていますが、どのような考えをお持ちなのかお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) ただいまのお尋ねの部分は、ちょっと確認しなければわかりませんので、済みません。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) そういう組織がありますので、ひとつきちっと調べて、できるのであれば皆公平になるような補助をしてもらいたいと思います。
それから、給食センターの件ですけれども、250ページ。これについて我々は給食センターのあり方ということは再三、前から質問して、その都度、今後新しくできたならばそういう方向で管理とかこういうものを考えたいという行政側の答弁でありましたけれども、今、給食センターが新しくなるわけですけれども、その点について、今までの答弁したように新しくなったらやはり地元でやれるものを考えるのか、あるいは今までのような方式でやるのかひとつお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 地元の有効な食材を利用して地産地消を高めていきたいと思ってございます。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) やはり今、最後の266ページの学校給食賄、給食業務、食材購入委託と、3点ほどここに予算がこういうふうになっていますけれども、この3点について私は聞いていますので、お伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 教育長。
教育長(松尾拓爾君) ただいまの質問にお答えをいたします。
今、課長のほうから答弁をいたしましたけれども、当然、地元の食材、特産品を子供たちの安全・安心を前提に給食に供給をしていって食べてもらいたいと、こう思っております。
この3点については、給食センターを運営する会社のほうに例えば、米の部分の供給する側とか、他の食材を当然精査しながら、その中で契約する単価をここに記入してお願いをしているところでございます。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) この給食センターが新しくなったものですから、やはり地元でやれるものは地元ということで、お願いをしてこの質問は終わります。
以上をもちまして終わります。
議長(橋本猛一君) 6番、どうぞ。
6番(岡山勝廣君) 230ページの15番かな、工事請負費5,661万8,000円。各項の工事請負費、これの内訳を教えてください。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 泊小学校昇降機とインバータ交換工事及びグラウンド改修工事、尾駮小学校玄関前靴洗い設置工事、あと旧尾駮小学校の石碑の移設工事、あと千歳平小学校車両基地前の舗装工事並びに小学校便所大便器取りかえ工事及び普通教室床タイル改修工事、あと旧倉内小学校講堂屋根及び外壁改修工事を予定してございます。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) 全体ではわかりますけれども、できれば工事費、万単位まででもいいから少し親切に教えていただければ、私のみならず皆さん理解すると思いますが。
千歳平小学校の大便器取りかえ工事、中学校とかは入っていないんですか。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 中学校は中学校のほうの予算でもって26年度も予定してございます。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) トイレについてもうちょっと突っ込んで聞きたいんですが、今学校を見ていますと、千歳平小学校、千歳中学校、それから泊中学校、これが古いですね。何度かトイレについてもいろいろなところで話は出ているかと思うんですが、トイレの改修工事は今回で全部終わるというふうな理解でよろしいでしょうか。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 26年度につきまして、議員おっしゃるとおり千歳平小学校、泊中学校、千歳中学校、全て終わる予定でございます。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) ようやっと皆さんの生活に近づいたかなと。千歳平小学校のことを言わせてもらえば、子供が学校のトイレを使えないで、我慢して家に帰るというのが結構あったように聞こえています。そして、それがようやくなったと。
そんなに大きい金額じゃないんですよね。そんな大したことないんですよ。けれども、なぜか工事が、補修がおくれてきている現状、これはきちっと教育長初め認識してほしいなと、そういうふうに思います。
それからそのほかに、特に小学校も中学校も古いんですが、改修とかいろいろな面での要望・要請はないんでしょうか。
議長(橋本猛一君) 教育長。
教育長(松尾拓爾君) ただいまの質問にお答えをします。
今、岡山議員おっしゃったように、かなり古くはなっております。私の手元の資料によりますと、千歳平小学校は37年たっております。泊中学校は39年、千歳中学校は47年たっているという資料、ここに記入しておりますが、この前、村長のふれあいトークでも千歳平小学校、千歳中学校の学区の学校の問題が意見が出まして、私のほうにもその検討をするように指示をいただいて、ついこの前、千歳平の自治会、この小中学校の学区の自治会、町内会の会長さん、両校のPTAの関係者、学校の校長先生、教頭先生、それから母親委員会等にもご案内を差し上げて、千歳中学校で議論をしていただきました。結論はすぐ出るわけではございませんが、それぞれの地域でどういう考えがまとまるのか、どういう考えの方向性が出るのか、それを今お願いをして慎重に見きわめながらそれぞれの立場で懇談会なり協議会なりを立ち上げて、これから進めていきたいと、このように考えております。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) 結構たっていますね、37年、47年、39年。結構使い勝手が悪いと思うんですね。
私さっき質問したのは、トイレの改修でほぼもういいんですかと、そのほかに要望ありませんかと聞いたんですね。学務課長、情報は入っていませんか。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 千歳平の周りのフェンスの改修とか、さまざまいろいろ見ています。それで一応今年度、その辺を含めて調査設計する予定ございます。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) 私、建物の話を聞いているつもりなんですよ。フェンスじゃない。毎日毎日子供たちが今のあの環境で本当にいいのか。その辺の環境をちゃんと把握しているのか。だから、ないならないでいいですよ。トイレやったことによって全部満足ですというんであれば問題ないですよ。そういう状況なんでしょうか、そうじゃないのか、どちらでしょう。担当課長のほうがいいと思います。
議長(橋本猛一君) 学務課長。
学務課長(福岡 剛君) 学校の建物等、老朽化している状況、あるいは雨漏り等とか、いろいろ意見は聞いてございます。一応それに対して対応するように検討してございます。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) 今言った、ここにいっぱいあると思いますけれども、何年前から聞いています。教育長になってから何年になりますか。その間、今のような話は聞いたことありませんか、ありましたか、どちらです。
議長(橋本猛一君) 教育長。
教育長(松尾拓爾君) 私、教育長になってから今度8年目になります。
千歳平小学校の学校のふぐあい、それぞれその年度、その月によっていろいろ要望がなされてきます。
教育委員会といたしましても調査をしながら、子供たちに安全・安心な学校で教育ができるように全力を挙げて予算措置も工事も進めております。
一例を挙げますと、赤い水が出て子供たちが飲めないというようなときに、学校のほうに業者を派遣したり学務課のほうで調査に行ったり、学校側といろいろ対応を協議して、早急にその水がどういう原因なのか、原因を究明しながらすぐ改善をして子供たちが安心して飲めるような水にするとか、雨漏りの部分についても今課長が話したように、教育委員会としては子供たちの教育環境をサポートするように全力で取り組んでおるところでございます。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) 今の赤い水って、間違いなくさびだと思うんですね。けれども、そういう状況は当然予測されるわけです、これだけ時間たっているんだから。一番出てきたのがトイレ、それやりましたと。そのほかいろいろありますが、これから対応しますと。何年同じ議論してきていると思いますか。今言ってもほとんど手元にないわけだよ、こういった要望が来ていますというのは。例えば言い方を変えれば、要望、これだけ来ていますと、こういうふうに対応する予定ですと。ことしはできません、来年ですと、3年後ですと、それもいいかもしれません。でも、それでずっとやってきているんですよ。なぜなのか。課長がかわるか、担当がかわるから、そういうことじゃないと思うんです。環境整備、とっても大事でしょう。前には教職員住宅でもやったことあるんですけれども、何か皆さん、人ごとにとっているような感じがするんですね。一番大事でしょう。村長も子育て支援・教育、日本一目指していますよね。けれども、現場の人たちが村長の理念を本当に理解して環境整備に努めているのか。お金かければ確かにできる場合はいっぱいありますよ。村費でもって先生も来てもらってと、さまざまやっていますが、実際に環境整備が全くなっていないと思うんですよ。もう一回聞きます。これからどうしますか、課長。
議長(橋本猛一君) 教育長。
教育長(松尾拓爾君) ただいまの質問にお答えします。
学校の経営については、校長先生が管理監督をしていますので、その下で教頭先生が学校の施設等々を毎日巡回しながら、管理しながら子供たちのために日々見回りもしています。その都度ふぐあいがあれば教育委員会のほうに報告を上げて、教育委員会はその改善のために全力でこれからもしていくつもりでございます。ご理解を賜りたいと思います。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) わかりました。学校のほうから上がってきたものについては対応をしていると。ということは、要望は満たされているという理解でよろしいですか。
議長(橋本猛一君) 教育長。
教育長(松尾拓爾君) 完全にそれが満たされているということではなくて、やっぱり業者の判断だとか、それから教育委員会のほうでできるだけ学校の子供たちに、ふぐあいを安全・安心のために努力をしているという部分でこれからも続けていきたいと、このように考えております。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) 教育長の姿勢は理解します。
じゃ、課長か次長に聞きます。そういった要望が来たときに、実際に現場に足を運んで確認していますでしょうか。
議長(橋本猛一君) 次長と課長は1人ずつ順次しゃべってください。教育次長のほうから。
教育次長(相内 豊君) 私は、課長ほど回数は行っておりませんけれども、千歳平小学校に関しては二度ほど現場を見させていただきました。
それと、先ほど課長からちょっと説明が足りないところがありまして、修繕料とか工事請負費の概算で財政課長のほうから150万とか300万いただいております。何かあったときのための工事費・修繕費です。これはほとんど平成25年度も、昨年の平成24年度も、50%前後は千歳平、千歳中学校のほうの修繕工事に使用させていただいております。以上です。
議長(橋本猛一君) 課長。
学務課長(福岡 剛君) 私のほうも学校のほうに出向いてございます。次長もおっしゃるとおり、次長も行ったり教育長も行ったりしてございます。
議長(橋本猛一君) 6番。
6番(岡山勝廣君) わかりました。それでは予備費をとっているのが千歳平小学校、中学校ほぼ使っているということはそれだけ状況が悪いということなんですね。だから継ぎはぎでやっていくのか、抜本的に直すのか。例えばこれから新築するのか、全面改修するのかは別としても、今現在の状況が完全に近い状況でなければ子供たちはつらい思いをしているわけだ。例えば3年後に建てますと、それまでに我慢せいということは言えないと思うんですね。学校がこれだけ時間たっておるので、どうするかというと、地域の人たちが今議論しているということなので、それは議論の末を見守った上で次の計画を立てるかと思うんですが、もう一回お願いしておきます。この問題は、私6月にもう一度一般質問という形で取り上げたいと思いますので、まず現状に満足して僕はいないと思う。けれども、その状況を担当課長含めて皆さんがちゃんと理解しているかどうか、真剣に、もしくは深刻に受けとめているかどうか。トイレ、時間かかりましたよ。何年たったんですか。やっとですよ。ですから、どっちかというと予算の大きいほうには目が行くんですが、快適な環境をつくるのに100万単位でできるんですよ。皆さん理解すると思います。ですから、もうちょっと現場のほうに足を運んで、千歳のみならず、泊もそうですけれども、現状をよく把握した上で、時間あります、6月までは。言われる前に提案していただければなと思います。
そんなわけで、皆さんに最後にお願いしますが、とにかくまず現場百遍だと思います。上がってくるのを待っているのじゃなく、まずどの課でも現場に行くべきだと思います。特に六ヶ所村の将来を担う子供たちの環境、教育環境、これについてはもっと今以上に真剣に捉えていただきたいとお願いして終わります。
議長(橋本猛一君) 8番。
8番(小泉 勉君) 自分がしゃべるのを6番がみんなしゃべったみたいなんだけれども、関連した経緯がございますけれども、教育長が8年になったと。
実を申しまして副会長が地元にいるわけで、私、校長室から役場のほうに電話をかけた経緯がございます。今すぐ来い、今現状を見ろと。今、小学校でどのような先生方が陳情を出して、写真を出して、泣いているか、来て調べろと言ったら校長先生が、あそこに来て3年になるけれども一向に取り上げてくれない。それじゃだめだべと、現地に課長来いと俺が呼んだ経緯がございます。
正直言って時間がかかり過ぎるんですよ。検討しています、検討しています。検討というのは二色ありますよ。やらないのも検討ですよ。予算なければやらないんですよ。そんなものじゃないんです。やるかやらないかの2つに1つなんですよ。私また4月に来て、今卒業して、入学式に来ますよ。あのドアなんか、玄関の入り口、タイルはげているの見ていますか。我慢させるのも程度があるんですよ。自分たちの子供や孫たちがいる中で、これは事が大きくなれば大変な問題になるよ。俺はしゃべりたくないつもりで、本当は去年も副村長にもお願いして、村長にもお願いしたんですが、今話を聞いていればしゃべらざるを得なくなって、今そういうボタンを押したんですが、教育長が常時、書類見ながらやって、校長先生が学校の先生の、校長ですから話を聞いてやりますというと。あなたは8年やって、校長が3人来ても一向に進んでいないということで、去年の赤水とか泥水、トイレの問題もやらせたんですよ、正直言って。
その前の課長もお願いして、前の学校にある木を植えるのもいいけれども、先生方、邪魔だったら切ってもよいと。女の先生方、脚立に上って切れますか。そのつもりで役場に電話したんですよ。毛虫が出て怖い。何の環境も整っていないでばな。それをやっていましたって、やっていると言えるの、正直言って。俺は腹くそ悪くなって、言葉悪いけれども、校長先生にもこう言ったことあるよ。本当にやっているかやっていないか校長先生出せと、しゃべろと俺しゃべったこともあるよ。それだけ校長先生たちが泣いているんですよ、一向にやってくれない。「徐々にやっています」って何を改善したの。おれは地元にいて学校にいっているけれども、今の課長、正直言って課長も呼んだことありました。課長、来いって。これはだめだと。何年たっているの、小さいものに。小さいものやれないのに大きいものやれるわけないと、俺そう思っているんだけれども、やる気があればやるべけど、もう少しさ、人づくり一つずつ考えても、俺は決断出てくるんじゃないかなとそう思うのよ。何もやっていないてばな。卒業式来れば入学式来るべや。
中学校だってそうですよ。この前、村長も卒業式に来たけれども、冷蔵庫の中で卒業式しているのと一緒だよ。もう少し自分の本当にそういった流れの、これやっていないとは言えないんですが、やっていることはいいんだけれども、目に見えるやり方をしてほしいと、私はそう思っていますよ。そうでなかったら、もう一回あそこで説明する、小学校の校長室で話をしてもいいと思っていますから。校長先生が写真つけて文書を出したのも全部とっていますから。これ何年から書いて、何やってくれたの。だから6番議員と同じで、時間がかかり過ぎると。かけていいものと即やらなければならないものがあるんですよ。その辺で議長、かみ合わさったから、強く要望して終わります。課長、地元だから、特別頼むぞ。
議長(橋本猛一君) 次に5番。
5番(高橋文雄君) 質問の前に議長にお願いがあります。実はきのうの一般質問で私の数字に誤りがありましたので、訂正させていただきます。
回帰率の件で、私「0.8%」というところを「8%」と言いましたので、訂正しておわびを申し上げます。
議長(橋本猛一君) 8%でいいんでないの。
5番(高橋文雄君) 0.8で、私は調査した中でそういうふうに記憶しております。
議長(橋本猛一君) わかりました。
5番(高橋文雄君) 申しわけございません。
それでは、質問に入らせていただきます。
202ページの6款の1項目の4番、これは有機堆肥センターの委託料なんですが、実は私、昨年度もこの件について質問しました。村長の趣旨説明にもあるとおり、3年目を迎えまして、1年目、2年目、去年の答弁では、今年度限りというふうな形で私記憶していましたけれども、去年よりは200万ちょっと少ないんですが、また1,000万というふうな指定管理料を計上しております。もう事業が成り立たなければこれはやむを得ないことだと思うんですが、指定管理料の件について担当者からお聞きしますけれども、この指定管理委託は公募によらないでやっていると思っていました。基本的に事業ができる施設については公募でやると。施設の管理だけであれば公募によらないで行政が決めるというふうに私は区分けしているものだなというふうに記憶していました。そういう状況でございますので、この件について公募をしない理由をお聞きしたいと思います。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) ただいま有機堆肥センターの運営についてお尋ねがありました。
確かに村で指定した公の施設ということで管理委託しております。平成26年度末で1回目の5年間が終了することになっております。その後はまた26年度中にどういう方向に行くかという部分で考えておりますが、そしてまた業務、指定管理の委託料のことなんですが、恐らく開設当初は家畜堆肥舎の関係と衛生とを合わせた形で堆肥を処分していくようなお話と、それから売ったお金でとんとんでやっていければいいなというような、そういう目標があったように聞いております。現在は当初よりは大分委託料は減っております。そしてまた、今年度、平成25年度末、今月の末で1年過ぎるわけなんですが、その中では大体経費も切り詰め、そしてまた販売量も多くなっている関係で500万ぐらいの管理料で終了する見込みでございます。
なおまた、他町村の堆肥センター、例えば東北町の堆肥センター、それから東通にもあるんですが、販売金額の部分でどうしても東北町の堆肥は単価が六ヶ所より高いので、農家の方々が二の足を踏むというようなお話も聞いております。
ちなみに参考までに「ともぞう」という堆肥が4,500円、それから「土作」というバーク入りの堆肥が4,000円と聞いております。せんだっての野菜共進会でも農家の方からそういうご意見は出ましたが、村のほうとしては今税抜きで3,000円で提供しておる中、先ほどの補助も半分入れておりますので、よろしくお願いします。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) そうすれば、当初見ていた1,200万から大体今年度は600万から700万戻るというふうな解釈でよろしいわけですね。わかりました。
そうすれば、26年度の予算についてもさらに控除して少なくなるんだと、あくまでも概算だというふうに理解しておきたいというふうに思います。
それから、208ページの7款の1項の1目でございます。
村の新規学校卒業者の支援金といいますか、これについてはもう長年やってきておりました。村長も趣旨説明の中で徹底してこれについては充実していこうというふうな重大な項目になっております。昨年度の予算を見ますと、昨年度も同じなんですね、240万、今年度も240万。これは大いに新規学卒者が六ヶ所に来るというふうなことは非常にありがたいんですが、そこで村内に脈々といる、村内の経営者がやっている会社にこの240万のうちのどのくらいのものが出ているのか。極端な話をしますと、六ヶ所には全国で一番大きい日本原燃という会社もあるわけでございまして、日本原燃にもこの補助が、新規学卒募集しているわけですから、行っていると思うので、その明細についてお伺いします。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) お答えいたします。
事業の要件というのがございまして、従業員が300人以下ということが決まっております。ご存じのとおり日本原燃はそれ以上でありますので、行っていません。
村内の25年度の実績で7名。どちらも地元の企業に新規学卒者が入っているということになっています。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 当然地元の企業なんですが、その中身のことをお伺いしているんですが、仕事の関係で他町村から法人として来ている人たちがたくさんいるわけですよね。その区分けのことをお聞きしたいんですけれども。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) お答えします。
新規学卒者の要件ですけれども、まず六ヶ所高校を終わった子供、それから村内に住民登録がある子供の新規学卒になります。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 私、この中身を知らないで大変失礼いたしました。村内、六ヶ所高校の卒業生のみというふうに理解していいわけですか。
議長(橋本猛一君) いや、そうでないべ。
商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) 済みません、言い方がちょっと間違いましたけれども、まず六ヶ所の企業のことですけれども、村内の企業さんに就職しているということがまず1点。それから村内に住民登録はないけれども、六ヶ所高校を卒業している子供だと。
議長(橋本猛一君) 5番、後で聞いてください。
5番(高橋文雄君) はい、後で聞きます。それはじゃ、後で聞いてみたいというふうに思います。
あと次は同じ7款なんですが、ショッピングセンターの改修費の補助金、これは昨年度といいますか25年度も予算を計上してあったと思うんです。ショッピングモールへ行きますと、確かに非常に外観も変わりましてリニューアルといいますか、そういうふうな状況になって、中も変わったというふうに思っていますけれども、1つ気になるのは、どんどん中に入る企業が少なくなっているというふうなことが非常に気になる。
そこで片やスーパーのマエダさんですか、マエダさんについてはどんどんスペースを広げて、これは非常にいいことだというふうに思うんですが、この改修費の中で私感じたのは、外周も全部マエダスーパーのカラーになったような気がするんですね。六ヶ所のショッピングモールだというふうに思うと、マエダさんに貸しているといいますか、利用されている部分についてはマエダカラーでもいいと思うんだけれども、例えば食堂があるとかクリーニング屋さんがあるとか、そういう外観までもマエダカラーのような気がするんですが、私の勘違いだかどうかわからないけれども、確認したいと思います。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) マエダカラーというのは、ちょっと私どももあれですけれども、基本的には冷暖房の改修、それから屋根、それから壁も入っていますけれども、そこの補修ということになっていますけれども、そこの色彩についてはリーブのほうが相談して決めていると思います。以上です。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 私がマエダカラーと言ったのが理解してもらえなかったんですけれども、それは確かにリーブのほうでやったんでしょうけれども、皆さん、個人として誰一人も感じなかったのかというふうに思うと私非常に疑問が逆にある。皆さん、常に利用していて、そういうふうに思わないのかなというふうに思うんですよ。六ヶ所の施設なんだというふうな認識があるとすれば、何か私は違和感を覚えるというふうに思いましたので、その辺も後で確認していただきたいというふうに思います。
それから……
議長(橋本猛一君) 昼ですよ。まだ続けますか。
5番(高橋文雄君) 済みません。じゃ、もう一つでやめます。
議長(橋本猛一君) はい、どうぞ。
5番(高橋文雄君) 210ページの8款の3項1目です。これは河川費なんですけれども、先ほど松本議員も話をしましたけれども、きのう私質問しましたけれども、河川がきれいでないとどうしてもサケも遡上しないというふうな中で、今までも結構老部川、二又川、いろいろな川について予算を計上して改修してきてもらっています。
ところが、予算の計上の仕方といいますか、これは当然河川だけに使えるわけではないものですからそうだと思うんですが、工事の区間が非常に短く、予算の関係で設定される。しゅんせつをしたとかいろいろやるんですが、どんどん進んでいく中で、3年、4年たつと、お金をかけてしゅんせつしたところがまた埋まってしまうという繰り返しなんですね。特に老部川の場合は水源というんですか、あれが非常に長いというふうな中で土石流とかそういうふうなのが多いものですから、せっかく工事をしてもまたもとへ戻って雑木林が生えるというふうな状況の繰り返しなんですね。
これは平成15年でしたか、当時の六ヶ所の計画の中で老部川の河川改修を大々的にやろうというふうな計画もあったみたいですけれども、それがなされないでこういうふうにして来ているわけですけれども、今後、少しばかりの予算でやっていってもすぐもとへ戻ってしまうという状況の中で、もう少し具体的な河川計画というふうなものを計画できないものかどうか、課長のほうからお聞きしたいと思います。
議長(橋本猛一君) 建設課長。
建設課長(佐々木昭光君) お答え申し上げます。
議員おっしゃるとおり、平成15年にいわゆる河川公園あるいは漁業振興、いわゆる魚の遡上、あるいは治水機能、こういうふうなものを網羅的に組み合わせた形での調査を実施したという経緯がございます。事業費については、済みません、ここには細かい資料がなくてあれですけれども、私の記憶では9億以上あったのかなというふうなことで、総合的な事業費というふうなことでは9億以上あったというふうに記憶してございます。
そういう中において、村の財政的なもの、あるいは緊急課題的なものというふうなことを総合的に勘案して、その調査そのものが村の長期事業計画に至らなかったというふうな経緯がございます。
また、もちろんこの事業というものの財源として、国あるいは県等の補助金あるいは交付金、こういうふうなものがある程度見込めないと、村としてもなかなか大きい事業として起こせないという実情もございます。
そういう中において、先ほど議員おっしゃるとおり単独費の範囲の中で、少なくとも建設課のほうのサイドとしましては公園だとか、あるいは漁業だとかというふうなものはまずさておいて、地域のここの部分を何とか維持したいということでもって単独費をお願いして、少しずつではありますけれども、しゅんせつだとかそういうふうな事業を実施してまいった経緯はございます。
あと、これからの大規模にやる考え方はないのかというふうなご質問についてでございますけれども、現段階では私どものほうで具体の計画というものを持っているわけではございません。今後、その辺のところもひっくるめて私どもの課、あるいは多分私どものほうの課だけでなくてもう少し範囲を広げた考え方が必要になろうかと思いますけれども、検討させていただきたいと考えてございます。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 最後にします。
今の国、2011年3月の震災で復興資金、莫大な予算を計上しているわけですよね。それがどういうわけか使われないでまた戻るというふうなことの繰り返しの中で、建設事業、農林水産事業なんかの国のホームページを見ますと、いろいろな新規の事業がたくさん網羅されているんですね。それらを見ると、河川の工事がどうだこうだというようなことが何十項目、何百項目って発信されている。これはもうここにヒットすれば確実、すぐ使える事業だというふうに、私常にホームページ見ているんですけれども、それらを見ていくと何か一発当たるんじゃないかと。我々考えているように、ことし当たったとすれば来年度すぐ実行できると、何億も予算が来れるというふうなことの意味合いもあるわけですから、課長、計画には当面ないと言いましたけれども、ぜひ、それらを参考にしながらヒットさせていただきたいとお願いして終わります。
議長(橋本猛一君) 議案第12号の審議の途中でありますが、昼食のため暫時休憩をいたします。時間は1時10分までです。
(休憩)
議長(橋本猛一君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
引き続き議案第12号の質疑を行います。
4番。
4番(木村廣正君) 201ページの農業振興費の関係についてなんですけれども、ながいも運搬用コンテナ購入補助金750万を見ているんですけれども、これは去年も助成していたと思うんですけれども、何カ年計画で、以前にもあったですよね。これ過去に1次、2次とか、新年度も今750万見ているんだけれども、何年になりますでしょうか。その辺ちょっとお知らせ。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) それでは、今スチールコンテナのご質問がございました。
平成16年、18年、こちらのほうは全部で2,000基。それから平成21、22年は500・500で1,000。そしてまた25年に500、今年度入れています。そして26年に500基購入すればやや4,000で充足する予定になっております。
議長(橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) 4,000、4,000、結構な数だとは思うんですけれども、1基当たりキロ数というか、1トン等、ちょっとその辺、勉強不足でわからないんですけれども、4,000基だと何トンぐらいの処理できるというか。
議長(橋本猛一君) 手を挙げなくてもいい。農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) 今入れているのは1基400キログラム入りですので、その4,000基でトン数が出ると思います。
議長(橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) わかりました。
それと、この間の全協のときにフォークリフトの補助等2基あったんですけれども、それは項目、ここは私ちょっとわからないんですけれども、どこに入っているのでしょうか。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) ただいまのご質問ですが、201ページの農業振興対策助成金の860万9,000円の中に入っております。
議長(橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) はい、わかりました。
ちょっと議長、これに関連することなんですけれども、よろしいでしょうか。
議長(橋本猛一君) はい、どうぞ。
4番(木村廣正君) このスチールコンテナ、フォークリフトは4月に供用開始になる公の施設、長芋洗浄施設ですよね。それをゆうき青森に指定管理制度でというお話で、12月定例議会に私が質疑の中でお聞きしたら、六ヶ所村長芋農家を対象とした施設、または今のフォークリフト等もそうだと思うんですけれども、今確認のためにお聞きしているんですけれども、六ヶ所村長芋農家を限定した施設ということでよろしいですか。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) それでは、お答えいたします。
先般12月のときには六ヶ所村だけというようなお答えしました。長芋の生産量を年間で見ますと、どうしても洗浄施設に空きが出ると、そういうような部分が出てまいります。その間につきましては、当然六ヶ所の長芋農家の芋を後回しにすることではなくて、先行させて、その間には村外の芋も受託洗浄させていただきたいと思っております。以上です。
議長(橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) そうすれば、当然広域合併しているから東北町さん、そちらの長芋も来るということの理解ですね。それは了解いたしました。
それでは、もう一つ、議長、続けてよろしいでしょうか。
議長(橋本猛一君) はい。
4番(木村廣正君) 同じく201ページなんですけれども、有機堆肥購入事業の関係で、25年に当初予算で1,601万ほどだったんですけれども、今年度は970万弱なんですけれども、これは差が638万ぐらいあるんですけれども、これは原料が続かないというか、農家さんの購入が少なく見られるからという、その辺どうなんでしょうか。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) ただいまの土づくり有機堆肥購入事業の助成金が25年度に比較して26年度は少なくなっているんではないかということでしたが、フルで村のほうでは出荷しております。恐らく3月、4月、それから10月、11月ぐらいがピークになると思います。
それで、昨年試算したのを精査した結果、補助の金額は972万ぐらいでも間に合うというふうな精査の仕方になりましたので、若干下がりました。
議長(橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) 若干って638万ほど減っているんですけれども、若干でない、率でいくとかなりのあれなんですけれども、結局生産が間に合わないのか、それとも購入者が少ないのかということを私は聞いているんですけれども、原料等は間に合っているんですか、もう一度。
議長(橋本猛一君) 農林水産課長。
農林水産課長(橋本和夫君) 原料のほうはフル稼働で生産しております。ただし、ご存じのとおり一旦ラインを出てから2か月ぐらいの熟成期間も出るので、いい堆肥ができるまでは3カ月ぐらいかかるという部分でございます。
なお、また600万くらい下がったというお話なんですが、数量的には25年度もフルで出していますので、新年度もこの分あれば十分な手当てができるであろうと考えております。以上です。
議長(橋本猛一君) 9番。
9番(木村常紀君) 213ページになります。県河川砂防協会負担金の中にむつ小川原港(尾駮地区)改良事業負担金450万、県単むつ小川原港(尾駮地区)浚渫事業負担金170万、これは尾駮船だまりのことが下のほうで、だと思うんですけれども、170万とっているということですけれども、前にもお話ししたことがありますけれども、170万かけて掘ってやるのもいいんですけれども、掘っても掘っても尾駮船だまりは航路がすぐに埋まってしまう。だから、何回も掘らなければ、もうスクリューが底を突いて壊したり何かしている場面が多々あって、それからマグロが盛んにとれたときでも、干潮になれば船がとてもじゃないけれども大漁の魚を積んできたときに入れないと。そしてむつ小川原港のほうに入ってマグロを運んでくるということ等が何回かあったわけですね。それで鮮度が落ちてしまう。それと、向こうの岸壁は高いので荷揚げするのにも大変だということで、それでも毎年あそこを掘っているんですけれども、とてもじゃないけれども大がかりに一回やらなければ。一回やれば、今のあれですと10年くらいはもつんじゃないかなと。ただ、毎年170万かけて、あるいは一千何百万もかけているのかもわかりませんけれども、毎年毎年とにかく掘らなければだめだということで、一回何とか全面的に掘ってもらえるようにしていただきたいということで、私と副村長でしたか、県のほうに行って部長さんに会って直接お話をしたこともあるんですけれども、いまだにまだそれをやっていない。
そして、私一番残念なのが、尾駮の老部川のところにあったふ化場が、県のほうの指導でもって、1万尾ぐらいのふ化放流じゃ効果がないということで廃止されたんですよね。そのときに、私はこれではだめだということでサケの稚魚を海中飼育、それを試みて、県が反対しているのを私は振り切ってやりました。そのときは村の理解をいただいて助成をしていただき、そして県からは一銭ももちろんもらうこともできませんでした。むしろ逆に「やめろ」とかひどいことを言われたこともありました。
そういうことで、何とかサケの稚魚のあれを港湾の中で今やっているんですけれども、たった1基ですね。ですから前は4基、50万、50万、50万、50万の200万尾やったこともあるんですけれども、そういうことで何かやらないと。やるためにはあそこを掘ってもらわないとだめだと。港湾の中だと遡上のあれが全然見えないんですよね。尾駮沼が流れてきていますから、水のにおいをかいで尾駮沼にかなり量のサケが上がったことがあるんですよ。ここ最近、漁師さんの方は、尾駮沼で結構とっている方もいますけれども、本当はとられないんですけれども、狩り網を刺しているんだって、カレイにかかったから持ってきたなんて言ってやっているんですけれども、前よりは少なくなりました。ですから、これも残念なことに港湾の中での海中飼育を余儀なくされているために遡上率が悪くなったんじゃないかなと、このように思うわけなんですけれども、そこで、むつ小川原港の170万というのを何とかもっと多く上げて、そして県のほうに全面的に掘ってもらうようなことはどうなんでしょうか。何十年かかって、もう20年ですね、掘ってください、掘ってくださいということで話をしていますけれども、一向に進まないということはどういうことなのか。村長、その辺ひとつ答弁。
議長(橋本猛一君) 副村長。
副村長(戸田 衛君) 今のむつ小川原港尾駮船だまりの関係なんですが、たしか前組合長さんのときには県のほうに何回も要望した経緯がございまして、そのときも財源的なことで大がかりにやるとなるとなかなか財源確保も難しいということも私どもは県のほうから伺っておりますが、じゃそのために臨時的にどうすればいいのかということで1,000万強の予算の中で県は出しますが、村としても2割、3割分の負担をお願いしたいという経緯があって、現在はこのような事業等々を実施していることはご承知のことと思いますが、今、湾内のほうにサケの海中飼育がありますので、これと村がこれから海中飼育のサケの稚魚を増大して、施設もまた整備するということの理由づけをして、今度は前の船だまりの入り口のところを大がかりに掘削するように強くお願いしてまいりたいと考えておりますので、その点ご理解願いたいと思っております。
議長(橋本猛一君) 9番。
9番(木村常紀君) ぜひそういうふうに、もう遅々として進まないわけですので、これは早急にそういう対策をしていただき、県のほうにも足を運んでいただいて早くやっていただきたいなと。
ということは、サケの稚魚のことで5番議員の高橋さんも言いましたけれども、普通、ふ化放流事業でやりますと0.7から0.8、回帰率がですよ。ところが海中飼育の場合は1.0から1.2というような統計も出ているやに私は聞いておりましたので、そういうことで回帰率も大したいいので、できたら前のほうを掘っていただいて、昔のところに戻していただきたいということ。昔はそこでやっていましたので、そういうことでひとつよろしくお願いしたいと思います。
それから、老部川の下のほう、海岸に近いほうに矢板やったり、それから板で間口が変わるんで、河川が流れを変えてしまうので、10年かけてもいいから、頑丈な蛇かごでもって石を入れて何とかとめてほしいと、そういう話をした経緯があって、それで村では、あれは何パックというんですか。こういう大きな袋に砂を入れてやっていたんですけれども、あれだとどうしても破れて砂が出てしまって、流れがまたもとに戻ったりするので、やはり蛇かごでもって、何年かけてもいいから、1個ずつでもいいですから、10メーター単位でもいいですから、できる限り、1キロとは言いませんけれども、河川の途中までやっていただきたいなと、こう思いますので、老部川はサケの遡上率が一番いいところで、稚魚を放流するときも上流のほうに放流して、奥入瀬漁協ですか、そこに頼んでいるということですけれども、そういう指導もしていただいて、道路のすぐ老部川の前にあったようなふ化場のところの辺じゃなくて、ずっと上流のほうから流していただければこれもまた遡上率が上がるんじゃないかなと、このように思いますので、ひとつその辺も含めてお願いします。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) ちょっとだけ。
議長(橋本猛一君) ちょっとごめん、座って。
これも解答するんでしょう、副村長。はい、どうぞ副村長。
副村長(戸田 衛君) 実は老部川の河口付近の土砂の堆積問題、これは先ほどのお話のとおり矢板を工事して、蛇行している河口を防ごうということで今試験的にやってみたんですよ。ただ実態は、やはり1年過ぎたら、私も見てきましたけれども、全然効果ありません、はっきり言って。だからこれも専門家の方々がこういうふうに矢板をして工事をしてみたら蛇行の堆積が防げるんじゃないかという、そういう考え方のもとで工事してまいりましたが、そういうところも、これからあそこの堆積しているところがどう抜本的な解決策があるのか。矢板をしてもだめであれば、また次の方法で。
河口に砂が堆積していると、上流からまた大雨の際とか、次々土砂がまた堆積しますので、現在はそういう状況なんですね。これも専門家の方からどういう工法がいいのか、またさまざま検討を加えて実施したいなと思っておりますし、もちろんサケの上流については、老部川のこれまでの福田さんのほうの放流場については地下水の問題等々の量の問題等々の課題がありますので、ご承知のとおり観音様という老部川の神社、神様のあるところの上流付近はすごい清流が流れておりますから、ああいうところをこれから利用して、とりあえずはそういうふうな試験的な形でさっきの放流事業も実施したらどうかなと。簡易的な一つの考え方ですけれども、そういうふうにして考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(橋本猛一君) 9番。
9番(木村常紀君) 1つで終わります。
やっていただいていることは本当にありがたく思っておりますけれども、何せ自然との戦いでありますので、私もそれなりに聞いてみたら、やはり同じくどこの河川も海岸に面した河川を持っていますので、そういうところではあれが蛇行しないようにするためにやはり蛇かごも必要ですけれども、防水シートというんですか、布みたいなやつで追ってそれで積んでいくとかなんとかという工法があるみたいなんですね。ですから、その辺のところを専門家に聞けば私はわかるのじゃないかなと思うんですよ。
それでまず、老部川のあれは終わりますけれども、ふ化場のことについてですけれども、私、前に久保水道課長のときに、そこに水道があるんですよね、昔、尾駮で使っていた。その水道が今でも出ているんですよ。その水をくんで調べてもらったら、ちょっと鉄分というか何かあるんだけれども、サケの飼育には大丈夫ですという太鼓判をもらって、それで私、尾駮小学校の体育館を何とか残してくれませんかと言った記憶があるんですけれども、みんな解体してしまって残らないので残念だなと思っていましたけれども、その辺も含めて、今後いわゆるサケをふ化をする場合にはそこにいい井戸がありますので、これは絶対太鼓判を押された井戸ですので、ひとつその辺も考えながら、老部川の上流域でなくても構わないと思いますので、今後取り組むときにはまた水質検査なんかもしていただければよろしいかなと、こう思っておりますので、以上、これで終わります。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 先ほど昼休みで急がれたものですから1つ忘れていましたので、改めて一つだけ質問します。
7款の1項目で、戻りますけれども、ここで村工業用水使用支援補助金とありますが、村の工業用水は私はないというふうに記憶していました。これは県の工業用水なのかなと。そうすると、県の事業に対して補助をしているというふうな解釈でよろしいわけですか。それとも第1号議案でこれ減額しているんですよね、34万くらい。とすると使用料で補助しているというふうな解釈なのか、その辺の具体的な事業内容を教えてください。
議長(橋本猛一君) 商工観光課長。
商工観光課長(野坂聖博君) お答えします。
工業用水の支援補助金につきましては、県の事業であります青森県六ヶ所工業用水道を使用した使用料に、1立米当たり税抜きで45円なんですけれども、それの3分の1、補助金が15円補助しております。株式会社ANOVAさんとOLEDさんのほうの実績で支払っているということになります。24年度の実績を25年度に払っているということです。多少多く使う可能性がありますので、その分、予算は多くとっているということです。以上です。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 県は今この工業用水について、存続か廃止かというふうなことの中で、いわゆる
債務負担行為を繰上償還したりして再建に向かっているわけですよね。ところが、県はほとんど六ヶ所村から支援をしていただいているとかいろいろなことを全然言っていないわけですね。なんだかんだと言うと、県は村に対していろいろな支援をしているような話しぶりをしているわけですよ。この実態というのを本当に村が県のほうの要請に応じてやっているのか、それとも使う側からの一方的な要請でやっているのか。その辺について具体的に説明お願いします。
議長(橋本猛一君) 副村長。
副村長(戸田 衛君) この補助金、工業用水の補助金ですが、内容としては県の工業用水の関係のほうに助成しているんじゃないです。企業の方々、一つは液晶産業の企業2社がございますが、現在はそこの企業の方々が工業用水を大量に使用しておりますので、その企業の方々に1年分の実績に基づいた水道料金の3分の1の助成を、限定でございますが、3年間だけ村が支援しようという考え方で県のほうに出していることでございます。これは村の誘致企業という考え方で、工業用水料金が大変高い料金で供給しているものですから、それに対してのこれからのまた企業誘致も兼ねた形で支援している金額でございますので、その点ご理解願いたいと思っています。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 非常に理解はしますよ。理解はしますけれども、納得がいかない。県が考えるべきことじゃないですか、具体的に料金については。県が45円で設定していると。それで高いということであれば、県に村が要請して、県の水道料金を安くするように努力するべきではないのかというふうに私は思うんですよ。これを今話をしたからどうというふうなことはないんですけれども、やはり前向きに考えていってもらいたい。これは県がおのずからきちっと考えて事業をやるべきだ。
それともう一つは、今、
債務負担行為ゼロにしたというふうに県がしていますけれども、今後の運営については地元に任せるような情報も伺ったことがあるんですが、それについての打診は村にあるわけですか。
議長(橋本猛一君) 副村長。
副村長(戸田 衛君) 実は県の工業用水の経営の改善委員会のほうに私も委員のメンバーの一人として参画しております。
内容等々については、やはり県のほうからの委員会の内部で議論は、先ほどお話がありました廃止か継続か、そういう流れ等々がありましたが、結果としてむつ小川原開発の重要なこの一つの工業用水というのは呼び水となる施設であるという考え方から、結論として私どもはこれから継続しますという委員会の報告を出しております。
だからその中で、その結果、県のほうがじゃどこにこれから移行するのかということは、村には今のところ参っておりません。今後今の県議会のほうでの当初予算の審議の過程でこれが済ませれば恐らくどういうふうな方向がいいのか、委員会の報告書の結果を踏まえて経営計画等々はしっかりした形で提示をして、どこの自治体なのか、またそれぞれの企業また団体に依頼するのか、これはこれからの話になりますので、ご理解願いたいと思っております。
議長(橋本猛一君) 5番。
5番(高橋文雄君) 副村長の話は非常に理解します。理解するんですけれども、ちょっと納得がいかないと言えば変ですけれども、わからない部分がある。県はこのクリスタルバレー構想についても実際そうなんですけれども、自分たちが確かにこれは地元のむつ小川原開発、我々の問題です。問題だけれども、県が先導してクリスタルバレー構想を実際やってきた。あらゆる事業が頓挫して、今せっかく新しい企業がそれを何とかしようというふうなことで努力している。そういうふうな状況の中で、県はクリスタルバレー構想、もう完了して、全部事業廃止しているわけですよね。六ヶ所村のことは考えていないはずなんですよ。こういうふうにお荷物になるような工業用水とかそういうのを村から補助をもらっているのを知っているかどうかわからないけれども、そういうふうな補助をもらってまでも事業をしている人たちのことを実際本当に県が考えているのかどうか。そうだとすれば、もっと六ヶ所村のことを県が考えているとすれば、こういう施設が古くなったり何かしているのを何で自分たちが努力してやらないで村に移管しようとか、新しい事業者を見つけようとする考え方をするのかが納得がいかないというようなことを言っているんです。ですから、地元としてもう少し県に対してはっきりとした意見を申し述べる必要があると、私はそういうふうにお願いして終わります。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) せっかくの機会ですので、今9番議員のあれに関連するような形で聞きますけれども、むつ小川原港湾区域内にこの船だまりは位置しているわけですけれども、先般の3・11の津波災害の復旧工事で、八戸の港湾の堆積した土砂をむつ小川原土地、そしてむつ小川原港湾のほうに使用して運んだわけですけれども、その点について、我々もそれを視察に行ってまいりました。そのときに、地元のことも、むつ小川原港もそれこそしゅんせつをするんだということでありましたけれども、その点について、これは予算の関係上、非常に県がつくったもので、財源のほうは漁港でない船だまりがこういうふうな感じになっているんだけれども、そういう観点からやはり港湾区域として少しでも機械でこういうところをしゅんせつしてもらえないものなのかお伺いいたします。
議長(橋本猛一君) 副村長。
副村長(戸田 衛君) 今のお話のしゅんせつというのは、むつ小川原港を指していますか。
11番(松本光明君) はい。港湾区域です。
副村長(戸田 衛君) 港湾区域の中ですね。これはやはりこれからの利活用の問題もあるかと思います。やはりむつ小川原港のこれまで整備している段階で、さまざまな有効活用も図っているという考え方で進んでおりますけれども、今の段階では、港湾区域の中での水深という言葉で簡単に申しますと、それらは輸送船、あるいはよく砂利の運搬船等々があるかと思いますが、それでは足りていると、充足しているというふうに私は伺っておりますが、ただ今後そういうふうな有効利用を図られる段になりますと、しゅんせつというこれからの計画、まだ計画どおりに推進、掘削はしておりませんから、そういうところは出てくるかとは思いますが、そういう感覚でご理解願いたいと思っております。
議長(橋本猛一君) 11番。
11番(松本光明君) せっかくこういうむつ、今こういう産業港とか港湾というか、そういうふうなものをするということにしたのは、我々はまず自分たちで確認することはできなかったけれども、やはり港湾区域であり、また県でつくった防潮堤でもありますし、やはり津波というものは、ただ被害がないから、壊れないから関係ないんだと。国の方針はそういうふうにどこも整備は余りしないわけですけれども、そういう観点から、やはり来ている、要はどこだって堆積をしているわけですね。そういうもののせっかくの機会で、特にこの船だまりはむつ小川原港の港湾区域に位置していますので、ひとつその辺のところをもう一回ぐらいこの辺も船の通り道を、北のほうからも入っているわけですね、南ばかりでない、航路として。そういう観点からその辺もしゅんせつができないのかなという私は感じがするわけですので、その点をもう一回事業とかそういうものをするあれがあるのでないかなという感じがしますけれども、その点はどうですか。
議長(橋本猛一君) 副村長。
副村長(戸田 衛君) 船だまりとの関連で、堆積しているところがあるという考え方、これはもう海底の問題とか私もこれは確認したことはありませんが、そういう関係のこれからの航路の問題とか、さまざまなことについては県のほうにこれから海底についての土砂の堆積はあるよということだけは申し出て、これからしゅんせつに向けたお願いをしてみたいと思っております。
議長(橋本猛一君) 他にありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより採決いたします。
お諮りいたします。
議案第12号平成26年度六ヶ所
村一般会計予算を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号から議案第19号まで一括議題といたします。
順次担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第13号から議案第19号までを一括採決いたします。
お諮りいたします。
議案第13号平成26年度六ヶ所村国民健康保険特別会計予算(事業勘定)、議案第14号平成26年度六ヶ所村後期高齢者医療特別会計予算、議案第15号平成26年度六ヶ所村国民健康保険特別会計予算(
千歳平施設勘定)、議案第16号平成26年度六ヶ所村介護保険特別会計予算(
保険事業勘定)、議案第17号平成26年度六ヶ所村水道事業会計予算、議案第18号平成26年度六ヶ所村農業集落排水事業会計予算、議案第19号平成26年度六ヶ所村下水道事業会計予算、以上7件を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、以上7件は原案のとおり可決されました。
まだ続けますか。
本日の予定の議案審議を終了しました。
ここで皆さんにお諮りをいたします。
明日審議予定の議案第20号から議案第28号までについて、本日の日程に追加して議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、よって、議案第20号から議案第28号までを本日の日程に追加することに決しました。
準備のため2時まで暫時休憩といたします。
(休憩)
議長(橋本猛一君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
追加日程第2、議案審議を行います。
議案第20号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより採決いたします。
お諮りいたします。
議案第20号六ヶ所村財政状況の公表等に関する条例の制定について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号及び議案第22号を一括議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第21号及び議案第22号を一括採決いたします。
お諮りいたします。
議案第21号六ヶ所村課設置条例の一部を改正する条例について、議案第22号六ヶ所村職員の定数条例の一部を改正する条例について、以上2件について原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第23号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第23号六ヶ所村職員の勤務時間、休憩等に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第24号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案24号六ヶ所村職員の修学部分休業及び高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第25号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案25号六ヶ所村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第26号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案26号六ヶ所村短期滞在型宿泊施設の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第27号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案27号六ヶ所村特別会計条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第28号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
議長(橋本猛一君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
議長(橋本猛一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第28号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案28号六ヶ所村都市公園条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
議長(橋本猛一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全て終了しました。
次回会議は明日午前10時に開きます。
本日はこれにて散会いたします。
議事録の顛末を証するためここに署名する。
平成26年 4月 8日
六ヶ所村議会議長 橋 本 猛 一
議事録署名者 橋 本 喜代二
議事録署名者 相 内 宏 一
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