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六ヶ所村議会
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2009-03-03
>
平成21年 第1回定例会(第1号) 名簿 2009年03月03日
平成21年 第1回定例会(第1号) 本文 2009年03月03日
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令和2年 第2回定例会(第1号) 本文 2020年06月05日
平成18年 第1回定例会(第4号) 名簿 2006年03月10日
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六ヶ所村議会 2009-03-03
平成21年 第1回定例会(第1号) 本文 2009年03月03日
取得元:
六ヶ所村議会公式サイト
最終取得日: 2021-04-28
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 議長(
三角武男
君) おはようございます。 これより平成21年第1回六ヶ所
村議会定例会
を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程第1、
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、会議規則第119条の規定により、議長において6番
岡山勝廣議員
、17番
相内宏一議員
を指名いたします。 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会
の会期は、本日から3月13日までの11日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 議長(
三角武男
君) ご異議なしと認めます。よって、会期は11日間と決定いたしました。 この際、私から報告をいたします。
監査委員
から
例月出納検査
の報告がありました。報告書は事務局に備えつけてありますので、閲覧してください。 議長の
出席行事一覧
は、お手元に配付のとおりですので、ご了承を願います。 日程第3、
今期定例会
の提出案件、報告1件、議案35件を一括上程いたします。 村長より
提案理由
の説明を求めます。村長。 村長(古川健治君) おはようございます。 それでは、
提案理由
のご説明を申し上げます。 本日ここに、平成21年第1回六ヶ所
村議会定例会
を招集いたしましたところ、
議員各位
には何かとご多用中にもかかわらずご出席を賜り、心から感謝を申し上げます。 平成21年度当初予算をはじめとする諸議案を提出にあたり、その概要をご説明申し上げますとともに、主要な施策について所信の一端を申し述べ、
議員各位
並びに村民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 本村は、明治22年4月1日の
町村制施行
によって六ヶ所村となってから、村を愛する多くの人々の英知に支えられ、幾多の歴史を刻み、本年120周年という意義深い節目を迎えます。その歴史は村民憲章に示すように、恵まれた自然とたゆみない努力を続けてまいりました祖先の心を受け継ぎ、郷土がますます発展することを願い、多くの先人が「豊かなで潤いのある住みよい六ヶ所村構築」のために汗した千辛万苦の歴史でもありました。 村章の「躍進・発展・調和」に思いをいたすとき「明日は今日の先に、明日の先には未来があり、足元の道は未来に開かれている。」という確信の下、私は、豊かな未来を拓くために、より一層充実した
住民自治
の確立を目指し、村民の幸福と村の発展のため、村民の参加と協力を得ながら先頭に立って全力を傾注してまいる決意であります。
今日、百年に一度とも言われる金融危機に端を発した市場の混乱は、信用収縮を通じて
実態経済
に悪影響を及ぼし、世界的な景気後退により、我が国でも輸出や生産が減少、消費も落ち込み、雇用情勢が厳しさを増すなど景気の急速な悪化が続いております。 さらには、
地域経済
にも影響が及び、本村の
基幹産業
である第一次産業をはじめ、他の産業も厳しい状況となってきており、業績の悪化や雇用不安など
村民生活
に暗い影を落としています。 こうした情勢から昨年9月発足した麻生内閣において、厳しい
財政状況
のもと、「当面は
景気対策
、中期的に
財政再建
、中長期的には、改革による
経済成長
」の3段階で、「生活者」「
中小企業
」「地方」の三つに重点を置き、「
生活防衛
のための大胆な
実行予算
」と呼んだ平成21年度予算の早期成立を図り、速やかな実施を望むところであります。 初めに、
村政運営
の基本的な考え方について申し上げます。 私の使命は、山積している村政の
重要課題解決
について、それぞれの目的に沿って、一定の方向づけと
基盤整備
に努め、村民の幸福と村の発展につなげていく仕事を不退転の決意をもって計画的に進めていくことであり、その推進のために、第一に「安全・安心なくして村の発展なし」、第2に「教育と福祉の充実なくして村の発展なし」、第3に「協和の精神なくして村の発展なし」を
基本理念
として、豊かな郷土を次世代へ引き継ぐため、未来を拓く教育・福祉と科学のまちの実現に向けて、公正・公平かつ誠実に村政の執行に努めてまいります。 次に、主要施策について順次ご説明申し上げます。 はじめに、
原子燃料サイクル事業
の概要について申し上げます。
日本原燃株式会社
再
処理施設
において実施されている
アクティブ試験
は、平成18年3月に開始されてから約3年が経過しました。同施設においては、現在
ガラス溶融炉内天井レンガ
の一部が損傷、
ガラス流下性
の低下及び高
レベル廃液
の漏洩等の事象が発生し、その
原因究明
と
再発防止策
に取組んでいることから、去る1月30日に、本年2月の
竣工予定
を本年8月に変更した旨の報告がありました。 村といたしましては、一連の事象は施設の安全性に影響を及ぼすものではないものの、それに伴う
竣工予定
の変更は、極めて遺憾なことであり、残念なことではありますが、この際、安全で安定した操業に繋げるべく、徹底した
原因究明
と
再発防止
にしっかりと対応していただくよう強く要請したところであります。 いずれにいたしましても
原子燃料サイクル事業
についてはこれまで同様、村民の
安全確保
を第一義に慎重に対処してまいる所存であり、
議員各位
のご理解、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。 次に、
国際核融合エネルギー研究センター
につきましては、
建設工事
が順調に進んでおり、今月末には
管理研究棟
が完成すると伺っております。
国際研究開発
の
拠点づくり
を進める本村にとりまして、第3次六ヶ所村
総合振興計画
に掲げる「世界に夢を与える新たな
研究機関
の
立地促進
」を目指し、
研究開発機能
の集積のためには、海外から優秀な人材の招聘・定着の
基盤整備
が重要であるとの認識のもと、住環境の整備、
研究者子弟
への
教育環境
の整備に取組んでいるところであります。 世界標準のカリキュラムに基づいた教育を行う専用校舎とともに、
国際学校
との交流・連携を通して本村の国際化に向けた
人材育成
、地域の活性化に資するため、本村のみならず青森県の
国際教育
の拠点として、
外国語教育研修機能
を備えた(仮称)
国際教育研修センター
を建設するものであります。 それでは提出議案について、その概要をご説明申し上げ、ご審議の参考に供したいと存じます。 まず、平成21年度当初予算案に係る議案第11号平成21年度六ヶ所
村一般会計予算
から議案第22号平成21年度六ヶ所
村下水道事業会計予算
についてご説明申し上げます。 本村の平成20年度末の
財政状況
は、
財政調整基金
や
減債基金等
の積立金が約87億円、
一般会計地方債残高
約43億円、
財政力指数
は1.77となっております。 しかし、
上下水道等
の
公営企業会計
を加えた
地方債残高
は約115億円余り、平成21年度からの償還が始まる
公共施設
が多くなること、さらに借入額が大幅に増えたことにより、将来の
公債費負担増
を見据えて安定した
財政基盤
を構築してまいりたいと考えております。 歳入の根幹となる村税は、率では49%の約62億5,000万円となり、その主なものは
固定資産税
の約53億5,000万円であり、平成20年度に比べ約6,000万円、率にして1%の減となっております。 なお、本村は
普通交付税
不
交付団体
でありますが、限られた財源を最大限に生かすため、引き続き歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、
予算配分
の重点化・効率化を図らなければならないことを踏まえ、平成21年度の
予算編成
に当たっては、
財政基盤
の確立と公正で透明性の高い
行政運営
を基本として、
行財政改革
をより一層推進しつつ、
重要課題
の早期解決に配慮した「自然が彩る豊かな未来を拓く躍進・発展のまち」を将来像とする第3次六ヶ所村
総合振興計画
を
予算編成
の核に据え、7項目の
重点施策
を掲げ、その具体的な推進に向けて予算を計上し、「未来大開に向けた新たな
出発実行予算
」としたところであります。 その結果、
一般会計予算
の規模は、歳入歳出それぞれ127億5,000万円となりました。これを平成20年度と比較いたしますと、23億6,000万円、22.7%の増となります。 歳入に占める
自主財源
は、約81億8,000万円、割合にいたしますと64.2%、
依存財源
は約45億7,000万円で35.8%であります。 歳入の主なものとして、
自主財源
の中で最も大きな割合を占める村税が約62億5,000万円であり、そのうち
固定資産税
が約53億5,000万円であります。
依存財源
の中で、最も大きな割合を占める
国庫支出金
については、
電源立地地域対策交付金等
の増額により、平成20年度と比較いたしますと約10億円、63.7%の増、
県支出金
は2億8,000万円、40.3%の増を見込んでおります。 この
一般会計
に8
特別会計
約37億7,000万円、
水道事業会計
他2会計約18億1,000万円を加えますと、総額は183億3,000万円となりました。これは平成20年度対比で約20億7,000万円、12.8%の増となるものであります。 次に、平成21年度
予算編成方針
で掲げた7項目の
重点施策
に基づき、その概要をご説明申し上げます。 1点目は、「夢と活力のある
産業づくり
」についてであります。 本村の
基幹産業
であります
農林水産業
を取り巻く情勢は、
輸入自由化
の流れや
産地間競争
の激化等による価格低迷並びに景気の急速な悪化等に伴う消費の落ち込みに加え、肥料、飼料、
燃油等生産資材
の急激な高騰により、さらに厳しさを増している状況となっております。 農業においては、安定した
農業経営
に資するための「千樽
地区用排水路整備事業
」等を実施し、
生産基盤
の強化に努めてまいります。さらには、野菜の
安定生産
と
高品質化
を確保するため、「
ナガイモ搬送用コンテナ購入事業
」や引き続き「
ナガイモ用地暫定利用促進整備事業
」等を実施してまいります。 また、
平沼地区
に
給水施設
を設置するなど、
農家経営
の
安定対策
を講じてまいります。 畜産においては、広大な土地や冷涼な気候を生かして、県内有数の酪農地帯を形成しておりますが、
家畜排せつ物
の
適正管理
と
資源管理型農業推進
のため、「
家畜排せつ物利活用施設整備事業
」に係る
施設建設等
を引き続き実施するとともに、高騰している家畜飼料の
自給率向上対策
として「
畜産担い手育成総合整備事業
」を引き続き実施してまいります。 漁業においては、主力魚種であるイカやサケの漁獲数量の減少傾向が続いている中で、
漁船燃油高騰等
により
漁業経営
はますます厳しさを増していることから、引き続き
漁業振興対策助成事業
やアワビ、ウニの
種苗放流事業
などを実施し、つくり育てる漁業や
資源管理型漁業
の振興を図ってまいります。 次に、商工業の振興につきましては、景気の急速な悪化により、厳しい状況下にある
商業経営者
の活性化を図るため、「
消費拡大助成補助事業
」を実施するとともに、
産業協議会
などの活動に引き続き支援してまいります。また、「
クリスタルバレイ構想
」の実現に向けた、
誘致企業
に対する
補助金制度
や
貸付金制度
、税制上の優遇措置を一体的に活用するなど、国、県及び
関係機関
との連携を密にし、積極的な
企業誘致
に取組んでまいります。
観光振興
では、
各種観光宣伝
及び
情報収集
に係る諸事業を実施するとともに、地域の
エネルギー関連施設
を活用した
エネルギーパーク整備計画
の実現を目指し、集客力の向上を図ってまいりたいと考えております。 また、
関係団体
と協力して
イベント等
を開催し、観光客の誘致に努めてまいります。 2点目は、「個性あふれる人・
文化づくり
」についてであります。 本村の輝く未来に欠くことのできないものは、
人材育成
であります。村民一人一人の個性が尊重され、豊かな心と創造力に加えて広い
国際感覚
を備えた魅力ある人間性を培い、明日の
地域社会
を担う人材の育成に努めてまいります。
学校教育
の充実では、子供一人一人の確かな学力の定着や個性に応じた教育を推進し、生きる力と思いやりを育む教育の充実に努めるため、
学校臨時助手配置事業
、夢をはぐくむ
教育推進事業
、環境・
エネルギー教育推進事業
及び
小・中学生海外体験学習事業
を引き続き実施するほか、新年度から
県費負担教員
と同様の指導ができる
村費負担教員
の配置。また
学校支援員配置事業
により、
児童生徒
に対するきめ細やかな学習、
生活支援
を行ってまいります。
学習指導要領
の改訂に伴い、新年度から一部前倒し実施される
理数教育等
に対応するとともに、
京都インターナショナルスクール青森キャンパス
との一層の交流連携を進め、村の置かれた国際的な状況を踏まえた
英語教育
の充実を図りたいと考えております。 とりわけ低迷する
児童生徒
の学力については、現状を踏まえ、
学力向上
を最
重要課題
と位置づけ、
教育委員会
に
教育政策室
を設置、
指導主事
を配置し、
学力向上施策
の推進並びに教職員へ指導、助言等を実施しておりますが、新年度は新たに
教育委員会
が2月に策定した「六ヶ所
村学力向上アクションプラン
2009」に基づいた施策を実施いたします。具体的には
学力向上モデル校
の指定によって、電子黒板などの
ICT教育機材
を導入し、
児童生徒
の
授業環境
や
指導方法
の充実を図り、
学力向上
に努めてまいります。 また、小学生を対象にした漢字検定や中学生を対象とした
英語検定
など
各種検定
への助成を充実させ、
学習意欲
の向上や確かな知識の習得などを図ってまいりたいと考えております。
児童生徒
の自学習慣の確立のためには、学校のみならず家庭等での学習時間の確保、
学習意欲
、
競争心等
が必要ですが、このため、昨年6月末に開講した
村営学習塾
の一層の授業内容の向上や教室等の
環境改善
を図り、
児童生徒
の
学力向上
に繋げたいと考えているところであります。
教育環境
を整備し、充実した教育に資するため、
尾駮小学校
の
新築工事
に着手し、平成23年度開校を目指します。また、「泊中学校の
耐震補強工事
」に着手するとともに、
情報教育
を推進するため、児童・生徒及び教職員のパソコンの更新、配置を引き続き実施してまいります。 さらに
適正規模
の
学校整備
、多様な
教育活動
の推進の観点から、
倉内小学校
と
平沼小学校
の統廃合について
地域住民
の理解を得ながら
用地選定
、
関係機関
との所要の準備作業に取組みたいと考えているところであります。
高校教育
の充実については、六ヶ所高校でここ数年入学者が
増化傾向
になることから、維持・存続を図るため、授業料及び交通費の助成、
進学率向上
のため
通信教育放送受信事業
の実施などを引き続き支援してまいります。 生涯学習の充実では、村民が生涯を通じてそれぞれの年代、ライフスタイルに応じ、いつでもどこでも自由に
学習機会
に接することができる生涯
学習社会
を実現する取組みとして、
郷土大学講座
、
ことぶき教室
及び
家庭教育学級等
を開催し、子供から高齢者までさまざまな分野における
学習機会
を提供してまいります。 また泊地区の公民館が老朽化していることから、
地区住民
のふれあい、交流の
拠点施設
となる
温浴施設
を併設した(仮称)六ヶ所村ふれあい
センター
の
新築工事
に着手し、平成22年度開館を目指すとともに、
千歳地区学習等供用センター
の
増改修整備事業
に着手することといたしております。 本村は、平成4年に「
スポーツ
の村」を宣言しております。生涯にわたって
スポーツ
に親しむ環境を整備するとともに、
スポーツ
の振興を図るためには指導者の発掘や
体育関係団体
の強化は必要不可欠であることから、関係者の理解を得ながら
体育関係団体
の
法人化等組織
の強化に取組んでまいります。 なお、昨年に引き続き本年6月に上北郡
総合体育大会
が本村を主会場として開催される予定であり、
スポーツ関係者等
の協力を得て大会を成功に導きたいと考えております。 施設面の整備については、老朽化の著しい
大石総合運動公園
の
木製遊具等
を撤去し、多くの来園者に安全に楽しんでもらえるような
大型遊具
を設置します。また、競技者の安全性を確保するため
サッカー競技等
で
利用頻度
が増している
陸上競技場フィールド
内の
芝張りかえ工事
を実施することとしております。
地域文化
と交流の推進では、郷土の歴史や文化など貴重な資源の保存を継続するため、
老人クラブ
と
子ども会
の
世代間交流
による竹スキー、
凧づくり
などの昔
遊び体験事業等
を引き続き実施いたします。また、郷土の文化、民族等の拠点である郷土館の企画展や展示がえなど、積極的な運用に努め、指導者の発掘や
支援体制
の充実に努めてまいります。 3点目は、「誰もが豊かに暮らせる
健康づくり
」を目指した「福祉」「保健」「医療」についてであります。 高齢者や障害者に対する支援、
生活困窮者
及び
子育て支援
や
健康づくり対策
、さらに
医師確保
を含めた
医療体制
の構築に努めるとともに、制度的な事業に加え、
村単独事業
を継続し展開してまいります。
福祉関係
については、これまでの事業を継続的に実施します。また、
ハード面
では、
老人福祉センター管理棟本体
の
改修工事
の
実施設計
に着手します。
子育て支援策
として、
村単独事業
の
保育料軽減事業
や
新生児家庭支援事業
、
子宝祝い金支給事業
を継続し、
乳幼児等医療費給付事業
は中学生までの入院費に係る費用を村が全額負担し、
子育て世代
の負担の軽減を図ります。また、
ハード面
では、
尾駮保育所
・千歳平保育所の
改築整備計画
を策定し、順次整備を図ってまいります。 障害者については、制度的な事業に加え、
相談支援事業
・
地域生活支援事業
の
提供体制
を整備します。また、障害者の自立につながるよう
プラスチックごみ
の選別作業を委託し、
就労支援
を実施してまいります。
介護保険事業
については、第4期
介護保険事業計画
を策定し、その計画に基づき
介護予防事業
並びに
生きがい活動支援事業
の充実に努めてまいります。 次に、
保健事業
についてであります。 すべての村民が健康で明るく生活できるよう、総合的な
健康増進対策
に取組んでまいります。
健康づくり
として、各種健診の無料化を継続するとともに、
腹部エコー検査
及び
歯周疾患検診
に取組んでまいります。また、
健康づくり
や
メタボリックシンドローム予防
などの
健康学習会
や心の
健康づくり事業
などの充実を図りながら、村民の
健康意識
の高揚に努め、
健康寿命
の延伸を図ります。 母子保健については、小児の
任意インフルエンザ予防接種
や不妊治療の治療費の一部助成を実施し、
経済的負担
の軽減を図ります。また、3歳児健診と就学前健診の間に、村独自の5歳児健診を実施し、幼児の健診の充実を図ってまいります。 次に、医療についてであります。
医療体制
の充実は、安定的な
医師確保
が重要であり、深刻な医師不足は県内のみならず全国的な傾向となっております。 こうした現状を踏まえ、村としても
施設整備
や医師の
労働環境改善
など将来展望に立った対策を早急に講ずる必要があります。 これまで、
医師確保
につきましては、県をはじめ
関係機関等
に要望しておりますが、今後も継続してまいります。 なお、千歳平診療所については、
移転新築工事
を実施してまいります。 また、
尾駮診療所
につきましても、老朽化しており運営等を含めた
移転新築基本計画
を策定いたします。いずれにいたしましても村民が住みなれた地域や家庭で、いつまでも健康で安心して暮らせるような
医療体制
の充実に努めてまいります。 4点目は、「災害の憂いをなくす
安全づくり
」についてであります。 村においては、
自然災害
のみならず、
原子燃料サイクル施設
など、本村の特殊性に応じた総合的な
防災体制
と広域的な
応援体制
の充実を図るとともに、「
地域防災計画
」に基づき
災害発生
時に迅速に対応できるよう、計画的に村民参加型の
防災訓練
を実施するほか、
自主防災組織
の結成及び
活動支援
に努め、地域を自ら守るという
防災意識
の醸成を図るとともに、
防災システム
の拡充や消防団の
組織体制
の充実並びに資機材の整備に努めてまいります。 防犯及び
交通安全対策
について、
関係機関
はもとより、両協会や支会・分会との連携を密にし、
地域ぐるみ
で防犯、
交通安全運動
を積極的に展開してきたところであり、特に平成12年11月以来、村民が一丸となった
交通安全運動
の成果として、去る2月2日に
交通死亡事故
ゼロ3,000日を達成、継続しているところであります。今後とも、村はもとより、
交通安全協会
や
交通安全母
の会などの
関係団体
と連携し、村民一体となり、悲惨な
交通死亡事故
の抑止に努めてまいります。 さらに、
交通弱者
である子供や高齢者を重点とした
交通事故防止対策
のため、通学路などの整備を初め、子供たちや満65歳以上の方々の
交通災害共済掛金
を引き続き、全額村負担することとしております。 5点目は、「大切な自然を守る環境づく」についてであります。 緑と湖沼に恵まれた
自然環境
を生かしながら、潤いのある豊かな
環境づくり
の推進に取組んでまいります。
自然環境
の保全では、
地球環境
の変化に伴う大
規模災害
が顕著になっていることから、海岸、河川、森林等の
保全対策
について、
関係機関
との連携はもちろんのこと、住民の協力をいただきながら、積極的に取組んでまいります。
環境衛生
については、適正なごみの分別と運搬を行い、減量化・
不法投棄
の防止に努め、
一般廃棄物最終処分場
及び
ごみステーション
の計画的な整備を図ってまいります。特に、
廃棄物不法投棄対策
では、
不法投棄監視員
や
関係機関
との連携による
監視体制
を強化するほか「村民一人一人の
不法投棄
をしない、させない、許さない」という
不法投棄防止
の機運を盛り上げる
啓発活動
を引き続き実施してまいります。
環境美化活動
の推進では、引き続き各自治会、団体の協力を得ながら春・秋の
ごみ一掃運動
及び
太平洋沿岸クリーンアップ作戦
を展開してまいります。また、
各種団体
・ボランティアが行う
美化活動
を積極的に支援してまいります。 6点目は、「快適な暮らしを創る
都市づくり
」についてであります。
居住環境
の整備につきましては、平成16年度から
尾駮レイクタウン北側市街地整備事業
に取り組んできたところであり、
教育施設予定地周辺
の宅地分譲が順次行われております。本村における
中心的市街地
の形成並びに定住の促進を図るため、引き続き購入者への土地及び
住宅建築費用
の
助成金交付事業
を実施するとともに、区画道路や公園、
上下水道管布設
などの整備を進めてまいります。 また、
村営住宅
の効率的な供給を推進するため、引き続き
猿子沢団地
の整備や老朽化した住宅の
建て替え等
の整備を進めてまいります。
生活環境
の整備については、快適な
生活環境
を創出する観点から、道路網の果たす役割は極めて大きく、このため引き続き村道の整備に努めてまいります。
高度情報基盤
の充実では、現在の
地上波アナログテレビ放送
が平成23年7月から
地上波放送
の
デジタル化
に移行することから、
高度情報化
に対応した光ファイバーによる
テレビ共同受信設備
の更改や、新たな
防災システム
の構築及び
ブロードバンド環境
を泊地区から順次整えてきたところであり、来年度は
千歳地区
の工事と
尾駮地区
の
実施設計
に着手し、
住民サービス
の向上に努めてまいります。
下水道事業
については、南部処理区のうち
平沼地区
が一部
供用開始
となり、地域の
生活環境
・水環境の保全を担うこととなります。また、
下水道事業等
の
企業会計方式
の導入につきましては、12月議会で
関係条例等
の改正についてご議決いただきましたので、導入に向け手順を踏みスタートすることといたします。
水道事業
につきましては、低廉で安全かつ良質な水の供給を目指し、中志地区の
老朽管更新
の調査設計及び
尾駮地区
の
減圧弁交換
などを実施し、末端の
水質管理
の強化を図ってまいります。 7点目は、「時代に対応した
行政組織づくり
」についてであります。 「最少の経費で最大の効果」を上げることを目途とし、第3次六ヶ所
村行政改革大綱
に基づき
行財政改革
に取組んでいるところであります。 平成21年度の主な取り組みとしては、
自主財源
の
安定確保
を図る観点から、
定員管理
の適正化や
外郭団体
の補助金の
見直し等
、経費節減に努めてまいります。 また、平成21年度から指定管理者制度による2期目の管理がスタートすることとなりますが、施設の設置目的に則した適切な管理が行われるよう努めてまいります。
人材育成
の推進では、職員一人一人の意識改革を一層推進する必要があることから、職員の自発的な大学等における就学を可能とする休業制度の活用や研修の充実を引き続き図ってまいります。 以上が平成21年度の
重点施策
であります。 次に、報告第1号平成20年度六ヶ所村
一般会計
補正予算(第5号)の専決については、
家畜排せつ物利活用施設整備事業
に伴う交付決定による
県支出金
の減額を
財政調整基金
取り崩しによる繰入金での調整と、同事業のうち、平成20年度に実施を予定しておりました(仮称)六ヶ所村堆肥
センター
の建屋基礎工事及び付替え道路工事は、当初予見し得なかった新たな農家戸数の減少や家畜ふん尿処理量の減少などによる計画変更に伴い、その計画変更の諸手続等により年度内での完成が困難になったため、国や県との繰越し承認手続を進め、平成20年12月議会定例会で繰越明許費を設定する必要が生じましたが、事務の手違いによりやむなく平成21年2月2日に専決処分をいたしました。何とぞご理解の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げるものであります。 次に、議案第1号平成20年度六ヶ所村
一般会計
補正予算(第6号)についてご説明いたします。 今回の補正予算案は、最近の景気の悪化に対応した国の補正予算に伴う生活対策費に要する経費を計上する一方、年度末における事業費等の精査による補正など、必要な予算措置を講じたものであります。 まず、歳出の主なものは、総務費に職員の健康診断委託料や
原子燃料サイクル施設
広報・安全対策事業の旅費、地域情報
基盤整備
事業の工事請負費など精査による減額計上であります。 民生費では、国の補正予算で措置された生活者の暮らしの安心を確保する生活対策に伴う定額給付金事業による家計への緊急支援や子育て応援特別手当事業による出産・
子育て支援
の拡充に要する経費を計上するものであります。 衛生費には、ごみ収集委託料など精査による減額を、
農林水産業
費では、原油等価格の急激な高騰に伴う農業や畜産業、水産業に対する緊急対策事業の実績による助成金の減額のほか、
畜産担い手育成総合整備事業
に伴う受益者負担の軽減を図るため、受益者負担分のうち5%を村が負担する財源を措置するものであります。 土木費には、公営住宅等の
改修工事
請負費や
建設工事
請負費など精査による減額と、消防費には、六ヶ所村消防署の人件費の精査による負担金の減額であります。 教育費では、学校臨時助手の追加報酬やスクールバス購入費、第二中学校グラウンド整備事業の工事請負費など、精査による減額であります。 諸支出金には、事業精査等に伴う各
特別会計
への繰出金の減額など、所要の予算措置を講ずるものであります。 以上、歳出予算の主なものにつきましてその概要を申し上げましたが、これに見合う主たる財源といたしましては、歳出との関連において
畜産担い手育成総合整備事業
受益者負担金や
電源立地地域対策交付金等
県補助金、定住促進
特別会計
繰入金、村債などを減額し、定額給付金事業等国庫補助金を計上したほか、村税については、滞納繰越分や現年課税分の追加を計上するとともに、諸事業などの精査による剰余金を
財政調整基金
や施設維持補修基金へ繰り戻し調整を行うものであります。 その結果、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億1,185万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を106億6,487万3,000円とするものであります。 このほか、今回補正する千樽
地区用排水路整備事業
は、年度内の完了が困難なため、あらかじめ繰越明許費を設定するとともに、債務負担行為及び地方債について所要の補正を行うものであります。
次に、議案第2号平成20年度六ヶ所村国民健康保険
特別会計
補正予算(事業勘定第4号)から議案第9号平成20年度六ヶ所村土地区画整理
特別会計
補正予算(第4号)までの
特別会計
補正予算及び議案第10号平成20年度六ヶ所村
水道事業会計
補正予算(第3号)につきましては、年度末による事業費等の精査に伴う所要の予算措置を講ずるものであります。 次に、議案第23号から議案第31号までについては、条例の制定及び一部改正についてであります。 議案第23号六ヶ所村多目的広場条例の制定については、村民の憩いの場として多目的な行事等に利用できる
平沼地区
多目的広場の
供用開始
に伴い、その設置及び管理について定めるものであります。 議案第24号六ヶ所村介護従事者処遇改善臨時特例基金条例及び議案第25号六ヶ所村石油貯蔵施設立地対策等交付金事業基金条例の制定については、国から交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金及び石油貯蔵施設立地対策等交付金を原資とし、それぞれ介護保険料の軽減また公共用施設の整備に要する費用に充てる基金を造成するため、その設置及び管理を定めるものであります。 議案第26号六ヶ所村地域情報基盤施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、光ファイバー網の整備による
平沼地区
の
テレビ共同受信設備
の更改など、地域情報基盤施設の供用区域の拡大に伴い、本条例及び関係条例の所要の改正を行うものであります。 議案第27号六ヶ所村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び議案第28号六ヶ所村職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例については、
村費負担教員
の採用に伴い、
県費負担教員
との給与の均衡を図るため、所要の改正を行うものであります。 議案第29号六ヶ所村ひとり親家庭等医療費給付条例の一部を改正する条例については、青森県ひとり親家庭等医療費助成事業実施要領の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第30号六ヶ所村国民健康保険条例の一部を改正する条例については、健康保険法施行令の改正に伴い、出産育児一時金に加算する額を定めるため、所要の改正を行うものであります。 議案第31号六ヶ所村介護保険条例の一部を改正する条例については、平成21年度から平成23年度までの介護サービス量の伸びや、新たなサービス基盤を整備した場合などを推計した
介護保険事業計画
の策定に伴い、介護保険料率設定期間及び介護保険料率を改めるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第32号不動産の取得については、千歳平診療所の改築に伴う事業用地を取得するものであります。 次に、議案第33号村道路線の認定については、泊地区ふれあい
センター
の進入路として認定するものであります。 次に、議案第34号及び議案第35号は公の施設の指定管理者の指定についてであります。 これは六ヶ所村農山村広場や
平沼地区
多目的広場の指定管理者を指定するものであります。 以上、村政の運営に関する所信を申し述べるとともに、提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、ご質問に応じ、本職はじめ関係者から詳細にご説明申し上げますので、何とぞ慎重にご審議の上、原案どおりご承認及びご議決を賜りますようお願い申し上げます。 なお、本議会定例会会期中に請負契約に関する議案を追加提案いたしたく存じますのでお取り計らい方について、特段のご高配を賜りますようあわせてお願い申し上げ、
提案理由
の説明といたします。 議長(
三角武男
君) 日程第4、陳情については、お手元の請願・陳情等文書表のとおり議員配付といたしました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次回会議は3月11日、午前10時、一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 どうもご苦労さまでした。 議事録の顛末を証するためここに署名する。 平成21年 6月12日 六ヶ所村議会議長 三 角 武 男 議事録署名者 岡 山 勝 廣 議事録署名者 相 内 宏 一 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....
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